JP4053923B2 - Structure joint device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、相互に独立している構造体を連結する1対の継手を備えた、構造体の継手装置に関係している。
【0002】
【従来の技術】
相互に独立している複数の構造体を相互に連結して大きな構造物を組み立てることは良く知られている。
【0003】
このような構造物としては例えばトラス構造物が良く知られている。従来トラス構造物は、相互に独立している複数の構造体が溶接或いはボルト等の固定部材を利用した継手装置より相互に連結されて組み立てられる。
【0004】
例えば、清水建設研究報告(VOL.65,1997.4)には、複数のトラス構造体をボルトを利用して相互に連結する為の継手装置が開示されている。
【0005】
この従来の継手装置は、図7の(A)中に示されている如く、CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic)製の管状トラス構造体10の所定の位置である両端に例えば図示しないリベットを介して取り付けられたステンレス鋼製のノーズコーン12を備えている。ノーズコーン12は裁頭円錐台形状をしており、ノーズコーン12には管状トラス構造体10の内部孔側から高張力鋼製のボルト14が螺合されている。ボルト14の軸部においてノーズコーン12から突出した部分には、アルミニウム合金製のカラー16が被せられている。ボルト14の軸部の上記部分に固定ピン14aが植設されていて、カラー16の内周面にはボルト14の軸部の延出方向に延出している縦溝16aが形成されている。そして、ボルト14の軸部の固定ピン14aがカラー16の内周面の縦溝16a中に突出している。
【0006】
上記従来の継手装置は、さらに、球状のノード部材18を備えている。ノード部材18の外周面の所定の位置には螺子孔18aが形成されているとともに、螺子孔18aの入り口に凹所18bが形成されている。
【0007】
そして、ボルト14の軸部の先端をノード部材18の外周面の所定の位置の螺子孔18aの入口に位置合わせした後にカラー16を所定の方向に回転させることによりカラー16と共にボルト14も上記所定の方向に回転し、螺子孔18aにボルト14の軸部が螺合される。この螺合はボルト14の軸部の固定ピン14aが螺子孔18aの入り口の凹所18b中に収容されるまで続く。固定ピン14aが凹所18b中に収容されてしまうと、カラー16によりボルト14を回転させられなくなる。
【0008】
このようにして組み立てられた従来の継手装置では、管状トラス構造体10とノード部材18との間に負荷された圧縮力はカラー16により主に支持され、また管状トラス構造体10とノード部材18との間に負荷された引っ張り力はボルト14により主に支持される。
【0009】
外周面上の1つの最大径仮想円上に相互に等間隔に4つの螺子孔を形成したノード部材18’を準備しておけば、このような1つのノード部材18’に対し、図7の(B)中に示されている如く、4本の管状トラス構造体10の夫々の一端部を連結することが出来る。
【0010】
また、外周面上の所望の2つの位置に螺子孔を形成したノード部材18’’を準備しておけば、このような1つのノード部材18’’に対し、図7の(C)中に示されている如く、2本の管状トラス構造体10の夫々の一端部を連結することが出来る。
【0011】
【特許文献】
清水建設研究報告(VOL.65,1997.4)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
構造物が大きくなるに従い相互に連結しなければならない構造体の数も必然的に多くなり、構造物の組み立て作業が大変になる。
【0013】
しかも、上述した如く構成されている従来の継手装置では、ノード部材18の外周面の所定の位置の螺子孔18aの入口に管状トラス構造体10の一端のボルト14の軸部の先端を位置合わせする作業が大変であるし、螺子孔18aに対するボルト14の軸部の所望の螺合を達成する為にカラー16を所定の方向に回転させる作業も大変であるし、さらには、上記所望の螺合が達成された後には、上記所望の螺合を解除することが出来ない。
【0014】
上述した如く構成されている従来の継手装置を使用した構造物の組み立て作業のこのような煩雑さは、水上に浮かぶ物体上や水中や宇宙空間等の安定しない環境状況中で上記組み立て作業を行なう場合に、さらに悪化する。
【0015】
しかも、上述した如く構成されている従来の継手装置では、寸法精度を厳しく管理しなければ上記組み立て作業が困難になるし、構造体や継手装置の構成部材が温度膨張や温度収縮するような高温や低温の外部環境に長期間さらされる環境下における上記組み立て作業はさらに困難になる。
【0016】
さらに、組み立て作業終了後でも、このような環境下では、構造体や継手装置の構成部材の温度膨張や温度収縮に起因して継手装置に大きな歪みが生じ、継手装置に疲労破壊を生じさせる原因ともなりかねない。
【0017】
この発明は上記事情の下で成され、この発明の目的は、構成が簡単で、水上に浮かぶ物体上や水中や宇宙空間等の安定しない環境状況中はもちろんのこと高温や低温の外部環境に長期間さらされても構造物の組み立て作業が容易であるとともに分解作業も容易であり、さらには、温度膨張や温度収縮に起因する大きな歪みや応力を生じさせることがない、構造体の継手装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上述したこの発明の目的を達成する為に、この発明に従った構造体の継手装置は、相互に独立している構造体に取り付けられ、相互に着脱可能に結合されることにより相互に独立している構造体を連結する1対の継手を備えていて、
1対の継手の夫々が、
筒形状の継手本体と、
継手本体の先端部に設けられ、筒形状の周方向に所定間隔に離間した複数の位置から筒形状の中心線に沿い突出する複数の係合突部と、
複数の係合突部の夫々の突出端部において上記周方向における所定の一方に向い突出した係止駒部と、
を含んでいる。
【0019】
そして、1対の継手は、一方の継手の継手本体の複数の係合突部を他方の継手の継手本体の複数の係合突部の間の複数の係合凹所中に挿入した後に一方の継手の継手本体を他方の継手の継手本体に対し上記周方向における所定の一方に向い相対的に回転させることにより、一方の継手の複数の係合突部の複数の係止駒部を他方の継手の複数の係合突部の複数の係止駒部に対し上記中心線に沿った方向で相互に離間する方向に係止させ、
1対の継手の少なくとも一方は、対応する構造体の所定の位置に対し継手本体の上記中心線を所望の方向に向けられるよう連結する連結方向可変機構をさらに備えている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の種々の実施の形態や変形例を添付の図面中の図1乃至図6を参照しながら詳細に説明する。
【0021】
[第1の実施の形態]
まず最初に、図1の(A)及び(B),そして図2を参照しながら、この発明の第1の実施の形態に従った構造体の継手装置を詳細に説明する。なおここにおいて:図1の(A)は、第1の実施の形態に従った構造体の継手装置の1対の継手の一方の概略的な縦断面図であり;図1の(B)は、図1の(A)の一方の継手の概略的な正面図であり;そして図2は、第1の実施の形態に従った構造体の継手装置の1対の継手が相互に連結されているとともに上記1対の継手の夫々の連結方向可変機構が機能している状況を概略的に示す半縦断面図である。
【0022】
この発明の第1の実施の形態に従った構造体の継手装置は、相互に独立している構造体20a,20bに取り付けられ、相互に着脱可能に結合されることにより相互に独立している構造体20a,20bを連結する1対の継手22a,22bを備えている。この実施の形態において、1対の継手22a,22bは相互に同じ構造を有しているので、図1の(A)及び(B)には一方の継手22aしか示されていない。
【0023】
この実施の形態において、一方の継手22aが取り付けられている構造体20aは管状のトラス構造体であり、例えばCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic)により形成されているが、別の形状の構造体であることが出来るし、材料も種々の金属や種々の合成樹脂やこれらの組み合わせを含む種々の材料であることができる。一方の継手22aは対応する構造体20aを構成している管状のトラス構造体の所定位置として管状のトラス構造体の一端にのみ取り付けられていて良いし、管状のトラス構造体の両端に取り付けられていて良い。
