JP4053641B2 - Paper processing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙を順次送りながらその用紙に目的の処理を施す用紙処理装置に関する。特に、部分的な切込みまたは穿孔により分離しやすいように弱くされている部分を有する連続用紙を、その切込み箇所または穿孔箇所で自動的且つ連続的に切断することを目的の処理とする自動連続用紙切断装置(以下、バースタと称す)に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述のような切込み箇所または穿孔箇所を等間隔に有する連続用紙を自動的に次々と切断して1枚ずつの用紙に分離していく装置として、バースタが知られている。バースタは、その作業能率の向上が求められる結果として高速性が従来から追求されてきた装置である。また使用者は、用紙送り速度を可変調整できる装置では、その運転中に送り速度を上げていく傾向にある。
【0003】
しかしながら、送り速度が高速になるほどペーパージャム発生の確率は高くなる傾向にある。ペーパージャムの発生原因は、用紙の不均質や用紙通過部分における各部構成の動作不安定など種々考えられる。それらの事象がペーパージャム発生に関与する程度は、用紙送り速度が低い場合にはペーパージャム発生にまで至らない程度のものもあるが、用紙送り速度が高速になるほど増幅倍加されてペーパージャム発生に至ってしまうものである。一旦ペーパージャムが生じると装置の運転を停止し、装置内に詰まった用紙を取り除いてから装置を再起動しなければならず、ペーパージャムが頻繁に生じると作業能率の低下を招くことになる。
【0004】
ところで、自動連続用紙切断装置のような用紙処理装置で処理された用紙が処理領域から次々と排出されるとき、用紙が順序どおりに積み重ねられるように、前後の用紙が衝突するのを回避しなければならない。特に高速で用紙が排出される場合、この衝突回避が確実に達成されることが用紙排出部におけるペーパージャム発生の防止に重要である。自動連続用紙切断装置では、切断されて切断処理領域から排出されてくる用紙の後端部が後続の用紙の先端部に干渉しないように、排出された用紙の後端部を叩き落とすように回転するフィンを設けた装置が知られている。このフィンの回転は、排出されてくる用紙の速度と同期していなければ用紙の一定個所を叩くことはできず、そのタイミングに狂いが生じてくると、かえってペーパージャムの発生を助長することになる。
【0005】
本発明は、上述のようなフィンが、処理領域から排出されてくる用紙をタイミングよく叩くようにして、安定した用紙排出を実現しようとするものである。しかしながら、何らかの要因でそのタイミングが少しずつずれることがあり、そうしてフィンの回転位置と用紙の送り位置との間に相対的なずれが生じると、フィンに叩かれる位置が用紙の前方へずれたり後方へずれたりする。そのようなずれの修正がなされることなく用紙排出が続けられると、次第にそのずれが大きくなり、高速で順次排出される用紙どうしの間で、先行する用紙の後端部と後続の用紙の先端部とが衝突するようになってペーパージャムの発生原因となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のような事情に鑑み、回転しているフィンと排出されてくる用紙との相対的な位置関係並びに双方の運動におけるタイミングが、何らかの原因で双方の間にずれを生じても、そのずれを常時補正して用紙の正確な位置を叩くようにすることで、用紙排出部におけるペーパージャムを生じることなく安定して運転が続けられる用紙処理装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る用紙処理装置は、上述のごとき技術的課題を解決し、その目的を達成するために以下のような構成を備えている。即ち、用紙処理領域の用紙搬送上流側に、メインモータ(30)により駆動する用紙送り装置を備え、前記用紙処理領域の用紙搬送下流側に、前記用紙処理領域から排出される処理済み用紙を排出する排出ローラ(22)を備え、前記用紙送り装置により所定の送り速度で用紙処理領域に順次用紙を送り込み、前記用紙処理領域で目的の処理を施した後、前記排出ローラにより排出装置へ排出する用紙処理装置において、前記排出ローラ(22)の下流側に排出フィン(24)を備え、該排出フィン(24)は、前記メインモータ(30)とは別の排出フィン専用のステップモータ(38)に連結され、該ステップモータ(38)により回転し、前記排出ローラ(22)からの用紙の後端部を叩き落とすように構成され、前記排出フィン(24)には、該排出フィン(24)の回転軸芯回りの回転位置を検知する第1検知手段(40,41)を備え、前記用紙送り装置には、用紙の送り速度を監視する送り速度監視手段(31,32)を備え、前記用紙処理領域と前記排出ローラ(22)との間には、前記用紙処理領域から排出される用紙の先端部を検知する第2検知手段(36)を備え、前記第1検知手段(40、41)、前記第2検知手段(36)及び前記速度監視手段(31,32)による検知内容が入力されると共に、前記ステップモータ(38)に制御信号を出力する制御ユニット(26)を備え、前記第1検知手段(40,41)は、前記第2検知手段(36)が前記用紙の先端部を検知するタイミングにおいて、前記排出フィン(24)が前記用紙の後端部を叩き落すための適正な回転位置にあるときを前記排出フィン(24)の回転位置の原点とした場合に、該原点を検知するものであり、前記制御ユニット(26)は、前記第2検知手段(36)により前記用紙の先端部を検知した時に、該検知時点での前記用紙送り装置による送り速度に対して前記排出フィン(24)の回転位置が前記第2検知手段(36)による前記検知時点で前記原点から偏位している量を算出し、該偏位量分を補正するように、前記排出フィン(24)専用のステップモータ(38)の回転速度を可変調整する。
