JP4015895B2 - 無線中継方法、無線中継装置及び生体内植え込み無線装置 - Google Patents

無線中継方法、無線中継装置及び生体内植え込み無線装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、生体内植え込み無線中継システム、生体内植え込み無線装置及び無線中継装置に係り、詳しくは、生体内部に埋め込んだ電子機器の情報を外部に伝送する、または外部の通信システムからの情報を上記生体内部に埋め込んだ電子機器に伝送する際の生体内植え込み無線中継システムに関する。
【0003】
また、本発明は、上記無線中継システムで用いられる生体内植え込み無線装置及び無線中継装置に関する。
【従来の技術】
【0004】
近年のマイクロプロセッサ技術の発達により、生体内で働く人工的な機器であるペースメーカ、人工臓器、生体内マイクロマシン、外科手術用マニピュレータ等がますますインテリジェントになりつつある。これに伴い、生体内に埋め込まれる機器(以下生体内機器という)と外部との情報のやり取りをどのようにして行うかが、生体内機器の高性能化への鍵となっている。
【0005】
生体内機器からの情報を生体外部に伝送するには、例えば、図8に示すような生体内部に植え込まれた無線送信機400(=植え込み型無線送信機)を利用する方法があった。この植え込み型無線送信機400には、無線通信用アンテナ、信号処理回路、変調回路、電力増幅回路、バッテリーなど(図示省略)が備えられ、生体外部に設けられた無線受信装置500に向けて生体情報が送信される。これにより、生体内機器(例:心臓ペースメーカ等)の作動状況等の確認等が外部より行えるようになっていた。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記無線受信装置500が遠方に設置されるような場合、上記植え込み型無線送信機400は、送信電力を増大させなければ生体内機器からの情報を上記無線受信装置に伝送することができない。すなわち、従来は、送信電力の増大に伴う電池寿命の低下という問題があった。また、生体外部の通信システムからの情報を生体内機器に伝送するには、上記植え込み型無線送信機400に受信機も実装しなければならなくなり、この場合、電池消耗はさらに激しくなる。
【0007】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、植え込み型無線送信機の送信電力の増大を抑えつつ、生体外部の通信システムとの通信が可能となる無線中継方法を提供することである。
【0008】
また、そのような無線中継方法で用いられる無線中継装置及び生体内植え込み無線装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の一形態によれば、生体内に植え込まれた無線装置と、外部の通信システムとの間の無線通信を中継する無線中継方法において、前記無線装置と前記通信システムとの間に無線中継装置を設け、前記無線装置と前記無線中継装置とを第1無線リンクにより接続し、前記無線中継装置と前記通信システムとを第2無線リンクで接続し、前記無線中継装置は、前記無線装置と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、前記無線装置の送信電力を変更することを特徴としている。
【0010】
また、本発明の一形態によれば、前記無線中継方法において、前記無線中継装置は、前記無線装置と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、前記無線装置の送信電力を停止又は減少させる制御信号を前記無線装置に送信して該無線装置の送信電力を変更させることを特徴としている。
【0011】
また、本発明の一形態によれば、前記無線中継方法において、前記無線中継装置は、前記無線装置と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、受信感度に応じて前記無線装置の送信電力を変更させる制御信号を前記無線装置に送信して該無線装置の送信電力を変更させることを特徴としている。
【0012】
また、本発明の一形態によれば、前記無線中継方法において、
前記無線中継装置は、前記無線装置と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、前記無線装置の受信動作を継続させる制御信号を前記無線装置に送信して該無線装置の受信動作を継続させることを特徴としている。
【0013】
また、本発明の一形態によれば、前記無線中継方法において、前記無線中継装置は、前記無線装置と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、受信感度に応じて自局の送信電力を必要最小限に決定することを特徴としている。
【0014】
