JP4076326B2 - バックアップシステム、データベース装置、データベース装置のバックアップ方法、データベース管理プログラム、バックアップ装置、バックアップ方法および、バックアッププログラム - Google Patents
バックアップシステム、データベース装置、データベース装置のバックアップ方法、データベース管理プログラム、バックアップ装置、バックアップ方法および、バックアッププログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4076326B2 JP4076326B2 JP2001156396A JP2001156396A JP4076326B2 JP 4076326 B2 JP4076326 B2 JP 4076326B2 JP 2001156396 A JP2001156396 A JP 2001156396A JP 2001156396 A JP2001156396 A JP 2001156396A JP 4076326 B2 JP4076326 B2 JP 4076326B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- database
- update information
- information
- correspondence
- update
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/07—Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
- G06F11/14—Error detection or correction of the data by redundancy in operation
- G06F11/1402—Saving, restoring, recovering or retrying
- G06F11/1446—Point-in-time backing up or restoration of persistent data
- G06F11/1456—Hardware arrangements for backup
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/07—Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
- G06F11/14—Error detection or correction of the data by redundancy in operation
- G06F11/1402—Saving, restoring, recovering or retrying
- G06F11/1471—Saving, restoring, recovering or retrying involving logging of persistent data for recovery
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/07—Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
- G06F11/14—Error detection or correction of the data by redundancy in operation
- G06F11/1402—Saving, restoring, recovering or retrying
- G06F11/1474—Saving, restoring, recovering or retrying in transactions
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2201/00—Indexing scheme relating to error detection, to error correction, and to monitoring
- G06F2201/80—Database-specific techniques
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2201/00—Indexing scheme relating to error detection, to error correction, and to monitoring
- G06F2201/82—Solving problems relating to consistency
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S707/00—Data processing: database and file management or data structures
- Y10S707/99951—File or database maintenance
- Y10S707/99952—Coherency, e.g. same view to multiple users
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S707/00—Data processing: database and file management or data structures
- Y10S707/99951—File or database maintenance
- Y10S707/99952—Coherency, e.g. same view to multiple users
- Y10S707/99953—Recoverability
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S707/00—Data processing: database and file management or data structures
- Y10S707/99951—File or database maintenance
- Y10S707/99952—Coherency, e.g. same view to multiple users
- Y10S707/99955—Archiving or backup
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はバックアップシステム、データベース装置、データベース装置のバックアップ方法、データベース管理プログラム、バックアップ装置、バックアップ方法および、バックアッププログラムに関し、特に、複数のデータベースを有するデータベース装置と、データベース装置に格納されている情報をバックアップするバックアップ装置と、を有するバックアップシステム、データベース装置、データベース装置のバックアップ方法、データベース管理プログラム、バックアップ装置、バックアップ方法および、バックアッププログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
社会の高度情報化に伴い、震災等によって情報処理システムが被災した場合における社会に与える影響は看過できないものになりつつある。
【0003】
被災によってデータベース装置が損傷を受けた場合には、被災前のデータが喪失することが考えられ、そのような場合には、サービスを継続して提供することができなくなるとともに、長期にわたって蓄積された利用価値の高いデータの喪失に基づく資産的な損失も莫大となる。
【0004】
そこで、そのような事態を回避するために、データベース装置に格納されているデータをバックアップするためのバックアップ装置を遠隔の地に設置し、高速ディジタル回線等によって両者を接続して両者の同一性を保持することにより、万一、データベース装置が被災した場合でも、バックアップ装置によってサービスを継続できるようにすることが行われている。
【0005】
図11は、従来におけるデータベース装置と、バックアップ装置の動作を説明するための概念図である。
この図において、データベース装置10は、応用プログラム10a、データベース(以下DBと略記する)#a10bおよびDB#b10cによって構成されている。
【0006】
ログファイル#1,#2は、実際には高速ディジタル回線等によって構成されており、応用プログラム10aによって実行されるトランザクションに応じて更新されるDB#a10b,DB#b10cの更新内容を示すジャーナルを、バックアップ装置20に転送する。
【0007】
バックアップ装置20は、DB#a10bに対応する構成部分と、DB#b10cに対応する構成部分とによって構成されている。DB#a10bに対応する構成部分は、編集部21a、編集データセット記憶部21b、反映部21c、スパンドデータ記憶部21d、および、バックアップ用のDB#a21eによって構成されている。一方、DB#b10cに対応する構成部分は、編集部22a、編集データセット記憶部22b、反映部22c、スパンドデータ記憶部22d、および、バックアップ用のDB#b22eによって構成されている。
【0008】
ここで、データベース装置10の応用プログラム10aは、例えば、図示せぬクライアント装置から処理要求がなされた場合には、対応するトランザクションを実行するとともに、トランザクションの終了にともなってデータの更新が必要になった場合には、DB#a10bおよびDB#b10cの内容を更新するとともに、その更新内容を示すジャーナルを生成し、DB#a10bに対応するデータはログファイル#1として送信し、また、DB#b10cに対応するデータはログファイル#2として送信する。
【0009】
編集部21aは、データベース装置10から送信されてきたジャーナルであって、DB#a10bに関するものを取得し、例えば、順序の並べ替え等の編集処理およびジャーナルの対応関係を確認する処理を実行する。
【0010】
編集データセット記憶部21bは、編集部21aによって編集されたジャーナルのうち、対応関係が取れたものを一時的に格納する。
反映部21cは、編集データセット記憶部21bに格納されているジャーナルを参照し、DB#a21eを更新する。
【0011】
スパンドデータ記憶部21dは、対応関係がとれないジャーナルを格納する。
一方、編集部22aは、データベース装置10から送信されてきたジャーナルであって、DB#b10cに関するものを取得し、編集部21aと同様に、順序の並べ替え等の編集処理およびジャーナルの対応関係を確認する処理を実行する。
【0012】
編集データセット記憶部22bは、編集部22aによって編集されたジャーナルを一時的に格納する。
反映部22cは、編集データセット記憶部22bに格納されているジャーナルを参照し、DB#b22eを更新する。
【0013】
スパンドデータ記憶部22dは、対応関係がとれないジャーナルを格納する。
次に、以上の従来例の動作について説明する。
いま、データベース装置10の応用プログラム10aにおいて、所定のトランザクションが成立し、その結果として、DB#a10bとDB#b10cの内容が更新されたとする。
【0014】
すると、図12の左端に示すように、DB#a10bの更新に対応して、その更新内容を示すジャーナルa1が生成され、また、DB#b10cの更新内容に対応してジャーナルb1が生成されたとすると、これらのジャーナルa1,b1は、それぞれログファイル#1およびログファイル#2としてバックアップ装置20に送信される。
【0015】
バックアップ装置20では、ログファイル#1として送信されたジャーナルa1を、編集部21aが受信し、所定の編集処理を施した後、編集データセット記憶部21bに格納する。また、ログファイル#2として送信されたジャーナルb1を、編集部22aが受信し、所定の編集処理を施した後、編集データセット記憶部22bに格納する。
【0016】
続いて、応用プログラム10aにより他のトランザクションが実行され、ジャーナルa2,b2が生成されたとすると、これらは、前述の場合と同様に、ログファイル#1,#2として、バックアップ装置20に送信され、編集部21a,22aによって編集処理を施された後、編集データセット記憶部21b,22bに格納される。
【0017】
次に、応用プログラム10aにより他のトランザクションが成立し、ジャーナルb3のみが生成されたとすると、これはログファイル#2として、バックアップ装置20に送信され、編集部22aによって編集処理を施された後、編集データセット記憶部22bに格納される。
【0018】
同様にして、応用プログラム10aにより他のトランザクションが実行され、ジャーナルb4のみが生成されたとすると、これはログファイル#2として、バックアップ装置20に送信され、編集部22aによって編集処理を施された後、編集データセット22bに格納される。
【0019】
