JP4019434B2 - Launch rail for bullet ball machines - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、パチンコ機等の弾球式遊技機において、遊技玉の走行経路となる発射レールに関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機において遊技玉は、槌といわれる部材にて叩かれることにより発射される。この発射された遊技玉は、誘導レールによって案内されて遊戯域へ打ち出されるが、この誘導レールに適切な角度にて遊技玉が投入されるように遊技玉の弾道を定めるのが発射レールである。従来の発射レールの一例を図8に示す。図8(a)が正面図、図8(b)がそのE−E断面図である。
【0003】
図8に示した発射レール81において、遊技玉83が走行する部分であるレール本体85は、長手方向に沿って傾斜されて支持部87に取り付けられている。遊技玉83は、この傾斜により低くされた方の末端に保持されて、槌に叩かれるのを待機する。またレール本体85は、長手方向には下方に凹むように湾曲されており、打ち出されてレール本体85上を走行し、レール本体85の他端に達した遊技玉83が、誘導レール(図示せず)に最適の角度にて発射されるようにされている。しかも、このレール本体85は、図8(b)に示すように断面が略M字型となるように板金を折り曲げて形成されている。遊技玉83は、M字の2斜面89a,89bに接したまま、レール本体85上を走行することにより、蛇行することなく、レール本体85の長手方向に平行に走行するようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、発射レール81のレール本体85は、上記したように、走行方向に垂直な断面が略M字型になるように折り曲げられ、しかも走行方向に沿っては湾曲されるという構造をしているため、製造が極めて困難である。従い、湾曲時にレール本体85が破損することがあり、レール本体85の歩留まりが悪くなって発射レール81のコストをアップさせている。また、同じ理由により製造後にレール本体85が歪んで、槌と遊技玉83との当接位置が異なってしまったり或は遊技玉83が不適切な角度にて誘導レールに投入されたりする。この結果、遊技域に放出された遊技玉83の弾道が乱れて、遊技者の競技意欲を削ぐという不具合があった。
【0005】
なお、槌と遊技玉83との当接位置が不適切になった場合には、槌を特殊な専用工具にて曲げ、調整することも行なわれている。しかし、この方法にて当接位置を矯正するには高度な技能が必要であり、また、矯正した後も、遊技玉を射出するに連れて槌が矯正前の形状に戻り、再び当接位置が変化することもある。
【0006】
また、遊技玉83が不適切な角度にて誘導レールに投入されるようになった場合には、誘導レールの方を曲げて、レール本体85との相対位置を調整していた。これは、上記したようにレール本体85の構造が屈曲させにくい構造をしていることによる。しかし、この調整作業にも所謂職人技が要求され、例えば、パチンコホールの従業員が同じ作業を行なうのは困難である。
【0007】
本発明は、こうした課題に鑑みてなされたものであり、発射レールのコストを下げ、また槌と遊技玉との当接位置の調整を容易にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、弾球式遊技機に用いられる遊技玉をその被射出位置に保持する保持部と、射出された前記遊技玉の走行路を有するレール本体と、少なくとも前記レール本体を支持する支持部とを備える、弾球式遊技機用発射レールにおいて、
前記レール本体が、
長手方向の一縁においては、前記遊技玉よりも小さな間隔を空けて互いに平行であるとともに、前記一縁とは反対側の縁を含む部分では、面同士が重合する2枚の長尺板材であって、前記長手方向の一縁を上方に向けられた前記遊技玉の走行路とする滑走部と、
該滑走部を前記支持部に固定する固定部と
を有し、
前記滑走部が、
長尺の板状部材であって、その長手方向の1縁を基準縁とし、これに平行な2本の折り曲げ線に沿って互いに逆方向に折り曲げられ、且つ前記基準縁の反対側の縁は、長手方向の中央が凹んだ曲線状に形成された第1レール片と、
該第1レール片と面対称に形成された第2レール片と
を、各レール片の、前記基準縁を含む面同士を重合させて該面を互いに固定してなることを特徴とする。
【0014】
【作用及び発明の効果】
請求項1に記載の弾球式遊技機用発射レールは、レール本体が、滑走部と、滑走部を固定する固定部とを有している。そして滑走部は、長手方向の一縁においては、互いに平行に立設された2枚の長尺板材を有している。これら2枚の板材の間隔は、遊技玉の直径よりも狭くされている。従い、遊技玉は、2枚の板材の各上縁に接して走行される。
【0015】
従来のレール本体は、図8(b)に示したように断面M字型に板材を屈曲させ、更に、図8(a)に示したように長手方向の中央が凹んだ形状に、その全体が湾曲されていた。これに対し、当該発射レールにおいては、滑走部そのものを湾曲させるのではなく、走行箇所となる2つの上縁を、長手方向の中央が凹んだ曲線状に形成することができる。
【0016】
従い、請求項1に記載の発明によれば、従前のように板状部材をM字型に曲げて更に湾曲させるという、困難な加工を行なう必要がないので、レール本体、ひいては発射レールのコストを下げることができる。また、レール本体が歪むこともないため、発射角度が不適切になったり、槌との当接位置が変化したりすることも防止できる。
