JP4074927B2 - Cleaning processing equipment - Google Patents
Cleaning processing equipment Download PDFInfo
- Publication number
- JP4074927B2 JP4074927B2 JP2000246050A JP2000246050A JP4074927B2 JP 4074927 B2 JP4074927 B2 JP 4074927B2 JP 2000246050 A JP2000246050 A JP 2000246050A JP 2000246050 A JP2000246050 A JP 2000246050A JP 4074927 B2 JP4074927 B2 JP 4074927B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- path
- sand
- cleaning
- tank
- sewage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、洗浄処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
水浄化処理場には、沈砂池が設けられ、同沈砂池では、河川や一般家庭等からの汚水が導入され、そこで、し渣を掻き揚げるとともに、沈澱した汚砂をポンプアップして処理する。
【0003】
前記汚砂は、回収され焼却されて海に廃棄したり再利用したりするのであるが、そのままではその中に有機固形物類が多量に付着・混在しているため、そのまま廃棄すると広い廃棄場所が必要になったり、前記再利用をするにしても、コンクリートに割れが発生する等の問題が出てくる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、汚砂をドラムスクリーン等により粉砕しながら焼却処分することにより有機固形物を微細化して前記のような問題が発生しないようにしているが、同方式は前記問題を解決するには今一つ有効でない。
【0005】
この発明は前記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、し渣および/または汚砂が分離促進ピースの循環運動により分離浮上物と沈降する砂泥に有効に分離処理されるようにした洗浄処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、し渣および/または汚砂が導入される処理槽を備え、同処理槽では、これらに含まれるものを分離浮上物として分離浮上させて槽外に取り出す一方分離浮上物が分離され洗浄処理された砂泥が外部に排出されるように構成されている洗浄処理装置であって、処理槽は、し渣および/または汚砂を槽内に導入する手段と、槽内の汚水を排出する手段と、洗浄水供給手段と、洗浄済みの砂泥を排出する手段とを備えるとともに、処理槽内には、同処理槽に導入されたものがエアーおよび/または水の上昇力により複数個の分離促進ピースとともに上昇する接触浮上路が縦向きに伸びるように形成されるとともに、同処理槽内には、接触浮上路内での上昇流が分離促進ピースとともに再び接触浮上路の下端に導入され接触浮上路とともに循環路を形成する沈降路が形成されている。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の洗浄処理装置において、接触浮上路の上端部分は沈降路の方向へ曲がる通路とされて沈降路に連通するようになっている。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の洗浄処理装置において、分離浮上物を分離浮上させる手段は、処理槽内の一側で接触浮上路の曲がる通路の曲がる方向とは逆の側に設けられている。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1から3までのいずれかに記載の洗浄処理装置において、処理槽の下部で接触浮上路の下端開口に対向する位置には、分離促進ピースの通過を規制する孔を有し砂泥の通過は許容する多孔状制御材が設けられている。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の洗浄処理装置において、多孔状制御材は、切断手段を備える。
【0011】
請求項6記載の発明は、請求項1から5までのいずれかに記載の洗浄処理装置において、汚砂を槽内に導入する手段としては、一定の循環式洗浄経路を有し、同洗浄経路内で流入水路内の一定個所に溜まる汚砂等の沈澱物が循環しながら洗浄を受け一定の洗浄を受けた汚砂のみを処理槽内に導入するように構成されている。
【0012】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の洗浄処理装置において、循環式洗浄経路にはミキシング手段を備えている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図示した実施形態を参照してこの発明を詳細に説明する。
図1ないし図6は、この発明の一実施形態を示し、この実施形態において1は、洗浄処理装置で、同装置1は、図示しない架台を備えて下方の設置基盤上に固定設置されている。洗浄処理装置は、処理槽2を備え、同処理槽2は、基本的に矩形体で、上部は四角な筒体で下部は逆四角錐状になっている。勿論、円筒形等他の幾何学形状を採用することもある。
【0014】
処理槽2は、上部に蓋体3を脱着自在に備え、同蓋体3の略中央には、通筒4が突設されてその上端に脱着自在な上蓋5が取り付けられている。これら蓋体3や上蓋5には適宜にリブ6…が付設されている。
【0015】
8は流入パイプで、処理槽2の上端コーナーに接続されて一般家庭等から排出される汚物などによる有機固形物類や河川等から導かれる砂泥などを含む汚水を矢印のように導入するためのものである。尚、一般的に言うし渣はここで除かれている。すなわち、図5において9は最初沈澱池前に設置された汚水沈砂池、10は同汚水沈砂池9の次段階に設けられた汚水ポンプ井で、これらには汚水流入ゲート11や自動除塵機12さらに汚水流出ゲート13や汚水ポンプ14等が設けられており、汚水沈砂池9の汚水流出ゲート13前には、揚砂ポンプ15が設置されて、同ポンプ15からは、有機固形物類等が付着・混在する汚砂を含む汚水がポンプアップされて前記流入パイプ8を通じて処理槽2内に矢印Aの経路で導入されるようになっている。
【0016】
