JP4051491B2 - Electronic camera having menu function and machine-readable recording medium recording “program having menu function” - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メニュー表示の使用言語を切り換え可能にしたメニュー機能の技術に関する。特に、本発明は、メニュー機能を有する電子カメラ、並びに「メニュー機能を有するプログラム」を記録した機械読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
(電子カメラ)
従来、メニュー機能を利用して種々の設定を行う電子カメラが知られている。このような電子カメラでは、モニタ画面上に提示されるメニュー項目に沿って、カーソル移動と選択という簡単な操作を繰り返すことにより、目的の設定事項に確実かつ直感的に到達することが可能となる。その結果、個々の設定事項について、専用の操作手順などを事前に覚える必要が無くなり、電子カメラの設定操作が一段と簡単になる。
【0003】
また、メニュー機能により、複雑多岐にわたる設定事項を階層的に整理して提示することもできる。すなわち、使用頻度の高い設定事項については、より上位の階層に提示する。また逆に、使用頻度の低い設定事項については、より下位の階層に提示する。その結果、使用頻度の高い設定事項は、上位の階層から迅速に設定することが可能となる。また、使用頻度の低い設定事項は下位の階層に置かれるため、上位の階層が簡潔かつ解りやすくなる。
【0004】
ところで、この種の電子カメラでは、操作者の多様な使用言語に対応するため、メニュー表示の使用言語(以下「メニュー表示言語」という)を切り換える機能を有するものが知られている。
従来、このようなメニュー表示言語の切り換え操作も、メニュー機能を介して実行されていた。この場合、メニュー表示言語の切り換えは、使用頻度の低い設定事項に該当するため、必ず下位の階層メニューに提示されていた。
【0005】
(プログラムを記録した記録媒体)
一方、メニュー機能を具備したコンピュータプログラムが知られている。この種のプログラムでは、操作者が、ポップアップ状に次々提示されるメニュー項目を階層的に辿ることにより、所望の手続き動作を選択実行することが可能となる。しかしながら、この種のコンピュータプログラムにおいて、上記電子カメラのようにメニュー表示言語を切り換えるものは知られていない。
【0006】
また、ある種のブラウザプログラムなどでは、使用フォントの種類を切り換えることにより、文字コードの種類に合わせてクライアント領域に表示されるフォントを変更する(例えば、マイクロソフト社製「インターネットエキスプローラ」など)。通常、このようなフォント切り換え操作の機能は、第1階層のメニューやツールバーなどに実装されるが、このフォント切り換え操作を使用しても、メニューに表示される言語(単語)の切り換えはなされない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したような電子カメラでは、メニュー機能の利用により、メニュー表示言語を手軽に変更することが可能となる。そのため、操作者が、誤ってメニュー表示言語を切り換えてしまうおそれがある。
一旦、このような事態に陥ると、操作者は、訳の分からない言語が羅列されたメニューを何階層にもわたって辿りながら、メニュー表示言語の設定を正常に戻さなければならない。このような作業は、非常に難解かつ手間のかかる作業であった。
【0008】
また、メニュー機能を具備したコンピュータプログラムにおいても、メニュー表示言語の切り換え機能を実装する場合、上記した電子カメラと同様の課題が生じる。
【0009】
請求項1に記載の発明では、メニュー表示言語を誤って変更するおそれを低減し、かつメニュー表示言語を万一誤って変更した場合でも簡単に戻すことが可能な電子カメラを提供することを目的とする。請求項2に記載の発明では、請求項1の目的に加えて、第1階層のメニューを簡潔かつ解りやすく表示する電子カメラを提供することを目的とする。
【0010】
請求項3に記載の発明では、請求項1の目的と同様に、メニュー表示言語を誤って変更するおそれを低減し、かつメニュー表示言語を万一誤って変更した場合でも簡単に戻すことが可能なプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。請求項4に記載の発明では、請求項2の目的と同様に、第1階層のメニューを簡潔かつ解りやすく表示するプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
(請求項1)請求項1に記載の電子カメラは、被写体像を撮像する撮像手段と、撮像手段により撮像された前記被写体像の画像を表示する画像表示手段と、画像表示手段にメニューを階層的に提示し、メニュー項目の手動選択を受け付けるメニュー提示手段と、メニュー提示手段を介して手動選択されたメニュー項目に応じて、予め定められた設定動作を実行する設定手段とを備えた電子カメラにおいて、メニュー提示手段は、第1階層のメニューに、メニュー表示言語を、予め定められた特定言語に設定するためのメニュー項目を提示し、かつ第2階層以下のメニューに、メニュー表示言語を複数言語の中から選択するためのメニュー項目を提示することを特徴とする。
【0013】
このような構成の電子カメラでは、第1階層のメニューに、メニュー表示言語を特定言語に戻すためのメニュー項目が提示される。そのため、操作者がメニュー表示言語を誤って変更しても、深い階層を辿ることなく、第1階層のメニューからメニュー表示言語の設定を特定言語に戻すことができる。さらに、請求項1の発明では、メニュー表示言語の選択変更を行うためのメニュー項目を第2階層以下に提示する。その結果、メニュー表示言語を不用意に変更してしまう可能性が低くなる。このように2通りのメニュー項目を別個に配置することにより、メニュー表示言語の誤選択を低減することと、メニュー表示言語を正常に戻しやすくすることという、相反する課題を解決することができる。
【0014】
