JP4070623B2 - Shielded cable - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等に配索されるワイヤーハーネスに関し、さらに詳しくは、自動車のエンジンルーム等に複数本のシールドケーブルが配索されている場合の各シールドケーブルのドレイン線のアース接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にワイヤーハーネスは、複数のケーブルとこれら複数のケーブルに接続される電子部品やコネクタ等によって所定の回路を構成する電気配線システムである。このうち、特にノイズの遮蔽が要求される車載電装品については、これと電子部品を接続するケーブルとして、シールドケーブルが用いられる。このシールドケーブルは、ケーブル外被であるシースの中にシールドテープなどのシールド層を介して複数本あるいは1本の信号線とドレイン線を内包してなるものがあり、通常、シールド層に導通されたドレイン線をアース接続する必要がある。
【0003】
このようなシールドケーブルを複数本用いたワイヤーハーネスの構成として例えば図9に示すようなものがある。これは、自動車のエンジンルーム内の各種センサ21と、室内の制御回路22とが複数本のシールドケーブル23によって接続されている。
【0004】
図示されるように、各シールドケーブル23の端部は皮剥きされて内部の信号線Waとドレイン線Wdが露出されている。この場合、各シールドケーブル23のドレイン線Wdのアース接続は、室内側における各ドレイン線Wdの先端に圧着端子24にてリード線25を接続し、このリード線25の先端に取り付けられた端子26を、ジョイントコネクタ27に挿入するとジョイントコネクタ27内でジョイント端子28により3本のドレイン線Wdは集中接続される。このジョイント端子28に接続されたアース線29の一端に接続されたアース端子30を車体パネル等に取り付けることで、シールドケーブル23のドレイン線Wdはアース接地される。
【0005】
この場合のシールドケーブル23端部のシースとシールド層の皮剥ぎ長さは通常80mmほどであることから、露出される信号線Waとドレイン線Wdの長さも80mmとなる。また、リード線25の長さはジョイントコネクタ27の設置場所との関係から200〜1000mmとなる場合がある。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−268893号公報
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述したような複数本のドレイン線のアース接続を図るためにジョイントコネクタを用いると、そのジョイントコネクタの設置スペースを確保することが困難な場合がある。また、リード線、ジョイントコネクタ、端子などの部品が必要で、端子圧着、コネクタ接続などもあるため、配索のための作業工数が多いという問題があった。また、皮剥きされた部分は非シールド部となるため、皮剥き長さが長いと、端末部分において、シールドケーブルの所期の目的である十分なシールド効果を達成できないという問題がある。本発明が解決しようとする課題は、このような複数のドレイン線集中接続のためのジョイントコネクタを不要にすることができるシールドケーブルを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため本発明に係るシールドケーブルは、信号線とその信号線のシールドのためのシールド層とそのシールド層と導通されたドレイン線とシースで被覆してなる複数本のシールドケーブルの各シールドケーブルの全長に亘ってドレイン線が存在すると共に、各シールドケーブルの端部より露出されるドレイン線が、他のシールドケーブルのドレイン線と繋がり、各シールドケーブルのドレイン線が一繋がりの連続線として構成されていることを要旨とするものである。
【0009】
上記構成を有するシールドケーブルによれば、複数本のシールドケーブルの各シールドケーブルの全長に亘ってドレイン線が存在すると共に、各シールドケーブルの端部より露出されるドレイン線が他のシールドケーブルのドレイン線と繋がり、各シールドケーブルのドレイン線が一繋がりの連続線として構成されているので、例えば、一本目のシールドケーブルの右端より露出されたドレイン線は、2本目のシールドケーブルの同じく右端より露出されたドレイン線と繋がり、その2本目のシールドケーブルの左端より露出されたドレイン線は、更に3本目のシールドケーブルの同じく左端より露出されたドレイン線と繋がるというようにして各シールドケーブルのドレイン線が一繋がりの連続線状態となる。
【0010】
このように各シールドケーブルのドレイン線が、全体として一つの連続線として一繋がりになった1本のドレイン線となる構成であることから、ドレイン線が露出された部分のいずれかにアース端子を接続すればアース接続が一括して簡便に行える。つまり従来技術のような、集中接続のためのジョイントコネクタが不要になるため、その分部品点数が削減され、作業性も向上する。
【0011】
この場合、前記ドレイン線は、1本の長尺サイズのシールドケーブルを複数本の所定サイズのシールドケーブルに裁断する際にシールドケーブルの信号線とシールド層のみをシースと共に裁断し、ドレイン線は裁断されることなくシースよりむき出し状の連続線として構成されているようにすれば、各シールドケーブルのドレイン線同士は接続部分がない状態で一繋がりになるので、別途ドレイン線同士を接続するための加工や作業がなく簡便であり、また、接続部分のない連続線なので接続信頼性も高い。