【0008】
なお、用紙処理装置としては種々の装置が考えられるが、自動連続用紙切断装置のように用紙の切断処理を行う装置の他に、用紙に印刷する装置、用紙枚数を計数する装置、用紙の向きや姿勢を一定に揃える装置、複数種の用紙を種類毎に分類する装置等が考えられる。その他にも、用紙に対して施される処理は多数考えられるが、処理の具体的内容は本発明を限定するものではない。
【0009】
【発明の実施形態】
図1は、本発明に係る用紙処理装置の一例として、自動連続用紙切断装置の概略構成を示している。図中10は給紙台であり、用紙11が穿孔箇所毎に折り返されて束ねられた状態で給紙台10の上に載置される。給紙台10の略中央には用紙の残量を検知する秤12が設けられている。用紙11の幅方向の両端には、ピントラクタ(用紙送り装置)13のピンに係合するように一定間隔の用紙送り穴が形成されている。ピントラクタ13は、2.54cm(1インチ)あたり2本のピッチでピンが両側に配列されており、用紙11の両側には用紙送り穴が各ピンに対応して形成されている。ピントラクタ13の両側の間の間隔は用紙11の幅寸法に合わせて可変調整できる。用紙11の送り速度はピントラクタ13の回転速度によって与えられる。用紙11の送り方向に関してピントラクタ13の直ぐ下流側(図1では右側)には、スリッタ14が配置されている。このスリッタ14は、用紙送り穴が形成されている用紙の両耳の部分(幅方向の両端部分)を切り落とすディスク状の刃である。
【0010】
スリッタ14で両耳が切り落とされた用紙11は、1対ずつ前後に2対配置されたローラ15,16間に送られる。前方の、即ち上流側の1対のローラ15をインフィードローラと称し、後方の、即ち下流側の1対のローラ16をアウトフィードローラと称す。アウトフィードローラ16の回転周速度はインフィードローラ15の回転周速度よりも速く(約1.7倍の速度に)設定されており、アウトフィードローラ16に用紙11が噛み込むとその用紙はインフィードローラ15とアウトフィードローラ16との間で張力を受け、緩みのない状態にピンと張ろうとする。インフィードローラ15の直後には用紙切断用のブレード17が配置されており、用紙11に張力が働いて用紙11がピンと張ったとき、用紙の穿孔箇所がこのブレード17に当接してその箇所で切断される。このように、インフィードローラ15とアウトフィードローラ16との間で用紙が切断分離されるので、この切断分離作用がなされる部分をバースト部と称す。
【0011】
インフィードローラ15は、用紙切断ブレード17と、搬送ベルト18用の三つのローラ19と共に移動ユニット20上に設置されている。移動ユニット20は、ボールネジ機構21によって駆動される。インフィードローラ15とアウトフィードローラ16との間の距離は、移動ユニット20を移動させることによって可変調整でき、用紙の束毎に用紙切断長が違っても各用紙の切断長に合わせて調整できる。搬送ベルト18は、ピントラクタ13から出た用紙11の先端をインフィードローラ15へ案内し、さらにインフィードローラ15から先へ出た用紙の先端をアウトフィードローラ16の方向へ案内して用紙11をスムーズに進行させる。搬送ベルト18用の三つのローラ19は、移動ユニット20を移動させるときインフィードローラ15およびブレード17と共に移動するので、用紙11の切断長に合わせてインフィードローラ15を移動させても、これらの相対的位置関係は常に一定である。そして、搬送用ベルト18の他のローラはピントラクタ13の出口、アウトフィードローラ16の入口の夫々の箇所で固定されており、その他のローラも所定の箇所で固定されている。
【0012】
アウトフィードローラ16のさらに下流側には、用紙排出用の1対の排出ローラ22、出口ガイド23、排出フィン24、さらに排出コンベア25が順に配置されている。出口ガイド23は、排出ローラ22から出た用紙の先端を下方へ向けて排出コンベア25上へ案内する。排出ローラ22から吐出された用紙は先端が出口ガイド23に当たって排出コンベア25上に至るまで排出ローラ22の搬送速度で走行しており、コンベア25上に至って減速されるので後続の用紙が次々と排出ローラ22から吐出されると後続の用紙が先行の用紙に追突してしまい、整然とした用紙の排出が継続できなくなる(ペーパージャムを生じる)。排出フィン24は、そのようなことがないように排出ローラ22から吐出された用紙の後端部を排出コンベア25上へ積極的に叩き落とすように所定の速度およびタイミングで回転するフィンである。この排出フィン24が用紙の後端部を叩き落とすことによって、後続の用紙が排出ローラ22から吐出されるときにその前端部が先行の用紙の後端部に干渉するのを防止し、順次排出される用紙の流れをスムーズにする。すなわち、用紙排出セクションでのペーパージャム発生を防止する。
【0013】
