JP4054393B2 - Gas turbine engine ignition system - Google Patents
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02P19/00—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition
- F02P19/02—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs
- F02P19/021—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs characterised by power delivery controls
- F02P19/022—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs characterised by power delivery controls using intermittent current supply
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスタービンエンジンの点火装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガスタービンエンジンの点火装置として、表面が熱面となるグロープラグを燃焼器に臨ませ、燃料に着火するものがある(特開平2−238134号公報、参照)。
【0003】
従来、この種のガスタービンエンジンの点火装置として、例えばグロープラグが着火温度に達するまでの予熱時間を定めておき、予熱終了後にグロープラグの電源入力を周期的にON・OFFするPWM制御を行い、グロープラグの表面温度を一定に保つものがある。
【0004】
また、本出願人により特願平6−33664号として、既に提案されているものは、グロープラグに通電する前にバッテリの初期電圧を検出し、グロープラグへの通電時間を補正して、グロープラグの表面温度を一定に保つようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のガスタービンエンジンの点火装置にあっては、バッテリの放電特性は、バッテリの種類、容量、温度等によって異なり、バッテリ初期電圧に対してグロープラグに通電中のバッテリ電圧が大幅に下降して、グロープラグの表面温度が着火温度に達しなかったり、あるいはグロープラグに通電中のバッテリ電圧があまり下降せず、グロープラグが過熱される可能性がある。
【0006】
例えば、グロープラグを通電するバッテリとしてNiCd蓄電池を使用した場合、十分な放電をせずに充電を繰り返すと、容量が減少し、グロープラグの表面温度が着火温度に達しなくなる可能性がある。
【0007】
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、ガスタービンエンジンの点火装置において、バッテリの放電特性に対応してグロープラグの表面温度を一定に保つようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のガスタービンエンジンの点火装置は、図10に示すように、内部で燃料を燃焼させて加圧空気を加熱して高温ガスをつくる燃焼器17と、燃焼器17に臨み始動時に通電して加熱されるグロープラグ12と、グロープラグ12に供給される電力を蓄えるバッテリ13と、始動時にグロープラグ12を通電する通電手段21とを備えるガスタービンエンジンの点火装置において、グロープラグ12に電力を供給する前の無負荷時のバッテリ電圧をバッテリ初期電圧として検出する無負荷時のバッテリ電圧検出手段22と、グロープラグ12を通電している間のバッテリ電圧の平均値をグロープラグ通電中の電圧平均値としてを検出する負荷時のバッテリ電圧検出手段23と、検出された負荷時におけるバッテリ12の降下電圧をバッテリ初期電圧とグロープラグ通電中の電圧平均値の差として算出する降下電圧算出手段24と、バッテリ初期電圧と算出された降下電圧とに応じてグロープラグ12を通電する時間を補正する通電時間補正手段25とを備える。
【0009】
請求項2に記載のガスタービンエンジンの点火装置は、請求項1に記載の発明において、前記通電手段は予熱時にグロープラグを周期的に通電する構成とし、前記通電時間補正手段は算出された降下電圧が高くなるのにしたがって予熱時にグロープラグの通電回数を増やす構成とする。
【0010】
請求項3に記載のガスタービンエンジンの点火装置は、請求項1に記載の発明において、前記通電手段は予熱時にグロープラグを継続して通電する構成とし、前記通電時間補正手段は算出された降下電圧が高くなるのにしたがって予熱時にグロープラグの通電継続時間を長くする構成とする。
【0011】
