JP4070879B2 - Electronic magnetic compass - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気センサ等を用いた電子磁気コンパスに関する。
【0002】
【従来の技術】
舶用機器にはオートパイロット(自動操舵)装置や物標監視用のレーダ等があり、これらのいずれの機器も自船の方位を知るための方位計が用いられている。舶用の方位計としては、ジャイロコンパス、マグネットコンパスおよび最近では電子磁気コンパスも使用されるようになっている。この舶用方位計には、車載用カーナビゲーションに用いられているものと違って格段に高い精度と応答特性が要求される。
即ち、陸上のカーナビゲーションにおいては、マップマッチング技術を併用できるために方位計自身にはそれ程に高い性能を必要としないのに対して、舶用の方位計では、それ自身で所定の精度を満たさなくてはならないからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の電子磁気コンパスでは、後で示すように、磁気の外乱等の影響により検出方位にふらつきが多く含まれるため、短い時間内での精度が悪く(応答性が悪く)、特にレーダ等への適用は困難であった。
【0004】
従って本発明は、高精度でかつ応答特性の良い電子磁気コンパスを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
図6は、船舶の直進時における各方位計の出力を示した図であり、▲1▼は、電子磁気コンパスで検出された磁気方位、▲2▼は、積分方位計で検出された積分方位を示す。この積分方位計とは、鉛直方向を軸とする角速度(図12参照)を検出し、それを積分して積分方位として得るものである。▲3▼は、磁気方位▲1▼および積分方位▲2▼との比較のための真値を示すものとしてジャイロコンパスによる検出方位(ジャイロ方位)を示している。いずれの検出方位においても似通った大きな振幅Pが含まれるがこれは、船体の動揺(ロールおよびピッチ)によるものである。この動揺成分を取り除くために、磁気方位▲1▼からジャイロ方位▲3▼を差し引くことにより、動揺成分を排除した磁気方位を11に示し、同様に積分方位▲2▼からジャイロ方位▲3▼を差し引いた積分方位を12に示す。
【0006】
この磁気方位11は、ほぼ一定の方位を示すが短周期のふらつきQが含まれており、これが短周期での精度及び応答特性を低くしている。一方、積分方位12は、そのようなふらつきQは含まれず、従って応答性は良いが、角速度センサを用いる場合には積分時の誤差(積分誤差)が累積されるために直線的に増大している。尚、船が航行方位を変化させているような場合には、方位変化に伴う感度誤差(方位誤差)も含まれるが、ここでは直進航行の場合であるためその方位誤差は考慮しなくてもよい。
【0007】
このように、磁気方位の検出精度は、短い時間で見れば悪いが長い時間で見れば良く、一方、積分方位の検出精度は、短い時間で見れば良いが長い時間でみれば悪い。本発明は、積分方位θsにおける方位ずれを、長い時間で見れば精度の良い磁気方位θmで補正することにより、積分方位本来の短時間での精度の良さを確保した上で長い時間での精度をも高めようとするものである。
【0008】
磁気方位θmのデータから短周期のふらつきを排除して、長い時間で見たときの正確な方位を取り出すためにローパスフィルタを用いた。このようにして得た正確な磁気方位と積分方位との差分Δθが、積分方位における長い時間でみたときの方位誤差に相当する。従って、元の積分方位θsから差分Δθを差し引くことで長い時間でみても方位ずれのない積分方位θが得られる。
【0009】
しかしこのローパスフィルタを回路に挿入したことにより、ローパスフィルタ通過に伴う遅延時間が生じ、これが新たに誤差を発生させていることが判明した。そこで本発明では、角速度を積分する際の基準値をオフセットすることにより、その誤差を相殺してより正確な方位を得るようにした。
【0010】
本第2発明は、磁気センサにおける方位方向の誤差を補正する電子磁気コンパスを提供する。
真の方位Tdegiがわかれば、その方位で得られた磁気方位θmとの差分を求めることにより、磁気センサの方位方向での誤差がわかる。その方位方向での誤差をテーブル化しておけば、実際の運用時に検出した磁気方位をテーブルで補正することにより正確な磁気方位を得ることができる。しかしながら真の方位を知ることは容易ではない。本発明では、真の方位Tdegiを知るために、角速度センサによる積分方位θsを用いるようにしたが、上述のように、この積分方位θs自身に方位誤差を含む。従って本システムで得られる出力方位θにも誤差が含まれることになるが、この出力方位θの値から船が1旋回したことは正確に知ることができる。そこで、船が1旋回したときの積分方位の変化量から360°を差し引くことにより、1旋回の間に生じた積分方位の誤差がわかり、この誤差は一次直線で示されることから、各積分方位における誤差を求めることができ、よって各積分方位θsにおける真の方位Tdegiを得ることができる。
【0011】
