JP4076529B2 - 液晶表示装置およびそれを備えた携帯型電子機器 - Google Patents

液晶表示装置およびそれを備えた携帯型電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、液晶表示装置に関し、特に、携帯型電子機器に好適に用いられる液晶表示装置に関する。また、本発明は、そのような液晶表示装置を備えた携帯型電子機器にも関する。
近年、携帯型電話機やPDA(Personal Digital Assistant)に代表される携帯型電子機器が広く利用されている。携帯型電子機器の表示部には、薄型、軽量、低消費電力といった利点を有する液晶表示装置が用いられている。
液晶表示装置は、非発光型の表示素子であるため、バックライトと呼ばれる照明装置を備えており、このバックライトからの光を用いて表示を行う。バックライトは、一般的には、光源、反射板、導光板およびレンズシートなどから構成される。バックライトの厚さは、液晶表示装置全体の厚さに大きく影響するので、液晶表示装置を薄型化するためには、バックライトを薄くすることが必要である。
バックライトは、特許文献1に開示されているような「直下型」と、特許文献2に開示されているような「エッジライト型」とに大別される。「直下型」は、図14に示すように、液晶表示パネル701の直下に冷陰極管などの光源702を複数配置する方式である。一方、「エッジライト型」は、図15に示すように、液晶表示パネル801の直下に設けられた導光板803の側方に光源802を配置し、光源802からの光を導光板803によって液晶表示パネル801に導く方式である。
エッジライト型のバックライトは、直下型のバックライトに比べて薄型化が容易であるので、現在、小型の液晶表示装置の多くにエッジライト型のバックライトが用いられている。
特開2003−215585号公報 特開平8−94844号公報
しかしながら、昨今、携帯型電子機器の爆発的な普及に伴って液晶表示装置にはさらなる薄型化が要求されており、従来のエッジライト型のバックライトを用いてもこの要求に応えることはできない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来よりも薄型化が容易で携帯型電子機器に好適に用いられる液晶表示装置およびそれを備えた携帯型電子機器を提供することにある。
本発明による液晶表示装置は、第1基板と、前記第1基板の観察者側に配置された第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に設けられた液晶層と、前記第1基板の側方に設けられ、前記第1基板の側面に向けて光を発する光源と、前記第1基板の観察者側とは反対側の主面上に形成され、前記光源から前記第1基板の内部に入射した光のうちの特定の偏光方向の光を観察者側に選択的に反射する選択反射層と、前記選択反射層に対して観察者側とは反対側に設けられ、前記選択反射層から漏れた光を吸収する光吸収板と、を備え、前記光吸収板は、前記光吸収板の前記光源側の端部から前記光吸収板の前記光源側とは反対側の端部に向かう方向に沿って光吸収率が高くなるように形成されており、そのことによって上記目的が達成される。
ある好適な実施形態において、前記光吸収板は、前記方向に沿って光吸収率が連続的に高くなるように形成されている。
ある好適な実施形態において、前記光吸収板は、前記方向に沿って光吸収率が段階的に高くなるように形成されている。
ある好適な実施形態において、前記光吸収板は、前記方向に沿って厚さが大きくなるように形成されている。
ある好適な実施形態において、前記光吸収板は、前記選択反射層側に光拡散性を有する表面を有し、前記表面の光拡散性が前記方向に沿って低くなるように形成されている。
ある好適な実施形態において、本発明による液晶表示装置は、前記第1基板の観察者側の主面上に形成され、前記第1基板の屈折率よりも低い屈折率を有する低屈折率層をさらに備える。
ある好適な実施形態において、本発明による液晶表示装置は、前記特定の偏光方向に略平行な透過軸を有し、前記光源と前記第1基板の側面との間に設けられた偏光板をさらに備える。
