JP4051153B2 - Seat belt tensioning device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の乗員を座席に拘束して保護するシートベルトを一定条件下に緊張させて乗員保護の向上を図るシートベルト緊張装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両事故から乗員を保護するために、車両衝突の瞬間にシートベルトを締め上げて(緊張)乗員を座席に拘束するようにしたシートベルト緊張装置が提案されている(例えば、特開昭49−61822号、実開平6−35061号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、乗員が正しくシートベルトを装着していないと、自動的なシートベルトの緊張は不具合をもたらすことも考えられる。例えば、乗員の頚部にシートベルトが掛っていたりすると、頚部を傷つけることも考えられる。また、衝突予知機能などによって衝突の可能性が高まったときに、事前にシートベルトを巻上げるあるいは緊張することが考えられる。このような安全機構を導入した場合に、乗員が上着の内ポケットに手を入れていたりすると、手がシートベルトに挟まれてハンドル操作による危険の回避を妨げることが考えられる。
【0004】
よって、本発明は、シートベルトの緊張を自動的に開始するときに安全を確認してからシートベルトの緊張を行うようにしたシートベルト緊張装置を提供することを目的とする。
【0005】
また、本発明は、シートベルトの巻取りを自動的に開始するときに安全を確認してからシートベルトの巻取りを行うようにしたシートベルト巻取り装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、車両の座席に着座した乗員を拘束するシートベルトを一定の条件下に緊張し叉は巻取って、乗員の拘束性を高めるシートベルト緊張装置において、乗員のシートベルト装着状態を監視する装着状態監視手段(61)と、上記一定の条件を満たした場合であっても、更に、シートベルトの装着状態を見てシートベルトの緊張叉は巻取りを行うかどうかを判断する判断手段(50a)と、を備える。
【0007】
かかる構成とすることによって、正しくシートベルトが着装されていない場合や乗員を拘束するのが好ましくない場合に、シートベルトの自動的な緊張あるいは巻取りを回避することが可能となって具合がよい。
【0008】
好ましくは、乗員のシートベルトの使用状態は、撮像装置によって着座状態の画像データを得て、該画像データの解析によってシートベルトを緊張あるいは巻取りを行うのが適当かどうかを判別する。画像データ解析を行うことによって種々の状態の判別や学習などが可能となって具合がよい。
【0009】
好ましくは、画像データの解析は、パターンマッチング法などのパターン認識の技術によって行われる。
【0010】
好ましくは、撮像装置は乗員前方の車室内ルーフに設けられるが、これに限定されるものではない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】
図1は、車室内の様子を概略的に示している。同図において、12は車室内の床に取付けられた座席、13は車両側壁に取付けられたシートベルト巻取装置であり、モータによってシートベルト15の巻取を行う電動リトラクタ機構(図示せず)を内蔵する。64は電動リトラクタ機構を制御部50bからの指令に応じて作動させるリトラクタ機構駆動回路、14は車両側壁に取付けられてシートベルトを折返すスルー部材である。16はシートベルトを挿通するタングプレート、18はタングプレートと連結自在なバックルである。バックル18の内部にはタングプレートとバックルとの連結を検知するバックルスイッチSが内蔵される。19はシートベルト15の一端を保持するアンカープレート、20は火薬あるいはガス膨張式緊張装置、65は緊張装置20を制御部50bからの指令に応じて作動させる緊張装置駆動回路である。13〜19がシートベルト装置に相当する。
【0013】
61は乗員を撮影するために車室内前方のルーフ部等に設けられる、CCD素子等によって構成される小型の撮像装置である。50aは撮影した画像データを解析してシートベルトの装着状態を判断する判断部、62は車両の速度変化を検出する加速度センサ、63はレーザレーダ、超音波レーダ、電磁波レーダ等の探知機構によって前方の車両との車間距離を測定する車間距離センサ、50bは、バックルスイッチSにより、シートベルトの装着の有無を判別する。また、加速度センサ62及び車間距離センサ63の出力に基づいて衝突、前方車両との接近を判別し、シートベルトが正常に装着されている場合に駆動回路64叉は65を動作させてシートベルトの急な叉は緩やかな緊張を行う制御部である。急な緊張は緊張機構20によって行われる。緩やかな緊張は巻取装置13内の電動リトラクタによって行われる。
【0014】
図2は、判断部50a及び制御部50bを構成するマイクロコンピュータシステム50の概略を説明するブロック図である。マイクロコンピュータシステム50は、制御プログラム、制御データ、パターンマッチング用データ等を記憶するROM51、プログラム、データ、各種フラグデータ、画像データを保持するRAM52、演算処理を行うCPU53、入出力インタフェース54、画像入力インタフェース55、データバス56等によって構成される。
【0015】
