JP4051024B2 - Security structure of the lock - Google Patents
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Description
本発明は、非常解錠装置などの錠前の防犯構造に関する。 The present invention relates to a security structure for a lock such as an emergency unlocking device.
特許文献1には、「内側にシリンダーを支持したシリンダー筒と、シリンダーに備えられる回動自在な回動片と錠機構部とを連結するコネクターと、シリンダー筒に回動自在に外挿した筒状の非常開ハンドルと、コネクターに設けられ半径方向へ突出するコネクター直結ピンと、非常開ハンドルの内周に移動自在に設けられ、かつコネクター直結ピンに掛止腕を引っ掛けてシリンダー筒への非係合状態を保持する一方、非常開ハンドルの回転によってコネクター直結ピンへの掛止腕の掛止を解除し、付勢手段によって軸線方向に突出してシリンダー筒に係合する逆転防止板を具備した非常解錠装置」が記載されている。 Patent Document 1 states that “a cylinder cylinder that supports a cylinder on the inside, a connector that connects a rotatable rotating piece and a lock mechanism portion provided on the cylinder, and a cylinder that is rotatably attached to the cylinder cylinder. -Shaped emergency opening handle, connector direct connection pin that is provided on the connector and protrudes in the radial direction, and is provided movably on the inner periphery of the emergency opening handle, and a latch arm is hooked on the connector direct connection pin and is not engaged with the cylinder cylinder. While holding the mating state, the emergency opening handle is provided with an anti-reverse prevention plate that releases the latching arm of the latching arm to the connector direct coupling pin by the rotation of the emergency opening handle and protrudes in the axial direction by the urging means to engage the cylinder cylinder "Unlocking device" is described.
上記構成に於いて、シリンダーと錠箱の錠機構部との間に介在するコネクターは、本来、室内側から合鍵をシリンダーに差し込み、該シリンダーの駆動片(回動片)を解錠方向へ操作することにより、又は非常時、シリンダー筒に外嵌合したサムターン機能を有する筒状操作体(非常開ハンドル)を解錠方向へ回すことにより、錠機構部を構成するダルマ等を介してデッドボルトを解錠するものである。
なお、特許文献1は、筒状操作体用ロック手段の逆転防止板49の先端係合部分が固定側のシリンダー筒5の後端部に突設したT字型状のストッパー19の手前側の壁面と係合している状態の図面(施錠状態を示す図)が存在しないものの、段落0019からの詳細説明及び図5等を参照にすると、施錠状態から筒状操作体41が図5で示す矢印a方向(つまり、解錠状態)へ回転すると、逆転防止板49が付勢バネ53のバネ力に抗して軸線方向へ移動した後に前記ストッパー19の向こう側の壁面と係合に係合する旨(固定側のストッパー19に対する逆転防止板9の係合位置が変わる旨)が記載されている。本発明のロック手段は、このような構成及び作用を有する特許文献1を前提とするものである(符号は特許文献1のものである)。
In the above configuration, the connector interposed between the cylinder and the lock mechanism of the lock box is originally designed to insert the key into the cylinder from the indoor side and operate the drive piece (rotating piece) of the cylinder in the unlocking direction. In the event of an emergency, or by turning a cylindrical operating body (emergency opening handle) having a thumb-turn function that is externally fitted to the cylinder cylinder in the unlocking direction, a dead bolt is connected via a dharma or the like constituting the locking mechanism. Is unlocked.
