JP4059582B2 - Button telephone apparatus and method for updating call information in button telephone apparatus - Google Patents

Button telephone apparatus and method for updating call information in button telephone apparatus Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はボタン電話機装置およびボタン電話機装置における通話情報更新方法に関するものであり、特に、種々の電話機について正確に通話情報を更新可能なボタン電話機装置とボタン電話機装置における通話情報更新方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ボタン電話機装置は、数回線(単独加入電話機の局線あるいはPBXの内線)を複数の内線電話機で使用する際の利便性を向上させるために考案された装置であり、全ての内線電話機から任意の回線に発着信できるとともに、回線の保留、転送、話中表示および内線相互通話などの機能を備えている。
ボタン電話機装置は、電子技術の進展とともに処理機能が発達してきており、最近は電子化およびディジタル化されたボタン電話機装置となっている。
【0003】
そのようなボタン電話機装置は通常、主装置と専用電話機とで構成されている。
主装置の代表的な構成要素は、中央制御系、局線系、各種音源、電源系、通話路スイッチ系、ドアホン系などである。
専用電話機の主要な構成は、データ送受信系、通話路系、キー関連系である。
主装置の内線系に専用電話機が接続され、主装置の局線系に外部回線が接続さ
れる。
主装置に接続される外部回線としては、通常のアナログ公衆回線、ISDN回線などのディジタル回線などの種々の電話回線がある。
【0004】
中央制御系は通常、種々の演算処理および制御処理を行う演算処理装置としてのコンピュータを有している。また中央制御系は、登録されたダイヤル番号の電話機について料金計算(課金処理)を行う料金管理装置を有している。
中央制御系における通話料金の計算は、コンピュータと料金管理装置とが協動して、予め、そのボタン電話機装置の主装置に登録された電話機の電話番号について行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近の電話機技術の急激な進展により、種々の新しい電話機または電話機能を備えた電子装置が実現されており、ボタン電話機装置を利用した通話が行われるに至っている。特に、電話番号が「010」、「020」で始まる携帯電話機はボタン電話機装置の主装置に登録されずに使用しており、その通話料金が中央制御系の料金管理装置において正確に計算できないという問題がある。
中央制御系の通話料金計算が正確でないため、現在は、人手によって料金計算結果を補正しており、労力がかかるという問題に遭遇している。
【0006】
また既存のコンピュータと料金管理装置との協動による料金計算結果が局において計算した結果と異なる場合があり、ボタン電話機装置の主装置において正確な通話料金が算出できることが要望されている。
【0007】
本発明は上述した不具合を改善することを意図しており、本発明の目的は、種々の電話機機能を有する通話があった場合でも、自動的に正確に通話料金が計算できるボタン電話機装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の観点によれば、ディジタル回線を介して局と接続されたボタン電話機装置であって、当該ボタン電話機装置から発呼する電話機について、単位時間当たりの料金を示す単位料金当たりの通話時間、または、単位時間当たりの通話料金を記憶している記憶部と、当該ボタン電話機装置に接続された電話機の通話開始から通話終了までの通話時間を計数する通話時間計数手段と、該通話時間計数手段で計数した通話時間と、通話を行ったその電話機について前記記憶部に記憶されている、前記単位料金当たりの通話時間、または、前記単位時間当たりの通話料金から前記計数した通話時間に相当する通話料金を試算する通話料金試算手段と、前記局から受信した通話時間および通話料金と、前記計数した通話時間および前記試算した通話料金とを比較して、一致していないとき前記局からの通話情報に一致させるように所定の更新処理を行い更新処理結果を前記記憶部に記憶する通話データ比較・更新手段とを有するボタン電話機装置ボタン電話機装置が提供される。
【0009】
ボタン電話機装置の主装置に設けられた通話時間計数手段(144)、通話料金試算手段(146)および通話データ比較・更新手段(148)を用いてボタン電話機装置の記憶部に設定されている通話情報をもとに、実際の通話についてその通話料金を試算し、局(60)からの通話情報と比較して、一致していないとき、局側の通話情報に一致するように、記憶部の通話情報を更新する。
なお、記憶部の通話情報の更新は、通話結果を参照して徐々に行うことが望ましい。
【0010】
前記通話データ比較・更新手段(148)における、第1の更新方法としては、下記式(1)に基づいて、前記記憶部に記憶される前記単位料金当たりの通話時間を更新する。
更新通話時間=実際の通話時間/(局からの通話料金/前記記憶部に記憶され
ている単位時間当たりの通話料金
・・(1)
【0011】
前記通話データ比較・更新手段(148)における、第2の更新方法としては、下記式(2)に基づいて前記記憶部に記憶される前記単位料金当たりの通話時間を更新する。
更新通話時間=(記憶部に記憶されている単位料金当たりの通話時間)
−〔記憶部に記憶されている単位料金当たりの通話時間
−実際の通話時間/(実際の通話料金/単位料金)〕/2
・・(2)
【0012】
前記通話データ比較・更新手段(148)における、第3の更新方法としては、下記式(3)に基づいて前記記憶部に記憶される前記単位料金当たりの通話時間を更新する。
更新通話時間=(現在前記記憶部に記憶されている単位料金当たりの通話時間)
±(所定の時間)
・・(3)
【0013】
前記通話データ比較・更新手段(148)の更新方法としては、上述して3つの方法を、局からの通信情報と試算結果との不一致の程度に応じて、切り換えて、使用することもできる。
【0014】
好ましくは、前記記憶部に記憶されていない電話機からの発信が発生したとき、通話があったその電話機のダイヤル番号を登録し、所定の単位料金について仮の通話時間を設定し前記記憶部に登録する制御手段をさらに有し、前記通話料金試算手段は前記記憶部に設定された通話時間を用いて通話料金の試算を行い、前記通話データ比較・更新手段は、前記試算結果を参照して前記比較・更新処理を行う。
これにより、ボタン電話機装置に登録されていない電話機についての通話情報算出が可能となる。
【0015】
本発明の第2の観点によれば、ディジタル回線を介して局と接続されたボタン電話機装置における通話情報更新方法であって、前記ボタン電話機装置に接続された電話機の通話開始から通話終了までの通話時間を計数し、該計数した通話時間と、通話を行ったその電話機について前記ボタン電話機装置内の記憶部に記憶されている、単位時間当たりの料金を示す単位料金当たりの通話時間、または、単位時間当たりの通話料金とからその通話時間に相当する通話料金を試算し、前記局から受信した通話時間および通話料金と、前記計数した通話時間および前記試算した通話料金とを比較し、一致していないとき、局からの通話料金に一致させるように、所定の更新処理を行うを有するボタン電話機装置における通話情報更新方法が提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明のボタン電話機装置およびボタン電話機装置における通話情報更新方法の実施の形態を図面を参照して述べる。