図1の17は導入路で、流入パイプ8からの汚砂混じりの汚水を下向きに導くための通路で、縦向きの誘導板18と処理槽2内壁との間で形成されている。同誘導板18は、エキスパンドメタルでなるが、通常の孔無しSUS板やパンチングメタル、格子板等でもよく、一方、同板18を省略することもある。誘導板18の下端には、導入路17を連通状に残すようにして処理槽2の下部を横断する多孔状制御材19が設けられている。
【0017】
多孔状制御材19は、帯板を格子状に組み合わせるとともに下端に切断部19aを形成して汚水に含まれる樹脂フィルム片や繊維状のものが上方へ引き込まれる際に更に微細に切断されるようにしてある。同切断部19aは、図1では同帯板の一方向に向くものの下端を斜め45度に鋭利化して形成されているが、これに直交する帯板を含め全ての帯板に切断部19aを形成したり、図1の紙面に直交する向きの帯板をそれ以外のものより下向きに突設し、その突出個所に切断部19aを形成したりしてもよい。
【0018】
尚、この多孔状制御材19のメッシュは、後述する分離促進ピースが下方に抜け落ちない大きさになっている。導入された汚砂混じりの汚水のうち汚砂は、この多孔状制御材19の下方のXゾーン内に沈降して一時溜められる。Xゾーンの下端部は洗浄された砂泥排出口20になっている。この排出口20を介して下部エアー供給口21が図2に示すように設けられている。この供給口21は水噴射口にしたり、エアー及び水の双方を噴射可能にすることもできる。
【0019】
図1の23は制御板で、同制御板23は、処理槽2内の前記導入路17の残る空間を略2分するように縦向きに区画状に固定されている。制御板23は、汚砂や砂泥及び後述する分離促進ピース等が図1の右方へゆくのを阻止し有機固形物類だけを右側に誘導して集めるような板として機能する。従って、導入された汚水24の水面よりも上端が低くされ下端は有機固形物類が浮上してゆくように間隔をおいて区画状に設けられているとともに、図示のように横向きのスリット23a…を上下複数段に形成して有機固形物類の通過を許すようにしたり、あるいは制御板23それ自体を網や格子状材、パンチングメタル、エキスパンドメタル等で形成したりする。また、制御板23の上半部のみを多孔状にし下部は孔無しの板材で形成したり、その逆にしたりすることもできる。制御板は、仮想線のような右斜め上がりの横桟状の制御部材22にすることもできる。その一方で制御板23を省略することもある。
【0020】
誘導板18と制御板23との間の略中央には、接触浮上路25を有する浮上用パイプ26が縦向きに固定されている。パイプ26は円筒で下端開口27を有し上端開口28は偏曲部(曲がり部)29の端部に形成されている。偏曲部29は、接触浮上路25のストレートな上端部分から90度以上、105度程度で曲がり、開口28は少し下向きで誘導板18に間隔をおいて対向する。即ち、開口28は、有機固形物類が浮上しスカムとして集まる方向とは逆方向に向いて開口している。尚、接触浮上路25は、パイプ状でなく処理槽115内で対向する縦向き1対の仕切板で形成してもよい。このことは他の各実施形態でも同様に言える。
【0021】
浮上用パイプ26の下部寄りには、上部エアー供給パイプ31が接続され、同パイプ31は、上蓋5を通じて通されるとともに浮上用パイプ26から突設されたステー32…を介して固定されている。この上部エアー供給パイプ31には、矢印C1のように、図5のブロア33からのエアーが通され浮上用パイプ26のより下部から同パイプ内に圧縮エアーを噴出するようになっている。同時に水を噴出するようにしてもよい。また、図5に示すように、同じブロア33からのエアーは、矢印C2のように、前記下部エアー供給口21に導かれ、溜まる汚砂を噴き揚げて上部の噴出エアーと共働して汚砂を浮上用パイプ26内で噴き揚げるようになっている。尚、前記浮上用パイプ26は、上蓋5から垂設された左右1対のアングル材をステー34として横桟35をも使用して固定されている。
【0022】
図1の37は沈降路で、同沈降路37は、誘導板18の浮上用パイプ26側の縦向きの通路で形成されている。沈降路37は、浮上用パイプ26内をエアーの噴き揚げ(矢印C1)により浮上するように装入された多数の分離促進ピース38…が矢印D2のように降下する通路で、同ピース38…とともに汚砂や砂泥が沈降して浮上用パイプ26下端方向に誘導される。
【0023】
浮上用パイプ26は多孔状制御材19より一定の間隔Hをおいた上方に下端開口27があるように設定され、沈降してきた分離促進ピース38…は多孔状制御材19上を経由して再び浮上用パイプ26内に戻される。汚砂あるいは砂泥は、分離促進ピース38…とともにあるいは多孔状制御材19を経由して矢印D3のように浮上用パイプ26内に吸い込まれる。この際、溜まった汚砂を伴う。
【0024】
図1の40は中間汚水排出口で、同排出口40は、導入されて図1のレベルまで溜まった汚水24を次の浄水供給前に下部から抜き去るもので、図5に示すように、中間排水弁41を経由して矢印Eの経路で前記汚水ポンプ井10まで汚砂や有機固形物類の分離した汚水として戻される。
尚、矢印Eの経路には、除水可能なスカム回収コンテナ42が可搬式として設けられている。
【0025】
図2の44は給水パイプで、同パイプ44には、図5に矢印Fで示すように、給水弁45の開作動により上水(浄水)が通され、処理槽2内に図1の汚水レベル24まで供給される。これは、導入された汚水が中間汚水排出口40から抜かれたあとになされる。
【0026】
図1及び図4に示す47はスカム除去装置である。同装置47は、処理槽2の上部一側(流入パイプ8と逆側)に固定して設けられたトラフ48と、同トラフ48の前側に添って取り付けられた可撓式のゴム製パッキン49と、パッキン49に取り付けられて上下に運動可能な堰50とを有する。堰50は、SUS製で中空状のもので浮力で復帰可能なタイプのものである。同堰50の両側には、側部シール55が設けられて処理槽2側との間から水が浸入するのを阻止するようになっている。堰50上には連動レバー51が設けられ、同レバー51が、電動あるいは油圧等によるシリンダ52により上下駆動されるようになっている。シリンダ52は、横振れ阻止ガイド53を備えたブラケット54に支持されて、同ロッドの下端に前記レバー51が連結されている。
【0027】
堰50は、通常は汚水の上面レベルより上側に上端がくるようにされ、シリンダ52で押し下げられると図1の仮想線のように同レベルより数cm下がることにより水面に浮上したスカムS…を越流させてトラフ48内からスカム排出口56を通じてスカムS…及び多少の水を排出する。これは図5に矢印Eの経路で導かれ、コンテナ42内に同スカムS…は蓄溜され、抜かれた水は汚水ポンプ井10まで戻される。
