JP4055844B2 - Watertight structure of concrete sheet pile - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、護岸や土溜め壁等に広く採用されるコンクリート矢板を、複数連ねて設置する場合に、相互に隣接するコンクリート矢板同士の接合面の水密を確保する、コンクリート矢板の水密構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、コンクリート矢板には幾つかの種類がある。例えば、その断面形状に由来して、平形、溝形、又は波形等と称するタイプが周知である。コンクリート矢板は、河川や湾岸の護岸、土溜め壁の他、築島や止水壁等を構築するための建材として、各種の建築工事において広く採用されている。
【0003】
このようなコンクリート矢板を地盤に打ち込むには、図5に一般的な施工状況を例示するように、先ず、コンクリート矢板1を位置決めするための枠組Fを施工現場に立ち上げる。一方、コンクリート矢板1の上端にバイブロハンマーHを取り付け、このバイブロハンマーHをクレーン等で吊り下げることにより、コンクリート矢板1を直立した姿勢とする。この状態で、コンクリート矢板1を枠組Fの間に落とし込み、コンクリート矢板1の下端を地盤に突き立てる。更に、バイブロハンマーHによってコンクリート矢板1に超音波振動を付与すると、コンクリート矢板1は徐々に地盤の中へ沈んで行くことになる。
【0004】
以上の手順で設置されたコンクリート矢板1の施工状態を、図6に示した。同図は、コンクリート矢板1を横並びに2体連ねて設置した状態を、水平断面として表したものである。詳しくは、コンクリート矢板1の接合面10には、継手目地材Jが設けられている。継手目地材Jは、合成樹脂の押出加工により成形されている。継手目地材Jの長手方向は、コンクリート矢板1の長手(図5の上下)方向に一致する。図6に示す通り、継手目地材J同士を互いに噛み合わせることにより、相隣接するコンクリート矢板1同士の間の水密が確保されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、コンクリート矢板1は、本来、直立した姿勢で地盤に鉛直方向から真っ直ぐに打ち込まれるのであるが、地盤が軟弱である等の場合には、打ち込む過程でコンクリート矢板1の姿勢が安定せず、相隣接するコンクリート矢板1同士の間の隙間が大きく開くことがある。或いは、継手目地材J同士が激しく擦れて、継手目地材Jが溶融することもあった。このような場合には、上記のような水密効果が充分に達成できないという問題が起こる。
【0006】
そこで、本発明の目的は、相隣接するコンクリート矢板同士の間の水密効果を確実に保持できるコンクリート矢板の水密構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、隣接するコンクリート矢板同士の接合面の水密構造に係るものであって、前記コンクリート矢板同士の接合面にそれぞれ没入して形成され、前記接合面の内方に曲率中心を定めた湾曲状の内面を有する溝部と、前記コンクリート矢板同士の接合面にそれぞれ突出して設けられ、湾曲状の外面を有し、前記接合面から突出する長さを、前記溝部の最大深さよりも短くした凸条と、前記凸条の外面に設けられた高弾性シール材とを備え、前記コンクリート矢板同士のそれぞれの前記溝部に、それぞれの前記凸条を嵌入した状態で、前記溝部の内面と前記凸条の外面との隙間に、前記高弾性シール材が介在することを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、隣接するコンクリート矢板同士の接合面の水密構造に係るものであって、前記コンクリート矢板同士の接合面にそれぞれ没入して形成され、前記接合面の内方に曲率中心を定めた湾曲状の内面を有する溝部と、前記コンクリート矢板同士の接合面にそれぞれ突出して設けられ、湾曲状の外面を有する凸条と、前記溝部の内面に設けられた高弾性シール材とを備え、前記コンクリート矢板同士のそれぞれの前記溝部に、それぞれの前記凸条を嵌入した状態で、前記溝部の内面と前記凸条の外面との隙間に、前記高弾性シール材が介在することを特徴とする。
【0009】
更に、本発明に係るコンクリート矢板の水密構造は、前記溝部及び前記凸条が硬質樹脂から成り、前記高弾性シール材が高弾性軟質樹脂から成るものである。更に、本発明に係るコンクリート矢板の水密構造は、前記凸条の内部に、前記コンクリート矢板を構成するコンクリートを充填する空洞を形成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係るコンクリート矢板の水密構造を、図1乃至図3に基づき説明する。以下において、従来の技術と同様の構成については、同符号を付しその図示は省略する。
