JP4063214B2 - Music score display device and music score display program - Google Patents
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Description
この発明は、音符に付加表示する装飾記号などの情報を含む楽譜をディスプレイに表示する楽譜表示装置および楽譜表示プログラムに関する。 The present invention relates to a score display apparatus and a score display program for displaying a score including information such as a decoration symbol to be additionally displayed on a note on a display.
従来、自動演奏データに基づいて見栄えのよい楽譜表示を行う楽譜表示装置がある。この楽譜表示装置においては、各小節内でタイミングの異なる音符が重なって表示されないように、各小節の表示幅および各音符の表示位置割り付けを制御するようにしている(特許文献1)。また、音符に関連する情報を音符の横などに隣接させて表示する楽譜表示装置も知られている(特許文献2)。
このような従来の楽譜表示装置においては、音符に関する情報の有無に関わらず、楽譜の表示位置の割り付けは音符情報で決めるようにしている。すると、一般の譜表に近くなるように装飾記号などの音符に付加する付加表示データをも表示させると、音符と一緒に付加表示データが楽譜表示されて付加表示データが隣接する音符や他の音楽記号などの情報に重なって表示されるおそれが生じる。このように、付加表示データをも表示させると見栄えが悪くなると共に重なって表示された音符等の音楽記号を認識することが困難になるという問題点があった。
また、音符と一緒に付加表示データを楽譜表示すると表示されるディスプレイにおける表示エリアの大きさや楽譜の表示段数などによって音符等の音楽記号が混み合って表示されて見づらい表示になるおそれがあるという問題点もあった。
In such a conventional score display apparatus, the allocation of the display position of the score is determined by the note information regardless of the presence or absence of information related to the note. Then, when additional display data to be added to a note such as a decoration symbol is displayed so that it is close to a general staff, the additional display data is displayed along with the musical score, and the additional display data is adjacent to the note or other music. There is a risk that it may be displayed overlapping information such as symbols. As described above, when the additional display data is also displayed, there is a problem that the appearance is deteriorated and it is difficult to recognize a music symbol such as a musical note displayed in an overlapping manner.
In addition, there is a possibility that music symbols such as notes may be mixed and displayed depending on the size of the display area on the display displayed when the additional display data is displayed together with the notes, or the number of display stages of the score, which may be difficult to see. There was also a point.
そこで、本発明は、装飾記号などの付加表示データを音符に付加表示する際に、他の表示データに重なることなく見やすい譜表を表示できるようにした楽譜表示装置および楽譜表示プログラムを提供することを目的としている。 Accordingly, the present invention provides a musical score display apparatus and a musical score display program that can display an easy-to-read staff without overlapping other display data when additional display data such as decoration symbols is additionally displayed on a note. It is aimed.
上記目的を達成するために、本発明の楽譜表示装置および楽譜表示プログラムは、付加表示データを表示させる音符に隣接する表示エリアに、他の表示データに重ならずに表示可能と判別された付加表示データを表示すると共に、他の表示データに重ならずに表示不可能と判断された付加表示データを表示しないようにしたことを最も主要な特徴としている。 In order to achieve the above object, the score display apparatus and score display program of the present invention provide an addition that has been determined to be displayable in a display area adjacent to a note for displaying the additional display data without overlapping other display data. The main feature is that the display data is displayed and the additional display data that is determined not to be displayed without overlapping the other display data is not displayed .
本発明によれば、付加表示データを表示させる音符に隣接する表示エリアに、他の表示データに重ならずに表示可能と判別された付加表示データを表示すると共に、他の表示データに重ならずに表示不可能と判断された付加表示データを表示しないようにしたことから、音符に付加表示する付加表示データを表示する際に、他の表示データに重なることなく見やすく表示できるようになる。このような表示を行っても、曲の視覚的な認識に最低限必要な情報は常に表示されるようになる。
According to the present invention, in the display area adjacent to the note for displaying the additional display data, the additional display data determined to be displayable without overlapping with the other display data is displayed and overlapped with the other display data. Since the additional display data determined to be undisplayable is not displayed, the additional display data to be additionally displayed on the note can be displayed in an easy-to-view manner without overlapping other display data. Even if such a display is performed, the information necessary for the visual recognition of the music is always displayed.
