JP4060412B2 - Ultrasonic diagnostic equipment - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検体の断面を超音波で走査し、得られたエコー信号の強度に基づいて様々な体内情報を取得する超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
超音波の医学的な応用としては種々の装置があるが、その主流は超音波パルス反射法を用いて生体の軟部組織の断層像を得る超音波診断装置である。この超音波診断装置は無侵襲検査法で、組織の断層像を表示するものであり、X線診断装置、X線CT装置、MRIおよび核医学診断装置などの他の診断装置に比べて、リアルタイム表示が可能、装置が小型で安価、X線などの被曝がなく安全性が高く、さらに超音波ドプラ法により血流イメージングが可能であるなどの独自の特徴を有している。
【0003】
この超音波ドプラ法は連続波ドプラ法とパルスドプラ法とがあり、連続波ドプラ法は高速でも計測可能であるが、距離分解能が無く、血流を同定できないことから、パルスドプラ法が現在の主流となっている。このパルスドプラ法では、MTIを併用して、平均速度等の2次元分布(血流画像)をリアルタイムで得ることができ、非常に有益とされており、最近では標準装備されているものが多い。
【0004】
しかし、このパルスドプラ法は、周知の通り、計測速度が超音波ビームと血流とのなす角度に依存するという角度依存性があり、血流の絶対速度を計測することはできなかった。さらに、ドプラ効果を利用していることから、超音波ビームと直行する血流に関しては速度を計測できないという問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、血流の絶対速度を比較的高精度で計測することができる超音波診断装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、造影剤を注入された被検体内の流体に対して実質的に造影剤を破壊する第一の超音波照射と、第一の送受信の後に第二の超音波照射とを行い、エコー信号を受信する送受信手段と、前記第二の超音波照射により得られたエコー信号の強度、及び前記第一の超音波照射と前記第二の超音波照射の時間間隔に基づいて、前記流体の速度を推定する推定手段とを具備する。
(作用)
流体それ自身での反射強度は、組織に対して10-2のオーダで低い。従って、流体からのエコー信号の強度は、微小領域内に存在している造影剤の量を比較的正確に反映していると考えられる。このような造影剤、つまり微小気泡は、第一の送受信により、殆どが崩壊してしまう。従って、第一の送受信からある程度の期間を隔てて第二の送受信を行うと、第二の送受信により得られるエコー信号の強度は、第一の送受信から、今回の第二の送受信までの期間に、流体の流れに乗って微小領域に流入してきた造影剤の流入量を反映していることになる。この流入量は、血流の速度、微小領域の断面積及び前回の照射から今回の照射までの時間差に主に依存する。このうち微小領域の断面積と前回の照射から今回の照射までの時間差とは、既知であるので、流入量、つまりそれを反映している今回のエコー信号の強度から、流体の速度を推定することができるのである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を好ましい実施形態により説明する。図1に、本実施形態に係る超音波診断装置の構成を示す。超音波プローブ1は、電気信号と超音波との可逆的変換を行う複数の微小圧電素子がその先端部分に配列されてなる。このプローブ1の形態としては、セクタ対応、リニア対応、コンベックス対応等の中から任意に選択される。
【0008】
レートパルス発生器2は、超音波の送信レート(毎秒送信回数)を決定するためのレートパルスを周期的に発生する。送受信回路3は、送信系と受信系とを備えており、このうち送信系は、レートパルス発生器2からのレートパルスに適当な遅延時間を与える送信遅延回路と、遅延されたレートパルスに従ってプローブ1の圧電素子に高周波(f0 )の電圧パルスを供給するパルサとを有している。プローブ1の圧電素子は、この電圧パルスにより、歪み復元を繰り返す(振動する)。これにより、f0 を中心周波数として超音波が発生され、被検体に送信される。
【0009】
この超音波は生体内を伝播し、その途中にある音響インピーダンスの不連続面で次々と反射し、そしてプローブ1に次々と返ってきて、圧電素子を振動させる。これにより、エコーの強度に応じた振幅で電圧信号が発生する。この電圧信号を受信系では、まずプリアンプで増幅し、受信遅延回路で適当な遅延時間を与えから加算することにより、指向性を持ったエコー信号を得る。このエコー信号は、検波され、対数増幅された後、ディジタル信号としてディジタルスキャンコンバータ(DSC)4に供給される。
【0010】
ディジタルスキャンコンバータ4では、エコー信号は、30Hz/secのインタレースのテレビ方式に走査変換され、組織断面画像(Bモード画像)を表す一次元のデータ列として出力される。このデータ列に従って、モニタ8ではBモード画像を濃淡で表示する。
【0011】
また、ディジタルスキャンコンバータ4から出力されるデータ列に対してゲート回路5で任意のタイミング及び任意の時間幅でレンジゲートをかけて、任意の位置及び大きさのサンプルボリューム内のデータだけを抽出し、これを速度演算処理部6に供給する。ゲート回路5で抽出されたサンプルボリューム内のデータ、つまりエコー信号の強度に基づいて、速度演算処理部6で、当該サンプルボリュームにおける流体(血流)の絶対速度を、比較的高精度で推定する。
【0012】
