JP4029418B2

JP4029418B2 - helmet

Info

Publication number: JP4029418B2
Application number: JP35277298A
Authority: JP
Inventors: 昇川西; 義則渡辺; 昭博黒柳
Original assignee: Yamamoto Kogaku Co Ltd
Current assignee: Yamamoto Kogaku Co Ltd
Priority date: 1998-12-11
Filing date: 1998-12-11
Publication date: 2008-01-09
Anticipated expiration: 2018-12-11
Also published as: JP2000178821A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、オートバイや自動車に乗車する時、頭に被るヘルメットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、オートバイなどに乗る際に着用すヘルメットとして、頭部のみを覆うジェットタイプのものと、走行中に風雨や挨から顔面を保護するためにヘルメットの前部開口部を透明板からなるシールドで覆い、さらに顎部をチンガードで覆うフルフェイスタイプのものが知られている。
【０００３】
さらに、ジェットタイプのものと、フルフェイスタイプの両者を兼用するものとして、例えば特公平７−３３６０１号公報に開示されるものがあり、季節やライダーの好みなどに応じて両者を使い分けることができれば、両者の特徴をそれぞれ利用することができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のジェットタイプのものと、フルフェイスタイプの両者を兼用するものでは、シールド及びチンガードを回転可能に取り付ける部品点数が多い。また、シールドカバーのシールドへの係合箇所が多いために精度が悪くなり、シールドカバーの取り付け精度が低下する。
【０００５】
この発明は、このような従来の課題の解決のためになされたものであり、取り付けの部品点数が少なく、またシールドカバーのシールドへの係合箇所が少ないので、精度の悪いシールドに殆ど影響されずに精度良くシールドカバーを取付可能であるヘルメットを提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
【０００７】
請求項１記載の発明は、『ヘルメット本体の前部開口部を覆う透明板からなるシールドを備えるヘルメットにおいて、前記ヘルメット本体の両側面にそれぞれシールドを回転可能に支持するシールド係止軸部材を設け、このシールド係止軸部材に貫通して締付部材を前記ヘルメット本体に対して締付固定し、前記シールド係止軸部材にシールドカバーを回転可能に係合し、このシールドカバーと前記シールドとを凹凸係合して一体に回転可能に取り付けたことを特徴とするヘルメット。』である。
【０００８】
この請求項１記載の発明によれば、シールド係止軸部材によりシールドが回転可能に支持され、さらにシールド係止軸部材が締付部材によりヘルメット本体に対して締付固定されており、取り付けの部品点数が少ない。また、シールドカバーのシールドへの係合箇所が少ないので、精度の悪いシールドに殆ど影響されずに精度良く取付可能である。
【０００９】
請求項２記載の発明は、『ヘルメット本体の前部開口部を覆う透明板からなるシールドとその下側に配置されたチンガードとを備えるヘルメットにおいて、前記ヘルメット本体の両側面にそれぞれ前記チンガードを回転可能に支持するチンガード係止軸部材と、前記シールドを回転可能に支持するシールド係止軸部材とを順次重ねて設け、前記チンガード係止軸部材とシールド係止軸部材とに貫通して締付部材を前記ヘルメット本体に対して締付固定し、前記シールド係止軸部材にシールドカバーを回転可能に係合し、このシールドカバーと前記シールドとを凹凸係合して一体に回転可能に取り付けたことを特徴とするヘルメット。』である。
【００１０】
この請求項２記載の発明によれば、チンガード係止軸部材とシールド係止軸部材とによりシールド及びチンガードが回転可能に支持され、さらにチンガード係止軸部材とシールド係止軸部材とを順次重ねて締付部材によりヘルメット本体に対して締付固定されており、取り付けの部品点数が少ない。また、シールドカバーのシールドへの係合箇所が少ないので、精度の悪いシールドに殆ど影響されずに精度良く取付可能である。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のヘルメットの実施の形態を説明する。図１はシールド及びチンガードを取り外した状態のヘルメットの側面図である。