装飾記号などの音符に付加表示する付加表示データをする際に、重なることなく見やすく表示できるという目的を、付加表示データを表示させる音符に隣接する表示エリアに、他の表示データに重ならずに表示可能と判別された付加表示データを表示することで実現した。 When displaying additional display data to be added to a note such as a decoration symbol, it is easy to see without overlapping, so that the display area adjacent to the note displaying the additional display data does not overlap other display data. This was realized by displaying additional display data that was determined to be displayable.
本発明の実施例における楽譜表示装置の構成を示すブロック図を図1に示す。
図1に示すように本発明の楽譜表示装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、リードオンリメモリ(ROM)11、RAM(Random Access Memory)12を備えており、CPU10は、この楽譜表示装置1全体の動作を制御している。ROM(Read Only Memory)11には、CPU10が実行する本発明にかかる楽譜表示プログラム等の動作ソフトウェアや演奏データ、楽譜表示データ等の各種データが格納可能されており、RAM(Random Access Memory)11には、CPU10のワークエリアや各種データ等の記憶エリアが設定されている。このCPU10がROM11に記憶されている楽譜表示プログラムを実行することにより楽譜表示が行われるようになる。なお、ROM12をフラッシュメモリ等の書き換え可能なROMとすることで、動作ソフトウェアを書き換え可能となり動作ソフトウェアのバージョンアップを容易に行うことができる。
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of a score display device in an embodiment of the present invention.
As shown in FIG. 1, a score display apparatus 1 of the present invention includes a CPU (Central Processing Unit) 10, a read only memory (ROM) 11, and a RAM (Random Access Memory) 12. The
外部記憶装置13はハードディスク(HD)、フロッピィーディスク(FD)、コンパクトディスク(CD−ROM・CD−RAM)、光磁気ディスク(MO)、DVD(Digital Versatile Disk)、あるいは半導体メモリ等の記憶装置であり、楽譜表示プログラム等の動作ソフトウェアや演奏データ、楽譜表示データ等の各種データを記憶することが可能とされている。通信インタフェース(I/F)14は、外部機器15と楽譜表示装置1とが双方向で通信するためのインタフェースであり、外部機器15がMIDI機器とされる場合は、MIDIインタフェースとされる。外部機器15は、例えばユーザが演奏練習したい電子楽器の操作部とすることができ、この場合の通信インタフェース14をMIDIインタフェースとした際に、外部機器15を、ユーザによる操作に応じてMIDIデータを発生するMIDI鍵盤とすることができる。また、外部機器15がサーバとされる場合にはサーバから動作プログラムや各種データを楽譜表示装置1に取り込むことができるようになる。
The
入力操作部16は、楽譜表示や自動演奏を行う対象の演奏データを選択するためのスイッチ操作部や、ディスプレイ18上に表示する楽譜の表示態様などの表示内容を選択するためのスイッチ操作部等を備える入力操作部により構成される。表示部17は、選択された楽曲の楽譜を表示する楽譜画像である譜表をディスプレイ18に表示する。また、楽譜表示装置1において自動演奏を行う際には、自動演奏情報などの各種情報をディスプレイ18に表示する。ディスプレイ18は、例えば液晶表示パネル(LCD)やCRT等から構成される。音源19は、複数のチャンネルで楽音信号の同時発生することができ、バス21を介して渡された演奏データに基づいて楽音信号を発生する。音源19において発生された楽音信号は、アンプやスピーカなどを含むサウンドシステム20から放音される。音源19に効果付与機能を有させて発生した楽音信号に対して、所定の効果を付与するようにしてもよい。
The
ここで、図1に示した楽譜表示装置1で用いる演奏データ及び楽譜表示データの各データ構成について、簡単に説明する。演奏データは、例えばSMF(Standard MIDI File)のファイル形式で外部記憶装置13あるいはROM11に記憶されており、自動演奏対象として選択された楽曲を再生するためのデータとされている。演奏データは演奏設定情報と演奏情報とから構成され、演奏設定情報は自動演奏の際に用いるテンポや音色等の各種の再生態様を設定するための情報である。また、演奏情報は演奏タイミングデータと演奏イベントデータとのセットを演奏進行順に配列して構成されており、通常は複数のパートを有している。演奏タイミングデータは、演奏イベントデータを処理すべき時間を表わすデータであり、絶対時間あるいは1つ前の演奏イベントからの相対時間で示される。各パート毎の演奏イベントデータは、発音や消音などの楽曲を再生するための演奏イベントの内容を表わすデータである。
Here, each data structure of the performance data and score display data used with the score display apparatus 1 shown in FIG. 1 is demonstrated easily. The performance data is stored in the