In Patent Document 1, the front-end engaging portion of the reverse rotation prevention plate 49 of the cylindrical operating body locking means projects from the front side of the T-
しかしながら、近年、泥棒が、例えば扉の外壁面側からシリンダー筒の付近に切削ドリル等の工具で孔を開け、針金を用いてコネクター直結ピンを解錠方向へ回す侵入手口が懸念されている。そこで、防犯上、その対策を講じる必要性が要望されている。
本発明の第1の目的は、扉の外壁面側からシリンダー筒の付近に切削ドリル等の工具で孔を開け、針金を用いて合鍵又は筒状操作体の操作力により解錠方向へ回転するコネクターを解錠方向へ回す泥棒の侵入手口に対処することである。第2の目的は、第1の目的を前提にし、侵入工具による筒状操作体の回転を著しく困難にすることである。 A first object of the present invention is to make a hole with a tool such as a cutting drill in the vicinity of a cylinder cylinder from the outer wall surface side of the door, and to rotate in the unlocking direction using a key or an operating force of a cylindrical operating body using a wire. It is to deal with the intrusion technique of the thief turning the connector in the unlocking direction. The second object is based on the premise of the first object, and makes it difficult to rotate the cylindrical operating body with the intruding tool.
本発明の錠前の防犯構造は、固定側のシリンダー筒3と、このシリンダー筒3に内装されたシリンダー2と、このシリンダー2と錠箱内の錠機構部との間に介在するように前記シリンダー筒に内装され、かつ該シリンダー筒の周方向の案内長孔と係合する可動ピン7を有する可動側のコネクター5と、前記シリンダー筒に回動自在に外挿し、該シリンダー筒の外周に設けたストッパー18に係合する筒状操作体6用ロック手段を備えると共に、前記可動ピン7と係合する切欠状制御係合部24を有する筒状操作体6とから成り、前記ロック手段の逆転防止板9が前記ストッパーに係合している施錠状態から前記筒状操作体が解錠状態へ回転すると、逆転防止板9が付勢バネ10のバネ力に抗して軸線方向へ移動した後に前記ストッパーに対する逆転防止板9の係合位置が変わる錠前の防犯構造であって、前記操作体6のコネクター5を制御する筒状制御部6aに、可動ピン用切欠状制御係合部24を遮蔽する筒状防御体15を外嵌合したことを特徴とする。
The security structure of the lock according to the present invention is such that the
上記構成に於いて、筒状操作体6Aとシリンター筒1Aとをストッパー手段31を介して一体的に固定したことを特徴とする。また、錠前の防犯構造は、操作体を包囲するカバー12を備え、該カバー12Aと筒状操作体6Aとをストッパー手段31を介して一体的に固定したことを特徴とする。
In the above-described configuration, the
(1)泥棒が扉の外壁面側から針金を用いて筒状操作体を解錠方向へ回そうとしても、該操作体の筒状制御部に、その切欠状制御係合部を遮蔽する筒状防御体が外嵌合しているので、コネクターの可動ピンを操作することができない。したがって、防犯効果に優れている。
(2)侵入工具による筒状操作体の回転を著しく困難である。
(1) Even if a thief tries to turn the cylindrical operating body in the unlocking direction using a wire from the outer wall surface side of the door, the cylindrical control section of the operating body shields the notch-shaped control engaging section. Since the protective body is externally fitted, the movable pin of the connector cannot be operated. Therefore, the crime prevention effect is excellent.
(2) It is extremely difficult to rotate the cylindrical operation body with the intrusion tool.
(1)主たる発明と従たる発明
まず、本発明の錠前の一例としての非常解錠装置の防犯構造は、シリンダー2と錠箱14の錠機構部との間に介在するコネクター5の可動ピン7が扉13の外壁面13aから侵入する工具(例えば針金)によって操作されないように、固定側のシリンダー筒3に外嵌合した筒状操作体(例えば非常開ハンドル)6に筒状防御体15を外嵌合したことである(主たる発明)。また、回動自在な筒状操作体6Aが前記工具によって自由に操作されないように、固定部材としてのシリンター筒3A又は/及び箱状カバー12Aと筒状操作体6Aとをストッパー手段31を介して一体的に連結したことである(従たる発明)。
(1) Main Invention and Subordinate Invention First, the security structure of the emergency unlocking device as an example of the lock of the present invention is the
(2)明細書の技術的用語
実施の環境の説明は第1発明のみならず第2発明にもあてはまる。実施の環境は背景技術の特許文献1と同じなので、明細書の技術的用語は特許文献1のそれと同一又は同様の用語を使用する。また、本発明の特定要件に直接関係ない部材については、詳論を極力割愛する。次に本発明の主要部の構成を具体的に説明する。
(2) Technical terms in the description The description of the implementation environment applies not only to the first invention but also to the second invention. Since the implementation environment is the same as that of Patent Document 1 of the background art, the technical terms used in the specification are the same as or similar to those of Patent Document 1. In addition, detailed descriptions of members that are not directly related to the specific requirements of the present invention are omitted as much as possible. Next, the configuration of the main part of the present invention will be specifically described.
