JP4007503B2 - Forging machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機内に生ずる金型の駆動反力が過負荷状態となったときに、過負荷状態を容易に解消することが可能な鍛造機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、鍛造部品の形状や部品の用途等に応じ、様々な形式の鍛造機が用いられてい
る。例えば、比較的小型の鍛造部品を効率的に量産するための鍛造機として、多段横型鍛造機が使用される。多段横型鍛造機は、強固なフレーム内部に、パンチを保持するラムと、ラムを駆動する推力発生手段とを設け、かつ、前記フレームのラムと対向する部位に、ダイを固定する構造を有している。また、タイロッド方式のフレームを採用した多段横型鍛造機は、パンチを保持するラムおよび当該ラムを駆動する推力発生手段を備えるフレームと、ダイを保持するベッドとを、タイロッドによって連結した構造を有する。
なお、多段横型鍛造機に用いられる金型は、複数の鍛造工程のうち、一部の工程のみ担うダイおよびパンチを、加工工程順に横方向へと整列させ一体とした構造を有している。そして、ワーク素材は、搬送装置によって各ダイおよびパンチ間を順次移動していくことにより、徐々に成形が進行し、最終的に必要な製品形状を得るものである(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−102839号公報(〔0023〕、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、多段横型鍛造機は、鍛造作業時に、機内に生ずる金型の駆動反力が、過負荷状態となってしまうことがある。この過負荷は、(I)搬送装置によるワークの搬送ミスにより、各ダイおよびパンチに対するワークの姿勢が本来と異なることにより発生する場合、(II)金型が破損し、破損した金型を噛み込むことにより発生する場合、(III)寸法の異なる素材が供給されることにより生ずる場合、(VI)金型の開閉と搬送装置の動作とのタイミングが狂い、搬送装置が素材と共に型締めされてしまうことにより発生する場合、(V)搬送装置によるワークの搬送ミスにより、複数の素材が同時に成形されてしまうことにより発生する場合等、様々な要因によって引き起こされるものである。
【0005】
そこで、従来の一部の多段横型鍛造機には、機械に過負荷がかかった場合に、鍛造機や金型の破損を防ぐため、過負荷を検出する検出手段を設けている。そして、当該検出手段により過負荷が検出されると、その時点で機械の動作を緊急停止させている。しかしながら、過負荷の検出手段を備えない多段横型鍛造機の場合には、機械に過負荷がかかった場合に、鍛造機の破損が不可避であるか、若しくは、破損を避けることができても、機械全体が過負荷によって弾性変形した状態で停止することとなる。
【0006】
いずれにせよ、従来の多段横型鍛造機は、トラブル発生時には機械に過負荷がかかった状態で停止するものであることから、その復旧作業は、楔型状の部品で構成されるパンチのストローク方向の調整機構(コッタ)を叩き、弾性変形によって、過負荷を強制的に開放してから行う必要があった。また、かかる復旧方法も採れないような場合には、装置の一部を溶断して過負荷を開放する必要があった。このように、従来の多段横型鍛造機が緊急停止した場合には、その復旧までに多くの時間と費用とを費やすものであった。
【0007】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、鍛造作業時に、鍛造機に過負荷が加わった場合に、その運転を直ちに停止するとともに、機械を変形または分解することなく過負荷を除去することを可能とし、鍛造機にトラブルが発生した場合の復旧作業を、迅速に行うことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための、本発明の請求項1に係る鍛造機は、パンチを保持するラムおよび当該ラムを駆動する推力発生手段を備えるフレームと、ダイを保持するベッドとを、タイロッドによって連結した構造を有し、金型の駆動反力を受ける部位である前記タイロッドと前記フレームとの連結部若しくは前記タイロッドと前記ベッドとの連結部に、環状に形成されたスリーブ及びピストンを備える油圧シリンダの中心部の貫通穴を、前記タイロッドへと挿入させて、前記ピストンを前記タイロッドに固定し、前記油圧シリンダのシリンダ室内を、鍛造作業時における、金型の規定の駆動反力、ないし、タイロッドによる締付力に相当する所定の油圧に保持することで、前記フレーム若しくは前記ベッドに対し、前記スリーブを密着させ、前記油圧シリンダの油圧回路に組み込まれた、負荷検出手段の検出圧力が規定値を超えた場合に、前記油圧シリンダの油圧回路に組み込まれたリリーフバルブを自動開放して、前記油圧シリンダ内の油を抜くことにより、前記タイロッドと前記フレームとの連結部若しくは前記タイロッドと前記ベッドとの連結部を、金型の推力発生手段の荷重伝達系統から機械的に切り離す負荷除去手段を供えることを特徴とするものである。