上述のように、用紙11の送り速度はピントラクタ13の回転速度によって与えられるが、ピントラクタ13はインバータ制御により回転数を可変調整できるメインモータ30によって駆動され、その制御は第1のモータドライバ29によって行われる。自動連続用紙切断装置の制御ユニット26では、CPU27が各種センサからの信号を受け、またメモリ28との間の信号のやり取りを介してモータドライバ29に命令信号を出力する。また、ピントラクタ13の速度は、ピントラクタの回転ドラムと同一速度で回転する、あるいは一定の比例関係の速度で回転する円板状のエンコーダ31と、エンコーダ31を監視するエンコーダセンサ32によって検知され、その速度信号が常時CPU27へ入力されている。具体的には、例えば用紙の送り量2.54cm(1インチ)につき12パルスの信号を出力するようにできる。なおメインモータ30の出力は、スリッタ14、インフィードローラ15、アウトフィードローラ16、搬送ベルト18および排出ローラ22の駆動にも用いられ、それぞれの回転速度もピントラクタ13の速度に応じて、すなわち用紙の送り速度に応じて増減する。
【0014】
CPU27への入力信号を提供するその他のセンサは、給紙台10の秤12に設けられて用紙の残量が所定量以上であるか否かを監視する残量検知センサ33と、ピントラクタ13への用紙供給口手前に設けられてその位置における用紙11の存在の有無を監視する第1用紙センサ34と、ピントラクタ13のピンに用紙11の用紙送り穴が正しく係合しているか否かを監視する脱ピンセンサ35と、アウトフィードローラ16と排出ローラ22との間で用紙11の存在の有無を監視する第2用紙センサ36とである。上述の各種センサからの信号に基づいてペーパージャムの発生も検知され、ペーパージャム発生時にはCPU27がメインモータ30を停止させて用紙送りを自動的に停止する。
【0015】
装置の運転は次のようにして行われる。穿孔箇所毎に折り返して重ねられた連続用紙を給紙台10の秤12の上に載置して用紙の先端を取り上げ、その両耳の用紙送り穴をピントラクタ13のピンに正しく係合させた状態で運転開始可能状態となる。運転開始や停止、用紙送り速度の設定、用紙サイズやマージン幅の設定等は、装置の上面に設けられた操作パネル37によって操作できる。なお、用紙サイズおよびマージン幅については多数の組合わせパターンが予め設定されており、オペレータは操作パネル37上でそのパターンを選択するだけでよい。
【0016】
用紙送り速度は10段階から20段階程度の複数の段階に分かれて異なった速度に設定可能となっており、オペレータが用紙11の種類や大きさに応じてペーパージャムが発生しないように適宜設定ないし設定変更できる。この速度設定は、運転中においても変更可能であり、オペレータがペーパージャムは発生しないだろうと見当をつけて最初に設定した速度で運転を開始した後、もっと送り速度を上げてもペーパージャムは発生しないと思われる程に送り速度に余裕のある状況であれば、オペレータは速度段階を上げるように設定を変更することができる。速度段階を順次上げていくとき、いずれかの速度段階でペーパージャムが発生するであろうが、オペレータはそのことによってその用紙の限界送り速度(それ以上速くなるとペーパージャムが生じるという限界の速度)を知ることができる。ペーパージャムが発生して装置が自動停止した場合、そのときに設定されていた用紙送り速度は制御ユニット26のメモリ28内に記憶される。そしてペーパージャムが解消されて再起動されるとき、この記憶された速度のままで用紙が送られると同じ原因でペーパージャムが再発生する確率が高いので、その記憶した速度よりも1段階から3段階ほど低速の段階で運転が開始されるようにCPU27により制御される。好ましくは、記憶した速度の80%程の速度(ペーパージャムを再発することなく確実に用紙を送れる速度)で再起動されて、用紙の送り状況の様子を見て1〜2段階ほど送り速度を上げられると、一度ペーパージャムが生じた後も、できるだけ限界速度に近づけた速度で安定して用紙を送ることができる。そして最後まで用紙の切断を完了したときの速度が、そのタイプの用紙の切断の最適速度として制御ユニット26のメモリ28内に格納され、以後、同じタイプの用紙の切断に際してはその最適速度で運転が開始されるようにプリセットされる。
【0017】
用紙11は、設定された速度でピントラクタ13からインフィードローラ15へ、インフィードローラ15からアウトフィードローラ16へと送られる。用紙11の先端がアウトフィードローラ16に噛み込まれた瞬間に、用紙11はインフィードローラ15とアウトフィードローラ16との間で張力を受けてピンと張ろうとし、穿孔箇所の位置でブレード17に当接して切断される。切断された用紙11は、アウトフィードローラ16から排出ローラ22を経て排出コンベア25上へ順次排出される。
【0018】
図2は排出フィン24の詳細を示す斜視図であり、図3には排出フィンの回転と用紙の送りとのタイミングを合わせるための制御系のブロック図を示す。排出フィン24は切断された用紙が排出ローラ22から吐出されるとその後端部を叩き落とすタイミングで回転駆動される。排出フィン24は専用のステップモータ38によって駆動されており、その回転速度および回転位置はステップモータ38を制御することによって自在に調整可能である。排出フィン24は、切断された用紙を1枚ずつ叩き落とすので、フィン24の回転速度は用紙の送り速度に対応していなければならない。まず用紙の送り速度が、ピントラクタ13の回転速度をエンコーダ31およびエンコーダセンサ32で測定することによって得られ、その速度に応じて排出フィン24の基本回転速度(ステップモータ38の回転速度)も決められる。そして、アウトフィードローラ16と排出ローラ22との間の第2用紙センサ36が用紙の先端部を検知するタイミングと、そのタイミングにおいてフィン24が適正な回転位置(以下、この位置を原点とする)にあれば、フィン24は用紙の後端部をちょうど良いタイミングで叩き落とすことができる。
