JP4062689B2 - Inspection jig for inspecting processing accuracy of face surface of valve seat and inspection method thereof - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バルブシートのフェース面の加工精度を検査するための検査治具およびその検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の高出力および低燃費をテーマとする自動車開発では、燃焼効率の向上が課題の一つとして挙げられる。このテーマの解決手段としてエンジンの燃焼室で良好な燃焼状態を実現させることが重要である。そこで、エンジンのシリンダヘッドに組み込まれるバルブシートとバルブの生産技術面における部品加工精度を一定以上に保つことが、高出力および低燃費のエンジンを製造するために重要な作業となる。特に、バルブシートがバルブと接触するフェース面の加工精度は、燃焼室の密閉や、動弁系機構の動作の正確性に影響する。
バルブのフェース部の加工精度を検査する方法としては、例えば、特許文献1に開示されているように、バルブにゲージとなるバルブシート(ゲージリング)を組み付け、この状態で検査する方法がある。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−71904号公報(第4頁、第1図参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
組み立てメーカーでは、エンジンを組み上げた状態で検査する必要上、シリンダヘッドにバルブガイド及びバルブシートを圧入した後、バルブガイドの内径とバルブシートのフェース部を同時に仕上げ加工して、この仕上げ加工後のフェース部の位置の加工精度を検査する必要がある。しかしながら、特許文献1に開示されている部品の検査方法は、バルブ単品のフェース部の加工精度を検査できるだけで、実際にエンジンのシリンダヘッドに搭載されたバルブシートとバルブの状態を検査する方法ではない。
また、シリンダヘッドの基準面に対し、バルブの軸が傾斜している場合には、バルブシートのフェース部の加工精度を検査するのは容易でない。
そこで、本発明がなされたものであり、本発明の課題は、エンジンのシリンダヘッドに圧入して組み付けられたバルブシートのフェース面の加工精度を検査するための検査治具およびその検査方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために本発明は、基準面に対しバルブが傾斜して配置されているシリンダヘッドに組み付けられたバルブシートのフェース面の加工精度を検査するための検査治具であって、前記シリンダヘッドに組み付けられる前記バルブを案内するバルブガイドに挿通可能な軸部と、前記軸部と同軸に設けられ、前記フェース面に合致したテーパを有するフェース部と、前記軸部と同軸に、かつ、前記フェース部の大径側に逆向きのテーパとして設けられ、前記基準面と前記バルブの軸がなす角の2倍のテーパ角を有する測定テーパ部と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
かかる構成によれば、検査治具の軸がシリンダヘッドのバルブガイドのガイド孔に挿入され、バルブシートのフェース面と検査治具のフェース部が当接し、検査治具がバルブシートに収まる。この状態で、シリンダヘッドの基準面に対し、バルブの軸、すなわち、この場合検査治具の軸部は傾斜(例えば、角度θ)を有しているが、測定テーパ部は、2倍のテーパ角(例えば、角度2θ)を有しているため、前記基準面と測定テーパ部の一部が平行になる。
従って、基準面から検査治具の測定テーパ部までの距離を測定することにより、シリンダヘッドに組み付けられたバルブシートのフェース面の加工精度を検査することができる。
【0007】
前記した検査治具においては、前記フェース部は、前記軸部から独立した部品で形成され、かつ、複数種類のシリンダヘッドに適用可能なように大きさを他のシリンダヘッドのバルブシートに合わせた他のフェース部品と交換可能に構成するのが望ましい。
【0008】
このような検査治具によれば、シリンダヘッドに組み込まれるバルブの傘の径が異なる場合、すなわち、バルブシートの径が異なる場合に、そのバルブシートの径に合わせたフェース部品に交換することで、バルブシートのフェース部の加工精度が検査可能となる。つまり、バルブ径が異なる複数機種に対応した検査治具となる。
【0009】
前記した検査治具においては、前記測定テーパ部は、前記軸部から独立した部品で形成され、かつ、複数種類のシリンダヘッドに適用可能なようにテーパ角を他のシリンダヘッドに合わせた他の測定テーパ部品と交換可能に構成するのが望ましい。
【0010】
このような検査治具によれば、シリンダヘッドに組み込まれるバルブと、シリンダヘッドの基準面がなす角が異なる場合に、そのバルブの傾斜に合わせた測定テーパ部品に交換することで、バルブシートのフェース部の加工精度を検査可能にする。つまり、バルブの傾斜角度が異なる複数機種に対応した検査治具となる。
【0011】
前記した課題を解決するために本発明は、前記検査治具を使用したバルブシートのフェース面の加工精度の検査方法として、前記シリンダヘッドに組み付けられた前記バルブシートに適合する前記フェース部品を選択する第1ステップと、前記フェース部品を前記検査治具の軸部に固定する第2ステップと、前記軸部を前記バルブガイドに挿入して、前記フェース部品を前記バルブシートのフェース部に当接させる第3ステップと、前記基準面と、前記測定テーパ部のうち前記基準面と平行な部分との距離を測定する第4ステップと、を含むことを特徴とする。
【0012】