このようにして、ジャーナルa1,a2およびジャーナルb1〜b4が生成され、バックアップ装置20に送信されると、反映部21c,22cは、ジャーナルをDB#a21e,DB#b22eを更新する処理を実行する。
【0020】
即ち、反映部21cおよび反映部22cは、他方の編集データセット記憶部22b,21bに格納されているジャーナルを参照し、自己の編集データセット記憶部21b,22bに格納されているジャーナルに対応するジャーナルが存在する場合には、該当するジャーナルを取得し、更新処理を実行する。
【0021】
いまの例では、ジャーナルa1,a2とジャーナルb1,b2とは対応関係が相互に取れているので、反映部21cは、ジャーナルa1,a2によってDB#a21eを更新し、反映部22cは、ジャーナルb1,b2によってDB#b22eを更新する。なお、対応するジャーナル(例えば、ジャーナルa1およびジャーナルb1)が存在する場合にのみDBを更新するのは、双方のDBのデータの整合性を保証するためである。
【0022】
また、ジャーナルb3,b4については対応するジャーナルa3,a4が存在しないので、スパンドデータ記憶部22dにスパンドデータとして一時的に格納する。
【0023】
そして、例えば、ジャーナルa5,b5を受信した場合には、ジャーナルa3,a4は存在しないものとみなし、反映部22cは、スパンドデータ記憶部22dからジャーナルb3,b4を取得し、これによりDB#b22eを更新する。
【0024】
以上の処理により、データベース装置10のDB#a10b,DB#b10cのデータを、バックアップ装置20のDB#a21e,DB#b22eにバックアップすることが可能になる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、スパンドデータ記憶部21dまたはスパンドデータ記憶部22dにスパンドデータが保持されている状態において、データベース装置10が被災した場合には、それ以降のジャーナルが送信されないことから、これらのスパンドデータが対応するジャーナルが存在しないジャーナルであるか否かの判定ができず、廃棄するしかなかった。
【0026】
従って、従来のシステムにおいては、被災時に対応関係がとれないことに起因して、本来廃棄する必要のないジャーナルまで廃棄する結果となるという問題点があった。
【0027】
そして、このように廃棄するジャーナルが存在すると、バックアップ装置20と、データベース装置10との整合性が保証できないので、サービスを直ちに再開することが困難となるという問題点もあった。
【0028】
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであり、データベース装置が震災等により被災した場合であっても、データを確実にバックアップするとともに、バックアップ装置によってサービスを迅速に開始することを可能にするバックアップシステム、データベース装置、データベース装置のバックアップ方法、データベース管理プログラム、バックアップ装置、バックアップ方法および、バックアッププログラムを提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示す、複数のデータベースDB50a,50bを有するデータベース装置50と、前記データベース装置50に格納されている情報をバックアップするバックアップ装置60と、を有するバックアップシステムにおいて、前記データベース装置50は、前記データベース50a,50bの更新内容を示す更新情報をデータベース単位で生成する更新情報生成手段50cと、所定のデータベースに対応する更新情報と、他のデータベースに対応する更新情報との対応関係を示す対応関係情報を生成する対応関係情報生成手段50dと、前記更新情報と前記対応情報とを前記バックアップ装置60に送信する送信手段50eと、を有し、前記バックアップ装置60は、前記データベース装置50から送信された更新情報と対応情報を受信する受信手段60aと、前記データベース装置50が有するデータベース50a,50bの内容をバックアップするためのバックアップ用データベース60d,60eと、前記受信手段60aによって受信された対応情報を参照し、個々の更新情報の対応関係を判定する対応関係判定手段60bと、前記対応関係判定手段60bによって対応関係が確認できた更新情報により、前記バックアップ用データベース60d,60eを更新する更新手段60cと、を有する、ことを特徴とするバックアップシステムが提供される。
【0030】
ここで、データベース装置50において、更新情報生成手段50cは、データベース50a,50bの更新内容を示す更新情報をデータベース単位で生成する。対応関係情報生成手段50dは、所定のデータベースに対応する更新情報と、他のデータベースに対応する更新情報との対応関係を示す対応関係情報を生成する。送信手段50eは、更新情報と対応情報とをバックアップ装置60に送信する。また、バックアップ装置60において、受信手段60aは、データベース装置50から送信された更新情報と対応情報を受信する。バックアップ用データベース60d,60eは、データベース装置50が有するデータベース50a,50bの内容をバックアップする。対応関係判定手段60bは、受信手段60aによって受信された対応情報を参照し、個々の更新情報の対応関係を判定する。更新手段60cは、対応関係判定手段60bによって対応関係が確認できた更新情報により、バックアップ用データベース60d,60eを更新する。
【0031】
また、複数のデータベースを有するデータベース装置において、前記データベース50a,50bの更新内容を示す更新情報をデータベース単位で生成する更新情報生成手段50cと、所定のデータベースに対応する更新情報と、他のデータベースに対応する更新情報との対応関係を示す対応関係情報を生成する対応関係情報生成手段50dと、前記更新情報と前記対応情報とを前記バックアップ装置60に送信する送信手段50eと、を有することを特徴とするデータベース装置が提供される。
【0032】
ここで、更新情報生成手段50cは、データベース50a,50bの更新内容を示す更新情報をデータベース単位で生成する。対応関係情報生成手段50dは、所定のデータベースに対応する更新情報と、他のデータベースに対応する更新情報との対応関係を示す対応関係情報を生成する。送信手段50eは、更新情報と対応情報とをバックアップ装置60に送信する。
【0033】
また、データベース装置に格納されている情報をバックアップするバックアップ装置60において、前記データベース装置50から送信された更新情報と対応情報を受信する受信手段60aと、前記データベース装置50が有するデータベース50a,50bの内容をバックアップするためのバックアップ用データベース60d,60eと、前記受信手段60aによって受信された対応情報を参照し、個々の更新情報の対応関係を判定する対応関係判定手段60bと、前記対応関係判定手段60bによって対応関係が確認できた更新情報により、前記バックアップ用データベース60d,60eを更新する更新手段60cと、を有するバックアップ装置が提供される。
【0034】
ここで、受信手段60aは、データベース装置50から送信された更新情報と対応情報を受信する。バックアップ用データベース60d,60eは、データベース装置50が有するデータベース50a,50bの内容をバックアップする。対応関係判定手段60bは、受信手段60aによって受信された対応情報を参照し、個々の更新情報の対応関係を判定する。更新手段60cは、対応関係判定手段60bによって対応関係が確認できた更新情報により、バックアップ用データベース60d,60eを更新する。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の動作原理を説明する原理図である。この図において、データベース装置50は、DB50a,50b、更新情報生成手段50c、対応関係情報生成手段50d、および、送信手段50eによって構成されており、各種トランザクションによって発生するデータをDB50a,50bに格納するとともに、これらのDBに格納されている情報を、バックアップ装置60にバックアップする。
【0036】
DB50a,50bは、トランザクションに応じて発生するデータを、その種類に応じて分類し、格納する。
更新情報生成手段50cは、トランザクションに応じて更新されるデータベースの更新内容を示す更新情報をDB単位で生成する。
【0037】
対応関係情報生成手段50dは、所定のDBに対応する更新情報と、他のデータベースに対応する更新情報との対応関係を示す対応関係情報を生成する。
送信手段50eは、更新情報と対応情報とをバックアップ装置60に向けて送信する。
【0038】
一方、バックアップ装置60は、受信手段60a、対応関係判定手段60b、更新手段60c、および、バックアップ用DB60d,60eによって構成されている。
【0039】
ここで、受信手段60aは、データベース装置50から送信された更新情報と対応情報とを受信する。
バックアップ用DB60d,60eは、データベース装置50が有するDB50a,50bに格納されているデータをバックアップする。
【0040】
対応関係判定手段60bは、受信手段60aによって受信された対応情報を参照し、個々の更新情報の対応関係を判定する。
更新手段60cは、対応関係判定手段60bによって対応関係が確認できた更新情報により、バックアップ用DB60d,60eに格納されているデータを更新する。
【0041】
なお、データベース装置50と、バックアップ装置60とは、それぞれ別々の場所に設置されており、専用回線等を介して接続されていてもよいし、同一の場所に設置されており、ネットワーク(例えば、LAN等)を介して接続されていてもよい。
【0042】
次に、以上の原理図の動作を説明する。
いま、トランザクションが成立し、DB50aおよびDB50bの内容が更新されたとすると、更新情報生成手段50cは、それぞれのデータベースの更新された内容を取得し、更新情報を生成する。例えば、トランザクション#1〜#4が実行され、その結果、トランザクション#1に関して、DB50aからは更新情報a1が、また、DB50bからは更新情報b1が生成されたとする。また、トランザクション#2〜#4に関しては、更新情報a2,b2、更新情報a3、更新情報a4が生成されたとする。なお、更新情報には、その更新情報が生成されたデータベースを示す情報が付加されているものとする。
【0043】
対応関係情報生成手段50dは、更新情報生成手段50cによって生成された更新情報の対応関係を示す情報である対応関係情報を生成する。具体的には、更新情報a1については、更新情報b1が対応することを示すために、対応関係情報として「b1」を付加する。また、更新情報b1には、更新情報a1が対応することを示すために、対応関係情報として「a1」を付加する。
【0044】
更新情報a2,b2についても同様に、対応する他方の更新情報を指示するための情報「b2」および「a2」をそれぞれ対応関係情報として付加する。
更新情報a3,a4については、対応する更新情報が存在しないので、その場合には、例えば、直前の更新情報である「b2」を対応関係情報としてそれぞれ付加する。
【0045】
送信手段50eは、このようにして生成された対応関係情報が付加された更新情報をバックアップ装置60に対して送信する。
受信手段60aは、データベース装置50から送信された更新情報を受信し、対応関係判定手段60bに供給する。
【0046】
対応関係判定手段60bは、受信した更新情報a1〜a4および更新情報b1,b2の対応関係を、その対応関係情報から判定する。具体的には、更新情報a1には対応関係情報として「b1」が付加されており、また、更新情報b1には対応関係情報として「a1」が付加されているので、これらが相互に対応関係を有していることを認識し、更新手段60cに通知する。なお、対応関係判定手段60bは、対応関係が確認できた更新情報については、内蔵する記憶装置に記憶し、それ以降の更新情報の判定に使用する。
【0047】
更新手段60cは、対応関係が確認できた更新情報a1,b1を取得し、それぞれの更新情報に付加されている、対応するデータベースを示す情報(前述した情報)を参照して、更新情報a1がバックアップ用DB60dに対応し、更新情報b1がバックアップ用DB60eに対応することを認識する。そして、更新情報a1に基づいて、バックアップ用DB60dを更新するとともに、更新情報b1に基づいて、バックアップ用DB60eを更新する。
【0048】
更に、対応関係判定手段60bは、更新情報a2,b2についても、上述の場合と同様の方法によって対応関係を確認する。その結果、更新手段60cが、更新情報a2に基づいて、バックアップ用DB60dを更新するとともに、更新情報b2に基づいて、バックアップ用DB60eを更新する。
【0049】
