JP4056939B2 - Retractable shutter device and method for adjusting the winding diameter - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャッターカーテンが巻取軸で巻き取られる巻き取り式のシャッター装置、及びその巻取軸にシャッターカーテンが巻き取られたときのシャッターカーテンの巻径を調整するための方法に係り、例えば、スクリーンで形成されたシャッターカーテンで防災区画を形成する防災用シャッター装置や、スクリーンで形成されたシャッターカーテンが出入口等の開口部を開放、閉鎖する開口部用シャッター装置等に利用できるものである。
【0002】
【背景技術】
火災等の災害発生時において室内空間にシャッターカーテンで防災区画を形成するための防災用シャッター装置では、天井裏空間に水平に配置された巻取軸にシャッターカーテンの上端部が結合され、通常時は巻取軸に巻き取られているシャッターカーテンが災害発生時に下方へ繰り出されて全閉となることにより防災区画が形成され、試験運転等でも巻取軸から繰り出されて全閉となるシャッターカーテンは、巻取軸に巻き取られることにより天井裏空間に格納される。
【0003】
このようにシャッターカーテンを巻き取るための巻取軸は両端部がブラケットで支持されているため、巻取軸には撓みが生じる。この状態でシャッターカーテンが巻取軸に全開まで巻き取られると、シャッターカーテンの閉じ側の端部、すなわちシャッターカーテンの下端部に設けられている座板は水平状態とならず、このため、天井部材に配設されていてシャッターカーテンを上下に挿通させているまぐさに対して座板が、座板の全長について均一に対面しないことがある。このような現象は、巻取軸の軸長が長く、このために巻取軸の撓み量が大きくなる大開口用のシャッター装置の場合に特に顕著となる。
【0004】
また、シャッターカーテンがスクリーンで形成されているシャッター装置では、スクリーンに生じた皺がその状態のままで巻取軸によってシャッターカーテンが全開まで巻き取られると、皺が発生している巻取軸の軸方向箇所におけるシャッターカーテンの巻径が大きくなるため、この場合にも座板は、座板の長さ方向へ所定形状で延びた状態、言い換えると、座板の長さ方向へ水平に延びた状態とならず、例えば、座板の一方の端部が他方の端部よりも下がった片下がり等の状態となる場合がある。
【0005】
このような現象を解消するための従来技術として、下記の特許文献1が知られている。この特許文献1では、シャッターカーテンに、巻取軸に巻き取られたときのシャッターカーテンの巻径に関与する巻径調整用スクリーンを取り付けたり、このスクリーンに巻径調整用線材を設け、これにより、巻取軸に巻き取られたときにおけるシャッターカーテンの巻径を巻取軸の軸方向において部分的に調整し、座板が、座板の長さ方向へ水平状態で延びるようにしている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−82054(段落番号0055及び0057、図1及び図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、シャッターカーテンが巻取軸に巻き取られて全開となったときに、座板が、座板の長さ方向へどのような形状で延びているかは、各種の要因、例えば、シャッター装置の設置現場における巻取軸の両端の支持状態や、工場で個別に生産される巻取軸ごとの撓み強度、さらにはシャッターカーテンを形成しているスクリーンの仕上がり状態等の要因が微妙に関係している。このため、同じ仕様で生産及び設置されたシャッター装置であっても、シャッターカーテンが全開となったときに、座板が、座板の長さ方向へ同じ状態で延びるとは限らない。
【0008】
したがって、シャッター装置ごとに微妙に異なるこのような現象を解消できる工夫が求められる。
【0009】
本発明の目的は、シャッターカーテンが巻取軸で巻き取られたときにおけるシャッターカーテンの閉じ側の端部の状態を、それぞれの設置状態等に応じ個別に調整できて所定状態にできるようになる巻き取り式シャッター装置及びその巻径調整方法を提供するところにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る巻き取り式シャッター装置は、巻取軸と、この巻取軸に巻き取られるシャッターカーテンと、このシャッターカーテンに設けられ、前記巻取軸に巻き取られたときの前記シャッターカーテンの巻径に関与する巻径調整部材とを有し、この巻径調整部材により、この巻径調整部材が配置された前記巻取軸の軸方向箇所における前記シャッターカーテンの巻径が調整される巻き取り式シャッター装置において、前記シャッターカーテンに、前記巻径調整部材を着脱可能に配置するための少なくとも1個の巻径調整部材配置部を設けたことを特徴とするものである。
【0011】
この巻き取り式シャッター装置によると、シャッターカーテンに、巻径調整部材を着脱可能に配置するための少なくとも1個の巻径調整部材配置部が設けられているため、この配置部に、巻取軸に巻き取られたときのシャッターカーテンの巻径に関与する巻径調整部材を配置したり、配置しないことを行うことにより、シャッターカーテンが巻取軸に巻き取られたときに、その配置部が設けられた巻取軸の軸方向箇所におけるシャッターカーテンの巻径を調整することができる。この結果、それぞれのシャッター装置の設置状態等に応じ、巻径調整部材配置部が設けられた巻取軸の軸方向箇所におけるシャッターカーテンの巻径を個別に調整することが可能となり、これらのシャッター装置について、シャッターカーテンの閉じ側の端部を、この端部の長さ方向へ所定形状で延びた状態に設定調整することができる。
【0012】
そして、本発明に係る巻き取り式シャッター装置の巻径調整方法は、巻取軸に巻き取られるシャッターカーテンに、巻径調整部材を着脱可能に配置するための少なくとも1個の巻径調整部材配置部を設け、この巻径調整部材配置部に、前記巻取軸に巻き取られたときの前記シャッターカーテンの巻径に関与する前記巻径調整部材を配置したり、配置しないことを試行する作業を行うことにより、前記巻径調整部材配置部が設けられている前記巻取軸の軸方向箇所における前記シャッターカーテンの巻径を調整し、この調整作業により、前記巻取軸に巻き取られたときにおける前記シャッターカーテンの閉じ側の端部を、この端部の長さ方向へ所定形状で延びた状態とすることを特徴とするものである。
【0013】
本発明に係る巻き取り式シャッター装置及びその巻径調整方法において、巻径調整部材配置部に、巻取軸に巻き取られたときのシャッターカーテンの巻径に関与する巻径調整部材を配置するという意味には、シャッターカーテンが巻き取られたときにおける巻取軸の半径方向への寸法が異なる各種の巻径調整部材を予め用意しておき、これらの巻径調整部材を同じ巻径調整部材配置部に交換して配置するということも含む。
【0014】
以上の本発明において、シャッターカーテンに設ける巻径調整部材配置部の個数は1個でもよく、複数個でもよい。複数個とする場合には、これらの配置部の配置方向は、シャッターカーテンの幅方向、すなわち巻取軸の軸方向でもよく、シャッターカーテンの幅方向と直交するシャッターカーテンの移動方向でもよく、これらの両方の方向でもよく、さらには、これらの両方向に対して傾斜した斜めの方向でもよい。複数の巻径調整部材配置部を少なくともシャッターカーテンの幅方向に配置しておくと、シャッターカーテンの巻径調整を巻取軸の軸方向の複数箇所について行え、シャッターカーテンの閉じ側の端部を、この端部の長さ方向へ所定形状で延びた状態とするための作業をより確実に行える。
【0015】
また、巻径調整部材配置部へ巻径調整部材を着脱可能に配置するための形態は任意であり、そして巻径調整部材配置部の構造及び形状も任意である。例えば、巻径調整部材配置部を、巻径調整部材を出し入れ可能に収納する袋部としてもよく、巻径調整部材を係脱可能に係止するフック部としてもよく、巻径調整部材を挿抜可能に挿入する孔としてもよく、さらに、シャッターカーテンの構成部材に、挟着部材がベルクロ等で着脱可能に取り付けられる取付部を設け、巻径調整部材が挟着介入されて挟着部材が取り付けられるこの取付部を、上記巻径調整部材配置部としてもよく、シャッターカーテンの構成部材にベルクロ等による着脱部を設け、巻径調整部材が着脱されるこの着脱部を、上記巻径調整部材配置部としてもよい。