【0017】
請求項1に記載の発明は、滑走部が、次のような2枚の板状部材を重合させるという、簡素な構成にて実現されている。すなわち、長尺であって、その長手方向に平行な折り曲げ線に沿って2ヶ所を折り曲げられた第1レール片と、この第1レール片に面対称な形に形成された第2レール片と、の2枚の板状部材である。各レール辺は、2ヶ所を折り曲げられることにより、長手方向に垂直に3つの面に分けられる。この3つの面の内、端にある1面同士を重合させ固定したのが滑走部である。すると、この固定に用いられなかった各中央の面が、互いに対して離反するように屈曲され、残りの1面が互いに所定間隔をおいて伸びた形をなす。つまり、この各残りの1面が2枚の長尺板材となり、これらの各上縁が遊技玉が走行される箇所となる。
【0018】
よって、請求項1に記載の発明によれば、滑走部を2体のレール片を重合し固定するという簡素な構成となっているため作製が極めて容易である。すなわち、滑走部の2枚の長尺板材を形成するためにその間隔を確保しつつ長尺の材料を切削したり、滑走部全体を鋳造したりする必要がなく、非常に作製が容易である。
【0019】
また、長手方向に沿った折り曲げ線を持つレール片を2枚、重合した構成となっているため、堅牢である。従い、従来の発射レール81(図8参照)においては、そのM字断面の内側を補強するために中子91が用いられていたが、本発射レールにおいては、中子91が不要となる。
【0026】
【実施例】
以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
まず、図1は本発明の一実施例である発射レール1の外観図であり、図1(a)が正面図、図1(b)がそのA−A断面図である。
【0027】
発射レール1は、遊技玉11が走行される滑走部13と、滑走部13を保持する固定部15と、遊技玉11を滑走部13の末端にて保持する保持部17と、保持部17及び固定部15を支持すると共に、図示しないパチンコ機の遊技板に固定される支持部19とを主に構成されている。つまり、滑走部13は固定部15を介して支持部19に固定されていることになる。そして図示しない射出機構にて叩かれた遊技玉11は、滑走部13を走行し、滑走部13の先端から発射される。
【0028】
次に、滑走部13について図2を用いて説明する。図2(a)が滑走部13の正面図、図2(b)がその左側面図である。滑走部13は、2枚のレール片13a,13bを重ね合わせ、「・」印にて示された箇所をスポット溶接することにより固定されている。レール片13aは、長尺のステンレス材を、図中の下の縁21を基準縁として、これに平行な2本の折り曲げ線にて互いに逆方向に折り曲げることにより形成され、基準縁21の反対側の縁23は下方に凹むような曲線形状にされている。一方、レール片13bは、レール片13aと面対称の形状をしており、レール片13aと同様にして作製される。
【0029】
そして、2ヶ所を折り曲げられることにより夫々3つの面に分割された各レール片の、基準縁21側の面(以下、基準面という)25同士を重合させて互いに固定することにより、滑走部13となる。
各レール片の基準面25以外の2面は、互いに離反するように、遊技玉11の直径よりも小さな所定幅を持って平行に上方に伸び、図2(b)に示すように、略コの字型の断面を呈する。この上端23,23が走行路となる。なお、基準面25の長手方向の両端付近には、略四角形の溝穴27a,27bが形成されており、また、各溝穴27a,27bの内側と、基準面25の中央部の計3ヶ所には縦長の長穴29a,29b,29c(何れも貫通穴)が設けられている。
【0030】
次に固定部15について図3を用いて説明する。図3(a)は固定部15の正面図、図3(b)はその左側面図、図3(c)はその平面図である。すなわち固定部15は、略L字型断面を持つ長尺部材であって、滑走部13の基準面25に重合される支持面31には、溝穴27a,27b,長穴29a〜29cに対応する位置に夫々タップ穴33a,33b,35a,35b,35c(何れも貫通穴)が設けられている。一方、支持面31に垂直な被載置面36には、その両端付近に略四角形の嵌穴37a,37bが形成され、また、各嵌穴37a,37bの内側と、基準面25の中央寄り図中のやや右よりの計3ヶ所に縦長の長穴39a,39b,39c(何れも貫通穴)が設けられている。なお、嵌穴37a,37bの縦幅Cは、溝穴27a,27bの縦幅B(図2参照)と略等しくされている。
【0031】
次に、支持部19について図4を用いて説明する。図4(a)は支持部19の正面図、図4(b)はその左側面図、図4(c)は平面図である。
支持部19は、板金を本図に示した形状に切断し、また、その板面の3ヶ所に略コの字型の切込を入れて図4(a)の手前方向に引き起こし、固定部15を載置・固定する箇所である突片41a,41b,41cが形成されている。つまり、図4(a)において長方形状に示されている窓43a,43b,43cは抜き穴となっている。そして突片41a〜41cには、固定部15の嵌穴37a,37b,長穴39a〜39cに対応する位置に夫々タップ穴44a,44b,45a,45b,45c(何れも貫通)が設けられている。
【0032】