【0028】
図6は洗浄処理システムのフローシートを示している。先ず揚砂ポンプ15が一定時間(5分間)駆動されたのち停止される。これにより、図5に示す矢印Aの経路で汚砂混じりの汚水が処理槽2内に導入され、図1の水面レベルとなる。洗浄処理装置操作盤の運転スイッチがONとされる。一定の沈澱時間を経ると、汚砂がXゾーンに沈澱し、その上側の汚水が分離した状態となり、そこで、中間排水弁41が開かれ、1〜5分後同弁41は閉じられる。これにより、導入された汚水分が抜かれ、そのあと、浄化のための上水が給水弁45の開放により図5の矢印Fのように処理槽2内に導入される。水面レベルは、図1の程度である。
【0029】
給水弁45は20〜40分後に閉止される。相前後してブロア33が駆動され、5〜10分後に停止される。これにより、図5の矢印C1及びC2の経路で圧縮エアーが送られ、図1のように、浮上用パイプ26内及びXゾーン内に導入され、Xゾーン内の汚砂が噴き揚げられるとともに浮上用パイプ26内のエアーにより分離促進ピース38…及び汚砂がD1のように噴き揚げられるとともに、D2のように沈降路31を通じて下降する。こうした間、汚砂に付着した有機固形物類等は分離促進ピース38…の接触・攪拌により砂泥から分離して水面に浮上してゆく。下降した汚砂はD3のようにXゾーンに溜まる汚砂をも連回して再び浮上用パイプ26内に持ち込まれる。
【0030】
これらの洗浄中、有機固形物類は他の経路からも浮上してゆき、水面に溜まるようになる。これらからなるスカムは、図6のようにブロア33が停止したのち1〜10分後に作動するシリンダ52が押下により堰50が水面より下がることにより呑み込まれて、スカム排出口(図4のように処理槽2の幅中間等に設けてもよい)56を通じて槽外に排除され、図5のEの経路でコンテナ42に回収される。シリンダ52の復帰後、中間排水弁41が開き、汚水がEルートで排除される。中間排水弁41が閉止されたのち、設定したカウントか否かのチェックがなされ、必要に応じて給水弁45の開…からのサイクルが繰り返される。カウント通りであれば、砂泥排出口20に連通する排砂弁58とともに給水弁45が開かれて、内部の砂泥が図5のコンテナ59に回収される。その後、給水弁45が閉じられ、一定時間後に排砂弁58が閉止されて運転は終了する。前記のように洗浄回数は任意に設定でき、また連続及び間欠運転が可能とされる。前記切断部19aは、導入されたもののうち汚砂に混じった大きな浮遊物を流速・圧力等により切断して上方に導くことができる。尚、図2の59は点検手段である。
【0031】
別の実施形態として以下のように構成することがある。
この発明はトイレの浄化槽に付設する場合にも適用がある。すなわち、汚水処理槽で処理し切れない有機固形物に対して付属されるもので、図1または図2の実施形態の構造のものを付設する。
スカム除去装置47は、丸パイプの上部にスカム誘引口を開口したものを同パイプの軸中心回りに前後に回転可能とし、これをシリンダ等の駆動手段で駆動するようにしたスカムスキマータイプのものにしてもよい。
砂泥排出手段としては、スクリュウコンベア式のものにしてもよい。
分離促進ピース38…は、25φで比重が1.11前後の合成ゴムを25個装入しているが、これらそれぞれの数値及び材質に限定されない。
【0032】
図7及び図8に示す実施形態は、し渣を洗浄処理することを目的として構成された洗浄処理装置についての一例で、汚砂を導入し洗浄処理したり、し渣と汚砂を同時導入して洗浄処理するように使用することもできる。
【0033】
図7において、100は沈砂池で、同沈砂池100には、図の左方の流入ゲートを開放することで下水が流入し、汚水より比重の大きいものは汚物溜め部101に流入して揚砂ポンプ102でポンプアップされる一方、比重の小さいものは水路をそのま流れて除塵機103で掻き揚げられてコンベア104にて一定の個所(この実施形態では本洗浄処理装置の本体である処理槽の内部)に持ち込まれる。
【0034】
これまでは汚物溜め部101内に溜まる汚砂類(し渣を含むことがある)をそのまま揚砂ポンプ102で図7の矢印Gの経路で処理槽115内に導いていたが、この実施形態では、汚砂類を図7の矢印Iの循環式洗浄経路を必要回数循環させてのち矢印Gの導入経路に切り換えてのせるようにされている。
【0035】
即ち、矢印Iの経路上には、外部から内部の状況を視認できる、例えば、アクリル樹脂パイプなどによる浄化度視認パイプ105を備えるとともに第1バルブ106と第1ミキシング手段107及び第2ミキシング手段108を備えてその末端管開口は沈砂池100の流路内に臨ませて循環式洗浄経路Iを構成してある。
【0036】
これにより、第2バルブ109を閉止し第1バルブ106を開放しておくことで、揚砂ポンプ102からの汚砂類は矢印Iの経路で第1、第2ミキシング手段107,108で攪拌洗浄を受ける。この各ミキシング手段107,108はスクリュウ式でその刃先は営利になっているが、スクリュウ式以外のミキシング手段を採用してもよい。また、同実施形態では2段階のミキシング手段となっているが、1段階あるいは3段階以上でもよい。ミキシング手段107,108を通じた汚砂類は、水路内に導かれてそのまま除塵機103の方向に流れて同除塵機103を通過してポンプ井110から汚水ポンプ111により最初沈澱池(図示省略)に導かれるものもあれば、再度汚物溜め部101内に溜まりくるものもある。同溜め部101内に溜まったものは再度矢印Iの経路で循環処理される。その繰り返しにより、一定の洗浄効果を得たならば第1バルブ106を閉止し第2バルブ107を開いて矢印Gのの経路でポンプアップされる。一定の洗浄効果の確認は、前記浄化度視認パイプ105を通じて内部を通る汚砂の汚れ具合を視認することによりなされる。前記ポンプアップの経路I上には、洗浄された汚砂、即ち、洗砂を処理槽115内に導く前に更に一層洗浄処理する第3ミキシング手段112を有するとともに導入側の第3バルブ113を備える。
【0037】
尚、114はバイオ投入(混入)手段であり、経路Iにこうしたバイオ投入手段114を備えることで、より上流の段階でバイオを混入させて長い経路でこれらバイオによる分解作用と防臭作用を働かせることでより有効なものとなるとともに広い範囲にその作用を付与することができるものである。
【0038】
図8の処理槽115は、図7においては実線で示してあるが、除塵機103が設置された処理室に隣合う処理室に設置されている。図7の116は架台で、同架台116上に処理槽115が固定設置されている。
【0039】