【0012】
また、前記シースの裁断部分には長さ方向に沿った所定長さのスリットを切開形成し、ドレイン線をスリットの外側に取り出した後、スリットの途中部分において信号線とシールド層のみをシースと共に裁断して、ドレイン線は裁断することなくむき出し連続線として残すようにした構成にすれば、ドレイン線を裁断することなく残す加工が容易になる上に、スリットによりシールドケーブルの皮剥き除去部分の長さを短くすることが可能になり、信号線の露出長さを短くできるのでシールド性が向上する。
【0013】
更に、前記シールドケーブルが信号線を1本備える1芯型のもので、その信号線の外周にシールド層を有してその外側にドレイン線が位置する構成の1芯型シールドケーブルを用いれば、シースを剥ぎ取るだけでドレイン線を露出させることができ、ドレイン線を裁断することなく信号線だけをシースと共に裁断することが行い易くなる。また、シースを剥ぎ取っても信号線はシールド層を有したままなので、信号線は露出された状態でもシールド性能が維持され、剥き出しによるシールド性の低下がなくなる。
【0014】
同様に、前記シールドケーブルが信号線を複数本備える多芯型のもので、複数本の信号線のそれぞれが外周にシールド層を有してその外側にドレイン線が位置する構成と、複数の信号線をまとめたその外周にシールド層を有してその外側にドレイン線が位置する構成のいずれかの多芯型シールドケーブルを用いれば、シースを剥ぎ取るだけでドレイン線を露出させることができ、ドレイン線を裁断することなく信号線だけをシースと共に裁断することが行い易くなる。また、シースを剥ぎ取っても信号線はシールド層を有したままなので、信号線は露出された状態でもシールド性能が維持され、剥き出しによるシールド性の低下がなくなる。
【0015】
そして、この場合、前記ドレイン線は、前記信号線と撚り合わされることなく、前記シース内の所定位置に構成されているシールドケーブルを用いれば、ドレイン線の位置がわかり易く、シースを剥ぎ取ってドレイン線を露出させたり、シースをスリットで切り開いてドレイン線だけを外側に取り出したりする加工が容易になる。更に、前記シールドケーブルのシース外面には、シールドケーブル内のドレイン線の位置を示すマーキングが施されている構成にすれば、さらに加工性が良くなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係るシールドケーブルについて図面を参照して詳細に説明する。図1に示すワイヤーハーネス10は、複数本(本実施例では3本)のシールドケーブルの束からなるもので、図2(a)に示す1本の長尺サイズのシールドケーブル1Aを裁断する位置に長さ方向に沿った所定長さのスリット2,3を2箇所切開形成し、それぞれのスリット2,3からドレイン線Wd−1,Wd−2を外側に取り出した後、スリット2,3の途中部分において信号線WaをシースWbと共に裁断して、ドレイン線Wd−1,Wd−2は裁断することなく一繋ぎの連続線として残すように加工されたものである。
【0017】
このワイヤーハーネス10に用いられるシールドケーブル1Aは図3に示すような断面構造を有したもので、シールドテープWeが外周に巻かれた信号線Waとその外側位置でシールドテープWeと導通されたドレイン線WdがシースWbの中に内包されている。
【0018】
図2(a)〜(c)を用いて、ケーブル加工の手順について説明する。先ず、長尺のシールドケーブル1Aの2箇所の裁断位置のシースWbの外側から刃物治具等で所定長さのスリット2,3をケーブル長さ方向に切開形成して、そのスリット2,3からドレイン線Wd−1,Wd−2だけを外側に取り出し(図2(a)参照)、スリット2,3の途中部分において信号線WaおよびシールドテープWeをシースWbと共に裁断する(図2(b)参照)。
【0019】
そして、3本に裁断されたシールドケーブル1A−1,1A−2,1A−3を図2(c)に示すように並べると、3本のシールドケーブル1A−1,1A−2,1A−3の各ドレイン線Wdは露出されたドレイン線Wd−1,Wd−2によって一繋がりの連続線となる。つまり、図示されるように、1本目のシールドケーブル1A−1の右端のスリット2aより露出されたドレイン線Wd−1aは、2本目のシールドケーブル1A−2の同じく右端のスリット2bより露出されたドレイン線Wd−1bと切れ目なく繋がり、その2本目のシールドケーブル1A−2の左端のスリット3aより露出されたドレイン線Wa−2aは、3本目のシールドケーブル1A−3の同じく左端のスリット3bより露出されたドレイン線Wd−2bに切れ目なく繋がるというように、各シールドケーブル1A−1,1A−2,1A−3のドレイン線Wdが一切の切れ目なく一繋がりの状態になる。
【0020】
アース接地は、このように各シールドケーブルのドレイン線が全体として一つの連続線として一繋がりになっているので、露出したドレイン線のいずれかをアース接続すれば完了する。図1の場合は、1本目のシールドケーブル1A−1の左端部より露出されたドレイン線Wd−3がアース端子4に直接接続されている。
【0021】