(請求項2)請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子カメラにおいて、メニュー提示手段は、設定手段によりメニュー表示言語が特定言語以外に設定されている場合のみ、第1階層のメニューに、メニュー表示言語を特定言語に設定するためのメニュー項目を提示することを特徴とする。
【0015】
このような構成の電子カメラでは、「特定言語に戻すためのメニュー項目」を必要な場合のみ提示する。したがって、第1階層のメニュー項目が必要以上に多くならず、簡潔かつ解りやすいメニュー表示を実現できる。なお、本願における「提示する」の表現は、メニュー項目を選択可能に表示することを意味する。そのため、上記請求項2には、メニュー表示言語が特定言語以外のときに上記のメニュー項目を選択可能に表示し、それ以外のときは、淡色表示など選択不可能に表示するようなケースも勿論含まれる。また、上記請求項2には、「メニュー表示言語を特定言語に戻すためのメニュー項目」として、「第2階層以下に設けたメニュー表示言語の選択メニューに直に移行するためのメニュー項目」を設けるようなケースも勿論含まれる。
【0017】
(請求項3)請求項3に記載の記録媒体は、コンピュータを、メニューを階層的に提示し、メニュー項目の手動選択を受け付けるメニュー提示手段と、メニュー提示手段を介して手動選択されたメニュー項目に応じて、予め定められた手続き動作を実行する実行手段として少なくとも機能させるための「メニュー機能を有するプログラム」を記録した機械読み取り可能な記録媒体において、メニュー提示手段は、第1階層のメニューに、メニュー表示言語を、予め定められた特定言語に設定するためのメニュー項目を提示し、かつ第2階層以下のメニューに、メニュー表示言語を複数言語の中から選択するためのメニュー項目を提示することを特徴とする。
【0018】
このような記録媒体中のプログラムを実行することにより、第1階層のメニューに、メニュー表示言語を特定言語に戻すためのメニュー項目が提示される。そのため、操作者がメニュー表示言語を誤って変更しても、深い階層を辿ることなく、第1階層のメニューからメニュー表示言語の設定を特定言語に戻すことができる。
【0019】
さらに、請求項3の発明では、メニュー表示言語の選択変更を行うためのメニュー項目を第2階層以下に提示する。その結果、メニュー表示言語を不用意に変更してしまう可能性が低くなる。このように2通りのメニュー項目を別個に配置することにより、メニュー表示言語の誤選択を低減することと、メニュー表示言語を正常に戻しやすくすることという、相反する課題を解決することができる。
【0020】
(請求項4)請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の「メニュー機能を有するプログラム」を記録した機械読み取り可能な記録媒体において、メニュー提示手段は、実行手段によりメニュー表示言語が特定言語以外に設定されている場合のみ、第1階層のメニューに、メニュー表示言語を特定言語に設定するためのメニュー項目を提示することを特徴とする。
【0021】
このような記録媒体中のプログラムでは、「特定言語に戻すためのメニュー項目」を必要な場合のみ提示する。したがって、第1階層のメニュー項目が必要以上に多くならず、簡潔かつ解りやすいメニュー表示を実現できる。なお、本願における「提示する」の表現は、メニュー項目を選択可能に表示することを意味する。そのため、上記請求項4には、メニュー表示言語が特定言語以外のときに上記のメニュー項目を選択可能に表示し、それ以外のときは、淡色表示など選択不可能に表示するようなケースも勿論含まれる。
【0022】
また、上記請求項4には、「メニュー表示言語を特定言語に戻すためのメニュー項目」として、「第2階層以下に設けたメニュー表示言語の選択メニューに直に移行するためのメニュー項目」を設けるようなケースも勿論含まれる。
さらに、上記請求項1,2,3,4における「特定言語」は、予め定めた固有の言語であってもよいし、ユーザーが設定操作などを行うことにより特定した言語であってもよい。また、メニュー表示言語の変更履歴に基づいて、メニュー提示手段が、「特定言語」に「過去もしくは前回のメニュー表示言語」を動的設定するようにしてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明における実施の形態を説明する。
【0024】
(第1の実施形態)図1は、第1の実施形態の構成を示すブロック図である。図1において、撮影光学系11が、電子カメラの本体内部に設けられる。この撮影光学系11に並列して、ファインダ光学系12が設けられる。このファインダ光学系12の接眼部の近くには、警告表示用のファインダ接眼側LED群12aが配置される。
【0025】
また、撮影光学系11の像空間側には、CCD撮像素子13の撮像面が配置される。CCD撮像素子13からのアナログ画像信号は、A/D変換回路14を介した後、デジタルの画像データとして画像処理回路15に与えられる。この画像処理回路15は、画像圧縮処理やモニタ表示用の画像合成処理など、ハードウエアによる画像処理全般を担当する。画像処理回路15からのモニタ表示用の画像データは、液晶駆動回路(図示せず)を介して液晶モニタ15aに表示される。
【0026】
この画像処理回路15には、画像処理用CPU16から制御用の信号が与えられる。この画像処理用CPU16には、システムバス17を介して、上記した画像処理回路15の画像データバス、およびバッファ用などのメモリ18、および着脱自在なフラッシュメモリ19が相互に接続される。この画像処理用CPU16は、画像データのファイル化処理や画像処理回路15の制御など、ソフトウエアによる画像処理全般を担当する。
【0027】
さらに、画像処理用CPU16には、シリアル通信端子を介してシステム制御用CPU20が接続される。このシステム制御用CPU20は、ファインダ接眼側LED群12aの点灯制御を行う(例えば、電子カメラが画像データをモノクロやセピアなどで記録するモードに設定された場合、システム制御用CPU20は、このファインダ接眼側LED群12aを点灯することにより、ファインダの光学像と記録画像との違いを操作者に警告する)。