【００１２】
ヘルメット１は、ヘルメット本体２からシールド及びチンガードを取り外した状態であり、ヘルメット本体２の前部には開口部が形成されている。ヘルメット本体２は、繊維強化樹脂材または熱可塑性樹脂材によって成形され、顎紐を取り付けるリベット３が設けられ、またチンガードのロックピン４が設けられている。ヘルメット本体２の両側部には、２個の取付孔２ｂ，２ｃが形成され、この２個の取付孔２ｂ，２ｃに取付ナット５，６が取り付けられ、この取付ナット５，６は雌螺子孔５ａ，６ａを有している。
【００１３】
このヘルメット１には、取付ナット６の雌螺子孔６ａに図示しない締付ボルトを螺着してシールドを取り付けることができ、この場合はシールドを取り付け頭部のみを覆うジェットタイプとして使用される。
【００１４】
既に販売されているジェットタイプのヘルメット１では、後でヘルメット本体２にチンガードを取り付ける取付孔２ｂを形成し、この取付孔２ｂに取付ナット５を取り付けて２個の雌螺子孔を利用してチンガード及びシールドを備えるヘルメットとして使用可能にする。
【００１５】
図２乃至図１７はシールドとチンガードを取り付けた状態のヘルメットを示し、図２はシールドとチンガードを閉じた状態のヘルメットの側面図、図３はシールドを開いた状態のヘルメットの側面図、図４はシールドとチンガードを開いた状態のヘルメットの側面図、図５はシールドカバーを外したシールドとチンガードを閉じた状態のヘルメットの側面図、図６はシールドカバーを外したシールドを開いた状態のヘルメットの側面図、図７はシールドカバーを外したシールドとチンガードを開いた状態のヘルメットの側面図、図８はシールドとチンガードの取付部の拡大図、図９は図８のIX-IX線に沿う断面図、図１０は図８のX-X線に沿う断面図、図１１は図８のXI-XI線に沿う断面図、図１２は図５のXII-XII線に沿う断面図、図１３はチンガード係止軸部材を示す図、図１４はシールド係止軸部材を示す図、図１５はシールドカバーの側面図、図１６は図１５のXVI-XVI線に沿う断面図、図１７は図１５のXVII-XVIＩ線に沿う断面図である。
【００１６】
ヘルメット１は、図２乃至図４に示すようにヘルメット本体２にシールド１０とチンガード１１を取り付けた状態であり、フルフェイスタイプとして使用される。シールド１０とチンガード１１の取付部はシールドカバー３３により覆われ、外部から見えないようになっている。
【００１７】
また、開口部の両側のシールド１０及びチンガード１１が重なる部分のヘルメット本体２には、他の部分よりやや凹入した凹部２ａが形成され、これによってヘルメット本体２の外表面とシールド１０及びチンガード１１の外表面とが滑かに連続するようにしている。また、シールド１０及びチンガード１１との接続部も、チンガード１１の上部縁部に形成した凹部１１ｅにシールド１０の下部縁部１０ｅを重ね合わせることにより両者の外表面が滑らかに連続するようにしている。
【００１８】
このようにヘルメット１は、ヘルメット本体２の前部には開口部が形成され、その開口部ば透明板からなるシールド１０及びその下側に配置されたチンガード１１で覆われ、このシールド１０及びチンガード１１の両側部はそれぞれへルメット本体２の両側部に対して取付部により回転可能に取付けられている。そして、図２の状態からシールド１０のみを回転させて図３に示すように開口部の一部を開くことができる。さらに、図３に示すようにシールド１０及びチンガード１１を上方へ動かして開口部の全部を開くことができ、このような状態で例えば眼鏡を外したり、飲料したりすることができる。
【００１９】
シールド１０及びチンガード１１の両側部の取付部は、図５乃至図１７に示すように構成されている。すなわち、ヘルメット本体２の前部開口部の両側面に形成された凹部２ａには、２個の取付孔２ｂ，２ｃが形成され、この取付孔２ｂに取付ナット５を、取付孔２ｃに取付ナット６を圧入し、その後接着剤で固定して取り付けられる。
【００２０】
ヘルメット本体２の両側面には、それぞれチンガード１１を回転可能に支持するチンガード係止軸部材３０と、シールド１１を回転可能に支持するシールド係止軸部材３１とを順次重ねて、チンガード係止軸部材３０とシールド係止軸部材３１とを貫通して締付部材である取付ボルト３２を取付ナット５の雌螺子孔５ａに螺着してヘルメット本体２に対して締付固定される。さらに、シールド係止軸部材３１とシールド１０には、シールドカバー３３が取り付けられている。
【００２１】