請求項4に記載のガスタービンエンジンの点火装置は、請求項1に記載の発明において、前記通電手段は予熱終了後にグロープラグを周期的に通電する構成とし、前記通電時間補正手段は算出された降下電圧が高くなるのにしたがって予熱終了後の通電時間を長くする構成とする。
【0012】
請求項5に記載のガスタービンエンジンの点火装置は、請求項1に記載の発明において、前記通電手段は予熱終了後にグロープラグを周期的に通電する構成とし、前記通電時間補正手段は算出された降下電圧が高くなるのにしたがって予熱終了後の通電周期を短くする構成とする。
【0013】
【発明の効果】
請求項1に記載のガスタービンエンジンの点火装置によれば、負荷時におけるバッテリ13の降下電圧を算出し、算出された降下電圧に応じてグロープラグ12を通電する時間を補正するため、バッテリ13の放電特性に対応してグロープラグ12の表面温度を一定に保つことができ、燃料の着火が確実に行われ、始動性の向上がはかれる。また、グロープラグ12を過熱することが防止され、グロープラグ12に要求される耐熱性を低下させて製品のコストダウンがはかれる。
【0014】
請求項2に記載のガスタービンエンジンの点火装置によれば、予熱時にグロープラグを周期的に通電し、負荷時におけるバッテリの降下電圧が高くなるのにしたがって予熱時にグロープラグの通電回数を増やすため、バッテリの放電特性に対応してグロープラグの表面温度を着火温度まで上昇させられ、始動性の向上がはかれる。
【0015】
請求項3に記載のガスタービンエンジンの点火装置によれば、予熱時にグロープラグを継続して通電し、負荷時におけるバッテリの降下電圧が高くなるのにしたがって予熱時にグロープラグの通電継続時間を長くするため、バッテリの放電特性に対応してグロープラグの表面温度を着火温度まで上昇させられ、始動性の向上がはかれる。
【0016】
請求項4に記載のガスタービンエンジンの点火装置によれば、予熱終了後にグロープラグを周期的に通電し、負荷時におけるバッテリの降下電圧が高くなるのにしたがって予熱終了後の通電時間を長くするため、バッテリの放電特性に対応してグロープラグの表面温度を着火温度に保つことができ、始動性の向上がはかれる。
【0017】
請求項5に記載のガスタービンエンジンの点火装置によれば、予熱終了後にグロープラグを周期的に通電し、負荷時におけるバッテリの降下電圧が高くなるのにしたがって予熱終了後の通電周期を短くするため、バッテリの放電特性に対応してグロープラグの表面温度を着火温度に保つことができ、始動性の向上がはかれる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0019】
図1に示すように、ガスタービンエンジン1は、大気を吸入して必要な圧力まで圧縮するコンプレッサ9と、内部で燃料を燃焼させこのコンプレッサ9から送られる圧縮空気を加熱して高温ガスをつくる燃焼器7と、燃焼器7から出た燃焼ガスのもつエネルギーを機械的な仕事に変換するタービン10とから基本的に構成される。
【0020】
燃焼器7に送られる燃料供給量を調整するため、燃料噴射手段8が設けられる。燃料噴射手段8によって調整される燃料噴射量は、コントローラ4からの指令によって制御される。
【0021】
ガスタービンエンジン1を始動するため、コンプレッサ9およびタービン10の回転軸にスタータモータ5が連結されるとともに、表面が熱面となるグロープラグを燃焼器の臨ませ、燃料に着火するようになっている。
【0022】
グロープラグ2にはバッテリ3からの電流がプラグ通電手段6を介して導かれる。プラグ通電手段6は電流を断続するスイッチング回路により構成され、グロープラグ2の電源入力をコントローラ4からの指令によって周期的にON・OFFするPWM制御が行われる。プラグ通電手段6のONデューティーが100%のときは、バッテリ3の電圧がそのままグロープラグ2に導かれ、ONデューティーが小さくなるほどグロープラグ2に導かれる電圧が小さくなる。
【0023】
コントローラ4は、ガスタービンエンジン1の始動時にプラグ通電手段6に所定のONデューティー信号を出力して、グロープラグ2の表面が所定の着火温度に達するまで予熱する。そして、予熱終了後にONデューティーを減らして、グロープラグ2の表面温度を一定に保つ制御を行う。
【0024】
グロープラグ2の予熱終了後に燃料噴射手段8から燃焼器7に噴射された燃料は、グロープラグ2の熱面に触れて着火し燃焼する。
【0025】
しかし、グロープラグ2の予熱時間とグロープラグ2の表面温度を一定に保つためのONデューティーが一定の条件で設定されていると、グロープラグ2の表面温度が所定の着火温度に達することができなかったり、あるいはグロープラグ2の表面温度が十分に高くなっているのに通電が行われ、グロープラグ2を過熱する可能性がある。
【0026】
本発明はこれに対処して、コントローラ4によりバッテリ3の電圧を検出し、検出された負荷時におけるバッテリ2の降下電圧を算出し、算出された降下電圧に応じてグロープラグ2を通電する時間を補正する制御を行う。
【0027】
