JP4045541B2 - Synthetic resin housing with handle - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特には把手を壜本体の胴部の後部に陥没設された凹部に組付き固定する、把手付き合成樹脂製壜体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
把手付き壜体の製造方法としては、予め一定形状に射出成形された把手をインサート材として、合成樹脂製壜本体を2軸延伸ブロー成形する方法、壜本体と把手を別々に成形し後で組付ける方法等があるが、運搬、保管、陳列および使用における利便性の観点から、壜本体の後部に凹部を陥没形成し、この凹部に把手を収めるようにした形状の壜体が多く用いられている。
【0003】
たとえば特許文献1には把手板の左右に腕を広げるようにして一体設した一対の組付き梁片をインサート部とした把手を、また特許文献2には把手板の上下に設けた突起部をインサート部とした把手を用いた把手付き壜体についての記載がある。
【0004】
また、上記した形状の把手付き壜体の注出操作を容易にできるように、把手板の上方、凹部の直上、壜本体の背面中央位置にディンプル(窪み)を形成した壜体も多く用いられるようになってきた。このディンプルに把手を掴持する手の親指の先端を当てて支持することにより、内容液が充填され重量のある壜体を傾斜した姿勢で安定して保持することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−328636号公報
【特許文献2】
特開2000−335584号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、酒、ジュースその他清涼飲料水等の分野では、数リッターの容量に及ぶ、より大型の容器へのニーズが高くなってきているが、大容量であれば内容液の充填後の重量が大きくなり、内容液を含めて数Kgにもなる壜体を片手で掴持する必要が出てくる。
【0007】
このように、重量が大きくなると内容液の注出時の壜体の姿勢の保持が困難となり、前述したディンプルの機能は不可欠なものとなるが、壜体が大型になればそれだけ、壜本体の周壁は全体的に肉薄傾向に、また壁面が平板状により近づくので面剛性が低くなり、その結果、特にディンプルの左右周縁部近傍の壁面が反転変形し易くなってしまう。
【0008】
このような壁面の反転が起こると、壜体の姿勢が急激に揺らいで内容液をコップ等の容器の外に散乱させてしまうという問題があり、また反転部分が元に戻らない場合も多く、商品性の観点からも問題であり、特に大型の壜体においては、反転変形のない十分な剛性を有するディンプル形状の創案が課題となっている。
【0009】
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、壜本体の凹部上部に形成したディンプルの変形、特には左右周縁部近傍における反転変形の抑制を技術的課題とし、もって、容量が数リッターに達する大形の容器に関しても、安全性、取り扱い性、特に注出操作性に優れた把手付き合成樹脂製壜体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決する本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、
把手を、壜本体の、胴部の後部に陥没設された凹部の壜本体の背面中央位置に、起立姿勢で組付け固定する把手付き合成樹脂製壜体であること、
壜本体の、凹部直上の背面中央位置に、把手の掴持部分である把手板を掴持する手の親指先端を当接して壜体を支持するための、ディンプルを形成すること、
このディンプルの左右周縁部の外側直横を左右基端部として、壜本体にこの左右基端部の一端から壜本体正面を経て他端に至る周溝を形成すること、
この周溝の左右基端部の凹みにより、ディンプルの左右周縁部に周壁を縦突条状とした周縁リブを形成すること、
にある。
【0011】
特に大型の把手付き壜体の場合、把手の把手板を親指以外の4本の指で握ると共に、親指先端の腹側をディンプルに当てることにより、この壜体を傾斜した一定の姿勢に保持することができ、安定して内容液をコップ等の容器に注ぎ込むことができるが、特に親指による姿勢の微調整が重要であり、また注出操作時におけるディンプルの形状安定性が要求される。
【0012】
壜体が大型になればそれだけ重量が大きくなるため、親指先端とディンプルの壁面の間にかなり大きな力が作用し、壜本体の胴部の周壁は全体的に肉薄傾向になり、また壁面が平板状により近づき面剛性が低くなるので、ディンプルの凹部曲面が壜本体内側に押されて、この凹部曲面部分を四方に拡大するように変形し、さらにこの変形が進展し、ついにはディンプルの周縁、特に左右周縁部近傍で壁面が反転してしまう現象が発生する。
【0013】