ある好適な実施形態において、前記選択反射層は、前記特定の偏光方向の光を選択的に反射する反射膜をその内部に有している。
ある好適な実施形態において、前記反射膜は、少なくとも一部が前記第1基板の観察者側の主面に対して傾斜している。
ある好適な実施形態において、前記反射膜は、透明な誘電体膜または誘電体多層膜である。
ある好適な実施形態において、前記第2基板は、前記液晶層の層法線方向から見たときに前記第1基板に重ならない非重畳領域を有し、前記光源は、前記第2基板の前記非重畳領域に重なるように配置されている。
本発明による携帯型電子機器は、上記構成を有する液晶表示装置を備えており、そのことによって上記目的が達成される。
本発明によると、従来よりも薄型化が容易で携帯型電子機器に好適に用いられる液晶表示装置およびそれを備えた携帯型電子機器が提供される。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1に、本実施形態における液晶表示装置100を示す。液晶表示装置100は、第1基板(例えばガラス基板やプラスチック基板)10と、第1基板10の観察者側に配置された第2基板(例えばガラス基板やプラスチック基板)20と、これらの間に設けられた液晶層30とを備えた透過型の液晶表示装置である。以下では、液晶層30の背面側に配置された第1基板10を「背面基板」、液晶層30の前面側(観察者側)に配置された第2基板20を「前面基板」と呼ぶ。
背面基板10の側方には、線状光源2が設けられている。線状光源2は、背面基板10の側面(光入射面)10aに向けて光を発する。線状光源2は、例えば冷陰極管であってもよいし、発光ダイオード(LED)などの点状光源と線状導光体とを組み合わせたものであってもよい。
背面基板10の観察者側(液晶層30側)の主面10b上に、背面基板10の屈折率よりも低い屈折率を有する低屈折率層12が形成されている。低屈折率層12上には、さらに、液晶層30に電圧を印加するための電極と、配向膜とが形成されている(いずれも不図示)。
背面基板10の観察者側とは反対側の主面10c上に、特定の偏光方向の光を選択的に反射する選択反射層14が形成されている。本実施形態における選択反射層14は、図1に示すように、偏光方向が背面基板10の主面10b、10cに略平行な光(図1の紙面に垂直な方向に振動する光)を選択的に反射する。
選択反射層14は、特定の偏光方向の光を選択的に反射する反射膜15をその内部に有している。反射膜15は、背面基板10の観察者側の主面10bに対して傾斜している。各反射膜15は、光源2から遠い方の端部が光源2に近い方の端部よりも背面基板10に近いように傾斜している。反射膜15は、例えば、透明な誘電体膜または誘電体多層膜である。
前面基板20の液晶層30側の主面上には、液晶層30に電圧を印加するための電極と配向膜とが形成されている(いずれも不図示)。また、前面基板20の観察者側の主面20b上には、偏光板22が設けられている。
光源2から出射し、光入射面10aを介して背面基板10内に入射した光は、背面基板10の観察者側の主面10bと、選択反射層14の観察者側とは反対側の面14aとの間で全反射を繰り返しながら、背面基板10および選択反射層14内を伝搬する。低屈折率層12は、背面基板10および選択反射層14内を伝搬する光を背面基板10の観察者側の主面10bで効率よく全反射させるために設けられている。背面基板10および選択反射層14内を伝搬する光の一部は、選択反射層14の内部に設けられた反射膜15によって観察者側(液晶層30側)に向けて反射され、背面基板10の観察者側の主面10bから出射する。以下では、背面基板10の観察者側の主面10bを「光出射面」とも呼ぶ。
液晶表示装置100は、さらに、選択反射層14に対して観察者側とは反対側に設けられた光吸収板4を有する。光吸収板4は、光吸収性を有する材料から形成されており、選択反射層14から漏れた光(選択反射層14の背面側の面から出射してしまった光)を吸収する。光吸収板4は、さらに、光源2側の端部4aから光源2側とは反対側の端部4bに向かう方向D1に沿って光吸収率が高くなるように形成されている。