図2のフローチャートは上記グロープラグ2の通電を制御するルーチンを示しており、コントローラ4において一定周期毎に実行される。
【0028】
これについて説明すると、まずステップ1にて、スタータモータ5およびグロープラグ2等に電力を供給する前の無負荷時におけるバッテリ電圧を読込み、これをバッテリ初期電圧としてメモリに記録する。
【0029】
続いてステップ2に進んで、スタータモータ5を駆動し、規定された回転数に保つ。
【0030】
続いてステップ3に進んで、グロープラグ2の予熱を開始する。このときプラグ通電手段6に対するPWM制御は、例えば0.2sec周期で60msecだけONとする。その際の1サイクル(0.2sec)を通電回数1回としてカウントする。
【0031】
続いてステップ4とステップ5に進んで、通電回数が規定の例えば10回に達するまでの予熱時に、グロープラグ2を通電している負荷時におけるバッテリ電圧をメモリに記録する。
【0032】
通電回数が規定の10回に達すると、ステップ6に進んで、記録したバッテリ電圧の平均値を算出する。算出された値をプラグ通電中の電圧平均値としてメモリに記録する。
【0033】
続いてステップ7に進んで、プラグ通電中の電圧平均値が規定の例えば18V以上かどうかを判定する。
【0034】
ここで、プラグ通電中の電圧平均値が規定の18V未満であると判定された場合、バッテリ3の容量不足と判断し、ステップ16に進んで、グロープラグ2の通電を停止した後、図示しない異常処理ルーチンへと移行する。
【0035】
一方、電圧平均値が規定の18V以上であると判定された場合、ステップ8に進んで、バッテリ初期電圧とプラグ通電中の電圧平均値の差を算出し、この値をプラグ通電時の降下電圧としてメモリに記録する。
【0036】
続いてステップ9に進んで、図3に示すマップに基づいてプラグ通電時の降下電圧に応じて予熱時のプラグ通電回数を検索して求める。このマップにおいて、プラグ通電時の降下電圧が高くなるのにしたがって、予熱時のプラグ通電回数が増え、予熱時間が長くなるように設定されている。
【0037】
さらに、ステップ9にて、図4に示すマップに基づいてプラグ通電回数に応じて予熱終了後のプラグ通電時間を検索して求める。このマップにおいて、プラグ通電回数が増えるのにしたがって、予熱終了後のプラグ通電時間が長くなるように設定されている。すなわち、予熱終了後はプラグ通電周期を一定としたまま、プラグ通電時の降下電圧が高くなるのにしたがってプラグ通電時間が長くなるように設定されている。
【0038】
なお、ステップ9における処理が、本発明の通電時間補正手段を構成している。
【0039】
続いてステップ10に進んで、グロープラグ2の通電を再開し、11回目の通電を行う。したがって、ステップ6からステップ9で行われる処理は、通電回数10回目と11回目の間(0.2sec−0.06sec=0.14sec)に行う必要がある。
【0040】
続いてステップ11に進んで、ステップ9にて求められたプラグ通電回数に達したことが判定されると、グロープラグ2の通電を停止し、予熱を終了する。
【0041】
続いてステップ12に進んで、燃料噴射手段8から燃焼器7への燃料噴射を始める。
【0042】
続いてステップ13に進んで、ステップ9にて求められたプラグ通電時間をONデューティーとして、グロープラグ2を通電する。
【0043】
続いてステップ14に進んで、燃焼器7に噴射される燃料が着火したかどうかを判定する。ここで着火したことが判定されると、ステップ15に進んで、グロープラグ2への通電を停止し、本ルーチンを終了する。
【0044】
図5は上記した制御例を示すタイミングチャートである。コントローラ4は、ガスタービンエンジン1の始動時にプラグ通電手段6に所定のONデューティー信号を出力して、グロープラグ2の表面が所定の着火温度に達するまで予熱する。予熱終了後にONデューティーを減らして、グロープラグ2の表面温度を一定に保つ。
【0045】
図5において、バッテリ初期電圧に対して電圧平均値は、スタータモータ5およびグロープラグ2への通電のため、一旦下降した後に次第に上昇している。バッテリ3の放電特性は、バッテリ3の種類、容量、温度等によって異なる。
【0046】
これに対処して、無負荷時とプラグ通電時におけるバッテリ2の降下電圧に基づいて、予熱時間(プラグ通電回数)を補正するとともに、予熱終了後にプラグ通電時間を補正するため、バッテリ3の放電特性に対応してグロープラグ2の表面温度を一定に保つことができ、燃料の着火が確実に行われ、始動性の向上がはかれる。また、グロープラグ2を過熱することが防止され、グロープラグ2に要求される耐熱性を低下させて製品のコストダウンがはかれる。
【0047】
次に、他の実施形態として、図6に示すフローチャートはグロープラグ2の予熱時における制御ルーチンを示しており、コントローラ4において一定周期毎に実行される。
【0048】