尚、上記各磁気方位θmにはふらつきが含まれるため、上記誤差にもふらつきが含まれることになる。このふらつきを排除するために、本発明では、前記誤差の成分を、フーリエ変換および逆フーリエ変換の手法を用い、ふらつきを排除した誤差のデータから方位補正テーブルを作成している。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の1実施形態を示した制御ブロック図である。1は、3軸磁気センサであり、X軸、Y軸およびZ軸とにそれぞれ配された3組みの検出コイルを備える。2は、動揺成分としてピッチおよびロールを検出する2軸傾斜センサであり、ここでは、傾斜による液面変化をその液面から突き出た複数本のキャパシタプレート相互間の静電容量変化から自身の傾斜(ピッチおよびロール)を計測する仕組みの傾斜センサを用いた。
【0013】
3は、垂直方向の軸に対する角速度を検出する角速度センサであり、圧電ジャイロ、振動ジャイロ、レートジャイロあるいは音叉ジャイロといったものがある。4は、各センサ1,2,3で検出された信号をデジタル変換するA/D変換器である。
【0014】
6は、傾斜角補正回路であり、2軸傾斜センサ2で検出した傾斜角に基づき、3軸磁気センサ1で検出されたX,YおよびZ軸方向の地磁気から水平方向X0、Y0および垂直方向Z0の成分を求める。7は、水平方向および垂直方向の地磁気から現在の方位(磁気方位)θmを求める磁気方位計算回路である。
【0015】
8は、角速度センサ3で検出された角速度を積分することで方位(積分方位)θs'を出力する角速度積分回路である。9は、2軸傾斜センサ2で検出した傾斜角に基づき、現傾斜時の積分方位θs'から水平方向における積分方位θsを求める傾斜角補正回路である。
【0016】
磁気方位演算回路7より得られる磁気方位θmおよび傾斜角補正回路9より得られる積分方位θsは、元来、同一の方位を示すものであるが、角速度センサ3よりの角速度を積分する際に生じる積分誤差のために、両者の方位に差が生じる。10はその差分Δθを求める差分回路である。
【0017】
前記磁気方位θmには短周期のふらつきが含まれているため、差分Δθにもふらつきが含まれる。11は、そのふらつきを除去するためのローパスフィルタである。12は、積分誤差Δθを含む積分方位θsからローパスフィルタ11よりの差分を減じることで積分誤差を除去して、本電子磁気コンパスとしての出力方位θを求める減算回路である。
【0018】
ところで、外乱による方位のふらつきのみを有効的に除去すべく、ローパスフィルタ11の定数を求めている過程で、ローパスフィルタ11を挿入したことにより新たに誤差が生じていることを見い出した。即ち、ローパスフィルタ11の出力をΔθ'とすると、ローパスフィルタ11で生じる時間遅延により、Δθ≠Δθ'となる。従って誤差Δθを含む積分方位θsから差分Δθ'を差し引いても、更に(Δθs−Δθ'=Δθ0)の誤差が残ることによる。14は、この誤差Δθ0を排除するために設けたオフセット補正値演算回路であり、サンプリング回路13でサンプリングされたローパスフィルタ11の出力Δθ'に基づき、前記角速度積分回路8に対して積分時の基準値をオフセットさせるためのオフセット補正値を与える。但しこのオフセット補正は、船が1方向に航行していることが前提となっており、15は、方位出力θの変化から船が直進航行しているかを判定する直進航行判定回路である。以上述べた各要素6〜15は、実際の装置においてCPU21で実現される。
【0019】
以上で本発明の構成とそのおおまかな動作を説明したが、本発明でポイントとしているオフセット補正を以下詳しく述べる。図2は、ローパスフィルタ11における“入力”に対する“出力”の応答特性を示し、“誤差”は両者間の差分を示したものである。この誤差の変化率を示したが“誤差微分値”であり、“誤差静定時間”後は、誤差微分値がほぼ一定のため、誤差もほぼ一定値となっている。このような定常誤差に起因する方位出力θにおける誤差は、図3に示されるように時間と共に増加するランプ関数となり、次式で示される。
y(t)=a・t
aは、誤差関数の比例定数であり、あるts時間あたりの積分方位誤差Δdwdegは次式(1)で与えられる。
Δdwdeg=a・ts …(1)
となる。
【0020】
一方、ts時間あたりの積分方位量Sdegは、図3における斜線部の面積で与えられ、次式(2)で示される。
dwdeg=(s−deg0)・ts・k …(2)
s:ts間の角速度平均値
deg0:基準値
k:角速度センサの感度
【0021】
この(2)式は、前述の時間遅延を考慮していないため、dwdegには、誤差Δdwdegを含む。この誤差Δdwdegを相殺できるような基準値degrを新たに設定すると、このときに求められるの積分方位量dwdeg'は、次式(3)で示される。
dwdeg'=(s−degr)・ts・k …(3)
ここで、dwdeg−dwdeg'=Δdwdeg
の関係から、degr-deg0=a/kが得られる。このdegr-deg0=εdeg0をオフセット補正値とし、積分時に、前記基準値deg0をεdeg0だけオフセットすれば、前記時間遅延による積分誤差を排除できる。
【0022】