請求項1記載の構成は、上記のようなディンプル近傍での変形様式を勘案して創案したものであり、ディンプルの左右周縁部に周壁を縦突条状とした周縁リブを形成することにより、ディンプルの凹部曲面の拡大状の変形を抑制でき、さらにはディンプルの左右周縁部における壁面の反転を抑制することが可能となり、内容液の安定した注出操作を保持することができる。
【0015】
また、周溝により、周縁リブを形成することができると共に、ディンプル部分を除いて略一周に亘って形成された周溝が周設リブとしての機能を発揮して壜体全体としての剛性を向上させることでき、また外観的にも良好なものとすることができる。
【0016】
請求項2記載の発明の手段は、請求項1記載の発明において、
壜本体を凹部の凹部底面の中央部に縦突部を突出設した形状とすること、
把手を、起立姿勢で平行に配置された一対の組付き梁片の上下端間に把手板を一体設し、この一対の組付き梁片に、壜本体の凹部底面へのアンダーカット状の強固な組付き部となる嵌合突部を突設した形状とすること、
組み付き梁片の一部と嵌合突部で、壜本体の縦突部側近の凹部底面部分へのインサート部を構成すること、
にある。
【0017】
請求項2記載の壜体は、把手板に一体設した一対の組付き梁片が、嵌合突部をアンダーカット状の強固な組付き部として、壜本体の凹部の凹部底面の中央部に突出設した縦突部を両側から挟み込むようにして組付き固定するので、把手の組付き強度が高く、インサート成形が容易な把手付き壜体となる。
【0018】
請求項3記載の発明の手段は、請求項2記載の発明において嵌合突部を、一対の組付き梁片の対向側面と先端面とで形成されるコーナー部近傍に、直角を形成する一方の辺が対向側面から略垂直に、他方の辺が先端面から略垂直に突出するように、断面が略直角3角形状の嵌合突条を突設した構成とすること、にある。
【0019】
請求項3記載の嵌合突条の構成は、把手をブロー割金型内にセットした際に嵌合突部の先端部をプリフォームの外周面により近く配置し、また嵌合突部全体としてシンプルな形状とすることにより、プリフォームの延伸変形の初期段階に嵌合突部外周に沿っての変形を達成することを課題にして創案されたものであり、アンダーカット部への樹脂の回り込みを高度に達成することができ、より大型の容器に十分対応可能な高い組付き強度を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を、図面(図1〜図7)を参照しながら説明する。
本一実施例による壜体は、容量4リットルのポリエチレンテレフタレート樹脂(以下PETと記す。)製2軸延伸ブロー成形品である、口部7、肩部8、胴部2および底部9からなる壜本体1と、この壜本体1の有底略円筒形状をした胴部2の後部に陥没形成された凹部3に、インサート成形手段により組付け固定された、合成樹脂製射出成形品である把手10とから構成されている。
【0021】
この壜本体1の凹部3は、その上下両端部を除く中央部分を直立した平坦面とした凹部底面4の中央に、上下方向に沿って比較的幅広な突条状の縦突部5を、ほぼ一定した高さで、凹部3の全高さ範囲にわたって膨出状に突設して構成されている。
【0022】
図5〜図7は把手10を示したものであり、縦板状の把手板11の上下両端間に、湾曲棒状の連結脚片12aを介して、直線棒状の一対の組付き梁片12を平行に架設状に設け、この一対の組付き梁片12の対向側面14aと先端面13とで形成されるコーナー部近傍に、断面が略直角3角形状の嵌合突部Kの一形態である嵌合突条17を、直角を形成する一方の辺が対向側面14aから略垂直に、他方の辺が組付き梁片12の先端面13から略垂直に突出するように突設している。(図7参照)
【0023】
なお、本一実施例では、嵌合突条17を二山状として、またプリフォームPとの滑り性を良くするためこの嵌合突条17に横細溝25を形成した構成としている。(図6参照)
【0024】
把手10の壜本体1に対する組付きは、把手10をインサート材として、壜本体1を2軸延伸ブロー成形することにより達成されるが、エアブローにより膨張したPET製プリフォームPは、延伸初期段階でまず緩やかに円弧状に形成された突条先端面19に当接し、この突条先端面19を覆い、さらにPETが断面形状をシンプルな略直角3角形とした嵌合突条17の外周面に沿って隙間なく回り込む。(図3、図7参照)
【0025】
この嵌合突条17をアンダーカット状の強固な組付き部として、把手板11に一体設した一対の組付き梁片12が壜本体1の凹部3の凹部底面4の中央部に突出設した縦突部5を両側から挟み込むようにして、把手10が壜本体1に組付き固定し4リッターの大型容器においても十分な組付き強度を発揮する。(図3参照)
【0026】
また、図1、図2示されるように、本一実施例の壜本体1の肩部8の形状は上部は円錐台状であり、その下部の周壁は9ケの略台形状のパネル31から形成し、
この部分の座屈強度および面剛性を大きくしている。
【0027】
また図2に示されるように、壜本体1の凹部3の直上、背面中央位置には、把手板11を親指以外の4本の指で握った状態で、親指先端の腹部を当接させて壜体の姿勢を支持するための、ディンプル21が形成されている。