(3)発明の実施の環境
図1乃至図10は本発明の第1実施例である。図1を参照にして本発明の実施の環境を説明する。この非常解錠装置1は、内周壁にシリンダー2を支持したシリンダー筒3と、駆動片4を備えたシリンダー2と錠箱14内の錠機構部との間に介在する短円柱状のコネクター(回転体)5と、シリンダー筒3に回動自在に外挿した筒状非常開ハンドル(操作体)6と、この非常開ハンドル6の周方向の切欠状制御係合部24と係合するように前記コネクター5に固定的に設けられたコネクター直結ピン(可動ピン)7と、前記非常開ハンドル6とシリンダー筒3との間に設けられ、かつ非常開ハンドルを解錠方向へ所定量回すとシリンダー筒に係止される逆転防止板9及び付勢バネ10を備えたロック手段11と、非常開ハンドル6を全体或いは部分的に包囲するカバー12と、コネクター5の直結ピン(可動ピン)7が扉13の外壁面13a或いは錠箱(特にプロテクターの存在しないもの)14側から侵入する工具(例えば針金)によって操作されないように非常開ハンドル6に外嵌合した筒状防御体15とから構成されている。以下、これらの構成部材を中心に説明する。
(3) Environment for Implementing the Invention FIGS. 1 to 10 show a first embodiment of the present invention. The environment for implementing the present invention will be described with reference to FIG. This emergency unlocking device 1 includes a
(4)非常扉13、錠箱14、シリンダー2など
まず、非常用の扉13の内部には錠機構部を有する錠箱14が設けられている。錠箱14の錠機構部は、入力部材(ダルマ)を介してデッドボルトを進退させ、これにより非常扉13の解錠を可能とする。非常扉13は、錠箱14に対して回転不能(固定)となったシリンダー筒3を直接又は間接的に備えている。なお、シリンダー筒3は、非常扉13又は錠箱14に固定される。
(4)
図1で示すように、シリンダー筒3は内周壁にシリンダー2を支持している。シリンダー筒3の先端には、内筒2a表出用の孔を穿設してあり、この内筒表出孔からはシリンダー2の内筒2aが表出する。シリンダー2は、内筒2aの表出端面にキー挿入孔を有している。また内筒2aは、合鍵をキー挿入孔に挿入操作することにより回動する。該駆動力はシリンダー2の後端から突出する駆動片4に出力される。駆動片4は、内筒2a及び外筒2bに対して回動自在である。
As shown in FIG. 1, the
(5)シリンダー筒3
シリンダー筒(例えばサムターン取付け筒)3は、本実施例では一端部側が扉13の内壁面13bから突出し、一方、他端部が錠箱14の幅広側壁に形成した嵌合孔に嵌合するように扉13に固定される。
(5)
In the present embodiment, the cylinder cylinder (for example, thumb turn mounting cylinder) 3 protrudes from the
シリンダー筒3の構成について、図7の底部側を示す斜視図を基準にして説明する。シリンダー筒3は、長筒状の中空胴部3aと、この中空胴部3aの先端部側の開口を一部塞ぐ環状部3bとから成る。
The configuration of the
しかして、17,17は中空胴部3aの後端部外周壁の一部に対称的に突設された嵌合突起で、これらの嵌合突起17,17は、前述した錠箱14の嵌合孔に嵌合する。18は前記嵌合突起17の一つ、或いは中空胴部3aの後端部外周壁に小突起状に設けられたストッパー部で、このストッパー部18は、扉13の開き勝手が「左勝手」又は「右勝手」の場合に於いて、作動したロック手段11の逆転防止板9の回転を阻止する。
Thus, 17 and 17 are fitting projections symmetrically provided on a part of the outer peripheral wall of the rear end portion of the