そして、信号線Waを露出させるために、各シールドケーブルの端部のシースWbを除去し、コネクタ端子5を接続する(図1参照)。この実施例で用いたシールドケーブル1Aの場合、シースWbを除去しても信号線WaはシールドテープWeが巻かれた状態なので、露出されても巻かれている部分のシールド性は維持されるので、信号線の露出によるシールド性の低下が軽減されている。
【0022】
尚、3本のシールドケーブルを束ねた際に、例えばスリット3a,3bより露出されたドレイン線Wd−2の余った部分は、図4に示すようにケーブルにテープ6より固定しても良い。
【0023】
上述した実施例は、ドレイン線を裁断せずに残すことで、一繋がりの連続線とした構成を示したが、図5に示すように、長尺のシールドケーブル1Aを通常どおりドレイン線Wdごと3本に裁断して、ケーブル1A−1,1A−2,1A−3の端部のシースWbの除去によりそれぞれドレイン線Wd−1a,Wd−1b,Wd−2a,Wd−2bを露出させてから、全体でドレイン線Wdが一繋がりの連続線になるように露出されたドレイン線同士を圧着端子7で接続した構成でも良い。この図5の実施例では圧着端子7が必要になるが、従来技術のようなジャンクションコネクタは不要である。
【0024】
図6に示す断面構造を有する1芯型のシールドケーブル1Bや多芯型のシールドケーブル1Cのように、シースWbの中にシールドテープWeを介して一本ないし複数本の信号線Wa及びドレイン線Wdが内包されているタイプのシールドケーブルに対しても、図1及び図5に示した実施例のようなドレイン線接続構造を適用させることはもちろん可能であるが、上述したシールドケーブル1Aのように、外周にシールド層を有した信号線とその外側位置のドレイン線とを内包した構造のものを用いる方がケーブルからドレイン線を露出させ易い。
【0025】
特に、図7に示すようなシールドケーブル1Dが好適に用いられる。これは信号線Waを1本備える1芯型のもので、その信号線WaにシールドテープWeを巻いてその外側にドレイン線Wdが信号線Waと撚り合わされることなく、シースWb内の所定位置に構成されているものである。
【0026】
また、多芯型のシールドケーブルの同様なものとしては、図8に示すようなシールドケーブル1E,1Fが好適である。これは、信号線Waを複数本備える多芯型のフラットケーブルで、図8(a)のものは複数本の信号線WaのそれぞれにシールドテープWeを巻いてその外側にドレイン線Wdが位置する構造となっており、図8(b)のものは複数本の信号線WaをひとまとめにしてシールドテープWeを巻いてその外側にドレイン線Wdが位置する構造となっている。
【0027】
このようなシールド層の外側にドレイン線が位置する構造の1芯型や多芯型のシールドケーブルを用いれば、シースを剥ぎ取るだけでドレイン線を露出させたり、スリット切開形成してドレイン線を取り出したりすることが、ドレイン線の位置が認識し易いので行いやすい。この場合、更に図7及び図8に示すように、シースWb外面に、ドレイン線Wdの位置を示すマーキング8が施されていればなお良い。
【0028】
また、このような構造のシールドケーブルは、シースWbを剥ぎ取っても信号線WaにはシールドテープWeが巻かれたままの状態なので、信号線Waは露出された状態でもシールドされることになるため、剥き出しによるシールド性能の低下が少なく、従来技術に比べてケーブル端子のシールド性が向上する。
【0029】
以上詳述したように、複数本のシールドケーブルの各シールドケーブルの端部より露出されるドレイン線同士の接続において、1本目のシールドケーブルの一端より露出したドレイン線は、2本目のシールドケーブルの一端と繋がり、その2本目のシールドケーブルの他端より露出したドレイン線は、3本目のシールドケーブルの一端より露出したドレイン線と繋るというように、同様に4本目、5本目・・・と各シールドケーブルのドレイン線が順次繋がって一繋がりの連続線として構成することにより、露出された部分のいずれかにアース端子を接続すればアース接続が一括して簡便に行える。つまり従来技術のような、集中接続のためのジョイントコネクタやリード線が不要になるため、その分部品点数が削減され、作業性も向上する。
【0030】
また、長尺のシールドケーブルの裁断部分のシースに長さ方向に沿った所定長さのスリットを切開形成し、ドレイン線をスリットの外側に取り出した後、スリットの途中部分において信号線とシールド層のみをシースと共に裁断して、ドレイン線は裁断することなくむき出し連続線として残すようにすれば、裁断するだけで各シールドケーブルのドレイン線同士を繋がった状態にできるので、別途ドレイン線同士を接続するための加工や作業がなく、継ぎ目のない連続線であるので接続信頼性も高い。さらにはドレイン線を裁断することなく残す加工が容易になる上に、スリットによりシールドケーブルの皮剥き除去部分の長さを短くすることが可能になり、シールド性が向上する。
【0031】
更に、シールドケーブルが信号線の外周にシールド層を有してその外側にドレイン線が位置する構造のシールドケーブルを用いれば、シースを剥ぎ取るだけでドレイン線を露出させることができ、ドレイン線を裁断することなく信号線だけをシースと共に裁断することが行い易くなる。また、シースを剥ぎ取っても信号線はシールド層を有したままなので、信号線は露出された状態でもシールド性能が維持され、剥き出しによるシールド性の低下が減少する。
【0032】