ここで推定された血流の絶対速度は、画像合成部7を介してBモード画像と同一画面に、数値として、また時間変化を表すグラフとして、さらにBモード画像のサンプルボリュームの位置にそのスカラー量に従って適当な色相で重ねて表示される。
【0013】
以下にこの絶対速度の推定方法について詳細に説明する。まず、血流に混入する造影剤の存在量とエコー信号の強度との関係、そして超音波の照射による造影剤の挙動について説明する。
【0014】
この血流の絶対速度を推定するためには、造影剤(微小気泡)を単位時間当たり一定の量で、被検体の血管にある程度の時間継続的に注入される。そして、この造影剤が混入している血流に対して、超音波の送受信を繰り返すのであるが、ここで、周知の通り、血流それ自体(主に血球)での反射強度は、組織の反射強度に対して、10-2のオーダ、ましてや造影剤の反射強度に対しては、さらにその数分の1のオーダしか無く、従って、造影剤が混入している血流部分からのエコー信号の強度は、その照射時の造影剤の存在量を比較的正確に反映していると考えられる。この造影剤の存在量と、エコー信号の強度との相関は、図2に示すような関係をもって表すことができる。
【0015】
図3には、連続する2回の超音波照射による造影剤の挙動を模式的に示しており、超音波の照射により、その直前にサンプルボリューム内に存在していた造影剤の殆どが崩壊して、その造影効果を失い(図3(a),(b))、そして次の照射までの期間に、新たに造影剤がサンプルボリュームに流入し(図3(c))、今回の照射により、新たに流入してきた造影剤の殆どが崩壊する(図3(d))。
【0016】
図4には、このような超音波の照射の繰り返しによる造影剤の存在量の時間変化を示している。なお、図4において、Δtは、サンプルボリュームが存在する同一の超音波走査線に対して超音波を繰り返し照射する繰り返し周期(1/PRF)を表している。
【0017】
以上のように、エコー信号の強度は造影剤の存在量を反映しており、また、前回の照射で殆どの造影剤が崩壊するので、今回の照射により得られるエコー信号の強度は、前回の照射から今回の照射直前までのΔtの時間のうちに、サンプルボリュームに新たに流入する造影剤の流入量を反映していることになる。
【0018】
このようにエコー信号の強度から推定できる造影剤の流入量は、血流の絶対速度と、サンプルボリュームの断面積と、流入時間Δtとに対して主に依存して決まる。このうち、サンプルボリュームの断面積と、流入時間Δtとは既知であるので、上述のように流入量が分かれば、血流の絶対速度を推定することができるのである。
【0019】
なお、エコー信号の強度から造影剤の存在量(流入量)を計算し、この流入量とサンプルボリュームの断面積と流入時間Δtとから血流の絶対速度を計算するようにしてもよいが、実際には、エコー信号の強度と血流の絶対速度との関係(図5参照)を、予め計算しておき、又はファントム等を使って実測しておき、この関係を例えばROM化して、リアルタイム処理を可能にすることが好ましいと言える。
【0020】
このように本実施形態によると、超音波の照射によって造影剤が崩壊するといった造影剤の性質を巧みに利用して、エコー信号の強度から角度依存性のない血流の絶対速度を、推定することができる。しかも、これは、繰り返し周期(1/PRF)ごとに得られるので、血流の絶対速度の経時的な変化も観察することができる。なお、この血流の絶対速度は理論的には画素ごとに推定可能であるが、SN比を考慮すると、実用的には、上述したように、サンプルボリューム内に含まれる複数の画素のデータの総和や平均値を使って、推定することが好ましいと言える。
【0021】
本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々変形して実施可能である。例えば、断面内に複数のサンプルボリュームを設定し、絶対速度の空間分布を生成するようにしてもよい。さらに、造影剤の特徴である非線形現象を利用し、エコー信号に含まれる造影剤反射特有の高調波成分だけを抽出し、この高調波成分の強度に基づいて絶対速度をより高精度で推定するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】
本発明によると、血流等の運動流体の絶対速度を比較的高精度で計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による超音波診断装置の構成図。
【図2】エコー信号の強度と造影剤の存在量との相関図。
【図3】前回の照射から今回の照射によるサンプルボリューム内での造影剤の挙動を示す図。
【図4】超音波を一定周期Δtで繰り返し照射したときのサンプルボリューム内の造影剤の存在量の経時的変動を示す図。
【図5】超音波の照射周期Δtのうちにサンプルボリューム内に新たに流入してくる造影剤の流入量と血流速度との相関図。
【符号の説明】
1…超音波プローブ、
2…レートパルス発生器、
3…送受信回路、
4…ディジタルスキャンコンバータ、
5…ゲート回路、
6…速度演算処理部、
7…画像合成部、
8…モニタ。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an ultrasonic diagnostic apparatus that scans a cross section of a subject with ultrasonic waves and acquires various in-vivo information based on the intensity of an obtained echo signal.
[0002]
[Prior art]