【0011】
図1に示すように、コンクリート矢板1の継手目地材2は、断面を湾曲状又は略円弧状とした溝部3と、断面を湾曲状又は略円弧状とし溝部3に嵌入可能な凸条4と、該凸条4の外面に突出した高弾性シール材5と、コンクリート矢板1の接合面10に埋め込まれる複数のアンカー6と、接合面10に沿った当接面7とを備えるものである。
【0012】
同図には、互いに同形逆向きに対を成す2つの継手目地材2を各々表しているが、これら2つの継手目地材2は、実質的に同一の部材を反転したものである。即ち、図2(a)に斜視図で示した一方の継手目地材2を、その上下の向きをその儘にして、矢印Yで指した長手方向の両端が反対になるように置き換えると、同図(b)に示した他方の継手目地材2に等しいものとなる。
【0013】
矢印Yで指した長手方向は、図1に示したコンクリート矢板1の長手方向と一致する。つまり、矢印Yで指したコンクリート矢板1の長手方向が、例えば施工時において鉛直方向に略一致するのであれば、図1及び図3に各々表した継手目地材2の断面は、コンクリート矢板1及び継手目地材2を、それぞれ水平方向に横切った切り口における形状である。
【0014】
継手目地材2の製造方法は、限定されるものではないが、継手目地材2を合成樹脂又は金属の押出し成形によって得られるサッシバーとして製造することが望ましい。この場合、継手目地材2の材質としては、所謂かじりや食い込みが起こり難く、またクラック等が発生し難い材質が好ましい。更に好ましくは、塩化ビニルを適用するのが良い。特に、溝部3及び凸条4を硬質塩化ビニルで構成し、高弾性シール材5を高弾性軟質塩化ビニルで構成することが望ましい。
【0015】
図1に示すように、隣接するコンクリート矢板1同士の接合面10を対面させた状態で、一方の継手目地材2の溝部3が、他方の継手目地材2の凸条4に対応するように配置されている。溝部3の曲率中心Oは接合面10の内方に位置する。この内方とは、図示より明らかなように、接合面10よりもコンクリート矢板1の内部の方へ入り込んだ位置を指す。凸条4は、接合面10から突出し、その内部の空洞にコンクリート矢板1を構成するコンクリートが充填されているので、高い剛性を有する。
【0016】
一方の継手目地材2の溝部3の溝口は、他方の継手目地材2の凸条4に向かって開放しているが、凸条4の側部は溝部3寄りに突出している。これは、図3に示すように、一方の継手目地材2の溝部3に他方の継手目地材2の凸条4が一旦嵌入した状態で、これらの溝部3と凸条4とが離脱するのを規制するためである。
【0017】
即ち、図3に示した状態で、両方の継手目地材2の凸条4の側面同士が互いに食い込み合うことになり、しかも、これらの凸条4は、硬質塩化ビニルから成る上、その内部には、既述した通り、コンクリート矢板1を構成するコンクリートが充填されているので、弾性的に殆ど変形しない。このため、両方の継手目地材2のそれぞれの溝部3に凸条4が一旦嵌入すると、容易に離脱することはない。
【0018】
高弾性シール材5は、継手目地材2に一体に形成された中空の略円形断面のチューブであり、その長手方向は凸条4の長手方向に沿っている。一方の継手目地材2の溝部3に他方の継手目地材2の凸条4が嵌入したとき、高弾性シール材5は溝部3の内面に押圧されて潰れる。溝部3と凸条4の間で潰れた高弾性シール材5は、僅かに平らに成形した凸条4の先端と、溝部3の内面との間の隙間に納まることになる。この状態で、両方の継手目地材2のそれぞれの高弾性シール材5がそれぞれの溝部3の内面に相互に密着するので、これら2カ所の密着部により、隣接するコンクリート矢板1同士の接合面10の水密を確実に達成できる。
【0019】
しかも、溝部3と凸条4とは、それぞれの断面形状を略円弧状としていることに加え、溝部3及び凸条4の間には僅かながら隙間が設けられているので、図3の矢印Rで指したように、一方の継手目地材2の凸条4の周りに他方の継手目地材2の溝部3が回動しても、高弾性シール材5が溝部3に内接しつつ溝部3の内面に沿って摺動できる。
【0020】
このため、例えばコンクリート矢板1を地盤に打ち込むに際して、隣接するコンクリート矢板1同士が相対的に矢印Rで指した方向に位置ずれ、即ち、隣接するコンクリート矢板1同士が互いに傾斜する姿勢となっても、高弾性シール材5が溝部3から離れることがないので、隣接するコンクリート矢板1同士の接合面10の水密を確実に保持できる。
【0021】
また、隣接するコンクリート矢板1同士の接合面10が少々接近し過ぎた場合でも、高弾性シール材5が溝部3と凸条4との間に介在するので、溝部3と凸条4とが直接に強く擦られることがない。これらの接合面10同士が更に強い力で接触したとしても、凸条4が接合面10に沿った当接面7から突出する長さが、溝部3の最大深さよりも僅かに短く設定されているので、両方の継手目地材2の当接面7同士が当接し、これ以上は高弾性シール材5が溝部3に強く押し付けられることがない。このため、隣接するコンクリート矢板1同士の接合面10の水密を安定して達成できる。
