JP4081231B2 - 印刷システムおよび印刷方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、Webページを印刷し、当該Webページに含まれるハイパーリンクが示すリンク先の情報を容易に印刷することができる印刷システム、当該印刷システムに用いられるサーバ、および当該印刷システムを用いた情報提供の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータをはじめ、ネットワーク接続可能な装置の高性能化および低価格化に伴い、インターネットのユーザが増加している。インターネットの利用目的は様々であるが、最も多い利用目的の一つとしてWWWブラウザによる情報の収集が挙げられる。
【0003】
ユーザは、WWWブラウザにURLを入力し、またはハイパーリンクをクリックするなどして、WWWサーバにアクセスして所望する情報を取得する。係る情報は、HTMLまたはXMLなどの言語で記述されたハイパーテキストとして提供されることが多い。WWWブラウザは、このハイパーテキストに基づいてWebページを生成して表示面に表示する。
【0004】
しかし、表示面に表示可能な情報量は限られているので、情報量の多いWebページの場合、キーボードなどを操作して画面をスクロールさせて読まなければならない。
【0005】
そこで、従来より、Webページを印刷して読むことが多い。印刷物であれば、机の上に複数枚並べることができるので、読みやすい。また、持ち運んでどこででも読むことができる。ただし、紙資源などの節約の点から、精読したいWebページまたは持ち運びたいWebページだけを印刷することが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、Webページを印刷して読む方法には、次のような煩わしさを生じることがある。
【0007】
例えば、ユーザは、Webページを印刷して印刷物を得た後に、パーソナルコンピュータの電源を切る。この印刷物を読んでいて、その中に参照したいWebページへリンクするハイパーリンクがあることに気付く。このとき、ユーザは、パーソナルコンピュータの電源を入れ、WWWブラウザを起動し、そしてURLを入力するなどして、再度Webページにアクセスしなければならない。WebページのURLが分からない場合は、検索エンジンのあるサイトまたは関連する他のWebページなどにアクセスし、URLを調べなければならない。
【0008】
本発明は、上記のような問題点に鑑み、印刷したWebページに含まれるハイパーリンクが示すリンク先の情報を容易に印刷することができる印刷システム、当該印刷システムに用いられるサーバを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る印刷システムは、ユーザからの印刷要求に基づいてWebページのハイパーテキストを取得する情報取得手段と、前記情報取得手段によって取得されたハイパーテキストに基づいて、印刷データを生成し、生成した印刷データの印刷を行う印刷手段と、前記印刷手段により印刷を行ったWebページの基であるハイパーテキストを解析し、前記ハイパーテキストの中から前記Webページのリンク情報及び、タイトル情報又は見出し情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記リンク情報及び、タイトル情報又は見出し情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された前記タイトル情報又は見出し情報をディスプレイ装置の表示面に出力する出力手段と、前記出力手段により出力されたタイトル情報又は見出し情報が選択され、Webページのリンク情報の中からいずれかが指定されたときに、指定された前記リンク情報が示すリンク先から情報を取得するリンク先情報取得手段と、を有し、前記印刷手段は、前記リンク先情報取得手段により取得した情報に基づいて印刷を行うことを特徴とする印刷システムを有してなる。
【0010】
好ましくは、前記抽出手段は、前記情報取得手段により取得された情報がハイパーテキストであって、その中にハイパーリンクが含まれる場合は、このハイパーテキストについてのリンク先を示すリンク情報及び前記リンク情報についての見出し情報を繰り返して抽出する。
【0011】
さらに好ましくは、前記記憶手段は、前記リンク情報及び見出し情報を記憶してから所定時間が経過した後、前記リンク情報及び見出し情報を削除する。
【0012】
さらに好ましくは、前記記憶手段は、メモリ領域が所定の値を超えた場合、前記リンク情報及び見出し情報を古い順に削除する。
【0013】
本発明に係る印刷方法は、ユーザからの印刷要求に基づいてWebページのハイパーテキストを取得する情報取得ステップと、前記情報取得ステップによって取得されたハイパーテキストに基づいて、印刷データを生成し、生成した印刷データの印刷を行う印刷ステップと、前記印刷ステップにより印刷を行ったWebページの基であるハイパーテキストを解析し、前記ハイパーテキストの中から前記Webページのリンク情報及び、タイトル情報又は見出し情報を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップにより抽出された前記リンク情報及び、タイトル情報又は見出し情報を記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップにより記憶された前記タイトル情報又は見出し情報をディスプレイ装置の表示面に出力する出力ステップと、前記出力ステップにより出力されたタイトル情報又は見出し情報が選択され、Webページのリンク情報の中からいずれかが指定されたときに、指定された前記リンク情報が示すリンク先から情報を取得するリンク先情報取得ステップと、を有し、前記印刷ステップは、前記リンク先情報取得ステップにより取得した情報に基づいて印刷を行うことを特徴とする印刷方法を有してなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る印刷システム1に係る機能的構成を説明する図、図2は印刷システム1における処理の流れを説明するフローチャートである。
【0020】
具体的な実施の形態を説明する前に、本発明に係る印刷システム1の概要について、簡単に説明する。
図1に示すように、印刷システム1は、文書解析部11、リンク情報記憶部12、リンク先出力部13、情報取得部14、および印刷制御部15などの機能を有する。
【0021】
文書解析部11は、Webページを記述するハイパーテキストを解析し、ハイパーテキストの中からWebページのタイトルに関する情報およびハイパーリンクに関する情報を抽出する。
【0022】
リンク情報記憶部12は、文書解析部11によって抽出されたタイトルに関する情報およびハイパーリンクに関する情報を記憶し、管理する。
リンク先出力部13は、リンク情報記憶部12に記憶されているタイトルに関する情報およびハイパーリンクに関する情報をユーザに出力する。例えば、表示面に表示し、または音声によって出力する。
【0023】
情報取得部14は、ユーザからの印刷の要求に基づいて情報DTを取得する。情報DTは、ハイパーテキスト、GIF(Graphics Interchange Format )もしくはJPEG(Joint Photographic Expect Group )などの画像データ、または各種アプリケーション用のバイナリファイルなどである。
【0024】