かかる方法によれば、検査治具とフェース部品とを個別に管理して検査が必要な機種のフェース部品を選択し、このフェース部品を検査治具の軸部に挿入して、このフェース部品を固定して、その機種にあった検査治具にする。そして、検査治具の軸部をシリンダヘッドのバルブガイドのガイド孔に挿入して、検査治具の独立した部品のテーパを有するフェース部をバルブシートのフェース面に当接させると、基準面と測定テーパ部の一部が平行になる部分があるので、その距離を測るという簡単な操作で加工精度を検査することができる。また、複数種類のシリンダヘッドに対応した独立した部品のフェース部品を交換するだけで複数機種のシリンダヘッドについて加工精度を検査することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。図1(a)は、シリンダヘッド内の動弁機構を説明するための断面図であり、(b)、(c)は、バルブシートとバルブの拡大図であり、図2は、検査治具を分解して示した正面図であり、図3(a)は、検査治具とバルブシートが当接するのを説明するための図であり、(b)は、バルブシートのフェース面の加工精度の測定を説明するための図である。
【0014】
図1(a)を参照しながらシリンダヘッド10内の動弁機構について簡単に説明する。シリンダヘッド10の動弁機構では、吸気ポート11、燃焼室12および排気ポート13の連続する空間の開口部をバルブ16が開閉して気流を制御する。バルブ16は、弁バネ17により常時閉側へ付勢されるとともに、カム18の回転により燃焼室12側へ押されて所定のタイミングで開かれる。図1(b)、(c)の動弁機構のバルブシートとバルブの拡大図に示すように、バルブシート14のフェース面14bとバルブ16のフェース部が当接したとき燃焼室12を密閉して、離間したとき燃焼室12を開口する。そして、バルブシート14のフェース部14bの加工精度によって、バルブ16の位置や、燃焼室12の密閉性が影響される。
このようなシリンダ動弁機構において、バルブ16は、それぞれ、シリンダヘッドの基準面BLに対し、角度θで傾斜している。なお、図1の例では、基準面BLを、シリンダヘッド10のヘッドカバー側の接合面としているが、シリンダブロックとの接合面BL2を基準面としても構わない。
【0015】
つぎに、本発明に係る検査治具20について詳細に説明する。
図2に示すように、検査治具20は、例えば、バルブシート14のフェース面14bを検査するときには、検査治具本体21と、フェース部品22と、ナット23とから構成される。また、バルブシート14の圧入状態を検査するときには、この検査治具20は、検査治具本体21と、アダプタ30と、ナット23とから構成される。
【0016】
検査治具本体21は、略円柱形の軸部21eと、この軸部21eの一端寄りに形成された測定テーパ部21aと、この測定テーパ部21aに連続して形成された中軸部21cと、この中軸部21cに連続して形成された雄ネジ部21dとから構成されている。
軸部21eは、バルブガイド15のガイド孔15aに合った外径を有する。
測定テーパ部21aは、前記した基準面BLとバルブ16の軸がなす角θの2倍のテーパ角(2θ)を有し、そのテーパの軸と軸部21eが同軸になっている。
【0017】
中軸部21cは、軸部21eと同軸で、一回り大きな径となっている。そして、この中軸部21cに連続して後記するフェース部品22の一端面22aと当接する平面部21bが形成されている。
雄ねじ部21dは、軸部21eと同軸であるとともに、軸部21eよりも大きな径で、かつ中軸部21cよりも小さな径で形成されている。
【0018】
フェース部品22は、略円柱形の部材であり、その一端面22aから他端面22dに貫通するような中孔22cを有するとともに、その他端面22dの外周を所定の角度(例えば、45度)で面取りして形成されるフェース部22bを有している。ここで、フェース部22bは、バルブシート14のフェース面14bに合致したテーパを有する部位をいう。また、中孔22cは、検査治具本体21の中軸部21cと係合可能な大きさで形成されている。なお、このフェース部品22を検査治具本体21に取り付けたときには、そのフェース部22bが検査治具本体21の測定テーパ部21aとは逆の位置に配設される。すなわち、このフェース部22bと測定テーパ部21aは、その先細りしていく方向が互いに逆を向き、フェース部22bの大径側に測定テーパ21aが位置するように配置される。
【0019】
ナット23は、略六角柱形の部材であり、その一端面23aから他端面23bに貫通するように形成された雌ねじ部を有するものであり、この雌ねじ部を検査治具本体21の雄ねじ部21dに螺合することで、フェース部品22を検査治具本体21に一体に固定させるものである。
【0020】
アダプタ30は、円盤状の部材であり、その一端面30aから他端面30cに貫通するように形成された中孔30bを有している。この中孔30bは、前記フェース部品22の中孔22cの径と略同一に形成され、検査治具本体21の中軸部21cと係合可能となっている。そして、このアダプタ30を前記フェース部品22と交換することで、検査治具20をバルブシート14のフェース面の加工精度の検査用からバルブシート14の圧入状態の検査用の治具へ切り替えることができる。
【0021】
次に、本実施形態に係る検査治具20を使用して、シリンダヘッドに圧入して組み付けたバルブシート14のフェース面14bの加工精度を検査する方法について図3(a)、(b)を参照して説明する。
【0022】
バルブガイド15およびバルブシート14を圧入して組み付けたシリンダヘッド10をその基準面BLが下になるように設置する。バルブシート14に対応する検査治具20のフェース部品22を選択する(第1ステップ)。なお、このフェース部品22は、エンジンの機種別に刻印等してあり、その機種ごとに管理される。
【0023】
図2に示すように、検査治具本体21の軸部21eをフェース部品22の中孔22cに挿入して、フェース部品22の一端面22aに検査治具本体21の平面部21bを当接させる。そして、検査治具本体21の雄ネジ部21dにナット23を螺合させることで、フェース部品22を検査治具本体21に一体に固定させる(第2ステップ)。
【0024】
図3(a)、(b)に示すように、検査治具20の軸部21eをバルブガイド15のガイド孔15aに挿入して、フェース部品22のフェース部22bをバルブシート14のフェース面14bに当接させる(第3ステップ)。このように、検査治具20をバルブシート14に当接させると、その測定テーパ部21aの一部と基準面BLとが平行になる。
【0025】