入出力インタフェース54は、加速度センサ62から供給される加速度信号、車間距離センサから供給される車間距離信号をデータ変換してDMA動作によってRAM52の所定エリアに書込み、バックルスイッチSからの閉成信号を受けてシートベルト装着フラグを設定し、また、CPUが出力した信号をシートベルト緊張信号やシートベルト巻取信号としてそれぞれ駆動回路64及び65に供給する。画像入力インタフェース55は、撮像装置61から周期的に送られてくるフレームデータをDMA動作によってRAM52の画像データエリアに書込む。
【0016】
なお、マイクロコンピュータシステム50は、1チップ構成のいわゆるマイクロコントローラによって構成することが可能である。
【0017】
図3は、判断部50aの動作を説明するフローチャートである。画像入力インタフェース55は、撮像装置61から転送された1フレーム相当の画像データをRAM50の画像データ処理エリアに書込み、RAM52のフラグ領域(フラグレジスタ)の画像取込みフラグをオンに設定する。CPU53は、図示しないメインプログラムを実行して周期的にフラグレジスタを監視し、画像データの書込みを知ると、ベルト装着状態判別ルーチンを実行する。実施例では、ベルト装着状態をパターン認識によって判別しているが、他の方法によってよっても良い。
【0018】
まず、CPU53は、サンプル画像の輪郭抽出処理を行い、乗客の頭部、頚部、肩部、胸部、腕部、腰部、股部等の輪郭(形状)を抽出する。また、シートベルトの輪郭(形状)も抽出する(S22)。次に、乗客とシートベルトの輪郭の画像を正規化し、予めROM51に保持された複数のシートベルト装着状態の基準パターンと比較する。そして、最もサンプルの形状パターンが近似する基準パターンを判別する(S24)。複数の基準パターンには、複数の正常な着装状態のパターン、複数の異常な着装状態のパターン、例えば、ベルトが乗客の首近辺に在るもの、ベルトに腕が拘束されている(ベルトの内側に腕が在る)もの等が用意されている。CPU53は、サンプルの形状パターンと近似する基準パターンがシートベルトの安全な装着状態かどうかを判別する(S26)。
【0019】
なお、カラーの撮像装置61を用いた場合には、シートベルトの色をパターン判別の条件に加えることが可能である。また、シートベルトの存在及び締結状態を判別容易にするための印(マーク、模様、色分け)をベルトに付しておき、ROMのデータベースにこの印を予め記憶して、部分的にパターンマッチングを行えるようにしても良い。この印を追跡することによってベルトの延在状態を知ることが可能となる。
【0020】
パターン認識は、上記の画像の輪郭のパターンマッチング法に限られない。例えば、シートベルトのパターンの横、斜め(右下・下がり、左下・下がり)等の方向性、シートベルト展張のゆがみ、等のシートベルトの装着状態に対応した特徴を示す特徴パラメータを抽出しそれにより、ベルト装着状態の適正を判別することとしても良い。
【0021】
安全と判別した場合には(S26;Yes)、フラグレジスタにベルト緊張を許容するベルト緊張許可フラグをオンに設定する。安全でないと判別した場合には(S26;No)、フラグレジスタのベルト緊張許可フラグをオフに設定する(S30)。CPU53は画像処理を終えたので、画像取込みフラグをオフに設定して次の画像データの書込み検出を可能とし、メインプログラムに戻る。
【0022】
図4は、シートベルトの緊張処理を説明するフローチャートである。入出力インタフェース54は、加速度センサ62から供給される加速度信号がノイズ除去の閾値レベルを超えると、信号値をRAM52に書込み、フラグレジスタの加速度読込みフラグをオンに設定する。また、割込み信号をCPU53に供給する。
【0023】
CPU53は割込み処理を行う。CPU53はフラグレジスタのアドレスにジャンプし、フラグレジスタの加速度読込みフラグがオンになっていることを判別して、加速度信号値を読込む(S42)。信号値にデータ処理が必要な場合には、信号処理を行って推定される加速度(あるいは衝撃力)を計算する(S44)。
【0024】
加速度(あるいは衝撃力)が衝突と判別する基準値を超えるかどうかを判別する(S46)。衝突と判別しないときは(S46;非衝突)、加速度読込みフラグをオフに設定して、割込み前の処理に戻る。
【0025】
衝突と判別したときは(S46;衝突)、フラグレジスタを参照し、ベルト緊張許可フラグがオン(許可)かどうかを判別する(S48)。ベルト緊張許可フラグがオフの場合(S48;不許可)、ベルト緊張を行わずに、加速度読込みフラグをオフに設定して、割込み前の処理に戻る。
【0026】
ベルト緊張許可フラグがオンの場合(S48;許可)、CPU53は、入出力インタフェース54を介してシートベルト緊張信号を駆動回路(シートベルト緊張回路)65に供給し、ベルト緊張装置20の火薬に点火等して、乗客を座席に素早く拘束する(S50)。その後、加速度読込みフラグをオフに設定して、割込み前の処理に戻る。従って、シートベルトの着装状態が正常な場合にベルト緊張が行われる。
【0027】
図5は、シートベルトの巻取処理を説明するフローチャートである。入出力インタフェース54は、車間距離センサ63から供給される車間距離信号の値をRAM52に書込み、フラグレジスタの車間距離読込みフラグをオンに設定する。また、割込み信号をCPU53に供給する。
【0028】
