JP4010815B2 - USB access key - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、USBアクセスキーに関し、さらに詳しくは、自動的にブラウザを立ち上げて特定のURLを表示するUSBアクセスキーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、広告媒体としてインターネットの利用が盛んになってきており、例えば、自らの業務内容や商品紹介を掲載したウエブページを作成し、インターネット上に設置されたウエブサーバを用いてこれを公開することが行われている。このようなシステムでは、所謂、バナー広告を第三者のウエブページに貼り付け、クリックした閲覧者を自らのウエブページに招くという手法が一般的である。しかし、ウエブページを閲覧するのは顧客の自由意思であり、自身のウエブページを必ずしもすぐ閲覧してくれるとは限らない。むしろ、不特定多数の中から顧客が選択する確率はかなり低いといわざるを得ない。そのため、日々更新して新しい商品やサービスを提供しても、広告として実効性に乏しいという問題があった。つまり、顧客に自身のウエブページを如何にして閲覧させるかが課題となっている。
この課題を解決するために、従来例として特開2001−155075公報には、ウエブページのアドレスや、認証に必要な暗号鍵をICカードに記憶しておき、パソコン端末にこのICカードを接続するだけで自動的にウエブページをアクセスして認証を行い、所定のウエブページをパソコン端末に表示させる技術について開示されている。つまり、このシステムを利用すれば、自らの広告ページを立ち上げておき、購買層に予めICカードを配布しておけば、ユーザはいちいちブラウザを立ち上げてURLをキー入力することなくICカードを接続するだけで自動的に最新の広告を閲覧することができる。
更に、ICカードに決済のためのプリペイド情報(ポイント)を記憶させておき、商品を購入する際にポイントを減算できるようにすれば、このシステムをネットショッピング等にそのまま利用することも可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2001−155075公報によるシステムでは、図9のように、ICカード110を用いるために専用のカードリーダ120が必要となり汎用性に乏しいシステムである。また、ICカード110のEEPROM102内に保持されているプリペイド情報を外側から確認することができないといった不便さがある。
本発明は、かかる課題に鑑み、汎用的なUSB(Universal Serial Bus)インターフェイスに差し込むだけで、自動的にウエブページへアクセスして認証を行い、所定のウエブページをパソコン端末に表示することが可能なUSBアクセスキーを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するために、周辺装置用USBインターフェイスを有するコンピュータに前記周辺装置用USBインターフェイスを介して接続されるUSBアクセスキーであって、前記コンピュータの周辺装置用USBインターフェイスと嵌合するUSBコネクタと、通信回線を介して前記コンピュータを他のコンピュータに接続する際に本人確認するための識別データと他のコンピュータのアドレス、前記他のコンピュータからの認証要求に必要なキーデータ、及びプリペイド情報を格納するための個別データ格納手段と、通信回線に接続するためのWWWブラウザを前記コンピュータに立ち上げて前記コンピュータから前記他のコンピュータへ通信回線を介して前記識別データ、アドレス、所定データを送信するための送信処理と、前記通信回線を介してアクセスされた前記他のコンピュータとの認証のための演算を前記キーデータに基づいて行う演算処理と、を行うために必要な処理データを格納するための処理データ格納手段と、前記処理データ格納手段に格納されている処理データに基づいて前記送信処理と、前記演算処理とを行うための演算処理手段と、前記USBコネクタを除いた全体をカバーする筺体と、前記筐体に少なくとも1つ以上配置したLEDランプと、を備え、前記コンピュータに当該USBアクセスキーを接続すると、前記演算処理手段は、前記処理データをUSBアクセスキーに起動して、前記コンピュータにインストールされている前記WWWブラウザを立ち上げると共に、前記識別データとアドレスとを用いて前記コンピュータを前記他のコンピュータへ通信回線を介してアクセスさせ、前記WWWブラウザに前記他のコンピュータが提供するウエブページを表示させ、前記他のコンピュータとの認証が必要な場合には、前記キーデータに基づいて認証のための演算を行い、その演算値を前記コンピュータへ送信する一方、書き換え可能に前記個別データ格納手段に記録されている前記プリペイド情報に応じて前記LEDランプを選択的に点灯若しくは滅灯すること、また、前記筐体に更に音源発生手段を設け、前記個別データ格納手段に記録されたプリペイド情報に応じて合成音声若しくは警告音を前記音源発生手段から発生すること、さらに、前記筐体に更に選択手段を設け、該選択手段は前記LEDランプ若しくは音源発生手段の何れか1つを選択する機能及び前記何れも選択しない機能を有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明のUSBアクセスキーの構成図であり、(a)は内部構成を示す図であり、(b)はEEPROMに記録されるデータのモデルを示す図である。