19はストッパー部18を基準にして中空胴部3aの後端部外周壁の一部に弧状に形成された案内長孔で、この案内長孔19は、本実施例では扉13に対する取付け状態に於いて、中空胴部3aの底面側に形成されている(図1参照)。本実施例では、案内長孔19は嵌合突起17の内壁面の略中央部に突起状に形成されたストッパー部18の前方直下に位置するように中空胴部3aの周方向に弧状に形成されている。なお、中空胴部3aには、左勝手、右勝手を考慮し、ストッパーピン用選択取付け孔を適宜に形成しても良い。その他細部の構成は割愛する。
(6)コネクター5とコネクター直結ピン7
コネクター5は、駆動片4又は非常開ハンドル6の駆動(操作)力により解錠方向へ回転する回転体である。コネクター5は、半径方向の外側に突出するコネクター可動ピン(直結ピン)7を有する。可動ピン7は、非常開ハンドル6の案内長孔19と係合するようにコネクター5のメネジ部5cに固定的に取付けられる。
(6)
The
このコネクター直結ピン7は、シリンダー筒3の案内長孔(ガイド穴)19を介してシリンダー筒3の外周面から突出する。したがって、合鍵の操作力によりコネクター5が回動すると、コネクター直結ピン7は、ガイド穴19に沿ってシリンダー筒3の周方向を往復移動する反面、コネクター5は、非常時、非常開ハンドル6を操作すると、コネクター直結ピン7を介して解錠方向へ回転する。
The connector
コネクター5は、図7で示すように、シリンダー2側の前端面にシリンダー2の駆動片4が嵌入する直径方向の嵌入溝5aを有する。また、図10で示すように、コネクター5の後端面に錠箱14内の錠機構部を構成する図示しないダルマに相対回転不能に係合する十字状の出力軸22を有している。なお、特に図示しないが、コネクター5は、シリンダー筒3の後端内周に形成した固定溝に嵌着した固定リングによって、シリンダー筒3の後端からの脱落が防止されている。
As shown in FIG. 7, the
(7)非常開ハンドル:操作体6
シリンダー筒3の外周には、筒状の非常開ハンドル6が外挿されている。非常開ハンドル6の形態は特に問わないが、本実施例では、外周前端の上下面に、略三角板形状の指掛板部が突設されている。この非常開ハンドル6は、図4及び図5で示すようにシリンダー筒3の中空胴部3aに回転可能に装着される筒状制御部6aと、この筒状制御部6aの外端部の外周壁に突設された操作部6bとから成る。
(7) Emergency open handle:
A cylindrical
しかして、24は筒状制御部6aの内端部の外周壁に周方向に沿って一部形成された制御係合部(例えば長孔、切欠部など)で、この制御係合部24は、図4を基準にすると、上方の左右にはコネクターの可動ピン7用の押圧面24a、24aが見える。なお、筒状制御部6aは、本実施例では1個であるが、反対側の外周壁にも形成しても良い。
Thus, 24 is a control engagement portion (for example, a long hole, a notch portion, etc.) partially formed along the circumferential direction on the outer peripheral wall of the inner end portion of the cylindrical control portion 6a. 4, pressing
また非常開ハンドル6は、内端部の内周壁に逆転防止板9の形状に適合する単数又は複数個の装着溝(案内溝)26,26を有する。これらの案内溝26,26は、図5で示すように、例えば周方向に一部形成された第1遊嵌合溝と、この第1遊嵌合溝と直交する第2嵌合溝とから成り、逆転防止板9をシリンダー筒3のストッパー部18に対して係脱する方向にそれぞれ案内する。なお、前記第2嵌合溝は、逆転防止板9の係合爪部が突出できるように内端面まで至っている。
Further, the
ところで、非常開ハンドル6の筒状制御部6aの後端部外周壁は、図1で示すように断面段差状に形成され、この断面段差状の嵌合部に筒状防御体15が外嵌合する。
By the way, the outer peripheral wall of the rear end portion of the
(8)ロック手段11
ロック手段11は、前述したように、逆転防止板9と、これを常時一方向(非常開ハンドル6の後端側から突出する方向)に付勢する付勢バネ10とから成る。逆転防止板9は略T字状に形成され、バー状当接部と掛止腕9aを有している。また逆転防止板9は、非常開ハンドル6の内周に軸線方向へ移動自在に設けられている。ロック手段11の構成及び作用は、特許文献1のロック手段の作用(段落0003)と同じである。