処理槽115は、図8にその詳細を示す。同処理槽115は、上部がストレートな円筒形で下部が下向きに窄まるテーパー形になっている。処理槽115には上蓋117が脱着自在に設けられ、同上蓋117に、し渣導入口118、汚砂導入口119の他、洗浄水供給口120が設けられている。
【0040】
し渣導入口118には、図7にも示すように矢印J経路で第4バルブ121を介してコンベア104からのし渣が導入されてくる。洗浄水供給口120には、第5バルブ122を介して矢印Kのように導入されてくる。処理槽115の一側(図8の左側)内部には、縦向きに仕切板123が固定されてし渣落下路124が形成されているとともに、同落下路124は、処理槽115の周穴を介して外部排出筒125に連通する通路となっている。仕切板123の上端には、ガイド126により昇降可能なゲート127が設けられて、水面128に分離浮上して溜まるし渣は同ゲート127が下がることにより同落下路124内に落とし込まれるようになっている。
【0041】
また、し渣に伴う汚水をし渣から分離するため、落下路124の内側には、帯長板を格子状に組み合わせて形成した排水制御材130が斜面状をなして設けられている。この制御材130は、パンチングメタルや網状材などでもよいことは勿論である。同制御材130は上下間隔を置いて複数枚配してもよい。
【0042】
排水制御材130の下側には、汚水溜め部131が形成され、同部131からは矢印Lのように排水処理される。一方、し渣落下路124の出口には、除水可能なコンテナ132が設置され、し渣が矢印Mのように除水されてコンテナ132内に溜められる。矢印M,Nからの水は沈砂池100に戻される。
【0043】
処理槽115内は、し渣落下路124以外の空間が大きく形成されており、同空間の略中央縦向きには、内部に接触浮上路134を形成した浮上用パイプ135が図示しないステーを介して固定設置されている。同パイプ135の下端は開口しているとともに上端はゲート127とは逆の向きに曲がる変曲部136が形成されている。そして、同パイプ135の下部内に臨むエアー(あるいは給水)パイプ137からの圧縮エアーにより内部の汚水が上昇流を起生し、変曲部136により下降流を起生するようになる。それとともに分離促進ピース138…が汚砂、汚水とともに矢印Nのように循環運動をする。
【0044】
図8の仮想線140は制御板で、投入されるし渣ができるだけ槽下部にまで沈降しないようにするための板である。141は中間汚水排出口で、開閉制御される第6バルブ142により汚水を中抜きする口である。143は砂泥排出口で、第7バルブ144で開閉制御される。処理槽115の下端に斜め向きに設けられ、同排出口143の上方には、排水制御材130と同じ構成による制御材145が横架されている。この制御材145は、分離促進ピース138…は通過させず砂泥のみを通過させるものになっている。
【0045】
尚、仮想線で示すように、浮上用パイプ135内には、浮上作用付与機能とミキシング機能を兼ねた回転スクリュウ146を内装してもよい。このスクリュウ146は、エアーパイプとは別にあるいはエアーパイプと組み合わせて構成することがある。また、スクリュウ146の面内には複数の孔を明けておき、この孔には、切断機能を持たせる場合とそうでない場合とがある。
前記変曲部136は逆向きに曲げて形成してもよいし、図8の紙面に直交する方向のいずれに曲げて形成してもよいし、その中間方向に曲げてもよい。
砂泥排出口143からの洗浄後の砂泥(洗砂)は仮想線のようにエアー供給手段147を備えた経路Pによりポンプアップして上方の除水可能なコンテナ148内に排出するようにしてもよい。
【0046】
この実施形態における装置の制御も略前記した通りであるが、その一例をここで説明すると、汚砂は前もって洗浄処理され、その汚砂が一定以上に洗浄されて洗浄汚砂となった段階で、図7の第2バルブ109が開かれて図7に示す矢印Gの経路で同洗浄汚砂は処理槽115内に導入され、図8の水面レベルとなる。それとともに、図7のコンベア104から矢印Jの経路で処理槽115内にし渣が導入される。洗浄処理装置操作盤の運転スイッチがONとされる。一定の沈澱時間を経ると、汚砂が制御材145上に沈澱し、その上側に汚水が分離するとともに軽いし渣が水面に浮上した状態となり、そこで、第6バルブ142が開かれ、1〜5分後同弁142は閉じられる。これにより、導入された汚水分が中間汚水排出口141を通じて抜かれ、そのあと、浄化のための上水が第5バルブ122の開放により図7の矢印Kのように処理槽115内に導入される。水面レベルは、図8の程度とされる。
【0047】
第5バルブ122は20〜40分後に閉止される。相前後してエアーパイプ137から圧縮エアーが噴出され、5〜10分後に停止される。これにより、浮上用パイプ135内のエアーにより分離促進ピース138…及び汚砂等がNのように噴き揚げられるとともに、沈降路を通じて下降する。こうした間、汚砂、し渣及び分離促進ピース38…、洗浄水などの相互接触・攪拌により洗浄後のし渣が浮上する一方砂泥も分離して下降してゆく。下降した砂泥は制御材145の目を通じて砂泥排出口143内に溜まってゆく。
【0048】
浮上分離したものは、水面に溜まるようになり、これらは、ブロアが停止したのち1〜10分後に作動するシリンダが押下によりゲート127が水面より下がることによりし渣落下路124を通じて槽外に排除される。し渣は、図8のMの経路でコンテナ132に回収される。ゲート127の復帰後、中間汚水排出口141を通じて汚水が排除される。第6バルブ142が閉止されたのち、設定したカウントか否かのチェックがなされ、必要に応じて第5バルブ122の開…からのサイクルが繰り返される。カウント通りであれば、砂泥排出口143に連通する第7バルブ144とともに第5バルブ122が開かれて、内部の砂泥がコンテナに回収される。その後、第5バルブ122が閉じられ、一定時間後に第7バルブ144が閉止されて運転は終了する。前記のように洗浄回数は任意に設定でき、また連続及び間欠運転が可能とされる。
尚、図8に示す洗浄処理装置は、し渣と汚砂との双方を同時に導入し洗浄処理するようにしていたが、し渣と汚砂のいずれか一方を先に洗浄処理し残りを後で洗浄処理するようにしてもよい。また、し渣洗浄処理用と汚砂洗浄処理用を個別の装置にしてもよい。個別にする場合、両装置を一体的に構成することができる。
【0049】
図9は他の実施形態を示し、浮上用パイプの上端の変曲部150が相反する2方向に開放状に形成されている。同開放方向は、図面の紙面に直交する方向でもよい。また、3方向あるいは4方向に開放してもよい。