これについて説明すると、まずステップ1とステップ2にて、グロープラグ2の予熱を開始する。このときプラグ通電手段6のONデューティーを100%とし、規定時間に達するまでグロープラグ2の通電を継続する。これにより、グロープラグ2の抵抗が大きくなっても、予熱時間が長くなることが抑えられる。
【0049】
規定時間に達するまでグロープラグ2の通電を継続した後、ステップ3に進んで、グロープラグ2を通電している負荷時におけるバッテリ電圧をメモリに記録する。なお、負荷時におけるバッテリ電圧として、通電中のバッテリ電圧を所定の周期でサンプリングし、その平均値を算出してもよい。
【0050】
続いてステップ4に進んで、プラグ通電中の電圧平均値が規定の18V以上かどうかを判定する。
【0051】
ここで、プラグ通電中の電圧平均値が規定の18V未満であると判定された場合、バッテリ3の容量不足と判断し、ステップ8に進んで、グロープラグ2の通電を停止した後、図示しない異常処理ルーチンへと移行する。
【0052】
一方、電圧平均値が規定の18V以上であると判定された場合、ステップ5に進んで、バッテリ初期電圧とプラグ通電中の電圧の差を算出し、この値をプラグ通電時の降下電圧としてメモリに記録する。
【0053】
続いてステップ6に進んで、図8に示すマップに基づいてプラグ通電時の降下電圧に応じて予熱時のプラグ通電時間を検索して求める。このマップにおいて、プラグ通電時の降下電圧が高くなるのにしたがって、予熱時のプラグ通電時間が長くなるように設定されている。
【0054】
なお、このステップ6における処理が、本発明の通電時間補正手段を構成している。
【0055】
続いてステップ7に進んで、ステップ6にて求められたプラグ通電時間に達したことが判定されると、グロープラグ2の通電を停止し、予熱を終了する。
【0056】
図7に示すフローチャートはグロープラグ2の予熱終了後における制御ルーチンを示しており、コントローラ4において一定周期毎に実行される。
【0057】
これについて説明すると、まずステップ1にて、図9に示すマップに基づいて予熱時のプラグ通電時間に応じて予熱終了後のプラグ通電周期を検索して求める。このマップにおいて、予熱時のプラグ通電時間が増えるのにしたがって、予熱終了後のプラグ通電周期が短くなるように設定されている。すなわち、予熱終了後はプラグ通電時間を一定としたまま、プラグ通電時の降下電圧が高くなるのにしたがってプラグ通電周期が短くなるように設定されている。
【0058】
なお、このステップ1における処理が、本発明の通電時間補正手段を構成している。
【0059】
続いてステップ2に進んで、燃料噴射手段8から燃焼器7への燃料噴射を始める。
【0060】
続いてステップ3に進んで、ステップ1にて求められたプラグ通電周期で60msecだけONとするPWM制御を行う。
【0061】
続いてステップ4に進んで、燃焼器7に噴射される燃料が着火したかどうかを判定する。ここで着火したことが判定されると、ステップ5に進んで、グロープラグ2への通電を停止し、本ルーチンを終了する。
【0062】
この実施形態でも、無負荷時とプラグ通電時におけるバッテリ2の降下電圧に基づいて、予熱時間を補正するとともに、予熱終了後にプラグ通電時間を補正するため、バッテリ3の放電特性に対応してグロープラグ2の表面温度を一定に保つことができ、燃料の着火が確実に行われ、始動性の向上がはかれる。また、グロープラグ2を過熱することが防止され、グロープラグ2に要求される耐熱性を低下させて製品のコストダウンがはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すシステム図。
【図2】同じく制御内容を示すフローチャート。
【図3】同じくバッテリ初期電圧およびプラグ通電時の降下電圧とプラグ通電回数の関係を設定したマップ。
【図4】同じくプラグ通電回数と予熱終了後のプラグ通電時間の関係を設定したマップ。
【図5】同じく制御例を示すタイミングチャート。
【図6】他の実施形態における制御内容を示すフローチャート。
【図7】同じく制御内容を示すフローチャート。
【図8】同じくバッテリ初期電圧およびプラグ通電時の降下電圧とプラグ通電回数の関係を設定したマップ。
【図9】同じくプラグ通電回数と予熱終了後のプラグ通電周期の関係を設定したマップ。
【図10】請求項1に記載の発明を示すクレーム対応図。
【符号の説明】
1 ガスタービンエンジン
2 グロープラグ
3 バッテリ
4 コントローラ
5 スタータモータ
6 グロープラグ通電手段
7 燃焼器
8 燃料噴射手段
9 コンプレッサ
10 タービン
12 グロープラグ
13 バッテリ
17 燃焼器
21 通電手段
22 無負荷時のバッテリ電圧検出手段
23 負荷時のバッテリ電圧検出手段
24 降下電圧検出手段
25 通電時間補正手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement in an ignition device for a gas turbine engine.