【0016】
巻径調整部材配置部を、巻径調整部材を出し入れ可能に収納する袋部とした場合には、シャッターカーテンへの巻径調整部材の配置をより確実に行え、また、巻径調整部材の全部又は略全部を外部に露出させないこともできるため、巻径調整部材をたとえ金属や合成樹脂等の硬質材料からなるものとした場合でも、シャッターカーテンの全閉時にシャッターカーテンに接触するおそれのある外部のものが損傷するのを防止でき、また、シャッターカーテンを巻取軸で巻き取ったときにシャッターカーテンの構成部材が巻径調整部材によって損傷するのを防止できる。
【0017】
このように、シャッターカーテンに設ける巻径調整部材配置部を袋部とする場合にも、その袋部を任意な構造及び形状で形成することができる。
【0018】
例えば、その第1番目の例は、シャッターカーテンを構成する部材と共に袋部を形成するための袋部用膜状部材を用意し、この袋部用膜状部材をシャッターカーテンの構成部材に縫着、接着、溶着等で結合することにより、シャッターカーテンに袋部を設けることである。
【0019】
第2番目の例は、シャッターカーテンの構成部材の少なくとも一部が互いの端部同士を重ねて結合された複数のスクリーン片で形成されている場合に、この重ね部分を袋部とすることである。
【0020】
第3番目の例は、シャッターカーテンの構成部材の少なくとも一部が撓み湾曲可能なスクリーン等の部材で形成されている場合に、このスクリーンの部分に、一部をシャッターカーテンの移動方向へ撓み湾曲させて縫着、接着、溶着等することでループ部を形成し、このループ部をシャッターカーテンに設ける袋部とすることである。
【0021】
第4番目の例は、膜状部材の折り曲げ及び縫着、接着、溶着等で袋部材を形成し、この袋部材をシャッターカーテンの構成部材に縫着や接着、溶着等で取り付け、これによりシャッターカーテンに袋部を設けることである。
【0022】
また、巻径調整部材は、巻取軸に巻き取られたときのシャッターカーテンの巻径に関与するものであれば、任意な形状、構造のものでよく、例えば、巻取軸の軸方向であるシャッターカーテンの幅方向への長さを有する棒状の部材でもよく、シャッターカーテンの幅方向に細長い板状であって、巻取軸に沿って湾曲可撓性を有するものでもよく、シャッターカーテンの幅方向に長いフラットバー形状のものでもよく、シャッターカーテンの移動方向への長さを有する膜状部材、言い換えるとスクリーンでもよく、さらには、砂等を詰めた袋部材等でもよい。
【0023】
巻径調整部材を、シャッターカーテンの幅方向への長さを有する棒状部材とし、この棒状部材を出し入れ可能に収納する袋部を、この袋部を形成するための袋部用膜状部材をシャッターカーテンの構成部材に結合することにより形成する場合には、この袋部用膜状部材の全周を、一部を除いてシャッターカーテンの構成部材に結合することが好ましい。
【0024】
これによると、袋部の内部に棒状部材を略抜け出し不能の状態で収納できるとともに、棒状部材の袋部からの取り出しを上記一部である非結合部から容易に行える。
【0025】
以上において、シャッターカーテンは任意な部材からなるものでよく、例えば、スクリーンからなるものでもよく、複数のスラットの並設からなるものでもよく、複数のパネルの並設からなるものでもよく、ネットからなるものでもよく、リンクで連結された複数のパイプからなるものでもよく、これらのうちの少なくとも2つの複合等からなるものでもよい。
【0026】
巻径調整部材配置部はシャッターカーテンの任意な位置に設けることができ、シャッターカーテンが少なくとも一部にスクリーンを有して形成されている場合には、一例として、巻径調整部材配置部をスクリーンに設けることができる。
【0027】
また、シャッターカーテンがカーテン本体と、このカーテン本体に取り付けられた付属部材とを有して形成され、これらのカーテン本体と付属部材とがスクリーンで形成されている場合には、巻径調整部材配置部は、カーテン本体に設けてもよく、付属部材に設けてもよく、これらの両方に設けてもよい。
【0028】
なお、付属部材の一例は、シャッターカーテンが火災等の災害発生時に室内空間に防災区画を形成するものとなっている場合であって、シャッターカーテンのカーテン本体に避難する人が通過できる連通部が設けられ、この連通部を開閉自在に覆うための覆い用スクリーンがカーテン本体に設けられている場合においては、この覆い用スクリーンである。また、付属部材の他の例は、カーテン本体の幅方向の一部に巻径調整用スクリーンが設けられ、カーテン本体が巻取軸に巻き取られたときに、この巻径調整用スクリーンが設けられた箇所の巻径を巻径調整用スクリーンで調整するようになっている場合においては、この巻径調整用スクリーンである。
【0029】
このような付属部材がカーテン本体に設けられずにシャッターカーテンが形成されている場合には、巻径調整部材配置部をカーテン本体に設けてもよい。
【0030】
また、巻径調整部材配置部をシャッターカーテンの移動方向に複数設ける場合には、これらの巻径調整部材配置部をシャッターカーテンの移動方向に等間隔で設けてもよく、あるいは、これらの巻径調整部材配置部同士の間隔をシャッターカーテンの巻き取り方向(シャッターカーテンの開き移動方向)とは反対方向へ次第に小さくしてもよく、言い換えると、これらの巻径調整部材配置部同士の間隔を、巻取軸からのシャッターカーテンの繰り出し方向であるシャッターカーテンの閉じ移動方向へ次第に小さくしてもよい。
【0031】
後者によると、巻取軸から繰り出されて閉鎖状態となっているシャッターカーテンが巻取軸で巻き取られるときに、シャッターカーテンの巻取軸に近い箇所に設けられた巻径調整部材配置部ほど先に巻き取られることになり、この結果、この巻径調整部材配置部に配置された巻径調整部材がその後のシャッターカーテンの巻径の増大に一層多く寄与するため、シャッターカーテンの巻き取り方向前方に設ける巻径調整部材配置部同士の間隔を大きくしても、巻径の調整を有効に行え、これにより、シャッターカーテンの移動方向に複数設ける巻径調整部材配置部の個数を、全体としては削減できることになる。
【0032】
また、後者によると、巻径調整部材配置部同士の間隔はシャッターカーテンの閉じ移動方向に次第に小さくなっているため、これらの配置部は巻取軸に巻き取られたときのシャッターカーテンの外層部分に多く存在することになる。この結果、シャッターカーテンの巻径調整を行うときに、巻取軸に巻き取られているシャッターカーテンを巻取軸から少量繰り出すだけで複数の巻径調整部材配置部が外部に露出することになり、このため、これらの外部に露出した配置部に巻径調整部材を配置したり、配置しないことを行うことにより、巻径調整作業を短時間のうちに簡単に行える。
【0033】
以上説明した本発明は、任意な用途、任意な場所等で用いられる各種のシャッター装置に適用でき、前述したようにシャッターカーテンで防災区画を形成する防災用シャッター装置はその一例であり、他の例は、出入口等の開口部をシャッターカーテンで開閉するための開口部用シャッター装置であり、さらに、本発明は、ガレージ用シャッター装置や、トラック等の輸送手段の荷台に設置される荷台用シャッター装置等にも適用できる。
【0034】
さらに、本発明を適用できるシャッター装置は、一般的には、巻取軸によるシャッターカーテンの巻き取り方向が上方向となっているシャッター装置であるが、この巻き取り方向が下方向となっているシャッター装置にも本発明は適用でき、さらに、巻き取り方向が上下方向に対する横方向への傾き角度を有しているシャッター装置や、全閉となったときのシャッターカーテンが鉛直面に対して傾斜しているシャッター装置にも本発明は適用できる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態に係る巻き取り式シャッター装置は、移動方向が上下方向となっているシャッターカーテンで室内空間に防災区画を形成するための防火用シャッター装置である。初めにこの防火用シャッター装置の全体構造を、この装置の全体正面図である図1によって説明する。
