JP4016774B2

JP4016774B2 - Document reader

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Publication number: JP4016774B2
Application number: JP2002271766A
Authority: JP
Inventors: 健小林
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd; Fujifilm Business Innovation Corp
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 2002-09-18
Filing date: 2002-09-18
Publication date: 2007-12-05
Anticipated expiration: 2022-09-18
Also published as: JP2004107018A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送されてきた原稿を搬送中に読み取る原稿読取装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、原稿を読み取って画像データを生成するスキャナ機能と、スキャナ機能によって生成した画像データに基づく画像を記録用紙上に再生するコピー機能と、スキャナ機能により生成された画像データの電送を行なうファックス機能とを備えた複合機が知られている。
【０００３】
このような複合機には、例えばＣＣＤラインセンサのような固体撮像素子が備えられており、スキャナ機能は、この固体撮像素子を含む光学系を用いることで実施されている。
【０００４】
また、複合機に備えられたスキャナ機能には、２つの態様がある。
【０００５】
１つは、光学系を所定の位置に固定し、その固定された光学系に対し原稿のほうを移動させてその原稿を読み取る態様であり、もう１つは、原稿を所定の位置に固定し、固定された原稿に対し光学系の方を移動させてその原稿を読み取る態様である。
【０００６】
多くの複合機では、複合機本体上面の蓋の一部などに、固定された光学系に対し原稿のほうを移動させてその原稿を読み取る態様を実施するための原稿搬送装置が備えられている。尚、もう一方の態様は、複合機本体の上面のガラス台に原稿を置いてその原稿を読み取ることで実施されている。
【０００７】
原稿搬送装置を用いる態様では、所定の原稿台に原稿が置かれ、所定のボタン操作が行なわれると、原稿がその固定された光学系まで搬送され、搬送されてきた原稿が固定された光学系上を通過する際にその原稿の読み取りが行なわれる。
【０００８】
ここで、例えば、Ａ４原稿のＡ３記録用紙への拡大再生と、Ａ３原稿のＡ４記録用紙への縮小再生とを原稿搬送装置での原稿読み取りで得た画像データに基づいて行なう場合、原稿搬送装置では、縮小再生をする場合の原稿の搬送が、拡大再生をする場合の原稿の搬送よりも速く行なわれる。
【０００９】
これは、画像を拡大して再生する場合には、画像を縮小して再生する場合と比べ画像データを多く必要とし、画像を縮小して再生する場合には、画像を拡大して再生する場合と比べ画像データが少なくてすむためである。
【００１０】
したがって、原稿読取装置では、例えば変倍などの画像処理を正確に行なうために、光学系による読み取りが始まる前に、原稿サイズを特定して原稿の搬送速度を決定しなければならない。
【００１１】
そこで、原稿台にセンサを配置し、原稿台に原稿をおいた時点で原稿のサイズを認識できるようにすることが考えられる。
【００１２】
しかし、これでは、原稿が一定サイズである場合はよいが、原稿が複数のサイズが入り乱れた原稿で構成されている場合には、これから読み取ろうとしている原稿とは違う原稿の原稿サイズを認識しているおそれがある。
【００１３】
そこで、このような複数のサイズが入り乱れた、いわゆるミックスサイズ原稿にも対応できるように、原稿が一枚ずつの状態となる、原稿台の原稿を引き込む原稿引き込み位置から光学系配置位置を経て原稿を排出する原稿排出位置に至るまでの搬送経路の搬送中に原稿サイズを認識する提案がされている（特許文献１参照。）。
【００１４】
上記提案の原稿読取装置では、原稿読み取り開始前の原稿サイズ検知のために、原稿引き込み位置から光学系配置位置までの経路長を、その原稿読取装置によって読み取りが可能な最大原稿サイズの長さの半分の長さを越えて少なくとも確保しこの区間にセンサを配置することで原稿の幅と長さの検出が原稿の読み取り前に行なうことができる。原稿引き込み位置からＣＣＤラインセンサまでの搬送経路長にこのような長さが要求されるのは、原稿が、その原稿読取装置で読み取ることのできる最大原稿サイズの原稿であるか否かを判定するためである。
【００１５】
しかし、これだと、この搬送経路長の確保のために装置が大型化してしまうという問題がある。
【００１６】
そこで、搬送経路を一度スルーさせることで原稿サイズの認識のみを行ない、２度目のスルーで原稿の読み取りを行なう原稿読取装置が提案されている（特許文献２参照。）。
【００１７】
このようにすれば、原稿引き込み位置から光学系配置位置までの経路に限らず、原稿引き込み位置から原稿排出位置までの搬送経路全体で、その原稿搬送装置によって読み取りが可能な最大原稿サイズの長さの半分の長さを越えた長さを確保すればよく、これにより、装置の大型化をある程度抑えることが可能となる。
【００１８】
【特許文献１】
特開平２０００−３１４９９１号公報
【特許文献２】
特開平２００１−１３７４０号公報
【００１９】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記提案のように、１枚の原稿を読み取るのに、搬送経路のスルーを常に複数回行なわねばならない原稿読取装置では、生産性が低くなってしまうという問題がある。
【００２０】
本発明は、上記事情に鑑み、装置の大型化の抑制と生産性の低下の防止とが図られた原稿読取装置を提供することを目的とする。
【００２１】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の原稿読取装置は、
原稿が配置される原稿配置部と、原稿を読み取る原稿読取部と、原稿をこの原稿配置部から所定の搬送経路に沿ってこの原稿読取部に搬送する搬送手段とを備え、上記搬送手段により上記原稿読取部に搬送されてきた原稿を搬送中に読み取る原稿読取装置において、
上記原稿読取部による原稿読み取り開始前にこの原稿の幅を検知するセンサと、
上記センサによる原稿の幅情報のみで原稿のサイズを特定するサイズ特定手段とを備えたことを特徴とする。
【００２２】
ここで、本発明の原稿読取装置の上記原稿配置部が、複数種類のサイズの原稿の重ね置きを許容するものであってもよい。
【００２３】
本発明の原稿読取装置では、例えば、Ａ５、Ｂ５、Ａ４、Ｂ４、Ａ３などのいわゆる定型サイズの原稿が短手を先頭に搬送されるという条件が加われば、原稿サイズの認識は、搬送されてくる原稿の幅の検知のみで正確に行なわれる。また、他の条件が加わったときは、これら原稿の短手を先頭に搬送される様に置かれた原稿、および、原稿の長手を先頭に搬送される様に置かれた原稿の混在を許容することもできる。この「他の条件」については後述する。
【００２４】
また、本発明の原稿読取装置の上記搬送手段は、上記原稿読取部を通過した原稿を搬送して再び前記原稿読取部に戻す反転経路を有するものであり、
本発明の原稿読取装置の上記センサは、原稿の幅を検知すると共に、この原稿の先端が差し掛かったことおよびこの原稿の後端が通過したことを検知することによりこの原稿の長さを検知するものであって、
上記センサによる原稿の長さの検知を受けて再読取の必要の有無を判定する再読取判定手段を備え、
本発明の原稿読取装置の上記搬送手段は、上記再読取判定手段による再読取が必要であるとの判定に基づいて、上記原稿を上記反転経路に沿って上記原稿読取部に再搬送するものであることが好ましい。
【００２５】
あるいは、本発明の原稿読取装置の上記搬送手段は、上記原稿読取部を通過した原稿を搬送して再び上記原稿読取部に戻す反転経路を有するものであり、
この原稿の先端が差し掛かったことおよびこの原稿の後端が通過したことを検知する第２のセンサを搬送経路中に配置することによりこの原稿の長さを検知するものであって、