【0022】
尚、図4(a)に示すように、複数条の高弾性シール材5を凸条4に形成しても良く、或いは、同図(b)に示すように、1条又は複数条の高弾性シール材5を溝部3の内面に形成しても良い。
【0023】
以上に例示した本実施の形態に係るコンクリート矢板の水密構造は、本願発明の技術的思想を実質的に限定するものと解してはならない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で、当業者の創意と工夫により、適宜に改良、変更又は追加をしながら実施されるものである。
【0024】
【発明の効果】
本発明に係るコンクリート矢板の水密構造によれば、一方の継手目地材の溝部に他方の継手目地材の凸条が嵌入したとき、高弾性シール材は溝部の内面に押圧されて潰れる。このように潰れた高弾性シール材が溝部の内面に密着するので、隣接するコンクリート矢板同士の接合面の水密を確実に達成できる。
【0025】
しかも、溝部と凸条とは、それぞれの断面形状を湾曲状としているので、一方の継手目地材の凸条の周りに他方の継手目地材の溝部が回動しても、高弾性シール材が溝部に内接しつつ溝部の内面に沿って摺動できる。従って、例えばコンクリート矢板を地盤に打ち込むに際して、隣接するコンクリート矢板同士が相対的に傾斜しても、高弾性シール材が溝部から離れることがないので、隣接するコンクリート矢板同士の接合面の水密を確実に保持できる。
【0026】
従って、地盤の中に埋没したコンクリート矢板の継手目地材を、施工者等が直接目視で検査する事ができなくても、隣接するコンクリート矢板同士の間に水等が僅かでも通り抜けることはなく、施工の信頼性を向上することができる。
【0027】
また、隣接するコンクリート矢板同士の接合面が少々接近し過ぎた場合でも、高弾性シール材が溝部と凸条との間に介在するので、溝部と凸条とが直接に強く擦られることがない。従って、従来のように継手目地材が熱溶融する恐れが無く、これによって隣接するコンクリート矢板同士の接合面の水密が損なわれるという問題を予防できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るコンクリート矢板の接合面に設けた継手目地材の断面図。
【図2】 本発明の実施の形態に係る継手目地材の斜視図。
【図3】 本発明の実施の形態に係るコンクリート矢板の水密構造を示す断面図。
【図4】 本発明の実施の形態に係るコンクリート矢板の接合面に設けた継手目地材の変形例の断面図。
【図5】 従来のコンクリート矢板の施工状況を示す斜視図。
【図6】 従来のコンクリート矢板同士の水密構造を示す断面図。
【符号の説明】
1:コンクリート矢板
2:継手目地材
3:溝部
4:凸条
5:高弾性シール材
6:アンカー
10:接合端面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a water-tight structure of a concrete sheet pile that secures the water-tightness of a joint surface between adjacent concrete sheet piles when a plurality of concrete sheet piles widely used for a revetment, a sedimentation wall, and the like are installed in series.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there are several types of concrete sheet piles. For example, a type referred to as a flat shape, a groove shape, or a corrugated shape is well known due to its cross-sectional shape. Concrete sheet piles are widely used in various construction work as building materials for building riverside and bay bank revetments, earth retaining walls, as well as islands and water barriers.
