JP4018455B2 - Asset information management apparatus, asset information management method, and program for causing computer to execute the method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、娯楽施設において利用に供される娯楽機器および当該娯楽機器を構成する部品を資産として有する事業者の資産に関する情報を管理する資産情報管理装置、資産情報管理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムに関し、特に、資産の有効活用を促進することができる資産情報管理装置、資産情報管理方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、AM事業者(アミューズメント事業者)と呼ばれる者がいる。具体的には、娯楽機器(AM機器:アミューズメント機器)をAM機器メーカーから購入し、これを娯楽施設(AM施設:アミューズメント施設)に貸し出すことを主たる業務内容とする者である。
【0003】
かかるAM事業者にとっては、AM施設に貸し出したAM機器がAM施設の利用者から徴収する売上を、AM施設主(店舗主)との間で配分することによって得られる売上が主たる収益である。このため、AM事業者においては、自己が有する複数のAM機器(店舗に貸し出したAM機器)をそれぞれ一意に資産として特定し、各AM機器ごとに売上などの情報を管理することが一般的におこなわれている。具体的には、AM機器を構成する部品である筐体に付与されたシリアル番号に関連付けて、AM機器単位で売上などの資産情報を管理している。
【0004】
一方、AM機器は、図3に示すように、筐体および基板(システムボードおよびロム)という各部品の結合によって構成されるものであるが、AM事業者によっては、AM機器メーカーからAM機器を購入するだけでなく、AM機器を構成する部品のみ(例えば、従来機のロムと交換可能な新開発のロム)を購入することも一般的におこなわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、AM機器の部品を交換したような場合、交換によって結合を解除される部品が生まれるが、かかる部品も、他のAM機器に改めて組み込まれることで再利用が可能である点では、AM事業者にとって有効な資産となり得るものである。すなわち、AM事業者は、AM機器を構成する部品も、AM機器そのものと同様、有効な資産として活用することができる。
【0006】
しかしながら、AM機器の部品は、あくまでも、他の部品と結合してAM機器を構成して初めて売上を上げるものである。このため、AM事業者においては、上記したように、AM機器単位で売上などの資産情報を管理せざるを得ず、例えば、交換によって結合を解除された部品について、その資産情報を把握して有効な資産として活用することは困難であった。すなわち、AM機器単位で売上などの資産情報を管理するという手法では、AM事業者が資産として有するAM機器および部品を漏れなく有効に活用することは困難であった。
【0007】
このようなことから、AM事業者にとっては、AM機器および部品の資産情報をいかにして管理するかが極めて重要な課題となっており、望ましくは、資産の有効活用を促進する管理手法が必要とされている。
【0008】
そこで、この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、資産の有効活用を促進することができる資産情報管理装置、資産情報管理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る資産情報管理装置は、娯楽施設において利用に供される娯楽機器および当該娯楽機器を構成する部品を資産として有する事業者の資産に関する情報を管理する資産情報管理装置であって、前記事業者によって商品として取得され得る娯楽機器および部品ごとに、当該商品の特性を一意に特定するための商品コードを格納するとともに、前記商品のうちで独立した資産価値を有する複数の部品が結合して構成される商品については、当該商品の商品コードに関連付け て、前記複数の部品に対応する各商品コードを格納する商品情報格納手段と、前記事業者が商品として取得した娯楽機器および部品についての前記商品コードが当該資産情報管理装置に入力された際、当該入力された商品コードに基づいて前記商品情報格納手段を参照し、前記複数の部品に対応する各商品コードが存在するか否かを判断することによって、独立した資産価値を有する複数の部品の有無を判定し、独立した資産価値を有する個体単位で、各個体を一意に識別するための資産番号を付与する資産番号付与手段と、前記資産番号付与手段によって付与された資産番号に関連付けて、各個体を資産として管理するために必要な資産情報を格納する資産情報格納手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
また、請求項2の発明に係る資産情報管理装置は、請求項1に記載の発明において、前記資産番号付与手段は、独立した資産価値を有する部品については、当該部品に対して前記資産番号を付与し、独立した資産価値を有しない複数の部品が結合して独立した資産価値を有するに至る部品については、当該結合した部品に対して前記資産番号を付与し、独立した資産価値を有しない複数の部品が結合して独立した資産価値を有するに至る娯楽機器については、当該娯楽機器に対して前記資産番号を付与することを特徴とする。
【0011】
また、請求項3の発明に係る資産情報管理装置は、請求項2に記載の発明において、前記娯楽機器は、筐体および基板を部品として構成され、当該基板は、システムボードおよびロムを部品として構成されるものであって、前記資産番号付与手段は、独立した資産価値を有する筐体、システムボードおよびロムについては、当該筐体、システムボードおよびロムに対して前記資産番号をそれぞれ付与し、独立した資産価値を有しないシステムボードおよびロムが結合して独立した資産価値を有するに至る基板については、当該基板に対して前記資産番号を付与し、独立した資産価値を有しない筐体および基板が結合して独立した資産価値を有するに至る娯楽機器については、当該娯楽機器に対して前記資産番号を付与することを特徴とする。
【0012】
また、請求項4の発明に係る資産情報管理装置は、請求項1に記載の発明において、前記資産番号付与手段は、前記事業者による購入業務または借入業務によって商品として取得した娯楽機器または部品について、前記商品情報格納手段によって、当該遊戯機器または部品を構成する複数の部品に対応する各商品コードが格納されていない場合には、当該遊戯機器または部品に対して前記資産番号を付与し、当該遊戯機器または部品を構成する複数の部品に対応する各商品コードが格納されている場合には、当該複数の部品に対して前記資産番号をそれぞれ付与することを特徴とする。
【0013】
また、請求項5の発明に係る資産情報管理装置は、請求項4に記載の発明において、前記商品情報格納手段は、独立した資産価値を有する複数の部品ごとに、当該部品の特性を一意に特定するための商品コードを格納するとともに、複数の部品が結合して構成される所定の商品の商品コードに関連付けて、前記複数の部品に対応する各商品コードを格納し、前記資産番号付与手段は、前記商品情報格納手段によって、複数の部品に対応する各商品コードが格納された場合に、前記所定の商品に対する資産分割として、前記複数の部品に対して前記資産番号をそれぞれ付与し、前記資産情報格納手段は、前記資産番号付与手段によって、複数の部品に対して前記資産番号がそれぞれ付与された場合に、前記資産分割の対象となった所定の商品に既に付与されている資産番号に関連付けて、前記複数の部品に対して付与された各部品の資産番号を格納することを特徴とする。
【0014】
また、請求項6の発明に係る資産情報管理装置は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記資産情報として、前記個体の取得に関する取得情報を格納することを特徴とする。
【0015】
また、請求項7の発明に係る資産情報管理装置は、請求項6に記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記取得情報として、前記事業者による購入業務によって取得された個体について、前記商品情報格納手段によって格納された対応する商品コード、購入年月日および購入費用を格納することを特徴とする。
【0016】
また、請求項8の発明に係る資産情報管理装置は、請求項6に記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記取得情報として、前記事業者による借入業務によって取得された個体について、前記商品情報格納手段によって格納された対応する商品コード、借入年月日および借入契約に関する情報を格納することを特徴とする。
【0017】
また、請求項9の発明に係る資産情報管理装置は、請求項8に記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記取得情報として、前記資産番号付与手段による資産分割によって新たに資産番号が付与された個体について、前記商品情報格納手段によって格納された対応する商品コードおよび資産分割の年月日を格納することを特徴とする。
【0018】
また、請求項10の発明に係る資産情報管理装置は、請求項1〜9のいずれか一つに記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記資産情報として、前記個体の貸出に関する貸出情報を格納することを特徴とする。
【0019】
また、請求項11の発明に係る資産情報管理装置は、請求項10に記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記貸出情報として、前記事業者による貸出業務によって前記娯楽施設に貸し出された個体について、当該個体の貸出先である娯楽施設を一意に識別するための娯楽施設番号、貸出契約に関する契約情報、貸出期間および当該貸出期間に発生した売上に関する売上情報を格納することを特徴とする。
【0020】
また、請求項12の発明に係る資産情報管理装置は、請求項11に記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記契約情報として、前記娯楽施設に貸し出された個体を含んで構成される娯楽機器が当該遊戯施設の利用者から徴収する売上のうち、前記個体が貢献する売上の割合を示す売上貢献率および/または前記事業者並びに前記娯楽施設にそれぞれ配分される売上の割合を示す売上配分率を格納することを特徴とする。
【0021】
また、請求項13の発明に係る資産情報管理装置は、請求項12に記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記売上情報として、前記娯楽施設に貸し出された個体を含んで構成される娯楽機器が当該遊戯施設の利用者から徴収した娯楽機器単位の売上、当該娯楽機器単位の売上に前記売上貢献率を乗じて算出された個体単位の売上、前記娯楽機器単位の売上に前記売上配分率を乗じて算出された事業者単位の売上並びに娯楽施設単位の売上および/または前記娯楽機器単位の売上に前記売上貢献率と前記売上配分率とを乗じて算出された詳細な売上を格納することを特徴とする。
【0022】
また、請求項14の発明に係る資産情報管理装置は、請求項1〜13のいずれか一つに記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記資産情報として、前記個体の処分に関する処分情報を格納することを特徴とする。
【0023】
また、請求項15の発明に係る資産情報管理装置は、請求項14に記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記処分情報として、前記事業者による販売業務によって販売処分された個体について、当該個体の販売価格および販売年月日を格納することを特徴とする。
【0024】
また、請求項16の発明に係る資産情報管理装置は、請求項14に記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記処分情報として、前記事業者による廃棄業務によって廃棄処分された個体について、当該個体の廃棄費用および廃棄年月日を格納することを特徴とする。
【0025】
また、請求項17の発明に係る資産情報管理装置は、請求項14に記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記処分情報として、前記事業者による借入業務によって借り入れられた後に返却処分された個体について、当該個体の借入費用および返却年月日を格納することを特徴とする。
【0026】
また、請求項18の発明に係る資産情報管理装置は、請求項1〜17のいずれか一つに記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記資産情報として、他の個体との結合状況や分離状況を示す構成情報を格納することを特徴とする。
【0027】
また、請求項19の発明に係る資産情報管理装置は、請求項18に記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記構成情報として、他の個体と結合された個体について、当該他の個体の資産番号および結合年月日を格納することを特徴とする。
【0028】
また、請求項20の発明に係る資産情報管理装置は、請求項18に記載の発明において、前記資産情報格納手段は、前記構成情報として、他の個体と分離された個体について、当該他の個体の資産番号および分離年月日を格納することを特徴とする。
【0029】
また、請求項21の発明に係る資産情報管理装置は、請求項1〜20のいずれか一つに記載の発明において、前記資産情報格納手段によって格納された資産情報を閲覧可能に出力する資産情報出力手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0030】
また、請求項22の発明に係る資産情報管理装置は、請求項1〜21のいずれか一つに記載の発明において、前記資産情報格納手段によって格納された資産情報を用いて、各個体の利用状況を評価するための評価情報を作成する評価情報作成手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0031】
また、請求項23の発明に係る資産情報管理装置は、請求項22に記載の発明において、前記評価情報作成手段は、前記評価情報として、売上累計、減価償却費、粗利益額、回転率、収益率および/または生涯利益を作成することを特徴とする。
【0032】
また、請求項24の発明に係る資産情報管理装置は、請求項22または23に記載の発明において、前記評価情報作成手段によって作成された評価情報を閲覧可能に出力する評価情報出力手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0033】
また、請求項25の発明に係る資産情報管理方法は、娯楽施設において利用に供される娯楽機器および当該娯楽機器を構成する部品を資産として有する事業者の資産に関する情報を所定の資産情報管理装置において管理する資産情報管理方法であって、前記資産情報管理装置において、前記事業者によって商品として取得され得る娯楽機器および部品ごとに、当該商品の特性を一意に特定するための商品コードを格納するとともに、前記商品のうちで独立した資産価値を有する複数の部品が結合して構成される商品については、当該商品の商品コードに関連付けて、前記複数の部品に対応する各商品コードを格納する商品情報格納工程と、前記事業者が商品として取得した娯楽機器および部品についての前記商品コードが前記資産情報管理装置に入力された際、当該入力された商品コードに基づいて前記商品情報格納手段を参照し、前記複数の部品に対応する各商品コードが存在するか否かを判断することによって、独立した資産価値を有する複数の部品の有無を判定し、独立した資産価値を有する個体単位で、各個体を一意に識別するための資産番号を付与する資産番号付与工程と、前記資産番号付与工程において付与された資産番号に関連付けて、各個体を資産として管理するために必要な資産情報を格納する資産情報格納工程とを含んだことを特徴とする。
【0034】
また、請求項26の発明に係る資産情報管理方法は、請求項25に記載の発明において、前記資産番号付与工程は、独立した資産価値を有する部品については、当該部品に対して前記資産番号を付与し、独立した資産価値を有しない複数の部品が結合して独立した資産価値を有するに至る部品については、当該結合した部品に対して前記資産番号を付与し、独立した資産価値を有しない複数の部品が結合して独立した資産価値を有するに至る娯楽機器については、当該娯楽機器に対して前記資産番号を付与することを特徴とする。
【0035】
また、請求項27の発明に係る資産情報管理方法は、請求項26に記載の発明において、前記娯楽機器は、筐体および基板を部品として構成され、当該基板は、システムボードおよびロムを部品として構成されるものであって、前記資産番号付与工程は、独立した資産価値を有する筐体、システムボードおよびロムについては、当該筐体、システムボードおよびロムに対して前記資産番号をそれぞれ付与し、独立した資産価値を有しないシステムボードおよびロムが結合して独立した資産価値を有するに至る基板については、当該基板に対して前記資産番号を付与し、独立した資産価値を有しない筐体および基板が結合して独立した資産価値を有するに至る娯楽機器については、当該娯楽機器に対して前記資産番号を付与することを特徴とする。
【0036】
また、請求項28の発明に係る資産情報管理方法は、請求項24に記載の発明において、前記資産番号付与工程は、前記事業者による購入業務または借入業務によって商品として取得した娯楽機器または部品について、前記商品情報格納工程において、当該遊戯機器または部品を構成する複数の部品に対応する各商品コードが格納されていない場合には、当該遊戯機器または部品に対して前記資産番号を付与し、当該遊戯機器または部品を構成する複数の部品に対応する各商品コードが格納されている場合には、当該複数の部品に対して前記資産番号をそれぞれ付与することを特徴とする。
【0037】
また、請求項29の発明に係る資産情報管理方法は、請求項27または28に記載の発明において、前記商品情報格納工程は、独立した資産価値を有する複数の部品ごとに、当該部品の特性を一意に特定するための商品コードを格納するとともに、複数の部品が結合して構成される所定の商品の商品コードに関連付けて、前記複数の部品に対応する各商品コードを格納するものであって、前記資産番号付与工程は、前記商品情報格納工程において、複数の部品に対応する各商品コードが新たに格納された場合に、前記所定の商品に対する資産分割として、前記複数の部品に対して前記資産番号をそれぞれ新たに付与し、前記資産情報格納工程は、前記資産番号付与工程において、複数の部品に対して前記資産番号がそれぞれ新たに付与された場合に、前記資産分割の対象となった所定の商品に既に付与されている資産番号に関連付けて、前記複数の部品に対して新たに付与された各部品の資産番号を格納することを特徴とする。
【0038】
また、請求項30の発明に係る資産情報管理方法は、請求項24〜29のいずれか一つに記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記資産情報として、前記個体の取得に関する取得情報を格納することを特徴とする。
【0039】
また、請求項31の発明に係る資産情報管理方法は、請求項30に記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記取得情報として、前記事業者による購入業務によって取得された個体について、前記商品情報格納工程において格納された対応する商品コード、購入年月日および購入費用を格納することを特徴とする。
【0040】
また、請求項32の発明に係る資産情報管理方法は、請求項30に記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記取得情報として、前記事業者による借入業務によって取得された個体について、前記商品情報格納工程において格納された対応する商品コード、借入年月日および借入契約に関する情報を格納することを特徴とする。
【0041】
また、請求項33の発明に係る資産情報管理方法は、請求項32に記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記取得情報として、前記資産番号付与工程による資産分割によって新たに資産番号が付与された個体について、前記商品情報格納工程において格納された対応する商品コードおよび資産分割の年月日を格納することを特徴とする。
【0042】
また、請求項34の発明に係る資産情報管理方法は、請求項24〜33のいずれか一つに記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記資産情報として、前記個体の貸出に関する貸出情報を格納することを特徴とする。
【0043】
また、請求項35の発明に係る資産情報管理方法は、請求項34に記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記貸出情報として、前記事業者による貸出業務によって前記娯楽施設に貸し出された個体について、当該個体の貸出先である娯楽施設を一意に識別するための娯楽施設番号、貸出契約に関する契約情報、貸出期間および当該貸出期間に発生した売上に関する売上情報を格納することを特徴とする。
【0044】
また、請求項36の発明に係る資産情報管理方法は、請求項35に記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記契約情報として、前記娯楽施設に貸し出された個体を含んで構成される娯楽機器が当該遊戯施設の利用者から徴収する売上のうち、前記個体が貢献する売上の割合を示す売上貢献率および/または前記事業者並びに前記娯楽施設にそれぞれ配分される売上の割合を示す売上配分率を格納することを特徴とする。
【0045】
また、請求項37の発明に係る資産情報管理方法は、請求項36に記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記売上情報として、前記娯楽施設に貸し出された個体を含んで構成される娯楽機器が当該遊戯施設の利用者から徴収した娯楽機器単位の売上、当該娯楽機器単位の売上に前記売上貢献率を乗じて算出された個体単位の売上、前記娯楽機器単位の売上に前記売上配分率を乗じて算出された事業者単位の売上並びに娯楽施設単位の売上および/または前記娯楽機器単位の売上に前記売上貢献率と前記売上配分率とを乗じて算出された詳細な売上を格納することを特徴とする。
【0046】
また、請求項38の発明に係る資産情報管理方法は、請求項24〜37のいずれか一つに記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記資産情報として、前記個体の処分に関する処分情報を格納することを特徴とする。
【0047】
また、請求項39の発明に係る資産情報管理方法は、請求項38に記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記処分情報として、前記事業者による販売業務によって販売処分された個体について、当該個体の販売価格および販売年月日を格納することを特徴とする。
【0048】
また、請求項40の発明に係る資産情報管理方法は、請求項38に記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記処分情報として、前記事業者による廃棄業務によって廃棄処分された個体について、当該個体の廃棄費用および廃棄年月日を格納することを特徴とする。
【0049】
また、請求項41の発明に係る資産情報管理方法は、請求項38に記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記処分情報として、前記事業者による借入業務によって借り入れられた後に返却処分された個体について、当該個体の借入費用および返却年月日を格納することを特徴とする。
【0050】
また、請求項42の発明に係る資産情報管理方法は、請求項24〜41のいずれか一つに記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記資産情報として、他の個体との結合状況や分離状況を示す構成情報を格納することを特徴とする。
【0051】
また、請求項43の発明に係る資産情報管理方法は、請求項42に記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記構成情報として、他の個体と結合された個体について、当該他の個体の資産番号および結合年月日を格納することを特徴とする。
【0052】
また、請求項44の発明に係る資産情報管理方法は、請求項42に記載の発明において、前記資産情報格納工程は、前記構成情報として、他の個体と分離された個体について、当該他の個体の資産番号および分離年月日を格納することを特徴とする。
【0053】
また、請求項45の発明に係る資産情報管理方法は、請求項24〜44のいずれか一つに記載の発明において、前記資産情報格納工程において格納された資産情報を閲覧可能に出力する資産情報出力工程をさらに含んだことを特徴とする。
【0054】
また、請求項46の発明に係る資産情報管理方法は、請求項24〜45のいずれか一つに記載の発明において、前記資産情報格納工程において格納された資産情報を用いて、各個体の利用状況を評価するための評価情報を作成する評価情報作成工程をさらに含んだことを特徴とする。
【0055】
また、請求項47の発明に係る資産情報管理方法は、請求項46に記載の発明において、前記評価情報作成工程は、前記評価情報として、売上累計、減価償却費、粗利益額、回転率、収益率および/または生涯利益を作成することを特徴とする。
【0056】
また、請求項48の発明に係る資産情報管理方法は、請求項46または47に記載の発明において、前記評価情報作成工程において作成された評価情報を閲覧可能に出力する評価情報出力工程をさらに含んだことを特徴とする。
【0057】
また、請求項49の発明に係るプログラムは、請求項24〜48のいずれか一つに記載された資産情報管理方法を前記資産情報管理装置においてコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0058】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る資産情報管理装置、資産情報管理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、下記に示す実施の形態では、(1)本実施の形態で用いる用語の概念、(2)資産情報管理装置の概要および主たる特徴、(3)資産情報管理装置の構成および処理手順、(4)資産情報管理装置の表示態様、(5)他の実施の形態について、順に説明することとする。
【0059】
(1:本実施の形態で用いる用語の概念)
まず最初に、本実施の形態で用いる用語の概念を説明する。本実施の形態で用いる「AM機器」とは、娯楽施設(AM施設:アミューズメント施設)において利用に供される娯楽機器を意味する。このAM機器は、図3に示すように、筐体および基板という各部品の結合によって構成され、さらに、基板は、システムボードおよびロムという各部品の結合によって構成される。ただし、本実施の形態では、筐体および基板(システムボードおよびロム)が結合したものについて、部品カテゴリー上の便宜のために、部品の一つとして一体型筐体と呼び、これがAM施設において利用に供されている場合に、特にAM機器と呼ぶこととする。
【0060】
そして、この一体型筐体(AM機器)は、筐体および基板、さらには、システムボードおよびロムを適宜組み合わせて結合することによって構成されるものである。つまり、筐体、基板、システムボード、ロムといった部品を適宜交換することによって、異なる種類のAM機器を構成することができる。ただし、本実施の形態では、全ての部品が交換可能なものであるわけではなく、一体型筐体には、筐体、システムボードおよびロムの交換が不可能なものがあり、また、基板にも、システムボードおよびロムの交換が不可能なものがあるとする。
【0061】
なお、特許請求の範囲に記載の「娯楽機器および部品」とは、上記した一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードおよびロムに対応し、また、特許請求の範囲に記載の「個体」とは、上記した一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードまたはロムのいずれかに対応する。
【0062】
(2:資産情報管理装置の概要および主たる特徴)
次に、本実施の形態に係る資産情報管理装置の概要および主たる特徴を説明する。図1は、本実施の形態に係る資産情報管理装置を含んだシステムの構成を示すシステム構成図である。同図に示すように、このシステムは、AM事業者が所有する資産情報管理装置10と、複数のAM機器メーカーがそれぞれ所有する複数のメーカー端末装置20と、複数のAM施設(店舗)がそれぞれ所有する店舗端末装置30とを、ネットワーク1を介して相互に通信可能に接続して構成される。
【0063】
図1において、資産情報管理装置10を所有するAM事業者は、店舗において利用に供されるAM機器および部品を資産として有する事業者である。すなわち、AM事業者は、図3に示すように、「一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードおよびロム」を、それぞれ物理的に独立した資産として有する。
【0064】
そして、AM事業者は、図2に示すように、これらの資産に関して、購入業務、借入業務、貸出業務、売上管理業務、販売業務、廃棄業務など、各種の業務を営む事業者である。具体的に説明すると、AM事業者は、メーカー端末装置20を所有するAM機器メーカーから、「一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードまたはロム」を取得(購入または借入)する。そして、AM事業者は、AM機器メーカーから取得した「一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードまたはロム」を分離・結合して、所望のAM機器を構成する。
【0065】