また、楽譜表示データは表示部17によりディスプレイ18上に選択された楽曲の楽譜を表示するためのデータである。楽譜表示データは楽譜設定情報と音楽記号情報とにより構成され、楽譜設定情報は楽譜を表示するための楽譜の拍子や調などの基本情報である。そして、音楽記号情報は楽曲の楽譜における各音符を表示するための音符表示データと、装飾記号、運指情報や音名を示す音名情報等の音符への付加表示データおよびその他音楽記号表示データとから構成されている。この音符表示データおよび付加表示データは楽譜タイミングデータと楽譜イベントデータとからなり楽曲の演奏進行順に配列されて記録されている。また、楽譜タイミングデータはディスプレイ18上における音符等の楽譜イベントの表示位置を表わすデータであり、楽譜イベントデータは表示する楽譜イベントの内容を表わすデータであり、楽曲を構成する音符の種類、音部記号や拍子記号および装飾記号などの音楽記号、ならびに、運指情報や音名情報のデータである。こうした楽譜イベントデータの内容に従って、音符やその他の音楽記号で記述される楽譜がディスプレイ18上に表示される。
The score display data is data for displaying the score of the music selected on the
図1に示した楽譜表示装置1では、ユーザの選択に従ってROM11やRAM12あるいは外部記憶装置13等から読み出した演奏データに基づいて所定の楽曲を自動演奏するだけでなく、該演奏データに対応する楽譜表示データあるいは演奏データに基づいて生成した楽譜表示データに基づいてディスプレイ18上に楽譜を表示している。
本発明の楽譜表示装置1は、楽譜表示データに基づいてディスプレイ18上に楽譜を表示する際に、装飾記号、運指情報、キーナンバや音名情報等の付加表示データの表示に特徴を有しており、図2ないし図4を参照しながら本発明にかかる楽譜表示の概要について説明する。
The musical score display apparatus 1 shown in FIG. 1 not only automatically plays a predetermined piece of music based on performance data read from the
The musical score display apparatus 1 of the present invention has a feature in displaying additional display data such as decoration symbols, fingering information, key number and pitch name information when displaying a musical score on the
装飾記号には、ターン、モルデント、プラルトリラー、トリルなどがあり、図2ないし図4には、装飾記号のうちのモルデント(Mordent)が楽譜表示データに含まれる場合のディスプレイ18における表示画面が示されている。モルデントは、一旦2度下の音に出て戻る奏法である。楽譜表示データが高音部譜表のみを表示する楽譜表示データとされた場合の譜表を表示する画面が図2に示す表示画面18aとされている。図2に示す表示画面18aでは、表示された譜表が高音部譜表のみとされてその周囲に音楽記号を表示するに十分な表示エリアがあることから、五線の上の加線に記譜された音符31aの装飾記号であるモルデント30aが当該音符31aや他の音楽記号と重なることなく表示されている。
The decorative symbols include a turn, a mordent, a prill triller, a toll, and the like. FIGS. 2 to 4 show display screens on the
また、楽譜表示データが大譜表を表示する楽譜表示データとされた場合の譜表を表示する画面が図3に示す表示画面18bとされている。図3に示す表示画面18bでは、表示された譜表が大譜表とされてその周囲に音楽記号を表示するに十分な表示エリアがないことから、五線の上の加線に記譜された音符31bの装飾記号であるモルデント30bが当該音符31bと重なって表示されることになる。このように音符等と重なって音楽記号が表示されると見栄えが悪くなると共に重なって表示された音符等の情報を認識することが困難になる。
そこで、本発明の楽譜表示装置1では、付加表示データが他の表示データと重なって表示される場合には、その付加表示データを表示しないようにしている。すなわち、図3に示す表示画面18bに代えて、図4に示すように音符31cは表示させるが、当該音符31cの装飾記号であるモルデント30bの表示を省略した表示画面18cとする。このような表示画面としても、曲の視覚的な認識に最低限必要な情報は常に表示されるようになるので、楽譜を見ながら演奏するにはほとんど支障が生じない。
A screen for displaying a staff when the score display data is score display data for displaying a grand staff is a display screen 18b shown in FIG. In the display screen 18b shown in FIG. 3, since the displayed staff is a grand staff and there is not enough display area around it to display a musical symbol, the musical notes recorded on the additional line above the staff The mordent 30b, which is a decoration symbol of 31b, is displayed so as to overlap the note 31b. When music symbols are displayed so as to overlap with notes or the like in this way, the appearance is deteriorated and it becomes difficult to recognize information such as notes that are displayed overlapping.