基準面BLが当接した台に高さ測定器DGを設置して、高さ測定器DGの測定部DG1を検査治具20の測定テーパ部21aに当接する。そして、基準面BLから検査治具20の測定テーパ部21aまでの高さ距離を測定する(第4ステップ)。なお、この高さはバルブシート14のフェース面14bの加工の程度により変動する値であり、この値が所定の許容範囲内に収まった場合にはフェース面14bが所定の加工精度で加工されていることになる。
【0026】
続いて、本実施形態に係る検査治具20を使用して、シリンダヘッドにバルブシート14が正規の位置に圧入されたか否かを検査する方法について図4(a)、(b)を参照して説明する。参照する図面において、図4(a)は、アダプタを利用した検査治具とバルブシートが当接するのを説明するための図であり、(b)は、バルブシートの一端面の高さ距離の測定を説明するための図である。
【0027】
まず、バルブガイド15とバルブシート14を圧入して組み付けたシリンダヘッド10を基準面BLが下となるように設置する。このシリンダヘッド10のバルブシート14に対応する検査治具20のアダプタ30を選択する(第1ステップ)。なお、このアダプタ30は、シリンダヘッド10に圧入して組み付けられたバルブシート14の一端面14aに当接するために十分な大きさの径で形成されるとともに、検査治具20の測定テーパ部21aがシリンダヘッド10の接合面BL2(図1(a)参照)から突出するような高さで形成される。
【0028】
そして、図2に示すように、検査治具本体21の軸部21eをアダプタ30の中孔30bに挿入して、アダプタ30の一端面30aに検査治具本体21の平面部21bを当接させる。そして、検査治具本体21の雄ネジ部21dにナット23を螺合させることで、アダプタ30を検査治具本体21に一体に固定させる(第2ステップ)。
【0029】
図4(a)、(b)に示すように、検査治具20の軸部21eをバルブガイド15のガイド孔15aに挿入して、検査治具20のアダプタ30の他端面30cをバルブシート14の一端面14aに当接させる(第3ステップ)。このように、検査治具20をバルブシート14に当接させると、その測定テーパ部21aの一部と基準面BLとが平行になる。
【0030】
基準面BLが当接した台に高さ測定器DGを設置して、高さ測定器DGの測定部DG1を検査治具20の測定テーパ部21aに当接する。そして、基準面BLから検査治具20の測定テーパ部21aまでの高さ距離を測定する(第4ステップ)。この高さはバルブシート14が圧入される位置により変動する値であり、この値が所定の許容範囲内に収まった場合にはバルブシート14が所定の位置まで圧入されていることになる。
【0031】
以上によれば、本実施形態において、次のような効果を得ることができる。
基準面BLから検査治具20の測定テーパ部21aまでの高さ距離を測定するだけで、容易にバルブシート14のフェース面14bの加工精度を検査することができる。また、バルブシート14の形状が変わった場合にもフェース部品22を交換するだけで同様に加工精度を検査することができる。
【0032】
アダプタ30を取り付けた検査治具20で基準面BLから検査治具20の測定テーパ部21aまでの高さ距離を測定するだけで、容易にバルブシート14の圧入状態を検査することができる。
【0033】
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されず、適宜変更して実施することが可能である。例えば、前記実施形態においては、フェース部品22を交換可能としたが、フェース部品22と検査治具本体21を一体とした治具として構成することもできる。また、測定テーパ部21aを検査治具本体21から独立した別の測定テーパ部品とし、複数種類のシリンダヘッドに適用可能なように、交換可能に構成することもできる。すなわち、シリンダヘッドにおけるバルブの軸の傾斜角に応じて、その傾斜角の2倍のテーパ角を有する測定テーパ部品を用意しておけば、測定テーパ部品の交換により、複数種類のシリンダヘッドにおけるバルブシートのフェース面の加工精度、またはバルブシートの圧入位置の精度を検査することができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明により、基準面から検査治具の測定テーパ部までの高さ距離を測定することにより、シリンダヘッドに組み付けられたバルブシートのフェース面の加工精度を容易に検査することができる。そして、共用部品を検査治具の構成部品に使用することにより複数機種のバルブシートのフェース面の加工精度の検査やバルブシートの圧入状態の検査に対応できて、検査治具の製造に掛かる投資を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、シリンダヘッド内の動弁機構を説明するための断面図であり、(b)、(c)は、バルブシートとバルブの拡大図である。
【図2】検査治具を分解して示した正面図である。
【図3】(a)は、検査治具とバルブシートが当接するのを説明するための図であり、(b)は、バルブシートのフェース面の加工精度の測定を説明するための図である。
【図4】(a)は、アダプタを利用した検査治具とバルブシートが当接するのを説明するための図であり、(b)は、バルブシートの一端面の高さ距離の測定を説明するための図である。
【符号の説明】
10 シリンダヘッド
14 バルブシート
15 バルブガイド
20 検査治具
21a 測定テーパ部
21e 軸部
22 フェース部品
22b フェース部
BL 基準面
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an inspection jig for inspecting the processing accuracy of a face surface of a valve seat and an inspection method thereof.
[0002]
[Prior art]