There are various types of medical applications of ultrasound, but the mainstream is an ultrasound diagnostic apparatus that obtains a tomographic image of a soft tissue of a living body using an ultrasonic pulse reflection method. This ultrasonic diagnostic apparatus is a non-invasive examination method and displays a tomographic image of a tissue. Compared to other diagnostic apparatuses such as an X-ray diagnostic apparatus, an X-ray CT apparatus, an MRI, and a nuclear medicine diagnostic apparatus, the ultrasonic diagnostic apparatus is real-time. It has unique features such as display capability, small size, low cost, high safety without exposure to X-rays, and blood flow imaging by ultrasonic Doppler method.
[0003]
This ultrasonic Doppler method includes a continuous wave Doppler method and a pulse Doppler method. Although the continuous wave Doppler method can be measured even at high speed, the pulse Doppler method is the current mainstream because there is no distance resolution and blood flow cannot be identified. It has become. In this pulse Doppler method, a two-dimensional distribution (blood flow image) such as an average velocity can be obtained in real time by using MTI together, and it is very useful, and many of them are standard equipment recently.
[0004]
However, as is well known, this pulse Doppler method has an angle dependency that the measurement speed depends on the angle between the ultrasonic beam and the blood flow, and the absolute velocity of the blood flow cannot be measured. Furthermore, since the Doppler effect is used, there is a problem that the velocity cannot be measured with respect to the blood flow orthogonal to the ultrasonic beam.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide an ultrasonic diagnostic apparatus capable of measuring the absolute velocity of blood flow with relatively high accuracy.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention performs a first ultrasonic irradiation that substantially destroys the contrast agent with respect to the fluid in the subject into which the contrast agent has been injected, and a second ultrasonic irradiation after the first transmission and reception, Based on the transmission / reception means for receiving the echo signal, the intensity of the echo signal obtained by the second ultrasonic irradiation, and the time interval between the first ultrasonic irradiation and the second ultrasonic irradiation, the fluid And an estimation means for estimating the speed.