Therefore, in the score display apparatus 1 of the present invention, when the additional display data is displayed overlapping other display data, the additional display data is not displayed. That is, instead of the display screen 18b shown in FIG. 3, the musical note 31c is displayed as shown in FIG. 4, but the display of the mordent 30b that is a decoration symbol of the musical note 31c is omitted. Even in such a display screen, the minimum information necessary for visual recognition of the music is always displayed, so that there is almost no trouble in playing while viewing the score.
なお、音符に付加表示する付加表示データが他の表示データに重なるという状況には、表示画面の枠からはみ出たり枠にぶつかるという状況も含まれる。さらに、音符に付加表示する付加表示データは主に装飾記号であるが、例えば音名情報やキーナンバや運指情報などでもよい。音符に対する表示位置は、音符の上下左右の隣接エリアとされ、付加表示データの種類それぞれに応じた位置とする。例えば、装飾記号なら上、運指情報なら左などとする。また、音符に付加表示する付加表示データの種類は、ユーザが選択設定できてもよいし、デフォルトで決まっていてもよい。さらにまた、例えば表示画面の大きさの段階に応じて付加表示する付加表示データの種類を設定できるようにしてもよい。そして、音名情報やキーナンバや運指情報などを楽譜に表示させる際に、音名情報やキーナンバや運指情報などが音符や他の音楽記号に重なって表示される場合には、重なって表示される音名情報やキーナンバや運指情報などの表示を省略するようにする。この場合、音符に付加表示する付加表示データの1つ1つに対して表示の重要度を設定し、重要度に応じて優先的な表示を行うようにしてもよい。 Note that the situation in which the additional display data to be additionally displayed on the note overlaps with other display data includes the situation in which the display screen protrudes from or exceeds the frame of the display screen. Further, the additional display data to be additionally displayed on the note is mainly a decoration symbol, but may be, for example, pitch name information, key number, fingering information, or the like. The display position for the note is the adjacent area on the top, bottom, left, and right of the note, and is set according to the type of additional display data. For example, the decoration symbol is “up” and the fingering information is “left”. Further, the type of additional display data to be additionally displayed on the note may be selected and set by the user, or may be determined by default. Furthermore, for example, the type of additional display data to be additionally displayed may be set according to the size of the display screen. When displaying note name information, key number, fingering information, etc. on the score, if the note name information, key number, fingering information, etc. are displayed overlapping notes or other musical symbols The display of the note name information, key number, fingering information, etc. to be performed is omitted. In this case, display importance may be set for each additional display data to be additionally displayed on the note, and priority display may be performed according to the importance.
次に、本発明の楽譜表示装置1において実行される楽譜表示処理のフローチャートを図5に示す。
図5に示す楽譜表示処理は、外部機器15としてMIDI鍵盤等の楽器が接続されている場合に、入力操作部16によりその楽器を練習するための楽譜表示が指示された際や、自動演奏が指示された際に起動し、ステップS10にてROM11や外部記憶装置13に記憶されている楽譜表示したい楽曲のいずれかが選択される。この場合、楽曲がMIDI形式等の演奏データのみとされて対応する楽譜表示データがない場合は、演奏データにおける演奏タイミングデータおよび演奏イベントデータに基づいて楽譜表示データの形式に変換する。次いで、ステップS11にて表示画面の解像度、譜表タイプ、表示段数、1段あたりの表示小節数、フォントの大きさなどの表示画面の設定が行われる。また、ステップS12にて、付加表示対象のデータの種類(装飾記号、音名情報、キーナンバ、運指情報など)の選択、音符に対して表示する付加表示データの表示位置(上/下/右/左など)の設定、同じ表示位置に複数種類の付加表示データが表示される場合などの付加表示データを表示する際の優先順位の設定が行われる。この場合の優先順位の設定では、楽器を練習する際に上級では装飾記号の表示を優先し、初級では音名情報の表示を優先するように熟練度の選択により優先順位を決めるようにしても良い。
Next, a flowchart of a score display process executed in the score display apparatus 1 of the present invention is shown in FIG.
