JP4075686B2 - Diesel engine type outdoor unit - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディーゼルエンジンにて、エアコンのコンプレッサを駆動するディーゼルエンジン型室外機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、エアコンのコンプレッサをディーゼルエンジンで駆動するディーゼルエンジン型の室外機がある。
【0003】
このディーゼルエンジンは、燃料タンクに貯えられた燃料を燃料噴射ポンプにて噴射し、ディーゼルエンジンの燃焼室にて燃焼させる事で動力を生み出し、これを回転動力に変換し、コンプレッサに伝達するものだが、燃料タンクから燃料噴射ポンプまでの間でエア(空気)が混入し、燃料噴射ポンプよりこのエアが混入した燃料が燃焼室内に吹き出す事がある。
【0004】
燃焼室にエアが混入した燃料が吹き出すと、燃焼に必要な燃料量が不足し、燃焼室では燃焼を継続出来なくなり、動力が発生させられなくなる。これがエンスト状態である。
【0005】
従来、混入したエアによってディーゼルエンジンがエンスト状態になると、燃料噴射ポンプに連通するエア抜きバルブを手動で開放し、混入していたエアを燃料から直接大気側へ抜く事で解決していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来からエア抜きバルブにてエアを抜く先は大気中に直接開放していたが、エア抜きバルブにてエアを直接大気に開放すると、エアと同時に燃料まで漏れ出てしまう事があり、その燃料によってディーゼルエンジン型室外機の設置環境を汚染していた。
【0007】
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものである。すなわち燃料に混入したエアをオイルタンク内に抜く事で、設置環境への汚染度を低減させる事が可能なディーゼルエンジン型室外機を提供する事を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のディーゼルエンジン型室外機は、エアコンのコンプレッサの回転駆動力を伝達するディーゼルエンジンと、前記ディーゼルエンジンの上方に設置され、前記ディーゼルエンジンに供給するエンジンオイルを貯えるオイルタンクと、前記ディーゼルエンジンに燃料を噴射する燃料噴射ポンプへの燃料供給路と、前記オイルタンクとを連通するエア抜き管と、前記燃料供給路内の前記燃料に混入するエアを、前記エア抜き管を通して前記燃料供給路から抜くエア抜きバルブとを備える事を特徴とする。
【0009】
この発明により、エア抜きバルブから抜けたエアと、このエアと一緒に漏れだす燃料とを、ともにエンジンオイルタンク内に放出する事が出来るので、エアと一緒に漏れだした燃料による設置環境への汚染度を低くする事が可能となる。
【0010】
請求項2に記載のディーゼルエンジン型室外機は、前記ディーゼルエンジンの停止時に、所定の時間、前記エア抜きバルブを開放させる制御手段を備える事を特徴とする。
【0011】
この発明により、ディーゼルエンジンが停止し、燃焼室内に燃料を供給しなくても良い状態の時に、所定の時間、エア抜きバルブを開放し、燃料供給路とその上方に設置されるオイルタンクとを連通させる事で、燃料供給路内の燃料に混入したエアをその浮力を利用して抜く事が可能になるので、手動でエアを抜く手間を省く事が可能になる。
【0012】
請求項3に記載のディーゼルエンジン型室外機は、前記制御手段は、前記ディーゼルエンジンがエンスト状態になったか否かを判定するエンスト判定手段と、前記エンスト判定手段の判定結果が、前記エンスト状態であった場合に前記所定の時間、前記エア抜きバルブを開放するエア抜きバルブ開閉制御手段とを有する事を特徴とする。
【0013】
この発明により、ディーゼルエンジンが燃料に混入したエアによって、エンスト状態に陥った場合でも、自動的にエア抜きバルブを開放し、燃料供給路とその上方に設置されるオイルタンクとを連通させる事で、燃料供給路内の燃料に混入するエアをその浮力を利用して抜く事が可能になるので、エンスト状態と言う緊急時においても、手動でエアを抜く手間を省く事が可能になる。
【0014】
