JP4046003B2 - Installation structure of rod-shaped building materials - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、セラミック製の中空の棒状建材をカーテンウォールの前面に沿って設置した構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
セラミック製の棒状建材を建物や構築物の窓や外面に沿って略水平に設置し、ルーバー(日除け)を構築することがある。セラミック製棒状建材は、折損の可能性があるので、これを中空とし、内部に棒状のサポート材を通し、このサポート材の両端を建物躯体に支持させることにより、棒状建材の設置と、万一折損したときの棒状建材の落下を防止することが多い。
【0003】
特開2002−70289号公報には、I型鋼やH型鋼よりなる建物構造体の柱の前面にT字形状部材をネジ留めし、該T字形状部材に中空角筒状のセラミックルーバーの両端を支持させた構造が記載されている。このセラミックルーバー内に、鋼製芯材が挿通されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−70289号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開2002−70289号公報にあっては、T字形状部材を柱に取り付けているため、セラミック製棒状建材を柱スパンに合わせた長さとするか、柱スパンを棒状建材の長さに合わせる必要がある。
【0006】
前者の如く、セラミック製棒状建材を柱スパンに合わせるのでは、棒状建材が長大となり、歩留り良く低コストにて製造することは極めて困難である。
【0007】
後者の如く柱スパンを部材の長さに合わせることは、建築物の設計からみて本末転倒である。
【0008】
なお、一般に、カーテンウォール構造の場合、柱スパンは3〜4m程度である。また、適正コストにて製造できるセラミック棒状建材の長さは180cm以下程度である。従って、上記特開2002−70289号公報の構造は、カーテンウォールに適用できない。
【0009】
本発明は、上記従来の問題点を解決し、カーテンウォールにおいて、中空セラミック棒状建材を壁面前面に沿って取付配置することができる棒状建材の設置構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の棒状建材の設置構造は、柱同士の間に非耐力壁が設けられたカーテンウォールの前面に棒状建材を設置した構造であって、該棒状建材は長手方向に貫通する貫通孔を有した中空セラミック製であり、該貫通孔に金属製のサポート棒が挿通され、該サポート棒の両端は該棒状建材の両端からそれぞれ突出しており、前記カーテンウォールの前面に沿って架材が延設されており、該架材から取付片が前方に突設されており、該サポート棒の両端がそれぞれ該取付片に支持されることにより該棒状建材が設置されていることを特徴とするものである。
【0011】
かかる棒状建材の設置構造にあっては、カーテンウォールの前面に沿って架材が延設されており、この架材に取付片が設けられているので、棒状建材の両端側に柱や梁等の耐力躯体が存在していなくても、棒状建材をカーテンウォール壁に対し該取付片を介して取り付けることができる。
【0012】
本発明では、架材の途中部分と両端とからそれぞれ取付片が突設されていることが好適であり、これにより、柱や梁等の躯体に取付片を取り付けることが不要となる。
【0013】
本発明では、特に、架材の前面側に、該架材の長手方向に延在した係止溝が設けられており、取付片は、該係止溝に係合したベースと、該ベースから前方に立設された突片とを有しており、該突片に前記サポート棒が支持されている構成とすることが好ましい。このように係止溝にベースを係合させることにより、取付片を架材に簡単に且つしっかりと取り付けることができる。また、係止溝に沿って取付片をスライドさせ、取付片を目的とする配置位置(棒状建材の長さによって定まる。)に容易に位置させることができる。
【0014】
この場合、架材の係止溝にベースを出し入れする出し入れ部を設けることにより、柱間に架設された架材の係止溝に対し取付片を極めて容易に装着することができ、施工効率が著しく向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
【0016】
第1図は実施の形態に係る棒状建材の設置構造の全体斜視図、第2図はこの棒状建材の設置構造の分解斜視図、第3図は架材の長手方向の端部における棒状建材の支持構造を示す分解斜視図、第4図は架材の長手方向の途中部分における棒状建材の支持構造を示す分解斜視図、第5図は架材の係止溝への取付片の係合構造を示す分解斜視図である。