本発明によれば、パンチを保持するラムおよび当該ラムを駆動する推力発生手段を備えるフレームと、ダイを保持するベッドとを、タイロッドによって連結した構造を有する、いわゆる、タイロッド方式のフレームを採用した多段横型鍛造機において、金型の駆動反力を受ける部位に設けられた負荷検出手段によって、鍛造中の金型の駆動反力を監視し、当該負荷検出手段により過負荷が検出されたときに、前記負荷除去手段によって、前記駆動反力を受ける部位を、金型の推力発生手段の荷重伝達系統から機械的に切り離し、過負荷を瞬時に開放する。
【0009】
また、この構成によると、前記金型の駆動反力を受ける部位が規定範囲内の駆動反力を受けている場合には、前記油圧シリンダは前記所定の油圧範囲内に保持されているために、前記油圧シリンダは剛体部品と同様に、金型の駆動反力を十分に受け止め、鍛造作業を行うことができる。また、前記金型の駆動反力を受ける部位に加わる鍛造中の金型の駆動反力を、前記負荷検出手段により、前記油圧シリンダの内圧を介して監視することができる。
【0010】
また、この構成によれば、前記金型の駆動反力を受ける部位に設けた油圧シリンダが、規定値を超える駆動反力を受けた場合には、前記リリーフバルブを自動的に開放して、油圧シリンダ内の油を抜く。すると、それまで剛体部品と同様に金型の駆動反力を受け止めていた油圧シリンダは短縮し、前記駆動反力を受ける部位を、鍛造機の推力発生手段の荷重伝達系統から、機械的に切り離すことができる。その結果として、過負荷は瞬時に開放される。
【0011】
また、本発明の請求項2に係る鍛造機は、請求項1記載の鍛造機において、前記圧力センサの検出圧力が規定値を超えた場合に、前記推力発生手段の運転を停止する制御手段を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、前記負荷検出手段の検出圧力が規定値を超えた場合に、前記制御手段によって前記推力発生手段の運転を停止することにより、過負荷の増大を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0013】
図1には、本発明の実施の形態に係る多段横型鍛造機1の全容を立体的に示している。また、図2には、多段横型鍛造機1の要部側面を、一部断面で示している。多段横型鍛造機1は、パンチ2を保持するラム3およびラム3を駆動する推力発生手段4(多段横型鍛造機に通常用いられる「フライホイール式」のものである。)を備えるフレーム5と、ダイ6を保持するベッド7とを、タイロッド8によって連結した構造を有している。また、タイロッド8とベッド7との連結部に油圧シリンダ9を設けている。
推力発生手段4によりラム3を駆動し、パンチ2とダイ6とでワークに鍛造圧力を加える際に生じる金型の駆動反力は、フレーム5、タイロッド8、油圧シリンダ9、ベッド7からなる、推力発生手段4の荷重伝達系統により、多段横型鍛造機1の機内で全て相殺される。
【0014】
油圧シリンダ9のスリーブ9aおよびピストン9bは、環状に形成されている。したがって、油圧シリンダ9の中心部には貫通穴が形成されており、この貫通穴をタイロッド8へと挿入させている。また、ベッド7と油圧シリンダ9のスリーブ9aとの間には、ワッシャー10を介在させている。さらに、スリーブ9aから一部を突出させたピストン9bには、タイロッド8の端部に設けられたネジ部8aと結合するナット11を密着させている。そして、ナット11の緩み止めを施すためのサブナット12を、タイロッド8のねじ部8aに捩じ込み、ナット11とサブナット12とを密着させて、ナット11とサブナット12とをボルト13で固定している。
【0015】
油圧シリンダ9の油穴9cは、図3に示す油圧回路14に接続されている。そして、油圧シリンダ9のシリンダ室内は、多段横型鍛造機1の鍛造作業時における、金型の規定の駆動反力、ないし、タイロッド8による締付力に相当する所定の油圧(以下、「所定の油圧」という。)に保持されされる。なお、タイロッド8のねじ部8aに対するナット11の固定位置は、油圧シリンダ9を所定の油圧範囲内に保持した状態で、スリーブ9a、ワッシャー10及びベッド7が互いに密着するように調整されている。
