JP4075232B2 - Shutter locking / unlocking device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、住宅の窓部等、建物の開口部に設けられるシャッターの施解錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
住宅などの建物の開口部である窓部には、上下に昇降自在なシャッターが設けられることがある。このシャッターは、窓部を左右から挟む対向一対のレールと、このレールに両側縁部を係合して移動し、窓部を開閉するシャッターカーテンとを有する。シャッターカーテンの移動方向の先端である最下縁部には、図15に示すようなシャッターカーテンの左右幅方向に長尺の幅木1が連結されている。この幅木1には、窓部を閉鎖した状態のシャッターカーテンを施錠するシャッター用施錠装置3が設けられている。
【0003】
施錠装置3は、幅木1の長手方向の端部からレール5に向けて突設するラッチ部材7を有する。ラッチ部材7は、突出方向に摺動自在となっている。一方、窓部下端に対応するレール5の下部には、ラッチ部材7が係止する係止部9が設けられている。ラッチ部材7は、図示しないバネ部材によって、レール5側に常に付勢されている。従って、シャッターカーテンを、窓部の閉鎖位置まで移動させると、バネ部材によって付勢されたラッチ部材7の先端がレール5の係止部9に係合し、シャッターカーテンは上昇不能となって閉鎖状態に施錠される。
【0004】
幅木1の長手方向の所定位置には、揺動レバー11が枢支されている。この揺動レバー11における枢軸13を挟む両端側には、上述のラッチ部材7が連結されている。従って、ラッチ部材7は、揺動レバー11を揺動することにより、幅木1の中央側に引き寄せられることになる。これによって、シャッターカーテンは、係止部9に係合したラッチ部材7の先端が係止部9から離反し、施錠が解除されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のシャッターの施解錠装置は、揺動レバーを幅木の長手方向の一か所、例えば長手方向の中央部分に設けてある。このため、揺動レバーを操作するには、シャッターカーテンの室内側に位置するサッシ窓を揺動レバーが操作できる位置まで開けなければならず、操作勝手が悪いという問題があった。すなわち、幅木の長手方向中央部に揺動レバーが設けられている場合には、片側の引違いサッシ窓を全開しなければならない。
【0006】
また、係止解除手段が揺動レバーであり、その操作がシャッターカーテンを開放する方向とは異なるため、係止解除操作の後に、そのまま揺動レバーを持ってシャッターカーテンを開放することができず、揺動レバーを操作した手を持ち替えてシャッターカーテンを開放しなければならなかった。
【0007】
そこで本発明は、上記課題を解消するために、シャッターカーテン幅方向の任意の位置で、しかも、手を持ち替えることなく一連の操作で施錠解除、及びシャッターカーテンの開放操作を行うことができるシャッター用施解錠装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の構成を、実施の形態に対応する図面を用いて説明すると、請求項1記載のシャッターの施解錠装置21は、開口部45を挟み対向配置される一対のレール43に、両側の縁部25を係合して移動し、前記開口部45を開閉するシャッターカーテン27と、
該シャッターカーテン27に設けられ、長手方向がシャッターカーテン27の両側方向となる長尺材よりなり、シャッターカーテン27の開閉方向と同方向にスライド自在とされた操作バーよりなる操作部33と、
前記レール43に設けられ前記開口部へ向けて突出される係止部47と、
前記シャッターカーテン27の両側に設けられ先端49aが前記縁部25側から前記レール43の方向に向けて突出するように進退自在となった一対のラッチ部材49と、
該ラッチ部材49を突出方向へ付勢して前記係止部47へ係止させる付勢手段55と、
前記一対のラッチ部材49間に張架され、前記操作部33を構成する操作バーのスライドにより張力が付与されて前記一対のラッチ部材49を前記縁部25側に引き込む方向に後退移動させる可撓線体57と、を具備し、前記可撓線体57は、一対の支持ローラ59に掛け渡されているとともに、該一対の支持ローラ59の間の部分が前記操作バーのスライドにより一対の支持ローラ59に対してシャッターカーテン27の開閉方向と同方向にスライドされ、これにより張力が付与されることを特徴とする。
【0009】
このシャッターの施解錠装置21では、操作部33を長尺材より構成することで、長手方向が、シャッターカーテン27の両側方向となるように設けられ、シャッターカーテン27の両側方向の任意の位置で、操作部33による施錠解除が可能になる。従って、幅木29の長手方向中央部に揺動レバーが設けられる従来構造のように、片側の引違いサッシ窓を全開しなくとも、施錠解除を行うことができる。また、操作部33が、シャッターカーテン27の開閉方向と同方向にスライド自在となり、手を持ち替えることなく一連の操作で施錠解除、及びシャッターカーテン27の開放操作が可能になる。
【0010】
請求項2記載のシャッターの施解錠装置101は、開口部45を挟み対向配置される一対のレール43に、両側の縁部25を係合して移動し、前記開口部45を開閉するシャッターカーテン27と、