図1は本発明の実施の形態のボタン電話機装置の構成図である。
図1に図解したボタン電話機装置は、ボタン電話機装置の主装置10と、多機能電話機30と、料金管理装置40とを有する。
【0017】
主装置10は、ディジタル回線インタフェース(I/F)12、コンピュータの中央処理ユニット(CPU)14、プログラム用メモリ16、データ記憶用メモリ18、多機能電話機インタフェース(I/F)20、および料金管理装置用インタフェース(I/F)22を有する。もちろん、主装置10にはその他種々の回路が設けられているが、本実施の形態において、本発明に直接関係する部分のみを図解している。
【0018】
ディジタル回線I/F12にはディジタル回線の1つであるINS回線50が接続されている。INS回線50の先には局60が接続され、その局60を経由してこのボタン電話機装置と通話する相手側の電話機が接続される。したがって、中央処理ユニット(CPU)14はディジタル回線I/F12を介してINS回線50を経由して局60側と接続され、後述するように、局60から通話情報を受信する
【0019】
中央処理ユニット(CPU)14にはプログラム用メモリ16およびデータ記憶用メモリ18が接続され、中央処理ユニット(CPU)14はプログラム用メモリ16に記憶されているプログラムによってその動作が行われ、データ記憶用メモリ18に後述するデータを記憶し、読みだす。
【0020】
多機能電話機I/F20は、中央処理ユニット(CPU)14と多機能電話機30との情報交換処理の仲介を行う。
多機能電話機30は、本実施の形態においては、中央処理ユニット(CPU)14の処理結果を表示して利用者に視認させるために使用する。したがって、多機能電話機30の存在は本発明の通話処理において必須ではないが、通常、ボタン電話機装置には多機能電話機30で接続されている場合が多いので、本実施の形態においては、その多機能電話機30を通話料金処理結果の表示に使用している。
【0021】
料金管理装置用I/F22は、中央処理ユニット(CPU)14と料金管理装置40との情報交換処理の仲介を行う。
料金管理装置40は、中央処理ユニット(CPU)14と協動して、主装置10のデータ記憶用メモリ18に記憶されている通話情報を参照して、通話料金処理を行う。
データ記憶用メモリ18に記憶されている通話情報が正確であれば、料金管理装置40における通話料金の計算も正確であるが、データ記憶用メモリ18に登録されている電話機の通話料金計算についても、局60における通話料金と一致しないことが起こる。そのため、下記に述べる方法によって、データ記憶用メモリ18に記憶する通話情報を局60の値に一致するような通話情報の更新を行う。
また、データ記憶用メモリ18に登録されていない電話機の通話計算は料金管理装置40ではできない。そこで、下記に述べる方法によって、通話のあった電話機の自動的な登録処理を行う。
【0022】
データ記憶用メモリ18は、図2に図解したように、ディジタル回線であるINS回線50に接続されたディジタル回線I/F12を経由して局60から受信した種々の通話情報を記憶する回線データ記憶部181と、主装置10に接続されている電話機のダイヤル番号、および、発信ダイヤルから中央処理ユニット(CPU)14において通話料金を計算するため予め例外料金計算を行うために用いる通話情報を記憶するダイヤルデータ記憶部183と、ダイヤルデータ記憶部183に記憶してあるそのダイヤルデータと対応する課金単位時間を記憶する課金単位時間データ記憶部185とを有する。
ダイヤルデータ記憶部183に記憶してある通話情報としては、たとえば、電話機ごとの、単位時間当たりの料金を示す単位料金とその単位料金当たりの通話時間である。あるいは、ダイヤルデータ記憶部183に記憶してある通話情報としては、上記とは逆に、単位時間とその単位時間当たりの通話料金である。以下、ダイヤルデータ記憶部183に記憶されている通話情報としては、前者、すなわち、電話機ごとの、単位料金とその単位料金当たりの通話時間である場合について例示する。
【0023】
中央処理ユニット(CPU)14は、図3に図解したように、制御手段140と、通話開始・終了検出手段142と、通話時間計数手段144と、通話料金試算手段146と、通話データ比較・更新手段148を有する。
中央処理ユニット(CPU)14のこれらの手段は、実際は、プログラム用メモリ16に記憶されているプログラムと中央処理ユニット(CPU)14との協動処理によって遂行される。
【0024】
制御手段140は、ディジタル回線I/F12を介して局60との通信制御処理、主装置10内の種々の制御処理などを行う。もちろん、制御手段140は、主装置10に接続されている多機能電話機30、料金管理装置40、図示しない電話機の通話処理などを行う。
本発明に関係する多機能電話機30に関する制御手段140の処理としては、局60の通話情報と主装置10における通話情報が一致したときその情報を多機能電話機30に表示させることなどがある。
制御手段140の料金管理装置40に関する処理としては、通話料金計算処理を料金管理装置40と協動して行うことである。
さらに制御手段140は、局60から通話情報を受信して、データ記憶用メモリ18の回線データ記憶部181に記憶する。
【0025】
通話開始・終了検出手段142は、主装置10に対する電話機のダイヤル発信後の通話の接続開始を検出し、オンフックして通話が終了することを検出する。
【0026】
通話時間計数手段144は、通話開始・終了検出手段142が通話開始を検出し、通話終了を検出するまでの通時間を計数する。したがって、通話時間計数手段144は計時手段、すなわち、タイマを有している。このタイマは、中央処理ユニット(CPU)14の内蔵タイマを用いて実現できる。
【0027】
通話料金試算手段146は、データ記憶用メモリ18のダイヤルデータ記憶部183および課金単位時間データ記憶部185に記憶されているデータを参照して、通話時間計数手段144で計数した通話時間をもとに、その通話の通話料金を計算する。この通話料金の計算は、制御手段140で受信してデータ記憶用メモリ18の回線データ記憶部181に記憶させた局60における通話時間の測定と通話料金の計算に対する試算であり、シミュレーション結果ともいう。
【0028】
通話データ比較・更新手段148は、データ記憶用メモリ18の回線データ記憶部181に記憶されている局60で算出した通話情報と、通話料金試算手段146で試算した通話情報とを比較して、一致していない場合は、通話料金試算手段146の演算結果が局60の通話情報に一致するように、データ記憶用メモリ18のダイヤルデータ記憶部183に記憶されているデータを更新する。データの更新方法については後述する。
【0029】
上述した中央処理ユニット(CPU)14の諸手段の動作を、通話処理に則して、図4を参照して述べる。
図4は中央処理ユニット(CPU)14における通話料金処理を示すフローチャートである。
【0030】
なお、初期状態として、データ記憶用メモリ18のダイヤルデータ記憶部183には、主装置10に接続されている電話機についてのダイヤル番号が登録され、それらの電話について、単位時間当たりの料金(単位料金)と、その単位料金当たりの通話時間とが登録されているとする。
【0031】
