JP4031395B2 - Network bandwidth control method - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、様々な通信方式、帯域制御機構からなるネットワークを対象としたネットワーク管理システムにおける帯域制御の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークは、ATM(Asynchronous Transfer Mode)、PON(Passive Optical Network)、Ethernet(登録商標)、IP(Internet Protocol)などの様々な通信方式を具備したネットワークエレメントから構成されている。ネットワークサービスは、これらのネットワークエレメントを組み合わせて提供されている。
【0003】
これらネットワークエレメントはネットワークQoS(Quality ofService)を保証することを目的として、各通信方式に応じた帯域制御機構を具備している。以下に、各通信方式における帯域制御機構について説明する。
【0004】
ATMでは、リーキバケットに代表される帯域制御アルゴリズムによりPCR(Peak Cell Rate)を制御する最大帯域制御機構や、MCR(Minimum Cell Rate)を制御する最低帯域制御機構を有している。また、ATMでは、様々なタイプのトラフィックをサポートするため、CBR(Constant Bit Rate)、UBR(Unspecified Bit Rate)、VBR(Variable Bit Rate)、GFR(Guaranteed Bit Rate)のサービスカテゴリが定義されている。各サービスカテゴリには対応するQoSの要件が定義されている。具体的には、CBRでは低遅延のトラフィックをサポートするとともに、ピークレートであるPCRを保証する。UBRでは遅延保証のないベストエフォートのトラフィックをサポートし、帯域制御パラメータとしてピークレートであるPCRを設定する。VBRでは、平均レートであるSCR(Sustainable Cell Rate)を保証するとともにピークレートであるPCRを制御し、低遅延のリアルタイム型トラフィックのサポートを可能とする。GFRでは、最低レートであるMCRを保証するとともにピークレートであるPCRを制御し、遅延要求の厳しくないトラフィックをサポートする。
【0005】
PONでは、DBA(Dynamic Bandwidth Allocation)アルゴリズムにより、最低帯域制御機構、最大帯域制御機構を有している。B−PON(Broadband−PON)では、DBAによりFixedBandwidth,Assured Bandwidth,MaximumBandwidthの3種類の帯域パラメータを設定することができる。Fixed Bandwidthは固定的に割り当てられる帯域を表し、低遅延のトラフィックについて帯域を保証するために利用する。Assured Bandwidthは、遅延に厳しくないトラフィックの最低帯域を保証するために用いる。Maximum Bandwidthは、最大帯域の設定に用いる。GE−PON(Gigabit Ethernet−PON)では、DBAにより最大帯域、最低帯域が制御可能であるとともに、低遅延サービスクラス、通常遅延サービスクラスの遅延要件に応じたサービスクラスを設定することができる。
【0006】
Ethernet,IPでは、トークンバケットアルゴリズムに代表される帯域制御アルゴリズムを用いたRate−Limitingによる最大帯域制御機構やWFQ(Weighted Fair Queuing)、WRR(Weighted Round Robin)に代表されるスケジューリングアルゴリズムによる最低帯域制御機構を有している。また、CoS(Class of Service)に基づいた優先制御を行うための優先キューを具備している。
【0007】
従来のネットワーク管理システムは、各々の通信方式のネットワークエレメントから構成されるネットワークごとに個別に構築されており、それぞれのネットワークに対する管理・制御を独立に行っている。ネットワーク管理システムはネットワーク帯域制御機能を具備し、各ネットワークエレメントの帯域制御機能を管理・制御することにより、各ネットワークにおけるネットワークリソースの運用をサポートしている。通常、ネットワーク管理システムにおいて、ネットワーク帯域制御は論理的なパス単位に実行する。
【0008】
ATMでは、ネットワーク帯域制御はVP(Virtual Path)回線若しくはVC(Virtual Channel)回線単位に実行され、VP回線,VC回線が通過するネットワークエレメントにおけるVPコネクション,VCコネクションの終端点がネットワーク帯域制御の制御対象となる。終端点は、VP識別子、VC識別子により記述される。
【0009】
図18に示すネットワークを例にして、ATMにおけるネットワーク帯域制御について説明する。図18に示すネットワークは、VPスイッチ若しくはVCスイッチを表すネットワークエレメント301〜303とそれらを結ぶ物理リンク311,312から構成される。VP回線若しくはVC回線321,322は、ネットワークエレメントにおける終端点331〜344にて終端されるVPコネクション若しくはVCコネクション351〜362から構成される。VP回線若しくはVC回線に対するネットワーク帯域制御は、ネットワーク管理システムがATMのサービスカテゴリ、最大帯域値、最低帯域値を含むトラフィック記述子(帯域制御パラメータ)をコネクションの終端点単位に設定することで実現する。例えば、回線321に対するネットワーク帯域制御では、終端点331〜334にトラフィック記述子が設定される。
【0010】
アクセスネットワークの通信方式であるPONでは、ネットワーク帯域制御はアクセス回線単位に実行される。B−PONでは加入者側装置として設置されるネットワークエレメントであるONU(Optical Network Unit)が制御単位となり、GE−PONではONU内に具備する論理ポートが制御単位となる。
【0011】
図19に示すネットワークを例にして、PONにおけるネットワーク帯域制御について説明する。図19に示すネットワークは、局側装置であるOLT(Ophcal Line Terminal)401と加入者側装置であるONU411〜413、光を分岐するスプリッタ421、それらを結ぶ物理リンク431〜434から構成される。アクセス回線は、ONU単位若しくはONUの論理ポート単位に存在する。アクセス回線に対するネットワーク帯域制御は、ネットワーク管理システムがOLTに対して帯域制御パラメータを設定することで実現する。B−PONでは、Fixed Bandwidth,Assured Bandwidth,Maximum BandwidthからなるDBAのパラメータをONU単位に設定する。GE−PONでは、最大帯域値、最低帯域値を含むDBAのパラメータとサービスクラスをONUの論理ボート単位に設定することで実現する。
【0012】
Ethernet若しくはIPのネットワークでは、ネットワーク帯域制御はネットワークエレメント(レイヤ2スイッチ、レイヤ3スイッチ、ルータなど)に物理ポートやレイヤ2の識別情報,レイヤ3の識別情報の組み合わせをフィルタ条件として設定し、そのフィルタ条件によりトラフィックを識別した単位に帯域制御パラメータを指定することで実現する。レイヤ2のネットワーク識別情報にはVLAN−ID(Virtual Local Area Network− Identifier)、IEEE802.1pプライオリティ値などが用いられ、レイヤ3のネットワーク識別情報には送信元IPアドレス,送信先IPアドレス,送信元ポート番号,送信先ポート番号,プロトコル種別,DSCP(Diffserv Code Point)値,ToS(Type of Service)値などが用いられる。
【0013】
図20に示すネットワークを例にして、Ethernet若しくはIPネットワークにおける帯域制御について説明する。図20に示すネットワークは、レイヤ2スイッチ、レイヤ3スイッチ、ルータなどを表すネットワークエレメント501〜503とそれらを結ぶ物理リンク511〜512により構成されている。論理的に識別されたトラフィック単位に対するネットワーク帯域制御は、ネットワーク管理システムがトラフィックを識別するフィルタ条件とそれに対応させる帯域制御機構と帯域制御パラメータをネットワークエレメント501〜503に設定することで実現する。帯域制御パラメータは、Rate−Limitingによる最大帯域制御機構を用いる場合には最大帯域値に相当するトラフィック流量値とバーストサイズとなり、WFQやWRRによる最低帯域制御機構を用いる場合には、最低帯域に相当するキュー出力重み値若しくは引き出し権利数を設定する。
【0014】
上述した各通信方式の帯域制御機構は、それぞれ対応する帯域制御アルゴリズムは異なっているが、機能的には非常に類似している。それゆえに個別に構築されたネットワーク管理システムは類似したネットワーク帯域制御機能を具備している。
【0015】
【特許文献1】
特開平10−84349号公報
【特許文献2】
特開2002−305538号公報
【特許文献3】
特開2000−253053号公報
【非特許文献1】
「ATMネットワーク統合管理システム(ANIMA)の開発」、NTT R&D 1999年5月号(Vol.48 No.5)
【非特許文献2】
「品質管理におけるアクセスNW−OSSの検討」、TM2001−97、pp.61−66、Mar.2002
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来のネットワーク管理システムは統一されたネットワーク帯域制御は行わず通信方式毎に個別に構築されていたため、通信方式が追加された場合や新たにネットワーク管理システムを構築する場合にはシステム構築の高コスト化を招くという間題があった。
【0017】
本発明の目的は、様々な通信方式からなるネットワークを管理対象としたネットワーク管理システムにおいて、管理対象ネットワークの通信方式に依存せず、かつ、通信方式の違いを意識せずにネットワーク帯域制御を実現可能とする共通のネットワーク帯域制御装置及び方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本願では、エレメント管理レイヤではディレクトリを用いて終端点情報とネットワークエレメントが具備している帯域制御機構を抽象化したエレメント制御情報を記憶保持するとともに、ネットワーク管理レイヤでは帯域保証機構を抽象化した保証帯域制御情報とピーク帯域制御情報、サービス品質クラス情報とを記憶保持し、これらの抽象化された制御情報を用いてネットワークをコントロールすることにより、管理対象ネットワークの通信方式に依存することなくネットワーク帯域制御を実行することを特徴とする。
【0022】
より具体的には、請求項1では、管理者又は上位装置からの回線(トレイル)の保証帯域に関する制御要求に対してネットワーク帯域制御装置が管理対象のネットワーク内のネットワークエレメントを制御するネットワーク帯域制御方法において、管理対象ネットワークにおける回線(トレイル)はネットワークエレメントによって区切られた一以上のコネクションから構成され、前記ネットワーク帯域制御装置は、エレメント管理レイヤにおける管理情報として、各ネットワークエレメントの帯域制御機構を抽象化したエレメント制御情報をコネクションの終端点単位に記憶する手段と、ネットワーク管理レイヤにおける管理情報として、前記エレメント制御情報に基づいて決定される帯域保証機構を抽象化した保証帯域制御情報をコネクションの終端点単位及びトレイル単位に記憶する手段と、前記エレメント制御情報と前記保証帯域制御情報に基づいて決定されるピーク帯域制御情報をコネクションの終端点単位及びトレイル単位に記憶する手段と、前記保証帯域制御情報と組み合わせてサービス品質クラス情報をトレイル単位に記憶する手段と、前記コネクションを収容するリンクにおいて前記サービス品質クラスごとに利用可能帯域値を記憶する手段と、ネットワーク管理レイヤにおける管理情報として、前記トレイルを構成するコネクションの終端点情報として論理終端点名を記憶する手段と、エレメント管理レイヤにおける管理情報として、ネットワークエレメントや物理ポート,論理ポートなどのネットワーク識別情報によって構成される終端点情報をディレクトリの階層構造により記憶する手段と、前記ディレクトリを構成する各階層のエントリを表す相対識別名として論理名を用い、各階層のエントリの属性として前記終端点情報を構成する該階層のネットワーク識別情報を記憶する手段と、前記論理終端点名から前記終端点情報を保持する前記ディレクトリの識別名に変換する手段とを備えるとともに、前記制御要求で指定されたトレイルについて、記憶手段に記憶されている保証帯域制御情報を参照して制御要求に係る保証帯域制御が可能であるかを判断するステップと、前記保証帯域制御が可能である場合に、該トレイルを構成するコネクションの終端点単位に記憶されている保証帯域制御情報を参照し、該保証帯域制御情報から前記制御要求の制御対象となる終端点を決定し、制御対象となる終端点の前記論理終端点名と前記エレメント制御情報を記憶手段から取得するステップと、決定した該論理終端点名とエレメント制御情報を用いてエレメント制御要求メッセージを作成するステップと、前記変換手段により前記エレメント制御要求メッセージに含まれる該論理終端点名をディレクトリの識別名に変換し、制御対象を表すネットワーク識別情報を記憶手段から取得するステップと、前記エレメント制御情報から前記帯域制御機構を決定するステップと、前記ネットワーク識別情報と前記帯域制御機構から個々のネットワークエレメントに要求するエレメント制御メッセージを決定するステップと、前記エレメント制御メッセージを用いてネットワークエレメントを制御するステップとを備えたことを特徴とするものを提案する。