また、システム制御用CPU20には、電子カメラの筐体部に配置される操作釦群がそれぞれ接続される。システム制御用CPU20は、これらの操作釦群の操作状態に応じて、電子カメラのモード遷移やメニュー選択の動作などを実行する。以下、操作釦群とその代表的な操作用途とを列挙する。
【0028】
(1)選択ダイアル21・・「オフモード」,「全自動撮影モード」,「マニュアル撮影モード」,「再生モード」からなる主要な動作モードを切り換え選択するためのダイアルである。
【0029】
(2)モニタ釦22・・「画像データと情報表示とを合成してモニタ表示する」,「画像データのみをモニタ表示する」、「液晶モニタ15aをOFF状態にする」からなる液晶モニタ15aの表示状態をサイクリックに切り換えるための押し釦である。
【0030】
(3)メニュー釦23・・画像の表示状態とメニューの表示状態とを往復するための押し釦である(全自動撮影モード時は、機能せず)。なお、下位のメニュー階層であっても、メニュー釦23の押圧により速やかに元の動作モードに復帰する。
【0031】
(4)レリーズ釦24・・撮影モードではレリーズ釦としての機能を果たす。また、メニュー表示状態では、メニュー選択を決定する機能を果たす。
【0032】
(5)右ズーム釦25・・撮影モードでは望遠側のズーム釦としての機能を果たす。また、メニュー表示状態では、メニュー項目のカーソルを上または右へ移動する機能を果たす。
【0033】
(6)左ズーム釦26・・撮影モードでは広角側のズーム釦としての機能を果たす。また、メニュー表示状態では、メニュー項目のカーソルを下または左へ移動する機能を果たす。
【0034】
(7)削除釦27・・再生モード時に押すと、削除を再確認するための情報表示を行った後、再生表示中の画像ファイル(サムネイル状態ではカーソル位置の画像ファイル)を削除する。なお、再生メニュー中から削除を行う場合は、「全画像ファイルの削除」,「画像ファイルを複数選択して削除」などの多機能な削除モードを選ぶこともできる。
【0035】
(8)サムネイル釦28・・再生モード時に、全画面表示とサムネイル表示とを往復するための押し釦である。
【0036】
(9)複数選択釦29・・再生モード時に画像ファイルの複数選択を行うための押し釦である。なお、高解像で記録した画像を画面全体に再生表示している場合、この複数選択釦29を押すことにより、画像処理回路15は画像の一部を拡大表示する。
次に、本発明の特徴点であるメニュー表示言語の切り換え動作について説明する。
【0037】
(撮影メニューにおけるメニュー表示言語の切り換え動作)
図2は、撮影メニューの階層構造を示した状態遷移図である。
まず、マニュアル撮影モードの状態において、上記したメニュー釦23を0.2秒以上押すと、システム制御用CPU20は、画像処理用CPU16に対し、第1階層のメニュー画面101を表示するように指示する。画像処理用CPU16は、現在のメニュー表示言語の設定に従って、第1階層のメニュー画面101を液晶モニタ15aに表示する。
【0038】
このときの表示画面の仕様を、図3に示す。表示画面には、「露出補正」などの使用頻度の高いメニュー項目と並んで、メニュー表示言語を設定変更するためのメニュー項目「言語(LANG)」が表示される。
この状態で、操作者は、左ズーム釦26(右ズーム釦25)を操作して所望のメニュー項目にカーソルを移動し、レリーズ釦24を操作して、そのメニュー項目を選択する。
【0039】
ここで、「言語(LANG)」がメニュー選択されると、システム制御用CPU20は、第2階層のメニュー画面251を液晶モニタ15aに表示するように、画像処理用CPU16に指示する。操作者は、このメニュー画面251から、メニュー表示言語を適宜に選択する。システム制御用CPU20は、メニュー表示言語の選択結果を記憶した後、マニュアル撮影モードの状態に復帰する。
画像処理用CPU16は、このように記憶したメニュー表示言語の選択結果を、次回以降のメニュー表示に反映する。
【0040】
(再生メニューにおけるメニュー表示言語の切り換え動作)
図4は、再生メニューの階層構造を示した状態遷移図である。
まず、再生モードの状態においてメニュー釦23を押すと、システム制御用CPU20は、第1階層のメニュー画面201を表示するように、画像処理用CPU16に指示する。画像処理用CPU16は、現在のメニュー表示言語の設定に従って、第1階層のメニュー画面201を液晶モニタ15aに表示する。
【0041】
このときの表示画面の仕様を、図5に示す。表示画面には、「サムネイル」などの使用頻度の高いメニュー項目と並んで、メニュー表示言語を設定変更するためのメニュー項目「言語(LANG)」が表示される。
この状態で、「言語(LANG)」がメニュー選択されると、システム制御用CPU20は、第2階層のメニュー画面251を液晶モニタ15aに表示するように、画像処理用CPU16に指示する。操作者は、このメニュー画面251から、メニュー表示言語を適宜に選択する。システム制御用CPU20は、メニュー表示言語の選択結果を記憶した後、元の再生モードに復帰する。
【0042】
画像処理用CPU16は、このように記憶したメニュー表示言語の選択結果を、次回以降のメニュー表示に反映する。
なお、上記したメニュー表示では、カーソルが一定時間おきに点滅する。しかしながら、図4中に示すメニュー画面232(スライド再生におけるインターバル秒数の設定画面)では、画像処理用CPU16が、メニュー項目のインターバル秒数に合わせて、カーソルの点滅時間を変化させる。このようなカーソル点滅の制御により、操作者は、インターバル秒数の長さをカーソル点滅からおおよそ判断し、適切なインターバル秒数を確実かつ容易に選択することが可能となる。
【0043】
(第1の実施形態の効果など)
上述したように、第1の実施形態では、第1階層のメニューに、メニュー表示言語の設定を行うためのメニュー項目が提示される。そのため、誤ってメニュー表示言語を変更してしまった場合でも、深い階層を辿ることなく、第1階層のメニューからメニュー表示言語の再設定を簡単かつ迅速に行うことができる。
【0044】