[0002]
[Prior art]
As an ignition device for a gas turbine engine, there is one that ignites fuel by causing a glow plug whose surface is a hot surface to face a combustor (see JP-A-2-238134).
[0003]
Conventionally, as an ignition device for this type of gas turbine engine, for example, a preheating time until the glow plug reaches an ignition temperature is determined, and PWM control is performed to periodically turn on and off the glow plug power input after the preheating is completed. There is one that keeps the surface temperature of the glow plug constant.
[0004]
Japanese Patent Application No. 6-33664 already proposed by the present applicant detects the initial voltage of the battery before energizing the glow plug, corrects the energization time to the glow plug, and corrects the glow plug. The surface temperature of the plug is kept constant.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional gas turbine engine ignition device, the discharge characteristics of the battery vary depending on the type, capacity, temperature, etc. of the battery, and the battery voltage being energized in the glow plug with respect to the battery initial voltage is different. There is a possibility that the surface temperature of the glow plug does not reach the ignition temperature, or the battery voltage that is energized to the glow plug does not drop so much that the glow plug is overheated.
[0006]
For example, when a NiCd storage battery is used as a battery for energizing the glow plug, if charging is repeated without sufficient discharge, the capacity decreases and the surface temperature of the glow plug may not reach the ignition temperature.
[0007]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to keep the surface temperature of a glow plug constant in accordance with the discharge characteristics of a battery in an ignition device for a gas turbine engine.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The ignition device for a gas turbine engine according to
[0009]
A gas turbine engine ignition device according to a second aspect is the invention according to the first aspect, wherein the energization means periodically energizes the glow plug during preheating, and the energization time correction means calculates the descent. As the voltage increases, the glow plug is energized more times during preheating.
[0010]
A gas turbine engine ignition device according to a third aspect is the invention according to the first aspect, wherein the energization means continuously energizes the glow plug during preheating, and the energization time correction means calculates the calculated descent. As the voltage increases, the energization duration time of the glow plug is lengthened during preheating.
[0011]
The ignition device for a gas turbine engine according to
[0012]
The ignition device for a gas turbine engine according to
[0013]
【The invention's effect】
According to the ignition device for a gas turbine engine according to
[0014]
According to the ignition device for a gas turbine engine according to
[0015]
According to the ignition device for a gas turbine engine according to
[0016]
According to the ignition device for a gas turbine engine according to
[0017]
According to the ignition device for a gas turbine engine according to
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0019]
As shown in FIG. 1, the
[0020]
In order to adjust the amount of fuel supplied to the combustor 7, fuel injection means 8 is provided. The fuel injection amount adjusted by the fuel injection means 8 is controlled by a command from the
[0021]
In order to start the
[0022]
A current from the
[0023]
The
[0024]
The fuel injected from the fuel injection means 8 to the combustor 7 after the preheating of the
[0025]
However, if the preheating time of the
[0026]
In response to this, the present invention detects the voltage of the
[0027]
The flowchart of FIG. 2 shows a routine for controlling the energization of the
[0028]
This will be described. First, in
[0029]
Then, it progresses to step 2, the
[0030]
Subsequently, the routine proceeds to step 3 where preheating of the
[0031]
Subsequently, the process proceeds to step 4 and
[0032]
When the number of energizations reaches the specified 10 times, the process proceeds to step 6 to calculate the average value of the recorded battery voltages. The calculated value is recorded in the memory as a voltage average value during plug energization.
[0033]
Subsequently, the routine proceeds to step 7, where it is determined whether or not the average voltage value during plug energization is a specified value, for example, 18V or more.