【0023】
また、請求項2では、管理者又は上位装置からの回線(トレイル)のピーク帯域に関する制御要求に対してネットワーク帯域制御装置が管理対象のネットワーク内のネットワークエレメントを制御するネットワーク帯域制御方法において、管理対象ネットワークにおける回線(トレイル)はネットワークエレメントによって区切られた一以上のコネクションから構成され、前記ネットワーク帯域制御装置は、エレメント管理レイヤにおける管理情報として、各ネットワークエレメントの帯域制御機構を抽象化したエレメント制御情報をコネクションの終端点単位に記憶する手段と、ネットワーク管理レイヤにおける管理情報として、前記エレメント制御情報に基づいて決定される帯域保証機構を抽象化した保証帯域制御情報をコネクションの終端点単位及びトレイル単位に記憶する手段と、前記エレメント制御情報と前記保証帯域制御情報に基づいて決定されるピーク帯域制御情報をコネクションの終端点単位及びトレイル単位に記憶する手段と、前記保証帯域制御情報と組み合わせてサービス品質クラス情報をトレイル単位に記憶する手段と、前記コネクションを収容するリンクにおいて前記サービス品質クラスごとに利用可能帯域値を記憶する手段と、ネットワーク管理レイヤにおける管理情報として、前記トレイルを構成するコネクションの終端点情報として論理終端点名を記憶する手段と、エレメント管理レイヤにおける管理情報として、ネットワークエレメントや物理ポート,論理ポートなどのネットワーク識別情報によって構成される終端点情報をディレクトリの階層構造により記憶する手段と、前記ディレクトリを構成する各階層のエントリを表す相対識別名として論理名を用い、各階層のエントリの属性として前記終端点情報を構成する該階層のネットワーク識別情報を記憶する手段と、前記論理終端点名から前記終端点情報を保持する前記ディレクトリの識別名に変換する手段とを備えるとともに、前記制御要求で指定されたトレイルについて、記憶手段に記憶されているピーク帯域制御情報を参照して制御要求に係るピーク帯域制御が可能であるかを判断するステップと、前記ピーク帯域制御が可能である場合に、該トレイルを構成するコネクションの終端点単位に記憶されているピーク帯域制御情報を参照し、該ピーク帯域制御情報から前記制御要求の制御対象となる終端点を決定し、制御対象となる終端点の前記論理終端点名と前記エレメント制御情報を記憶手段から取得するステップと、決定した該論理終端点名とエレメント制御情報を用いてエレメント制御要求メッセージを作成するステップと、前記変換手段により前記エレメント制御要求メッセージに含まれる該論理終端点名をディレクトリの識別名に変換し、制御対象を表すネットワーク識別情報を記憶手段から取得するステップと、前記エレメント制御情報から前記帯域制御機構を決定するステップと、前記ネットワーク識別情報と前記帯域制御機構から個々のネットワークエレメントに要求するエレメント制御メッセージを決定するステップと、前記エレメント制御メッセージを用いてネットワークエレメントを制御するステップとを備えたことを特徴とするものを提案する。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態に係るネットワーク帯域制御システムについて図面を参照して説明する。
【0025】
まず、図1を参照して本発明で用いる用語について説明する。本発明では、図1に示すように、伝送装置、ルータ、スイッチなどの通信機器をネットワークエレメントと呼び、ネットワークエレメントの間を接続する物理媒体をリンクと呼ぶ。また、各ネットワークエレメント間の論理的な接続をコネクションと呼び、一連のコネクションから構成される回線をトレイルと呼ぶ。なお、図1において、aTP,zTPは終端点(Termination Point)である。
【0026】
図2に本実施の形態に係るネットワーク帯域制御システムの全体を説明するシステム構成図を示す。図2に示すように、このシステムは、ユーザ端末10を収容するアクセスネットワーク20とサービスを提供するサーバ30等を収容するコアネットワーク40を接続した形態となっている。サーバ30とコアネットワーク40とはエッジルータ41を介して接続されており、コアネットワーク40とアクセスネットワーク20とはエッジルータ42を介して接続されている。図2では省略したが、アクセスネットワーク20及びコアネットワーク40は各種ネットワークエレメント及び物理リンクで構成されている。
【0027】
アクセスネットワーク20及びコアネットワーク40内の各ネットワークエレメントは、オペレーションサポートシステム(OSS)と呼ばれる通信制御装置によって帯域制御など各種制御管理が行われる。このOSSは、アクセスネットワーク20を管理制御するアクセスネットワークOSS50と、コアネットワーク40を管理制御するコアネットワークOSS60と、前記各OSS50及び60を管理制御するサービスOSS70とからなる。
【0028】
アクセスネットワーク20内においては、例えばATM,PON,Ethernet,IPなど種々の通信方式が混在している。本発明は、このような通信方式が混在しているネットワーク環境において統一したネットワーク帯域制御を提供するものである。本実施の形態では、その一例としてアクセスネットワーク20の帯域制御を行うアクセスネットワークOSS50に適用した場合について説明する。
【0029】
アクセスネットワークOSS50は、管理者又は上位装置であるサービスOSS70からの指示により、アクセスネットワーク20内のネットワークエレメントを制御することにより帯域制御を行うものであり、帯域制御部と該帯域制御部で利用される各種情報を記憶するデータベース(共に図示省略)を備えている。該データベースに記憶される各種情報及び帯域制御部の動作について以下に詳述する。
【0030】
まず、図3を参照してエレメント制御情報について説明する。エレメント制御情報は、ネットワークエレメントの具備する帯域制御機構を抽象化することにより定義される。すなわち、図3に示すとおり、
タイプA:最低帯域のみが制御可能なタイプ
タイプB:最大帯域のみが制御可能なタイプ
タイプC:最大帯域と最低帯域の両方が制御可能なタイプ
の3つのエレメント制御タイプに分類できる。
【0031】
エレメント制御情報は、エレメント制御タイプとエレメント制御パラメータから構成される。エレメント制御パラメータは、帯域値(最大帯域、最低帯域)とサービス品質クラスによって構成される。図4は、ネットワークエレメントが具備する帯域制御機構とその帯域制御機構を抽象化したエレメント制御情報の対応関係を示している。タイプAはエレメント制御パラメータとして最低帯域とサービス品質クラスをもち、タイプBはエレメント制御パラメータとして最大帯域とサービス品質クラスをもち、タイプCはエレメント制御パラメータとして最大帯域、最低帯域、サービス品質クラスをもつ。サービス品質クラスは遅延に対する要求に応じて定義される。例えば、図5に示すように、低遅延クラス、通常遅延クラスの2つを定義することができる。遅延要求がさらに細かくある場合には、低遅延クラスのサブクラスを定義することで対応すればよい。
【0032】
図4に示すとおり、エレメント制御パラメータはエレメント制御タイプに応じて各通信方式のネットワークエレメントが具備する帯域制御機構のパラメータと対応づけられる。図4を参照して以下に具体例を説明する。
【0033】
例えば、WRR若しくはWFQを具備したレイヤ2スイッチであれば、最低帯域のみが制御可能であるのでエレメント制御タイプはタイプAとなる。エレメント制御パラメータである最低帯域値はWRR若しくはWFQのキュー出力重み値(引き出し権利数)に変換される。レイヤ2スイッチの出力インタフェースの物理速度が100Mbpsであり、引き出し権利数の合計が100の場合を考えると、1権利数の割当が1Mbpsの最低帯域に相当する。したがって、6Mbpsの最低帯域を設定する場合には、6権利数(6/100の重み値)を割り当てる。6.5Mbpsの最低帯域を設定する場合には、帯域設定の粒度(上述の例では、1Mbps)に基づいて切り上げをするなどの補正が必要となる。また、サービス品質クラスに関しては、出力インタフェースにおいてWRR若しくはWFQの制御を実施する場合には、その制御対象のトラフィックに対してさらに優先制御を行うような機構は、通常存在しないので、通常遅延クラスのみがサポート可能となる。WRR若しくはWFQ制御の対象となるトラフィックに対して、低遅延を実現するスケジューリング機構が存在すれば、低遅延クラスとマッピングすることで対応可能となる。
【0034】
また例えば、Rate−limitingを具備したレイヤ2スイッチであれば、最大帯域のみが制御可能であるのでエレメント制御タイプはタイプBとなる。エレメント制御パラメータである最大帯域値は、Rate−limitingの設定パラメータであるトラフィック流量値(committed rate)へ変換される。Rate−limitingのもう一つの設定パラメータである、トラフィックのバーストを制御するためのバーストサイズに関しては、最大帯域値に応じたバースト値を設定することにより対応することができる。また、サービス品質クラスに関しては、CoSをサポートする優先キューとの対応付けを行う。低遅延クラスの場合は、優先制御における優先度が最も高い最優先キューに対応付けを行う。低遅延クラスのサブクラスが存在する場合には、その優先度に従って順番に優先キューに対応付けを行う。通常遅延クラスの場合は、低遅延クラスで用いる次の優先度の優先キューに対応付けを行う。
【0035】
また例えば、DBAを具備しているPONでは、最大帯域、最低帯域の両方が制御可能であるので、エレメント制御タイプはタイプCとなる。B−PONでは、エレメント制御パラメータである最大帯域値は、DBAの帯域パラメータであるMaximum Bandwidthに変換され、最低帯域値はサービス品質クラスに応じてFixed Bandwidth,Assured Bandwidthに変換される。サービス品質クラスが低遅延クラスの場合には最低帯域値はFixed Bandwidthに変換され、通常遅延クラスの場合にはAssured Bandwidthに変換される。GE−PONでは、エレメント制御パラメータである最大帯域値、最低帯域値はDBAの帯域パラメータである最大帯域値、最低帯域値に変換される。また、サービス品質クラスに関しては、低遅延クラスはGE−PONで定義される低遅延サービスクラスに対応付け、通常遅延クラスはGE−PONで定義される通常遅延サービスクラスに対応付けを行う。
【0036】
図6はネットワークエレメント種別とネットワークエレメントが具備するエレメント制御タイプの対応表である。また、その対応表では、各エレメント制御タイプに対応する帯域制御機構とその帯域制御機構を制御するエレメント制御メッセージテンプレートとの関係を保持する。エレメント制御メッセージテンプレートは、ネットワークエレメントを制御するためのメッセージを作成するためのテンプレートであり、ネットワークエレメントのサポートする管理プロトコル、管理情報、帯域制御機構に応じて記述される。例えば、管理プロトコルとしてCLI(Command Line Interface)/telnet、帯域制御機構としてRate−limitingをサポートするレイヤ2スイッチの場合、Rate−limitingの制御に関連するコマンド文とそのパラメータであるトラフィック流量値(committed rate)とバーストサイズを記入する部分からなるテキストメッセージのテンプレートを用意する。また、管理プロトコルとしてSNMP(Simple Network Management Protocol)、帯域制御機構としてDBAをサポートするB−PONのOLTの場合、B−PONで用いるDBAのパラメータであるFixed Bandwidth,Assured Bandwidth,Maximum Bandwidthに対応する管理情報を識別するためのオブジェクト識別子と各パラメータ値を記入する部分からなるSNMPメッセージのテンプレートを用意する。エレメント管理レイヤでは、図6に示した対応表を用いて、各通信方式のネットワークエレメント種別とそのネットワークエレメントが具備するエレメント制御タイプの関係を保持する。
【0037】
ネットワーク管理レイヤでは、エレメント制御情報に基づいて、帯域保証を行うための機構を抽象化した保証帯域制御情報を保持する。図7を参照して、保証帯域制御情報について説明する。保証帯域制御情報はAssuredモード,Policedモード,Assured付Policedモードの3つからなる。Assuredモードでは、タイプA、タイプCのエレメント制御タイプを具備したネットワークエレメントを用いて、最低帯域を制御することにより帯域保証を行う。Policedモードでは、タイプBのエレメント制御タイプを具備したネットワークエレメントを用いて、最大帯域を制御しトラフィックの流量を規制することにより帯域保証を行う。Assured付Policedモードでは、タイプCのエレメント制御タイプを具備したネットワークエレメントを用いて、最低帯域を制御することにより帯域保証を行うとともに、最大帯域を制御することによりトラフィックの流量規制を行う。
【0038】
さらに、ネットワーク管理レイヤでは保証帯域制御情報とあわせてピーク帯域制御情報を保持する。ピーク帯域制御情報は、図8に示すとおり保証帯域と独立にピーク帯域の制御が可能か、不可能かを表す。可能な場合には”true”値を保持し、不可能な場合には”false”値を保持する。ピーク帯域制御は、タイプB,タイプCのエレメント制御タイプを具備したネットワークエレメントにより可能となる。ただし、Policedモード、Assured付Policedモードの保証帯域制御情報を用いて帯域保証を行っている場合には、最大帯域の制御を利用しているため、保証帯域とは独立にピーク帯域を制御することは不可能である。ピーク帯域制御情報は、エレメント制御情報と保証帯域制御情報に基づいて決定される。また、ネットワーク管理レイヤでは、帯域保証を行うとともに回線の遅延要求に対応するため、保証帯域制御情報と組み合わせてサービス品質クラスを保持する。