【0036】
防災用シャッター装置の巻取軸1は、天井部材2で室内空間3から仕切られた天井裏空間4に水平方向を軸方向として配置され、巻取軸1の軸方向両端部は保持部材である左右一対のブラケット5で回転自在に保持されている。これらのブラケット5は、天井裏空間4に存在する建物躯体6に結合されている。巻取軸1にはシャッターカーテン7の上端部が結合されており、このシャッターカーテン7は、カーテン本体7Aと、このカーテン本体7Aの下端に閉鎖側先端部として設けられた金属製の座板14とを有する。カーテン本体7Aの全部又は大部分は、ガラスクロス又はシリカクロスによる防火性と防煙性を有するスクリーン又はこのスクリーンに耐火塗料等を塗布及び/又は含侵させて形成され、このようにスクリーン式となっているシャッターカーテン7は、平常時には巻取軸1に巻き取られている。
【0037】
巻取軸1からのシャッターカーテン7の繰り出し、巻き取りは巻取軸1の正逆回転によってなされ、シャッターカーテン7の幅方向両端部は、室内空間3の左右両側に形成された柱、壁等の建物躯体8に取り付けられているガイドレール9に図示しない抜け止め部材で抜け止めされて摺動自在に挿入されているため、巻取軸1の正逆回転によって天井部材2に配設されているまぐさ10を通過して閉鎖、開放の上下動を行うシャッターカーテン7の移動は、これらのガイドレール9で案内されながら行われる。
【0038】
左右一対のブラケット5のうち一方のブラケット5には、モータとブレーキの組み合わせからなる開閉機11が取り付けられ、この開閉機11はとチェーン、スプロケット等からなる伝動手段12を介して巻取軸1と連結されている。火災発生によって図示しない手動レバーが操作されることにより、又は図示しないセンサが煙あるいは熱等を検出してこの検出信号が開閉機11の制御装置に送られることにより、開閉機11のブレーキが解除され、これによりシャッターカーテン7は座板14の重量を含む自重で巻取軸1を回転させながら下降する閉鎖動作を行い、座板14が室内空間3の床13に接触することにより、閉鎖体となっているシャッターカーテン7により室内空間3に防火区画が形成される。
【0039】
また、図示しないスイッチを操作すると、開閉機11のモータが駆動され、これにより、巻取軸1の回転でシャッターカーテン7が巻取軸1に巻き取られる。
【0040】
前述したスクリーン製のカーテン本体7Aには、座板14が床13に接触したシャッターカーテン7の全閉時に、火災から避難する人がシャッターカーテン7を通過できるようにするための連通部15が形成され、カーテン本体7Aに形成された開口部となっているこの連通部15は、上辺部がカーテン本体7Aに縫着結合された覆い用スクリーン7Bで覆われて塞がれ、連通部15に対して開閉可能となっているこの覆い用スクリーン7Bをめくることにより又は押すことにより、連通部15を通過できるようになっている。
【0041】
また、カーテン本体7Aには、巻取軸1の軸方向であるシャッターカーテン7の幅方向へ連通部15から離れた箇所において、巻径調整用スクリーン7Cが配置され、この巻径調整用スクリーン7Cの上辺部はカーテン本体7Aに縫着結合されている。この巻径調整用スクリーン7Cは、シャッターカーテン7が巻取軸1に巻き取られたときに、巻径調整用スクリーン7Cが配置された箇所の巻径を、覆い用スクリーン7Bが配置された箇所の巻径と同じ又は略同じにするためのものである。
【0042】
以上のようにカーテン本体7Aに付属部材となって取り付けられている覆い用スクリーン7Bと巻径調整用スクリーン7Cは、図1のS2−S2線断面図である図2に示されているとおり、カーテン本体7Aの両方の面に設けられている。また、これらの覆い用スクリーン7Bと巻径調整用スクリーン7Cは、カーテン本体7Aと同じ材料で形成されている。
【0043】
これらの覆い用スクリーン7Bと巻径調整用スクリーン7Cには、図1で示した巻径調整部材20を着脱可能に配置するための巻径調整部材配置部21が設けられている。本実施形態では、この巻径調整部材は、巻取軸1の軸方向であるシャッターカーテン7の幅方向に長い金属製の棒状部材20であり、巻径調整部材配置部は、棒状部材20を出し入れ可能に収納できる袋部21となっている。
【0044】
覆い用スクリーン7Bと巻径調整用スクリーン7Cとに設けられている袋部21の構造は同じであり、図3は、その代表として巻径調整用スクリーン7Cの袋部21を示した拡大正面図で、図4は、図3のS4−S4線断面図である。袋部21は、巻径調整用スクリーン7Cに、カーテン本体7Aや覆い用スクリーン7B、巻径調整用スクリーン7Cと同じ材料で形成された袋部用の膜状部材22を縫着することにより設けられている。この縫着は、シャッターカーテン7の幅方向への寸法が巻径調整用スクリーン7Cと同じ又は略同じになっている膜状部材22の上辺部22Aと下辺部22Bと左右の側辺部22C,22Dとを巻径調整用スクリーン7Cに結合することによりなされ、左右の側辺部22C,22Dのうち、一方の側辺部22Cの上部は非結合部23となっている。これにより、膜状部材22は、一部23を除く全周が巻径調整用スクリーン7Cに結合され、膜状部材22と巻径調整用スクリーン7Cとの間が、棒状部材20を収納するための袋部21となっている。
【0045】
袋部21へ棒状部材20を収納することは、非結合部23から棒状部材20を挿入することにより行える。また、袋部21から棒状部材20を取り出すことは、非結合部23から抜き出すことにより行える。
【0046】
以上の袋部21は、シャッターカーテン7の幅方向に離れている覆い用スクリーン7Bと巻径調整用スクリーン7Cとに設けられているとともに、カーテン本体7Aの両方の面に設けられているこれらの覆い用スクリーン7Bと巻径調整用スクリーン7Cのそれぞれにおいて、シャッターカーテン7の移動方向である上下方向に複数設けられている。そして、図1で示されているように、シャッターカーテン1の移動方向に設けられているこれらの袋部21同士の間隔は、巻取軸1によるシャッターカーテン7の巻き取り方向とは反対側である下方向へ次第に小さくなっている。
【0047】
シャッターカーテン7が巻取軸1に巻き取られて全開となったときには、シャッターカーテン7の下端部である座板14は、図1で示されている天井部材2に配設された前記まぐさ10の高さ位置まで達し、水平方向に延びているこのまぐさ10と対面することになるため、座板14も、座板14の長さ方向に水平に延びていることが好ましい。
【0048】
しかし、現実には、前記左右一対のブラケット5による巻取軸1の支持状態や、工場で生産される巻取軸1についての撓み強度、同じく工場で生産されるシャッターカーテン7についての仕上がり状態、さらには、この防災用シャッター装置の設置現場で実際にシャッターカーテン7を巻取軸1で巻き取ったときにシャッターカーテン7に皺が生じ、この皺が生じたままシャッターカーテン7が巻取軸1に巻き取られること等の微妙な各種要因により、それぞれの設置現場における防災用シャッター装置において、シャッターカーテン7が巻取軸1に巻き取られて全開となったときに、それぞれの座板14は、必ずしも座板14の長さ方向に水平に延びた状態になっているとは限らない。
【0049】
このため、本実施形態では、それぞれの設置現場における防災用シャッター装置において、覆い用スクリーン7Bと巻径調整用スクリーン7Cとにそれぞれ複数設けられている袋部21の全部に棒状部材20を収納したり、これらの袋部21うち1個又は複数の袋部21から棒状部材20を抜き取ったり、さらには、棒状部材20を収納する袋部21を変更したりすることにより、シャッターカーテン7が巻取軸1に巻き取られて全開となったときに、袋部21が設けられている巻取軸1の軸方向箇所におけるシャッターカーテン7の巻径を調整し、これにより、座板14が座板14の長さ方向に水平に延びた状態となるように設定調整する。
【0050】
すなわち、巻取軸1に巻き取られたときのシャッターカーテン7の巻径に関与する棒状部材20を袋部21に収納したり、収納しないことを試行する作業を行うことにより、袋部21が設けられている巻取軸1の軸方向箇所におけるシャッターカーテン7の巻径を調整する作業を行い、この調整作業により、巻取軸1に巻き取られて全開となったときにおけるシャッターカーテン7の閉じ側の座板14が、この座板14の長さ方向へ水平に延びた状態とし、座板14をその全長に亘ってまぐさ10と均一に対面させることができるようにする。