ステップ1(S1):通話開始・終了検出手段142は、ある電話機がオフフックされダイヤル発信が行われたことを検出したとき、その電話機がダイヤルデータ記憶部183に登録されているダイヤル番号か否かを識別し、登録されているダイヤル番号の場合、局60を介して被呼側の電話機と回線が確立されたとき、通話開始として、通話時間計数手段144を起動する。通話開始・終了検出手段142は、その通話が終了するまで監視し続ける。
なお、ダイヤルデータ記憶部183に登録されていない電話機からのダイヤル発信の場合は、その状態をデータ記憶用メモリ18のダイヤルデータ記憶部183に記憶して、上述した処理を行う。
【0032】
ステップ2(S2):起動された通話時間計数手段144は、タイマを起動して通話時間の計数を開始する。
【0033】
ステップ3(S3):通話開始・終了検出手段142は、電話機がオンフック状態になったことを検出して、その通話の終了を検出し、通話時間計数手段144を起動する。
【0034】
ステップ4(S4):通話時間計数手段144は計時を停止し、その電話機の通話時間を算出して(計時して)、データ記憶用メモリ18のダイヤルデータ記憶部183に記憶する。
【0035】
ステップ5(S5):通話料金試算手段146は、通話時間計数手段144で算出した通話時間をもとに、データ記憶用メモリ18のダイヤルデータ記憶部183に記憶されている単位料金当たりの通話料金を参照して通話料金を試算する(シミュレーションする)。そのシミュレーションは、通話時間計数手段144で計時し(算出し)、ダイヤルデータ記憶部183に記憶させた通話時間を、ダイヤルデータ記憶部183に記憶されているその電話機の単位時間当たりの通話料金で割り算をする。
なお、ステップ1において述べた、ダイヤルデータ記憶部183に登録されていない電話機からのダイヤル発信の場合の通話料金の計算は、仮に、ダイヤルデータ記憶部183に記憶されている、標準的な単位料金と単位料金当たりの通話時間を用いて行う。
【0036】
ステップ6(S6):制御手段140は、ディジタル回線I/F12を介して伝送された局60からの通話情報をデータ記憶用メモリ18の回線データ記憶部181に記憶する。
なお、この処理はステップ5と同時、または、ステップ4の処理時に行ってもよい。
【0037】
ステップ7(S7):通話データ比較・更新手段148は、通話料金試算手段146で試算した結果と、回線データ記憶部181に記憶させている局60の通話情報とを比較して、不一致ならば、局60の通話情報に一致するような更新処理を行って、その結果を、ダイヤルデータ記憶部183のその電話機の該当する記憶部に書き換える。この場合、通話データ比較・更新手段148は、制御手段140を介して、ダイヤルデータ記憶部183に記憶されている現在の通話情報と、更新する通話情報とを多機能電話機30に表示して、利用者に更新内容を知らせる。
一致している場合は、通話データ比較・更新手段148は、多機能電話機30に表示し、更新の必要がないことを利用者に知らせる。
上述した更新は、一定以上の通話が行われたときに行う。
【0038】
さらに、ステップ1において述べた、ダイヤルデータ記憶部183に登録されていない電話機について、通話データ比較・更新手段148は制御手段140と協動して、その電話機を登録するか否かの確認を多機能電話機30を用いて行い、登録する場合は、登録すべき通話情報を多機能電話機30に表示して利用者が確認できるようにする。
【0039】
通話情報更新モードにおいて、上述した処理を継続する。このようにして、データ記憶用メモリ18のダイヤルデータ記憶部183に更新されたデータを用いて料金管理装置40が通話料金の計算を行う。
【0040】
以下、通話データ比較・更新手段148において行う更新方法について詳述する。
【0041】
第1の方法
通話データ比較・更新手段148の料金の試算結果と、局60側から通知された料金が不一致の場合、下記式に基づく更新処理を行う。
【0042】
更新通話時間=実際の通話時間/(局からの通話料金/前記記憶部に記憶されている単位時間当たりの通話料金
【0043】
具体的な数値をあげて例示する。なお、この例において、ダイヤルデータ記憶部183には、その電話機について、単位時間当たりの通話料金は10円であり、その単位通話時間は65秒であると記憶されている。
通話時間計数手段144による通話時間が180秒であり、通話データ比較・更新手段148による試算結果が中央処理ユニット(CPU)14におけるシミュレーション結果が通話料金が30円であるのに対して、局60において算出され回線データ記憶部181に記憶されている通話情報が、通話時間180秒で、その通話料金が40円である場合、通話料金に不一致がある。この場合、通話データ比較・更新手段148は、上記式に基づいて、ダイヤルデータ記憶部183の通話料金計算用テーブルの単位料金当たりの通話時間を下記のごとく書き換える。
【0044】
更新通話時間 = 180秒/(40円/10円)=180/4
= 45秒
【0045】
すなわち、通話データ比較・更新手段148は、ダイヤルデータ記憶部183に現在記憶されている、単位料金当たりの通話時間を、65秒から45秒に書き換える。単位時間当たりの料金は10円のままである。
それにより、ダイヤルデータ記憶部183に記憶されているデータを用いた通話データ比較・更新手段148の試算結果を、局60の結果に近づけることができる。換言すれば、ダイヤルデータ記憶部183のデータを適正に更新していくことができる。
上述した更新作業を、電話機の通話があるたびに、反復継続していることにより、ダイヤルデータ記憶部183のデータを更新し、通話データ比較・更新手段148のシミュレーション結果を局60側のデータに一致させていくことができる。
【0046】
第2の方法
第2の方法は上述した第1の方法を改良した方法である。
通話データ比較・更新手段148における、ダイヤルデータ記憶部183に記憶されている通話料金計算用テーブルの単位料金当たりに通話時間を、下記のように書き換える。
【0047】
更新通話時間=(記憶部に記憶されている単位料金当たりの通話時間)
−〔記憶部に記憶されている単位料金当たりの通話時間
−実際の通話時間/(実際の通話料金/単位料金)〕/2
【0048】
ダイヤルデータ記憶部183にはその電話機について、単位時間当たりの通話料金は10円であり、その単位通話時間は65秒であると記憶されているとする、第1の方法と同じ条件として、第2の方法について、下記にあげる具体的な数値を代入して具体例を示す。
ダイヤルデータ記憶部183のデータ
単位料金当たりの通話時間 = 65秒
単位料金 = 10円
通話時間計数手段144による実際の通話時間 = 180秒
局60における通話情報
通話時間 = 180秒
実際の通話料金 = 40円
【0049】
更新通話時間=65秒−(65秒 −〔180秒/(40円/10円)〕/2)
=55秒
【0050】
この結果から、通話データ比較・更新手段148は、データ記憶用メモリ18のダイヤルデータ記憶部183に記憶されている、現行の単位料金当たりの通話時間−65秒を55秒に書き換える。単位時間当たりの通話料金は10円のままである。
上記作業を反復継続することにより、ダイヤルデータ記憶部183のデータを用いた通話データ比較・更新手段148におけるシミュレーション結果を局60側の通話料金結果に近づけることができる。
【0051】
第3の方法
