JP4028821B2 - Thermal insulation reinforcement structure of building structure and its construction method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は建築構造物の断熱補強構造とその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から集合住宅における内断熱工法の断熱補強として、断熱折り返しが知られている。この折り返しとは、外壁につながっている床や柱、梁についても一定の範囲内で断熱することであって、これは、外壁を内側から断熱する場合、外壁と床や柱、梁がつながっている部分は断熱が切れるため、この箇所から熱が逃げ、即ち、熱橋現象が起こり、住戸内の熱の10%〜15%が失われるといわれている。そのため、「次世代省エネルギー基準」では、「折り返し」を外壁から所定の範囲にするように定めている(例えば、非特許文献1、非特許文献2参照。)。
【0003】
ところが、従来から図3(非特許文献2の第268頁に掲載のもの)に示すように、コンクリートの天井や床21に直接床仕上材22を張るマンションでは、前記の折り返しをすると吹付け断熱材23の圧縮強度不足、つまり柔らかすぎる問題や、吹き付け後の凹凸による盛り上がりが目立つため、直床仕上げの下地とすることができず、この断熱材の上面に床仕上材を敷設して浮き床、即ち二重床仕上げが前提になっている。また、他の従来例ではこの折り返しを全くしないものもある。
【0004】
【非特許文献1】
週間住宅情報「断熱」、平成13年6月20日、P.1092、1093。
【非特許文献2】
財団法人 住宅・建築省エネルギー機構発行「住宅の次世代省エネルギー基準と指針」平成11年11月1日、P.266〜268。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、断熱材23の上面に床仕上材22を敷設する二重床仕上げは、その施工が煩雑であるばかりでなく、コスト、階高のアップにつながる。また、折り返しを全くしないものでは、このようなものは当然、次世代省エネルギー基準を満たしていない。また、直床仕上げとする従来例では、予め床スラブ上面を欠込む(切欠き)必要があり、これでは型枠、コンクリート打設、脱型などの施工手間が増え、さらに、床スラブの平坦精度に問題が生じ易い。
【0006】
そこで、本発明の目的は、床スラブを切欠くことなく、直床仕上げを可能とし、熱橋現象を防止し、次世代省エネルギー基準を満たしている建築構造物の断熱補強構造とその施工方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る建築構造物の断熱補強構造の第1の特徴は、切欠き加工されていない床スラブと、上記床スラブに設けてある外壁区画壁またはサッシと、上記床スラブの上面において、その外周端面は上記外壁区画壁またはサッシの内周面に当接した状態で連続的に敷設してある所定幅の断熱ボードと、上記床スラブの上面を被覆し、上記断熱ボードを所定位置に固定しているセルフレベリング材と、上記断熱ボードの外周端部から上記外壁区画壁またはサッシの内周面に吹付けしてある発泡ウレタン断熱材と、上記セルフレベリング材や上記断熱ボードに設けてある床仕上材とを具備しているところにある。
【0008】
この建築構造物の断熱補強構造の第2の特徴は、切欠き加工されていない床スラブと、上記床スラブに設けてある外壁区画壁またはサッシと、上記床スラブの面から上記外壁区画壁またはサッシの内周面に向けて吹付けしてある発泡ウレタン断熱材と、上記床スラブの上面において、上記発泡ウレタン断熱材の内周面に当接した状態で連続的に施工してある所定幅の断熱モルタルと、上記床スラブの上面を被覆し、上記断熱モルタルを所定位置に固定しているセルフレベリング材と、上記セルフレベリング材や上記断熱モルタルに設けてある床仕上材とを具備しているところにある。
【0009】
第3の特徴は、上記セルフレベリング材は上記断熱ボードまたは上記断熱モルタルを被覆しているところにある。
【0010】
第4の特徴は、上記セルフレベリング材は上記断熱ボードまたは上記断熱モルタルと同一レベルであるところにある。
【0011】
本発明に係る建築構造物の断熱補強構造の施工方法の第1の特徴は、切欠き加工されていない床スラブに外壁区画壁を施工またはサッシを取付ける工程と、上記外壁区画壁またはサッシの内周面に当接した状態で所定幅の断熱ボードを施工する工程と、この断熱ボードを施工した後で発泡ウレタン断熱材を上記断熱ボードの外周端部の上面から上記外壁区画壁またはサッシの内周面に向けて吹き付ける工程と、上記断熱ボードの内側にセルフレベリング材を施工する工程とを具備しているところにある。
【0012】
本発明に係る建築構造物の断熱補強構造の施工方法の第2の特徴は、切欠き加工されていない床スラブに外壁区画壁の施工またはサッシを取付ける工程と、上記床スラブの面から上記外壁区画壁またはサッシの内周面に向けて発泡ウレタン断熱材を吹き付ける工程と、上記床スラブの上面において上記発砲ウレタン断熱材の内周面に所定幅の断熱モルタルを施工する工程と、上記断熱モルタルの上面または内側にセルフレベリング材を施工する工程とを具備しているところにある。
