JP4050203B2 - 電源装置および通信システム - Google Patents

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Description

この発明は、パーソナルコンピュータや画像形成装置等の電化製品に電力を供給する電源装置およびこの電源装置を含む通信システムに関する。
パーソナルコンピュータや画像形成装置等の電化製品において、省電力化を図るために待機時の消費電力をいかに低く抑えるかということが着目されている。このため、電化製品の中には、待機時に主電源回路から電力の供給を行わないことで省電力化を図る電源装置が採用されることがあった。
ところが、待機時においても、外部から入力される信号に反応して、通常の動作状態に復帰することが必要となる場合がある。例えば、ファクシミリにおいては、外部から電話線を介して入力されるFAX等を適正に受信できる態勢を常時整えておく必要がある。また、プリンタ等の場合は、パーソナルコンピュータ等から入力される画像データを検出することにより即座に通常の動作状態に復帰し、入力された画像データに基づいて画像形成処理を行う必要がある。
そこで、従来技術の中には、省電力動作状態(省電力モード)を解除する解除要因を検出して主制御手段への電力供給を制御する省エネ制御手段と、この省エネ制御手段のためのサブ電源手段とを別途設け、待機時に、主制御手段(メインCPU)への電源供給を遮断して、待機時における消費電力を低減するための構成を採用するものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−63101
しかしながら、上述の特許文献1に記載の発明を含む従来技術では、依然として待機時に不必要な電力消費がされている。例えば、特許文献1に記載の発明では、待機時(省電力状態)において外部からのリード要求等に呼応可能な状態であり、省エネ制御手段であるサブCPUおよび外部との通信のためのFAXボード、PCインタフェースボードなど一連のインタフェース手段にサブ電源から給電されている。
また、省電力動作状態(省エネモード)に移行の際に外部からアクセスを通知することを禁止するなど誤動作防止策がとられているものの、省電力要求と主電源回路を起動する要求とがタイミングのズレを持ってほぼ同時に入力された場合に生じ得る誤動作への対策や省電力要求信号等にノイズが重畳された場合に生じる誤動作への対策が十分とは言えない。
この発明の目的は、必要に応じて通常動作状態に復帰可能な態勢を整えつつ、省電力動作状態における消費電力を必要最低限に抑えることが可能な電源装置および通信システムを提供することである。
また、この発明の別の目的は、外部から入力される信号を誤検出することにより、不要な電力の消費がされることを防止する電源装置および通信システムを提供することである。
この発明は以下の構成を備えている。
(1)信号検出回路を有し外部と信号の入出力を行うインタフェース部を含む主装置の主制御部に電力を供給する主電源回路と、
前記信号検出回路に電力を供給する補助電源回路と、
前記主装置の動作状態が省電力動作状態であるときには、前記補助電源回路のみを動作させるとともに、外部から入力される信号を前記信号検出部が検出した後に前記主電源回路を動作させる電源制御部と、
を備えたことを特徴とする。
この構成においては、主電源回路の動作が停止する省電力動作状態時に、インタフェース部における信号検出回路に対してのみ補助電源回路から電力の供給がされる。ここで、信号検出回路は、外部からの信号を検出するために必要な最低限の機能のみを有する回路である。
なお、本発明のインタフェース部にはユーザからの入力を受け付けるキーボードやポインティングデバイス等のユーザインタフェースも含まれる。
(2)前記電源制御部は、前記信号検出回路に入力された信号のうち、予め設定された信号パターンに合致する信号のみを有効な信号として取り扱うことを特徴とする。
この構成においては、予め設定されたパターンに合致しない信号が信号検出回路に入力された場合には、この信号をノイズであるとみなして無効なものとして取り扱う。
(3)前記電源制御部は、前記信号検出回路に入力された信号のうち、所定時間以上継続して入力されている信号のみを有効な信号として取り扱うことを特徴とする。
この構成においては、信号検出回路に入力された信号のうち、所定時間経過するまでに消滅する信号をノイズとみなし、無効なものとして取り扱う。
(4)前記電源制御部は、前記主装置の動作状態が省電力動作状態に移行する旨を示す省電力要求信号のうち、予め設定された信号パターンに合致する省電力要求信号のみを有効な省電力要求信号として取り扱うことを特徴とする。
この構成においては、予め設定されたパターンに合致しない省電力要求信号が入力された場合には、この省電力要求信号をノイズであるとみなして無効なものとして取り扱う。
(5)前記電源制御部は、前記省電力要求信号のうち、所定時間以上継続して入力されている信号のみを有効な省電力要求信号として取り扱うことを特徴とする。
この構成においては、電源制御部に入力された省電力要求信号のうち、所定時間経過するまでに消滅する信号をノイズ等の不要な信号とみなし、無効なものとして取り扱う。
(6)前記電源制御部は、前記主装置の動作状態が省電力動作状態に移行する旨を示す省電力要求信号を受け付けた後から前記主電源回路が完全に停止するまでの間には、外部から入力される信号を前記信号検出部が検出しても前記主電源回路を動作させないことを特徴とする。