なお、上述した第1の実施形態では、第1階層のメニューに、メニュー表示言語を設定するためのメニュー項目を設けているが、これに限定されるものではない。例えば、請求項1に記載するように、第1階層のメニューに、メニュー表示言語を特定言語に戻すためのメニュー項目を提示してもよい。このようなメニュー構成によっても、第1階層メニューからメニュー表示言語を特定言語へすぐに戻すことが可能となる。さらに、特定言語の選択状態では、メニュー表示言語を特定言語に戻すためのメニュー項目を非提示状態に切り換えてもよい。このようなメニュー項目の動的変更により、第1階層メニューを簡潔かつ解りやすく表示することが可能となる。
【0045】
なおちなみに、図2中に示すメニュー画面151では、「フィッシュアイコンバータモード」および「ワイドコンバータモード」の撮影設定を行うことができる。これらの設定は、フィッシュアイコンバートレンズやワイドコンバートレンズを撮影レンズに装着した際に、以下のような適切な撮影設定を一度に選択するモードである。
【0046】
(A)フィッシュアイコンバータモード
・ズームレンズの焦点距離をワイド端に変更する
・閃光装置の発光を停止する
・フォーカスを無限遠に合わせる
・測光方式を中央重点に設定する
(B)ワイドコンバータモード
・ズームレンズの焦点距離をワイド端に変更する
・閃光装置の発光を停止する
【0047】
(第2の実施形態)第2の実施形態は、請求項3,4に記載の発明に対応する「プログラム61を記録した記録媒体」の発明である。図6は、プログラム61をコンピュータで実行した場合の動作状態を説明するブロック図である。まず、プログラム61の実行に際して、コンピュータ上のオペレーティングシステム60は、所定量の論理メモリ領域を確保し、当該記録媒体から読み出したプログラム61のコードをその論理メモリ領域に展開する。このコード中には、複数言語ごとに予め作成されるメニューリソースのデータも含まれる。
【0048】
また、オペレーティングシステム60からのメッセージを蓄積するためのメッセージキュー62もこのときメモリ上に確保される。
この状態で、プログラム61側の実行コードは、オペレーティングシステム60に対しウインドウの登録作成を要求する。
このウインドウの登録作成中に、オペレーティングシステム60は、プログラム61のコード中から、ウインドウ作成に伴う手続き動作を呼び出す。このような呼び出し動作により、プログラム61側は、日本語のメニューリソースをロードし、メニューバー中に日本語メニューを初期表示する(図6に示すS1)。
【0049】
図7は、このように表示される日本語メニューの一例を示す図である。
第1階層メニュー72には、「ファイル」,「編集」,「表示」,「ヘルプ」からなるメニュー項目が表示される。このうち、「表示」のメニュー項目を階層的に辿ることにより、第2階層メニュー73および第3階層メニュー74がポップアップ状に順次表示される。
【0050】
この第3階層メニュー74中には、メニュー表示言語の選択候補が、メニュー項目として羅列される。操作者が、この中から例えば「英語」をメニュー選択すると、オペレーティングシステム60は、「英語」のメニューIDを付与したコマンドメッセージを、メッセージキュー62中に格納する。
プログラム61側では、メッセージループ63を介してこのコマンドメッセージを取り込むと、英語のメニューリソースをロードして、英語メニューを表示する(図6に示すS2)。
【0051】
なお、その他の言語が選択された場合も、図6S3〜S5に示すように、プログラム61側では、同様のメッセージ処理が実行される。
図8は、このように表示される英語メニューの一例を示す図である。
第1階層メニュー75には、「FILE」,「EDIT」,「VIEW」,「HELP」からなる英語のメニュー項目に並んで、日本語メニューに戻るためのメニュー項目「日本語メニュー」が同列に表示される。
【0052】
操作者が、この「日本語メニュー」を選択すると、オペレーティングシステム60は、「日本語メニュー」のメニューIDを付与したコマンドメッセージを、メッセージキュー62中に格納する。
プログラム61側では、メッセージループ63を介してこのコマンドメッセージを取り込むと、日本語のメニューリソースをロードして、日本語メニューを再び表示する(図6に示すS6)。
【0053】
以上説明したような動作により、第2の実施形態では、日本語以外の第1階層メニュー75において、メニュー表示言語を日本語に戻すためのメニュー項目が提示される。したがって、誤ってメニュー表示言語を変更した場合でも、深い階層を辿ることなく、第1階層メニュー75から日本語メニューに迅速に戻すことができる。
【0054】
さらに、第2の実施形態では、第2階層以下において、メニュー表示言語を選択するので、メニュー表示言語が徒らに変更されるおそれを低くすることができる。
また、第2の実施形態では、日本語によるメニュー表示時に、日本語メニューに戻すためのメニュー項目を省略する。したがって、日本語によるメニュー表示を簡潔かつ解りやすく表示することが可能となる。
【0055】
なお、上述した第2の実施形態では、英語メニューの第1階層から日本語メニューにすぐに戻る場合の動作について説明したが、下位階層メニューに日本語を選択するためのメニュー項目を別途配置してもよい(図9参照)。
また、上述した第2の実施形態では、特定言語として日本語が設定された場合の動作について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。一般的には、特定言語として、記録媒体の販売国の母国語などを適宜に設定すればよい。
【0056】
さらに、上述した第2の実施形態では、第1階層にメニュー表示言語を特定言語に戻すためのメニュー項目を設けているが、これに限定されるものではない。例えば、メニュー表示言語の選択を行うためのメニュー項目を第1階層に提示してもよい。このようなメニュー構成によっても、メニュー表示言語を迅速に戻すことが可能となる。
【0058】
【発明の効果】
(請求項1,3)請求項1,3に記載の発明では、第1階層のメニューに、メニュー表示言語を特定言語に設定するためのメニュー項目が提示される。そのため、誤ってメニュー表示言語が変更された場合でも、深い階層を辿ることなく、第1階層メニューから特定言語への言語設定を簡単かつ迅速に設定することができる。
【0059】