【0024】
この実施の形態において、他方の継手22bが取り付けられている構造体20bはノード(結束点)部材であり、ノード(結束点)部材の外周面上の所定の位置に取り付けられている。
【0025】
1対の継手22a,22bの夫々は、筒形状の継手本体24を備えている。継手本体24も構造体20aと同様に種々の任意の材料により形成されていることができる。この実施の形態において上記筒形状は円筒形状である。
【0026】
継手本体24の先端部には、筒形状の周方向に所定間隔に離間した複数の位置から筒形状の中心線Cに沿い突出する複数の係合突部26が設けられている。
【0027】
複数の係合突部26の夫々の突出端部からは上記周方向における所定の一方に向い係止駒部28が突出されている。
【0028】
図2中に示されている如く、1対の継手22a,22bは、一方の継手22aの継手本体24の複数の係合突部26を他方の継手22bの継手本体24の複数の係合突部26の間の複数の係合凹所29中に挿入した後に一方の継手22aの継手本体24を他方の継手22bの継手本体24に対し上記周方向における所定の一方に向い相対的に回転させることにより、一方の継手22aの複数の係合突部26の複数の係止駒部28を他方の継手22bの複数の係合突部26の複数の係止駒部28に対し上記中心線Cに沿った方向で相互に離間する方向に係止させることが出来る。
【0029】
この実施の形態において、1対の継手22a,22bの夫々の継手本体24の複数の係合突部26の複数の係止駒部28において、一方の継手22aの継手本体24の複数の係合突部26の複数の係止駒部28が他方の継手22bの継手本体24の複数の係合突部26の複数の係止駒部28に係止された時に相互に接触する係止面28aが、上記中心線Cに対して直交する仮想面αから上記係止面28aが対応する係合突部26における上記突出端部に向い傾斜されている、
上記傾斜の角度θは、1対の継手22a,22bの夫々の継手本体24の複数の係合突部26の複数の係止駒部28の係止面28aが上述した如く相互に係止されている間に1対の継手22a,22bが上記中心線Cに沿い相互に分離される方向に引っ張られても、夫々の係止面28a上に作用する摩擦力により上記係止が安定して保たれる値に設定されていて、上記値は例えば1度乃至2度の範囲である。
【0030】
上述したような傾斜角度は、上述したような係止が達成された後に1対の継手22a,22bに対し夫々の中心線Cに沿った方向に圧縮力や引っ張り力が負荷されている間に1対の継手22a,22bが夫々の中心線Cに沿った方向に相対的に実質的に移動することがないように1対の継手22a,22bの夫々の複数の係合突部26や複数の係止駒部28の夫々の外形寸法を設定した場合でも、上述したような係止作業を容易とするともに、上述したような係止を解除する作業も容易とし、さらには上述したような係止が達成された後には上述したような係止が確実に保持されることを保証する。
【0031】
筒形状の継手本体24は、上記中心線Cに沿った方向で、複数の係合突部26が突出しているのとは反対側の端部に内方フランジ24aを有している。
【0032】
1対の継手22a,22bの夫々は、対応する構造体20a,20bの所定の位置に対し継手本体24の上記中心線を所望の方向に向けられるよう連結する連結方向可変機構30をさらに備えている。
【0033】
連結方向可変機構30は、夫々の継手22a又は22bの継手本体24が対応する構造体20a又は20bの所定の位置に固定された少なくとも球面の一部32aを有した球状支持部32と、球状支持部32の上記少なくとも球面の一部32aを保持し上記少なくとも球面の一部32a上で摺動可能であるとともに夫々の継手22a又は22bの継手本体24に対し接続された球面保持部34と、を含んでいる。
【0034】
この実施の形態においては、球面保持部34が継手本体24の内孔中で継手本体24に接続されている。また、球面保持部34により球状支持部32の少なくとも球面の一部32aを上述したような摺動可能に保持させるには、球面保持部34に球状支持部32の少なくとも球面の一部32aと実質的に同じ径の少なくとも球面の一部により構成された球状支持凹所34aを形成する必要がある。このような球面保持部34の球状支持凹所34a中への球状支持部32の少なくとも球面の一部32aの組み込みを容易にする為に、この実施の形態において球面保持部34は、継手本体24の中心線Cに対して平行な分割面により2分割される2つのブロックにより構成されている。球面保持部34の2つのブロックは、継手本体24の内孔の外側で相互に分離された後に球状支持部32の少なくとも球面の一部32aを球状支持凹所34aにより包むよう球状支持部32の少なくとも球面の一部32a上に被せられ、次にこのような状態のまま図1の(A)や(B)中に示されている如く継手本体24の内孔中に挿入され上記内孔中に保持される。上記内孔による球面保持部34の保持は、上記内孔の内周面と球面保持部34の外周面との間に生じる摩擦力のみにより行なわれても良いが、接着剤や固定螺子等の公知の固定手段により強固にすることが出来る。
【0035】
なお、球面保持部34は、継手本体24の中心線Cに対して平行な複数の分割面により複数に分割される複数のブロックにより構成されていることも出来る。
【0036】
この実施の形態の継手装置の1対の継手22a,22bの組み合わせでは、図2中に示されている如く、一方の継手22aの継手本体24の中心線Cが他方の継手22bが取り付けられている他方の構造体20bの所定の位置の垂線Vに対し傾斜していても、他方の継手22aの継手本体24の中心線Cが一方の継手22aの継手本体24の中心線Cに合致するよう他方の継手22aの継手本体24を連結方向可変機構30により他方の継手22aの継手本体24の中心線Cを他方の構造体20bの所定の位置の垂線Vに対し傾斜させることにより、1対の継手22a,22bを相互に連結する、即ち一方の構造体20aと他方の構造体20bとを相互に連結する、ことができる。また、熱膨張や熱収縮あるいは部材製造上の寸法公差や組み立て時の寸法公差のお蔭で一方の構造体20aや他方の構造体20bの外形寸法、特に中心線Cや垂線Vに沿った方向における長さ、が大きく変化しても、このような変化は継手本体24の内孔中で球面保持部34が中心線Cや垂線Vに沿った方向に移動することにより、1対の継手22a,22bを相互に適切に連結させることが可能になっている。従って、上記内孔中による球面保持部34の保持を上述したように接着剤や固定螺子等の公知の固定手段により強固にする場合には、固定手段の使用は1対の継手22a,22bの相互な適切な連結が終了した後に行なうことが好ましい。
【0037】
さらに、構造体20a,20bが構成要素となっている構造物全体に熱が加わり、構造物が不均一に温度上昇し構造物全体が歪んでしまうことがある。このような場合、構造体20a,20bの相対的な角度関係が当初組み立てられた時や、常温時とはずれたずれた方向に力が加わることがある。これは熱膨張による構造体の歪みや熱応力として広く知られている現象であり、この時に構造体の結合部や部材に加わる応力は特別な設計上の配慮がなされている場合を除き一般に非常に大きくなってしまう。
【0038】
しかし、このような場合でも、継手本体24の内孔中で球面保持部34と球面支持部32が相対的に摺動することにより、上記構造体の温度上昇による歪みを吸収して、構造体20aや構造体20bに大きな応力が加わることがない。
【0039】
またこの実施の形態では、一方の継手22aが取り付けられる一方の構造体20aと他方の継手22bが取り付けられる他方の構造体20bとは相互に独立しているのみならず相互に異なる構成を有しているが、相互に同じ構成、例えば他方の継手22bが一方の構造体20aと同じ管状のトラス部材、であっても良い。
【0040】
[第2の実施の形態]