In the development of automobiles with the theme of high output and low fuel consumption in recent years, improving combustion efficiency is one of the issues. As a solution to this theme, it is important to realize a good combustion state in the combustion chamber of the engine. Thus, maintaining the valve seats incorporated in the cylinder head of the engine and the parts machining accuracy in terms of the production technology of the valves is an important task for manufacturing a high output and low fuel consumption engine. In particular, the processing accuracy of the face surface where the valve seat contacts the valve affects the accuracy of the sealing of the combustion chamber and the operation of the valve mechanism.
As a method for inspecting the processing accuracy of the face portion of the valve, for example, as disclosed in Patent Document 1, there is a method in which a valve seat (gauge ring) serving as a gauge is assembled to the valve and inspected in this state.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 5-71904 (see page 4, FIG. 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The assembly manufacturer needs to inspect the engine in the assembled state, and after press-fitting the valve guide and valve seat into the cylinder head, finish the inner diameter of the valve guide and the face portion of the valve seat at the same time. It is necessary to inspect the processing accuracy of the position of the face part. However, the component inspection method disclosed in Patent Document 1 can only inspect the processing accuracy of the face part of a single valve, and is a method of actually inspecting the state of the valve seat and valve mounted on the cylinder head of the engine. Absent.
Further, when the valve shaft is inclined with respect to the reference surface of the cylinder head, it is not easy to inspect the processing accuracy of the face portion of the valve seat.
Accordingly, the present invention has been made, and an object of the present invention is to provide an inspection jig for inspecting the processing accuracy of the face surface of a valve seat that is press-fitted into an engine cylinder head and an inspection method thereof. There is to do.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides an inspection jig for inspecting the processing accuracy of the face surface of a valve seat assembled to a cylinder head in which a valve is inclined with respect to a reference surface. A shaft portion that can be inserted into a valve guide that guides the valve assembled to the cylinder head, a face portion that is provided coaxially with the shaft portion and has a taper that matches the face surface, and is coaxial with the shaft portion. And a measuring taper provided on the large diameter side of the face as a reverse taper and having a taper angle twice as large as the angle formed by the reference surface and the axis of the valve. To do.