次に実際に行われる方位補正の動作を図4のフローチャートを参照して説明する。まず、船を1方向に航行させた状態でステップS1でローパスフィルタ11が初期化された後、ステップS2にて、ローパスフィルタ11の出力がサンプリング回路13によってサンプリングされ、直近15秒分のサンプリングデータが常に蓄えられる。ステップS3ではローパスフィルタ11の初期化後60秒経過したかが判定され、60秒以内であればステップS2に戻りサンプリングを継続するが60秒を経過している時はステップS4に進む。
【0023】
ステップS4では、本装置の方位出力θから航行方位の変化が検出され、ステップS5では、直進航行判定回路15によって直進の航行であるかが判定される。ここでの方位検出には直進航行が前提となっているため、直進でないと判定されたときはステップS2に戻り、データのサンプリングを最初からやり直すが、直進航行のときはステップS6に進み、前述したような内容に従ってオフセット補正値が計算され、ステップS7にて、角速度積分回路8における積分基準値がオフセットされる。その後はステップS1に戻ることにより、積分基準値の補正は、直進航行時、1分毎に行われる。ここでローパスフィルタの初期化からオフセット補正までに1分を設定したのは、図2で誤差を一定値(つまり図3の積分誤差における傾きaを一定値)にならしめるための措置である。
【0024】
図7はローパスフィルタ11に適した帯域特性を持たせた時の出力方位θを示す。▲1▼〜▲3▼および11は図6のものと同じである。13が本装置で得られた積分方位θであり、ほぼ一定の方位を示し、かつ、磁気方位11に含まれていた短周期のふらつきも排除されている。つまり、図6の積分方位12において、方位が直線的にずれるという欠点が解消されている。
【0025】
本実施形態では、磁気センサに3軸のものを用い、それに2軸傾斜センサの組み合わせが、センサ自身を常に水平に保持する機構(例えばジンバル機構)を持つ場合、磁気センサはX軸およびY軸の検出コイルからなる2軸のものでよく、2軸傾斜センサも不要である。
【0026】
又、本実施形態では、磁気方位θmに含まれる短周期のふらつきを除去するために、ローパスフィルタ11を差分回路10の出力側に設けたが、図5に示すように、磁気方位演算回路7の出力側に設けてもよい。但し、この場合、差分回路10の入力側で、両方位で時間のずれが生じるので、傾斜角補正回路9の出力側にも同じ特性のフィルタを挿入する。
【0027】
以上述べた発明は、磁気センサおよび角速度センサによるハイブリッドタイプの電子磁気コンパスにおいて、角速度を積分する際の積分誤差を補正するものであったが、本第2発明は、磁気センサ1における方位方向で生じる感度誤差を補正するものであり、図8にそのブロック構成を示す。この図8では磁気方位θmにおける方位方向の誤差を補正するための方位補正データを格納した方位補正テーブル16が新たに備えられている。この方位補正テーブル16の作成を図9のフローチャートを参照して説明する。
【0028】
船を例えば時計回りに旋回させる間に以下のステップを実行する。ステップS11では、本装置の出力方位θが0°になったかが判定され、0°になったとき、ステップS12で時間tが0にリセットされる。次のステップS13では、磁気方位演算回路7より出力される磁気方位θmがいずれかのサンプル角度degになったかが判定される。
【0029】
本発明の実施形態では、後で高速フーリエ変換(FFT)を行うためにサンプル点数を128点しているためサンプル角度degは、360/128=2.8125°のステップとなる。
【0030】
ステップS13において、磁気方位θmがいずれかのサンプル角度degiを示したとき、ステップS14に進み、表1のごとく、そのときの時間ti(この場合はt1)と傾斜角補正回路9よりの積分方位θdegi(この場合θdeg1)が記憶される。尚、磁気方位θmと出力方位θとで誤差により、最初に合致するサンプル角度deg1がdeg0(=0°)にならずに例えばdeg3(=5.625°)となることもあるが、このような場合でも最終的には同じ補正結果が得られるので不都合はない。
【0031】
ステップS15では、出力方位θが360°を超えたか、つまり船が360°旋回したかが判定される。船の旋回が360°未満のときはステップ13に戻り、次のサンプリング角度でのデータ(t2、θdeg2)を記憶するが、360°を超えたときは、ステップ16に進み、一旋回した時の時間t128と積分方位θdegi+127(この場合、θdeg128)とが記憶される。
【0032】
さて、あるts時間あたりの積分方位量θdegは、上記(2)式において、積分基準値degrを0とし、角速度センサの感度kを(k+ek)とすることにより、
θdeg=s・ts・(k+ek) …(11)
となる。ekは角速度センサで生じる誤差である。(11)式を書き換えると、
θdeg=(s・k)ts+(s・ek)ts …(12)
となり、この右式における第1項が真値成分、第2項が角速度センサ自身の誤差成分である。
この誤差成分は、(1)式と同様に、a・tsで示される。
θdeg=(s・k)ts+a・ts …(13)
この(13)から1旋回したときの積分方位θdegi+127は、“(s・k)ts”と、“ts”とに360、t128を代入して得られる。
θdegi+127=360+a・t128 …(14)
これより、a=(θdegi+127−360)/t128 …(15)