通話データ比較・更新手段148は、回線データ記憶部181に記憶されている局60における通話情報と通話データ比較・更新手段148が試算したシミュレーション結果と不一致の場合、データ記憶用メモリ18のダイヤルデータ記憶部183の通話料金計算用のテーブルの単位料金当たりの通時時間を、下記式に基づいて、書き換える。
【0052】
更新通話時間=(現在前記記憶部に記憶されている単位料金当たりの通話時間)
± (所定の時間)
【0053】
符号±については、通話データ比較・更新手段148の試算した通話料金が局60における通話料金より少ないときは、−であり、その逆ならば、+となる。
【0054】
所定時間を1秒として、具体例を示すと下記になる。
ダイヤルデータ記憶部183のデータ
単位料金当たりの通話時間 = 65秒
単位料金 = 10円
通話時間計数手段144による実際の通話時間 = 180秒
局60における通話情報
通話時間 = 180秒
実際の通話料金 = 40円
【0055】
ダイヤルデータ記憶部183に記憶されている単位料金当たりの通話時間を65秒から64秒に書き換える。この作業を反復繰り返していくと、ダイヤルデータ記憶部183のデータを用いた通話データ比較・更新手段148のシミュレーション結果を局60側の通話料金に近づけることができる。
【0056】
通話データ比較・更新手段148によるシミュレーション結果を局60側からのデータに一致させる方法は上述したいずれの方法でもよいし、これらを電話機に応じて切り換えてもよい。
たとえば、第3の方法は時間がかかるが、安全な方法である。したがって、局側のデータと通話データ比較・更新手段148のシミュレーション結果との相違が小さい場合、第3の方法をとることが望ましい。
また、局側のデータと通話データ比較・更新手段148のシミュレーション結果との相違が大きい場合、第1の方法または第2の方法で更新し(変更し)、その後、局側のデータと通話データ比較・更新手段148のシミュレーション結果との相違が小さくなったら、第3の方法で更新してもよい。
【0057】
以上のようにダイヤルデータ記憶部183のデータが適正に更新されたのち、料金管理装置40において正規の課金処理が行われ、その結果が、課金単位時間データ記憶部185に記憶されていく。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、通話料金算出のためのデータが適正に更新できるので、ボタン電話機装置の主装置において正確な通話料金が算出できる。
【0059】
また本発明によれば、登録されていない電話機についても自動的に登録し、その後、正確に通話料金を算出できるようになる。その結果、新種の種々の電話機などが造成されても、自動的にボタン電話機装置において料金計算が正確に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明のボタン電話機装置の構成図である。
【図2】 図2は図1に図解したデータ記憶用メモリの構成図である。
チャートである。
【図3】 図3は中央処理ユニット(CPU)14の機能構成図である。
【図4】 図4は図2に図解した中央処理ユニット(CPU)のそれぞれの手段の処理を図解するフローチャートである。
【符号の説明】
10・・主装置
12・・ディジタル回線I/F
14・・中央処理ユニット(CPU)
140・・制御手段
142・・通話開始・終了検出手段
144・・通話時間計数手段
146・・通話料金試算手段
148・・通話データ比較・更新手段
16・・プログラム用メモリ
18・・データ記憶用メモリ
181・・回線データ記憶部
183・・ダイヤルデータ記憶部
185・・課金単位時間データ記憶部
20・・多機能電話機I/F
22・・料金管理装置用I/F
30・・多機能電話機
40・・料金管理装置
50・・ディジタル回線(INS回線)
60・・局
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a button telephone apparatus and a call information updating method in the button telephone apparatus, and more particularly to a button telephone apparatus capable of accurately updating call information for various telephones and a call information updating method in the button telephone apparatus.
[0002]
[Prior art]
A button telephone device is a device devised to improve the convenience when using several lines (a single subscriber telephone office line or a PBX extension) with a plurality of extension telephones. In addition to being able to make and receive calls to and from the line, it has functions such as line hold, transfer, busy display, and extension mutual calls.
The button telephone apparatus has developed a processing function with the progress of electronic technology, and has recently become an electronic and digital button telephone apparatus.
[0003]
Such a key telephone apparatus is usually composed of a main apparatus and a dedicated telephone.
Typical components of the main apparatus are a central control system, a station line system, various sound sources, a power supply system, a speech path switch system, a door phone system, and the like.
The main components of the dedicated telephone are a data transmission / reception system, a speech path system, and a key-related system.
A dedicated telephone is connected to the extension system of the main apparatus, and an external line is connected to the office line system of the main apparatus.
As an external line connected to the main unit, there are various telephone lines such as a normal analog public line and a digital line such as an ISDN line.