【0051】
なお、覆い用スクリーン7Bと巻径調整用スクリーン7Cとに設けた全部の袋部21又は一部の袋部21に棒状部材20を収納すると、この棒状部材20は、覆い用スクリーン7Bと巻径調整用スクリーン7Cをカーテン本体7Aに沿って鉛直に垂下させるためのウエイト部材ともなり、また、覆い用スクリーン7Bと巻径調整用スクリーン7Cがこれらの厚さ方向に湾曲変形するのを防止する湾曲変形防止部材ともなる。
【0052】
以上説明したように本実施形態によると、覆い用スクリーン7Bと巻径調整用スクリーン7Cとに巻径調整部材20を着脱可能とする巻径調整部材配置部21を設けたため、巻径調整部材配置部21に巻径調整部材20を配置したり、配置しないことを試行する作業を行うことにより、巻径調整部材配置部21が設けられている巻取軸1の軸方向箇所におけるシャッターカーテン7の巻径を調整する作業を行うことができ、この調整作業により、巻取軸1に巻き取られたときにおけるシャッターカーテン7の座板14が、この座板14の長さ方向へ水平に延びた状態とし、座板14をその全長に亘ってまぐさ10と均一に対面させることができる。
【0053】
また、巻径調整部材20として、シャッターカーテン7が巻き取られたときにおける巻取軸1の半径方向への寸法(巻径調整部材20が棒状部材となっている本実施形態において、その棒状部材20が丸棒である場合にはその直径寸法)が異なる各種の巻径調整部材を予め用意しておき、これらの巻径調整部材20を同じ巻径調整部材配置部21に交換して配置することによっても、この巻径調整部材配置部21が設けられている巻取軸1の軸方向箇所におけるシャッターカーテン7の巻径を調整する作業を行うことができる。
【0054】
また、巻径調整部材は棒状部材20であり、巻径調整部材配置部はこの棒状部材20が出し入れ可能に収納される袋部21であるため、袋部21への棒状部材20の配置をより確実に行えるとともに、袋部21に収納された棒状部材20の全体が外部に露出しないため、全閉となったシャッターカーテン7に外部のものが接触しても、金属製の棒状部材20によってこの外部のものが損傷することはない。また、シャッターカーテン7が巻取軸3に巻き取られて全開となったときには、シャッターカーテン7を構成しているカーテン本体7A等が金属製の棒状部材20によって損傷することはない。
【0055】
また、袋部21は、袋部用膜状部材22の全周を、一部23を除いて覆い用スクリーン7Bや巻径調整用スクリーン7Cに縫着結合することにより形成されているとともに、結合されていない非結合部23は、袋部用膜状部材22の側辺部22Cの上部であるため、シャッターカーテン7が全閉となったときには、棒状部材20は自重によって袋部21の下部に収納されることになり、このため、棒状部材20が袋部21から抜け出すおそれはない。なお、非結合部23は、両方の側辺部22C,22Dの上部に設けてもよい。
【0056】
また、本実施形態によると、袋部21はシャッターカーテン7の幅方向に離れた覆い用スクリーン7Bと巻径調整用スクリーン7Cとに設けられているため、袋部21もシャッターカーテン7の幅方向に離れて設けられることになり、このため、巻取軸1に巻き取られたときのシャッターカーテン1の巻径調整を、巻取軸1の軸方向の複数箇所で行え、シャッターカーテン1が全開となったときにおける座板14の水平延び状態の調整を一層正確に行える。
【0057】
さらに、本実施形態によると、袋部21はシャッターカーテン1の移動方向にも複数設けられているため、シャッターカーテン7の幅方向における同一箇所における巻径を細かく調整できる。
【0058】
そして、巻取軸1に早い時期に巻き取られるシャッターカーテン7の箇所に配置された棒状部材20は、その後に巻き取られるシャッターカーテン7の箇所に配置された棒状部材20よりも、シャッターカーテン7の巻径に大きく関係し、本実施形態ではこのようなことを考慮して、シャッターカーテン1の移動方向に配置された袋部21同士の間隔を、シャッターカーテンの巻き取り方向とは反対方向(シャッターカーテン7の閉じ移動方向)へ次第に小さくしたため、シャッターカーテンの巻き取り方向前方に設ける袋部21同士の間隔を大きくしていても、巻径の調整を有効に行えることになり、そして、シャッターカーテンの巻き取り方向前方に設ける袋部21同士の間隔を大きくすることにより、シャッターカーテン7の移動方向に複数設ける袋部21の全体個数を削減できることになる。
【0059】
また、袋部21同士の間隔が以上のようにシャッターカーテン7の閉じ移動方向に次第に小さくなっていることにより、これらの袋部21は、巻取軸1に巻き取られたときのシャッターカーテン7の外層部分に多く存在することになり、このため、シャッターカーテン7の巻径調整を行うときに、巻取軸1に巻き取られているシャッターカーテン7を巻取軸1から少量繰り出すだけで複数の袋部21が外部に露出することになる。したがって、これらの外部に露出した袋部21に棒状部材20を配置したり、配置しないことを行うことにより、巻径調整作業を短時間のうちに簡単に行える。
【0060】
図5は、袋部21の別実施形態を示す。この実施形態では、巻径調整用スクリーン7Cは、シャッターカーテン7の移動方向に並設された複数のスクリーン片25によって形成され、上のスクリーン片25の下部25Aと下スクリーン片25の上部25Bとがシャッターカーテン7の厚さに重ね合わせられてこれらのスクリーン片25同士は縫着されている。そして、下部25Aと上部25Bとの間が、棒状部材20を収納する袋部21となっており、下部25Aと上部25Bの重ね合わせ部の両方の側辺部は縫着されているが、これらの側辺部のうちの少なくとも一方の上部は、前記実施形態と同じく、棒状部材20を袋部21に出し入れできるように、縫着されていない非結合部となっている。
【0061】
このような袋部21は、覆い用スクリーン7Bがシャッターカーテン7の移動方向に並設された複数のスクリーン片によって形成されている場合には、覆い用スクリーン7Bにも設けることができる。
【0062】
図6の実施形態では、カーテン本体7Aに形成された連通部15と、この連通部15を開閉可能に覆うための覆い用スクリーン7Bは、左右一対のガイドレール9のうちの右側のガイドレール9に前記実施形態よりも寄せられて設けられている。そして、これにあわせて巻径調整用スクリーン7Cが左側のガイドレール9に寄せられて配置され、さらに、これらの覆い用スクリーン7Bと巻径調整用スクリーン7Cとの間に、もう一つの巻径調整用スクリーン7Cが設けられている。
【0063】
図7の実施形態では、連通部15及び覆い用スクリーン7Bはシャッターカーテン7の幅方向中央部又は幅方向略中央部に設けられ、巻径調整用スクリーン7Cは、連通部15及び覆い用スクリーン7Bから左右両方に離れた左右一対のガイドレール9の近くに配置されている。
【0064】
棒状部材20を出し入れ可能に収納するための袋部21は、図6と図7の実施形態のようにカーテン本体7Aに配置された覆い用スクリーン7Bや巻径調整用スクリーン7Cに設けてもよい。
【0065】
図8の実施形態では、連通部15及び覆い用スクリーン7Bは左右一対のガイドレール9の近くに配置され、これらの覆い用スクリーン7Bに袋部21が設けられているとともに、これらの覆い用スクリーン7Bの間であるカーテン本体7Aにおけるシャッターカーテン7の幅方向中央部又は幅方向略中央部にも袋部21が設けられている。
【0066】
この実施形態のように、袋部21は、カーテン本体7Aに取り付けられた付属部材となっている覆い用スクリーン7Bだけではなく、カーテン本体7Aに設けてもよい。そして、袋部21はカーテン本体7Aだけに設けてもよく、付属部材がないシャッターカーテンについてはカーテン本体に設けてもよい。
【0067】
【発明の効果】