さらに、請求項1,3に記載の発明では、メニュー表示言語の選択を行うためのメニュー項目が第2階層以下に提示される。したがって、メニュー表示言語を不用意に変更してしまうおそれを確実に低くすることができる。このように言語設定に関して2通りのメニュー項目を別個に配置することにより、メニュー表示言語が徒らに変更されないことと、メニュー表示言語を正常に戻しやすいことという、相反する課題を一度に解決することが可能となる。
【0060】
(請求項2,4)請求項2,4に記載の発明では、第1階層メニューの選択可能な項目数を必要に応じて増減するので、第1階層のメニューを簡潔かつ解りやすく提示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】撮影メニューの階層構造を示した状態遷移図である。
【図3】撮影メニューの第1階層の画面仕様を示した図である。
【図4】再生メニューの階層構造を示した状態遷移図である。
【図5】再生メニューの第1階層の画面仕様を示した図である。
【図6】プログラム61をコンピュータで実行した場合の動作状態を説明するブロック図である。
【図7】第2の実施形態における日本語メニューの一例を、ディスプレー上の中間調画像と組み合わせて示す図である。
【図8】第2の実施形態における英語メニューの一例を、ディスプレー上の中間調画像と組み合わせて示す図である。
【図9】第2の実施形態における英語メニューの一例を、ディスプレー上の中間調画像と組み合わせて示す図である。
【符号の説明】
11 撮影光学系
12 ファインダ光学系
12a ファインダ接眼側LED群
13 CCD撮像素子
14 A/D変換回路
15 画像処理回路
15a 液晶モニタ
16 画像処理用CPU
17 システムバス
18 メモリ
20 システム制御用CPU
21 選択ダイアル
22 モニタ釦
23 メニュー釦
24 レリーズ釦
25 右ズーム釦
26 左ズーム釦
27 削除釦
28 サムネイル釦
29 複数選択釦
60 オペレーティングシステム
61 プログラム
62 メッセージキュー
63 メッセージループ
73 第2階層メニュー
74 第3階層メニュー
75 第1階層メニュー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a technology of a menu function that enables switching the language used for menu display. In particular, the present invention relates to an electronic camera having a menu function and a machine-readable recording medium on which a “program having a menu function” is recorded.
[0002]
[Prior art]
(Electronic camera)
Conventionally, an electronic camera that performs various settings using a menu function is known. In such an electronic camera, it is possible to reach a desired setting item reliably and intuitively by repeating simple operations of cursor movement and selection along menu items presented on a monitor screen. . As a result, there is no need to memorize a dedicated operation procedure in advance for each setting item, and the setting operation of the electronic camera is further simplified.
[0003]
In addition, the menu function can also present a wide variety of complicated setting items in a hierarchical manner. That is, setting items with high usage frequency are presented at a higher level. Conversely, setting items that are used less frequently are presented in a lower hierarchy. As a result, setting items that are frequently used can be quickly set from an upper layer. In addition, since the setting items that are used less frequently are placed in a lower hierarchy, the upper hierarchy is simple and easy to understand.
[0004]
By the way, this type of electronic camera is known to have a function of switching a menu display language (hereinafter referred to as “menu display language”) in order to cope with various languages used by an operator.
Conventionally, such a menu display language switching operation has also been executed via a menu function. In this case, the switching of the menu display language corresponds to a setting item with a low use frequency, and is always presented in the lower hierarchical menu.