該シャッターカーテン27に設けられ、長手方向がシャッターカーテン27の両側方向となる長尺材よりなり、該シャッターカーテン27の開閉方向と同方向にスライド自在とされた操作バーよりなる操作部33と、
前記レール43に設けられ前記開口部45へ向けて突出され該突出位置から後退可能となった係止部93と、
前記シャッターカーテン27に揺動自在に支持され、一方の揺動端位置で先端79が前記縁部25側から前記レール43の方向に向けて突出するとともに、他方の揺動端位置で突出した前記先端79が前記縁部25側から引き込まれる方向に後退する一対のラッチ部材73と、
前記一対のラッチ部材73間に張架され前記操作部33を構成する操作バースライドにより張力が付与されて前記一対のラッチ部材73を前記他方の揺動端位置へ揺動させる可撓線体57とを具備し、前記可撓線体57は、一対の支持ローラ59に掛け渡されているとともに、該一対の支持ローラ59の間の部分が前記操作バーのスライドにより一対の支持ローラ59に対してシャッターカーテン27の開閉方向と同方向にスライドされ、これにより張力が付与されることを特徴とする。
【0011】
このシャッターの施解錠装置101では、請求項1記載のシャッターの施解錠装置21と同様に、シャッターカーテン27の両側方向の任意の位置で、操作部33による施錠解除が可能になるとともに、一連の操作で施錠解除、及びシャッターカーテン27の開放操作が可能になるのに加え、ラッチ部材73が揺動自在に設けられ、このラッチ部材73が可撓線体57を介して、操作部33のスライドにより揺動可能となり、可撓線体57の長さを変更することで、両側方向の長さの異なるシャッターカーテン27への対応が容易に可能となる。
【0012】
上記請求項1又は2のシャッターの施解錠装置は、下記請求項3のように構成してもよい。
【0013】
請求項3の構成では、可撓線体57は、前記一対の支持ローラ59,59に掛け渡されているとともに、前記操作バーに設けられたスリーブ61に掛かり、該一対の支持ローラの間の前記スリーブに掛かる部分が前記操作バーのスライドにより左右一対の支持ローラ59,59に対してシャッターカーテン27の開閉方向と同方向にスライドされ、これにより張力が付与される構成とされている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るシャッターの施解錠装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る第一の実施の形態の施解錠装置を表す外観側面図、図2は図1のA−A矢視図、図3は幅木縁部の内部構造を表す正面図、図4は図3のB−B矢視図、図5は図1に示した施解錠装置の解錠時における操作状況を表す説明図、図6は図1に示した施解錠装置の施錠時における動作説明図、図7は図1に示した施解錠装置の解錠時における動作説明図である。
【0015】
図1及び図2に示すように、本実施の形態による施解錠装置21を備えたシャッター23は、住宅の窓などの建物の開口部45を挟み対向配置される一対のレールに、両側の縁部25を係合して移動し、開口部45を開閉するシャッターカーテン27を有している。シャッターカーテン27の移動方向の先端部となる最下端には、シャッターカーテン27の両側の方向である左右幅方向(図2中矢印X方向)に長い略短冊状の長尺部材である幅木29が設けられている。幅木29の屋外側の長手方向両端部には、戸当たり部材31が螺着されている。
【0016】
幅木29の室内側の面には、操作部としての操作バー33が設けられている。この操作バー33は、断面略逆L字状に形成され、幅木29の長手方向に沿う図中矢印X方向に長い長尺部材とされている。図3に示すように、幅木29には、シャッターカーテン27の開閉方向である上下方向(図3中矢印Y方向)に長い少なくとも二つの長孔35が、幅木29の長手方向に間隔を隔てて穿設されている。図4に示すように、操作バー33には、この長孔35と同一のピッチで一対の透孔37が穿設されている。操作バー33の透孔37にはビス39が挿入される。ビス39は、幅木29の長孔35に挿通され、先端にプレートナット41が螺着される。つまり、操作バー33は、シャッターカーテン27の開閉方向(図中矢印Y方向)と同方向の上下方向にスライド自在となって、幅木29に取り付けられている。
【0017】
一対のレール43のそれぞれには、図3に示すような、窓部の下端に対応する下部における溝底部となる内部に、開口部45へ向けて突出する係止部47が設けられている。係止部47は、上面が開口部45へ向かって下り勾配となる傾斜面47aとなり、下面が水平面47bとなる正面視略三角形状に形成されている。この係止部47には、幅木29に設けられる後述のラッチ部材が係止する。
【0018】
幅木29の長手方向両側のレール43内を移動する縁部25にはラッチ部材である短冊状の鍵バー49が設けられ、鍵バー49は長手方向が幅木29の長手方向(図中矢印X方向)と一致するように取り付けられる。鍵バー49の基端49bには鍵バー49の長手方向に長い長孔51が穿設されている。長孔51にはリベットなどの支軸53が挿入され、支軸53は幅木29に固定されている。従って、鍵バー49は、支軸53に対して長孔51が相対移動する範囲で、幅木29の長手方向である図中矢印X方向にスライドするようになっている。これにより、鍵バー49は、先端49aが縁部25から進退自在となる。