この構成においては、省電力動作状態への移行を開始した後には、外部から信号検出回路に入力される信号に反応しない。すなわち、主電源回路が完全に立ち下がっていない不安定な電圧状態で、再度、主電源回路がオンされることがない。
(7)前記電源制御部は、前記省電力要求信号のうち、所定時間以上継続して入力されている信号のみを有効な省電力要求信号として取り扱うことを特徴とする。
この構成においては、電源制御部に入力された省電力要求信号のうち、所定時間が経過するまでに消滅する信号をノイズとみなし、無効なものとして取り扱う。
(8)前記電源制御部は、前記省電力要求信号が入力されてから前記所定時間が経過するまでの間に、外部から入力される信号を前記信号検出部が検出したときは、前記主電源回路を停止させることなく前記外部から入力される信号を有効なものとして取り扱うことを特徴とする。
この構成においては、電源制御部が省電力要求信号を受け取った後であってこの省電力要求信号が有効なものと電源制御部が認識するまでの間に外部から信号検出部に信号が入力された場合には、電源制御部が主電源回路を停止させることなく、信号検出部に入力された信号を有効なものとして取り扱う。
(9)前記電源制御部は、少なくとも前記省電力要求信号が解除されるまでは、それ以後に入力される省電力要求信号を受け付けないことを特徴とする。
この構成においては、同じタイミングで信号検出部に信号が入力されたことが原因で保留されていた省電力要求信号が解除されるまで、電源制御部は次の省電力要求信号を受け付けない。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)省電力動作状態において外部から入力される信号が確実に検出できる態勢を整えつつ、省電力動作状態における消費電力を低減することができる。また、信号検出回路に外部からの信号を入力されると電源制御部が主電源回路を動作させることにより、外部からの信号に反応して省電力動作状態の電源装置を迅速に通常動作状態に復帰させることができる。
(2)信号検出回路に入力された信号が単なるノイズであるにもかかわらず、省電力動作状態から通常動作状態に移行することで電力が無駄に消費されることを防止できる。
例えば、IEEE1284インタフェースやLANカードを介して主装置に接続されるデバイスのデバイスIDと入力された信号とが整合するか否かを確認することで、信号の誤検出を適正に防止できる。
(3)ノイズの発生が原因で、停止している主電源回路を不必要に動作させて無駄な電力が消費されることを防止できる。
(4)省電力要求信号を誤検出して、電源装置が通常動作状態であるべきときに省電力動作状態に移行する等の不具合が発生することを防止できる。
(5)ノイズの発生が原因となって、動作中の主電源回路が停止されることを防止できる。
(6)電源監視IC等によってリセットパルスが発生できない状態で主電源回路がオンされることがないため、電源装置や主装置における誤動作の発生を低減できる。
(7)ノイズの発生が原因となって、動作すべきときに主電源回路が停止されるという不具合の発生を防止できる。
(8)不必要に主電源回路が停止されることがなく、主電源回路が停止することで信号検出部に入力された信号に基づく処理が実行不能になる等の不具合の発生を防止できる。
(9)保留されていた省電力要求信号に反応して、主電源回路が不必要に停止されることを防止できる。
以下、図を用いて本発明の電源装置および通信システムがファクシミリ機能、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能を有するマルチファンクションプリンタ(以下、省略してMFPと記す)に適用される実施形態を説明する。なお、以下の実施形態ではMFPが本発明の電源装置が適用される主装置を構成する。ただし、本発明の電源装置が適用される主装置はMFPに限られることはなく、パーソナルコンピュータやその他の電化製品全般に適用することが可能である。
図1は、第1の実施形態における電源装置1および通信システムの主な構成を示している。同図に示すように、本発明の通信システムは、電源装置1、外部機器200(200A〜200D)、MFPを含んでいる。また、MFPは、メイン制御回路10、電源装置1、および操作パネル40を含んでいる。そして、電源装置1は、主電源制御部30、補助電源回路50、および主電源回路60を備えている。
メイン制御回路10は、MFPの主制御部を構成し、電源装置1が適用される主装置とこの主装置の外部に接続される外部機器200(200A〜200D)の間における通信を行うインタフェース部20を備えている。また、メイン制御回路10は、主電源回路50を停止させるときに、電源制御部30に対してローレベルのPSバー信号を出力する。
インタフェース部20は、FAXボード21、LANボード22、プリンタボード23、およびUSBボード24を有している。FAXボード21は、公衆回線を介して入出力されるFAXデータの通信に用いられる。LANボード22は、イーサネット(登録商標)等を介するローカルエリアでのデータの通信に用いられる。プリンタボード23は、IEEE1284インタフェースを介する外部のパーソナルコンピュータとの通信に用いられる。USBボード24は、USBインタフェースを介するディジタルカメラや画像ストレージ装置等のUSBデバイスとの通信に用いられる。