また、AM事業者は、店舗端末装置30を所有する店舗に対して、「一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードまたはロム」を貸し出して、店舗におけるAM機器の売上を店舗主との間で配分するために売上を管理する。さらに、AM事業者は、店舗や再販売業者に対して、「一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードまたはロム」を販売処分したり、「一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードまたはロム」を廃棄処分する。
【0066】
このように、AM事業者は、物理的に独立した資産として「一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードまたはロム」を有し、これらの資産に関して各種の業務をおこなうものである。そして、資産情報管理装置10は、AM事業者の資産に関する情報(資産として管理するために必要な情報であって、例えば、取得情報、貸出情報、売上情報、処分情報など)を管理するものである。
【0067】
ここで、本実施の形態に係る資産情報管理装置10は、資産情報の管理手法に主たる特徴があり、具体的には、AM事業者が資産として有する「一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードまたはロム」について、独立した資産価値を有する個体単位で、各個体を一意に識別するための資産番号を付与し、この資産番号に関連付けて、各個体を資産として管理するために必要な資産情報を格納して、資産の有効活用を促進することができるようにしている。以下に、この主たる特徴を説明する。
【0068】
本実施の形態における一体型筐体(AM機器)は、図3に示したように、筐体および基板(システムボードおよびロム)という各部品の結合によって構成されるものであるが、AM事業者は、「一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードまたはロム」という単位で、購入業務、借入業務、貸出業務、販売業務、廃棄業務など、各種の業務を営む。すなわち、物理的に独立して各種の業務処理の対象となる単位として、「一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードまたはロム」の5種類がある。
【0069】
ところで、各種の業務処理の対象となる「一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードまたはロム」も、独立した資産価値を考慮すると、一概に5種類に分類できるものではない。つまり、物理的には5種類に分類され得る部品も、他の部品と交換可能なものであるか否かという交換価値を考慮すると、以下に説明するように、8種類に分類することができる。
【0070】
すなわち、図4に示すように、筐体のみで各種の業務処理の対象となる筐体(例えば、複数種類の基板と結合して複数種類のAM機器を構成し得るために、筐体のみで取得や貸出などがおこなわれるもの)は、筐体のみで独立した資産価値を有するものである(同図丸数字1参照)。
【0071】
同様に、システムボードのみで各種の業務処理の対象となるシステムボード(例えば、複数種類の筐体やロムと結合して複数種類のAM機器を構成し得るために、システムボードのみで取得や貸出などがおこなわれるもの)や、ロムのみで各種の業務処理の対象となるロム(例えば、複数種類のシステムボードと結合して複数種類のAM機器を構成し得るために、ロムのみで取得や貸出などがおこなわれるもの)も、システムボードまたはロムのみで独立した資産価値を有するものである(同図丸数字2および丸数字3参照)。
【0072】
一方、各種の業務処理の対象となる基板には、システムボードおよびロムの交換が不可能であって、システムボードおよびロムが結合して独立した資産価値を有するに至る基板(同図丸数字4参照)と、システムボードまたはロムの交換が可能であって、システムボードおよびロムがそれぞれ独立した資産価値を有する基板(同図丸数字5参照)とがある。
【0073】
同様に、各種の業務処理の対象となる一体型筐体(AM機器)にも、筐体および基板の交換が不可能であって、筐体および基板が結合して独立した資産価値を有するに至る一体型筐体(同図丸数字6参照)と、システムボードおよびロムの交換が不可能であるが、筐体または基板の交換が可能であって、筐体および基板がそれぞれ独立した資産価値を有する一体型筐体(同図丸数字7参照)と、筐体、システムボードまたはロムの交換が可能であって、筐体、システムボードおよびロムがそれぞれ独立した資産価値を有する一体型筐体(同図丸数字8参照)とがある。
【0074】
このように、各種の業務処理の対象となる「一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードまたはロム」も、独立した資産価値を考慮した場合には、8種類に分類することができる。そこで、本実施の形態に係る資産情報管理装置10は、上記した主たる特徴を発揮するために、「一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードまたはロム」という資産について、物理的に独立して存在しているか否かとは無関係に、独立した資産価値を有する個体単位で、各個体を一意に識別するための資産番号を付与している。
【0075】
すなわち、AM事業者が資産として有する「一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボードまたはロム」について、図4に示すように、筐体のみで独立した資産価値を有するものには、「筐体」に資産番号を付与し(同図丸数字1参照)、システムボードのみで独立した資産価値を有するものには、「システムボード」に資産番号を付与し(同図丸数字2参照)、ロムのみで独立した資産価値を有するものには、「ロム」に資産番号を付与する(同図丸数字3参照)。
【0076】
また、システムボードおよびロムが結合して独立した資産価値を有するに至る基板には、「基板」に資産番号を付与し(同図丸数字4参照)、システムボードおよびロムがそれぞれ独立した資産価値を有する基板には、「システムボード」および「ロム」にそれぞれ資産番号を付与する(同図丸数字5参照)。さらに、筐体および基板が結合して独立した資産価値を有するに至る一体型筐体(AM機器)には、「一体型筐体」に資産番号を付与し(同図丸数字6参照)、筐体および基板がそれぞれ独立した資産価値を有する一体型筐体(AM機器)には、「筐体」および「基板」にそれぞれ資産番号を付与し(同図丸数字7参照)、筐体、システムボードおよびロムがそれぞれ独立した資産価値を有する一体型筐体(AM機器)には、「筐体」、「システムボード」および「ロム」にそれぞれ資産番号を付与する(同図丸数字8参照)。
【0077】
そして、本実施の形態に係る資産情報管理装置10は、上記したような態様で付与された各個体の資産番号に関連付けて、資産情報記憶部17に、各個体の資産情報(例えば、取得情報、貸出情報、売上情報、処分情報など)を格納している。したがって、格納された資産情報を参照すれば、独立した資産価値を有する個体単位で、各個体の取得状況や、貸出状況、売上状況、処分状況を容易に把握することができるので、資産の有効活用を促進することが可能になる。
【0078】
ここで、かかる資産番号を付与するタイミングについて簡単に説明する。本実施の形態に係る資産情報管理装置10は、AM機器メーカーから取得し得る商品(すなわち、一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボード、ロム)ごとに、独立した資産価値を有する個体単位をデータベースに登録し、さらに、この単位が新商品の開発などによって変更された場合には、変更後の独立した資産価値を有する個体単位をデータベースに更新登録する。
【0079】
そして、資産情報管理装置10は、AM機器メーカーから商品を取得した場合に、上記のデータベースに登録された個体単位を参照して、新規に資産番号を付与する。すなわち、例としては、筐体、システムボードおよびロムがそれぞれ独立した資産価値を有する一体型筐体(図4の丸数字8参照)をAM機器メーカーから取得したような場合には、「筐体、システムボードおよびロム」にそれぞれ新規に資産番号を付与することとなる。
【0080】
さらに、資産情報管理装置10は、上記のデータベースが更新された場合にも、更新登録された個体単位を参照して、既に資産番号が付与されている資産について改めて資産番号を付与する。すなわち、例としては、取得時に「基板」に資産番号が付与されていたもの(同図丸数字4参照)について、交換可能なシステムボードまたはロムが新規に開発されたために、システムボードおよびロムがそれぞれ独立した資産価値を有するようになった場合(同図丸数字5参照)には、「システムボードおよびロム」にそれぞれ改めて資産番号を付与することとなる。
【0081】
(3:資産情報管理装置の構成)
次に、本実施の形態に係る資産情報管理装置10の構成を説明する。図5は、本実施の形態に係る資産情報管理装置10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この資産情報管理装置10は、入力部11と、出力部12と、入出力制御IF部13と、通信制御IF部14と、クロック発生部15と、特性情報記憶部16と、資産情報記憶部17と、制御部18と、業務処理部19とを備える。
【0082】
このうち、入力部11は、各種の情報の入力を受付ける入力手段であり、キーボードやマウスを備えて構成され、主に、特性情報記憶部16および資産情報記憶部17に記憶される各種の情報や、ネットワーク1を介してメーカー端末装置20および店舗端末装置30に送信される各種の情報(業務に関する情報など)を入力する。
【0083】
出力部12は、各種の情報を資産情報管理装置10から出力する出力手段であり、モニタを備えて構成され、主に、資産情報記憶部17に記憶されている各種の情報や、ネットワーク1を介してメーカー端末装置20および店舗端末装置30から受信した各種の情報(業務に関する情報など)を出力する。
【0084】
業務処理部19は、メーカー端末装置20および店舗端末装置30との間で各種の業務(購入業務、借入業務、貸出業務など)に関する処理をおこなうものであり、主に、資産情報記憶部17に記憶される各種の業務に関する情報(購入情報、借入情報、貸出情報など)を確定する。
【0085】
クロック発生部15は、現在の年月日や時刻を判断するためのシステムクロックを発生させるものであり、主に、資産情報記憶部17に記憶される各種の情報に対応付けられる時間情報(購入年月日、借入年月日、貸出年月日など)を確定する。
【0086】
入出力制御IF部13は、入力部11、出力部12および業務処理部19と、制御部18との間で、各種情報の入出力を制御するものであり、通信制御IF部14は、資産情報管理装置10とネットワーク1との間で、各種情報の通信を制御するものである。
【0087】
特性情報記憶部16は、AM事業者によって商品として取得され得るAM機器および部品について、資産番号やAM機器番号の付与単位を把握するために、それぞれの特性に関する情報を格納する格納手段(記憶手段)であり、機能概念的に、商品情報DB161と、AM機器情報DB162とを備える。
【0088】
資産情報記憶部17は、AM事業者が資産として有するAM機器および部品について、独立した資産価値を有する個体単位で、各個体を資産として管理するために必要な資産情報を格納する格納手段であり、機能概念的に、取得情報DB171と、構成情報DB172と、AM機器売上情報DB173と、貸出情報DB174と、処分情報DB175と、評価情報DB176とを備える。
【0089】
制御部18は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、機能概念的に、特性情報処理部181と、資産番号付与部182と、取得情報処理部183と、構成情報処理部184と、AM機器売上情報処理部185と、貸出情報処理部186と、処分情報処理部187と、評価情報処理部188と、閲覧処理部189とを備える。
【0090】
そして、上記の特性情報記憶部16、資産情報記憶部17および制御部18は、本実施の形態に係る資産情報管理装置10の主たる特徴を発揮させるものである。そこで、以下に、これらがそれぞれ機能概念的に備える各部について、その構成または処理手順を具体的に説明する。
【0091】
(3−1:商品情報DB161の構成)
まず最初に、図5に示した商品情報DB161について説明する。図6は、図5に示した商品情報DB161に記憶される情報の構成例を示す図である。この商品情報DB161は、AM事業者によって商品として取得され得るAM機器および部品(すなわち、一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボード、ロム)に関する情報を格納するデータベースであり、このデータベースに格納された情報は、独立した資産価値を有する個体単位で資産番号を付与するために、資産番号の付与に際して参照される。
【0092】
具体的には、商品情報DB161に記憶される情報は、図6に示すように、AM事業者が取得し得る商品ごとに、商品コードと、商品名称と、カテゴリーと、構成商品コードとを相互に関連付けて構成される。このうち、「商品コード」は、各商品の特性を一意に特定するための情報であり、「商品名称」は、各商品の名称を示す情報であり、「カテゴリー」は、各商品が一体型筐体、筐体、基板、システムボード、ロムのいずれに属するかを示す情報であり、「構成商品コード」は、各商品のうちで独立した資産価値を有する複数の部品が結合して構成される商品について、当該複数の部品に対応する各商品コードを示す情報である。
【0093】
ここで、商品情報DB161が格納する情報について、図6および図16を用いて具体的に説明する。「カテゴリー」として、筐体、システムボードまたはロムに属する商品については、独立した資産価値を有する最小限の個体単位であるので、図6に示すように、「構成商品コード」が格納されることはない。一方、「カテゴリー」として、基板または一体型筐体に属する商品については、独立した資産価値を有する複数の部品が結合して構成されることがあるので、同図に示すように、「構成商品コード」が格納されるものもある。
【0094】
これを具体例を用いて説明すると、例えば、図16(a)に示す基板「D001」は、独立した資産価値を有しないシステムボードおよびロムが結合したものであるので、「構成商品コード」は格納されないが(図6参照)、図16(b)に示す基板「D002」は、独立した資産価値を有するシステムボード「B001」およびロム「C001」が結合したものであるので、構成商品コード「B001、C001」が格納される(図6参照)。
【0095】
また、図16(c)に示す一体型筐体「E001」は、独立した資産価値を有しない筐体および基板(独立した資産価値を有しないシステムボードおよびロムが結合したもの)が結合したものであるので、「構成商品コード」は格納されないが(図6参照)、図16(d)に示す一体型筐体「E002」は、独立した資産価値を有する筐体「A001」および基板「D001」(独立した資産価値を有しないシステムボードおよびロムが結合したもの)が結合したものであるので、構成商品コード「A001、D001」が格納される(図6参照)。
【0096】
さらに、図16(e)に示す一体型筐体「E003」は、独立した資産価値を有する筐体「A001」および基板「D002」(独立した資産価値を有するシステムボード「B001」およびロム「C001」が結合したもの)が結合したものであるので、構成商品コード「A001、B001、C001」が格納される(図6参照)。
【0097】
ところで、この商品情報DB161に格納される情報は、AM機器メーカーが新規に商品を開発する度に新規に格納されるものであるが、この新規格納に際して、既に格納されている商品の「構成商品コード」が更新格納されることもある。例えば、「構成商品コード」がないものとして格納されていた基板について、当該基板のロムに対して交換可能なロムが新規に開発されたために、独立した資産価値を有するシステムボードおよびロムが結合した基板として、新たに把握されるに至ったような場合、つまり、独立した資産価値を有する個体単位に変更が生じた場合である。
【0098】
そこで、この更新格納について、図8および図18を用いて具体的に説明する。例えば、図18(a)に示すように、商品情報DB161に既に格納されている基板「D001」について、独立した資産価値を有するシステムボード「B011」およびロム「C011」が結合したものとして新たに把握されるに至った場合には、図8に示すように、システムボード「B011」およびロム「C011」が新規に格納されるとともに、基板「D001」について、構成商品コード「B011、C011」が更新格納され、さらに、一体型筐体「E002」について、構成商品コード「A001、B011、C011」が更新格納される。
【0099】
また、図18(b)に示すように、商品情報DB161に既に格納されている一体型筐体「E001」について、独立した資産価値を有する筐体「A011」および基板「D011」が結合したものとして新たに把握されるに至った場合には、図8に示すように、筐体「A011」および基板「D011」が新規に格納されるとともに、一体型筐体「E001」について、構成商品コード「A011、D011」が更新格納される。
【0100】
上述してきたように、商品情報DB161は、AM事業者がAM機器メーカーから取得し得る商品ごとに、「商品コード」を格納するとともに、各商品のうちで独立した資産価値を有する複数の部品が結合して構成される商品については、「構成商品コード」を格納する。したがって、AM事業者がAM機器メーカーから商品を取得する際に、「商品コード」および「構成商品コード」を参照すれば、AM事業者の資産となる一体型筐体、筐体、基板、システムボードおよびロムについて、独立した資産価値を有する個体単位で、確実かつ簡単に資産番号を付与することが可能になる。
【0101】
また、商品情報DB161は、既に格納されている商品について、独立した資産価値を有する個体単位が変更された場合に、「商品コード」を新たに格納するとともに、「構成商品コード」を更新格納する。したがって、独立した資産価値を有する個体単位が変更された場合でも、更新格納された情報を参照すれば、AM事業者が既に資産として有する一体型筐体、筐体、基板、システムボードおよびロムについて、最新の個体単位で、確実かつ簡単に資産番号を付与することが可能になる。
【0102】
なお、商品情報DB161に格納される情報は、特性情報処理部181による処理によって格納される。そして、商品情報DB161に格納された情報は、資産番号付与部182による処理などに利用される。
【0103】
(3−2:AM機器情報DB162の構成)
次に、図5に示したAM機器情報DB162について説明する。図9は、図5に示したAM機器情報DB162に記憶される情報の構成例を示す図である。このAM機器情報DB162は、AM事業者が取得する商品によって構成可能なAM機器に関する情報を格納するデータベースであり、このデータベースに格納された情報は、いかなる商品の結合によって、いかなるAM機器が構成されるかを把握するために参照される。
【0104】
具体的には、AM機器情報DB162に記憶される情報は、図7に示すように、AM事業者が取得する商品によって構成可能なAM機器ごとに、AM機器コードと、AM機器名称と、構成商品コードと、売上貢献率とを相互に関連付けて構成される。このうち、「AM機器コード」は、各AM機器の特性を一意に特定するための情報であり、「AM機器名称」は、各AM機器の名称を示す情報であり、「構成商品コード」は、AM機器を構成する各部品(独立した資産価値を有する各個体)に対応する各商品コードを示す情報であり、「売上貢献率(%)」は、店舗に貸し出されたAM機器が利用者から徴収する売上のうち、AM機器を構成する各部品が貢献する売上の割合を示す情報であり、AM事業者によって任意に設定される。
【0105】
ここで、AM機器情報DB162が格納する情報について、図7および図17を用いて具体的に説明する。例えば、図17(a)に示すAM機器(AM機器コード「F001」)は、独立した資産価値を有しない筐体および基板(独立した資産価値を有しないシステムボードおよびロムが結合したもの)が結合した一体型筐体(商品コード「E001」)として構成されるので、AM機器コード「F001」に対応付けて、構成商品コード「E001」が格納され、売上貢献率「(E001=)100」が格納される(図7参照)。
【0106】
一方、図17(b)に示すAM機器(AM機器コード「F002」)は、独立した資産価値を有する筐体「A001」および基板「D001」(独立した資産価値を有しないシステムボードおよびロムが結合したもの)が結合した一体型筐体(商品コード「E002」)として構成されるので、AM機器コード「F002」に対応付けて、構成商品コード「A001、D001」が格納され、「売上貢献率(%)」としては、「(A001、D001=)30,70」が任意に設定されて格納される(図7参照)。
【0107】
さらに、図17(c)に示すAM機器(AM機器コード「F003」)は、独立した資産価値を有する筐体「A001」および基板「D002」(独立した資産価値を有するシステムボード「B001」およびロム「C001」が結合したもの)が結合した一体型筐体(商品コード「E003」)として構成されるので、AM機器コード「F003」に対応付けて、構成商品コード「A001、B001、C001」が格納され、「売上貢献率(%)」としては、「(A001、B001、C001=)25,25,50」が任意に設定されて格納される(図7参照)。
【0108】
なお、図7において、AM機器コード「F003」について、「構成商品コード」として、「A001、D002」を格納するのではなく、「A001、B001、C001」を格納することとしたのは、基板「D002」については、システムボード「B001」およびロム「C001」が「独立した資産価値を有する個体単位」であり、それぞれに資産番号が付与されるものだからである。
【0109】
ところで、上記した商品情報DB161では、既に格納されている商品の「構成商品コード」が更新格納される場合を説明したが(図8参照)、このAM機器情報DB162においても、「構成商品コード」および「売上貢献率(%)」が同様に更新格納される。
【0110】
そこで、この更新格納について、図9および図19を用いて具体的に説明する。例えば、図19(a)に示すように、AM機器情報DB162に既に格納されているAM機器(AM機器コード「F001」)に関し、その「構成商品コード」である一体型筐体「E001」について、独立した資産価値を有する筐体「A011」および基板「D011」が結合したものとして新たに把握されるに至った場合には、図9に示すように、構成商品コード「A011、D011」が更新格納され、「売上貢献率(%)」としては、「(A011、D011=)30,70」が任意に設定されて更新格納される。
【0111】
また、図19(b)に示すように、AM機器情報DB162に既に格納されているAM機器(AM機器コード「F002」)に関し、その「構成商品コード」である基板「D001」が、独立した資産価値を有するシステムボード「B011」およびロム「C011」が結合したものとして新たに把握されるに至った場合には、図9に示すように、構成商品コード「A001、B011、C011」が更新格納され、「売上貢献率(%)」としては、「(A001、B011、C011=)30,30,40」が任意に設定されて更新格納される。
【0112】
なお、ここでは、「独立した資産価値を有する個体単位」の変更に対応して、「構成商品コード」および「売上貢献率(%)」を更新格納する場合を説明したが、この変更とは無関係に、「売上貢献率(%)」を人気度や期間に応じて適宜更新格納することもできる。
【0113】
上述してきたように、AM機器情報DB162は、AM事業者が取得する商品によって構成可能なAM機器ごとに、「AM機器コード」、「構成商品コード」および「売上貢献率(%)」を格納する。したがって、「構成商品コード」を参照すれば、AM事業者の資産である各個体について、いかなる個体との結合によって、いかなるAM機器を構成するかを容易に把握することが可能になる。さらに、この把握が容易になることによって、未稼働の個体(AM機器による売上に貢献していない個体)を結合させて所望のAM機器(売れ筋のAM機器など)を簡単に構成することができ、資産の有効活用を促進することが可能になる。
【0114】
また、「売上貢献率(%)」を用いた契約で店舗に対する貸出をおこなえば、AM機器による売上を個体単位で把握することが可能になる。そして、この把握が可能になることを前提に、店舗に対する個体単位の貸出を一層促進することができ、資産の有効活用を促進することが可能になる。
【0115】
さらに、AM機器情報DB162は、既に格納されている商品について、独立した資産価値を有する個体単位が変更された場合に、「構成商品コード」および「売上貢献率(%)」を更新格納したり、「売上貢献率(%)」を人気度や期間に応じて適宜更新格納する。したがって、更新格納された情報を参照すれば、最新の構成関係や売上貢献度を把握することが可能になり、さらに、店舗に対する個体単位の貸出契約を適宜変更修正することも可能になる。
【0116】
なお、AM機器情報DB162に格納される情報は、特性情報処理部181による処理によって格納される。そして、AM機器情報DB162に格納された情報は、構成情報処理部184や貸出情報処理部186による処理などに利用される。
【0117】
(3−3:取得情報DB171の構成)
次に、図5に示した取得情報DB171について説明する。図10は、図5に示した取得情報DB171に記憶される情報の構成例を示す図である。この取得情報DB171は、資産番号が付与された各個体ごとに、資産情報として、個体の取得に関する取得情報を格納するデータベースである。具体的には、図10に示すように、資産番号と、商品コードと、取得年月日と、取得態様と、購入費用/借入契約と、資産分割後資産番号と、資産分割前資産番号とを相互に関連付けて構成される。
【0118】
このうち、「資産番号」は、AM事業者の資産であるAM機器および部品(すなわち、一体型筐体(AM機器)、筐体、基板、システムボード、ロム)について、独立した資産価値を有する個体単位で、各個体を一意に識別するためにシーケンシャルに付与される情報である。「商品コード」は、各個体の特性を一意に識別するための情報であり、商品情報DB161に格納された商品コードに対応する。「取得年月日」は、AM事業者が各個体を資産として取得した年月日を示す情報であり、「所得態様」は、各個体が購入、借入(レンタル、リース、ロケテスト)、資産分割のいずれによって取得されたかを示す情報であり、「購入費用/借入契約」は、各個体の購入に要した費用または借入に際して結ばれた契約に関する情報である。
【0119】
「資産分割後資産番号」は、独立した資産価値を有する個体単位に変更が生じたために、資産分割がおこなわれた個体について格納される情報であって、新たに生じた各個体に付与されている資産番号を示すものである。「資産分割前資産番号」は、資産分割によって新たに資産番号が付与された個体について格納される情報であって、資産分割の対象となった個体に付与されていた資産番号を示すものである。
【0120】
ここで、取得情報DB171が格納する資産情報について、図10、図18および図20を用いて具体的に説明する。例えば、図20(a)に示すように、一体型筐体(商品コード「E003」)を「00年1月1日」に「1,000,000円」で購入したとする。この場合、商品情報DB161において、一体型筐体(商品コード「E003」)については、構成商品コード「A001、B001、C001」が格納されているので、図10に示すように、「A001、B001、C001」という個体単位で、資産番号「0001、0002、0003」がそれぞれ付与されて格納される。
【0121】
さらに、この場合には、同図に示すように、各資産番号「0001、0002、0003」ごとに、商品コード「A001、B001、C001」がそれぞれ格納され、取得年月日「00/1/1」および取得態様「購入」がそれぞれ格納され、「購入費用/借入契約」として、一体型筐体(商品コード「E003」)の購入費用である「1,000,000円」を任意に配分した「250,000円、250,000円、500,000円」が格納される。
【0122】
また、例えば、図20(b)に示すように、筐体(商品コード「A001」)を「00年2月1日」に「250,000円」で購入したとする。この場合、商品情報DB161において、筐体(商品コード「A001」)については、「構成商品コード」が格納されていないので、図10に示すように、「A001」という個体単位で、資産番号「0004」が付与されて格納される。さらに、同図に示すように、資産番号「0004」に関連付けて、商品コード「A001」、取得年月日「00/2/1」、取得態様「購入」、購入費用/借入契約「250,000円」がそれぞれ格納される。
【0123】
また、例えば、図20(c)に示すように、基板(商品コード「D001」)を「00年3月1日」に「700,000円」で購入したとする。この場合、商品情報DB161において、基板(商品コード「D001」)については、「構成商品コード」が格納されていないので、図10に示すように、「D001」という個体単位で、資産番号「0005」が付与されて格納される。さらに、同図に示すように、資産番号「0005」に関連付けて、商品コード「D001」、取得年月日「00/3/1」、取得態様「購入」、購入費用/借入契約「700,000円」がそれぞれ格納される。
【0124】
また、例えば、図20(d)に示すように、一体型筐体(商品コード「E003」)を「00年4月1日」に「100,000円/月」でリース借入したとする。この場合、商品情報DB161において、一体型筐体(商品コード「E003」)については、構成商品コード「A001、B001、C001」が格納されているので、図10に示すように、「A001、B001、C001」という個体単位で、資産番号「0011、0012、0013」がそれぞれ付与されて格納される。
【0125】
さらに、この場合には、同図に示すように、各資産番号「0011、0012、0013」ごとに、商品コード「A001、B001、C001」がそれぞれ格納され、取得年月日「00/4/1」、取得態様「借入」が格納され、「購入費用/借入契約」として、一体型筐体(商品コード「E003」)の借入費用である「1,000,000円/月」を任意に配分した「25,000円/月、25,000円/月、50,000円/月」が格納される。