本発明によると、シャッターカーテンが巻取軸で巻き取られたときにおけるシャッターカーテンの閉じ側の端部の状態を、それぞれのシャッター装置の設置状態等に応じて個別に調整でき、この閉じ側の端部の状態を所定状態にできるようになるという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る巻き取り式シャッター装置となっている防災用シャッター装置の全体を、シャッターカーテンの全閉時に示した正面図である。
【図2】図1のS2−S2線断面図である。
【図3】図1で示されたシャッターカーテンの巻径調整用スクリーンに設けられている巻径調整部材配置部となっている袋部を拡大して示した正面図である。
【図4】図3のS4−S4線断面図である。
【図5】袋部についての別実施形態を示す図4と同様の図である。
【図6】図1で示された覆い用スクリーンと巻径調整用スクリーンの配置位置についての別実施形態を示す図1と同様の図である。
【図7】覆い用スクリーンと巻径調整用スクリーンの配置位置についてのさらに別実施形態を示す図1と同様の図である。
【図8】カーテン本体にも巻径調整部材配置部である袋部を設けた実施形態を示す図1と同様の図である。
【符号の説明】
1 巻取軸
7 シャッターカーテン
7A カーテン本体
7B 付属部材である覆い用スクリーン
7C 付属部材である巻径調整用スクリーン
15 連通部
20 巻径調整部材である棒状部材
21 巻径調整部材配置部である袋部
22 袋部用膜状部材
23 非結合部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a winding shutter device in which a shutter curtain is wound around a winding shaft, and a method for adjusting the winding diameter of the shutter curtain when the shutter curtain is wound around the winding shaft, For example, it can be used for a disaster prevention shutter device that forms a disaster prevention zone with a shutter curtain formed by a screen, or a shutter device for an opening portion that opens and closes an opening such as a doorway. is there.
[0002]
[Background]
In a disaster prevention shutter device that forms a disaster prevention area with a shutter curtain in the indoor space when a disaster such as a fire occurs, the upper end of the shutter curtain is coupled to a winding shaft that is horizontally arranged in the space behind the ceiling. The shutter curtain wound around the take-up shaft is drawn downward when a disaster occurs and is fully closed, so that a disaster prevention zone is formed. Is stored in the ceiling space by being wound on the winding shaft.
[0003]
In this way, the winding shaft for winding the shutter curtain is supported by the brackets at both ends, so that the winding shaft is bent. In this state, when the shutter curtain is fully wound on the winding shaft, the end of the shutter curtain on the closed side, that is, the seat plate provided at the lower end of the shutter curtain, is not in a horizontal state. The seat plate may not uniformly face the entire length of the seat plate against the lintel that is disposed on the member and passes the shutter curtain up and down. Such a phenomenon is particularly noticeable in the case of a shutter device for a large opening in which the shaft length of the winding shaft is long and the amount of deflection of the winding shaft is large.
[0004]
Also, in a shutter device in which the shutter curtain is formed of a screen, if the wrinkles generated on the screen remain in that state and the shutter curtain is wound up to the full open position by the take-up shaft, In this case as well, the seat plate extends in a predetermined shape in the length direction of the seat plate, in other words, horizontally extends in the length direction of the seat plate, because the winding diameter of the shutter curtain in the axial direction portion increases. In some cases, for example, one end portion of the seat plate is in a state of being lowered from the other end portion.
[0005]
The following
[0006]
[Patent Document 1]
JP 2001-82054 (paragraph numbers 0055 and 0057, FIGS. 1 and 2)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the shape of the seat plate extending in the length direction of the seat plate when the shutter curtain is wound up by the take-up shaft and fully opened depends on various factors such as the shutter device. Factors such as the state of support at both ends of the winding shaft at the installation site, the bending strength of each winding shaft produced individually in the factory, and the finished state of the screen forming the shutter curtain are delicately related. Yes. For this reason, even if the shutter device is produced and installed with the same specifications, the seat plate does not always extend in the same direction in the length direction of the seat plate when the shutter curtain is fully opened.