次に、対応関係判定手段60bは、更新情報a3を取得する。いまの例では、更新情報b3は存在しないので、従来例では、更新情報a3によって更新すべきか否かが判定できないが、本実施の形態では、更新情報a3に付加されている対応関係情報「b2」と、前述の記憶装置に記憶されている更新済みの更新情報を参照することにより、対応関係判定手段60bは、対応関係を有する更新情報b2によって既に更新がなされていることを認識し、更新情報a3には対応する更新情報が存在しないと判定する。
【0050】
更新手段60cは、対応する更新情報が存在しないと判定された更新情報a3によって、バックアップ用DB60dを更新する。
続いて、対応関係判定手段60bは、更新情報a4を取得し、更新情報a3の場合と同様の処理によって、対応する更新情報が存在しないことを認識する。その結果、更新手段60cは、更新情報a4によってバックアップ用DB60dを更新する。
【0051】
以上の実施の形態によれば、データベース装置50で更新情報に対して対応関係情報を付加し、バックアップ装置60で対応関係情報を参照してバックアップを実行するようにしたので、対応関係が不明であるためにデータベースの更新に使用されることなく廃棄される更新情報を減少させることが可能になる。
【0052】
また、送信された更新情報は、対応関係情報を参照することにより、その後に送られてくる更新情報を待つことなく、更新処理を行うことができるので、震災等によって更新情報がとぎれた場合でも、バックアップを確実に行うことが可能になる。
【0053】
次に、本発明の実施の形態について説明する。
図2は、本発明の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、データベース装置80は、CPU(Central Processing Unit)80a、ROM(Read Only Memory)80b、RAM(Random Access Memory)80c、HDD(Hard Disk Drive)80d、GB(Graphics Board)80e、I/F(Interface)80f、バス80g、表示装置80h、入力装置80i、および、外部記憶装置80jによって構成され、トランザクションに応じてHDD80dまたは外部記憶装置80jに確保されているデータベースを更新するとともに、その更新内容を示す更新情報としてのジャーナルを生成し、ネットワーク90を介してバックアップ装置100に送信する。
【0054】
一方、バックアップ装置100は、CPU100a、ROM100b、RAM100c、HDD100d、GB100e、I/F100f、バス100g、表示装置100h、入力装置100i、および、外部記憶装置100jによって構成されており、ネットワーク90を介してデータベース装置80から送信されたジャーナルを受信し、HDD100eおよび外部記憶装置100jに確保されているバックアップ用のデータベースを更新する。
【0055】
ネットワーク90は、例えば、ディジタル回線等の専用回線によって構成されており、データベース装置80と、バックアップ装置100との間で情報を伝送する。
【0056】
ここで、データベース装置80のCPU80aは、HDD80dに格納されているプログラムに応じて、装置の各部を制御するとともに、各種演算処理を実行する。
【0057】
ROM80bは、CPU80aが実行する基本的なプログラムやデータ等を記憶している。
RAM80cは、CPU80aが実行途中のプログラムや、演算途中のデータを一時的に格納する。
【0058】
HDD80dは、CPU80aが実行するプログラムを格納するとともに、各種データを格納している。
GB80eは、CPU80aから供給された描画命令に従って描画処理を実行し、得られた画像データを映像信号に変換し、表示装置80hに供給する。
【0059】
I/F80fは、外部記憶装置80jとの間でデータを授受し、入力装置80iから出力されたデータを入力し、また、ネットワーク90を介してバックアップ装置100との間でデータを授受する。
【0060】
バス80gは、CPU80a、ROM80b、RAM80c、HDD80d、GB80e、I/F80fを相互に接続し、これらの間でデータの授受を可能にする。
【0061】
表示装置80hは、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)モニタによって構成されており、GB80eから出力された映像信号を表示出力する。
入力装置80iは、例えば、キーボードやマウスなどの入力デバイスによって構成されており、オペレータ等の操作に応じたデータを生成して出力する。
【0062】
外部記憶装置80jは、例えば、複数のHDD等によって構成されており、CPU80aから供給されたデータを所定の領域に格納するとともに、CPU80aからの要求があった場合には、該当するデータを読み出して供給する。
【0063】
なお、バックアップ装置100は、データベース装置80と同様の構成であるので、その詳細な説明は省略する。
次に、以上の実施の形態の動作を説明する。
【0064】
図3は、図2に示すデータベース装置80およびバックアップ装置100の機能ブロックを説明する図である。なお、このような機能ブロックは、HDD80dおよびHDD100dに格納されている所定のプログラムが実行された場合に実現される。
【0065】
図3に示すように、データベース装置80は、主機能部200およびトランザクション整合通番記憶部200eとして機能する。主機能部200はDB#a200a、DB#b200b、応用プログラム200c、トランザクション整合通番管理部200d、転送済最終通番管理部200f、および、送信部200gから構成されている。
【0066】
ここで、DB#a200aおよびDB#b200bは、応用プログラム200cによって実行されるトランザクションによって発生するデータに応じてその記憶内容が更新される。
【0067】
応用プログラム200cは、種々の処理をトランザクション単位で実行するとともに、トランザクションが成立した場合には、DB#a200a,DB#b200bに格納されているデータを更新する。
【0068】
トランザクション整合通番管理部200dは、応用プログラム200cによって実行されるトランザクションに対してシリアル番号を発行し、これを整合通番として管理する。
【0069】
トランザクション整合通番記憶部200eは、トランザクション整合通番を格納する。
転送済最終通番管理部200fは、バックアップ装置100に転送済みのジャーナルの最終通番を、各ログファイル単位で管理する。
【0070】
送信部200gは、トランザクションの結果発生したジャーナルを、バックアップ装置100に送信する。
一方、バックアップ装置100は、主機能部210および転送済最終通番記憶部210nとして機能する。主機能部210は、受信部210a、編集部210b、編集データセット記憶部210c、反映部210d、スパンドデータ記憶部210e、DB#a210f、編集部210g、編集データセット記憶部210h、反映部210i、スパンドデータ記憶部210j、および、DB#b210kによって構成されている。
【0071】
ここで、受信部210aは、送信部200gから送信されたジャーナルを受信する。
編集部210bは、受信部210aによって受信されたジャーナルのうち、DB#a200aに対応するものを取得し、ジャーナルの順序の入れ替え、および、ジャーナルの対応関係を確認する処理を実行する。
【0072】
編集データセット記憶部210cは、編集部210bによって編集が施されたジャーナルのうち、DB#b200bのジャーナルであって、対応関係が確認できたジャーナルを格納する。
【0073】
反映部210dは、対応関係が確認できたジャーナルに基づいて、DB#a210fの内容を更新する。
スパンドデータ記憶部210eは、対応関係が確認できないジャーナルを格納する。
【0074】
編集部210gは、受信部210aによって受信されたジャーナルのうち、DB#b200bに対応するものを取得し、ジャーナルの順序の入れ替え、および、ジャーナルの対応関係を確認する処理を実行する。
【0075】
編集データセット記憶部210hは、編集部210gによって編集が施されたジャーナルのうち、DB#a200aのジャーナルであって、対応関係が確認できたジャーナルを格納する。
【0076】
反映部210iは、対応関係が確認できたジャーナルに基づいて、DB#b210kの内容を更新する。
スパンドデータ記憶部210jは、対応関係が確認できないジャーナルを格納する。
【0077】
次に、以上の機能ブロックの具体的な動作について説明する。
応用プログラム200cにおいて、所定のトランザクションが実行され、DB#a200aが更新されたとすると、ジャーナルが生成され、送信部200gに供給される。
【0078】
送信部200gには各DB毎にバッファが設けられており、応用プログラム200cから供給されたジャーナルは、DB#a200aに対応するバッファに格納される。
【0079】
また、このとき、トランザクション整合通番管理部200dは、トランザクション整合通番を1だけインクリメントする。いまの例では、最初のトランザクションであるので、整合通番は“1”となる。このような整合通番は、トランザクション整合通番記憶部200eに供給され、そこに一旦記憶された後、転送済み最終通番管理部200fと、送信部200gとに供給される。なお、トランザクション整合通番記憶部200eに一旦記憶させるのは、不揮発記憶装置であるトランザクション整合通番記憶部200eに格納することにより、障害発生時にもデータが失われないようにするためである。
【0080】
送信部200gは、トランザクション整合通番記憶部200eから供給された整合通番を取得し、バッファに新たに格納されたジャーナルにトランザクション整合情報として付加する。
【0081】
図4は、バッファに格納されているジャーナルのデータ構造を示す図である。この図に示すように、ジャーナルは、トランザクション整合情報250、DB特定情報251、領域指定情報252、および、更新内容情報253によって構成されている。
【0082】
ここで、トランザクション整合情報250は、図5に示すように、自グループ通番250−1および他グループ通番250−2〜250−nによって構成されている。ここで、「グループ」とは、DBを示すものであり、同一のDBについて生成されたジャーナルは同一のグループに属しているとする。
【0083】
自グループ通番250−1は、当該グループに対して付与された通番であり、この通番は全てのグループで共通である。
他グループ通番は、他のグループに属するジャーナルであって、当該ジャーナルと対応するジャーナルの通番を示す情報である。
【0084】
なお、図3の例では、DBは2つであるので、他グループ通番は1つのみである(即ち、n=2)である。
図4に戻って、DB特定情報251は、そのグループに対応するDBを特定するための情報である。
【0085】
領域指定情報252は、更新すべきDBの領域を指定するための情報である。
更新内容情報253は、更新すべき内容を示す情報である。
いまの例では、DB#a200aのみが更新されているので、図6の左上に示すように、新たに格納されたジャーナルをa1とすると、ジャーナルa1の自グループ通番としては“1”が付与され(L1=1とされ)、また、他グループ通番としては、対応するジャーナルが存在しないことから、“0”が付与される(L2=0とされる)。
【0086】
次に、新たなトランザクションが実行され、DB#a200aとDB#b200bの双方が更新されたとすると、ジャーナルa2とジャーナルb2が生成され、送信部200gに格納される。
【0087】
このとき、トランザクション整合通番管理部200dは、トランザクション整合通番をインクリメントして得られた“2”をトランザクション整合通番記憶部200eに供給する。
【0088】
トランザクション整合通番記憶部200eに一旦格納された整合通番は、送信部200gに供給される。
送信部200gは、整合通番を取得し、そこに格納されているジャーナルa2,b2の自グループ通番250−1としてそれぞれ付加する(L1=2,L2=2を付加する)。また、それぞれの他グループ通番250−2としては、対応するジャーナルの整合通番が“2”であることからL2=2とL1=2を、それぞれ、ジャーナルa2,b2に付加する。
【0089】
続いて、新たなトランザクションが実行され、DB#b200bのみが更新されたとすると、前述の場合と同様の動作により、送信部200gのバッファには、ジャーナルb3が格納され、トランザクション整合番号記憶部200eからは、通番として“3”が供給され、ジャーナルb3の自グループ通番250−1として付加される(L2=3が格納される)。
【0090】
また、他グループ通番250−2としては、ジャーナルa3は存在しないことから、直前のジャーナルの通番である“2”を格納する(L1=2が格納される)。
【0091】
更に、新たなトランザクションが実行され、DB#b200bのみが更新されたとすると、前述の場合と同様の動作により、送信部200gのバッファには、ジャーナルb4が格納され、トランザクション整合番号記憶部200eからは、通番として“4”が供給され、ジャーナルb3の自グループ通番250−1として付加される(L2=4が格納される)。