【0019】
図2に示すように、排出フィン24の回転軸39に対向して光学センサ(フィン原点センサ)40が配置されており、一方、回転軸39にはこれと一体に回転して光学センサ40の光路を横切ることによって遮光する遮光板41が設けられている。遮光板41が原点センサ40を横切った時点におけるフィン24の回転位置を原点とし、フィン24が原点にあるときに用紙の先端部が第2用紙センサ36に到達しているのが最も適切なタイミングである。したがって、フィン24が原点にあるときに用紙の先端部が第2用紙センサ36にまだ到達していない場合、フィン24は用紙に対して相対的に進み過ぎており、逆に用紙の先端部が第2用紙センサ36を既に通過している場合にはフィン24が遅れている。原点は、フィン24が最も上の位置に来ているとき或いはその近辺にあるときに設定するのが好ましい。この位置は、排出ローラ22から出てきた用紙に対してフィン24が干渉しない位置、すなわち用紙を叩かない位置である。
【0020】
図4のフローチャートに示すように、自動連続用紙切断装置がスタートすると所定数のエンコーダーパルスが発生するのに要した時間を測定して用紙送り速度が読み取られる(ステップ#101)。そして、その用紙送り速度と、予め設定されている用紙サイズとに応じてフィン24の基本回転速度がCPU27によって計算される(ステップ#102)。この基本回転速度でステップモータ38を駆動するように、CPU27から第2のモータドライバ42へ制御信号が出力される。フィン24の回転位置と用紙の送り位置との間に相対的なずれが生じない限りは、設定された送り速度で送られる用紙の後端部が、基本回転速度で回転するフィン24によってタイミングよく叩き落される。基本回転速度が計算された後、フィン24のタイミングが用紙の送りに対して早いか遅れているかの判断がステップ#103でなされ、フィン24のタイミングが早い場合には、YESと判断してステップ#104へ移行する。逆にフィン24のタイミングが遅れている場合には、NOと判断してステップ#105へ移行する。ステップ#104では、基本回転速度を基準として、フィン24のタイミングが早い分(進み量αとする)だけステップモータ38の回転速度を減速させるように速度を設定する。また、ステップ#105では、フィン24のタイミングが遅れている分(遅れ量βとする)だけステップモータ38の回転速度を増速させるように速度を設定する。
【0021】
フィン24の進み量αまたは遅れ量βを補正するために、遮光板41が原点センサ40を通過したとき、図4のフローの途中で図5に示す割り込みルーチンが実行される。割り込みルーチンのステップ#201では、遮光板41が原点センサ40を通過したときの用紙先端位置をエンコーダセンサ32でチェックする。このステップ#201が行われることよって、ステップ#103における「進み遅れ」の判断が可能になる。続いてステップ#202で、正常時(進み量αまたは遅れ量βが0のとき)におけるエンコーダセンサのパルスカウントとの差を取り、定数を掛けて次回の回転速度(ステップモータの)設定時の補正量(αまたはβに相当)を算出する。この割り込みルーチンが実行されることによって、ステップ#104または#105での補正操作が可能になる。この補正操作を行う具体的な制御フローを図6に示す。
【0022】
装置がスタートするとステップ#301で、エンコーダ31の読み取りが行われる。すなわち、エンコーダ31の発生するパルスをエンコーダセンサ32でカウントする。パルスカウントは一定時間におけるカウント数で表され、このカウント数はピントラクタ13の回転速度を、すなわち設定されている用紙送り速度を示している。ステップ#302では、この用紙送り速度に対応して適切なタイミングで用紙を叩くことができるように、排出フィン24の基本回転速度が、すなわちステップモータ38の基本回転速度V1が設定される。すなわち、この装置では、設定されている用紙送り速度に対して、排出フィン24が基本回転速度V1で回転する状態が基本的な適正運転状態である。
【0023】
ステップ#302の状態から、原点センサ40がフィン24の原点位置にあることを検知するのと、送られてきた用紙の先端が第2用紙センサ36の位置に達したのを検知するのと、どちらが先に検知されるかをステップ#310とステップ#320とを繰り返すことによって常時監視する。すなわち、両センサ40,36が検知しないうちはステップ#310および#320においていつまでもNOの判断が繰り返され、原点センサ40が先に検知した場合は、ステップ#310でYESの判断がなされ、第2用紙センサ36が先に検知した場合は、ステップ#320でYESの判断がなされる。ステップ#310またはステップ#320でYESの場合、それぞれ以下のサブルーチンを繰り返すことによってステップモータ38の基本回転速度が常に調整される。
【0024】