【0028】
またディンプル21の左右周縁部22の直ぐ横を基端部24として、ディンプル21の部分を除いた壜本体1の略一周に亘って周溝23が形成されており、この基端部24の凹みにより、ディンプル21の左右周縁部22を縦突条状の周縁リブ22aとしている。
【0029】
ディンプル21の剛性感を持たせるために、ディンプル深さDeは4.5mmと深めに設定しており、また周縁リブ22aに縦突条状のリブとしての機能を十分発揮させるために、端点アールRは5mmと小さめに設定している。(図4参照)
【0030】
図8および図9は本願発明の効果を確認するための、把手付き合成樹脂製壜体の比較例であり、ディンプル21を、変形を抑制するために比較的小さく形成している点および周溝23の形成がない点以外は、一実施例と同様の形状である。
【0031】
一実施例の壜体と、比較例の壜体について内容液を充填後、把手板を掴持して、親指先端をディンプル21に当接させながら注出試験を実施したが、一実施例の壜体では、ディンプル21の凹部曲面21aの拡大状の変形も小さく、安定して注出操作を実施することができたが、比較例の壜体では凹部曲面21aの拡大状の変形が大きく進展し、ついには左右周縁部22近傍において壁面の反転が発生して安定な注出操作が困難であった。
【0032】
なお、上記一実施例では周溝23の基端部24により周縁リブ22aを形成する方法について説明したが、本願発明の手段はこの周溝23に限定されるものでなく、左右周縁部22の直ぐ横に何らかの凹みを形成することにより、周縁リブ22aとしての機能を発揮せしめることができ、その形成範囲、形状等はリブとしての効果、外観性等を考慮して適宜決めることができる。
【0033】
また、ディンプル21自体の形状、設置高さ位置等についても、壜本体の容量、形状、把手の形状等によって適宜決めることができる。
【0034】
さらに、本願発明の作用効果は、上述した一実施例に示した壜本体1あるいは把手10の形状に限定されるものでなく、壜本体1の後方に把手10を取り付けるための凹部を形成した壜体において一般的に発揮されるものであり、大型の壜体においても安定した注出操作を達成することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、ディンプルの左右周縁部に周壁を縦突条状とした周縁リブを形成することにより、この周縁リブによりディンプルの凹部曲面の拡大状の変形を抑制できると共に、ディンプルの左右周縁部にける壁面の反転を抑制することが可能となり、内容液の安定した注出操作を保持することができる。
【0036】
また、周溝により、周縁リブを形成することができる共に、ディンプル部分を除いて略一周に亘って形成された周溝がリブとしての機能を発揮して壜体全体としての剛性を向上させることでき、また外観的にも良好なものとすることができる。
【0037】
請求項2記載の発明にあっては、把手板に一体設した一対の組付き梁片が、嵌合突部をアンダーカット状の強固な組付き部として、壜本体の凹部の凹部底面の中央部に突出設した縦突部を両側から挟み込むようにして組付き固定するので、把手の組付き強度が高く、インサート成形が容易な把手付き壜体となる。
【0038】
請求項3記載の発明にあっては、断面形状を略直角3角形状とした嵌合突条により、アンダーカット部への樹脂の回り込みを高度に達成することができ、より大型の容器に十分対応可能な高い組付き強度を有した把手付き壜体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の把手付き合成樹脂製壜体の一実施例を示す、側面図。
【図2】図1に示した実施例の背面図。
【図3】図1中、A−A線に沿って切断矢視した、横断平面図。
【図4】図2中のD−D線に沿って切断矢視して外輪郭線で示した、要部横断平面図。
【図5】図1に示した実施例に使用した把手の、正面図。
【図6】図3中のB−B線に沿って切断矢視した、図1に示した実施例に使用した把手の、縦断側面図。
【図7】図6中、C−C線沿って切断矢視した、要部横断平面図。
【図8】把手付き合成樹脂製壜体の比較例を示す、要部背面図。
【図9】図8中のE−E線に沿って切断矢視して外輪郭線で示した、要部横断平面図。
【符号の説明】
1 ; 壜本体
2 ; 胴部
3 ; 凹部
4 ; 凹部底面
5 ; 縦突部
7 ; 口部
8 ; 肩部
9 ; 底部
10 ; 把手
11 ; 把手板
12 ; 組付き梁片
12a; 連結脚片
13 ; 先端面
14a ; 対向側面
17 ; 嵌合突条
19 ; 突条先端面
21 ; ディンプル
21a ; 凹部曲面
22 ; 周縁部
22a ; 周縁リブ
23 ; 周溝
24 ; 基端部
25 ; 横細溝
31 ; パネル
K ; 嵌合突部
P ; プリフォーム
De ; ディンプル深さ
R ; 端点アール[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In particular, the present invention relates to a synthetic resin casing with a handle, in which a handle is assembled and fixed to a recess recessed in a rear portion of a trunk portion of the casing main body.
[0002]
[Prior art]
As a manufacturing method of the case with handle, there is a method in which a handle made by injection molding in a fixed shape in advance is used as an insert material, and a biaxial stretch blow molding is performed on the synthetic resin cage main body. However, from the viewpoint of convenience in transportation, storage, display, and use, there are many cases in which a concave part is formed in the rear part of the main body of the saddle so that a handle is accommodated in the concave part. Yes.
[0003]
For example,
[0004]
In addition, in order to facilitate the pouring operation of the case-equipped case with the handle described above, a case in which dimples (dents) are formed at the upper center of the handle plate, directly above the recesses, and at the center of the back side of the main body is also used. It has become like this. By supporting the dimple with the tip of the thumb of the hand holding the handle, the heavy body filled with the content liquid can be stably held in an inclined posture.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2001-328636 A [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-335584
[Problems to be solved by the invention]
However, in recent years, in the fields of liquor, juice and other soft drinks, there has been a growing need for larger containers that have a capacity of several liters. It becomes necessary to hold the casing which is several kilograms including the content liquid with one hand.
[0007]
As described above, when the weight is increased, it is difficult to maintain the posture of the casing when the content liquid is poured out, and the function of the dimple described above is indispensable. The peripheral wall tends to be thin overall, and the wall surface is closer to a flat plate shape, so that the surface rigidity is low, and as a result, the wall surface in the vicinity of the left and right peripheral edge portions of the dimple is particularly likely to be inverted and deformed.
[0008]
When such a wall reversal occurs, there is a problem that the posture of the housing is abruptly shaken and the content liquid is scattered outside the container such as a cup, and the reversal part often does not return, This is also a problem from the standpoint of merchantability, and in particular, in the case of a large casing, the creation of a dimple shape having sufficient rigidity without reversal deformation has been an issue.
[0009]
Therefore, the present invention has been devised to solve the above-described problems in the prior art, and it is a technical problem to suppress the deformation of the dimple formed in the upper portion of the recess of the heel body, particularly the reversal deformation in the vicinity of the right and left peripheral edge portions. Accordingly, an object of the present invention is to provide a synthetic resin casing with a handle that is excellent in safety, handling, and particularly in dispensing operation even for a large container having a capacity of several liters.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
Among the present invention for solving the above technical problems, the means of the invention according to
The handle is a synthetic resin case with a handle for assembling and fixing the handle in a standing posture at the center of the back side of the recess main body recessed in the rear part of the trunk,
Forming a dimple for supporting the housing by abutting the tip of the thumb of the hand gripping the handle plate, which is the grip gripping portion, at the center of the back surface of the heel body immediately above the recess ;
Forming a circumferential groove extending from one end of the left and right base ends to the other end through the front of the heel body, with the right and left base ends of the outer sides of the left and right peripheral edges of the dimple.
Forming the peripheral rib with the peripheral wall having a vertical ridge shape on the left and right peripheral edge portions of the dimple, by the recesses on the left and right proximal end portions of the peripheral groove
It is in.
[0011]
In particular, in the case of a large housing with a handle, the handle plate is held by four fingers other than the thumb, and the belly side of the tip of the thumb is applied to the dimple so that the housing is held in an inclined and fixed posture. The content liquid can be stably poured into a container such as a cup, but fine adjustment of the posture with the thumb is particularly important, and the shape stability of the dimples during the pouring operation is required.
[0012]
The larger the chassis, the greater the weight, so a considerable force acts between the tip of the thumb and the wall surface of the dimple, and the peripheral wall of the body of the body of the collar body tends to be thin overall, and the wall surface is flat. Since the surface rigidity becomes lower due to the shape, the concave curved surface of the dimple is pushed to the inner side of the heel body, the concave curved surface portion is deformed so as to expand in all directions, and this deformation further develops. In particular, a phenomenon occurs in which the wall surface is inverted in the vicinity of the left and right peripheral edges.
[0013]
The configuration according to
[0015]
In addition, peripheral ribs can be formed by the peripheral grooves, and the peripheral grooves formed over the entire circumference excluding the dimples can function as peripheral ribs to improve the rigidity of the entire housing. In addition, the appearance can be improved.
[0016]
Means of the invention of
The main body has a shape in which a vertical protrusion protrudes from the center of the bottom surface of the recess,
A handle plate is integrally provided between the upper and lower ends of a pair of assembled beam pieces arranged in parallel in a standing posture, and the pair of assembled beam pieces are firmly attached to the bottom surface of the concave portion of the heel body. To have a shape with a protruding protruding protrusion that will be an assembly part,
A part of the assembled beam piece and the fitting protrusion constitute an insert part to the bottom surface of the recess near the vertical protrusion side of the main body,
It is in.
[0017]
In the housing according to
[0018]
According to a third aspect of the invention, in the invention of the second aspect, the fitting protrusion is formed at a right angle in the vicinity of a corner portion formed by the opposing side surface and the tip surface of the pair of assembled beam pieces. In this configuration, a fitting protrusion having a substantially right-angled triangular cross section is provided so that the side of the projection protrudes substantially perpendicularly from the opposite side surface and the other side protrudes substantially perpendicularly from the tip surface.
[0019]
The configuration of the fitting protrusion according to
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings (FIGS. 1 to 7).