そして、ドレイン線がシース内の所定位置に構成されているシールドケーブルを用いれば、ドレイン線の位置がわかり易く、シースを剥ぎ取ってドレイン線を露出させたり、シースをスリットで切り開いてドレイン線だけを外側に取り出したりする作業が容易になる。
【0033】
尚、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施できることは勿論である。例えば、シールド層としてシールドテープを備えたケーブルを用いて説明したが、金属箔、金属編祖線などのシールドであってもよく、また、ドレイン線についても複数素線の拠り線や単線であっても適用可能である。また、3本のシールドケーブルのドレイン線接続について説明したがそれ以上の本数のシールドケーブルについても適用可能なのは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】
本発明に係るシールドケーブルによれば、複数本のシールドケーブルの各シールドケーブルの端部より露出されるドレイン線が他のシールドケーブルのドレイン線と繋がり、各シールドケーブルのドレイン線が一繋がりの連続線として構成されているので、露出された部分のいずれかにアース端子を接続すればアース接続が一括して簡便に行える。つまり従来技術のような、集中接続のためのジョイントコネクタやリード線が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る複数本のシールドケーブルのドレイン線の接続構造の概略構成を示した図である。
【図2】 図1に示した複数本のシールドケーブルの加工の手順を示した図である。
【図3】 本発明に好適に用いられるシールドケーブルの断面構造を示した図である。
【図4】 テーピングによりドレイン線の余った部分をケーブルに固定した状態を示した図である。
【図5】 図1の実施の形態の変形例を示した図である。
【図6】 本発明に適用される従来型のシールドケーブルの断面構造を示した図である。
【図7】 本発明に好適に用いられるシールドケーブルの断面構造を示した図である。
【図8】 同じく本発明に好適に用いられるシールドケーブルの断面構造を示した図である。
【図9】 従来一般的に用いられてきた複数本のシールドケーブルのドレイン接続構造の概略構成を示した図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D,1E,1F シールドケーブル
2,2a,2b スリット
3,3a,3b スリット
4 アース端子
5 コネクタ端子
6 テープ
7 圧着端子
8 マーキング
10 ワイヤーハーネス
Wa 信号線
Wb シース
Wd ドレイン線
We シールドテープ(シールド層)
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wire harness routed in an automobile or the like, and more particularly, to a ground connection structure for drain wires of shielded cables when a plurality of shielded cables are routed in an engine room or the like of an automobile. It is.
[0002]
[Prior art]
In general, a wire harness is an electrical wiring system in which a predetermined circuit is configured by a plurality of cables and electronic components and connectors connected to the plurality of cables. Among these, a shielded cable is used as an in-vehicle electrical component that is particularly required to shield noise, as a cable that connects this to an electronic component. This shielded cable includes a sheath that is a cable jacket, which includes a plurality of signal lines and one drain line via a shield layer such as a shield tape, and is normally conducted to the shield layer. The drain line must be connected to earth.
[0003]
An example of the configuration of a wire harness using a plurality of such shielded cables is shown in FIG. In this case, various sensors 21 in an automobile engine room and an indoor control circuit 22 are connected by a plurality of shielded cables 23.