【0092】
また、他グループ通番250−2としては、ジャーナルa4は存在しないことから、直前のジャーナルの通番である“2”を格納する(L1=2が格納される)。
【0093】
以上の処理により、送信部200gのバッファには、図6に示すように、ジャーナルa1,a2、および、ジャーナルb2〜b4が格納された状態になる。
このような状態において、送信部200gがバッファが一杯になった(または、所定の時間が経過した)と判定した場合には、バッファに格納されているジャーナルがバックアップ装置100に対して送信される。
【0094】
このとき、転送済最終通番管理部200fは、送信部200gから送信された最後のジャーナルの通番を取得し、バックアップ装置100に対して通知する。いまの例では、ジャーナルa2およびジャーナルb4がそれぞれの最後のジャーナルであるので、“2”および“4”が通知されることになる。
【0095】
バックアップ装置100の受信部210aは、送信部200gから受信したジャーナルを、グループ毎に分類して、編集部210bと編集部210gとにそれぞれ供給する。
【0096】
編集部210bおよび編集部210gは、ジャーナルをその自グループ通番に応じて並べ替える。並べ替えが終了すると、編集部210bおよび編集部210gは、転送済最終通番管理部210mからそれぞれのグループの転送済最終通番を取得する。いまの例では、編集部210bは“2”を、また、編集部210gは“4”を取得する。
【0097】
次に、編集部210bおよび編集部210gは、ジャーナルから他グループ通番250−2を取得し、転送済最終通番と比較し、他グループ通番250−2が転送済最終通番以下である場合にはそのジャーナルを編集データセット記憶部210c,210hに供給して記憶させる。また、他グループ通番250−2が転送済最終通番よりも大きい場合にはそのジャーナル以降のジャーナルをスパンドデータ記憶部210e,210jに供給して記憶させる。換言すると、対応関係がとれているジャーナルについては、編集データセット記憶部210c,210hに格納し、それ以外の場合にはスパンドデータ記憶部210e,210jに格納する。
【0098】
全てのジャーナルに対する処理が終了すると、反映部210dおよび反映部210iは、編集データセット記憶部210c,210hに格納されているジャーナルに基づいて、DB#a210fおよびDB#b210kを更新する。
【0099】
以上の処理により、DB#a200aの内容をDB#a210fにバックアップするとともに、DB#b200bの内容をDB#b210kにバックアップすることが可能になる。
【0100】
また、図6に示す状態において、システムが被災した場合であっても、他グループ通番を参照することにより、対応するジャーナルが存在するか否かを知ることができるので、スパンドデータの発生を抑制しつつ、DBを更新することが可能になる。
【0101】
最後に、以上の処理を実現するためのフローチャートについて説明する。
図7は、トランザクション整合通番管理部200dおよび送信部200gにおいて、トランザクションが成立した場合に実行される処理の一例を説明するフローチャートである。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0102】
ステップS10:
主機能部200は、他のトランザクションとの干渉を排除するため、排他制御を開始する。
【0103】
ステップS11:
トランザクション整合通番管理部200dは、トランザクション整合通番を1だけインクリメントする。
【0104】
ステップS12:
送信部200gは、トランザクション整合通番管理部200dから出力され、トランザクション整合通番記憶部200eに一旦格納されたトランザクション整合通番を取得し、ジャーナルを取得するログファイル、即ち、バッファに格納されているジャーナルの整合通番を更新する。
【0105】
ステップS13:
送信部200gは、全ログファイルのトランザクション整合通番をトランザクション整合情報として、ジャーナルに付加する。即ち、他グループの整合通番を、他グループ整合通番250−2〜250−nとして付加する。
【0106】
ステップS14:
主機能部200は、排他制御を解除する。
ステップS15:
送信部200gは、バッファに一定量のジャーナルが蓄積された場合には、ジャーナルを送信する。
【0107】
以上の処理により、ジャーナルに自グループ整合通番250−1と、他グループ整合通番250−2〜250−nを付与し、送信することが可能になる。
次に、図8を参照して、送信部200gによってジャーナルが転送された場合に、転送済最終通番管理部200fにおいて実行される処理について説明する。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0108】
ステップS30:
主機能部200は、整合通番の取得中に対象が更新されることを防止するために排他制御を開始する。
【0109】
ステップS31:
転送済最終通番管理部200fは、グループ毎の最終トランザクション通番、即ち、転送済最終通番を取得する。
【0110】
ステップS32:
主機能部200は、排他制御を解除する。
ステップS33:
転送済最終通番管理部200fは、転送済最終通番を送信する。
【0111】
以上の処理によれば、グループ毎の転送済最終通番を取得し、バックアップ装置100に送信することができる。
次に、図9を参照して、バックアップ装置100の転送済最終通番管理部210mが転送済最終通番を受信する処理について説明する。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
【0112】
ステップS50:
転送済最終通番管理部210mは、データベース装置80から送信された、各グループ毎の最終トランザクション整合通番、即ち、転送済最終通番を受信する。
【0113】
ステップS51:
転送済最終通番管理部210mは、転送済最終通番を各グループ毎に分類し、転送済最終通番記憶部210nに格納する。
【0114】
以上の処理によれば、転送済最終通番を受信し、転送済最終通番記憶部210nに格納することが可能になる。
次に、図10を参照して、ジャーナルを受信した場合に編集部210bおよび編集部210gで実行される処理について説明する。このフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。なお、編集部210bおよび編集部210gの動作は、取得の対象となるグループが異なる点を除けば同様であるので、以下では、編集部210bを例に挙げて説明する。
【0115】
ステップS70:
編集部210bは、受信部210aによって受信されたジャーナルのうち、自己に対応するグループに属するジャーナルからトランザクション整合情報250を取得する。
【0116】
ステップS71:
編集部210bは、変数S1に対してトランザクション整合通番内の他グループ通番を代入する。なお、他グループ通番が複数存在する場合には、変数S1の代わりに、配列S1[]のそれぞれの要素に他グループ通番を代入する。
【0117】
ステップS72:
編集部210bは、変数S2に自グループの転送済最終通番を、転送済最終通番記憶部210nから取得して代入する。
【0118】
ステップS73:
編集部210bは、変数S1とS2とを比較し、S1がS2以下である場合にはステップS74に進み、それ以外の場合にはステップS75に進む。なお、S1が配列である場合には、配列の全ての要素と比較する。
【0119】
ステップS74:
編集部210bは、全ジャーナルをチェック済みか否かを判定し、全ジャーナルをチェック済みである場合にはステップS76に進み、それ以外の場合にはステップS73に戻って同様の処理を繰り返す。
【0120】
ステップS75:
編集部210bは、当該ジャーナル以降を、スパンドデータ記憶部210eに出力し、そこに格納させる。
【0121】
ステップS76:
編集部210bは、ジャーナルを編集データセット記憶部210cに出力し、そこに格納させる。
【0122】
以上の処理によれば、他のグループとの対応関係がとれているジャーナルと、それ以外のジャーナルとを弁別し、対応関係がとれているジャーナルについては編集データセット記憶部210cに、また、対応関係がとれていないジャーナルについてはスパンドデータ記憶部210eに格納させることができる。
【0123】
なお、以上の実施の形態においては、主に、DBが2種類である場合を例に挙げて説明したが、本発明はこのような場合のみに限定されるものではなく、3種類以上のDBを有するデータベース装置に対しても適用可能であることはいうまでもない。
【0124】
また、他グループ通番250−1〜250−nとして、他グループに属するジャーナルの通番を利用するようにしたが、例えば、他グループの有無を示す情報を利用することでも同様の効果を期待することができる。
【0125】
更に、上記の処理機能は、サーバコンピュータとクライアントコンピュータとによって実現することができる。その場合、データベース装置80が有すべき機能の処理内容を記述したサーバプログラム、および、バックアップ装置100が有すべき機能の処理内容を記述したクライアントプログラムが提供される。サーバプログラムをサーバコンピュータで実行することにより、データベース装置80の処理機能がサーバコンピュータ上で実現される。また、クライアントプログラムをクライアントコンピュータで実行することにより、バックアップ装置100の処理機能がクライアントコンピュータ上で実現される。
【0126】
処理内容を記述したサーバプログラムやクライアントプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disk)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
【0127】
サーバプログラムやクライアントプログラムを流通させる場合には、たとえば、各プログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、クライアントプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータからクライアントコンピュータにクライアントプログラムを転送することもできる。
【0128】
サーバプログラムを実行するサーバコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたサーバプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、サーバコンピュータは、自己の記憶装置からサーバプログラムを読み取り、サーバプログラムに従った処理を実行する。なお、サーバコンピュータは、可搬型記録媒体から直接サーバプログラムを読み取り、そのサーバプログラムに従った処理を実行することもできる。
【0129】
クライアントプログラムを実行するクライアントコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたクライアントプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたクライアントプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、クライアントコンピュータは、自己の記憶装置からクライアントプログラムを読み取り、クライアントプログラムに従った処理を実行する。なお、クライアントコンピュータは、可搬型記録媒体から直接クライアントプログラムを読み取り、そのクライアントプログラムに従った処理を実行することもできる。また、クライアントコンピュータは、サーバコンピュータからクライアントプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったクライアントプログラムに従った処理を実行することもできる。
【0130】
(付記1) 複数のデータベースを有するデータベース装置と、前記データベース装置に格納されている情報をバックアップするバックアップ装置と、を有するバックアップシステムにおいて、
前記データベース装置は、
前記データベースの更新内容を示す更新情報をデータベース単位で生成する更新情報生成手段と、
所定のデータベースに対応する更新情報と、他のデータベースに対応する更新情報との対応関係を示す対応関係情報を生成する対応関係情報生成手段と、
前記更新情報と前記対応情報とを前記バックアップ装置に送信する送信手段と、を有し、
前記バックアップ装置は、
前記データベース装置から送信された更新情報と対応情報を受信する受信手段と、
前記データベース装置が有するデータベースの内容をバックアップするためのバックアップ用データベースと、