CPU53は、割込み信号に対応してフラグレジスタのアドレスにジャンプし、割込み処理を行う。フラグレジスタの車間距離読込みフラグがオンになっていることを判別して、RAM52の所定領域から車間距離信号値を読込む(S52)。なお、車間距離読込みフラグと加速度読込みフラグか共にオン状態であるときは、ベルト緊張処理を優先する。信号値にデータ処理が必要な場合には、信号処理を行って推定される車間距離を計算する(S54)。
【0029】
車間距離が予め定められた前方車両との安全距離以下であるかどうかを判別する(S56)。安全距離と判別したときは(S56;非接近)、車間距離読込みフラグをオフに設定して、割込み前の処理に戻る。
【0030】
安全距離以下と判別したときは(S56;接近)、フラグレジスタを参照し、ベルト緊張許可フラグがオン(許可)かどうかを判別する(S58)。ベルト緊張許可フラグがオフの場合(S58;不許可)、ベルト巻取を行わずに、車間距離読込みフラグをオフに設定して、割込み前の処理に戻る。
【0031】
ベルト緊張許可フラグがオンの場合(S58;許可)、CPU53は、入出力インタフェース54を介してシートベルト巻取信号を駆動回路(シートベルト巻取回路)64に供給し、ベルト巻取装置13内のベルト巻取機構のモータに駆動電源を供給し、ベルトを巻上げて、乗客を座席に拘束する(S50)。その後、車間距離読込みフラグをオフに設定して、割込み前の処理に戻る。従って、シートベルトの着装状態が正常な場合にシードベルト巻取が行われる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のシートベルト緊張装置においては、乗員のシートベルトの装着状態を判別してシートベルトの緊張あるいは巻取り行うので、乗員の保護安全上好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の全体構成を説明するブロック図である。
【図2】図2は、判断部50a及び制御部50bを構成するマイクロコンピュータシステムの構成例を説明するブロック図である。
【図3】図3は、ベルト装着状態を判別する制御アルゴリズムをへ説明するフローチャートである。
【図4】図4は、ベルト緊張処理のアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図5】図5は、ベルト巻取り処理のアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
15 シートベルト
13 シートベルト巻取装置
20 緊張装置(シリンダ)
50a 判断部
50b 制御部
62 加速度センサ
63 車間距離センサ
64 巻取りモータ駆動回路
65 緊張装置駆動回路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a seat belt tensioning device that tensions a seat belt that restrains and protects an occupant of a vehicle to a seat under a certain condition to improve occupant protection.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in order to protect an occupant from a vehicle accident, a seat belt tensioning device has been proposed in which a seat belt is tightened (tension) at the moment of a vehicle collision so as to restrain the occupant to the seat (for example, Japanese Patent Laid-Open No. Sho-sho) 49-61822, Japanese Utility Model Laid-Open No. 6-35061).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, if the occupant is not wearing the seat belt correctly, the automatic tension of the seat belt may cause a malfunction. For example, if a seat belt is hung on the occupant's neck, the neck may be damaged. Further, when the possibility of a collision is increased by a collision prediction function or the like, it is conceivable that the seat belt is wound up or tensioned in advance. When such a safety mechanism is introduced, if the occupant puts his / her hand in the inner pocket of the outerwear, it is conceivable that his / her hand is caught between the seat belts and the avoidance of danger by operating the steering wheel is prevented.