ステップ#310でYESの場合、用紙送りに対して排出フィン24が相対的に進んでいるので、その進み量αがステップ#311で算出される。続いてステップ#312で再度エンコーダ31の読み取りを行い、その時点での実際の用紙送り速度が検出される。この検出された用紙送り速度に対応する適正なステップモータ38の基本回転速度V2がステップ#313で算出される。ステップ#314では、この算出されたステップモータの基本回転速度V2から、ステップ#311で算出した進み量αに相当してこれを補正する速度を算出し、ステップモータの回転速度を遅くした速度を新たな基本回転速度(たとえばV3)として設定する。この補正により、排出フィン24が用紙を叩くタイミングは適正化される。ステップ#314が終了するとステップ#310へ戻り、原点センサ40がフィン24の原点位置にあることを検知するのと、送られてきた用紙の先端が第2用紙センサ36の位置に達したのを検知するのと、どちらが先に検知されるかをステップ#310とステップ#320とを繰り返すことによって常時監視する。
【0025】
ステップ#310でNOであってステップ#320でYESの場合、用紙送りに対して排出フィン24が相対的に遅れているので、その遅れ量βがステップ#321で算出される。続いてステップ#322で再度エンコーダ31の読み取りを行い、その時点での実際の用紙送り速度が検出される。この検出された用紙送り速度に対応する適正なステップモータ38の基本回転速度V2がステップ#323で算出される。ステップ#324では、この算出されたステップモータの基本回転速度V2から、ステップ#321で算出した遅れ量βに相当してこれを補正する速度を算出し、ステップモータの回転速度を上げた速度を新たな基本回転速度(たとえばV3)として設定する。この補正により、排出フィン24が用紙を叩くタイミングは適正化される。ステップ#324が終了するとステップ#310へ戻り、原点センサ40がフィン24の原点位置にあることを検知するのと、送られてきた用紙の先端が第2用紙センサ36の位置に達したのを検知するのと、どちらが先に検知されるかをステップ#310とステップ#320とを繰り返すことによって常時監視する。
【0026】
上述のように、用紙送りに対して排出フィン24の回転が進んでいる場合にはその進み量を、遅れている場合にはその遅れ量をそれぞれ計算し、進み量または遅れ量に応じてステップモータ38の回転速度をCPU27が可変制御して、常に排出フィン24が用紙11の後端部をタイミングよく叩き落とす。したがって、用紙送りの途中経路で送り速度に多少の変化や誤差が生じても、排出ローラ22の出口近辺で用紙位置を逐次検出し、その誤差に応じて排出フィン24の回転速度を修正するので、常に適切なタイミングで用紙の後端部を確実に叩き落とすことができる。後続の用紙が排出ローラ22から排出されたときには、先行用紙の後端部は既に下方へ叩き落とされており、その上方を後続用紙が通過するので、後続用紙の先端部が先行用紙の後端部に干渉することがない。後続用紙が叩き落とされたとき、既に先行用紙は排出コンベア25上で幾分前方へ進んでおり、少しずつずれて重なった状態で排出コンベア25上を搬送される。このように、用紙排出箇所における前後の用紙の干渉を確実に回避でき、ペーパージャム発生の確率を効果的に低減できる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る用紙処理装置では、用紙の送り量に対して排出フィン24の回転位置が早いか遅れているかを常に監視して適正となるように補正するので、処理を終えて装置の処理領域から排出される用紙の後端部を、常にペーパージャムの発生しない適正なタイミングで排出フィンが叩くことがてきる。したがって、用紙排出部におけるペーパージャムの発生を有効に防止しつつ、用紙処理装置の安定した運転で高速処理を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る用紙処理装置の一例として、自動連続用紙切断装置の概略構成を示す図である。
【図2】 図1の装置における排出フィンの詳細を示す斜視図である。
【図3】 図1の装置における排出フィンの回転と用紙の送りとのタイミングを合わせるための制御系のブロック図である。
【図4】 図1の装置における排出フィンの回転速度を補正する制御の手順を示すフローチャート図である。
【図5】 図4のフローチャートにおける割り込みを示すフローチャート図である。
【図6】 図4のフローチャートの詳細な具体例を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
10 給紙台
11 用紙
12 秤
13 ピントラクタ
14 スリッタ
15 インフィードローラ
16 アウトフィードローラ
17 ブレード
18 搬送ベルト
19 ローラ
20 移動ユニット
21 ボールネジ機構
22 排出ローラ
23 出口ガイド
24 排出フイン
25 排出コンベア
26 制御ユニット
27 CPU
28 メモリ
29 第1モータドライバ
30 メインモータ
31 エンコーダ
32 エンコーダセンサ
33 残量検知センサ
34 第1用紙センサ
35 脱ピンセンサ
36 第2用紙センサ
37 操作パネル
38 ステップモータ
39 排出フィンの回転軸
40 原点センサ
41 遮光板