チンガード係止軸部材３０は図１３に示すように構成され、図１３（ａ）は平面図、図１３（ｂ）は右側面図、図１３（ｃ）は底面図、図１３（ｄ）は図１３（ａ）のｄ−ｄ線に沿う断面図、図１３（ｅ）は図１３（ａ）のｅ−ｅ線に沿う断面図である。
【００２２】
チンガード係止軸部材３０は薄い皿状に形成され、円形凹部３０ａの中央には取付孔３０ｂが形成されている。この円形凹部３０ａによって形成される側壁３０ｃには、環状リブ３０ｄが形成されている。また、側壁３０ｃの一部を延出して係合突起３０ｅが形成され、さらに側壁３０ｃの周囲は係合突起３０ｅの両側を残してフランジ３０ｆが形成され、このフランジ３０ｆから係合突起３０ｅの両側に向かって延出する一対のラチット爪３０ｇが形成されている。また、側壁３０ｃの一部には、係合凹部３０ｈが形成されている。
【００２３】
また、シールド係止軸部材３１は図１４に示すように構成され、図１４（ａ）は平面図、図１４（ｂ）は底面図、図１４（ｃ）は図１４（ａ）のｃ−ｃ線に沿う断面図、図１４（ｄ）は図１４（ａ）のｄ−ｄ線に沿う断面図である。
【００２４】
シールド係止軸部材３１は深い皿状に形成され、円形凹部３１ａの中央には取付孔３１ｂが形成されている。この円形凹部３１ａによって形成される側壁３１ｃには、周囲に外側フランジ３１ｄと一対の内側フランジ３１ｅが形成されている。この一対の内側フランジ３１ｅの間に切欠き３１ｆが形成されている。さらに、円形凹部３１ａには対称位置に一対の係合溝３１ｇが形成され、この一対の係合溝３１ｇは内側フランジ３１ｅに対向している。また、側壁３１ｃの一部には、係合凸部３１ｈが形成されている。
【００２５】
シールドカバー３３は図１５乃至図１７に示すように構成され、内側に係合筒部３３ａが形成され、係合筒部３３ａには一対の係合リブ３３ｂが形成されている。さらに、シールドカバー３３の内側には、係合突起３３ｃが形成されている。
【００２６】
次に、ヘルメット本体２に対してチンガード係止軸部材３０及びシールド係止軸部材３１により図５乃至図１２に示すようにシールド１０及びチンガード１１が組付けられる。すなわち、チンガード係止軸部材３０の取付孔３０ｂとシールド係止軸部材３１の取付孔３１ｂとに取付ボルト３２を貫通して取付ナット５の雌螺子孔５ａに螺着する。チンガード係止軸部材３０は係合突起３０ｅを取付ナット６の雌螺子孔６ａに挿入して回り止めしており、チンガード１１の回転ガイド孔１１ａが側壁３０ｃに回転可能に設けられ、側壁３０ｃのフランジ３０ｆがチンガード１１の抜け止めが行なわれる。チンガード１１には回転ガイド孔１１ａの一部にラチット溝１１ａ１が形成され、このラチット溝１１ａ１にラチット爪３０ｇが係合され、チンガード１１が所定の位置に確実に位置決めされるようになっている。
【００２７】
シールド係止軸部材３１は側壁３１ｃをチンガード係止軸部材３０の円形凹部３０ａに嵌め込み、係合凸部３１ｈを係合凹部３０ｈに係合し、凹凸係合によりシールド係止軸部材３１の回り止めが行なわれている。チンガード係止軸部材３０のフランジ３０ｆとシールド係止軸部材３１の外側フランジ３１ｄの間にシールド１０の回転ガイド孔１０ａが嵌め込まれ、環状リブ３０ｄにより接触抵抗を軽減してシールド１０が円滑に回転可能になっている。
【００２８】
チンガード１１にはストッパ突起１１ｂが形成され、このストッパ突起１１ｂはシールド１０に形成された回転角規制溝１０ｂに係合され、シールド１０の抜け止めとともに、回転角規制溝１０ｂによりシールド１０の移動範囲が規制されている。
【００２９】
シールドカバー３３は、係合筒部３３ａの一対の係合リブ３３ｂをシールド係止軸部材３１の一対の内側フランジ３１ｅの間の切欠き３１ｆに嵌め込み、シールドカバー３３を左右のいずれかに回転すると、係合リブ３３ｂが内側フランジ３１ｅに係合し、係合突起３３ｃを孔部１０ｃに係合して組み付ける。シールドカバー３３は、シールド１０及びチンガード１１の取付部を覆っており、取付部が外部から見えないようになっており体裁がよい。
【００３０】
ヘルメット本体２に設けられたロックピン４には、図１２に示すように係止部４ａに斜面４ａ１が形成され、係止部４ａはチンガード１１のロック凹部１１ｃに係合して閉じ位置に位置決めされる。チンガード１１を上方に開く時には、端部１１ｄを矢印Ａ方向に指で押してロック凹部１１ｃを係止部４ａから外してチンガード１１を上方に開く。一方、チンガード１１を閉じる時には、チンガード１１が矢印Ｂ方向へ移動して端部１１ｄが係止部４ａの斜面４ａ１に当接し、係止部４ａに乗り上げてロック凹部１１ｃが嵌め込まれる。
【００３１】