【0050】
図10は他の実施形態を示し、処理槽115内にし渣洗浄容器152を昇降口153を通じて昇降可能にし、同容器152内に予めあるいは矢印Qのようにあとでし渣を導入するようにする。容器152内のし渣は循環する流れにより洗浄を受ける。尚、この実施形態の場合、し渣落下路124(図8)は構成されない。浮上用パイプ135の変曲部136は容器152に速いスピードで分離促進ピース138…や汚水などを当て付けるため、出口を絞ってある。同出口は、容器152の底側に対面するようにしてもよい。前記容器152は、上下振動あるいは水平揺動により洗浄効果を上げたりすることができる。上下振動は、細かい振動と大きい振動を組み合わせることがある。容器152内にはエアーあるいは水を投入することがある。
【0051】
図11は他の実施形態を示し、処理槽115に装備した排水制御材130及び制御材145を脱着自在に構成して目詰まりを除去したり新規制御材に交換できるようにしたものである。排水制御材130に対しては、外部排出筒125に明けた点検窓口155を点検蓋156の脱着により開閉自在とし、その開放により、排水制御材130を脱着自在としてある。排水制御材130の脱着には、固定突起157と脱着片158とによりなされる。制御材145に対しては、処理槽115の下部を横断面四角形とし、その内周に上下のスライド受160を配して、これらスライド受160を介して制御材145を挿脱自在としてあり、この場合も点検蓋161を開閉することで制御材145を脱着自在にしてある。
【0052】
尚、分離促進ピース138…は、その断面を図外に拡大して示すように、永久磁石を混在させたコーティング162を施したものにし、その磁石を外域においてNあるいはSのいずれか一方にしておくことで、互いの分離促進ピース138…が弾け合うことで分離促進作用がより効果的になされるようにしてもよい。この場合、コア163は、前記合成ゴムであったり他の材質にすることができる他、コアなしにすることもある。また、この場合、処理槽115の内壁も分離促進ピース138…を弾くNあるいはSのように同極にしておく。
【0053】
図12は、制御材145上に転動体164…を装備し、同転動体164…を金属にして処理槽115外の永久磁石あるいは電磁石等の反発手段165により制御材145上で活動的に運動することにより洗浄を効果的にしたり目詰まりを防止するようにしたものである。この場合も図11に示すように転動体164を反発し合う構成とすればより有効である。尚、超音波発生手段166やバイブレータ167により洗浄作用は目詰まり防止作用を行うようにしてもよい。
【0054】
図13は、処理槽115の下部に縦軸状に回転軸169を備えてモーター170により目詰まり除去羽根171を制御材145の上下にあるように回転自在に構成したものである。この羽根171には孔を備えてもよいし、また上向き流を起生するように構成してもよい。回転軸169の上下中程外周には、砂泥を制御材145上に戻す砂戻し洗浄羽根172を備えてもよい。この場合も孔を設けたりすることがある。
【0055】
尚、同実施形態においては、汚砂洗浄を促進するため、処理槽115の下部内に中央に通孔173を備えた凹面体174を固定し、同凹面体174上に転動体175…を配し、この転動体175…を回転軸169回りの回転羽根176で積極的に回転駆動するようにしてもよい。凹面体174は多孔材質で砂泥を通過するものにしてもよい。
【0056】
図14は、図1の導入路17からXゾーンに溜まる汚砂を制御材19上の洗浄ゾーンにより確実に送り込むための実施形態を示す。処理槽2には縦軸状の同転軸178を備えてモーター179によりXゾーン内のスクリュウ180と制御材19上の回転羽根181とを共に回転駆動するようにしてある。スクリュウ180は汚砂を積極的に持ち揚げて制御材19の目を通すようにするとともに、回転羽根181は上昇流を起生することでこれらが共働して汚砂を洗浄ゾーンに持ち込む。回転羽根181は制御材19の目詰まりを防止する。尚、仮想線のように処理槽2の周壁に凹凸部182…を形成して洗浄効果を上げるようにしてもよい。このことは他の各実施形態でも同様に適用できる。
【0057】
図15の例は処理槽115内に制御材183を上向き凹状の湾曲形状をなして装備し、同制御材183の上側には、汚砂を洗浄処理するための波板状の洗浄促進材184が往復揺動するアーム185に支持されて駆動されるように設けられている。アーム185はシリンダ等の駆動手段186により往復駆動されるようになっている。洗浄促進材184は、制御材183の目詰まりをも防止する。
【0058】
図16の実施形態は、処理槽115の底部内周に凹凸188が形成される一方、処理槽115内で回転駆動される洗浄促進体189の外周にも凹凸190が形成されて両凹凸188,190が少しの隙間を置いて相対回転するようにされ、これにより、洗浄処理を行うようにしてある。
【0059】
図17は付加的な提案例を示すもので、同例は、汚砂浄化装置についてのもので、192は処理槽で、同処理槽192の砂泥出口には網状体や多孔板などによる制御材193が固定され、同制御材193の下方に砂泥排出口194が形成されてスクリュウコンベア195により砂泥(洗砂)を搬出するようにしてある。この場合、スクリュウコンベア195を正逆回転制御して正回転で砂泥を搬出可能とし逆回転で砂泥排出口194内で砂泥が更に洗浄されるようになっている。
尚、スクリュウコンベア195の羽根先にはゴムライニング196を装着し、同ライニング196とケーシング197との間で洗浄処理がなされるようになっている。ここで、洗浄処理室198内には矢印のようにエアーを供給するようにしてもよい。また、制御材193上には回転羽根199により駆動される転動体200…を装備して洗浄と目詰まり防止機能を果たすようにしてもよい。
【0060】
図18は沈砂池内でのし渣及び汚砂の循環戻り経路において、戻しパイプ202に破砕機203あるいはミキシング手段を備えるとともに同パイプ202から沈砂池にし渣及び汚砂を戻すようにしたものにおいて、し渣などの比重の小さいものは矢印aのように上層域を流れるようにする一方汚砂などの比重の大きいものはパイプ202の下方に離して置いた沈降誘導筒204内に導いて矢印bのよに池底により早く確実に導くようにしたものである。これにより、分離が確実になされるようになる。
【0061】
図19は沈降誘導筒205を戻しパイプ202より下流側にずらせて配置したもので、汚砂をより確実に捉えるようにしたものである。
【0062】