が得られる。
【0033】
図9に戻り、ステップS17では、(15)式を用いて、角速度センサの誤差を示す比例定数aが演算される。積分方位θdegiでの真値方位をTdegiとすると、
Tdegi=θdegi−a・ti …(16)
が得られる。よって、各磁気方位degiでの方位誤差Errdegiは、
Errdegi=Tdegi−degi …(17)
で得られる。
【0034】
ステップS18ではこの(16)式を用いて、θdeg1、θdeg2…θdeg128の各積分方位における真値Tdeg1、Tdeg2…Tdeg128が求められ、そして、(17)式により、各磁気方位degiにおける方位誤差Errdegiが求められる。
【0035】
以上の各データの一覧を次表に示す。
【表1】
【0036】
ところで上記の磁気方位θmは、ふらつきのために正確ではないので、このθm自身に補正が必要であり、本発明ではFFTを用いて行なっている。即ち、ステップS19では、まず、図10に示す“元の誤差分布”を参照することにより、周期13度程度の波形に振幅変調をかけて“元の誤差分布”のデータに重畳した。この“誤差を重畳した誤差分布”に対してFFTを用いて周波数軸上にパワースペクトルに分解する。
【0037】
ステップS20では、FFT結果から高い周波数成分を取り除き、その後、逆FFTを行って図11のごとく磁気方位における誤差分布のデータを得る。
【0038】
ステップS21では、図11の各磁気方位に対する誤差分布のデータが方位補正テーブル16に記憶される。
【0039】
実際の運用時には、磁気方位演算回路7から出力された磁気方位θmは方位補正テーブル16に取り込まれることにより、この方位補正テーブル16から補正された磁気方位が出力される。対応する磁気方位がテーブルにないときは、各磁気方位degiを検出した時間tiがわかっているので補間処理により随意の磁気方位に対する誤差を求めることができる。
【0040】
図12は、本装置を自動操舵装置に適用した場合のシステム図を示している。本装置51で検出された積分方位、つまり船体方位と、指令方位との差が針路ずれ角演算回路52にて演算される。その針路ずれ角と舵角検出回路53で検出された現舵角とから舵の操作量が操舵角演算回路54にて演算される。その操作量に基づき、操舵制御装置55は、舵を油圧により駆動する操舵装置56に制御信号を送出する。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、短い時間で見れば応答性は良いが長い時間でみれば精度が悪い積分方位を、長い時間で見れば検出精度の良い磁気方位で補正したので、積分方位本来の短時間での精度の良さを保持した上で長い時間での精度を高めることができる。又、磁気方位のデータから、長い時間で見たときの方位を取り出すために、ローパスフィルタを採用したが、このローパスフィルタの挿入により新たな誤差が発生するが、その誤差に対しては、角速度を積分する際の基準値をオフセットすることにより対処して、より正確な方位を得ている。本第2発明は、真の方位を知り、その真の方位から磁気センサにおける方位方向の誤差を求め、誤差テーブルを作成するものであり、真の方位Tdegiを知るために、船を1旋回させたときの積分方位量と360°との差分から積分方位計での誤差を求め、その誤差に基づき各磁気方位に対する真の方位を求め、真の方位と磁気方位との差分から各磁気方位における誤差を求めている。尚、上記各磁気方位θmにはふらつきが含まれるため、上記誤差にもふらつきが含まれることになる。このふらつきを排除するために、本発明では、前記誤差の成分を、フーリエ変換および逆フーリエ変換の手法を用い、ふらつきを排除した誤差のデータからより正確な方位補正テーブルを作成している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施形態を示した制御ブロック図
【図2】 図1のローパスフィルタにおける応答特性を示した図
【図3】 ローパスフィルタの挿入により発生する積分誤差を補正するためにオフセット補正値の算出法を示した図
【図4】 図1の装置の制御動作を示すフローチャート
【図5】 本発明の別の実施形態を示した制御ブロック図
【図6】 磁気方位および積分方位の特性図
【図7】 本発明で得られた積分方位の特性図
【図8】 本第2発明の実施形態を示した制御ブロック図
【図9】 図8の装置の制御動作を示すフローチャート
【図10】 FFTを行う過程を示した図
【図11】 FFTを行う過程を示した図
【図12】 本発明を自動操舵装置に適用したときのシステム図
【符号の説明】
1 3軸磁気センサ
2 2軸傾斜センサ
3 角速度センサ
4 A/D変換器
6 傾斜角補正回路
7 磁気方位演算回路
8 角速度積分回路
9 傾斜角補正回路
10 差分回路
11 ローパスフィルタ
12 減算回路
13 サンプリング回路
14 オフセット補正値補正回路
15 直進航行判定回路
16 方位補正テーブル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electronic magnetic compass using a magnetic sensor or the like.
[0002]
[Prior art]