【0013】
また、この断熱補強構造の施工方法の第3の特徴は、前記セルフレベリング材の施工レベルは上記断熱ボードまたは断熱モルタルを被覆するものであるところにある。
【0014】
さらに、この断熱補強構造の施工方法の第4の特徴は、前記セルフレベリング材の施工レベルは上記断熱ボードまたは断熱モルタルと同一レベルであるところにある。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、先ず本発明に係る建築構造物の断熱補強構造の第1の実施の態様について説明すると、図1に示す実施の態様は、掃き出しの窓のように腰壁がない構造のもので、切欠き加工されていない床スラブ1には、外壁区画壁2及びモルタル31を介してサッシ3が設けてあり、さらに、床スラブ1の上面には所定幅の断熱ボード6が、その外周端面を、サッシ3と床スラブ1との隙間を埋めているモルタル31の内周面(以下「サッシの内周面31a」という)に当接した状態で連続的に接着剤で敷設固着してあり、さらに、セルフレベリング材8が床スラブ1の上面を被覆し、断熱ボード6を所定位置に固定している。また、発泡ウレタン断熱材7が断熱ボード6の外周端部からサッシの内周面31a及びサッシ3の内面に吹付けしてある。そして、床仕上材9がセルフレベリング材8や断熱ボード6を被覆する状態で設けてある。
【0016】
次に、前記の第1の実施の形態の建築構造物の断熱補強構造の施工方法の実施の形態を説明すると、集合住宅において、ベランダ1aと床スラブ1を施工し、この床スラブは切欠き加工は施していない。そして、床スラブ1の上面には外壁区画壁2が施工してあり、この外壁区画壁及び床スラブ1にサッシ3が取付けてあり、モルタル31で、このサッシと床スラブ1及び外壁区画壁2の隙間を埋める。床スラブ1とモルタル31の外面には、複合塗膜による防水処理を施しモルタル面台4を構成しているが、このモルタル面台は従来から周知なものである。さらに、サッシ3とモルタル面台4との間にはシーリング材5を注入し、防水性能を高めている。
【0017】
そこで、躯体の床スラブ1は切欠くことなく、その素面において、サッシ内周面31aには、所定幅、例えば20cm幅の断熱ボード6の外端を、この内周面に当接させ、この内周面に沿った状態で連続して接着剤で敷設固着する。この断熱ボード6としては、例えば厚さ10〜15mmの硬質ポリウレタンフォームを芯材として、その両面には防湿材付き補強層を有するもので、例えばアキレス折り返しボード(アキレス株式会社製品)が利用でき、この断熱ボード6は発砲ウレタンと同等の断熱性能を有している。その後、発泡ウレタン断熱材7を、断熱ボード6の外周端部の上面からサッシの内周面31aやサッシ3の内面に向けて吹き付ける。このように、断熱ボード6の敷設工事を、発泡ウレタン断熱材7の吹き付け作業に先行して施工してあるため、この発泡ウレタンを吹き付けるだけで、この断熱ボード6により完全に隙間なく熱橋部の断熱補強ができる。
【0018】
その後、断熱ボード6の内側の床スラブ1の上面にセルフレベリング材8を流し込んで施工し、断熱ボード6を床スラブ1に位置固定する。実験例によると、前記アキレス折り返しボードは圧縮強度が大きく、セルフレベリング材8との付着性もよいことが判った。このことは、後述するサッシの下枠10に人間が乗った場合、蹴込み板11を介して大きな荷重が加わっても下がらないことになる。
【0019】
セルフレベリング材8と下枠10との間には蹴込み板11が設けてあり、この蹴込み板の前面には幅木12が設けてある。そして、床仕上げ材9の外端部を幅木12に当接した状態で、セルフレベリング材8に床仕上げ材9が設けてある。断熱ボード6が露出している場合は、セルフレベリング材8とこの断熱ボードの上面にこの床仕上げ材9を設ける。
【0020】
前記第1の実施の態様は、掃出しサッシを用いて床スラブ1にサッシ3をモルタル31を介して取付けたものであるが、第2の実施の態様として、床スラブ1から立ち上がっている外壁区画壁2を形成した構成の場合を説明する。腰壁がある場合も同様、断熱ボード6の外端は外壁区画壁の内周面(サッシの内周面31aと実質的に同じ)に当接しており、発泡ウレタン断熱材7はこの外壁区画壁の内周面に吹付けられる。
【0021】
このように、本発明では、発泡ウレタン断熱材7の吹付けは、床スラブ1から連続して立ちあがる外壁区画壁2の有無によりサッシ3のモルタル31に吹付ける第1の実施の態様と床スラブ1から連続して立ち上がっている外壁区画壁2の内周面に吹付ける第2の態様とがある。
【0022】
また、セルフレベリング材8の施工レベルは、図示のように断熱ボード6を被覆するように施工すると、容易に平坦さの精度が確保できる。しかし、断熱ボード6を被覆することに限定されるものではなく、このセルフレベリング材の施工レベルは断熱ボード6と同一レベルであってもよく、この場合、断熱ボード6の先行施工により、この断熱ボードをセルフレベリング材8の施工レベル定規に利用できる。
【0023】