また、本発明の一形態によれば、生体内に植え込まれた無線装置と、外部の通信システムとの間の無線通信を中継する無線中継方法において、前記無線装置と前記通信システムとの間に無線中継装置を設け、前記無線装置と前記無線中継装置とを第1無線リンクにより接続し、前記無線中継装置と前記通信システムとを第2無線リンクで接続し、前記無線装置は、自局と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、自局の送信電力を変更することを特徴としている。
【0015】
また、本発明の一形態によれば、前記無線中継方法において、前記無線装置は、自局と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、自局の送信電力を停止又は減少させて自局の送信電力を変更するることを特徴としている。
【0016】
また、本発明の一形態によれば、前記無線中継方法において、前記無線装置は、自局と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、受信感度に応じて前記無線中継装置の送信電力を必要最小限にする制御信号を前記無線中継装置に送信して該無線中継装置の送信電力を変更させることを特徴としている。
【0017】
また、本発明の一形態によれば、前記無線中継方法において、前記無線装置は、自局と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、自局の受信動作を継続させることを特徴としている。
【0018】
上記のような本発明の構成によれば、無線中継装置は無線装置との接続に第1無線リンク、外部の通信システムとの接続に第2無線リンク、それぞれ異なる無線周波数にて双方の無線リンクを確立するので、無線中継装置の送信出力を高く設定しても無線装置は干渉を受けない。このため、無線中継装置を無線装置の近傍に設置できるので、当該無線装置の送信電力を増加させることなく無線リンクの確立が可能である。これにより、無線装置の電池寿命を伸ばすことができ、装置の小型化を図ることができる。また、無線中継装置は、無線装置に接続される生体機器(例:生体内に植え込まれた医用機器)からのデータ発生を検出したとき、無線装置に対し送信電力を変更(送信電力の停止又は低下)させる制御を行うため、心臓ペースメーカ等の生体内機器に対する無線装置の電波の影響を防ぐことができる。さらに、上記のような無線装置の送信電力の変更は、当該無線装置自身で判断し制御することも可能である。
【発明の実施の形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
図1は、本発明を適用した無線中継装置及び生体内植え込み無線装置を含めた無線中継システムの概略構成図である。図1において、この無線中継システムは、生体内部に植え込まれた無線装置(以下、植え込み型無線装置という)100と、生体外部の無線中継装置200から構成される。植え込み型無線装置100と無線中継装置200は双方向の情報伝送を行うための無線リンク(第1無線リンク)を有する。無線中継装置200は、特定の無線通信システム、例えば、PDC(Personal Digital Cellular)システム、PHS(Personal Handy-phone System)システム、IMT−2000(International Mobile Telecommunications-2000)システム等の通信システムの無線装置300(例:無線基地局)と双方向の情報伝送を行うための無線リンク(第2無線リンク)を有する。本実施形態では、上記第1無線リンクと第2無線リンクの無線周波数が異なるため、無線中継装置200の送信出力を高く設定しても植え込み型無線装置100は干渉を受けない。このため、無線中継装置200を植え込み型無線装置100の近傍に設置することができるので、植え込み型無線装置100の送信電力を増加させずに済み(大幅に低減できる)、特定の無線通信システムの無線装置間に直接無線リンクをはって無線伝送する従来の方式と比べて、電池寿命を伸ばした遠方の通信システムとの通信が実現可能である。また、無線中継装置200は、植え込み型無線装置100に接続される生体機器(例:生体内に植え込まれた医用機器で、心臓ペースメーカ等である)からのデータ発生を検出したとき、植え込み型無線装置100に対し送信電力を変更(送信電力の停止又は低下)させるための制御(制御信号を植え込み型無線装置100に送信)を行うため、心臓ペースメーカ等の生体内機器に対する植え込み型無線装置100の電波の影響を防ぐことができる。さらに、上記のような植え込み型無線装置100の送信電力の変更は、植え込み型無線装置100自身で判断し制御することができる(詳細は後述する)。
【0021】
図1に示す上記無線中継装置200は、例えば、図2に示すように構成される。
【0022】
(無線中継装置200の第1構成例)
図2において、この無線中継装置200は、第1無線リンク用アンテナ201、第1無線リンク用デュープレクサ202、アップリンク用周波数コンバータ203、ダウンリンク用周波数コンバータ204と、第2無線リンク用デュープレクサ205、第2無線リンク用アンテナ206から構成される。本例では、第1無線リンクの上り無線信号周波数をf1u、下り無線信号周波数をf1d、また第2無線リンクの上り無線信号周波数をf2u、下り無線信号周波数をf2drとして、以下説明を進める。
【0023】
上記アップリンク用周波数コンバータ203は、第1無線リンク用デュープレクサ202で分離された第1無線リンクの上り無線周波数信号f1uをf2uに変換して第2無線リンクの上り信号を生成する。この第2無線リンク上り信号は、第2無線リンクの確立に必要な所要送信電力P1まで増幅された後、第2無線リンク用デュープレクサ205、第2無線リンク用アンテナ206を介して空間に放射される。
【0024】
上記ダウンリンク用周波数コンバータ204は、第2無線リンク用デュープレクサ205で分離された第2無線リンクの下り無線周波数信号f2dをf1uに変換して第1無線リンクの下り信号を生成する。この第1無線リンク上り信号は、第1無線リンクの確立に必要な所要送信電力P2まで増幅された後、第1無線リンク用デュープレクサ202、第1無線リンク用アンテナ201を介して空間に放射(植え込み型無線装置100に向けて放射)される。
【0025】
第1無線リンク用アンテナ201は、植え込み型無線装置100と無線中継装置200の第1無線リンクを確立するためのアンテナであり、第1無線リンク用デュープレクサ202を接続することにより、送信と受信でこのアンテナを共用する。第2無線リンク用アンテナ205は、無線中継装置200と特定システムの無線装置300間の無線リンク、すなわち第2無線リンクを確立するためのアンテナであり、第2無線リンク用デュープレクサ205を接続することにより、送信と受信でこのアンテナを共用する。
【0026】
このように本実施形態によれば、第1無線リンクと第2無線リンクは、無線周波数が異なっているため、無線中継装置200から出力される第2無線リンクの無線信号出力P2を、植え込み型無線装置100の上り無線信号出力Pi(ここでは、Piという)より大きく設定しても、無線中継装置200が植え込み型無線装置100に与える干渉、いわゆる与干渉(第1無線リンクと第2無線リンク間の干渉)を極めて小さくできる。つまり、植え込み型無線装置100の上り無線信号出力の送信電力を小さく設定しても、生体から遠方に設置されている特定のシステムの無線装置300との通信が実現できる。さらに、植え込み型無線装置100の送信電力を大幅に低減することができるので、電池消耗が抑えられ、装置の小型化が図れるようになる。
【0027】
また、上記無線中継装置200は、図3に示すように構成される。
【0028】
(無線中継装置200の第2構成例)
図3において、この無線中継装置200は、図2に示したアップリンク用周波数コンバータ203と、ダウンリンク用周波数コンバータ204に替わって、アップリンク用変調器213と復調器210、ダウンリンク用変調器211と復調器214、信号処理回路212が備えられる。
【0029】
アップリンク用復調器210は、第1無線リンク用アンテナ201、第1無線リンク用デュープレクサ202を介して第1無線リンクの上り無線信号を受信し、上りデータの復調を行う。信号処理回路212はアップリンク用復調器210で復調した上りデータに、第2無線リンクの確立に必要なデータ等を付加する。信号処理回路212で生成された上りデータは、その後、アップリンク用変調器213で第2無線リンク用の上り無線信号に変換される。アップリンク変調器213は、この上り無線信号を第2無線リンクの確立に必要な所要送信電力P2まで増幅する。本例においては、第1無線リンクの上り無線信号周波数f1uと、第2無線リンクの上り無線信号周波数f2uは、同じであっても異なっても良い。ただし、f1uとf2uが同じである場合、信号処理回路212は、第1無線リンクと第2無線リンクが干渉しないように、上りデータを処理(例えば、フレーム送信タイミング制御処理等)する。
【0030】
また、アップリンク用復調器210は第1無線リンクの上り無線信号を受信した際に、植え込み型無線装置100に接続される生体機器からのデータ発生を示す情報を上記上りデータから抽出し、その結果を信号処理回路212に出力する。信号処理回路212は植え込み型無線装置100の送信電力を停止又は低下させるための制御信号を生成し、ダウンリンク変調器211に出力する。このようにしてダウンリンク変調器に送られた上記制御信号は、第1無線リンク用アンテナを介して植え込み型無線装置100に送られる。植え込み型無線装置100は、受信した上記制御信号に含まられる送信電力の制御情報に基づいて、自局の送信電力を停止あるいは低下させる。また、アップリンク用復調器210は植え込み型無線装置100から生体内の所定の機器からのデータ発生を知らせる検出情報を受信した際に、植え込み型無線装置100から出力される信号の受信感度(受信C/Nなど)を求めて信号処理回路212に出力する。信号処理回路212はその受信感度に応じて植え込み型無線装置100で送信すべき最小の送信電力を決定し、その決定した送信電力値を制御情報としてダウンリンク変調器211に送出する。ダウンリンク変調器211は、信号処理回路212から受け取った情報を制御信号に含め、第1無線リンクの無線周波数信号に変換して出力する。植え込み型無線装置100では、上記のようにして無線中継装置200から送信された制御信号に基づく送信電力の制御がなされる。