(Function)
The reflection intensity in the fluid itself is low on the order of 10 -2 for tissue. Therefore, it is considered that the intensity of the echo signal from the fluid reflects the amount of the contrast agent present in the minute region relatively accurately. Most of such contrast agents, that is, microbubbles, are destroyed by the first transmission / reception. Therefore, if the second transmission / reception is performed after a certain period from the first transmission / reception, the intensity of the echo signal obtained by the second transmission / reception is from the first transmission / reception to the current second transmission / reception. This reflects the inflow amount of the contrast agent that has flowed into the micro area on the fluid flow. This inflow amount mainly depends on the speed of blood flow, the cross-sectional area of the minute region, and the time difference from the previous irradiation to the current irradiation. Of these, the cross-sectional area of the micro area and the time difference from the previous irradiation to the current irradiation are known, so the fluid velocity is estimated from the inflow, that is, the intensity of the current echo signal that reflects it. It can be done.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described by way of preferred embodiments with reference to the drawings. FIG. 1 shows the configuration of an ultrasonic diagnostic apparatus according to this embodiment. The ultrasonic probe 1 is formed by arranging a plurality of micro piezoelectric elements that perform reversible conversion between an electric signal and an ultrasonic wave at a tip portion thereof. The form of the probe 1 is arbitrarily selected from sector correspondence, linear correspondence, convex correspondence, and the like.
[0008]
The rate pulse generator 2 periodically generates rate pulses for determining an ultrasonic transmission rate (number of transmissions per second). The transmission / reception circuit 3 includes a transmission system and a reception system, and the transmission system includes a transmission delay circuit that gives an appropriate delay time to the rate pulse from the rate pulse generator 2, and a probe according to the delayed rate pulse. And a pulsar for supplying a high-frequency (f0) voltage pulse to one piezoelectric element. The piezoelectric element of the probe 1 repeats distortion recovery (vibrates) by this voltage pulse. Thereby, an ultrasonic wave is generated with f0 as the center frequency and transmitted to the subject.
[0009]
This ultrasonic wave propagates in the living body, is reflected one after another at a discontinuous surface of acoustic impedance in the middle, and returns one after another to the probe 1 to vibrate the piezoelectric element. As a result, a voltage signal is generated with an amplitude corresponding to the intensity of the echo. In the receiving system, this voltage signal is first amplified by a preamplifier, and an appropriate delay time is given by a reception delay circuit and then added to obtain an echo signal having directivity. The echo signal is detected and logarithmically amplified, and then supplied to the digital scan converter (DSC) 4 as a digital signal.
[0010]
In the digital scan converter 4, the echo signal is scan-converted into an interlaced television system of 30 Hz / sec and output as a one-dimensional data string representing a tissue cross-sectional image (B-mode image). In accordance with this data string, the monitor 8 displays the B-mode image in shades.
[0011]
Further, the data circuit output from the digital scan converter 4 is subjected to a range gate at an arbitrary timing and an arbitrary time width by a gate circuit 5 to extract only data in a sample volume at an arbitrary position and size. This is supplied to the speed calculation processing unit 6. Based on the data in the sample volume extracted by the gate circuit 5, that is, the intensity of the echo signal, the velocity calculation processing unit 6 estimates the absolute velocity of the fluid (blood flow) in the sample volume with relatively high accuracy. .
[0012]
The absolute velocity of the blood flow estimated here is displayed on the same screen as the B-mode image via the image synthesis unit 7, as a numerical value, as a graph representing temporal changes, and further at the position of the sample volume of the B-mode image. According to the quantity, it is displayed with an appropriate hue.