また、前記第1、第2の実施の態様では断熱ボードを使用したものであるが、第3の実施の態様として、図2に示すように断熱ボードに代えて断熱モルタル61を使用するものがある。断熱モルタル61としては、断熱・結露を防止する機能を有する無機質の軽量モルタルがあり、これには軽量微小中空体、炭素繊維、合成樹脂及び水溶性樹脂から成る半液体状の混和材とセメントを主成分とする粉体とを混練したものであって、例えば「IDモルタル」(日本化成の商品名)がある。図2において、この断熱モルタル61を施工する実施の態様では、発泡ウレタン71をサッシの内周面31aに吹付ける施工を先に行い、その後で、断熱モルタル61を発泡ウレタン71の内周面と床スラブ1に施工すると、このモルタルを発砲ウレタン71の凹凸面に隙間なく充填される。しかし、この第3の実施の態様では、断熱モルタル61は固化に要する時間において、前記の断熱ボード6よりも長くなる問題がある。
【0024】
そして、第3の実施の態様でも、前記第1、第2の実施の態様のように、セルフレベリング材8を流し込むが、この施工レベルは、図2のように断熱モルタル61を被覆するように施工すると、容易に平坦さの精度が確保できる。しかし、前記の第1、第2の実施の態様と同様に、断熱モルタル61を被覆することに限定されるものではなく、このセルフレベリング材の施工レベルを断熱モルタル61と同一レベルであってもよい。
また、第4の実施の態様では、前記第2の実施の態様のように、床スラブ1から連続して立ち上がっている外壁区画壁2の構成でもよい。そして、発泡ウレタン断熱材71は最初にこの外壁区画壁の内周面に吹付けられ、その後、断熱モルタル61を発泡ウレタン断熱材71の内周面に当接する状態で、床スラブ1に施工する。
【0025】
【発明の効果】
したがって、本発明に係る建築構造物の断熱補強構造とその施工方法によると、直床仕上げを可能とし、断熱ボードを外壁区画壁またはサッシの内周面の際まで回すことができるため、際部の処理が容易であり、熱橋現象を防止し、次世代省エネルギー基準を満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】断面図である。
【図2】他の実施の態様を示す断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 床スラブ
2 外壁区画壁
3 サッシ
31 隙間を埋めているモルタル
31a サッシ内周面
4 モルタル面台
6 断熱ボード
61 断熱モルタル
7 発泡ウレタン
71 発泡ウレタン
8 セルフレベリング材
9 床仕上げ材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a heat insulating reinforcement structure for a building structure and a construction method thereof.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, heat insulation folding is known as a heat insulation reinforcement of an inner heat insulation method in an apartment house. This folding is to insulate the floor, pillars and beams connected to the outer wall within a certain range. This is the part where the outer wall is connected to the floor, pillars and beams when the outer wall is insulated from the inside. Since heat insulation is cut off, heat escapes from this part, that is, a thermal bridge phenomenon occurs, and it is said that 10% to 15% of the heat in the dwelling unit is lost. For this reason, the “next-generation energy saving standard” defines that “folding” is within a predetermined range from the outer wall (see, for example, Non-Patent Document 1 and Non-Patent Document 2).
[0003]
However, as shown in FIG. 3 (shown on page 268 of Non-Patent Document 2), in a condominium where a floor covering 22 is directly stretched on a concrete ceiling or
[0004]
[Non-Patent Document 1]
Weekly housing information “Heat insulation”, June 20, 2001, p. 1092, 1093.