すなわち、非常時には、非常用の扉を開ける必要があるので、ロック手段11の施錠状態を解く必要があるが、非常事態の解錠時、非常開ハンドル6の回転によってコネクター直結ピンへ7の掛止腕9aの掛止を解除し、付勢手段10によってシリンダー筒3の軸線方向に突出する。この点について、付言すると、例えば室内側から筒状操作体(非常開ハンドル)6を解錠方向へと回すと、筒状操作体6の切欠状制御部の切欠端面24a及び該切欠端面24aに係合するコネクター直結ピン(可動ピン)7を介してコネクター5も解錠方向に回転する訳であるが、この時、筒状操作体6と共に周方向に回転する逆転防止板9は、回転途中、コネクター直結ピン7を介して付勢バネ10のバネ力に抗して、かつ案内溝26を介して固定側のストッパー18から離れる方向へと後退動してシリンダー筒3への非係合状態を保持し(図8の状態)、さらに筒状操作体6が図9で示すように解錠位置へと至ると、付勢バネ10のバネ力により固定側のストッパー18の向こう側の壁面に係合するように前進してストッパーに対する逆転防止板9の係合位置が変わる。
(8) Locking means 11
As described above, the
That is, in an emergency, it is necessary to open the emergency door, so it is necessary to unlock the lock means 11. However, when the emergency is unlocked, the
(9)カバー12
筒状カバー12は、本実施例では、非常開ハンドル6の全体に包囲する。筒状カバー12の外壁面の形態は特に問わないが、外周壁12aの断面が水平よりも多少傾斜状であるのが望ましい。また、外周壁12aと交差する垂直前壁12bの適宜箇所には、逆転防止板9の施錠又は解除状態を識別する識別標識Mが見える表示窓12cが形成されている。
(9)
The
(10)筒状防御体15
さて、筒状防御体15が本発明の要部である。筒状防御体15は、図4、図6等で示すように筒状に形成され、コネクター5の可動ピン(直結ピン)7が扉13の外壁面13a或いは錠箱14側から侵入する工具(例えば針金)によって操作されないように非常開ハンドル6に外嵌合している。
(10)
Now, the
筒状防御体15の材質は特に問わないが、本実施例では、軸方向にスリット状の切欠部16が形成されている。筒状防御体15は、シリンダー筒3の断面段差状の嵌合部に後端面から嵌め込むので、材質自体に多少の弾性力があるのが望ましい。
Although the material of the
しかし、弾性力を付与しない場合には、炭素綱を焼き入れ処理して形成された硬質防御部材であっても良い。図1及び図5で示すように、筒状防御体15を非常開ハンドル6に後端部に嵌め込むと、非常開ハンドル6の切欠状制御部24は完全に遮蔽される。
However, when the elastic force is not applied, a hard defense member formed by quenching carbon steel may be used. As shown in FIGS. 1 and 5, when the cylindrical
(11)第1実施例の効果
したがって、泥棒が、扉の外壁面から侵入する工具(例えば針金)を差し込んで、可動ピン7を介してコネクター5を解錠方向へ回そうとしても、筒状防御体15が障害となる。なお、非常時、非常解錠装置1の解錠する場合には、カバー12を破壊し、非常開ハンドル6を解錠方向へ回す。
(11) Effects of the first embodiment Therefore, even if the thief inserts a tool (for example, a wire) that enters from the outer wall surface of the door and tries to turn the
(12)図11乃至図13は本発明の第2実施例である。 (12) FIGS. 11 to 13 show a second embodiment of the present invention.