印刷制御部15は、情報取得部14によって取得された情報DTに基づいて印刷データを生成し、印刷の処理を行う。例えば、情報DTがハイパーテキストの場合、ハイパーテキストに基づいてWebページを生成し、このWebページをプリンタ装置用のページ記述言語で記述される印刷データを生成する。そして、印刷先に印刷データを送って印刷を行い、印刷物が得られる。
【0025】
これらの各機能は、サーバ、プリンタ装置、通信回線、端末装置、またはコンピュータプログラムなどによって実現される。ただし、実施形態ごとに、用いられる装置、機能的構成、または処理方法などが異なるので、詳しくは、後に説明する。
【0026】
次に、印刷システム1における処理について、フローチャートを参照して説明する。
図2に示すように、ユーザからWebページを印刷する旨の命令を受け、印刷を行う(#1)。これと並行してまたは前後して、印刷したWebページの基であるハイパーテキストを解析し、タイトルに関する情報およびハイパーリンクに関する情報を抽出し(#2)、記憶する(#3)。
【0027】
記憶されたこれらの情報をディスプレイ装置の表示面などに出力する(#4)。印刷されたWebページに含まれるハイパーリンクのうちいずれかが指定されると(#5)、そのハイパーリンクのリンク先から情報DTを取得し(#6)、情報DTに基づいて印刷を行う(#7)。
【0028】
情報DTがハイパーテキストであって、その中にハイパーリンクが含まれる場合は(#8でYes)、このハイパーテキストについてハイパーリンクに関する情報などを抽出するために、ステップ#2に戻って処理を繰り返す。
【0029】
このように、印刷システム1は、Webページの印刷時に、Webページに含まれるハイパーリンクに関する情報を記憶しておく。これにより、ユーザは、印刷したWebページの画面を閉じた後であっても、リンク情報記憶部12に記憶されているWebページのタイトルに関する情報またはハイパーリンクに関する情報を呼び出し、印刷物に含まれるハイパーリンクが示すリンク先の情報を簡単に印刷することができる。
【0030】
印刷システム1は、以下に説明する第一の実施形態ないし第三の実施形態のように、様々な形態で具体的に実現される。
〔第一の実施形態〕
図3は第一の実施形態における印刷システム1Aの構成を示す図、図4は第一の実施形態における印刷システム1Aの機能的構成を示す図、図5はWebページ23pを表示する画面HG1の例を示す図である。
【0031】
図3に示すように、印刷システム1Aは、サーバ21、プリンタ装置22、複数の端末装置23、および通信回線24などによって構成される。サーバ21と各端末装置23とは、通信回線24によって接続され、LANが構成される。
【0032】
各端末装置23のユーザは、プリンタ装置22を共用し、印刷を行うごとに席を立ってプリンタ装置22まで印刷物を取りに行く。
サーバ21は、サーバ本体21a、ディスプレイ装置21b、キーボード21c、およびマウス21dなどによって構成され、プリンタ装置22が接続されている。
【0033】
サーバ本体21aは、CPU、RAM、通信制御装置、プリンタ装置22を接続する入出力インタフェース、および磁気ディスク装置などを備える。
磁気ディスク装置には、オペレーティングシステム、プリンタ装置22の制御を行うプリントサーバ用ソフトウェア、およびハイパーテキストなどを端末装置23に配信しまたはCGI(Common Gateway Interface)プログラムの実行などを行うWWWサーバ用ソフトウェアなどのプログラムがインストールされている。これらのプログラムは、必要に応じてRAMにロードされ、CPUによって実行される。
【0034】
また、サーバ本体21aは、ルータおよびファイアーウォールなどを介してインターネット1Wと接続可能であり、印刷システム1Aの外にあるWWWサーバ2Sなどから情報DTを受信することができる。
【0035】
端末装置23は、端末装置本体23a、ディスプレイ装置23b、キーボード23c、およびマウス23dなどによって構成される。
端末装置23として、ネットワーク機能を有するパーソナルコンピュータまたはワークステーションなどが用いられる。端末装置本体23aには、オペレーティングシステムおよびWWWブラウザなどがインストールされており、サーバ21との間でデータの送受信を行うことができる。
【0036】
このような構成によって、印刷システム1Aは、図4に示すような機能的構成が実現される。
図4に示すように、印刷システム1Aは、文書解析部211、リンク情報記憶部212、情報取得部214、印刷制御部215、通信制御部216、リンク先データ生成部217、およびデータ削除部218などの機能をサーバ21に有し、表示部233、通信制御部234、および入力部235などの機能を各端末装置23に有する。
【0037】
文書解析部211、リンク情報記憶部212、情報取得部214、および印刷制御部215は、それぞれ、図1に示す文書解析部11、リンク情報記憶部12、情報取得部14、および印刷制御部15と同様の処理を行う。ただし、文書解析部211、リンク情報記憶部212、および情報取得部214における処理については、後に詳しく説明する。
【0038】
リンク先データ生成部217は、リンク情報記憶部212に記憶されているハイパーリンクに関する情報などに基づいて図13に示すようなハイパーテキストTX2を生成する。データ削除部218は、ハイパーリンクに関する情報などの削除を行う。これらについては、後に詳しく説明する。
【0039】
通信制御部216は、サーバ21とWWWサーバ2Sまたは端末装置23などとの間で行われるデータの送受信の制御を行う。
表示部233は、ハイパーテキストに基づいてWebページを生成し、ディスプレイ装置23bに表示する。例えば、図6に示すハイパーテキストTX1に基づいて図5に示すWebページ23pを生成し、画面HG1に表示する。また、図13に示すようなハイパーテキストTX2に基づいて図12に示すWebページ23sを生成し画面HG2に表示する。
【0040】
入力部235は、ユーザによるキーボード23cまたはマウス23dの操作を認識し、所定の処理を行う。ユーザは、図5に示す画面HG1または図12に示す画面HG2などを見ながらキーボード23cまたはマウス23dを操作して、ディスプレイ装置23bに表示されるWebページを読み、他のWebページにアクセスし、またはプリンタ装置22にWebページの印刷を要求する。
【0041】
例えば、Webページ23pに含まれるハイパーリンクを示す文字列HLをクリックすることによって、リンク先のWWWサーバ2Sに対して情報DTを送信するように要求する。また、Webページ23sに含まれるチェックボックスCBまたは印刷ボタンBN1をクリックすることによって、印刷などの要求を行う。図12および図13については、後に詳しく説明する。
【0042】
通信制御部234は、端末装置23とサーバ21などとの間で行われるデータの送受信の制御を行う。
ここで、文書解析部211およびリンク情報記憶部212で行われる処理について説明する。
【0043】
図6はWebページ23pを生成するためのハイパーテキストTX1を示す図、図7はリンク情報テーブルLKTの構成の例を示す図、図8はハイパーテキストTX1に係る文書ブロックBL1などを説明する図である。
【0044】
文書解析部211は、ハイパーテキストTX1を解析し、ハイパーテキストTX1の中からタイトルに関する情報およびハイパーリンクに関する情報を抽出する。
【0045】
図6において、ハイパーテキストTX1は、HTMLで記述されている。