図7に示す実施形態においては、循環経路Iの戻し距離が数m程度であったが、図示よりもかなり上流位置に戻すようにすることがある。それとは逆に、図20に矢印I1で示すように、上流側すぐ手前に戻すようにしたり、更には仮想線矢印I2で示すように、下流側に戻すこともある。
【0063】
図21は汚物溜め部101内に溜まるものを吸い上げて前記循環経路を経る場合と処理槽115内に導入する場合に汚物溜め部101内に形成した洗浄ピット207内で予洗をするようにした実施形態を示している。同実施形態では、揚砂ポンプ102から吸い上げられるものの一部あるいは全部をバルブ209を介して矢印Rのようにピット207内に戻し、その戻り流を利用して予洗を行うようにしたものである。208は洗浄中の砂等が溜め部101の外部に出ないようにする仕切筒である。
また、ピット207を設ける場合と溜め部101の既設のままの場合とがあるが、その他の実施形態として、ポンプ102を逆回転して予洗を行うこともできる。予洗にはエアーを混合したりバイオを混合したりすることができる。ポンプを2基配して一方を吸い上げ用、他方を予洗用としてもよい。
【0064】
【発明の効果】
この発明は以上のような洗浄処理装置であるので、し渣および/または汚砂が分離促進ピースの循環運動により分離浮上物と沈降する砂泥に有効に分離処理されるようにした洗浄処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す装置断面図。
【図2】図1の右側面図を示す半断面図。
【図3】装置の平面図。
【図4】図1のIV−IV線断面図。
【図5】沈砂池と洗浄処理装置との関連を示すフローシート。
【図6】洗浄処理装置の作動を説明するフローシート。
【図7】他の実施形態を示す縦断側面図。
【図8】洗浄処理装置の拡大断面図。
【図9】浮上用パイプの他の実施形態を示す縦断面図。
【図10】し渣洗浄回収装置の一例を示す縦断面図。
【図11】制御材の脱着方式を示す縦断面図。
【図12】制御材の目詰まり防止と汚砂洗浄を行う方式の一例を示す縦断面図。
【図13】制御材の目詰まり防止と汚砂洗浄を行う他の方式を示す縦断面図。
【図14】制御材の目詰まり防止と汚砂洗浄を行う他の方式を示す縦断面図。
【図15】汚砂洗浄と目詰まり防止を行う他の方式を示す縦断面図。
【図16】汚砂洗浄の他の方式を示す縦断面図。
【図17】砂泥排出にスクリュウコンベアを構成したものにおいて砂泥の洗浄効果を上げる方式を示す縦断面図。
【図18】洗浄のための循環経路からのし渣と汚砂とを分離する方式を示す縦断面図。
【図19】洗浄のための循環経路からのし渣と汚砂とを分離する他の方式を示す縦断面図。
【図20】洗浄のための循環経路の変形例を示す縦断面図。
【図21】汚物溜め部での予洗方式を示す縦断面図。
【符号の説明】
1…洗浄処理装置 2,115…処理槽 8…流入パイプ 17…導入路 19,130,145…多孔状制御材 21…下部エアー供給口 24…汚水 25,134…接触浮上路 26,135…浮上用パイプ 31…上部エアー供給パイプ 37…沈降路 38,138…分離促進ピース 40,141…中間汚水排出口 44…給水パイプ 47…スカム除去装置。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cleaning processing apparatus.
[0002]
[Prior art]
The water purification plant is equipped with a sand basin where sewage from rivers and ordinary households is introduced, where the scum is lifted and the sedimented sand is pumped up and processed. .
[0003]
The dirty sand is recovered and incinerated and discarded or reused in the sea. However, if left as it is, a large amount of organic solids are attached and mixed in it. However, even if it is reused, there will be problems such as cracking in concrete.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
For this reason, organic solids are made finer by incineration disposal while pulverizing dirty sand with a drum screen or the like so that the above problem does not occur. Not.
[0005]
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and the object of the present invention is to effectively separate the sediment and / or the sewage sand into the sand mud that settles with the separated floating matter by the circulation motion of the separation promoting piece. It is an object of the present invention to provide a cleaning processing apparatus.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention described in
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in the cleaning processing apparatus according to the first aspect, the upper end portion of the contact levitation path is a passage that curves in the direction of the settling path and communicates with the settling path.