[0003]
In order to drive such a concrete sheet pile into the ground, a frame F for positioning the
[0004]
The construction state of the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the
[0006]
Then, the objective of this invention is providing the watertight structure of the concrete sheet pile which can hold | maintain the watertight effect between the concrete sheet piles adjacent to each other reliably.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a watertight structure of joint surfaces between adjacent concrete sheet piles, each of which is formed by immersing into the joint surfaces of the concrete sheet piles, and has a curvature centered on the inside of the joint surface. a groove having a Jo inner surface, provided to protrude on the bonding surface of the concrete sheet pile together, the convex have a curved outer surface, the length protruding from the bonding surface, which is shorter than the maximum depth of the groove And a highly elastic sealing material provided on the outer surface of the ridge, and the inner surface of the groove and the ridge in a state in which the ridge is inserted into each groove of the concrete sheet piles. The high elastic sealing material is interposed in a gap between the outer surface of the first and second outer surfaces.
[0008]
Further, the present invention relates to a watertight structure of joint surfaces between adjacent concrete sheet piles, each formed by immersing into the joint surfaces of the concrete sheet piles, and defining a center of curvature inside the joint surface. A groove portion having a curved inner surface, a protrusion provided on the joint surface between the concrete sheet piles, and a ridge having a curved outer surface, and a highly elastic sealing material provided on the inner surface of the groove portion, The highly elastic sealing material is interposed in a gap between the inner surface of the groove and the outer surface of the ridge in a state where the ridge is inserted into the groove of each of the concrete sheet piles. .
[0009]
Furthermore, in the watertight structure of the concrete sheet pile according to the present invention, the groove and the ridge are made of a hard resin, and the high elastic sealing material is made of a high elastic soft resin. Furthermore, the watertight structure of the concrete sheet pile according to the present invention is such that a cavity filled with the concrete constituting the concrete sheet pile is formed inside the ridge.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A watertight structure of a concrete sheet pile according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In the following, the same components as those in the conventional technology are denoted by the same reference numerals and the illustration thereof is omitted.
[0011]
As shown in FIG. 1, the
[0012]
In the drawing, two
[0013]
The longitudinal direction indicated by the arrow Y coincides with the longitudinal direction of the
[0014]
Although the manufacturing method of the joint
[0015]
As shown in FIG. 1, with the
[0016]
The groove opening of the
[0017]
That is, in the state shown in FIG. 3, the side surfaces of the
[0018]
The highly
[0019]
In addition to the fact that the
[0020]
Therefore, for example, when the
[0021]
Further, even when the
[0022]
As shown in FIG. 4 (a), a plurality of high
[0023]
The watertight structure of the concrete sheet pile according to this embodiment illustrated above should not be construed as substantially limiting the technical idea of the present invention. The present invention can be carried out without departing from the gist of the present invention, with appropriate improvements, changes or additions based on the ingenuity and ingenuity of those skilled in the art.
[0024]
【The invention's effect】
According to the watertight structure of the concrete sheet pile according to the present invention, when the convex line of the other joint joint material is inserted into the groove part of one joint joint material, the highly elastic sealing material is pressed against the inner surface of the groove part and crushed. Since the crushed highly elastic sealing material is in close contact with the inner surface of the groove portion, it is possible to reliably achieve water-tightness at the joint surface between adjacent concrete sheet piles.