タグ「<title>」およびタグ「/<title>」は、Webページ23pのタイトルを記述するために用いられる。「<title>タイトル</title>」のように、タグ「<title>」とタグ「/<title>」との間にWebページ23pのタイトルを示す文字列を記述する。係るタイトルは、WWWブラウザのタイトルバーに表示される。例えば、4行目の「<title>XYZ新聞 2/28</title>」は、図5に示すように、タイトルバーTBに「XYZ新聞 2/28」と表示される。
【0046】
タグ「<a href=" リンク先のURL" >」およびタグ「</a>」は、ハイパーリンクを記述するために用いられる。「<a href=" リンク先のURL" >見出し</a>」のように、2つの「" 」の間にリンク先のURLを記述し、タグ「<a href=…>」とタグ「</a>」との間にWWWブラウザ表示する見出しに用いられる文字列または画像のURLなどを記述する。例えば、12、13行目に示す文字列「大手各社が…」は図5に示す文字列HL1のように表示される。
【0047】
タグ「<html>」は、HTMLによってハイパーテキストを記述する宣言を行うために用いられる。タグ「</html>」は、HTMLによるハイパーテキストの記述を終了する宣言を行うために用いられる。
【0048】
このようなHTMLの規則に従ってハイパーテキストTX1を解析し、Webページのタイトル、ハイパーリンクの見出し、およびそのリンク先のURLを抽出する。
【0049】
リンク情報記憶部212は、文書解析部211によって抽出されたWebページ23pのタイトル、ハイパーリンクの見出し、およびそのリンク先のURLをリンク情報テーブルLKTに記憶し、管理する。
【0050】
リンク情報テーブルLKTは、サーバ21のメモリ空間に設けられ、図7に示すように、文書ブロックBL1、タイトルブロックBLT、リンクブロックBL2、リンクデータブロックBL3、文書トップポインタP1、文書ボトムポインタP2、および文書カーソルCSR1などの領域によって構成される。
【0051】
文書ブロックBL1およびタイトルブロックBLTは、1つのハイパーテキストについて1つずつ設けられる。リンクブロックBL2は、文書ブロックBL1の基であるハイパーテキストに含まれるハイパーリンクの数に応じて設けられる。リンクデータブロックBL3は、各リンクブロックBL2に1つずつ設けられる。
【0052】
例えば、図6に示すハイパーテキストTX1について、図8に示すように1つの文書ブロックBL1、1つのタイトルブロックBLT、5つのリンクブロックBL2、および5つのリンクデータブロックBL3がリンク情報テーブルLKTに設けられる。
【0053】
文書ブロックBL1は、文書番号BL1a、タイトルポインタBL1b、リンクトップポインタBL1c、リンクボトムポインタBL1d、前文書ポインタBL1e、次文書ポインタBL1f、およびリンクカーソルCSR2などによって構成される。
【0054】
リンクブロックBL2は、リンク番号BL2a、見出しポインタBL2b、URLポインタBL2c、前リンクポインタBL2d、および次リンクポインタBL2eなどによって構成される。
【0055】
リンクデータブロックBL3は、見出しブロックBL3aおよびURLブロックBL3bなどによって構成される。
見出しブロックBL3aおよびURLブロックBL3bは、それぞれ、文書解析部211によって抽出されたハイパーリンクの見出しおよびそのリンク先のURLを表す文字列を格納する。
【0056】
例えば、図8に示すように、「カレー屋¥0」および「http://www.xyz−np.com/hitori.html¥0」などの文字列をそれぞれ格納する。ただし、「¥0」は、文字列の末尾を示す演算子である。以下、格納されたハイパーリンクの見出しおよびそのリンク先のURLを表す文字列をそれぞれ、見出しデータDA1、URLデータDA2と記す。
【0057】
リンク番号BL2aは、ハイパーテキストに含まれるハイパーリンクを識別する番号を格納し、リンクブロックBL2のヘッダの役割をする。リンク番号BL2aには、例えば、図8に示すように、1、2、…、5などの番号が与えられる。
【0058】
見出しポインタBL2bおよびURLポインタBL2cは、それぞれ、リンクブロックBL2に対応するリンクデータブロックBL3の見出しブロックBL3aおよびURLブロックBL3bの番地を格納する。つまり、ハイパーリンクに関する見出しデータDA1およびURLデータDA2が格納されている見出しブロックBL3aおよびURLブロックBL3bを指し示す。
【0059】
例えば、図8に示す「リンク番号=2」の見出しポインタBL2bおよびURLブロックBL3bは、それぞれ、「カレー屋¥0」および「http://www.xyz−np.com/hitori.html¥0」が格納されている見出しブロックBL3aおよびURLブロックBL3bの番地を格納する。
【0060】
前リンクポインタBL2dおよび次リンクポインタBL2eは、それぞれ、直前および直後のリンクブロックBL2に係るリンク番号BL2aの番地を格納する。つまり、直前および直後にあるリンクブロックBL2を指し示す。ただし、直前または直後にリンクブロックBL2がない場合は、値「null」を格納する。
【0061】
例えば、図8に示す「リンク番号=2」であるリンクブロックBL2の前リンクポインタBL2dおよび次リンクポインタBL2eは、それぞれ、「リンク番号=1」および「リンク番号=3」であるリンクブロックBL2のリンク番号BL2aの番地を格納する。
【0062】
文書番号BL1aは、文書ブロックBL1を識別する番号を格納し、文書ブロックBL1のヘッダの役割をする。
タイトルブロックBLTは、文書解析部211によって抽出されたWebページのタイトルの文字列を格納する。例えば、図8に示す「XYZ新聞 2/28¥0」のように文字列を格納する。「¥0」の意味は、前に述べた通りである。以下、格納された文字列をタイトルデータDA3と記す。
【0063】
タイトルポインタBL1bは、文書ブロックBL1に対応するタイトルブロックBLTの番地を格納する。つまり、タイトルデータDA3が格納されているタイトルブロックBLTを指し示す。
【0064】
リンクトップポインタBL1cおよびリンクボトムポインタBL1dは、文書ブロックBL1に対応するリンクブロックBL2のうち、それぞれ、先頭および最後のリンクブロックBL2のリンク番号BL2aの番地を格納する。つまり、先頭および最後のリンクブロックBL2を指し示す。
【0065】
例えば、図8に示すリンクトップポインタBL1cおよびリンクボトムポインタBL1dは、それぞれ、「リンク番号=1」および「リンク番号=5」であるリンクブロックBL2のリンク番号BL2aの番地を格納する。
【0066】
前文書ポインタBL1eおよび次文書ポインタBL1fは、それぞれ、直前および直後の文書ブロックBL1の文書番号BL1aの番地を格納する。つまり、直前および直後の文書ブロックBL1を指し示す。ただし、直前または直後に文書ブロックBL1がない場合は、「null」を格納する。
【0067】
文書トップポインタP1および文書ボトムポインタP2は、それぞれ、リンク情報テーブルLKTに含まれる先頭および最後の文書ブロックBL1の文書番号BL1aの番地を格納する。つまり、先頭および最後の文書ブロックBL1を指し示す。ただし、リンク情報テーブルLKTに文書ブロックBL1が記憶されていない場合は、「null」を格納する。
【0068】
文書カーソルCSR1およびリンクカーソルCSR2は、見出しデータDA1、URLデータDA2、またはタイトルデータDA3を探索するために用いられる。文書カーソルCSR1はリンク情報テーブルLKTに1つ、リンクカーソルCSR2は文書ブロックBL1ごとに1つずつ、設けられる。
【0069】