【0126】
また、例えば、図20(e)に示すように、ロム(商品コード「C002」)を「00年5月1日」に「レンタル業者へロムによる売上の30%を支払う」旨でレンタル借入したとする。この場合、商品情報DB161において、ロム(商品コード「C002」)については、「構成商品コード」が格納されていないので、図10に示すように、「C002」という個体単位で、資産番号「0014」が付与されて格納される。さらに、同図に示すように、資産番号「0014」に関連付けて、商品コード「C002」、取得年月日「00/5/1」、取得態様「借入」、購入費用/借入契約「30%」が格納される。
【0127】
また、例えば、図20(f)に示すように、ロム(商品コード「C003」)を「00年6月1日」にロケテスト借入したとする。この場合、商品情報DB161において、ロム(商品コード「C003」)について、「構成商品コード」が格納されていないので、図10に示すように、「C003」という個体単位で、資産番号「0015」が付与されて格納される。さらに、同図に示すように、資産番号「0015」に関連付けて、商品コード「C003」が格納され、取得年月日「00/6/1」、取得態様「借入」、購入費用/借入契約「ロケテスト」が格納される。
【0128】
ところで、例えば、図18(a)に示したように、「00年7月1日」に、基板(商品コード「D001」)が、独立した資産価値を有するシステムボード「B011」およびロム「C011」が結合したものとして新たに把握されるに至ったものとする。つまり、基板(商品コード「D001」)について、「独立した資産価値を有する個体単位」に変更が生じたとする。
【0129】
この場合、図10に示すように、商品コード「D001」が格納されている資産番号「0005」は、資産分割の対象となるので、「B011、C011」という個体単位で、資産番号「0021、0022」が新たにそれぞれ付与されて格納される。さらに、同図に示すように、各資産番号「0021、0022」ごとに、商品コード「B011、C011」がそれぞれ格納され、取得年月日「00/7/1」、取得態様「資産分割」、資産分割前資産番号「0005」が格納される。一方、資産分割の対象となった資産番号「0005」に関連付けて、「資産分割後資産番号」として、資産番号「0021、0022」がそれぞれ格納される。
【0130】
上述してきたように、取得情報DB171は、各個体に付与された資産番号に関連付けて、各種の取得情報を格納するので、かかる取得情報を参照することで、各個体の取得状況を容易に把握することが可能になる。そして、この把握が個体単位で容易になることを前提に、個体単位での取得を促進することができ、少ない投資による大きな収益を実現することが可能になる。
【0131】
また、取得情報DB171は、資産分割に係る情報を反映して格納するので、各個体の分離による資産の有効活用を促進することが可能になるとともに、「資産分割前資産番号」や「資産分割後資産番号」を参照することで、資産分割前後の各個体の状況を容易に把握することが可能になる。
【0132】
なお、取得情報DB171に格納される情報は、資産番号付与部182や取得情報処理部183による処理によって格納される。そして、取得情報DB171に格納された情報は、評価情報処理部188や閲覧処理部189による処理などに利用される。
【0133】
(3−4:構成情報DB172の構成)
次に、図5に示した構成情報DB172について説明する。図11は、図5に示した構成情報DB172に記憶される情報の構成例を示す図である。この構成情報DB172は、資産番号が付与された各個体ごとに、資産情報として、他の個体との結合状況や分離状況を示す構成情報を格納するデータベースである。具体的には、図11に示すように、資産番号と、結合/分離年月日と、結合/分離態様と、結合/分離対象資産番号と、カテゴリーと、AM機器コードとを相互に関連付けて記憶する。
【0134】
このうち、「資産番号」は、上記と同様、各個体を一意に識別するためにシーケンシャルに付与される情報である。「結合/分離年月日」は、他の個体との間で結合または分離がおこなわれた年月日を示す情報であり、「結合/分離態様」は、各個体が結合されたか、分離されたかを示す情報であり、「結合/分離対象資産番号」は、結合または分離の対象となった他の個体の資産番号を示す情報であり、「カテゴリー」は、結合または分離後のカテゴリーを示す情報である。「AM機器コード」は、他の部品との結合によってAM機器を構成した個体について、そのAM機器の特性を一意に特定するための情報であり、AM機器情報DB162に格納されたAM機器コードに対応する。
【0135】
ここで、構成情報DB172が格納する資産情報について、図11および図21を用いて具体的に説明する。例えば、図21(a)に示すように、筐体、システムボードおよびロムが結合した一体型筐体(AM機器コード「F003」)を「00年1月1日」に取得し、筐体、システムボードおよびロムに対して、資産番号「0001、0002、0003」がそれぞれ付与されて、構成情報DB172に格納されたものとする。
【0136】
この場合には、図11に示すように、各資産番号「0001、0002、0003」に関連付けて、結合/分離年月日「00/1/1」、結合/分離態様「結合」、「結合対象資産番号」として「0002、0003」などがそれぞれ格納される。さらに、各資産番号「0001、0002、0003」に対応する各商品コード「A001、B001、C001」の結合は、AM機器情報DB162に格納されたAM機器コード「F003」に対応するので、同図に示すように、各資産番号「0001、0002、0003」に関連付けて、カテゴリー「一体型筐体」、AM機器コード「F003」が格納される。
【0137】
そして、例えば、図21(b)に示すように、資産番号「0001、0002、0003」の各個体の結合によって構成されていた一体型筐体が、「00年3月31日」に筐体(資産番号「0001」)と、基板(資産番号「0002」のシステムボードおよび資産番号「0003」のロム)とに分離されたとする。
【0138】
この場合には、図11に示すように、各資産番号「0001、0002、0003」に関連付けて、結合/分離年月日「00/3/31」、結合/分離態様「分離」、「結合対象資産番号」として「(データなし)」などがそれぞれ格納され、さらに、「カテゴリー」として「筐体」などが格納され、「AM機器コード」は「(データなし)」が格納される。
【0139】
また、例えば、図21(c)に示すように、「00年7月1日」に、筐体、システムボードおよびロムを分離された状態でそれぞれ取得し、筐体、システムボードおよびロムに対して、資産番号「0031、0032、0033」がそれぞれ付与されて、構成情報DB172に格納されたとする。
【0140】
この場合には、図11に示すように、各資産番号「0031、0032、0033」に関連付けて、結合/分離年月日「00/7/1」が格納され、「結合/分離態様」として「(データなし)」が格納され、「結合対象資産番号」として「(データなし)」が格納され、「カテゴリー」として「筐体」などが格納され、「AM機器コード」は「(データなし)」が格納される。
【0141】
そして、例えば、図21(d)に示すように、「00年8月1日」に、資産番号「0031」の筐体と、資産番号「0032」のシステムボードと、資産番号「0033」のロムとが結合されて、一体型筐体(AM機器コード「F002」)が構成されたとする。この場合には、図11に示すように、各資産番号「0031、0032、0033」に関連付けて、結合/分離年月日「00/8/1」、結合/分離態様「結合」、「結合対象資産番号」として「0032、0033」などがそれぞれ格納され、さらに、カテゴリー「一体型筐体」、AM機器コード「F002」が格納される。
【0142】
また、例えば、「00年10月1日」に、資産番号「0041」の基板と、資産番号が付与されていない商品コード「A010」の筐体(例えば、他のAM事業者から店舗へ販売されたものであるために、資産番号が付与されていないもの)とが結合されて、一体型筐体(AM機器コード「F001」)が構成されたとする。この場合には、図11に示すように、資産番号「0041」に関連付けて、結合/分離年月日「00/10/1」、結合/分離態様「結合」が格納され、「結合対象資産番号」として商品コード「A010」が格納され、さらに、カテゴリー「一体型筐体」、AM機器コード「F001」が格納される。
【0143】
上述してきたように、構成情報DB172は、各個体に付与された資産番号に関連付けて、各種の構成情報を格納するので、かかる構成情報を参照することで、各個体の一連の構成状況を容易に把握することが可能になる。そして、この把握が個体単位で容易になることを前提に、各個体同士の結合や分離を促進することができ、資産の有効活用を促進することが可能になる。さらに、「AM機器コード」を参照することで、各個体が未稼働であるか否かを容易に把握することができるので、未稼働の個体を結合し、資産の有効活用を促進することが可能になる。
【0144】
なお、構成情報DB172に格納される情報は、資産番号付与部182や構成情報処理部184による処理によって格納される。そして、取得情報DB171に格納された情報は、構成情報処理部184や閲覧処理部189による処理などに利用される。
【0145】
(3−5:AM機器売上情報DB173の構成)
次に、図5に示したAM機器売上情報DB173について説明する。図12は、図5に示したAM機器売上情報DB173に記憶される情報の構成例を示す図である。このAM機器売上情報DB173は、資産番号が付与された個体を含んで構成されているAM機器の売上に関する情報を格納するデータベースである。具体的には、図12に示すように、AM機器番号と、AM機器コードと、構成資産番号と、年/月と、売上額と、店舗番号とを相互に関連付けて記憶する。
【0146】
このうち、「AM機器番号」は、資産番号が付与された個体を含んで構成されているAM機器を一意に識別するためにシーケンシャルに付与される情報である。「AM機器コード」は、各AM機器の特性を一意に特定するための情報であり、AM機器情報DB162および構成情報DB172に格納されたAM機器コードに対応する。「構成資産番号」は、各AM機器を構成する各個体に付与されている資産番号を示す情報である。
【0147】
「年/月、売上額、店舗番号」は、店舗に貸し出されている各AM機器が利用者から徴収する売上に関する情報である。すなわち、「年/月」は、売上把握対象となる年/月を示す情報であり、「売上額」は、その年/月の売上額を示す情報であり、「店舗番号」は、AM機器が貸し出された店舗を一意に特定するための情報である。
【0148】
ここで、AM機器売上情報DB173が格納する情報について、図12および図22を用いて具体的に説明する。例えば、図22(a)に示すように、資産番号「0001」の筐体と、資産番号「0002」のシステムボードと、資産番号「0003」のロムとが結合することで一体型筐体(AM機器コード「F003」)を構成し、AM機器番号「AM001」が付与されているものが、店舗番号「G001」において「00年1月」に「1,000,000円」を売り上げ、同店舗で「00年2月」に「2,000,000円」を売り上げ、さらに同店舗で「00年3月」に「1,000,000円」を売り上げたとする。
【0149】
この場合には、図12に示すように、AM機器番号「AM001」、AM機器コード「F003」および構成資産番号「0001,0002,0003」に関連付けて、年/月「00/1,00/2,00/3」ごとに、売上額「1,000,000」および店舗番号「G001」、売上額「2,000,000」および店舗番号「G001」、売上額「1,000,000」および店舗番号「G001」がそれぞれ格納される。
【0150】
また、例えば、図22(b)に示すように、資産番号「0031」の筐体と、資産番号「0032」のシステムボードと、資産番号「0033」のロムとが結合することで一体型筐体(AM機器コード「F002」)を構成し、AM機器番号「AM011」が付与されているものが、店舗番号「G002」において「00年8月」に「1,000,000円」を売り上げ、店舗番号「G003」において「00年9月」に「2,000,000円」を売り上げたとする。
【0151】
この場合には、図12に示すように、AM機器番号「AM011」、AM機器コード「F002」および構成資産番号「0031,0032,0033」に関連付けて、年/月「00/8,00/9」ごとに、売上額「1,000,000」および店舗番号「G002」、売上額「2,000,000」および店舗番号「G003」がそれぞれ格納される。
【0152】
また、例えば、図22(c)に示すように、資産番号「0041」の基板と、資産番号が付与されていない商品コード「A010」の筐体とが結合することで一体型筐体(AM機器コード「F001」)を構成し、AM機器番号「AM021」が付与されているものが、店舗番号「G001」において「00年10月」に「2,000,000円」を売り上げたとする。
【0153】
この場合には、図12に示すように、AM機器番号「AM021」、AM機器コード「F001」および構成資産番号「商品コード「A010」,0041」に関連付けて、年/月「00/10」に、売上額「2,000,000」および店舗番号「G001」が格納される。
【0154】
また、例えば、図22(d)に示すように、資産番号「0001」の筐体と、資産番号「0051」のシステムボードと、資産番号「0052」のロムとが結合することで一体型筐体(AM機器コード「F004」)を構成し、AM機器番号「AM031」が付与されているものが、店舗番号「G002」において「00年11月」に「1,000,000円」を売り上げたとする。
【0155】
この場合には、図12に示すように、AM機器番号「AM031」、AM機器コード「F004」および構成資産番号「0001,0051,0052」に関連付けて、年/月「00/11」に、売上額「1,000,000」および店舗番号「G002」が格納される。
【0156】
上述してきたように、AM機器売上情報DB173は、AM機器番号に関連付けて、AM機器の売上に関する情報を記憶するので、これらの情報を参照することで、どのような個体によって構成されたAM機器が、いかなる状況でいかに売上を上げたかを容易に把握することが可能になる。
【0157】
なお、AM機器売上情報DB173に格納される情報は、構成情報処理部184やAM機器売上情報処理部185による処理によって格納される。そして、AM機器売上情報DB173に格納された情報は、貸出情報処理部186および閲覧処理部189による処理などに利用される。
【0158】
(3−6:貸出情報DB174の構成)
次に、図5に示した貸出情報DB174について説明する。図13は、図5に示した貸出情報DB174に記憶される情報の構成例を示す図である。この貸出情報DB174は、資産番号が付与された各個体ごとに、資産情報として、各個体の貸出に関する情報を記憶するデータベースである。具体的には、図13に示すように、資産番号と、貸出先店舗番号と、売上貢献率と、売上配分率(事業者)と、AM機器番号と、年/月と、AM機器売上額と、資産番号売上額と、事業者売上額とを相互に関連付けて構成される。
【0159】
このうち、「資産番号」は、上記と同様、各個体を一意に識別するためにシーケンシャルに付与される情報である。「貸出先店舗番号」は、各個体が貸し出された店舗を一意に特定するための情報であり、AM機器売上情報DB173に格納された店舗番号に対応する。「貸出期間」は、その店舗に各個体が貸し出されている期間(年/月〜年/月)を示す情報である。
【0160】
「売上貢献率」は、各個体を含んで構成されるAM機器が利用者から徴収する売上のうち、当該個体が貢献する売上の割合を示す情報であり、AM機器情報DB162に格納された売上貢献率を考慮して、貸出契約を結ぶ際に決定されるものである。「売上配分率(事業者)」は、各個体が貢献した売上のうち、AM事業者に配分される売上の割合(なお、残りは、店舗主に配分される。)を示す情報であり、貸出契約を結ぶ際に決定されるものである。
【0161】
「AM機器番号」は、各個体を含んで構成されるAM機器を一意に識別するための情報であり、AM機器売上情報DB173に格納されたAM機器番号に対応する。「年/月」は、売上把握対象となる年/月を示す情報であり、AM機器売上情報DB173に格納された年/月に対応する。「AM機器売上額」は、その年/月における、各個体を含んで構成されるAM機器の売上額を示す情報であり、AM機器売上情報DB173に格納された売上額に対応する。
【0162】
「資産番号売上額」は、各個体を含んで構成されるAM機器が利用者から徴収する売上に対し、当該個体が貢献した売上額を示す情報であり、上記の「AM機器売上額」に「売上貢献率」を乗じて算出される。「事業者売上額」は、各個体が貢献した売上に対し、AM事業者に配分される売上額を示す情報であり、上記の「資産番号売上額」に「売上配分率(事業者)」を乗じて算出される。
【0163】
ここで、貸出情報DB174が格納する情報について、図13および図22を用いて具体的に説明する。例えば、資産番号「0001」の筐体について、店舗番号「G001」の店舗主との間で、「貸出期間:00年1月〜00年3月、売上貢献率:25%、売上配分率:50%」という貸出契約が結ばれて、図22(a)に示すようなAM機器(AM機器番号「AM001」)が構成され、さらに、このAM機器が同図(a)に示すような売上を上げたとする。
【0164】
この場合には、図13に示すように、資産番号「0001」に関連付けて、貸出先店舗番号「G001」、貸出期間「00/1〜00/3」、売上貢献率「25%」、売上配分率「50%」、AM機器番号「AM001」がそれぞれ格納され、さらに、年/月「00/1」または「00/2」ごとに、AM機器売上額「1,000,000」、資産番号売上額「250,000」並びに事業者売上額「125,000」などがそれぞれ格納される。
【0165】
なお、資産番号「0001」の筐体とともにAM機器(AM機器番号「AM001」)を構成するシステムボード(資産番号「0002」)およびロム(資産番号「0003」)も、筐体(資産番号「0001」)と同様に、貸出先店舗番号「G001」の店舗に貸し出され、貸出情報DB174に貸出情報が格納される。
【0166】
また、例えば、資産番号「0031」の筐体について、店舗番号「G002」の店舗主との間で、「貸出期間:00年8月、売上貢献率:30%、売上配分率:50%」という貸出契約が結ばれて、図22(b)に示すようなAM機器(AM機器番号「AM011」)が構成されたする。さらに、この資産番号「0031」の筐体について、店舗番号「G003」の店舗主との間で、「貸出期間:00年9月〜00年12月、売上貢献率:30%、売上配分率:100%」という貸出契約が結ばれて、このAM機器が同図(b)に示すような売上を上げたとする。なお、「売上配分率:100%」とは、AM事業者が店舗を経営する場合(いわゆる直営店)を想定したものである。
【0167】
この場合には、図13に示すように、資産番号「0031」に関連付けて、貸出先店舗番号「G001」または「G003」ごとに、貸出期間「00/8」または「00/9〜00/12」、売上貢献率「30%」、売上配分率「50%」または「100%」、AM機器番号「AM001」がそれぞれ格納され、さらに、年/月「00/8」または「00/2」ごとに、AM機器売上額「1,000,000」、資産番号売上額「300,000」並びに事業者売上額「150,000」などがそれぞれ格納される。
【0168】
また、例えば、資産番号「0041」の筐体について、店舗番号「G001」の店舗主との間で、「貸出期間:00年10月〜00年12月、売上貢献率:70%、売上配分率:50%」という貸出契約が結ばれて、図22(c)に示すようなAM機器(AM機器番号「AM021」)が構成され、さらに、このAM機器が同図(c)に示すような売上を上げたとする。
【0169】
この場合には、図13に示すように、資産番号「0041」に関連付けて、貸出先店舗番号「G001」、貸出期間「00/10〜00/12」、売上貢献率「70%」、売上配分率「50%」、AM機器番号「AM021」がそれぞれ格納され、さらに、年/月「00/10」に関連付けて、AM機器売上額「2,000,000」、資産番号売上額「1,400,000」並びに事業者売上額「700,000」などがそれぞれ格納される。
【0170】
また、例えば、資産番号「0001」の筐体について、店舗番号「G002」の店舗主との間で、「貸出期間:00年11月〜00年12月、売上貢献率:30%、売上配分率:50%」という貸出契約が結ばれて、図22(d)に示すようなAM機器(AM機器番号「AM031」)が構成され、さらに、このAM機器が同図(d)に示すような売上を上げたとする。
【0171】
この場合、図13に示すように、資産番号「0001」に関連付けて、貸出先店舗番号「G002」、貸出期間「00/11〜00/12」、売上貢献率「30%」、売上配分率「50%」、AM機器番号「AM031」がそれぞれ格納され、さらに、年/月「00/11」に関連付けて、AM機器売上額「1,000,000」、資産番号売上額「300,000」並びに事業者売上額「150,000」などがそれぞれ格納される。
【0172】
上述してきたように、貸出情報DB174は、各個体に付与された資産番号に関連付けて、各種の貸出情報を格納するので、かかる貸出情報を参照することで、各個体の貸出状況を容易に把握することが可能になる。そして、この把握が個体単位で容易になることを前提に、各個体単位での貸出を促進することができ、資産の有効活用を促進することが可能になる。特に、売上貢献率や売上配分率を利用して、多種多様な貸出契約を結ぶことができるので、資産の有効活用を一層促進することも可能である。
【0173】
また、各個体による売上状況を容易に把握することができるので、各個体が有効に活用されているか否かを容易に判断することが可能になり、さらに、各個体のライフサイクルを把握することも可能になる。そして、これらの判断および把握が可能になることで、各個体同士の結合や分離を促進することができるので、資産の有効活用を促進することが可能になる。
【0174】
なお、貸出情報DB174に格納される情報は、資産番号付与部182や貸出情報処理部186による処理によって格納される。そして、貸出情報DB174に格納された情報は、評価情報処理部188および閲覧処理部189による処理などに利用される。
【0175】
(3−7:処分情報DB175の構成)
次に、図5に示した処分情報DB175について説明する。図14は、図5に示した処分情報DB175に記憶される情報の構成例を示す図である。この構成情報DB172は、資産番号が付与された各個体ごとに、資産情報として、各個体の処分に関する情報を格納するデータベースである。具体的には、図14に示すように、資産番号と、処分年月日と、処分態様と、販売価格/廃棄費用/借入費用とを相互に関連付けて構成される。
【0176】
このうち、「資産番号」は、上記と同様、各個体を一意に識別するためにシーケンシャルに付与される情報である。「処分年月日」は、AM事業者が各個体を処分した年月日を示す情報である。「処分態様」は、各個体を販売、廃棄、返却のいずれによって処分されたかを示す情報である。「販売価格/廃棄費用/借入費用」は、各個体の販売時の価格、廃棄に要した費用または借入に要した費用(借入期間内に借入先に支払った費用)を示す情報である。
【0177】
ここで、処分情報DB175が格納する資産情報について、図14および図23を用いて具体的に説明する。例えば、図23(a)に示すように、資産番号「0004」の筐体を、「00年6月30日」に「150,000円」で店舗などに販売したとする。この場合には、図14に示すように、資産番号「0004」に関連付けて、処分年月日「00/6/30」、処分態様「販売」、販売価格/廃棄費用/借入費用「150,000円」がそれぞれ格納される。
【0178】
また、例えば、図23(b)に示すように、資産番号「0007」の筐体を、「00年10月31日」に「5,000円」の費用で廃棄したとする。この場合には、図14に示すように、資産番号「0007」に関連付けて、処分年月日「00/10/31」、処分態様「廃棄」、販売価格/廃棄費用/借入費用「5,000円」がそれぞれ格納される。
【0179】
また、例えば、図23(c)に示すように、「00年4月1日」に「50,000円/月」でリース借入した資産番号「0013」のロムを、「00年6月30日」にリース借入先に返却したとする。この場合には、図14に示すように、資産番号「0013」に関連付けて、処分年月日「00/6/30」、処分態様「返却」、販売価格/廃棄費用/借入費用「75,000円」がそれぞれ格納される。
【0180】
また、例えば、図23(d)に示すように、「00年5月1日」に「レンタル業者へロムによる売上の30%を支払う」旨でレンタル借入し、レンタル期間内に「100,000円」を売り上げた資産番号「0014」のロムを、「00年10月31日」にレンタル業者に返却したとする。この場合には、図14に示すように、資産番号「0014」に関連付けて、処分年月日「00/10/31」、処分態様「返却」、販売価格/廃棄費用/借入費用「30,000円」がそれぞれ格納される。
【0181】
また、例えば、図23(e)に示すように、ロケテスト借入した資産番号「0015」のロムを、「00年10月31日」に借入先に返却したとする。この場合には、図14に示すように、資産番号「0015」に関連付けて、処分年月日「00/10/31」、処分態様「返却」、販売価格/廃棄費用/借入費用「0円」がそれぞれ格納される。
【0182】
上述してきたように、処分情報DB175は、各個体に付与された資産番号に関連付けて、各種の処分情報を格納するので、かかる取得情報を参照することで、各個体の処分情報を容易に把握することが可能になる。そして、この把握が個体単位で容易になることを前提に、各個体単位での処分を促進することが可能になる。すなわち、有効に活用し得ない資産を個体単位で積極的に処分することが可能になる。
【0183】
なお、処分情報DB175に格納される情報は、資産番号付与部182や処分情報処理部187による処理によって格納される。そして、処分情報DB175に格納された情報は、評価情報処理部188や閲覧処理部189による処理などに利用される。
【0184】
(3−8:評価情報DB176の構成)
次に、図5に示した評価情報DB176について説明する。図15は、図5に示した評価情報DB176に記憶される情報の構成例を示す図である。この評価情報DB174は、資産番号が付与された各個体ごとに、各個体の利用状況を評価するための評価情報を記憶するデータベースである。具体的には、図15に示すように、資産番号と、取得年月日と、購入費用(借入費用)と、処分年月日と、販売価格(廃棄費用)と、売上累計額と、減価償却費と、粗利益額と、回転率と、収益率と、生涯利益額とを相互に関連付けて構成される。
【0185】
このうち、「資産番号」は、上記と同様、各個体を一意に識別するためにシーケンシャルに付与される情報である。「取得年月日」は、各個体のAM事業者が各個体を資産として取得した年月日を示す情報であり、取得情報DB171に格納された取得年月日に対応する。「購入費用(借入費用)」は、各個体の購入に要した費用または借入に要した費用を示す情報であり、取得情報DB171に格納された購入費用または処分情報DB175に格納された借入費用に対応する。
【0186】
「処分年月日」は、AM事業者が各個体を処分した年月日を示す情報であり、処分情報DB175に格納された処分年月日に対応する。「販売価格(廃棄費用)」は、各個体の販売時の価格または廃棄に要した費用を示す情報であり、処分情報DB175に格納された販売価格または廃棄費用に対応する。「売上累計額」は、各個体の取得時から現在に至るまでの売上の累計額を示す情報であり、貸出情報DB174に格納された「資産番号売上額」の累積加算によって算出される。
【0187】
「減価償却費」は、各個体の取得時から現在に至るまでの減価償却費を示す情報であり、取得価格から簿価を減算することによって算出される。「粗利益額」は、各個体の取得時から現在に至るまでの粗利益額を示す情報であり、計算式「売上累計額−減価償却費」によって算出される。「回転率」は、各個体が効率的に売上に結びついたかを示す情報であり、計算式「売上累計額÷購入費用」または計算式「売上累計額÷(購入費用+廃棄費用)」によって算出される。
【0188】
「収益率」は、各個体が効率的に収益を上げているかを示す情報であり、計算式「売上累計額÷(購入費用−減価償却費)」によって算出される。「生涯利益額」は、各個体の取得時から処分に至るまでの利益額を示す情報であり、計算式「販売価格+売上累計額−購入費用(若しくは借入費用)」または計算式「販売価格+売上累計額−購入費用−廃棄費用」によって算出される。
【0189】
ここで、評価情報DB176が格納する評価情報について、図15を用いて具体的に説明する。例えば、資産番号「0004」の個体については、図15に示すように、取得年月日「00/2/1」、購入費用「250,000」、処分年月日「00/6/30」および販売価格「150,000」が格納され、さらに、売上累計額「150,000」および減価償却費「25,000」が新たに算出されて格納されたとすると、粗利益額「125,000」、回転率「0.6」、収益率「0.67」および生涯利益額「50,000」がさらに算出されて格納される。
【0190】
また、例えば、資産番号「0007」の個体については、図15に示すように、取得年月日「00/4/1」、購入費用「100,000」、処分年月日「02/10/31」および廃棄費用「5,000」が格納され、さらに、売上累計額「300,000」および減価償却費「50,000」が新たに算出されて格納されたとすると、粗利益額「250,000」、回転率「2.86」、収益率「5.45」および生涯利益額「195,000」がさらに算出されて格納される。
【0191】
また、例えば、資産番号「0013」の個体については、図15に示すように、取得年月日「00/4/1」、借入費用「75,000」および処分年月日「00/6/30」が格納され、さらに、売上累計額「150,000」が新たに算出されて格納されたとすると、生涯利益額「75,000」がさらに算出されて格納される。
【0192】
また、例えば、資産番号「0014」の個体については、図15に示すように、取得年月日「00/4/1」、借入費用「30,000」および処分年月日「00/10/31」が格納され、さらに、売上累計額「80,000」が新たに算出されて格納されたとすると、生涯利益額「50,000」がさらに算出されて格納される。
【0193】