上記第２のセンサによる原稿の長さの検知を受けて再読取の必要の有無を判定する再読取判定手段を備え、
本発明の原稿読取装置の上記搬送手段は、上記再読取判定手段による再読取が必要であるとの判定に基づいて、上記原稿を上記反転経路に沿って上記原稿読取部に再搬送するものであることも好ましい態様である。
【００２６】
このような「他の条件」を加えると、統一された向きとは異なる向きで搬送されるように原稿配置部に配置された原稿があっても、例えば、原稿サイズに応じて原稿の搬送速度の変更が要求される変倍などの処理も正確に行うことができる。
【００２７】
ここで、本発明の原稿読取装置は、原稿を読み取って画像データを生成するスキャナ機能と、このスキャナ機能により生成した画像データを伝送ラインを経由して送信するファックス機能と、このスキャナ機能により生成した画像データに基づく画像を記録用紙上に再生するコピー機能とを有する複合機に内蔵もしくは接続されたものであって、
上記コピー機能を使用する場合には、上記再読取判定手段による判定結果に基づくことなく一律に、上記原稿を上記反転経路に沿って上記原稿読取部に再搬送するものであってもよい。
【００２８】
原稿読取装置が内蔵あるいは接続された複合機のコピー機能の使用においては、再生する用紙の選択や再生位置までのその用紙の搬送にある程度時間を要するため、原稿から画像データを得るためだけに原稿読取装置で実施されるスキャナ機能や、ファックス機能の実施に先だって原稿読取装置で実施される原稿の読み取りと較べ、原稿の読み取りをそれほど急いで行なう必要がないことから、このように原稿サイズを確実に認識することで、原稿読取部による読み取りを確実に１回で済ますことができる。
【００２９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の原稿読取装置の実施形態について説明する。
【００３０】
図１は、本発明の原稿読取装置の第１実施形態を備えた複合機の外観斜視図である。
【００３１】
図１に示す複合機０には、原稿を読み取って画像データを生成するスキャナ機能と、スキャナ機能によって生成した画像データに基づく画像を記録用紙上に再生するコピー機能と、スキャナ機能により生成された画像データの電送を行なうファックス機能とが備えられている。
【００３２】
図１に示す、複合機０に備えられた読取装置１は、本体部１０と蓋部２０とで構成されており、蓋部２０は、本発明の原稿搬送装置の第１実施形態である搬送装置２２と、本体部１０の上面に備えられた、読取面を下に向けた原稿が配置されるガラス面を覆うための蓋２１とで構成されており、ガラス面に原稿が配置されるときには図１の奥側に向けて開かれる。
【００３３】
また、図１に示す読取装置１には、その本体部内に原稿を読み取るためのＣＣＤラインセンサ３１が備えられており、この読取装置１では、スキャナ機能が２つの態様で実施される。
【００３４】
１つは、ＣＣＤラインセンサを含む光学系を所定の位置に固定し、その固定された光学系に対し原稿のほうを移動させてその原稿を読み取る態様であり、もう１つは、原稿を所定の位置に固定し、その固定された原稿に対し光学系の方を移動させてその原稿を読み取る態様である。
【００３５】
本発明の原稿読取装置の第１実施形態である搬送装置２２では、所定の位置に固定された光学系に対し原稿のほうを移動させて読み取る態様の方が実施されている。
【００３６】
図１に示す搬送装置２２は、読み取る原稿が配置される原稿台２２１と搬送制御部２２２などで構成されており、原稿台２２１は、詳しくは後述する原稿長さセンサ２２１２および図１における奥側の立ち上りである内壁２２１ａが備えられた、Ａ３までのサイズの原稿が搭載可能なものであり、原稿は、短手を先頭に搬送されるように、かつ長手がこの内壁２２１ａに当接されるように置かれる。
【００３７】
図１に示す本体部１０には、この複合機０の電源スイッチ１１および操作パネル１２が示されている。操作パネル１２には、この複合機０が有する機能である、コピー機能、ファックス機能、スキャナ機能を指定するボタン、原稿台に載せらた原稿が単一のサイズである単載であるか、または複数種類のサイズの原稿が混ざった混載であるかを指定するボタン、変倍あるいは用紙のサイズを指示するボタン、部数を指定するテンキー、選択した処理を実施させるために押下される‘スタート’ボタンなどが備えられている。この複合機０では、指示された倍率や用紙サイズに応じて読取り速度が変更された画像処理が行なわれる。
【００３８】
図２は、蓋部が起こされた状態の複合機を示す図である。
【００３９】
図２に示される本体部１０の上面には、ガラス面が２箇所設けられており、面積の小さいほうが、搬送装置２２によって搬送される原稿の読取面１３ａ、面積の大きいほうが、原稿の方を固定し光学系を移動させて原稿の読み取りを行なう際に使用される原稿搭載面１３ｂである。
【００４０】
図２には、蓋部２０の、本体部１０の上面と近接する面が示されており、そのうちの搬送原稿読取面１３ａと近接する部分、すなわち搬送制御部２２２の底部には、搬送されてきた原稿が搬送制御部内部からから一旦出るために通過する第１搬送口２２２２ａ、この第１搬送口を通過した原稿を搬送原稿読取面１３ａに押しつけるための原稿押圧ローラ２２２１、および、読み取りが終了した原稿部分が搬送制御部内部に戻るための第２搬送口２２２２ｂが設けられており、もう一方の原稿搭載面１３ｂと接する部分には、読取面を下に向けた原稿を原稿搭載面１３ｂに押しつけるための原稿押圧シート２１１が取り付けられている。
【００４１】
本実施形態の読取装置２２では、原稿台２２１に置かれた原稿は、搬送制御部２２２内の搬送経路をたどって搬送制御部２２２の底部に設けられた第１搬送口２２２２ａから一旦出て、搬送原稿読取面上を通過し、再び搬送制御部２２２の底部に設けられた第２搬送口２２２２ｂから搬送制御部２２２内の搬送経路に戻り、搬送制御部２２２の後述する排出・引込ローラ２２２８から蓋２１の上面２１ａに排出される。
【００４２】
図３は、本実施形態の読取装置の概念図である。
【００４３】
図３には、搬送制御部２２２、原稿台２２１、ＣＣＤラインセンサ３１が示されている他、搬送原稿読取面１３ａ、原稿搭載面１３ｂ、この読取装置２２から排出された原稿が貯められる蓋２１の上面２１ａも示されている。
【００４４】
搬送制御部２２２は、原稿を公知の方法でこの搬送制御部に引き込むための引き込みローラ２２２３、原稿を所定の曲率半径で曲げるための第１搬送ローラ２２２４ａと第２搬送ローラ２２２４ｂ、前述した原稿押圧ローラ２２２１、原稿を排出するための排出ローラ２２２５、排出・引込ローラ２２２８、排出された原稿を再び第１搬送ローラ２２２４ａに戻すための反転経路２２２６ａ、反転経路２２２６ａの、排出・引込ローラ２２２８に近い部分に備えられた、原稿を排出する方向からの圧力に対しては簡単に跳ね上がり、その逆の原稿を引き込もうとする方向と同じ方向からの力には抵抗する機構を有する第１フラップ２２２６ｂ、第１搬送ローラ２２２４ａと第２搬送ローラ２２２４ｂの間に位置し、搬送経路を横切って配置された３つのセンサで構成される原稿幅センサ２２２７などで構成されている。
【００４５】
原稿台２２１の底部には、図１にも示す原稿長さセンサ２２１２が備えられている。
【００４６】
一度排出されかけた原稿は、排出・引込ローラ２２２８の停止反転機能と、前述した第１フラップ２２２６ｂの機能により、排出ローラ２２２５に誤搬送されることなく、反転経路２２２６ａを辿って通常の搬送経路に戻されることとなる。尚、本実施形態の搬送装置２２で原稿の再読み取りを行う場合、１回だけ反転経路を経て通常の搬送経路に原稿を戻しただけでは原稿は裏返しとなることから、反転経路を経た通常の搬送経路への戻しが２回連続で行なわれる。
【００４７】
搬送制御部２２２に備えられた原稿幅センサ２２２７は、図３の手前から奥に向かって配置された３つのセンサからなり、原稿台２２１の底部に備えられた原稿長さセンサ２２１２は、図１にも示すように、搬送方向と平行な内壁２２１ａと搬送方向と垂直な内壁２２１ｂから離間した位置に配置されている。尚、これら原稿幅センサと原稿長さセンサ２２１２についての詳細は後述する。
【００４８】
図４は、図１に示す複合機の内部構成のうちの、本実施形態の読取装置に関連する内部構成のブロック図である。
【００４９】