ここで、文書解析部211およびリンク情報記憶部212において、メモリ空間に文書ブロックBL1などの領域を設け、ハイパーテキストを解析してタイトルデータDA3、見出しデータDA1、およびURLデータDA2を抽出し、リンク情報テーブルLKTに格納する処理の手順について、フローチャートを参照して説明する。
【0070】
図9は文書解析部211およびリンク情報記憶部212における処理の流れを説明するフローチャート、図10は文書ブロックBL1の設定およびタイトルデータDA3の抽出の処理の流れを説明するフローチャート、図11はリンクブロックBL2などの設定および見出しデータDA1などの抽出の処理の流れを示すフローチャートである。
【0071】
図9に示すように、ハイパーテキストの最初の1行を読み取る(#11)。読み取った行の中に、タグ「</html>」が含まれているか否かを判別する(#12)。タグ「</html>」が含まれている場合(#12でYes)、処理を終了する。含まれていない場合(#12でNo)、タグ「<title>」が含まれているか否かを判別する(#13)。
【0072】
タグ「<title>」が含まれていない場合(#13でNo)、ステップ#15に進む。
タグ「<title>」が含まれている場合(#13でYes)、文書ブロックBL1を設け、タイトルデータDA3を抽出するための文書ブロック処理を行う(#14)。
【0073】
図10に示すように、文書ブロック処理では、メモリ空間に文書ブロックBL1の領域を設ける(#141)。この文書ブロックBL1のリンクトップポインタBL1c、リンクボトムポインタBL1d、前文書ポインタBL1e、および次文書ポインタBL1fのそれぞれに、「null」を格納する(#142)。
【0074】
文書トップポインタP1が「null」の場合(#143でYes)、文書トップポインタP1および文書ボトムポインタP2のそれぞれに、ステップ#141で設けられた文書ブロックBL1の文書番号BL1aの番地を格納し(#144)、ステップ#148に進む。
【0075】
文書トップポインタP1が「null」でない場合(#143でNo)、文書ボトムポインタP2が指し示す文書ブロックBL1の次文書ポインタBL1fに、ステップ#141で設けられた文書ブロックBL1の文書番号BL1aの番地を格納する(#145)。前文書ポインタBL1eに文書ボトムポインタP2の値を格納し(#146)、文書ボトムポインタP2に文書番号BL1aの番地を格納する(#147)。
【0076】
ステップ#144の処理またはステップ#145ないし#147の処理の後、メモリ空間にタイトルブロックBLTを設け、<title>と</title>との間に示されるタイトルデータDA3を抽出し、タイトルブロックBLTに格納する(#148)。そして、タイトルポインタBL1bにタイトルブロックBLTの番地を格納する(#149)。
【0077】
図9に戻って、タグ「<a href=…>」が含まれているか否かを判別する(#15)。タグ「<a href=…>」が含まれている場合(#15でYes)、リンクブロックBL2を設け、見出しデータDA1などを取得するためのリンクブロック処理を行う(#16)。
【0078】
図11に示すように、リンクブロック処理では、メモリ空間にリンクブロックBL2の領域を設ける(#161)。このリンクブロックBL2の前リンクポインタBL2dおよび次リンクポインタBL2eのそれぞれに、「null」を格納する(#162)。
【0079】
リンクトップポインタBL1cが「null」の場合(#163でYes)、リンクトップポインタBL1cおよびリンクボトムポインタBL1dのそれぞれに、ステップ#161で設けられたリンクブロックBL2のリンク番号BL2aの番地を格納する(#164)。
【0080】
リンクトップポインタBL1cが「null」でない場合(#163でNo)、リンクボトムポインタBL1dの指し示すリンクブロックBL2の次リンクポインタBL2eに、ステップ#161で設けられたリンクブロックBL2のリンク番号BL2aの番地を格納する(#165)。前リンクポインタBL2dにリンクボトムポインタBL1dの値を格納し(#166)、リンクボトムポインタBL1dにリンク番号BL2aの番地を格納する(#167)。
【0081】
ステップ#164の処理またはステップ#165ないし#167の処理の後、タグ「<a href=…>」からURLデータDA2を抽出し、URLブロックBL3bに格納する。タグ「<a href=…>」とタグ「</a>」との間から見出しデータDA1を抽出し、見出しブロックBL3aに格納する(#168)。そして、見出しポインタBL2bおよびURLポインタBL2cに、それぞれ、見出しブロックBL3aおよびURLブロックBL3bの番地を格納する(#169)。
【0082】
図9に戻って、ステップ#15または#16の処理の後、ステップ#11に戻ってハイパーテキストのすべての行について処理を繰り返す。
次に、図4に示すリンク先データ生成部217および情報取得部214で行われる処理について説明する。
【0083】
図12はリンク先を選択する画面HG2の例を示す図、図13はWebページ23sを生成するためのハイパーテキストTX2を示す図、図14はハイパーテキストTX2を生成する処理の流れを説明するフローチャート、図15は見出しデータDA1およびタイトルデータDA3を書き込む処理の流れを説明するフローチャートである。
【0084】
リンク先データ生成部217は、リンク情報記憶部212に記憶されている見出しデータDA1およびタイトルデータDA3などに基づいて図12に示すWebページ23sを生成するためのハイパーテキストTX2を生成する。
【0085】
ハイパーテキストTX2の生成は、図14に示すフローチャートのような流れで行われる。
図14において、書込みの処理の対象となる文書ブロックBL1の文書番号BL1aの番地およびリンクブロックBL2のリンク番号BL2aの番地を一時記憶するために、変数px、pyを、それぞれ定義する(#20)。
【0086】
変数pxに文書トップポインタP1の値を代入する(#21)。ハイパーテキストTX2を生成するための空のファイルをメモリ空間に設ける(#22)。図13に示す1、2行目のように、このファイルにドキュメントタイプおよびタグ「<html>」を書き込む(#23)。
【0087】
3〜5行目のように、タグ「<head>」およびタグ「</head>」を書き込み、これらの間にタイトルを書き込む(#24)。6行目のようにタグ「<body>」を書き込む(#25)。
【0088】
リンク情報テーブルLKTの中からタイトルデータDA3および見出しデータDA1を抽出し、ファイルに書き込むための見出し等書込処理を行う(#26)。見出し等書込処理は、図15に示すフローチャートのような流れで行われる。
【0089】
変数pxが「null」である場合(ステップ#261でYes)、ステップ#26の処理を終了する。
変数pxが「null」でない場合(ステップ#261でNo)、変数pxが指し示す文書ブロックBL1のタイトルポインタBL1bを検索し、図13に示す7行目のように係るタイトルポインタBL1bが指し示すタイトルブロックBLTに格納されているタイトルデータDA3を書き込む(#262)。ただし、「¥0」は書き込まない。以下、同様である。
【0090】
変数pxが指し示す文書ブロックBL1のリンクトップポインタBL1cの値を変数pyに代入する(#263)。
変数pyが「null」である場合(ステップ#264でYes)、次のステップ#265ないし#267を飛ばしてステップ#268の処理を行う。
【0091】