上述したように、本実施形態における液晶表示装置100では、背面基板10の観察者側とは反対側の主面10c上に選択反射層14を形成し、背面基板10の側方に設けた光源2から背面基板10内に光を入射させることにより、背面基板10を導光板のように機能させる。そのため、従来のエッジライト型のバックライトを用いる場合に比べ、導光板を設けない分薄型化を図ることが可能になる。また、選択反射層14は、特定の偏光方向の光を選択的に反射するので、液晶層30の背面側に別途に偏光板を設ける必要もなく、その分さらに薄型化を図ることもできる。
本実施形態における液晶表示装置100は、さらに、方向D1に沿って光吸収率が高くなるように形成された光吸収板4を備えている。そのため、後述するように、コントラスト比および表示面内におけるコントラスト比の均一性を向上し、高品位の表示を行うことができる。以下、図2を参照しながら、光吸収板4を設けない場合に発生する問題を説明する。
図2は、光吸収板を有しない液晶表示装置600を示す図である。液晶表示装置600は、光吸収板を有しない点で図1に示した液晶表示装置100と異なっている。なお、図2では、液晶表示装置100の構成要素と実質的に同じ機能を有する構成要素を同じ参照符号を用いて示している。
光が背面基板10および選択反射層14内を伝搬する際、選択反射層14の観察者側とは反対側の面に全反射条件を満足しない角度で入射した光は、選択反射層14から漏れてしまう。選択反射層14から漏れた光は、液晶表示パネルの背面側の部材(例えば液晶表示パネルなどを収容するケース)によって反射され、再び選択反射層14の内部に入射してしまう。この再入射した光は、背面基板10から観察者側に出射してコントラスト比を低下させる原因となる。図2では、選択反射層14からの漏れ光および再入射光の光量を矢印の長さで模式的に示している。図2に示すように、漏れ光および再入射光の光量は、導光距離が長くなるほど、つまり、光源2から遠い領域ほど多くなるので、表示のコントラスト比は、表示面の光源2から遠い領域ほど低くなる。そのため、液晶表示装置600では、コントラスト比が表示面内でばらつき、表示品位が低下してしまう。
これに対し、本実施形態における液晶表示装置100は、選択反射層14からの漏れ光を吸収する光吸収板4を備えているので、選択反射層14への再入射光を減少させ、コントラスト比を向上することができる。さらに、光吸収板4は、光源2側の端部4aから光源2側とは反対側の端部4bに向かう方向D1に沿って光吸収率が高くなるように形成されているので、導光距離が長くなるにつれて漏れ光が多くなることに起因するコントラスト比のばらつきを抑制し、表示面内におけるコントラスト比の均一性を向上することができる。そのため、高品位の表示が実現される。
光吸収板4としては、光吸収性を有する材料から形成された板状体を広く用いることができる。本実施形態における光吸収板4は、黒色の樹脂材料(例えば黒色顔料が分散されたPET)から形成されたシートである。勿論、光吸収板はこれに限定されず、ポロンシートなどであってもよい。
光吸収板4は、例えば、図3に示すように、方向D1に沿って厚さが大きくなるように形成されており、そのことによって、方向D1に沿って光吸収率が高くなっている。
あるいは、光吸収板4は、図4に示すように、選択反射層14に対向する表面4sが光拡散性を有し、その表面4sの光拡散性が方向D1に沿って低くなるように形成されていてもよい。このような構成を採用しても、方向D1に沿って光吸収率を高くすることができる。図4では、基材4c上に光拡散層4dを形成し、そのことによって、選択反射層14の表面4sに光拡散性を付与した構成を例示している。基材4cとしては、例えば黒色の樹脂材料から形成されたシートを用いることができる。光拡散層4dは、光拡散性の異なる複数の領域を有し、光源2から遠い領域ほど光拡散性(選択反射層14側からの光に対する後方散乱性)が低い。図4では、光拡散性の異なる複数の領域に異なるハッチングを付している。光拡散層4dは、例えば、黒色の樹脂材料から形成された基材の上層をブラスト処理(微小な粒状研磨材を吹き付けることによる粗面化処理)することによって形成することができる。光拡散層4dの光拡散性の高さは、例えばヘイズ値によって評価することができる。