[0004]
The central control system usually has a computer as an arithmetic processing unit that performs various arithmetic processes and control processes. The central control system also has a charge management device that performs charge calculation (charging process) for the telephone with the registered dial number.
The calculation of the call charge in the central control system is performed for the telephone number of the telephone registered in advance in the main apparatus of the button telephone apparatus in cooperation with the computer and the charge management apparatus.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, recent rapid advances in telephone technology have realized various new telephones or electronic devices having telephone functions, and calls using button telephone apparatuses have been conducted. In particular, mobile phones with telephone numbers starting with “010” and “020” are used without being registered in the main unit of the key telephone device, and the call charge cannot be accurately calculated in the central control system charge management device. There's a problem.
Since the call charge calculation of the central control system is not accurate, the charge calculation result is corrected manually by hand, and there is a problem that it takes labor.
[0006]
In addition, the charge calculation result by cooperation between the existing computer and the charge management apparatus may be different from the result calculated in the station, and it is desired that an accurate call charge can be calculated in the main unit of the key telephone apparatus.
[0007]
The present invention is intended to remedy the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to provide a button telephone device that can automatically and accurately calculate a call charge even when there is a call having various telephone functions. There is to do.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a button telephone apparatus connected to a station via a digital line, and a telephone call made from the button telephone apparatus per unit charge indicating a charge per unit time. A storage unit for storing a call time or a call charge per unit time, a call time counting means for counting a call time from a call start to a call end of a telephone connected to the button telephone device, the call The call time counted by the time counting means and the call time per unit charge stored in the storage unit for the telephone that made the call, or the counted call time from the call charge per unit time Call charge calculation means for calculating the corresponding call charge, call time and call charge received from the station, the counted call time and the calculation A button having call data comparing / updating means for comparing a call charge and performing a predetermined update process to match the call information from the station when they do not match and storing the update process result in the storage unit A telephone device button telephone device is provided.
[0009]
Calls set in the storage unit of the key telephone apparatus using the call time counting means (144), the call charge estimation means (146) and the call data comparison / update means (148) provided in the main device of the key telephone apparatus. Based on the information, the call charge for the actual call is estimated and compared with the call information from the station (60). Update call information.
Note that it is desirable to update the call information in the storage unit gradually with reference to the call result.
[0010]
As a first update method in the call data comparison / update means (148), the call time per unit charge stored in the storage unit is updated based on the following equation (1) .
Update call time = actual call time / (call charge from station / call charge per unit time stored in the storage unit)
(1)
[0011]
As a second update method in the call data comparison / update means (148), the call time per unit charge stored in the storage unit is updated based on the following equation (2) .
Update call time = (call time per unit charge stored in the storage unit)
-[Call duration per unit charge stored in the storage unit
-Actual call time / (actual call charge / unit charge)] / 2
(2)
[0012]
As a third updating method in the call data comparison / update means (148), the call time per unit charge stored in the storage unit is updated based on the following equation (3) .
Update call time = (call time per unit charge currently stored in the storage unit)
± (predetermined time)
(3)
[0013]
As the update method of the call data comparing / updating means (148), the above three methods can be switched and used according to the degree of mismatch between the communication information from the station and the trial calculation result.
[0014]
Preferably, when a call from a telephone that is not stored in the storage unit occurs, the dial number of the telephone with which the call was made is registered, and a temporary call time is set for a predetermined unit charge and registered in the storage unit The call charge calculation means performs a call charge calculation using the call time set in the storage unit, and the call data comparison / update means refers to the result of the calculation. Compare and update processing.
This makes it possible to calculate call information for a telephone that is not registered in the key telephone apparatus.
[0015]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a call information updating method in a key telephone apparatus connected to a station via a digital line, from a telephone call start to a telephone call end of the telephone connected to the key telephone apparatus. The call time is counted, and the counted call time and the call time per unit charge indicating the charge per unit time stored in the storage unit in the button telephone device for the telephone that made the call, or The call charge corresponding to the call time is calculated from the call charge per unit time, and the call time and call charge received from the station are compared with the counted call time and the calculated call charge. A telephone call information updating method in a key telephone apparatus having a predetermined update process so as to match a telephone call charge from a station is provided.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of a key telephone apparatus and a call information updating method in the key telephone apparatus according to the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a configuration diagram of a key telephone apparatus according to an embodiment of the present invention.
The button telephone apparatus illustrated in FIG. 1 includes a main apparatus 10 of a button telephone apparatus, a multi-function telephone 30, and a fee management apparatus 40.
[0017]
The main unit 10 includes a digital line interface (I / F) 12, a central processing unit (CPU) 14 of a computer, a program memory 16, a data storage memory 18, a multi-function telephone interface (I / F) 20, and a charge management A device interface (I / F) 22 is provided. Of course, the main apparatus 10 is provided with other various circuits, but in the present embodiment, only the portion directly related to the present invention is illustrated.
[0018]
An INS line 50 that is one of the digital lines is connected to the digital line I / F 12. A station 60 is connected to the end of the INS line 50, and a telephone on the other party that is talking to the button telephone apparatus is connected via the station 60. Therefore, the central processing unit (CPU) 14 is connected to the station 60 side via the digital line I / F 12 and the INS line 50, and receives call information from the station 60 as described later.
[0019]
A central processing unit (CPU) 14 is connected to a program memory 16 and a data storage memory 18, and the central processing unit (CPU) 14 is operated by a program stored in the program memory 16 to store data. Data to be described later is stored in the memory 18 and read out.
[0020]
The multifunction telephone I / F 20 mediates information exchange processing between the central processing unit (CPU) 14 and the multifunction telephone 30.
In the present embodiment, the multi-function telephone 30 is used to display the processing result of the central processing unit (CPU) 14 and make it visible to the user. Therefore, the presence of the multi-function telephone 30 is not essential in the call processing of the present invention, but normally, the button telephone apparatus is often connected by the multi-function telephone 30. The functional telephone 30 is used for displaying the call charge processing result.
[0021]
The fee management device I / F 22 mediates information exchange processing between the central processing unit (CPU) 14 and the fee management device 40.
The charge management apparatus 40 performs call charge processing with reference to the call information stored in the data storage memory 18 of the main apparatus 10 in cooperation with the central processing unit (CPU) 14.