次に、図3の(A)及び(B),図4,そして図5を参照しながら、この発明の第2の実施の形態に従った構造体の継手装置を詳細に説明する。なおここにおいて:図3の(A)は、第2の実施の形態に従った構造体の継手装置の1対の継手の一方の概略的な縦断面図であり;図3の(B)は、図3の(A)の一方の継手の概略的な正面図であり;図4は、第2の実施の形態に従った構造体の継手装置の1対の継手が相互に連結されているとともに上記1対の継手の夫々の連結方向可変機構が機能している状況を概略的に示す側面図であり;そして、図5は、図4と同じ状況における第2の実施の形態に従った構造体の継手装置の1対の継手の概略的な縦断面図である。
【0041】
この発明の第2の実施の形態に従った構造体の継手装置もまた、図1の(A)及び(B)そして図2を参照したこの発明の第1の実施の形態に従った構造体の継手装置と同様に、相互に独立している構造体40a,40bに取り付けられ、相互に着脱可能に結合されることにより相互に独立している構造体40a,40bを連結する1対の継手42a,42bを備えている。この実施の形態において、1対の継手42a,42bは相互に同じ構造を有しているので、図3の(A)及び(B)には一方の継手42aしか示されていない。
【0042】
この実施の形態において、一方の継手42aが取り付けられている構造体40aは管状のトラス構造体であり、例えばCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic)により形成されているが、別の形状の構造体であることが出来るし、材料も種々の金属や種々の合成樹脂やこれらの組み合わせを含む種々の材料であることができる。一方の継手42aは対応する構造体40aを構成している管状のトラス構造体の所定位置として管状のトラス構造体の一端にのみ取り付けられていて良いし、管状のトラス構造体の両端に取り付けられていて良い。
【0043】
この実施の形態において、他方の継手42bが取り付けられている構造体40bはノード(結束点)部材であり、ノード(結束点)部材の外周面上の所定の位置に取り付けられている。
【0044】
1対の継手42a,42bの夫々は、筒形状の継手本体44を備えている。継手本体44も構造体40aと同様に種々の任意の材料により形成されていることができる。この実施の形態において上記筒形状は円筒形状である。
【0045】
継手本体44の先端部には、筒形状の周方向に所定間隔に離間した複数の位置から筒形状の中心線Cに沿い突出する複数の係合突部46が設けられている。
【0046】
複数の係合突部46の夫々の突出端部からは上記周方向における所定の一方に向い係止駒部48が突出されている。
【0047】
図4及び図5中に示されている如く、1対の継手42a,42bは、一方の継手42aの継手本体44の複数の係合突部46を他方の継手42bの継手本体44の複数の係合突部46の間の複数の係合凹所49中に挿入した後に一方の継手42aの継手本体44を他方の継手42bの継手本体44に対し上記周方向における所定の一方に向い相対的に回転させることにより、一方の継手42aの複数の係合突部46の複数の係止駒部48を他方の継手42bの複数の係合突部46の複数の係止駒部48に対し上記中心線Cに沿った方向で相互に離間する方向に係止させることが出来る。
【0048】
この実施の形態において、1対の継手42a,42bの夫々の継手本体44の複数の係合突部46の複数の係止駒部48において、一方の継手42aの継手本体44の複数の係合突部46の複数の係止駒部48が他方の継手42bの継手本体44の複数の係合突部46の複数の係止駒部48に係止された時に相互に接触する係止面48aが、上記中心線Cに対して直交する仮想面αから上記係止面48aが対応する係合突部46における上記突出端部に向い傾斜されている、
上記傾斜の角度θは、1対の継手42a,42bの夫々の継手本体44の複数の係合突部46の複数の係止駒部48の係止面48aが上述した如く相互に係止されている間に1対の継手42a,42bが上記中心線Cに沿い相互に分離される方向に引っ張られても、夫々の係止面48a上に作用する摩擦力により上記係止が安定して保たれる値に設定されていて、上記値は例えば1度乃至2度の範囲である。
【0049】
上述したような傾斜角度は、上述したような係止が達成された後に1対の継手42a,42bに対し夫々の中心線Cに沿った方向に圧縮力や引っ張り力が負荷されている間に1対の継手42a,42bが夫々の中心線Cに沿った方向に相対的に実質的に移動することがないように1対の継手42a,42bの夫々の複数の係合突部46や複数の係止駒部48の夫々の外形寸法を設定した場合でも、上述したような係止作業を容易とするともに、上述したような係止を解除する作業も容易とし、さらには上述したような係止が達成された後には上述したような係止が確実に保持されることを保証する。
【0050】
筒形状の継手本体44は、上記中心線Cに沿った方向で、複数の係合突部46が突出しているのとは反対側の端部に内方フランジ44aを有している。
【0051】
以上詳述したことから明らかなように、継手本体44,複数の係合突部46,複数の係止駒部48,そして係止面48aを含めた第2の実施の形態に従った1対の継手42a,42bの構成は、前述した継手本体24,複数の係合突部26,複数の係止駒部28,そして係止面28aを含めた第1の実施の形態に従った1対の継手22a,22bの構成と同じである。
【0052】
第2の実施の形態が前述した第1の実施の形態と異なっているのは、1対の継手42a,42bの夫々がさらに備えている、対応する構造体40a,40bの所定の位置に対し継手本体44の上記中心線を所望の方向に向けられるよう連結する連結方向可変機構50の構成である。
【0053】
連結方向可変機構50は、夫々の継手42a,42bの継手本体44が対応する構造体40a又は40bの所定の位置に固定され、対応する継手42a又は42bの継手本体44の内孔中に突入した突入部52と、突入部52に固定された拡大径部54と、を含んでいる。
【0054】
連結方向可変機構50はさらに、上記内孔中で拡大径部54に対し突入部52の突入端とは反対側において中心線Cの周りに環状に延出しているとともに上記内孔の中心線Cに沿った方向に相互に重複して設けられている少なくとも2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bを含んでいるとともに、上記内孔中で拡大径部54に対し突入部52の突入端側に設けられ拡大径部54の上記突入端側の端面に当接し上記内孔の半径方向への拡大径部54の移動を可能にしている半径方向移動案内部58と、を含んでいる。
【0055】
上記少なくとも2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bの夫々は、夫々の中心線に沿った方向における両端面の一方57aが上記夫々の中心線に対して直交する方向に延出しており、また、上記両端面の他方57bが上記夫々の中心線に対して斜めに交差する方向に延出している。
【0056】
半径方向移動案内部58において拡大径部54の突入端側の端面が当接する表面58aは、突入部52の突出方向に凹んだ凹面形状を有している。
【0057】
上記内孔中で拡大径部54が,上記内孔の中心線Cに沿った方向で少なくとも2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bと半径方向移動案内部58とにより挟持されている。上記少なくとも2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bの一方を他方に対し周方向に相対的に移動させることにより拡大径部54の突入端側の端面上で半径方向移動案内部58が上記内孔の半径方向において移動し、突入部52の突出端に対し対応する継手42a又は42bの継手本体44が上記内孔の半径方向に移動することが出来る。このことは、径方向移動案内部58を保持している継手本体44がその中心線Cを突入部52の突出端に対して、即ち、対応する構造体20a又は20bの上記所定の位置の垂線Vに対し傾斜させるよう、傾くことを意味している。
【0058】