42 第2モータドライバ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sheet processing apparatus that performs desired processing on sheets while sequentially feeding the sheets. In particular, automatic continuous paper whose processing is intended to automatically and continuously cut continuous paper having a portion weakened so as to be easily separated by partial incision or perforation at the incision or perforation. The present invention relates to a cutting device (hereinafter referred to as a burster).
[0002]
[Prior art]
Burster is known as an apparatus that automatically cuts continuous sheets having cuts or perforations as described above at regular intervals and separates them into individual sheets. Burster is a device that has been conventionally pursued for high speed as a result of the need to improve its work efficiency. In addition, the user tends to increase the feed speed during the operation of the apparatus that can variably adjust the paper feed speed.
[0003]
However, the higher the feed speed, the higher the probability of paper jam occurrence. There are various causes for the occurrence of paper jam, such as paper inhomogeneity and unstable operation of each component in the paper passage portion. The degree to which these events are related to the occurrence of paper jams is such that paper jams do not occur when the paper feed speed is low. Is. Once a paper jam occurs, the operation of the apparatus must be stopped, the paper jammed in the apparatus must be removed, and the apparatus must be restarted. If paper jams occur frequently, the work efficiency will be reduced.
[0004]
By the way, when sheets processed by a sheet processing apparatus such as an automatic continuous sheet cutting apparatus are discharged one after another from the processing area, it is necessary to avoid collision of the preceding and following sheets so that the sheets are stacked in order. I must. In particular, when the paper is discharged at a high speed, it is important to prevent the occurrence of paper jam in the paper discharge unit to reliably avoid this collision. The automatic continuous paper cutting device rotates so that the trailing edge of the paper that is cut and discharged from the cutting area does not interfere with the leading edge of the succeeding paper. There is known an apparatus provided with a fin to be used. If the rotation of the fins is not synchronized with the speed of the ejected paper, it will not be possible to strike a certain part of the paper. Become.