このようにヘルメット本体２の両側部に２個の雌螺子孔５ａ，６ａが設けられ、この２個の雌螺子孔５ａ，６ａを利用してチンガード係止軸部材３０とシールド係止軸部材３１を用いてチンガード１１及びシールド１０を備えるヘルメットとして使用可能であり、ヘルメット本体２を共通化して部品点数を削減し、かつ低コストであり、しかもチンガード１及びシールド１０の取り付け取り外しが容易で異なるタイプのヘルメットとして使用可能である。
【００３２】
また、チンガード１１にラチット溝１１ａ１とストッパ突起１１ｂとを形成し、チンガード係止軸部材３０に形成したラチット爪３０ｇをラチット溝１１ａ１に係合してチンガード１１の回動の位置決めを可能にし、さらにシールド１０に形成した回転角規制溝１０ｂをストッパ突起１１ｂに位置させ、シールド１０の回転角規制を可能にしたから、簡単な構造でシールド１０が所定位置に以上に回動することが規制され、シールド１０がヘルメット本体２に干渉して傷付くことが防止できる。
【００３３】
また、チンガード係止軸部材３０とシールド係止軸部材３１とによりシールド１０及びチンガード１１が回転可能に支持され、さらにチンガード係止軸部材３０とシールド係止軸部材３１とを順次重ねて締付部材によりヘルメット本体２に対して締付固定されており、取り付けの部品点数が少なく、シールドカバー３３のシールド１０への係合箇所が少ないので精度の悪いシールド１０に殆ど影響されずに精度良く取付可能である。
【００３４】
【発明の効果】
前記したように、請求項１記載の発明では、シールド係止軸部材によりシールドが回転可能に支持され、さらにシールド係止軸部材が締付部材によりヘルメット本体に対して締付固定されており、取り付けの部品点数が少ない。また、シールドカバーのシールドへの係合箇所が少ないので、精度の悪いシールドに殆ど影響されずに精度良く取付可能である。
【００３５】
請求項２記載の発明では、チンガード係止軸部材とシールド係止軸部材とによりシールド及びチンガードが回転可能に支持され、さらにチンガード係止軸部材とシールド係止軸部材とを順次重ねて締付部材によりヘルメット本体に対して締付固定されており、取り付けの部品点数が少ない。また、シールドカバーのシールドへの係合箇所が少ないので、精度の悪いシールドに殆ど影響されずに精度良く取付可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】シールドとチンガードを取り外した状態のヘルメットの側面図である。
【図２】シールドとチンガードを閉じた状態のヘルメットの側面図である。
【図３】シールドを開いた状態のヘルメットの側面図である。
【図４】シールドとチンガードを開いた状態のヘルメットの側面図である。
【図５】シールドカバーを外したシールドとチンガードを閉じた状態のヘルメットの側面図である。
【図６】シールドカバーを外したシールドを開いた状態のヘルメットの側面図である。
【図７】シールドカバーを外したシールドとチンガードを開いた状態のヘルメットの側面図である。
【図８】シールドとチンガードの取付部の拡大図である。
【図９】図８のIX-IX線に沿う断面図である。
【図１０】図８のX-X線に沿う断面図である。
【図１１】図８のXI-XI線に沿う断面図である。
【図１２】図５のXII-XII線に沿う断面図である。
【図１３】第１係止軸部材を示す図である。
【図１４】第２係止軸部材を示す図である。
【図１５】シールドカバーの側面図である。
【図１６】図１５のXVI-XVI線に沿う断面図である。
【図１７】図１５のXVII-XVII線に沿う断面図である。
【符号の説明】
１ヘルメット
２ヘルメット本体
１０シールド
１０ｃ孔部
１１チンガード
３０チンガード係止軸部材
３１シールド係止軸部材
３３シールドカバー
３３ｃ係合突起[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a helmet worn on a head when riding a motorcycle or a car.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, helmets that are worn when riding motorcycles, etc., are jet-type helmets that cover only the head, and a shield made of a transparent plate at the front opening of the helmet to protect the face from wind and rain and dust while traveling. A full face type covering the chin guard with a chin guard is also known.