[0004]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a seat belt tensioning device that tensions a seat belt after confirming safety when the tension of the seat belt is automatically started.
[0005]
It is another object of the present invention to provide a seat belt retractor that winds up a seat belt after confirming safety when the seat belt retracts automatically.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a seat belt tensioning device that enhances occupant restraint by tensioning or winding a seat belt that restrains an occupant seated in a vehicle seat under certain conditions. Whether the seatbelt is tensioned or retracted by looking at the seatbelt wearing state even when the above condition is satisfied, and the wearing state monitoring means (61) for monitoring the seatbelt wearing state Determination means (50a) for determining whether or not.
[0007]
By adopting such a configuration, it is possible to avoid automatic tension or winding of the seat belt when the seat belt is not correctly worn or when it is not preferable to restrain the occupant. .
[0008]
Preferably, the use state of the seat belt of the occupant determines whether it is appropriate to obtain image data in a seated state by the imaging device and to perform tension or winding of the seat belt by analysis of the image data. By performing image data analysis, it is possible to discriminate and learn various states.
[0009]
Preferably, the analysis of the image data is performed by a pattern recognition technique such as a pattern matching method.
[0010]
Preferably, the imaging device is provided on the vehicle interior roof in front of the occupant, but is not limited thereto.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0012]
FIG. 1 schematically shows the inside of the passenger compartment. In the figure,
[0013]
[0014]
FIG. 2 is a block diagram illustrating an outline of the
[0015]
The input /
[0016]
The
[0017]
FIG. 3 is a flowchart for explaining the operation of the
[0018]
First, the CPU 53 performs a contour extraction process on the sample image, and extracts contours (shapes) of the passenger's head, neck, shoulders, chest, arms, waist, crotch, and the like. Also, the contour (shape) of the seat belt is extracted (S22). Next, the contour image of the passenger and the seat belt is normalized and compared with a plurality of seat belt wearing reference patterns previously stored in the ROM 51. Then, the reference pattern that most closely approximates the shape pattern of the sample is determined (S24). The plurality of reference patterns include a plurality of normal wearing state patterns, a plurality of abnormal wearing state patterns, for example, where the belt is in the vicinity of the passenger's neck, and the arm is restrained by the belt (inside the belt Are available). The CPU 53 determines whether or not the reference pattern that approximates the shape pattern of the sample is a safe wearing state of the seat belt (S26).
[0019]
When the
[0020]
Pattern recognition is not limited to the above-described pattern matching method for the contour of an image. For example, feature parameters indicating features corresponding to seat belt wearing conditions such as lateral, diagonal (lower right / lower, lower left / lower) direction of the seat belt pattern, distortion of seat belt extension, etc. are extracted. Thus, the appropriateness of the belt wearing state may be determined.