【0039】
図9を参照して、ネットワーク管理レイヤにおける保証帯域制御情報、ピーク帯域制御情報、サービス品質クラスの保持手段について説明する。コネクションの終端点は、ネットワークエレメントのネットワークインタフェースにおける論理的なポートに対応する。この論理的なポート単位に帯域制御を行うため、保証帯域制御情報、ピーク帯域制御情報は、トレイルを構成するコネクションの終端点単位に保持する。さらに、保証帯域制御情報、ピーク帯域制御情報と組み合わせて、これらをサポートするエレメント制御タイプもあわせてコネクションの終端点単位に保持する。帯域制御が不可能なネットワークエレメントにおける終端点では、保証帯域制御情報、エレメント制御タイプは”none”という値が保持される。帯域制御が可能な場合でもネットワークの運用ポリシーにより制御を行わない場合は、none値を保持することが可能である。保証帯域制御情報、ピーク帯域制御情報は、帯域保証が可能であるか、ピーク帯域の制御が可能であるかといったトレイルの帯域制御に関する特性を表す情報として、トレイル単位にも保持する。
【0040】
トレイル単位に保持される保証帯域制御情報は、コネクションの終端点単位に保持される保証帯域制御情報を結合することで決定する。保証帯域制御情報に関しては、none値を除いてすべてAssuredモードの場合には、トレイルの帯域保証は最低帯域の制御によって実現されているので、それらを結合したトレイルにおける値もAssuredモードとする。Policedモード、Assured付Policedモードが1つ以上含まれる場合には、トレイルの最大帯域は制御されトラフィックの流量規制が実施されているので、これらを結合したトレイルにおける値はPoicedモードとする。すべてnone値の場合には、トレイルの保証帯域制御情報はnoneとする。これは、そのトレイルに対して保証帯域に関する帯域制御が不可能であることを表している。
【0041】
トレイルにおけるピーク帯域制御情報に関しては、トレイルにおける保証帯域制御モードがPolicedモードではなく、すなわちAssuredモードであり、トレイルを構成するコネクションの終端点におけるピーク帯域制御情報の中にtrue値を含む場合に、トレイルにおけるピーク帯域制御情報はtrueとする。トレイルのピーク帯域制御情報がfalseの場合には、そのトレイルに対してピーク帯域に関する帯域制御が不可能であることを表している。
【0042】
図9では、例として、ネットワークエレメント101の出力ポートにおいてエレメント制御タイプ:タイプCの帯域制御機構をサポートし、ネットワークエレメント102の出力ポートにおいてエレメント制御タイプ:タイプAの帯域制御機構をサポートし、ネットワークエレメント103の入力ポートにおいてエレメント制御タイプ:タイプBの帯域制御機構をサポートしている場合を示している。したがって、コネクション111ではaTPに関するエレメント制御タイプはタイプCとなっており、コネクション112ではaTPに関するエレメント制御タイプはタイプA,zTPに関するエレメント制御タイプはタイプBとなっている。さらに、コネクション111では、aTPのエレメント制御タイプ:タイプCの機能のうち、最低帯域制御機構を使って保証帯域制御を行い、最大帯域制御機構を使ってピーク帯域制御を行うケースを考えており、aTPに関する保障帯域制御情報はAssuredモード、ピーク帯域制御情報はtrueとしている。zTPは制御対象ではないので、保証帯域制御情報はnone、ピーク帯域制御情報はfalseとして保持している。また、コネクション112では、aTPのエレメント制御タイプ:タイプAの最低帯域制御機構を使って保証帯域制御を行い、zTPのエレメント制御タイプ:タイプBの最大帯域制御機構を使ってピーク帯域制御を行うケースを考えており、保証帯域制御情報はaTPについてはAssuredモードを保持し、zTPは保証帯域に関する制御対象ではないのでnoneを保持するとともに、ピーク帯域制御情報はaTPについてはピーク帯域に関する制御対象でないのでfalseを保持し、zTPは制御対象となるのでtrueを保持している。
【0043】
図9の例において、コネクション111とコネクション112から構成されるトレイル120について説明する。保証帯域制御情報は、コネクション111,112の双方においてAssuredモードであるので、それらを結合させたトレイル120の保証帯域制御情報はAssuredモードとなる。また。コネクション111,112ではピーク帯域制御情報はtrueであるので、トレイル120としてもピーク帯域制御が可能であり、トレイル120のピーク帯域制御情報はtrueとなる。
【0044】
また、図9に示すように、サービス品質クラスは、トレイルとリンクにおいて保持する。トレイルにおいて保持されるサービス品質クラスは、回線に対する遅延要求、すなわち低遅延クラスか、通常遅延クラスかを表す。また、リンクにおいては、物理的な利用可能帯域値を可能的に分けて、サービス品質クラスごとに利用可能帯域値を管理するために保持する。これは、サービス品質クラスごとにリンクに対する帯域の収容判定を行うために用いる。利用可能帯域値は、保証帯域として利用可能な帯域値とピーク帯域として利用可能な帯域値からなる。
【0045】
コネクションの終端点は、ネットワークエレメントのネットワークインタフェースにおける論理的なポートに対応し、ネットワーク帯域制御を行う際の制御対象を指定するための情報として利用する。ネットワークエレメントに対して帯域制御に関する制御対象を指定するためには、ネットワーク(回線)を識別するためのONU番号、論理ポート番号、VLAN−ID、IEEE802.1pプライオリティ値、VP識別子、VC識別子などのネットワーク識別情報が必要となる。エレメント管理レイヤにおいては、各ネットワークエレメントにおいてネットワーク(回線)を識別するためのネットワーク識別情報を終端点情報として管理する。終端点情報はその階層構造に注目してディレクトリサービスを用いて保持する。
【0046】
図10を参照して、終端点情報のディレクトリ構成について説明する。図10の例では、ビルを表すエントリはネットワークエレメントを表すエントリを配下に持っている。これは、ビルに収容されるネットワークエレメントに対応している。ディレクトリ構成は設備管理のポリシーにあわせて定義する。ネットワークエレメントを表すエントリの配下のディレクトリ構成は、そのネットワークエレメントがサポートする通信方式に応じて定義する。
【0047】
例えば、B−PONでは、ネットワークエレメントであるOLTは1つ以上のPON−IF(PONインタフェース)を実装し、PON−IFの配下には1つ以上のONUが接続される。エレメント管理レイヤにおいて、B−PONに関する終端点情報はこの階層構造をディレクトリ構成として定義することで保持することが可能である。図10の具体例に示すとおり、B−PONのOLTを表すエントリは1つ以上のPON−IFエントリを子エントリとして持ち、PON−IFエントリは1つ以上のONUエントリを子エントリとしてもつ。GE−PONでは、B−PONの階層構造に加えて、ONUエントリの配下に論理ポートを表すエントリをもつ。
【0048】
また例えば、Ethernetのレイヤ2スイッチについては、その配下に物理ポートを表すエントリを持ち、物理ポートエントリの配下にはトラフィックを識別するためのフィルタ条件に用いるVLAN−IDやIEEE802.1pプライオリティ値などのネットワーク識別情報を表すエントリを持つ。
【0049】
また例えば、ATMでは、ATMスイッチを表すエントリは物理ポートを表すエントリを配下に持つ。VPをスイッチングするATMスイッチの場合には物理ポートエントリの配下にVP識別子を表すエントリを持ち、VCをスイッチングするATMスイッチの場合には加えてVP識別子を表すエントリの配下にVC識別子を表すエントリを持つ。
【0050】
ディレクトリ内の各エントリを識別するRDN(相対識別名)には、論理的な識別情報である論理名を値として保持する。各エントリに対応するネットワーク(回線)を識別するネットワーク識別情報(PON−IF番号、ONU番号、物理ボート番号、VLAN−IDなど)は、RDNとは別の属性値として保持する。これにより、ビル名やNE名などの変更がディレクトリの運用中にある場合でも、対応するエントリのネットワーク識別情報を保持する属性値のみを変更すればよく、他の管理情報にはその変更の影響は波及しない。つまり、運用中における終端点情報の変更がディレクトリ内に閉じて可能であり、柔軟に対応することができる。
【0051】
ネットワーク管理レイヤにおいて、コネクションは2つの終端点情報(aTPとzTP)を保持する。コネクションの終端点情報を保持する手段に関して、図11を参照して説明する。aTP,zTPの値には、論理的に終端点を識別するための情報(論理識別情報)として論理終端点名を保持する。エレメント管理レイヤでは、論理終端点名をディレクトリのエントリを一意に識別するためのDN(識別名)に変換する手段をもつ。DNは一連のRDNにより構成される。例えば、図12に示す変換テーブルを利用して、ネットワーク管理レイヤにおいて保持される論理終端点名をディレクトリのDNに変換する。これにより、ディレクトリの構成が運用中に変更される場合でも、その影響が波及する範囲をエレメント管理レイヤに閉じることができ、エレメント管理レイヤとネットワーク管理レイヤの独立性を保っことができる。
【0052】
ネットワーク帯域制御を実行する際には、ネットワーク管理レイヤからネットワーク帯域制御の制御対象を表す論理終端点名がエレメント管理レイヤに流通し、エレメント管理レイヤではその論理終端点名をディレクトリ内の識別名であるDNに変換する。さらに、DNを構成する各RDNに対応するエントリの属性値からネットワーク識別情報を取得し、これらを組み合わせてネットワークエレメントに対する帯域制御要求における制御対象を表すパラメータとして利用する。
【0053】
具体的な一例として、B−PONのOLTに対して帯域制御を実行する場合について説明する。B−PONにおいて、帯域制御はONU単位に実行される。ネットワーク管理レイヤでは、ONUに対応する論理終端点名をPON区間のコネクションの終端点として保持する。エレメント管理レイヤでは、ディレクトリを用いて、ONUを指定するためのネットワーク識別情報であるビル名、ネットワークエレメント名、PON−IF番号、ONU番号を各エントリに属性値として保持する。ネットワーク管理レイヤから流通した論理終端点名は、対応するONUのエントリを表すDNに変換をする。このDNを利用してONUのエントリとその上位にある各エントリから、ビル名、ネットワークエレメント名、PON−IF番号、ONU番号を取得する。ビル名、ネットワークエレメント名は制御対象となるネットワークエレメントを指定するために利用し、PON−IF番号、ONU番号はネットワークエレメントにおける制御対象を指定するために利用する。
【0054】
次に、アクセスネットワークOSS50が管理対象のネットワークにおけるトレイルに対して保証帯域に関するネットワーク帯域制御を実行するための方法について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。
【0055】
アクセスネットワークOSS50は、まず、ネットワーク管理者若しくは上位のサービスOSS70から、ネットワーク帯域制御要求を受信する(ステップS1−1)。次に、指定されたトレイルの保証帯域制御情報を参照し、保証帯域に関する帯域制御が可能であるかを判断する(ステップS1−2)。このとき、保証帯域制御情報がnoneでなければ、次のステップに進む。次に、指定されたトレイルの保証帯域値とピーク帯域値を比較し収容判定を行う(ステップS1−3)。このとき、保証帯域値がピーク帯域値以下であれば次のステップに進む。次に、指定されたトレイルのサービス品質クラスを取得する(ステップS1−4)。次に、指定されたトレイルが通過するリンク毎に、指定されたトレイルのサービス品質クラスの利用可能帯域値と、そのリンクが収容するトレイルのうち、指定されたトレイルと同じサービス品質クラスの全トレイル(指定されたトレイルを含む)の保証帯域値の和を比較し、収容判定を行う(ステップS1−5)。さらに、指定されたトレイルを構成するコネクションを取得し(ステップS1−6)、各コネクションの終端点単位に保持されている保証帯域制御情報を参照する(ステップS1−7)。そして、各終端点に関する保証帯域制御情報からネットワーク帯域制御の制御対象となる終端点を決定し(ステップS1−8)、制御対象となる終端点の論理終端点名とその終端点に対して保持されているエレメント制御情報であるエレメント制御タイプを取得する(ステップS1−9)。このとき、保証帯域制御情報がnoneでない終端点を制御対象として判断する。次に、論理終端点名とエレメント制御情報から構成されるエレメント制御要求メッセージを作成する(ステップS1−10)。
【0056】
ここで、エレメント制御要求メッセージについて、図14を参照して説明する。エレメント制御要求メッセージは、ステップS1−8において決定した制御対象の単位に作成する。エレメント制御要求メッセージの論理終端点名には、ステップS1−9で取得した論理終端点名を書き込む。エレメント制御情報の構成要素であるエレメント制御タイプには、ステップS1−9で取得したエレメント制御タイプを書き込む。エレメント制御情報のもう1つの構成要素であるエレメント制御パラメータには、帯域値、サービス品質クラスを書き込む。帯域値に関しては、エレメント制御タイプがタイプAの場合には最低帯域値、エレメント制御タイプがタイプBの場合には最大帯域値、エレメント制御タイプがタイプCの場合には最低帯域値と最大帯域値を書き込む。また、サービス品質クラスに関しては、ステップS1−4において取得したサービス品質クラスを書き込む。