変数pyが「null」でない場合(ステップ#264でNo)、9行目のように、ユーザが印刷対象を指定するためのチェックボックスのタグを書き込み(#265)、変数pyが指し示すリンクブロックBL2の見出しポインタBL2bを検索し係る見出しポインタBL2bが指し示す見出しブロックBL3aに格納されている見出しデータDA1を書き込む(#266)。
【0092】
リンクトップポインタBL1cが指し示すリンクブロックBL2の次リンクポインタBL2eの値を変数pyに代入する(#267)。そして、ステップ#264に戻って、変数pyが「null」になるまで、処理を繰り返す。
【0093】
変数pxが指し示す文書ブロックBL1の次文書ポインタBL1fの値を変数pxに代入する(#268)。
そして、ステップ#261に戻って、すべての文書ブロックBL1について処理を繰り返す。
【0094】
図14に戻って、図13に示す14行目のようにタグ「<p>」を書き込み、15〜17行目のようにWebページ23sにボタンを設けるためのタグを書き込む(#27)。
【0095】
18〜20行目のようにタグ「</FORM>」、タグ「</body>」、およびタグ「</html>」を書き込み(#28)、ファイルを閉じる(#29)。このようにして生成されたファイルがハイパーテキストTX2となる。
【0096】
ハイパーテキストTX2を受信した端末装置23では、図12に示す画面HG2にWebページ23sが表示される。ユーザは、Webページ23sの中の見出しNX1を見て、その横に表示されているチェックボックスCBをクリックすることによって、処理の対象を選択する。
【0097】
ハイパーテキストTX2を受信するには、サーバ21にあるCGIプログラムのURLを指定する。例えば、図12に示す画面HG2のテキストボックスBXに「htpp://www.xyz−np.com/select.cgi」と入力して指定する。すると、サーバ21において、指定されたCGIプログラムが実行され、ハイパーテキストTX2が生成される。このハイパーテキストTX2が、端末装置23に送信される。
【0098】
処理の対象の選択の後、印刷ボタンBN1をクリックすると、選択された見出しNX1に係るリンク先の情報を印刷するようにサーバ21に要求する。削除ボタンをクリックすると、選択された見出しNX1に対応するリンクブロックBL2およびリンクデータブロックBL3などを削除するようにサーバ21に要求する。
【0099】
図4に戻って、情報取得部214は、端末装置23からの印刷の要求に基づいて、WWWサーバ2Sなどから情報DTを取得する。情報DTの取得は、URLデータDA2に基づいてHTTPまたはFTPなどの通信プロトコルを判断し、WWWサーバ2Sなどに接続して行われる。取得した情報DTにハイパーリンクが含まれている場合は、係る情報DTについて上に述べた文書解析部211およびリンク情報記憶部212の処理を行う。
【0100】
リンク情報テーブルLKTの中から印刷の要求に対応するURLデータDA2を探索し、このURLデータDA2に基づいてリンク先であるWWWサーバ2Sなどから情報DTをダウンロードする。そして、前に説明したように、印刷制御部215によって情報DTの印刷の処理が行われる。
【0101】
データ削除部218は、端末装置23からの削除の要求に基づいて、リンク情報記憶部212に記憶されているリンクブロックBL2およびリンクデータブロックBL3などを削除する。
【0102】
リンクブロックBL2などの削除は、リンク情報テーブルLKTから対象となるリンクブロックBL2を探索し、係るリンクブロックBL2および対応するリンクデータブロックBL3をメモリ空間から解放することによって行われる。このとき、削除されるリンクブロックBL2の直前にあるリンクブロックBL2の次リンクポインタBL2eの値および直後にあるリンクブロックBL2の前リンクポインタBL2dの値を変更する。係る変更の方法は、第二の実施形態と同じであるので、後に説明する。
【0103】
本実施形態によれば、印刷したWebページに含まれるハイパーリンクが示すリンク先の情報を容易に印刷することができる。特に、プリンタ装置を複数の端末装置によって共用するネットワーク環境において好適に用いられる。
【0104】
リンク先の情報をハイパーリンクの見出しおよびリンク先のURLに分けてリンク情報テーブルに記憶することにより、リンク先の情報から種々の形式のデータを生成することができる。本実施形態においては、リンク情報テーブルに記憶されている情報に基づいてHTMLによるハイパーテキストを生成したが、XMLなど他の言語によるハイパーテキストを生成することができる。また、リンク先の情報を構造化して保存することにより、使用するメモリ領域を少なくすることができる。
〔第二の実施形態〕
図16は第二の実施形態における印刷システム1Bの構成を示す図、図17は第二の実施形態における印刷システム1Bの機能的構成を示す図、図18はリンク先を選択する画面HG3の例を示す図である。
【0105】
図16に示すように、印刷システム1Bは、サーバ31によって構成され、インターネットなどの通信回線32を介して、WWWサーバ2Sなどに接続可能である。
【0106】
第一の実施形態における印刷システム1Aでは、印刷物に含まれるハイパーリンクなどの情報をサーバ21によって管理し、ユーザからの印刷の要求を端末装置23によって受け、プリンタ装置22によってWebページの印刷を行っていた。本実施形態における印刷システム1Bでは、これらの処理をすべてサーバ31によって実現する。
【0107】
印刷システム1Bは、例えば、小売店の店内、小規模のイベント会場などで用いられる。小売店で取り扱う商品またはイベント会場で紹介する商品の一覧が記載された印刷物を予め入場者に配布しておく。印刷物を見た入場者は、詳しく知りたい商品に関する情報をサーバ31を使用して印刷する。
【0108】
サーバ31は、表示装置31a、印刷装置31b、磁気ディスク装置、CPU、RAM、および通信制御装置などを備える。
表示装置31aとして、タッチスクリーンが用いられる。表示装置31aは、Webページなどを表示するとともに、触れられた位置を検出する。なお、表示装置31aとして、タッチスクリーンではない液晶ディスプレイなどを用い、入力装置を別に設けてもよい。
【0109】
このような構成によって、印刷システム1Bは、図17に示すような機能的構成が実現される。
図17に示すように、印刷システム1Bは、文書解析部311、リンク情報記憶部312、表示部313、情報取得部314、印刷制御部315、通信制御部316、入力部318、およびデータ削除部319などの機能を有する。
【0110】
文書解析部311、リンク情報記憶部312、印刷制御部315、および通信制御部316は、それぞれ、第一の実施形態における文書解析部211、リンク情報記憶部212、印刷制御部215、および通信制御部216と同様の処理を行う。
【0111】
表示部313は、図7に示すリンク情報テーブルLKTからタイトルデータDA3および見出しデータDA1を抽出し、図18に示すような画面HG3を表示する。
【0112】
タイトルデータDA3などの抽出の処理は、第一の実施形態で説明したリンク先データ生成部217におけるハイパーテキストTX2の生成とほぼ同様の流れで行われる。すなわち、リンク情報テーブルLKTの中を探索し、タイトルブロックBLTおよび見出しブロックBL3aからそれぞれタイトルデータDA3および見出しデータDA1を抽出する。
【0113】
入力部318は、ユーザが触れたタッチスクリーンの位置を認識し、情報取得部314またはデータ削除部319に対して、それぞれ、印刷の要求またはデータの削除の要求を行う。
【0114】
ユーザは、図18に示す画面HG3の見出しリストLSを見ながら上方向ボタンBN6、下方向ボタンBN7、印刷ボタンBN8、または削除ボタンBN9を操作して、印刷またはデータの削除の操作を行う。