なお2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bの一方を他方に対し周方向に相対的に移動させることは、例えば以下のようにして行なうことが出来る。継手本体44の外周壁において2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bの一方の外周面に対応した部位に上記外周壁の周方向に向い所定の長さ延出した図示しないワッシャ操作用長溝を予め形成しておくと共に、2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bの一方の外周面に図示しない工具引っ掛け溝を予め形成しておく。そして、図示しないワッシャ操作用長溝に図示しない工具を挿入し、この図示しない工具の挿入端を2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bの一方の外周面の工具引っ掛け溝に引っ掛け、上記図示しない工具により2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bの一方を他方に対し周方向に相対的に移動させることが出来る。
【0059】
さらに、2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bの両方を同時に周方向に移動させることにより、径方向移動案内部58を保持している継手本体44がその中心線Cを突入部52の突出端に対して、即ち、対応する構造体20a又は20bの上記所定の位置の垂線Vに対し、傾斜させる方向を任意に設定することが出来る。
【0060】
2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bの両方を同時に周方向に移動させることは、例えば以下のようにして行なうことが出来る。継手本体44の外周壁において2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bの他方の外周面に対応した部位にも上記外周壁の周方向に向い所定の長さ延出した図示しないワッシャ操作用長溝を予め形成しておくと共に、2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bの他方の外周面にも図示しない工具引っ掛け溝を予め形成しておく。そして、図示しない2つのワッシャ操作用長溝に図示しない工具を挿入し、この図示しない工具の挿入端を2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bの両方の外周面の工具引っ掛け溝に引っ掛け、上記図示しない工具により2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bの両方を同時に周方向に移動させる。
【0061】
上記内孔による2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bや半径方向移動案内部58の保持は、上記内孔の内周面と2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bや半径方向移動案内部58の夫々の外周面との間に生じる摩擦力のみにより行なわれても良いが、接着剤や固定螺子等の公知の固定手段により強固にすることが出来る。
【0062】
この実施の形態の継手装置の1対の継手42a,42bの組み合わせでは、図4及び図5中に示されている如く、一方の継手42aの継手本体44の中心線Cが他方の継手42bが取り付けられている他方の構造体40bの所定の位置の垂線Vに対し傾斜していても、他方の継手42aの継手本体44の中心線Cが一方の継手42aの継手本体44の中心線Cに合致するよう他方の継手42aの継手本体44を連結方向可変機構50により他方の継手42aの継手本体44の中心線Cを他方の構造体40bの所定の位置の垂線Vに対し傾斜させることにより、1対の継手42a,42bを相互に連結する、即ち一方の構造体40aと他方の構造体40bとを相互に連結する、ことができる。また、熱膨張や熱収縮あるいは部材製造上の寸法公差や組み立て時の寸法公差のお蔭で一方の構造体40aや他方の構造体40bの外形寸法、特に中心線Cや垂線Vに沿った方向における長さ、が大きく変化するが、このような変化にもかかわらず1対の継手42a,42bを相互に適切に連結させることを可能にするには、継手本体44の内方フランジ44aと2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bとの間に熱膨張や熱収縮の非常に少ないゲル状の物資を密封した図示しない環状の袋を介在させておくか、又は半径方向移動案内部58を熱膨張や熱収縮の非常に少ないゲル状の物資を密封した袋により構成し、上記熱膨張や熱収縮による外径寸法の変化を上記ゲル状の物質により吸収させることにより達成することができる。
【0063】
また構造体40aや40bが構成要素として取り付けられている構造物全体に熱が加わり、不均一に温度が上昇した場合、構造物全体が歪むことがある。この場合、構造体40a,40bの相対的な角度関係が組み立て当初や常温時とは変化してくることがある。
【0064】
このような場合に、構造体40aや40bに大きな応力や応力度や歪みを生じさせないようにする為には、構造体40aや40bと2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bとの間に熱膨張や熱収縮の少ないゲル状の物質を密封した環状の袋や例えばシリコンゴムやフッ素樹脂ゴムといったパッキンをこれらの間に介在させても良い。或いは、厚さ変化ワッシャ56a,56bの代わりに、熱膨張や熱収縮の少ないゲル状の物質を密封した環状の袋や熱可塑性樹脂や例えばシリコンゴムやフッ素樹脂ゴムといった弾性を有した物質を設置することにより上記の熱による歪みを吸収することが出来る。
【0065】
さらに、厚さ変化ワッシャ56a,56bを熱可塑性樹脂で構成した場合には、図示しないヒータをこれに設置し、構造体全体の不均一な温度上昇によって歪みが発生した場合にこのヒータを使用して熱可塑性樹脂を軟化させ、結果として、構造体40aや40bの相対的な角度関係が容易に変更できるようにして、上記温度上昇に起因する歪みを吸収させることも出来る。
【0066】
上記内孔による2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bや半径方向移動案内部58の保持を上述したように接着剤や固定螺子等の公知の固定手段により強固にする場合には、固定手段の使用は1対の継手42a,42bの相互な適切な連結が終了した後に行なうことが好ましい。
【0067】
また2枚の厚さ変化ワッシャ56a,56bや半径方向移動案内部58を熱硬化性樹脂或いは光硬化性樹脂で構成した場合には、継手42a,42bの相互の適切な連結が終了した後にこれらの樹脂に熱或いは光りを加えて硬化させることが好ましい。
【0068】
またこの実施の形態でも、一方の継手42aが取り付けられる一方の構造体40aと他方の継手42bが取り付けられる他方の構造体40bとは相互に独立しているのみならず相互に異なる構成を有しているが、相互に同じ構成、例えば他方の継手42bが一方の構造体40aと同じ管状のトラス部材、であっても良い。
【0069】
[変形例]
図1の(A)及び(B),そして図2を参照して上述した第1の実施の形態では、1対の継手22a,22bの夫々が連結方向可変機構30を備えていたが、1対の継手22a,22bの少なくとも一方のみが連結方向可変機構30を備えているだけでも良い。
【0070】
図6には、連結方向可変機構30を備えている一方の継手22aと連結方向可変機構30を備えていない他方の継手22b’が相互に連結されている状態が示されていて、他方の継手22b’は連結方向固定機構33の固定支持部33aを介して対応する構造体20bの所定の位置に取り付けられている。連結方向固定機構33は、上記所定の位置の垂線Vに対し継手22b’を傾斜させることは出来ない。図6中では、連結方向可変機構30を介して一方の継手22aに対し連結されている一方の構造体20aが、他方の構造体20bの所定の位置の垂線Vに対し傾斜している状況も示されている。
【0071】
なお、連結方向固定機構33の固定支持部33aは他方の継手22b’の継手本体24の内孔に対し内孔の周方向に回動可能であったり、内孔の中心線に沿った方向に移動可能であることも出来、これら周方向における回動や中心線に沿った方向における移動は、固定支持部33aと他方の継手22b’の継手本体24とを例えば固定螺子や接着剤等の公知の固定手段を使用して任意に固定することも出来る。
【0072】
また、図3の(A)及び(B)乃至図5を参照して上述した第2の実施の形態でも、1対の継手42a,42bの夫々が連結方向可変機構50を備えていたが、1対の継手42a,42bの少なくとも一方のみが連結方向可変機構50を備えているだけでも良い。