【0016】
油圧シリンダ9の油圧回路14は、図3に示すように、油槽15からポンプ16によって油を汲み上げ、油圧シリンダ9へと送ることにより、油圧シリンダ9を所定の油圧に保持する構成を有する。また、油圧回路14には、リリーフバルブ17、18と、圧力センサ19とが組み込まれている。リリーフバルブ17は、油圧シリンダ9の油圧が所定の油圧を超えた時に、自動的に開放して、油圧シリンダ9から油を抜取るものである。また、リリーフバルブ18は、温度補償用に設けられたものである。圧力センサ19は、その検出信号を制御手段20へと送信し、制御手段20で油圧シリンダ9の油圧が所定の油圧範囲を超えていないか監視をする。そして、油圧シリンダ9の油圧が所定の油圧範囲を超えた場合には、制御手段20によって、金型の推力発生手段4の運転を停止させる。
【0017】
図4には、以上の構成を有する多段横型鍛造機1の運転制御手順を、フローチャートで示している。
(1)多段横型鍛造機1の通常の運転時には、油圧シリンダ9において、タイロッドによる締付け力に相当する油圧を保持する。
(2)圧力センサ19および制御手段20により、成形時に発生する荷重(金型の駆動反力)により増加する油圧を検出する。
(3)制御手段20により、圧力センサ19で検出された油圧が予め設定されている過負荷検出の油圧値を超えていないかを判定する。超えていない場合には、ステップ(1)〜(3)を繰り返す。
(4)ステップ(3)において、圧力センサ19で検出された油圧が、設定値を超えた場合、金型の推力発生手段4のクラッチを切る等の操作により機械を停止する。これと共に、リリーフバルブ17が自動開放し、油圧シリンダ9から油を抜取る。
【0018】
上記構成をなす、本発明の実施の形態により得られる作用効果は、以下の通りである。 本発明の実施の形態は、パンチ2を保持するラム3およびラム3を駆動する推力発生手段4を備えるフレーム5と、ダイ6を保持するベッド7とを、タイロッド8によって連結した構造を有する、いわゆる、タイロッド方式のフレームを採用した多段横型鍛造機1において、金型の駆動反力を受ける部位であるタイロッド8とベッド7との連結部に、油圧シリンダ9を設けている。そして、油圧シリンダ9の油圧回路14に組み込まれた、圧力センサ19により、当該連結部に加わる鍛造中の金型の駆動反力を監視する。
【0019】
すなわち、所定の油圧に保持された油圧シリンダ9と、油圧シリンダ9の油圧回路14に組み込まれた圧力センサ19とで、多段横型鍛造機1の運転時に機内に生ずる負荷を検出する、負荷検出手段を構成している。
また、当該負荷検出手段により過負荷が検出されたときに、前記駆動反力を受ける部位を、金型の推力発生手段4の荷重伝達系統から機械的に切り離すための負荷除去手段を、油圧シリンダ9の油圧回路14に組み込まれたリリーフバルブ17と、制御手段20とで構成している。
【0020】
油圧シリンダ9が、規定値を超える駆動反力を受けた場合には、リリーフバルブ17を自動的に開放して、油圧シリンダ内の油を抜く。すると、それまで剛体部品と同様に金型の駆動反力を受け止めていた油圧シリンダ9は短縮し、タイロッド8とベッド7との連結部を、鍛造機の推力発生手段4の荷重伝達系統から、機械的に切り離すことができる。よって、多段横型鍛造機1の機内に生じた過負荷は瞬時に開放される。これと同時に、圧力センサ19の検出圧力を受けて、制御手段20によって、金型の推力発生手段4の運転を停止させることにより、過負荷の増大を防止することができる。
したがって、過負荷の要因を除去する際に、装置を変形させたり分解を行う必要が無くなる。そして、負荷の無い状態で、過負荷の要因を除去した後は、油圧シリンダ9を元の状態に戻すことによって、鍛造機を復旧させることができる。よって、多段横型鍛造機1が緊急停止した場合であっても、その復旧までに要する時間と費用とは、従来の多段横型鍛造機に比べ、大きく減少することとなる。
【0021】
なお、本発明の実施の形態では、タイロッド8とベッド7との連結部に、油圧シリンダ9を設けているが、多段横型鍛造機1において、金型の駆動反力を受ける部位であるタイロッド8とフレーム5との連結部(タイロッド8の、図1の例とは反対側の端部)に油圧シリンダ9を設けることとしても良い。また、負荷検出手段を構成する圧力センサ19に代えて、金型内に設けたロードセルや、タイロッド8に貼付した歪ゲージを用いることも可能である。さらに、本発明の実施の形態は、タイロッド方式のフレームを採用した多段横型鍛造機1に限らず、他の形式の鍛造機にも用いることが可能である。