[0008]
According to a third aspect of the present invention, in the cleaning apparatus according to the second aspect, the means for separating and floating the separated levitated material is on the side opposite to the bending direction of the path where the contact levitation path bends on one side in the treatment tank. Is provided.
[0009]
According to a fourth aspect of the present invention, in the cleaning treatment apparatus according to any one of the first to third aspects, the passage of the separation promoting piece is restricted at a position facing the lower end opening of the contact levitation path at the lower part of the treatment tank. There is provided a porous control material that has holes to permit passage of sand and mud.
[0010]
According to a fifth aspect of the present invention, in the cleaning processing apparatus according to the fourth aspect, the porous control material includes a cutting means.
[0011]
A sixth aspect of the present invention is the cleaning apparatus according to any one of the first to fifth aspects, wherein the means for introducing the dirty sand into the tank has a fixed circulating cleaning path, and the cleaning path In this configuration, sediment such as dirty sand collected in a certain place in the inflow water channel is washed while circulating, and only the washed dirt is introduced into the treatment tank.
[0012]
The invention described in claim 7 is the cleaning apparatus according to
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the illustrated embodiments.
1 to 6 show an embodiment of the present invention. In this embodiment, 1 is a cleaning processing apparatus, and the
[0014]
The
[0015]
Reference numeral 8 denotes an inflow pipe, which is connected to the upper end corner of the
[0016]
[0017]
The
[0018]
The mesh of the
[0019]
1 is a control plate, and the
[0020]
A
[0021]
An upper
[0022]
In FIG. 1,
[0023]
The
[0024]
1 is an intermediate sewage discharge port, which discharges the
In addition, a
[0025]
2 is a water supply pipe, and as shown by an arrow F in FIG. 5, clean water is passed through the
[0026]
[0027]
The
[0028]
FIG. 6 shows a flow sheet of the cleaning processing system. First, the
[0029]
The
[0030]
During these washings, the organic solids rise from other routes and accumulate on the water surface. As shown in FIG. 6, the scum composed of these is swollen by the
[0031]
Another embodiment may be configured as follows.
The present invention is also applicable when it is attached to a septic tank of a toilet. That is, it is attached to organic solids that cannot be completely processed in the sewage treatment tank, and is attached with the structure of the embodiment of FIG. 1 or FIG.
The
The sand mud discharging means may be of a screw conveyor type.
The
[0032]
The embodiment shown in FIG. 7 and FIG. 8 is an example of a cleaning processing apparatus configured to clean the residue, and introduces and removes the dirty sand, or simultaneously introduces the residue and the dirty sand. It can also be used for cleaning treatment.
[0033]
In FIG. 7,
[0034]
Up to now, the filth sand (which may contain slag) collected in the
[0035]
That is, on the path indicated by the arrow I, a purification degree
[0036]
Thus, by closing the
[0037]
Incidentally, reference numeral 114 denotes a bio-input (mixing) means. By providing such a bio-input means 114 in the path I, bio is mixed in at a more upstream stage, and the degradation action and deodorization action by these bio-functions can be exerted in a long path. In addition to being more effective, the action can be imparted over a wide range.
[0038]
The
[0039]
The details of the
[0040]
As shown in FIG. 7, the residue from the
[0041]
Further, in order to separate the sewage accompanying the residue from the residue, a
[0042]
A sewage reservoir 131 is formed below the
[0043]
In the
[0044]
The imaginary line 140 in FIG. 8 is a control plate, which is a plate for preventing the added residue from sinking to the bottom of the tank as much as possible. Reference numeral 141 denotes an intermediate sewage discharge port that discharges sewage through a
[0045]
As indicated by phantom lines, a
The
The sand mud (washed sand) after washing from the sand
[0046]
Although the control of the apparatus in this embodiment is also substantially as described above, an example will be described here. When the dirty sand is washed in advance, the dirty sand is washed to a certain level or more to become washed dirty sand. The
[0047]
The
[0048]
Those that floated and separated will accumulate on the water surface, and these will be removed out of the tank through the
In the cleaning processing apparatus shown in FIG. 8, both the residue and the sewage are introduced and cleaned at the same time. You may make it wash-process by. Further, the apparatus for cleaning the residue and the object for cleaning the sand may be provided as separate apparatuses. When separate, both devices can be integrated.
[0049]
FIG. 9 shows another embodiment, in which an
[0050]
FIG. 10 shows another embodiment, in which the
[0051]
FIG. 11 shows another embodiment, in which the
[0052]
The
[0053]
12 is equipped with rolling
[0054]
FIG. 13 includes a
[0055]
In the same embodiment, in order to promote cleaning of dirty sand, a
[0056]
FIG. 14 shows an embodiment for reliably feeding the dirty sand accumulated in the X zone from the
[0057]
In the example of FIG. 15, a
[0058]
In the embodiment of FIG. 16, the unevenness 188 is formed on the inner periphery of the bottom of the
[0059]
FIG. 17 shows an example of an additional proposal. This example relates to a sewage purification apparatus, 192 is a treatment tank, and the sand mud outlet of the
A
[0060]
FIG. 18 is a circulation return path of sediment and dirt in the sand basin, wherein the
[0061]
In FIG. 19, the
[0062]
In the embodiment shown in FIG. 7, the return distance of the circulation path I is about several meters, but it may be returned to the upstream position rather than shown. Conversely, the arrow I in FIG. 1 As shown in Fig. 4, it can be returned to the upstream side immediately before, or even an imaginary line arrow I 2 As shown by, it may return to the downstream side.
[0063]
FIG. 21 shows an embodiment in which pre-washing is performed in a
Moreover, although there exist the case where the
[0064]
【The invention's effect】
Since the present invention is a cleaning processing apparatus as described above, the cleaning processing apparatus is configured such that the residue and / or dirt sand is effectively separated into the floating sand and the sedimented mud by the circulation movement of the separation promoting piece. Can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an apparatus showing an embodiment of the present invention.