【0017】
第1図に示すように、柱1,1間にガラス製の非耐力壁が設けられたカーテンウォール2が構築されている。該柱1,1間には架材4が架け渡されており、この架材4に保持されるようにして、該カーテンウォール2の前面に棒状建材6が略水平に設置されている。図示はしないが、この棒状建材6は上下方向に多段に設置されており、これにより、該カーテンウォール2の前面にルーバー(日除け)が形成されている。
【0018】
ただし、棒状建材6は、日除け以外の外壁装飾材として設けられてもよい。この場合、棒状建材は1段又は少数段のみ設けられてもよい。
【0019】
この実施の形態では、該柱1,1間のスパンは約3mであり、棒状建材6の長さは約1.5mである。そのため、図示の通り、2本の棒状建材6,6が互いに長手方向に連なるように一直線状に配列されて設置されることにより、1段分のルーバーが構成されている。
【0020】
この棒状建材6は、第3図及び第4図に拡大して示すように、該棒状建材6を貫通する貫通孔6A,6Bを有した中空セラミック製の棒状建材である。この棒状建材6の長手方向と交叉方向の断面形状は、カーテンウォール2の前面の出入り方向に幅広で、且つ上面の前縁側が建物の外方に向って下り勾配となる斜面に形成された略台形状となっている。貫通孔6A,6Bは、この断面内において、該カーテンウォール2の出入り方向に位置を異ならせて設けられている。
【0021】
該貫通孔6A,6Bには、それぞれ、金属製のサポート棒8A,8Bが挿通されている。この実施の形態では、該サポート棒8A,8Bは、第2図に示すように、2本の棒状建材6,6が後述の取付片12の突片12bを挟んで互いに長手方向に連なるよう一直線状に配列された状態にて、これらの棒状建材6,6の双方と該突片12bとを該長手方向に貫くように、各棒状建材6の貫通孔6A,6Bにそれぞれ挿通されている。各サポート棒8A,8Bの長さは、このように突片12bを挟んで互いに長手方向に連なるよう一直線状に配列された2本の棒状建材6,6の該長手方向の最も外側に位置する両端面同士の間隔と同等か又はこの間隔よりも若干大きいものとなっている。
【0022】
なお、この実施の形態では、該サポート棒8A,8Bはそれぞれパイプ状の部材であり、各々の両端側の内孔の壁面には、ネジ10A,10Bがねじ込まれる雌ねじ部(図示略)が形成されている。
【0023】
架材4の長手方向の中間部分と両端部とには、それぞれ、該架材4の前面から前方に突出した取付片12,14,16が設けられている。各棒状建材6は、これらの取付片12,14,16にサポート棒8A,8Bの長手方向の中間部分と両端部とがそれぞれ支持されることにより設置されている。
【0024】
該取付片12,14,16は、それぞれ、架材4の前面に係止されるベース12a,14a,16aと、該ベース12a,14a,16aから前方に突設された突片12b,14b,16bとを有している。架材4の前面には、該架材4の長手方向に延在した係止溝18が設けられており、この係止溝18内に該ベース12a,14a,16aがそれぞれ係合している。
【0025】
該係止溝18の上縁及び下縁からは、それぞれ、該係止溝18に係合したベース12a,14a,16aの上縁及び下縁を押えるように該係止溝18内に張り出して各ベース12a,14a,16aの該係止溝18からの抜け出しを阻止する押え片18a,18bが突設されている。
【0026】
なお、係止溝18の長手方向の途中部分には、該係止溝18内にベース12a,14a,16aを出し入れするための出し入れ部18cが設けられている。この出し入れ部18cは、第5図に示す通り、該ベース12a,14a,16aの横幅分だけ押え片18a,18bを切り欠くようにして形成されている。この出し入れ部18cは、第2図に示すように、該係止溝18の長手方向の中間部分よりも一端側に近く配置されている。
【0027】
取付片12,14,16を架材4に装着するに際しては、この出し入れ部18cから各々のベース12a,14a,16aを係止溝18内に入り込ませ、それから該係止溝18に沿って左右にスライドさせて各々の配置位置(架材4の長手方向の中間部分と両端部)に位置させる。
【0028】
架材4の中間部分に配置された取付片12の突片12bは、互いに長手方向に連なるよう一直線状に配列された2本の棒状建材6,6同士の間に介在されている。第4図に示すように、この突片12bには、カーテンウォール2の前面の出入り方向に位置を異ならせて、サポート棒8A,8Bをそれぞれ挿通可能なサポート棒挿通口12c,12dが設けられている。
【0029】