【0057】
再び図13を参照してネットワーク帯域制御について説明する。アクセスネットワークOSS50は、ステップS1−10にて作成したエレメント制御要求メッセージを基づいてエレメント管理レイヤにて処理を行う。まず、エレメント制御要求メッセージに含まれる論理終端点名を図12に示す変換テーブルを用いてディレクトリのDNに変換し、各階層のエントリからネットワーク識別情報を取得する(ステップS1−11)。このとき、ネットワーク識別情報から、制御対象となるネットワークエレメントとネットワークエレメントのネットワークインタフェースにおける制御対象となるネットワーク(回線)を識別する情報を決定する。さらに、エレメント制御要求メッセージに含まれるエレメント制御情報から制御対象となるネットワークエレメントの帯域制御機構を決定する(ステップS1−12)。帯域制御機構は、エレメント制御情報に含まれるエレメント制御タイプから図6に示す対応表を参照して決定する。また、図6に示す対応表から、その帯域制御機構を制御するためのエレメント制御メッセージテンプレートを取得する。そして、ステップS1−11において取得したネットワーク識別情報とステップS1−12において決定した帯域制御機構に基づいてネットワークエレメントに要求するエレメント制御メッセージを決定する(ステップS1−13)。エレメント制御メッセージは、エレメント制御メッセージテンプレートを用いて、ネットワークエレメントの具備する帯域制御機構、ネットワークエレメントを制御するための管理プロトコル、管理情報に応じて作成される。最後に、ステップS1−13において作成したエレメント制御メッセージを用いて、ネットワークエレメントを制御する(ステップS1−14)。
【0058】
次に、アクセスネットワークOSS50が管理対象のネットワークにおけるトレイルに対してピーク帯域に関するネットワーク帯域制御を実行するための方法について、図15に示すフローチャートを参照して説明する。
【0059】
アクセスネットワークOSS50は、まず、ネットワーク管理者若しくは上位のサービスOSS70から、ネットワーク帯域制御要求を受信する(ステップS2−1)。次に、指定されたトレイルのピーク帯域制御情報を参照し、ピーク帯域に関する帯域制御が可能であるかを判断する(ステップS2−2)。このとき、ピーク帯域制御情報がtrueであれば、次のステップに進む。次に、指定されたトレイルのピーク帯域値と保証帯域値を比較し収容判定を行う(ステップS2−3)。このとき、ピーク帯域値が保証帯域値以上であれば、次のステップに進む。次に、指定されたトレイルのサービス品質クラスを取得する(ステップS2−4)。指定されたトレイルが通過するリンク毎に、指定されたトレイルのサービス品質クラスの利用可能帯域値と、指定されたトレイルのピーク帯域値を比較し、収容判定を行う(ステップS2−5)。さらに、指定されたトレイルを構成するコネクションを取得し(ステップS2−6)、各コネクションの終端点単位に保持されているピーク帯域制御情報を参照する(ステップS2−7)。そして、各終端点に関するピーク帯域制御情報からネットワーク帯域制御の制御対象となる終端点を決定し(ステップS2−8)、制御対象となる終端点の論理終端点名とその終端点に対して保持されているエレメント制御情報であるエレメント制御タイプを取得する(ステップS2−9)。このとき、ピーク帯域制御情報がnoneでない終端点を制御対象として判断する。次に、論理終端点名とエレメント制御情報から構成されるエレメント制御要求メッセージを作成する(ステップS2−10)。エレメント制御要求メッセージは、ステップS2−8において決定した制御対象の単位に作成する。エレメント制御要求メッセージの論理終端点名には、ステップS2−9で取得した論理終端点名を書き込む。エレメント制御情報の構成要素であるエレメント制御タイプには、ステップS2−9で取得したエレメント制御タイプを書き込む。エレメント制御情報のもう1つの構成要素であるエレメント制御パラメータには、帯域値、サービス品質クラスを書き込む。また、サービス品質クラスに関しては、ステップS2−4において取得したサービス品質クラスを書き込む。
【0060】
次に、ステップS2−10にて作成したエレメント制御要求メッセージを基づいてエレメント管理レイヤにて処理を行う。まず、エレメント制御要求メッセージに含まれる論理終端点名を図12に示す変換テーブルを用いてディレクトリのDNに変換し、各階層のエントリからネットワーク識別情報を取得する(ステップS2−11)。このとき、ネットワーク識別情報から、制御対象となるネットワークエレメントとネットワークエレメントのネットワークインタフェースにおける制御対象となるネットワーク(回線)を識別する情報を決定する。さらに、エレメント制御要求メッセージに含まれるエレメント制御情報から制御対象となるネットワークエレメントの帯域制御機構を決定する(ステップS2−12)。帯域制御機構は、エレメント制御情報に含まれるエレメント制御タイプから図6に示す対応表を参照して決定する。また、図6に示す対応表から、その帯域制御機構を制御するためのエレメント制御メッセージテンプレートを取得する。そして、ステップS2−11において取得したネットワーク識別情報とステップS2−12において決定した帯域制御機構に基づいてネットワークエレメントに要求するエレメント制御メッセージを決定する(ステップS2−13)。エレメント制御メッセージは、エレメント制御メッセージテンプレートを用いて、ネットワークエレメントの具備する帯域制御機構、ネットワークエレメントを制御するための管理プロトコル、管理情報に応じて作成される。最後に、ステップS2−13において作成したエレメント制御メッセージを用いて、ネットワークエレメントを制御する(ステップS2−14)。
【0061】
このようなシステムにおいて、ネットワーク管理システムが新たなネットワークエレメントをサポートする場合には、そのネットワークエレメントが具備する帯域制御機構をエレメント制御タイプに対応付ける。また、ネットワークエレメントに対応付けたエレメント制御タイプに基づいて保証帯域制御情報、ピーク帯域制御情報を決定するとともに、制御対象となる終端点を決定する。
【0062】
具体例として、MPLS(Multi−Protocol Label Switching)をサポートする場合について説明する。MPLSでは、RSVP−TE(Resource Reservation Protocol −Traffic Engineering)やCR−LDP(Constraint−based Routing − Label Distribution Protocol)をシグナリングプロトコルとして用いた帯域制御機能を有している。MPLSのネットワークエレメントであるLSR(Label Switch Router)については、具体的な帯域制御機構としてRate−limitingによる最大帯域制御機構やGFRをベースとした最低帯域制御機構が検討されている。また、サービス品質クラスに関しては、Diffserv−aware Traffic EngineeringやDifrserv over MPLSをサポートするために、CoSキューの実装が検討されている。
【0063】
MPLSのネットワークでは、ネットワーク帯域制御は明示的ルートが指定されたLSP(Label Switch Path)単位に実行され、RSVP−TE若しくはCR−LDPのシグナリングプロトコルを用いて帯域制御パラメータを明示的ルートに沿った複数のネットワークエレメントに設定することで実現する。帯域制御パラメータには、最大帯域値若しくは最低帯域値に相当する帯域値、サービス品質クラスが含まれる。図16に示すネットワークを例にして、MPLSにおけるネットワーク帯域制御について説明する。図16に示すネットワークは、LSRを表すネットワークエレメント201〜204とそれらを結ぶ物理リンク211〜214から構成される。ネットワークエレメント201→202→204を通過するLSP221を対象にしてネットワーク帯域制御を行う場合には、ネットワークエレメント202,204の入力ポートに設定されるIPアドレスの順列により表現される明示的ルートを制御対象として、エッジLSRであるネットワークエレメント201に対してRSVP−TE若しくはCR−LDPの設定を行う。このとき、ネットワークエレメント201から帯域制御パラメータを含むシグナリングメッセージが発行され、ネットワークエレメント202,204に対して帯域制御に関する設定が行われる。エッジLSRでは、明示的ルートは明示的ルート識別子を用いて識別される。
【0064】
図17に示すとおり、LSRがRate−limitingによる最大帯域制御機構を具備する場合にはエレメント制御タイプはタイプBとなり、GFRをベースとした最低帯域制御機構を具備する場合にはタイプAとなり、Rate−limitingによる最大帯域制御機構とGFRをベースとした最低帯域制御機構の両方を具備する場合にはタイプCとなる。サービス品質クラスは、Diffserv−aware Traffic EngineeringやDiffserv over MPLSをサポートするために実装されたCoSキューに対応づけられる。また、ネットワーク帯域制御の制御対象となるネットワークエレメントはエッジLSRとなる。エレメント管理レイヤにおける終端点を保持するディレクトリでは、ネットワークエレメントの配下に物理ポートを定義し、物理ポートの配下に明示的ルート識別子を保持するエントリを定義する。さらに、明示的ルート識別子を保持するエントリに対応する終端点を制御対象として定義し、LSP単位の帯域制御を行う。ネットワーク帯域制御が要求された場合には、図13、図15にて示すネットワーク帯域制御方法を用いてネットワーク帯域制御を行う。
【0065】
このように本実施の形態にかかるネットワーク帯域制御によれば、様々な通信方式、帯域制御機構を具備したネットワークエレメントについて、統一されたネットワーク帯域制御方法を用いて制御可能であるので、新たな通信方式のネットワークに対応する際のネットワーク管理システムの開発、構築を迅速に行うことが可能となるとともに、システム開発、構築に関わるコストを抑制することが可能となる。
【0066】
以上本発明の一実施の形態について説明したいが、本発明はこれに限定されるものではなない。例えば、上記実施の形態では、コアネットワーク及びアクセスネットワークからなるネットワーク環境において、アクセスネットワークを対象とした帯域管理を行っていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、あらゆるネットワーク環境に適用可能である。
【0067】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、様々な通信方式、帯域制御機構を具備したネットワークエレメントについて、統一されたネットワーク帯域制御方法を用いて制御可能であるので、新たな通信方式のネットワークに対応する際のネットワーク管理システムの開発、構築を迅速に行うことが可能となるとともに、システム開発、構築に関わるコストを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における用語を説明する図
【図2】ネットワーク帯域制御システムのシステム構成図
【図3】エレメント制御情報の一例を説明する図
【図4】エレメント制御情報と帯域制御機構の対応関係の一例を説明する図
【図5】サービス品質クラスの定義について説明する図
【図6】ネットワークエレメント種別とエレメント制御タイプの対応表の一例を説明する図
【図7】保証帯域制御情報の一例を説明する図
【図8】ピーク帯域制御情報の一例を説明する図
【図9】ネットワーク管理レイヤにおける保証帯域制御情報,ピーク帯域制御情報,サービス品質クラスに関する概念図
【図10】エレメント管理レイヤにおける終端点情報のディレクトリ構成の一例を説明する図
【図11】ネットワーク管理レイヤとエレメント管理レイヤにおける終端点情報の関係を説明する図
【図12】論理終端点名とディレクトリの識別名の変換テーブルを説明する図
【図13】保証帯域に関するネットワーク帯域制御の方法を説明するフローチャート
【図14】エレメント制御要求メッセージの一例を説明する図
【図15】ピーク帯域に関するネットワーク帯域制御の方法を説明するフローチャート
【図16】MPLSについて説明する図
【図17】MPLSに適用した場合のエレメント制御情報と帯域制御機構の対応関係の一例を説明する図
【図18】ATMネットワークについて説明する図
【図19】PONについて説明する図
【図20】Ethernet,IPネットワークについて説明図
【符号の説明】
10…ユーザ端末、20…アクセスネットワーク、30…サーバ、40…コアネットワーク、41,42…エッジルータ、50…アクセスネットワークOSS、60…コアネットワークOSS、70…サービスOSS、101〜103…ネットワークエレメント、111〜112…コネクション、120…トレイル
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bandwidth control technique in a network management system for a network composed of various communication methods and bandwidth control mechanisms.