[0003]
Furthermore, there are those disclosed in, for example, Japanese Patent Publication No. 7-33601, which can be used for both the jet type and the full-face type, and if both can be used properly according to the season and the rider's preference, etc. , The features of both can be used.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in both the conventional jet type and the full face type, there are many parts to which the shield and chin guard are rotatably attached. In addition, since there are many places where the shield cover is engaged with the shield, the accuracy is deteriorated, and the mounting accuracy of the shield cover is lowered.
[0005]
The present invention has been made to solve such a conventional problem, and since the number of parts to be attached is small and the number of places where the shield cover is engaged with the shield is small, it is almost influenced by the shield with poor accuracy. An object of the present invention is to provide a helmet capable of attaching a shield cover with high accuracy.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems and achieve the object, the present invention is configured as follows.
[0007]
According to the first aspect of the present invention, in the helmet having a shield made of a transparent plate covering the front opening of the helmet body, shield locking shaft members that rotatably support the shields are provided on both side surfaces of the helmet body. The fastening member is clamped and fixed to the helmet body through the shield locking shaft member, and the shield cover is rotatably engaged with the shield locking shaft member. A helmet characterized in that it is attached in a concave and convex manner so as to be integrally rotatable. ].
[0008]
According to the first aspect of the present invention, the shield is rotatably supported by the shield locking shaft member, and the shield locking shaft member is fastened and fixed to the helmet body by the tightening member. The number of parts is small. Further, since there are few places where the shield cover is engaged with the shield, the shield cover can be attached with high accuracy without being affected by the shield with poor accuracy.
[0009]
The invention according to claim 2 is a helmet including a shield made of a transparent plate covering a front opening of the helmet body and a chin guard disposed below the shield, and the chin guards are respectively rotated on both side surfaces of the helmet body. A chin guard locking shaft member that supports the shield and a shield locking shaft member that rotatably supports the shield are sequentially stacked, and penetrated into the chin guard locking shaft member and the shield locking shaft member and tightened. A member is fastened and fixed to the helmet body, a shield cover is rotatably engaged with the shield locking shaft member, and the shield cover and the shield are concavo-convexly engaged so as to be integrally rotatable. A helmet characterized by that. ].
[0010]
According to the second aspect of the present invention, the shield and the chin guard are rotatably supported by the chin guard locking shaft member and the shield locking shaft member, and the chin guard locking shaft member and the shield locking shaft member are sequentially stacked. The fastening member is fastened and fixed to the helmet body, and the number of parts to be attached is small. Further, since there are few places where the shield cover is engaged with the shield, the shield cover can be attached with high accuracy without being affected by the shield with poor accuracy.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the helmet of the present invention will be described. FIG. 1 is a side view of the helmet with the shield and chin guard removed.
[0012]
The helmet 1 is in a state where the shield and the chin guard are removed from the helmet body 2, and an opening is formed in the front portion of the helmet body 2. The helmet body 2 is formed of a fiber reinforced resin material or a thermoplastic resin material, provided with a rivet 3 for attaching a chin strap, and provided with a chin guard lock pin 4. Two attachment holes 2b and 2c are formed on both sides of the helmet body 2, and attachment nuts 5 and 6 are attached to the two attachment holes 2b and 2c. The attachment nuts 5 and 6 are female screw holes. 5a, 6a.
[0013]
A shield can be attached to the helmet 1 by screwing a tightening bolt (not shown) into the female screw hole 6a of the attachment nut 6. In this case, the shield is used as a jet type that covers only the head.
[0014]
In the jet type helmet 1 that has already been sold, a mounting hole 2b for attaching a chin guard to the helmet body 2 later is formed, a mounting nut 5 is attached to the mounting hole 2b, and two chin screw holes are used to make a chin guard. And can be used as a helmet with a shield.