【0031】
このように無線中継装置200は、受信感度に応じて植え込み型無線装置100の送信電力を変更するため、植え込み型無線装置100との通信を保ちつつも
該植え込み型無線装置100からの送信電力を常に最小に保つことができる。その結果、植え込み型無線装置100から放射電波が人体や生体内機器に影響を与えるのを極力抑えることができる。
【0032】
さらに、信号処理回路212は植え込み型無線装置100から生体内の所定の機器からのデータ発生を知らせる検出情報を受信した際に、アップリンク用復調器214から出力される受信感度に応じて、第1無線リンクの下り無線信号の送信電力を変更することができる。これにより、無線中継装置200から送信される第1無線リンクの下り無線信号の送信電力を必要最小限に抑えることができるので、無線中継装置200が生体の近傍に設置されることによる人体への影響を低くすることが可能であるとともに、無線中継装置200の小型化が可能である。
【0033】
ダウンリンク用復調器214は、第2無線リンク用アンテナ206、第2無線リンク用デュープレクサ205を介して第2無線リンクの下り無線信号を受信し、下りデータの復調を行う。信号処理回路212はダウンリンク用復調器214で復調した下りデータに、第1無線リンクの確立に必要なデータ等を付加する。信号処理回路212で生成された下りデータは、その後、ダウンリンク用変調器211で第1無線リンク用の下り無線信号に変換される。ダウンリンク変調器211は、この下り無線信号を第1無線リンクの確立に必要な所要送信電力P1まで増幅する。本例においては、上記同様、第2無線リンクの下り無線信号周波数f2dと、第1無線リンクの下り無線信号周波数f1dは、同じであっても異なっても良い。ただし、f1dとf2dが同じである場合、信号処理回路212は、第1無線リンクと第2無線リンクが干渉しないように、下りデータを処理(例えば、フレーム送信タイミング制御処理等)する。
【0034】
このような構成によれば、信号処理回路212にて第1無線リンクと第2無線リンク間の干渉を小さくするための信号処理が施されるので、第1無線リンクと第2無線リンクの無線周波数が同じであっても第1無線リンクと第2無線リンク間の干渉を低くすることができる。これにより、前述した無線中継装置200の第1構成例と同様の効果を得ることが可能である。また、植え込み型無線装置100に対する送信電力制御を行うことで、心臓ペースメーカ等の生体内機器に対する植え込み型無線装置100の電波の影響を防ぐことができる。
【0035】
また、上記無線中継装置200は、図4に示すように構成される。
【0036】
(無線中継装置200の第3構成例)
図4において、この無線中継装置200は、図3に示した無線中継装置200の構成に、情報入力回路221、表示器222、マイクロホン223、スピーカ224が加えられ、これらが信号処理回路212に接続される。信号処理回路212は、アップリンク用復調器210から出力される復調データに、情報入力回路221とマイクロホン223からの音声信号を加えたデータをアップリンク用変調器213に出力する。また、信号処理回路212は、ダウンリンク用復調器214から出力される復調データから、表示回路222とスピーカ224に与える信号を生成するとともに、第1無線リンクの下り無線信号の生成に必要なデータをダウンリンク用変調器211に与える。
【0037】
このような構成により、前述した無線中継装置200の第2構成例と同様な効果が得られるとともに、生体の目、口、指を用いて当該無線中継装置200との情報交換が可能になる。
【0038】
また、上記無線中継装置200は、図5に示すように構成される。
【0039】
(無線中継装置200の第4構成例)
図5において、この無線中継装置200は、無線中継装置用アンテナ230、無線中継装置用デュープレクサ231、アップリンク用変調器213と復調器210、ダウンリンク用変調器211と復調器214、信号処理回路212から構成される。本例において、上記アップリンク用変調器213と復調器210、上記ダウンリンク用変調器211と復調器214、上記信号処理回路212は、前述した無線中継装置200の第3構成例と同様に動作する。
【0040】