主電源制御部30は、公衆回線を介して入力されるFAXの受信を検出するリング検出回路31、イーサネット(登録商標)等を介してのローカルエリア内で通信されるデータの入力を検出するLAN信号検出回路32、IEEE1284インタフェースを介して外部機器200Cから入力される信号を検出する1284信号検出回路33、USBインタフェースを介して外部機器200Dから入力される信号を検出するUSB信号検出回路24、操作パネルSW40のスイッチがユーザによりオンされたこと等を検出するパネル信号検出回路35、および、上述のそれぞれの検出回路(31〜35)からの信号に基づいて主電源回路60を起動させる主電源起動回路36を備えている。
操作パネルSW40は、ユーザからのコマンド等を受け付ける操作部に設けられるスイッチである。本実施形態では、省電力動作状態の電源装置1をユーザの意思により通常動作状態に復帰させる際に操作パネルSW40が使用される。
補助電源回路50は、主電源回路60による電力の供給が停止している省電力動作状態において、リング検出回路31、LAN信号検出回路32、1284信号検出回路33、USB信号検出回路34、パネル信号検出回路35、および主電源起動回路36に電力を供給する役割を果たす。なお、本実施形態では、リング検出回路31、LAN信号検出回路32、1284信号検出回路33、USB信号検出回路34、およびパネル信号検出回路35のそれぞれが本発明の信号検出回路を構成し、主電源制御部30が本発明の電源制御部を構成する。
主電源回路60は、メイン制御回路10を含むMFPの各構成要素に対して、所定の電力を供給する役割を果たす。ここで、電源装置1が適用されるMFPは、ユーザからのコマンドがなく、処理すべきコマンドが存在しない状態が所定の時間以上継続すると、メイン制御回路10は、コマンド待機時の消費電力を軽減するために省電力動作状態に移行させる。この省電力動作状態において電源装置1は、次にコマンドの入力等がされるまでMFPの各構成要素に対して主電源回路60による電力の供給を行わない。
そして、本発明の起動信号となる次のコマンド入力を検出することにより、電源装置1は通常動作状態に復帰し、再びメイン制御回路10を含むMFPの各構成要素に対して主電源回路50から電力の供給が開始される。
図2は、電源装置1の主要部の構成を示している。同図に示すように、電源装置1は商用電源70から所定の電力の供給を受ける。このとき、主電源回路60と補助電源回路50とは並列的に配置されており、それぞれ商用電源70に接続されている。また、商用電源70と主電源回路60との間および商用電源70と補助電源回路50との間には、それぞれ整流・平滑動作を行う平滑回路71が配置されている。さらに、商用電源70と主電源回路60との中間に、メインスイッチ72、トライアック73、ノーマル・オープンのリレー接点74が配置されている。主電源回路60には主電源回路60をオンにするローレベルの信号(MPS−ON信号)および主電源回路60をオフするハイレベルの信号(MPS−OFF信号)の入力を受け付けるMPS信号入力端子76が設けられている。さらに、リレー接点74の開放/閉成を制御するリレーコイル75が、補助電源回路50に接続されている。
同図に示す構成において、メインスイッチ72がオンされるとMFPの起動が開始されるが、MFPの起動時にはトライアック73は導通しておらず、リレー接点74が開放状態になっている。このため、起動時には、商用電源70から補助電源回路50にのみ電力が供給され、補助電源回路50が動作を開始する。そして、補助電源回路50からの電流がリレーコイル75に流れることにより、リレー接点74が閉成状態になり、主電源回路60が動作を開始する。この主電源回路60の動作開始により、トライアック73が導通し、商用電源70と主電源回路60との接続状態が維持され、電源装置1が通常動作状態となる。
図3は、主電源回路60の要部の構成を示している。主電源回路60におけるMPS信号入力端子76には、主電源制御部30によって生成されるMPS−ON信号またはMPS−OFF信号が入力される。MPS−ON信号(ローレベル)がMPS信号入力端子76に入力されると、オープンコレクタのインバータ61の出力段がハイインピーダンス状態となり、スイッチングトランジスタ62のゲートの強制接地が解除される。このため、スイッチングトランスからスイッチングトランジスタ62のゲートに入力される帰還信号が有効となりスイッチング発振が行われ、主電源回路60が動作する。一方で、MPS−OFF信号(ハイレベル)がMPS信号入力端子76に入力されるとスイッチングトランジスタ62が強制接地することにより主電源回路60の動作が停止する。
例えば、通常動作状態時において、MPS信号入力端子76にMPS−OFFの信号が入力されると、主電源回路60はその動作を停止し、省電力動作状態へと移行する。通常、MFPにおいて所定の設定時間以上コマンド等の入力がされない状態が継続した場合には、メイン制御回路10から主電源制御部30にPSバー信号が出力され、有効なPSバー信号を受け付けた主電源起動回路36がMPS−OFF信号をMPS信号入力端子76に入力させる。
一方、省電力動作状態時において、主電源回路50のMPS信号入力端子76にMPS−ON信号が入力されると、主電源回路50が動作を開始して電源装置1が通常動作状態に復帰する。