[0005]
(Recording medium on which the program is recorded)
On the other hand, a computer program having a menu function is known. In this type of program, the operator can select and execute a desired procedural action by hierarchically following menu items presented one after another in a pop-up form. However, in this type of computer program, there is no known program that switches the menu display language like the electronic camera.
[0006]
Also, in a certain browser program, the font displayed in the client area is changed in accordance with the type of character code by switching the type of font used (for example, “Internet Explorer” manufactured by Microsoft Corporation). Usually, such a function for switching fonts is implemented in a first-level menu, a toolbar, or the like, but even if this font switching operation is used, the language (word) displayed in the menu is not switched. .
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the electronic camera as described above, the menu display language can be easily changed by using the menu function. Therefore, there is a possibility that the operator will switch the menu display language by mistake.
Once such a situation occurs, the operator must return the menu display language setting to normal while following a menu with a list of languages for which translation is unknown through multiple layers. Such an operation is very difficult and laborious.
[0008]
Also in a computer program having a menu function, the same problem as that of the electronic camera described above arises when a menu display language switching function is implemented .
[0009]
In the invention described in
[0010]
In the invention described in
[0012]
[Means for Solving the Problems]
Electronic camera according to (Claim 1) according to
[0013]
In the electronic camera having such a configuration, a menu item for returning the menu display language to the specific language is presented in the menu of the first layer. Therefore, even if the operator changes the menu display language by mistake, the menu display language setting can be returned to the specific language from the menu in the first layer without following the deep layer. Further, in the first aspect of the present invention, menu items for selecting and changing the menu display language are presented below the second layer. As a result, the possibility of inadvertently changing the menu display language is reduced. Thus, by arranging the two menu items separately, it is possible to solve the conflicting problems of reducing erroneous selection of the menu display language and making it easy to return the menu display language to normal.