【0019】
なお、この鍵バー49が進退する移動量Mは、少なくとも係止部47の係止高さhより大きくなるように設定されるている。
【0020】
また、幅木29には、鍵バー49の基端49b近傍に、付勢手段である捩じりコイルバネ55が配設され、捩じりコイルバネ55は鍵バー49を突出方向へ常に付勢している。従って、捩じりコイルバネ55によって付勢された鍵バー49は、シャッターカーテン27が下降されることにより係止部47に当接すると、係止部47から反力を受けて捩じりコイルバネ55の付勢力に抗して引っ込む方向に移動され、係止部47を通過した後には、再び捩じりコイルバネ55に付勢されて突出し、係止部47に係止するようになっている。
【0021】
図3に示すように、鍵バー49の基端49bには可撓線体であるワイヤー57の一端が張架されている。ワイヤー57の他端は、例えば、反対側の鍵バー49に連結固定される。なお、ワイヤー57は、他端が幅木29に固定されるものであってもよい。この場合には、それぞれの鍵バー49に、合計二本のワイヤー57が張架されることになる。
幅木29には、プレートナット41を挟んで一対の支持ローラ59,59が設けられている。ワイヤー57は、この支持ローラ59,59に掛け渡されるとともに、両者の間が、ビス39に外挿されたスリーブ61に張架されている。また、ワイヤー57は、適宜の箇所がガイドローラ63に張架されて所定の向きに方向が変えられている。
【0022】
従って、ワイヤー57は、操作バー33が図4の上方向へスライドされると、張力が生じ、鍵バー49を縁部25に引き込む方向に後退移動させる。
【0023】
次に、このように構成された施解錠装置21の作用を説明する。
シャッターカーテン27が閉鎖動作となって下降され、鍵バー49が係止部47の傾斜面47aに当接すると、鍵バー49は、係止部47から反力を受けて捩じりコイルバネ55の付勢力に抗して引っ込み後退方向に移動される。鍵バー49は、係止部47を通過した後、再び捩じりコイルバネ55の付勢力によって突出方向に移動されて、係止部47に係止する。これにより、シャッターカーテン27は、図6に示す施錠状態となる。この状態で、シャッターカーテン27に、開放方向(図6の上方向)の外力が加えられても、鍵バー49が係止部47の水平面47bに当接して、シャッターカーテン27は開放が阻止される。
【0024】
一方、シャッターカーテン27の施錠状態を解除、すなわち解錠するには、図5に示すように、操作バー33を、シャッターカーテン27の開放方向、すなわち、上方向にスライドする。この操作バー33のスライドは、例えば同図に示すように、親指を幅木29上縁に突設されている水平突板65に掛け、他の指を操作バー33に掛けて把持することで互いの間隔を狭める操作にて容易に行うことができる。この際、操作バー33は、図2中矢印X方向に長尺に形成されているので、シャッターカーテン27の左右幅方向である両側の方向の任意の位置で把持することができる。
【0025】
操作バー33が上方向にスライドされると、図7に示すように、スリーブ61が長孔35に沿って上方向へ移動され、支持ローラ59,59の間に掛け渡されたワイヤー57が上方向へ引っ張られる。従って、ワイヤー57に張力が付与され、鍵バー49が捩じりコイルバネ55の付勢力に抗して引っ込む方向に移動される。これにより、鍵バー49の先端49aが係止部47との係止状態が解除されて、この係止部47から外れて解錠され、シャッターカーテン27が開放可能となる。
【0026】
開放可能となったシャッターカーテン27は、操作バー33が上側へスライドされた状態のまま、更に上方へ持ち上げられることで、操作バー33の解錠方向と同方向の力で、開放されることになる。
【0027】
すなわち、この施解錠装置21では、長尺材の操作バー33の長手方向が、シャッターカーテン27の幅方向となるように設けられ、シャッターカーテン27の左右幅方向の任意の位置で、操作バー33による施錠状態の解除が可能になる。従って、幅木29の長手方向中央部に揺動レバーが設けられる従来構造のように、片側の引違いサッシ窓を全開しなくとも、解錠操作を行うことができる。また、操作バー33が、シャッターカーテン27の開閉方向と同方向(図中矢印Y方向)にスライド自在とされる構成であるので、手を持ち替えることなく、シャッターカーテン27の開放を行うという一連の操作で解錠、及びシャッターカーテン27の開放を行うことができる。
【0028】
また、ワイヤー57により鍵バー49を連結するので、長尺の鍵バー49を使用せずに装置を構成することができ、施錠装置を軽量にすることができる。
【0029】
なお、鍵バー49は、必ずしも左右一対でなくてもよく、幅木29の少なくとも一方の縁部25において突出し、その先端49aがレール43にある係止部47に係止する構成であればよい。
【0030】
次に、本発明に係るシャッターの施解錠装置の第二の実施の形態を説明する。
図8は本発明に係る第二の実施の形態の幅木縁部の内部構造を表す正面図、図9は図8の施解錠装置の解錠時の状態を表す正面図である。なお、図1〜図7に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0031】