[0013]
The absolute speed estimation method will be described in detail below. First, the relationship between the amount of contrast medium present in the bloodstream and the intensity of the echo signal, and the behavior of the contrast medium due to ultrasonic irradiation will be described.
[0014]
In order to estimate the absolute velocity of the blood flow, a contrast medium (microbubbles) is continuously injected into the blood vessel of the subject for a certain period of time in a constant amount per unit time. Then, the transmission / reception of ultrasonic waves is repeated with respect to the blood flow mixed with this contrast agent. Here, as is well known, the reflection intensity at the blood flow itself (mainly blood cells) The reflection intensity is on the order of 10 -2 , or even a fraction of that for the contrast intensity of the contrast agent. Therefore, the echo signal from the blood flow part in which the contrast agent is mixed. It is considered that the intensity of the light reflects the existing amount of the contrast medium at the time of irradiation relatively accurately. The correlation between the existing amount of the contrast agent and the intensity of the echo signal can be expressed by the relationship shown in FIG.
[0015]
FIG. 3 schematically shows the behavior of the contrast agent by two successive ultrasonic irradiations, and most of the contrast agent existing in the sample volume immediately before the ultrasonic irradiation collapses due to the ultrasonic irradiation. Then, the contrast effect is lost (FIGS. 3A and 3B), and in the period until the next irradiation, a contrast medium newly flows into the sample volume (FIG. 3C). Most of the contrast agent that has flowed in collapses (FIG. 3D).
[0016]
FIG. 4 shows a temporal change in the existing amount of contrast agent due to repetition of such ultrasonic irradiation. In FIG. 4, Δt represents a repetition period (1 / PRF) in which ultrasonic waves are repeatedly applied to the same ultrasonic scanning line in which the sample volume exists.
[0017]
As described above, the intensity of the echo signal reflects the abundance of the contrast agent, and most of the contrast agent is destroyed by the previous irradiation, so the intensity of the echo signal obtained by the current irradiation is During the time Δt from the irradiation to immediately before the current irradiation, the inflow amount of the contrast agent newly flowing into the sample volume is reflected.
[0018]
Thus, the inflow amount of the contrast agent that can be estimated from the intensity of the echo signal is determined mainly depending on the absolute velocity of the blood flow, the cross-sectional area of the sample volume, and the inflow time Δt. Among these, since the cross-sectional area of the sample volume and the inflow time Δt are known, if the inflow amount is known as described above, the absolute velocity of the blood flow can be estimated.
[0019]
Note that the contrast medium existing amount (inflow amount) may be calculated from the intensity of the echo signal, and the absolute velocity of the blood flow may be calculated from the inflow amount, the cross-sectional area of the sample volume, and the inflow time Δt. Actually, the relationship between the intensity of the echo signal and the absolute velocity of the blood flow (see FIG. 5) is calculated in advance or measured using a phantom or the like, and this relationship is converted into, for example, a ROM and real-time. It may be preferable to allow processing.
[0020]
As described above, according to the present embodiment, the absolute velocity of the blood flow without angle dependency is estimated from the intensity of the echo signal by skillfully utilizing the property of the contrast agent such that the contrast agent is disrupted by ultrasonic irradiation. be able to. Moreover, since this is obtained for each repetition period (1 / PRF), it is possible to observe a change in the absolute velocity of the blood flow over time. The absolute velocity of the blood flow can theoretically be estimated for each pixel. However, considering the S / N ratio, practically, as described above, the data of a plurality of pixels included in the sample volume is considered. It can be said that it is preferable to estimate using the sum or the average value.
[0021]
The present invention is not limited to the embodiments described above, and can be implemented with various modifications. For example, a plurality of sample volumes may be set in the cross section to generate a spatial distribution of absolute velocities. Furthermore, using the nonlinear phenomenon that is a feature of contrast agents, only the harmonic components peculiar to contrast agent reflections contained in the echo signal are extracted, and the absolute velocity is estimated with higher accuracy based on the intensity of the harmonic components. You may do it.