【0022】
【発明の効果】
本発明はこのように構成したので、鍛造作業時に、鍛造機に過負荷が加わった場合には、その運転を直ちに停止するとともに、機械を変形または分解することなく過負荷の除去を可能とし、鍛造機にトラブルが発生した場合の復旧作業を、迅速に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る多段横型鍛造機の全容を示す立体図である。
【図2】 図1に示す多段横型鍛造機の要部側面を、一部断面で示したものである。
【図3】 図2に示す多段横型鍛造機の、油圧シリンダの油圧回路を示す概略図である。
【図4】 図1に示す多段横型鍛造機の運転制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 多段横型鍛造機
2 パンチ
3 ラム
4 推力発生手段
5 フレーム
6 ダイ
7 ベッド
8 タイロッド
9 油圧シリンダ
14 油圧回路
17、18 リリーフバルブ
19 圧力センサ
20 制御手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a forging machine capable of easily eliminating an overload state when a driving reaction force of a mold generated in the machine becomes an overload state.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various types of forging machines have been used depending on the shape of the forged part, the use of the part, and the like. For example, a multi-stage horizontal forging machine is used as a forging machine for efficiently mass-producing relatively small forged parts. The multistage horizontal forging machine has a structure in which a ram for holding a punch and a thrust generating means for driving the ram are provided inside a strong frame, and a die is fixed to a portion of the frame facing the ram. ing. A multi-stage horizontal forging machine that employs a tie rod type frame has a structure in which a ram that holds a punch and a thrust generation means that drives the ram and a bed that holds a die are connected by a tie rod.
In addition, the metal mold | die used for a multistage horizontal forging machine has the structure where the die | dye and punch which bear only one part among several forging processes are aligned in the horizontal direction in order of a process process, and were integrated. And the workpiece | work raw material moves gradually between each die | dye and punch by a conveying apparatus, and shaping | molding progresses gradually and finally obtains a required product shape (for example, refer patent document 1). ).