この実施の形態による施解錠装置71は、幅木29のレール43内を移動する縁部25に、ラッチ部材である鍵爪73が、幅木29の表裏方向(矢印Z方向(図4参照))の揺動軸75を中心に揺動自在に設けられている。鍵爪73は、鉛直方向に長い短冊状の基部材77と、この基部材77の上下方向略中央部から縁部25側へ水平方向に突出した先端としての爪部79とによって略T字状に形成されている。
【0032】
鍵爪73は、基部材77の長手方向が垂直な方向(図8中矢印Y方向)に配置された状態で、爪部79が幅木29の縁部25から水平な方向(図中矢印X方向)に突出する。爪部79は、通常時、基部材77が捩じりコイルバネ81によって付勢され、縁部25から突出している。
【0033】
基部材77の下部には、連結ピン83が固設されている。一方、幅木29の下縁には支持板85が水平に突設され、支持板85上には摺動板87が幅木29の長手方向(図中矢印X方向)に摺動自在に載置されている。摺動板87には垂直方向(矢印Y方向)に長い長孔89が穿設され、この長孔89には鍵爪73の連結ピン83が係合されている。つまり、摺動板87は、鍵爪73の揺動に従動して、幅木29の長手方向(矢印X方向)に沿って移動するようになっている。
【0034】
鍵爪73は、図8に示した揺動位置である一方の揺動端位置で先端の爪部79が縁部25から突出するとともに、図8の状態から図中反時計回り方向に回転されることにより配置される図9に示す他方の揺動端位置で突出した先端の爪部79が縁部25から引き込まれ後退するようになっている。
【0035】
幅木29には長孔35が穿設される。この長孔35は、鍵爪73が一方の揺動端位置に配置された時の摺動板87の後端に一致する位置に配設されている。この長孔35は、幅木29の長手方向に対し直交する垂直な方向、すなわちシャッターカーテン27の移動方向と同方向に長尺で、上述のビス39に変えてピン状のストッパ91が挿入されている。このストッパ91も、上述のビス39と同様に、操作バー33に固設されている。つまり、操作バー33がシャッターカーテン27の移動方向と同方向(図中矢印Y方向)にスライドされることで、ストッパ91も長孔35に沿って移動される。
【0036】
ストッパ91は、長孔89の下方に位置することで、摺動板87の後端に当接し、摺動板87の摺動を規制する(図8参照)。これにより、鍵爪73は、他方の揺動端位置方向への揺動が阻止されるようになっている。また、ストッパ91は、操作バー33が上方向へ操作されることにより、摺動板87の摺動を規制する位置から退避されるようになっている(図9参照)。
【0037】
なお、本実施の形態に用いられるレール43内の係止部93は、上端93aが軸94を介して回動自在に取り付けられている。また、係止部93には付勢部材95が配設され、付勢部材95は係止部93を図8の反時計回り方向に付勢している。但し、係止部93は、所定高さ以上突出しないように、規制手段によってその回動が規制されている。つまり、この係止部93は、突出位置から付勢部材95の付勢力に抗することで後退可能となっている。
【0038】
次に、このように構成された施解錠装置71の作用を説明する。
シャッターカーテン27が閉鎖動作となって下降され、鍵爪73が係止部93に当接すると、係止部93は、鍵爪73から反力を受けて付勢部材95の付勢力に抗して後退方向に移動される。係止部93は、鍵爪73が通過した後、再び付勢部材95の付勢力によって突出方向に移動されて、鍵爪73に係止する。これにより、シャッターカーテン27は、施錠状態となる。この状態で、シャッターカーテン27に、開放方向(図8の上方向)の外力が加えられても、鍵爪73は係止部93に当接して、シャッターカーテン27は開放が阻止される。
【0039】
一方、シャッターカーテン27の施錠状態を解除、すなわち解錠するには、操作バー33を、シャッターカーテン27の開放方向、すなわち、上方向にスライドする。操作バー33が上方向にスライドされると、図9に示すように、ストッパ91が長孔35に沿って上方向へ移動され、摺動板87の規制が解除される。これにより、係止部93に当接した鍵爪73は、反時計回りに回動可能となって、シャッターカーテン27の開放が可能となる。
【0040】
すなわち、この第二の実施の形態の施解錠装置71では、上述の第一の実施の形態の施解錠装置21と同様に、シャッターカーテン27の左右幅方向の任意の位置で、操作バー33による施錠状態の解除が可能になる。また、操作バー33が、シャッターカーテン27の開閉方向と同方向(図中矢印Y方向)にスライド自在とされる構成であるので、手を持ち替えることなく、シャッターカーテン27の開放を行うという一連の操作で解錠、及びシャッターカーテン27の開放を行うことができる。これに加え、鍵爪73が揺動自在に設けられ、この鍵爪73の揺動がストッパ91により阻止可能なので、外力による鍵爪73の引き込みが防止でき、操作バー33以外の解錠が確実に防止される。
【0041】
なお、この施解錠装置71の鍵爪73は、上述した第一の実施の形態の施解錠装置21に用いたワイヤー57を用いて、揺動させることができる。
図10は第二の実施の形態の変形例を表す正面図、図11は図10の解錠時の状態を表す正面図である。
この変形例は、ストッパ91を省略する一方、摺動板87の基端にワイヤー57を張架し、このワイヤー57を第一の実施の形態と同様の構成である支持ローラ59,59と、スリーブ61とに張架してある。
【0042】