[0004]
As shown in the figure, the end of each shielded cable 23 is stripped to expose the internal signal line Wa and drain line Wd. In this case, for the ground connection of the drain line Wd of each shield cable 23, the lead wire 25 is connected to the end of each drain line Wd on the indoor side by the crimp terminal 24, and the terminal 26 attached to the end of the lead wire 25 is connected. Is inserted into the joint connector 27, and the three drain lines Wd are centrally connected by the joint terminal 28 in the joint connector 27. By attaching the ground terminal 30 connected to one end of the ground wire 29 connected to the joint terminal 28 to the vehicle body panel or the like, the drain wire Wd of the shield cable 23 is grounded.
[0005]
In this case, since the peeled length of the sheath and shield layer at the end of the shield cable 23 is usually about 80 mm, the length of the exposed signal line Wa and drain line Wd is also 80 mm. In addition, the length of the lead wire 25 may be 200 to 1000 mm because of the relationship with the installation location of the joint connector 27.
[0006]
[Patent Document 1]
JP 2000-268893 A [Problems to be solved by the invention]
[0007]
However, when a joint connector is used for grounding a plurality of drain wires as described above, it may be difficult to secure a space for installing the joint connector. Moreover, since parts such as lead wires, joint connectors, and terminals are required and there are terminal crimping and connector connection, there is a problem that the number of work steps for wiring is large. Further, since the peeled portion becomes an unshielded portion, there is a problem that if the peeled length is long, sufficient shielding effect, which is the intended purpose of the shielded cable, cannot be achieved at the terminal portion. The problem to be solved by the present invention is to provide a shielded cable that can eliminate the need for such a joint connector for a plurality of drain line concentrated connections.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Shielded cable according to the present invention for solving this problem, a plurality of shielded cables comprising a signal line and the shield layer for shielding of the signal line and the conductive drains lines and their shielding layer is coated with a sheath A drain wire exists over the entire length of each shielded cable, the drain wire exposed from the end of each shielded cable is connected to the drain wire of another shielded cable, and the drain wire of each shielded cable is connected to one another. The gist is that it is configured as a continuous line.
[0009]
According to the shielded cable having the above configuration, the drain wire exists over the entire length of each shielded cable of the plurality of shielded cables, and the drain wire exposed from the end of each shielded cable is the drain of the other shielded cable. Since the drain line of each shielded cable is connected as a continuous line, for example, the drain line exposed from the right end of the first shield cable is exposed from the right end of the second shield cable as well. The drain line that is connected to the drain line and exposed from the left end of the second shield cable is further connected to the drain line that is exposed from the same left end of the third shield cable. Is a continuous line state.
[0010]
Thus, since the drain line of each shielded cable is configured as one drain line connected as one continuous line as a whole, an earth terminal is attached to one of the exposed portions of the drain line. If connected, the ground connection can be easily performed collectively. That is, a joint connector for concentrated connection as in the prior art is not required, and accordingly, the number of parts is reduced and workability is improved.
[0011]
In this case, the drain line cuts only the signal line and shield layer of the shield cable together with the sheath when cutting one long shield cable into a plurality of shield cables of a predetermined size, and the drain line is cut. If it is configured as a continuous line that is exposed from the sheath without being connected, the drain lines of each shielded cable will be connected in a state where there is no connection portion, so it is necessary to connect the drain lines separately. There is no processing or work, it is simple, and since it is a continuous line with no connection part, connection reliability is high.
[0012]
Further, a slit having a predetermined length along the length direction is cut in the cut portion of the sheath, and after the drain wire is taken out of the slit, only the signal line and the shield layer are put together with the sheath in the middle portion of the slit. If the configuration is made such that the drain wire is left as a continuous continuous line without being cut, it is easy to leave the drain wire without being cut, and the slit is used to remove the stripped portion of the shield cable. The length can be shortened, and the exposed length of the signal line can be shortened, so that the shielding property is improved.
[0013]
Further, if the shielded cable is a one-core type cable having one signal line, a one-core type shielded cable having a shield layer on the outer periphery of the signal line and a drain line positioned on the outer side thereof, The drain line can be exposed only by peeling off the sheath, and it becomes easy to cut only the signal line together with the sheath without cutting the drain line. Further, since the signal line still has the shield layer even if the sheath is peeled off, the shielding performance is maintained even when the signal line is exposed, and the shielding performance is not deteriorated due to the stripping.
[0014]
Similarly, the shield cable is intended multi-core comprising a plurality of signal lines, a configuration in which the drain line is located outside each of the plurality of signal lines has a shield layer on the outer periphery, a plurality of If any multi-core shielded cable with a shield layer on the outer periphery of the signal lines and a drain line on the outside is used, the drain line can be exposed simply by peeling off the sheath. It becomes easy to cut only the signal line together with the sheath without cutting the drain line. Further, since the signal line still has the shield layer even if the sheath is peeled off, the shielding performance is maintained even when the signal line is exposed, and the shielding performance is not deteriorated due to the stripping.