一方、架材4の両端部に配置された取付片14,16の突片14b,16bは、一直線状に配列された棒状建材6,6の長手方向の最も外側に位置する両端面にそれぞれ当てがわれている。第3図に示すように、該突片14b,16bには、それぞれ、カーテンウォール2の前面の出入り方向に位置を異ならせて、該サポート棒8A,8Bの両端側の前記雌ねじ部に通じるネジ挿通孔14c,14d及び16c,16dが設けられている。
【0030】
サポート棒8A,8Bの中間部分は、互いに長手方向に連なるよう配列された2本の棒状建材6,6同士の間においてそれぞれ突片12bのサポート棒挿通孔12c,12dに挿通されて該突片12bに支持されている。また、該サポート棒8A,8Bの両端部は、各突片14b,16bのネジ挿通孔14c,14d及び16c,16dにそれぞれネジ10A,10Bが通され、各サポート棒8A,8Bの両端側の雌ねじ部にそれぞれこれらのネジ10A,10Bがねじ込まれることにより、該突片14b,16bに固着されている。
【0031】
なお、この実施の形態では、ベース12a,14a,16aと突片12b,14b,16bとはそれぞれ別体に構成されている。該ベース12a,14a,16aの前面には、それぞれ、該ベース12a,14a,16aと突片12b,14b,16bの各々の基端側とを連結するための連結片12e,14e,16eが形成されている。該突片12b,14b,16bは、各々の基端側が該連結片12e,14e,16eにネジ留めやリベット留め、或いは溶接等の固着手段によって固着されることにより、該ベース12a,14a,16aと連結されている。
【0032】
以下に、第1図の棒状建材6の設置構造とするための施工手順について説明する。
【0033】
まず、柱1,1間に、略水平方向に架材4を架け渡す。ただし、この架材4は、カーテンウォール2の構築時に該柱1,1間に架設されてもよく、カーテンウォール2の構築後に架設されてもよい。
【0034】
次に、各取付片14,16のベース14a,16aを、出し入れ部18cから係止溝18内に係合させ、それから該係止溝18に沿ってスライドさせて該架材4の長手方向の両端部に位置させる。次いで、取付片12のベース12aを出し入れ部18cから係止溝18内に係合させ、それから該係止溝18に沿ってスライドさせて架材4の長手方向の中間部分に位置させる。
【0035】
なお、この際、各取付片12,14,16のベース12a,14a,16aと突片12b,14b,16bとを非連結状、すなわちバラバラにしておき、該ベース12a,14a,16aのみを架材4に取り付ける。
【0036】
2本の棒状建材6,6を、両者の間に突片12bを介在させつつ、互いに長手方向に連なるよう一直線状に配列し、これらを長手方向に貫くように、各棒状建材6の貫通孔6A,6Bと該突片12aのサポート棒挿通孔12c,12dとにそれぞれサポート棒8A,8Bを挿通する。そして、一直線状に配列された該棒状建材6,6の長手方向の最も外側に位置する両端面にそれぞれ突片14b,16bを当てがい、ネジ挿通孔14c,14d及び16c,16dを介して各サポート棒8A,8Bの両端部にネジ10A,10Bをねじ込んで該サポート棒8A,8Bの両端部に突片14b,16bをそれぞれ固着する。こうすることにより、2本の棒状建材6,6同士が一直線状に配列された状態にて連結される。
【0037】
その後、突片12b,14b,16bの各々の基端側と予め架材4に係止しておいたベース12a,14a,16aの連結片12e,14e,16eとがそれぞれ当接するように、この棒状建材6,6の連結体を架材4の前面に略水平に配置する。そして、ネジ留めやリベット留め、あるいは溶接等により該突片12b,14b,16bの各々の基端側を各連結片12e,14e,16eに固着し、該突片12b,14b,16bとベース12a,14a,16aとをそれぞれ連結する。
【0038】
これにより、サポート棒8A,8Bの長手方向の中間部分と両端部とが取付片12,14,16を介して架材4に支持されるようになり、互いに長手方向に連なるように一直線状に配列された2本の棒状建材6,6の設置が完了する。前述の通り、この2本の棒状建材6,6により、1段分のルーバーが構成される。
【0039】
この手順を順次繰り返して上下方向に多段に棒状建材6,6を設置することにより、カーテンウォール2の前面にルーバーが形成される。
【0040】
このように構成された棒状建材6の設置構造にあっては、柱1,1間に架材4が架け渡されており、この架材4の長手方向の中間部分にも取付片12が設けられているので、該柱1,1間のスパンよりも短尺の棒状建材6を、該突片12と該架材4の両端部に設けられた取付片14,16との間にそれぞれ配置するようにしてカーテンウォール2の前面に設置することができる。
【0041】