図4は、本発明の信号検出回路および主電源起動回路36の構成を示している。図4(a)は、公衆回線を介して入力されるFAXの信号を起動信号として検出し、主電源回路60を動作させる回路を示している。また、図4(b)は、IEEE1284インタフェースまたはUSBインタフェースを介して外部機器200から入力される信号を起動信号として検出し、主電源回路60を動作させる回路を示している。なお、図4(b)ではUSBインタフェースの電源ラインから復帰手段へ電力を供給する構成の一例が示されている。
まず、主電源回路60を動作させるためには、MPS信号入力端子76にMPS−ON信号を入力する必要があるが、フォトカプラ38のフォトトランジスタ38bが導通していない状態では、図3に示すオープンコレクタのインバータ61の入力側のプルアップ抵抗の作用により、MPS信号入力端子76にMPS−OFF信号が入力された状態と同様になっている。
ここで、電源装置1が通常動作状態においては、トランジスタ42のベース電位が補助電源回路50の電位VSUB が入力されるため、トランジスタ42は導通している。トランジスタ42が導通すると、図4における接点Aの電位がローレベルとなることから、フォトダイオード38aの電流が遮断され、フォトトランジスタ38bが導通する。フォトトランジスタ38bが導通すると、MPS信号入力端子76にMPS−ON信号が入力される。この結果、スイッチングトランジスタ62にハイレベルの信号が入力されるためのゲートの強制接地が解除され、主電源回路60が動作する。
省電力動作状態になると、ローレベルのPSバー信号が入力されることにより、トランジスタ42が導通しなくなる。トランジスタ42が導通しなくなると、接点Aの電位がハイレベルになる。これにより、トランジスタ38bが導通しなくなりMPS信号入力端子76へのMPS−ON信号が入力されなくなる。このため、インバータ61の出力段がローレベルとなり、スイッチングトランジスタ62のゲートを強制接地することにより主電源回路60の動作が停止する。
この省電力動作状態において図4(a)に示すように、公衆回線から所定のFAXのトーンリング信号の入力がされると、フォトカプラ37のフォトダイオード37aがこの信号を検出してフォトトランジスタ37bを導通させる。これにより、接点Aの電位がローレベルになりオープンコレクタのバッファ41がオンし、フォトカプラ38の出力トランジスタ38bが導通する。これにより、上述と同様にMPS信号入力端子76にMPS−ON信号が入力するため、主電源回路60の動作が再開して省電力状態から通常動作状態へと復帰する。
図4(b)では、図4(a)のFAXのトーンリング信号の代わりにIEEE1284信号またはUSB信号を起動信号として検出する構成を示しているが、省電力状態から通常動作状態への復帰方法は図4(a)の場合と同様である。
図4(b)の構成において特徴的なことは、USBインタフェースの電源ラインVP からの電力が、起動信号を検出し、主電源回路60を起動する際の動作において用いられていることである。
同図に示すように、STROBバーとオープンコレクタのラインバッファ43の出力とが接点BにおいてワイヤードORされてオープンコレクタのインバータ44に入力され、フォトカプラ39の出力トランジスタ39bが導通する。このとき、フォトカプラ39の出力トランジスタ39bと、フォトカプラ38の出力トランジスタ38bと、はワイヤードORされており、フォトカプラ39の出力トランジスタ39bが導通すると、上述のトランジスタ38bが導通したときと同様に再びMPS信号入力端子76にMPS−ON信号が入力する。このため、主電源回路60の動作が再開して省電力状態から通常動作状態へと復帰する。ここではUSBインタフェースの電源ラインVP からの電力がUSB信号の検出およびフォトカプラ39の動作の制御等に用いられている。なお、USBインタフェースの電源ラインVP 以外でも電源ラインを有するインタフェースから適宜電力の供給を行うようにしてもよい。さらに、インタフェースの機能を損ねることなく、さらに多くの電源ラインから電力を供給が可能な場合には、補助電源回路50によって電力が賄われる他の回路に対しても、インタフェースの電源ラインから電力の供給を行うようにすることもできる。
図5(a)および図5(b)は、要求されるデバイスIDの識別して起動する例を示している。同図に示すように、IEEE1284およびイーサネット(登録商標)等においてはデバイスIDと入力データの一致のみを検出し電源を起動する機能に限定することにより起動回路が大幅に簡素化されている。
図6は、補助電源回路50の電力管理の方法についての回路構成の例を示す図である。同図に示すように、補助電源回路50は、所定のインターバルで入力される信号に応じてフォトカプラ77が補助電源回路50のオン/オフの切換を行う。したがって、省電力動作状態が長時間継続する場合であっても、補助電源回路50には所定のインターバルで商用電源からの電力の供給がされることになる。
このため、省電力動作状態が長時間継続した後に起動信号が入力されたときに、通常動作状態に復帰すべきであるにもかかわらず補助電源回路50が電力不足が原因で主電源回路60の起動を正常に行うことができなくなることがない。
図7は、図6と同様に補助電源回路50の電力管理の方法についての回路構成の例を示す図である。ここでは、同図に示すように電源電圧監視回路78により補助電源回路50の電力値を監視しつつ、補助電源回路50の電力値が所定の値未満になったことを電源電圧監視回路78が検出すると、フォトカプラ76に向かって信号が出力され、補助電源回路50の充電が行われる。