また、図4(a)の右上の部分には、保持部17を係止するビスが螺合されるタップ穴46(貫通)が設けられており、このタップ穴46の近傍の縁は、この図の手前方向に引き起こされて、ガイド部47が形成されている。そしてガイド部47の端面にはスリット状の切欠49が形成されている。なお、突片41cの下方には、遊技玉11を保持位置に供給する玉送りレバー(図示せず)を枢着するためのピン51が設けられているが、このピン51は、遊技玉11を発射する発射レール1にとっては付加的な構成に過ぎないため説明を省略する。
【0033】
次に保持部17の構成について図5を用いて説明する。図5(a)は保持部17の正面図、図5(b)は平面図、図5(c)は右側面図である。
保持部17はガイド部47に当接される摺動板53と、遊技玉11に当接される当接板55とを結合板57にて連絡してなる略コの字型の断面を持つ部材で、図5(b)に示すように摺動板53よりも当接板55の方が幅広にされている。結合板57には、当該保持部17を支持部19に固定するための長穴59が設けられ、摺動板53には、スリット状の細溝61が形成されている。
【0034】
以上の各部を組み立てて、発射レールを構成する手順を、図1を用いて説明する。まず、鍔状部材(以下、単に鍔部という)が頭部付近の側面に周設された調整ビス63,63を、支持部19のタップ穴44a,44bに締め込む。なお、この鍔部の直径は、固定部15の嵌穴37a,37bの幅C(図3参照)に等しくされている。そして嵌穴37a,37bに調整ビス63,63の鍔部を嵌め込みつつ突片41a〜41c上に固定部15を載せ、タップ穴45a〜45cに3本のビス65を螺合させて固定部15を支持部19に固定する。このビス65は、調整ビス63とは異なり、鍔部が形成されていない通常のビスである。
【0035】
次に、調整ビス63,63を、固定部15のタップ穴33a,33bに締め込む。そして溝穴27a,27bに調整ビス63,63の鍔部を嵌め込みつつ固定部15の面31と滑走部13の基準面25とを重合させ、タップ穴35a〜35cに3本のビス65を螺合させて滑走部13を固定部15に固定する。
【0036】
なお、タップ穴33a,33bに締め込まれる調整ビス63は、本発明の、固定部15に対して滑走部13を相対移動させるためのビスに相当し、タップ穴44a,44bに締め込まれる調整ビス63は、本発明の、支持部19に対して固定部15を相対移動させるためのビスに相当する。つまり、発射レール1においては、両方の調整ビスに同じものを使用しており、従って、鍔部は、タップ穴33a,33bに締め込まれる調整ビス63の鍔部は本発明の鍔状部材に相当し、タップ穴44a,44bに締め込まれる調整ビス63の鍔部は本発明のカムに相当する。
【0037】
そして保持部17を、支持部19のガイド部47の位置にビス65にて固定すると、発射レール1としての体裁が整い、図1のように滑走部13が左上がりに傾斜されて設置された状態となり、この傾斜により低くされた方の端部に遊技玉11を保持可能となる。この発射レール1を完成させるには、遊技玉11の保持位置が適切になるように保持部17の取り付け位置を調整し、更に適切な角度にて滑走部13から遊技玉11が発射されるように、滑走部13の角度を調整する必要がある。
【0038】
そこで、まず保持部17の取り付け位置を調整する方法について図6を用いて説明する。図6(a)は保持部17を仮に取り付けた状態の正面図、図6(b)はその平面図、図6(c)は取り付け位置を変える様子を示す説明図である。
保持部17は、ビス65を座金66、長穴59を介してタップ穴46(図4参照)に螺合させることにより固定されている。この固定の際、摺動板53はガイド部47に、結合板57は支持部19の板面に当接させた状態にて行なわれる。こうすることにより、保持部17は図中の上下方向にのみ移動可能に固定される。なお、前後するが、保持部17を適切な位置に固定すると、摺動板53に形成された細溝61とガイド部47の切欠49とが略一致するように細溝61が形成されている。
【0039】
保持部17の移動量は、遊技玉11の保持位置に大きく影響に与えるため、微量ずつ慎重に行なう必要があるが、これは以下のようにすることにより可能である。すなわち、保持部17を移動させる際には、まず切欠49と細溝61とが連通されてなるスリット部に、細い平板状のもの(例えば−字のねじ回しの先端67)を差し込んで保持部17をガイド部47に対して移動できないようにし、次にビス65を緩め、ねじ回しの先端67をゆっくりと(例えば)反時計回りに回動させる。すると、図6(c)のように、先端67が細溝61を下方に押し下げる。移動量が足りないときには、先端67よりも薄い平板状のものを用いて更に大きく回転させればよく、また逆方向に保持部17を動かしたいときには、先端67を時計回りに操作すれば良い。こうして所望の位置まで保持部17を移動させてビス69を締めて再固定する。これにより、保持部17の支持部19に対する取付位置の調整が完了する。
【0040】
一方、滑走部13の固定部15に対する固定位置を調整するには、調整ビス63を用いて行なうが、この方法について図7を用いて説明する。図7(a)は、図1(a)において溝穴27aの周辺を拡大した図、図7(b)はそのD−D断面図である。前述したように、調整ビス63には鍔部71が設けられており、その直径が、溝穴27aの幅Bとほぼ等しくされている。そして、調整ビス63において鍔部71は偏心して設けられている。
【0041】
滑走部13の先端位置を上下に調整するには、まずビス65を適宜緩めて滑走部13を上下動可能にした後、調整ビス63を回転させる。すると、鍔部71が溝穴27a内にて回転されて、鍔部71の外周面が溝穴27aの内周を上方若しくは下方に押し、例えば図7(a)に実線にて示した溝穴27aを2点鎖線にて示した溝穴27a’まで移動させる。溝穴27aが上下移動するということはつまり、固定部15に対して滑走部13が2点鎖線にて示した13’のように移動することである。こうして滑走部13の先端部を所望の高さにした後、ビス65を締め付け、滑走部13を固定部15に対して固定する。