なお、この棒状建材6の設置構造において、該棒状建材6はセラミック製のものであり、折損の可能性があるが、設置された各棒状建材6の貫通孔6A,6Bには金属製のサポート棒8A,8Bが挿通されているので、該棒状建材6が万一折損しても落下が防止される。
【0042】
この実施の形態では、架材4の前面に設けられた係止溝18に各取付片12,14,16のベース12a,14a,16aが係止されることにより各取付片12,14,16が架材4に装着されるため、各取付片12,14,16の架材4への装着が簡単であり、且つ各取付片12,14,16をしっかりと架材4に取り付けることができる。
【0043】
また、これらの取付片12,14,16を係止溝18に沿ってスライドさせることにより、各取付片12,14,16を目的とする配置位置に容易に位置させることができると共に、各棒状建材6の長さに寸法誤差があっても、この誤差を吸収するように各棒状建材6の配置位置を容易に調整することができる。
【0044】
しかも、この実施の形態では、該係止溝18にベース12a,14a,16aを出し入れするための出し入れ部18cが設けられているので、カーテンウォール4が柱1,1間に架設された状態にあっても、容易に各取付片12,14,16を架材4に装着することができ、これにより、施工効率が著しく向上する。
【0045】
なお、この実施の形態では、2本の棒状建材6,6を互いに長手方向に連なるように一直線状に配列して柱1,1間に設置しているが、この棒状建材6よりもさらに短い棒状建材を3本以上一直線状に配列して柱1,1間に設置するよう構成してもよい。このように構成した場合には、架材4の両端部にそれぞれ取付片14,16を配置すると共に、該架材4の長手方向の途中部分に、(一直線状に配列される棒状建材の本数)−1個の取付片12を配置し、これらの取付片14と取付片12との間、取付片12同士の間、並びに取付片12と取付片16との間にそれぞれ棒状建材を配置するようにしては1,1間に該棒状建材を設置する。
【0046】
上記の実施の形態は本発明の一例であり、本発明は図示の形態に限定されるものではない。
【0047】
例えば、上記の実施の形態では一直線状に配列された複数の棒状建材の長手方向の最も外側に位置する取付片は架材の両端部に設けられているが、本発明では、この取付片は柱に設けられてもよい。
【0048】
また、上記の実施の形態では、互いに長手方向に連なるよう一直線状に配列された1段分のすべての棒状建材を該長手方向に貫くようにサポート棒が配設され、これにより同一のサポート棒によって1段分のすべての棒状建材が支持されるよう構成されているが、個々の棒状建材が別々のサポート棒によって支持されるよう構成されてもよい。
【0049】
上記の実施の形態は棒状建材を略水平に設置した構造を示したものであるが、本発明においては、棒状建材を上下方向や斜め方向に設置してもよい。また、棒状建材を保持するための架材は、柱間以外にも、梁間や、交叉した柱と梁との間に架け渡されてもよい。また、棒状建材の両端がそれぞれ異なる架材に保持されるようにしてもよい。
【0050】
本発明では、柱スパンや梁スパン等よりも短尺の棒状建材だけでなく、これらよりも長尺の棒状建材を用いてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上の通り、本発明の棒状建材の設置構造によると、柱同士の間に非耐力壁が設けられたカーテンウォールの前面に沿って中空セラミック棒状建材を取付配置することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る棒状建材の設置構造の全体斜視図である。
【図2】図1の棒状建材の設置構造の分解斜視図である。
【図3】架材の長手方向の端部における棒状建材の支持構造を示す分解斜視図である。
【図4】架材の長手方向の途中部分における棒状建材の支持構造を示す分解斜視図である。
【図5】架材の係止溝への取付片の係合構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 柱
2 カーテンウォール
4 架材
6 棒状建材
6A,6B 貫通孔
8A,8B サポート棒
10A,10B ネジ
12,14,16 取付片
12a,14a,16a ベース
12b,14b,16b 突片
12c,12d サポート棒挿通孔
14c,14d,16c,16d ネジ挿通孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure in which a hollow rod-shaped building material made of ceramic is installed along the front surface of a curtain wall.