[0015]
2 to 17 show the helmet with the shield and chin guard attached, FIG. 2 is a side view of the helmet with the shield and chin guard closed, and FIG. 3 is a side view of the helmet with the shield open, FIG. Is a side view of the helmet with the shield and chin guard open, FIG. 5 is a side view of the helmet with the shield cover removed and the shield with the chin guard closed, and FIG. 6 is a helmet with the shield removed and the shield open. 7 is a side view of the helmet with the shield cover removed and the chin guard opened, FIG. 8 is an enlarged view of the shield and chin guard attachment, and FIG. 9 is taken along the line IX-IX in FIG. 10 is a sectional view taken along line XX in FIG. 8, FIG. 11 is a sectional view taken along line XI-XI in FIG. 8, FIG. 12 is a sectional view taken along line XII-XII in FIG. FIG. 14 is a view showing the shield locking shaft member, FIG. 15 is a side view of the shield cover, FIG. 16 is a cross-sectional view taken along line XVI-XVI in FIG. 15, and FIG. It is sectional drawing which follows a XVII-XVII line.
[0016]
The helmet 1 is a state in which the shield 10 and the chin guard 11 are attached to the helmet body 2 as shown in FIGS. 2 to 4 and is used as a full face type. The attachment part of the shield 10 and the chin guard 11 is covered with a shield cover 33 so that it cannot be seen from the outside.
[0017]
In addition, the helmet body 2 where the shield 10 and the chin guard 11 on both sides of the opening overlap is formed with a recessed portion 2a that is slightly recessed from the other portions, whereby the outer surface of the helmet body 2 and the shield 10 and the chin guard 11 are formed. The outer surface is smoothly connected. In addition, the connecting portion between the shield 10 and the chin guard 11 is also configured such that the outer surface of both of them is smoothly continuous by overlapping the lower edge portion 10e of the shield 10 on the concave portion 11e formed on the upper edge portion of the chin guard 11. .
[0018]
As described above, the helmet 1 has an opening formed in the front portion of the helmet body 2, and the opening is covered with the shield 10 made of a transparent plate and the chin guard 11 arranged below the shield 10. Both side portions of 11 are attached to both side portions of the helmet body 2 so as to be rotatable by attachment portions. Then, only the shield 10 can be rotated from the state of FIG. 2 to open a part of the opening as shown in FIG. Furthermore, as shown in FIG. 3, the shield 10 and the chin guard 11 can be moved upward to open all of the openings, and in such a state, for example, glasses can be removed or beverages can be taken.
[0019]
Attachment portions on both sides of the shield 10 and the chin guard 11 are configured as shown in FIGS. That is, two mounting holes 2b and 2c are formed in the recess 2a formed on both side surfaces of the front opening of the helmet body 2, and the mounting nut 5 is installed in the mounting hole 2b and the mounting nut is installed in the mounting hole 2c. 6 is press-fitted, and then fixed with an adhesive.
[0020]
A chin guard locking shaft member 30 that rotatably supports the chin guard 11 and a shield locking shaft member 31 that rotatably supports the shield 11 are sequentially stacked on both side surfaces of the helmet body 2, respectively. A fixing bolt 32 which is a fastening member passing through the member 30 and the shield locking shaft member 31 is screwed into the female screw hole 5a of the mounting nut 5 to be fastened and fixed to the helmet body 2. Further, a shield cover 33 is attached to the shield locking shaft member 31 and the shield 10.
[0021]
The chin guard locking shaft member 30 is configured as shown in FIG. 13. FIG. 13 (a) is a plan view, FIG. 13 (b) is a right side view, FIG. 13 (c) is a bottom view, and FIG. 13A is a cross-sectional view taken along the line dd in FIG. 13A, and FIG. 13E is a cross-sectional view taken along the line ee in FIG.
[0022]
The chin guard locking shaft member 30 is formed in a thin dish shape, and an attachment hole 30b is formed in the center of the circular recess 30a. An annular rib 30d is formed on the side wall 30c formed by the circular recess 30a. Further, a part of the side wall 30c is extended to form an engaging projection 30e, and a flange 30f is formed around the side wall 30c leaving both sides of the engaging projection 30e, and both sides of the engaging projection 30e are formed from the flange 30f. A pair of ratchet claws 30g extending toward the side are formed. An engagement recess 30h is formed in a part of the side wall 30c.