【0042】
このように、滑走部13の先端は固定部15に対し、ねじ回しにて容易に上下動させることができる。なお、滑走部13の後部位置を上下に移動させる場合には、タップ穴33bに締め込まれた調整ビス63を回転させることにより行なうことができる。
【0043】
また、滑走部13を図1(a)の前後方向に移動させたい場合は、タップ穴44a,44bに締め込まれた調整ビス63を用いて同様にして調整する。すなわち、予め、ビス65(タップ穴45a〜45cに締め込まれているもの)を適宜緩めて固定部15を前後方向に可動にした後、調整ビス63(タップ穴44a,44bに締め込まれているもの)を回転させる。すると、鍔部71が嵌穴37a,37b内にて回転されて、鍔部71の外周面が嵌穴37a,37bの内周を前方若しくは後方に押すことにより、固定部15を支持部19に対して移動させる。こうして固定部15を所望の位置まで移動させた後、ビス65(タップ穴45a〜45cに締め込まれているもの)を締め付け、固定部15を支持部19に対して固定する。こうして調整が完了すると、発射レール1は完成となる。
【0044】
この発射レール1の保持位置において槌に叩かれた遊技玉11は、滑走部13の縁23の上に沿って走行される。これは前述したように、滑走部13の幅が遊技玉11の直径よりも短くされているためで、遊技玉11は2本の縁23に支えられて走行し、滑走部13の先端から発射される。従来の発射レールの走行路はレール本体全体を湾曲させていたため、困難な加工工程が必要であったが、発射レール1によれば、例えば2枚のレール片13a,13bを重合させた上で、縁23を図2等に示したような曲線状に切削すれば良いので、加工が容易である。
【0045】
また、滑走部13は、長手方向に沿った折り曲げ線を持つレール片13a,13bを重合した構造となっているため、堅牢である。従来の発射レール81(図8参照)においては、そのM字断面の内側を補強するために中子91が用いられていたが、滑走部13においては、中子91が不要となる。
【0046】
更に、発射レール1は、遊技玉11の保持位置の調整を、保持部17の取付位置を変更することによって行なうことができ、また滑走部13を支持部19に対して上下前後に移動させることも可能であり、更にどちらもねじ回し等を用いることにより極めて容易に行なえる。従い、従来のように槌を曲げる等の特殊な技能や、専用の工具を必要としない。
【0047】
以上、本発明の一実施例である発射レール1について説明してきたが、本発明は、上記の構成に限定されるものではなく、様々な態様にて実施しうるものである。
例えば、レール片13a,13bは、ステンレスを材料として形成したが、他の金属や、セラミックを材料にして形成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である発射レール1の説明図である。
【図2】 発射レール1の滑走部13の説明図である。
【図3】 発射レール1の固定部15の説明図である。
【図4】 発射レール1の支持部19の説明図である。
【図5】 発射レール1の保持部17の説明図である。
【図6】 保持部17が支持部19に対して移動される様子を示す説明図である。
【図7】 滑走部13が固定部15に対して移動される様子を示す説明図である。
【図8】 従来の発射レール81の説明図である。
【符号の説明】
1…発射レール 11…遊技玉 13…滑走部
15…固定部 17…保持部 19…支持部
27a,27b…溝穴 37a,37b…嵌穴
29a〜29c,39a〜39c,59…長穴
33a,33b,35a〜35c,
44a,44b,45a〜45c,46…タップ穴
41a〜41c…突片 47…ガイド部 49…切欠
53…摺動板 55…当接板 57…結合板
61…細溝 63…調整ビス[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a launch rail that is a travel path of a game ball in a ball-type game machine such as a pachinko machine.
[0002]
[Prior art]
In pachinko machines, game balls are launched by being struck by a member called a spear. This launched game ball is guided to the play area by being guided by the guide rail, and the launch rail determines the trajectory of the game ball so that the game ball is inserted into the guide rail at an appropriate angle. . An example of a conventional firing rail is shown in FIG. FIG. 8A is a front view, and FIG. 8B is an EE cross-sectional view thereof.