[0006]
According to this configuration, the shaft of the inspection jig is inserted into the guide hole of the valve guide of the cylinder head, the face surface of the valve seat and the face portion of the inspection jig abut, and the inspection jig fits in the valve seat. In this state, the valve shaft, that is, the shaft portion of the inspection jig in this case has an inclination (for example, an angle θ) with respect to the reference surface of the cylinder head, but the measurement taper portion has a double taper. Since it has an angle (for example, angle 2θ), the reference surface and a part of the measurement taper portion are parallel to each other.
Therefore, the processing accuracy of the face surface of the valve seat assembled to the cylinder head can be inspected by measuring the distance from the reference surface to the measurement taper portion of the inspection jig.
[0007]
In the inspection jig described above, the face portion is formed of a part independent of the shaft portion, and the size is adjusted to a valve seat of another cylinder head so that it can be applied to a plurality of types of cylinder heads. It is desirable to configure such that it can be replaced with other face parts.
[0008]
According to such an inspection jig, when the diameter of the umbrella of the valve incorporated in the cylinder head is different, that is, when the diameter of the valve seat is different, it is possible to replace it with a face component that matches the diameter of the valve seat. The processing accuracy of the face portion of the valve seat can be inspected. That is, the inspection jig is compatible with a plurality of models having different valve diameters.
[0009]
In the inspection jig described above, the measurement taper portion is formed of a part independent of the shaft portion, and the taper angle is adjusted to other cylinder heads so as to be applicable to a plurality of types of cylinder heads. It is desirable that the measuring taper part can be replaced.
[0010]
According to such an inspection jig, when the angle formed between the valve built into the cylinder head and the reference surface of the cylinder head is different, the valve seat can be replaced with a measuring taper component that matches the inclination of the valve. The processing accuracy of the face part can be inspected. That is, it becomes an inspection jig corresponding to a plurality of models having different valve inclination angles.
[0011]
In order to solve the above-described problems, the present invention selects the face component that matches the valve seat assembled to the cylinder head as a method for inspecting the processing accuracy of the face surface of the valve seat using the inspection jig. A first step of fixing the face part to the shaft part of the inspection jig; and inserting the shaft part into the valve guide so that the face part contacts the face part of the valve seat. And a fourth step of measuring a distance between the reference surface and a portion of the measurement taper portion parallel to the reference surface.
[0012]
According to this method, the inspection jig and the face part are individually managed to select a face part of a model that needs to be inspected, the face part is inserted into the shaft part of the inspection jig, and the face part is Fix and use an inspection jig that matches the model. Then, when the shaft portion of the inspection jig is inserted into the guide hole of the valve guide of the cylinder head, and the face portion having the taper of an independent part of the inspection jig is brought into contact with the face surface of the valve seat, Since there is a portion where a part of the measurement taper portion is parallel, the machining accuracy can be inspected by a simple operation of measuring the distance. In addition, the machining accuracy of a plurality of types of cylinder heads can be inspected simply by exchanging independent face parts corresponding to a plurality of types of cylinder heads.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present embodiment will be described with reference to the drawings. 1A is a cross-sectional view for explaining a valve mechanism in a cylinder head, FIG. 1B is an enlarged view of a valve seat and a valve, and FIG. 2 is an inspection jig. FIG. 3A is a diagram for explaining that the inspection jig and the valve seat are in contact with each other, and FIG. 3B is a processing accuracy of the face surface of the valve seat. It is a figure for demonstrating measurement of this.
[0014]
A valve mechanism in the cylinder head 10 will be briefly described with reference to FIG. In the valve operating mechanism of the cylinder head 10, the valve 16 opens and closes the opening of the space where the intake port 11, the combustion chamber 12 and the exhaust port 13 are continuous, thereby controlling the air flow. The valve 16 is normally biased to the closed side by the valve spring 17 and is pushed toward the combustion chamber 12 by the rotation of the cam 18 and is opened at a predetermined timing. As shown in the enlarged views of the valve seat and the valve of the valve mechanism in FIGS. 1B and 1C, the combustion chamber 12 is sealed when the face surface 14b of the valve seat 14 and the face portion of the valve 16 come into contact with each other. The combustion chamber 12 is opened when separated. The position of the valve 16 and the sealing performance of the combustion chamber 12 are affected by the processing accuracy of the face portion 14 b of the valve seat 14.