Marine equipment includes autopilot (automatic steering) devices, radars for monitoring targets, etc. All of these equipment use compass to know the direction of the ship. As a compass for a ship, a gyrocompass, a magnet compass, and recently, an electronic magnetic compass is also used. This marine compass is required to have remarkably high accuracy and response characteristics unlike those used for in-vehicle car navigation.
In other words, in land-based car navigation, map matching technology can be used together, so the compass itself does not require such high performance, whereas the compass for ships does not satisfy the specified accuracy by itself. Because it must not.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, as shown later, the conventional electro-magnetic compass has many fluctuations in the detection direction due to the influence of magnetic disturbances, etc., so the accuracy in a short time is poor (poor responsiveness), especially for radar etc. Application of was difficult.
[0004]
Accordingly, an object of the present invention is to provide an electronic magnetic compass with high accuracy and good response characteristics.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
FIG. 6 is a diagram showing the output of each compass when the ship is traveling straight ahead. (1) is the magnetic orientation detected by the electronic compass, and (2) is the integrated orientation detected by the integral compass. Indicates. The integral azimuth meter detects an angular velocity (see FIG. 12) with the vertical direction as an axis, and integrates it to obtain an integral azimuth. (3) indicates a detection direction (gyro direction) by the gyro compass as a true value for comparison with the magnetic direction (1) and the integration direction (2). A large amplitude P that is similar in any of the detected orientations is included, but this is due to the motion (roll and pitch) of the hull. In order to remove this fluctuation component, by subtracting the gyro direction (3) from the magnetic direction (1), the magnetic direction from which the fluctuation component is eliminated is shown in 11, and similarly, the integration direction (2) to the gyro direction (3) are shown. The subtracted integration direction is shown in 12.