[0015]
In this case, the drain line is not twisted with the signal line, and if a shielded cable configured at a predetermined position in the sheath is used, the position of the drain line can be easily understood, and the sheath is peeled off. or exposing the line, working or to eject the only drain line outside is facilitated leading the sheath by a slit. Furthermore, if the marking is provided on the outer surface of the sheath of the shielded cable to indicate the position of the drain wire in the shielded cable, the workability is further improved.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a shielded cable according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. The wire harness 10 shown in FIG. 1 is composed of a bundle of a plurality of shield cables (three in this embodiment), and is a position for cutting one long shield cable 1A shown in FIG. Two slits 2 and 3 having a predetermined length along the length direction are cut in, and the drain lines Wd-1 and Wd-2 are taken out from the slits 2 and 3, respectively. The signal line Wa is cut together with the sheath Wb in the middle, and the drain lines Wd-1 and Wd-2 are processed so as to remain as a continuous line without being cut.
[0017]
Cie over shielded cables 1A used in the wire harness 10 in which having a sectional structure as shown in FIG. 3, the shield tape We are electrically connected to the signal line Wa wound on the outer circumference and shielding tape We in its outer position The drain line Wd is included in the sheath Wb.
[0018]
A cable processing procedure will be described with reference to FIGS. First, slits 2 and 3 having a predetermined length are cut and formed in the cable length direction from the outside of the sheath Wb at the two cutting positions of the long shielded cable 1A with a blade jig or the like. Only the drain lines Wd-1 and Wd-2 are taken out (see FIG. 2A), and the signal line Wa and the shield tape We are cut together with the sheath Wb in the middle of the slits 2 and 3 (FIG. 2B). reference).
[0019]
When the shield cables 1A-1, 1A-2, 1A-3 cut into three are arranged as shown in FIG. 2C, the three shield cables 1A-1, 1A-2, 1A-3 are arranged. Each of the drain lines Wd becomes a continuous line connected by the exposed drain lines Wd-1 and Wd-2. That is, as shown in the drawing, the drain line Wd-1a exposed from the right end slit 2a of the first shield cable 1A-1 is exposed from the right end slit 2b of the second shield cable 1A-2. The drain line Wa-2a is connected to the drain line Wd-1b without any break, and is exposed from the left end slit 3a of the second shield cable 1A-2. The drain line Wa-2a is also from the left end slit 3b of the third shield cable 1A-3. The drain lines Wd of the shielded cables 1A-1, 1A-2, 1A-3 are connected to each other without any breaks, such as being connected to the exposed drain lines Wd-2b without breaks.
[0020]
As described above, since the drain lines of the shielded cables are connected as one continuous line as a whole, the grounding is completed when any of the exposed drain lines is grounded. In the case of FIG. 1, the drain line Wd-3 exposed from the left end of the first shield cable 1A-1 is directly connected to the ground terminal 4.
[0021]
Then, in order to expose the signal line Wa, the sheath Wb at the end of each shielded cable is removed and the connector terminal 5 is connected (see FIG. 1). In the case of the shielded cable 1A used in this embodiment, even if the sheath Wb is removed, the signal line Wa is in a state where the shield tape We is wound, so that the shield property of the wound portion is maintained even if it is exposed. The reduction in shielding performance due to the exposure of the signal line is reduced.
[0022]
When the three shielded cables are bundled, for example, the remaining part of the drain line Wd-2 exposed from the slits 3a and 3b may be fixed to the cable with the tape 6 as shown in FIG.
[0023]
In the above-described embodiment, the drain line is left without being cut, so that the continuous line is connected. However, as shown in FIG. 5, the long shielded cable 1A is connected to the drain line Wd as usual. The drain lines Wd-1a, Wd-1b, Wd-2a, and Wd-2b are exposed by removing the sheath Wb at the ends of the cables 1A-1, 1A-2, and 1A-3, respectively. Therefore, a configuration in which the drain lines exposed so that the drain lines Wd become a continuous continuous line as a whole may be connected by the crimp terminal 7 may be used. In the embodiment of FIG. 5, the crimp terminal 7 is required, but a junction connector as in the prior art is not required.
[0024]
One or a plurality of signal lines Wa and drain lines via a shield tape We in a sheath Wb, such as a single-core shielded cable 1B or a multi-core shielded cable 1C having a cross-sectional structure shown in FIG. Of course, it is possible to apply the drain line connection structure as in the embodiment shown in FIGS. 1 and 5 to a shielded cable including Wd. In addition, it is easier to expose the drain line from the cable by using a signal line including a signal line having a shield layer on the outer periphery and a drain line located outside the signal line.