また、例えば、資産番号「0015」の個体については、図15に示すように、取得年月日「00/6/1」、借入費用「0」および処分年月日「00/10/31」が格納され、さらに、売上累計額「50,000」が新たに算出されて格納されたとすると、生涯利益額「50,000」がさらに算出されて格納される。
【0194】
上述してきたように、評価情報DB176は、各個体に付与された資産番号に関連付けて、各種の評価情報を格納するので、かかる評価情報を参照することで、各個体の資産価値を容易に評価することが可能になる。すなわち、各個体の投入が成功したか否かや、各個体を処分するべきか否かを容易に評価することができ、この評価を参考にすることで、資産の有効活用を一層促進することが可能になる。
【0195】
なお、評価情報DB176に格納される情報は、資産番号付与部182、取得情報処理部183、処分情報処理部187や評価情報処理部188による処理によって格納される。そして、評価情報DB176に格納された情報は、閲覧処理部189による処理などに利用される。
【0196】
(3−9:特性情報処理部181の処理)
次に、図5に示した特性情報処理部181について説明する。図24は、図5に示した特性情報処理部181による処理の手順を説明するためのフローチャートである。この特性情報処理部181は、主に、AM機器メーカーによって新規に商品を開発された場合や、独立した資産価値を有する個体単位に変更が生じた場合に、入力部11からの情報入力に基づいて、商品情報DB161およびAM機器情報DB162に対する情報格納処理をおこなうものである。
【0197】
具体的には、図24に示すように、特性情報処理部181は、AM機器メーカーによって新規に開発された商品について、入力部11から「商品コード、商品名称、カテゴリー」を新規に入力すると(ステップS2401肯定)、商品情報DB161(図6参照)に「商品コード、商品名称、カテゴリー」を新規に格納する(ステップS2402)。
【0198】
また、特性情報処理部181は、上記の「商品コード、商品名称、カテゴリー」の格納に続いて、入力部11から「構成商品コード」を新規に入力すると(ステップS2403肯定)、商品情報DB161(図6参照)の対応する「商品コード」に関連付けて、「構成商品コード」を新規に格納する(ステップS2404)。
【0199】
さらに、特性情報処理部181は、独立した資産価値を有する個体単位に変更が生じた商品について、入力部11から所定の「商品コード」を指定した「構成商品コード」の更新を入力すると(ステップS2405肯定)、商品情報DB161(図8参照)の対応する「商品コード」に関連付けて、「構成商品コード」を更新して格納する(ステップS2406)。続いて、特性情報処理部181は、資産番号付与部182に「更新情報(更新された「商品コード」および「構成商品コード」を示す情報)」を出力する(ステップS2407)。これは、資産番号付与部182において、独立した資産価値を有する個体単位の変更に応じて、資産分割をおこなわせるためである。
【0200】
また、特性情報処理部181は、上記の「商品コード、商品名称、カテゴリー」の格納に続いて、入力部11から「AM機器情報(AM機器コード、AM機器名称、構成商品コード、売上貢献率)」を新規に入力すると(ステップS2408肯定)、AM機器情報DB162(図7参照)に「AM機器情報(AM機器コード、AM機器名称、構成商品コード、売上貢献率)」を新規に格納する(ステップS2409)。
【0201】
さらに、特性情報処理部181は、独立した資産価値を有する個体単位に変更が生じた場合などに、入力部11から所定の「AM機器コード」を指定した「AM機器情報(構成商品コードまたは売上貢献率)」の更新を入力すると(ステップS2410)、AM機器情報DB162(図9参照)の対応する「AM機器コード」に関連付けて、「構成商品コードまたは売上貢献率」を更新して格納する(ステップS2411)。
【0202】
なお、ここでは、入力部11からの情報入力に基づいて、商品情報DB161およびAM機器情報DB162に対して各種の情報を格納する場合を説明したが、かかる入力の態様はこれに限定されるものではなく、例えば、メーカー端末装置20からの情報入力に基づいて、これらの情報を格納することもできる。
【0203】
(3−10:資産番号付与部182の処理)
次に、図5に示した資産番号付与部182について説明する。図25は、図5に示した資産番号付与部182による処理の手順を説明するためのフローチャートである。この資産番号付与部182は、主に、AM機器メーカーから商品を取得した場合や、独立した資産価値を有する個体単位に変更が生じた場合に、取得情報処理部183および特性情報処理部181からの情報入力に基づいて、各DB(取得情報DB171、構成情報DB172、貸出情報DB174、処分情報DB175、評価情報DB176)に対する資産番号格納処理をおこなうものである。
【0204】
具体的には、図25に示すように、資産番号付与部182は、AM機器メーカーから取得した商品について、取得情報処理部183から「商品コード」を入力すると(ステップS2501肯定)、商品情報DB161(図8参照)の対応する「商品コード」に関連付けて格納されている「構成商品コード」を参照して、資産番号付与単位を把握する(ステップS2502)。続いて、把握した資産番号付与単位に基づいて、各DB(取得情報DB171、構成情報DB172、貸出情報DB174、処分情報DB175、評価情報DB176)に「資産番号」をシーケンシャルに付与して格納する(ステップS2503)。
【0205】
また、資産番号付与部182は、独立した資産価値を有する個体単位に変更が生じた商品について、特性情報処理部181から「更新情報(更新された「商品コード」および「構成商品コード」を示す情報)」を入力すると(ステップS2504肯定)、取得情報DB171(図10参照)に「更新情報」を反映格納する(ステップS2505)。すなわち、資産分割に対応する処理(独立した資産価値を有する個体単位の変更に伴う処理)であり、具体的には、資産分割によって新たに把握された各個体について、「資産番号および資産分割前資産番号」をそれぞれ格納し、さらに、資産分割の対象となった「資産番号」に関連付けて、「資産番号分割後資産番号」を格納する。
【0206】
続いて、資産番号付与部182は、取得情報処理部183に「更新情報(更新された「商品コード」および「構成商品コード」を示す情報)」を出力する(ステップS2506)。そして、各DB(構成情報DB172、AM機器売上情報DB173、貸出情報DB174、処分情報DB175、評価情報DB176)に「更新情報」を反映格納する(ステップS2507)。すなわち、資産分割によって新たに生じた「資産番号」を、取得情報DB171と同様に、各DBにも格納する。なお、AM機器売上情報DB173(図12参照)に対しては、「構成資産番号」を更新格納する。
【0207】
(3−11:取得情報処理部183の処理)
次に、図5に示した取得情報処理部183について説明する。図26は、図5に示した取得情報処理部183による処理の手順を説明するためのフローチャートである。この取得情報処理部183は、主に、AM機器メーカーから商品を取得した場合や、独立した資産価値を有する個体単位に変更が生じた場合に、業務処理部19または資産番号付与部182からの情報入力に基づいて、取得情報DB171に対する情報格納処理をおこなうものである。
【0208】
具体的には、図26に示すように、取得情報処理部183は、AM機器メーカーから取得した商品について、業務処理部19から「取得情報(商品コード、取得年月日、取得態様、購入費用/借入費用)」を入力すると(ステップS2601肯定)、資産番号付与部182に「商品コード」情報を出力する(ステップS2602)。なお、「商品コード」が入力された資産番号付与部182の処理によって、取得情報DB171には、独立した資産価値を有する個体単位で資産番号が新規に格納される(図25のステップS2501〜S2503参照)。
【0209】
続いて、取得情報処理部183は、取得情報DB171(図10参照)に新規に格納された各「資産番号」に関連付けて、「取得情報(商品コード、取得年月日、取得態様、購入費用/借入費用)」を格納する(ステップS2603)。なお、ここでの「商品コード」は、業務処理部19から入力された「商品コード」に対応して商品情報DB161に格納されている「構成商品コード」であり、取得情報処理部183は、商品情報DB161を参照しつつ「商品コード」情報を格納する。さらに、取得情報処理部183は、評価情報DB176(図15参照)に「取得情報」を反映格納する(ステップS2604)。
【0210】
また、取得情報処理部183は、独立した資産価値を有する個体単位に変更が生じた資産(商品)について、資産番号付与部182から「更新情報(更新された「商品コード」および「構成商品コード」を示す情報)」を入力すると(ステップS2605肯定)、取得情報DB171(図10参照)に「更新情報」を反映格納する(ステップS2606)。すなわち、資産分割によって新たに資産番号が付与された各個体の「資産番号」に関連付けて、「商品コード、取得年月日および取得態様(資産分割)」を格納する。
【0211】
続いて、取得情報処理部183は、評価情報DB176(図15参照)にも「更新情報」を反映格納する(ステップS2607)。すなわち、資産分割によって新たに資産番号が付与された各個体の「資産番号」に関連付けて、「取得年月日」を格納する。
【0212】
なお、ここでは、業務処理部19からの情報入力に基づいて、取得情報DB171に対して各種の情報を格納する場合を説明したが、かかる入力の態様はこれに限定されるものではなく、例えば、入力部11やメーカー端末装置30からの情報入力に基づいて、これらの情報を格納することもできる。
【0213】
(3−12:構成情報処理部184の処理)
次に、図5に示した構成情報処理部184について説明する。図27は、図5に示した構成情報処理部184による処理の手順を説明するためのフローチャートである。この構成情報処理部184は、主に、AM機器メーカーから商品を取得した場合や、独立した資産価値を有する個体単位に変更が生じた場合、資産の分離や結合をおこなった場合に、入力部11からの情報入力に基づいて、構成情報DB172およびAM機器売上情報DB173に対する情報格納処理をおこなうものである。
【0214】
具体的には、図27に示すように、構成情報処理部184は、入力部11から「構成情報(資産番号、結合/分離年月日、結合/分離態様、結合対象資産番号、カテゴリー)」を入力すると(ステップS2701肯定)、構成情報DB172(図11参照)の対応する「資産番号」に関連付けて、「結合/分離年月日、結合/分離態様、結合対象資産番号、カテゴリー」情報をそれぞれ格納する(ステップS2702)。
【0215】
続いて、構成情報処理部184は、ステップS2702において「構成情報」が格納された個体がAM機器を構成する(他の個体との結合によって「カテゴリー」として「一体型筐体」が格納された)場合には(ステップS2703肯定)、AM機器情報DB162から対応する「AM機器コード」を検索し、この「AM機器コード」を各個体の「資産番号」に関連付けて、構成情報DB172に格納する(ステップS2704)。
【0216】
そして、構成情報処理部184は、ステップS2704において「AM機器コード」が付与された各個体によって構成される一体型筐体(AM機器)について、「AM機器番号」をシーケンシャルに付与し、この「AM機器番号」をAM機器売上情報DB173(図12参照)に格納するとともに、格納された「AM機器番号」に関連付けて、「AM機器コード、構成資産番号」を格納する(ステップS2705)。
【0217】
なお、ここでは、入力部11からの情報入力に基づいて、構成情報DB172に対して各種の情報を格納する場合を説明したが、かかる入力の態様はこれに限定されるものではなく、例えば、店舗にて構成変更がおこなわれるような場合には、店舗端末装置30からの情報入力に基づいて、これらの情報を格納することもでき、さらに、貸出にともなって構成変更がおこなわれるような場合には、貸出情報処理部186からの情報入力に基づいて、これらの情報を格納することもできる。
【0218】
(3−13:AM機器売上情報処理部185の処理)
次に、図5に示したAM機器売上情報処理部185について説明する。図28は、図5に示したAM機器売上情報処理部185による処理の手順を説明するためのフローチャートである。このAM機器売上情報処理部185は、主に、AM機器番号が付与されたAM機器が店舗において売上を上げた場合に、店舗端末装置30からの情報入力に基づいて、AM機器売上情報DB173に対する情報格納処理をおこなうものである。
【0219】
具体的には、図28に示すように、AM機器売上情報処理部185は、AM機器番号が付与されて店舗に貸し出されているAM機器について、店舗端末装置30から通信制御IF部14を介して「AM機器売上情報(AM機器番号、年/月、売上額、店舗番号)」を入力すると(ステップS2801肯定)、AM機器売上情報DB185(図12参照)の対応する「AM機器番号」に関連付けて、「年/月、売上額、店舗番号」を格納する(ステップS2802)。
【0220】
続いて、AM機器売上情報処理部185は、貸出情報処理部186に「AM機器売上情報(AM機器番号、年/月、売上額、店舗番号)」を出力する(ステップS2803)。これは、貸出情報処理部186において、各資産番号ごとに売上を管理させるためである。
【0221】
なお、ここでは、店舗端末装置30からの情報入力に基づいて、AM機器売上情報DB173に対して各種の情報を格納する場合を説明したが、かかる入力の態様はこれに限定されるものではなく、例えば、入力部11からの情報入力に基づいて、これらの情報を格納することもできる。
【0222】
(3−14:貸出情報処理部186の処理)
次に、図5に示した貸出情報処理部186について説明する。図29は、図5に示した貸出情報処理部186による処理の手順を説明するためのフローチャートである。この貸出情報処理部186は、主に、店舗に資産を貸し出す場合や、店舗に貸し出されたAM機器が売上を上げた場合に、業務処理部19またはAM機器売上情報処理部185からの情報入力に基づいて、貸出情報DB174に対する情報格納処理をおこなうものである。
【0223】
具体的には、図29に示すように、貸出情報処理部186は、店舗に資産を貸し出される資産について、業務処理部19から「貸出情報(資産番号、貸出先店舗番号、貸出期間、売上貢献率、売上配分率(事業者)、AM機器番号)」を入力すると(ステップS2901肯定)、貸出情報DB174(図13参照)の対応する「資産番号」に関連付けて、「貸出先店舗番号、貸出期間、売上貢献率、売上配分率(事業者)、AM機器番号」を格納する(ステップS2902)。
【0224】
また、貸出情報処理部186は、店舗に貸し出されて売上を上げたAM機器について、AM機器売上情報処理部185から「AM機器売上情報(AM機器番号、年/月、売上額、店舗番号)」を入力すると(ステップS2903肯定)、貸出情報DB174(図13参照)の対応する「AM機器番号」に関連付けて、「年/月およびAM機器売上額」を格納する(ステップS2904)。
【0225】
続いて、貸出情報処理部186は、貸出情報DB174(図13参照)にそれぞれ格納された「売上貢献率、売上配分率(事業者)およびAM機器売上額」に基づいて、「資産番号売上額および事業者売上額」を算出し(ステップS2905)、算出した「資産番号売上額および事業者売上額」を貸出情報DB174に格納する(ステップS2906)。
【0226】
なお、ここでは、業務処理部19からの情報入力に基づいて、貸出情報DB174に対して各種の情報を格納する場合を説明したが、かかる入力の態様はこれに限定されるものではなく、例えば、入力部11からの情報入力に基づいて、これらの情報を格納することもできる。
【0227】
(3−15:処分情報処理部187の処理)
次に、図5に示した処分情報処理部187について説明する。図30は、図5に示した処分情報処理部187による処理の手順を説明するためのフローチャートである。この処分情報処理部187は、主に、資産を処分した場合に、業務処理部19からの入力情報に基づいて、処分情報DB175に対する情報格納処理をおこなうものである。
【0228】
具体的には、図30に示すように、処分情報処理部187は、販売、廃棄、返却といった処分をおこなった資産について、業務処理部19から「処分情報(資産番号、処分年月日、処分態様、販売価格/廃棄費用/借入費用)」を入力すると(ステップS3001肯定)、処分情報DB175(図14参照)の対応する「資産番号」に関連付けて、「処分年月日、処分態様、販売価格/廃棄費用/借入費用」情報を格納する(ステップS3002)。続いて、処分情報処理部187は、評価情報DB176(図15参照)に「処分情報」を反映格納する(ステップS3003)。
【0229】
なお、ここでは、業務処理部19からの情報入力に基づいて、処分情報DB175に対して各種の情報を格納する場合を説明したが、かかる入力の態様はこれに限定されるものではなく、例えば、入力部11からの情報入力に基づいて、これらの情報を格納することもできる。
【0230】
(3−16:評価情報処理部188の処理)
次に、図5に示した評価情報処理部188について説明する。図31は、図5に示した評価情報処理部188による処理の手順を説明するためのフローチャートである。評価情報処理部188は、主に、資産の評価をおこなうために、入力部11や取得情報処理部183などからの入力情報に基づいて、処分情報DB175に対する情報格納処理をおこなうものである。
【0231】
具体的には、図31に示すように、評価情報処理部188は、入力部11から「資産番号、減価償却費」を入力すると(ステップS3101肯定)、評価情報DB176(図15参照)の対応する「資産番号」に関連付けて、「減価償却費」を格納する(ステップS3102)。
【0232】
また、評価情報処理部188は、入力部11から評価指示を入力すると(ステップS3103肯定)、「評価情報(売上累計額、粗利益額、回転率、収益率、生涯利益額)」を算出し(ステップS3104)、評価情報DB176(図15参照)の各「資産番号」に関連付けて、算出した「評価情報(売上累計額、粗利益額、回転率、収益率、生涯利益額)」を反映格納する(ステップS3105)。
【0233】
なお、ここでは、入力部11からの評価指示入力に基づいて、評価情報DB176に格納する各種の評価情報を算出する場合を説明したが、例えば、他のDBに格納された情報(例えば、貸出情報DB174に格納されたAM機器売上額など)が更新格納される度に、自動的に各種の評価情報を算出するようにすることもできる。
【0234】
(3−17:閲覧処理部189の処理)
最後に、図5に示した閲覧処理部189について説明する。この閲覧処理部189は、主に、入力部11から入力される閲覧要求に応じて、特性情報記憶部16および資産情報記憶部17の各DBに格納された情報を出力部12を介して閲覧可能に出力するものである。
【0235】
具体的には、閲覧処理部189は、入力部11から入力される閲覧要求に応じて、各DBに格納された情報を編集出力するが、例えば、(1)入力部11から所定の「DB」を指定させて、指定「DB」に格納された情報を全て閲覧可能に出力する態様や、(2)入力部11から所定の「DB」および「資産番号」を指定させ、指定「DB」に格納された指定「資産番号」に関連する情報を閲覧可能に出力する態様、(3)入力部11から所定の「DB」および「AM機器番号」を指定させて、指定「AM機器番号」のAM機器を構成する個体の「資産番号」に関連する情報であって、指定「DB」に格納された情報を閲覧可能に出力する態様、(4)入力部11から所定の「DB」および「店舗番号」を指定させ、指定「店舗番号」の店舗に貸し出されている「資産番号」に関連する情報であって、指定「DB」に格納された情報を閲覧可能に出力する態様など、各DBに格納された情報を指定するものであれば、あらゆる出力態様を採ることができる。
【0236】
なお、ここでは、入力部11からの入力に応じて、出力部12に各種の情報を閲覧可能に出力する場合を説明したが、メーカー端末装置20や店舗端末装置30からの入力に応じて、各メーカー端末装置20や店舗端末装置30に各種の情報を閲覧可能に出力することもできる。さらに、この場合に、各メーカー端末装置20や店舗端末装置30ごとに入力のパスワードを設定させることで、閲覧可能な情報を制限することもできる。
【0237】
(4:資産情報管理装置の表示態様)
次に、本実施の形態に係る資産情報管理装置10による各種処理に際して、出力部12に表示される各種情報の表示態様を説明する。なお、ここでは、購入処理、貸出処理、構成変更処理、資産分割処理、売上閲覧処理における表示態様を説明する。
【0238】
(4−1:購入処理における表示態様)
まず最初に、購入処理における表示態様を説明する。図32は、購入処理における表示態様を説明するための図である。AMメーカーから商品を購入した場合には、資産情報管理装置10の出力部12に、同図(a)に示すような購入処理画面が表示され、AM事業者は、入力部11を介して「購入年月日、購入商品コードおよび購入費用」といった購入情報を入力する。
【0239】
この購入情報が入力されると、資産情報管理装置10の出力部12には、同図(b)に示すように、入力された購入情報に応じて資産情報記憶部17の各DBに登録される情報を確認するための登録確認画面が表示される。具体的には、同図(b)に示すように、取得情報DB171、構成情報DB172、AM機器売上情報DB173の各DBに登録される情報を表示する。なお、ここでは、図20(a)に示す一体型筐体(商品コード「E003」)を購入した場合における表示態様を示している。
【0240】
(4−2:貸出処理における表示態様)
次に、貸出処理における表示態様を説明する。図33は、貸出処理における表示態様を説明するための図である。店舗に対して資産を貸し出す場合には、資産情報管理装置10の出力部12に、同図(a)に示すような貸出処理画面丸数字1が表示され、AM事業者は、入力部11を介して貸出を希望する「AM機器コード、AM機器名称、商品コード」を検索条件として入力する。
【0241】
この検索条件が入力されると、資産情報管理装置10の出力部12には、同図(b)に示すように、検索条件を満たすAM機器番号および資産番号(すなわち、貸出希望のAM機器を構成し得る資産の組合せ)とともに、この資産について、「貸出先店舗番号、貸出期間、売上貢献率、売上配分率」といった貸出情報を入力させるための貸出処理画面丸数字2が表示される。
【0242】
そして、この貸出処理画面丸数字2に対して、AM事業者が、入力部11を介して貸出情報を入力すると、資産情報管理装置10の出力部12には、同図(c)に示すように、入力された貸出情報に応じて資産情報記憶部17の貸出情報DB174に登録される情報を確認するための登録確認画面が表示される。なお、ここでは、AM機器コード「F003」に対応して、資産番号「0001(筐体)、0002(システムボード)、0003(ロム)」の各資産を貸し出す場合における表示態様を示している。
【0243】
(4−3:構成変更処理における表示態様)
次に、構成変更処理における表示態様を説明する。図34は、構成変更処理における表示態様を説明するための図である。資産の構成を変更する場合、すなわち資産同士を分離または結合する場合には、資産情報管理装置10の出力部12に、同図(a)に示すような構成変更処理画面丸数字1が表示され、AM事業者は、入力部11を介して構成変更を希望する「資産番号」を入力する。
【0244】
この資産番号が入力されると、資産情報管理装置10の出力部12には、同図(b)に示すように、入力された資産番号に対応する資産の構成情報(すなわち、他の資産と結合されている場合には、「結合対象資産番号」)と、この資産と結合が可能な資産の「資産番号」および結合によって構成されるAM機器の「AM機器コード」の一覧とからなる構成変更処理画面丸数字2が表示される。
【0245】
そして、この構成変更処理画面丸数字2に対して、AM事業者が、入力部11を介して結合対象を選択すると、資産情報管理装置10の出力部12には、同図(c)に示すように、選択された結合対象に応じて資産情報記憶部17の構成情報DB172およびAM機器売上情報DB173に登録される情報を確認するための登録確認画面が表示される。なお、ここでは、資産番号「0031」の筐体に、資産番号「0032」のシステムボードおよび資産番号「0033」のロムを結合して、AM機器コード「F002」のAM機器を構成する場合における表示態様を示している。
【0246】
(4−4:資産分割処理における表示態様)
次に、資産分割処理における表示態様を説明する。図35は、資産分割処理における表示態様を説明するための図である。独立した資産価値を有する個体単位に変更が生じたために、資産分割をおこなう場合には、資産情報管理装置10の出力部12に、同図(a)に示すような資産分割処理画面丸数字1が表示され、AM事業者は、入力部11を介して資産分割の対象となる商品の「商品コード」と、資産分割の態様(すなわち、独立した資産価値を有すると把握されるに至った商品について、「商品コード、商品名称、カテゴリー」)とを入力する。
【0247】
この資産分割情報が入力されると、資産情報管理装置10の出力部12には、同図(b)に示すように、資産分割の対象となる商品コードに対応する資産の「資産番号および商品コード」と、この資産を分割して新たに生じる各資産の「資産番号および商品コード」とを列挙した資産分割処理画面丸数字2が表示される。
【0248】
続いて、資産情報管理装置10の出力部12には、同図(c)に示すように、資産分割に応じて資産情報記憶部17の取得情報DB171および構成情報DB172に登録される情報を確認するための登録確認画面が表示される。なお、ここでは、商品コード「D001」に対応する資産番号「0005」の基板が、資産番号「0021」のシステムボードと、資産番号「0022」のロムとに資産分割される場合における表示態様を示している。
【0249】
(4−5:売上閲覧処理における表示態様)
次に、売上閲覧処理における表示態様を説明する。図36は、売上閲覧処理における表示態様を説明するための図である。店舗に貸し出されたAM機器の売上を閲覧する場合には、資産情報管理装置10の出力部12に、同図(a)に示すような売上閲覧処理画面丸数字1が表示され、AM事業者は、入力部11を介して閲覧を希望する「貸出先店舗番号、AM機器コード、AM機器番号」を検索条件として入力する。
【0250】
この検索条件が入力されると、資産情報管理装置10の出力部12には、同図(b)に示すように、検索条件を満たすAM機器ごとに、「AM機器番号、構成資産番号、年/月、売上額」を関連付けた売上閲覧処理画面丸数字2が表示される。そして、この売上閲覧処理画面丸数字2に対して、AM事業者が、入力部11を介して所定のAM機器を選択すると、資産情報管理装置10の出力部12には、同図(c)に示すように、選択されたAM機器を構成する各資産ごとに、貸出情報DB174に格納された「資産番号、商品コード、年/月、資産番号売上額、事業者売上額」を関連付けた売上閲覧処理画面丸数字3が表示される。なお、ここでは、貸出先店舗番号「G001」およびAM機器コード「F003」に対応して、AM機器番号「AM001」などの売上を閲覧する場合における表示態様を示している。
【0251】
(5:他の実施の形態)
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてもよいものである。以下に、種々の異なる実施の形態を列挙して説明する。
【0252】
(5−1:AM機器の構成)
例えば、本実施の形態では、AM機器を構成する部品として、筐体および基板(システムボードおよびロム)を想定して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ以外の部品を有するAM機器であっても同様に適用することができる。すなわち、図37は、AM機器の他の構成例を示すブロック図であるが、同図に示すような各種の部品によって構成されるAM機器についても、本発明を同様に適用して、各部品を資産として管理することができる。
【0253】
また、本実施の形態では、各種の部品(例えば、筐体、システムボードおよびロム)を一つずつ備えて構成されるAM機器を想定して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、複数の基板を有するAM機器、複数のロムを有するAM機器など、複数の部品で構成されるAM機器であっても同様に適用することができる。
【0254】
さらに、本実施の形態では、各種の部品(例えば、筐体、システムボードおよびロム)を漏れなく備えて構成される一体型筐体を一つのAM機器として把握する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図38(a)に示すように、一体型筐体と筐体とを通信接続することによって一つのAM機器として把握する場合(例えば、対戦格闘ゲーム)や、同図(b)に示すように、複数の一体型筐体をグループ接続することによって一つのAM機器として把握する場合(例えば、レーシングゲーム)にも同様に適用することができる。
【0255】
(5−2:AM機器番号の付与)
また、本実施の形態では、各種の部品の結合によって一体型筐体(AM機器)が構成されると、AM機器番号をシーケンシャルに付与する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、一体型筐体を構成する部品のうちの代表ハードの資産番号と所定の枝番(構成変更の回数を示す数字)との組合せによってAM機器番号を付与するようにすることもできる。
【0256】
すなわち、図39(a)に示すように、例えば、一体型筐体をAM機器メーカーから取得して、筐体に資産番号「0001」を付与し、システムボードに資産番号「0002」を付与し、ロムに資産番号「0003」を付与し、さらに筐体を代表ハードとして選択した場合には、これらの結合によって構成される一体型筐体(AM機器)に、AM機器番号「0001−00」が付与される。ここで、枝番の「00」は、未だ構成変更がおこなわれていない状況を示す。
【0257】
さらに、同図(b)に示すように、上記のAM機器番号「0001−00」が付与された一体型筐体(AM機器)について、ロム(資産番号「0051」)を交換する構成変更がおこなわれた場合には、AM機器番号の代表ハードは引き継がれ、構成変更後の一体型筐体(AM機器)には、AM機器番号「0001−01」が付与される。ここで、枝番の「01」は、1回目の構成変更がおこなわれた状況を示す。
【0258】