[0023]
Further, the shield locking shaft member 31 is configured as shown in FIG. 14, FIG. 14 (a) is a plan view, FIG. 14 (b) is a bottom view, and FIG. 14 (c) is a cross-section of FIG. FIG. 14D is a cross-sectional view taken along the line dd in FIG. 14A.
[0024]
The shield locking shaft member 31 is formed in a deep dish shape, and an attachment hole 31b is formed in the center of the circular recess 31a. An outer flange 31d and a pair of inner flanges 31e are formed around the side wall 31c formed by the circular recess 31a. A notch 31f is formed between the pair of inner flanges 31e. Furthermore, a pair of engaging grooves 31g are formed in the circular recess 31a at symmetrical positions, and the pair of engaging grooves 31g are opposed to the inner flange 31e. Further, an engagement convex portion 31h is formed on a part of the side wall 31c.
[0025]
The shield cover 33 is configured as shown in FIGS. 15 to 17, and an engagement tube portion 33 a is formed on the inner side, and a pair of engagement ribs 33 b is formed on the engagement tube portion 33 a. Further, an engagement protrusion 33 c is formed inside the shield cover 33.
[0026]
Next, as shown in FIGS. 5 to 12, the shield 10 and the chin guard 11 are assembled to the helmet body 2 by the chin guard locking shaft member 30 and the shield locking shaft member 31. That is, the mounting bolt 32 passes through the mounting hole 30 b of the chin guard locking shaft member 30 and the mounting hole 31 b of the shield locking shaft member 31 and is screwed into the female screw hole 5 a of the mounting nut 5. The chin guard locking shaft member 30 has an engaging projection 30e inserted into the female screw hole 6a of the mounting nut 6 to prevent rotation, and the rotation guide hole 11a of the chin guard 11 is rotatably provided on the side wall 30c. The flange 30f prevents the chin guard 11 from coming off. The chin guard 11 is formed with a ratchet groove 11a1 in a part of the rotation guide hole 11a, and the ratchet claw 30g is engaged with the ratchet groove 11a1, so that the chin guard 11 is reliably positioned at a predetermined position.
[0027]
The shield locking shaft member 31 fits the side wall 31c into the circular recess 30a of the chin guard locking shaft member 30, engages the engagement convex portion 31h with the engagement recess 30h, and surrounds the shield locking shaft member 31 by the concave and convex engagement. Stops are being made. The rotation guide hole 10a of the shield 10 is fitted between the flange 30f of the chin guard locking shaft member 30 and the outer flange 31d of the shield locking shaft member 31, and the shield 10 is smoothly rotated by reducing the contact resistance by the annular rib 30d. It is possible.
[0028]
The chin guard 11 is formed with a stopper projection 11b. The stopper projection 11b is engaged with a rotation angle restricting groove 10b formed on the shield 10, and the shield 10 is prevented from coming off and the moving range of the shield 10 by the rotation angle restricting groove 10b. Is regulated.
[0029]
When the shield cover 33 is fitted into the notches 31f between the pair of inner flanges 31e of the shield locking shaft member 31 with the pair of engagement ribs 33b of the engagement cylinder portion 33a, the shield cover 33 is rotated to the left or right. The engaging rib 33b is engaged with the inner flange 31e, and the engaging protrusion 33c is engaged with the hole 10c and assembled. The shield cover 33 covers the attachment portions of the shield 10 and the chin guard 11 so that the attachment portions are not visible from the outside, so that the appearance is good.
[0030]
As shown in FIG. 12, the lock pin 4 provided on the helmet body 2 is formed with a slope 4a1 on the locking portion 4a. The locking portion 4a engages with the lock recess 11c of the chin guard 11 and is positioned at the closed position. Is done. When the chin guard 11 is opened upward, the end 11d is pushed with a finger in the direction of arrow A to remove the lock recess 11c from the locking portion 4a, and the chin guard 11 is opened upward. On the other hand, when closing the chin guard 11, the chin guard 11 moves in the direction of the arrow B, the end portion 11d contacts the inclined surface 4a1 of the locking portion 4a, rides on the locking portion 4a, and the lock recess 11c is fitted.
[0031]
Thus, the two female screw holes 5a and 6a are provided on both sides of the helmet body 2, and the chin guard locking shaft member 30 and the shield locking shaft member 31 are utilized using the two female screw holes 5a and 6a. Can be used as a helmet equipped with the chin guard 11 and the shield 10, the number of parts can be reduced by sharing the helmet body 2, and the chin guard 1 and the shield 10 can be easily attached and detached. It can be used as a helmet.