なお、図3に例示した構成では、光吸収板4が方向D1に沿って連続的に厚くなっているので、光吸収板4の光吸収率は方向D1に沿って連続的に高くなる。これに対し、図4に例示した構成では、光吸収板4の表面4sの光拡散性が方向D1に沿って段階的に低くなっているので、光吸収板4の光吸収率は方向D1に沿って段階的に高くなる。光吸収率が方向D1に沿って段階的に高くなる構成を採用しても、表示面内におけるコントラスト比の均一性を十分に向上することはできるが、光吸収板4の光吸収率が方向D1に沿って連続的に高くなる構成を採用すると、コントラスト比の均一性をさらに向上することができる。
勿論、図3および図4に例示した構成に限定されず、光吸収板4を方向D1に沿って段階的に厚くなるようにしてもよいし、光吸収板4の表面4sの光拡散性を方向D1に沿って連続的に低くなるようにしてもよい。さらに、光吸収板4の厚さと、光吸収板4の表面4sの光散乱性の両方を方向D1に沿って変化させてもよい。
次に、低屈折率層12および選択反射層14の好ましい構成を説明する。
まず、低屈折率層12の好ましい構成を説明する。背面基板10内で光を効率よく伝搬させるためには、低屈折率層12の屈折率と、背面基板10の屈折率との差が約0.1以上であることが好ましく、約0.18以上であることがさらに好ましい。低屈折率層12の材料としては、例えばMgF2(屈折率は約1.38)や、パーフルオロ樹脂(屈折率は約1.34)、シリコンオキサイド(屈折率は約1.3)を用いることができる。
次に、選択反射層14の好ましい構成を説明する。
まず、選択反射層14の反射膜15の傾斜角α(光出射面10bに対する傾斜角)は、経験的に、約50°以上約60°以下であることが好ましく、約51°であることがさらに好ましい。
次に、透明な誘電体膜または誘電体多層膜である反射膜15の好ましい厚さを説明する。
誘電体多層膜での反射率の偏光依存性および光の干渉を利用する偏光ビームスプリッタについては、屈折率の異なる誘電体膜を、特定の光の波長λに対してλ/4条件を満たす厚さで交互に積層することによって、P偏光の反射率を低いままにS偏光の反射率を高く設計できることが知られている(例えば、共立出版株式会社「光学薄膜」第126〜129ページ)。また、誘電体膜材料についてもMgF2、SiO2、Al23などさまざまな材料が公知である(例えば、培風館株式会社「応用物理工学選書3 薄膜」第203ページ)。
選択反射層14の反射膜15についても、誘電体膜あるいは誘電体多層膜をλ/4条件を満たす厚さで形成することによって、P偏光の反射率を低く、S偏光の反射率を高く設計することができる。具体的には、図5に示すように、光源2から背面基板10の内部に入射した光の主光線Lの誘電体膜15(あるいは誘電体多層膜)に対する入射角をβとするとき、この主光線の誘電体膜15に対する屈折角γ、誘電体膜15の厚さd、誘電体膜15の屈折率n、選択反射層14の誘電体膜15以外の部分の屈折率n0が、下式(1)および(2)を満足することが好ましい。
d=λ/(4n・cosβ) (1)
0・sinβ=n・sinγ (2)
可視光の波長が380nmから780nm程度であることを考慮すると、誘電体膜15(あるいは誘電体多層膜)の厚さdは、下式(1’)を満足することが好ましい。
380/(4n・cosβ)≦d≦780/(4n・cosβ) (1’)
反射膜15の形状(液晶層30の層法線方向から見た形状)は、任意の形状とすることができる。反射膜15は、例えば、図6(a)に示すように線状(帯状)に形成されていてもよいし、図6(b)に示すように島状(点状)に形成されていてもよい。