【0115】
カーソル文字CSは、処理の対象となる情報DTの見出しNX2を指す。上方向ボタンBN6または下方向ボタンBN7が押されると、カーソル文字CSは、現在のカーソル位置よりも1つ上または下の見出しNX2を指す。
【0116】
情報取得部314は、入力部318からの要求に従い、印刷の対象となる情報をWWWサーバ2Sなどから取得する。
データ削除部319は、入力部318からの削除の要求に従い、リンク情報テーブルLKTから文書ブロックBL1またはリンクブロックBL2などを削除する。
【0117】
次に、印刷またはデータの削除の処理について、フローチャートを参照して説明する。
図19は印刷またはデータの削除の処理の流れを説明するフローチャート、図20はカーソルアップの処理の流れを説明するフローチャート、図21はカーソルダウンの処理の流れを説明するフローチャートである。
【0118】
図19において、文書カーソルCSR1に文書トップポインタP1の値を、各文書ブロックBL1のリンクカーソルCSR2にその文書ブロックBL1のリンクトップポインタBL1cの値を、それぞれ格納する(#31)。
【0119】
ユーザによる上方向ボタンBN6などのボタンの操作を待つ。図18に示す上方向ボタンBN6、下方向ボタンBN7、印刷ボタンBN8、および削除ボタンBN9のうちいずれのボタンが押されたのかを判別する(#32〜#34)。
【0120】
上方向ボタンBN6が押された場合(#32でYes)、カーソルアップの処理を行う(#35)。下方向ボタンBN7が押された場合(#33でYes)、カーソルダウンの処理を行う(#36)。印刷ボタンBN8が押された場合(#34でYes)、印刷処理を行う(#37)。削除ボタンBN9が押された場合(#38でYes)、データ削除処理(#39)を行う。
【0121】
ステップ#35のカーソルアップの処理は、図20に示すフローチャートのような流れで行われる。
図20において、文書カーソルCSR1の値が文書トップポインタP1の値と等しくかつ文書カーソルCSR1が指し示す文書ブロックBL1(以下、図20または図21の説明において単に「文書ブロックBL1」と記す。)のリンクカーソルCSR2(以下、図20または図21の説明において単に「リンクカーソルCSR2」と記す。)の値が文書ブロックBL1のリンクトップポインタBL1cの値と等しい場合(#351でYes)、カーソルアップの処理を終了する。
【0122】
そうでない場合(#351でNo)、リンクカーソルCSR2の値が文書ブロックBL1のリンクトップポインタBL1cの値と等しいか否かを判別する(#352)。
【0123】
等しいと判別された場合(#352でYes)、文書カーソルCSR1に文書ブロックBL1の前文書ポインタBL1eの値を格納する(#353)。そして、リンクカーソルCSR2に文書ブロックBL1のリンクボトムポインタBL1dの値を格納する(#354)。
【0124】
等しくないと判別された場合(#352でNo)、リンクカーソルCSR2にリンクカーソルCSR2が指し示すリンクブロックBL2の前リンクポインタBL2dの値を格納する(#355)。
【0125】
ステップ#36のカーソルダウンの処理は、図21に示すフローチャートのような流れで行われる。
図21において、文書カーソルCSR1の値が文書ボトムポインタP2の値と等しくかつリンクカーソルCSR2の値が文書ブロックBL1のリンクボトムポインタBL1dの値と等しい場合(#361でYes)、カーソルダウンの処理を終了する。
【0126】
そうでない場合(#361でNo)、リンクカーソルCSR2の値が文書ブロックBL1のリンクボトムポインタBL1dの値と等しいか否かを判別する(#362)。
【0127】
等しいと判別された場合(#362でYes)、文書カーソルCSR1に文書ブロックBL1の次文書ポインタBL1fの値を格納する(#363)。そして、リンクカーソルCSR2に文書ブロックBL1のリンクトップポインタBL1cの値を格納する(#364)。
【0128】
等しくないと判別された場合(#362でNo)、リンクカーソルCSR2にリンクカーソルCSR2が指し示すリンクブロックBL2の次リンクポインタBL2eの値を格納する(#365)。
【0129】
ステップ#37の印刷処理は、次のような流れで行われる。
文書カーソルCSR1の指し示す文書ブロックBL1を検索し、その文書ブロックBL1のリンクカーソルCSR2が指し示すリンクブロックBL2を検索する。そのリンクブロックBL2が指し示すURLポインタBL2cに基づいてURLブロックBL3bを検索し、URLデータDA2を取得する。そして、係るURLデータDA2に基づいて印刷対象となる情報DTをリンク先から取得し、印刷を行う。
【0130】
ステップ#38のデータ削除処理は、文書カーソルCSR1が指し示す文書ブロックBL1のリンクトップポインタBL1cの値をリンクボトムポインタBL1dおよびリンクカーソルCSR2(以下、データ削除処理の説明において、それぞれ「リンクトップポインタBL1c」、「リンクボトムポインタBL1d」、および「リンクカーソルCSR2」と記す。)の各値と比較し、以下のように行われる。
【0131】
リンクカーソルCSR2の値がリンクトップポインタBL1cの値と等しくかつリンクボトムポインタBL1dの値と等しくない場合、リンクトップポインタBL1cにリンクカーソルCSR2が指し示すリンクブロックBL2の次リンクポインタBL2eの値を格納する。リンクカーソルCSR2にリンクトップポインタBL1cの値を格納し、新たなリンクカーソルCSR2が指し示すリンクブロックBL2の前リンクポインタBL2dに「null」を格納する。
【0132】
そして、係るリンクブロックBL2の見出しポインタBL2bおよびURLポインタBL2cがそれぞれ指し示す見出しブロックBL3aおよびURLブロックBL3bのメモリ空間を解放し、さらに、リンクデータブロックBL3を解放する。
【0133】
リンクカーソルCSR2の値がリンクボトムポインタBL1dの値と等しくかつリンクトップポインタBL1cの値と等しくない場合、リンクボトムポインタBL1dにリンクカーソルCSR2が指し示すリンクブロックBL2の前リンクポインタBL2dの値を格納する。リンクカーソルCSR2にリンクボトムポインタBL1dの値を格納し、新たなリンクカーソルCSR2が指し示すリンクブロックBL2の次リンクポインタBL2eに「null」を格納する。
【0134】
そして、見出しブロックBL3aおよびURLブロックBL3bのメモリ空間を解放し、リンクデータブロックBL3を解放する。
リンクカーソルCSR2の値がリンクトップポインタBL1cおよびリンクボトムポインタBL1dの各値のいずれとも等しくない場合、リンクカーソルCSR2の指し示すリンクブロックBL2の前リンクポインタBL2dの値を当該リンクブロックBL2の次リンクポインタBL2eの指し示すリンクブロックBL2の前リンクポインタBL2dに格納する。リンクカーソルCSR2の指し示すリンクブロックBL2の次リンクポインタBL2eの値を当該リンクブロックBL2の前リンクポインタBL2dの指し示すリンクブロックBL2の次リンクポインタBL2eに格納する。
【0135】
そして、見出しブロックBL3aおよびURLブロックBL3bのメモリ空間を解放し、リンクデータブロックBL3を解放する。
リンクカーソルCSR2の値がリンクトップポインタBL1cおよびリンクボトムポインタBL1dの両方の値と等しい場合、見出しブロックBL3aおよびURLブロックBL3bのメモリ空間を解放し、リンクデータブロックBL3を解放し、文書カーソルCSR1が指し示す文書ブロックBL1を解放し削除する。