第2実施例は、第1実施例の主要部をそのまま含むので、本明細書に記載する。第2実施例は、前述したように、回動自在な筒状防御体が工具によって自由に操作されないように、固定部材としてのシリンター筒又は/及び箱状カバーと筒状防御体とをストッパー手段31を介して一体的に連結している。 The second embodiment includes the main part of the first embodiment as it is, and is described in this specification. In the second embodiment, as described above, the cylindrical cylinder as a fixing member and / or the box-shaped cover and the cylindrical protective body are used as stopper means so that the rotatable cylindrical protective body is not freely operated by a tool. They are integrally connected via 31.
したがって、第1実施例の構成と同一の部分には同一又は同様の符号を付し、重複する説明を省略する。そこで、1Aは錠前、12Aはカバー、6Aは操作体(非常開ハンドル)、3Aはシリンダー筒、31はストッパー手段である。 Therefore, the same or similar reference numerals are given to the same parts as those of the first embodiment, and the duplicate description is omitted. Therefore, 1A is a lock, 12A is a cover, 6A is an operating body (emergency opening handle), 3A is a cylinder cylinder, and 31 is a stopper means.
しかして、前記カバー12Aの外周壁12a及び非常開ハンドル6Aの筒状制御部6aにはストッパー手段31用の貫通孔32、33がそれぞれ形成されていると共に、シリンダー筒3Aの中空胴部3aにはストッパー手段31が螺合するメネジ34が形成されている。
Through
この第2実施例では、図13で示すように、カバー12Aと、非常開ハンドル6Aと、シリンダー筒3Aとがストッパー手段31の一例としてのオネジで一体的に固定されているので、非常開ハンドル6Aを工具により解錠方向へ回転させることが非常に困難となる。
In the second embodiment, as shown in FIG. 13, the
発明の実施の形態で示した第2実施例に於いて、(1)筒状操作体6Aとシリンター筒3Aとをストッパー手段31を介して一体的に固定しても良い。(2)また箱状カバー12Aと筒状操作体6Aとをストッパー手段31を介して一体的に固定しても良い。
In the second embodiment shown in the embodiment of the invention, may be fixed integrally via the stopper means 31 and (1) the
本発明は、非常解錠装置などの錠前の防犯構造であるから、主に錠前や建具業界で利用される。 Since the present invention is a security structure for a lock such as an emergency unlocking device, it is mainly used in the locksmith and joinery industries.
図1乃至図10は本発明の第1実施例を示す各概略説明図、図11乃至図13は本発明の第2実施例を示す各概略説明図。
1.1A…非常解錠装置、2…シリンダー、3.3A…シリンダー筒、5…コネクター、6.6A…非常開ハンドル(操作体)、7…可動ピン(直結ピン)、9…逆転防止板、10…付勢バネ、11…ロック手段、12.12A…カバー、13…扉、13a…扉外壁面、14…錠箱、17…嵌合突起、18…ストッパー部、19…案内長孔、24…制御係合部、24a…可動ピン7用の押圧面、26…案内溝、31…ストッパー手段、32.33…貫通孔、34…メネジ。
1.1A ... Emergency unlocking device, 2 ... Cylinder, 3.3A ... Cylinder cylinder, 5 ... Connector, 6.6A ... Emergency opening handle (operating body), 7 ... Movable pin (directly connected pin), 9 ... Reverse rotation prevention plate DESCRIPTION OF
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