[0034]
Here, if it is determined that the average voltage during plug energization is less than the prescribed 18 V, it is determined that the capacity of the
[0035]
On the other hand, if it is determined that the voltage average value is equal to or higher than the specified 18 V, the process proceeds to step 8 to calculate the difference between the battery initial voltage and the voltage average value during plug energization, and this value is the voltage drop during plug energization. As memory.
[0036]
Subsequently, the routine proceeds to step 9 where the number of plug energization times during preheating is searched and obtained according to the voltage drop during plug energization based on the map shown in FIG. In this map, as the voltage drop during plug energization increases, the number of plug energizations during preheating increases and the preheating time becomes longer.
[0037]
Further, in step 9, the plug energization time after the end of preheating is retrieved and obtained according to the number of plug energizations based on the map shown in FIG. In this map, the plug energization time after the end of preheating is set longer as the plug energization frequency increases. That is, the plug energization time is set longer as the voltage drop during plug energization increases with the plug energization period kept constant after preheating.
[0038]
Note that the processing in step 9 constitutes the energization time correction means of the present invention.
[0039]
Then, it progresses to step 10 and the energization of the
[0040]
Subsequently, the routine proceeds to step 11, and when it is determined that the number of plug energizations obtained in step 9 has been reached, the energization of the
[0041]
Subsequently, the routine proceeds to step 12 where fuel injection from the fuel injection means 8 to the combustor 7 is started.
[0042]
Subsequently, the process proceeds to step 13 where the
[0043]
Then, it progresses to step 14 and it is determined whether the fuel injected into the combustor 7 has ignited. If it is determined that ignition has occurred, the process proceeds to step 15 to stop energization of the
[0044]
FIG. 5 is a timing chart showing the above-described control example. The
[0045]
In FIG. 5, the voltage average value with respect to the battery initial voltage gradually rises after being lowered due to energization of the
[0046]
In response to this, in order to correct the preheating time (the number of plug energization times) based on the voltage drop of the
[0047]
Next, as another embodiment, the flowchart shown in FIG. 6 shows a control routine when the
[0048]
This will be explained. First, in
[0049]
After the energization of the
[0050]
Then, it progresses to step 4, and it is determined whether the voltage average value during plug energization is 18V or more of regulation.
[0051]
Here, when it is determined that the average voltage value during energization of the plug is less than the prescribed 18 V, it is determined that the capacity of the
[0052]
On the other hand, if it is determined that the voltage average value is equal to or higher than the prescribed 18V, the process proceeds to step 5 to calculate the difference between the battery initial voltage and the voltage during plug energization, and this value is stored as a voltage drop during plug energization. To record.
[0053]
Subsequently, the routine proceeds to step 6 where the plug energizing time during preheating is retrieved and obtained according to the voltage drop during plug energization based on the map shown in FIG. In this map, the plug energization time during preheating is set longer as the voltage drop during energization of the plug increases.
[0054]
Note that the processing in
[0055]
Subsequently, the routine proceeds to step 7, and when it is determined that the plug energization time obtained in
[0056]
The flowchart shown in FIG. 7 shows a control routine after the preheating of the
[0057]
This will be described. First, in
[0058]
Note that the processing in
[0059]
Subsequently, the routine proceeds to step 2 where fuel injection from the fuel injection means 8 to the combustor 7 is started.
[0060]
Subsequently, the process proceeds to step 3 where PWM control is performed so that the plug energization period obtained in
[0061]
Then, it progresses to step 4 and it is determined whether the fuel injected into the combustor 7 has ignited. If it is determined that ignition has occurred, the routine proceeds to step 5 where the energization of the
[0062]
Also in this embodiment, the preheating time is corrected based on the voltage drop of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system diagram showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing the same control content.
FIG. 3 is a map in which a relationship between a battery initial voltage, a voltage drop during plug energization, and the number of plug energizations is set.
FIG. 4 is a map in which the relationship between the number of plug energizations and the plug energization time after the end of preheating is set.
FIG. 5 is a timing chart showing a control example.
FIG. 6 is a flowchart showing the contents of control in another embodiment.
FIG. 7 is a flowchart showing the same control content.
FIG. 8 is a map in which the relationship between the battery initial voltage, the voltage drop during plug energization and the number of plug energizations is set.
FIG. 9 is a map in which the relationship between the number of plug energizations and the plug energization cycle after preheating is set.
FIG. 10 is a claim correspondence diagram showing the invention according to
[Explanation of symbols]
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