[0021]
If it is determined to be safe (S26; Yes), a belt tension permission flag for allowing belt tension is set to ON in the flag register. If it is determined that it is not safe (S26; No), the belt tension permission flag in the flag register is set to OFF (S30). Since the CPU 53 has finished the image processing, it sets the image capture flag to OFF to enable detection of writing of the next image data, and returns to the main program.
[0022]
FIG. 4 is a flowchart for explaining a seat belt tensioning process. When the acceleration signal supplied from the
[0023]
The CPU 53 performs an interrupt process. The CPU 53 jumps to the address of the flag register, determines that the acceleration reading flag of the flag register is on, and reads the acceleration signal value (S42). If the signal value requires data processing, the signal processing is performed to calculate the estimated acceleration (or impact force) (S44).
[0024]
It is determined whether or not the acceleration (or impact force) exceeds a reference value for determining a collision (S46). When the collision is not determined (S46; non-collision), the acceleration reading flag is set to OFF and the process returns to the process before the interruption.
[0025]
When it is determined that there is a collision (S46; collision), the flag register is referenced to determine whether or not the belt tension permission flag is on (permitted) (S48). If the belt tension permission flag is off (S48; not permitted), the belt is not tensioned, the acceleration reading flag is set to off, and the process returns to the process before interruption.
[0026]
When the belt tension permission flag is ON (S48; permission), the CPU 53 supplies a seat belt tension signal to the drive circuit (seat belt tension circuit) 65 via the input /
[0027]
FIG. 5 is a flowchart for explaining a seat belt winding process. The input /
[0028]
The CPU 53 jumps to the address of the flag register in response to the interrupt signal and performs interrupt processing. It is determined that the inter-vehicle distance reading flag in the flag register is turned on, and the inter-vehicle distance signal value is read from a predetermined area of the RAM 52 (S52). Note that when both the inter-vehicle distance reading flag and the acceleration reading flag are on, the belt tension processing is prioritized. If data processing is required for the signal value, signal processing is performed to calculate the estimated inter-vehicle distance (S54).
[0029]
It is determined whether or not the inter-vehicle distance is equal to or less than a predetermined safe distance from the preceding vehicle (S56). When it is determined that the distance is a safe distance (S56; non-approaching), the inter-vehicle distance reading flag is set to OFF, and the process returns to the process before interruption.
[0030]
When it is determined that the distance is less than the safe distance (S56; approach), it is determined whether or not the belt tension permission flag is on (permitted) with reference to the flag register (S58). When the belt tension permission flag is off (S58; not permitted), the inter-vehicle distance reading flag is set to off without performing belt winding, and the process returns to the process before interruption.
[0031]
When the belt tension permission flag is ON (S58; permission), the CPU 53 supplies the seat belt winding signal to the drive circuit (seat belt winding circuit) 64 via the input /
[0032]
【The invention's effect】
As described above, in the seat belt tensioning device of the present invention, the seat belt is tensioned or wound by determining the wearing state of the passenger's seat belt, which is preferable in terms of passenger safety.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating an overall configuration of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration example of a microcomputer system that constitutes a
FIG. 3 is a flowchart for explaining a control algorithm for determining a belt mounting state;
FIG. 4 is a flowchart for explaining an algorithm for belt tension processing;
FIG. 5 is a flowchart illustrating an algorithm of a belt winding process.
[Explanation of symbols]
15
Claims (3)
乗員のシートベルト装着状態を撮影する装着状態監視手段と、
前記一定の条件を満たした場合であっても、更に、撮影された前記乗員のシートベルトの装着状態の画像から乗員とシートベルトのパターンを抽出し、両パターンの状態に基づいて、シートベルトの緊張叉は巻取りを行うかどうかを判断する判断手段と、
を備えるシートベルト緊張装置。A seat belt tensioning device that tensions or winds up a seat belt that restrains an occupant seated in a vehicle seat under a certain condition and increases the restraint of the occupant,
Wearing state monitoring means for photographing a passenger's seat belt wearing state;
Even when the predetermined condition is satisfied, a pattern of the occupant and the seat belt is further extracted from the photographed image of the occupant's seat belt wearing state, and based on the state of both patterns, the seat belt Judgment means for deciding whether to take tension or winding,
Seat belt tensioning device.
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