[0022]
【The invention's effect】
According to the present invention, the absolute velocity of a kinetic fluid such as a blood flow can be measured with relatively high accuracy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of an ultrasonic diagnostic apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a correlation diagram between the intensity of an echo signal and the amount of contrast medium present.
FIG. 3 is a diagram showing the behavior of a contrast medium in a sample volume from the previous irradiation to the current irradiation.
FIG. 4 is a view showing temporal changes in the amount of contrast agent in a sample volume when ultrasonic waves are repeatedly irradiated at a constant period Δt.
FIG. 5 is a correlation diagram between an inflow amount of a contrast medium newly flowing into a sample volume and a blood flow velocity during an ultrasonic irradiation period Δt.
[Explanation of symbols]
1 ... ultrasonic probe,
2 ... Rate pulse generator,
3. Transmission / reception circuit,
4 ... Digital scan converter,
5 ... Gate circuit,
6 ... Speed calculation processing part,
7: Image composition unit,
8: Monitor.

Claims (9)

造影剤を注入された被検体内の流体に対して実質的に造影剤を破壊する第一の超音波照射と、第一の送受信の後に第二の超音波照射とを行い、エコー信号を受信する送受信手段と、
前記第二の超音波照射により得られたエコー信号の強度、及び前記第一の超音波照射と前記第二の超音波照射の時間間隔に基づいて、前記流体の速度を推定する推定手段と、
を具備することを特徴とする超音波診断装置。
The first ultrasonic irradiation that substantially destroys the contrast agent with respect to the fluid in the subject into which the contrast agent is injected, and the second ultrasonic irradiation after the first transmission / reception, and receives the echo signal Transmitting and receiving means,
Estimating means for estimating the velocity of the fluid based on the intensity of the echo signal obtained by the second ultrasonic irradiation and the time interval between the first ultrasonic irradiation and the second ultrasonic irradiation;
An ultrasonic diagnostic apparatus comprising:
前記送受信手段は、前記第一の超音波照射と前記第二の超音波照射を同一の微小領域に対して行うことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the transmission / reception unit performs the first ultrasonic irradiation and the second ultrasonic irradiation on the same minute region. 前記推定手段は、前記第一の超音波照射と前記第二の超音波照射との間の造影剤の流入量を推定し、前記推定した流入量と前記微小領域の大きさに基づいて前記流体の速度を推定することを特徴とする請求項2に記載の超音波診断装置。  The estimation means estimates an inflow amount of a contrast agent between the first ultrasonic irradiation and the second ultrasonic irradiation, and the fluid is based on the estimated inflow amount and the size of the minute region. The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 2, wherein the speed of the ultrasonic diagnostic apparatus is estimated. 前記造影剤は、単位時間あたりほぼ一定の量で、継続的に注入されることを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the contrast agent is continuously injected in a substantially constant amount per unit time. 前記推定手段は、前記エコー信号の強度を前記微小領域で平均化する手段を有することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the estimation unit includes a unit that averages the intensity of the echo signal in the minute region. 前記推定手段は、前記エコー信号から、前記造影剤のエコー成分を主成分としている高調波成分を抽出する手段を有することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the estimation unit includes a unit that extracts a harmonic component whose main component is an echo component of the contrast agent from the echo signal. 前記推定手段は、前記流体の速度を前記被検体の断面内の複数の微小領域に関して個々に推定する手段を有することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the estimating means includes means for individually estimating the velocity of the fluid with respect to a plurality of minute regions in a cross section of the subject. 前記推定手段は、前記エコー信号の強度に従って与えられた輝度に基づいて前記流体の速度を推定することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。  The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, wherein the estimation unit estimates the velocity of the fluid based on luminance given according to the intensity of the echo signal. 前記推定された流体の速度を数値表示する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。  2. The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1, further comprising means for numerically displaying the estimated fluid velocity.
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