なお、ここでは、商用電源70から補助電源回路50に対して電力の供給が行われる構成にしているが、電源装置1が適用されるMFPに接続されるUSBデバイス等から電源ラインを備えるインタフェースを介して電力が供給される構成にすることも可能である。また、上述のように補助電源回路50に間欠的に電力が供給される構成においては、補助電源回路50の容量等にかかわらず省電力動作状態が長時間継続する場合にも対応することが可能となる。
図8は、第2の実施形態における電源装置1の構成を示している。ここでは、起動信号の検出のみに用いるトーンリング検出回路31、LAN信号検出回路32、1284信号検出回路33、およびUSB信号検出回路34を別途設けておらず、それぞれFAXボード21、LANボード22、プリンタボード23、およびUSBボード24に予め配置されているリング検出回路31、LAN信号検出回路32、1284信号検出回路33、およびUSB信号検出回路34を起動信号の検出に使用している。
ここで、リング検出回路31、LAN信号検出回路32、1284信号検出回路33、およびUSB信号検出回路34にのみ補助電源回路50から電力が供給されている。なお、本実施形態では、例えばリング検出回路31とFAXボード21のリング検出回路31以外の部分とはスイッチ等により電気的に切断されており、FAXボード21のリング検出回路31以外の部分へは、主電源回路60が動作した後に主電源回路60から電力が供給されることになる。これにより、新たに追加される部品の数を減少させることができる。
また、本発明の電源装置1が適用されるMFPおよびこのMFPに接続される外部機器200(200A〜200D)で構成される通信システムにおいては、外部機器200(200A〜200D)から当該MFPへ同一のデータについて複数回の送信が行われる。これは、本発明の電源装置1が適用されるMFP等は省電力状態時に、最初に入力される信号を通常動作状態に復帰するための起動信号としてのみ用いるからである。つまり、最初の信号はMFPを通常動作状態に復帰させるために使用し、2回目以降の信号を通信データとして認識する。このため、通常動作状態に復帰への所要時間を考慮すると、少なくとも電源装置1が適用されるMFP等から信号を受信した旨の応答があるまでは、外部機器200(200A〜200D)はMFPに対して同一データを繰り返し送信する。
これにともなって、外部機器200(200A〜200D)の方でも、同一のデータにつき所定の回数だけ送信した後でないと、通信エラーとして判断しない。これにより、電源装置1が適用されるMFP等のデバイスの特性に適合した円滑な通信をすることが可能になる。
なお、上述の実施形態において本発明の通信システムに有線によるインタフェースのみを用いているが、特にインタフェースが有線のものに限定されることはなく、ブルートゥース等の無線のインタフェースを用いることも可能である。
また、起動信号として認識されるものは、インタフェースを介する外部機器200(200A〜200D)からの信号や、操作パネルSW40からの信号のみならず、ビデオディスクやメモリスティック等の記録媒体が電源装置1が適用されるプリンタあるいはパーソナルコンピュータ等のデバイスに挿入された旨の信号を起動信号として認識するような構成にすることも可能である。
図9は、第3の実施形態における電源装置1の構成を示している。第3の実施形態における電源装置1の構成は基本的に第2の実施形態における電源装置の構成と同様である。
第1の実施形態および第2の実施形態において、メイン制御回路10の管理下にある省電力要求(PSバー)と、インタフェース部20を介してランダムに入力される信号(起動要求)とのタイミングの差によってはMFPが誤動作を起こす虞がある。特に、通常動作状態であるべきときに誤動作のために省電力状態に移行してしまうと、主電源回路60が停止した状態でデータ送受信等の処理が実行されることになり、この処理が実行不可能となるという問題が生じる。第3の実施形態では、このような誤動作の発生を適正に防止するための構成を採り入れている。
本実施形態では、メイン制御回路10から主電源制御部30に対して出力される省電力要求(PSバー)を4ビットの省電力PS4バーに変更する。PS4バーが所定の省電力要求パターンに合致すると主電力制御部30で省電力要求のためにローレベルのPSバー信号を生成する。これに対して、PS4バーが所定の省電力要求パターンに合致しない場合には、主電力制御部36でハイレベルのPSバー信号を生成する。
図10は、電話回線へのノーマルクローズ(N.C.)のリレー接点81を介した外部電話を追加したFAXボード21の構成を示している。本実施形態における電源装置1において、省電力要求および起動要求に係る信号のエッジを検出して判断すると要求信号にノイズが重畳した場合に信号の誤検出をすることがある。このような不具合を回避するために起動要求、または停止要求が所定時間連続して維持されたことが確認できた場合にのみ省電力要求または起動要求が有効であると判断する。
図11は、第3の実施形態における起動要求時の主電源制御部30の動作手順を示すフローチャートである。ここでは、まず、起動要求が維持されている時間をカウントするための変数(カウント値n)をクリアする(S1)。続いて、起動要求がされるまで待機する(S2)。