[0025]
In particular, a shielded cable 1D as shown in FIG. 7 is preferably used. This is a single-core type having one signal line Wa, and a shield tape We is wound around the signal line Wa and the drain line Wd is not twisted with the signal line Wa on the outside, so that a predetermined position in the sheath Wb is obtained. It is composed of.
[0026]
Further, shielded cables 1E and 1F as shown in FIG. 8 are suitable as a similar multi-core shielded cable. This is a multi-core type flat cable having a plurality of signal lines Wa. In FIG. 8A, the shield tape We is wound around each of the plurality of signal lines Wa, and the drain line Wd is located outside thereof. The structure shown in FIG. 8B has a structure in which a plurality of signal lines Wa are bundled together and a shield tape We is wound around and a drain line Wd is positioned outside the shield tape We.
[0027]
If a single-core or multi-core shielded cable having a structure in which the drain line is located outside the shield layer is used, the drain line is exposed only by peeling off the sheath, or a slit is cut to form the drain line. or to Eject is easily performed in the prone position of the drain line is recognized. In this case, as shown in FIGS. 7 and 8, it is more preferable that the marking 8 indicating the position of the drain line Wd is provided on the outer surface of the sheath Wb.
[0028]
Further, since the shielded cable having such a structure is in a state where the shield tape We is still wound around the signal line Wa even if the sheath Wb is peeled off, the signal line Wa is shielded even in the exposed state. Therefore, there is little decrease in shielding performance due to the stripping, and the shielding performance of the cable terminal is improved as compared with the prior art.
[0029]
As described in detail above, in the connection between the drain lines exposed from the ends of the shielded cables of the plurality of shielded cables, the drain line exposed from one end of the first shielded cable is the same as that of the second shielded cable. Similarly, the drain line that is connected to one end and exposed from the other end of the second shield cable is connected to the drain line that is exposed from one end of the third shield cable. By connecting the drain lines of the shielded cables sequentially to form a continuous line, if the ground terminal is connected to one of the exposed portions, the ground connection can be easily performed collectively. That is, since joint connectors and lead wires for concentrated connection as in the prior art are not required, the number of parts is reduced accordingly, and workability is improved.
[0030]
In addition, a slit of a predetermined length along the length direction is formed in the sheath of the cut portion of the long shield cable, the drain line is taken out of the slit, and then the signal line and the shield layer in the middle portion of the slit By cutting only the cable together with the sheath and leaving the drain line as an unbroken continuous line, the drain lines of each shielded cable can be connected to each other simply by cutting. There is no processing or work to do, and since it is a continuous continuous line, connection reliability is high. Furthermore, the process of leaving the drain line without cutting is facilitated, and the length of the stripped portion of the shield cable can be shortened by the slit, so that the shielding property is improved.
[0031]
Furthermore, if the shield cable has a shield layer with a shield layer on the outer periphery of the signal line and the drain line is positioned outside the signal line, the drain line can be exposed by simply peeling off the sheath. It becomes easy to cut only the signal line together with the sheath without cutting. Further, even if the sheath is peeled off, the signal line remains having the shield layer, so that the shielding performance is maintained even when the signal line is exposed, and the deterioration of the shielding property due to the stripping is reduced.
[0032]
If a shielded cable is used in which the drain line is configured at a predetermined position in the sheath, the position of the drain line is easy to understand, and the sheath is peeled off to expose the drain line, or the sheath is opened with a slit to open only the drain line. work or out to take on the outside becomes easy.
[0033]
In addition, this invention is not limited to such embodiment at all, Of course, it can implement with a various aspect in the range which does not deviate from the summary of this invention. For example, although the description has been made using a cable having a shield tape as a shield layer, it may be a shield such as a metal foil or a metal knitted wire, and the drain wire may be a plurality of strands or a single wire. Is applicable. Further, the drain line connection of three shielded cables has been described, but it goes without saying that the present invention can also be applied to shielded cables of a larger number.
[0034]
【The invention's effect】
According to the shielded cable according to the present invention, the drain wire exposed from the end of each shielded cable of the plurality of shielded cables is connected to the drain wire of the other shielded cable, and the drain wires of each shielded cable are connected continuously. Since it is configured as a wire, ground connection can be easily performed collectively by connecting a ground terminal to any of the exposed portions. That is, joint connectors and lead wires for concentrated connection as in the prior art are not required.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of a connection structure of drain lines of a plurality of shielded cables according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a processing procedure for a plurality of shielded cables shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a view showing a cross-sectional structure of a shielded cable preferably used in the present invention.