【0136】
文書ブロックBL1の削除は、文書カーソルCSR1の値と文書トップポインタP1および文書ボトムポインタP2の各値とを比較し、以下のように処理を行う。
【0137】
文書カーソルCSR1の値が文書トップポインタP1および文書ボトムポインタP2の両方の値と等しい場合、タイトルポインタBL1bの指し示すタイトルデータBLTおよび文書ブロックBL1の各メモリ空間を解放する。そして、リンクする文書が存在しない旨のメッセージをユーザに知らせる。
【0138】
文書カーソルCSR1の値が文書トップポインタP1の値と等しく、文書ボトムポインタP2の値と等しくない場合、文書トップポインタP1に文書カーソルCSR1の指し示す文書ブロックBL1の次文書ポインタBL1fの値を格納する。文書カーソルCSR1に文書トップポインタP1を格納し、新たな文書カーソルCSR1が指し示す文書ブロックBL1の前文書ポインタBL1eに「null」を格納する。
【0139】
そして、タイトルデータBLTおよび文書ブロックBL1の各メモリ空間を解放する。
文書カーソルCSR1の値が文書ボトムポインタP2の値と等しく、文書トップポインタP1の値と等しくない場合、文書ボトムポインタP2に文書カーソルCSR1の指し示す文書ブロックBL1の前文書ポインタBL1eの値を格納する。文書カーソルCSR1に文書ボトムポインタP2を格納し、新たな文書カーソルCSR1が指し示す文書ブロックBL1の次文書ポインタBL1fに「null」を格納する。
【0140】
そして、タイトルデータBLTおよび文書ブロックBL1の各メモリ空間を解放する。
文書カーソルCSR1の値が文書トップポインタP1および文書ボトムポインタP2の各値のいずれとも等しくない場合、文書カーソルCSR1の指し示す文書ブロックBL1の前文書ポインタBL1eの値をその次の文書ブロックBL1の前文書ポインタBL1eに格納する。同様に、文書ブロックBL1の次文書ポインタBL1fの値をその次の文書ブロックBL1の次文書ポインタBL1fに格納する。文書カーソルCSR1に前記次の文書ブロックBL1の次文書ポインタBL1fに格納する。
【0141】
そして、タイトルデータBLTおよび文書ブロックBL1の各メモリ空間を解放する。
本実施形態によれば、印刷したWebページに含まれるハイパーリンクが示すリンク先の情報を容易に印刷することができる。また、必要な情報のみを選択して印刷することができるので、紙などの資源を節約することができる。
【0142】
また、ユーザにリンク先の情報を表示するためのハイパーテキストを生成しないので、第一の実施形態と比較して、全体としての処理時間を短縮することができる。
〔第三の実施形態〕
図22は第三の実施形態における印刷システム1Cの構成を示す図、図23は第三の実施形態における印刷システム1Cの機能的構成を示す図である。
【0143】
図22に示すように、印刷システム1Cは、サーバ41、複数の端末装置42および各端末装置42に接続されたプリンタ装置43、および通信回線44などによって構成される。
【0144】
サーバ41は、第二の実施形態におけるサーバ31と同様の構成であり、同様の機能を有する。端末装置42は、プリンタ装置43を制御するプログラムなどがインストールされているが、その他については、第一の実施形態における端末装置23とほぼ同様の構成である。通信回線44として、LAN、専用回線、またはインターネットなどが用いられる。
【0145】
このような構成によって、印刷システム1Cは、図23に示すような機能的構成が実現される。
図23に示すように、印刷システム1Cは、文書解析部411、リンク情報記憶部412、表示部413、情報取得部414、印刷制御部415、通信制御部416、リンク先データ生成部417、入力部418、およびデータ削除部419などの機能をサーバ41に有し、表示部423、通信制御部424、入力部425、および印刷制御部426などの機能を端末装置23に有する。
【0146】
文書解析部411、リンク情報記憶部412、印刷制御部415、通信制御部416、およびリンク先データ生成部417は、第一の実施形態における文書解析部211などの各部と同様の処理を行う。
【0147】
表示部413および入力部418は、第二の実施形態における表示部313および入力部318とほぼ同様の処理を行う。
情報取得部414は、情報取得部214および情報取得部314とほぼ同様の処理を行う。すなわち、端末装置42の入力部425またはサーバ41の入力部418からの印刷の要求に応じて、WWWサーバ2Sなどからデータを取得する。
【0148】
同様に、データ削除部419は、データ削除部218およびデータ削除部319とほぼ同様の処理を行い、リンク情報記憶部412から文書ブロックBL1などの削除を行う。
【0149】
表示部423、通信制御部424、および入力部425は、それぞれ、第一の実施形態における表示部233、通信制御部234、および入力部235と同様の処理を行う。印刷制御部426は、サーバ41から取得した印刷データの印刷を行う。
【0150】
本実施形態によれば、印刷したWebページに含まれるハイパーリンクが示すリンク先の情報を容易に印刷することができる。特に、複数の印刷先を設けているので、第一または第二の実施形態よりも幅広い用途に用いられる。
【0151】
例えば、各家庭に端末装置42およびプリンタ装置43を配置し、新聞記事の抜粋を各端末装置42に送信してプリンタ装置43によって印刷を行う。そして、ユーザは、この印刷物を見ながら詳しく読みたい記事の見出しを選択して、その内容を印刷物として取得することができる。
【0152】
または、大型ショッピングセンタまたは大規模なイベント会場などに印刷システム1Cを設け、所々に端末装置42を配置する。第二の実施形態と同様に、商品の一覧が記載された印刷物を予め入場者に配布しておき、入場者は詳しく知りたい商品に関する情報を、最寄の端末装置42を使用して印刷することができる。また、サーバ41を入口近傍に配置し、最寄の端末装置42からサーバ41を指定して印刷を行うことによって、入場者は退場する際にまとめて印刷物を取得することができる。
【0153】
上記の3つの実施形態では、HTMLで記述されたハイパーテキストを例に説明したが、XMLなどの他の言語によって記述されたハイパーテキストについても、各言語に応じて同様の処理を行えばよい。また、電子メールなどのテキストファイルを解析してリンクデータなどを抽出してもよい。この場合、テキストファイルに含まれる「http://…」または「ftp://」などの文字列を検索し、リンクデータなどを抽出する。
【0154】
情報取得部で取得したハイパーテキストのURLが、既存のリンク情報テーブルLKTの中にある文書ブロックの基であるハイパーテキストのダウンロード元のURLと同一である場合、既存の文書ブロックおよびそれに関するデータを削除し、新たに取得したハイパーテキストに基づいてリンクデータおよびその見出しデータを抽出してもよい。
【0155】
また、リンク情報テーブルLKTの中の文書ブロックおよびそれに関するデータを、記憶してから所定時間が経過した後、削除してもよい。または、リンク情報テーブルLKT全体のメモリ領域が所定の値を越えた場合、文書ブロックおよびそれに関するデータを古い順に削除してもよい。
【0156】
ユーザに提供する情報が限られる場合は、文書解析部を設けず、その代わりに情報のリンク先を示すリンクデータおよびその見出しデータを予めリンク情報テーブルLKTに記憶しておいてもよい。文書解析部を設けないことによって、リンク情報テーブルLKTに新たなリンク先に関する情報が蓄積されないので、例えば、限られた情報だけをユーザに提供したい場合などに好適である。