背面基板10の光出射面10bの面積に対する、反射膜25を光出射面10bに射影した面積の割合は、図6(a)および(b)に示したように、光出射面10bの面内において一定であってもよいし、また、図7(a)および(b)に示すように、光源2から遠ざかるにつれて反射膜15の割合が高くなってもよい。光源2から遠ざかるにつれて反射膜15の割合を高くすると、光出射面10bから出射する光の強度分布を均一にすることができる。なお、図7(a)および(b)に示したように、一定の繰り返しピッチで形成された反射膜15の面積を光源2から遠ざかるにつれて広くしてもよいし、ほぼ同じ面積となるように形成された反射膜15の繰り返しピッチを光源2から遠ざかるにつれて狭くしてもよい。
反射膜15の材料としては、上述したMgF2、SiO2、Al23の他、TiO2やZrO2を用いることができる。以下、図8(a)〜(d)を参照しながら、選択反射層14の形成方法の一例を説明する。
まず、図8(a)に示すように、樹脂(例えば屈折率が1.53の日本ゼオン株式会社製ゼオノア)から形成された平板状のフィルム16上に、断面が直角三角形状である複数の凸部17を樹脂(例えば屈折率が1.53の紫外線硬化樹脂)を用いて形成する。
次に、図8(b)に示すように、凸部17の傾斜した表面(平板状フィルム16の主面に対して傾斜した表面)上に、マスク3を介して誘電体材料(例えば屈折率が2.2のTiO2や屈折率が2.0のZrO2)を蒸着することによって、反射膜15を形成する。
続いて、図8(c)に示すように、凸部17を覆うように接着性を有する材料(例えば屈折率が1.53の紫外線硬化樹脂や粘着材)を塗布して接着層18を形成する。
その後、図8(d)に示すように、接着層18を背面基板(例えば屈折率が1.52のガラス基板)10の主面10cに接触させ、接着層18を硬化させることによって、背面基板10の主面10c上に選択反射層14を形成する。
次に、図9(a)〜(d)を参照しながら、選択反射層14の形成方法の他の一例を説明する。
まず、図9(a)に示すように、樹脂から形成された平板状のフィルム16上に、断面が直角三角形状である複数の凸部17を樹脂を用いて形成する。図8(a)に示す工程では、凸部17がフィルム16上に隙間なく配置されるのに対し、ここでは、凸部17を所定の間隔を空けて配置する。また、隣接する凸部17の間隔が、後に配置される光源2から遠ざかるほど狭くなるように凸部17が形成される。
次に、図9(b)に示すように、凸部17が形成されたフィルム16上に誘電体材料を蒸着することによって、反射膜15を形成する。このとき、凸部17の傾斜した表面上と、フィルム16の凸部17が形成されていない部分上に反射膜15が形成される。
続いて、図9(c)に示すように、反射膜15を覆うように接着性を有する材料を塗布して接着層18を形成する。
その後、図9(d)に示すように、接着層18を背面基板10の主面10cに接触させ、接着層18を硬化させることによって、背面基板10の主面10c上に選択反射層14を形成する。
図9(a)〜(d)に示すようにして形成された選択反射層14の反射膜15は、背面基板10の光出射面10bに対して傾斜した傾斜領域15aと、光出射面10bに平行な平行領域15bとを有しているが、このうち、背面基板10内部を伝搬する光を光出射面10bに向けて全反射条件を満足しない角度で反射するのは傾斜領域15aであり、光出射面10bから光を取り出すのに寄与するのは傾斜領域15aである。つまり、傾斜領域15aのみが実質的に反射膜として機能する。
図8(a)〜(d)に示した形成工程では、マスク3を用いて反射膜15の配置を制御する必要があるのに対して、図9(a)〜(d)に示した形成工程では、凸部17の配置を適宜設定するだけで、実質的に反射膜として機能する傾斜領域15aの配置を制御することができるので、形成工程を簡略化することができる。
なお、上述のようにして形成される選択反射層14は、PVAフィルムにヨウ素や染料などの二色性色素を吸着させて延伸することによって形成された通常の偏光板に比べると、偏光度が低いことがある。そのため、より高いコントラスト比を得る観点からは、前面基板20上に設けた偏光板22に加え、さらなる偏光板を設けてもよい。