上記無線中継装置用アンテナ230は第1無線リンクと第2無線リンクで共用する。本実施形態では、第1無線リンクと第2無線リンクとを1つのアンテナで共用するため無線中継装置用デュープレクサ231が設けられている。この無線中継装置用デュープレクサ231は第1無線リンクの無線周波数を通過させるバンドパスフィルタと、第2無線リンクの無線周波数を通過させるバンドパスフィルタとで構成される。また、第1無線リンクと、第2無線リンクの送信タイミングが一致しない場合は、上記無線中継装置用デュープレクサ231にRFスイッチ(図示省略)が設けられ、第1無線リンクと、第2無線リンクの送信タイミングに応じて上記RFスイッチが切り換えられ、所望の無線リンクを通過させるバンドパスフィルタと接続される。
【0041】
このような構成によれば、第1無線リンク用アンテナ、第2無線リンク用アンテナを個々に設ける必要がなくなるので、より簡易な構成となり、かつ前述した無線中継装置200の第2構成例と同様な効果が得られる。
【0042】
さらに、上記無線中継装置200は、図6に示すように構成される。
【0043】
(無線中継装置200の第5構成例)
図6において、この無線中継装置200は、図3に示した無線中継装置200の第2構成例と比べて、第1無線リンク用副アンテナ240を設けている点が異なる。本実施形態の場合、アップリンク用復調器210は、第1無線リンク用アンテナ(=第1無線リンク用主アンテナという)201と、第1無線リンク用副アンテナ240を用いてダイバーシチ受信を行う。
【0044】
このような構成によれば、第1無線リンクのアップリンクの信号劣化を救済することができるので、より誤り率の少ない伝送が可能になるとともに、前述した無線中継装置200の第2構成例と同様の効果を得ることが可能である。
【0045】
次に、図1に示す上記植え込み型無線装置100について説明する。この植え込み型無線装置100は、例えば、図7に示すように構成される。
【0046】
図7において、この植え込み型無線装置100は、植え込み用アンテナ101、植え込み用デュープレクサ102、植え込み用変調器103、植え込み用復調器104、植え込み用信号処理回路105、送受信制御信号生成回路106から構成される。植え込み用信号処理回路103は、生体に植え込まれた医用電気機器110(以下、植え込み医用機器という)からのデータを入力し、第1無線リンクの確立に必要なデータに変換する。また、第1無線リンクを通して受信したデータを上記植え込み医用機器110で受信可能なデータに変換する。植え込み用変調器103は、植え込み用信号処理回路105で処理された上りデータを第1無線リンクの上り無線信号に変換するとともに、第1無線リンクの確立に必要な電力まで増幅する。植え込み用復調器104は、第1無線リンクの下り無線信号を受信して下りデータを復調する。送受信制御信号生成回路106は植え込み用変調器103と復調器104をON/OFF制御するための信号を生成する。植え込み用デュープレクサ102は、植え込み用アンテナ101を上り無線信号の送信、下り無線信号の受信において共用するために用いられる。
【0047】
次に、上記のように構成された植え込み型無線装置100の動作について説明する。
【0048】
植え込み医用機器110から植え込み用信号処理回路105へのデータが発生したとき、送受信制御信号生成回路106は、植え込み用変調器103の動作を停止させるための信号を生成し、第1無線リンクの上り信号の送信を停止させる。さらに、送受信制御信号生成回路106は、植え込み用復調器104の動作を継続させるための信号を生成し、当該植え込み用復調器104を動作状態にする。
【0049】
このように本発明の植え込み型無線装置100では、植え込み医用機器110からのデータが発生している間は、植え込み用変調器103の動作を停止させて第1無線リンクの上り無線信号の送信を停止する。これにより、植え込み型無線装置100から発射される電波が、植え込み医用機器110に対し電磁干渉を与えないよう防ぐことができるため、植え込み医用機器110との間の処理動作を安定的に保つことがでできる。また、第1無線リンクの上り無線信号の送信を停止している期間、植え込み用復調部104を動作状態とするため、外部通信システムの無線装置からの情報を受け取って処理することができる。例えば、生体内の植え込み医用機器110に対し動作制御(例:心臓ペースメーカの心拍数を制御する等)を行うことができる。さらに、植え込み用復調器104は無線中継装置200から出力される信号の受信感度(受信C/Nなど)を求めて植え込み用信号処理回路105に出力する。植え込み用信号処理回路105はその受信品質に応じて無線中継装置200で送信すべき最小の送信電力を決定し、その決定した送信電力値を制御情報として植え込み用変調器103に送出する。植え込み用変調器103は、植え込み用信号処理回路105から受け取った情報を制御信号に含め、第1無線リンクの無線周波数信号に変換して出力する。無線中継装置200では、上記のようにして植え込み型無線装置100から送信された制御信号に基づいて自局の送信電力を制御する。このように植え込み型無線装置100は無線中継装置200の送信電力が最小の送信電力になるよう送信電力の変更を行うため、無線中継装置200からの下り送信電力が常に最小に抑えられる。その結果、無線中継装置200が生体の近傍に設置されることによる人体への影響を低くすることが可能であるとともに、無線中継装置200の小型化が可能である。