If the call information stored in the data storage memory 18 is accurate, the calculation of the call charge in the charge management device 40 is also accurate, but the call charge calculation of the telephone registered in the data storage memory 18 is also true. , The call charges at the station 60 do not match. Therefore, the call information stored in the data storage memory 18 is updated by the method described below so that the call information matches the value of the station 60.
Also, call calculations phone that is not registered in the data storage memory 18 can not be in the fee management apparatus 40. Therefore, automatic registration processing of the telephone with a call is performed by the method described below.
[0022]
As illustrated in FIG. 2, the data storage memory 18 is a line data storage for storing various call information received from the station 60 via the digital line I / F 12 connected to the INS line 50 which is a digital line. Unit 181 and the dial number of the telephone connected to main apparatus 10 and call information used for calculating an exception charge in advance in order to calculate a call charge in central processing unit (CPU) 14 from the outgoing dial. The dial data storage unit 183 includes a charging unit time data storage unit 185 that stores the charging unit time corresponding to the dial data stored in the dial data storage unit 183.
The call information stored in the dial data storage unit 183 includes, for example, a unit charge indicating a charge per unit time and a call time per unit charge for each telephone. Alternatively, the call information stored in the dial data storage unit 183, the above conversely, the call charge per unit time and the unit time. Hereinafter, as the call information stored in the dial data storage unit 183, the former case, that is, a case of a unit charge and a call time per unit charge for each telephone will be exemplified.
[0023]
As illustrated in FIG. 3, the central processing unit (CPU) 14 includes a control means 140, a call start / end detection means 142, a call time counting means 144, a call charge estimation means 146, and call data comparison / update. Means 148 is included.
These means of the central processing unit (CPU) 14 are actually performed by cooperative processing between the program stored in the program memory 16 and the central processing unit (CPU) 14.
[0024]
The control means 140 performs communication control processing with the station 60 and various control processing in the main apparatus 10 via the digital line I / F 12. Of course, the control means 140 performs call processing for the multi-function telephone 30 connected to the main apparatus 10, the charge management apparatus 40, and a telephone (not shown).
The processing of the control means 140 related to the multi-function telephone 30 related to the present invention includes displaying the information on the multi-function telephone 30 when the call information of the station 60 and the call information in the main apparatus 10 match.
The processing related to the charge management device 40 of the control means 140 is to perform call charge calculation processing in cooperation with the charge management device 40.
Further, the control means 140 receives the call information from the station 60 and stores it in the line data storage unit 181 of the data storage memory 18.
[0025]
The call start / end detection means 142 detects the start of connection of the call after dialing the telephone to the main apparatus 10, and detects that the call is ended by going on-hook.
[0026]
The call time counting means 144 counts the total time until the call start / end detection means 142 detects the start of the call and detects the end of the call. Therefore, the call time counting means 144 has a time measuring means, that is, a timer. This timer can be realized by using a built-in timer of the central processing unit (CPU) 14.
[0027]
The call charge calculation means 146 refers to the data stored in the dial data storage unit 183 and the charging unit time data storage unit 185 of the data storage memory 18 and based on the call time counted by the call time counting means 144. Then, the call charge for the call is calculated. The calculation of the call charge is a trial calculation for the call time measurement and the call charge calculation in the station 60 received by the control means 140 and stored in the line data storage unit 181 of the data storage memory 18, and is also called a simulation result. .
[0028]
The call data comparison / update unit 148 compares the call information calculated by the station 60 stored in the line data storage unit 181 of the data storage memory 18 with the call information calculated by the call charge calculation unit 146, If they do not match, the data stored in the dial data storage unit 183 of the data storage memory 18 is updated so that the calculation result of the call charge trial calculation means 146 matches the call information of the station 60. A data update method will be described later.
[0029]
The operation of the means of the central processing unit (CPU) 14 described above will be described with reference to FIG.
FIG. 4 is a flowchart showing call charge processing in the central processing unit (CPU) 14.
[0030]
As an initial state, dial numbers for telephones connected to the main apparatus 10 are registered in the dial data storage unit 183 of the data storage memory 18, and charges per unit time (unit charges) for these telephones are registered. ) And the call time per unit charge are registered.
[0031]
Step 1 (S1): When the call start / end detection means 142 detects that a certain telephone is off-hook and dialing is performed, whether or not the telephone is a dial number registered in the dial data storage unit 183. In the case of the registered dial number, when the line is established with the telephone on the called side via the station 60, the call time counting means 144 is activated as a call start. The call start / end detection means 142 keeps monitoring until the call ends.
In the case of dialing from a telephone that is not registered in the dial data storage unit 183, the state is stored in the dial data storage unit 183 of the data storage memory 18, and the above-described processing is performed.
[0032]
Step 2 (S2): The activated call time counting means 144 activates a timer and starts counting the call time.
[0033]
Step 3 (S3): The call start / end detection means 142 detects that the telephone is in the on-hook state, detects the end of the call, and activates the call time counting means 144.
[0034]
Step 4 (S4): The call time counting means 144 stops measuring time, calculates the call time of the telephone (measures time ) , and stores it in the dial data storage unit 183 of the data storage memory 18.
[0035]
Step 5 (S5): The call charge calculation means 146 calls the call charge per unit charge stored in the dial data storage unit 183 of the data storage memory 18 based on the call time calculated by the call time counting means 144. To calculate the call charge (simulate). In the simulation, the call time counting means 144 measures (calculates) the call time stored in the dial data storage unit 183 by the call charge per unit time of the telephone stored in the dial data storage unit 183. Divide.
Note that the calculation of call charges in the case of dialing from a telephone that is not registered in the dial data storage unit 183 described in step 1 is a standard unit charge stored in the dial data storage unit 183. And call time per unit charge.
[0036]
Step 6 (S 6): The control means 140 stores the call information from the station 60 transmitted via the digital line I / F 12 in the line data storage unit 181 of the data storage memory 18.
This process may be performed simultaneously with step 5 or during the process of step 4.
[0037]
Step 7 (S7): The call data comparing / updating means 148 compares the result calculated by the call charge calculating means 146 with the call information of the station 60 stored in the line data storage unit 181. Then, an update process is performed so as to match the call information of the station 60, and the result is rewritten in the corresponding storage unit of the telephone in the dial data storage unit 183. In this case, the call data comparison / update unit 148 displays the current call information stored in the dial data storage unit 183 and the call information to be updated on the multi-function telephone 30 via the control unit 140. Inform users of updates.