図10に、さらなる偏光板を備えた液晶表示装置200を示す。液晶表示装置200は、光源2と背面基板10の側面との間に設けられた偏光板42を備えている点において、図1に示した液晶表示装置100と異なっている。偏光板42は、選択反射層14によって反射される光の偏光方向に略平行な透過軸を有している。
液晶表示装置200では、光源2から出射した光は、背面基板10に入射する前に偏光板42を通過するので、選択反射層14自体の偏光度が低い場合でも、高いコントラスト比を得ることができる。また、偏光板42は、光源2と背面基板10の側面10aとの間に設けられるので、偏光板42を設けることによって表示装置の厚さが増加することはない。
なお、図10に示す液晶表示装置200では、光源2から出射した光は、背面基板10に入射する前に偏光板42を通過するので、背面基板10に直線偏光として入射する。そのため、液晶表示装置200の選択反射層14を、単なる光反射構造、すなわち、光を偏光方向によらず液晶層側に所定の角度で反射させるような構造(例えばマイクロプリズムアレイ)に置換したとしても、一応表示を行うことはできる。ただし、背面基板に入射した直線偏光は、背面基板内を伝搬する間にわずかに偏光解消されてしまうため、そのような構成では、偏光解消された成分も光反射構造によって液晶層側に反射されてしまうので、コントラスト比が低下してしまう。これに対し、液晶表示装置200では、選択反射層14を用いるので、直線偏光が背面基板10内を伝搬する過程で生じる偏光解消によるコントラスト比の低下を抑制することができる。本願発明者の検討によれば、液晶表示装置200の構成を採用すると、液晶表示装置200の選択反射層14を単なる光反射構造に置換した構成に比べ、約6倍以上のコントラスト比が得られることがわかった。
以下に、種々の構成を有する光吸収板4を実際に作成し、図10に示した液晶表示装置200について、コントラスト比を測定した結果を示す。なお、以下に示す結果は、いずれも背面基板10内の導光距離が4cmの場合についての結果であり、以下に示す表では、表示面の光源2側の端部でのコントラスト比を100%として示している。
まず、表1に示すように、黒色のPETから形成した光吸収板4の厚さを、光源2側の端部で25μm、中央部で50μm、光源2側とは反対側の端部で100μmとする(実施例1)と、表示面の中央部で99%、表示面の光源2側とは反対側の端部で98%のコントラスト比が得られ、表示面内におけるコントラスト比の均一性を十分に高くすることができた。
Figure 0004076529
また、表2に示すように、黒色のPETから形成した光吸収板4の厚さを、光源2側の端部で50μm、中央部で75μm、光源2側とは反対側の端部で100μmとする(実施例2)と、表示面の中央部で97%、表示面の光源2側とは反対側の端部で95%のコントラスト比が得られ、表示面内におけるコントラスト比の均一性を十分に高くすることができた。
Figure 0004076529
これに対し、表3に示す比較例1のように、黒色のPETから形成した光吸収板の厚さを、光源側の端部、中央部および光源側とは反対側の端部でいずれも25μmとすると、コントラスト比は、表示面の中央部で95%、表示面の光源側とは反対側の端部で90%となり、表示面内におけるコントラスト比の均一性を十分に高くすることはできなかった。なお、比較例1と同様に一様な厚さを有する光吸収板を、厚さ50μm、75μmおよび100μmで作成して評価を行ったところ、やはりコントラスト比の均一性は低かった。
Figure 0004076529
また、表4に示すように、黒色のPETから形成した基材4cの厚さを100μmとし、基材4cの表面をブラスト処理することによって形成した光拡散層4dのヘイズ値を光源2側の端部で10%、中央部で5%、光源2側とは反対側の端部で0%とする(実施例3)と、表示面の中央部で99%、表示面の光源2側とは反対側の端部で98%のコントラスト比が得られ、表示面内におけるコントラスト比の均一性を十分に高くすることができた。
Figure 0004076529
これに対し、表5に示す比較例2のように、黒色のPETから形成した基材の厚さを100μmとし、基材の表面をブラスト処理することによって形成した光拡散層のヘイズ値を光源側の端部、中央部、光源側とは反対側の端部でいずれも10%とすると、コントラスト比は、表示面の中央部で90%、表示面の光源側とは反対側の端部で82%となり、表示面内におけるコントラスト比の均一性を十分に高くすることはできなかった。
Figure 0004076529
次に、図10に示した液晶表示装置200を例として、線状光源2や液晶表示パネル、偏光板42を固定するための具体的な構造を説明する。なお、以降の図面では、液晶表示装置200の一部の構成要素を省略して示している。
まず、図11に示すように、保持具(例えばポリカーボネートから形成されたホルダ)52を用いて線状光源2、液晶表示パネルおよび偏光板42を固定してもよい。
また、図12に示すように、線状光源2、液晶表示パネルおよび偏光板42をべゼル54に噛み込ませ、そのことによってこれらを固定してもよい。図12には、液晶表示パネルをべゼル54に噛み込ませるために、背面基板10の光源2側の端部が前面基板20の光源2側の端部よりも突出するように(例えば約1mm程度突出するように)パネルの分断を行う場合を例示している。
さらに、省スペース化を図る観点から、図13に示すように、線状光源2を前面基板20に重なるように配置してもよい。図13に示す構成は、べゼル54を用いて線状光源2および液晶パネルを固定している点では、図12に示した構成と共通するが、線状光源2が前面基板20の一部、より具体的には、液晶層30の層法線方向から見たときに背面基板10に重ならない領域(「非重畳領域」と呼ぶ)20Rに重なるように配置されている点において異なっている。
前面基板20の非重畳領域20Rは、外部回路と液晶表示パネルとを接続するための端子等が設けられる領域であり、この非重畳領域20Rに重なるように線状光源2を配置することにより、省スペース化を図ることが可能になる。線状光源2がLEDなどを含んでいる場合には、それらを前面基板20の非重畳領域20R上に作り込んでもよい。
上述したように、本実施形態における液晶表示装置は、薄型化が容易であるので、携帯型電話機やPDAなどの携帯型電子機器に好適に用いられる。
なお、本実施形態では、透過型の液晶表示装置を例として本発明を説明したが、本発明は、これに限定されず、透過反射両用型の液晶表示装置にも好適に用いることができる。
また、本実施形態では、偏光方向が背面基板10の主面10b、10cに略平行な光を選択的に反射するような選択反射層14を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の偏光方向の光を選択的に反射するような構成としてもよい。偏光板42の透過軸の方向は、選択反射層14が反射する光の偏光方向に略一致するように設定すればよい。
さらに、本実施形態では、透明な誘電体膜または誘電体多層膜である反射膜15を内部に有する選択反射層14を例示したが、選択反射層14としては、特定の偏光方向の光を選択的に反射することができるものを広く用いることができる。本実施形態で例示した選択反射層14は、簡便な製造プロセスで製造でき、また、P偏光の反射率とS偏光の反射率との差を大きくしてS偏光の反射率を高く設定しやすい。
本発明によると、従来よりも薄型化が容易な液晶表示装置が提供される。本発明による液晶表示装置は、種々の電子機器に好適に用いられ、携帯型電話機やPDAなどの携帯型電子機器に特に好適に用いられる。
本発明の第1の実施形態の液晶表示装置100を模式的に示す断面図である。 光吸収板を備えていない液晶表示装置600を模式的に示す断面図である。 液晶表示装置100が備える光吸収板の一例を模式的に示す断面図である。 液晶表示装置100が備える光吸収板の他の一例を模式的に示す断面図である。 反射膜の好ましい厚さを説明するための図である。 (a)および(b)は、反射膜の形状の一例を示す上面図である。 (a)および(b)は、反射膜の形状の他の一例を示す上面図である。 (a)〜(d)は、選択反射層の形成工程を模式的に示す工程断面図である。 (a)〜(d)は、選択反射層の形成工程を模式的に示す工程断面図である。 本発明の第2の実施形態の液晶表示装置200を模式的に示す断面図である。 液晶表示装置200を模式的に示す断面図である。 液晶表示装置200を模式的に示す断面図である。 液晶表示装置200を模式的に示す断面図である。 一般的な直下型のバックライトを備えた液晶表示装置を模式的に示す断面図である。 一般的なエッジライト型のバックライトを備えた液晶表示装置を模式的に示す断面図である。
符号の説明
2 線状光源
4 光吸収板
4a 光吸収板の光源側の端部
4b 光吸収板の光源側とは反対側の端部
4c 基材
4d 光拡散層
4s 光拡散性を有する表面
10 背面基板(第1基板)
10a 背面基板の光源側の側面(光入射面)
10b 背面基板の観察者側の主面(光出射面)
10c 背面基板の観察者側とは反対側の主面
12 低屈折率層
14 選択反射層
15 反射膜
20 前面基板(第2基板)
20R 非重畳領域
22 偏光板
30 液晶層
42 偏光板
100、200 液晶表示装置

Claims (12)

  1. 第1基板と、
    前記第1基板の観察者側に配置された第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に設けられた液晶層と、
    前記第1基板の側方に設けられ、前記第1基板の側面に向けて光を発する光源と、
    前記第1基板の観察者側とは反対側の主面上に形成され、前記光源から前記第1基板の内部に入射した光のうちの特定の偏光方向の光を観察者側に選択的に反射する選択反射層と、
    前記選択反射層に対して観察者側とは反対側に設けられ、前記選択反射層から漏れた光を吸収する光吸収板と、を備え、
    前記光吸収板は、前記光吸収板の前記光源側の端部から前記光吸収板の前記光源側とは反対側の端部に向かう方向に沿って光吸収率が高くなるように形成されている、液晶表示装置。
  2. 前記光吸収板は、前記方向に沿って光吸収率が連続的に高くなるように形成されている請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記光吸収板は、前記方向に沿って光吸収率が段階的に高くなるように形成されている請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記光吸収板は、前記方向に沿って厚さが大きくなるように形成されている請求項1から3のいずれかに記載の液晶表示装置。
  5. 前記光吸収板は、前記選択反射層側に光拡散性を有する表面を有し、前記表面の光拡散性が前記方向に沿って低くなるように形成されている請求項1から3のいずれかに記載の液晶表示装置。
  6. 前記第1基板の観察者側の主面上に形成され、前記第1基板の屈折率よりも低い屈折率を有する低屈折率層をさらに備える請求項1から5のいずれかに記載の液晶表示装置。
  7. 前記特定の偏光方向に略平行な透過軸を有し、前記光源と前記第1基板の側面との間に設けられた偏光板をさらに備える請求項1から6のいずれかに記載の液晶表示装置。
  8. 前記選択反射層は、前記特定の偏光方向の光を選択的に反射する反射膜をその内部に有している請求項1から7のいずれかに記載の液晶表示装置。
  9. 前記反射膜は、少なくとも一部が前記第1基板の観察者側の主面に対して傾斜している請求項8に記載の液晶表示装置。
  10. 前記反射膜は、透明な誘電体膜または誘電体多層膜である請求項8または9に記載の液晶表示装置。
  11. 前記第2基板は、前記液晶層の層法線方向から見たときに前記第1基板に重ならない非重畳領域を有し、前記光源は、前記第2基板の前記非重畳領域に重なるように配置されている請求項1から10のいずれかに記載の液晶表示装置。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載の液晶表示装置を備えた携帯型電子機器。
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