The musical score display process shown in FIG. 5 is performed when a musical instrument such as a MIDI keyboard is connected as the
さらに、ステップS11にてデフォルト状態からの表示画面の設定変更や、ステップS12にてデフォルト状態からの付加表示データの設定変更があった場合は、音符の位置割り付けなどが変わるのでステップS13にて設定内容に合わせてその調整をする。次に、ステップS14にて付加表示するデータリストと付加表示しないデータリストを初期化する。これらのデータリストはRAM12に確保されているワークエリアに格納されており、データリストは付加表示データの種類毎に用意しても良いため、例えば、付加表示データの種類名や識別(ID)番号などを記録する。そして、ステップS15にて表示対象と設定されている付加表示データの種類毎に表示可能判定を行い、重なることなく付加表示可能と判断された付加表示データの種類を付加表示するデータリストに記録すると共に、重なることなく付加表示不可能と判断された付加表示データの種類を付加表示しないデータリストに記録する。次いで、ステップS16にて付加表示しないデータリストに記録されている種類の付加表示データ以外の楽譜表示データに従って、表示画面上に付加表示データを楽譜表示する。このように、付加表示しないデータリストに記録されている種類の付加表示データを楽譜表示しないことにより、音符に重なって付加表示データが表示されることを防止することができる。また、付加表示するデータリストに記録されている種類が異なる付加表示データにおいて表示位置が重複する状況が生じた場合には、重要度(優先順位)に従って1種類だけを表示することにより、音符に付加表示データ同士が重なって表示されることを防止することができる。ステップS16の処理が終了すると楽譜表示処理は終了する。
Further, if there is a change in the display screen setting from the default state in step S11 or a change in the additional display data setting from the default state in step S12, the position assignment of notes changes, etc., so the setting is made in step S13. Make adjustments according to the content. In step S14, a data list to be additionally displayed and a data list not to be additionally displayed are initialized. Since these data lists are stored in a work area secured in the
楽譜表示処理のステップS15で行われるデータリスト記録処理のフローチャートを図6に示す。このデータリスト記録処理がスタートすると、ステップS20にて楽譜表示データの中に現在対象としている種類の付加表示データが存在しているか否かが判断される。ここで、現在対象としている種類の付加表示データが存在していると判断された場合はステップS21に進み、ステップS11にて設定された表示画面設定情報に応じて対象の種類の付加表示データにおける表示位置での表示エリアのドット数を算出する。次いで、ステップS22にて表示エリア内に対象の種類の付加表示データが音符に重ならずに表示可能か否かが判断される。ここで、表示エリア内に対象の種類の付加表示データが音符に重ならずに表示可能と判断された場合は、ステップS23に進んで付加表示するデータリストに対象とされる付加表示データの種類を記録する。また、表示エリア内に対象の種類の付加表示データが重ならずに表示不可能と判断された場合は、ステップS24に分岐して付加表示しないデータリストに対象とされる付加表示データの種類を記録する。 A flowchart of the data list recording process performed in step S15 of the score display process is shown in FIG. When the data list recording process is started, it is determined in step S20 whether or not additional display data of the type currently targeted exists in the score display data. Here, if it is determined that there is additional display data of the target type, the process proceeds to step S21, and in the additional display data of the target type according to the display screen setting information set in step S11. The number of dots in the display area at the display position is calculated. Next, in step S22, it is determined whether or not the additional display data of the target type can be displayed in the display area without overlapping the note. If it is determined that the additional display data of the target type can be displayed without overlapping the note in the display area, the process proceeds to step S23 and the type of additional display data targeted for the data list to be additionally displayed. Record. If it is determined that the additional display data of the target type does not overlap within the display area and cannot be displayed, the process branches to step S24 and the type of the additional display data targeted for the data list not to be additionally displayed is displayed. Record.