[0002]
[Prior art]
Ceramic bar-shaped building materials are installed almost horizontally along the windows and outer surfaces of buildings and structures to construct louvers. Since ceramic rod-shaped building materials may break, it is possible to install the rod-shaped building materials by making them hollow, passing rod-shaped support materials inside, and supporting both ends of this support material on the building frame. In many cases, the rod-shaped building material is prevented from falling when broken.
[0003]
In Japanese Patent Laid-Open No. 2002-70289, a T-shaped member is screwed to the front surface of a pillar of a building structure made of I-shaped steel or H-shaped steel, and both ends of a hollow rectangular tubular ceramic louver are attached to the T-shaped member. The supported structure is described. A steel core material is inserted into the ceramic louver.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-70289
[Problems to be solved by the invention]
In the above Japanese Unexamined Patent Publication No. 2002-70289, since the T-shaped member is attached to the column, the length of the ceramic rod-shaped building material is adjusted to the column span, or the column span is adjusted to the length of the rod-shaped building material. There is a need.
[0006]
If the ceramic rod-shaped building material is matched to the column span as in the former case, the rod-shaped building material becomes long, and it is extremely difficult to manufacture with good yield and low cost.
[0007]
In the latter case, adjusting the column span to the length of the member is a tip-down from the standpoint of building design.
[0008]
In general, in the case of a curtain wall structure, the column span is about 3 to 4 m. Moreover, the length of the ceramic rod-shaped building material which can be manufactured at an appropriate cost is about 180 cm or less. Therefore, the structure of the said Unexamined-Japanese-Patent No. 2002-70289 cannot be applied to a curtain wall.
[0009]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned conventional problems, and to provide an installation structure of a rod-shaped building material that allows a hollow ceramic rod-shaped building material to be mounted and arranged along a front surface of a wall surface in a curtain wall.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The installation structure of the rod-shaped building material of the present invention is a structure in which a rod-shaped building material is installed in front of a curtain wall in which a non-bearing wall is provided between columns, and the rod-shaped building material has a through hole penetrating in the longitudinal direction. The support rod made of metal is inserted into the through-hole, and both ends of the support rod protrude from both ends of the rod-shaped building material, respectively, and the bridge member extends along the front surface of the curtain wall. The mounting piece protrudes forward from the frame material, and the rod-shaped building material is installed by supporting both ends of the support bar on the mounting piece, respectively. is there.
[0011]
In such a bar-shaped building material installation structure, a frame is extended along the front surface of the curtain wall, and mounting pieces are provided on the frame, so columns, beams, etc. are provided at both ends of the bar-shaped building material. Even if the load bearing housing is not present, the rod-shaped building material can be attached to the curtain wall wall via the attachment piece.
[0012]
In the present invention, it is preferable that the attachment pieces protrude from the middle portion and both ends of the frame member, and thus it is not necessary to attach the attachment pieces to a frame such as a column or a beam.