このように、代表ハード(上記の例で言えば、筐体)の資産番号を用いてAM機器番号を付与することによって、資産番号およびAM機器番号といった番号が複雑に存在する事態を回避して、簡単にAM機器番号を付与することが可能になり、また、所定の枝番として、構成変更の回数を示す数字をAM機器番号に用いることによって、どの程度の構成変更がおこなわれてきたかという履歴を容易に把握するが可能になる。
【0259】
(5−3:資産分割に伴う資産番号の付与)
また、本実施の形態では、既に資産番号が付与されている個体について資産分割をおこなう際に、分割後の各資産について、それぞれ資産番号を新たに付与する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、分割後のいずれかの資産が、分割前の資産番号を引き継ぐようにすることもできる。
【0260】
すなわち、例えば、図40(a)に示すような基板(資産番号「0005」)を資産分割する場合には、同図(b)に示すように、分割後の資産であるシステムボードは、基板の資産番号「0005」を引き継ぎ、もう一つの分割後の資産であるロムについてのみ、資産番号「0021」を新たに付与することとなる。このように、分割前の資産番号を引き継ぐことによって、複数の資産番号が発生する事態を回避することが可能になる。
【0261】
(5−4:資産番号付与のタイミング)
また、本実施の形態では、AM機器メーカーから商品を取得した時または独立した資産価値を有する個体単位に変更が生じた時に、独立した資産価値を有する個体単位で資産番号を付与する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意のタイミングで資産番号を付与することができる。
【0262】
すなわち、例えば、図41(a)に示すように、「筐体、システムボードおよびロム」それぞれが独立した資産価値を有する一体型筐体をAM機器メーカーから取得したような場合でも、「筐体、システムボードおよびロム」それぞれに資産番号を付与するのではなく、一体型筐体に資産番号「0001」を付与しておき、同図(b)に示すように、後の構成変更時など、任意のタイミングにおいて、筐体に資産番号「0101」を付与し、基板に資産番号「0102」を付与するようにしてもよい。
【0263】
同様に、既に資産番号が付与されている資産について、独立した資産価値を有する個体単位に変更が生じたような場合でも、直ちに資産分割をおこなって、変更後の個体単位で資産番号を付与するのではなく、後の構成変更時など、任意のタイミングにおいて、変更後の個体単位で資産番号を付与するようにしてもよい。このように、独立した資産価値を有する個体単位で資産番号を付与するタイミングを任意することによって、機動的かつ柔軟に資産番号を付与することが可能になる。
【0264】
(5−4:その他)
また、本実施の形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0265】
また、図示した資産情報管理装置10の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、資産情報管理装置10の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、資産情報管理装置10にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
【0266】
なお、本実施の形態で説明した資産情報管理方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
【0267】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、25または49の発明によれば、事業者によって商品として取得され得る娯楽機器および部品ごとに、当該商品の特性を一意に特定するための商品コードを格納するとともに、商品のうちで独立した資産価値を有する複数の部品が結合して構成される商品については、当該商品の商品コードに関連付けて、複数の部品に対応する各商品コードを格納する。そして、事業者が商品として取得した娯楽機器および部品について、格納された商品コードを参照して資産番号を付与する。したがって、独立した資産価値を有する個体単位で資産情報を把握することができるので、資産の有効活用を促進することが可能になる。また、事業者の資産について、独立した資産価値を有する個体単位で、確実かつ容易に資産番号を付与することが可能になる。
【0268】
また、請求項2、26または49の発明によれば、独立した資産価値を有する部品については、当該部品に対して資産番号を付与し、独立した資産価値を有しない複数の部品が結合して独立した資産価値を有するに至る部品については、当該結合した部品に対して資産番号を付与し、独立した資産価値を有しない複数の部品が結合して独立した資産価値を有するに至る娯楽機器については、当該娯楽機器に対して資産番号を付与する。したがって、事業者の資産について、独立した資産価値を有する個体単位で、確実に資産番号を付与することが可能になる。
【0269】
また、請求項3、27または49の発明によれば、娯楽機器は、筐体および基板を部品として構成され、当該基板は、システムボードおよびロムを部品として構成されるものであるとすると、独立した資産価値を有する筐体、システムボードおよびロムについては、当該筐体、システムボードおよびロムに対して資産番号をそれぞれ付与し、独立した資産価値を有しないシステムボードおよびロムが結合して独立した資産価値を有するに至る基板については、当該基板に対して資産番号を付与し、独立した資産価値を有しない筐体および基板が結合して独立した資産価値を有するに至る娯楽機器については、当該娯楽機器に対して資産番号を付与する。したがって、事業者の資産である娯楽機器、筐体、基板、システムボードおよびロムについて、独立した資産価値を有する個体単位で、確実に資産番号を付与することが可能になる。
【0270】
また、請求項4、28または49の発明によれば、事業者による購入業務または借入業務によって商品として取得した娯楽機器または部品について、当該遊戯機器または部品を構成する複数の部品に対応する各商品コードが格納されていない場合には、当該遊戯機器または部品に対して資産番号を付与し、当該遊戯機器または部品を構成する複数の部品に対応する各商品コードが格納されている場合には、当該複数の部品に対して資産番号をそれぞれ付与する。したがって、事業者が商品を取得する際に、事業者の資産となる「商品コード」および「構成商品コード」を参照すれば、AM事業者の資産となる娯楽機器または部品について、独立した資産価値を有する個体単位で、確実かつ簡単に資産番号を付与することが可能になる。
【0271】
また、請求項5、29または49の発明によれば、所定の商品が独立した資産価値を有する複数の部品が結合して構成されるものとして新たに把握されるに至った場合に、当該複数の部品ごとに、当該部品の特性を一意に特定するための商品コードを新たに格納するとともに、所定の商品の商品コードに関連付けて、複数の部品に対応する各商品コードを新たに格納する。そして、複数の部品に対応する各商品コードが新たに格納された場合に、所定の商品に対する資産分割として、複数の部品に対して資産番号をそれぞれ新たに付与する。さらに、複数の部品に対して資産番号がそれぞれ新たに付与された場合に、資産分割の対象となった所定の商品に既に付与されている資産番号に関連付けて、複数の部品に対して新たに付与された各部品の資産番号を格納する。したがって、独立した資産価値を有する個体単位が変更された場合でも、AM事業者が既に資産として有する娯楽機器および部品について、最新の個体単位で、確実かつ簡単に資産番号を付与することが可能になる。また、資産分割に係る情報を反映して格納するので、各個体の分離による資産の有効活用を促進することが可能になるとともに、資産分割前後の各個体の状況を容易に把握することが可能になる。
【0272】
また、請求項6、30または49の発明によれば、資産情報として、個体の取得に関する取得情報を格納する。したがって、かかる取得情報を参照することで、各個体の取得状況を容易に把握することが可能になる。さらに、この把握が個体単位で容易になることを前提に、個体単位での取得を促進することができ、少ない投資による大きな収益を実現することが可能になる。
【0273】
また、請求項7、31または49の発明によれば、取得情報として、事業者による購入業務によって取得された個体について、対応する商品コード、購入年月日および購入費用を格納する。したがって、購入業務によって取得された個体の取得状況を、詳細かつ容易に把握することが可能になる。
【0274】
また、請求項8、32または49の発明によれば、取得情報として、事業者による借入業務によって取得された個体について、対応する商品コード、借入年月日および借入契約に関する情報を格納する。したがって、借入業務によって取得された個体の取得状況を、詳細かつ容易に把握することが可能になる。
【0275】
また、請求項9、33または49の発明によれば、取得情報として、資産分割によって新たに資産番号が付与された個体について、対応する商品コードおよび資産分割の年月日を格納する。したがって、資産分割によって生じた個体の状況を、詳細かつ容易に把握することが可能になる。
【0276】
また、請求項10、34または49の発明によれば、資産情報として、個体の貸出に関する貸出情報を格納する。したがって、かかる貸出情報を参照することで、各個体の貸出状況を容易に把握することが可能になる。さらに、この把握が個体単位で容易になることを前提に、各個体単位での貸出を促進することができ、資産の有効活用を促進することが可能になる。
【0277】
また、請求項11、35または49の発明によれば、貸出情報として、事業者による貸出業務によって娯楽施設に貸し出された個体について、当該個体の貸出先である娯楽施設を一意に識別するための娯楽施設番号、貸出契約に関する契約情報、貸出期間および当該貸出期間に発生した売上に関する売上情報を格納する。したがって、貸出業務によって娯楽施設に貸し出された個体の貸出状況を、詳細かつ容易に把握することが可能になる。
【0278】
また、請求項12、36または49の発明によれば、契約情報として、娯楽施設に貸し出された個体を含んで構成される娯楽機器が当該遊戯施設の利用者から徴収する売上のうち、個体が貢献する売上の割合を示す売上貢献率および/または事業者並びに娯楽施設にそれぞれ配分される売上の割合を示す売上配分率を格納する。したがって、売上貢献率や売上配分率を利用して、多種多様な貸出契約を結ぶことができるので、各個体単位での貸出を一層促進することができ、資産の有効活用を一層促進することが可能になる。
【0279】
また、請求項13、37または49の発明によれば、売上情報として、娯楽施設に貸し出された個体を含んで構成される娯楽機器が当該遊戯施設の利用者から徴収した娯楽機器単位の売上、当該娯楽機器単位の売上に売上貢献率を乗じて算出された個体単位の売上、娯楽機器単位の売上に売上配分率を乗じて算出された事業者単位の売上並びに娯楽施設単位の売上および/または娯楽機器単位の売上に売上貢献率と売上配分率とを乗じて算出された詳細な売上を格納する。したがって、各個体による売上状況を詳細かつ容易に把握することが可能になる。また、各個体が有効に活用されているか否かを容易に判断することが可能になり、さらに、各個体のライフサイクルを把握することも可能になる。そして、これらの判断および把握が可能になることで、各個体同士の結合や分離を促進することができるので、資産の有効活用を促進することが可能になる。
【0280】
また、請求項14、38または49の発明によれば、資産情報として、個体の処分に関する処分情報を格納する。したがって、かかる処分情報を参照することで、各個体の処分状況を容易に把握することが可能になる。また、この把握が個体単位で容易になることを前提に、有効に活用し得ない資産を個体単位で積極的に処分することが可能になる。
【0281】
また、請求項15、39または49の発明によれば、処分情報として、事業者による販売業務によって販売処分された個体について、当該個体の販売価格および販売年月日を格納する。したがって、販売業務によって販売処分された個体の処分状況を、詳細かつ容易に把握することが可能になる。
【0282】
また、請求項16、40または49の発明によれば、処分情報として、事業者による廃棄業務によって廃棄処分された個体について、当該個体の廃棄費用および廃棄年月日を格納する。したがって、廃棄業務によって廃棄処分された個体の処分状況を、詳細かつ容易に把握することが可能になる。
【0283】
また、請求項17、41または49の発明によれば、処分情報として、事業者による借入業務によって借り入れられた後に返却処分された個体について、当該個体の借入費用および返却年月日を格納する。したがって、返却処分された個体の処分状況を、詳細かつ容易に把握することが可能になる。
【0284】
また、請求項18、42または49の発明によれば、資産情報として、他の個体との結合状況や分離状況を示す構成情報を格納する。したがって、かかる構成情報を参照することで、各個体の一連の構成状況を容易に把握することが可能になる。また、この把握が個体単位で容易になることを前提に、各個体同士の結合や分離を促進することができ、資産の有効活用を促進することが可能になる。
【0285】
また、請求項19、43または49の発明によれば、構成情報として、他の個体と結合された個体について、当該他の個体の資産番号および結合年月日を格納する。したがって、各個体の一連の結合状況を、詳細かつ容易に把握することが可能になる。
【0286】
また、請求項20、44または49の発明によれば、構成情報として、他の個体と分離された個体について、当該他の個体の資産番号および分離年月日を格納する。したがって、各個体の一連の分離状況を、詳細かつ容易に把握することが可能になる。
【0287】
また、請求項21、45または49の発明によれば、格納された資産情報を閲覧可能に出力する。したがって、独立した資産価値を有する個体単位で資産情報を閲覧することができるので、資産の有効活用を促進することが可能になる。
【0288】
また、請求項22、46または49の発明によれば、格納された資産情報を用いて、各個体の利用状況を評価するための評価情報を作成する。したがって、かかる評価情報を参照することで、各個体の資産価値を容易に評価することが可能になる。すなわち、各個体の投入が成功したか否かや、各個体を処分するべきか否かを容易に評価することができ、この評価を参考にすることで、資産の有効活用を一層促進することが可能になる。
【0289】
また、請求項23、47または49の発明によれば、評価情報として、売上累計、減価償却費、粗利益額、回転率、収益率および/または生涯利益を作成する。したがって、各個体の資産価値を、詳細かつ容易に評価することが可能になる。
【0290】
また、請求項24、48または49の発明によれば、作成された評価情報を閲覧可能に出力する。したがって、独立した資産価値を有する個体単位で評価情報を閲覧することができるので、資産の有効活用を一層促進することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係る資産情報管理装置を含んだシステムの構成を示すシステム構成図である。
【図2】 本実施の形態に係る資産情報管理装置の特徴を説明するための図である。
【図3】 本実施の形態に係る資産情報管理装置の特徴を説明するための図である。
【図4】 本実施の形態に係る資産情報管理装置の特徴を説明するための図である。
【図5】 本実施の形態に係る資産情報管理装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示した商品情報DBに記憶される情報の構成例を示す図である。
【図7】 図5に示したAM機器情報DBに記憶される情報の構成例を示す図である。
【図8】 図5に示した商品情報DBに記憶される情報の構成例を示す図である。
【図9】 図5に示したAM機器情報DBに記憶される情報の構成例を示す図である。
【図10】 図5に示した取得情報DBに記憶される情報の構成例を示す図である。
【図11】 図5に示した構成情報DBに記憶される情報の構成例を示す図である。
【図12】 図5に示したAM機器売上情報DBに記憶される情報の構成例を示す図である。
【図13】 図5に示した貸出情報DBに記憶される情報の構成例を示す図である。
【図14】 図5に示した処分情報DBに記憶される情報の構成例を示す図である。
【図15】 図5に示した評価情報DBに記憶される情報の構成例を示す図である。
【図16】 図6に示した情報の構成例を具体的に説明するための図である。
【図17】 図7に示した情報の構成例を具体的に説明するための図である。
【図18】 図8および図10に示した情報の構成例を具体的に説明するための図である。
【図19】 図9に示した情報の構成例を具体的に説明するための図である。
【図20】 図10に示した情報の構成例を具体的に説明するための図である。
【図21】 図11に示した情報の構成例を具体的に説明するための図である。
【図22】 図12および図13に示した情報の構成例を具体的に説明するための図である。
【図23】 図14に示した情報の構成例を具体的に説明するための図である。
【図24】 図5に示した特性情報処理部による処理の手順を説明するためのフローチャートである。
【図25】 図5に示した資産番号付与部による処理の手順を説明するためのフローチャートである。
【図26】 図5に示した取得情報処理部による処理の手順を説明するためのフローチャートである。
【図27】 図5に示した構成情報処理部による処理の手順を説明するためのフローチャートである。
【図28】 図5に示したAM機器売上情報処理部による処理の手順を説明するためのフローチャートである。
【図29】 図5に示した貸出情報処理部による処理の手順を説明するためのフローチャートである。
【図30】 図5に示した処分情報処理部による処理の手順を説明するためのフローチャートである。
【図31】 図5に示した評価情報処理部による処理の手順を説明するためのフローチャートである。
【図32】 購入処理における表示態様を説明するための図である。
【図33】 貸出処理における表示態様を説明するための図である。
【図34】 構成変更処理における表示態様を説明するための図である。
【図35】 資産分割処理における表示態様を説明するための図である。
【図36】 売上閲覧処理における表示態様を説明するための図である。
【図37】 AM機器の構成例を示すブロック図である。
【図38】 AM機器の接続例を説明するための図である。
【図39】 AM機器番号の付与例を説明するための図である。
【図40】 資産分割に伴う資産番号の付与例を説明するための図である。
【図41】 資産番号付与のタイミングを説明するための図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク
10 資産情報管理装置
11 入力部
12 出力部
13 入出力制御IF部
14 通信制御IF部
15 クロック部
16 特性情報記憶部
161 商品情報DB
162 AM機器情報DB
17 資産情報記憶部
171 取得情報DB
172 構成情報DB
173 AM機器売上情報DB
174 貸出情報DB
175 処分情報DB
176 評価情報DB
18 制御部
181 特性情報処理部
182 資産番号付与部
183 取得情報処理部
184 構成情報処理部
185 AM機器売上情報処理部
186 貸出情報処理部
187 処分情報処理部
188 評価情報処理部
189 閲覧処理部
20 メーカー端末装置
30 店舗端末装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an asset information management apparatus, an asset information management method and an asset information management method for managing information relating to an asset of an entertainment device that is used in an amusement facility and an asset having a component constituting the entertainment device as an asset. More particularly, the present invention relates to an asset information management apparatus, an asset information management method, and a program that can promote effective utilization of assets.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there is a person called an AM company (amusement company). Specifically, it is a person whose main business is to purchase entertainment equipment (AM equipment: amusement equipment) from an AM equipment manufacturer and lend it to entertainment facilities (AM facilities: amusement facilities).
[0003]
For such an AM company, the main profit is the sales obtained by allocating the sales collected from the AM facility users by the AM equipment lent to the AM facility to the AM facility owner (store owner). For this reason, in general, an AM provider uniquely identifies each of a plurality of AM devices (AM devices rented to a store) as an asset and manages information such as sales for each AM device. It is done. Specifically, asset information such as sales is managed for each AM device in association with a serial number assigned to a casing which is a component constituting the AM device.
[0004]
On the other hand, as shown in FIG. 3, the AM device is configured by combining parts such as a casing and a board (system board and ROM). In addition to purchasing, it is also common to purchase only parts constituting the AM device (for example, a newly developed ROM that can be replaced with a conventional ROM).
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when a part of an AM device is replaced, a part that is released by the replacement is produced. However, in the point that such a part can be reused by being incorporated again into another AM device. It can be an effective asset for a person. In other words, the AM company can use the parts that constitute the AM device as an effective asset in the same manner as the AM device itself.
[0006]
However, the parts of the AM device are sold only when they are combined with other parts to constitute the AM device. For this reason, as described above, AM companies have to manage asset information such as sales in units of AM devices. For example, for asset parts that have been uncoupled by replacement, It was difficult to utilize as an effective asset. That is, with the method of managing asset information such as sales in units of AM devices, it has been difficult to effectively use AM devices and parts that AM companies have as assets without omission.
[0007]
For these reasons, how to manage asset information of AM devices and parts is an extremely important issue for AM companies, and preferably a management method that promotes effective use of assets is necessary. It is said that.
[0008]
Accordingly, the present invention has been made to solve the above-described problems caused by the prior art, and an asset information management apparatus, an asset information management method, and a method that can promote effective utilization of assets are executed on a computer. The purpose is to provide a program.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems and achieve the object, the asset information management device according to the invention of
[0010]
The asset information management device according to claim 2 is the asset information management device according to
[0011]
According to a third aspect of the present invention, there is provided the asset information management device according to the second aspect, wherein the entertainment device includes a casing and a board as parts, and the board includes a system board and a ROM as parts. The asset number assigning means assigns the asset number to the case, the system board, and the ROM with respect to the case, the system board, and the ROM having independent asset values, For a system board that does not have an independent asset value and a board that combines with Rom to have an independent asset value, the asset number is assigned to the board, and the chassis and board that do not have an independent asset value For entertainment devices that combine to have an independent asset value, the asset number is assigned to the entertainment device.
[0012]
Also,Claim 4The asset information management device according to
[0013]
Also,Claim 5The asset information management device according to
[0014]
Also,Claim 6The asset information management device according to the invention ofClaims 1-5In the invention described in any one of the above, the asset information storage means stores acquisition information related to acquisition of the individual as the asset information.