この場合、音符に隣接する表示エリアは、画面の大きさ(解像度)や表示段数、1段当たりの表示小節数、フォントの大きさなどから算出することができる。なお、状況によっては、音符の横に隣接する表示エリアは広くても、音符の上下に隣接する表示エリアは狭い、もしくはその逆の場合があり得ることになる。さらに、音符に付加表示するデータが他の表示データに重なるという状況には、表示画面の枠からはみ出る(ぶつかる)という状況も含まれる。
ところで、音符や装飾記号などの音楽記号を表示するフォントが用意されていると共に、運指情報や音名情報は一般に用いられているフォントにより表示される。そこで、対象とする種類のフォント情報を参照することにより算出された表示エリア内に重なることなく表示できるか判断することができる。このドット数はフォントにより異なることから、表示エリア内に重なることなく表示できるかの判断は対象する付加表示データの種類に応じて異なることになる。
In this case, the display area adjacent to the note can be calculated from the size (resolution) of the screen, the number of display stages, the number of display bars per stage, the size of the font, and the like. Depending on the situation, even if the display area adjacent to the note is large, the display area adjacent to the top and bottom of the note may be narrow or vice versa. Furthermore, the situation in which the data to be added to the note is overlapped with other display data includes the situation in which the data sticks out of the frame of the display screen.
By the way, fonts for displaying musical symbols such as musical notes and decoration symbols are prepared, and fingering information and pitch name information are displayed by generally used fonts. Therefore, it is possible to determine whether the display can be performed without overlapping the display area calculated by referring to the target type of font information. Since the number of dots varies depending on the font, the determination as to whether the display can be performed without overlapping in the display area differs depending on the type of the additional display data to be processed.
そして、ステップS20にて楽譜表示データの中に現在対象としている種類の付加表示データが存在していないと判断された場合、および、ステップS23あるいはステップS24の処理が終了した場合はステップS25に進んで、表示対象と設定されている全ての種類の付加表示データの表示可能判定を行ったか否かが判断される。ここで、表示対象と設定されている全ての種類の付加表示データの表示可能判定を行っていないと判断された場合はステップS20に戻り、ステップS20ないしステップS24において残る表示対象と設定されている種類の付加表示データのデータリスト記録処理が繰り返し行われる。そして、ステップS25にて表示対象と設定されている全ての種類の付加表示データの表示可能判定を行ったと判断されると、データリスト記録処理は終了しステップS16にリターンする。
以上の説明では、付加表示データが他の表示データと重なって表示される場合に、その付加表示データを表示しないようにしていたが、これに替えてその付加表示データのフォントを他の表示データと重ならないような小さなフォントに作り替えて表示するようにしても良い。
If it is determined in step S20 that there is no additional display data of the target type in the musical score display data, and if the processing in step S23 or step S24 is completed, the process proceeds to step S25. Thus, it is determined whether or not display possibility determination has been performed for all types of additional display data set as display targets. If it is determined that display of all types of additional display data set as display targets has not been determined, the process returns to step S20, and the display targets remaining in steps S20 to S24 are set. The data list recording process of the type of additional display data is repeated. If it is determined in step S25 that all types of additional display data set as display targets have been displayed, the data list recording process ends and the process returns to step S16.
In the above description, when the additional display data is displayed overlapping with other display data, the additional display data is not displayed. Instead, the font of the additional display data is changed to other display data. It may be displayed in a small font that does not overlap.