[0006]
This
[0007]
As described above, the detection accuracy of the magnetic azimuth is bad when viewed in a short time but may be viewed in a long time. On the other hand, the detection accuracy of the integration azimuth may be viewed in a short time but is bad when viewed in a long time. The present invention corrects an azimuth shift in the integral azimuth θs with a magnetic azimuth θm that is accurate when viewed in a long time, thereby ensuring accuracy in a short time while securing the original azimuth accuracy in a short time. It is going to raise.
[0008]
A low-pass filter was used to eliminate the short-period fluctuation from the magnetic azimuth θm data and to extract the correct azimuth when viewed in a long time. The difference Δθ between the accurate magnetic azimuth and the integral azimuth thus obtained corresponds to an azimuth error when viewed in a long time in the integral azimuth. Therefore, by subtracting the difference Δθ from the original integration direction θs , an integration direction θ without any direction deviation can be obtained even in a long time.
[0009]
However, it has been found that the insertion of the low-pass filter into the circuit causes a delay time associated with the passage of the low-pass filter, which newly causes an error. Therefore, in the present invention, by offsetting the reference value when integrating the angular velocity, the error is offset and a more accurate bearing is obtained.
[0010]
The second invention provides an electromagnetic compass that corrects an error in the azimuth direction in a magnetic sensor.
If the true azimuth Tdegi is known, an error in the azimuth direction of the magnetic sensor can be found by obtaining a difference from the magnetic azimuth θm obtained in that azimuth. If the errors in the azimuth direction are tabulated, an accurate magnetic azimuth can be obtained by correcting the magnetic azimuth detected during actual operation with the table. However, knowing the true orientation is not easy. In the present invention, in order to know the true azimuth Tdegi, the integration azimuth θs by the angular velocity sensor is used. However, as described above, the integration azimuth θs itself includes an azimuth error. Therefore, an error is included in the output azimuth θ obtained by this system, but it can be accurately known that the ship has made one turn from the value of the output azimuth θ. Therefore, by subtracting 360 ° from the amount of change in the integral azimuth when the ship makes one turn, the error in the integral azimuth that occurred during one turn can be found, and this error is indicated by a linear line. Thus, the true azimuth Tdegi in each integration azimuth θs can be obtained.
[0011]
Since each magnetic orientation θm includes fluctuation, the error also includes fluctuation. In order to eliminate this wobbling, in the present invention, an azimuth correction table is created from the error data from which the wobbling is eliminated by using the Fourier transform and inverse Fourier transform techniques for the error components.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a control block diagram showing an embodiment of the present invention.
[0013]
[0014]
Reference numeral 6 denotes an inclination angle correction circuit, which is based on the inclination angle detected by the
[0015]
[0016]
The magnetic azimuth θm obtained from the magnetic
[0017]
Since the magnetic azimuth θm includes short-period fluctuations, the difference Δθ also includes fluctuations.
[0018]
By the way, in the process of obtaining the constant of the low-
[0019]
The configuration and the general operation of the present invention have been described above. The offset correction that is a point of the present invention will be described in detail below. FIG. 2 shows a response characteristic of “output” to “input” in the low-
y (t) = a · t
a is a proportionality constant of the error function, and the integration azimuth error Δdwdeg per certain ts time is given by the following equation (1).
Δdwdeg = a · ts (1)
It becomes.
[0020]
On the other hand, the integral azimuth amount Sdeg per ts time is given by the area of the hatched portion in FIG. 3 and is expressed by the following equation (2).
dwdeg = (s−deg0) · ts · k (2)
s: Average angular velocity between ts
deg0: Reference value k: Sensitivity of angular velocity sensor
Since this equation (2) does not consider the above-described time delay, dwdeg includes an error Δdwdeg. When a reference value degr that can cancel out this error Δdwdeg is newly set, the integral azimuth amount dwdeg ′ obtained at this time is expressed by the following equation (3).
dwdeg ′ = (s−degr) · ts · k (3)
Where dwdeg−dwdeg ′ = Δdwdeg
From this relationship, degr-deg0 = a / k is obtained. If this degr−deg0 = εdeg0 is used as an offset correction value and the reference value deg0 is offset by εdeg0 during integration, the integration error due to the time delay can be eliminated.