図４には、図１に示す操作パネル１２、操作パネル１２に対する操作を検知するＩ／Ｏコントローラ１２ａ、複合機全体の制御を行うＣＰＵ３０、原稿幅センサ２２２７、原稿長さセンサ２２１２、ＣＣＤラインセンサ３１、このＣＣＤラインセンサに対する信号の出力指示や出力された信号をデジタル化するなどの制御を行うＣＣＤ制御処理部３１ａ、ＣＣＤ制御処理部により処理された画像データを記憶するディスク３２、および、原稿幅センサおよび原稿長さセンサから得られた原稿サイズに関する情報を基に原稿サイズを認識するために参照される原稿サイズ決定テーブルが格納されたＲＯＭ３３が示されている。
【００５０】
また、図４には、読み取り中の原稿の原稿長さを演算する原稿長さ演算部３５、反転経路を使用してもう一度原稿の読み取りを行うか否かを判定する再読取判定部３４、ＲＯＭ３３に格納されたテーブルを参照し原稿サイズ検出を行なう原稿サイズ検出部３７、搬送処理判定部により再読み取りが決定された場合に第２フラップの位置を制御するモータ３６、そのモータの制御を行うモータドライバ３６ａも示されている。尚、図４では、搬送制御部２２２で駆動している引込ローラ２２２３、反転ローラ、あるいは排出・引込ローラ２２２８などのモータの図示は省略されている。
【００５１】
原稿長さ演算部３５は、原稿幅センサ２２２７において先端が検知されてからその原稿の後端が通過するまでの時間と、搬送経路における今回の原稿の搬送速度とに基づいて今回搬送された原稿の長さを演算する。
【００５２】
搬送処理判定部３４は、ＲＯＭ３３に格納された原稿サイズ決定テーブルを参照して原稿サイズ検出部３７で決定された原稿サイズと、原稿長さ演算部３５で演算された原稿長さを基に認識された原稿サイズとが異なる場合に、操作パネルに対する操作を考慮して再読み取りを行うか否かを判定する。
【００５３】
ディスク３２には、ＣＣＤラインセンサで得られた信号に基づく画像データが格納されるが、格納されるアドレスについては、図１に示される表示パネルに設けられた変倍・回転処理を指定するボタン操作、および、原稿サイズに応じて変更される。
【００５４】
ここで、ＲＯＭに格納されている原稿サイズ決定テーブルについて説明する。
【００５５】
図５は、原稿幅センサと原稿長さセンサの配置実施例を示す図である。
【００５６】
図５には、原稿幅センサ２２２７を構成する３つの、第１幅センサ２２２７ａ、第２幅センサ２２２７ｂ、第３幅センサ２２２７ｃが示されており、これら３つのセンサは、搬送方向に平行な内壁２２１ａを基準とすると、２００ｍｍの位置、２５０ｍｍの位置、２７０ｍｍの位置にそれぞれ配設されている。
【００５７】
また、図５には、原稿長さセンサ２２１２も示されており、このセンサは、搬送方向に平行な内壁２２１ａから５０ｍｍ、かつ搬送方向に垂直な内壁２２１ｂからは２３０ｍｍの位置に配置されている。
【００５８】
更に、図５には、この読取装置２２によって読み取りが可能な最大サイズであるＡ３サイズの原稿が、短手を先頭に搬送されるように長手が搬送方向に平行な内壁２２１ａに当接されて示されているほか（以下、この状態をＡ３ヨコと称す）、このＡ３を含め定型サイズと呼ばれる、Ｂ４サイズ、Ａ４サイズ、Ｂ５サイズ、Ａ５サイズの原稿が短手を先頭に搬送されるようにやはり長手が搬送方向に平行な内壁２２１ａに当接されて示されている（以下、この状態をＢ４ヨコ、Ａ４ヨコ、Ｂ５ヨコ、Ａ５ヨコと称す）。
【００５９】
また、図５には、原稿のタテとヨコを入れ替えて置かれた場合、すなわち長手を先頭に搬送されるように短手が搬送方向に平行な内壁２２１ａに当接された場合のＡ４サイズ、Ｂ５サイズ、Ａ５サイズの原稿も示されている（以下、この状態をＡ４タテ、Ｂ５タテ、Ａ５タテと称す）。次に、以下の表１に示される原稿サイズ決定テーブルをについて説明する。
【００６０】
【表１】

【００６１】
表１には、原稿幅センサと原稿長さセンサからの‘ＯＮ’、‘ＯＦＦ’情報によって、原稿サイズ検出部３７によって参照される原稿サイズ決定テーブルが示されている。尚、このテーブルでは、原稿の存在を検知した場合が‘ＯＮ’で表示され、検知していない場合には‘ＯＦＦ’で表示されている。
【００６２】
この読取装置１において、単載が指定されている場合は、このテーブルによって、Ａ５ヨコ、Ａ５タテ、Ｂ５ヨコ、Ｂ５タテ、Ａ４ヨコ、Ａ４タテ、Ｂ４ヨコ、Ａ３ヨコそれぞれの認識は間違いないものとなる。
【００６３】
しかし、混載が指定されて原稿長さセンサ２２１２が‘ＯＮ’の場合については、原稿幅センサの第１から第３の幅センサがそれぞれ‘ＯＦＦ’、‘ＯＦＦ’、‘ＯＦＦ’の時は、この混載原稿の構成はＢ５ヨコあるいはＡ５ヨコであると考えられるが、ここではサイズが大きい方のＢ５ヨコを原稿サイズと決定している。また、原稿幅センサの第１から第３の幅センサがそれぞれ‘ＯＮ’、‘ＯＦＦ’、‘ＯＦＦ’の時は、この混載原稿は、Ａ４ヨコとＡ５タテのうちＡ４ヨコを、‘ＯＮ’、‘ＯＮ’、‘ＯＦＦ’の時は、Ｂ４ヨコとＢ５タテのうちＢ４ヨコを、‘ＯＮ’、‘ＯＮ’、‘ＯＮ’の時は、Ａ３ヨコとＡ４タテのうちＡ３ヨコを原稿サイズとして決定している。
【００６４】
一方、混載が指定されさらに原稿長さセンサが‘ＯＦＦ’の場合については、原稿幅センサの第１から第３の幅センサがそれぞれ‘ＯＦＦ’、‘ＯＦＦ’、‘ＯＦＦ’の時はＡ５ヨコが唯一決まり、‘ＯＮ’、‘ＯＦＦ’、‘ＯＦＦ’の時はＡ５タテ、‘ＯＮ’、‘ＯＮ’、‘ＯＦＦ’の時はＢ５タテ、‘ＯＮ’、‘ＯＮ’、‘ＯＮ’の時はＡ４タテが唯一決まるため原稿サイズはこれらに間違いないこととなる。
【００６５】
本実施形態の原稿幅センサは、原稿の搬送前に原稿長さセンサからの情報を得て原稿サイズの予測（特定）を行なっているが、原稿の搬送後には、搬送される原稿の先端の通過から原稿の後端の通過を検知しており、これにより、この読取装置２２では、原稿の長さの実測が行なわれている。尚、図５に点線で示すセンサ２２２９をさらに設けることで、原稿の長さをこのセンサ２２２９で検知し、原稿の幅を原稿幅センサでそれぞれ検知してもよい。
【００６６】
図６は、本実施形態の読取装置が起動された時に実効されるルーチンのフローチャートである。
【００６７】
このルーチンは、読取装置２２の原稿台２２１に原稿が置かれ、搬送制御部２２２の引き込みローラ２２２３に対し原稿が当接されると起動する。
【００６８】
まず、ステップＳ１では、図１に示す操作パネル１２に設けられたスタートボタンが押下されたか否かが判定され、まだスタートボタンが押下されていないと判定されるとこのルーチンを繰り返す。
【００６９】
ステップＳ１において、スタートボタンが押下されたと判定されると、ステップＳ２に進み、原稿長さセンサの状態がＯＮかＯＦＦかを確認してから、１枚目の原稿の給送を開始し、幅サイズセンサの位置より下流まで原稿の先端を搬送する。その後、ステップＳ３に進む。
【００７０】
ステップＳ３では、混載原稿の指定がなされているか否か判定される。
【００７１】
ステップＳ３において、指定が混載原稿ではない場合、原稿サイズを決定し、ステップＳ１０で原稿の読み取りを実施した後、このルーチンを終了する。一方、指定が混載原稿である場合、ステップＳ４に進む。
【００７２】
ステップＳ４では、スタートボタンが押下されたときに原稿長さセンサが‘ＯＦＦ’だったか否かが判定され、‘ＯＦＦ’だったと判定されると、混載原稿であっても原稿サイズを決定し、ステップＳ１０で原稿の読み取りを実施した後、このルーチンを終了する。
【００７３】
ステップＳ４において、‘ＯＦＦ’ではなかったと判定されると、ステップＳ５に進み、原稿幅センサからの情報に基づき原稿サイズを仮決定し、原稿の読み取りを実施する。その後、ステップＳ６において、図４に示す原稿長さ演算部３５において演算された現在読み取りが行われている原稿の原稿サイズと、読み取り前に決定した原稿サイズが異なっているか否かが判定される。
【００７４】
ステップＳ６において、原稿サイズは間違っていなかったと判定されると、このルーチンを終了し、原稿サイズは間違っていたと判定されると、ステップＳ７に進み、図１に示す操作パネルによって実施された読取り条件設定が、この原稿サイズが目論みと異なっていたことで影響があるか否かが図４に示す再読取判定部で判定される。
【００７５】
ステップＳ７において、変倍指定による原稿の搬送速度変更や、画像データの回転のための再読み込みの必要がないなどと判定されると、ステップＳ８に進み、原稿サイズ情報の変更だけが行なわれ、画像データはそのまま利用される。