[0015]
Also,Claim 7The asset information management device according to the invention ofClaim 6In the invention described in the above, the asset information storage means includes, as the acquisition information, the corresponding product code stored by the product information storage means, the purchase date, The purchase cost is stored.
[0016]
Also,Claim 8The asset information management device according to the invention ofClaim 6In the invention described in the above, the asset information storage means includes, as the acquisition information, the corresponding product code stored by the product information storage means, the borrowing date, and the individual acquired by the borrowing business by the operator. It stores information on borrowing contracts.
[0017]
Also,Claim 9The asset information management device according to the invention ofClaim 8In the invention according to
[0018]
Also,Claim 10The asset information management device according to the invention ofClaims 1-9In the invention described in any one of the above, the asset information storage means stores lending information related to the lending of the individual as the asset information.
[0019]
Also,Claim 11The asset information management device according to the invention ofClaim 10In the invention described in the above, the asset information storage means uniquely identifies the entertainment facility that is the lending destination of the individual for the individual lent to the entertainment facility by the lending business by the operator as the rental information. Amusement facility number, contract information related to a lending contract, a lending period, and sales information related to sales generated during the lending period.
[0020]
Also,Claim 12The asset information management device according to the invention ofClaim 11In the invention described in
[0021]
Also,Claim 13The asset information management device according to the invention ofClaim 12In the invention described in the above, the asset information storage means includes, as the sales information, sales in units of recreational equipment collected from users of the recreational facilities by recreational devices that include individuals rented to the recreational facility, Individual unit sales calculated by multiplying the sales of the entertainment device by the sales contribution rate, sales of the business unit calculated by multiplying the sales of the entertainment device by the sales distribution ratio, and sales of the entertainment facility And / or storing the detailed sales calculated by multiplying the sales of the entertainment device unit by the sales contribution ratio and the sales distribution ratio.
[0022]
Also,Claim 14The asset information management device according to the invention ofClaims 1-13In the invention described in any one of the above, the asset information storage means stores disposal information relating to the disposal of the individual as the asset information.
[0023]
Also,Claim 15The asset information management device according to the invention ofClaim 14In the invention described in the above item, the asset information storage means stores, as the disposal information, the sales price and date of sale of the individual sold and sold by the business by the business operator. .
[0024]
Also,Claim 16The asset information management device according to the invention ofClaim 14In the invention described in the above, the asset information storage means stores, as the disposal information, the disposal cost and the disposal date of the individual for the individual disposed of by the disposal business by the operator. .
[0025]
Also,Claim 17The asset information management device according to the invention ofClaim 14In the invention described in the above, the asset information storage means stores, as the disposal information, the borrowing cost and the return date of the individual for the individual returned after being borrowed by the borrowing business by the operator. It is characterized by.
[0026]
Also,Claim 18The asset information management device according to the invention ofClaims 1-17In the invention described in any one of the above, the asset information storage means stores, as the asset information, configuration information indicating a connection status or a separation status with other individuals.
[0027]
Also,Claim 19The asset information management device according to the invention ofClaim 18In the invention described in the
[0028]
Also,Claim 20The asset information management device according to the invention ofClaim 18In the invention described in the
[0029]
Also,Claim 21The asset information management device according to the invention ofClaims 1-20In the invention described in any one of the above, it further includes asset information output means for outputting the asset information stored by the asset information storage means so as to be viewable.
[0030]
Also,Claim 22The asset information management device according to the
[0031]
Also,Claim 23The asset information management device according to the invention ofClaim 22In the invention described in
[0032]
Also,Claim 24The asset information management device according to the invention ofClaim 22 or 23In the invention described in the item (2), the information processing device further includes evaluation information output means for outputting the evaluation information created by the evaluation information creating means so as to be viewable.
[0033]
Also,Claim 25The asset information management method according to the invention includes asset information for managing information related to an asset of a business having an entertainment device used in an amusement facility and a component constituting the entertainment device as an asset in a predetermined asset information management device. A management method,In the asset information management device, for each entertainment device and part that can be acquired as a product by the business operator, a product code for uniquely specifying the characteristics of the product is stored, and an independent asset value among the products A product information storing step of storing each product code corresponding to the plurality of components in association with a product code of the product, and a product as a product When the product code for the acquired entertainment device and part is input to the asset information management device, the product information storage means is referred to based on the input product code, and each product corresponding to the plurality of parts By determining whether there is a code, it is possible to determine whether there are multiple parts with independent asset values, and In individual units, the asset number step of applying the asset number for uniquely identifying each individual,An asset information storing step for storing asset information necessary for managing each individual as an asset in association with the asset number assigned in the asset number assigning step.
[0034]
Also,Claim 26In the asset information management method according to
[0035]
Also,Claim 27In the asset information management method according to the invention described in claim 26, in the invention according to claim 26, the entertainment device includes a housing and a board as parts, and the board includes a system board and a ROM as parts. The asset number assigning step assigns the asset number to the chassis, the system board and the ROM with respect to the chassis, the system board and the ROM having independent asset values, respectively. For a system board that does not have a board and a board that has an independent asset value when combined, the asset number is assigned to the board, and a chassis and a board that do not have an independent asset value are combined to be independent. For an entertainment device that has the above asset value, the asset number is assigned to the entertainment device.
[0036]
Also,Claim 28In the asset information management method according to claim 24, in the invention according to claim 24, the asset number assigning step stores the product information for an entertainment device or part acquired as a product by a purchase operation or a borrowing operation by the operator. In the process, when each product code corresponding to a plurality of parts constituting the game machine or part is not stored, the asset number is assigned to the game machine or part, and the game machine or part is When each product code corresponding to a plurality of components is stored, the asset number is assigned to each of the plurality of components.
[0037]
Also,Claim 29The asset information management method according to the invention ofClaim 27 or 28In the invention described in the above, the product information storage step includes:For each of a plurality of parts having independent asset values, a product code for uniquely specifying the characteristics of the part is stored, and associated with a product code of a predetermined product configured by combining a plurality of parts, Storing each product code corresponding to the plurality of parts,In the asset number assigning step, when each product code corresponding to a plurality of parts is newly stored in the product information storing step, the asset number is assigned to the plurality of parts as the asset division for the predetermined product. A number is newly assigned, and the asset information storing step is a predetermined target that is subject to the asset splitting when the asset number is newly assigned to a plurality of parts in the asset number assigning step. The asset number of each part newly assigned to the plurality of parts is stored in association with the asset number already assigned to the product.
[0038]
Also,Claim 30The asset information management method according to the invention ofClaims 24-29In the invention described in any one of the above, the asset information storing step stores acquisition information related to acquisition of the individual as the asset information.
[0039]
Also,Claim 31The asset information management method according to the invention ofClaim 30In the invention described in the above, the asset information storage step includes, as the acquisition information, the corresponding product code stored in the product information storage step, the purchase date, The purchase cost is stored.
[0040]
Also,Claim 32The asset information management method according to the invention ofClaim 30In the invention described in the above, the asset information storage step includes, as the acquisition information, the corresponding product code stored in the product information storage step, the borrowing date, It stores information on borrowing contracts.
[0041]
Also,Claim 33The asset information management method according to the invention ofClaim 32In the invention described in the above, the asset information storage step includes, as the acquired information, a corresponding product stored in the product information storage step with respect to an individual that has been newly assigned an asset number by asset division in the asset number assigning step. The code and the date of asset split are stored.
[0042]
Also,Claim 34The asset information management method according to the invention ofClaims 24-33In the invention described in any one of the above, the asset information storing step stores lending information related to the lending of the individual as the asset information.
[0043]
Also,Claim 35The asset information management method according to the invention ofClaim 34In the invention described in the above, the asset information storage step uniquely identifies an entertainment facility that is the lending destination of the individual for the individual lent to the entertainment facility through the lending business by the operator as the rental information. Amusement facility number, contract information related to a lending contract, a lending period, and sales information related to sales generated during the lending period.
[0044]
Also,Claim 36The asset information management method according to the invention ofClaim 35In the invention according to
[0045]
Also,Claim 37The asset information management method according to the invention ofClaim 36In the invention according to
[0046]
Also,Claim 38The asset information management method according to the invention ofClaims 24-37In the invention described in any one of the above, the asset information storing step stores disposal information relating to the disposal of the individual as the asset information.
[0047]
Also,Claim 39The asset information management method according to the invention ofClaim 38In the invention described in the above item, the asset information storage step stores, as the disposal information, the sales price and date of sale of the individual sold and disposed by the sales operation by the business operator. .
[0048]
Also,Claim 40The asset information management method according to the invention ofClaim 38In the invention described in the above, the asset information storing step stores, as the disposal information, the disposal cost and the disposal date of the individual for the individual disposed by the disposal business by the operator. .
[0049]
Also,Claim 41The asset information management method according to the invention ofClaim 38In the invention described in the above, the asset information storage step stores, as the disposal information, the borrowing cost and the return date of the individual for the individual that has been borrowed by the borrowing business by the business operator and then returned and disposed. It is characterized by.
[0050]
Also,Claim 42The asset information management method according to the invention ofClaims 24-41In the invention described in any one of the above, the asset information storing step stores, as the asset information, configuration information indicating a connection state or a separation state with another individual.
[0051]
Also,Claim 43The asset information management method according to the invention ofClaim 42In the invention described in (1), the asset information storing step stores, as the configuration information, an asset number and date of combination of the other individual for the individual combined with the other individual.
[0052]
Also,Claim 44The asset information management method according to the invention ofClaim 42In the invention described in (1), the asset information storage step stores, as the configuration information, an asset number and a separation date of the other individual for the individual separated from the other individual.
[0053]
An asset information management method according to the invention of claim 45 includes:Claims 24-44In the invention described in any one of the above, the method further includes an asset information output step of outputting the asset information stored in the asset information storage step so as to be viewable.
[0054]
Also,Claim 46The asset information management method according to the invention ofClaims 24-45In the invention described in any one of the above, the method further includes an evaluation information creation step of creating evaluation information for evaluating the usage status of each individual using the asset information stored in the asset information storage step. It is characterized by.
[0055]
Also,Claim 47The asset information management method according to the invention ofClaim46. In the invention described in 46, the evaluation information creation step creates cumulative sales, depreciation expenses, gross profit amount, turnover rate, profit rate and / or lifetime profit as the evaluation information.
[0056]
Also,Claim 48The asset information management method according to the invention ofClaim 46 or 47In the invention described in
[0057]
Also,Claim 49The program according to the invention ofClaims 24-48Listed in any one ofAn asset information management method is executed by a computer in the asset information management apparatus.
[0058]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Exemplary embodiments of an asset information management device, an asset information management method, and a program for causing a computer to execute the method will be described below in detail with reference to the accompanying drawings. In the following embodiment, (1) the concept of terms used in the present embodiment, (2) the outline and main features of the asset information management device, (3) the configuration and processing procedure of the asset information management device, ( 4) The display mode of the asset information management apparatus, and (5) other embodiments will be described in order.
[0059]
(1: Concept of terms used in this embodiment)
First, the concept of terms used in the present embodiment will be described. The “AM device” used in the present embodiment means an entertainment device that is used in an entertainment facility (AM facility: amusement facility). As shown in FIG. 3, the AM device is configured by combining components such as a casing and a substrate, and the substrate is configured by combining components such as a system board and ROM. However, in the present embodiment, the combination of the case and the board (system board and ROM) is referred to as an integrated case as one of the components for convenience in the component category, and this is used in the AM facility. In particular, it is referred to as an AM device.
[0060]
The integrated housing (AM device) is configured by combining the housing and the substrate, and further combining the system board and ROM appropriately. In other words, different types of AM devices can be configured by appropriately replacing components such as a housing, a board, a system board, and ROM. However, in this embodiment, not all parts are replaceable, and there are some cases in which the case, system board, and ROM cannot be replaced in the integrated case, However, suppose that some system boards and ROMs cannot be replaced.
[0061]
The “entertainment equipment and components” described in the claims correspond to the above-described integrated housing (AM equipment), housing, board, system board, and ROM, and are described in the claims. The “individual” corresponds to any of the above-described integrated casing (AM device), casing, substrate, system board, or ROM.
[0062]
(2: Outline and main features of asset information management device)
Next, an outline and main features of the asset information management apparatus according to the present embodiment will be described. FIG. 1 is a system configuration diagram showing a configuration of a system including an asset information management apparatus according to the present embodiment. As shown in the figure, this system includes an asset information management device 10 owned by an AM company, a plurality of
[0063]
In FIG. 1, an AM company that owns the asset information management apparatus 10 is a company that has, as assets, AM equipment and parts that are used in a store. That is, as shown in FIG. 3, the AM provider has “integrated housing (AM device), housing, substrate, system board, and ROM” as physically independent assets.
[0064]
As shown in FIG. 2, the AM business operator is a business operator who performs various business operations such as purchase business, borrowing business, lending business, sales management business, sales business, and disposal business for these assets. More specifically, an AM provider acquires (purchased or borrowed) “integrated housing (AM device), housing, board, system board or ROM” from an AM device manufacturer that owns the
[0065]
In addition, the AM company lends “integrated housing (AM equipment), housing, board, system board, or ROM” to the shop that owns the
[0066]
As described above, AM companies have “integrated housings (AM equipment), housings, boards, system boards, or ROMs” as physically independent assets, and perform various operations on these assets. It is. The asset information management apparatus 10 manages information related to the assets of the AM company (information necessary for management as an asset, such as acquisition information, lending information, sales information, disposal information, etc.). is there.
[0067]
Here, the asset information management apparatus 10 according to the present embodiment has a main feature in the asset information management method. Specifically, an “integrated housing (AM device), housing which an AM company has as an asset” `` Body, board, system board or ROM '' is assigned an asset number for uniquely identifying each individual with an individual unit having an independent asset value, and each individual is managed as an asset in association with this asset number Asset information necessary for this purpose is stored so that effective use of assets can be promoted. The main features will be described below.
[0068]
As shown in FIG. 3, the integrated housing (AM device) in the present embodiment is configured by combining parts of a housing and a board (system board and ROM). Is a unit called “integrated housing (AM equipment), housing, board, system board or ROM”, and performs various businesses such as purchasing, borrowing, lending, selling, and disposal. In other words, there are five types of “unitary housing (AM device), housing, board, system board, or ROM” as units that are the targets of various business processes that are physically independent.
[0069]
By the way, “integrated housing (AM equipment), housing, board, system board, or ROM”, which is the target of various business processes, cannot be generally classified into five types in consideration of independent asset values. . In other words, parts that can be physically classified into five types can be classified into eight types as described below in consideration of the exchange value of whether or not they can be exchanged with other parts. .
[0070]
That is, as shown in FIG. 4, a case that is a target of various business processes only by the case (for example, a plurality of types of AM devices can be configured by combining with a plurality of types of substrates, Acquired and rented) are assets with independent asset values only in the case (see the figure)Round number 1reference).
[0071]
Similarly, system boards that are subject to various business processes using only system boards (for example, multiple types of AM devices can be configured by combining with multiple types of housings and ROMs. Etc.) and ROMs that are subject to various business processes only with ROMs (for example, multiple types of AM devices can be combined with multiple types of system boards, so acquisition and lending only with ROMs) Etc.) that have independent asset values using only system boards or ROMs.Round number 2andRound number 3reference).
[0072]
On the other hand, the board that is subject to various business processes cannot be replaced with the system board and ROM, and the system board and ROM combine to have independent asset values (see the figure).Round number 4System board or ROM, and the system board and ROM have independent asset values (see the figure)Round number 5See).
[0073]
Similarly, the integrated housing (AM equipment) that is the target of various business processes cannot be replaced with the housing and the substrate, and the housing and the substrate have an independent asset value. Integrated housingRound number 6The system board and ROM cannot be replaced, but the chassis or board can be replaced, and the chassis and board have independent asset values.Round number 7) And an integrated housing that can replace the housing, system board, or ROM, and each housing, system board, and ROM have independent asset values (same figure)Round number 8See).
[0074]
As described above, “integrated housing (AM equipment), housing, board, system board, or ROM” that is the target of various business processes is also classified into 8 types in consideration of independent asset values. be able to. Therefore, the asset information management apparatus 10 according to the present embodiment uses the physical properties of the “integrated housing (AM device), housing, board, system board, or ROM” in order to exhibit the main features described above. Regardless of whether or not they exist independently, an asset number for uniquely identifying each individual is assigned to each individual unit having an independent asset value.
[0075]
That is, the “integrated housing (AM equipment), housing, board, system board, or ROM” possessed by the AM company as an asset has an independent asset value only by the housing, as shown in FIG. Assigns an asset number to the “housing”Round number 1If the system board alone has an independent asset value, an asset number is assigned to the “system board” (see the figure).Round number 2For those with independent asset values only by ROM, assign asset number to “ROM” (see figure)Round number 3reference).
[0076]
In addition, an asset number is assigned to “Board” for a board that has an independent asset value by combining the system board and ROM (see the figure).Round number 4(Refer to the above), and the system board and Rom have independent asset values, respectively, and asset numbers are assigned to “System Board” and “Rom” respectively.Round number 5reference). Furthermore, an asset number is assigned to an “integrated housing” for an integrated housing (AM device) in which the housing and the substrate are combined and have an independent asset value (see FIG.Round number 6(Refer to the figure)) Asset numbers are assigned to “Case” and “Board” respectively for an integrated case (AM equipment) in which the case and board have independent asset values.Round number 7Reference), an integrated housing (AM device) in which the housing, system board, and ROM have independent asset values are assigned asset numbers to “housing”, “system board”, and “ROM”, respectively (see FIG. Same figureRound number 8reference).
[0077]
Then, the asset information management apparatus 10 according to the present embodiment associates the asset information (for example, acquisition information) of each individual in the asset
[0078]
Here, the timing for assigning the asset number will be briefly described. The asset information management apparatus 10 according to the present embodiment has an independent asset value for each product (that is, an integrated housing (AM device), housing, board, system board, ROM) that can be acquired from an AM device manufacturer. In addition, when this unit is changed due to the development of a new product or the like, the individual unit having the changed independent asset value is updated and registered in the database.
[0079]
When the asset information management apparatus 10 acquires a product from an AM device manufacturer, the asset information management apparatus 10 refers to the individual unit registered in the database and newly assigns an asset number. That is, as an example, an integrated housing (as shown in FIG. 4) in which the housing, system board, and ROM have independent asset values.Round number 8(See) from the AM device manufacturer, a new asset number is assigned to each of “casing, system board, and ROM”.
[0080]
Further, even when the database is updated, the asset information management apparatus 10 refers to the individual unit that has been registered for update and assigns an asset number to an asset that has already been assigned an asset number. That is, as an example, the asset number was given to the “board” at the time of acquisition (see the figureRound number 4(See Fig. 4), when a replaceable system board or ROM is newly developed, the system board and ROM have independent asset values.Round number 5For example, the asset number is newly assigned to “system board and ROM”.
[0081]
(3: Configuration of asset information management device)
Next, the configuration of the asset information management apparatus 10 according to the present embodiment will be described. FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of the asset information management apparatus 10 according to the present embodiment. As shown in the figure, the asset information management apparatus 10 includes an input unit 11, an output unit 12, an input / output control IF
[0082]
Among these, the input unit 11 is an input unit that receives input of various types of information, and includes a keyboard and a mouse. The input unit 11 mainly stores various types of information stored in the characteristic information storage unit 16 and the asset
[0083]
The output unit 12 is an output unit that outputs various types of information from the asset information management apparatus 10 and is configured to include a monitor. Mainly, the output unit 12 stores various types of information stored in the asset
[0084]
The
[0085]
The
[0086]
The input / output control IF
[0087]
The characteristic information storage unit 16 stores information relating to each characteristic in order to grasp the asset number and the unit of giving the AM device number for AM devices and parts that can be acquired as products by the AM company (storage means). The
[0088]
The asset
[0089]
The control unit 18 includes a control program such as an OS (Operating System), a program that defines various processing procedures, and an internal memory for storing necessary data, and is a processing unit that executes various processes using these. Functionally, the characteristic
[0090]
And said characteristic information storage part 16, the asset
[0091]
(3-1: Configuration of Product Information DB 161)
First, the
[0092]
Specifically, as shown in FIG. 6, the information stored in the
[0093]
Here, information stored in the
[0094]
This will be described using a specific example. For example, since the board “D001” shown in FIG. 16A is a combination of a system board and ROM that do not have independent asset values, Although not stored (see FIG. 6), the board “D002” shown in FIG. 16B is a combination of the system board “B001” and ROM “C001” having independent asset values. B001, C001 "are stored (see FIG. 6).
[0095]
In addition, the integrated case “E001” shown in FIG. 16C is a combination of a case and a board that do not have independent asset values (combined system boards and ROMs that do not have independent asset values). Therefore, the “component product code” is not stored (see FIG. 6), but the integrated housing “E002” shown in FIG. 16D has the housing “A001” and the substrate “D001” having independent asset values. "(Combined system boards and ROMs that do not have independent asset values) are combined, and the component product codes" A001, D001 "are stored (see FIG. 6).
[0096]
Further, an integrated housing “E003” shown in FIG. 16E includes a housing “A001” having an independent asset value and a board “D002” (system boards “B001” and ROM “C001” having independent asset values). ”Are combined), and the component product codes“ A001, B001, C001 ”are stored (see FIG. 6).
[0097]
By the way, the information stored in the
[0098]
This update storage will be specifically described with reference to FIGS. 8 and 18. For example, as shown in FIG. 18 (a), for the board “D001” already stored in the
[0099]
Also, as shown in FIG. 18 (b), the integrated casing “E001” already stored in the
[0100]
As described above, the
[0101]
Further, the
[0102]
Information stored in the
[0103]
(3-2: Configuration of AM device information DB 162)
Next, the AM
[0104]
Specifically, as shown in FIG. 7, the information stored in the AM
[0105]
Here, the information stored in the AM
[0106]
On the other hand, the AM device (AM device code “F002”) shown in FIG. 17B has a case “A001” and a board “D001” (system board and ROM having no independent asset value) having independent asset values. (Combined product) is configured as an integrated casing (product code “E002”), so that the product code “A001, D001” is stored in association with the AM device code “F002” and “sales contribution” As “rate (%)”, “(A001, D001 =) 30, 70” is arbitrarily set and stored (see FIG. 7).
[0107]
Further, the AM device (AM device code “F003”) shown in FIG. 17C includes a casing “A001” having an independent asset value and a board “D002” (system board “B001” having an independent asset value) and ROM (combined with “C001”) is configured as an integrated casing (product code “E003”), so that the product code “A001, B001, C001” is associated with the AM device code “F003”. As the “sales contribution ratio (%)”, “(A001, B001, C001 =) 25, 25, 50” is arbitrarily set and stored (see FIG. 7).
[0108]
In FIG. 7, for the AM device code “F003”, “A001, B001, C001” is not stored as “component product code”, but “A001, B001, C001” is stored. For “D002”, the system board “B001” and ROM “C001” are “individual units having independent asset values”, and each is assigned an asset number.
[0109]
By the way, in the above-described
[0110]
This update storage will be specifically described with reference to FIGS. 9 and 19. For example, as shown in FIG. 19A, regarding an AM device (AM device code “F001”) already stored in the AM
[0111]
Further, as shown in FIG. 19B, regarding the AM device (AM device code “F002”) already stored in the AM
[0112]
In addition, here, the case where “component product code” and “sales contribution ratio (%)” are updated and stored in response to the change of “individual unit having independent asset value” has been explained. Regardless, the “sales contribution ratio (%)” can be appropriately updated and stored according to the degree of popularity and the period.
[0113]
As described above, the AM
[0114]
Further, if lending to a store is made based on a contract using the “sales contribution ratio (%)”, it is possible to grasp the sales by the AM device in individual units. And on the premise that this grasp becomes possible, it is possible to further promote the lending of individual units to the store, and it is possible to promote the effective use of assets.
[0115]
Further, the AM
[0116]
Information stored in the AM
[0117]
(3-3: Configuration of Acquisition Information DB 171)
Next, the
[0118]
Among these, the “asset number” has an independent asset value for AM equipment and parts (that is, an integrated housing (AM equipment), housing, board, system board, ROM) that are assets of the AM business. This information is sequentially given to uniquely identify each individual in units of individuals. “Product code” is information for uniquely identifying the characteristics of each individual, and corresponds to the product code stored in the
[0119]
“Asset number after asset split” is information stored about an individual that has undergone an asset split because of an individual unit having an independent asset value, and is assigned to each newly generated individual. Asset number. “Asset number before asset split” is information stored about an individual that has been newly assigned an asset number by asset split, and indicates the asset number that was assigned to the individual that was the target of the asset split .
[0120]
Here, the asset information stored in the
[0121]
Furthermore, in this case, as shown in the figure, for each asset number “0001, 0002, 0003”, the product code “A001, B001, C001” is stored, and the acquisition date “00/1 / 1 ”and acquisition mode“ purchase ”are stored, and“ 1,000,000 yen ”, which is the purchase cost of the integrated housing (product code“ E003 ”), is arbitrarily distributed as“ purchase cost / borrowing contract ”. “250,000 yen, 250,000 yen, 500,000 yen” are stored.