S2の待機ステップにおいて起動要求がされると、維持時間のカウント値nが9に達しているか否かを判断する(S3)。なお、本実施形態では、1.25ms間隔でカウントが行われている。
S3の判断ステップにおいて、まだカウント値nが9に達していない場合には、カウント値nを1カウント分インクリメントする(S4)。続いて、1.25ms待機し(S5)、1.25ms経過した後に再度起動要求がされているか否かを判断する(S2)。
S3の判断ステップにおいて、既にカウント値nが9に達している場合には、電源装置1が省電力状態であるか否かを判断する(S6)。このとき、既に省電力要求が解除され電源装置1が通常動作状態である場合には、そのまま起動処理を終了する。一方で、S6の判断ステップにおいて、主電源回路60が停止状態のときは主電源制御回路36からローレベルの起動信号(MPS−ON信号)を出力する(S7)。続いて、主電源の立ち上がりを待ち(S8)、主電源回路60の立ち上がりを確認したら、立ち上がりによりメイン制御回路10が省電力要求パターンと合致しないPS4バーを出力して省電力要求を解除する。これにより、主電源回路30の内部では、ハイレベルのPSバーが生成され主電源回路60が動作する。続いて、主電源制御回路36の起動パルス出力を停止し(S9)、起動要求処理を終了する。
図12は、通常動作状態に復帰時における主電源制御部30の動作手順を示すフローチャートである。主電源回路60により給電される制御回路10は、図12に示すように有効な起動要求がされるまで待機している(S10)。S10の待機ステップにおいて、有効な起動要求がされると、省電力要求が解除されているか否かを判断する(S11)。この、S11のステップでは、ハイレベルのPSバーが生成されているか否かを確認する。
S11の判断ステップで、ハイレベルのPSバーが生成されている場合には、主電源回路60が既にオン状態であるため、そのまま要求された処理を実行する(S14)。一方、S11の判断ステップでハイレベルのPSバーが生成されていない場合には、メイン制御回路10は省電力要求を停止するためにハイレベルのPSバーを主電源制御部30に出力する(S12)。ただし、実際S12のステップでは、メイン制御回路10が省電力要求パターンと合致しないPS4バーを出力することにより、主電源制御部30から主電源回路50にMPS−OFFが出力されるようにしている。続いて、メイン制御回路10は、主電源制御部30の立ち下がりを待つため50ms待機した後(S13)、所定の処理を実行し(S14)、動作を終了する。
図13は、通常動作状態において省電力要求が発生したときのメイン制御回路10および主電源制御部30の動作手順を示すフローチャートである。省電力要求がされるまでの間、主電源制御部30はカウント値mをゼロにクリアする(S20)。続いて、主電源制御部30は省電力要求がされるまで待機する(S21)。このS21の待機ステップでは、予め設定された省電力要求パターンと合致したPS4バーが主電源制御部30に入力されるのを待っている。
S21の待機ステップにおいて有効な省電力要求PS4バーがされた場合には、主電源制御部30は省電力要求がされた後に有効起動要求がされることがあるか否かを検出する(S22)。
S22の検出ステップにおいて有効起動要求がされない場合には、カウント値mが9に達しているか否かを判断し(S23)、まだカウント値mが9に達していない場合にはカウント値mをインクリメントし(S24)、1.25ms待機して(S25)、省電力要求が継続しているか否かを判断する(S21)。すなわち、S23→S24→S25→S21およびS20のステップにおいて、省電力要求の維持時間が10msに達する前に制御回路10から省電力要求が解除される等、入力されている4ビットのPS4バー信号が省電力要求パターンと合致しなくなることがないかを確認している。
S23の判断ステップにおいて、既にカウント値mが9に達している場合には、まず起動要求を保留する(S26)。続いて、主電源回路60を停止するため、ローレベルのMPS−ONをハイレベルのMPS−OFFに変える(S27)。続いて、主電源回路60が完全に立ち下がるまで待機する(S28)。なお、本実施形態では、主電源が立ち下がるまでに約100ms必要とされる。そして、S26のステップ起動要求が保留された後に有効な起動要求がされていた場合には、起動要求の保留を解除して保留した起動要求を再開し(S29)、その後処理を停止する。
省電力要求がされた後における有効起動要求を検出する上述のS22のステップにおいて、有効起動要求がされた場合には、不用意に省電力状態になることを防止するために、省電力要求の受け付けを禁止し(S30)、起動要求に係わるデータ処理が完了するのを待つ(S31)。続いて、省電力要求を発したメイン制御回路10側で、この省電力要求が解除されるまで待機する(S32)。
そして、制御回路10側で省電力要求を解除したことを確認した後に、S30のステップで行った「省電力要求受付禁止」を解除して、省電力要求を受け付け可能な状態にする(S33)。
図14は、鳴動制御を行う電源装置の動作手順を示すフローチャートである。省電力状態で主電源回路60が停止している時、公衆回線から通信要求がありトーンリング信号を受信すると、外部電話80のベルは鳴るが、主電源回路60が停止している為にFAXボード21のベルは鳴らずユーザに違和感を与える。このような不具合を解消するために、外部電話80は、図10に示すように、トーリング検出回路31によりオン/オフ制御されるノーマル・クローズのリレー接点81を介して公衆回線に接続され、トーンリング信号が検出されない状態、すなわち、常時、リレーはオフで、かつ、接点81はオンの状態で外部電話が公衆回線に接続されている。