【００７６】
ステップＳ７において、変倍指定による原稿の搬送速度変更や、画像データの回転のための再読み込みの必要などがあると判定されると、ステップＳ９に進み、前述したように一度排出された原稿を２回連続で搬送経路に戻し原稿の再読み取りが行われる。その後、このルーチンは終了される。
【００７７】
次に、本発明の原稿読取装置の第２実施形態について説明する。
【００７８】
本実施形態の読取装置２２００は、図１に示す複合機０に、本発明の読取装置の第１実施形態に代わり内蔵されたものであり、本実施形態の読取装置２２００と第１実施形態の読取装置２２との相違点は、読取装置が起動された時に実効されるルーチンだけである。したがって、本実施形態の読取装置２２００の外観および内部構成については第１実施形態と同じであるため、これら外観および内部構成についての説明は省略する。尚、以下では、第１実施形態と本実施形態では外観および内部構成がおなじであることから、第１実施形態の読取装置２２で付されている符号と同じ符号が付されている。
【００７９】
本実施形態の読取装置２２００で起動されるルーチンも、読取装置２２００の原稿台２２１の原稿が搬送制御部２２２の引き込みローラ２２２３に対し当接されると起動する。
【００８０】
図７は、本実施形態の読取装置が起動された時に起動されるルーチンのフローチャートである。
【００８１】
まず、ステップＳ１では、本実施形態の読取装置２２００が内蔵された複合機０が有する機能のうちコピー機能が選択されているか否かが判定される。
【００８２】
ステップＳ１において、コピー機能が選択されていると判定されると、ステップＳ２に進み、コピー機能が選択されていることを意味するコピーフラッグのアサートが行なわれ、その後、ステップＳ４に進む。
【００８３】
ステップＳ１において、コピー機能が選択されていない、すなわちファックス機能あるいはスキャナ機能が選択されていると判定されると、ステップＳ３に進み、コピーフラッグのネゲートが行なわれる。その後、ステップＳ４に進む。
【００８４】
ステップＳ４では、スタートボタンの押下があったか否かが判定され、いまだ押下されていないと、ステップＳ１に戻り、押下されていると判定されると、ステップＳ５に進む。
【００８５】
ステップＳ４において、スタートボタンが押下されたと判定されると、ステップＳ５に進み、原稿長さセンサの状態がＯＮかＯＦＦかを確認してから、１枚目の原稿の給送を開始し、幅サイズセンサーの位置より下流まで原稿の先端を搬送する。その後、ステップＳ６に進む。
【００８６】
ステップＳ６では、混載原稿の指定がなされているか否か判定される。
【００８７】
ステップＳ６において、指定が混載原稿ではない場合、原稿サイズを決定し、ステップＳ１６で原稿の読み取りを実施した後、このルーチンを終了する。一方、指定が混載原稿である場合、ステップＳ７に進む。
【００８８】
ステップＳ７において、コピーフラッグがアサートされていないと判定されると、ステップＳ８に進むが、このステップＳ８からステップＳ１３までの説明は、図６に示すステップＳ４からステップＳ９までと同じ説明となるので省略する。
【００８９】
ステップＳ７において、コピーフラッグがアサートされていると判定されると、ステップＳ１４に進み、原稿幅センサおよび原稿長さセンサからの情報による原稿サイズ決定テーブルによる原稿サイズの決定は行なわれずに、原稿幅センサからの情報に基づき図４に示す原稿長さ演算部における原稿サイズの正確な検出を行い、原稿の読み取りは行なわれない。その後ステップＳ１５に進む。
【００９０】
ステップＳ１５では、反転経路を２回通過させ読取面を元に戻し、原稿の読み取りのみが行なわれる。その後、このルーチンを終了する。
【００９１】
本発明の読取装置の第２実施形態では、上述したように、原稿台に原稿が載せられコピー機能の選択下で混載の指定が行なわれた場合には、原稿長さセンサの‘ＯＮ’および‘ＯＦＦ’に関わらず、原稿幅センサによる、原稿の幅情報と、原稿幅センサで検知される原稿の通過情報に基づく原稿長さ演算部による原稿の長さ情報とにより原稿サイズの特定のみが行なわれ原稿の読み取りは行なわれない。これは、コピーは、ファックスあるいはスキャンと異なり記録用紙が必要であり、原稿の読み取りばかりが速くても肝心の記録用紙が届いていなければ意味が無いことを考慮したためである。このようにすることで、混載が指定され、原稿長さセンサが‘ＯＮ’されていた場合にありうる原稿サイズの誤認識による再読取を行なわずに済ますことができる。
【００９２】
上述した、本発明の原稿読取装置の第１実施形態および第２実施形態では、これら原稿の搬送される向きが統一されていることを条件に、搬送されてくる原稿の幅の検知のみで原稿サイズの認識が正確に行なわれる。さらには、搬送される向きが統一されていない原稿が混載されていても、例えば、原稿サイズに応じて原稿の搬送速度の変更が要求される変倍などの処理も正確に行うことができる。
【００９３】
これら実施形態によれば、原稿読取部までの搬送経路について、読取可能な最大サイズの原稿を判別するための経路長を必要とせず、また、原稿の読み取りも搬送経路への一度の搬送で行なわれることから、装置の大型化の抑制および生産性の低下の防止を図ることができる。
【００９４】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の原稿読取装置によれば、装置の大型化の抑制と生産性の低下の防止とが図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の原稿読取装置の第１実施形態を内蔵する複合機の外観斜視図である。
【図２】蓋部が起こされた状態の複合機を示す図である。
【図３】本実施形態の原稿読取装置の概念図である。
【図４】図１に示す複合機の内部構成のうちの、本実施形態の読取装置に関連する内部構成のブロック図である。
【図５】原稿幅センサと原稿長さセンサの配置を示す図である。
【図６】本実施形態の読取装置が起動された時に実効されるルーチンのフローチャートである。
【図７】本実施形態の読取装置が起動された時に実効されるルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
０複合機
１０本体部
１１電源スイッチ
１２操作パネル
１２ａＩ／Ｏコントローラ
１３ａ搬送原稿読取面
１３ｂ原稿搭載面
２０蓋部
２１蓋
２１ａ上面
２１１原稿押圧シート
２２読取装置
２２１原稿台
２２１ａ、２２１ｂ内壁
２２１２原稿長さセンサ
２２１３支持部材
２２１４反転用ローラ
２２１５第２フラップ
２２１５ａ軸
２２１５ｂ、２２１５ｃ部分
２２１５ｄ接触ローラ
２２２搬送制御部
２２２１原稿押圧ローラ
２２２２ａ第１搬送口
２２２２ｂ第２搬送口
２２２３引き込みローラ
２２２４ａ第１搬送ローラ
２２２４ｂ第２搬送ローラ
２２２５排出ローラ
２２２６ａ反転経路
２２２６ｂ第１フラップ
２２２７原稿幅センサ
２２２８排出・引込ローラ
３０ＣＰＵ
３１ＣＣＤラインセンサ
３１ａＣＣＤ制御処理部
３２ディスク
３３ＲＯＭ
３４再読取判定部
３５原稿長さ演算部
３６モータ
３６ａモータドライバ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a document reading device that reads a document that has been conveyed while the document is being conveyed.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a scanner function for reading an original to generate image data, a copy function for reproducing an image based on the image data generated by the scanner function on a recording sheet, and a fax for performing transmission of image data generated by the scanner function A multifunction device having a function is known.