[0014]
(Claim 2 ) The invention according to
[0015]
In the electronic camera having such a configuration, a “menu item for returning to a specific language” is presented only when necessary. Therefore, the menu items in the first layer do not increase more than necessary, and a simple and easy-to-understand menu display can be realized. Note that the expression “present” in the present application means that a menu item is displayed in a selectable manner. For this reason, the above-mentioned
[0017]
(Claim 3 ) According to a third aspect of the present invention, there is provided a recording medium according to a third aspect of the present invention, a menu presenting means for hierarchically presenting a menu and accepting manual selection of menu items; Accordingly, in a machine-readable recording medium in which a “program having a menu function” for at least functioning as execution means for executing a predetermined procedural action is recorded, the menu presenting means includes a menu in the first hierarchy. The menu item for setting the menu display language to a predetermined specific language is presented, and the menu item for selecting the menu display language from a plurality of languages is presented on the menu in the second hierarchy or lower. It is characterized by that.
[0018]
By executing the program in such a recording medium, a menu item for returning the menu display language to the specific language is presented in the first layer menu. Therefore, even if the operator changes the menu display language by mistake, the menu display language setting can be returned to the specific language from the menu in the first layer without following the deep layer.
[0019]
Furthermore, in the invention of
[0020]
(Claim 4) The invention according to
[0021]
In a program in such a recording medium, a “menu item for returning to a specific language” is presented only when necessary. Therefore, the menu items in the first layer do not increase more than necessary, and a simple and easy-to-understand menu display can be realized. Note that the expression “present” in the present application means that a menu item is displayed in a selectable manner. For this reason, the above-mentioned
[0022]
Further, in
Furthermore, the “specific language” in the first, second, third, and fourth claims may be a predetermined unique language or a language specified by a user performing a setting operation or the like. Further, based on the change history of the menu display language, the menu presenting means may dynamically set “past or previous menu display language” to “specific language”.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0024]
(First Embodiment) FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of the first embodiment. In FIG. 1, a photographing optical system 11 is provided inside the main body of the electronic camera. A finder
[0025]
In addition, an image pickup surface of the CCD
[0026]
The
[0027]
Further, a
The
[0028]
(1) Selection dial 21... Dial for switching and selecting main operation modes including "off mode", "fully automatic shooting mode", "manual shooting mode", and "playback mode".
[0029]
(2)
[0030]
(3) Menu button 23... Push button for reciprocating between the image display state and the menu display state (does not function in the fully automatic shooting mode). Even in the lower menu hierarchy, the original operation mode is quickly restored by pressing the menu button 23.
[0031]
(4) Release button 24... Functions as a release button in the shooting mode. In the menu display state, it fulfills the function of determining menu selection.
[0032]
(5) Right zoom button 25... Functions as a zoom button on the telephoto side in the shooting mode. In the menu display state, the menu item cursor is moved up or to the right.
[0033]
(6) Left zoom button 26... Functions as a zoom button on the wide angle side in the photographing mode. In the menu display state, the menu item cursor is moved downward or left.
[0034]
(7) Delete
[0035]
(8)
[0036]
(9) Multiple selection button 29... A push button for selecting a plurality of image files in the playback mode. When an image recorded at a high resolution is reproduced and displayed on the entire screen, the
Next, a menu display language switching operation, which is a feature of the present invention, will be described.
[0037]
(Switching the menu display language in the shooting menu)
FIG. 2 is a state transition diagram showing the hierarchical structure of the shooting menu.
First, in the manual shooting mode, when the menu button 23 is pressed for 0.2 seconds or longer, the
[0038]
The specifications of the display screen at this time are shown in FIG. A menu item “language (LANG)” for changing the setting of the menu display language is displayed on the display screen, along with frequently used menu items such as “exposure correction”.
In this state, the operator operates the left zoom button 26 (right zoom button 25) to move the cursor to a desired menu item, and operates the release button 24 to select the menu item.
[0039]
Here, when “language (LANG)” is selected from the menu, the
The image processing CPU 16 reflects the menu display language selection result stored in this way in the next and subsequent menu displays.
[0040]
(Menu display language switching operation in the playback menu)
FIG. 4 is a state transition diagram showing the hierarchical structure of the playback menu.
First, when the menu button 23 is pressed in the state of the reproduction mode, the
[0041]
The specifications of the display screen at this time are shown in FIG. A menu item “language (LANG)” for changing the menu display language is displayed on the display screen along with frequently used menu items such as “thumbnail”.
In this state, when “language (LANG)” is selected from the menu, the
[0042]
The image processing CPU 16 reflects the menu display language selection result stored in this way in the next and subsequent menu displays.