[Non-Patent Document 2]
Issued by the Energy Conservation Organization of Housing and Architecture, “Next Generation Energy Conservation Standards and Guidelines for Residential Buildings” November 1, 1999, p. 266-268.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the double floor finishing in which the floor finishing material 22 is laid on the upper surface of the
[0006]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a heat insulating reinforcement structure for a building structure that can achieve a straight floor finish without notching a floor slab, prevent a thermal bridge phenomenon, and meet the next-generation energy-saving standards, and its construction method. It is to provide.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The first feature of the heat insulation and reinforcement structure for a building structure according to the present invention is a floor slab that is not cut, an outer wall partition wall or sash provided on the floor slab, and an upper surface of the floor slab. The outer peripheral end surface covers the heat insulation board with a predetermined width continuously laid in contact with the outer peripheral partition wall or the inner peripheral surface of the sash and the upper surface of the floor slab, and fixes the heat insulation board in a predetermined position. Self-leveling material, foamed urethane heat insulating material sprayed from the outer peripheral edge of the heat insulating board to the inner peripheral surface of the outer wall partition or sash, and the self-leveling material and the heat insulating board. And floor finish.
[0008]
The second feature of the heat insulating reinforcing structure of this building structure is that the floor slab that is not cut out, the outer wall partition wall or sash provided on the floor slab, and the outer wall partition wall or sash from the surface of the floor slab. A predetermined width of the urethane foam heat insulating material sprayed toward the inner peripheral surface of the sash and the upper surface of the floor slab continuously applied in contact with the inner peripheral surface of the urethane foam heat insulating material. A heat-insulating mortar, a self-leveling material that covers the upper surface of the floor slab, and fixes the heat-insulating mortar at a predetermined position, and a floor finishing material provided in the self-leveling material or the heat-insulating mortar. Is where you are.
[0009]
The third feature is that the self-leveling material covers the heat insulating board or the heat insulating mortar.
[0010]
The fourth feature is that the self-leveling material is at the same level as the heat insulating board or the heat insulating mortar.
[0011]
The first feature of the construction method of the heat insulation and reinforcement structure for a building structure according to the present invention is the step of constructing or attaching an outer wall partition wall to a floor slab that is not notched, and the inner wall of the outer wall partition wall or sash. A process of constructing a heat insulation board with a predetermined width in contact with the peripheral surface, and after constructing the heat insulation board, the foamed urethane heat insulating material is applied from the upper surface of the outer peripheral edge of the heat insulation board to the inside of the outer wall partition wall or sash. It exists in the place which has the process of spraying toward a surrounding surface, and the process of constructing a self-leveling material inside the said heat insulation board.
[0012]
The second feature of the construction method of the heat insulation reinforcing structure for a building structure according to the present invention is the step of constructing an outer wall partition wall or attaching a sash to a floor slab that has not been cut, and the outer wall from the surface of the floor slab. A step of spraying urethane foam heat insulating material toward the inner peripheral surface of the partition wall or sash, a step of applying heat insulating mortar having a predetermined width on the inner peripheral surface of the foamed urethane heat insulating material on the upper surface of the floor slab, and the heat insulating mortar And a step of applying a self-leveling material on the upper surface or the inner side.
[0013]
Further, the third feature of the construction method of the heat insulation reinforcing structure is that the construction level of the self-leveling material covers the heat insulation board or the heat insulation mortar.