[0022]
Next, the azimuth correction operation actually performed will be described with reference to the flowchart of FIG. First, after the ship is sailed in one direction, the low-
[0023]
In step S4, a change in navigation azimuth is detected from the azimuth output θ of this apparatus. In step S5, it is determined by the straight-ahead
[0024]
FIG. 7 shows the output azimuth θ when the band characteristic suitable for the low-
[0025]
In this embodiment, when a three-axis magnetic sensor is used and the combination of the two-axis tilt sensor has a mechanism (for example, a gimbal mechanism) that always keeps the sensor itself horizontal, the magnetic sensor has an X-axis and a Y-axis. It is possible to use a two-axis sensor composed of a detection coil, and a two-axis tilt sensor is also unnecessary.
[0026]
In the present embodiment, the low-
[0027]
The invention described above corrects the integration error when integrating the angular velocity in the hybrid type electronic magnetic compass using the magnetic sensor and the angular velocity sensor. However, the second invention relates to the azimuth direction in the
[0028]
The following steps are carried out while turning the ship clockwise, for example. In step S11, it is determined whether or not the output direction θ of the present apparatus has become 0 °. When the output orientation θ has become 0 °, the time t is reset to 0 in step S12. In the next step S13, it is determined whether the magnetic azimuth θm output from the magnetic
[0029]
In the embodiment of the present invention, since the number of sample points is 128 for performing Fast Fourier Transform (FFT) later, the sample angle deg is a step of 360/128 = 2.8125 °.
[0030]
In step S13, when the magnetic orientation θm indicates any sample angle degi, the process proceeds to step S14, and as shown in Table 1, the time ti (in this case, t 1 ) and the integration from the tilt
[0031]
In step S15, it is determined whether the output direction θ exceeds 360 °, that is, whether the ship has turned 360 °. When the turn of the ship is less than 360 °, the process returns to step 13 and the data (t 2 , θdeg 2 ) at the next sampling angle is stored, but when it exceeds 360 °, the process proceeds to step 16 and one turn is made. The time t 128 and the integration direction θdegi + 127 (in this case, θdeg 128 ) are stored.
[0032]
Now, the integral azimuth amount θdeg per certain ts time is obtained by setting the integration reference value degr to 0 and the sensitivity k of the angular velocity sensor to (k + ek) in the above equation (2).
θdeg = s · ts · (k + ek) (11)
It becomes. ek is an error generated in the angular velocity sensor. Rewriting equation (11)
θdeg = (s · k) ts + (s · ek) ts (12)
In the right equation, the first term is the true value component and the second term is the error component of the angular velocity sensor itself.
This error component is represented by a · ts as in the equation (1).
θdeg = (s · k) ts + a · ts (13)
Integrating azimuth θdegi + 127 of (13) when first turning from a "(s · k) ts" , obtained by substituting the 360, t 128 in the "ts".
θdegi + 127 = 360 + at 128 (14)
Than this, a = (θdegi + 127 -360 ) / t 128 ... (15)
Is obtained.
[0033]
Returning to FIG. 9, in step S17, the proportionality constant a indicating the error of the angular velocity sensor is calculated using the equation (15). When the true value direction in the integral direction θdegi is Tdegi,
Tdegi = θdegi-a · ti (16)
Is obtained. Therefore, the direction error Errdegi at each magnetic direction degi is
Errdegi = Tdegi-degi (17)
It is obtained by.
[0034]
In step S18 using the equation (16), Shitadeg 1, a true value Tdeg 1, Tdeg 2 ... Tdeg 128 at each integration orientation θdeg 2 ... θdeg 128 is determined, and, by (17), each magnetic bearing An azimuth error Errdegi in degi is obtained.
[0035]
The list of each data is shown in the following table.
[Table 1]
[0036]
By the way, since the magnetic orientation θm is not accurate due to the fluctuation, the θm itself needs to be corrected, and in the present invention, it is performed using FFT. That is, in step S19, first, by referring to the “original error distribution” shown in FIG. 10, a waveform having a period of about 13 degrees is subjected to amplitude modulation and superimposed on the “original error distribution” data. This “error distribution with error superimposed” is decomposed into a power spectrum on the frequency axis using FFT.
[0037]
In step S20, high frequency components are removed from the FFT result, and then inverse FFT is performed to obtain error distribution data in the magnetic orientation as shown in FIG.
[0038]
In step S <b> 21, error distribution data for each magnetic orientation in FIG. 11 is stored in the orientation correction table 16.