[0002]
[Prior art]
The network is composed of network elements having various communication methods such as ATM (Asynchronous Transfer Mode), PON (Passive Optical Network), Ethernet (registered trademark), and IP (Internet Protocol). A network service is provided by combining these network elements.
[0003]
These network elements are provided with a bandwidth control mechanism corresponding to each communication method for the purpose of guaranteeing network QoS (Quality of Service). Hereinafter, the bandwidth control mechanism in each communication method will be described.
[0004]
ATM has a maximum bandwidth control mechanism that controls PCR (Peak Cell Rate) by a bandwidth control algorithm represented by a leaky bucket, and a minimum bandwidth control mechanism that controls MCR (Minimum Cell Rate). In addition, in ATM, in order to support various types of traffic, service categories of CBR (Constant Bit Rate), UBR (Unspecified Bit Rate), VBR (Variable Bit Rate), and GFR (Guaranteed Bit Rate) are defined. . Corresponding QoS requirements are defined for each service category. Specifically, CBR supports low-delay traffic and guarantees the peak rate of PCR. UBR supports best effort traffic with no delay guarantee, and sets a peak rate PCR as a bandwidth control parameter. In VBR, SCR (Sustainable Cell Rate) that is an average rate is guaranteed and PCR that is a peak rate is controlled to enable support of real-time traffic with low delay. In the GFR, the MCR that is the lowest rate is guaranteed and the PCR that is the peak rate is controlled to support traffic with less severe delay requirements.
[0005]
The PON has a minimum bandwidth control mechanism and a maximum bandwidth control mechanism by a DBA (Dynamic Bandwidth Allocation) algorithm. In B-PON (Broadband-PON), three types of bandwidth parameters, Fixed Bandwidth, Assured Bandwidth, and Maximum Bandwidth can be set by DBA. Fixed Bandwidth represents a band that is fixedly allocated, and is used to guarantee the band for low-latency traffic. The Assured Bandwidth is used to guarantee a minimum bandwidth of traffic that is not strict to delay. Maximum Bandwidth is used to set the maximum bandwidth. In GE-PON (Gigabit Ethernet-PON), the maximum bandwidth and the minimum bandwidth can be controlled by the DBA, and a service class corresponding to the delay requirements of the low delay service class and the normal delay service class can be set.
[0006]
In Ethernet and IP, the maximum bandwidth control mechanism by rate-limiting using bandwidth control algorithms typified by token bucket algorithms, and the minimum bandwidth control by scheduling algorithms typified by weighted fair queuing (WFQ) and WRR (weighted round robin). It has a mechanism. A priority queue for performing priority control based on CoS (Class of Service) is provided.
[0007]
A conventional network management system is individually constructed for each network composed of network elements of each communication method, and performs management and control for each network independently. The network management system has a network bandwidth control function, and supports the operation of network resources in each network by managing and controlling the bandwidth control function of each network element. Usually, in a network management system, network bandwidth control is executed on a logical path basis.
[0008]
In ATM, network bandwidth control is executed for each VP (Virtual Path) line or VC (Virtual Channel) line, and the VP connection in the network element through which the VP line and the VC line pass, and the termination point of the VC connection are control of the network bandwidth control. It becomes a target. The end point is described by a VP identifier and a VC identifier.
[0009]
The network bandwidth control in ATM will be described using the network shown in FIG. 18 as an example. The network shown in FIG. 18 includes network elements 301 to 303 representing VP switches or VC switches and physical links 311 and 312 connecting them. The VP lines or VC lines 321 and 322 are composed of VP connections or VC connections 351 to 362 terminated at termination points 331 to 344 in the network element. Network bandwidth control for a VP line or VC line is realized by the network management system setting a traffic descriptor (bandwidth control parameter) including the ATM service category, maximum bandwidth value, and minimum bandwidth value for each connection termination point. . For example, in the network bandwidth control for the line 321, traffic descriptors are set at the termination points 331 to 334.
[0010]
In PON, which is an access network communication method, network bandwidth control is executed for each access line. In B-PON, an ONU (Optical Network Unit), which is a network element installed as a subscriber side device, is a control unit. In GE-PON, a logical port provided in the ONU is a control unit.
[0011]
The network bandwidth control in the PON will be described using the network shown in FIG. 19 as an example. The network shown in FIG. 19 includes an OLT (Opical Line Terminal) 401 that is a station side device, ONUs 411 to 413 that are subscriber side devices, a splitter 421 that splits light, and physical links 431 to 434 that connect them. An access line exists in units of ONUs or logical units of ONUs. Network bandwidth control for the access line is realized by the network management system setting bandwidth control parameters for the OLT. In B-PON, DBA parameters including Fixed Bandwidth, Assured Bandwidth, and Maximum Bandwidth are set for each ONU. The GE-PON is realized by setting the DBA parameters including the maximum bandwidth value and the minimum bandwidth value and the service class for each logical boat of the ONU.
[0012]
In an Ethernet or IP network, network bandwidth control sets a combination of a physical port, layer 2 identification information, and layer 3 identification information as a filter condition in a network element (layer 2 switch, layer 3 switch, router, etc.) This is realized by specifying a bandwidth control parameter in the unit in which traffic is identified by the filter condition. Layer 2 network identification information uses VLAN-ID (Virtual Local Area Network-Identifier), IEEE 802.1p priority value, etc., and layer 3 network identification information includes a source IP address, a destination IP address, and a source A port number, a destination port number, a protocol type, a DSCP (Diffserv Code Point) value, a ToS (Type of Service) value, and the like are used.
[0013]
The bandwidth control in the Ethernet or IP network will be described by taking the network shown in FIG. 20 as an example. The network shown in FIG. 20 includes network elements 501 to 503 representing layer 2 switches, layer 3 switches, routers, and the like, and physical links 511 to 512 connecting them. Network bandwidth control for logically identified traffic units is realized by setting network elements 501 to 503 with filter conditions for identifying traffic, a bandwidth control mechanism and bandwidth control parameters corresponding to the filter conditions for the network management system to identify traffic. The bandwidth control parameter is the traffic flow value and burst size corresponding to the maximum bandwidth value when using the maximum bandwidth control mechanism based on Rate-Limiting, and corresponds to the minimum bandwidth when using the minimum bandwidth control mechanism based on WFQ or WRR. Set the queue output weight value or the number of withdrawal rights.
[0014]
The above-described bandwidth control mechanisms of the respective communication methods are very similar in function although the corresponding bandwidth control algorithms are different. Therefore, an individually constructed network management system has a similar network bandwidth control function.
[0015]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-84349
[Patent Document 2]
JP 2002-305538 A
[Patent Document 3]
JP 2000-253053 A
[Non-Patent Document 1]
"Development of ATM Network Integrated Management System (ANIMA)", NTT R & D May 1999 (Vol.48 No.5)
[Non-Patent Document 2]
“Examination of Access NW-OSS in Quality Control”, TM2001-97, pp. 61-66, Mar. 2002
[0016]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the conventional network management system is individually constructed for each communication method without performing unified network bandwidth control. Therefore, when a communication method is added or when a new network management system is constructed. There was a problem of increasing the cost of system construction.
[0017]
The object of the present invention is to realize network bandwidth control in a network management system that manages networks consisting of various communication methods without depending on the communication method of the managed network and without being aware of the difference in the communication method. It is an object of the present invention to provide a common network bandwidth control apparatus and method that can be used.
[0018]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the present application, the element management layer uses a directory to store and hold termination point information and element control information that abstracts the bandwidth control mechanism of the network element. A communication method for a managed network by storing and holding guaranteed bandwidth control information, peak bandwidth control information, and service quality class information that abstract the guarantee mechanism, and controlling the network using these abstracted control information. It is characterized in that the network bandwidth control is executed without depending on.
[0022]
More specifically, in claim 1, In response to a control request related to the guaranteed bandwidth of a line (trail) from an administrator or a host device In contrast, the network bandwidth controller In a network bandwidth control method for controlling a network element in a managed network, A line (trail) in a managed network consists of one or more connections separated by network elements, The network bandwidth controller is As management information in the element management layer, means for storing element control information abstracting the bandwidth control mechanism of each network element in units of connection termination points, and as management information in the network management layer, determined based on the element control information Means for storing guaranteed bandwidth control information, which is an abstraction of a guaranteed bandwidth guarantee mechanism, in connection end point units and trail units, and connecting peak bandwidth control information determined based on the element control information and the guaranteed bandwidth control information Means for storing each terminal point and trail unit, means for storing service quality class information in trail units in combination with the guaranteed bandwidth control information, and usable bandwidth for each service quality class in the link accommodating the connection Remember the value And means for storing logical termination point names as termination point information of the connections constituting the trail as management information in the network management layer, and network elements, physical ports, logical ports, etc. as management information in the element management layer Means for storing end point information constituted by identification information in a hierarchical structure of a directory, and using a logical name as a relative identification name representing an entry of each layer constituting the directory, and the end point as an attribute of an entry of each layer Means for storing network identification information of the hierarchy constituting the information, and means for converting from the logical termination point name to the directory identification name holding the termination point information, Determining whether or not the guaranteed bandwidth control related to the control request is possible with reference to the guaranteed bandwidth control information stored in the storage means for the trail specified in the control request; and the guaranteed bandwidth control is possible. In some cases, with reference to the guaranteed bandwidth control information stored in units of termination points of the connection constituting the trail, the termination point to be controlled by the control request is determined from the guaranteed bandwidth control information, Acquiring the logical termination point name of the termination point and the element control information from the storage means, creating an element control request message using the determined logical termination point name and element control information, and the conversion means The logical termination point name included in the element control request message is converted into a directory identification name, and a network representing the control target is converted. Obtaining the network identification information from the storage means, determining the bandwidth control mechanism from the element control information, and determining an element control message to be requested to each network element from the network identification information and the bandwidth control mechanism. And a step of controlling a network element using the element control message.
[0023]
In claim 2, For control requests related to the peak bandwidth of the line (trail) from the administrator or the host device Network bandwidth control device In a network bandwidth control method for controlling a network element in a managed network, A line (trail) in a managed network consists of one or more connections separated by network elements, The network bandwidth controller is As management information in the element management layer, means for storing element control information abstracting the bandwidth control mechanism of each network element in units of connection termination points, and as management information in the network management layer, determined based on the element control information Means for storing guaranteed bandwidth control information, which is an abstraction of a guaranteed bandwidth guarantee mechanism, in connection end point units and trail units, and connecting peak bandwidth control information determined based on the element control information and the guaranteed bandwidth control information Means for storing each terminal point and trail unit, means for storing service quality class information in trail units in combination with the guaranteed bandwidth control information, and usable bandwidth for each service quality class in the link accommodating the connection Remember the value And means for storing logical termination point names as termination point information of the connections constituting the trail as management information in the network management layer, and network elements, physical ports, logical ports, etc. as management information in the element management layer Means for storing end point information constituted by identification information in a hierarchical structure of a directory, and using a logical name as a relative identification name representing an entry of each layer constituting the directory, and the end point as an attribute of an entry of each layer Means for storing network identification information of the hierarchy constituting the information, and means for converting from the logical termination point name to the directory identification name holding the termination point information, For the trail specified in the control request, referring to the peak bandwidth control information stored in the storage means to determine whether the peak bandwidth control related to the control request is possible; and the peak bandwidth control is possible. In some cases, with reference to the peak bandwidth control information stored in the termination point unit of the connection constituting the trail, the termination point to be controlled by the control request is determined from the peak bandwidth control information, and Acquiring the logical termination point name of the termination point and the element control information from the storage means, creating an element control request message using the determined logical termination point name and element control information, and the conversion means The logical termination point name included in the element control request message is converted into a directory identification name, and the control target is displayed. Obtaining network identification information from storage means; determining the bandwidth control mechanism from the element control information; and determining an element control message to be requested to each network element from the network identification information and the bandwidth control mechanism. And a step of controlling a network element using the element control message.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A network bandwidth control system according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0025]
First, terms used in the present invention will be described with reference to FIG. In the present invention, as shown in FIG. 1, a communication device such as a transmission device, a router, or a switch is called a network element, and a physical medium that connects the network elements is called a link. Further, a logical connection between network elements is called a connection, and a line composed of a series of connections is called a trail. In addition, in FIG. 1, aTP and zTP are termination points (Termination Point).
[0026]
FIG. 2 is a system configuration diagram illustrating the entire network bandwidth control system according to the present embodiment. As shown in FIG. 2, this system has a form in which an access network 20 that accommodates user terminals 10 and a core network 40 that accommodates a server 30 that provides services are connected. The server 30 and the core network 40 are connected via an edge router 41, and the core network 40 and the access network 20 are connected via an edge router 42. Although omitted in FIG. 2, the access network 20 and the core network 40 are composed of various network elements and physical links.