(a)に示すUSBアクセスキー90は、所定数のコンピュータがインターネット等の通信回線に接続される通信システムにおける当該コンピュータのUSBインターフェイスに接続されるもので、演算処理手段であるCPU(Central Processing Unit)2がバス6に接続され、当該バス6にUSBインターフェイスであるUSBI/F1、処理データ格納手段であるROM(Read Only Memory)3、個別データ格納手段であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)4、処理のための作業領域としてのRAM(Random Access Memory)5が少なくとも接続されて構成される。なお、CPUを内蔵するものとして必要となる電源等の他の構成は省略してある。
また、EEPROM4には、(b)に示すように、少なくとも、当該通信回線を介して接続される所定のコンピュータのアドレスであるURL(Uniform Resource Locators)7、前記USBインターフェイスを有するコンピュータが通信回線と接続するための識別データである顧客ID(IDentification)8及びパスワード9、当該接続所望のコンピュータからの認証要求に必要なキーデータである秘密鍵10が格納されると共に、例えば、アクセス数に対するプリペイドデータである書き換え自在なポイントデータ11が格納される。ROM3には、前記顧客ID8、パスワード9、URL7や演算値等の所定データを送信するための処理を行わせると共に、前記秘密鍵10に基づいて認証のための演算を行わせるための処理データであるプログラム(例えば、OS、処理プログラム)が格納される。 そして、CPU2がROM3に格納されているプログラムに基づいて前記送信処理、演算処理を行うもので、前記URL7、顧客ID8、パスワード9に基づいて前記USBインターフェイスを有するコンピュータを通信回線に接続するための当該コンピュータにインストールされているアプリケーションソフトであるwww(world wide web)ブラウザを立ち上げ、前記秘密鍵10に基づいて当該通信回線を介してアクセスされたURLのコンテンツを有するコンピュータとの認証のための演算を行うものである。このとき、予め操作者がコンピュータ上にブラウザを立ち上げておくようにすれば、USBアクセスキー90からブラウザ立ち上げ制御を省略することもできる。また、アクセスしたコンピュータとの認証が必要ない場合は、認証のためのデータや制御を省略できることは言うまでもない。
このようなUSBアクセスキー90は、ROM3に格納されているプログラムに基づいてEEPROM4に格納されているURL7、顧客ID8、パスワード9をUSBI/F1を介して送信し、認証要求に対して秘密鍵10に基づいて演算を行い、演算値を当該USBI/F1を介して送信する。また、EEPROM4に記録されているポイント11の書き換え要求に対して書き換えを行うと共に、暗号メール復号の要求に対して秘密鍵10を読み出し、当該USBI/F1を介して送信するものである。
【0015】
図2(a)は、本発明の第1の実施形態に係るUSBアクセスキーの外観斜視図である。この構成はUSBアクセスキー91の全体をカバー23により覆い、その表面にLEDランプ24を複数配置し、先端にUSBコネクタ22を突出させた構造である。使用するときには、USBコネクタ22をPC本体20のUSBソケット21に差し込んで使用される。次に、本実施形態の動作について図1と併せて参照しながら説明する。USBアクセスキーのメモリEEPROM4内にはプリペイド情報が記録されている。ネットショッピング等で買い物をした場合、その金額とプリペイド情報(ポイント残高)11をPCのスクリーン上に表示して確認することもできるが、USBアクセスキー91にLEDランプ24を、そのポイントに対応して設けておく。例えば、1個のLEDを1ポイントとしても良いし、10ポイントとしても良い。そして、全てが点灯したら残高ゼロとするか、あるいは、その逆に残高を点灯しておき、使用すると滅灯するようにしても良い。このように、EEPROM4内のプリペイド情報11に応じて点灯あるいは滅灯するようにしておけば、PC操作に不慣れな人でも容易に残高ポイント11を確認することができる。本実施形態では表示方法としてLEDランプを使用したが、他の表示方法でも構わない。
【0016】
図2(b)は、本発明の第2の実施形態に係るUSBアクセスキーの外観斜視図である。この構成はUSBアクセスキー92の全体をカバー31により覆い、その表面にスピーカ32を配置し、先端にUSBコネクタ30を突出させた構造である。使用するときには、USBコネクタ30を図2(a)のPC本体20のUSBソケット21に差し込んで使用される。図2(b)が図2(a)と異なる点は、LEDランプ24の代わりにスピーカ32を使用した点である。次に、本実施形態の動作について図1と併せて参照しながら説明する。ポイント残高を確認する他の方法として、音による方法がある。これは、視覚障害者用に考えられたもので、USBアクセスキー92のカバー31にスピーカ32を設け、内部の音声合成回路からの信号によりポイント残高を、例えば、「残り10ポイントです」のアナウンスを流して知らせるものである。また、他の方法として、単に警告音の数で残高を知らせても良い。
図2(c)は、本発明の第3の実施形態に係るUSBアクセスキーの外観斜視図である。この構成はUSBアクセスキー93の全体をカバー34により覆い、その表面に複数のLEDランプ35とスピーカ36を配置し、側面にこれらを切替えたりON/OFFするスイッチ37を設け、先端にUSBコネクタ33を突出させた構造である。使用するときには、USBコネクタ33を図2(a)のPC本体20のUSBソケット21に差し込んで使用される。図2(c)が図2(a)と異なる点は、LEDランプ24に更にスピーカ36を追加した点である。次に、本実施形態の動作について図1と併せて参照しながら説明する。本実施形態の動作は、スイッチ37がLEDランプを選択すると、図2(a)で説明した動作となり、スイッチ37がスピーカを選択すると、図2(b)で説明した動作となる。また、スイッチ37をOFFの位置にするとLEDランプ35とスピーカ36は動作しなくなる。これにより、必要な機能を選択でき、しかも省電力化を実現することができる。
【0017】
図3は、本発明の第4の実施形態に係るUSBアクセスキーの使用限度日時をチェックするシステム構成図である。図4は、その動作を説明するためのフローチャートである。プリペイド情報等を記録したICカードや磁気カードは、通常有効期限がある。それは、使用者の条件変更を可能な限り更新する意味と、不正使用を防止するためである。当然本発明のUSBアクセスキー40もプリペイド情報を記録している場合は、使用限度日時をメモリに記憶しておくことが望ましい。そして、その基準となる時間情報を取得するために、ネットワーク42を介して正確な時刻情報を提供するNTP(Network Time Protocol)サーバ43へアクセスし、これから取得される時間情報と比較して使用限度日時が超過したか否かを判断する。
【0018】
図3と図4を併せて参照しながら動作を説明する。例えば、使用限度日時を(2002.10.20)と記憶されたUSBアクセスキー40をPC41に差し込むと(S1)、USBアクセスキー40内のソフトウェアAを起動し(S2)、PC41はNTP(Network Time Protocol)サーバ43をアクセスして、そこから時間情報を取得する(S3)。その取得した時間情報と自分の使用限度日時を比較する(S4)。例えば、アクセスした日時が2002.10.19であれば、使用期限内であるので(NOのルート)、USBアクセスキー40内のソフトウェアBを起動し(S5)、PC41はネットワーク42を介してウエブサーバ44をアクセスしてブラウザを立ち上げ、通常の動作を開始する(S6)。ステップS4でアクセスした日時が2002.10.21であれば(YESのルート)、使用期限を超過しているので、その旨をPC41に表示して(S7)、更新手続画面に切替えてそれ以降の動作を中止する(S8)。これにより、正確な時間情報を得ることができ、しかも、不正使用を防止することができる。
【0019】
図5は、本発明の第5の実施形態に係る印影を貼り付ける動作を説明する図である。(a)はPCの外観図とUSBアクセスキーの位置関係を表す図であり、(b)はPCの表示部に印影が表示された図であり、(c)は印影が契約書にコピーされた図である。日本では印鑑により個人の特定を認証する場合が多い。そのため、個人所有であるUSBアクセスキー内に印影のイメージデータを記憶しておき、契約書等の印鑑を必要とする書類に印影のイメージデータを貼り付けることができれば、遠方同士の契約にわざわざ現地まで出向く必要がなくなり、時間の無駄が省ける。例えば、図5(a)のPC56の表示部50に契約書51を表示させておき、当事者の印影データが記憶されたUSBアクセスキー53をPC56のUSBソケット52に差し込む。すると、図5(b)のように前記で説明した通り、内部のソフトウェアが起動してカーソル55の近傍に印影54が現れる。そして、図5(c)のようにカーソル55を移動すると印影54も一緒に移動するので、契約書51の所望の位置まで移動して図示しないマウスをダブルクリックすることにより印影54が契約書51にコピーされる。これにより、遠方同士の契約にわざわざ現地まで出向く必要がなくなり、時間の無駄を省くことができる。ここで、重要な書類の印鑑は一般には印鑑登録された実印である。従って、実印として使用する場合は、図6に示すように、予めその印影イメージデータを認証サーバ63に登録しておく必要がある。そして、USBアクセスキー60内に記憶された印影のイメージデータと認証サーバ63に登録された印影イメージデータを比較し、一致した場合に限り書類に貼り付けるようにすれば、印影の不正使用を防止することができる。
【0020】
図7は、本発明の第6の実施形態に係る楽曲配信サービスを説明する構成図の一例である。この構成は、著作権を管理する協会の著作権協会サーバ70と、インターネットに接続され、各クライアントの認証を管理する認証サーバ71と、楽曲のデータベースを備え、認証サーバからの要求により楽曲を配信する楽曲サーバ72と、各クライアントとサーバを結ぶインターネット77と、このインターネット77に接続されたクライアントA81,クライアントB82,クライアントC83と、夫々のクライアントに接続するUSBアクセスキーA84,B85,C86から構成されている。ここで、著作権協会サーバ70と認証サーバ71間は回線73により接続され、認証サーバ71と楽曲サーバ72間は回線74により接続されている。また、認証サーバ71とインターネット77間は回線76により接続されている。また、インターネット77と各クライアント間はVPN(Virtual Private Network)78,79,80により接続されている。この構成では著作権協会サーバ70と認証サーバ71間は回線73により接続されているが、インターネット77を介して接続されても構わない。また、認証サーバ71と楽曲サーバ72が回線74により接続されているが、同じサーバにより運営されても構わない。また、USBアクセスキーA84,B85,C86のメモリ内には有料認証子が格納されており、例えば、USBアクセスキーA84のメモリ87にはa〜f全てに格納され、B85,C86のメモリ88,89にはa〜cに格納されている。また、90はメモリ87の有料認証子が減算されてa〜dに減少した場合を表している。
【0021】
図8は、図7の楽曲配信サービスの動作を説明するフローチャートである。図7と図8を併せて参照しながら説明する。ここでは、クライアントA81について説明する。まず、USBアクセスキーA84をクライアントA81のUSBソケットに差し込む(S10)。すると内部のソフトウェアが起動し、VPN(Virtual Private Network)78を通じてインターネット77を介して認証サーバ71をアクセスしてブラウザに楽曲サーバ72のウエブページを表示する(S11)。次に、その表示画面から所望の楽曲を選択してマウスをクリックする(S12)。すると、その情報はインターネット77を介して認証サーバ71に伝えられ、認証サーバ71は回線74を通じて楽曲サーバ72をアクセスする。楽曲サーバ72はその楽曲を楽曲DB75から検索して、認証サーバ71に楽曲データを送る。そして、インターネット77を介してクライアントA81に楽曲をダウンロードする(S13)。クライアントA81はダウンロードが完了したかを監視し(S14)、完了すると、有料認証子が不足していると減算ができないので、有料認証子が不足しているか否かを判定し(S15)、不足の場合(YESのルート)認証サーバ71から不足分の有料認証子を購入して(S17)、ステップS16に進む。ステップS15で不足していない場合(NOのルート)、USBアクセスキーA84内の有料認証子87を減算し(S16)、次の楽曲選定をするか否かを判定する(S18)。続けて選択する場合(NOのルート)ステップS12に戻り次の楽曲を選択する。ステップS18で楽曲選択しない場合(YESのルート)、減算結果を認証サーバ71に知らせる(S19)。すると、認証サーバ71は著作権協会サーバ70に楽曲を販売したことを通知してその分の著作権料を支払う(S20)。この結果、減算結果は90のようになる。
【0022】
ここで、楽曲は、歌手名、その長さ、曲名、作曲家、作曲日等により価値はさまざまである。従って、楽曲に対して一律に料金を決めることはできないので、楽曲により当然料金は異なる。言い換えると、料金の高い楽曲の場合は有料認証子の減算数が大きくなり、安い楽曲は減算数は少なくなる。こうすることにより、楽曲に最適な料金を設定することができる。また、図8のフローチャートでは表していないが、ダウンロードは通信回線を介して行われるため、通信回線の品質あるいは周辺のノイズ等の外乱によりダウンロードが正常に終了しない場合もある。当然データは受信時にエラーチェックをしながら受信するので、受信されたデータは基本的にエラーの確率は低い。しかし、通信回線が途中で切断したり、受信機あるいはPC等の故障によりダウンロードが正常に終了しない場合もある。このような時は、ダウンロード手段によりダウンロードされた楽曲が正しくダウンロードされたことを確認後、前記有料認証子の減算を実行するようにする。これにより料金の公平性を保つことができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、USBアクセスキーに内蔵できるCPUの能力やメモリ容量には限界があるので、その機能の一部をコンピュータのCPUやメモリに分担させてUSBアクセスキーと協働して所定の機能を実現したものも本発明に含まれる。
【0023】
【発明の効果】
以上記載のごとく本発明によれば、前記コンピュータの周辺装置用USBインターフェイスと嵌合する接続手段と前記USBアクセスキー全体を覆う筐体により一体形成されているため、携帯に便利で、しかも操作がし易い形状に形成することができ、個別データ格納手段に、当該USBアクセスキーに関する所定のプリペイド情報が記録され、該プリペイド情報を書き換え可能としたので、操作性が向上すると共にUSBアクセスキーの利用増進を図ることができる。また、筐体の所定の部分に少なくとも1つ以上のLEDランプを備え、前記個別データ格納手段に記録されたプリペイド情報に応じて前記LEDランプを選択的に点灯若しくは滅灯するようにして、ポイント残高をPC操作に不慣れな人でも容易に確認することができ、前記筐体の所定の部分に音源発生手段を備え、前記個別データ格納手段に記録されたプリペイド情報に応じて合成音声若しくは警告音を前記音源発生手段から発生することにより、視覚障害者でもポイント残高を確認することができる。更に、前記筐体の所定の部分に前記LEDランプ、音源発生手段、及び選択手段を備え、該選択手段は前記LEDランプ若しくは音源発生手段の何れか1つを選択するか、前記何れも選択しない機能を有するため、必要な機能を選択でき、しかも省電力化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明のUSBアクセスキーの構成図で、(a)は内部構成を示す図、(b)はEEPROMに記録されるデータのモデルを示す図。
【図2】(a)は本発明の第1の実施形態に係るUSBアクセスキーの外観斜視図、(b)は本発明の第2の実施形態に係るUSBアクセスキーの外観斜視図、(c)は本発明の第3の実施形態に係るUSBアクセスキーの外観斜視図。
【図3】本発明の第4の実施形態に係るUSBアクセスキーの使用限度日時をチェックするシステム構成図。
【図4】本発明の本発明の第4の実施形態に係るUSBアクセスキーの使用限度日時をチェックする動作を説明するためのフローチャート。
【図5】本発明の第5の実施形態に係る印影を貼り付ける動作を説明する図で、(a)はPCの外観図とUSBアクセスキーの位置関係を表す図、(b)はPCの表示部に印影が表示された図、(c)は印影が契約書にコピーされた図。
【図6】本発明の印影イメージデータを認証サーバに格納しておく動作を説明する図。
【図7】本発明の第6の実施形態に係る楽曲配信サービスを説明する構成図。
【図8】本発明の楽曲配信サービスの動作を説明するフローチャート。
【図9】(a)は従来のICカードの内部構成を表す図、(b)はICカードを使用したシステム構成図。
【符号の説明】
1 USBインターフェイス、2 CPU、3 ROM、4 EEPROM、5 RAM[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a USB access key, and more particularly to a USB access key that automatically launches a browser and displays a specific URL.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the use of the Internet as an advertising medium has become popular, for example, creating a web page that describes the contents of business and product introduction, and publishing it using a web server installed on the Internet. Has been done. In such a system, a method of pasting a so-called banner advertisement on a third-party web page and inviting a clicked viewer to the own web page is common. However, browsing the web page is the customer's free will and does not always browse his / her own web page immediately. Rather, it can be said that the probability of a customer selecting from among an unspecified number is quite low. For this reason, even if new products and services are updated every day, there is a problem that they are not effective as advertisements. In other words, the issue is how to let customers browse their web pages.
In order to solve this problem, as a conventional example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-155075 discloses a web page address and an encryption key necessary for authentication stored in an IC card, and this IC card is connected to a personal computer terminal. A technique is disclosed in which a web page is automatically accessed and authenticated, and a predetermined web page is displayed on a personal computer terminal. In other words, if you use this system, you can launch your own advertising page and distribute IC cards to the purchasers in advance. You can view the latest advertisement automatically just by connecting.
Furthermore, if prepaid information (points) for settlement is stored in the IC card so that points can be subtracted when purchasing a product, this system can be used as it is for online shopping or the like. .
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the system according to Japanese Patent Laid-Open No. 2001-155075, a
In view of such problems, the present invention can automatically access and authenticate a web page and display a predetermined web page on a personal computer terminal simply by plugging into a general-purpose USB (Universal Serial Bus) interface. An object is to provide a simple USB access key.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve this problem, the present invention provides a USB access key connected to a computer having a peripheral device USB interface via the peripheral device USB interface, and is fitted to the peripheral device USB interface of the computer. A USB connector, identification data for identifying the user when connecting the computer to another computer via a communication line, an address of the other computer, key data required for an authentication request from the other computer, and Individual data storage means for storing prepaid information and a WWW browser for connection to a communication line are started up on the computer and the identification data, address, and predetermined data are transmitted from the computer to the other computer via the communication line. Sending process for sending And processing data storage for storing processing data necessary for performing processing for authentication with the other computer accessed via the communication line based on the key data Means, arithmetic processing means for performing the transmission processing and the arithmetic processing based on the processing data stored in the processing data storage means, a housing that covers the whole except for the USB connector, And at least one LED lamp arranged in a housing, and when the USB access key is connected to the computer, the arithmetic processing means starts the processing data to the USB access key and is installed in the computer. And launching the WWW browser and using the identification data and address to If another computer is accessed via a communication line, a web page provided by the other computer is displayed on the WWW browser, and authentication with the other computer is required, authentication is performed based on the key data. The calculation value is transmitted to the computer, and the LED lamp is selectively turned on or off according to the prepaid information recorded in the individual data storage means so as to be rewritable. In addition, the casing further includes sound source generating means, and a synthesized voice or a warning sound is generated from the sound source generating means according to the prepaid information recorded in the individual data storage means, and the casing further includes A selecting means, the selecting means selecting either one of the LED lamp or the sound source generating means and the It has a function of not selecting any of them.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to embodiments shown in the drawings. However, the components, types, combinations, shapes, relative arrangements, and the like described in this embodiment are merely illustrative examples and not intended to limit the scope of the present invention only unless otherwise specified. .
FIG. 1 is a configuration diagram of a USB access key according to the present invention, (a) is a diagram showing an internal configuration, and (b) is a diagram showing a model of data recorded in an EEPROM. A
The EEPROM 4 includes at least a URL (Uniform Resource Locators) 7 which is an address of a predetermined computer connected via the communication line and a computer having the USB interface as shown in (b). A customer ID (IDentification) 8 and a
Such a
[0015]
FIG. 2A is an external perspective view of the USB access key according to the first embodiment of the present invention. In this configuration, the entire USB access key 91 is covered with the
[0016]
FIG. 2B is an external perspective view of the USB access key according to the second embodiment of the present invention. In this configuration, the entire
FIG. 2C is an external perspective view of a USB access key according to the third embodiment of the present invention. In this configuration, the entire USB access key 93 is covered with a
[0017]
FIG. 3 is a system configuration diagram for checking the use limit date and time of the USB access key according to the fourth embodiment of the present invention. FIG. 4 is a flowchart for explaining the operation. An IC card or magnetic card on which prepaid information or the like is recorded usually has an expiration date. The reason is to update the user's condition change as much as possible and to prevent unauthorized use. Of course, when the prepaid information is also recorded in the
[0018]
The operation will be described with reference to FIGS. For example, when the USB access key 40 stored with the use limit date and time (2002.20.20) is inserted into the PC 41 (S1), the software A in the
[0019]
FIG. 5 is a diagram for explaining an operation of pasting an imprint according to the fifth embodiment of the present invention. (A) is a diagram showing the positional relationship between the external view of the PC and the USB access key, (b) is a diagram in which an imprint is displayed on the display unit of the PC, and (c) is a diagram in which the imprint is copied to the contract. It is a figure. In Japan, personal identification is often verified by a seal. Therefore, if you can store the imprint image data in a personally owned USB access key and paste the imprint image data into a document that requires a seal such as a contract, you can bother with a remote contract. So you do n’t have to waste time. For example, the
[0020]
FIG. 7 is an example of a configuration diagram illustrating a music distribution service according to the sixth embodiment of the present invention. This configuration includes a copyright association server 70 of an association that manages copyright, an authentication server 71 that is connected to the Internet and manages authentication of each client, and a music database, and distributes music in response to a request from the authentication server. The
[0021]
FIG. 8 is a flowchart for explaining the operation of the music distribution service of FIG. This will be described with reference to FIGS. Here, the client A 81 will be described. First, the USB access key A84 is inserted into the USB socket of the client A81 (S10). Then, the internal software is activated, accesses the authentication server 71 via the
[0022]
Here, the value of music varies depending on the name of the singer, its length, song name, composer, composition date, and the like. Therefore, since the charge cannot be uniformly determined for the music, the charge naturally varies depending on the music. In other words, in the case of a high-priced music, the subtraction number of the paying authenticator increases, and in the cheap music, the subtraction number decreases. By doing so, it is possible to set an optimal fee for the music. Although not shown in the flowchart of FIG. 8, since the download is performed via the communication line, the download may not be completed normally due to disturbances such as the quality of the communication line or surrounding noise. Naturally, since the data is received while checking for errors at the time of reception, the received data basically has a low probability of error. However, downloading may not be completed normally due to disconnection of the communication line in the middle or failure of the receiver or the PC. In such a case, the paying authenticator is subtracted after confirming that the music downloaded by the downloading means has been downloaded correctly. Thereby, the fairness of the fee can be maintained.
The present invention is not limited to the above-described embodiment. For example, there is a limit to the CPU capacity and memory capacity that can be incorporated in the USB access key. Therefore, part of the function is shared by the CPU and memory of the computer. Also, the present invention includes a device that realizes a predetermined function in cooperation with the USB access key.
[0023]
【The invention's effect】
As described above , according to the present invention, since it is integrally formed by the connection means that fits into the USB interface for the peripheral device of the computer and the housing that covers the entire USB access key, it is convenient for carrying and operation. Since the prepaid information related to the USB access key is recorded in the individual data storage means and the prepaid information can be rewritten, the operability is improved and the USB access key is used. We can plan improvement. In addition, at least one LED lamp is provided in a predetermined part of the housing, and the LED lamp is selectively turned on or off according to the prepaid information recorded in the individual data storage means. Even a person unfamiliar with the PC operation can easily check the balance, and a sound source generating means is provided in a predetermined portion of the casing, and a synthesized voice or a warning sound according to prepaid information recorded in the individual data storage means By generating the sound source from the sound source generating means, the visually impaired person can check the point balance. Furthermore, the LED lamp, the sound source generation means, and the selection means are provided in a predetermined part of the casing, and the selection means selects either the LED lamp or the sound source generation means or none of them. Since it has a function, a necessary function can be selected and power saving can be realized.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is a configuration diagram of a USB access key according to the present invention, where (a) shows an internal configuration, and (b) shows a model of data recorded in an EEPROM.