In the menu display described above, the cursor blinks at regular intervals. However, in the
[0043]
(Effects of the first embodiment)
As described above, in the first embodiment, menu items for setting the menu display language are presented in the menu of the first hierarchy. Therefore, even if the menu display language is changed by mistake, the menu display language can be reset easily and quickly from the menu of the first layer without following a deep layer.
[0044]
In the first embodiment described above, the menu item for setting the menu display language is provided in the menu of the first layer, but the present invention is not limited to this. For example, as described in
[0045]
Incidentally, on the menu screen 151 shown in FIG. 2, it is possible to perform shooting settings of “fish eye converter mode” and “wide converter mode”. These settings are modes in which the following appropriate shooting settings are selected at a time when a fish icon and a wide conversion lens are attached to the shooting lens.
[0046]
(A) Fisheye converter mode ・ Change the focal length of the zoom lens to the wide end ・ Stop the flash device emission ・ Set the focus to infinity ・ Set the metering method to the center weight (B) Wide converter mode ・Change the focal length of the zoom lens to the wide end. Stop the flash device. [0047]
(Second Embodiment) The second embodiment is an invention of a “recording medium on which a program 61 is recorded” corresponding to the third and fourth aspects of the invention. FIG. 6 is a block diagram illustrating an operation state when the program 61 is executed by a computer. First, when executing the program 61, the operating system 60 on the computer secures a predetermined amount of logical memory area, and expands the code of the program 61 read from the recording medium into the logical memory area. This code includes menu resource data created in advance for each of a plurality of languages.
[0048]
At this time, a message queue 62 for storing messages from the operating system 60 is also secured in the memory.
In this state, the execution code on the program 61 side requests the operating system 60 to create and register a window.
During the registration of the window, the operating system 60 calls a procedure operation associated with the window creation from the code of the program 61. By such a call operation, the program 61 loads a Japanese menu resource and initially displays the Japanese menu in the menu bar (S1 shown in FIG. 6).
[0049]
FIG. 7 is a diagram showing an example of the Japanese menu displayed in this way.
The first hierarchy menu 72 displays menu items including “file”, “edit”, “display”, and “help”. Of these, the second hierarchy menu 73 and the
[0050]
In the
On the program 61 side, when this command message is taken in via the message loop 63, the English menu resource is loaded and the English menu is displayed (S2 shown in FIG. 6).
[0051]
Even when another language is selected, similar message processing is executed on the program 61 side as shown in FIGS. 6S3 to S5.
FIG. 8 is a diagram showing an example of the English menu displayed in this way.
In the
[0052]
When the operator selects this “Japanese menu”, the operating system 60 stores the command message to which the menu ID “Japanese menu” is assigned in the message queue 62.
On the program 61 side, when this command message is received via the message loop 63, the Japanese menu resource is loaded and the Japanese menu is displayed again (S6 shown in FIG. 6).
[0053]
With the operation described above, in the second embodiment, menu items for returning the menu display language to Japanese are presented in the
[0054]
Furthermore, in the second embodiment, since the menu display language is selected in the second and lower layers, the possibility that the menu display language will be changed freely can be reduced.
In the second embodiment, the menu item for returning to the Japanese menu is omitted when the menu is displayed in Japanese. Therefore, the menu display in Japanese can be displayed simply and easily.
[0055]
In the second embodiment described above, the operation when returning from the first level of the English menu to the Japanese menu has been described. However, a menu item for selecting Japanese is separately arranged in the lower level menu. (See FIG. 9).
In the second embodiment described above, the operation when Japanese is set as the specific language has been described. However, the present invention is not limited to this. In general, the native language of the country where the recording medium is sold may be appropriately set as the specific language.
[0056]
Furthermore, in the second embodiment described above, a menu item for returning the menu display language to the specific language is provided in the first layer, but the present invention is not limited to this. For example , menu items for selecting a menu display language may be presented on the first layer. Even with such a menu structure, the menu display language can be quickly returned.
[0058]
【The invention's effect】
(
[0059]
Furthermore, in the inventions according to
[0060]
(
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a first embodiment.
FIG. 2 is a state transition diagram showing a hierarchical structure of a shooting menu.
FIG. 3 is a diagram showing screen specifications of the first layer of a shooting menu.
FIG. 4 is a state transition diagram showing a hierarchical structure of a reproduction menu.
FIG. 5 is a diagram showing screen specifications of the first layer of a reproduction menu.
FIG. 6 is a block diagram illustrating an operation state when a program 61 is executed by a computer.
FIG. 7 is a diagram showing an example of a Japanese menu in the second embodiment in combination with a halftone image on a display.
FIG. 8 is a diagram showing an example of an English menu in the second embodiment in combination with a halftone image on a display.
FIG. 9 is a diagram showing an example of an English menu according to the second embodiment in combination with a halftone image on a display.
[Explanation of symbols]
11 photographing
17
21
Claims (4)
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