請求項4に記載のディーゼルエンジン型室外機は、前記ディーゼルエンジンは、当該ディーゼルエンジンを始動させるスタータを有し、前記制御手段は、前記エア抜きバルブ開閉制御手段が、前記エア抜きバルブを前記所定の時間、開放した後に前記スタータを始動させるスタータ始動手段を有する事を特徴とする。
【0015】
この発明により、燃料に混入したエアによってエンスト状態に陥ったディーゼルエンジンを自動的に再度始動させる事が出来るので、ディーゼルエンジンを再始動させる為の手間を省く事が可能になる。
【0016】
請求項5に記載のディーゼルエンジン型室外機は、前記制御手段は、前記スタータ始動手段にて前記ディーゼルエンジンが始動したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が、始動しないと判定した場合、その旨を報知する報知手段とを有する事を特徴とする。
【0017】
この発明により、スタータ始動手段による始動制御によっても、ディーゼルエンジンが始動しなかった場合でも、ユーザーはその旨を知る事が可能になるので、ディーゼルエンジンがエンスト状態に陥ったままになる事を防ぐ事が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態にかかるディーゼルエンジン型室外機100を図を用いて説明する。図1は本発明のディーゼルエンジン型室外機100の構成の概略を示した構成図である。
【0019】
図1において、100は、エンジン本体21にてエアコンのコンプレッサ30を回転駆動し、冷凍サイクルを循環する冷媒を圧縮するディーゼルエンジン型室外機である。
【0020】
このディーゼルエンジン型室外機100は、エンジンオイル供給系ユニット10と、エンジン系ユニット20と、コンプレッサ30と、制御装置40と、スピーカ41とから構成されている。
【0021】
オイルタンク供給系ユニット10は、エア抜き口12と、エンジンオイル補給口13とを有するエンジンオイルタンク11と、後述するエンジン本体21の下方に設置されるオイルパン24に、オイル連通管18を介して常時エンジンオイルを供給するサブオイルパン16と、サブオイルパン16内のエンジンオイルの油面上に浮き、油面が所定の位置に到達する事を検知するオイルフロート17と、エンジンオイルタンク11からサブオイルパン16へエンジンオイルを供給するエンジンオイル供給管14と、このエンジンオイル供給管14の途中に配設され、オイルフロート17の油面の位置の検知情報により、エンジンオイルタンク11からサブオイルパン16へのエンジンオイルの供給を制御するエンジンオイル供給バルブ15とからなる。
【0022】
このエンジンオイルタンク11は、後述するエンジン本体21の上方に設置されている。その理由を以下に詳述する。
【0023】
エンジン本体21は、その下部に配置されるオイルパン24に溜められたエンジンオイルにより潤滑されて駆動しているが、エンジン本体21が駆動すると、このエンジンオイルは図示しないエンジン本体21の燃焼室で燃料とともに燃焼、消費されてしまう。
【0024】
その為、エンジンオイルは常に供給しつづけなければならない。
【0025】
そこで、このディーゼルエンジン室外機100は、エンジンオイルの給油間隔を少しでも長いものにする為、エンジンオイルタンク11から自動的にオイルパン24にエンジンオイルを供給する機構を有している。
【0026】
この機構の作動を以下に詳述する。エンジンオイルタンク11とオイルパン24との間に、オイルパン24に常にエンジンオイルを供給し続けるサブオイルパン16を設ける。
【0027】
そして、このサブオイルパン16内に貯められたエンジンオイルにオイルフロート17を浮かべ、エンジンオイルの油面を常時検知する。
【0028】
オイルフロート17が、所定の位置まで低下すると、自動的にエンジンオイルタンク11とサブオイルパン16とを連通するオイル供給管14の途中に設けられるオイル供給バルブ15が所定の時間、開放する。
【0029】
オイル供給バルブ15が所定の時間、開放すると、重力によって自動的にエンジンオイルタンク11からサブオイルパン16にエンジンオイルが流入する。
【0030】
この機構を維持、構成する為には、エンジン供給バルブ15が開放されると、重力によってエンジンオイルが自動的に流入しなければならないので、エンジンオイルタンク11は、エンジン本体21の上方に設置される。
【0031】
以上が、エンジンオイルタンク11がエンジン本体21の上方に設置される理由である。
【0032】