If they match, the call data comparing / updating means 148 displays on the multi-function telephone 30 to inform the user that there is no need for updating.
The above-described update is performed when a call of a certain level or more is performed.
[0038]
Further, for the telephones that are not registered in the dial data storage unit 183 described in step 1, the call data comparison / update means 148 cooperates with the control means 140 to confirm whether or not to register the telephone. When registration is performed using the functional telephone 30, the call information to be registered is displayed on the multi-functional telephone 30 so that the user can confirm.
[0039]
In the call information update mode, the above process is continued. In this way, the charge management device 40 calculates the call charge using the data updated in the dial data storage unit 183 of the data storage memory 18.
[0040]
Hereinafter, the update method performed in the call data comparison / update means 148 will be described in detail.
[0041]
First Method When the trial calculation result of the charge of the call data comparing / updating means 148 and the charge notified from the station 60 do not match, update processing based on the following formula is performed.
[0042]
Update call time = actual call time / (call charge from station / call charge per unit time stored in the storage unit)
[0043]
Examples are given with specific numerical values. In this example, the dial data storage unit 183 stores that the call charge per unit time is 10 yen for the telephone and the unit call time is 65 seconds.
While the call time by the call time counting means 144 is 180 seconds and the trial calculation result by the call data comparison / update means 148 is a simulation result in the central processing unit (CPU) 14 that the call charge is 30 yen, the station 60 If the call information calculated in step S1 and stored in the line data storage unit 181 has a call time of 180 seconds and the call charge is 40 yen, there is a mismatch in the call charges. In this case, the call data comparison / update unit 148 rewrites the call time per unit charge in the call charge calculation table of the dial data storage unit 183 as follows based on the above formula.
[0044]
Update call time = 180 seconds / (40 yen / 10 yen) = 180/4
= 45 seconds [0045]
That is, the call data comparison / update unit 148 rewrites the call time per unit charge currently stored in the dial data storage unit 183 from 65 seconds to 45 seconds. The charge per unit time remains at 10 yen.
Thereby, the trial calculation result of the call data comparison / update means 148 using the data stored in the dial data storage unit 183 can be brought close to the result of the station 60. In other words, the data in the dial data storage unit 183 can be updated appropriately.
Since the above-described updating operation is repeated every time a telephone call is made, the data in the dial data storage unit 183 is updated, and the simulation result of the call data comparing / updating means 148 is converted into data on the station 60 side. Can match.
[0046]
Second Method The second method is an improved version of the first method described above.
In the call data comparison / update unit 148, the call time per unit charge in the call charge calculation table stored in the dial data storage unit 183 is rewritten as follows.
[0047]
Update call time = (call time per unit charge stored in the storage unit)
-[Call duration per unit charge stored in the storage unit
-Actual call time / (actual call charge / unit charge)] / 2
[0048]
As the same condition as the first method, the dial data storage unit 183 stores the phone call charge per unit time as 10 yen and the unit call time as 65 seconds. About the method of 2, a specific example given below is substituted and a specific example is shown.
Data in dial data storage unit 183 Call time per unit charge = 65 seconds Unit charge = 10 yen Actual call time by call time counting means 144 = 180 seconds Call information at station 60 Call time = 180 seconds Actual call charge = 40 Yen [0049]
Update call time = 65 seconds- (65 seconds- [180 seconds / (40 yen / 10 yen)] / 2)
= 55 seconds [0050]
From this result, the call data comparison / update unit 148 rewrites the current call time of -65 seconds per unit charge stored in the dial data storage unit 183 of the data storage memory 18 to 55 seconds. The call charge per unit time remains at 10 yen.
By repeating the above operation repeatedly, the simulation result in the call data comparison / update means 148 using the data in the dial data storage unit 183 can be brought close to the call charge result on the station 60 side.
[0051]
The third method call data comparison / update means 148 is a data storage memory if the call information in the station 60 stored in the line data storage unit 181 and the simulation result calculated by the call data comparison / update means 148 do not match. The total time per unit charge in the call charge calculation table in the 18 dial data storage unit 183 is rewritten based on the following formula.
[0052]
Update call time = (call time per unit charge currently stored in the storage unit)
± (predetermined time)
[0053]
Regarding the sign ±, when the call charge calculated by the call data comparing / updating means 148 is less than the call charge at the station 60, it is-, and vice versa.
[0054]
A specific example when the predetermined time is 1 second is as follows.
Data in dial data storage unit 183 Call time per unit charge = 65 seconds Unit charge = 10 yen Actual call time by call time counting means 144 = 180 seconds Call information at station 60 Call time = 180 seconds Actual call charge = 40 Yen [0055]
The telephone call time per unit charge stored in the dial data storage unit 183 is rewritten from 65 seconds to 64 seconds. If this operation is repeated repeatedly, the simulation result of the call data comparison / update means 148 using the data in the dial data storage unit 183 can be brought close to the call charge on the station 60 side.
[0056]
The method of matching the simulation result by the call data comparing / updating means 148 with the data from the station 60 may be any of the methods described above, or may be switched according to the telephone.
For example, the third method is time consuming but safe. Therefore, when the difference between the station side data and the simulation result of the call data comparing / updating means 148 is small, it is desirable to take the third method.
Further, if the difference between the station side data and the simulation result of the call data comparison / update means 148 is large, the station side data and the call data are updated (changed) by the first method or the second method. When the difference from the simulation result of the comparison / update unit 148 becomes small, the update may be performed by the third method.
[0057]
As described above, after the data in the dial data storage unit 183 is properly updated, the charge management device 40 performs regular charging processing, and the result is stored in the charging unit time data storage unit 185.
[0058]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the data for calculating the call charge can be updated appropriately, the correct call charge can be calculated in the main device of the key telephone device.
[0059]
Further, according to the present invention, it is possible to automatically register a telephone that has not been registered, and then accurately calculate a call charge. As a result, even if various new types of telephones are created, the charge calculation can be automatically performed accurately in the button telephone apparatus.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a key telephone apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a configuration diagram of a data storage memory illustrated in FIG. 1;
It is a chart.
FIG. 3 is a functional configuration diagram of a central processing unit (CPU) 14;
FIG. 4 is a flowchart illustrating the processing of each means of the central processing unit (CPU) illustrated in FIG.