【0050】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、これに限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。上述した植え込み型無線装置100の場合、植え込み医用機器110からのデータが発生しているときに、自局の送信を停止させる制御動作(OFF制御)を行うが、自局の送信をOFFにしないで、人体や生体内の医用機器に影響を与えない最小の送信電力で送信するような送信電力を設定し、その送信電力で送信するような形態であってもよい。
【0051】
上記例において、前記無線中継装置200のダウンリンク用周波数コンバータ204、ダウンリンク用復調器214とダウンリンク用変調器211の周波数変換機能が第1無線リンク接続手段に、アップリンク用周波数コンバータ203、アップリンク用復調器210とアップリンク用変調器213の周波数変換機能が第2無線リンク接続手段に対応する。また、信号処理回路212の送信電力変更制御機能が送信電力変更手段、送信電力変更指示手段、送信電力適応変更手段に、
同回路212の受信動作継続制御機能が受信動作継続手段に、自局送信電力制御機能が自局送信電力変更手段に対応する。さらに、植え込み型無線装置100の送受信制御信号生成回路106の送信制御信号生成機能が送信電力制御手段に、植え込み用信号処理回路105の相手局電力制御機能が無線中継送信電力制御手段に、受信制御信号生成機能が受信動作制御手段に対応する。
【発明の効果】
【0052】
以上、説明したように、本願発明によれば、無線中継装置は無線装置との接続に第1無線リンク、外部の通信システムとの接続に第2無線リンク、それぞれ異なる無線周波数にて双方の無線リンクを確立するので、無線中継装置の送信出力を高く設定しても無線装置は干渉を受けない。このため、無線中継装置を無線装置の近傍に設置できるので、当該無線装置の送信電力を増加させることなく無線リンクの確立が可能である。これにより、無線装置の電池寿命を伸ばすことができ、装置の小型化を図ることができる。また、無線中継装置は、無線装置に接続される生体機器(例:生体内に植え込まれた医用機器)からのデータ発生を検出したとき、無線装置に対し送信電力を変更(送信電力の停止又は低下)させる制御を行うため、心臓ペースメーカ等の生体内機器に対する無線装置の電波の影響を防ぐことができる。さらに、上記のような無線装置の送信電力の変更は、自局で判断し制御することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される無線中継システムの概略構成を示す図である。
【図2】 図1に示す無線中継装置の第1構成例を示す図である。
【図3】 図1に示す無線中継装置の第2構成例を示す図である。
【図4】 図1に示す無線中継装置の第3構成例を示す図である。
【図5】 図1に示す無線中継装置の第4構成例を示す図である。
【図6】 図1に示す無線中継装置の第5構成例を示す図である。
【図7】 図1に示す植え込み型無線装置の構成例を示す図である。
【図8】 生体内機器からの情報を外部に伝送する従来の無線システム例を示す図である。
【符号の説明】
100 植え込み型無線装置
101 植え込み用アンテナ
102 植え込み用デュープレクサ
103 植え込み用変調器
104 植え込み用復調器
105 植え込み用信号処理回路
106 送受信制御信号生成回路
110 植え込み医用機器
200 無線中継装置
201 第1無線リンク用アンテナ(第1無線リンク用主アンテナ)
202 第1無線リンク用デュープレクサ
203 アップリンク用周波数コンバータ
204 ダウンリンク用周波数コンバータ
205 第2無線リンク用デュープレクサ
206 第2無線リンク用アンテナ
210 アップリンク用復調器
211 ダウンリンク用変調器
212 信号処理回路
213 アップリンク用変調器
214 ダウンリンク用復調器
221 情報入力回路
222 表示器
223 マイクロホン
224 スピーカ
230 無線中継装置用アンテナ
231 無線中継装置用デュープレクサ
240 第1無線リンク用副アンテナ
300 通信システムの無線装置

Claims (12)

  1. 生体内に植え込まれた無線装置と、外部の通信システムとの間の無線通信を中継する無線中継方法において、
    前記無線装置と前記通信システムとの間に無線中継装置を設け、
    前記無線装置と前記無線中継装置とを第1無線リンクにより接続し、
    前記無線中継装置と前記通信システムとを第2無線リンクで接続し、
    前記無線中継装置は、前記無線装置と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、前記無線装置の送信電力を停止又は減少させる制御信号を、前記無線中継装置での受信感度から決定された電力で前記無線装置に送信し、前記無線装置の送信電力を変更することを特徴とする無線中継方法。