図14を用いて説明すると、トーンリング信号が検出されるまで待機する(S40)。続いて、公衆回線からトーンリング信号を検出すると、トーンリング検出回路はリレーをオンにし接点81をオフにすることで、外部電話80のベルが鳴ることを禁止する。トーンリング信号の検出により起動要求が発生し、主電源制御回路30は起動要求処理を行い、主電源回路60をオンにする(S42)。主電源回路60からの給電が開始され、FAXボードのベルが鳴動可能となるまで待機し鳴動可能となると(S43)、リレーをオフし、再度リレー接点81をオン状態に戻し、鳴動停止の処理を終了する(S44)。
FAXボードのベル、および外部電話70のベルとを鳴動させユーザに知らせる。また、省電力状態では表示部への主電源回路60からの給電を停止するためユーザは省電力状態または停止状態のいずれであるかを判断することが難しくなる。このような状態を防止するために、図15に示すように補助電源から給電し省電力要求が有効で生成されたローレベルのPSバーでLEDのみを表示部とは別途点灯させるようにしても良い。このようにすることで、電力消費を押さえつつ確実にユーザに状態を通知することが可能になる。
以上のように、この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
主電源回路からの電力の供給が抑制または停止する省電力動作状態時に、通常動作状態に復帰すべき旨の起動信号を検出して主電源回路を動作させるために不可欠な電力のみを供給することにより、例えば、外部機器との接続に用いられるインタフェースのその他の機能を発揮するために必要となる電力等を消費することなく、外部機器からの信号を確実に検出できる態勢を保持しつつ、効率的に省電力化を図ることができる。
また、省電力動作状態から通常動作状態へと復帰させるための回路においてクロック回路を省略することができる。
また、省電力動作状態時に、信号検出回路に入力される信号を通常動作状態への復帰を促す起動信号として認識することから、電源装置が省電力動作状態であっても、外部機器からの通信に対応して迅速に通常動作状態に復帰することができる。
また、省電力動作状態時に前記起動信号の入力がされるまでの間、復帰手段へは、電源装置に接続される外部機器から所定のインタフェースを介して必要な電力を供給する場合には、補助電源回路と商用電源との接続を切断することが可能となり、ACラインからの電力の消費をなくし、省電力動作状態時の消費電力を減少させることが可能になる。
また、電源装置と複数種類の外部機器とを接続するインタフェースのうちで電源ラインを備えるインタフェースから、電源ラインを備えないインタフェースを介する信号を検出する信号検出回路に電力を供給するようにしても良く、この場合には、補助電源回路において、該信号検出回路へと供給すべき電力を節約し、補助電力回路の長寿命化等を図ることができる。
外部からの信号を検出する信号検出回路を、複数種類の外部機器との通信を行うインタフェース部と分離させることにより、例えば、LANボード中のLAN信号検出回路にのみ電力を供給するための回路設計等が容易になる。
よって、必要に応じて通常動作状態に復帰可能な態勢を整えつつ、省電力動作状態における消費電力を必要最低限に抑えることが可能な電源装置および通信システムを提供することができる。
また、外部から入力される信号を誤検出することにより、不要な電力の消費がされることを防止する電源装置および通信システムを提供することができる。
最後に上述の実施形態では、以下の発明についても開示されている。
信号検出回路が、クロック回路を有しないことを特徴とする発明が開示されている。
この構成においては、省電力動作状態において通電されている信号検出回路の構成にはクロック回路が含まれていない。したがって、省電力動作状態においてクロック動作による電力の消費がなくなる。
ここで、前記信号検出回路の一例であるIEEE1284検出回路、トーンリング検出回路、およびパネル信号検出回路は、クロック回路を省略しても適正に動作する。また、LAN信号検出回路、USB信号検出回路等は、クロック回路がなくても、デバイスIDのみを検出することにより入力された信号を適正に検出する。
また、インタフェース部が、電源ラインを有するインタフェースを含んでおり、
前記電源ラインから前記信号検出回路に電力が供給されることを特徴とする発明が開示されている。
この構成においては、補助電源回路およびUSBインタフェース等に含まれる電源ラインから信号検出回路が電力の供給を受ける。
したがって、省電力動作状態のときに補助電源回路での消費電力がさらに低減する。また、補助電源回路の電力値が極めて低い状態でも信号検出回路が安定した状態で動作する。
また、前記補助電源回路が、所定のタイミングで前記主電源回路または前記電源ラインにより充電されることを特徴とする発明が開示されている。
この構成においては、主電源回路または電源ラインによって補助電源回路が所定のタイミングで充電される。
したがって、例えば、補助電源回路が2次電池等のバッテリで構成され、かつ、省電力動作状態が長引くときであっても、補助電源回路の電力値が所定のレベルに保たれるため、省電力動作状態における信号検出回路の動作が安定する。