2 is a half sectional view showing a right side view of FIG. 1;
FIG. 3 is a plan view of the apparatus.
4 is a cross-sectional view taken along line IV-IV in FIG.
FIG. 5 is a flow sheet showing the relationship between a sand basin and a cleaning processing apparatus.
FIG. 6 is a flow sheet for explaining the operation of the cleaning processing apparatus.
FIG. 7 is a longitudinal side view showing another embodiment.
FIG. 8 is an enlarged cross-sectional view of a cleaning processing apparatus.
FIG. 9 is a longitudinal sectional view showing another embodiment of the levitation pipe.
FIG. 10 is a longitudinal sectional view showing an example of a residue cleaning and collecting apparatus.
FIG. 11 is a longitudinal sectional view showing a control material detaching method.
FIG. 12 is a longitudinal sectional view showing an example of a method for preventing clogging of a control material and cleaning dirty sand.
FIG. 13 is a longitudinal sectional view showing another method for preventing clogging of the control material and cleaning the dirty sand.
FIG. 14 is a longitudinal sectional view showing another method for preventing clogging of a control material and cleaning dirty sand.
FIG. 15 is a longitudinal sectional view showing another method for cleaning dirt and preventing clogging.
FIG. 16 is a vertical cross-sectional view showing another method for cleaning dirty sand.
FIG. 17 is a longitudinal sectional view showing a method for increasing the cleaning effect of sand and mud in the case where a screw conveyor is configured for discharging sand and mud.
FIG. 18 is a longitudinal sectional view showing a method for separating the residue and the dirt from the circulation path for cleaning.
FIG. 19 is a longitudinal sectional view showing another method for separating the residue from the circulation path for cleaning and the dirty sand.
FIG. 20 is a longitudinal sectional view showing a modified example of the circulation path for cleaning.
FIG. 21 is a longitudinal sectional view showing a pre-cleaning method in a waste reservoir.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (7)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000246050A JP4074927B2 (en) | 1999-08-24 | 2000-07-10 | Cleaning processing equipment |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27981899 | 1999-08-24 | ||
JP11-279818 | 1999-08-24 | ||
JP2000246050A JP4074927B2 (en) | 1999-08-24 | 2000-07-10 | Cleaning processing equipment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001129426A JP2001129426A (en) | 2001-05-15 |
JP4074927B2 true JP4074927B2 (en) | 2008-04-16 |
Family
ID=26553501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000246050A Expired - Fee Related JP4074927B2 (en) | 1999-08-24 | 2000-07-10 | Cleaning processing equipment |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4074927B2 (en) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5067760B2 (en) * | 2008-04-11 | 2012-11-07 | ジグ・エンジニアリング株式会社 | Reticulated air chamber type wet specific gravity sorter |
JP4716204B2 (en) * | 2009-07-25 | 2011-07-06 | 株式会社サンエイ | Dirty sand and residue washing treatment method and sewage and residue washing treatment equipment |
JP4678627B2 (en) * | 2009-09-07 | 2011-04-27 | 株式会社サンエイ | Cleaning processing method and cleaning processing apparatus |
JP6283892B1 (en) * | 2017-08-04 | 2018-02-28 | 株式会社サンエイ | Cleaning processing equipment |
WO2020053944A1 (en) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 太平洋セメント株式会社 | Washing treatment method for chlorine-containing powder, and washing treatment system for chlorine-containing powder |
CN113617734B (en) * | 2021-09-08 | 2022-11-11 | 霍邱森呼吸建筑材料有限责任公司 | Silt separator for building field |
JP7525941B1 (en) | 2023-03-17 | 2024-07-31 | 株式会社サンエイ | Sediment Cleaning Equipment |
CN118080346B (en) * | 2024-04-29 | 2024-07-02 | 山东晶冠食品有限公司 | Hawthorn removes She Quchen screening ware |
-
2000
- 2000-07-10 JP JP2000246050A patent/JP4074927B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001129426A (en) | 2001-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105263635B (en) | Device and method and resulting glass fragment for contamination with wash material | |
JP4003923B2 (en) | Waste plastic separation treatment apparatus and separation treatment method thereof | |
JP4074927B2 (en) | Cleaning processing equipment | |
JP4678627B2 (en) | Cleaning processing method and cleaning processing apparatus | |
KR102081851B1 (en) | Vortex type Combined Screening and Grit Removal system having a scum removal device | |
CN114108736B (en) | Large-scale pond is with desilting device | |
JP3303268B2 (en) | Scum removal and treatment equipment | |
JP3811887B2 (en) | Cleaning processing equipment | |
JP4716204B2 (en) | Dirty sand and residue washing treatment method and sewage and residue washing treatment equipment | |
CN208916860U (en) | A kind of efficient flotation tank | |
KR100693109B1 (en) | Apparatus for sorting waste from construction waste matter | |
KR100850489B1 (en) | An apparatus for recycling and treating the concrete particles of the used concrete waster to product the aggregate | |
JP4420488B2 (en) | Mud draining device | |
KR20110004139U (en) | Auto grease trap | |
JP2003094069A (en) | Method and equipment for treating waste water | |
JP3396684B2 (en) | Cleaning treatment method and apparatus | |
KR200332864Y1 (en) | Apparatus for washing aggregate for use in a recycling system of waste materials | |
CN210013198U (en) | Novel sewage treatment system is floated blowdown on water device | |
JPH0771019A (en) | Removing method of dregs and/or oily materials in water to be treated and preliminary treating device and water purifier by use thereof | |
JP2006095401A (en) | Screen residue treatment device | |
JP4346164B2 (en) | Scum remover | |
JPS61107955A (en) | Apparatus for washing and removing impurities such as soft stone and dust | |
JP2007090291A (en) | Water filtration apparatus | |
JP3341135B2 (en) | Scum removal and treatment equipment | |
JP2766881B2 (en) | Water treatment equipment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070710 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070903 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080115 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |