JP4014734B2 - Hinge structure of front door frame of pachinko machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ機の外枠体の前面側を開閉可能に取付けられるパチンコ機の外枠体に前面扉枠を開閉可能に取付けるヒンジ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機の枠体構造は例えば図12に示すように略方形状に枠組みされた外枠体1と、この外枠体1の一側の上下に対をなすヒンジ部材3、6を介して遊技盤及び各種構成機構を装着配設した中枠体2が外枠体1の前面を片開き状に開閉可能に取付けられる。また、この中枠体2の前面側には遊技盤の前面側を覆うガラス枠(図示せず)が中枠体2の一側に対し、上下に対をなすヒンジ部材(図示せず)を介して片開き状に開閉可能に取付けられている。
【0003】
この外枠体1と内枠体2を枢着連繋する上部ヒンジ部材3は、図12に示すように外枠体1の上枠1a、及び縦枠1bの外角部に取付けられるヒンジ軸受け体4と、内枠体2の上枠2aと縦枠2bの外角部に取付けられるヒンジ軸支持体5とからなり、このヒンジ軸受け体4の外枠体1の外角剖3に沿って取付けられる取付片4aには所定の長さで前面側へ段差状に張出すヒンジ孔4cを有する支持片4bが一体に形成され、また、ヒンジ軸支持体5の中枠体2の外角部に取付られる取付片5aには所定の長さで張出す支持片5bの先端側下面にヒンジ軸受け体4のヒンジ孔4cに回転可能に挿通されるヒンジ軸5cが形成されている。
【0004】
また、下部ヒンジ部材6は外枠体1の縦枠1bと下枠1cとの内角部に取付けられるヒンジ軸支持体7と、中枠体2の縦枠2bと下枠2cの外角部に取付けられるヒンジ軸受け体8とからなり、このヒンジ軸支持体7の取付片7aには上部側のヒンジ軸受け体4の支持片4bと対応して張出す支持片7bが形成されるとともに、同支持片7bには上部側の支持片4bに貫設したヒンジ孔4cと対応するヒンジ軸7cが形成されている。また、ヒンジ軸受け体8の取付片8aには上部側のヒンジ軸支持体5の支持片5bと対応して張出す支持片8bが形成され、同支持片8bには上部側の支持片4bに形成して下向きのヒンジ軸5bと対応してヒンジ孔8cが貫設されている。
【0005】
このように外枠体1の上下の角部に取付けたヒンジ軸受け体4及びヒンジ軸支持体7に対し、中枠体2の上下に取付けたヒンジ軸支持体5及びヒンジ軸受け体8を介して取り付けるのに、図示のようにヒンジ孔4c、8cにヒンジ軸5c、7cが相通するようにヒンジ合わせして取り付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このヒンジ合せは、この中枠体2を持ち上げた状態で上下のヒンジ軸5c、7cとヒンジ孔4c、8cをほぼ同時にヒンジ合せする必要があるし、中枠体2には遊技盤及び各種構成機構が装着されているので重いものとなっている。このため、ヒンジ位置を合わせて外枠体1に中枠体2を組みつける作業は、手作業では困難であった。本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、前面扉枠を容易に組付けることができ作業性を向上することのできるパチンコ機の外枠体に前面扉枠を開閉可能に取付けるヒンジ構造を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本第1発明のパチンコ機の前面扉枠のヒンジ構造は、パチンコ機の外枠体の前面側を片開き状に開閉する前面扉枠のヒンジ構造であって、この前面扉枠を開閉するヒンジ部材は外枠体に取付けられるヒンジ軸受け体と扉枠に取付けられるヒンジ軸支持体とからなり、前記ヒンジ軸支持体は取付支持片に前記ヒンジ軸受け体と回動可能に枢着するヒンジ軸を有し、前記ヒンジ軸受け体は取付基板とロック爪体とロックレバーとスライド片とトーションバネを有し、前記取付基板には、該取付基板の支持片の前記ヒンジ軸を結合する軸線上に該ヒンジ軸の軸誘導部が設けられ、また、同軸線上の軸誘導部の終端から更に奥方向に進んだ位置には前記ロック爪体を枢着する基軸とピンを立設し、また、前記軸線と平行な軸線上にガイド孔とロックピンが設けられ、前記スライド片には、前記基軸とピンが挿入されるスライド孔が形成され、該スライド孔によりスライド可能に設けられるとともに、同スライド片の所定の位置にはロック凹部が形成され、前記ロックレバーには、前記ガイド孔にスライド可能に挿入される軸ピンと、前記ロックピンが移動可能に挿通され、且つガイドされるロックガイド溝と、前記ロックガイド溝が形成される本体部の一方の縁部に突設されて前記スライド片のロック凹部と係脱するロック凸部と、該本体部の他方の縁部に形成される掛合部が設けられ、前記ロック爪体は、爪部とアーム部とから構成され、該爪部に設けられた基孔により前記基軸に枢着され、該アーム部に設けられた長孔により前記ロックレバーの前記軸ピンに移動可能に挿通され、前記トーションバネは、一端を前記ロックレバーの前記掛合部に掛合され、他端を前記ロック爪体の前記爪部に掛合され、コイル部を該ロックレバーの軸ピンに嵌め込まれるように構成し、前記爪部には前記ロックレバーの作動で前記支持片の軸誘導部と交差するように前記ヒンジ軸と係脱するロック 係合凹部を設け、前記トーションバネの復元力により前記ロック爪体は前記基軸を中心として時計方向へ回動されるとともに、前記ロックレバーは前記軸ピンを中心として反時計方向へ回動されて、該ヒンジ軸は該軸誘導部と前記ロック係合凹部により交差するように回動可能に係合保持される構成としたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
次に、本発明の第1の実施形態を図1乃至図5に従って説明する。なお、実施形態において外枠体1と中枠体2の下部側は、従来のヒンジ部材6と同様であるため説明を省略し、外枠体1に対する中枠体2の上部側のヒンジ部材11について説明する。このヒンジ部材11は図1に示すように外枠体1の上部角部に取付けられるヒンジ軸受け体16と、中枠体2の上部角部に取付けられるヒンジ軸支持体12とより構成されている。
【0009】
この中枠体2に取付けられるヒンジ軸支持体12は従来からのヒンジ軸支持体とほぼ同様であり、取付片13には所定の長さの支持片14が延出形成され、この支持片14の所定の位置には下方向きにヒンジ軸15が取付けられている。このヒンジ軸15は棒状であるが、その下方先端側は図1に示すように、先端に向けて細くなるようなテーパを設けている。
【0010】
また、外枠体1に取付けられるヒンジ軸受け体16は、取付基板17とロックレバー25とスライド片35及びロック爪体40とカバー体49とより構成されている。この取付基板17は外枠体1の外側角部に沿って取付けられる取付部18と、この取付部18の上片18aより前面側へ所定の幅で水平に延出され、中枠体2の回動を許容する円弧状縁19aを有する支持片19とが一体に形成されている。また、この支持片19の側縁19bより所定の寸法を隔てた平行な軸線C1上の同支持片19の先端側にはヒンジ軸支持体12のヒンジ軸15を嵌め込み可能とする所定長さの軸誘導部20が軸線C1に沿って開設されている。また、この軸線C1上で軸誘導部20の基端20aより所定の位置h1には段付きの基軸21が立設され、更に、この基軸21より所定の位置h2にはピン22が立設され、このピン22の上端にはトーションバネ48を掛合する凹部22aが凹設されている。
【0011】
また、軸線C1より所定の位置h3の軸線C1に平行な軸線C2上には、基軸21の中心と対応する位置に端部23aを有する所定の長さ11のガイド孔23が貫設される。また、このガイド孔23の端部23bより所定の位置h4には段付き状のロックピン24が立設されている。
【0012】
また、ロックレバー25は軸線C2、すなわちガイド孔23に沿っで操作されるもので、この軸線C2に沿う本体部26とレバー部27とが細長状の長方形状に形成され、本体部26の先端側の軸線C2上の所定位置には軸ピン28が立設されるとともに、この軸ピン28の取付位置の反対側には取付基板17のガイド孔23に案内される凸部28aが突設されている。また、図4に示すように軸線C2上の軸ピン28より所定の位置(=h4)に端部30aを有するロックガイド溝29が形成されている。
【0013】
このロックガイド溝29は取付基板17のロックピン24に挿通されるもので、軸線C2に沿って端部30aより所定の長さ11のガイド溝30が形成され、このガイド溝30の端部30aには軸ピン28を中心として円弧状のロック解除溝31が連続して形成され、また、ガイド溝30の他端の端部30bには軸ピン28を中心として円弧状のロック溝32が連続して形成されている。また、本体部26の一方の縁部の軸ピン28を中心とする所定の半径位置にはロック凸部33が突設され、その反対側の縁部の所定の位置にはトーションばね47の掛合部34が形成されている。
【0014】
また、スライド片35は軸線C1に沿って作動されるもので、所定の長さを有する略長方形状に形成され、その端面35aから所定の位置h5には軸線C1に沿って基軸21及びピン22を挿通する所定の長さ12のスライド孔36が形成されている(図3参照)。また、このスライド孔36の端部36bより所定の位置には頭部を有するトーションバネ48のばね作動ピン37が立設されている。また、スライド片35の縁部35aの所定の位置にはロックレバー25のロック凸部33と係脱するロック凹部38が凹設されている。
【0015】
また、ロック爪体40は図示のように幅広の爪部41とアーム部42とが略直角状に形成され、この直角角部の所定の位置には基軸21に挿通される基孔43が貫設されている。また、この基孔43より所定の距離h1には側部に開口するロック係合凹部44が凹設されてロック爪45が形成されている。また、この基孔43よりアーム部42側にはロックレバー25の軸ピン28を挿通する長孔46が貫設されている。
【0016】
このように形成されたヒンジ軸受け体16の取付基板17の基軸21とピン22にはスライド片35がそのスライド孔36を介して取付けられ、また、ガイド孔23にはロックレバー25の軸ピン28の凸部28aか嵌め込まれるとともに、ロックレバー25のロックガイド溝29にはロックピン24が挿通されている。また、スライド片35のスライド孔36に挿通した基軸21にはロック爪体40の基孔43が嵌め込まれるとともに、同長孔46はロックレバー25の軸ピン28に嵌め込まれている。
【0017】
このように嵌め込み連繋されたロックレバー25の軸ピン28にはトーションバネ47のコイル部が嵌め込まれ、その一方のアーム片47aはロックレバー25の掛合部34に掛合され、他方のアーム片47bはロック爪体40の爪部41に掛合されている。また、ロックレバー25のロックガイド溝29に挿通されたロックピン24にはトーションバネ48のコイル部が嵌め込まれ、その一方のアーム片48aはスライド片35のバネ作動ピン37に掛合され、他方のアーム片48bはピン22の凹部22aに掛合されている。このようにロックレバー25、スライド片35及びロック爪体40を取付けた取付基板17にはカバー体49が冠状に取付けられている。
【0018】
このカバー体49は取付基板17に取付けられたロックレバー25、スライド片35及びロック爪体40を遮蔽可能とする下方開放の蓋形状に形成され、その上板49aには軸誘導部20とほぼ整合する凹溝49bが形成され、また、この凹溝49aに近接して基軸21のかしめ孔49cが貫設されている。また、同上板49aには取付基板17のガイド孔23と整合してロックピン24をガイドするガイド長孔49dが貫設され、また、ロックピン24のかしめ孔49eが貫設されている。
【0019】
このように形成されたヒンジ軸受け体16を取付けた外枠体1に対し、中枠体2を取付けるためには、図2に示すようにロックレバー25を取付基板17のガイド孔23に沿って引出し操作してロックガイド溝29のロック解除溝31をロックピン25に嵌め込む。これにより、同ロックレバー25の軸ピン28に長孔46を介して連繋されたロック爪体40は基軸21を中心として図示反時計方向へ回動され、ロック係合凹部44は軸線C1より退避されるとともに、このロックレバー25の操作により同レバー25に形成したロック凸部33はスライド片35に摺接し、スライド片35を後端より軸線C1に沿って嵌め込み構20側へ押送する。そして、その端面35aは軸誘導部20の開口端側に位置され、トーションバネ48は図示のように鋭角状に弾性変形され、また、トーションバネ47も逆反り状に弾性変形されている。
【0020】
この状態で、外枠体1の下部側のヒンジ軸受け体7のヒンジ孔7cに対し中枠体2の下部側のヒンジ軸支持体8のヒンジ軸8cを挿通する。そして、中枠体2の上部に取付けたヒンジ軸支持体12のヒンジ軸15を図3に示すようにヒンジ軸受け体16の軸誘導部20に挿入する。これにより、スライド片35は軸線C1に沿って後退される。この後退により同後端部に当接されていたロックレバー25のロック凸部33はスライド片35に摺接されることで、ロックレバー25は軸ピン28(凸部28a)を中心として時計方向へ回動されてロック凸部33はスライド片35より外れるとともに、トーションバネ48が弾性復元される。
【0021】
これにより図3に示すように、ロックピン24はロック解除溝31よりロックガイド溝29の端部30aに位置されることで、トーションバネ47の復元力によりロック爪体40は基軸21を中心として時計方向へ回動される。このロック爪体40の回動により軸誘導部20に挿入されたヒンジ軸15は同爪体40のロック係合凹部44に係合されるとともに、ロックレバー25はガイド孔23に沿って図示左側に移動され、ロックピン24はロックガイド溝29の端部30b(ロック溝32側)に位置され、また、ロック凸部33はスライド片35のロック凹部38と対設される(図4参照)。そして、更に、トーションバネ47の復元力によりロックレバー25は軸ピン28を中心として反時計方向へ回動されてロック凸部33はロック凹部38に嵌め込まれるとともに、ロックピン24にロック溝32が係合され、ヒンジ軸支持体12のヒンジ軸15は取付基板17の嵌め込み構20とロック爪体40のロック係合凹部44により交差するように回動可能に係合保持されている(図5参照)。
【0022】
また、中枠体2を取外す場合はロックレバー25を上記とは逆方向に操作することで、ヒンジ軸15に対するロック爪体40の係合を解くことができて取外すことができる。
【0023】
このように外枠体1に対し中枠体2の取付けは、下部側のヒンジ部材6は従来と同様のヒンジ軸受け体7とヒンジ軸支持体8を取付け、上部側は外枠体1にヒンジ軸受け体16と中枠体2に取付けるヒンジ軸支持体12とからなるヒンジ部材11を取付ける構成としたものであるから、中枠体2の下部側のヒンジ軸8cを外枠体1の下部側のヒンジ軸受け体7のヒンジ孔7cに挿入支持した状態で、同中枠体2の上部側のヒンジ軸支持体12のヒンジ軸15を、上記のように、ヒンジ軸受け体16のロックレバー25を操作してロックピン24にロック解除溝31を係合した状態で、同軸誘導部20へ挿入して、嵌め込み凹部に位置したスライド片35を押送することで、同スライド片35を介して、ロックレバー25を連繋作動してトーションバネ47、48の弾性復元力によりロック爪体40をワンタッチ作動してヒンジ軸15にロック係合するものである。
【0024】
従って、外枠体1に対する中枠体2の着脱を容易に、かつ迅速に行うことができる。また、作業者の疲労を軽減することができ、作業能率を向上することができる。
【0025】
また、ヒンジ軸15にロック爪体40が係合した状態で、このロック爪体40に連繋したロックレバー25のロックガイド溝29のロック溝32にロックピン24が係合されるとともに、同ロックレバー25のロック凸部33はスライド片35のロック凹部38に係合されているので、ヒンジ軸15に対するロック爪体40の係合は確実となり、中枠体2の開閉動作を安定して維持することができる。
【0026】
また、このヒンジ軸受け体16のロックレバー25、スライド片35及びロック爪体40はカバー体49により被冠する構成であるから、ヒンジ部材11に対する不正行為を防止することができる。
【0027】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図6及び図7(a)(b)(c)にしたがって説明する。なお、この第2実施形態の下部ヒンジ部材6は従来と同様で、上部ヒンジ部材51は外枠体1に取付けられるヒンジ軸支持体52と中枠体2に取付けられるヒンジ軸受け体56とより構成されている。このヒンジ軸支持体52は略L形状の取付片53と支持片54とが一体に形成され、支持片54の所定の位置にはヒンジ軸55が下向きに取付けられている。このヒンジ軸15は棒状であり、下方先端側は先端に向けて細くなるようなテーパを設けている。
【0028】
また、中枠体2の上部に取付けられるヒンジ軸受け体56は、取付基板57とロック爪体65とトーションバネ75とより構成されている。この取付基板57は中枠体2の外側角部に沿って取付けられる取付部58と、この取付部58の上片58aより外枠体1側へ張出す支持片59が一体に形成され、この支持片59は上片58aより幅広に形成されている。また、この支持片59の縁部59aより所定の距離を隔てた平行な軸線C3上には同支持片59の前端に開口するヒンジ軸55の軸誘導部60が形成され、この軸誘導部60の基端60aより所定の距離h5の位置には基軸76を取付ける取付孔61が貫設されている。
【0029】
また、この取付孔61より所定の角度位置の上片58aの所定の位置にはトーションバネ75のばね軸77を取付ける取付孔62が貫設されている。また、支持片59の取付部58の側板58b側は所定の幅で所定の長さの切欠部63が形成され、切欠部63の端部には規制片64が形成されている。また、この切欠部63は側板58bの上部側でも所定の寸法で切欠部63aが形成されている。
【0030】
また、ロック爪体65は爪部66とアーム部67とが略鉤形状に形成され、この爪部66とアーム部67との基部の所定の位置には基軸76に枢着する基孔68が貫設され、この基孔68より所定の半径r1の位置にはロック係合凹部69が凹設されるとともに、端部側には所定の角度で傾斜するガイド面71を有ずるロック爪70が形成されている。また、アーム片67の端部側の所定の位置には凹部72が形成されるとともに、同凹部72にはトーションバネ75のアーム片75bを掛合する掛合片73が形成されている。
【0031】
また、トーションバネ75は基軸76に取付けられるコイル部75aより掛合片73に掛合される一方のアーム片75bが延出され、また、同コイル部75aよりバネ軸77に掛合する他方のアーム片75cがアーム片75bと所定の角度で交差状に延出形成されている。また、基軸76はトーションバネ75のコイル部75aを取付けるコイル段部76aとロック爪体65を取付ける爪体段部76bとかしめ部76cが段差状に形成されている。また、ばね軸77はアーム片75cを掛合する掛合部77aとかしめ部77bとが段差状に形成されている。
【0032】
このように形成された取付基板57に対し、基軸76にはトーションバネ75のコイル部75aとロック爪体65の基孔68が挿通されてかしめ部76cを介して取付孔61にかしめ固定され、また、バネ軸77はかしめ部77bを介して取付孔62にかしめ固定される。そして、トーションバネ75のアーム片75bはロック爪体65の掛合片73に掛合され、また、アーム片75cはばね軸77に掛け止めされている。この状態で図7(a)に示すようにロック爪体65はトーションバネ75の付勢力によりそのアーム部67の先端側が取付基板57の規制片64に当接された状態で、ロック係合凹部69は軸誘導部60に交差するように位置し、ロック爪70のガイド面71は軸誘導部60の開口端を閉止状に位置されている。
【0033】
このように設けられたヒンジ軸受け体56を取付けた中枠体2は、下部側のヒンジ部材6は従来と同様のヒンジ軸受け体7とヒンジ軸支持体8を取付けた状態でヒンジ軸受け体56の軸誘導部60を外枠体1のヒンジ軸支持体52のヒンジ軸55に向けて押込むと、ヒンジ軸55は軸誘導部60とガイド面71との間に割り込むように入ることで、ロック爪体65はガイド面71にガイドされて基軸76を中心として時計方向へ回動されていき(図7(c)参照)、ロック爪70の先端がヒンジ軸55を通過するとロック爪体65はトーションバネ75の復元力により元の嵌め込み構60の位置に復元されて、ヒンジ軸55は取付基板57の軸誘導部60とロック爪体65のロック係合凹部69により交差するように回動可能に係合保持されている。
【0034】
また、取外しはロック爪体65のアーム部67を操作することで容易の取り外すことができる。したがって、この第2実施形態のヒンジ部材51もワンタッチで着脱することができ、第1実施形態とほぼ同等の作用効果を奏する。更に、ロックレバー25のロック凸部33がスライド片35のロック凹部38に係合されている状態でも、ロック係合凹部44が上下に開放されているので、ヒンジ軸15をロック係合凹部44の上方から挿入し、ロック係合をすることができる。このため、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
【0035】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図8及び図9(a)(b)(c)にしたがって説明する。なお、この第3実施形態の下部のヒンジ部材6は従来と同様で、上部のヒンジ部材81は外枠体1に取付けられるヒンジ軸支持体82と中枠体2に取付けられるヒンジ軸受け体86とより構成されている。このヒンジ軸支持体82は第2実施形態のヒンジ軸支持体52と同様に略L形状の取付片83と支持片84とが一体に形成され、支持片84の所定の位置にはヒンジ軸85が下向きに取付けられている。このヒンジ軸15は棒状であり、下方先端側は先端に向けて細くなるようなテーパを設けている。
【0036】
また、中枠体2の上部に取付けられるヒンジ軸受け体86は取付基板87とロック爪体94と引張りばね104とより構成されている。この取付基板87は上第2実施形態の取付基板57とほぼ同形状に形成されており、中枠体2の外側角部に沿って取付けられる取付部88と、この取付部88の上片88aより外枠体1側へ張出す支持片89が一体に形成され、この支持片89は上片88aより幅広に形成されている。また、この支持片89の縁部89aより所定の距離を隔てた平行な軸線C4上には同支持片89の前端に開口するヒンジ軸85の軸誘導部90が形成され、この軸誘導部90の基端90aより所定の距離h6の位置に軸線C4と直交する軸線C5上の軸線C4に近接した位置にはばね軸103を取付ける取付孔91が貫設され、この軸線C5と所定の距離h7の位置に平行な軸線C6上の軸線C4より距離h8、h9の位置にはガイドピン101、102の取付孔92a、92bが貫設されている。
【0037】
また、支持片89の取付部88の側片88b側は、第2実施形態の取付基板57とほぼ同様に所定の幅hで所定の長さ1の切欠部93が形成され、また、この切欠部93は側片88bの上部側においても所定の寸法で切欠部93aが形成されている。
【0038】
また、ロック爪体94は支持片89の下面側に納め可能とする略方形状に形成され、このロック爪体94の側縁94a側には軸線C6にそって所定の長さ(=h9)のガイド孔95が貫設されている。また、このガイド孔95の軸線C6と平行な軸線C5上の側縁94b側には引張りバネ104の掛合片96が形成されている。また、この軸線C5上にはバネ軸103の取付孔91を基端として側縁94cに開口するガイド構97が形成されている。また、このガイド溝97の軸線C5より所定の距離(=h6)で軸線C4と直交する軸線上には軸誘導部90の基端90aを基端として縁部94cに開口するロック係合凹部98が凹設されるとともに、端部側には所定の角度で傾斜するガイド面100を有するロック爪99が形成されている。
【0039】
このように形成されたロック爪体94のガイド溝97にはガイドピン101、102が挿通されて同ガイドピン101、102はそれぞれ取付孔88a、88bにかしめ止めされ、また、ガイド溝97にはばね軸103が挿通されて取付孔91にかしめ止めされるとともに、このバネ軸103と掛合片96には所定のばね圧を有する引張りばね104が掛着されて、ロック爪体94は常時支持片89の下面側に位置するように付勢され、この付勢状態でロック爪99のガイド面100は軸誘導部90の開口端を閉止するように位置され、また、同ロック爪体94はガイド孔95及びガイド溝97を介してガイドピン101、102及びバネ軸103に沿って切欠部93側に出没可能にスライドするように設けられている。
【0040】
このように設けられたヒンジ軸受け体86を取付けた中枠体2は、下部側のヒンジ部材6は従来と同様のヒンジ軸受け体7とヒンジ軸支持体8を取付けた状態でヒンジ軸受け体86の軸誘導部90を外枠体1のヒンジ軸支持体82のヒンジ軸85に向けて押込むと、ヒンジ軸85は軸誘導部90とガイド面100との間に割り込み状に入ることで、ロック爪体94はガイド面71にガイドされるとともに、ガイド孔95及びガイド溝97を介してガイドピン101、102及びばね軸103に沿って切欠部93側にスライドされ、ロック爪99の先端がヒンジ軸55を通過するとロック爪体94は引張りバネ104の復元力により元の軸誘導部90の位置に復元されて、ヒンジ軸55は取付基板87の軸誘導部90とロック爪体94のロック係合凹部98により交差するように回動可能に係合保持される。
【0041】
また、取外しはロック爪体94を操作することで容易に取り外すことができる。したがって、この第3実施形態のヒンジ部材81もワンタッチで着脱することができ、第1実施形態とほぼ同等の作用効果を奏する。
【0042】
なお、上記各実施形態においては上部のヒンジ部材11、51、81を掛け止め枢着するクラッチ形式のもので例示したが、下部側のヒンジ部材側も同様に構成してもよく、例えば、図10及び図11は上記第3実施形態のヒンジ部材81のヒンジ軸受け体86の変更例として上部ヒンジ軸受け体111及び下部ヒンジ軸受け体119に構成したものである。
【0043】
なお、ヒンジ軸受け体111、119はその取付基板113、121が異なるもので、その他のロック爪体94及びガイドピン101、102及びばね軸103と引張りバネ104は同時構成のものが採用されているので同符号を付して説明する。
【0044】
図10に示すヒンジ軸受け体111は、例えば中枠体2の上部側の角部に取付けられるもので、取付基板112は上記取付部材87と同様に、取付部113と支持片114とからなり、この取付部113は上片113aとこの上片113aの縁部には下方に垂下する側片113bとにより略L形状に形成され、また、支持片114は上片113aより幅広に形成されている。また、この支持片114の縁部114aより所定の距離の平行な軸線C4上には同支持片114の前端に開口する軸誘導部115が形成されている。この支持片114には上記取付部材87と同様に軸線C4に直交する軸線C5、C6には、ばね軸103の取付孔116及びガイドピン101、102の取付孔117a、117bが貫設されている。また、軸誘導部115の開口端より縁部114a側に沿って図示のように所定高さの隔壁118aが立設され、また、軸誘導部115の開口端より支持片114の前端縁に沿って隔壁118bが形成されている。
【0045】
このように形成された取付基板112の支持片114の上面側には図示のようにロック爪体94がガイドピン101、102及びばね軸103と引張りばね104を介して取付けられて、上部側のヒンジ軸受け体111が形成され、同ロック爪体94は隔壁118a、118bにより外方と遮断されている。
【0046】
また、図11は中枠体2の下部側に取付けられるヒンジ軸受け体119を示すもので、取付基板120は上記取付部材112と同様に、取付部121と支持片122とからなり、この取付部121は下片121aとこの下片121aの縁部には上方に立設する側片121bとにより略L形状に形成され、また、支持片122は下片121aより幅広に形成されている。また、この支持片122の縁部122aより所定の距離の平行な軸線C4上には同支持片122の前端に開口する軸誘導部123が形成されている。この支持片122には上記取付部材112と同様に軸線C4に直交する軸線C5、C6にはバネ軸103の取付孔124及びガイドピン101、102の取付孔125a、125bか貫設されている。また、軸誘導部123の開口端より縁部122a側に沿って図示のように所定高さの隔壁126aが立設され、また、軸誘導部123の開口端より支持片122の前端縁に沿って隔壁126bが形成されている。
【0047】
このように形成された取付基板120の支持片122の下面在側には図示のようにロック爪体94がガイドピン101、102及びばね軸103と引張りばね104を介して取付けられて、下部側のヒンジ軸受け体119が形成され、同ロック爪体94は隔壁118a、118bにより外方と遮断されている。
【0048】
このように設けられた上部側のヒンジ軸受け体111は中枠体2の上部角部に取付けられ、これに対応して下部側のヒンジ軸受け体119が中枠体2の下部角部に取付けられる。この取付けた状態で、例えば外枠体1の上部角部に取付けたヒンジ軸支持体82及び下部角部に取付けたヒンジ軸支持体7のヒンジ軸85、7cに対し、ヒンジ軸受け体111、119の軸誘導部115、123を添設して押込むことで上下のロック爪体94はロック爪99のガイド面110を介してスライド移動されてヒンジ軸85、7cがロック爪99を通過することで、ヒンジ軸85、7cはロック爪体94の弾性復元により軸誘導部115、123とロック係合凹部98が交差することで回動可能に係合保持される。
【0049】
このように中枠体2の上下にヒンジ軸受け体111、119を設けることにより、遊技盤及び各種構成機構を装備した重量のある中枠体2をワンタッチで外枠体1に組付けることができて作業能率を向上できるとともに、隔壁126a、126bを設けることでヒンジ部材に対する不正行為を防止することができる。
【0050】
なお、上記においては第3実施形態のヒンジ軸受け体86の変更例として例示したものであるが、第2実施形態のヒンジ軸受け体56においても上下の形態の構成とすることができ、また、第1実施形態のヒンジ軸受け体16においても反り取付基板17の取付部18の取付構成を変更することで上下の形態の構成をとるように対処し得るものである。また、上記各実施形態では外枠体1と中枠体2とのヒンジ部材として例示したものであるが、これに限定するものではなく、例えば中枠体2とガラス枠とに附設する構成であってもよい。
【0051】
【発明の効果】
本発明のパチンコ機の外枠体に前面扉枠を開閉可能に取付けるヒンジ構造によれば、外枠体に対する中枠体2の着脱を容易に、かつ迅速に行うことができる。また、作業者の疲労を軽減することができ、作業能率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のヒンジ部材の分解斜視図である。
【図2】ヒンジ軸受け体の初期状態の平面図である。
【図3】ヒンジミメールの嵌め込み構にヒンジ軸を挿入した状態の動作説明図である。
【図4】同じく嵌め込み構にヒンジ軸を挿入した状態の動作説明図である。
【図5】同じく軸誘導部にヒンジ軸を挿入しだ状態の動作説明図である。
【図6】本発明の第2実施形態のヒンジ部材の分解斜視図である。
【図7】(a)(b)(c)図6の作用説明図である。
【図8】本発明の第3実施形態のヒンジ部材の分解斜視図である。
【図9】(a)(b)(c)図8の作用説明図である。
【図10】第3実施形態の変更例を示す上部ヒンジ軸受け体の分解斜視図である。
【図11】第3実施形態の変更例を示す4下部ヒンジ軸受け体の分解斜視図である。
【図12】従来のシンジ部材を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1;外枠体、2;中枠体、11、51、81;ヒンジ部材、12、52、82;ヒンジ軸支持体、15、55、85;ヒンジ軸、16、56、86、111、119;ヒンジ軸受け体、17、57、87、112、120;取付基板、20、60、90、115、123;軸誘導部、21、76;基軸、22;ピン、23;ガイド孔、24;ロックピン、25;ロックレバー、28;軸ピン、29;ロックガイド溝、31;ロック解除溝、32;ロック溝、33;ロック凸部、35;スライド片、37;スライド孔、38;ロック凹部、40、65、94;ロック爪体、41;爪部、42;アーム部、44、69、98;ロック係合凹部、46;長孔、101、102;ガイドピン。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hinge structure that attaches a front door frame to an outer frame body of a pachinko machine that can be opened and closed so that the front side of the outer frame body of the pachinko machine can be opened and closed.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the frame structure of a pachinko machine is, for example, as shown in FIG. 12, through an outer frame 1 that is framed in a substantially rectangular shape, and hinge
[0003]
As shown in FIG. 12, the
[0004]
The
[0005]
In this way, the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
This hinge alignment requires that the upper and
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The pachinko machine of the first inventionBeforeFace door frameofThe hinge structure is the outer frame of the pachinko machineOpen and close the front side of the doorFront door frameofHinge structure that opens and closes the front door frameThe material is attached to the outer frameHinge bearingAnd can be attached to the door frameHinge shaft supportThe body and,in frontHinge shaft supportBody on mounting support pieceA hinge shaft pivotably attached to the hinge bearing body;Possess,in frontHinge bearing bodyHas a mounting board, lock claw, lock lever, slide piece and torsion spring,The mounting board is provided with a shaft guide portion of the hinge shaft on an axis connecting the hinge shaft of the support piece of the mounting board, and further advances in the depth direction from the terminal end of the shaft guide portion on the coaxial line. In the position, a base shaft and a pin for pivotally mounting the lock claw body are erected, and a guide hole and a lock pin are provided on an axis parallel to the axis, and the base shaft and the pin are inserted into the slide piece. The slide hole is formed and is slidably provided by the slide hole. A lock recess is formed at a predetermined position of the slide piece, and the lock lever is slidably inserted into the guide hole. A shaft pin, a lock guide groove into which the lock pin is movably inserted and guided, and a lock recess of the slide piece projecting from one edge of the main body where the lock guide groove is formed. And a locking projection formed on the other edge of the main body, and the locking claw body includes a claw portion and an arm portion, and a base hole provided in the claw portion. It is pivotally attached to the base shaft, and is movably inserted into the shaft pin of the lock lever through a long hole provided in the arm portion. One end of the torsion spring is engaged with the engagement portion of the lock lever, An end is engaged with the claw portion of the lock claw body, and a coil portion is configured to be fitted into a shaft pin of the lock lever, and the claw portion has an axis guide portion of the support piece by operation of the lock lever. A lock that engages and disengages with the hinge shaft to intersect An engagement recess is provided, and the lock pawl is rotated clockwise about the base shaft by the restoring force of the torsion spring, and the lock lever is rotated counterclockwise about the shaft pin. The hinge shaft is configured to be rotatably held so as to intersect with the shaft guiding portion and the lock engaging recess.It is characterized by.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
Next, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In the embodiment, the lower side of the outer frame body 1 and the middle frame body 2 is the same as the
[0009]
The
[0010]
Further, the
[0011]
Further, a
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
Further, as shown in the figure, the
[0016]
A
[0017]
The coil pin of the
[0018]
The
[0019]
In order to attach the middle frame 2 to the outer frame 1 to which the
[0020]
In this state, the
[0021]
As a result, as shown in FIG. 3, the
[0022]
Further, when the middle frame body 2 is removed, the
[0023]
As described above, the middle frame 2 is attached to the outer frame 1. The
[0024]
Therefore, OutsideThe middle frame 2 can be attached to and detached from the frame 1 easily and quickly. Moreover, a worker's fatigue can be reduced and work efficiency can be improved.
[0025]
Further, in a state where the
[0026]
MaIn addition, since the
[0027]
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 6 and 7A, 7B, and 7C. The
[0028]
Further, the
[0029]
A mounting
[0030]
Further, the
[0031]
The
[0032]
A
[0033]
The middle frame body 2 to which the
[0034]
Moreover, the removal can be easily removed by operating the
[0035]
(Third embodiment)
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 8 and 9A, 9B, and 9C. The
[0036]
In addition, the
[0037]
Further, on the
[0038]
The
[0039]
The guide pins 101 and 102 are inserted into the
[0040]
The middle frame body 2 to which the
[0041]
Moreover, the removal can be easily removed by operating the
[0042]
In each of the above embodiments, the
[0043]
The
[0044]
The
[0045]
On the upper surface side of the
[0046]
Further, FIG. 11 shows a
[0047]
On the lower surface side of the
[0048]
The upper
[0049]
Thus, by providing the
[0050]
In addition, in the above, it illustrated as an example of a change of the
[0051]
【The invention's effect】
According to the hinge structure for attaching the front door frame to the outer frame body of the pachinko machine of the present invention so as to be opened and closed., OutsideThe middle frame 2 can be easily and quickly attached to and detached from the frame. It can also reduce worker fatigue and improve work efficiency.The
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of a hinge member according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the hinge bearing body in an initial state.
FIG. 3 is an operation explanatory view showing a state in which a hinge shaft is inserted into a fitting structure of the hinge mail.
FIG. 4 is an operation explanatory view showing a state where a hinge shaft is inserted into the fitting structure.
FIG. 5 is an operation explanatory view showing a state in which a hinge shaft is inserted into the shaft guiding portion.
FIG. 6 is an exploded perspective view of a hinge member according to a second embodiment of the present invention.
7 (a), (b), and (c) are operation explanatory views of FIG.
FIG. 8 is an exploded perspective view of a hinge member according to a third embodiment of the present invention.
FIGS. 9A, 9B, and 9C are explanatory diagrams of the operation of FIG.
FIG. 10 is an exploded perspective view of an upper hinge bearing body showing a modification of the third embodiment.
FIG. 11 is an exploded perspective view of a 4 lower hinge bearing body showing a modification of the third embodiment.
FIG. 12 is a perspective view illustrating a conventional shinji member.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1; Outer frame body, 2; Middle frame body, 11, 51, 81; Hinge member, 12, 52, 82; Hinge shaft support body, 15, 55, 85; Hinge shaft, 16, 56, 86, 111, 119
Claims (1)
前記ヒンジ軸支持体は取付支持片に前記ヒンジ軸受け体と回動可能に枢着するヒンジ軸を有し、
前記ヒンジ軸受け体は取付基板とロック爪体とロックレバーとスライド片とトーションバネを有し、
前記取付基板には、該取付基板の支持片の前記ヒンジ軸を結合する軸線上に該ヒンジ軸の軸誘導部が設けられ、また、同軸線上の軸誘導部の終端から更に奥方向に進んだ位置には前記ロック爪体を枢着する基軸とピンを立設し、また、前記軸線と平行な軸線上にガイド孔とロックピンが設けられ、
前記スライド片には、前記基軸とピンが挿入されるスライド孔が形成され、該スライド孔によりスライド可能に設けられるとともに、同スライド片の所定の位置にはロック凹部が形成され、
前記ロックレバーには、前記ガイド孔にスライド可能に挿入される軸ピンと、前記ロックピンが移動可能に挿通され、且つガイドされるロックガイド溝と、前記ロックガイド溝が形成される本体部の一方の縁部に突設されて前記スライド片のロック凹部と係脱するロック凸部と、該本体部の他方の縁部に形成される掛合部が設けられ、
前記ロック爪体は、爪部とアーム部とから構成され、該爪部に設けられた基孔により前記基軸に枢着され、該アーム部に設けられた長孔により前記ロックレバーの前記軸ピンに移動可能に挿通され、
前記トーションバネは、一端を前記ロックレバーの前記掛合部に掛合され、他端を前記ロック爪体の前記爪部に掛合され、コイル部を該ロックレバーの軸ピンに嵌め込まれるように構成し、
前記爪部には前記ロックレバーの作動で前記支持片の軸誘導部と交差するように前記ヒンジ軸と係脱するロック係合凹部を設け、前記トーションバネの復元力により前記ロック爪体は前記基軸を中心として時計方向へ回動されるとともに、前記ロックレバーは前記軸ピンを中心として反時計方向へ回動されて、該ヒンジ軸は該軸誘導部と前記ロック係合凹部により交差するように回動可能に係合保持される構成としたことを特徴とするパチンコ機の前面扉枠のヒンジ構造。A hinge structure of the front door frame for opening and closing the front side to form the opening piece of the outer frame of a pachinko machine, a hinge member for opening and closing the front door frame to the hinge bearing body and the door frame attached to the outer frame member It consists of a mounted hinge shaft support,
Before SL hinge shaft support has a hinge shaft to the hinge bearing member and rotatably pivoted to the mounting support piece,
Before SL hinge bearing body has a mounting board and a lock pawl and lock lever and the slide member and the torsion spring,
The mounting board is provided with a shaft guide portion of the hinge shaft on an axis connecting the hinge shaft of the support piece of the mounting board, and further advances in the depth direction from the terminal end of the shaft guide portion on the coaxial line. In the position, a base shaft and a pin for pivotally attaching the lock claw body are erected, and a guide hole and a lock pin are provided on an axis parallel to the axis.
The slide piece is formed with a slide hole into which the base shaft and the pin are inserted, and is provided so as to be slidable by the slide hole, and a lock recess is formed at a predetermined position of the slide piece,
The lock lever includes a shaft pin that is slidably inserted into the guide hole, a lock guide groove through which the lock pin is movably inserted and guided, and one of the main body portions in which the lock guide groove is formed A locking projection that protrudes from the edge of the slide piece and engages / disengages with the locking recess of the slide piece, and a hooking portion that is formed on the other edge of the main body,
The lock claw body includes a claw portion and an arm portion, is pivotally attached to the base shaft by a base hole provided in the claw portion, and the shaft pin of the lock lever is provided by a long hole provided in the arm portion. Is movably inserted into the
The torsion spring is configured so that one end is engaged with the engagement portion of the lock lever, the other end is engaged with the claw portion of the lock claw body, and the coil portion is fitted to the shaft pin of the lock lever.
The claw portion is provided with a lock engagement recess that engages and disengages with the hinge shaft so as to intersect with the shaft guide portion of the support piece by operation of the lock lever, and the lock claw body is moved by the restoring force of the torsion spring. The lock lever is rotated clockwise about the base shaft, and the lock lever is rotated counterclockwise about the shaft pin, so that the hinge shaft intersects the shaft guide portion and the lock engaging recess. A hinge structure of a front door frame of a pachinko machine characterized by being configured to be engaged and held so as to be rotatable .
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