[0003]
Such a multifunction machine is provided with a solid-state image sensor such as a CCD line sensor, for example, and the scanner function is implemented by using an optical system including the solid-state image sensor.
[0004]
In addition, there are two modes of the scanner function provided in the multifunction peripheral.
[0005]
One is a mode in which the optical system is fixed at a predetermined position, the original is moved with respect to the fixed optical system, and the original is read. The other is a mode in which the original is fixed at a predetermined position. In this mode, the optical system is moved with respect to a fixed original and the original is read.
[0006]
Many multifunction devices are provided with a document conveying device for carrying out an aspect in which a document is moved by moving it relative to a fixed optical system on a part of a lid on the top surface of the multifunction device main body. . The other mode is implemented by placing a document on a glass stand on the upper surface of the multifunction device main body and reading the document.
[0007]
In the aspect using the document conveying device, when the document is placed on a predetermined document table and a predetermined button operation is performed, the document is conveyed to the fixed optical system, and the conveyed original is fixed. When the document passes over, the document is read.
[0008]
Here, for example, when the A4 original is enlarged and reproduced on the A3 recording sheet and the A3 original is reduced and reproduced on the A4 recording sheet based on the image data obtained by reading the original with the original conveying apparatus, the original conveying apparatus. In this case, the document is transported faster when the reduced reproduction is performed than the document is transported when the enlarged reproduction is performed.
[0009]
This is because when an image is enlarged and reproduced, more image data is required than when an image is reduced and reproduced, and when an image is reduced and reproduced, the image is enlarged and reproduced. This is because less image data is required.
[0010]
Therefore, in order to accurately perform image processing such as scaling, for example, the document reading apparatus must specify the document size and determine the document conveyance speed before reading by the optical system.
[0011]
Thus, it is conceivable to arrange a sensor on the document table so that the size of the document can be recognized when the document is placed on the document table.
[0012]
However, this is good if the document is a fixed size, but if the document is composed of documents that are confused with multiple sizes, it will recognize the document size of the document that is different from the document you are about to read. There is a risk.
[0013]
Therefore, in order to cope with so-called mixed size originals in which a plurality of sizes are mixed, the originals are placed one by one. There has been a proposal for recognizing the size of a document during conveyance on a conveyance path up to a document discharge position where the document is discharged (see Patent Document 1).
[0014]
In the proposed document reading apparatus, the path length from the document drawing position to the optical system arrangement position is set to the maximum document size length that can be read by the document reading apparatus in order to detect the document size before starting the document reading. By securing at least a half length and arranging the sensor in this section, the width and length of the document can be detected before the document is read. The reason why such a length is required for the conveyance path length from the document drawing position to the CCD line sensor is to determine whether or not the document is a document of the maximum document size that can be read by the document reader. Because.
[0015]
However, in this case, there is a problem that the apparatus becomes large in order to secure the transport path length.
[0016]
Therefore, there has been proposed a document reading apparatus that only recognizes the document size by passing through the conveyance path once and reads the document with the second through (see Patent Document 2).
[0017]
In this way, the length of the maximum document size that can be read by the document conveying device not only in the path from the document drawing position to the optical system arrangement position but also in the entire conveyance path from the document drawing position to the document discharge position. It is only necessary to secure a length exceeding half the length of this, and this makes it possible to suppress the enlargement of the apparatus to some extent.
[0018]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-314991
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-13740
[0019]
[Problems to be solved by the invention]
However, as described above, there is a problem that the productivity of the document reading apparatus in which the through of the conveyance path must always be performed a plurality of times to read one document is low.
[0020]
SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a document reading apparatus in which an increase in size of an apparatus and a reduction in productivity are prevented.
[0021]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, the document reading apparatus of the present invention is
A document placement unit on which a document is placed, a document reading unit that reads the document, and a transport unit that transports the document from the document placement unit to the document reading unit along a predetermined transport path. In a document reading device that reads a document that has been conveyed to a document reading unit during conveyance,
A sensor for detecting the width of the document before starting document reading by the document reading unit;
And a size specifying means for specifying the size of the document only by the width information of the document by the sensor.
[0022]
Here, the document placement unit of the document reading apparatus of the present invention may allow a plurality of types of sizes of documents to be stacked.
[0023]
In the document reading apparatus according to the present invention, for example, if a condition that a so-called standard size document such as A5, B5, A4, B4, and A3 is conveyed with the short side first is added, the recognition of the document size is conveyed. It is accurately performed only by detecting the width of the incoming document. In addition, when other conditions are added, it is possible to mix a document placed so that the short side of the document is transported at the top and a document placed so that the long side of the document is transported at the top. You can also This “other conditions” will be described later.
[0024]
Further, the conveying means of the document reading apparatus of the present invention has a reversing path for conveying the document that has passed through the document reading unit and returning it to the document reading unit again.
The sensor of the document reading apparatus according to the present invention detects the length of the document by detecting the width of the document and detecting that the leading edge of the document is approaching and the trailing edge of the document has passed. And
Re-reading determination means for receiving the detection of the length of the document by the sensor and determining whether re-reading is necessary,
The conveying means of the document reading apparatus of the present invention re-transports the document to the document reading section along the reverse path based on the determination that rereading by the reread determining means is necessary. Preferably there is.
[0025]
Alternatively, the transport unit of the document reading apparatus of the present invention has a reversing path for transporting the document that has passed through the document reading unit and returning it to the document reading unit again.
The length of the original is detected by arranging a second sensor in the conveyance path for detecting that the leading edge of the original is approaching and the trailing end of the original is passed,
Re-reading determination means for determining whether or not re-reading is necessary in response to detection of the length of the document by the second sensor;
The conveying means of the document reading apparatus of the present invention re-transports the document to the document reading section along the reverse path based on the determination that rereading by the reread determining means is necessary. It is also a preferred embodiment.