以上説明した楽譜表示処理は、選択された楽曲の1曲分について行われ楽譜表示処理が終了するとディスプレイ18に選択された楽曲の楽譜が表示されるようになる。この場合、ディスプレイ18における楽譜が表示される表示画面に1曲分の楽譜表示ができない場合は、楽譜の一部分が表示されるようになる。そして、外部機器15として接続されている楽器を操作して演奏を開始すると、選択された楽曲のテンポに従って表示される楽譜がスクロールされていくようになる。このため演奏者は、この楽譜を見ながら演奏の練習を行うことができるようになる。そして、楽器を操作した際に楽曲における音色情報等の演奏設定情報に基づく楽音が楽器の操作イベントのタイミングで音源19にて発生されてサウンドシステム20から放音されるようになる。また、自動演奏する場合は自動演奏開始されると選択された楽曲のテンポに従って表示される楽譜がスクロールされていくようになり、楽曲の演奏設定情報および演奏情報に基づく楽音が楽曲の進行に従って音源19にて発生されてサウンドシステム20から放音されるようになる。
The musical score display process described above is performed for one selected musical piece, and when the musical score display process is completed, the musical score of the selected musical piece is displayed on the
以上の説明では、楽譜表示装置が音源を備えるようにしたが、本発明はこれに限らず楽譜表示装置の機能のみを有する楽譜表示装置として、音源を備える電子機器に接続することにより、電子機器により選択された楽曲の楽譜を表示するようにしても良い。また、楽譜表示プログラムを記録媒体に記録して種々の楽音関連装置に組み込むことも可能である。 In the above description, the score display device is provided with a sound source. However, the present invention is not limited to this, and as a score display device having only the function of the score display device, the electronic device is connected to the electronic device including the sound source. You may make it display the score of the music selected by (1). It is also possible to record a score display program on a recording medium and incorporate it into various musical sound related devices.
1 楽譜表示装置、10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 外部記憶装置、14 通信インタフェース、15 外部機器、16 入力操作部、17 表示部、18 ディスプレイ、18a 表示画面、18b 表示画面、18c 表示画面、19 音源、20 サウンドシステム、21 バス、30a モルデント、30b モルデント、31a 音符、31b 音符 31c 音符 DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Score display device, 10 CPU, 11 ROM, 12 RAM, 13 External storage device, 14 Communication interface, 15 External apparatus, 16 Input operation part, 17 Display part, 18 Display, 18a Display screen, 18b Display screen, 18c Display screen , 19 sound source, 20 sound system, 21 bass, 30a mordent, 30b mordent, 31a note, 31b note 31c note
Claims (3)
前記ディスプレイに表示される前記楽譜における音符に付加表示する付加表示データを前記楽譜表示データの中から検出する検出手段と、
該検出手段において検出された前記付加表示データを表示させる前記音符に隣接する表示エリアに、他の表示データに重ならずに前記付加表示データを表示可能か判別する判別手段と、
該判別手段において他の表示データに重ならずに表示可能と判別された前記付加表示データを前記表示エリアに表示すると共に、他の表示データに重ならずに表示不可能と判断された前記付加表示データを前記表示エリアに表示しない付加表示データ表示手段と、
を備えることを特徴とする楽譜表示装置。 A score display device for displaying a score on a display based on score display data,
Detecting means for detecting additional display data to be added to the notes in the score displayed on the display from the score display data;
A discriminating unit for discriminating whether or not the additional display data can be displayed without overlapping other display data in a display area adjacent to the note for displaying the additional display data detected by the detection unit;
In該判by means which displays the additional display data discriminated to be displayed without overlapping the other display data on the display area, the additional it is judged impossible displayed without overlapping the other display data Additional display data display means for not displaying display data in the display area ;
A musical score display device comprising:
前記ディスプレイに表示される前記楽譜における音符に付加表示する付加表示データを前記楽譜表示データの中から検出する検出手段、
該検出手段において検出された前記付加表示データを表示させる前記音符に隣接する表示エリアに、他の表示データに重ならずに前記付加表示データを表示可能か判別する判別手段、
該判別手段において他の表示データに重ならずに表示可能と判別された前記付加表示データを前記表示エリアに表示すると共に、他の表示データに重ならずに表示不可能と判断された前記付加表示データを前記表示エリアに表示しない付加表示データ表示手段、
として機能させるための楽譜表示プログラム。 A computer to display the score on the display based on the score display data,
Detecting means for detecting additional display data to be added to the notes in the score displayed on the display from the score display data;
A discriminating means for discriminating whether or not the additional display data can be displayed without overlapping other display data in a display area adjacent to the note for displaying the additional display data detected by the detecting means;
In該判by means which displays the additional display data discriminated to be displayed without overlapping the other display data on the display area, the additional it is judged impossible displayed without overlapping the other display data Additional display data display means for not displaying display data in the display area ;
Music score display program to function as.
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