[0003]
In the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, as described above, the
[0005]
In addition, when the contact position of the spear and the
[0006]
Further, when the
[0007]
The present invention has been made in view of these problems, and an object thereof is to reduce the cost of the launch rail and to easily adjust the contact position between the kite and the game ball.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
The rail body is
At one edge in the longitudinal direction, two long plates that are parallel to each other with a smaller interval than the game ball and in which the surfaces overlap each other at a portion including the edge opposite to the one edge there are a runner to the longitudinal travel path of the game ball directed upward direction to one edge of,
The該滑run portion have a fixing portion to be fixed to the support portion,
The sliding part is
It is a long plate-shaped member, with one edge in the longitudinal direction as a reference edge, bent in opposite directions along two fold lines parallel to the reference edge, and the edge opposite to the reference edge is A first rail piece formed in a curved shape with a concave center in the longitudinal direction;
A second rail piece formed in plane symmetry with the first rail piece;
The surfaces of the rail pieces including the reference edge are overlapped to fix the surfaces to each other .
[0014]
[Operation and effect of the invention]
In the launch rail for a ball-type game machine according to
[0015]
As shown in FIG. 8 (b), the conventional rail body has a plate material bent into an M-shaped cross section, and further has a concave shape in the longitudinal center as shown in FIG. 8 (a). Was curved. In contrast, in the firing rails, not Runode is curved slide unit itself, two of the upper edge as the traveling position, can be formed in a curved shape recessed in the longitudinal direction of the center.
[0016]
Therefore, according to the first aspect of the present invention, since it is not necessary to perform a difficult process of bending the plate-like member into an M shape and further bending as in the past, the cost of the rail main body, and thus the launch rail, can be reduced. Can be lowered. Further, since the rail body is not distorted, it is possible to prevent the firing angle from becoming inappropriate and the contact position with the heel from changing.