The casing according to this embodiment is a biaxial stretch blow-molded product made of polyethylene terephthalate resin (hereinafter referred to as PET) having a capacity of 4 liters, and is composed of a
[0021]
The
[0022]
5 to 7 show the
[0023]
In this embodiment, the
[0024]
The assembly of the
[0025]
A pair of assembled
[0026]
As shown in FIGS. 1 and 2, the shape of the
The buckling strength and surface rigidity of this part are increased.
[0027]
Further, as shown in FIG. 2, the abdomen at the tip of the thumb is brought into contact with the
[0028]
A
[0029]
In order to give the
[0030]
8 and 9 are comparative examples of a synthetic resin casing with a handle for confirming the effect of the present invention. The
[0031]
After filling the contents liquid of the case of the embodiment and the case of the comparative example, the handle plate was gripped, and the pouring test was conducted while the tip of the thumb was in contact with the
[0032]
In the above embodiment, the method of forming the
[0033]
Further, the shape of the
[0034]
Furthermore, the operational effects of the present invention are not limited to the shape of the
[0035]
【The invention's effect】
Since the present invention has the above-described configuration, the following effects can be obtained.
According to the first aspect of the present invention, by forming peripheral ribs with the peripheral wall having a vertical ridge shape on the left and right peripheral edge portions of the dimple, the peripheral ribs can suppress expansion of the concave curved surface of the dimple. Thus, it is possible to suppress the reversal of the wall surface at the left and right peripheral edge portions of the dimple, and the stable dispensing operation of the content liquid can be maintained.
[0036]
Also, the peripheral rib can be formed by the peripheral groove, and the peripheral groove formed over the entire circumference excluding the dimple portion exhibits the function as a rib to improve the rigidity of the entire casing. In addition, the appearance can be improved.
[0037]
In the invention of
[0038]
In the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an embodiment of a synthetic resin casing with a handle according to the present invention.
FIG. 2 is a rear view of the embodiment shown in FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional plan view taken along the line AA in FIG.
4 is a cross-sectional plan view of the main part, taken along the line DD in FIG. 2 and indicated by an outer contour line. FIG.
5 is a front view of the handle used in the embodiment shown in FIG. 1. FIG.
6 is a longitudinal side view of the handle used in the embodiment shown in FIG. 1, as viewed along the line BB in FIG.
7 is a cross-sectional plan view of the main part, taken along the line CC in FIG.
FIG. 8 is a main part rear view showing a comparative example of a synthetic resin casing with a handle.
FIG. 9 is a cross-sectional plan view of the main part, taken along the line EE in FIG.
[Explanation of symbols]
1; 壜
Claims (3)
前記壜本体(1)の、凹部(3)直上の背面中央位置に、前記把手(10)の掴持部分である把手板(11)を掴持する手の親指先端を当接して壜体を支持するための、ディンプル(21)を形成し、
該ディンプル(21)の左右周縁部(22)の外側直横を左右基端部(24)として、壜本体(1)に該左右基端部(24)の一端から壜本体正面を経て他端に至る周溝(23)を形成し、該周溝(23)の前記左右基端部(24)の凹みにより、前記ディンプル(21)の左右周縁部(22)に周壁を縦突条状とした周縁リブ(22a)を形成した、把手付き合成樹脂製壜体。A handle for assembling and fixing the handle (10) in a standing position at the center of the back surface of the heel body (1) of the recess (3) recessed in the rear part of the body (2) of the heel body (1). Synthetic resin enclosure with
At the center position of the back surface of the heel body (1) immediately above the recess (3), the tip of the thumb holding the grip plate (11), which is the grip portion of the grip (10), is brought into contact with the heel body. Forming dimples (21) for support;
The left and right peripheral edge portions (22) of the dimple (21) are set to the right and left base end portions (24), and the other end of the left and right base end portions (24) from one end of the left and right base end portions (24) to the other end A circumferential groove (23) is formed, and the circumferential wall is formed in a vertical ridge shape on the left and right peripheral edge (22) of the dimple (21) by the depression of the left and right base ends (24) of the circumferential groove (23). A synthetic resin casing with a handle, on which the peripheral rib (22a) is formed.
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