In such a cylinder valve mechanism, each of the valves 16 is inclined at an angle θ with respect to the reference surface BL of the cylinder head. In the example of FIG. 1, the reference surface BL is the bonding surface on the head cover side of the cylinder head 10, but the bonding surface BL <b> 2 with the cylinder block may be used as the reference surface.
[0015]
Next, the inspection jig 20 according to the present invention will be described in detail.
As shown in FIG. 2, for example, when inspecting the face surface 14 b of the valve seat 14, the inspection jig 20 includes an inspection jig main body 21, a face part 22, and a nut 23. When inspecting the press-fitted state of the valve seat 14, the inspection jig 20 includes an inspection jig main body 21, an adapter 30, and a nut 23.
[0016]
The inspection jig main body 21 includes a substantially cylindrical shaft portion 21e, a measurement taper portion 21a formed near one end of the shaft portion 21e, a middle shaft portion 21c formed continuously with the measurement taper portion 21a, It is comprised from the external thread part 21d continuously formed in this center shaft part 21c.
The shaft portion 21 e has an outer diameter that matches the guide hole 15 a of the valve guide 15.
The measurement taper portion 21a has a taper angle (2θ) that is twice the angle θ formed by the reference surface BL and the axis of the valve 16, and the taper axis and the shaft portion 21e are coaxial.
[0017]
The middle shaft portion 21c is coaxial with the shaft portion 21e and has a larger diameter. Then, a flat surface portion 21b that abuts on one end surface 22a of the face component 22 to be described later is formed continuously with the middle shaft portion 21c.
The male screw portion 21d is coaxial with the shaft portion 21e, and has a diameter larger than that of the shaft portion 21e and smaller than that of the middle shaft portion 21c.
[0018]
The face component 22 is a substantially cylindrical member, and has an inner hole 22c that penetrates from one end surface 22a to the other end surface 22d, and chamfers the outer periphery of the other end surface 22d at a predetermined angle (for example, 45 degrees). The face portion 22b is formed. Here, the face portion 22 b refers to a portion having a taper that matches the face surface 14 b of the valve seat 14. Further, the middle hole 22c is formed with a size that can be engaged with the middle shaft portion 21c of the inspection jig body 21. When the face part 22 is attached to the inspection jig body 21, the face part 22 b is disposed at a position opposite to the measurement taper part 21 a of the inspection jig body 21. That is, the face portion 22b and the measurement taper portion 21a are arranged so that the tapering directions thereof are opposite to each other and the measurement taper 21a is located on the large diameter side of the face portion 22b.
[0019]
The nut 23 is a substantially hexagonal column-shaped member, and has a female screw portion formed so as to penetrate from the one end surface 23 a to the other end surface 23 b, and this female screw portion is used as the male screw portion 21 d of the inspection jig main body 21. The face component 22 is integrally fixed to the inspection jig main body 21 by screwing into the inspection jig body 21.
[0020]
The adapter 30 is a disk-shaped member, and has an inner hole 30b formed so as to penetrate from the one end face 30a to the other end face 30c. The inner hole 30b is formed to be substantially the same as the diameter of the inner hole 22c of the face component 22, and can be engaged with the inner shaft portion 21c of the inspection jig body 21. Then, by replacing the adapter 30 with the face part 22, the inspection jig 20 can be switched from the inspection of the processing accuracy of the face surface of the valve seat 14 to the inspection jig of the press-fitted state of the valve seat 14. it can.
[0021]
Next, a method for inspecting the processing accuracy of the face surface 14b of the valve seat 14 that is press-fitted into the cylinder head and assembled using the inspection jig 20 according to the present embodiment will be described with reference to FIGS. The description will be given with reference.
[0022]
The cylinder head 10 in which the valve guide 15 and the valve seat 14 are press-fitted and assembled is installed so that the reference plane BL is downward. The face part 22 of the inspection jig 20 corresponding to the valve seat 14 is selected (first step). The face component 22 is engraved according to the engine model, and is managed for each model.
[0023]
As shown in FIG. 2, the shaft portion 21 e of the inspection jig body 21 is inserted into the inner hole 22 c of the face component 22, and the flat surface portion 21 b of the inspection jig body 21 is brought into contact with the one end surface 22 a of the face component 22. . Then, the face part 22 is integrally fixed to the inspection jig body 21 by screwing the nut 23 into the male screw portion 21d of the inspection jig body 21 (second step).