[0025]
In addition, since the cross-sectional shape of each of the groove portion and the ridge is curved, even if the groove portion of the other joint joint material rotates around the ridge of one joint joint material, the highly elastic sealing material is It can slide along the inner surface of the groove portion while inscribed in the groove portion. Therefore, for example, when the concrete sheet pile is driven into the ground, even if the adjacent concrete sheet piles are relatively inclined, the highly elastic sealing material does not leave the groove portion, so that the water tightness of the joint surface between the adjacent concrete sheet piles is ensured. Can be retained.
[0026]
Therefore, even if the joint joint material of the concrete sheet pile buried in the ground cannot be directly visually inspected by the installer, water or the like does not pass between the adjacent concrete sheet piles, Construction reliability can be improved.
[0027]
In addition, even when the joint surfaces of adjacent concrete sheet piles are too close, the highly elastic sealing material is interposed between the groove and the ridge, so that the groove and the ridge are not directly rubbed strongly. . Therefore, there is no fear that the joint joint material is thermally melted as in the prior art, thereby preventing the problem that the watertightness of the joint surface between the adjacent concrete sheet piles is impaired.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a joint joint material provided on a joint surface of a concrete sheet pile according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a joint joint material according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a watertight structure of a concrete sheet pile according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view of a modification of the joint joint material provided on the joint surface of the concrete sheet pile according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing a construction situation of a conventional concrete sheet pile.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a conventional watertight structure between concrete sheet piles.
[Explanation of symbols]
1: Concrete sheet pile 2: Joint joint material 3: Groove part 4: Projection 5: High elastic sealing material 6: Anchor 10: Joining end face
Claims (4)
前記コンクリート矢板同士の接合面にそれぞれ没入して形成され、前記接合面の内方に曲率中心を定めた湾曲状の内面を有する溝部と、
前記コンクリート矢板同士の接合面にそれぞれ突出して設けられ、湾曲状の外面を有し、前記接合面から突出する長さを、前記溝部の最大深さよりも短くした凸条と、
前記凸条の外面に設けられた高弾性シール材とを備え、
前記コンクリート矢板同士のそれぞれの前記溝部に、それぞれの前記凸条を嵌入した状態で、前記溝部の内面と前記凸条の外面との隙間に、前記高弾性シール材が介在することを特徴とするコンクリート矢板の水密構造。It is a watertight structure of the joint surface between adjacent concrete sheet piles,
A groove portion having a curved inner surface formed by immersing each in the joint surface between the concrete sheet piles, and defining a center of curvature inside the joint surface;
Protrudes respectively to the bonding surface of the concrete sheet pile together, have a curved outer surface, a ridge lengths projecting from said joint plane, which is shorter than the maximum depth of the groove,
A highly elastic sealing material provided on the outer surface of the ridge,
The highly elastic sealing material is interposed in a gap between the inner surface of the groove and the outer surface of the ridge in a state where the ridge is inserted into the groove of each of the concrete sheet piles. Watertight structure of concrete sheet pile.
前記コンクリート矢板同士の接合面にそれぞれ没入して形成され、前記接合面の内方に曲率中心を定めた湾曲状の内面を有する溝部と、
前記コンクリート矢板同士の接合面にそれぞれ突出して設けられ、湾曲状の外面を有する凸条と、
前記溝部の内面に設けられた高弾性シール材とを備え、
前記コンクリート矢板同士のそれぞれの前記溝部に、それぞれの前記凸条を嵌入した状態で、前記溝部の内面と前記凸条の外面との隙間に、前記高弾性シール材が介在することを特徴とするコンクリート矢板の水密構造。It is a watertight structure of the joint surface between adjacent concrete sheet piles,
A groove portion having a curved inner surface formed by immersing each in the joint surface between the concrete sheet piles, and defining a center of curvature inside the joint surface;
Protruding strips provided on the joint surfaces of the concrete sheet piles, each having a curved outer surface,
A highly elastic sealing material provided on the inner surface of the groove,
The highly elastic sealing material is interposed in a gap between the inner surface of the groove and the outer surface of the ridge in a state where the ridge is inserted into the groove of each of the concrete sheet piles. Watertight structure of concrete sheet pile.
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