[0122]
Further, for example, as shown in FIG. 20B, it is assumed that the casing (product code “A001”) is purchased at “250,000 yen” on “February 1, 2000”. In this case, since the “configuration product code” is not stored for the housing (product code “A001”) in the
[0123]
Further, for example, as shown in FIG. 20C, it is assumed that a board (product code “D001”) is purchased for “700,000 yen” on “March 1, 00”. In this case, since the “configuration product code” is not stored for the board (product code “D001”) in the
[0124]
Further, for example, as shown in FIG. 20 (d), it is assumed that an integrated housing (product code “E003”) is leased at “100,000 yen / month” on “April 1, 00”. In this case, since the component product codes “A001, B001, C001” are stored for the integrated housing (product code “E003”) in the
[0125]
Further, in this case, as shown in the figure, the product code “A001, B001, C001” is stored for each asset number “0011, 0012, 0013”, and the acquisition date “00/4 / 1 ”, acquisition mode“ borrowing ”is stored, and“ 1,000,000 yen / month ”, which is the borrowing cost of the integrated housing (product code“ E003 ”), is arbitrarily selected as“ purchase cost / borrowing contract ” The allocated “25,000 yen / month, 25,000 yen / month, 50,000 yen / month” is stored.
[0126]
Also, for example, as shown in FIG. 20 (e), Lom (product code “C002”) was borrowed on the “May 1, 2000” to the effect that “30% of Rom's sales will be paid to the rental agent” And In this case, since “commodity product code” is not stored for ROM (product code “C002”) in the
[0127]
Further, for example, as shown in FIG. 20 (f), assume that Rom (product code “C003”) is borrowed on location test on “June 1, 00”. In this case, since the “configuration product code” is not stored for ROM (product code “C003”) in the
[0128]
By the way, for example, as shown in FIG. 18 (a), on “July 1, 00”, the board (product code “D001”) has an independent asset value “B011” and ROM “C011”. ”Is newly grasped as a combination. That is, it is assumed that the “individual unit having an independent asset value” is changed for the substrate (product code “D001”).
[0129]
In this case, as shown in FIG. 10, the asset number “0005” in which the product code “D001” is stored is the target of the asset division, and therefore the asset number “0021,” in individual units “B011, C011”. "0022" is newly assigned and stored. Further, as shown in the figure, the product code “B011, C011” is stored for each asset number “0021, 0022”, the acquisition date “00/7/1”, and the acquisition mode “asset split”. The asset number “0005” before the asset split is stored. On the other hand, asset numbers “0021, 0022” are stored as “asset number after asset split” in association with the asset number “0005” that is the target of asset split.
[0130]
As described above, since the
[0131]
Moreover, since the
[0132]
Information stored in the
[0133]
(3-4: Configuration of configuration information DB 172)
Next, the
[0134]
Among these, the “asset number” is information that is sequentially given to uniquely identify each individual, as described above. “Combination / separation date” is information that indicates the date of connection or separation with another individual. “Combination / separation mode” indicates whether each individual is combined or separated. “Association / separation target asset number” is information indicating the asset number of another individual that has been combined or separated, and “Category” indicates the category after combination or separation. Information. The “AM device code” is information for uniquely specifying the characteristics of the AM device with respect to the individual that configures the AM device by combining with other parts, and is included in the AM device code stored in the AM
[0135]
Here, the asset information stored in the
[0136]
In this case, as shown in FIG. 11, in association with each asset number “0001, 0002, 0003”, the combination / separation date “00/1/1”, the combination / separation mode “combination”, “combination” “0002, 0003” and the like are respectively stored as “target asset numbers”. Furthermore, since the combination of the product codes “A001, B001, C001” corresponding to the asset numbers “0001, 0002, 0003” corresponds to the AM device code “F003” stored in the AM
[0137]
Then, for example, as shown in FIG. 21B, the integrated case constituted by the combination of the individual having the asset numbers “0001, 0002, 0003” is the case on “March 31, 00”. It is assumed that (asset number “0001”) and a board (system board with asset number “0002” and ROM with asset number “0003”) are separated.
[0138]
In this case, as shown in FIG. 11, in association with each asset number “0001, 0002, 0003”, the combination / separation date “00/3/31”, the combination / separation mode “separation”, “combination” For example, “(no data)” is stored as the “target asset number”, “casing” is stored as the “category”, and “(no data)” is stored as the “AM device code”.
[0139]
Also, for example, as shown in FIG. 21 (c), on "July 1, 00", the chassis, system board, and ROM are obtained separately, and the chassis, system board, and ROM are Assume that asset numbers “0031, 0032, 0033” are assigned and stored in the
[0140]
In this case, as shown in FIG. 11, the combination / separation date “00/7/1” is stored in association with each asset number “0031, 0032, 0033”, and the “combination / separation mode” is stored. “(No data)” is stored, “(No data)” is stored as “Asset No.”, “Case” is stored as “Category”, and “AM device code” is “(No data)” ) "Is stored.
[0141]
Then, for example, as shown in FIG. 21 (d), on "August 1, 2000", a chassis with an asset number "0031", a system board with an asset number "0032", and an asset number "0033" Assume that an integrated housing (AM device code “F002”) is configured by combining with ROM. In this case, as shown in FIG. 11, in association with each asset number “0031, 0032, 0033”, the combination / separation date “00/8/1”, the combination / separation mode “combination”, “combination” As the “target asset number”, “0032, 0033” and the like are stored, respectively, and the category “integrated housing” and the AM device code “F002” are stored.
[0142]
Further, for example, on “October 1, 00”, a board with an asset number “0041” and a case with a product code “A010” without an asset number (for example, sold to a store from another AM company) Therefore, it is assumed that an integrated housing (AM device code “F001”) is configured by combining with a device that has not been assigned an asset number. In this case, as shown in FIG. 11, the combination / separation date “00/10/1” and the combination / separation mode “join” are stored in association with the asset number “0041”. The product code “A010” is stored as the “number”, and the category “integrated housing” and the AM device code “F001” are stored.
[0143]
As described above, since the
[0144]
Information stored in the
[0145]
(3-5: Configuration of AM device sales information DB 173)
Next, the AM device
[0146]
Among these, “AM device number” is information that is sequentially assigned to uniquely identify an AM device that includes an individual to which an asset number is assigned. “AM device code” is information for uniquely specifying the characteristic of each AM device, and corresponds to the AM device code stored in the AM
[0147]
“Year / month, sales amount, store number” is information relating to sales collected from users by each AM device lent to the store. That is, “Year / Month” is information indicating the year / month for which sales are to be grasped, “Sales” is information indicating the sales amount for that year / month, and “Store Number” is AM device. Is information for uniquely identifying a rented store.
[0148]
Here, the information stored in the AM device
[0149]
In this case, as shown in FIG. 12, in association with the AM device number “AM001”, the AM device code “F003”, and the component asset number “0001,0002,0003”, the year / month “00 / 1,0 / 00 / For each 2,000 / 3, the sales amount “1,000,000” and the store number “G001”, the sales amount “2,000,000” and the store number “G001”, and the sales amount “1,000,000” And store number "G001" is stored, respectively.
[0150]
Further, for example, as shown in FIG. 22B, an enclosure with an asset number “0031”, a system board with an asset number “0032”, and a ROM with an asset number “0033” are coupled together. The body (AM device code “F002”) with the AM device number “AM011” sold “1,000,000 yen” in the store number “G002” in “August 00” Suppose that “2,000,000 yen” was sold in “September 2000” at the store number “G003”.
[0151]
In this case, as shown in FIG. 12, in association with the AM device number “AM011”, the AM device code “F002”, and the component asset number “0031,0032,0033”, the year / month “00 / 8,00 / For each “9”, the sales amount “1,000,000” and the store number “G002”, the sales amount “2,000,000”, and the store number “G003” are stored.
[0152]
Further, for example, as shown in FIG. 22 (c), an integrated housing (AM) is obtained by combining a substrate with an asset number “0041” and a housing with a product code “A010” to which no asset number is assigned. Suppose that the device code “F001”) and the AM device number “AM021” are given sales of “2,000,000 yen” in “October 2000” at the store number “G001”.
[0153]
In this case, as shown in FIG. 12, the year / month “00/10” is associated with the AM device number “AM021”, the AM device code “F001”, and the component asset numbers “product code“ A010 ”, 0041”. The sales amount “2,000,000” and the store number “G001” are stored.
[0154]
Further, for example, as shown in FIG. 22 (d), the housing with the asset number “0001”, the system board with the asset number “0051”, and the ROM with the asset number “0052” are combined to form an integrated housing. The body (AM device code “F004”) with the AM device number “AM031” sold “1,000,000 yen” in “November 2000” at the store number “G002” Suppose.
[0155]
In this case, as shown in FIG. 12, the year / month “00/11” is associated with the AM device number “AM031”, the AM device code “F004”, and the component asset numbers “0001, 0051, 0052”. The sales amount “1,000,000” and the store number “G002” are stored.
[0156]
As described above, the AM device
[0157]
The information stored in the AM device
[0158]
(3-6: Structure of the loan information DB 174)
Next, the
[0159]
Among these, the “asset number” is information that is sequentially given to uniquely identify each individual, as described above. The “rented store number” is information for uniquely specifying the store from which each individual is lent, and corresponds to the store number stored in the AM device
[0160]
The “sales contribution ratio” is information indicating a ratio of sales contributed by the individual among the sales collected by the AM device including each individual from the user, and is stored in the AM
[0161]
“AM device number” is information for uniquely identifying an AM device including each individual, and corresponds to the AM device number stored in the AM device
[0162]
The “asset number sales amount” is information indicating the sales amount contributed by the individual to the sales collected from the user by the AM device configured to include each individual. Calculated by multiplying by “Sales contribution ratio”. “Business sales” is information indicating the sales allocated to the AM business with respect to the sales contributed by each individual, and “sales distribution ratio (business)” is added to the above “asset number sales”. Calculated by multiplying by
[0163]
Here, the information stored in the
[0164]
In this case, as shown in FIG. 13, in association with the asset number “0001”, the borrower store number “G001”, the lending period “00/1 to 00/3”, the sales contribution ratio “25%”, the sales The distribution rate “50%” and the AM device number “AM001” are stored, respectively, and for each year / month “00/1” or “00/2”, the AM device sales amount “1,000,000”, the asset The number sales amount “250,000” and the business operator sales amount “125,000” are stored.
[0165]
The system board (asset number “0002”) and ROM (asset number “0003”) that constitute the AM device (AM device number “AM001”) together with the case with the asset number “0001” are also included in the case (asset number “0003”). Like “0001”), the loan is lent to the store of the loan destination store number “G001”, and the loan information is stored in the
[0166]
Further, for example, with respect to the case with the asset number “0031”, the “loan period: August 2000, sales contribution ratio: 30%, sales distribution ratio: 50%” with the store owner of the store number “G002” As a result, an AM device (AM device number “AM011”) as shown in FIG. 22B is configured. Further, with respect to the case with the asset number “0031”, with the store owner with the store number “G003”, “lending period: September 2000 to December 00, sales contribution ratio: 30%, sales distribution ratio” : 100% "is concluded, and this AM device has increased sales as shown in FIG. Note that “sales distribution ratio: 100%” is assumed when an AM company manages a store (a so-called directly managed store).
[0167]
In this case, as shown in FIG. 13, the lending period “00/8” or “00/9 to 00 /” is associated with the asset number “0031” for each lending destination store number “G001” or “G003”. 12 ”, sales contribution ratio“ 30% ”, sales distribution ratio“ 50% ”or“ 100% ”, and AM device number“ AM001 ”are stored, respectively, and year / month“ 00/8 ”or“ 00/2 ”. ", The AM device sales amount" 1,000,000 ", the asset number sales amount" 300,000 ", the business operator sales amount" 150,000 ", and the like are stored.
[0168]
Further, for example, with respect to the case with the asset number “0041”, with the store owner with the store number “G001”, “lending period: October 2000 to December 00, sales contribution ratio: 70%, sales distribution” A loan contract of “rate: 50%” is concluded to form an AM device (AM device number “AM021”) as shown in FIG. 22C, and further, this AM device is shown in FIG. Suppose you have made a lot of sales.
[0169]
In this case, as shown in FIG. 13, in association with the asset number “0041”, the lending destination store number “G001”, the lending period “00/10 to 00/12”, the sales contribution ratio “70%”, the sales The distribution rate “50%” and the AM device number “AM021” are stored, respectively, and the AM device sales amount “2,000,000” and the asset number sales amount “1” are associated with the year / month “00/10”. , 400,000 "and the sales amount of the business operator" 700,000 "are stored.
[0170]
Further, for example, with respect to the case with the asset number “0001”, the “loan period: November 2000 to December 00, sales contribution ratio: 30%, sales distribution” with the store owner with the store number “G002” A loan contract of “rate: 50%” is concluded to form an AM device (AM device number “AM031”) as shown in FIG. 22D, and further, this AM device is shown in FIG. Suppose you have made a lot of sales.
[0171]
In this case, as shown in FIG. 13, in association with the asset number “0001”, the lending destination store number “G002”, the lending period “00/11 to 00/12”, the sales contribution ratio “30%”, the sales distribution ratio “50%” and AM device number “AM031” are stored, respectively, and in association with year / month “00/11”, AM device sales amount “1,000,000”, asset number sales amount “300,000” ”And the sales amount“ 150,000 ”of the business are stored.
[0172]
As described above, since the
[0173]
In addition, since it is possible to easily grasp the sales status of each individual, it is possible to easily determine whether each individual is being used effectively, and to further understand the life cycle of each individual. Is also possible. And since these determinations and grasps are possible, it is possible to promote the coupling and separation of each individual, and therefore it is possible to promote the effective use of assets.
[0174]
Information stored in the
[0175]
(3-7: Configuration of disposal information DB 175)
Next, the
[0176]
Among these, the “asset number” is information that is sequentially given to uniquely identify each individual, as described above. “Disposal date” is information indicating the date of disposal of each individual by the AM company. “Disposal mode” is information indicating whether each individual was sold, discarded, or returned. “Sales price / disposal cost / borrowing cost” is information indicating the price at the time of selling each individual, the cost required for disposal or the cost required for borrowing (cost paid to the borrower during the borrowing period).
[0177]
Here, the asset information stored in the
[0178]
Further, for example, as shown in FIG. 23B, it is assumed that the casing with the asset number “0007” is discarded at the cost of “5,000 yen” on “October 31, 00”. In this case, as shown in FIG. 14, in association with the asset number “0007”, the disposal date “00/10/31”, the disposal mode “disposal”, the selling price / disposal cost / borrowing cost “5, "000 yen" is stored.
[0179]
Further, for example, as shown in FIG. 23 (c), the ROM of the asset number “0013” leased with “50,000 yen / month” on “April 1, 00” is changed to “June 30, 00”. Suppose you return it to the lease borrower on In this case, as shown in FIG. 14, in association with the asset number “0013”, the disposal date “00/6/30”, the disposal mode “return”, the selling price / disposal cost / borrowing cost “75, "000 yen" is stored.
[0180]
Also, for example, as shown in FIG. 23 (d), a loan is borrowed on the “May 1, 2000” to the effect that “30% of the sales by Rom is paid to the rental company”, and “100,000 is reached within the rental period. Assume that the ROM with the asset number “0014” sold “Yen” is returned to the rental company on “October 31, 00”. In this case, as shown in FIG. 14, in association with the asset number “0014”, disposal date “00/10/31”, disposal mode “return”, selling price / disposal cost / borrowing cost “30, "000 yen" is stored.
[0181]
Further, for example, as shown in FIG. 23 (e), it is assumed that the ROM of the asset number “0015” borrowed by the location test is returned to the borrower on “October 31, 00”. In this case, as shown in FIG. 14, in association with the asset number “0015”, the disposal date “00/10/31”, the disposal mode “return”, the selling price / disposal cost / borrowing cost “0 yen” "Are stored respectively.
[0182]
As described above, the
[0183]
Information stored in the
[0184]
(3-8: Configuration of evaluation information DB 176)
Next, the
[0185]
Among these, the “asset number” is information that is sequentially given to uniquely identify each individual, as described above. “Acquisition date” is information indicating the date on which each individual AM company acquired each individual as an asset, and corresponds to the acquisition date stored in the
[0186]
“Disposal date” is information indicating the date of disposal of each individual by the AM company, and corresponds to the disposal date stored in the
[0187]
“Depreciation expense” is information indicating the depreciation expense from the acquisition of each individual to the present, and is calculated by subtracting the book value from the acquisition price. “Gross profit amount” is information indicating the gross profit amount from the acquisition of each individual to the present, and is calculated by the calculation formula “cumulative sales amount−depreciation expense”. “Rotation rate” is information indicating whether each individual has been effectively linked to sales, and is calculated using the formula “cumulative sales ÷ purchase cost” or the formula “cumulative sales ÷ (purchase cost + disposal cost)”. Is done.
[0188]
“Revenue rate” is information indicating whether each individual is making profits efficiently, and is calculated by the calculation formula “cumulative sales ÷ (purchasing cost−depreciation cost)”. “Lifetime profit amount” is information indicating the amount of profit from the acquisition of each individual to the disposal, and is calculated using the formula “sales price + cumulative sales−purchase costs (or borrowing costs)” or the formula “sales price”. It is calculated by “+ accumulated sales amount−purchase cost−disposal cost”.
[0189]
Here, the evaluation information stored in the
[0190]
Further, for example, for the individual with the asset number “0007”, as shown in FIG. 15, the acquisition date “00/4/1”, the purchase cost “100,000”, the disposal date “02/10 / 31 ”and the disposal cost“ 5,000 ”are stored, and the cumulative sales amount“ 300,000 ”and the depreciation cost“ 50,000 ”are newly calculated and stored, the gross profit amount“ 250, 000 ”, turnover rate“ 2.86 ”, profit rate“ 5.45 ”, and lifetime profit amount“ 195,000 ”are further calculated and stored.
[0191]
Further, for example, for the individual with the asset number “0013”, as shown in FIG. 15, the acquisition date “00/4/1”, the borrowing cost “75,000”, and the disposal date “00/6 / 30 ”is stored, and the cumulative sales amount“ 150,000 ”is newly calculated and stored, the lifetime profit amount“ 75,000 ”is further calculated and stored.
[0192]
Further, for example, for the individual with the asset number “0014”, as shown in FIG. 15, the acquisition date “00/4/1”, the borrowing cost “30,000”, and the disposal date “00/10 / 31 ”is stored, and the cumulative sales amount“ 80,000 ”is newly calculated and stored, the lifetime profit amount“ 50,000 ”is further calculated and stored.
[0193]
Further, for example, for the individual with the asset number “0015”, as shown in FIG. 15, the acquisition date “00/6/1”, the borrowing cost “0”, and the disposal date “00/10/31” And the cumulative sales amount “50,000” is newly calculated and stored, the lifetime profit amount “50,000” is further calculated and stored.
[0194]
As described above, the
[0195]
Information stored in the
[0196]
(3-9: Processing of characteristic information processing unit 181)
Next, the characteristic
[0197]
Specifically, as shown in FIG. 24, the characteristic
[0198]
When the characteristic
[0199]
Furthermore, when the characteristic
[0200]
Further, the characteristic
[0201]
Further, the characteristic
[0202]
Here, the case where various types of information are stored in the
[0203]
(3-10: Process of asset number assigning unit 182)
Next, the asset
[0204]
Specifically, as shown in FIG. 25, when the asset
[0205]
Further, the asset
[0206]
Subsequently, the asset
[0207]
(3-11: Processing of Acquisition Information Processing Unit 183)
Next, the acquisition
[0208]
Specifically, as illustrated in FIG. 26, the acquisition
[0209]
Subsequently, the acquisition
[0210]
In addition, the acquired
[0211]
Subsequently, the acquired
[0212]
Here, the case where various types of information are stored in the
[0213]
(3-12: Processing of Configuration Information Processing Unit 184)
Next, the configuration
[0214]
Specifically, as illustrated in FIG. 27, the configuration
[0215]
Subsequently, in step S2702, the configuration
[0216]
Then, the configuration
[0217]
Here, the case where various types of information are stored in the
[0218]
(3-13: Processing of AM device sales information processing unit 185)
Next, the AM device sales
[0219]
Specifically, as shown in FIG. 28, the AM device sales
[0220]
Subsequently, the AM device sales
[0221]
In addition, although the case where various information was stored with respect to AM apparatus sales information DB173 based on the information input from the
[0222]
(3-14: Processing of Lending Information Processing Unit 186)
Next, the lending
[0223]
Specifically, as shown in FIG. 29, the lending
[0224]
In addition, the rental
[0225]
Subsequently, the lending
[0226]
Here, the case where various types of information are stored in the
[0227]
(3-15: Processing of disposal information processing unit 187)
Next, the disposal
[0228]
Specifically, as shown in FIG. 30, the disposal
[0229]
Here, the case where various types of information are stored in the
[0230]
(3-16: Processing of Evaluation Information Processing Unit 188)
Next, the evaluation
[0231]
Specifically, as illustrated in FIG. 31, when the evaluation
[0232]
When the evaluation
[0233]
Here, the case where various kinds of evaluation information stored in the
[0234]
(3-17: Processing of browsing processing unit 189)
Finally, the
[0235]
Specifically, the
[0236]
In addition, although the case where various information is output to the output unit 12 in a viewable manner according to the input from the input unit 11 has been described here, according to the input from the
[0237]
(4: Display mode of asset information management device)
Next, a display mode of various information displayed on the output unit 12 in various processes by the asset information management apparatus 10 according to the present embodiment will be described. Here, display modes in purchase processing, lending processing, configuration change processing, asset division processing, and sales browsing processing will be described.
[0238]
(4-1: Display mode in purchase processing)
First, a display mode in the purchase process will be described. FIG. 32 is a diagram for explaining a display mode in the purchase process. When a product is purchased from an AM manufacturer, a purchase processing screen as shown in FIG. 5A is displayed on the output unit 12 of the asset information management apparatus 10. Enter purchase information such as “Purchase Date, Purchased Product Code and Purchase Cost”.
[0239]
When this purchase information is input, it is registered in each DB of the asset
[0240]
(4-2: Display mode in lending processing)
Next, a display mode in the lending process will be described. FIG. 33 is a diagram for explaining a display mode in the lending process. When lending an asset to a store, a lending process screen as shown in FIG.Round number 1Is displayed, and the AM business operator inputs “AM device code, AM device name, product code” desired to be lent through the input unit 11 as a search condition.
[0241]
When this search condition is input, the output unit 12 of the asset information management apparatus 10 includes an AM device number and an asset number that satisfy the search condition (that is, an AM device that is desired to be lent), as shown in FIG. Lending processing screen for entering lending information such as “rented store number, lending period, sales contribution ratio, sales distribution ratio” for this assetRound number 2Is displayed.
[0242]
And this lending processing screenRound number 2On the other hand, when the AM provider inputs the lending information through the input unit 11, the output unit 12 of the asset information management device 10 responds to the input lending information as shown in FIG. A registration confirmation screen for confirming information registered in the
[0243]
(4-3: Display Mode in Configuration Change Process)
Next, a display mode in the configuration change process will be described. FIG. 34 is a diagram for explaining a display mode in the configuration change process. When changing the configuration of assets, that is, when separating or combining assets, the configuration change processing screen as shown in FIG.Round number 1Is displayed, and the AM company inputs the “asset number” for which the configuration change is desired via the input unit 11.
[0244]
When this asset number is input, the output unit 12 of the asset information management apparatus 10 receives the asset configuration information corresponding to the input asset number (that is, other assets as shown in FIG. When combined, “Composition target asset number”), “Asset number” of the asset that can be combined with this asset, and “AM device code” of the AM device configured by the combination Change processing screenRound number 2Is displayed.
[0245]
And this configuration change processing screenRound number 2On the other hand, when the AM provider selects a combination target via the input unit 11, the output unit 12 of the asset information management device 10 responds to the selected combination target as shown in FIG. Then, a registration confirmation screen for confirming information registered in the
[0246]
(4-4: Display mode in asset split processing)
Next, a display mode in the asset division process will be described. FIG. 35 is a diagram for explaining a display mode in the asset division process. When an asset split is performed because an individual unit having an independent asset value is changed, an asset split processing screen as shown in FIG. 5A is displayed on the output unit 12 of the asset information management apparatus 10.Round number 1Is displayed, and the AM operator can identify the “product code” of the product that is the target of asset split and the mode of asset split (that is, the product that has been determined to have an independent asset value) via the input unit 11. Enter “product code, product name, category”).
[0247]
When this asset split information is input, the output unit 12 of the asset information management apparatus 10 displays “asset number and product” of the asset corresponding to the product code to be split as shown in FIG. Asset split screen that lists the "code" and the "asset number and product code" of each asset that is newly created by dividing this assetRound number 2Is displayed.
[0248]
Subsequently, the output unit 12 of the asset information management apparatus 10 confirms information registered in the
[0249]
(4-5: Display mode in sales browsing process)
Next, a display mode in the sales browsing process will be described. FIG. 36 is a diagram for explaining a display mode in the sales browsing process. When browsing the sales of an AM device lent to a store, the sales browsing processing screen as shown in FIG.Round number 1Is displayed, and the AM business operator inputs “the borrower store number, AM device code, AM device number” desired to be browsed via the input unit 11 as a search condition.