また、前記補助電源回路が、電力値が所定値以下になった場合に、前記主電源回路または前記電源ラインにより充電されることを特徴とする発明が開示されている。
この構成においては、省電力動作状態において補助電源回路の電力値が所定値以下にならないように、主電源回路または電源ラインから補助電源回路に対する充電が行われる。
したがって、省電力動作状態において信号検出回路に対する通電が確実に行われる。
第1の実施形態における電源回路および通信システムの構成を示す図である。 本発明の電源回路の構成を示す図である。 主電源回路の要部の構成を示す図である。 主電源制御部の要部の構成を示す図である。 要求されるデバイスIDを識別して起動する例を示す図である。 本発明の電源回路の構成のバリエーションを示す図である。 本発明の電源回路の構成のバリエーションを示す図である。 第2の実施形態における電源回路および通信システムの構成を示す図である。 第3の実施形態における電源回路および通信システムの構成を示す図である。 第3の実施形態におけるFAXボードの構成を示す図である。 通常動作状態への復帰時における主電源制御部の動作手順を示すフローチャートである。 通常動作状態への復帰時におけるメイン制御回路の動作手順を示すフローチャートである。 省電力動作状態への移行時における主電源制御部およびメイン制御回路の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の通信システムにおける鳴動制御を示すフローチャートである。 動作状態を通知する手法の一例を示す図である。
符号の説明
1−電源装置
10−メイン制御回路
20−インタフェース部
30−主電源制御部
40−操作パネルSW
50−補助電源回路
60−主電源回路
200(200A〜200D)−外部機器

Claims (8)

  1. 信号検出回路を有し外部と信号の入出力を行うインタフェース部を含む主装置の主制御部に電力を供給する主電源回路と、
    前記信号検出回路に電力を供給する補助電源回路と、
    前記主装置の動作状態が省電力動作状態であるときには、前記補助電源回路のみを動作させるとともに、外部から入力される信号を前記信号検出部が検出した後に前記主電源回路を動作させる電源制御部と、
    を備え、
    前記電源制御部は、前記主装置の動作状態省電力動作状態に移行する旨を示す省電力要求信号のうち、予め設定された信号パターンに合致する省電力要求信号のみを有効な省電力要求信号として取り扱うことを特徴とする電源装置。
  2. 信号検出回路を有し外部と信号の入出力を行うインタフェース部を含む主装置の主制御部に電力を供給する主電源回路と、
    前記信号検出回路に電力を供給する補助電源回路と、
    前記主装置の動作状態が省電力動作状態であるときには、前記補助電源回路のみを動作させるとともに、外部から入力される信号を前記信号検出部が検出した後に前記主電源回路を動作させる電源制御部と、
    を備え、
    前記電源制御部は、前記主装置の動作状態を省電力動作状態に移行する旨を示す省電力要求信号のうち、所定時間以上継続して入力されている信号のみを有効な省電力要求信号として取り扱うことを特徴とする電源装置。
  3. 前記電源制御部は、前記主装置の動作状態省電力動作状態に移行する旨を示す省電力要求信号のうち、予め設定された信号パターンに合致する省電力要求信号のみを有効な省電力要求信号として取り扱うことを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記電源制御部は、前記信号検出回路に入力された信号のうち、予め設定された信号パターンに合致する信号のみを有効な信号として取り扱うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源装置。
  5. 前記電源制御部は、前記信号検出回路に入力された信号のうち、所定時間以上継続して入力されている信号のみを有効な信号として取り扱うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電源装置。
  6. 前記電源制御部は、前記主装置の動作状態省電力動作状態に移行する旨を示す省電力要求信号を受け付けた後から前記主電源回路が完全に停止するまでの間には、外部から入力される信号を前記信号検出部が検出しても前記主電源回路を動作させないことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電源制御部
  7. 前記電源制御部は、前記省電力要求信号が入力されてから前記所定時間が経過するまでの間に、外部から入力される信号を前記信号検出部が検出したときは、前記主電源回路を停止させることなく前記外部から入力される信号を有効なものとして取り扱うことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の電源装置。
  8. 前記電源制御部は、少なくとも前記省電力要求信号が解除されるまでは、それ以後に入力される省電力要求信号を受け付けないことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の電源装置。
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