[0027]
Each network element in the access network 20 and the core network 40 is subjected to various control management such as bandwidth control by a communication control device called an operation support system (OSS). The OSS includes an access network OSS 50 that manages and controls the access network 20, a core network OSS 60 that manages and controls the core network 40, and a service OSS 70 that manages and controls the OSSs 50 and 60.
[0028]
In the access network 20, various communication systems such as ATM, PON, Ethernet, and IP are mixed. The present invention provides unified network bandwidth control in a network environment where such communication methods coexist. In this embodiment, a case where the present invention is applied to an access network OSS 50 that performs bandwidth control of the access network 20 will be described as an example.
[0029]
The access network OSS 50 performs bandwidth control by controlling network elements in the access network 20 in accordance with instructions from the service OSS 70 that is an administrator or a host device, and is used by the bandwidth control unit and the bandwidth control unit. A database (both not shown) for storing various information. Various information stored in the database and the operation of the bandwidth controller will be described in detail below.
[0030]
First, element control information will be described with reference to FIG. The element control information is defined by abstracting the bandwidth control mechanism included in the network element. That is, as shown in FIG.
Type A: Type that can control only the lowest bandwidth
Type B: Only the maximum bandwidth can be controlled
Type C: Type that can control both maximum bandwidth and minimum bandwidth
Can be classified into three element control types.
[0031]
The element control information is composed of an element control type and an element control parameter. The element control parameter is configured by a band value (maximum band, minimum band) and a service quality class. FIG. 4 shows the correspondence between the bandwidth control mechanism provided in the network element and the element control information obtained by abstracting the bandwidth control mechanism. Type A has minimum bandwidth and service quality class as element control parameters, Type B has maximum bandwidth and service quality class as element control parameters, and Type C has maximum bandwidth, minimum bandwidth, and service quality class as element control parameters. . Quality of service classes are defined on demand for delays. For example, as shown in FIG. 5, two classes, a low delay class and a normal delay class, can be defined. If the delay request is more detailed, it can be handled by defining a subclass of the low delay class.
[0032]
As shown in FIG. 4, the element control parameters are associated with the parameters of the bandwidth control mechanism provided in the network element of each communication method according to the element control type. A specific example will be described below with reference to FIG.
[0033]
For example, in the case of a layer 2 switch equipped with WRR or WFQ, only the lowest band can be controlled, so the element control type is type A. The minimum bandwidth value, which is an element control parameter, is converted into a WRR or WFQ queue output weight value (number of withdrawal rights). Considering the case where the physical speed of the output interface of the layer 2 switch is 100 Mbps and the total number of withdrawal rights is 100, the allocation of the number of rights corresponds to the minimum bandwidth of 1 Mbps. Therefore, when the minimum bandwidth of 6 Mbps is set, the number of 6 rights (weight value of 6/100) is assigned. When the minimum bandwidth of 6.5 Mbps is set, correction such as rounding up is necessary based on the bandwidth setting granularity (1 Mbps in the above example). As for the service quality class, when WRR or WFQ control is performed at the output interface, there is usually no mechanism for further priority control for the traffic to be controlled. Can be supported. If there is a scheduling mechanism that realizes a low delay for traffic subject to WRR or WFQ control, it can be handled by mapping it to a low delay class.
[0034]
Further, for example, in the case of a layer 2 switch equipped with rate-limiting, only the maximum bandwidth can be controlled, so the element control type is type B. The maximum bandwidth value, which is an element control parameter, is converted into a traffic flow value (commited rate), which is a rate-limiting setting parameter. The burst size for controlling the burst of traffic, which is another setting parameter of Rate-limiting, can be dealt with by setting a burst value corresponding to the maximum bandwidth value. Further, the service quality class is associated with a priority queue that supports CoS. In the case of the low delay class, association is performed with the highest priority queue having the highest priority in the priority control. When subclasses of the low delay class exist, the priority queues are associated in order according to their priorities. In the case of the normal delay class, it is associated with the priority queue of the next priority used in the low delay class.
[0035]
For example, in a PON equipped with a DBA, both the maximum bandwidth and the minimum bandwidth can be controlled, so the element control type is type C. In B-PON, the maximum bandwidth value that is an element control parameter is converted to Maximum Bandwidth that is a bandwidth parameter of DBA, and the minimum bandwidth value is converted to Fixed Bandwidth and Assured Bandwidth according to the service quality class. When the quality of service class is the low delay class, the minimum bandwidth value is converted to Fixed Bandwidth, and when the quality of service class is the normal delay class, the minimum bandwidth value is converted to Assured Bandwidth. In GE-PON, the maximum bandwidth value and the minimum bandwidth value as element control parameters are converted into the maximum bandwidth value and the minimum bandwidth value as bandwidth parameters of DBA. Regarding the service quality class, the low delay class is associated with the low delay service class defined by GE-PON, and the normal delay class is associated with the normal delay service class defined by GE-PON.
[0036]
FIG. 6 is a correspondence table between network element types and element control types included in the network elements. The correspondence table holds the relationship between the band control mechanism corresponding to each element control type and the element control message template for controlling the band control mechanism. The element control message template is a template for creating a message for controlling a network element, and is described according to the management protocol, management information, and bandwidth control mechanism supported by the network element. For example, in the case of a layer 2 switch that supports CLI (Command Line Interface) / telnet as a management protocol and rate-limiting as a bandwidth control mechanism, a command statement related to rate-limiting control and a traffic flow value (committed) that is a parameter thereof. rate) and a text message template including a part for entering a burst size is prepared. In addition, in the case of the B-PON OLT that supports SNMP (Simple Network Management Protocol) as a management protocol and DBA as a bandwidth control mechanism, it corresponds to Fixed Bandwidth, Assured Bandwidth, and Maximum Bandwidth, which are DBA parameters used in B-PON. An SNMP message template is prepared which includes an object identifier for identifying management information and a part for entering each parameter value. In the element management layer, the correspondence table shown in FIG. 6 is used to hold the relationship between the network element type of each communication method and the element control type included in the network element.
[0037]
The network management layer holds guaranteed bandwidth control information that abstracts a mechanism for performing bandwidth guarantee based on the element control information. The guaranteed bandwidth control information will be described with reference to FIG. The guaranteed bandwidth control information is composed of three modes: an Assured mode, a Policed mode, and an Assured / Policed mode. In the Assured mode, the bandwidth is guaranteed by controlling the minimum bandwidth using a network element having the element control type of type A and type C. In the Policed mode, the network element having the type B element control type is used to guarantee the bandwidth by controlling the maximum bandwidth and regulating the traffic flow rate. In the attached attached mode, a network element having a type C element control type is used to guarantee the bandwidth by controlling the minimum bandwidth and to control the flow rate of traffic by controlling the maximum bandwidth.
[0038]
Further, the network management layer holds the peak bandwidth control information together with the guaranteed bandwidth control information. The peak bandwidth control information indicates whether the peak bandwidth can be controlled independently of the guaranteed bandwidth as shown in FIG. If possible, hold “true” value, otherwise hold “false” value. Peak bandwidth control is possible with network elements having type B and type C element control types. However, when bandwidth is guaranteed using the guaranteed bandwidth control information in the policed mode and the attached-attached-polished mode, the peak bandwidth is controlled independently of the guaranteed bandwidth because the maximum bandwidth control is used. Is impossible. The peak bandwidth control information is determined based on the element control information and the guaranteed bandwidth control information. Further, the network management layer holds a service quality class in combination with guaranteed bandwidth control information in order to guarantee bandwidth and respond to a line delay request.
[0039]
With reference to FIG. 9, the guaranteed bandwidth control information, peak bandwidth control information, and service quality class holding means in the network management layer will be described. The termination point of the connection corresponds to a logical port in the network interface of the network element. In order to perform bandwidth control in units of logical ports, guaranteed bandwidth control information and peak bandwidth control information are held in units of termination points of connections constituting a trail. Furthermore, in combination with guaranteed bandwidth control information and peak bandwidth control information, element control types that support these are also stored in units of connection termination points. At the termination point in the network element where bandwidth control is impossible, the guaranteed bandwidth control information and the element control type hold the value “none”. Even when the bandwidth control is possible, if the control is not performed according to the network operation policy, the none value can be held. The guaranteed bandwidth control information and the peak bandwidth control information are also stored in units of trails as information indicating characteristics related to the bandwidth control of the trail, such as whether the bandwidth can be guaranteed or whether the peak bandwidth can be controlled.
[0040]
The guaranteed bandwidth control information held in the trail unit is determined by combining the guaranteed bandwidth control information held in the connection end point unit. As for the guaranteed bandwidth control information, except for the none value, in the case of the Asserted mode, the bandwidth guarantee of the trail is realized by the control of the minimum bandwidth, so the value in the trail that combines them is also set to the Guaranteed mode. In the case where one or more of the Policed mode and the Attached Policed mode are included, the maximum bandwidth of the trail is controlled and the traffic flow rate is regulated. Therefore, the value in the trail combining these is set to the Poiced mode. If all values are none, the guaranteed bandwidth control information for the trail is none. This indicates that bandwidth control regarding the guaranteed bandwidth is impossible for the trail.
[0041]
Regarding the peak bandwidth control information in the trail, when the guaranteed bandwidth control mode in the trail is not the Policed mode, that is, in the Assured mode, and the true value is included in the peak bandwidth control information at the termination point of the connection constituting the trail, The peak bandwidth control information in the trail is true. When the trail peak bandwidth control information is false, this indicates that bandwidth control regarding the peak bandwidth is impossible for the trail.
[0042]
In FIG. 9, as an example, the output port of the network element 101 supports a band control mechanism of element control type: type C, and the output port of the network element 102 supports a band control mechanism of element control type: type A. The case where the band control mechanism of the element control type: type B is supported at the input port of the element 103 is shown. Therefore, in connection 111, the element control type related to aTP is type C, and in connection 112, the element control type related to aTP is type A, and the element control type related to zTP is type B. Further, in connection 111, a case is considered in which the guaranteed bandwidth control is performed using the minimum bandwidth control mechanism and the peak bandwidth control is performed using the maximum bandwidth control mechanism among the functions of the element control type: type C of aTP. The guaranteed bandwidth control information related to aTP is assumed mode, and the peak bandwidth control information is true. Since zTP is not a control target, guaranteed bandwidth control information is stored as none, and peak bandwidth control information is stored as false. In connection 112, the guaranteed bandwidth control is performed using the aTP element control type: type A minimum bandwidth control mechanism, and the peak bandwidth control is performed using the zTP element control type: type B maximum bandwidth control mechanism. Since the guaranteed bandwidth control information holds the Assured mode for aTP and zTP is not controlled for the guaranteed bandwidth, it holds none, and the peak bandwidth control information is not controlled for the peak bandwidth for aTP. It holds false and zTP holds true since it becomes a control target.
[0043]
In the example of FIG. 9, a trail 120 including a connection 111 and a connection 112 will be described. Since the guaranteed bandwidth control information is in the Assured mode in both the connections 111 and 112, the guaranteed bandwidth control information of the trail 120 that combines them is in the Assured mode. Also. Since the peak bandwidth control information is true in the connections 111 and 112, the peak bandwidth can be controlled by the trail 120, and the peak bandwidth control information of the trail 120 is true.
[0044]
Further, as shown in FIG. 9, the quality of service class is held in the trail and the link. The quality of service class held in the trail represents a delay requirement for the line, that is, a low delay class or a normal delay class. Further, in the link, the physical usable bandwidth value is divided as much as possible, and retained for managing the usable bandwidth value for each service quality class. This is used to determine whether or not the bandwidth is accommodated for each link for each service quality class. The available bandwidth value includes a bandwidth value that can be used as a guaranteed bandwidth and a bandwidth value that can be used as a peak bandwidth.
[0045]
The termination point of the connection corresponds to a logical port in the network interface of the network element, and is used as information for designating a control target when performing network bandwidth control. In order to designate a control target related to bandwidth control for a network element, an ONU number for identifying a network (line), a logical port number, a VLAN-ID, an IEEE 802.1p priority value, a VP identifier, a VC identifier, etc. Network identification information is required. In the element management layer, network identification information for identifying a network (line) in each network element is managed as termination point information. The end point information is stored using a directory service by paying attention to the hierarchical structure.
[0046]
With reference to FIG. 10, the directory structure of the termination point information will be described. In the example of FIG. 10, an entry representing a building has an entry representing a network element. This corresponds to the network element housed in the building. The directory structure is defined according to the equipment management policy. The directory structure under the entry representing the network element is defined according to the communication method supported by the network element.