[0013]
In the present invention, in particular, a locking groove extending in the longitudinal direction of the frame member is provided on the front surface side of the frame member, and the attachment piece includes a base engaged with the locking groove, and the base. It is preferable that the support rod is supported by the projecting piece. By engaging the base with the locking groove in this way, the attachment piece can be easily and firmly attached to the frame member. Further, the mounting piece can be slid along the locking groove, and the mounting piece can be easily positioned at the intended arrangement position (determined by the length of the rod-shaped building material).
[0014]
In this case, by providing a loading / unloading part for inserting and removing the base in the locking groove of the frame material, the mounting piece can be mounted very easily on the locking groove of the frame material laid between the columns, and the construction efficiency is improved. Remarkably improved.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings.
[0016]
FIG. 1 is an overall perspective view of an installation structure of a rod-shaped building material according to the embodiment, FIG. 2 is an exploded perspective view of the installation structure of this rod-shaped building material, and FIG. 3 is a diagram of the rod-shaped building material at the longitudinal end of the frame 4 is an exploded perspective view showing a support structure, FIG. 4 is an exploded perspective view showing a support structure of a rod-shaped building material in the middle part of the longitudinal direction of the frame, and FIG. 5 is an engagement structure of an attachment piece to a locking groove of the frame FIG.
[0017]
As shown in FIG. 1, a curtain wall 2 is constructed in which a glass non-bearing wall is provided between
[0018]
However, the rod-shaped building material 6 may be provided as an outer wall decoration material other than an awning. In this case, the bar-shaped building material may be provided in only one stage or a few stages.
[0019]
In this embodiment, the span between the
[0020]
This rod-shaped building material 6 is a hollow ceramic rod-shaped building material having through-
[0021]
[0022]
In this embodiment, the
[0023]
Mounting pieces 12, 14, and 16 that protrude forward from the front surface of the frame 4 are provided at the longitudinal intermediate portion and both ends of the frame 4, respectively. Each of the rod-shaped building materials 6 is installed by supporting the intermediate portions and both ends of the
[0024]
The mounting pieces 12, 14, and 16 are respectively
[0025]
From the upper edge and the lower edge of the locking groove 18, it protrudes into the locking groove 18 so as to press the upper edge and the lower edge of the
[0026]
In the middle of the locking groove 18 in the longitudinal direction, a loading / unloading portion 18c for inserting / removing the
[0027]
When mounting the mounting pieces 12, 14, 16 on the frame member 4, the
[0028]
The projecting
[0029]
On the other hand, the projecting pieces 14b and 16b of the mounting pieces 14 and 16 disposed at both ends of the frame 4 are respectively applied to both end surfaces located on the outermost sides in the longitudinal direction of the rod-shaped building materials 6 and 6 arranged in a straight line. It has been broken. As shown in FIG. 3, the projecting pieces 14b and 16b are screwed into the female threaded portions on both ends of the
[0030]
The intermediate portions of the
[0031]
In this embodiment, the
[0032]
Below, the construction procedure for setting it as the installation structure of the rod-shaped building material 6 of FIG. 1 is demonstrated.
[0033]
First, the frame 4 is bridged between the
[0034]
Next, the
[0035]
At this time, the
[0036]
The two rod-shaped building materials 6 and 6 are arranged in a straight line so as to be continuous with each other in the longitudinal direction with the protruding
[0037]
Thereafter, the base end side of each of the projecting
[0038]
Thereby, the intermediate part and both ends of the
[0039]
A louver is formed on the front surface of the curtain wall 2 by sequentially repeating this procedure and installing the bar-shaped building materials 6 and 6 in multiple stages in the vertical direction.
[0040]
In the installation structure of the rod-shaped building material 6 configured as described above, the frame 4 is bridged between the
[0041]
In this installation structure of the rod-shaped building material 6, the rod-shaped building material 6 is made of ceramic and may be broken. However, a metal support is provided in the through holes 6 </ b> A and 6 </ b> B of each installed rod-shaped building material 6. Since the
[0042]
In this embodiment, the
[0043]
In addition, by sliding these attachment pieces 12, 14, 16 along the locking groove 18, each attachment piece 12, 14, 16 can be easily positioned at the intended arrangement position, and each rod-like Even if there is a dimensional error in the length of the building material 6, the arrangement position of each bar-shaped building material 6 can be easily adjusted so as to absorb this error.