[0005]
The present invention intends to realize stable paper discharge by causing the fins as described above to strike the paper discharged from the processing area in a timely manner. However, the timing may slightly shift for some reason, and if a relative shift occurs between the rotation position of the fin and the paper feed position, the position hit by the fin shifts to the front of the paper. Or shift backwards. If paper discharge continues without correction of such deviation, the deviation gradually increases, and the trailing edge of the preceding paper and the leading edge of the succeeding paper between the papers that are sequentially ejected at high speed. This causes a paper jam to occur.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the present invention, in view of the circumstances as described above, even if the relative positional relationship between the rotating fins and the discharged paper and the timing of both movements deviate from each other for some reason. The present invention is intended to provide a paper processing apparatus that can stably operate without causing a paper jam in the paper discharge unit by always correcting the deviation and hitting the accurate position of the paper.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The paper processing apparatus according to the present invention has the following configuration in order to solve the technical problems as described above and achieve the object. That is, a paper feeding device driven by a main motor (30) is provided on the upstream side of the paper processing area in the paper processing area, and processed paper discharged from the paper processing area is discharged on the downstream side of the paper processing area in the paper processing area. A sheet process comprising a discharge roller (22), sequentially feeding sheets to a sheet processing area at a predetermined feed speed by the sheet feeding apparatus, performing a target process in the sheet processing area, and then discharging the sheet to the discharging apparatus by the discharge roller In the apparatus, a discharge fin (24) is provided downstream of the discharge roller (22), and the discharge fin (24) is connected to a step motor (38) dedicated to the discharge fin, which is different from the main motor (30). And rotated by the step motor (38) so as to knock off the rear end of the sheet from the discharge roller (22), and the discharge fin (2 ) Includes first detection means (40, 41) for detecting the rotational position of the discharge fin (24) around the rotational axis, and the paper feed device includes a feed speed monitoring means for monitoring the paper feed speed. (31, 32), and a leading edge of the paper discharged from the paper processing area is detected between the paper processing area and the discharge roller (22). Knowledge Second detection means (36) for detecting the contents detected by the first detection means (40, 41), the second detection means (36) and the speed monitoring means (31, 32). A control unit (26) for outputting a control signal to the step motor (38); The first detection means (40, 41) is for the discharge fin (24) to knock down the rear end of the paper at the timing when the second detection means (36) detects the front edge of the paper. When the origin is the rotation position of the discharge fin (24) when the rotation position is in an appropriate rotation position, the origin is detected. When the control unit (26) detects the leading edge of the paper by the second detection means (36), the control unit (26) detects the feeding speed of the paper feeding device at the time of detection. in front Discharge fin (24) Rotation position But By the second detection means (36) At the time of detection Origin So that the amount of deviation is calculated from and the amount of deviation is corrected, in front The rotational speed of the step motor (38) dedicated to the discharge fin (24) is variably adjusted.
[0008]
Various paper processing devices are conceivable. In addition to a device that performs paper cutting processing, such as an automatic continuous paper cutting device, a device that prints on paper, a device that counts the number of papers, and a paper orientation And a device for uniforming the posture, a device for classifying a plurality of types of paper by type, and the like. There are many other processes that can be performed on the paper, but the specific contents of the processes do not limit the present invention.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows a schematic configuration of an automatic continuous paper cutting device as an example of a paper processing device according to the present invention. In the figure,
[0010]
The paper 11 from which both ears have been cut off by the
[0011]
The
[0012]
On the further downstream side of the
[0013]
As described above, the feeding speed of the paper 11 is given by the rotation speed of the
[0014]
Other sensors that provide an input signal to the
[0015]
The apparatus is operated as follows. The continuous paper that was folded back and piled up at each punching place was placed on the
[0016]
The paper feed speed can be set to different speeds in a plurality of stages ranging from 10 to 20, and the operator can set or set appropriately so that paper jam does not occur depending on the type and size of the paper 11. Can be changed. This speed setting can be changed even during operation. Even if the operator starts the operation at the initially set speed with the assumption that no paper jam will occur, paper jam will occur even if the feed speed is increased further. The operator can change the setting to increase the speed step if there is a margin in the feed speed to the extent that he / she thinks it will not. As the speed steps are increased in sequence, paper jams will occur at any speed step, but the operator will then limit the feed speed of the paper (the limit speed at which paper jams will occur if it is faster) Can know. When a paper jam occurs and the apparatus automatically stops, the paper feed speed set at that time is stored in the
[0017]
The sheet 11 is sent from the
[0018]
FIG. 2 is a perspective view showing details of the
[0019]
As shown in FIG. 2, an optical sensor (fin origin sensor) 40 is disposed to face the
[0020]
As shown in the flowchart of FIG. 4, when the automatic continuous paper cutting device is started, the time required for generating a predetermined number of encoder pulses is measured and the paper feed speed is read (step # 101). Then, the
[0021]
In order to correct the advance amount α or the delay amount β of the
[0022]
When the apparatus is started, the
[0023]
From the state of
[0024]
In the case of YES at
[0025]
If NO in
[0026]
As described above, when the rotation of the
[0027]
【The invention's effect】
As described above, in the paper processing apparatus according to the present invention, whether or not the rotational position of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of an automatic continuous paper cutting device as an example of a paper processing device according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing details of discharge fins in the apparatus of FIG. 1;
FIG. 3 is a block diagram of a control system for adjusting the timing of discharge fin rotation and paper feed in the apparatus of FIG. 1;
FIG. 4 is a flowchart showing a control procedure for correcting the rotational speed of the discharge fin in the apparatus of FIG. 1;
FIG. 5 is a flowchart showing an interruption in the flowchart of FIG. 4;
6 is a flowchart showing a detailed specific example of the flowchart of FIG. 4. FIG.