[0047]
For example, in B-PON, an OLT that is a network element implements one or more PON-IFs (PON interfaces), and one or more ONUs are connected under the PON-IF. In the element management layer, the end point information regarding the B-PON can be retained by defining this hierarchical structure as a directory structure. As shown in the specific example of FIG. 10, the entry representing the B-PON OLT has one or more PON-IF entries as child entries, and the PON-IF entry has one or more ONU entries as child entries. In addition to the hierarchical structure of B-PON, GE-PON has an entry representing a logical port under the ONU entry.
[0048]
In addition, for example, an Ethernet layer 2 switch has an entry representing a physical port under its subordinate, and the physical port entry has a VLAN-ID or an IEEE 802.1p priority value used as a filter condition for identifying traffic. Has an entry representing network identification information.
[0049]
Also, for example, in ATM, an entry representing an ATM switch has an entry representing a physical port. In the case of an ATM switch that switches a VP, an entry representing a VP identifier is included under the physical port entry, and in addition, in the case of an ATM switch that switches a VC, an entry representing the VC identifier is included under the entry representing the VP identifier. Have.
[0050]
The RDN (relative identification name) that identifies each entry in the directory holds a logical name that is logical identification information as a value. Network identification information (PON-IF number, ONU number, physical boat number, VLAN-ID, etc.) for identifying a network (line) corresponding to each entry is held as an attribute value different from RDN. As a result, even when a change such as a building name or NE name is in operation of the directory, only the attribute value holding the network identification information of the corresponding entry needs to be changed, and other management information is affected by the change. Does not spread. In other words, the end point information during operation can be changed in the directory and can be flexibly dealt with.
[0051]
In the network management layer, the connection holds two end point information (aTP and zTP). A means for holding connection termination point information will be described with reference to FIG. The values of aTP and zTP hold the logical end point name as information (logical identification information) for logically identifying the end point. The element management layer has means for converting the logical end point name into a DN (identification name) for uniquely identifying the directory entry. The DN is composed of a series of RDNs. For example, by using the conversion table shown in FIG. 12, the logical termination point name held in the network management layer is converted into the DN of the directory. As a result, even when the directory configuration is changed during operation, it is possible to close the range of the influence to the element management layer, and to maintain the independence of the element management layer and the network management layer.
[0052]
When executing network bandwidth control, a logical termination point name representing a control target of network bandwidth control is distributed from the network management layer to the element management layer. In the element management layer, the logical termination point name is the DN that is an identification name in the directory. Convert to Furthermore, network identification information is acquired from the attribute value of the entry corresponding to each RDN constituting the DN, and these are combined and used as a parameter representing the control target in the bandwidth control request for the network element.
[0053]
As a specific example, a case will be described in which bandwidth control is performed on a B-PON OLT. In B-PON, bandwidth control is executed in units of ONUs. In the network management layer, the logical termination point name corresponding to the ONU is held as the termination point of the connection in the PON section. In the element management layer, a building name, a network element name, a PON-IF number, and an ONU number, which are network identification information for designating an ONU, are stored as attribute values in each entry using a directory. The logical termination point name distributed from the network management layer is converted into a DN representing the corresponding ONU entry. Using this DN, a building name, a network element name, a PON-IF number, and an ONU number are acquired from the ONU entry and each of the entries above it. The building name and network element name are used for designating the network element to be controlled, and the PON-IF number and ONU number are used for designating the control target in the network element.
[0054]
Next, a method for the access network OSS 50 to execute network bandwidth control related to the guaranteed bandwidth for the trail in the network to be managed will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0055]
The access network OSS 50 first receives a network bandwidth control request from the network administrator or the upper service OSS 70 (step S1-1). Next, with reference to the guaranteed bandwidth control information of the designated trail, it is determined whether bandwidth control relating to the guaranteed bandwidth is possible (step S1-2). At this time, if the guaranteed bandwidth control information is not none, the process proceeds to the next step. Next, the guaranteed bandwidth value of the designated trail is compared with the peak bandwidth value to determine accommodation (step S1-3). At this time, if the guaranteed bandwidth value is equal to or less than the peak bandwidth value, the process proceeds to the next step. Next, the service quality class of the designated trail is acquired (step S1-4). Next, for each link that the specified trail passes, the available bandwidth value of the service quality class of the specified trail and all the trails of the same service quality class as the specified trail among the trails that the link accommodates The sum of guaranteed bandwidth values (including the designated trail) is compared to determine accommodation (step S1-5). Further, the connection constituting the designated trail is acquired (step S1-6), and the guaranteed bandwidth control information held in the terminal unit of each connection is referred to (step S1-7). Then, the termination point to be controlled by the network bandwidth control is determined from the guaranteed bandwidth control information regarding each termination point (step S1-8), and the logical termination point name of the termination point to be controlled and the termination point are retained. The element control type that is the element control information is acquired (step S1-9). At this time, a termination point whose guaranteed bandwidth control information is not none is determined as a control target. Next, an element control request message including a logical termination point name and element control information is created (step S1-10).
[0056]
Here, the element control request message will be described with reference to FIG. The element control request message is created in the control target unit determined in step S1-8. The logical termination point name acquired in step S1-9 is written in the logical termination point name of the element control request message. The element control type acquired in step S1-9 is written in the element control type that is a component of the element control information. A band value and a quality of service class are written in an element control parameter which is another component of the element control information. Regarding the band value, the minimum band value when the element control type is type A, the maximum band value when the element control type is type B, and the minimum band value and the maximum band value when the element control type is type C Write. As for the service quality class, the service quality class acquired in step S1-4 is written.
[0057]
The network bandwidth control will be described with reference to FIG. 13 again. The access network OSS 50 performs processing in the element management layer based on the element control request message created in step S1-10. First, the logical termination point name included in the element control request message is converted into a DN of the directory using the conversion table shown in FIG. 12, and network identification information is obtained from the entries in each layer (step S1-11). At this time, information for identifying the network element to be controlled and the network (line) to be controlled in the network interface of the network element are determined from the network identification information. Further, the bandwidth control mechanism of the network element to be controlled is determined from the element control information included in the element control request message (step S1-12). The bandwidth control mechanism is determined by referring to the correspondence table shown in FIG. 6 from the element control type included in the element control information. Also, an element control message template for controlling the bandwidth control mechanism is acquired from the correspondence table shown in FIG. Then, based on the network identification information acquired in step S1-11 and the bandwidth control mechanism determined in step S1-12, an element control message requested to the network element is determined (step S1-13). The element control message is created according to the bandwidth control mechanism of the network element, the management protocol for controlling the network element, and the management information using the element control message template. Finally, the network element is controlled using the element control message created in step S1-13 (step S1-14).
[0058]
Next, a method for the access network OSS 50 to execute network bandwidth control related to the peak bandwidth for the trail in the network to be managed will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0059]
The access network OSS 50 first receives a network bandwidth control request from the network administrator or the upper service OSS 70 (step S2-1). Next, with reference to the peak bandwidth control information of the designated trail, it is determined whether bandwidth control regarding the peak bandwidth is possible (step S2-2). At this time, if the peak bandwidth control information is true, the process proceeds to the next step. Next, the peak bandwidth value of the designated trail is compared with the guaranteed bandwidth value to determine accommodation (step S2-3). At this time, if the peak bandwidth value is equal to or greater than the guaranteed bandwidth value, the process proceeds to the next step. Next, the service quality class of the designated trail is acquired (step S2-4). For each link through which the designated trail passes, the available bandwidth value of the designated trail quality of service class is compared with the peak bandwidth value of the designated trail to determine accommodation (step S2-5). Furthermore, the connection which comprises the designated trail is acquired (step S2-6), and the peak band control information hold | maintained in the termination | terminus point unit of each connection is referred (step S2-7). Then, the termination point to be controlled by the network bandwidth control is determined from the peak bandwidth control information regarding each termination point (step S2-8), and the logical termination point name of the termination point to be controlled and the termination point are retained. The element control type which is the element control information is acquired (step S2-9). At this time, a termination point whose peak bandwidth control information is not none is determined as a control target. Next, an element control request message including a logical termination point name and element control information is created (step S2-10). The element control request message is created in the control target unit determined in step S2-8. The logical termination point name acquired in step S2-9 is written in the logical termination point name of the element control request message. The element control type acquired in step S2-9 is written in the element control type that is a component of the element control information. A band value and a quality of service class are written in an element control parameter which is another component of the element control information. As for the service quality class, the service quality class acquired in step S2-4 is written.
[0060]
Next, the element management layer performs processing based on the element control request message created in step S2-10. First, the logical termination point name included in the element control request message is converted into a DN of the directory using the conversion table shown in FIG. 12, and network identification information is acquired from the entries in each layer (step S2-11). At this time, information for identifying the network element to be controlled and the network (line) to be controlled in the network interface of the network element are determined from the network identification information. Further, the bandwidth control mechanism of the network element to be controlled is determined from the element control information included in the element control request message (step S2-12). The bandwidth control mechanism is determined by referring to the correspondence table shown in FIG. 6 from the element control type included in the element control information. Also, an element control message template for controlling the bandwidth control mechanism is acquired from the correspondence table shown in FIG. Then, based on the network identification information acquired in step S2-11 and the bandwidth control mechanism determined in step S2-12, an element control message requested to the network element is determined (step S2-13). The element control message is created according to the bandwidth control mechanism of the network element, the management protocol for controlling the network element, and the management information using the element control message template. Finally, the network element is controlled using the element control message created in step S2-13 (step S2-14).
[0061]
In such a system, when the network management system supports a new network element, the bandwidth control mechanism included in the network element is associated with the element control type. Further, the guaranteed bandwidth control information and the peak bandwidth control information are determined based on the element control type associated with the network element, and the termination point to be controlled is determined.
[0062]
As a specific example, a case where MPLS (Multi-Protocol Label Switching) is supported will be described. MPLS has a band control function using RSVP-TE (Resource Reservation Protocol-Traffic Engineering) or CR-LDP (Constrained-based Routing-Label Distribution Protocol) as a signaling protocol. With regard to LSR (Label Switch Router), which is an MPLS network element, a maximum bandwidth control mechanism based on rate-limitation and a minimum bandwidth control mechanism based on GFR are being studied as specific bandwidth control mechanisms. As for the service quality class, implementation of a CoS queue is being studied in order to support Diffserv-aware Traffic Engineering and Diffrover over MPLS.
[0063]
In an MPLS network, network bandwidth control is performed in units of LSP (Label Switch Path) for which an explicit route is specified, and bandwidth control parameters are set along the explicit route using a RSVP-TE or CR-LDP signaling protocol. This is achieved by setting multiple network elements. The bandwidth control parameter includes a bandwidth value corresponding to the maximum bandwidth value or the minimum bandwidth value, and a service quality class. The network bandwidth control in MPLS will be described using the network shown in FIG. 16 as an example. The network shown in FIG. 16 includes network elements 201 to 204 representing LSRs and physical links 211 to 214 connecting them. When performing network bandwidth control for the LSP 221 that passes through the network element 201 → 202 → 204, an explicit route expressed by a permutation of IP addresses set in the input ports of the network elements 202 and 204 is controlled. As described above, RSVP-TE or CR-LDP is set for the network element 201 which is the edge LSR. At this time, a signaling message including a bandwidth control parameter is issued from the network element 201, and settings relating to bandwidth control are performed for the network elements 202 and 204. In the edge LSR, explicit routes are identified using explicit route identifiers.
[0064]
As shown in FIG. 17, the element control type is type B when the LSR has a maximum bandwidth control mechanism by rate-limiting, and the element control type is type A when the minimum bandwidth control mechanism based on GFR is provided. -Type C when both the maximum bandwidth control mechanism based on limiting and the minimum bandwidth control mechanism based on GFR are provided. The quality of service class is associated with a CoS queue implemented to support Diffserv-aware Traffic Engineering and Diffserver over MPLS. Further, the network element to be controlled by the network bandwidth control is the edge LSR. In the directory holding the termination point in the element management layer, a physical port is defined under the network element, and an entry holding an explicit route identifier is defined under the physical port. Further, a termination point corresponding to an entry holding an explicit route identifier is defined as a control target, and bandwidth control is performed in units of LSPs. When network bandwidth control is requested, network bandwidth control is performed using the network bandwidth control method shown in FIGS.
[0065]
As described above, according to the network bandwidth control according to the present embodiment, network elements having various communication methods and bandwidth control mechanisms can be controlled using a unified network bandwidth control method. It is possible to quickly develop and construct a network management system when supporting a network of the system, and to suppress costs related to system development and construction.