  2. 請求項1記載の無線中継方法において、
    前記無線中継装置は、前記無線装置と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、前記無線装置の送信電力を、前記無線中継装置での受信感度から決定された電力に変更する制御信号を前記無線装置に送信し、該無線装置の送信電力を変更させることを特徴とする無線中継方法。
  3. 請求項1又は2に記載の無線中継方法において、
    前記無線中継装置は、前記無線装置と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、前記無線装置の受信動作を継続させる制御信号を前記無線装置に送信して該無線装置の受信動作を継続させることを特徴とする無線中継方法。
  4. 請求項1乃至いずれか1項に記載の無線中継方法において、
    前記無線中継装置は、前記無線装置と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、受信感度に応じて自局の送信電力を必要最小限に決定することを特徴とする無線中継方法。
  5. 生体内に植え込まれた無線装置と、外部の通信システムとの間の無線通信を中継する無線中継方法において、
    前記無線装置と前記通信システムとの間に無線中継装置を設け、
    前記無線装置と前記無線中継装置とを第1無線リンクにより接続し、
    前記無線中継装置と前記通信システムとを第2無線リンクで接続し、
    前記無線装置は、自局と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、自局の送信電力を停止又は減少させる一方自局の受信動作を継続し、該受信感度から決定された電力で前記無線中継装置が下り信号を送信するように、制御信号を前記無線中継装置に送信することを特徴とする無線中継方法。
  6. 請求項記載の無線中継方法において、
    前記無線装置は、自局と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、受信感度に応じて前記無線中継装置の送信電力を必要最小限にする制御信号を前記無線中継装置に送信して該無線中継装置の送信電力を変更させることを特徴とする無線中継方法。
  7. 生体内に植え込まれた無線装置と、外部の通信システムとの間の無線通信を中継する無線中継装置において、
    前記無線装置と第1無線リンクにより接続する第1無線リンク接続手段と、
    前記通信システムと第2無線リンクで接続する第2無線リンク接続手段と、
    前記無線装置と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、前記無線装置の送信電力を停止又は減少させる制御信号を、当該無線中継装置での受信感度から決定された電力で前記無線装置に送信する送信電力変更手段とを備えたことを特徴とする無線中継装置。
  8. 請求項記載の無線中継装置において、
    前記送信電力変更手段は、前記無線装置の送信電力を、当該無線中継装置での受信感度から決定された電力に変更する制御信号を前記無線装置に送信し、該無線装置の送信電力を変更させる無線中継装置。
  9. 請求項記載の無線中継装置において、
    前記無線装置と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、前記無線装置の受信動作を継続させる制御信号を該無線装置に送信して該無線装置の受信動作を継続させる受信動作継続手段をさらに備えたことを特徴とする無線中継装置。
  10. 請求項7乃至9のいずれか1項に記載の無線中継装置において、
    前記無線装置と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、受信感度に応じて自局の送信電力を必要最小限に決定する自局送信電力変更手段を備えたことを特徴とする無線中継装置。
  11. 無線中継装置を介して外部の通信システムとの間の無線通信を行う生体内に植え込まれた無線装置であって、
    自局と接続される生体内の所定の機器からのデータ発生を検出したときに、自局の送信電力を停止又は減少させる一方自局の受信動作を継続し、該受信感度から決定された電力で前記無線中継装置が下り信号を送信するように、制御信号を前記無線中継装置に送信する送信電力制御手段を備えたことを特徴とする無線装置。
  12. 請求項11記載の無線装置において、
    前記送信電力制御手段は、受信感度に応じて前記無線中継装置の送信電力を必要最小限にする制御信号を前記無線中継装置に送信して該無線中継装置の送信電力を変更させる無線中継送信電力制御手段を備えたことを特徴とする無線装置。
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