[Explanation of symbols]
10 Paper feeder
11 paper
12 scales
13 pin tractor
14 Slitter
15 Infeed roller
16 Outfeed roller
17 blade
18 Conveyor belt
19 Laura
20 Mobile unit
21 Ball screw mechanism
22 Discharge roller
23 Exit Guide
24 exhaust fins
25 Discharge conveyor
26 Control unit
27 CPU
28 memory
29 First motor driver
30 Main motor
31 Encoder
32 Encoder sensor
33 Remaining amount detection sensor
34 First paper sensor
35 Depinning sensor
36 Second paper sensor
37 Operation panel
38 step motor
39 Rotating shaft of discharge fin
40 Origin sensor
41 Shading plate
42 Second motor driver
Claims (1)
前記排出ローラ(22)の下流側に排出フィン(24)を備え、該排出フィン(24)は、前記メインモータ(30)とは別の排出フィン専用のステップモータ(38)に連結され、該ステップモータ(38)により回転し、前記排出ローラ(22)からの用紙の後端部を叩き落とすように構成され、
前記排出フィン(24)には、該排出フィン(24)の回転軸芯回りの回転位置を検知する第1検知手段(40,41)を備え、
前記用紙送り装置には、用紙の送り速度を監視する送り速度監視手段(31,32)を備え、
前記用紙処理領域と前記排出ローラ(22)との間には、前記用紙処理領域から排出される用紙の先端部を検知する第2検知手段(36)を備え、
前記第1検知手段(40、41)、前記第2検知手段(36)及び前記速度監視手段(31,32)による検知内容が入力されると共に、前記ステップモータ(38)に制御信号を出力する制御ユニット(26)を備え、
前記第1検知手段(40,41)は、前記第2検知手段(36)が前記用紙の先端部を検知するタイミングにおいて、前記排出フィン(24)が前記用紙の後端部を叩き落すための適正な回転位置にあるときを前記排出フィン(24)の回転位置の原点とした場合に、該原点を検知するものであり、
前記制御ユニット(26)は、前記第2検知手段(36)により前記用紙の先端部を検知した時に、該検知時点での前記用紙送り装置による送り速度に対して前記排出フィン(24)の回転位置が前記第2検知手段(36)による前記検知時点で前記原点から偏位している量を算出し、該偏位量分を補正するように、前記排出フィン(24)専用のステップモータ(38)の回転速度を可変調整することを特徴とする用紙処理装置。A discharge roller for discharging a processed sheet discharged from the sheet processing area to a downstream side of the sheet processing area having a sheet feeding device driven by a main motor (30) on the upstream side of the sheet processing area. (22), a sheet processing apparatus that sequentially feeds a sheet to a sheet processing area at a predetermined feeding speed by the sheet feeding apparatus, performs a target process in the sheet processing area, and then discharges the sheet to a discharging apparatus by the discharging roller. ,
A discharge fin (24) is provided downstream of the discharge roller (22), and the discharge fin (24) is connected to a step motor (38) dedicated to the discharge fin, which is different from the main motor (30), It is configured to rotate by a step motor (38) and knock the trailing edge of the paper from the discharge roller (22).
The discharge fin (24) includes first detection means (40, 41) for detecting a rotation position around the rotation axis of the discharge fin (24),
The paper feeding device includes feeding speed monitoring means (31, 32) for monitoring the paper feeding speed,
Wherein between the sheet processing region and said discharge roller (22), a second detection means for detection known the leading edge of the sheet to be discharged (36) from said sheet processing area,
The contents detected by the first detection means (40, 41), the second detection means (36), and the speed monitoring means (31, 32) are input and a control signal is output to the step motor (38). A control unit (26),
The first detection means (40, 41) is for the discharge fin (24) to knock down the rear end of the paper at the timing when the second detection means (36) detects the front edge of the paper. When the origin is the rotation position of the discharge fin (24) when the rotation position is in an appropriate rotation position, the origin is detected.
Wherein the control unit (26), upon detecting the leading edge of the sheet by the second detecting means (36), rotation of pre-Symbol discharge fins (24) to the feed speed of the sheet feeder at the detection point position calculates the amount is offset from said at detection time origin by the second detecting means (36), so as to correct the polarization level amount, before Symbol discharge fins (24) only of the stepping motor (38) A paper processing apparatus characterized by variably adjusting the rotation speed.
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