[0032]
Further, a ratchet groove 11a1 and a stopper projection 11b are formed in the chin guard 11, and a ratchet claw 30g formed on the chin guard locking shaft member 30 is engaged with the ratchet groove 11a1, thereby enabling the rotation of the chin guard 11 to be positioned. Since the rotation angle restricting groove 10b formed in the shield 10 is positioned on the stopper projection 11b and the rotation angle of the shield 10 can be restricted, the shield 10 is restricted from rotating to a predetermined position with a simple structure. It is possible to prevent the shield 10 from being damaged by interfering with the helmet body 2.
[0033]
Further, the shield 10 and the chin guard 11 are rotatably supported by the chin guard locking shaft member 30 and the shield locking shaft member 31, and the chin guard locking shaft member 30 and the shield locking shaft member 31 are sequentially stacked and tightened. It is fastened and fixed to the helmet body 2 by a member, and since the number of parts to be attached is small and the number of locations where the shield cover 33 is engaged with the shield 10 is small, it is attached with high accuracy without being affected by the shield 10 with poor accuracy. Is possible.
[0034]
【The invention's effect】
As described above, in the invention according to claim 1, the shield is rotatably supported by the shield locking shaft member, and the shield locking shaft member is fastened and fixed to the helmet body by the tightening member. The number of mounting parts is small. Further, since there are few places where the shield cover is engaged with the shield, the shield cover can be attached with high accuracy without being affected by the shield with poor accuracy.
[0035]
According to the second aspect of the present invention, the shield and the chin guard are rotatably supported by the chin guard locking shaft member and the shield locking shaft member, and the chin guard locking shaft member and the shield locking shaft member are sequentially stacked and tightened. It is fastened and fixed to the helmet body by a member, and the number of parts to be attached is small. Further, since there are few places where the shield cover is engaged with the shield, the shield cover can be attached with high accuracy without being affected by the shield with poor accuracy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a helmet with a shield and a chin guard removed.
FIG. 2 is a side view of a helmet with a shield and a chin guard closed.
FIG. 3 is a side view of a helmet with a shield opened.
FIG. 4 is a side view of the helmet with the shield and chin guard open.
FIG. 5 is a side view of the helmet with the shield cover removed and the chin guard closed.
FIG. 6 is a side view of the helmet with the shield removed and the shield opened.
FIG. 7 is a side view of the helmet with the shield cover removed and the chin guard open.
FIG. 8 is an enlarged view of a shield and chin guard attachment.
9 is a cross-sectional view taken along line IX-IX in FIG.
10 is a cross-sectional view taken along line XX of FIG.
11 is a cross-sectional view taken along line XI-XI in FIG.
12 is a cross-sectional view taken along line XII-XII in FIG.
FIG. 13 is a view showing a first locking shaft member.
FIG. 14 is a view showing a second locking shaft member.
FIG. 15 is a side view of a shield cover.
16 is a cross-sectional view taken along line XVI-XVI in FIG.
17 is a cross-sectional view taken along line XVII-XVII in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Helmet 2 Helmet main body 10 Shield 10c Hole part 11 Chin guard 30 Chin guard locking shaft member 31 Shield locking shaft member 33 Shield cover 33c Engagement protrusion

Claims

In a helmet having a shield made of a transparent plate covering the front opening of the helmet body, shield locking shaft members that rotatably support the shield are provided on both side surfaces of the helmet body, and penetrated through the shield locking shaft member Then, the fastening member is fastened and fixed to the helmet body, the shield cover is rotatably engaged with the shield locking shaft member, and the shield cover and the shield are engaged with each other to rotate integrally. A helmet that can be attached as possible.

In a helmet comprising a shield made of a transparent plate covering the front opening of the helmet body and a chin guard disposed below the shield, a chin guard locking shaft member that rotatably supports the chin guard on both side surfaces of the helmet body. And a shield locking shaft member that rotatably supports the shield, and is provided so as to pass through the chin guard locking shaft member and the shield locking shaft member and tighten the fastening member with respect to the helmet body. A helmet, wherein a shield cover is rotatably engaged with the shield locking shaft member, and the shield cover and the shield are ruggedly attached so as to be integrally rotatable.