[0026]
When such “other conditions” are added, even if there is a document placed in the document placement section so that it is transported in a direction different from the unified orientation, for example, the document transport speed depends on the document size. It is also possible to accurately perform processing such as zooming, which requires the change.
[0027]
Here, the document reading apparatus of the present invention includes a scanner function for reading a document and generating image data, a fax function for transmitting image data generated by the scanner function via a transmission line, and a scanner function. Embedded in or connected to a multifunction device having a copy function for reproducing an image based on the image data on a recording sheet,
When the copy function is used, the original may be re-conveyed to the original reading unit along the reverse path without being based on the determination result by the re-read determination unit.
[0028]
When using the copy function of a multifunction device with a built-in or connected document reader, it takes a certain amount of time to select the paper to be reproduced and transport the paper to the reproduction position. Compared to the scanning of documents performed by the scanner and the scanning function performed by the scanning device, and the scanning of documents performed by the document scanning device, it is not necessary to scan the document so quickly. By recognizing this, it is possible to reliably read the document by the document reading unit once.
[0029]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the document reading apparatus of the present invention will be described.
[0030]
FIG. 1 is an external perspective view of a multifunction machine provided with a first embodiment of a document reading apparatus according to the present invention.
[0031]
1 includes a scanner function for reading an original to generate image data, a copy function for reproducing an image based on the image data generated by the scanner function on a recording sheet, and a scanner function. And a fax function for transmitting image data.
[0032]
The reading device 1 provided in the multi-function device 0 shown in FIG. 1 includes a main body 10 and a lid 20, and the lid 20 is a first embodiment of the document conveying device of the present invention. When the document is placed on the glass surface, the device 22 and the lid 21 are provided on the upper surface of the main body unit 10 to cover the glass surface on which the document is placed with the reading surface facing downward. It opens toward the back side of FIG.
[0033]
The reading device 1 shown in FIG. 1 includes a CCD line sensor 31 for reading a document in the main body, and the reading device 1 performs a scanner function in two modes.
[0034]
One is a mode in which an optical system including a CCD line sensor is fixed at a predetermined position, the original is moved with respect to the fixed optical system, and the original is read. In this mode, the original is read by moving the optical system relative to the fixed original.
[0035]
In the conveyance device 22 which is the first embodiment of the document reading apparatus of the present invention, a mode in which the document is moved and read with respect to the optical system fixed at a predetermined position is implemented.
[0036]
1 includes a document table 221 on which a document to be read is placed, a conveyance control unit 222, and the like. The document table 221 includes a document length sensor 2212 described later in detail and a back side in FIG. A document having a size up to A3 can be mounted with an inner wall 221a which is a rising edge of the document, and the document is conveyed with the short side at the top, and the length is abutted against the inner wall 221a. Set as.
[0037]
A main body 10 shown in FIG. 1 shows a power switch 11 and an operation panel 12 of the multifunction machine 0. The operation panel 12 has buttons for designating a copy function, a fax function, and a scanner function, which are functions of the multi-function device 0, and a document placed on the document table is a single size, or A button for specifying whether the originals of different sizes are mixed, a button for specifying scaling or paper size, a numeric keypad for specifying the number of copies, and a 'start' button that is pressed to perform the selected process Etc. are provided. In the multi-function device 0, image processing is performed in which the reading speed is changed in accordance with the instructed magnification and paper size.
[0038]
FIG. 2 is a diagram illustrating the multifunction machine in a state where the lid is raised.
[0039]
Two glass surfaces are provided on the upper surface of the main body portion 10 shown in FIG. 2. The smaller surface area is a reading surface 13 a of a document conveyed by the conveying device 22, and the larger area is closer to the document surface. This is a document mounting surface 13b that is used when the document is read by fixing and moving the optical system.
[0040]
FIG. 2 shows a surface of the lid 20 that is close to the upper surface of the main body 10, and is transported to a portion close to the transported document reading surface 13 a, that is, to the bottom of the transport control unit 222. A first conveyance port 2222a through which the original document passes once from the inside of the conveyance control unit, a document pressing roller 2221 for pressing the document that has passed through the first conveyance port against the conveyance document reading surface 13a, and reading is completed. A second conveyance port 2222b is provided for the original part to return to the inside of the conveyance control unit, and an original with the reading surface facing down is placed on the original mounting surface 13b at a part in contact with the other original mounting surface 13b. A document pressing sheet 211 for pressing is attached.
[0041]
In the reading device 22 of the present embodiment, the document placed on the document table 221 follows the transport path in the transport control unit 222 and temporarily exits from the first transport port 2222a provided at the bottom of the transport control unit 222. It passes over the transported document reading surface, returns to the transport path in the transport control unit 222 from the second transport port 2222b provided at the bottom of the transport control unit 222 again, and from a discharge / retraction roller 2228 described later of the transport control unit 222. It is discharged to the upper surface 21a of the lid 21.
[0042]
FIG. 3 is a conceptual diagram of the reading apparatus according to the present embodiment.
[0043]
FIG. 3 shows the transport control unit 222, the document table 221, and the CCD line sensor 31, as well as the transported document reading surface 13a, the document mounting surface 13b, and the lid 21 on which the document discharged from the reading device 22 is stored. Also shown is the top surface 21a.
[0044]
The conveyance control unit 222 includes a drawing roller 2223 for drawing the document into the conveyance control unit by a known method, a first conveyance roller 2224a and a second conveyance roller 2224b for bending the document with a predetermined radius of curvature, and the document pressing unit described above. A roller 2221, a discharge roller 2225 for discharging a document, a discharge / draw roller 2228, a reverse path 2226 a for returning the discharged document to the first transport roller 2224 a, and a reverse path 2226 a close to the discharge / draw roller 2228. The first flap 2226b, which has a mechanism provided in the portion, has a mechanism that easily jumps up to the pressure from the direction of discharging the document and resists the force from the same direction as the direction of drawing the opposite document. Located between the first transport roller 2224a and the second transport roller 2224b and arranged across the transport path It was being constituted by a composed document width sensor 2227 with three sensors.
[0045]
A document length sensor 2212 shown in FIG. 1 is provided at the bottom of the document table 221.
[0046]
The original once discharged is traced through the reverse path 2226a without being erroneously conveyed to the discharge roller 2225 by the stop / reverse function of the discharge / drawing roller 2228 and the function of the first flap 2226b described above, and the normal conveyance path. It will be returned to. When the original is read again by the transport device 22 of the present embodiment, the original is turned over only by returning the original to the normal transport path through the reverse path once. Returning to the transport path is performed twice in succession.
[0047]
The document width sensor 2227 provided in the transport control unit 222 includes three sensors arranged from the front to the back of FIG. 3, and the document length sensor 2212 provided at the bottom of the document table 221 is illustrated in FIG. As also shown, the inner wall 221a parallel to the transport direction and the inner wall 221b perpendicular to the transport direction are arranged at positions separated from each other. Details of the document width sensor and the document length sensor 2212 will be described later.
[0048]
FIG. 4 is a block diagram of an internal configuration related to the reading apparatus of the present embodiment, out of the internal configuration of the multifunction peripheral shown in FIG.
[0049]
4 shows the operation panel 12 shown in FIG. 1, the I / O controller 12a for detecting an operation on the operation panel 12, the CPU 30 for controlling the entire multifunction device, the document width sensor 2227, the document length sensor 2212, and the CCD line sensor. 31, a CCD control processing unit 31a that performs control such as signal output instruction to the CCD line sensor and digitization of the output signal, a disk 32 that stores image data processed by the CCD control processing unit, and an original A ROM 33 is shown that stores a document size determination table that is referred to for recognizing the document size based on the document size information obtained from the width sensor and the document length sensor.