前記受信手段によって受信された対応情報を参照し、個々の更新情報の対応関係を判定する対応関係判定手段と、
前記対応関係判定手段によって対応関係が確認できた更新情報により、前記バックアップ用データベースを更新する更新手段と、を有する、
ことを特徴とするバックアップシステム。
【0131】
(付記2) 前記データベース装置は、前記更新情報に前記対応関係情報を付加する付加手段を更に有し、
前記バックアップ装置は、前記受信手段によって受信された更新情報から、対応関係情報を抽出する抽出手段を更に有する、
ことを特徴とする付記1記載のバックアップシステム。
【0132】
(付記3) 前記対応関係情報は、当該更新情報に対応する他の更新情報の存在の有無を示す情報であることを特徴とする付記1記載のバックアップシステム。
【0133】
(付記4) 前記対応関係情報は、シリアル番号であり、
当該更新情報に対応する他の更新情報が存在しない場合には、直前の更新情報に対応するシリアル番号が付与されることを特徴とする付記1記載のバックアップシステム。
【0134】
(付記5) 前記データベース装置は、各データベース毎に送信が完了した更新情報を示す送信済み情報を送信する送信済み情報送信手段を更に有し、
前記バックアップ装置の更新手段は、前記送信済み情報と、対応関係情報とを参照して、バックアップ用データベースを更新することを特徴とする付記1記載のバックアップシステム。
【0135】
(付記6) 複数のデータベースを有するデータベース装置において、
データベースの更新内容を示す更新情報をデータベース単位で生成する更新情報生成手段と、
所定のデータベースに対応する更新情報と、他のデータベースに対応する更新情報との対応関係を示す対応関係情報を生成する対応関係情報生成手段と、
前記更新情報と前記対応情報とをバックアップ装置に送信する送信手段と、
を有することを特徴とするデータベース装置。
【0136】
(付記7) 複数のデータベースを有するデータベース装置のバックアップ方法において、
データベースの更新内容を示す更新情報をデータベース単位で生成する更新情報生成ステップと、
所定のデータベースに対応する更新情報と、他のデータベースに対応する更新情報との対応関係を示す対応関係情報を生成する対応関係情報生成ステップと、
前記更新情報と前記対応情報とを前記バックアップ装置に送信する送信ステップと、
を有することを特徴とするバックアップ方法。
【0137】
(付記8) コンピュータを複数のデータベースを有するデータベース装置として機能させるプログラムにおいて、
コンピュータを、
データベースの更新内容を示す更新情報をデータベース単位で生成する更新情報生成手段、
所定のデータベースに対応する更新情報と、他のデータベースに対応する更新情報との対応関係を示す対応関係情報を生成する対応関係情報生成手段、
前記更新情報と前記対応情報とを前記バックアップ装置に送信する送信手段、
として機能させるプログラム。
【0138】
(付記9) データベース装置に格納されている情報をバックアップするバックアップ装置において、
前記データベース装置から送信された更新情報と対応情報を受信する受信手段と、
前記データベース装置が有するデータベースの内容をバックアップするためのバックアップ用データベースと、
前記受信手段によって受信された対応情報を参照し、個々の更新情報の対応関係を判定する対応関係判定手段と、
前記対応関係判定手段によって対応関係が確認できた更新情報により、前記バックアップ用データベースを更新する更新手段と、
を有することを特徴とするバックアップ装置。
【0139】
(付記10) データベース装置に格納されている情報をバックアップ用データベースにバックアップするバックアップ方法において、
前記データベース装置から送信された更新情報と対応情報を受信する受信ステップと、
前記受信ステップによって受信された対応情報を参照し、個々の更新情報の対応関係を判定する対応関係判定ステップと、
前記対応関係判定ステップによって対応関係が確認できた更新情報により、前記バックアップ用データベースを更新する更新ステップと、
を有することを特徴とするバックアップ方法。
【0140】
(付記11) データベース装置に格納されている情報をバックアップする処理をコンピュータに機能させるプログラムにおいて、
コンピュータを、
前記データベース装置から送信された更新情報と対応情報を受信する受信手段、
前記データベース装置が有するデータベースの内容をバックアップするためのバックアップ用データベース、
前記受信手段によって受信された対応情報を参照し、個々の更新情報の対応関係を判定する対応関係判定手段、
前記対応関係判定手段によって対応関係が確認できた更新情報により、前記バックアップ用データベースを更新する更新手段、
として機能させるプログラム。
【0141】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、システムが震災等に被災した場合でも復旧不能となるデータを最小限に抑えることが可能になる。
【0142】
また、システムが震災等に被災した場合でも、バックアップ装置により即時にサービスを再開することが可能となる。
【0143】
また、データベース装置が震災等に被災した場合でも、迅速にサービスを再開することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の実施の形態の構成例を示す図である。
【図3】本発明の機能ブロックの一例を示す図である。
【図4】ジャーナルのデータ構造の一例を示す図である。
【図5】図4に示すトランザクション整合情報の詳細を説明する図である。
【図6】ジャーナルに関する処理の流れの一例を説明する図である。
【図7】トランザクション整合通番管理部および送信部により実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図8】送信部によってジャーナルが転送された場合に、転送済最終通番管理部において実行される処理について説明するフローチャートである。
【図9】バックアップ装置の転送済最終通番管理部が転送済最終通番を受信する処理について説明するフローチャートである。
【図10】ジャーナルを受信した場合に編集部で実行される処理について説明するフローチャートである。
【図11】従来におけるデータベース装置と、バックアップ装置の動作を説明するための概念図である。
【図12】従来のデータベース装置と、バックアップ装置とにおけるジャーナルに関する処理の流れの一例を説明する図である。
【符号の説明】
50 データベース装置
50a,50b DB
50c 更新情報生成手段
50d 対応関係情報生成手段
50e 送信手段
60 バックアップ装置
60a 受信手段
60b 対応関係判定手段
60c 更新手段
60d,60e バックアップ用DB
80 バックアップ装置
80a CPU
80b ROM
80c RAM
80d HDD
80e GB
80f I/F
80g バス
80h 表示装置
80i 入力装置
80j 外部記憶装置
90 ネットワーク
100 バックアップ装置
100a CPU
100b ROM
100c RAM
100d HDD
100e GB
100f I/F
100g バス
100h 表示装置
100i 入力装置
100j 外部記憶装置
200 主機能部
200a DB#a
200b DB#b
200c 応用プログラム
200d トランザクション整合通番管理部
200e トランザクション整合通番記憶部
200f 転送済最終通番管理部
200g 送信部
210 主機能部
210a 受信部
210b 編集部
210c 編集データセット記憶部
210d 反映部
210e スパンドデータ記憶部
210f DB#a
210g 編集部
210h 編集データセット記憶部
210i 反映部
210j スパンドデータ記憶部
210k DB#b
Claims (11)
- 複数のデータベースを有するデータベース装置と、前記データベース装置に格納されている情報をバックアップするバックアップ装置と、を有するバックアップシステムにおいて、
前記データベース装置は、
前記データベースの更新内容を示す更新情報をデータベース単位で生成する更新情報生成手段と、
所定のデータベースの前記更新情報と他のデータベースの前記更新情報との対応関係を示す対応関係情報として、該所定のデータベースの前記更新情報に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在する場合には、該所定のデータベースの前記更新情報と該他のデータベースの前記更新情報とが対応することを示す同一の対応関係情報をそれぞれ生成し、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在しない場合には、該他のデータベースについては、該他のデータベースの直前の前記更新情報に対応する対応関係情報を生成する対応関係情報生成手段と、
前記更新情報に前記対応関係情報を付加する付加手段と、
前記対応関係情報が付加された前記更新情報を前記バックアップ装置に送信する送信手段と、を有し、
前記バックアップ装置は、
前記データベース装置から送信された、前記対応関係情報が付加された前記更新情報を受信する受信手段と、
前記データベース装置が有するデータベースの内容をバックアップするためのバックアップ用データベースと、
前記受信手段によって受信された前記更新情報から、前記対応関係情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された前記対応関係情報を参照し、前記受信手段によって受信された個々の前記更新情報の対応関係を判定する対応関係判定手段と、
前記対応関係判定手段によって対応関係が確認できた前記所定のデータベースの前記更新情報と前記他のデータベースの前記更新情報、または、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する前記他のデータベースの前記更新情報が存在しないと判定された前記所定のデータベースの前記更新情報により、前記バックアップ用データベースを更新する更新手段と、を有する、
ことを特徴とするバックアップシステム。 - 前記対応関係情報は、シリアル番号であり、
前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在しない場合には、直前の前記更新情報に対応するシリアル番号が付与されることを特徴とする請求項1記載のバックアップシステム。 - 前記データベース装置は、各データベース毎に送信が完了した前記更新情報を示す送信済み情報を送信する送信済み情報送信手段を更に有し、
前記バックアップ装置の前記更新手段は、前記送信済み情報と、前記対応関係情報とを参照して、前記バックアップ用データベースを更新することを特徴とする請求項1記載のバックアップシステム。 - 前記対応関係情報生成手段は、同一トランザクションに基づいて生成された前記各データベースの前記更新情報を、対応する前記更新情報とした前記対応関係情報を生成し、異なるトランザクションに基づいて生成された前記各データベースの前記更新情報を、対応しない前記更新情報とした前記対応関係情報を生成することを特徴とする請求項1記載のバックアップシステム。
- 前記対応関係判定手段によって対応関係が確認できた前記更新情報を記憶する記憶手段をさらに有し、
前記対応関係判定手段は、前記記憶手段に記憶された前記更新情報と、前記他のデータベースの前記更新情報とが一致した場合、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する前記他のデータベースの前記更新情報が存在しないと判定することを特徴とする請求項1記載のバックアップシステム。 - 所定のデータベースの更新内容を示す更新情報と他のデータベースの前記更新情報との対応関係を示す対応関係情報が付加された前記更新情報を受信する受信手段と、当該データベース装置が有するデータベースの内容をバックアップするためのバックアップ用データベースと、前記受信手段によって受信された前記更新情報から、前記対応関係情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された前記対応関係情報を参照し、前記受信手段によって受信された個々の前記更新情報の対応関係を判定する対応関係判定手段と、前記対応関係判定手段によって対応関係が確認できた前記所定のデータベースの前記更新情報と前記他のデータベースの前記更新情報、または、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する前記他のデータベースの前記更新情報が存在しないと判定された前記所定のデータベースの前記更新情報により、前記バックアップ用データベースを更新する更新手段と、を有するバックアップ装置に、前記更新情報を送信するデータベース装置において、
複数の前記データベースと、