従って、操作バー33が上方向にスライドされると、図11に示すように、スリーブ61が長孔35に沿って上方向へ移動され、支持ローラ59,59の間に掛け渡されたワイヤー57が上方向へ引っ張られる。従って、ワイヤー57に張力が付与され、鍵爪73が捩じりコイルバネ81の付勢力に抗して引っ込む方向に揺動される。これにより、鍵爪73が係止部93から外れて解錠され、シャッターカーテン27が開放可能となる。
【0043】
この変形例による施解錠装置101によれば、鍵爪73が揺動自在に設けられ、この鍵爪73がワイヤー57を介して、操作バー33のスライドにより揺動可能となる。これにより、ワイヤー57の長さを変更することで、両側方向の長さの異なるシャッターカーテン27への対応が容易に可能となる。
【0044】
なお、上述の実施の形態では、施解錠装置21,71,101が、シャッターカーテン27の移動方向の先端となる最下端の幅木29に設けられる例を説明したが、本発明に係る施解錠装置は、シャッターカーテン27の中途部分を構成する構成部材に設けられてもよい。
【0045】
また、上述の実施の形態では、操作部33を、幅木29の長手方向に沿う長尺部材とされた操作バーとした構成の例について述べたが、この操作バーの形状としては、シャッターカーテン27の両側の方向に長い連続した長尺部材として構成してもよく、また、少なくとも両縁近傍を含んで断続的に複数となる構成としてもよい。
この操作部を、断続した複数とする構成の場合は、それぞれを短尺な短冊状に形成される操作バーを互いに連結する構成とする。
【0046】
この複数の操作バーで構成される操作部としては、例えば、図12に示すように、それぞれの操作バー133を短尺な短冊形状に形成するとともに、各操作バー133を、上述の実施の形態と略同様に断面略逆L字形状が連続する部材とし、それぞれの操作バー133の互いに隣り合う端部間にリンク部材134を連結させ、このリンク部材134を介して各操作バー133を連結させる構成とする。この構成によれば、複数の操作バー133のいずれか1つを操作することで、リンク部材134にて各操作バー133が連動し、これにより、ワイヤーに張力が生じ施錠解除が行われる構成となる。
【0047】
また、図13に示すように、上記同様、それぞれの操作バー233を短尺な短冊形状に形成するとともに、各操作バー233を、上述の実施の形態と略同様に断面略逆L字形状が連続する部材とし、各操作バー233の隣り合う操作バー233の端部に、シャッターカーテン27の移動方向と同方向に長尺な長孔234を形成して、互いの操作バー233の端部同士を重ね合わせ、長孔234を貫通させてピン235にて結合させる構成とする。この構成によれば、複数の操作バー233のいずれか1つを操作すると、その操作される操作バー233のみが動作し、これにより、ワイヤーに張力を生じさせることとなって施錠解除が行われる構成となる。
【0048】
さらに、上述した実施の形態では、係止部47,93がレール43内に配設され、ラッチ部材(鍵バー49,鍵爪73)がレール43内に突出する構成の例について説明したが、係止部47,93は、レール43の外側面に位置して配置されることとしてもよく、例えば、図14(a),(b)に示すように、レール43の下部に位置して断面コ字状のブラケット121を設け、このブラケット121内に、上記同様の係止部47,93を配設させる構成としてもよい。
この場合、シャッターカーテン27の例えば幅木29に位置させて、この幅木29の一方の面に本発明の施解錠装置21,71,101が重合するように設け、幅木29と施解錠装置21,71,101とが略一体となる構成として、縁部25よりラッチ部材49,73が突出する構成として、好ましくは、係止部47,93をレール43の屋内側の外側面に位置させ、シャッターカーテン27の屋内面に施解錠装置21,71,101を配置する構成とする。
このような構成とすることで、既設のシャッターカーテン27に対し、後付け施工で施解錠装置21,71,101を設けることが可能となり、また、係止部47,93とラッチ部材49,73との位置調整を容易に行える構成を採れ、さらには、屋内側に構成することで防犯性が向上することとなる。
【0049】
さらに、上述の実施の形態では、施解錠装置21,71,101を備えたシャッターカーテン27が上下方向に開閉する例を説明したが、本発明に係る施解錠装置は、左右方向、水平方向、傾斜方向に開閉する開閉体に設けられてもよい。
【0050】
また、上述の各実施の形態において、シャッターカーテン27は、例えば上記幅木29を含み、短冊板状あるいはパネル板状のスラット材が複数連結されたもの、あるいは、単一のパネル材等で構成されていてもよく、上記実施の形態における施解錠装置21,71,101は、前記シャッターカーテン27の構成部材である幅木29、スラット材、あるいはパネル材等に設けられていればよい。また、シャッターとしての構成は、例えば、巻取式、スライド送込み式、折畳み式等、何れの構造であってもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る請求項1記載のシャッターの施解錠装置は、操作部をシャッターカーテンに設け、シャッターカーテン両側のラッチ部材に可撓線体の一端を張架し、長手方向がシャッターカーテンの両側方向となる長尺材よりなる操作バーにより操作部を構成し、可撓線体は、一対の支持ローラに掛け渡されているとともに該一対の支持ローラの間の部分が操作バーのスライドにより一対の支持ローラに対してシャッターカーテンの開閉方向と同方向にスライドされ、これにより張力が付与される構成とし、操作部のスライドにより可撓線体に張力を付与して、ラッチ部材を引き込むようにしたので、シャッターカーテンの両側方向の任意の位置で操作部を操作して施錠解除を行うことができる。また、操作部が、シャッターカーテンの開閉方向と同方向にスライド自在となるので、手を持ち替えることなく、シャッターカーテンを開放させるという一連の操作で施錠状態の解除、及びシャッターカーテンの開放操作を行うことができ、操作性を向上させることができる。
【0052】
請求項2記載のシャッターの施解錠装置は、請求項1記載のシャッターの施解錠装置と同様に、シャッターカーテンの両側幅方向の任意の位置で施錠状態の解除を行うことができるとともに、一連の操作で施錠の解除、及びシャッターカーテンの開放操作を行うことができるのに加え、揺動自在なラッチ部材を設け、且つこのラッチ部材に、操作部のスライドにより張力を付与する可撓線体を張架したので、可撓線体の長さを変更するのみにより、幅方向の長さの異なるシャッターカーテンに容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第一の実施の形態の施解錠装置を表す外観側面図
【図2】 図1におけるA−A矢視図
【図3】 幅木縁部の内部構造を表す正面図
【図4】 図3におけるB−B矢視図
【図5】 図1に示した施解錠装置の解錠時における操作状況を表す説明図
【図6】 図1に示した施解錠装置の施錠時における動作説明図
【図7】 図1に示した施解錠装置の解錠時における動作説明図
【図8】 本発明に係る第二の実施の形態の幅木縁部の内部構造を表す正面図
【図9】 図8における施解錠装置の解錠時の状態を表す正面図
【図10】 第二の実施の形態の変形例を表す正面図
【図11】 図10の解錠時の状態を表す正面図
【図12】 他の実施の形態の施解錠装置を示す概略斜視図
【図13】 他の実施の形態の施解錠装置を示す概略斜視図
【図14】 (a)他の実施の形態の施解錠装置におけるレールの平断面図
(b)同レールの概略正面図
【図15】 従来の施解錠装置が設けられたシャッターの一部分を表す正面図
【符号の説明】
21,71,101…シャッターの施解錠装置
25…縁部
27…シャッターカーテン
33…操作部
43…レール
45…開口部
47,93…係止部
49…ラッチ部材(鍵バー)
49a…先端
55,81…付勢手段(捩じりコイルバネ)
57…可撓線体(ワイヤー)
73…ラッチ部材(鍵爪)
79…先端(爪部)
91…ストッパ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a shutter locking / unlocking device provided at an opening of a building such as a window of a house.
[0002]
[Prior art]
A window that is an opening of a building such as a house may be provided with a shutter that can be moved up and down. The shutter includes a pair of opposed rails that sandwich the window portion from the left and right, and a shutter curtain that moves by engaging both side edges with the rail and opens and closes the window portion. A long
[0003]
The
[0004]
A
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional shutter locking / unlocking device, the swing lever is provided at one position in the longitudinal direction of the skirting board, for example, at the central portion in the longitudinal direction. For this reason, in order to operate the swing lever, the sash window located on the indoor side of the shutter curtain has to be opened to a position where the swing lever can be operated, and there has been a problem that the operation is not easy. That is, when the swing lever is provided in the longitudinal center of the baseboard, the sliding sash window on one side must be fully opened.
[0006]
In addition, since the unlocking means is a swing lever, and the operation is different from the direction of opening the shutter curtain, the shutter curtain cannot be opened with the swing lever as it is after the unlocking operation. The shutter curtain had to be opened by changing the hand that operated the swing lever.
[0007]
Therefore, in order to solve the above-described problems, the present invention provides a shutter device that can be unlocked and opened by a series of operations at any position in the width direction of the shutter curtain without changing hands. An object is to provide a locking / unlocking device.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The configuration of the present invention for achieving the above object will be described with reference to the drawings corresponding to the embodiment. The shutter locking /
Provided in the
A
Of the shutter curtain
Urging means 55 for urging the
SaidA pair ofLatch member 49BetweenThe
[0009]
In this shutter locking /
[0010]
The shutter locking /
Provided in the
A
The
SaidA pair ofLatch member 73BetweenTension is applied by an operation bar slide that is stretched and forms the
[0011]
In this shutter locking /
[0012]
The shutter locking / unlocking device according to
[0013]
In the configuration of
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of a shutter locking / unlocking device according to the invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 is an external side view showing a locking / unlocking device according to a first embodiment of the present invention, FIG. 2 is a view taken along the line AA of FIG. 1, and FIG. 3 is a front view showing an internal structure of a baseboard edge. 4 is a view taken along the line B-B of FIG. 3, FIG. 5 is an explanatory diagram showing an operation state when the locking / unlocking device shown in FIG. 1 is unlocked, and FIG. 6 is a locking of the locking / unlocking device shown in FIG. FIG. 7 is an operation explanatory diagram at the time of unlocking of the locking and unlocking apparatus shown in FIG.
[0015]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0016]
An
[0017]
Each of the pair of
[0018]
A strip-shaped
[0019]
Note that the amount of movement M by which the
[0020]
The skirting
[0021]
As shown in FIG. 3, one end of a
The skirting
[0022]
Therefore, when the
[0023]
Next, the operation of the locking / unlocking
When the
[0024]
On the other hand, to release the unlocked state of the
[0025]
When the
[0026]
The
[0027]
That is, in this locking / unlocking
[0028]
Further, since the
[0029]
Note that the
[0030]
Next, a second embodiment of the shutter locking / unlocking device according to the present invention will be described.
FIG. 8 is a front view showing the internal structure of the edge of the baseboard according to the second embodiment of the present invention, and FIG. 9 is a front view showing the unlocking state of the locking / unlocking device of FIG. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the member same as the member shown in FIGS. 1-7, and the overlapping description is abbreviate | omitted.
[0031]
In the locking / unlocking
[0032]
The
[0033]
A
[0034]
In the
[0035]
A
[0036]
The
[0037]
Note that the
[0038]
Next, the operation of the locking / unlocking
When the
[0039]
On the other hand, to release the unlocked state of the
[0040]
That is, in the locking / unlocking
[0041]
The
FIG. 10 is a front view showing a modification of the second embodiment, and FIG. 11 is a front view showing the unlocked state of FIG.
In this modification, while the
[0042]
Therefore, when the
[0043]
According to the locking / unlocking
[0044]
In the above-described embodiment, the example in which the locking / unlocking
[0045]
In the above-described embodiment, an example of a configuration in which the
In the case of a configuration in which the operation units are intermittently provided, the operation bars formed in a short strip shape are connected to each other.
[0046]
As the operation unit composed of the plurality of operation bars, for example, as shown in FIG. 12, each
[0047]
Further, as shown in FIG. 13, each
[0048]
Further, in the above-described embodiment, the example in which the locking
In this case, the
With such a configuration, it becomes possible to provide the locking / unlocking
[0049]
Furthermore, although the above-mentioned embodiment demonstrated the example which the
[0050]
In each of the above-described embodiments, the
[0051]
【The invention's effect】
As described above in detail, the shutter locking / unlocking device according to
[0052]
Similarly to the shutter locking and unlocking device according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external side view showing a locking / unlocking device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an AA arrow view in FIG.
FIG. 3 is a front view showing the internal structure of the skirting board edge.
FIG. 4 is a view taken along arrow BB in FIG.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing an operation state at the time of unlocking the locking and unlocking apparatus shown in FIG.
6 is an operation explanatory diagram at the time of locking of the locking and unlocking apparatus shown in FIG.
7 is an operation explanatory diagram of the locking / unlocking device shown in FIG. 1 when unlocked.
FIG. 8 is a front view showing the internal structure of the edge of the baseboard according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a front view showing the unlocking state of the locking / unlocking device in FIG.
FIG. 10 is a front view illustrating a modification of the second embodiment.
FIG. 11 is a front view showing the unlocked state of FIG.
FIG. 12 is a schematic perspective view showing a locking / unlocking device according to another embodiment.
FIG. 13 is a schematic perspective view showing a locking / unlocking device according to another embodiment.
FIG. 14A is a cross-sectional plan view of a rail in a locking / unlocking device according to another embodiment.