FIG. 4 is a view showing a state in which a remaining portion of the drain line is fixed to the cable by taping.
FIG. 5 is a view showing a modification of the embodiment of FIG. 1;
FIG. 6 is a diagram showing a cross-sectional structure of a conventional shielded cable applied to the present invention.
FIG. 7 is a view showing a cross-sectional structure of a shielded cable preferably used in the present invention.
FIG. 8 is a view showing a cross-sectional structure of a shielded cable that is also preferably used in the present invention.
FIG. 9 is a diagram showing a schematic configuration of a drain connection structure of a plurality of shielded cables generally used conventionally.
[Explanation of symbols]
1A, 1B, 1C, 1D, 1E, 1F Shielded cable 2, 2a, 2b Slit 3, 3a, 3b Slit 4 Ground terminal 5 Connector terminal 6 Tape 7 Crimp terminal 8 Marking 10 Wire harness Wa Signal line Wb Sheath Wd Drain line We Shield tape (shield layer)

Claims (7)

信号線とその信号線のシールドのためのシールド層とそのシールド層と導通されたドレイン線とシースで被覆してなる複数本のシールドケーブルの各シールドケーブルの全長に亘ってドレイン線が存在すると共に、各シールドケーブルの端部より露出されるドレイン線が、他のシールドケーブルのドレイン線と繋がり、各シールドケーブルのドレイン線が一繋がりの連続線として構成されていることを特徴とするシールドケーブル。There is a drain line over the signal line to the total length of the shielded cables a plurality of shielded cables with shielding layer for shielding of the signal line and the conductive drains lines and their shielding layer formed by coating with a sheath A drain cable exposed from the end of each shielded cable is connected to a drain line of another shielded cable, and the drain line of each shielded cable is configured as a continuous line. . 前記ドレイン線は、1本の長尺サイズのシールドケーブルを複数本の所定サイズのシールドケーブルに裁断する際にシールドケーブルの信号線とシールド層のみをシースと共に裁断し、ドレイン線は裁断されることなくシースよりむき出し状の連続線として構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシールドケーブル。  When the drain line is cut into a plurality of shield cables of a predetermined size, a signal cable and a shield layer of the shield cable are cut together with a sheath, and the drain line is cut. The shielded cable according to claim 1, wherein the shielded cable is formed as a continuous line that is bare from the sheath. 前記シースの裁断部分には長さ方向に沿った所定長さのスリットを切開形成し、ドレイン線をスリットの外側に取り出した後、スリットの途中部分において信号線とシールド層のみをシースと共に裁断して、ドレイン線は裁断することなくむき出し連続線として残すようにしたことを特徴とする請求項2に記載のシールドケーブル。  A slit having a predetermined length along the length direction is formed in the cut portion of the sheath, and after the drain wire is taken out of the slit, only the signal line and the shield layer are cut together with the sheath in the middle portion of the slit. 3. The shielded cable according to claim 2, wherein the drain line is left as a continuous continuous line without being cut. 前記シールドケーブルが信号線を1本備える1芯型のもので、その信号線の外周にシールド層を有してその外側にドレイン線が位置する構成であることを特徴する請求項1から3のいずれかに記載のシールドケーブル。  4. The shielded cable according to claim 1, wherein the shielded cable is of a single core type having one signal line, has a shield layer on the outer periphery of the signal line, and has a drain line positioned outside thereof. A shielded cable according to any one of the above. 前記シールドケーブルが信号線を複数本備える多芯型のもので、複数本の信号線のそれぞれが外周にシールド層を有してその外側にドレイン線が位置する構成と、複数本の信号線をまとめたその外周にシールド層を有してその外側にドレイン線が位置する構成のいずれかであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のシールドケーブル。  The shielded cable is a multi-core type having a plurality of signal lines, each of the plurality of signal lines has a shield layer on the outer periphery, and a drain line is positioned outside thereof, and a plurality of signal lines The shielded cable according to any one of claims 1 to 3, wherein the shielded cable has any one of a configuration in which a shield layer is provided on the outer periphery thereof and a drain line is positioned on the outer side thereof. 前記ドレイン線は、前記信号線と撚り合わされることなく、前記シース内の所定位置に構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のシールドケーブル。  The shielded cable according to any one of claims 1 to 5, wherein the drain line is configured at a predetermined position in the sheath without being twisted with the signal line. 前記シールドケーブルのシース外面には、シールドケーブル内のドレイン線の位置を示すマーキングが施されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかにに記載のシールドケーブル。  The shield cable according to any one of claims 1 to 6, wherein a marking indicating a position of a drain wire in the shield cable is provided on a sheath outer surface of the shield cable.
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