[0039]
In actual operation, the magnetic direction θm output from the magnetic
[0040]
FIG. 12 shows a system diagram when this apparatus is applied to an automatic steering apparatus. A difference between the integrated azimuth detected by the
[0041]
【The invention's effect】
The present invention corrects the integration azimuth with good responsiveness when viewed in a short time, but with poor accuracy when viewed over a long time, and with the magnetic azimuth with high detection accuracy when viewed in a long time. The accuracy in a long time can be improved while maintaining good accuracy. In addition, a low-pass filter has been adopted to extract the azimuth when viewed from a long time from the magnetic azimuth data. However, a new error occurs due to the insertion of this low-pass filter. This is dealt with by offsetting the reference value when integrating, to obtain a more accurate bearing. According to the second aspect of the present invention, the true heading is known, the heading error in the magnetic sensor is obtained from the true heading, and an error table is created. In order to know the true heading Tdegi, the ship is turned once. The error in the integral azimuth meter is obtained from the difference between the integral azimuth amount and 360 ° at the time, the true azimuth for each magnetic azimuth is obtained based on the error, and the difference between the true azimuth and the magnetic azimuth We are looking for errors. Since each magnetic orientation θm includes fluctuation, the error also includes fluctuation. In order to eliminate this fluctuation, in the present invention, a more accurate azimuth correction table is created from the error data from which the fluctuation is eliminated by using the Fourier transform and inverse Fourier transform techniques for the error component.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a control block diagram showing an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram showing response characteristics in the low-pass filter of FIG. 1. FIG. 3 is for correcting an integral error caused by insertion of the low-pass filter. FIG. 4 is a flowchart showing a method for calculating an offset correction value. FIG. 4 is a flowchart showing a control operation of the apparatus shown in FIG. 1. FIG. 5 is a control block diagram showing another embodiment of the present invention. FIG. 7 is a characteristic diagram of the integration direction obtained in the present invention. FIG. 8 is a control block diagram showing an embodiment of the second invention. FIG. 9 is a flowchart showing a control operation of the apparatus in FIG. FIG. 10 is a diagram showing a process of performing an FFT. FIG. 11 is a diagram showing a process of performing an FFT. FIG. 12 is a system diagram when the present invention is applied to an automatic steering apparatus.
DESCRIPTION OF
Claims (5)
上記フィルタ通過に伴う誤差 ( Δθ−Δθ ') を補正すべく、直進航行時に、上記Δθ ' をサンプリングし、Δθを示す直線の傾きから、角速度を積分する際の基準値をオフセットさせる値を演算するオフセット値演算手段を備え、所定の時間毎にオフセットを行うことを特徴とする電子磁気コンパス。A magnetic azimuth sensor that detects the magnetic azimuth θm by measuring geomagnetism, an angular azimuth sensor that detects the angular velocity about the vertical direction, and outputs the integrated azimuth θs from the integrated value, and the magnetic azimuth θm and the integral azimuth θs a difference means for obtaining the difference [Delta] [theta], in order to remove the fluctuation of short-period contained in the magnetic azimuth .theta.m, a filter provided on the output side of the differential means, the output value [Delta] [theta] of the filter from the integration side position theta s' is a child magnetic compass collector that includes a subtraction means for obtaining an output azimuth θ by subtracting,
In order to correct the error ( Δθ−Δθ ′) due to the filter passage , the above Δθ ′ is sampled during straight traveling , and a value for offsetting the reference value for integrating the angular velocity is calculated from the slope of the straight line indicating Δθ. An electronic magnetic compass comprising an offset value calculation means for performing an offset every predetermined time .
船が旋回する過程において、磁気方位θmが所定のサンプル角度に達する毎に、そのときの時間tEvery time the magnetic direction θm reaches a predetermined sample angle in the process of turning the ship, the time t at that time ii および積分方位θsを記憶すると共に1周したときの時間tAnd integration azimuth θs is memorized and time t zz および積分方位θAnd integration direction θ degzdegz を記憶し、積分方位の誤差を示す傾きaを、And the slope a indicating the error in the integration direction is
a=a = (( θθ degzdegz −360-360 )) /t/ T zz より求め、このaを用いて磁気方位θAnd using this a, the magnetic orientation θ mm に対する真の方位TTrue orientation T with respect to degidegi を求め、TSeeking T degidegi −θ−θ mm から、各磁気方位θmにおける方位誤差を求め、方位補正テーブルを作成することを特徴とする電子磁気コンパス。To obtain an azimuth error in each magnetic azimuth θm and create an azimuth correction table.
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