前記更新情報を前記データベース単位で生成する更新情報生成手段と、
前記対応関係情報として、該所定のデータベースの前記更新情報に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在する場合には、該所定のデータベースの前記更新情報と該他のデータベースの前記更新情報とが対応することを示す同一の対応関係情報をそれぞれ生成し、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在しない場合には、該他のデータベースについては、該他のデータベースの直前の前記更新情報に対応する対応関係情報を生成する対応関係情報生成手段と、
前記更新情報に前記対応関係情報を付加する付加手段と、
前記対応関係情報が付加された前記更新情報を前記バックアップ装置に送信する送信手段と、
を有することを特徴とするデータベース装置。 - 所定のデータベースの更新内容を示す更新情報と他のデータベースの前記更新情報との対応関係を示す対応関係情報が付加された前記更新情報を受信する受信手段と、当該データベース装置が有するデータベースの内容をバックアップするためのバックアップ用データベースと、前記受信手段によって受信された前記更新情報から、前記対応関係情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された前記対応関係情報を参照し、前記受信手段によって受信された個々の前記更新情報の対応関係を判定する対応関係判定手段と、前記対応関係判定手段によって対応関係が確認できた前記所定のデータベースの前記更新情報と前記他のデータベースの前記更新情報、または、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する前記他のデータベースの前記更新情報が存在しないと判定された前記所定のデータベースの前記更新情報により、前記バックアップ用データベースを更新する更新手段と、を有するバックアップ装置に、前記更新情報を送信するデータベース装置のバックアップ方法において、
更新情報生成手段が、前記更新情報を前記データベース単位で生成し、
対応関係情報生成手段が、前記対応関係情報として、該所定のデータベースの前記更新情報に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在する場合には、該所定のデータベースの前記更新情報と該他のデータベースの前記更新情報とが対応することを示す同一の対応関係情報をそれぞれ生成し、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在しない場合には、該他のデータベースについては、該他のデータベースの直前の前記更新情報に対応する対応関係情報を生成し、
付加手段が、前記更新情報に前記対応関係情報を付加し、
送信手段が、前記対応関係情報が付加された前記更新情報を前記バックアップ装置に送信する、
ことを特徴とするデータベース装置のバックアップ方法。 - 所定のデータベースの更新内容を示す更新情報と他のデータベースの 前記更新情報との対応関係を示す対応関係情報が付加された前記更新情報を受信する受信手段と、当該データベース装置が有するデータベースの内容をバックアップするためのバックアップ用データベースと、前記受信手段によって受信された前記更新情報から、前記対応関係情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された前記対応関係情報を参照し、前記受信手段によって受信された個々の前記更新情報の対応関係を判定する対応関係判定手段と、前記対応関係判定手段によって対応関係が確認できた前記所定のデータベースの前記更新情報と前記他のデータベースの前記更新情報、または、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する前記他のデータベースの前記更新情報が存在しないと判定された前記所定のデータベースの前記更新情報により、前記バックアップ用データベースを更新する更新手段と、を有するバックアップ装置に、前記更新情報を送信するデータベース管理プログラムにおいて、
コンピュータを、
複数の前記データベース、
前記更新情報を前記データベース単位で生成する更新情報生成手段、
前記対応関係情報として、該所定のデータベースの前記更新情報に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在する場合には、該所定のデータベースの前記更新情報と該他のデータベースの前記更新情報とが対応することを示す同一の対応関係情報をそれぞれ生成し、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在しない場合には、該他のデータベースについては、該他のデータベースの直前の前記更新情報に対応する対応関係情報を生成する対応関係情報生成手段、
前記更新情報に前記対応関係情報を付加する付加手段、
前記対応関係情報が付加された前記更新情報を前記バックアップ装置に送信する送信手段、
として機能させることを特徴とするデータベース管理プログラム。 - データベース装置に格納されている情報をバックアップするバックアップ装置において、
所定のデータベースの更新内容を示す更新情報と他のデータベースの前記更新情報との対応関係を示す対応関係情報として、該所定のデータベースの前記更新情報に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在する場合には、該所定のデータベースの前記更新情報と該他のデータベースの前記更新情報とが対応することを示す同一の対応関係情報、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在しない場合には、該他のデータベースについては、該他のデータベースの直前の前記更新情報に対応する対応関係情報、が付加された前記更新情報を前記データベース装置から受信する受信手段と、
前記データベース装置が有するデータベースの内容をバックアップするためのバックアップ用データベースと、
前記受信手段によって受信された前記更新情報から、前記対応関係情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された前記対応関係情報を参照し、前記受信手段によって受信された個々の前記更新情報の対応関係を判定する対応関係判定手段と、
前記対応関係判定手段によって対応関係が確認できた前記所定のデータベースの前記更新情報と前記他のデータベースの前記更新情報、または、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する前記他のデータベースの前記更新情報が存在しないと判定された前記所定のデータベースの前記更新情報により、前記バックアップ用データベースを更新する更新手段と、
を有することを特徴とするバックアップ装置。 - データベース装置に格納されている情報をバックアップ用データベースにバックアップするバックアップ方法において、
受信手段が、所定のデータベースの更新内容を示す更新情報と他のデータベースの前記更新情報との対応関係を示す対応関係情報として、該所定のデータベースの前記更新情報 に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在する場合には、該所定のデータベースの前記更新情報と該他のデータベースの前記更新情報とが対応することを示す同一の対応関係情報、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在しない場合には、該他のデータベースについては、該他のデータベースの直前の前記更新情報に対応する対応関係情報、が付加された前記更新情報を前記データベース装置から受信し、
抽出手段が、前記受信手段によって受信された前記更新情報から、前記対応関係情報を抽出し、
対応関係判定手段が、前記抽出手段によって抽出された前記対応関係情報を参照し、前記受信手段によって受信された個々の前記更新情報の対応関係を判定し、
更新手段が、前記対応関係判定手段によって対応関係が確認できた前記所定のデータベースの前記更新情報と前記他のデータベースの前記更新情報、または、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する前記他のデータベースの前記更新情報が存在しないと判定された前記所定のデータベースの前記更新情報により、前記バックアップ用データベースを更新する、
ことを特徴とするバックアップ方法。 - データベース装置に格納されている情報をバックアップするバックアッププログラムにおいて、
コンピュータを、
所定のデータベースの更新内容を示す更新情報と他のデータベースの前記更新情報との対応関係を示す対応関係情報として、該所定のデータベースの前記更新情報に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在する場合には、該所定のデータベースの前記更新情報と該他のデータベースの前記更新情報とが対応することを示す同一の対応関係情報、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する他のデータベースの前記更新情報が存在しない場合には、該他のデータベースについては、該他のデータベースの直前の前記更新情報に対応する対応関係情報、が付加された前記更新情報を前記データベース装置から受信する受信手段、
前記データベース装置が有するデータベースの内容をバックアップするためのバックアップ用データベース、
前記受信手段によって受信された前記更新情報から、前記対応関係情報を抽出する抽出手段、
前記抽出手段によって抽出された前記対応関係情報を参照し、前記受信手段によって受信された個々の前記更新情報の対応関係を判定する対応関係判定手段、
前記対応関係判定手段によって対応関係が確認できた前記所定のデータベースの前記更新情報と前記他のデータベースの前記更新情報、または、前記所定のデータベースの前記更新情報に対応する前記他のデータベースの前記更新情報が存在しないと判定された前記所定のデータベースの前記更新情報により、前記バックアップ用データベースを更新する更新手段、
として機能させることを特徴とするバックアッププログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001156396A JP4076326B2 (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | バックアップシステム、データベース装置、データベース装置のバックアップ方法、データベース管理プログラム、バックアップ装置、バックアップ方法および、バックアッププログラム |
US09/992,247 US6850958B2 (en) | 2001-05-25 | 2001-11-16 | Backup system, backup method, database apparatus, and backup apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001156396A JP4076326B2 (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | バックアップシステム、データベース装置、データベース装置のバックアップ方法、データベース管理プログラム、バックアップ装置、バックアップ方法および、バックアッププログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002351721A JP2002351721A (ja) | 2002-12-06 |
JP4076326B2 true JP4076326B2 (ja) | 2008-04-16 |
Family
ID=19000406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001156396A Expired - Lifetime JP4076326B2 (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | バックアップシステム、データベース装置、データベース装置のバックアップ方法、データベース管理プログラム、バックアップ装置、バックアップ方法および、バックアッププログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6850958B2 (ja) |
JP (1) | JP4076326B2 (ja) |