2A is an external perspective view of the USB access key according to the first embodiment of the present invention, FIG. 2B is an external perspective view of the USB access key according to the second embodiment of the present invention, and FIG. ) Is an external perspective view of a USB access key according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a system configuration diagram for checking a use limit date and time of a USB access key according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart for explaining an operation of checking a use limit date and time of a USB access key according to a fourth embodiment of the present invention.
FIGS. 5A and 5B are diagrams for explaining an operation of pasting an imprint according to a fifth embodiment of the present invention, where FIG. 5A is a diagram showing an external view of a PC and a positional relationship between USB access keys, and FIG. The figure in which the seal impression was displayed on the display part, (c) is the figure in which the seal impression was copied to the contract.
FIG. 6 is a diagram for explaining an operation for storing the seal image data of the present invention in an authentication server.
FIG. 7 is a configuration diagram illustrating a music distribution service according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a flowchart for explaining the operation of the music distribution service of the present invention.
9A is a diagram showing an internal configuration of a conventional IC card, and FIG. 9B is a system configuration diagram using the IC card.
[Explanation of symbols]
1 USB interface, 2 CPU, 3 ROM, 4 EEPROM, 5 RAM
Claims (3)
前記コンピュータの周辺装置用USBインターフェイスと嵌合するUSBコネクタと、
通信回線を介して前記コンピュータを他のコンピュータに接続する際に本人確認するための識別データと他のコンピュータのアドレス、前記他のコンピュータからの認証要求に必要なキーデータ、及びプリペイド情報を格納するための個別データ格納手段と、
通信回線に接続するためのWWWブラウザを前記コンピュータに立ち上げて前記コンピュータから前記他のコンピュータへ通信回線を介して前記識別データ、アドレス、所定データを送信するための送信処理と、前記通信回線を介してアクセスされた前記他のコンピュータとの認証のための演算を前記キーデータに基づいて行う演算処理と、を行うために必要な処理データを格納するための処理データ格納手段と、
前記処理データ格納手段に格納されている処理データに基づいて前記送信処理と、前記演算処理とを行うための演算処理手段と、
前記USBコネクタを除いた全体をカバーする筺体と、
前記筐体に少なくとも1つ以上配置したLEDランプと、を備え、
前記コンピュータに当該USBアクセスキーを接続すると、前記演算処理手段は、前記処理データをUSBアクセスキーに起動して、前記コンピュータにインストールされている前記WWWブラウザを立ち上げると共に、前記識別データとアドレスとを用いて前記コンピュータを前記他のコンピュータへ通信回線を介してアクセスさせ、前記WWWブラウザに前記他のコンピュータが提供するウエブページを表示させ、前記他のコンピュータとの認証が必要な場合には、前記キーデータに基づいて認証のための演算を行い、その演算値を前記コンピュータへ送信する一方、
書き換え可能に前記個別データ格納手段に記録されている前記プリペイド情報に応じて前記LEDランプを選択的に点灯若しくは滅灯することを特徴とするUSBアクセスキー。 A USB access key connected to a computer having a peripheral device USB interface via the peripheral device USB interface,
A USB connector that mates with a USB interface for a peripheral device of the computer;
Stores identification data for identifying a person when connecting the computer to another computer via a communication line, an address of the other computer, key data required for an authentication request from the other computer, and prepaid information. Individual data storage means for,
A WWW browser for connecting to a communication line is started up on the computer and a transmission process for transmitting the identification data, address, and predetermined data from the computer to the other computer via the communication line; and Processing data storage means for storing processing data necessary for performing calculation processing for performing authentication for authentication with the other computer accessed via the key data, and
Arithmetic processing means for performing the transmission processing and the arithmetic processing based on the processing data stored in the processing data storage means;
A housing that covers the whole except for the USB connector;
And at least one LED lamp disposed in the housing,
When the USB access key is connected to the computer, the arithmetic processing means starts up the processing data with the USB access key, starts up the WWW browser installed in the computer, and executes the identification data, the address, When the computer is accessed via the communication line using the communication line, the web page provided by the other computer is displayed on the WWW browser, and authentication with the other computer is required, While performing an operation for authentication based on the key data and transmitting the calculated value to the computer,
A USB access key characterized in that the LED lamp is selectively turned on or off in accordance with the prepaid information recorded in the individual data storage means in a rewritable manner .
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