[Explanation of symbols]
10. Main equipment
12. ・ Digital line I / F
14. Central processing unit (CPU)
140 .. Control means
142 .. Call start / end detection means
144 .. Call time counting means
146 ・ ・ Call charge estimation method
148 ・ ・ Call data comparison / update means
16 .. Program memory
18. Data storage memory
181 .. Line data storage unit
183 .. Dial data storage
185 ... Billing unit time data storage
20 .. Multi-function telephone I / F
22..I / F for fee management device
30 .. Multifunctional telephone 40 .. Charge management device 50 .. Digital line (INS line)
60 ・ ・ Station

Claims (6)

ディジタル回線を介して局と接続されたボタン電話機装置であって、
当該ボタン電話機装置から発呼する電話機について、単位時間当たりの料金を示す単位料金当たりの通話時間、または、単位時間当たりの通話料金を記憶している記憶部と、
当該ボタン電話機装置に接続された電話機の通話開始から通話終了までの通話時間を計数する通話時間計数手段と、
該通話時間計数手段で計数した通話時間と、通話を行ったその電話機について前記記憶部に記憶されている、前記単位料金当たりの通話時間、または、前記単位時間当たりの通話料金から前記計数した通話時間に相当する通話料金を試算する通話料金試算手段と、
前記局から受信した通話時間および通話料金と、前記計数した通話時間および前記試算した通話料金とを比較して、一致していないとき前記局からの通話情報に一致させるように所定の更新処理を行い更新処理結果を前記記憶部に記憶する通話データ比較・更新手段と
を有するボタン電話機装置。
A key telephone device connected to a station via a digital line,
For a telephone that makes a call from the button telephone device, a storage unit that stores a call time per unit charge indicating a charge per unit time, or a call charge per unit time ;
A call time counting means for counting a call time from a call start to a call end of a telephone connected to the button telephone device;
The call time counted by the call time counting means and the call time per unit charge stored in the storage unit for the telephone that made the call, or the call counted from the call charge per unit time Call charge calculation means to calculate the call charge corresponding to the time,
The call time and call charge received from the station are compared with the counted call time and the calculated call charge, and a predetermined update process is performed to match the call information from the station when they do not match. A telephone telephone device comprising: call data comparing / updating means for storing the update processing result in the storage unit.
前記通話データ比較・更新手段は、下記式に基づいて、前記記憶部に記憶される前記単位料金当たりの通話時間を更新する、
更新通話時間=実際の通話時間/(局からの通話料金/前記記憶部に記憶されている単位時間当たりの通話料金
請求項1記載のボタン電話機装置。
The call data comparison / update unit updates the call time per unit charge stored in the storage unit based on the following formula:
Update call time = actual call time / (call charge from station / call charge per unit time stored in the storage unit)
The button telephone apparatus according to claim 1.
前記通話データ比較・更新手段は、前記局から受信した前記通話時間および前記通話料金と、前記計数した通話時間および前記試算した通話料金とが一致していないとき、下記式に基づいて前記記憶部に記憶される前記単位料金当たりの通話時間を更新する、
更新通話時間=(記憶部に記憶されている単位料金当たりの通話時間)
−〔記憶部に記憶されている単位料金当たりの通話時間
−実際の通話時間/(実際の通話料金/単位料金)〕/2
請求項1記載のボタン電話機装置。
The call data comparison and updating means, when said call time and the call charges received from said station, said a call charge the call and the time and the trial was counted does not match, the storage unit on the basis of the following formula Update the call time per unit charge stored in
Update call time = (call time per unit charge stored in the storage unit)
-[Call duration per unit charge stored in the storage unit
-Actual call time / (actual call charge / unit charge)] / 2
The button telephone apparatus according to claim 1.
前記通話データ比較・更新手段は、前記局から受信した前記通話時間および前記通話料金と、前記計数した通話時間および前記試算した通話料金とが一致していないとき、下記式に基づいて前記記憶部に記憶される前記単位料金当たりの通話時間を更新する、
更新通話時間=(現在前記記憶部に記憶されている単位料金当たりの通話時間)
±(所定の時間)
請求項1記載のボタン電話機装置。
The call data comparison and updating means, when said call time and the call charges received from said station, said a call charge the call and the time and the trial was counted does not match, the storage unit on the basis of the following formula Update the call time per unit charge stored in
Update call time = (call time per unit charge currently stored in the storage unit)
± (predetermined time)
The button telephone apparatus according to claim 1.
前記記憶部に記憶されていない電話機からの発信が発生したとき、通話があったその電話機のダイヤル番号を登録し、所定の単位料金について仮の通話時間を設定し前記記憶部に登録する制御手段をさらに有し、
前記通話料金試算手段は前記記憶部に設定された通話時間を用いて通話料金の試算を行い、
前記通話データ比較・更新手段は、前記試算結果を参照して前記比較・更新処理を行う
請求項1〜4いずれか記載のボタン電話機装置。
Control means for registering a dialing number of a telephone with which a call has been made, setting a provisional call time for a predetermined unit charge, and registering it in the storage when a call from a telephone not stored in the storage occurs Further comprising
The call charge calculation means performs a call charge calculation using a call time set in the storage unit,
The key telephone apparatus according to claim 1, wherein the call data comparison / update unit performs the comparison / update process with reference to the trial calculation result.
ディジタル回線を介して局と接続されたボタン電話機装置における通話情報更新方法であって、
前記ボタン電話機装置に接続された電話機の通話開始から通話終了までの通話時間を計数し、
該計数した通話時間と、通話を行ったその電話機について前記ボタン電話機装置内の記憶部に記憶されている、単位時間当たりの料金を示す単位料金当たりの通話時間、または、単位時間当たりの通話料金とからその通話時間に相当する通話料金を試算し、
前記局から受信した通話時間および通話料金と、前記計数した通話時間および前記試算した通話料金とを比較し、一致していないとき、局からの通話料金に一致させるように、所定の更新処理を行う
を有するボタン電話機装置における通話情報更新方法。
A call information updating method in a key telephone apparatus connected to a station via a digital line,
Count the call time from the start of the telephone call connected to the button telephone device to the end of the call,
Call time per unit charge indicating the charge per unit time or the call charge per unit time stored in the storage unit in the button telephone device for the telephone that made the call To calculate the call charge corresponding to the call time,
The call time and call charge received from the station are compared with the counted call time and the calculated call charge, and when they do not match, a predetermined update process is performed so as to match the call charge from the station. A call information updating method in a key telephone apparatus having
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