[0050]
Also, FIG. 4 shows a document length calculation unit 35 that calculates the document length of the document being read, a reread determination unit 34 that determines whether to read the document again using the reverse path, and a ROM 33. A document size detector 37 for detecting the document size with reference to the table stored in the table, a motor 36 for controlling the position of the second flap when re-reading is determined by the conveyance processing determination unit, and a motor for controlling the motor A driver 36a is also shown. In FIG. 4, motors such as a drawing roller 2223, a reverse roller, or a discharge / drawing roller 2228 driven by the conveyance control unit 222 are omitted.
[0051]
The document length calculator 35 detects the document conveyed this time based on the time from when the leading edge is detected by the document width sensor 2227 until the trailing edge of the document passes and the current document conveyance speed on the conveyance path. Calculate the length of.
[0052]
The conveyance processing determination unit 34 recognizes based on the document size determined by the document size detection unit 37 with reference to the document size determination table stored in the ROM 33 and the document length calculated by the document length calculation unit 35. When the original size is different, it is determined whether or not rereading is performed in consideration of the operation on the operation panel.
[0053]
The disk 32 stores image data based on the signal obtained by the CCD line sensor. The stored address is a button for designating a scaling / rotation process provided on the display panel shown in FIG. It is changed according to the operation and the document size.
[0054]
Here, the document size determination table stored in the ROM will be described.
[0055]
FIG. 5 is a diagram showing an arrangement example of the document width sensor and the document length sensor.
[0056]
FIG. 5 shows three first width sensor 2227a, second width sensor 2227b, and third width sensor 2227c constituting the document width sensor 2227, and these three sensors are arranged on the inner wall parallel to the transport direction. With reference to 221a, they are arranged at a position of 200 mm, a position of 250 mm, and a position of 270 mm, respectively.
[0057]
FIG. 5 also shows a document length sensor 2212, which is disposed at a position 50 mm from the inner wall 221a parallel to the transport direction and 230 mm from the inner wall 221b perpendicular to the transport direction. .
[0058]
Further, in FIG. 5, an A3 size document which is the maximum size that can be read by the reading device 22 is brought into contact with an inner wall 221 a whose length is parallel to the transport direction so that the short document is transported to the top. In addition to being shown (hereinafter, this state is referred to as A3 width), B4 size, A4 size, B5 size, and A5 size originals, which are called standard sizes including A3, are transported with the short side at the top. The longitudinal direction is also shown in contact with the inner wall 221a parallel to the transport direction (hereinafter, this state is referred to as B4 horizontal, A4 horizontal, B5 horizontal, A5 horizontal).
[0059]
FIG. 5 shows an A4 size when the document is placed with its vertical and horizontal sides switched, that is, when the short side is brought into contact with the inner wall 221a parallel to the conveyance direction so that the long side is conveyed at the top. Documents of B5 size and A5 size are also shown (hereinafter, this state is referred to as A4 vertical, B5 vertical, A5 vertical). Next, the document size determination table shown in Table 1 below will be described.
[0060]
[Table 1]

[0061]
Table 1 shows a document size determination table that is referred to by the document size detection unit 37 based on “ON” and “OFF” information from the document width sensor and the document length sensor. In this table, “ON” is displayed when the presence of a document is detected, and “OFF” is displayed when no document is detected.
[0062]
In this reading apparatus 1, when single loading is designated, this table will definitely recognize A5 horizontal, A5 vertical, B5 horizontal, B5 vertical, A4 horizontal, A4 vertical, B4 horizontal, A3 horizontal. It becomes.
[0063]
However, when mixed loading is designated and the document length sensor 2212 is “ON”, when the first to third width sensors of the document width sensor are “OFF”, “OFF”, and “OFF”, respectively. The configuration of this mixed original is considered to be B5 horizontal or A5 horizontal, but here the larger B5 horizontal is determined as the original size. In addition, when the first to third width sensors of the document width sensor are “ON”, “OFF”, and “OFF”, this mixed document is A4 horizontal and A5 horizontal, A4 horizontal, “ON” , “ON”, “OFF”, B4 horizontal and B5 vertical, B4 horizontal, and “ON”, “ON”, “ON”, A3 horizontal and A4 horizontal, A3 horizontal. As determined.
[0064]
On the other hand, when mixed loading is specified and the document length sensor is “OFF”, when the first to third width sensors of the document width sensor are “OFF”, “OFF”, and “OFF”, respectively, A5 horizontal Is decided, and when it is “ON”, “OFF”, “OFF”, it is A5 length, and when it is “ON”, “ON”, “OFF”, it is B5 length, “ON”, “ON”, “ON”. At that time, the A4 length is only determined, so the document size is definitely these.
[0065]
The document width sensor of the present embodiment obtains information from the document length sensor and predicts (specifies) the document size before transporting the document. After transporting the document, the document width sensor The passage of the trailing edge of the document is detected from the passage, and the reading device 22 actually measures the length of the document. In addition, by providing a sensor 2229 indicated by a dotted line in FIG. 5, the length of the document may be detected by the sensor 2229, and the width of the document may be detected by the document width sensor.
[0066]
FIG. 6 is a flowchart of a routine that is executed when the reading apparatus according to the present embodiment is activated.
[0067]
This routine is started when a document is placed on the document table 221 of the reading device 22 and the document comes into contact with the drawing roller 2223 of the transport control unit 222.
[0068]
First, in step S1, it is determined whether or not the start button provided on the operation panel 12 shown in FIG. 1 has been pressed. If it is determined that the start button has not been pressed yet, this routine is repeated.
[0069]
If it is determined in step S1 that the start button has been pressed, the process proceeds to step S2 to check whether the document length sensor is ON or OFF, and then the feeding of the first document is started. The leading edge of the document is conveyed downstream from the position of the size sensor. Thereafter, the process proceeds to step S3.
[0070]
In step S3, it is determined whether or not a mixed original is designated.
[0071]
If it is determined in step S3 that the designation is not a mixed original, the original size is determined, the original is read in step S10, and then this routine is terminated. On the other hand, if the designation is a mixed original, the process proceeds to step S4.
[0072]
In step S4, it is determined whether or not the document length sensor is 'OFF' when the start button is pressed. If it is determined that the document is 'OFF', the document size is determined even for a mixed document. After reading the original in step S10, this routine is finished.
[0073]
If it is determined in step S4 that it is not 'OFF', the process proceeds to step S5, where the document size is provisionally determined based on the information from the document width sensor, and the document is read. Thereafter, in step S6, it is determined whether or not the document size of the document that is currently being read and calculated by the document length calculation unit 35 shown in FIG. 4 is different from the document size determined before reading. .
[0074]
If it is determined in step S6 that the document size is not incorrect, this routine is terminated. If it is determined that the document size is incorrect, the process proceeds to step S7, and the reading conditions implemented by the operation panel shown in FIG. Whether the setting is affected by the difference in the original document size from the target is determined by the reread determination unit shown in FIG.
[0075]
If it is determined in step S7 that there is no need to change the conveyance speed of the document due to zooming designation or re-reading for rotation of the image data, the process proceeds to step S8, where only the document size information is changed. The image data is used as it is.
[0076]
If it is determined in step S7 that there is a need to change the conveyance speed of the document due to zooming designation or re-reading for rotation of the image data, the process proceeds to step S9, and the document once ejected as described above. The original is returned to the conveyance path twice in succession, and the original is read again. Thereafter, this routine ends.
[0077]
Next, a second embodiment of the document reading apparatus of the present invention will be described.
[0078]
A reading device 2200 according to this embodiment is built in the multi-function device 0 shown in FIG. 1 instead of the first embodiment of the reading device according to the present invention. The only difference from the reader 22 is the routine that is executed when the reader is activated. Therefore, since the external appearance and internal configuration of the reading device 2200 of the present embodiment are the same as those of the first embodiment, description of these external appearance and internal configuration is omitted. In the following, since the external appearance and the internal configuration are the same in the first embodiment and the present embodiment, the same reference numerals as those in the reading device 22 of the first embodiment are given.