[0017]
Invention of
[0018]
Therefore, according to the invention described in
[0019]
Moreover, since it is the structure which superposed | stacked two rail pieces with the bending line along a longitudinal direction, it is robust. Therefore, in the conventional firing rail 81 (see FIG. 8), the
[0026]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
First, FIG. 1 is an external view of a
[0027]
The
[0028]
Next, the sliding
[0029]
Then, the surfaces 25 (hereinafter referred to as reference surfaces) 25 on the
Two surfaces other than the reference surface 25 of each rail piece extend upward in parallel with a predetermined width smaller than the diameter of the
[0030]
Next, the fixing
[0031]
Next, the
The
[0032]
Further, a tap hole 46 (through) into which a screw for locking the holding
[0033]
Next, the structure of the holding |
The holding
[0034]
The procedure for assembling the above-described parts to form the firing rail will be described with reference to FIG. First, adjustment screws 63 and 63, each having a flange-like member (hereinafter simply referred to as a flange) provided around the side of the head, are tightened into the tap holes 44a and 44b of the
[0035]
Next, the adjusting screws 63 and 63 are tightened into the tap holes 33 a and 33 b of the fixing
[0036]
The
[0037]
Then, when the holding
[0038]
First, a method for adjusting the mounting position of the holding
The holding
[0039]
Since the moving amount of the holding
[0040]
On the other hand, the adjustment position of the sliding
[0041]
In order to adjust the tip position of the sliding
[0042]
As described above, the tip of the sliding
[0043]
Further, when it is desired to move the sliding
[0044]
The
[0045]
Moreover, since the sliding
[0046]
Further, the
[0047]
The
For example, the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a
FIG. 2 is an explanatory diagram of a sliding
FIG. 3 is an explanatory diagram of a fixing
FIG. 4 is an explanatory diagram of a
FIG. 5 is an explanatory diagram of a holding
FIG. 6 is an explanatory diagram showing a state in which the holding
FIG. 7 is an explanatory diagram showing a state in which the sliding
FIG. 8 is an explanatory diagram of a
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
44a, 44b, 45a to 45c, 46 ... tap
Claims (1)
射出された前記遊技玉の走行路を有するレール本体と、少なくとも前記レール本体を支持する支持部とを備える、弾球式遊技機用発射レールにおいて、
前記レール本体が、
長手方向の一縁においては、前記遊技玉よりも小さな間隔を空けて互いに平行であるとともに、前記一縁とは反対側の縁を含む部分では、面同士が重合する2枚の長尺板材であって、前記長手方向の一縁を上方に向けられた前記遊技玉の走行路とする滑走部と、
該滑走部を前記支持部に固定する固定部と
を有し、
前記滑走部が、
長尺の板状部材であって、その長手方向の1縁を基準縁とし、これに平行な2本の折り曲げ線に沿って互いに逆方向に折り曲げられ、且つ前記基準縁の反対側の縁は、長手方向の中央が凹んだ曲線状に形成された第1レール片と、
該第1レール片と面対称に形成された第2レール片と
を、各レール片の、前記基準縁を含む面同士を重合させて該面を互いに固定してなることを特徴とする弾球式遊技機用発射レール。 A holding unit for holding a game ball used in a ball-type game machine at its injection position;
In a launch rail for a ball-type gaming machine, comprising a rail body having a traveling path of the game ball that has been ejected, and a support portion that supports at least the rail body.
The rail body is
At one edge in the longitudinal direction, two long plates that are parallel to each other with a smaller interval than the game ball and in which the surfaces overlap each other at a portion including the edge opposite to the one edge there are a runner to the longitudinal travel path of the game ball directed upward direction to one edge of,
The該滑run portion have a fixing portion to be fixed to the support portion,
The sliding part is
It is a long plate-shaped member, with one edge in the longitudinal direction as a reference edge, bent in opposite directions along two fold lines parallel to the reference edge, and the edge opposite to the reference edge is A first rail piece formed in a curved shape with a concave center in the longitudinal direction;
A second rail piece formed in plane symmetry with the first rail piece;
A ball-type game machine launching rail characterized in that the surfaces including the reference edge of each rail piece are superposed and fixed to each other.
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- 1995-05-29 JP JP13044595A patent/JP4019434B2/en not_active Expired - Fee Related
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