[0008]
Therefore, a device that can eliminate such a phenomenon that is slightly different for each shutter device is required.
[0009]
An object of the present invention is to make it possible to individually adjust the state of the end portion on the closing side of the shutter curtain when the shutter curtain is wound by the winding shaft according to the respective installation states, etc. The present invention provides a retractable shutter device and a method for adjusting the winding diameter thereof.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The winding shutter device according to the present invention includes a winding shaft, a shutter curtain wound around the winding shaft, and the shutter curtain provided on the shutter curtain and wound around the winding shaft. A winding diameter adjusting member involved in the winding diameter, and the winding diameter adjusting member adjusts the winding diameter of the shutter curtain at the axial position of the winding shaft on which the winding diameter adjusting member is disposed. In the take-type shutter device, the shutter curtain is provided with at least one winding diameter adjusting member arrangement portion for detachably arranging the winding diameter adjusting member.
[0011]
According to this winding type shutter device, since at least one winding diameter adjusting member arrangement part for detachably arranging the winding diameter adjusting member is provided on the shutter curtain, the winding shaft is provided on this arrangement part. When the shutter curtain is wound around the winding shaft by arranging or not arranging a winding diameter adjusting member related to the winding diameter of the shutter curtain when wound on The winding diameter of the shutter curtain at the axial position of the winding shaft provided can be adjusted. As a result, it becomes possible to individually adjust the winding diameter of the shutter curtain at the axial position of the winding shaft provided with the winding diameter adjusting member arrangement portion according to the installation state of each shutter device. With respect to the apparatus, the end portion on the closing side of the shutter curtain can be set and adjusted so as to extend in a predetermined shape in the length direction of the end portion.
[0012]
And the winding diameter adjustment method of the retractable shutter device according to the present invention includes at least one winding diameter adjusting member arrangement for detachably arranging the winding diameter adjusting member on the shutter curtain wound around the winding shaft. Work to try to place or not arrange the winding diameter adjusting member involved in the winding diameter of the shutter curtain when wound on the winding shaft in this winding diameter adjusting member arrangement portion By adjusting the winding diameter of the shutter curtain at the axial direction location of the winding shaft provided with the winding diameter adjusting member arrangement portion, and by this adjustment work, it was wound on the winding shaft. The end portion on the closing side of the shutter curtain at the time is in a state extending in a predetermined shape in the length direction of the end portion.