Families Citing this family (43)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002088961A1 (en) * | 2001-05-01 | 2002-11-07 | The Board Of Governors For Higher Education, State Of Rhode Island And Providence Plantations | Distributed raid and location independence caching system |
US20040158687A1 (en) * | 2002-05-01 | 2004-08-12 | The Board Of Governors For Higher Education, State Of Rhode Island And Providence Plantations | Distributed raid and location independence caching system |
US20030105758A1 (en) * | 2001-12-05 | 2003-06-05 | International Business Machines Corporation | System and method for testing and promoting database update code |
US7885896B2 (en) | 2002-07-09 | 2011-02-08 | Avaya Inc. | Method for authorizing a substitute software license server |
US8041642B2 (en) | 2002-07-10 | 2011-10-18 | Avaya Inc. | Predictive software license balancing |
US7216363B2 (en) * | 2002-08-30 | 2007-05-08 | Avaya Technology Corp. | Licensing duplicated systems |
US7698225B2 (en) * | 2002-08-30 | 2010-04-13 | Avaya Inc. | License modes in call processing |
US7707116B2 (en) * | 2002-08-30 | 2010-04-27 | Avaya Inc. | Flexible license file feature controls |
US7228567B2 (en) * | 2002-08-30 | 2007-06-05 | Avaya Technology Corp. | License file serial number tracking |
US7966520B2 (en) * | 2002-08-30 | 2011-06-21 | Avaya Inc. | Software licensing for spare processors |
US7681245B2 (en) | 2002-08-30 | 2010-03-16 | Avaya Inc. | Remote feature activator feature extraction |
US20040062257A1 (en) * | 2002-09-30 | 2004-04-01 | Intel Corporation | System and method of maintaining coherent and synchronized address tables on all switches in a software stacking configuration |
US20040078339A1 (en) * | 2002-10-22 | 2004-04-22 | Goringe Christopher M. | Priority based licensing |
JP4290975B2 (ja) * | 2002-12-19 | 2009-07-08 | 株式会社日立製作所 | データベース処理方法及び装置並びにその処理プログラム及びディザスタリカバリ方法及びシステム |
JP4393762B2 (ja) * | 2002-12-19 | 2010-01-06 | 株式会社日立製作所 | データベース処理方法及び装置並びにその処理プログラム |
US7890997B2 (en) | 2002-12-26 | 2011-02-15 | Avaya Inc. | Remote feature activation authentication file system |
US7260557B2 (en) * | 2003-02-27 | 2007-08-21 | Avaya Technology Corp. | Method and apparatus for license distribution |
US7373657B2 (en) | 2003-03-10 | 2008-05-13 | Avaya Technology Corp. | Method and apparatus for controlling data and software access |
US20040181696A1 (en) * | 2003-03-11 | 2004-09-16 | Walker William T. | Temporary password login |
JP4301849B2 (ja) * | 2003-03-31 | 2009-07-22 | 株式会社日立製作所 | 情報処理方法及びその実施システム並びにその処理プログラム並びにディザスタリカバリ方法およびシステム並びにその処理を実施する記憶装置およびその制御処理方法 |
US7127442B2 (en) * | 2003-04-01 | 2006-10-24 | Avaya Technology Corp. | Ironclad notification of license errors |
JP4404246B2 (ja) | 2003-09-12 | 2010-01-27 | 株式会社日立製作所 | データ特性に基づくバックアップシステム及び方法 |
US7353388B1 (en) | 2004-02-09 | 2008-04-01 | Avaya Technology Corp. | Key server for securing IP telephony registration, control, and maintenance |
JP4512386B2 (ja) * | 2004-03-05 | 2010-07-28 | 株式会社日立製作所 | バックアップシステムおよび方法 |
JP4452533B2 (ja) | 2004-03-19 | 2010-04-21 | 株式会社日立製作所 | システムおよび記憶装置システム |
US7272500B1 (en) | 2004-03-25 | 2007-09-18 | Avaya Technology Corp. | Global positioning system hardware key for software licenses |
US20050235017A1 (en) * | 2004-04-15 | 2005-10-20 | Jeff Ashman | System and method for high availability of data in a disaster recovery system |
JP4624829B2 (ja) * | 2004-05-28 | 2011-02-02 | 富士通株式会社 | データバックアップシステム及び方法 |
US20060004879A1 (en) * | 2004-05-28 | 2006-01-05 | Fujitsu Limited | Data backup system and method |
US20050289152A1 (en) * | 2004-06-10 | 2005-12-29 | Earl William J | Method and apparatus for implementing a file system |
US7707405B1 (en) | 2004-09-21 | 2010-04-27 | Avaya Inc. | Secure installation activation |
US7965701B1 (en) | 2004-09-30 | 2011-06-21 | Avaya Inc. | Method and system for secure communications with IP telephony appliance |
US7747851B1 (en) | 2004-09-30 | 2010-06-29 | Avaya Inc. | Certificate distribution via license files |
US8229858B1 (en) | 2004-09-30 | 2012-07-24 | Avaya Inc. | Generation of enterprise-wide licenses in a customer environment |
US7434630B2 (en) * | 2004-10-05 | 2008-10-14 | Halliburton Energy Services, Inc. | Surface instrumentation configuration for drilling rig operation |
US9063898B1 (en) * | 2004-11-23 | 2015-06-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Method of restoring backup data |
US7814023B1 (en) | 2005-09-08 | 2010-10-12 | Avaya Inc. | Secure download manager |
US20070233828A1 (en) * | 2006-03-31 | 2007-10-04 | Jeremy Gilbert | Methods and systems for providing data storage and retrieval |
JP4942418B2 (ja) * | 2006-08-04 | 2012-05-30 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム及びそのスナップショット作成方法 |
JP4870190B2 (ja) * | 2009-04-27 | 2012-02-08 | 株式会社日立製作所 | データ処理方法、計算機、及びデータ処理プログラム |
JP2013029911A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Fujitsu Ltd | 制御装置、制御方法およびストレージ装置 |
JP5724735B2 (ja) * | 2011-08-04 | 2015-05-27 | 富士通株式会社 | データベース更新制御装置、データベース管理システムおよびデータベース更新制御プログラム |
CN104765656A (zh) * | 2015-04-23 | 2015-07-08 | 浪潮电子信息产业股份有限公司 | 一种冷数据的备份方法及装置 |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5307481A (en) * | 1990-02-28 | 1994-04-26 | Hitachi, Ltd. | Highly reliable online system |
US5530855A (en) * | 1992-10-13 | 1996-06-25 | International Business Machines Corporation | Replicating a database by the sequential application of hierarchically sorted log records |
JP3497886B2 (ja) * | 1994-05-10 | 2004-02-16 | 富士通株式会社 | サーバ間データ連携装置 |
EP0806015A4 (en) * | 1995-01-23 | 2003-09-03 | Compaq Computer Corp | SYSTEM FOR CONSERVING THE INTEGRITY OF A DATABASE |
US5794252A (en) * | 1995-01-24 | 1998-08-11 | Tandem Computers, Inc. | Remote duplicate database facility featuring safe master audit trail (safeMAT) checkpointing |