[0014]
Furthermore, a fourth feature of the construction method of the heat insulation reinforcing structure is that the construction level of the self-leveling material is the same level as the heat insulation board or the heat insulation mortar.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, with reference to the drawings, first, a first embodiment of a heat insulating reinforcement structure for a building structure according to the present invention will be described. The embodiment shown in FIG. 1 does not have a waist wall like a sweep-out window. A floor slab 1 having a structure and not cut is provided with a
[0016]
Next, an embodiment of the construction method of the heat insulating reinforcement structure for a building structure according to the first embodiment will be described. In the apartment house, the
[0017]
Therefore, the floor slab 1 of the frame is not cut out, and the outer end of the
[0018]
After that, the self-leveling
[0019]
A
[0020]
In the first embodiment, the
[0021]
Thus, in the present invention, the blowing of the urethane foam
[0022]
Moreover, if the construction level of the self-leveling
[0023]
Moreover, although the heat insulation board is used in the said 1st, 2nd embodiment, what uses the
[0024]
In the third embodiment, the self-leveling
Moreover, in the 4th embodiment, the structure of the outer
[0025]
【The invention's effect】
Therefore, according to the heat insulation reinforcement structure of a building structure and its construction method according to the present invention, it is possible to finish the floor directly, and the heat insulation board can be turned to the outer wall partition wall or the inner peripheral surface of the sash. Is easy, prevents thermal bridge phenomenon, and can meet the next generation energy saving standards.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing another embodiment.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (8)
上記床スラブに設けてある外壁区画壁またはサッシと、
上記床スラブの上面において、その外周端面は上記外壁区画壁またはサッシの内周面に当接した状態で連続的に敷設してある所定幅の断熱ボードと、
上記床スラブの上面を被覆し、上記断熱ボードを所定位置に固定しているセルフレベリング材と、
上記断熱ボードの外周端部から上記外壁区画壁またはサッシの内周面に吹付けしてある発泡ウレタン断熱材と、
上記セルフレベリング材や上記断熱ボードに設けてある床仕上材と
を具備していることを特徴とする建築構造物の断熱補強構造。Floor slabs that are not cut and
An outer wall partition wall or sash provided on the floor slab;
On the upper surface of the floor slab, the outer peripheral end surface is a heat insulating board having a predetermined width that is continuously laid in contact with the outer peripheral partition wall or the inner peripheral surface of the sash;
A self-leveling material that covers the upper surface of the floor slab and fixes the heat insulation board in place;
A foamed urethane heat insulating material sprayed from the outer peripheral end of the heat insulating board to the outer peripheral partition wall or the inner peripheral surface of the sash,
A heat-insulating / reinforcing structure for a building structure, comprising the flooring material provided on the self-leveling material or the heat-insulating board.
上記床スラブに設けてある外壁区画壁またはサッシと、
上記床スラブの面から上記外壁区画壁またはサッシの内周面に向けて吹付けしてある発泡ウレタン断熱材と、
上記床スラブの上面において、上記発泡ウレタン断熱材の内周面に当接した状態で連続的に施工してある所定幅の断熱モルタルと、
上記床スラブの上面を被覆し、上記断熱モルタルを所定位置に固定しているセルフレベリング材と、
上記セルフレベリング材や上記断熱モルタルに設けてある床仕上材と
を具備していることを特徴とする建築構造物の断熱補強構造。Floor slabs that are not cut and
An outer wall partition wall or sash provided on the floor slab;
A foamed urethane heat insulating material sprayed from the surface of the floor slab toward the outer wall partition wall or the inner peripheral surface of the sash;
On the upper surface of the floor slab, a heat insulating mortar having a predetermined width that is continuously applied in a state in contact with the inner peripheral surface of the urethane foam heat insulating material,
A self-leveling material that covers the upper surface of the floor slab and fixes the heat-insulating mortar in place;
A heat-insulating / reinforcing structure for a building structure comprising the flooring material provided in the self-leveling material or the heat-insulating mortar.
上記外壁区画壁またはサッシの内周面に当接した状態で所定幅の断熱ボードを施工する工程と、
この断熱ボードを施工した後で発泡ウレタン断熱材を上記断熱ボードの外周端部の上面から上記外壁区画壁またはサッシの内周面に向けて吹き付ける工程と、
上記断熱ボードの内側にセルフレベリング材を施工する工程と
を具備することを特徴とする建築構造物の断熱補強構造の施工方法。A process of installing an outer wall partition wall or attaching a sash to a floor slab that has not been cut;
A step of constructing a heat insulating board having a predetermined width in contact with the inner peripheral surface of the outer wall partition wall or the sash;
After applying this heat insulation board, blowing urethane foam heat insulating material from the upper surface of the outer peripheral end of the heat insulation board toward the outer peripheral wall or the inner peripheral surface of the sash,
And a step of applying a self-leveling material on the inside of the heat insulating board.
上記床スラブの面から上記外壁区画壁またはサッシの内周面に向けて発泡ウレタン断熱材を吹き付ける工程と、
上記床スラブの上面において上記発砲ウレタン断熱材の内周面に所定幅の断熱モルタルを施工する工程と、
上記断熱モルタルの上面または内側にセルフレベリング材を施工する工程と
を具備することを特徴とする建築構造物の断熱補強構造の施工方法。A process of installing an outer partition wall or a sash on a floor slab that has not been cut;
Spraying urethane foam heat insulating material from the surface of the floor slab toward the outer wall partition wall or the inner peripheral surface of the sash;
A step of constructing a heat insulating mortar having a predetermined width on the inner peripheral surface of the foamed urethane heat insulating material on the upper surface of the floor slab;
And a step of constructing a self-leveling material on the upper surface or inside of the heat-insulating mortar.
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