[0013]
In the winding shutter device and the winding diameter adjusting method according to the present invention, a winding diameter adjusting member related to the winding diameter of the shutter curtain when wound on the winding shaft is arranged in the winding diameter adjusting member arranging portion. In that sense, various winding diameter adjusting members having different dimensions in the radial direction of the winding shaft when the shutter curtain is wound are prepared in advance, and these winding diameter adjusting members are the same winding diameter adjusting member. It also includes exchanging with the arrangement unit.
[0014]
In the present invention described above, the number of winding diameter adjusting member arrangement portions provided on the shutter curtain may be one or plural. In the case of a plurality, the arrangement direction of these arrangement portions may be the width direction of the shutter curtain, that is, the axial direction of the take-up shaft, or the movement direction of the shutter curtain perpendicular to the width direction of the shutter curtain. Both directions may be sufficient, and also the diagonal direction inclined with respect to these both directions may be sufficient. If a plurality of winding diameter adjusting member arrangement portions are arranged at least in the width direction of the shutter curtain, the winding diameter of the shutter curtain can be adjusted at a plurality of locations in the axial direction of the take-up shaft, and the end of the shutter curtain on the closing side can be adjusted. Thus, it is possible to more reliably perform the operation for making the end portion extend in a predetermined shape in the length direction.
[0015]
Moreover, the form for arrange | positioning a winding diameter adjustment member to the winding diameter adjustment member arrangement | positioning part so that attachment or detachment is arbitrary is arbitrary, and the structure and shape of a winding diameter adjustment member arrangement | positioning part are also arbitrary. For example, the winding diameter adjusting member arrangement part may be a bag part that accommodates the winding diameter adjusting member so that it can be inserted and removed, or a hook part that detachably locks the winding diameter adjusting member. It may be a hole that can be inserted, and the shutter curtain component is provided with a mounting part where the clamping member is detachably attached with Velcro, etc., and the winding diameter adjusting member is interposed and attached. This mounting portion may be used as the winding diameter adjusting member arranging portion, and a detachable portion such as a Velcro is provided on a constituent member of the shutter curtain, and the attaching / detaching portion to / from which the winding diameter adjusting member is attached is arranged as the winding diameter adjusting member arranging portion. It is good also as a part.
[0016]
When the winding diameter adjusting member arrangement portion is a bag portion that accommodates the winding diameter adjusting member so that it can be taken in and out, the winding diameter adjusting member can be more reliably arranged on the shutter curtain. Alternatively, since it is possible not to expose almost the entire outside, even if the winding diameter adjusting member is made of a hard material such as metal or synthetic resin, there is a possibility that the outside may come into contact with the shutter curtain when the shutter curtain is fully closed. Can be prevented, and when the shutter curtain is wound around the winding shaft, the constituent members of the shutter curtain can be prevented from being damaged by the winding diameter adjusting member.
[0017]
Thus, even when the winding diameter adjusting member arrangement portion provided on the shutter curtain is a bag portion, the bag portion can be formed with an arbitrary structure and shape.
[0018]
For example, in the first example, a film member for a bag part for forming a bag part together with the members constituting the shutter curtain is prepared, and the film member for the bag part is sewn to the constituent members of the shutter curtain. It is to provide a bag portion on the shutter curtain by bonding by adhesion, welding or the like.
[0019]
In the second example, when at least a part of the constituent members of the shutter curtain is formed by a plurality of screen pieces joined by overlapping each other, the overlapping portion is used as a bag portion. is there.
[0020]
In the third example, when at least a part of the constituent members of the shutter curtain is formed of a member such as a screen that can be bent and bent, a part of the shutter curtain is bent and bent in the moving direction of the shutter curtain. The loop portion is formed by sewing, bonding, welding, and the like, and the loop portion is used as a bag portion provided on the shutter curtain.
[0021]
In the fourth example, a bag member is formed by bending and sewing, bonding, welding, etc. of a film-like member, and this bag member is attached to a shutter curtain component member by sewing, bonding, welding, etc. It is providing a bag part in a curtain.
[0022]
Further, the winding diameter adjusting member may be of any shape and structure as long as it is related to the winding diameter of the shutter curtain when wound on the winding shaft, for example, in the axial direction of the winding shaft. It may be a rod-like member having a length in the width direction of a certain shutter curtain, or may be a plate shape elongated in the width direction of the shutter curtain, and may be curved and flexible along the winding axis. It may be in the shape of a flat bar that is long in the width direction, may be a film-like member having a length in the moving direction of the shutter curtain, in other words, a screen, or a bag member filled with sand or the like.
[0023]
The winding diameter adjusting member is a rod-like member having a length in the width direction of the shutter curtain, and the bag portion for accommodating the rod-like member in a removable manner is used as the bag portion film-like member for forming the bag portion. When forming by combining with the structural member of a curtain, it is preferable to couple | bond the perimeter of this film | membrane-like member for bag parts with the structural member of a shutter curtain except a part.
[0024]
According to this, the rod-shaped member can be accommodated in the bag portion in a state in which the rod-shaped member cannot be substantially pulled out, and the rod-shaped member can be easily taken out from the bag portion from the non-bonded portion which is the part.
[0025]
In the above, the shutter curtain may be composed of an arbitrary member, for example, may be composed of a screen, may be composed of a plurality of slats arranged in parallel, may be composed of a plurality of panels arranged in parallel, or from a net. It may be composed of a plurality of pipes connected by links, or may be composed of a composite of at least two of these.
[0026]
The winding diameter adjusting member arrangement portion can be provided at an arbitrary position of the shutter curtain. When the shutter curtain is formed with a screen at least partially, as an example, the winding diameter adjusting member arrangement portion is provided on the screen. Can be provided.
[0027]
Further, when the shutter curtain is formed having a curtain body and an attached member attached to the curtain body, and the curtain body and the attached member are formed of a screen, the winding diameter adjusting member is arranged. The part may be provided on the curtain body, may be provided on the accessory member, or may be provided on both of them.