[0066]
Although one embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to this. For example, in the above embodiment, bandwidth management was performed for the access network in the network environment including the core network and the access network. However, the present invention is not limited to this, and is applicable to any network environment. Is possible.
[0067]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, since a network element having various communication methods and bandwidth control mechanisms can be controlled using a unified network bandwidth control method, a network with a new communication method can be used. It is possible to quickly develop and construct a network management system when responding to the above, and to suppress costs associated with system development and construction.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram explaining terms in the present invention.
FIG. 2 is a system configuration diagram of a network bandwidth control system.
FIG. 3 is a diagram for explaining an example of element control information
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a correspondence relationship between element control information and a bandwidth control mechanism
FIG. 5 is a diagram for explaining the definition of a service quality class
FIG. 6 is a diagram for explaining an example of a correspondence table between network element types and element control types;
FIG. 7 is a diagram for explaining an example of guaranteed bandwidth control information
FIG. 8 is a diagram for explaining an example of peak bandwidth control information
FIG. 9 is a conceptual diagram related to guaranteed bandwidth control information, peak bandwidth control information, and service quality class in the network management layer.
FIG. 10 is a diagram for explaining an example of a directory configuration of termination point information in the element management layer;
FIG. 11 is a diagram for explaining the relationship between termination point information in the network management layer and the element management layer;
FIG. 12 is a diagram for explaining a conversion table between logical termination point names and directory identification names;
FIG. 13 is a flowchart for explaining a network bandwidth control method related to a guaranteed bandwidth.
FIG. 14 is a diagram illustrating an example of an element control request message
FIG. 15 is a flowchart for explaining a network bandwidth control method related to a peak bandwidth;
FIG. 16 is a diagram for explaining MPLS.
FIG. 17 is a diagram for explaining an example of a correspondence relationship between element control information and a band control mechanism when applied to MPLS;
FIG. 18 is a diagram for explaining an ATM network;
FIG. 19 is a diagram for explaining PON;
FIG. 20 is an explanatory diagram of Ethernet and IP networks.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... User terminal, 20 ... Access network, 30 ... Server, 40 ... Core network, 41, 42 ... Edge router, 50 ... Access network OSS, 60 ... Core network OSS, 70 ... Service OSS, 101-103 ... Network element, 111-112 ... connection, 120 ... trail

Claims (2)

管理者又は上位装置からの回線(トレイル)の保証帯域に関する制御要求に対してネットワーク帯域制御装置が管理対象のネットワーク内のネットワークエレメントを制御するネットワーク帯域制御方法において、
管理対象ネットワークにおける回線(トレイル)はネットワークエレメントによって区切られた一以上のコネクションから構成され、
前記ネットワーク帯域制御装置は、
エレメント管理レイヤにおける管理情報として、各ネットワークエレメントの帯域制御機構を抽象化したエレメント制御情報をコネクションの終端点単位に記憶する手段と、
ネットワーク管理レイヤにおける管理情報として、前記エレメント制御情報に基づいて決定される帯域保証機構を抽象化した保証帯域制御情報をコネクションの終端点単位及びトレイル単位に記憶する手段と、前記エレメント制御情報と前記保証帯域制御情報に基づいて決定されるピーク帯域制御情報をコネクションの終端点単位及びトレイル単位に記憶する手段と、前記保証帯域制御情報と組み合わせてサービス品質クラス情報をトレイル単位に記憶する手段と、
前記コネクションを収容するリンクにおいて前記サービス品質クラスごとに利用可能帯域値を記憶する手段と、
ネットワーク管理レイヤにおける管理情報として、前記トレイルを構成するコネクションの終端点情報として論理終端点名を記憶する手段と、
エレメント管理レイヤにおける管理情報として、ネットワークエレメントや物理ポート,論理ポートなどのネットワーク識別情報によって構成される終端点情報をディレクトリの階層構造により記憶する手段と、
前記ディレクトリを構成する各階層のエントリを表す相対識別名として論理名を用い、各階層のエントリの属性として前記終端点情報を構成する該階層のネットワーク識別情報を記憶する手段と、
前記論理終端点名から前記終端点情報を保持する前記ディレクトリの識別名に変換する手段とを備えるとともに、
前記制御要求で指定されたトレイルについて、記憶手段に記憶されている保証帯域制御情報を参照して制御要求に係る保証帯域制御が可能であるかを判断するステップと、
前記保証帯域制御が可能である場合に、該トレイルを構成するコネクションの終端点単位に記憶されている保証帯域制御情報を参照し、該保証帯域制御情報から前記制御要求の制御対象となる終端点を決定し、制御対象となる終端点の前記論理終端点名と前記エレメント制御情報を記憶手段から取得するステップと、
決定した該論理終端点名とエレメント制御情報を用いてエレメント制御要求メッセージを作成するステップと、
前記変換手段により前記エレメント制御要求メッセージに含まれる該論理終端点名をディレクトリの識別名に変換し、制御対象を表すネットワーク識別情報を記憶手段から取得するステップと、
前記エレメント制御情報から前記帯域制御機構を決定するステップと、
前記ネットワーク識別情報と前記帯域制御機構から個々のネットワークエレメントに要求するエレメント制御メッセージを決定するステップと、
前記エレメント制御メッセージを用いてネットワークエレメントを制御するステップとを備えた
ことを特徴とするネットワーク帯域制御方法。
In administrator or network bandwidth control method network bandwidth controller for controlling the network elements in a network managed for the control request for guaranteed bandwidth of the line (trail) from the host device,
A line (trail) in a managed network consists of one or more connections separated by network elements,
The network bandwidth controller is
Means for storing element control information that abstracts the bandwidth control mechanism of each network element as management information in the element management layer in units of connection termination points;
As management information in the network management layer, means for storing guaranteed bandwidth control information abstracted from the bandwidth guarantee mechanism determined based on the element control information in connection termination point units and trail units, the element control information, Means for storing peak bandwidth control information determined on the basis of guaranteed bandwidth control information in connection end point units and trail units; means for storing service quality class information in trail units in combination with the guaranteed bandwidth control information;
Means for storing an available bandwidth value for each quality of service class in a link accommodating the connection;
Means for storing a logical termination point name as termination point information of a connection constituting the trail as management information in a network management layer;
Means for storing, as management information in the element management layer, termination point information constituted by network identification information such as a network element, a physical port, and a logical port in a directory hierarchical structure;
Means for storing a network identification information of the hierarchy constituting the termination point information as an attribute of an entry of each hierarchy, using a logical name as a relative identification name representing an entry of each hierarchy constituting the directory;
Means for converting from the logical end point name to the identification name of the directory holding the end point information,
Determining whether or not the guaranteed bandwidth control related to the control request is possible with reference to the guaranteed bandwidth control information stored in the storage unit for the trail specified in the control request;
When the guaranteed bandwidth control is possible, the guaranteed bandwidth control information stored in the termination point unit of the connection constituting the trail is referred to, and the termination point to be controlled by the control request from the guaranteed bandwidth control information Determining the logical termination point name of the termination point to be controlled and the element control information from storage means;
Creating an element control request message using the determined logical termination point name and element control information;
Converting the logical termination point name included in the element control request message into a directory identification name by the conversion means, and obtaining network identification information representing a control target from a storage means;
Determining the bandwidth control mechanism from the element control information;
Determining an element control message to be requested to each network element from the network identification information and the bandwidth control mechanism;
And a step of controlling a network element using the element control message.
管理者又は上位装置からの回線(トレイル)のピーク帯域に関する制御要求に対してネットワーク帯域制御装置が管理対象のネットワーク内のネットワークエレメントを制御するネットワーク帯域制御方法において、
管理対象ネットワークにおける回線(トレイル)はネットワークエレメントによって区切られた一以上のコネクションから構成され、
前記ネットワーク帯域制御装置は、
エレメント管理レイヤにおける管理情報として、各ネットワークエレメントの帯域制御機構を抽象化したエレメント制御情報をコネクションの終端点単位に記憶する手段と、
ネットワーク管理レイヤにおける管理情報として、前記エレメント制御情報に基づいて決定される帯域保証機構を抽象化した保証帯域制御情報をコネクションの終端点単位及びトレイル単位に記憶する手段と、前記エレメント制御情報と前記保証帯域制御情報に基づいて決定されるピーク帯域制御情報をコネクションの終端点単位及びトレイル単位に記憶する手段と、前記保証帯域制御情報と組み合わせてサービス品質クラス情報をトレイル単位に記憶する手段と、
前記コネクションを収容するリンクにおいて前記サービス品質クラスごとに利用可能帯域値を記憶する手段と、
ネットワーク管理レイヤにおける管理情報として、前記トレイルを構成するコネクションの終端点情報として論理終端点名を記憶する手段と、
エレメント管理レイヤにおける管理情報として、ネットワークエレメントや物理ポート,論理ポートなどのネットワーク識別情報によって構成される終端点情報をディレクトリの階層構造により記憶する手段と、
前記ディレクトリを構成する各階層のエントリを表す相対識別名として論理名を用い、各階層のエントリの属性として前記終端点情報を構成する該階層のネットワーク識別情報を記憶する手段と、
前記論理終端点名から前記終端点情報を保持する前記ディレクトリの識別名に変換する手段とを備えるとともに、
前記制御要求で指定されたトレイルについて、記憶手段に記憶されているピーク帯域制御情報を参照して制御要求に係るピーク帯域制御が可能であるかを判断するステップと、
前記ピーク帯域制御が可能である場合に、該トレイルを構成するコネクションの終端点単位に記憶されているピーク帯域制御情報を参照し、該ピーク帯域制御情報から前記制御要求の制御対象となる終端点を決定し、制御対象となる終端点の前記論理終端点名と前記エレメント制御情報を記憶手段から取得するステップと、
決定した該論理終端点名とエレメント制御情報を用いてエレメント制御要求メッセージを作成するステップと、
前記変換手段により前記エレメント制御要求メッセージに含まれる該論理終端点名をディレクトリの識別名に変換し、制御対象を表すネットワーク識別情報を記憶手段から取得するステップと、
前記エレメント制御情報から前記帯域制御機構を決定するステップと、
前記ネットワーク識別情報と前記帯域制御機構から個々のネットワークエレメントに要求するエレメント制御メッセージを決定するステップと、
前記エレメント制御メッセージを用いてネットワークエレメントを制御するステップとを備えた
ことを特徴とするネットワーク帯域制御方法。
In the network bandwidth control method network bandwidth controller for controlling the network elements in a network managed for the control request regarding the peak bandwidth of the line (trail) from the administrator or the upper apparatus,
A line (trail) in a managed network consists of one or more connections separated by network elements,
The network bandwidth controller is
Means for storing element control information that abstracts the bandwidth control mechanism of each network element as management information in the element management layer in units of connection termination points;
As management information in the network management layer, means for storing guaranteed bandwidth control information abstracted from the bandwidth guarantee mechanism determined based on the element control information in connection termination point units and trail units, the element control information, Means for storing peak bandwidth control information determined on the basis of guaranteed bandwidth control information in connection end point units and trail units; means for storing service quality class information in trail units in combination with the guaranteed bandwidth control information;
Means for storing an available bandwidth value for each quality of service class in a link accommodating the connection;
Means for storing a logical termination point name as termination point information of a connection constituting the trail as management information in a network management layer;
Means for storing, as management information in the element management layer, termination point information constituted by network identification information such as a network element, a physical port, and a logical port in a directory hierarchical structure;
Means for storing a network identification information of the hierarchy constituting the termination point information as an attribute of an entry of each hierarchy, using a logical name as a relative identification name representing an entry of each hierarchy constituting the directory;
Means for converting from the logical end point name to the identification name of the directory holding the end point information,
Determining whether the peak bandwidth control related to the control request is possible with reference to the peak bandwidth control information stored in the storage means for the trail specified in the control request;
When the peak bandwidth control is possible, the peak bandwidth control information stored in the unit of the termination point of the connection constituting the trail is referred to, and the termination point to be controlled by the control request from the peak bandwidth control information Determining the logical termination point name of the termination point to be controlled and the element control information from storage means;
Creating an element control request message using the determined logical termination point name and element control information;
Converting the logical termination point name included in the element control request message into a directory identification name by the conversion means, and obtaining network identification information representing a control target from a storage means;
Determining the bandwidth control mechanism from the element control information;
Determining an element control message to be requested to each network element from the network identification information and the bandwidth control mechanism;
And a step of controlling a network element using the element control message.
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