【0073】
この場合にも、1対の継手42a,42bの他方は連結方向固定機構の固定支持部を介して対応する構造体の所定の位置に取り付けられる。連結方向固定機構は、上記所定の位置の垂線に対し上記他方の継手を傾斜させることは出来ない。そしてこのように第2の実施の形態の1対の継手42a,42bの他方に適用された連結方向固定機構の固定支持部も他方の継手の継手本体の内孔に対し内孔の周方向に回動可能であったり、内孔の中心線に沿った方向に移動可能であることも出来、これら周方向における回動や中心線に沿った方向における移動は、固定支持部と他方の継手の継手本体とを例えば固定螺子や接着剤等の公知の固定手段を使用して任意に固定することも出来る。
【0074】
【発明の効果】
以上詳述したことから明らかなように、この発明に従った構造体の継手装置は、構成が簡単で、水上に浮かぶ物体上や水中や宇宙空間等の安定しない環境状況中はもちろんのこと高温や低温の外部環境に長期間さらされても構造物の組み立て作業が容易であるとともに分解作業も容易であり、さらには、温度膨張や温度収縮に起因する大きな歪みや応力を生じさせることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は、第1の実施の形態に従った構造体の継手装置の1対の継手の一方の概略的な縦断面図であり;そして、
(B)は、(A)の一方の継手の概略的な正面図である。
【図2】 第1の実施の形態に従った構造体の継手装置の1対の継手が相互に連結されているとともに上記1対の継手の夫々の連結方向可変機構が機能している状況を概略的に示す半縦断面図である。
【図3】 (A)は、第2の実施の形態に従った構造体の継手装置の1対の継手の一方の概略的な縦断面図であり;そして、
(B)は、(A)の一方の継手の概略的な正面図である。
【図4】 第2の実施の形態に従った構造体の継手装置の1対の継手が相互に連結されているとともに上記1対の継手の夫々の連結方向可変機構が機能している状況を概略的に示す側面図である。
【図5】 図4と同じ状況における第2の実施の形態に従った構造体の継手装置の1対の継手の概略的な縦断面図である。
【図6】 図1の(A)及び図1の(B)中に示されている第1の実施の形態に従った構造体の継手装置の1対の継手の変形例が、相互に連結されているとともに上記1対の継手の一方にのみ設けられている連結方向可変機構が機能している状況を概略的に示す側面図であり;
【図7】 (A)は、従来の構造体の継手装置の主要部を拡大し断面にして概略的に示す拡大断面図であり;
(B)は、図7の(A)中に示されている従来の構造体の継手装置により4個の相互に独立した構造体が相互に連結された1つの状況を概略的に示す図であり;そして、
(C)は、図7の(A)中に示されている従来の構造体の継手装置により2個の相互に独立した構造体が相互に連結された1つの状況を概略的に示す図である。
【符号の説明】
20a,20b…構造体、22a,22b…継手、24…継手本体、26…係合突部、28…係止駒部、28a…係止面、29…係合凹所、30…連結方向可変機構、α…仮想面、32…球状支持部、32a…球面の一部、34…球面保持部、C…中心線、40a,40b…構造体、42a,42b…継手、44…継手本体、46…係合突部、48…係止駒部、48a…係止面、49…係合凹所、50…連結方向可変機構、52…突入部、54…拡大径部、56a,56b…厚さ変化ワッシャ、57a…一端面、57b…他端面、58…半径方向移動案内部、58a…凹面形状。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a joint device for a structure including a pair of joints for connecting structures independent of each other.
[0002]
[Prior art]
It is well known to assemble a large structure by interconnecting a plurality of independent structures.
[0003]
For example, a truss structure is well known as such a structure. A conventional truss structure is assembled by connecting a plurality of independent structures to each other by a joint device using a fixing member such as a weld or a bolt.
[0004]
For example, Shimizu Construction Research Report (VOL. 65, 1997. 7) discloses a joint device for connecting a plurality of truss structures to each other using bolts.
[0005]
In this conventional joint device, as shown in FIG. 7A, the
[0006]
The conventional joint device further includes a
[0007]
Then, after aligning the tip end of the shaft portion of the
[0008]
In the conventional joint device assembled in this way, the compressive force applied between the
[0009]
If a
[0010]
In addition, if a node member 18 '' having screw holes formed at two desired positions on the outer peripheral surface is prepared, such a node member 18 '' is shown in FIG. As shown, one end of each of the two
[0011]
[Patent Literature]
Shimizu Construction Research Report (VOL.65, 19977.4)
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
As the structure becomes larger, the number of structures that must be connected to each other inevitably increases, and the assembly work of the structure becomes difficult.
[0013]
Moreover, in the conventional joint device configured as described above, the tip of the shaft portion of the
[0014]
Such complexity of the assembly work of the structure using the conventional joint device configured as described above is performed in an unstable environment such as an object floating on the water, underwater or outer space. If it gets worse.
[0015]