[0079]
The routine activated by the reading apparatus 2200 according to the present embodiment is also activated when the document on the document table 221 of the reading apparatus 2200 comes into contact with the drawing roller 2223 of the conveyance control unit 222.
[0080]
FIG. 7 is a flowchart of a routine that is started when the reading apparatus according to the present embodiment is started.
[0081]
First, in step S1, it is determined whether or not the copy function is selected from the functions of the multi-function device 0 in which the reading device 2200 of the present embodiment is built.
[0082]
If it is determined in step S1 that the copy function is selected, the process proceeds to step S2, a copy flag indicating that the copy function is selected is asserted, and then the process proceeds to step S4.
[0083]
If it is determined in step S1 that the copy function is not selected, that is, the fax function or the scanner function is selected, the process proceeds to step S3, and the copy flag is negated. Thereafter, the process proceeds to step S4.
[0084]
In step S4, it is determined whether or not the start button has been pressed. If it has not been pressed yet, the process returns to step S1, and if it is determined that the button has been pressed, the process proceeds to step S5.
[0085]
If it is determined in step S4 that the start button has been pressed, the process proceeds to step S5 to check whether the document length sensor is ON or OFF, and then the feeding of the first document is started. The leading edge of the document is conveyed downstream from the position of the size sensor. Then, it progresses to step S6.
[0086]
In step S6, it is determined whether or not a mixed original is designated.
[0087]
If it is determined in step S6 that the designation is not a mixed original, the original size is determined, the original is read in step S16, and then this routine is terminated. On the other hand, if the designation is a mixed original, the process proceeds to step S7.
[0088]
If it is determined in step S7 that the copy flag is not asserted, the process proceeds to step S8. Since the description from step S8 to step S13 is the same as that from step S4 to step S9 shown in FIG. Omitted.
[0089]
If it is determined in step S7 that the copy flag is asserted, the process proceeds to step S14, where the document size is not determined by the document size determination table based on the information from the document width sensor and the document length sensor, and the document width is determined. Based on the information from the sensor, the original length is accurately detected in the original length calculator shown in FIG. 4, and the original is not read. Thereafter, the process proceeds to step S15.
[0090]
In step S15, the reversing path is passed twice, the reading surface is returned to the original position, and only the original is read. Thereafter, this routine is terminated.
[0091]
In the second embodiment of the reading apparatus of the present invention, as described above, when the original is placed on the original table and the mixed loading is designated under the selection of the copy function, the original length sensor is turned on. Regardless of “OFF”, only the document size is specified based on the document width information by the document width sensor and the document length information by the document length calculation unit based on the document passage information detected by the document width sensor. The original is not read. This is because copying requires a recording sheet, unlike fax or scanning, and takes into consideration that it is meaningless unless the original recording sheet arrives even if the original is read quickly. By doing so, it is possible to avoid re-reading due to erroneous recognition of the document size that may occur when mixed loading is designated and the document length sensor is 'ON'.
[0092]
In the first and second embodiments of the document reading apparatus according to the present invention described above, the document can be detected only by detecting the width of the conveyed document on condition that the direction in which the document is conveyed is unified. Size recognition is performed accurately. Furthermore, even when originals whose transport directions are not unified are mixedly loaded, for example, processing such as scaling that requires changing the transport speed of the original according to the original size can be accurately performed.
[0093]
According to these embodiments, the conveyance path to the original reading unit does not require a path length for determining the maximum size original that can be read, and the original is also read by one conveyance to the conveyance path. Therefore, it is possible to suppress an increase in the size of the apparatus and prevent a decrease in productivity.
[0094]
【The invention's effect】
As described above, according to the document reading apparatus of the present invention, it is possible to suppress an increase in size of the apparatus and to prevent a decrease in productivity.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view of a multi-function machine incorporating a first embodiment of a document reading apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating the multifunction machine in a state where a lid is raised.
FIG. 3 is a conceptual diagram of a document reading apparatus according to the present embodiment.
4 is a block diagram of an internal configuration related to the reading apparatus of the present embodiment, out of the internal configuration of the multifunction peripheral shown in FIG. 1;
FIG. 5 is a diagram illustrating an arrangement of a document width sensor and a document length sensor.
FIG. 6 is a flowchart of a routine that is executed when the reading apparatus according to the present embodiment is activated.
FIG. 7 is a flowchart of a routine that is executed when the reading apparatus according to the present embodiment is activated.
[Explanation of symbols]
0 MFP
10 Body
11 Power switch
12 Operation panel
12a I / O controller
13a Transported document reading surface
13b Original loading surface
20 Lid
21 Lid
21a Top surface
211 Document pressing sheet
22 Reader
221 Document table
221a, 221b inner wall
2212 Document length sensor
2213 Support member
2214 Reversing roller
2215 2nd flap
2215a shaft
2215b, 2215c part
2215d contact roller
222 Transport control unit
2221 Document pressing roller
2222a First transfer port
2222b Second transfer port
2223 Pull-in roller
2224a First conveying roller
2224b Second transport roller
2225 discharge roller
2226a Reverse path
2226b 1st flap
2227 Document width sensor
2228 Discharging / Retracting Roller
30 CPU
31 CCD line sensor
31a CCD control processing unit
32 discs
33 ROM
34 Re-reading determination unit
35 Document length calculator
36 motor
36a Motor driver

Claims

A document placement unit on which a document is placed, a document reading unit that reads the document, and a transport unit that transports the document from the document placement unit to the document reading unit along a predetermined transport path. In a document reading device that reads a document that has been conveyed to a document reading unit during conveyance,
A sensor that detects the width of the document before starting document reading by the document reading unit; and a size specifying unit that temporarily determines the size of the document by only the width information of the document by the sensor ,
The conveying means has a reversing path for conveying the document that has passed through the document reading unit and returning it to the document reading unit again.
The sensor detects the width of the document, and detects the length of the document by detecting that the leading edge of the document has reached and the trailing edge of the document has passed.
Re-reading determination means for receiving the detection of the length of the document by the sensor and determining whether re-reading is necessary,
Based on the document size once determined by the size determining means, the document reading unit reads the document,
The conveying unit re-conveys the document to the document reading unit along the reverse path when it is determined that rereading by the reread determination unit is necessary. Document reader.

A document placement unit on which a document is placed, a document reading unit that reads the document, and a transport unit that transports the document from the document placement unit to the document reading unit along a predetermined transport path. In a document reading device that reads a document that has been conveyed to a document reading unit during conveyance,
A sensor that detects the width of the document before starting document reading by the document reading unit; and a size specifying unit that temporarily determines the size of the document by only the width information of the document by the sensor,
The conveying means has a reversing path for conveying the document that has passed through the document reading unit and returning it to the document reading unit again.
A second sensor for detecting the length of the document by detecting that the leading edge of the document is approaching and the trailing edge of the document has passed;
Re-reading determination means for determining whether or not re-reading is necessary in response to detection of the length of the document by the second sensor,
Based on the document size once determined by the size determining means, the document reading unit reads the document,
The conveying unit re-conveys the document to the document reading unit along the reverse path when it is determined that rereading by the reread determination unit is necessary . RuHara manuscript reader.

The document reading device is based on a scanner function for reading a document to generate image data, a fax function for transmitting image data generated by the scanner function via a power transmission line, and image data generated by the scanner function. Built-in or connected to a multifunction device having a copy function for playing back images on recording paper,
When the copy function is used, the original is uniformly re-conveyed to the original reading unit along the reverse path without being based on the determination result by the re-read determination unit. The document reading apparatus according to claim 1 or 2 .