[0024]
3A and 3B, the shaft portion 21e of the inspection jig 20 is inserted into the guide hole 15a of the valve guide 15, and the face portion 22b of the face component 22 is inserted into the face surface 14b of the valve seat 14. (Third step). As described above, when the inspection jig 20 is brought into contact with the valve seat 14, a part of the measurement taper portion 21a and the reference surface BL become parallel.
[0025]
The height measuring device DG is installed on the table with which the reference surface BL is in contact, and the measuring portion DG1 of the height measuring device DG is in contact with the measuring taper portion 21a of the inspection jig 20. Then, the height distance from the reference plane BL to the measurement taper portion 21a of the inspection jig 20 is measured (fourth step). This height is a value that varies depending on the degree of processing of the face surface 14b of the valve seat 14, and when this value falls within a predetermined allowable range, the face surface 14b is processed with a predetermined processing accuracy. Will be.
[0026]
Subsequently, referring to FIGS. 4A and 4B, a method for inspecting whether or not the valve seat 14 is press-fitted into the cylinder head by using the inspection jig 20 according to the present embodiment will be described. I will explain. In the drawings to be referred to, FIG. 4 (a) is a diagram for explaining that the inspection jig using the adapter and the valve seat come into contact with each other, and FIG. 4 (b) shows the height distance of one end surface of the valve seat. It is a figure for demonstrating a measurement.
[0027]
First, the cylinder head 10 in which the valve guide 15 and the valve seat 14 are press-fitted and assembled is installed so that the reference plane BL faces downward. The adapter 30 of the inspection jig 20 corresponding to the valve seat 14 of the cylinder head 10 is selected (first step). The adapter 30 is formed with a diameter large enough to contact the one end surface 14a of the valve seat 14 that is press-fitted into the cylinder head 10 and assembled, and the measuring taper portion 21a of the inspection jig 20 is also formed. Is formed at such a height as to protrude from the joint surface BL2 of the cylinder head 10 (see FIG. 1A).
[0028]
Then, as shown in FIG. 2, the shaft portion 21 e of the inspection jig body 21 is inserted into the inner hole 30 b of the adapter 30, and the flat surface portion 21 b of the inspection jig body 21 is brought into contact with the one end surface 30 a of the adapter 30. . Then, the adapter 30 is integrally fixed to the inspection jig body 21 by screwing the nut 23 into the male screw portion 21d of the inspection jig body 21 (second step).
[0029]
4A and 4B, the shaft portion 21e of the inspection jig 20 is inserted into the guide hole 15a of the valve guide 15, and the other end surface 30c of the adapter 30 of the inspection jig 20 is connected to the valve seat 14. Is brought into contact with one end face 14a (third step). As described above, when the inspection jig 20 is brought into contact with the valve seat 14, a part of the measurement taper portion 21a and the reference surface BL become parallel.
[0030]
The height measuring device DG is installed on the table with which the reference surface BL is in contact, and the measuring portion DG1 of the height measuring device DG is in contact with the measuring taper portion 21a of the inspection jig 20. Then, the height distance from the reference plane BL to the measurement taper portion 21a of the inspection jig 20 is measured (fourth step). This height is a value that varies depending on the position at which the valve seat 14 is press-fitted. When this value falls within a predetermined allowable range, the valve seat 14 is press-fitted to a predetermined position.
[0031]
According to the above, the following effects can be obtained in the present embodiment.
The machining accuracy of the face surface 14b of the valve seat 14 can be easily inspected simply by measuring the height distance from the reference surface BL to the measurement taper portion 21a of the inspection jig 20. Even when the shape of the valve seat 14 changes, the processing accuracy can be similarly inspected by simply replacing the face part 22.
[0032]
The press-fitted state of the valve seat 14 can be easily inspected only by measuring the height distance from the reference surface BL to the measurement taper portion 21a of the inspection jig 20 with the inspection jig 20 to which the adapter 30 is attached.
[0033]
As mentioned above, although embodiment was described about this invention, this invention is not limited to the said embodiment, It can change suitably and can implement. For example, in the above-described embodiment, the face part 22 can be replaced. However, the face part 22 and the inspection jig main body 21 may be configured as an integrated jig. Further, the measurement taper portion 21a can be replaced with another measurement taper component independent of the inspection jig main body 21, and can be configured to be replaceable so as to be applicable to a plurality of types of cylinder heads. That is, if a measurement taper part having a taper angle twice as large as the inclination angle of the valve shaft in the cylinder head is prepared, the valve in a plurality of types of cylinder heads can be obtained by replacing the measurement taper part. The processing accuracy of the face surface of the seat or the accuracy of the press-fitting position of the valve seat can be inspected.
[0034]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to easily inspect the processing accuracy of the face surface of the valve seat assembled to the cylinder head by measuring the height distance from the reference surface to the measuring taper portion of the inspection jig. By using the common parts as components of the inspection jig, it is possible to respond to the inspection of the processing accuracy of the face surface of multiple types of valve seats and the inspection of the press-fitting state of the valve seats. Can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a sectional view for explaining a valve mechanism in a cylinder head, and FIGS. 1B and 1C are enlarged views of a valve seat and a valve.
FIG. 2 is an exploded front view of an inspection jig.
3A is a diagram for explaining that the inspection jig and the valve seat come into contact with each other, and FIG. 3B is a diagram for explaining the measurement of the processing accuracy of the face surface of the valve seat. is there.
4A is a view for explaining that an inspection jig using an adapter and a valve seat come into contact with each other, and FIG. 4B is a view for explaining measurement of a height distance of one end face of the valve seat. It is a figure for doing.
[Explanation of symbols]
10 Cylinder head 14 Valve seat 15 Valve guide 20 Inspection jig 21a Measuring taper part 21e Shaft part 22 Face part 22b Face part BL Reference plane

Claims (4)

基準面に対しバルブが傾斜して配置されているシリンダヘッドに組み付けられたバルブシートのフェース面の加工精度を検査するための検査治具であって、
前記シリンダヘッドに組み付けられる前記バルブを案内するバルブガイドに挿通可能な軸部と、
前記軸部と同軸に設けられ、前記フェース面に合致したテーパを有するフェース部と、
前記軸部と同軸に、かつ、前記フェース部の大径側に逆向きのテーパとして設けられ、前記基準面と前記バルブの軸がなす角の2倍のテーパ角を有する測定テーパ部と、を備えたことを特徴とする検査治具。
An inspection jig for inspecting the processing accuracy of the face surface of the valve seat assembled to the cylinder head in which the valve is inclined with respect to the reference surface,
A shaft portion that can be inserted into a valve guide that guides the valve assembled to the cylinder head;
A face portion provided coaxially with the shaft portion and having a taper matching the face surface;
A measuring taper portion coaxial with the shaft portion and provided as a taper in the opposite direction on the large-diameter side of the face portion, and having a taper angle twice the angle formed by the reference surface and the shaft of the valve; Inspection jig characterized by comprising.
請求項1に記載の検査治具において、前記フェース部は、前記軸部から独立した部品で形成され、かつ、複数種類のシリンダヘッドに適用可能なように大きさを他のシリンダヘッドのバルブシートに合わせた他のフェース部品と交換可能に構成されたことを特徴とする検査治具。2. The inspection jig according to claim 1, wherein the face portion is formed of a part independent of the shaft portion, and is sized so as to be applicable to a plurality of types of cylinder heads. Inspection jig characterized by being configured to be exchangeable with other face parts adapted to the above. 請求項1または請求項2に記載の検査治具において、前記測定テーパ部は、前記軸部から独立した部品で形成され、かつ、複数種類のシリンダヘッドに適用可能なようにテーパ角を他のシリンダヘッドに合わせた他の測定テーパ部品と交換可能に構成されたことを特徴とする検査治具。3. The inspection jig according to claim 1, wherein the measurement taper portion is formed of a part independent of the shaft portion, and has a taper angle other than the other so as to be applicable to a plurality of types of cylinder heads. An inspection jig characterized in that it can be exchanged with other measuring taper parts adapted to the cylinder head. 請求項2に記載の検査治具を使用したバルブシートのフェース面の加工精度の検査方法であって、
前記シリンダヘッドに組み付けられた前記バルブシートに適合する前記フェース部品を選択する第1ステップと、
前記フェース部品を前記検査治具の軸部に固定する第2ステップと、
前記軸部を前記バルブガイドに挿入して、前記フェース部品を前記バルブシートのフェース部に当接させる第3ステップと、
前記基準面と、前記測定テーパ部のうち前記基準面と平行な部分との距離を測定する第4ステップと、を含むことを特徴とするバルブシートのフェース面の加工精度の検査方法。
An inspection method for processing accuracy of a face surface of a valve seat using the inspection jig according to claim 2,
A first step of selecting the face part that matches the valve seat assembled to the cylinder head;
A second step of fixing the face part to the shaft portion of the inspection jig;
A third step of inserting the shaft portion into the valve guide and bringing the face part into contact with the face portion of the valve seat;
And a fourth step of measuring a distance between the reference surface and a portion of the measurement taper portion parallel to the reference surface. 4. A method for inspecting the processing accuracy of the face surface of the valve seat.
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