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2000-102839 A ([0023], FIG. 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the multistage horizontal forging machine, the die drive reaction force generated in the machine during the forging operation may be overloaded. This overload occurs when (I) the workpiece posture with respect to each die and punch is different from the original due to a workpiece conveyance error by the conveying device. (II) The die is damaged and the damaged die is bitten. (III) When it is caused by supplying materials with different dimensions, (VI) The timing of opening and closing the mold and the operation of the conveying device is wrong, and the conveying device is clamped together with the material. (V) It is caused by various factors such as a case where a plurality of materials are simultaneously formed due to a mistake in conveying the workpiece by the conveying device.
[0005]
Therefore, some conventional multi-stage horizontal forging machines are provided with detecting means for detecting overloading in order to prevent damage to the forging machine and the mold when the machine is overloaded. When an overload is detected by the detection means, the operation of the machine is stopped urgently at that time. However, in the case of a multi-stage horizontal forging machine that does not have an overload detection means, if the machine is overloaded, damage to the forging machine is inevitable, or even if damage can be avoided, The entire machine is stopped in a state where it is elastically deformed by overload.
[0006]
In any case, the conventional multi-stage horizontal forging machine stops when the machine is overloaded in the event of a trouble, so the recovery work is performed in the stroke direction of the punch composed of wedge-shaped parts. The adjustment mechanism (cotter) was struck and it was necessary to carry out after forcibly releasing the overload by elastic deformation. Further, when such a recovery method cannot be adopted, it is necessary to melt a part of the apparatus to release the overload. As described above, when the conventional multistage horizontal forging machine is brought to an emergency stop, a lot of time and cost are consumed until the recovery.
[0007]
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and the object of the present invention is to immediately stop the operation of the forging machine when the forging machine is overloaded and to deform or disassemble the machine. It is possible to remove the overload without any trouble and to quickly perform a recovery operation when a trouble occurs in the forging machine.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
A forging machine according to
According to the present invention , a so-called tie rod type frame having a structure in which a ram that holds a punch and a frame that includes a thrust generation means that drives the ram and a bed that holds a die is connected by a tie rod is employed. In a multi-stage horizontal forging machine, when the load detection means provided at the part that receives the drive reaction force of the mold monitors the drive reaction force of the mold during forging, and when the overload is detected by the load detection means The part that receives the driving reaction force is mechanically separated from the load transmission system of the thrust generating means of the mold by the load removing means, and the overload is instantaneously released.
[0009]
Further, according to this configuration, when the portion of the mold that receives the driving reaction force receives a driving reaction force within a specified range, the hydraulic cylinder is held within the predetermined hydraulic pressure range. As with the rigid parts, the hydraulic cylinder can sufficiently receive the driving reaction force of the mold and can perform the forging operation. Further, the driving reaction force of the mold during forging applied to the portion that receives the driving reaction force of the mold can be monitored by the load detection means via the internal pressure of the hydraulic cylinder.
[0010]
Further, according to this configuration, when the hydraulic cylinder provided in the portion that receives the driving reaction force of the mold receives a driving reaction force exceeding a specified value, the relief valve is automatically opened, Drain the oil in the hydraulic cylinder. Then, the hydraulic cylinder that has received the driving reaction force of the mold like the rigid part is shortened, and the part that receives the driving reaction force is mechanically separated from the load transmission system of the thrust generating means of the forging machine. be able to. As a result, the overload is released instantly.
[0011]
A forging machine according to a second aspect of the present invention is the forging machine according to the first aspect, wherein the control means for stopping the operation of the thrust generating means when the detected pressure of the pressure sensor exceeds a specified value. It is characterized by comprising.