Moreover, in the conventional joint device configured as described above, the assembly work becomes difficult unless the dimensional accuracy is strictly controlled, and the structural body and the components of the joint device are subjected to high temperature and temperature contraction. The above assembling work becomes even more difficult in an environment that is exposed to an external environment of low temperature or low temperature for a long time.
[0016]
Further, even after the assembly work is completed, under such circumstances, the joint device is greatly distorted due to the temperature expansion and contraction of the structural body and the components of the joint device, and causes the fatigue failure of the joint device. It can be.
[0017]
The present invention has been made under the circumstances described above, and the object of the present invention is simple in structure, and not only in an unstable environment such as an object floating on water, in water or in outer space, but also in a high or low temperature external environment. A structure joint device that can be easily assembled and disassembled even after being exposed to a long period of time, and that does not cause large distortion or stress due to temperature expansion or contraction. Is to provide.
[0018]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-described object of the present invention, the joint device for a structure according to the present invention is attached to a structure independent from each other and is detachably coupled to each other so as to be independent from each other. A pair of joints connecting the structures being connected,
Each of the pair of joints
A tubular joint body;
A plurality of engaging protrusions provided along the cylindrical center line from a plurality of positions spaced at predetermined intervals in the cylindrical circumferential direction, provided at the tip of the joint body;
A locking piece projecting toward a predetermined one in the circumferential direction at each projecting end of the plurality of engaging projections;
Is included.
[0019]
The pair of joints is inserted after inserting the plurality of engaging protrusions of the joint body of one joint into the plurality of engaging recesses between the plurality of engaging protrusions of the joint body of the other joint. By rotating the joint body of one joint relative to the joint body of the other joint in a predetermined direction in the circumferential direction, the plurality of locking pieces of the plurality of engaging protrusions of the one joint are The plurality of engaging projections of the joint of the plurality of locking pieces are locked in the direction away from each other in the direction along the center line,
At least one of the pair of joints is further provided with a coupling direction variable mechanism that couples the center line of the joint body to a predetermined direction with respect to a predetermined position of the corresponding structure.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, various embodiments and modifications of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. 1 to 6 in the accompanying drawings.
[0021]
[First Embodiment]
First, a joint device for a structure according to a first embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. 1A and 1B and FIG. 1A is a schematic longitudinal sectional view of one of a pair of joints of a joint device for a structure according to the first embodiment; FIG. FIG. 2 is a schematic front view of one joint of FIG. 1A; and FIG. 2 shows a pair of joints of the joint device of the structure according to the first embodiment connected to each other. FIG. 6 is a semi-longitudinal sectional view schematically showing a state in which each connection direction variable mechanism of the pair of joints is functioning.