US5649195A (en) * | 1995-05-22 | 1997-07-15 | International Business Machines Corporation | Systems and methods for synchronizing databases in a receive-only network |
US5713017A (en) * | 1995-06-07 | 1998-01-27 | International Business Machines Corporation | Dual counter consistency control for fault tolerant network file servers |
US6098078A (en) * | 1995-12-29 | 2000-08-01 | Lucent Technologies Inc. | Maintaining consistency of database replicas |
US5995980A (en) * | 1996-07-23 | 1999-11-30 | Olson; Jack E. | System and method for database update replication |
US5781910A (en) * | 1996-09-13 | 1998-07-14 | Stratus Computer, Inc. | Preforming concurrent transactions in a replicated database environment |
AU6669198A (en) * | 1997-02-28 | 1998-09-18 | Siebel Systems, Inc. | Partially replicated distributed database with multiple levels of remote clients |
US5907848A (en) * | 1997-03-14 | 1999-05-25 | Lakeview Technology, Inc. | Method and system for defining transactions from a database log |
US5864851A (en) * | 1997-04-14 | 1999-01-26 | Lucent Technologies Inc. | Method and system for managing replicated data with enhanced consistency and concurrency |
US5933837A (en) * | 1997-05-09 | 1999-08-03 | At & T Corp. | Apparatus and method for maintaining integrated data consistency across multiple databases |
US5884328A (en) * | 1997-08-29 | 1999-03-16 | Tandem Computers, Inc. | System and method for sychronizing a large database and its replica |
US6199074B1 (en) * | 1997-10-09 | 2001-03-06 | International Business Machines Corporation | Database backup system ensuring consistency between primary and mirrored backup database copies despite backup interruption |
US6065018A (en) * | 1998-03-04 | 2000-05-16 | International Business Machines Corporation | Synchronizing recovery log having time stamp to a remote site for disaster recovery of a primary database having related hierarchial and relational databases |
US6029178A (en) * | 1998-03-18 | 2000-02-22 | Bmc Software | Enterprise data movement system and method which maintains and compares edition levels for consistency of replicated data |
US6205449B1 (en) * | 1998-03-20 | 2001-03-20 | Lucent Technologies, Inc. | System and method for providing hot spare redundancy and recovery for a very large database management system |
US6449622B1 (en) * | 1999-03-08 | 2002-09-10 | Starfish Software, Inc. | System and methods for synchronizing datasets when dataset changes may be received out of order |
US6584477B1 (en) * | 1999-02-04 | 2003-06-24 | Hewlett Packard Development Company, L.P. | High speed system and method for replicating a large database at a remote location |
US6526417B1 (en) * | 2000-01-25 | 2003-02-25 | International Business Machines Corporation | System and method for change accumulation unmerged update reduction |
US6772155B1 (en) * | 2001-04-04 | 2004-08-03 | Ncr Corporation | Looking data in a database system |
US6816873B2 (en) * | 2001-05-15 | 2004-11-09 | International Business Machines Corporation | Method for managing distributed savepoints across multiple DBMS's within a distributed transaction |
-
2001
- 2001-05-25 JP JP2001156396A patent/JP4076326B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2001-11-16 US US09/992,247 patent/US6850958B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002351721A (ja) | 2002-12-06 |
US20020178174A1 (en) | 2002-11-28 |
US6850958B2 (en) | 2005-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4076326B2 (ja) | バックアップシステム、データベース装置、データベース装置のバックアップ方法、データベース管理プログラム、バックアップ装置、バックアップ方法および、バックアッププログラム | |
US7958210B2 (en) | Update management method and update management unit | |
KR101802920B1 (ko) | 가상 머신 시스템 디스크 스냅 샷의 생성 방법 및 장치 | |
US7136883B2 (en) | System for managing object storage and retrieval in partitioned storage media | |
KR100983300B1 (ko) | 데이터 처리 시스템 내에서의 고장 복구 | |
US7941814B1 (en) | Device driver processing for automated system restores | |
US8332442B1 (en) | Automated restoration of links when restoring individual directory service objects | |
US20090198744A1 (en) | Electronic file managing apparatus and electronic file managing method | |
US20060069892A1 (en) | Method, apparatus, and computer readable medium for managing back-up | |
US20040139124A1 (en) | Disaster recovery processing method and apparatus and storage unit for the same | |
US20080065879A1 (en) | Method and system for detecting concurrent logins | |
US6654771B1 (en) | Method and system for network data replication | |
JP4166056B2 (ja) | データベース操作履歴管理装置、データベース操作履歴管理方法、およびデータベース操作履歴管理プログラム | |
JP2005301497A (ja) | ストレージ管理装置、リストア方法及びそのプログラム | |
JP5263902B2 (ja) | ストレージ・コントローラと複製エンジンとの間で書き込みを分割する方法、システムおよびコンピュータ・プログラム | |
FR2859294A1 (fr) | Systeme de reseau de disques et procede de commande d'informations d'erreur | |
JP2004535638A (ja) | 強化されたエラー検出及び復元を備えた情報複製システム | |
US20050193034A1 (en) | Disaster recovery processing method and apparatus and storage unit for the same | |
KR20160030401A (ko) | 가상 데이터베이스 되감기 | |
CN107864209B (zh) | 数据写入的方法、装置及服务器 | |
CN117640747B (zh) | 一种基于代理服务的vhost-user重连方法和系统 | |
US7191260B2 (en) | Multiple connection management system | |
CN111506583A (zh) | 更新方法、更新装置、服务器、计算机设备和存储介质 | |
US20050262033A1 (en) | Data recording apparatus, data recording method, program for implementing the method, and program recording medium | |
JP5012999B2 (ja) | 保守業務支援プログラム、保守業務支援方法および保守業務支援装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070629 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070710 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070910 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080129 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4076326 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |