JP4075108B2 - Local cleaning equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、局部洗浄装置に関し、詳しくは例えば臀部洗浄用のノズルとビデ用のノズルとを備えたトイレ設備の局部洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、臀部洗浄用のノズルとビデ用のノズルとを備えた局部洗浄装置が知られている。図13(a)は、臀部の洗浄時の臀部用の洗浄弁の開閉状態(イ)を示し、ビデ用の洗浄弁の開閉状態(ロ)を示しており、臀部洗浄を行う場合は、図13に示すt1の時点で臀部用の洗浄弁を開いて臀部用のノズルから洗浄水を噴射させるようにしており、また臀部洗浄を終了させるときには、図13に示すt2の時点で臀部用の洗浄弁を閉じることにより、洗浄動作を終了するようにしている。このときビデ用の洗浄弁は閉じたままの状態に保持されている。なお、図13(b)は、ビデ使用時の臀部用の洗浄弁の開閉状態(イ)と、ビデ用の洗浄弁の開閉状態(ロ)とを示している。尚図13(a)(b)中のa,c′は臀部用の洗浄弁とビデ用の洗浄弁の両方が閉じた状態を示し、図13(a)(b)中のbは臀部用の洗浄弁とビデ用の洗浄弁のいずれか一方が開いた状態を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが臀部用のノズル或いはビデ用のノズルの使用時には、水路中或いはノズル中等に残留している冷水が温水に先行してノズル先端の噴射孔から人体に向けて噴射してしまい、ノズル使用時の快適性を損なうという問題があった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところはノズル使用時に残留冷水の噴出を防止して最初から温水を噴出させることができ、快適なノズル使用を確保できる局部洗浄装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、温水供給装置21とノズルを備えたノズルブロック7との間の水路Bに開閉弁を設けると共に、上記水路Bから分岐した分岐水路に冷水除去弁を設け、冷水除去弁を閉じた状態で開閉弁を開いてノズルに洗浄水を供給するようにした局部洗浄装置において、ノズルの使用に先行して開閉弁と冷水除去弁の両方を一定時間開いて、ノズルに供給される洗浄水の水圧を下げた状態で水路中或いはノズル中等に残留した冷水を分岐水路とノズルとからそれぞれ排出させ、一定時間経過後に冷水除去弁のみを閉じるように制御する制御部10を備えていると共に、前記ノズルブロック7には給水口34と連通し一時的に残水を溜める貯水室40を設けたことを特徴としており、このように構成することで、開閉弁中などに残っている温度の低い残水をノズルブロック7に設けた貯水室40に一時的に溜めることができる。また、ノズルの使用に先行して、開閉弁と冷水除去弁とを一定時間開くことによって、洗浄水をノズルと分岐水路とに分流させて、ノズルに供給される洗浄水の水圧を下げることにより、ノズル中や水路中などに残留した冷水を人体に当てないようにしてノズルから噴射させることができる。
【0005】
また、上記使用時に伸長し、不使用時に収縮するように構成されたノズルの先端に噴射孔60を設けると共に、噴射孔60以外の部位に開口部11を設け、開閉弁のみを開いた状態ではノズルが最も伸長してノズルの噴射孔60から洗浄水が噴射し、且つ開閉弁と冷水除去弁の両方を開いた状態ではノズルは途中まで伸長して噴射孔60とは別に設けた開口部11から洗浄水を排出するように構成されているので、ノズルから冷水を噴射させる時にノズルを最も伸長した状態とせずに、途中まで伸長した状態で止めることにより、ノズルが人体から離れて止まり、冷水が人体に当たるのをより確実に防止できるようになる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態の一例を説明する。
温水洗浄便座12は、図4及び図5に示すように、便器13の上面後部に蓋14と共に回動自在に連結されている。温水洗浄便座12の側部には温水タンク15が設置されており、吸水タンク16或いは水道管17から供給される常水がポンプ(図示せず)によって温水タンク15に送られ、温水タンク15内で温水が常備されている。そして、操作部18の操作によってポンプが作動し、電磁弁によって温水給水路から後述のビデ用のノズルブロック7又は臀部用のノズルブロック3のいずれか一方に温水が送り込まれるようになっている。図5中の19は温水洗浄便座12の回動部、20はコードユニットである。
【0007】
温水洗浄便座12に設置される局部洗浄装置1は、図1に示すように、温水供給装置21と臀部用のノズルブロック3との間の水路Bの途中に電磁弁からなる第1の洗浄弁(以下、「臀部用の洗浄弁2」という。)が設けられており、また、上記水路Bから分岐した分岐水路Cには、電磁弁からなる第2の洗浄弁(以下「ビデ用の洗浄弁6」という。)を介してビデ用のノズルブロック7が設けられている。
【0008】
上記温水供給装置21は、湯と水とを混合して局部洗浄を行うのに適した温度に自動的に調整できるミキシングユニット21aで構成されており、臀部洗浄或いはビデ洗浄はミキシングユニット21a内の湯が使用される。ミキシングユニット21a内の温度は温水サーミスタ22で検知してマイクロコンピューターによって実現される制御部10に入力され、湯が熱くなりすぎないように監視している。制御部10には、着座スイッチ23及び操作スイッチ24(臀部用、ビデ用、停止用)からの信号がそれぞれ入力される。制御部10は、臀部用のノズル5又はビデ用のノズル9のいずれか一方の使用を終了するときに、開放されている側の洗浄弁を一旦閉じた後に、図6に示す一定時間cだけ、臀部用の洗浄弁2とビデ用の洗浄弁6の両方を開くように制御するものであり、制御部10には上記一定時間cを計測するタイマー回路(図示せず)が内蔵されている。ここで、図6(a)(イ)及び図6(b)(イ)は臀部用の洗浄弁2の開閉状態をそれぞれ示し、図6(a)(ロ)及び図6(b)(ロ)はビデ用の洗浄弁6の開閉状態をそれぞれ示している。
【0009】
温水供給装置21と洗浄弁2,6との間の水路部分からは図1に示す分岐水路Aが分岐しており、この分岐水路Aに電磁弁からなる冷水除去弁24が設けられている。この冷水除去弁24は、ノズル5,9から冷水が吐出するのを防止するためのものであり、ノズル5又は9の使用を開始する前に冷水除去弁24を開くことによって、温水供給装置21と各洗浄弁2,洗浄弁6との間の水路部分に溜まっている冷水を分岐水路Aから除去できるようになっている。一方、洗浄弁2,6の下流側の水路B,Cには、ノズル5,9からの噴射圧を調整するためのWCV(Water Control Valve)25が設けられており、ノズル5,9から洗浄水が高圧で噴射するのを防止できるようにしてある。
【0010】
上記臀部用のノズルブロック3とビデ用のノズルブロック7は、それぞれ局部に適合し、効果的な洗浄が行えるように互いに接近して並設されている。各ノズルブロック3,7は同じ構造を有しており、以下、臀部用のノズルブロック3について説明する。
臀部用のノズルブロック3は、図3に示すように、洗浄水の供給時に伸長し且つ給水停止時に収縮する臀部用のノズル流路4と、ノズル流路4の先端に接続された第1のノズル(以下、「臀部用のノズル5」という。)とで構成されている。一方、ビデ用のノズルブロック7も同じ構造をしており、臀部用のノズル流路4と同じノズル流路8と、臀部用のノズル5と同じノズル9を備えている。各ノズル5,9の先端にはそれぞれ噴射孔60が形成されている。
【0011】
ここで、臀部用のノズル流路4は、シリンダー30内にスライダー31が嵌挿された一段繰り出し構造となっている。シリンダー30の後端開口には給水蓋32がOリング33で密封して被着され、この給水蓋32には上記温水タンク15に連通する給水口34が設けてある。一方、スライダー31は、筒状に形成され、シリンダー30の前端開口より前進後退自在に嵌挿されており、シリンダー30内に供給される温水圧によって前進すると共に、温水が遮断されるとバネ35により後退方向に付勢される構成としてある。つまり、スライダー31の後端部には、シリンダー30とスライダー31間を密封するパッキンを具備したフランジ部36が設けられ、スライダー31の外周に巻装されたバネ35の先端はシリンダー30の前端内面で支承されており、スライダー31はバネ35によって後退方向に向けて付勢されている。このスライダー31の先端には噴出孔を有するノズル5が装着されている。ノズル5は清掃の必要性からスライダー31に対して着脱自在となっている。
【0012】
さらにスライダー31の内側には、洗浄水(温水)をシリンダー30内に通過させながら水流抑制としても作用させるための水流移動の止水玉37が貫挿されたガイドピン38が配置されており、このガイドピン38の基端部は上記給水蓋32に支持されていると共に、ガイドピン38の先端は止水玉37の抜け止め部39となっている。
【0013】
上記シリンダー30の後端側の外周部には、一時的に冷水を溜めるための環状の貯水室40が設けられている。この貯水室40は、不使用時は空状態であり空気が入っている。本実施形態では、図7(b)に示すように、シリンダー30を水平方向に向けて、貯水室40が設けられるシリンダー30の外周部の上部に貯水室抜け口41を穿設し、この貯水室抜け口41をシリンダー30とスライダー31の間の外周通路42に連通させてある。また、貯水室40の軸方向の幅Lはシリンダー30の下部で最小となっている。つまり貯水室40の図7(b)の仮想線Fで示す部分が省略されており、これに伴い貯水室40の下部の残水を極力無くすことができるようになっている。また、上記最も幅狭である貯水室40の下部は、給水蓋32に設けたL形に屈曲した水路43の一端に連通しており、この水路43の他端は給水蓋32の給水口34に連通している。一方、貯水室40の上部はシリンダー30の後端部に穿孔した貯水室抜け口41を介して上記外周通路42に連通しており、この外周通路42はシリンダー30の前端に形成された開口部11に連通している。
【0014】
ノズル洗浄用の開口部11は、図2(c)に示すように、シリンダー30の前端部30aとスライダー31の間の隙間にて形成されており、この開口部11から図1(c)の矢印d方向に洗浄水を排出させることにより、冷水除去ができるようになっている。尚、開口部11は、スライダー31を伸長させるときにシリンダー30とスライダー31の間の外周通路42内の空気を外部に逃がす空気抜け孔も兼用している。開口部11の数、形状、大きさは適宜に設計変更自在である。また、シリンダー30の前端部30aとスライダー31との隙間にて開口部11を形成する場合を説明したが、これに限らず、例えばシリンダー30の前端部30aに小孔を開口し、この小孔を開口部11として用いるようにしてもよいものであり、要はシリンダー30とスライダー31の外周通路42内の洗浄水を外部に除去できるものであればよい。
【0015】
次に、臀部の洗浄時の動作を説明する。
臀部用のノズル5の使用に先行して、制御部10は、図6(a)に示すt1→t2までの一定時間bだけ、冷水除去弁24と臀部用の洗浄弁2とビデ用の洗浄弁6がそれぞれ開かれて、洗浄水の水圧で両方のノズル5,9が同時に伸長する。このとき、図1に示すミキシングユニット21aから送られる洗浄水(湯)は3つの水路A,B,Cに分流されて、ノズル5,9側の水路b,C中の水圧が減少することにより、各ノズル流路4,8内のスライダー31を押し出す水力が減少して、図8に示すようにスライダー31は途中まで伸長した状態で止まる。この状態で、ミキシングユニット21aからの洗浄水の水圧によって、水路A〜C中或いは洗浄弁2,6中等に溜まっている温度の低い残水は冷水除去弁24から排出されると共に、ノズルブロック3,7中に溜まっている温度の低い残水は、各ノズルブロック3,7中のスライダー31の前端部31aに設けた開口部11から外部に排出されることとなる。
【0016】
その後、制御部10は図6(a)に示す時点t2 で図6(ロ)に示すビデ用の洗浄弁6と図1に示す冷水除去弁24とをそれぞれ閉じる。つまり、ビデ用の洗浄弁6と冷水除去弁24とを閉じるタイミングは制御部10に内蔵されたタイマーで設定されており、制御部10は図6に示す一定時間bが経過した後に、図6に示す時点t3でビデ用の洗浄弁6と冷水除去弁24とをそれぞれ閉じる。これにより、臀部用のノズル5のみに洗浄水(温水)が供給されるようになり、図7(b)の矢印D方向に沿ってシリンダー30の外周部に設けた貯水室40に流れ込み、更に図7(b)の矢印E方向に沿って貯水室40の下部から上部へと満水になるまで流れ込む。この貯水室40は不使用時は空状態であり、内部に空気が入っており、この空気は貯水室抜け口41からシリンダー30とスライダー31間に設けた外周通路42からシリンダー30の前端部30aの開口部11から抜け出ることができるので、上記残水を貯水室40内に一旦溜めることができる。これにより、温水がシリンダー30内に入るのに先行して、洗浄弁4中などに残っている温度の低い残水が貯水室40に溜められる。その後、貯水室40が満水になると、シリンダー30内の内圧が上がり、シリンダー30内に洗浄水が供給される。この段階で洗浄水は温水となっている。洗浄水がシリンダー30内に入ると、スライダー31のフランジ部36及びガイドピン38を貫挿した止水玉37の水流移動によって、スライダー31がバネ35に抗して前方に押し出されて、図8に示す状態から図9に示す状態となり、最終的にノズル流路4が最も伸長した状態となってノズル5に洗浄水が供給され、臀部用のノズル5の先端の噴射孔60(図1)から噴射する洗浄水によって臀部の洗浄が行われる。
【0017】
その後、洗浄を終了させるときには、制御部10は臀部用の洗浄弁2を閉じる。これにより、スライダー31が後退してシリンダー30内に収納される(図7の状態)。洗浄水の供給が遮断されると、スライダー31はバネ35の弾発力によってシリンダー30内に引き込まれる。このとき、シリンダー30とスライダー31間の外周通路42は貯水室抜け口41を介して貯水室40に連通させてあるので、スライダー31の後退動作に応動してシリンダー30内に残留した水は水路43から貯水室40へと流れ込み、さらに貯水室抜け口41から外周通路42内に流れ込み、次回の動作に備える。なお、図6(b)はビデ洗浄を行う場合を示しており、この場合、一定時間b経過後は、臀部用の洗浄弁2と冷水除去弁24とが閉じられて、ビデ用のノズル9のみに洗浄水(湯)が供給されるものである。
【0018】
しかして、温水がノズル5又は9内に送り込まれるのに先行して、冷水除去弁24と洗浄弁2又は4の一方とを一定時間b開くことによって、水路中或いは洗浄弁、ノズルブロック中等に溜まっている温度の低い残水を排水することが可能となる。しかも、ミキシングユニット21aからの水圧を低減させることにより、臀部用のノズル5又はビデ用のノズル9を途中まで伸長した状態で止めることができるので、冷水を人体に当てないようにしてノズル5から噴射させることが可能となる。またこの冷水除去によって、ノズル使用に際しては最初から温水を噴出させることができ、快適な使用を確保できるようになる。
【0019】
また、制御部10は冷水除去弁24といずれか一方の洗浄弁2又は6を一定時間bだけ閉じるように制御するだけでよいので、回路構造が簡単となり、コストの低減を図ることができる。さらに、開口部11から冷水の除去を行う際に、ノズル5,9の外周面のクリーニングが行われ、特に汚れが付着し易い臀部用のノズル5を常に清潔に保つことができるという利点もある。
【0020】
本発明の局部洗浄装置は、臀部用のノズル5とビデ用のノズル9とを備えた構造に必ずしも限定されるものではなく、例えば図10に示すように、臀部用のノズル5のみを設け、ビデ用のノズルを省略してもよいものである。この場合、ノズル5の使用に先行して、臀部用の洗浄弁2と冷水除去弁24の両方を開くようにすれば、ミキシングユニット21aからの洗浄水(湯)の水圧が半減され、臀部用のノズル5は途中まで伸長した状態で止められ、前記実施形態と同様、残留した冷水を開口部11から排出させることが可能となる。その後一定時間経過後に、冷水除去弁24を閉じることで、ノズルによる温水洗浄を行うことができる点は前記実施形態と同様である。
【0021】
さらに、分岐水路C及び冷水除去弁24を省略して、図11に示すように臀部用のノズル5とビデ用のノズル9とを備えた構造にすることも可能である。この場合、臀部用の洗浄弁或いはビデ用の洗浄弁のいずれか一方が冷水除去弁として機能し、冷水除去弁として機能する側のノズルが分岐水路として機能する。つまり、ノズル5又は9の使用に先行して、両方の洗浄弁2,6の両方を開くようにすれば、ミキシングユニット21aからの洗浄水(湯)の水圧が半減され、各ノズル5は途中まで伸長した状態で止められ、図1の実施形態と同様、残留した冷水を開口部11から排出させることが可能となる。その後、いずれか一方の洗浄弁2又は6を閉じることで、ノズルによる温水洗浄を行うことができる点は前記実施形態と同様である。
【0022】
なお、温水供給装置21は前記実施形態の湯と水が外部から供給されるミキシングユニット21aに限定されるものではなく、例えば図12に示すように、ヒータ70を内蔵した温水タンク21bで構成されてもよいものである。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1記載の発明は、温水供給装置とノズルを備えたノズルブロックとの間の水路に開閉弁を設けると共に、上記水路から分岐した分岐水路に冷水除去弁を設け、冷水除去弁を閉じた状態で開閉弁を開いてノズルに洗浄水を供給するようにした局部洗浄装置において、ノズルの使用に先行して開閉弁と冷水除去弁の両方を一定時間開いて、ノズルに供給される洗浄水の水圧を下げた状態で水路中或いはノズル中等に残留した冷水を分岐水路とノズルとからそれぞれ排出させ、一定時間経過後に冷水除去弁のみを閉じるように制御する制御部を備えていると共に、前記ノズルブロックには給水口と連通し一時的に残水を溜める貯水室を設けたから、開閉弁中などに残っている温度の低い残水を貯水室に一時的に溜めることができる。またノズルの使用に先行して、開閉弁と冷水除去弁とを一定時間開くことによって、洗浄水をノズルと分岐水路とに分流させて、ノズルに供給される洗浄水の水圧を下げることにより、ノズル中や水路中などに残留した冷水を人体に当てないようにしてノズルから噴射させることができると共に、上記冷水除去によって、ノズル使用に際しては最初から温水を噴出させることができ、快適な使用を確保できるものである。
【0024】
また、上記使用時に伸長し、不使用時に収縮するように構成されたノズルの先端に噴射孔を設けると共に、噴射孔以外の部位に開口部を設け、開閉弁のみを開いた状態ではノズルが最も伸長してノズルの噴射孔から洗浄水が噴射し、且つ開閉弁と冷水除去弁の両方を開いた状態ではノズルは途中まで伸長して噴射孔とは別に設けた開口部から洗浄水を排出するように構成されているから、ノズルから冷水を噴射させる時にノズルを最も伸長した状態とせずに、途中まで伸長した状態で止めることにより、ノズルが人体から離れて止まり、冷水が人体に当たるのをより確実に防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すブロック図である。
【図2】(a)は同上のノズルブロックの正面図、(b)は(a)の右側面図、(c)は(a)のイ部の拡大断面図である。
【図3】(a)は同上のノズルブロックの断面図、(b)は給水蓋の説明図である。
【図4】同上の温水洗浄便座を説明する側面図である。
【図5】同上の温水洗浄便座を説明する斜視図である。
【図6】(a)は同上の臀部用のノズルを使用する場合のタイムチャートを示し、(b)はビデ用のノズルを使用する場合のタイムチャートを示している。
【図7】(a)(b)はノズルの後退状態を説明する側面断面図及び平面断面図である。
【図8】(a)(b)はスライダーの最も伸長しない状態を状態を説明する側面断面図及び平面断面図である。
【図9】(a)(b)はスライダーの最も伸長した状態を状態を説明する側面断面図及び平面断面図である。
【図10】他の実施形態のブロック図である。
【図11】更に他の実施形態のブロック図である。
【図12】更に他の実施形態のブロック図である。
【図13】従来の臀部用のノズルを使用する場合のタイムチャートであり、(a)は臀部用の洗浄弁の開閉状態を示し、(b)はビデ用の洗浄弁の開閉状態を示している。
【符号の説明】
5,9 ノズル
10 制御部
11 開口部
21 温水供給装置
60 噴射孔
B 水路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a local cleaning apparatus, and more particularly, to a local cleaning apparatus for toilet facilities that includes, for example, a throat cleaning nozzle and a bidet nozzle.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a local cleaning device provided with a throat cleaning nozzle and a bidet nozzle. FIG. 13A shows the opening / closing state (b) of the cleaning valve for the buttocks when cleaning the buttocks, and shows the opening / closing state (b) of the cleaning valve for the bidet. The throat cleaning valve is opened at time t1 shown in FIG. 13 so that cleaning water is sprayed from the throat nozzle, and when the heel cleaning is finished, the heel cleaning is performed at time t2 shown in FIG. The cleaning operation is terminated by closing the valve. At this time, the bidet washing valve is kept closed. FIG. 13 (b) shows the opening / closing state (b) of the collar cleaning valve and the opening / closing state (b) of the bidet cleaning valve when the bidet is used. In FIGS. 13 (a) and 13 (b), a and c 'indicate a state in which both the cleaning valve for the buttock and the cleaning valve for the bidet are closed, and b in FIGS. 13 (a) and 13 (b) indicates that for the buttock. One of the cleaning valve and the bidet cleaning valve is open.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, when using the nozzle for the buttock or the nozzle for the bidet, the cold water remaining in the water channel or in the nozzle etc. is sprayed from the injection hole at the tip of the nozzle toward the human body prior to the hot water. There was a problem of impairing comfort.
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems. The object of the present invention is to prevent the discharge of residual cold water when the nozzle is used, and to discharge hot water from the beginning, thereby ensuring a comfortable use of the nozzle. It is an object to provide a local cleaning device.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides an open / close valve in the water channel B between the hot
[0005]
Further, in the state where the
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an example of an embodiment of the present invention will be described.
As shown in FIGS. 4 and 5, the warm water
[0007]
As shown in FIG. 1, the
[0008]
The hot
[0009]
A branch water channel A shown in FIG. 1 is branched from a water channel portion between the hot
[0010]
The
As shown in FIG. 3, the
[0011]
Here, the
[0012]
Further, inside the
[0013]
An annular
[0014]
As shown in FIG. 2C, the
[0015]
Next, the operation at the time of cleaning the buttock will be described.
Prior to the use of the
[0016]
Thereafter, the
[0017]
Thereafter, when the cleaning is to be ended, the
[0018]
Thus, prior to the warm water being fed into the
[0019]
Further, since the
[0020]
The local cleaning device of the present invention is not necessarily limited to the structure including the
[0021]
Furthermore, it is possible to omit the branch water channel C and the cold
[0022]
The hot
[0023]
【The invention's effect】
As described above, the invention according to
[0024]
Also, extending the time for the use, the injection hole is provided on the tip of the nozzle that is configured to contract when not in use, an opening is provided at a portion other than the injection hole, the nozzle is opened only on-off valve When the cleaning water is jetted from the nozzle injection hole and both the on-off valve and the cold water removal valve are opened, the nozzle extends halfway and the cleaning water is supplied from the opening provided separately from the injection hole. et or is configured to discharge, without the most extended state the nozzle when jetting the cold water from Bruno nozzle, by stopping in an extended state halfway, stopped nozzle away from the human body, the cold water hits the human body This can be surely prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an embodiment of the present invention.
2A is a front view of the same nozzle block, FIG. 2B is a right side view of FIG. 2A, and FIG. 2C is an enlarged cross-sectional view of a portion of FIG.
3A is a cross-sectional view of the above nozzle block, and FIG. 3B is an explanatory view of a water supply lid.
FIG. 4 is a side view for explaining the warm water washing toilet seat of the above.
FIG. 5 is a perspective view illustrating the warm water washing toilet seat according to the embodiment.
6A is a time chart in the case where the above-described nozzle for the buttock is used, and FIG. 6B is a time chart in the case where the bidet nozzle is used.
FIGS. 7A and 7B are a side cross-sectional view and a plan cross-sectional view for explaining a retracted state of a nozzle.
FIGS. 8A and 8B are a side cross-sectional view and a plan cross-sectional view for explaining a state in which the slider is least extended.
FIGS. 9A and 9B are a side cross-sectional view and a plan cross-sectional view illustrating a state in which the slider is most extended.
FIG. 10 is a block diagram of another embodiment.
FIG. 11 is a block diagram of still another embodiment.
FIG. 12 is a block diagram of still another embodiment.
FIGS. 13A and 13B are time charts in the case of using a conventional groin nozzle, where FIG. 13A shows the open / close state of the heel cleaning valve, and FIG. 13B shows the open / close state of the bidet cleaning valve. Yes.
[Explanation of symbols]
5,9
Claims (1)
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