[0022]
The joint device for a structure according to the first embodiment of the present invention is attached to the
[0023]
In this embodiment, the
[0024]
In this embodiment, the
[0025]
Each of the pair of
[0026]
A plurality of
[0027]
A locking
[0028]
As shown in FIG. 2, the pair of
[0029]
In this embodiment, in the plurality of locking
As described above, the inclination angle θ of the pair of
[0030]
The inclination angle as described above is obtained when the pair of
[0031]
The tubular
[0032]
Each of the pair of
[0033]
The coupling
[0034]
In this embodiment, the
[0035]
In addition, the spherical
[0036]
In the combination of the pair of
[0037]
Furthermore, heat may be applied to the entire structure including the
[0038]
However, even in such a case, the spherical
[0039]
In this embodiment, one
[0040]
[Second Embodiment]
Next, a structure joint device according to a second embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. 3A and 3B, FIG. 4, and FIG. 3A is a schematic longitudinal sectional view of one of a pair of joints of the joint device of the structure according to the second embodiment; FIG. FIG. 4 is a schematic front view of one joint of FIG. 3A; FIG. 4 shows a pair of joints of the joint device of the structure according to the second embodiment connected to each other. FIG. 5 is a side view schematically showing a state in which each of the coupling direction variable mechanisms of the pair of joints is functioning; and FIG. 5 is according to the second embodiment in the same situation as FIG. It is a schematic longitudinal cross-sectional view of a pair of joint of the joint apparatus of a structure.
[0041]
The joint device for a structure according to the second embodiment of the present invention is also provided by the structure according to the first embodiment of the present invention with reference to FIGS. 1A and 1B and FIG. Similarly to the joint device of FIG. 1, a pair of joints that are attached to the
[0042]
In this embodiment, the
[0043]
In this embodiment, the
[0044]
Each of the pair of
[0045]
A plurality of engaging
[0046]
A locking
[0047]
As shown in FIGS. 4 and 5, the pair of
[0048]
In this embodiment, in the plurality of locking
The inclination angle θ is such that the locking surfaces 48a of the plurality of locking
[0049]
The inclination angle as described above is obtained when the pair of
[0050]
The tubular
[0051]
As is clear from the above detailed description, a pair according to the second embodiment including the
[0052]
The second embodiment is different from the first embodiment described above with respect to the predetermined positions of the
[0053]
In the coupling direction
[0054]
The connecting direction
[0055]
Each of the at least two
[0056]
The
[0057]
In the inner hole, the
[0058]
Note that one of the two
[0059]
Further, by moving both of the two
[0060]
For example, the two
[0061]
The two
[0062]
In the combination of the pair of
[0063]
Further, when heat is applied to the entire structure to which the
[0064]
In such a case, in order to prevent the
[0065]
Further, when the
[0066]
When the holding of the two
[0067]
Further, when the two
[0068]
Also in this embodiment, one
[0069]
[Modification]
In the first embodiment described above with reference to FIGS. 1A and 1B and FIG. 2, each of the pair of
[0070]
FIG. 6 shows a state in which one joint 22a provided with the connecting direction
[0071]
The fixing
[0072]
In the second embodiment described above with reference to FIGS. 3A and 3B to FIG. 5, each of the pair of
[0073]
Also in this case, the other of the pair of
[0074]
【The invention's effect】
As is clear from the above detailed description, the joint device for a structure according to the present invention has a simple structure and is not only in an unstable environment such as an object floating on the water or in water or outer space. It is easy to assemble and disassemble structures even if exposed to a low temperature external environment for a long time, and does not cause large distortion or stress due to temperature expansion or contraction. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a schematic longitudinal sectional view of one of a pair of joints of a joint device for a structure according to a first embodiment;
(B) is a schematic front view of one joint of (A).
FIG. 2 shows a situation in which a pair of joints of the joint device of the structure according to the first embodiment are connected to each other and the connecting direction variable mechanisms of the pair of joints are functioning. It is a half longitudinal cross-sectional view shown roughly.
FIG. 3A is a schematic longitudinal sectional view of one of a pair of joints of a joint device for a structure according to a second embodiment; and
(B) is a schematic front view of one joint of (A).
FIG. 4 shows a situation in which a pair of joints of a joint device of a structure according to the second embodiment are connected to each other, and each connection direction variable mechanism of the pair of joints functions. It is a side view shown roughly.
FIG. 5 is a schematic longitudinal sectional view of a pair of joints of the joint device for a structure according to the second embodiment in the same situation as FIG. 4;
FIG. 6 shows a modification of a pair of joints of a joint device of a structure according to the first embodiment shown in FIGS. 1A and 1B. And is a side view schematically showing a situation in which the connecting direction variable mechanism provided only in one of the pair of joints is functioning;
FIG. 7A is an enlarged cross-sectional view schematically showing an enlarged main portion of a conventional joint device of a structural body in cross section;
(B) is a diagram schematically showing one situation where four mutually independent structures are connected to each other by the joint device of the conventional structure shown in FIG. 7 (A). Yes; and
(C) is a diagram schematically showing one situation where two mutually independent structures are connected to each other by the joint device of the conventional structure shown in FIG. is there.
[Explanation of symbols]
20a, 20b ... structure, 22a, 22b ... joint, 24 ... joint body, 26 ... engaging projection, 28 ... locking piece, 28a ... locking surface, 29 ... engaging recess, 30 ... variable coupling direction Mechanism: α: Virtual surface, 32: Spherical support portion, 32a: Part of spherical surface, 34: Spherical surface holding portion, C: Center line, 40a, 40b ... Structure, 42a, 42b ... Joint, 44 ... Joint body, 46 ... engaging protrusion, 48 ... locking piece part, 48a ... locking surface, 49 ... engaging recess, 50 ... coupling direction variable mechanism, 52 ... rushing part, 54 ... enlarged diameter part, 56a, 56b ... thickness Change washer, 57a ... one end surface, 57b ... the other end surface, 58 ... radial movement guide, 58a ... concave shape.