[0250]
When this search condition is input, the output unit 12 of the asset information management apparatus 10 displays “AM device number, component asset number, year” for each AM device that satisfies the search condition, as shown in FIG. Sales viewing processing screen that associates "/ month, sales"Round number 2Is displayed. And this sales browsing process screenRound number 2On the other hand, when the AM provider selects a predetermined AM device via the input unit 11, the selected AM device is displayed on the output unit 12 of the asset information management apparatus 10 as shown in FIG. Sales browsing processing screen in which “asset number, product code, year / month, asset number sales amount, business operator sales amount” stored in the
[0251]
(5: Other embodiments)
The embodiments of the present invention have been described so far, but the present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be applied in various different embodiments within the scope of the technical idea described in the claims. It may be implemented. Various different embodiments are listed and described below.
[0252]
(5-1: Configuration of AM device)
For example, in the present embodiment, the case and the board (system board and ROM) are assumed as the components constituting the AM device. However, the present invention is not limited to this, and other components are used. The same can be applied to an AM device having the same. That is, FIG. 37 is a block diagram showing another configuration example of an AM device, but the present invention is similarly applied to an AM device composed of various parts as shown in FIG. Can be managed as an asset.
[0253]
Further, in the present embodiment, the description has been made on the assumption that the AM device is configured to include each of various components (for example, a housing, a system board, and a ROM), but the present invention is not limited to this. Instead, for example, an AM device including a plurality of components such as an AM device having a plurality of substrates and an AM device having a plurality of ROMs can be similarly applied.
[0254]
Furthermore, in the present embodiment, a case has been described in which an integrated housing configured to include various components (for example, a housing, a system board, and ROM) without omission is grasped as one AM device. However, the present invention is not limited to this. For example, as shown in FIG. 38 (a), when a single AM device is grasped by communication connection between the integrated housing and the housing (for example, a fighting fighting game) As shown in FIG. 5B, the present invention can be similarly applied to a case where a plurality of integrated housings are group-connected to grasp as one AM device (for example, a racing game).
[0255]
(5-2: Assignment of AM device number)
Further, in the present embodiment, the case has been described in which an AM device number is sequentially assigned when an integrated casing (AM device) is configured by combining various components, but the present invention is limited to this. For example, an AM device number is given by a combination of a representative hardware asset number and a predetermined branch number (a number indicating the number of configuration changes) among the parts constituting the integrated housing. You can also.
[0256]
That is, as shown in FIG. 39A, for example, an integrated housing is acquired from an AM equipment manufacturer, and an asset number “0001” is assigned to the housing, and an asset number “0002” is assigned to the system board. , When the asset number “0003” is given to Rom and the case is selected as the representative hardware, the AM device number “0001-00” is added to the integrated case (AM device) formed by combining these. Is granted. Here, the branch number “00” indicates a situation where the configuration has not been changed.
[0257]
Further, as shown in FIG. 6B, the configuration change for replacing the ROM (the asset number “0051”) is performed for the integrated case (AM device) to which the AM device number “0001-00” is assigned. If it is performed, the representative hardware of the AM device number is taken over, and the AM device number “0001-01” is assigned to the integrated housing (AM device) after the configuration change. Here, the branch number “01” indicates a situation in which the first configuration change has been performed.
[0258]
In this way, by assigning the AM device number using the asset number of the representative hardware (in the above example, the case), the situation where the numbers such as the asset number and the AM device number exist in a complicated manner can be avoided. It is possible to easily assign an AM device number, and how many configuration changes have been made by using a number indicating the number of configuration changes as a predetermined branch number in the AM device number. The history can be easily grasped.
[0259]
(5-3: Assignment of asset numbers accompanying asset split)
Further, in the present embodiment, a case has been described in which when an asset is divided for an individual to which an asset number has already been assigned, a new asset number is assigned to each asset after the division. For example, any asset after the division can take over the asset number before the division.
[0260]
That is, for example, when a board (asset number “0005”) as shown in FIG. 40A is to be divided into assets, as shown in FIG. The asset number “0021” is inherited, and the asset number “0021” is newly assigned only to Rom, which is another divided asset. In this way, by taking over the asset number before the division, it is possible to avoid a situation where a plurality of asset numbers are generated.
[0261]
(5-4: Timing of asset number assignment)
Also, in the present embodiment, a case where an asset number is assigned by an individual unit having an independent asset value when a product is acquired from an AM device manufacturer or when an individual unit having an independent asset value is changed is described. However, the present invention is not limited to this, and an asset number can be assigned at an arbitrary timing.
[0262]
That is, for example, as shown in FIG. 41A, even when an “integrated housing having independent asset values” is obtained from an AM equipment manufacturer, “casing, system board and ROM” Instead of assigning an asset number to each of the “system board and ROM”, an asset number “0001” is assigned to the integrated housing, and as shown in FIG. At an arbitrary timing, the asset number “0101” may be assigned to the housing, and the asset number “0102” may be assigned to the board.
[0263]
Similarly, for assets that have already been assigned asset numbers, even if there is a change to an individual unit with an independent asset value, immediately perform asset splitting and assign the asset number to the individual unit after the change. Instead, the asset number may be assigned to the individual unit after the change at an arbitrary timing such as when the configuration is changed later. As described above, the asset number can be assigned flexibly and flexibly by arbitrarily assigning the timing of assigning the asset number in an individual unit having an independent asset value.
[0264]
(5-4: Others)
In addition, among the processes described in this embodiment, all or part of the processes described as being automatically performed can be manually performed, or the processes described as being manually performed All or a part of the above can be automatically performed by a known method. In addition, the processing procedure, control procedure, specific name, and information including various data and parameters shown in the above-described document and drawings can be arbitrarily changed unless otherwise specified.
[0265]
Each component of the illustrated asset information management apparatus 10 is functionally conceptual and does not necessarily need to be physically configured as illustrated. In other words, the specific form of distribution / integration of the asset information management apparatus 10 is not limited to the one shown in the figure, and all or a part of the asset information management apparatus 10 may be functional or physical in arbitrary units depending on various loads and usage conditions. Can be distributed and integrated. Furthermore, each processing function performed in the asset information management apparatus 10 is realized in whole or in part by a CPU and a program that is analyzed and executed by the CPU, or as hardware by wired logic. Can be done.
[0266]
The asset information management method described in this embodiment can be realized by executing a program prepared in advance on a computer such as a personal computer or a workstation. This program can be distributed via a network such as the Internet. The program can also be executed by being recorded on a computer-readable recording medium such as a hard disk, a flexible disk (FD), a CD-ROM, an MO, and a DVD and being read from the recording medium by the computer.
[0267]
【The invention's effect】
As explained above,
[0268]
Also,Claim 2, 26 or 49According to the invention, for parts having independent asset values, an asset number is assigned to the parts, and parts that have independent asset values are combined to have independent asset values. For recreational equipment that has an independent asset value by assigning an asset number to the combined parts and that has multiple independent parts, the asset for the recreational equipment Give a number. Therefore, it is possible to reliably assign an asset number for each asset having an independent asset value with respect to the asset of the operator.
[0269]
Also,Claim 3, 27 or 49According to the present invention, the entertainment device is configured with a casing and a board as parts, and the board is configured with a system board and ROM as parts, and the casing and system have independent asset values. For boards and ROMs, asset numbers are assigned to the chassis, system board, and ROM, respectively, and system boards that do not have independent asset values and boards that combine to have independent asset values An asset number is assigned to the relevant board, and an asset number is assigned to the entertainment equipment for the entertainment equipment that has an independent asset value due to the combination of the chassis and board that do not have an independent asset value. To do. Therefore, it is possible to reliably assign an asset number to an entertainment device, a case, a board, a system board, and a ROM, which are assets of a business operator, in an individual unit having an independent asset value.
[0270]
Also,
[0271]
Also,Claim 5, 29 or 49According to the invention, when a predetermined product is newly grasped as a combination of a plurality of parts having independent asset values, the characteristic of the part is determined for each of the plurality of parts. A new product code for uniquely identifying the product code is stored, and each product code corresponding to a plurality of parts is newly stored in association with the product code of the predetermined product. Then, when each product code corresponding to a plurality of parts is newly stored, an asset number is newly assigned to each of the plurality of parts as an asset division for a predetermined product. In addition, when asset numbers are newly assigned to multiple parts, they are newly assigned to multiple parts in association with the asset numbers that have already been assigned to the predetermined product that is subject to asset splitting. Stores the asset number of each assigned part. Therefore, even when an individual unit having an independent asset value is changed, it is possible to reliably and easily assign an asset number in the latest individual unit for entertainment devices and parts already owned by AM companies as assets. Become. In addition, since information related to asset splitting is reflected and stored, it is possible to promote effective utilization of assets by separating each individual and to easily grasp the status of each individual before and after asset splitting become.
[0272]
Also,
[0273]
Also,Claim 7, 31 or 49According to this invention, as the acquisition information, the corresponding product code, purchase date and purchase cost are stored for the individual acquired by the purchase business by the business operator. Therefore, it becomes possible to grasp the acquisition situation of the individual acquired by the purchase business in detail and easily.
[0274]
Also,Claim 8, 32 or 49According to this invention, as acquisition information, the information regarding the corresponding product code, the borrowing date and the borrowing contract is stored for the individual obtained by the borrowing business by the business operator. Therefore, it becomes possible to grasp in detail and easily the acquisition status of the individual acquired by the borrowing business.
[0275]
Also,Claim 9, 33 or 49According to the invention, as the acquired information, the corresponding product code and the date of asset division are stored for the individual newly assigned the asset number by asset division. Therefore, it is possible to grasp the situation of the individual caused by the asset division in detail and easily.
[0276]
Also,Claim 10, 34 or 49According to the invention, the lending information relating to the lending of the individual is stored as the asset information. Therefore, by referring to such lending information, it becomes possible to easily grasp the lending status of each individual. Furthermore, on the assumption that this grasp becomes easy in individual units, lending in each individual unit can be promoted, and effective utilization of assets can be promoted.
[0277]
Also,Claim 11, 35 or 49According to the invention, as the lending information, for the individual lent to the amusement facility by the lending business by the business operator, the amusement facility number for uniquely identifying the amusement facility which is the lending destination of the individual, the contract information regarding the lending contract The sales information relating to the lending period and the sales generated during the lending period is stored. Therefore, it is possible to grasp in detail and easily the lending status of the individuals lent to the entertainment facility by the lending business.
[0278]
Also,Claim 12, 36 or 49According to the invention, as the contract information, the sales contribution indicating the ratio of the sales contributed by the individual out of the sales collected from the user of the play facility by the entertainment device configured to include the individual lent to the entertainment facility Stores a sales allocation ratio indicating the rate and / or percentage of sales allocated to each business and entertainment facility. Therefore, it is possible to conclude a wide variety of loan contracts using the sales contribution ratio and sales distribution ratio, so that it is possible to further promote lending on an individual basis and further promote the effective use of assets. It becomes possible.
[0279]
Also,
[0280]
Also,
[0281]
Also,
[0282]
Also,
[0283]
Also,
[0284]
Also,Claim 18, 42 or 49According to this invention, the configuration information indicating the connection status and separation status with other individuals is stored as asset information. Therefore, by referring to such configuration information, it is possible to easily grasp a series of configuration status of each individual. Moreover, on the assumption that this grasp becomes easy for each individual, it is possible to promote the connection and separation of each individual, and it is possible to promote the effective use of assets.
[0285]
Also,
[0286]
Also,
[0287]
Also,Claim 21, 45 or 49According to the invention, the stored asset information is output so as to be browseable. Therefore, since asset information can be browsed by an individual unit having an independent asset value, it is possible to promote effective utilization of assets.
[0288]
Also,Claim 22, 46 or 49According to this invention, the evaluation information for evaluating the utilization status of each individual is created using the stored asset information. Therefore, the asset value of each individual can be easily evaluated by referring to such evaluation information. In other words, it is possible to easily evaluate whether or not each individual has been successfully introduced and whether or not each individual should be disposed of, and the effective utilization of assets can be further promoted by referring to this evaluation. Is possible.
[0289]
Also,Claim 23, 47 or 49According to the invention, accumulated sales, depreciation expenses, gross profit amount, turnover rate, profit rate and / or lifetime profit are created as evaluation information. Therefore, the asset value of each individual can be evaluated in detail and easily.
[0290]
Also,Claim 24, 48 or 49According to the invention, the created evaluation information is output so as to be viewable. Therefore, since evaluation information can be browsed in an individual unit having an independent asset value, it is possible to further promote effective utilization of assets.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system configuration diagram showing a configuration of a system including an asset information management apparatus according to the present embodiment.
FIG. 2 is a diagram for explaining the feature of the asset information management apparatus according to the present embodiment;
FIG. 3 is a diagram for explaining the features of the asset information management apparatus according to the present embodiment;
FIG. 4 is a diagram for explaining the feature of the asset information management apparatus according to the present embodiment;
FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of an asset information management apparatus according to the present embodiment.
6 is a diagram illustrating a configuration example of information stored in a product information DB illustrated in FIG.
7 is a diagram illustrating a configuration example of information stored in an AM device information DB illustrated in FIG. 5. FIG.
8 is a diagram illustrating a configuration example of information stored in a product information DB illustrated in FIG.
9 is a diagram showing a configuration example of information stored in an AM device information DB shown in FIG.
10 is a diagram illustrating a configuration example of information stored in an acquisition information DB illustrated in FIG. 5. FIG.
11 is a diagram illustrating a configuration example of information stored in a configuration information DB illustrated in FIG. 5;
12 is a diagram illustrating a configuration example of information stored in an AM device sales information DB illustrated in FIG. 5. FIG.
13 is a diagram illustrating a configuration example of information stored in a lending information DB illustrated in FIG.
14 is a diagram illustrating a configuration example of information stored in a disposal information DB illustrated in FIG.
15 is a diagram illustrating a configuration example of information stored in an evaluation information DB illustrated in FIG.
16 is a diagram for specifically explaining a configuration example of information illustrated in FIG. 6; FIG.
FIG. 17 is a diagram for specifically explaining a configuration example of information illustrated in FIG. 7;
18 is a diagram for specifically explaining a configuration example of information illustrated in FIGS. 8 and 10; FIG.
FIG. 19 is a diagram for specifically explaining a configuration example of information illustrated in FIG. 9;
20 is a diagram for specifically explaining a configuration example of information illustrated in FIG. 10; FIG.
FIG. 21 is a diagram for specifically explaining a configuration example of information illustrated in FIG. 11;
22 is a diagram for specifically explaining a configuration example of information illustrated in FIGS. 12 and 13; FIG.
23 is a diagram for specifically explaining a configuration example of information illustrated in FIG. 14;
24 is a flowchart for explaining a processing procedure by the characteristic information processing unit shown in FIG. 5;
FIG. 25 is a flowchart for explaining a processing procedure by the asset number assigning unit shown in FIG. 5;
26 is a flowchart for explaining a processing procedure by the acquisition information processing unit illustrated in FIG. 5; FIG.
27 is a flowchart for explaining a processing procedure by the configuration information processing unit shown in FIG. 5;
FIG. 28 is a flowchart for explaining a processing procedure by the AM device sales information processing unit shown in FIG. 5;
FIG. 29 is a flowchart for explaining a processing procedure by the lending information processing unit shown in FIG. 5;
30 is a flowchart for explaining a processing procedure by the disposal information processing unit shown in FIG. 5;
FIG. 31 is a flowchart for explaining a processing procedure by the evaluation information processing section shown in FIG. 5;
FIG. 32 is a diagram for explaining a display mode in purchase processing;
FIG. 33 is a diagram for explaining a display mode in a lending process.
FIG. 34 is a diagram for describing a display mode in a configuration change process.
FIG. 35 is a diagram for describing a display mode in asset division processing;
FIG. 36 is a diagram for explaining a display mode in sales browsing processing;
FIG. 37 is a block diagram illustrating a configuration example of an AM device.
FIG. 38 is a diagram for explaining a connection example of an AM device.
FIG. 39 is a diagram for explaining an example of giving an AM device number;
FIG. 40 is a diagram for explaining an example of assigning asset numbers associated with asset splitting;
FIG. 41 is a diagram for explaining the timing of assigning asset numbers;
[Explanation of symbols]
1 network
10 Asset information management device
11 Input section
12 Output section
13 Input / output control IF section
14 Communication control IF section
15 Clock part
16 Characteristic information storage unit
161 Product information DB
162 AM device information DB
17 Asset information storage
171 Acquisition information DB
172 Configuration information DB
173 AM equipment sales information DB
174 Rental information DB
175 Disposal information DB
176 Evaluation information DB
18 Control unit
181 Characteristic Information Processing Unit
182 Asset Number Assignment Department
183 Acquisition Information Processing Unit
184 Configuration information processing unit
185 AM equipment sales information processing department
186 Lending Information Processing Department
187 Disposal Information Processing Department
188 Evaluation Information Processing Department
189 Browsing processor
20 Manufacturer terminal device
30 Store terminal device
Claims (49)
前記事業者によって商品として取得され得る娯楽機器および部品ごとに、当該商品の特性を一意に特定するための商品コードを格納するとともに、前記商品のうちで独立した資産価値を有する複数の部品が結合して構成される商品については、当該商品の商品コードに関連付けて、前記複数の部品に対応する各商品コードを格納する商品情報格納手段と、
前記事業者が商品として取得した娯楽機器および部品についての前記商品コードが当該資産情報管理装置に入力された際、当該入力された商品コードに基づいて前記商品情報格納手段を参照し、前記複数の部品に対応する各商品コードが存在するか否かを判断することによって、独立した資産価値を有する複数の部品の有無を判定し、独立した資産価値を有する個体単位で、各個体を一意に識別するための資産番号を付与する資産番号付与手段と、
前記資産番号付与手段によって付与された資産番号に関連付けて、各個体を資産として管理するために必要な資産情報を格納する資産情報格納手段と、
を備えたことを特徴とする資産情報管理装置。An asset information management device for managing information relating to an asset of a business having an entertainment device to be used in an amusement facility and a component constituting the entertainment device as an asset,
For each entertainment device and part that can be acquired as a product by the business operator, a product code for uniquely specifying the characteristics of the product is stored, and a plurality of parts having independent asset values are combined. Product information storage means for storing each product code corresponding to the plurality of components in association with the product code of the product,
When the product code for the entertainment device and parts acquired as a product by the operator is input to the asset information management device, the product information storage unit is referred to based on the input product code, and the plurality of By determining whether or not each product code corresponding to a part exists, it is determined whether or not there are multiple parts having independent asset values, and each individual is uniquely identified by an individual unit having independent asset values. An asset number assigning means for assigning an asset number for
Asset information storage means for storing asset information necessary for managing each individual as an asset in association with the asset number assigned by the asset number assigning means;
An asset information management device comprising:
前記資産番号付与手段は、独立した資産価値を有する筐体、システムボードおよびロムについては、当該筐体、システムボードおよびロムに対して前記資産番号をそれぞれ付与し、独立した資産価値を有しないシステムボードおよびロムが結合して独立した資産価値を有するに至る基板については、当該基板に対して前記資産番号を付与し、独立した資産価値を有しない筐体および基板が結合して独立した資産価値を有するに至る娯楽機器については、当該娯楽機器に対して前記資産番号を付与することを特徴とする請求項2に記載の資産情報管理装置。The entertainment device includes a housing and a board as parts, and the board includes a system board and a ROM as parts,
The asset number assigning unit assigns the asset number to the casing, system board, and ROM with respect to the casing, system board, and ROM having independent asset values, and does not have the independent asset value. For a board that has an independent asset value by combining the board and ROM, the asset number is assigned to the board, and an independent asset value by combining the chassis and board that do not have an independent asset value. The asset information management apparatus according to claim 2, wherein the asset number is assigned to the entertainment device that has the above.
前記資産番号付与手段は、前記商品情報格納手段によって、複数の部品に対応する各商品コードが格納された場合に、前記所定の商品に対する資産分割として、前記複数の部品に対して前記資産番号をそれぞれ付与し、
前記資産情報格納手段は、前記資産番号付与手段によって、複数の部品に対して前記資産番号がそれぞれ付与された場合に、前記資産分割の対象となった所定の商品に既に付与されている資産番号に関連付けて、前記複数の部品に対して付与された各部品の資産番号を格納することを特徴とする請求項4に記載の資産情報管理装置。The product information storage means stores, for each of a plurality of parts having independent asset values, a product code for uniquely specifying the characteristics of the part, and a predetermined product configured by combining the plurality of parts Each product code corresponding to the plurality of parts is stored in association with the product code of
The asset number assigning unit assigns the asset number to the plurality of parts as an asset division for the predetermined product when each product code corresponding to the plurality of parts is stored by the product information storage unit. Respectively,
The asset information storage means, when the asset number is assigned to a plurality of parts by the asset number assigning means, the asset number already assigned to the predetermined product subject to the asset split The asset information management apparatus according to claim 4 , wherein an asset number assigned to each of the plurality of parts is stored in association with the asset number.
前記資産情報管理装置において、
前記事業者によって商品として取得され得る娯楽機器および部品ごとに、当該商品の特性を一意に特定するための商品コードを格納するとともに、前記商品のうちで独立した資産価値を有する複数の部品が結合して構成される商品については、当該商品の商品コードに関連付けて、前記複数の部品に対応する各商品コードを格納する商品情報格納工程と、
前記事業者が商品として取得した娯楽機器および部品についての前記商品コードが前記資産情報管理装置に入力された際、当該入力された商品コードに基づいて前記商品情報格納手段を参照し、前記複数の部品に対応する各商品コードが存在するか否かを判断することによって、独立した資産価値を有する複数の部品の有無を判定し、独立した資産価値を有する個体単位で、各個体を一意に識別するための資産番号を付与する資産番号付与工程と、
前記資産番号付与工程において付与された資産番号に関連付けて、各個体を資産として管理するために必要な資産情報を格納する資産情報格納工程と、
を含んだことを特徴とする資産情報管理方法。An asset information management method for managing information on an asset of a business having an entertainment device used in an amusement facility and a part of the entertainment device as an asset in a predetermined asset information management device,
In the asset information management device,
For each entertainment device and part that can be acquired as a product by the business operator, a product code for uniquely specifying the characteristics of the product is stored, and a plurality of parts having independent asset values are combined. For the product configured as described above, a product information storage step for storing each product code corresponding to the plurality of parts in association with the product code of the product,
When the product code for the entertainment device and parts acquired as a product by the operator is input to the asset information management device, the product information storage unit is referred to based on the input product code, and the plurality of By determining whether or not each product code corresponding to a part exists, it is determined whether or not there are multiple parts having independent asset values, and each individual is uniquely identified by an individual unit having independent asset values. An asset number assigning step for assigning an asset number for
An asset information storage step for storing asset information necessary for managing each individual as an asset in association with the asset number assigned in the asset number assigning step;
An asset information management method characterized by including:
前記資産番号付与工程は、独立した資産価値を有する筐体、システムボードおよびロムについては、当該筐体、システムボードおよびロムに対して前記資産番号をそれぞれ付与し、独立した資産価値を有しないシステムボードおよびロムが結合して独立した資産価値を有するに至る基板については、当該基板に対して前記資産番号を付与し、独立した資産価値を有しない筐体および基板が結合して独立した資産価値を有するに至る娯楽機器については、当該娯楽機器に対して前記資産番号を付与することを特徴とする請求項26に記載の資産情報管理方法。The entertainment device includes a housing and a board as parts, and the board includes a system board and a ROM as parts,
The asset number assigning step assigns the asset number to the chassis, system board, and ROM with respect to the chassis, system board, and ROM having independent asset values, and does not have an independent asset value. For a board that has an independent asset value by combining the board and ROM, the asset number is assigned to the board, and an independent asset value by combining the chassis and board that do not have an independent asset value. 27. The asset information management method according to claim 26 , wherein the asset number is assigned to the entertainment device that has the above.
前記資産番号付与工程は、前記商品情報格納工程において、複数の部品に対応する各商品コードが新たに格納された場合に、前記所定の商品に対する資産分割として、前記複数の部品に対して前記資産番号をそれぞれ新たに付与し、
前記資産情報格納工程は、前記資産番号付与工程において、複数の部品に対して前記資産番号がそれぞれ新たに付与された場合に、前記資産分割の対象となった所定の商品に既に付与されている資産番号に関連付けて、前記複数の部品に対して新たに付与された各部品の資産番号を格納することを特徴とする請求項27または28に記載の資産情報管理方法。The product information storage step stores a product code for uniquely specifying the characteristics of each part having a plurality of independent asset values, and a predetermined product configured by combining the parts. Each product code corresponding to the plurality of parts is stored in association with the product code of
In the asset number assigning step, when each product code corresponding to a plurality of parts is newly stored in the product information storing step, the asset number is assigned to the plurality of parts as the asset division for the predetermined product. Give each number a new one,
In the asset information storing step, when the asset number is newly assigned to a plurality of parts in the asset number assigning step, the asset information storing step is already assigned to the predetermined product that is the target of the asset split. The asset information management method according to claim 27 or 28 , wherein an asset number of each part newly assigned to the plurality of parts in association with an asset number is stored.
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