According to the present invention, it is possible to prevent an increase in overload by stopping the operation of the thrust generating means by the control means when the detected pressure of the load detecting means exceeds a specified value.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0013]
In FIG. 1, the whole picture of the multistage
The drive reaction force of the mold generated when the
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
As shown in FIG. 3, the
[0017]
FIG. 4 is a flowchart showing an operation control procedure of the multistage horizontal forging
(1) During normal operation of the multistage horizontal forging
(2) The
(3) The control means 20 determines whether or not the hydraulic pressure detected by the
(4) In step (3), if the hydraulic pressure detected by the
[0018]
The effects obtained by the embodiment of the present invention having the above-described configuration are as follows. The embodiment of the present invention has a structure in which a
[0019]
That is, a load detection means for detecting a load generated in the machine during the operation of the multistage horizontal forging
In addition, when the overload is detected by the load detecting means, a load removing means for mechanically separating the portion that receives the driving reaction force from the load transmission system of the thrust generating means 4 of the mold is provided as a hydraulic cylinder. 9, the
[0020]
When the
Therefore, it is not necessary to deform or disassemble the device when removing the overload factor. And after removing the factor of an overload in the state without load, a forging machine can be recovered by returning the
[0021]
In the embodiment of the present invention, the
[0022]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, when an overload is applied to the forging machine during the forging operation, the operation is immediately stopped and the overload can be removed without deforming or disassembling the machine. It is possible to quickly perform recovery work when trouble occurs in the forging machine.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a three-dimensional view showing the whole of a multistage horizontal forging machine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partial cross-sectional view of the main part side surface of the multistage horizontal forging machine shown in FIG.
FIG. 3 is a schematic diagram showing a hydraulic circuit of a hydraulic cylinder in the multistage horizontal forging machine shown in FIG. 2;
FIG. 4 is a flowchart showing an operation control procedure of the multistage horizontal forging machine shown in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
金型の駆動反力を受ける部位である前記タイロッドと前記フレームとの連結部若しくは前記タイロッドと前記ベッドとの連結部に、環状に形成されたスリーブ及びピストンを備える油圧シリンダの中心部の貫通穴を、前記タイロッドへと挿入させて、前記ピストンを前記タイロッドに固定し、前記油圧シリンダのシリンダ室内を、鍛造作業時における、金型の規定の駆動反力、ないし、タイロッドによる締付力に相当する所定の油圧に保持することで、前記フレーム若しくは前記ベッドに対し、前記スリーブを密着させ、
前記油圧シリンダの油圧回路に組み込まれた、負荷検出手段の検出圧力が規定値を超えた場合に、前記油圧シリンダの油圧回路に組み込まれたリリーフバルブを自動開放して、前記油圧シリンダ内の油を抜くことにより、前記タイロッドと前記フレームとの連結部若しくは前記タイロッドと前記ベッドとの連結部を、金型の推力発生手段の荷重伝達系統から機械的に切り離す負荷除去手段を供えることを特徴とする鍛造機。 A frame having a ram that holds a punch and a thrust generation means that drives the ram, and a bed that holds a die, and a structure that is connected by a tie rod;
A through-hole in the center of a hydraulic cylinder having a sleeve and a piston formed annularly at the connecting portion between the tie rod and the frame, or the connecting portion between the tie rod and the bed, which is a part that receives the driving reaction force of the mold Is inserted into the tie rod, the piston is fixed to the tie rod, and the cylinder chamber of the hydraulic cylinder corresponds to the prescribed driving reaction force of the mold or the tightening force by the tie rod during the forging operation. By holding at a predetermined hydraulic pressure, the sleeve is brought into close contact with the frame or the bed,
When the detected pressure of the load detecting means incorporated in the hydraulic circuit of the hydraulic cylinder exceeds a specified value, the relief valve incorporated in the hydraulic circuit of the hydraulic cylinder is automatically opened, and the oil in the hydraulic cylinder is By providing a load removing means for mechanically separating the connecting portion between the tie rod and the frame or the connecting portion between the tie rod and the bed from the load transmission system of the thrust generating means of the mold by removing Forging machine to do.
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