Claims (8)
1対の継手の夫々が、
筒形状の継手本体と、
継手本体の先端部に設けられ、筒形状の周方向に所定間隔に離間した複数の位置から筒形状の中心線に沿い突出する複数の係合突部と、
複数の係合突部の夫々の突出端部において上記周方向における所定の一方に向い突出した係止駒部と、
を含んでいて、
1対の継手は、一方の継手の継手本体の複数の係合突部を他方の継手の継手本体の複数の係合突部の間の複数の係合凹所中に挿入した後に一方の継手の継手本体を他方の継手の継手本体に対し上記周方向における所定の一方に向い相対的に回転させることにより、一方の継手の複数の係合突部の複数の係止駒部を他方の継手の複数の係合突部の複数の係止駒部に対し上記中心線に沿った方向で相互に離間する方向に係止させ、
1対の継手の少なくとも一方が、対応する構造体の所定の位置に対し継手本体の上記中心線を所望の方向に向けられるよう連結する連結方向可変機構をさらに備えている、
構造体の継手装置。A pair of joints attached to the mutually independent structures and removably coupled to each other to connect the mutually independent structures;
Each of the pair of joints
A tubular joint body;
A plurality of engaging protrusions provided along the cylindrical center line from a plurality of positions spaced at predetermined intervals in the cylindrical circumferential direction, provided at the tip of the joint body;
A locking piece projecting toward a predetermined one in the circumferential direction at each projecting end of the plurality of engaging projections;
Including
A pair of joints is formed by inserting a plurality of engagement protrusions of a joint body of one joint into a plurality of engagement recesses between a plurality of engagement protrusions of a joint body of the other joint. By rotating the joint body of the other joint relative to the joint body of the other joint in a predetermined direction in the circumferential direction, the plurality of locking pieces of the plurality of engaging protrusions of the one joint are moved to the other joint. Locking the plurality of engaging protrusions of the plurality of engaging protrusions in directions away from each other in the direction along the center line,
At least one of the pair of joints further includes a coupling direction variable mechanism that couples the center line of the joint main body to a predetermined position with respect to a predetermined position of the corresponding structure.
Structure joint device.
請求項1に記載の構造体の継手装置。In the plurality of locking pieces of the plurality of engaging protrusions of each joint body of the pair of joints, the plurality of locking pieces of the plurality of engaging protrusions of the joint body of one joint are The locking surfaces that come into contact with each other when locked to the plurality of locking pieces of the plurality of engaging protrusions of the joint body correspond to the locking surfaces corresponding to the locking surfaces from the virtual plane orthogonal to the center line. Inclined toward the projecting end of the mating projection,
The joint device for a structure according to claim 1.
上記少なくとも一方の継手の継手本体が対応する構造体の所定の位置に固定された少なくとも球面の一部を有した球状支持部と、
球状支持部の上記少なくとも球面の一部を保持し上記少なくとも球面の一部上で摺動可能であるとともに夫々の継手の継手本体に対し接続された球面保持部と、
を含んでいる、請求項1又は2に記載の構造体の継手装置。The coupling direction variable mechanism is
A spherical support portion having at least a part of a spherical surface in which a joint body of the at least one joint is fixed at a predetermined position of a corresponding structure;
A spherical holding portion that holds at least a part of the spherical surface of the spherical support portion and is slidable on at least a part of the spherical surface and connected to a joint body of each joint;
The joint device for a structure according to claim 1, comprising:
上記少なくとも一方の継手の継手本体が対応する構造体の所定の位置に固定され対応する継手の継手本体の内孔中に突入した突入部と、
突入部に固定された拡大径部と、
上記内孔中で拡大径部に対し突入部の突入端とは反対側において上記中心線の周りに環状に延出しているとともに上記内孔の中心線に沿った方向に相互に重複して設けられている少なくとも2枚の厚さ変化ワッシャと、
上記内孔中で拡大径部に対し突入部の突入端側に設けられ、拡大径部の上記突入端側の端面に当接し、上記内孔の半径方向への拡大径部の移動を可能にしている半径方向移動案内部と、
を含んでおり、
上記少なくとも2枚の厚さ変化ワッシャの夫々は、夫々の中心線に沿った方向における両端面の一方が上記夫々の中心線に対して直交する方向に延出しており、また、上記両端面の他方が上記夫々の中心線に対して斜めに交差する方向に延出しており、
上記内孔中で上記拡大径部が上記内孔の中心線に沿った方向で上記少なくとも2枚の厚さ変化ワッシャと上記半径方向移動案内部とにより挟持されていて、上記少なくとも2枚の厚さ変化ワッシャの一方を他方に対し周方向に相対的に移動させることにより上記拡大径部の上記突入端側の端面上で上記半径方向移動案内部が上記内孔の半径方向において移動し、上記突入部の上記突出端に対し対応する継手の継手本体が上記内孔の半径方向に移動する、
請求項1に記載の構造体の継手装置。The coupling direction variable mechanism is
A rush portion in which the joint body of the at least one joint is fixed at a predetermined position of the corresponding structure and enters the inner hole of the joint body of the corresponding joint;
An enlarged diameter part fixed to the entry part,
In the inner hole, it extends annularly around the center line on the side opposite to the protruding end of the protruding part with respect to the enlarged diameter part, and overlaps with each other in the direction along the center line of the inner hole. At least two thickness change washers that are
It is provided on the piercing end side of the plunging portion with respect to the enlarged diameter portion in the inner hole, abuts on the end surface of the enlarged diameter portion on the piercing end side, and enables the movement of the enlarged diameter portion in the radial direction of the inner hole. A radial movement guide,
Contains
Each of the at least two thickness change washers has one of the end faces extending in a direction along the center line extending in a direction perpendicular to the center line, and The other extends in a direction obliquely intersecting each of the center lines,
In the inner hole, the enlarged diameter portion is sandwiched between the at least two thickness change washers and the radial movement guide portion in a direction along the center line of the inner hole, and the at least two thicknesses By moving one of the length change washers relative to the other in the circumferential direction, the radial movement guide portion moves in the radial direction of the inner hole on the end surface of the enlarged diameter portion on the entry end side, and The joint body of the joint corresponding to the projecting end of the projecting portion moves in the radial direction of the inner hole;
The joint device for a structure according to claim 1.
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