[0044]
In addition, in this embodiment, since the engaging groove 18 is provided with an insertion / removal portion 18c for inserting / removing the
[0045]
In this embodiment, the two rod-shaped building materials 6 and 6 are arranged in a straight line so as to be continuous with each other in the longitudinal direction, and are installed between the
[0046]
The above embodiment is an example of the present invention, and the present invention is not limited to the illustrated embodiment.
[0047]
For example, in the above embodiment, the mounting pieces located on the outermost side in the longitudinal direction of the plurality of rod-shaped building materials arranged in a straight line are provided at both ends of the frame material. It may be provided on the pillar.
[0048]
Further, in the above embodiment, the support rods are arranged so as to penetrate all the rod-shaped building materials for one stage arranged in a straight line so as to be continuous with each other in the longitudinal direction, thereby the same support rod However, it may be configured such that each bar-shaped building material is supported by separate support bars.
[0049]
The above embodiment shows a structure in which the rod-shaped building materials are installed substantially horizontally. However, in the present invention, the rod-shaped building materials may be installed in the vertical direction or the oblique direction. Further, the bridge for holding the rod-shaped building material may be bridged between the beams or between the crossed columns and beams, in addition to the columns. Further, both ends of the rod-shaped building material may be held by different frames.
[0050]
In the present invention, not only rod-shaped building materials shorter than column spans and beam spans, but also rod-shaped building materials longer than these may be used.
[0051]
【The invention's effect】
As mentioned above, according to the installation structure of the rod-shaped building material of this invention, it becomes possible to attach and arrange | position a hollow ceramic rod-shaped building material along the front surface of the curtain wall in which the non-bearing wall was provided between columns.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of a bar-shaped building material installation structure according to an embodiment.
2 is an exploded perspective view of the installation structure of the rod-shaped building material of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is an exploded perspective view showing a support structure for a rod-shaped building material at an end portion in the longitudinal direction of the frame member.
FIG. 4 is an exploded perspective view showing a support structure for a rod-shaped building material in the middle part in the longitudinal direction of the frame member.
FIG. 5 is an exploded perspective view showing an engagement structure of an attachment piece to a locking groove of a frame member.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
該棒状建材は長手方向に貫通する貫通孔を有した中空セラミック製であり、
該貫通孔に金属製のサポート棒が挿通され、該サポート棒の両端は該棒状建材の両端からそれぞれ突出しており、
前記カーテンウォールの前面に沿って架材が延設されており、
該架材から取付片が前方に突設されており、
該サポート棒の両端がそれぞれ該取付片に支持されることにより該棒状建材が設置されていることを特徴とする棒状建材の設置構造。It is a structure in which a rod-shaped building material is installed on the front surface of a curtain wall provided with a non-bearing wall between columns,
The rod-shaped building material is made of a hollow ceramic having a through-hole penetrating in the longitudinal direction,
A metal support bar is inserted into the through hole, and both ends of the support bar protrude from both ends of the bar-shaped building material,
A frame material is extended along the front surface of the curtain wall,
A mounting piece protrudes forward from the frame,
An installation structure of a rod-shaped building material, wherein the rod-shaped building material is installed by supporting both ends of the support rod by the mounting pieces.
前記取付片は、該係止溝に係合したベースと、該ベースから前方に立設された突片とを有しており、
該突片に前記サポート棒が支持されていることを特徴とする棒状建材の設置構造。In claim 2, a locking groove extending in the longitudinal direction of the frame material is provided on the front side of the frame material,
The mounting piece has a base engaged with the locking groove, and a projecting piece standing forward from the base,
An installation structure of a bar-shaped building material, wherein the support bar is supported by the projecting piece.
前記取付片は、該出し入れ部から該係止溝内に導入され、次いで該係止溝に沿って配置位置まで移動されたものであることを特徴とする棒状建材の設置構造。In Claim 3, The said base material is provided with the withdrawing / inserting part for withdrawing / inserting this base in this locking groove,
An installation structure for a rod-shaped building material, wherein the attachment piece is introduced into the locking groove from the taking-in / out portion and then moved to the arrangement position along the locking groove.
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