次に、エンジン系ユニット20の構成について説明する。エンジン系ユニット20は、エンジン本体21と、エンジン本体21を始動させるスタータ22と、エンジン本体21の回転数を計測する回転計23と、エンジン本体21の内部の図示しない駆動部を潤滑するためにエンジンオイルを供給するオイルパン24と、燃料を汲み上げる図示しないフィードポンプを有し、エンジン本体21の内部の図示しない燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射ポンプ25と、燃料噴射ポンプ25及び燃料管203を含む燃料供給路に溜まったエアをこの燃料供給路内から取り除くエア抜きバルブ26と、エア抜きバルブ26と上述したエンジンオイルタンク11とを連通し、エア抜きバルブ26で抜かれたエアをエンジンオイルタンク11内に導くエア抜き管27とからなる。
【0033】
ここで、エア抜きバルブ26とエンジンオイルタンク11とを接続するエア抜き管27について詳述する。
【0034】
従来の、開放されると大気に直接エアを排出するタイプのエア抜きバルブを開放すると、燃料噴射ポンプ25内に溜まっていたエアとともに燃料も外部に漏れ出てしまい、ディーゼルエンジン室外機100を設置している周辺の環境を汚染していた。
【0035】
しかし、本発明は、エア抜きバルブ26と、それよりも上方に設置されているエンジンオイルタンク11とをエア抜き管27にて連通し、エア抜きバルブ26から漏れ出るエアと燃料とを、エンジンオイルタンク11内に導いている。
【0036】
これにより、エア抜きバルブ26から漏れ出た燃料は、エンジンオイルタンク11内のエンジンオイルと混合し、エアはエンジンオイルタンク11が備えるエア抜き口12から大気に開放される事になり、当該ディーゼルエンジン型室外機100を設置する周辺の環境の汚染を低減する事が可能になる。
【0037】
上述した構成だと、エンジンオイルタンク11内のエンジンオイルと、エア抜きバルブ26から漏れ出る燃料とは混合してしまうが、漏れ出る燃料の総量は、比較的少量(3cc〜5cc)なので、この程度の少量の燃料がエンジンオイルタンク11が貯蔵するエンジンオイルと混合しても、エンジンオイルの質に甚大な変化は起こらないので、ディーゼルエンジン型室外機100の全体的な作動には問題はない。
【0038】
このように、エア抜き管27は、当該ディーゼルエンジン型室外機100を設置する周辺の環境の汚染を低減する役目を果たしている。
【0039】
また、上述したスタータ22と、回転計23と、エア抜きバルブ26とは制御装置40と電気的に接続しており、スタータ22は、制御装置40からの制御信号に基づいて、エンジン本体21を始動させる。
【0040】
ちなみに、このエンジン本体21は請求項で示すディーゼルエンジンに相当する。
【0041】
同様に、回転計23は計測したエンジン本体21の単位時間あたりの回転数を制御装置40に伝達しており、エア抜きバルブ26は、制御装置40からの制御信号に基づいて、自動的に開閉作動する。
【0042】
この制御装置40は、周知のCPU、RAM、ROMなどから構成されるECUであり、エンジン本体21がスタータ22によって始動しなかった場合、その旨を報知するスピーカ41とも電気的に接続している。この制御装置40は、請求項で示す所の制御手段に相当する。
【0043】
また、上述したディーゼルエンジン型室外機100には隣接して、エンジン本体21に燃料を噴射する燃料噴射ポンプ25にまで燃料を供給する燃料供給系ユニット200が配設されている。
【0044】
燃料供給系ユニット200は、エア抜き管202を有する燃料タンク201と、燃料タンク201からエアを抜くエア抜き口202と、燃料タンク201から上述した燃料噴射ポンプ25に燃料を供給する燃料管203と、燃料管203の途中に設けられ、供給される燃料の中に混入したエアやゴミなどを取り除く燃料フィルタ204と、エンジン本体21内の燃焼室には入らなかった余剰燃料を燃料タンク201の気相部201aへ戻すリターン管205とからなる。
【0045】
上述した構成のディーゼルエンジン型室外機100の作動を図2のフローチャートを用いて説明する。
【0046】
ステップS1にて、回転計23が計測したエンジン回転数を参照して、エンジン本体21がエンスト状態か否かを判定する。エンスト状態であったならば、ステップS2に進む。このステップS1の処理内容は請求項で示すエンスト判定手段に相当する。
【0047】
ステップS1に示した本発明のエンスト判定手段の処理内容は、上述したように回転計23のエンジン回転数の計測値から、エンスト状態か否かを判定するが、エンジン本体21の他のパラメータ、例えば燃焼室の温度や、排気ガスの排気量などからエンスト状態か否かを判定しても良い。
【0048】
ステップS2にて、エア抜きバルブ26を自動的に開放すると同時に開放時間Tを初期化する(T=0)。
【0049】
エア抜きバルブ26を開放すると、燃料噴射ポンプ25及び燃料管203を含む燃料供給路内にエアが溜まっていた場合、その溜まっているエアが自動的に開放されたエア抜きバルブ26を経て、エア抜き管27に導かれる。
【0050】
エア抜き管27に導かれたエアは、自らの浮力によって自動的にエンジン本体21の上方に設置されているエンジンオイルタンク11内に到達し、ここで開放される。
【0051】
ステップS3にて、エア抜きバルブ26の開放時間Tが所定の時間(本実施形態では30秒)を経過したか否かを判定し、経過したならばステップS4に進む。
【0052】
ステップS4にて、エンジン本体21を始動させるべく、スタータ22を始動させる。このステップS4の処理内容は、請求項で示すスタータ始動手段に相当する。
【0053】
ステップS5にて、ステップS4のスタータ22の始動にて、エンジン本体21が始動したと判定したならば、ステップS6に進み、始動しなかったならばステップS7に進む。
【0054】
このステップS5の処理内容は、請求項で示す判定手段に相当する。この判定手段の具体的な処理内容としては、例えば、上述した回転計23が計測するエンジン回転数が単位時間あたり、所定の回数以上になっている事を判定しても良いし、また、燃焼室の室内温度や、排気ガスの排気量からエンジン本体21が始動したか否かを判定しても良い。
【0055】
また、図2に示すフローチャートでは、ステップS4にてスタータ22を一度だけ始動させているが、一度だけでエンジン本体21が始動しない場合もあるので、スタータ22の始動回数を予め設定しておき、その設定した始動回数内で、エンジン本体21が始動したか否かを判定しても良い。
【0056】
ステップS5にて、エンジン本体21が始動したならば、ステップS6にてステップS2で開放したエア抜きバルブ26を自動的に閉成する。
【0057】
ステップS5にてエンジン本体21が始動しなかったならば、ステップS7にて、スピーカ41から、その旨を報知する。ステップS7のこの処理内容は請求項で示す報知手段に相当する。
【0058】
本実施形態ではスピーカ41から、エンジン21が始動しなかった旨を報知する事を例示しているが、電気的通信網を経て遠隔地に報知するものであっても良い。
【0059】
上述した構成と作動とにより、エンジン本体21が、燃料に混入したエアによってエンスト状態になっても、環境を汚染する事無く、自動的に、混入したエアを抜き、自動的にエンジン本体21を再始動させる事が可能なディーゼルエンジン型室外機100を提供する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のディーゼルエンジン型室外機100の構成の概略を示す説明図である。
【図2】 本発明の一実施形態のディーゼルエンジン型室外機100の作動を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 オイル供給系ユニット
11 エンジンオイルタンク
20 エンジン系ユニット
21 エンジン本体(ディーゼルエンジン)
25 燃料噴射ポンプ
26 エア抜きバルブ
27 エア抜き管
30 コンプレッサ
40 制御装置(制御手段)
41 スピーカ
201 燃料タンク(燃料供給路)
203 燃料管(燃料供給路)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a diesel engine type outdoor unit that drives a compressor of an air conditioner in a diesel engine.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there is a diesel engine type outdoor unit in which a compressor of an air conditioner is driven by a diesel engine.
[0003]
This diesel engine generates power by injecting fuel stored in a fuel tank with a fuel injection pump and burning it in the combustion chamber of the diesel engine, which is converted into rotational power and transmitted to the compressor. In some cases, air (air) is mixed between the fuel tank and the fuel injection pump, and the fuel mixed with this air may be blown out from the fuel injection pump into the combustion chamber.
[0004]
When fuel mixed with air blows into the combustion chamber, the amount of fuel necessary for combustion is insufficient, combustion cannot be continued in the combustion chamber, and power cannot be generated. This is the stalled state.
[0005]
Conventionally, when the diesel engine is in the stalled state due to the mixed air, the problem has been solved by manually opening the air vent valve connected to the fuel injection pump and directly removing the mixed air from the fuel to the atmosphere.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the point where the air is vented with the air vent valve has been opened directly to the atmosphere, but if the air is directly vented to the atmosphere with the air vent valve, it may leak to the fuel at the same time as the air. The fuel contaminated the installation environment of the diesel engine type outdoor unit.
[0007]
The present invention has been made in view of the above points. That is, an object of the present invention is to provide a diesel engine type outdoor unit that can reduce the degree of pollution to the installation environment by extracting air mixed in the fuel into the oil tank.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The diesel engine type outdoor unit according to claim 1, a diesel engine that transmits a rotational driving force of a compressor of an air conditioner, an oil tank that is installed above the diesel engine and stores engine oil supplied to the diesel engine, A fuel supply path to a fuel injection pump for injecting fuel into the diesel engine, an air vent pipe communicating with the oil tank, and air mixed in the fuel in the fuel supply path through the air vent pipe It is characterized by having an air vent valve that pulls out from the fuel supply path.
[0009]
According to the present invention, both the air that has escaped from the air vent valve and the fuel that leaks together with the air can be discharged into the engine oil tank. It is possible to reduce the degree of contamination.
[0010]
According to a second aspect of the present invention, the diesel engine type outdoor unit includes a control unit that opens the air bleeding valve for a predetermined time when the diesel engine is stopped.
[0011]
According to the present invention, when the diesel engine is stopped and it is not necessary to supply fuel into the combustion chamber, the air vent valve is opened for a predetermined time, and the fuel supply path and the oil tank installed thereabove are opened. By communicating, the air mixed in the fuel in the fuel supply path can be extracted using its buoyancy, so that it is possible to save the trouble of manually extracting the air.
[0012]
The diesel engine type outdoor unit according to claim 3, wherein the control means determines whether or not the diesel engine is in an stalled state, and the judgment result of the engine stall judging means indicates that the engine is in the stalled state. And an air vent valve opening / closing control means for opening the air vent valve for the predetermined time.
[0013]
According to the present invention, even when the diesel engine is in an engine stall state due to air mixed into the fuel, the air vent valve is automatically opened, and the fuel supply path and the oil tank installed thereabove communicate with each other. Since air mixed in the fuel in the fuel supply passage can be extracted using its buoyancy, it is possible to save the trouble of manually extracting air even in an emergency such as an engine stall state.
[0014]
The diesel engine type outdoor unit according to claim 4, wherein the diesel engine has a starter for starting the diesel engine, the control means is configured such that the air vent valve opening / closing control means is configured so that the air vent valve is set to the predetermined value. It has a starter starting means for starting the starter after being opened for a period of time.
[0015]
According to the present invention, the diesel engine that is in the stalled state by the air mixed in the fuel can be automatically restarted, so that it is possible to save time and effort for restarting the diesel engine.
[0016]
The diesel engine type outdoor unit according to claim 5, wherein the control unit determines that the starter starting unit determines whether or not the diesel engine has started, and the determination unit determines not to start. In this case, it has a notifying means for notifying that effect.
[0017]
According to the present invention, even when the diesel engine does not start even by the start control by the starter starting means, the user can know that fact, so that the diesel engine remains in the stalled state. Things are possible.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A diesel engine type
[0019]
In FIG. 1,
[0020]
The diesel engine type
[0021]
The oil tank
[0022]
The engine oil tank 11 is installed above an engine
[0023]
The
[0024]
Therefore, engine oil must be continuously supplied.
[0025]
Therefore, the diesel engine
[0026]
The operation of this mechanism will be described in detail below. A
[0027]
Then, the
[0028]
When the
[0029]
When the
[0030]
In order to maintain and configure this mechanism, when the
[0031]
The above is the reason why the engine oil tank 11 is installed above the
[0032]
Next, the configuration of the
[0033]
Here, the
[0034]
When the conventional air vent valve that directly discharges air to the atmosphere when opened, the fuel leaks out together with the air accumulated in the
[0035]
However, in the present invention, the
[0036]
As a result, the fuel leaking from the
[0037]
With the configuration described above, the engine oil in the engine oil tank 11 and the fuel leaking from the
[0038]
Thus, the
[0039]
The
[0040]
Incidentally, the
[0041]
Similarly, the
[0042]
This
[0043]
Further, a fuel
[0044]
The fuel
[0045]
The operation of the diesel engine type
[0046]
In step S1, it is determined with reference to the engine speed measured by the
[0047]
As described above, the processing content of the engine stall determination means of the present invention shown in step S1 determines whether or not the engine stall is based on the measured value of the engine speed of the
[0048]
In step S2, the
[0049]
When the
[0050]
The air guided to the
[0051]
In step S3, it is determined whether or not the opening time T of the
[0052]
In step S4, the
[0053]
If it is determined in step S5 that the
[0054]
The processing content of step S5 corresponds to the determination means shown in the claims. As specific processing contents of this determination means, for example, it may be determined that the engine speed measured by the
[0055]
In the flowchart shown in FIG. 2, the
[0056]
If the engine
[0057]
If the engine
[0058]
In the present embodiment, the notification that the
[0059]
With the above-described configuration and operation, even if the engine
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram showing an outline of a configuration of a diesel engine type
FIG. 2 is a flowchart showing the operation of the diesel engine type
[Explanation of symbols]
10 Oil supply system unit 11
25 Fuel injection pump 26
41
203 Fuel pipe (fuel supply path)
Claims (5)
前記ディーゼルエンジンの上方に設置され、前記ディーゼルエンジンに供給するエンジンオイルを貯えるオイルタンクと、
前記ディーゼルエンジンに燃料を噴射する燃料噴射ポンプへの燃料供給路と、前記オイルタンクとを連通するエア抜き管と、
前記燃料供給路内の前記燃料に混入するエアを、前記エア抜き管を通して前記燃料供給路から抜くエア抜きバルブとを備える事を特徴とするディーゼルエンジン型室外機。A diesel engine that transmits the rotational driving force of the air conditioner compressor;
An oil tank that is installed above the diesel engine and stores engine oil supplied to the diesel engine;
A fuel supply path to a fuel injection pump for injecting fuel to the diesel engine, and an air vent pipe communicating with the oil tank;
A diesel engine type outdoor unit comprising: an air vent valve that draws air mixed in the fuel in the fuel supply passage from the fuel supply passage through the air vent pipe.
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