(B) Schematic front view of the rail
FIG. 15 is a front view showing a part of a shutter provided with a conventional locking / unlocking device.
[Explanation of symbols]
21, 71, 101 ... Shutter locking / unlocking device
25 ... Edge
27 ... Shutter curtain
33. Operation unit
43 ... Rail
45 ... opening
47, 93 ... Locking part
49 ... Latch member (key bar)
49a ... tip
55, 81 ... biasing means (torsion coil spring)
57 ... Flexible wire (wire)
73 ... Latch member (key claw)
79 ... Tip (nail)
91 ... Stopper
Claims (3)
該シャッターカーテンに設けられ、長手方向がシャッターカーテンの両側方向となる長尺材よりなり、シャッターカーテンの開閉方向と同方向にスライド自在とされた操作バーよりなる操作部と、
前記レールに設けられ前記開口部へ向けて突出される係止部と、
前記シャッターカーテンの両側に設けられ先端が前記縁部側から前記レールの方向に向けて突出するように進退自在となった一対のラッチ部材と、
該ラッチ部材を突出方向へ付勢して前記係止部へ係止させる付勢手段と、
前記一対のラッチ部材間に張架され、前記操作部を構成する操作バーのスライドにより張力が付与されて前記一対のラッチ部材を前記縁部側に引き込む方向に後退移動させる可撓線体と、
を具備し、
前記可撓線体は、一対の支持ローラに掛け渡されているとともに、該一対の支持ローラの間の部分が前記操作バーのスライドにより一対の支持ローラに対してシャッターカーテンの開閉方向と同方向にスライドされ、これにより張力が付与されることを特徴とするシャッターの施解錠装置。A shutter curtain that opens and closes the opening by moving a pair of rails that are opposed to each other across the opening by engaging the edges on both sides,
An operation unit provided on the shutter curtain, made of a long material whose longitudinal direction is on both sides of the shutter curtain, and an operation bar made slidable in the same direction as the opening / closing direction of the shutter curtain;
A locking portion provided on the rail and projecting toward the opening;
A pair of latch members which are provided on both sides of the shutter curtain and which can be advanced and retracted so that the tip protrudes from the edge side toward the rail;
A biasing means for biasing the latch member in the protruding direction and locking the latch member to the locking portion;
A flexible wire body that is stretched between the pair of latch members , is tensioned by a slide of an operation bar that constitutes the operation unit, and moves backward in a direction in which the pair of latch members are pulled toward the edge side;
Comprising
The flexible wire is stretched over a pair of support rollers, and a portion between the pair of support rollers is in the same direction as the opening / closing direction of the shutter curtain with respect to the pair of support rollers by sliding the operation bar. The shutter locking / unlocking device is characterized in that a tension is applied by the sliding .
該シャッターカーテンに設けられ、長手方向がシャッターカーテンの両側方向となる長尺材よりなり、シャッターカーテンの開閉方向と同方向にスライド自在とされた操作バーよりなる操作部と、
前記レールに設けられ前記開口部へ向けて突出され該突出位置から後退可能となった係止部と、
前記シャッターカーテンに揺動自在に支持され、一方の揺動端位置で先端が前記縁部側から前記レールの方向に向けて突出するとともに、他方の揺動端位置で突出した前記先端が前記縁部側から引き込まれる方向に後退する一対のラッチ部材と、
前記一対のラッチ部材間に張架され前記操作部を構成する操作バーのスライドにより張力が付与されて前記一対のラッチ部材を前記他方の揺動端位置へ揺動させる可撓線体と、
を具備し
前記可撓線体は、一対の支持ローラに掛け渡されているとともに、該一対の支持ローラの間の部分が前記操作バーのスライドにより一対の支持ローラに対してシャッターカーテンの開閉方向と同方向にスライドされ、これにより張力が付与されることを特徴とするシャッターの施解錠装置。A shutter curtain that opens and closes the opening by moving a pair of rails that are opposed to each other across the opening by engaging the edges on both sides,
An operation unit provided on the shutter curtain, made of a long material whose longitudinal direction is on both sides of the shutter curtain, and an operation bar made slidable in the same direction as the opening / closing direction of the shutter curtain;
A locking portion provided on the rail and projecting toward the opening and retractable from the projecting position;
The tip is pivotably supported by the shutter curtain, and the tip protrudes from the edge side toward the rail at one swing end position, and the tip protruding at the other swing end position is the edge. A pair of latch members retreating in the direction of being pulled from the part side;
A flexible wire body that is stretched between the pair of latch members and is tensioned by a slide of an operation bar that constitutes the operation unit to swing the pair of latch members to the other swing end position;
Equipped with
The flexible wire is stretched over a pair of support rollers, and a portion between the pair of support rollers is in the same direction as the opening / closing direction of the shutter curtain with respect to the pair of support rollers by sliding the operation bar. The shutter locking / unlocking device is characterized in that a tension is applied by the sliding .
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