【0157】
その他、印刷システム1、1A、1B、1C、サーバ21、31、41、端末装置23、42、またはリンク情報テーブルLKTの全体または各部の構成、処理内容、または処理順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
【0158】
【発明の効果】
本発明によれば、印刷したWebページに含まれるハイパーリンクが示すリンク先の情報を容易に印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷システムに係る機能的構成を説明する図である。
【図2】印刷システムにおける処理の流れを説明するフローチャートである。
【図3】第一の実施形態における印刷システムの構成を示す図である。
【図4】第一の実施形態における印刷システムの機能的構成を示す図である。
【図5】Webページを表示する画面の例を示す図である。
【図6】Webページを生成するためのハイパーテキストを示す図である。
【図7】リンク情報テーブルの構成の例を示す図である。
【図8】ハイパーテキストに係る文書ブロックなどを説明する図である。
【図9】文書解析部およびリンク情報記憶部における処理の流れを説明するフローチャートである。
【図10】文書ブロックの設定およびタイトルデータの抽出の処理の流れを説明するフローチャートである。
【図11】リンクブロックなどの設定および見出しデータなどの抽出の処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】リンク先を選択する画面の例を示す図である。
【図13】Webページを生成するためのハイパーテキストを示す図である。
【図14】ハイパーテキストを生成する処理の流れを説明するフローチャートである。
【図15】見出しデータおよびタイトルデータを書き込む処理の流れを説明するフローチャートである。
【図16】第二の実施形態における印刷システムの構成を示す図である。
【図17】第二の実施形態における印刷システムの機能的構成を示す図である。
【図18】リンク先を選択する画面の例を示す図である。
【図19】印刷またはデータの削除の処理の流れを説明するフローチャートである。
【図20】カーソルアップの処理の流れを説明するフローチャートである。
【図21】カーソルダウンの処理の流れを説明するフローチャートである。
【図22】第三の実施形態における印刷システムの構成を示す図である。
【図23】第三の実施形態における印刷システムの機能的構成を示す図である。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C 印刷システム
12、212、312、412 リンク情報記憶部(記憶手段)
13 リンク先出力部(出力手段)
14、214、314、414 情報取得部(情報取得手段)
15、215、315、415、426 印刷制御部(印刷手段)
21、31、41 サーバ
216、316、416 通信制御部(送信手段、受信手段、情報送信手段)
217、417 リンク先データ生成部(生成手段)
23、42 端末装置(クライアント)
233、313、413、423 表示部(出力手段)
235、318、418、425 入力部(指定手段)
23p Webページ
BL1 文書ブロック(第一の領域)
BL1c リンクトップポインタ
BL1d リンクボトムポインタ
BL1e 前文書ポインタ
BL1f 次文書ポインタ
BL2 リンクブロック(第二の領域)
BL2b 見出しポインタ
BL2c URLポインタ
BL2d 前リンクポインタ
BL2e 次リンクポインタ
BL3 リンクデータブロック(第三の領域)
DA1 見出しデータ(見出し情報)
DA2 URLデータ(リンク情報)
TX1 ハイパーテキスト

Claims (5)

  1. ユーザからの印刷要求に基づいてWebページのハイパーテキストを取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段によって取得されたハイパーテキストに基づいて、印刷データを生成し、生成した印刷データの印刷を行う印刷手段と、
    前記印刷手段により印刷を行ったWebページの基であるハイパーテキストを解析し、前記ハイパーテキストの中から前記Webページのリンク情報及び、タイトル情報又は見出し情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記リンク情報及び、タイトル情報又は見出し情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された前記タイトル情報又は見出し情報をディスプレイ装置の表示面に出力する出力手段と、
    前記出力手段により出力されたタイトル情報又は見出し情報が選択され、Webページのリンク情報の中からいずれかが指定されたときに、指定された前記リンク情報が示すリンク先から情報を取得するリンク先情報取得手段と、を有し、
    前記印刷手段は、前記リンク先情報取得手段により取得した情報に基づいて印刷を行うことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記抽出手段は、前記情報取得手段により取得された情報がハイパーテキストであって、その中にハイパーリンクが含まれる場合は、このハイパーテキストについてのリンク先を示すリンク情報及び前記リンク情報についての見出し情報を繰り返して抽出することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記記憶手段は、前記リンク情報及び見出し情報を記憶してから所定時間が経過した後、前記リンク情報及び見出し情報を削除することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷システム。
  4. 前記記憶手段は、メモリ領域が所定の値を超えた場合、前記リンク情報及び見出し情報を古い順に削除することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の印刷システム。
  5. ユーザからの印刷要求に基づいてWebページのハイパーテキストを取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップによって取得されたハイパーテキストに基づいて、印刷データを生成し、生成した印刷データの印刷を行う印刷ステップと、
    前記印刷ステップにより印刷を行ったWebページの基であるハイパーテキストを解析し、前記ハイパーテキストの中から前記Webページのリンク情報及び、タイトル情報又は見出し情報を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出された前記リンク情報及び、タイトル情報又は見出し情報を記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップにより記憶された前記タイトル情報又は見出し情報をディスプレイ装置の表示面に出力する出力ステップと、
    前記出力ステップにより出力されたタイトル情報又は見出し情報が選択され、Webページのリンク情報の中からいずれかが指定されたときに、指定された前記リンク情報が示すリンク先から情報を取得するリンク先情報取得ステップと、を有し、
    前記印刷ステップは、前記リンク先情報取得ステップにより取得した情報に基づいて印刷を行うことを特徴とする印刷方法。
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