[0028]
An example of the accessory member is a case where the shutter curtain forms a disaster prevention zone in the indoor space when a disaster such as a fire occurs, and there is a communication portion through which a person evacuating to the curtain body of the shutter curtain can pass. In the case where the curtain body is provided with a covering screen that is provided and covers the communication portion so as to be freely opened and closed, this is the covering screen. In another example of the accessory member, a winding diameter adjusting screen is provided in a part of the curtain body in the width direction, and this winding diameter adjusting screen is provided when the curtain body is wound around the winding shaft. In the case where the winding diameter of the formed portion is adjusted by the winding diameter adjusting screen, this winding diameter adjusting screen is used.
[0029]
In the case where the shutter curtain is formed without such an accessory member being provided on the curtain body, the winding diameter adjusting member arrangement portion may be provided on the curtain body.
[0030]
Further, when a plurality of winding diameter adjusting member arrangement portions are provided in the movement direction of the shutter curtain, these winding diameter adjustment member arrangement portions may be provided at equal intervals in the movement direction of the shutter curtain, or these winding diameters may be provided. The interval between the adjustment member arrangement portions may be gradually reduced in the direction opposite to the winding direction of the shutter curtain (the opening movement direction of the shutter curtain), in other words, the interval between these winding diameter adjustment member arrangement portions is You may make it small gradually in the closing movement direction of the shutter curtain which is the extending direction of the shutter curtain from a winding shaft.
[0031]
According to the latter, when the shutter curtain which is drawn out from the winding shaft and is in the closed state is wound up by the winding shaft, the winding diameter adjusting member disposition portion provided at a location close to the winding shaft of the shutter curtain. As a result, the winding diameter adjusting member arranged in the winding diameter adjusting member arrangement portion contributes more to the subsequent increase in the winding diameter of the shutter curtain. Even if the interval between the winding diameter adjusting member arrangement portions provided in the front is increased, the adjustment of the winding diameter can be performed effectively, and thereby the number of winding diameter adjusting member arrangement portions provided in the moving direction of the shutter curtain as a whole can be reduced. Can be reduced.
[0032]
Further, according to the latter, since the interval between the winding diameter adjusting member arrangement portions is gradually reduced in the shutter curtain closing movement direction, these arrangement portions are the outer layer portions of the shutter curtain when wound on the take-up shaft. There will be many. As a result, when adjusting the winding diameter of the shutter curtain, only a small amount of the shutter curtain wound around the winding shaft is unwound from the winding shaft, so that a plurality of winding diameter adjusting member arrangement portions are exposed to the outside. For this reason, the winding diameter adjustment work can be easily performed in a short time by arranging or not arranging the winding diameter adjusting member in these arrangement portions exposed to the outside.
[0033]
The present invention described above can be applied to various shutter devices used in arbitrary uses, arbitrary places, etc., and the shutter device for disaster prevention that forms the disaster prevention section with the shutter curtain as described above is one example, An example is a shutter device for an opening for opening and closing an opening such as an entrance / exit with a shutter curtain. Further, the present invention relates to a shutter device for a garage and a loading platform shutter installed on a loading platform of a transportation means such as a truck. It can also be applied to devices.
[0034]
Furthermore, the shutter device to which the present invention can be applied is generally a shutter device in which the winding direction of the shutter curtain by the winding shaft is upward, but this winding direction is downward. The present invention can also be applied to a shutter device, and the shutter device in which the winding direction has an inclination angle in the horizontal direction with respect to the vertical direction, or the shutter curtain when fully closed is inclined with respect to the vertical plane. The present invention can also be applied to the shutter device.
[0035]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. The retractable shutter device according to the present embodiment is a fire-proof shutter device for forming a disaster prevention section in an indoor space with a shutter curtain whose moving direction is a vertical direction. First, the overall structure of the fireproof shutter device will be described with reference to FIG. 1 which is an overall front view of the device.
[0036]
The winding
[0037]
The
[0038]
One
[0039]
When a switch (not shown) is operated, the motor of the opening / closing
[0040]
The
[0041]
The
[0042]
As described above, the
[0043]
The
[0044]
The structure of the
[0045]
The rod-shaped
[0046]
These
[0047]
When the
[0048]
However, in reality, the support state of the winding
[0049]
For this reason, in this embodiment, in the shutter device for disaster prevention in each installation site, the rod-shaped
[0050]
That is, by carrying out an operation of storing the rod-shaped
[0051]
In addition, when the rod-shaped
[0052]
As described above, according to the present embodiment, the winding diameter adjusting
[0053]
Further, as the winding
[0054]
Moreover, since the winding diameter adjusting member is a rod-shaped
[0055]
The
[0056]
Further, according to the present embodiment, since the
[0057]
Furthermore, according to the present embodiment, a plurality of
[0058]
And the bar-shaped
[0059]
Moreover, since the space | interval of the
[0060]
FIG. 5 shows another embodiment of the
[0061]
Such a
[0062]
In the embodiment of FIG. 6, the
[0063]
In the embodiment of FIG. 7, the
[0064]
The
[0065]
In the embodiment of FIG. 8, the
[0066]
Like this embodiment, you may provide the
[0067]
【The invention's effect】
According to the present invention, the state of the end of the shutter curtain on the closed side when the shutter curtain is wound by the winding shaft can be individually adjusted according to the installation state of each shutter device, and the closing side of the shutter curtain can be adjusted. The effect that the state of the end portion can be set to a predetermined state can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an entire disaster prevention shutter device as a retractable shutter device according to an embodiment of the present invention when a shutter curtain is fully closed.
2 is a cross-sectional view taken along line S2-S2 of FIG.
FIG. 3 is an enlarged front view showing a bag portion serving as a winding diameter adjusting member arrangement portion provided on the winding diameter adjusting screen of the shutter curtain shown in FIG. 1;
4 is a cross-sectional view taken along line S4-S4 of FIG.
FIG. 5 is a view similar to FIG. 4 showing another embodiment of the bag portion.
6 is a view similar to FIG. 1 showing another embodiment of the arrangement positions of the covering screen and the winding diameter adjusting screen shown in FIG. 1;
FIG. 7 is a view similar to FIG. 1 showing yet another embodiment of the arrangement positions of the covering screen and the winding diameter adjusting screen.
FIG. 8 is a view similar to FIG. 1 showing an embodiment in which the curtain body is also provided with a bag portion which is a winding diameter adjusting member arrangement portion.
[Explanation of symbols]
1 Winding shaft
7 Shutter curtain
7A Curtain body
7B Cover screen as an accessory
7C Winding diameter adjustment screen as an accessory
15 Communication part
20 Rod-shaped member that is a winding diameter adjusting member
21 The bag part which is a winding diameter adjustment member arrangement part
22 Membrane member for bag
23 Non-bonded part
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