JP4006783B2 - Centrifugal formwork of half PC pillar - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半PC(プレキャスト・コンクリート)柱の遠心成形型枠に係わり、特に梁と接合させるにあたって型枠を用いる必要のない半PC柱を製造し得る半PC柱の遠心成形型枠に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、先に特許公報第2609347号(特開平4−83604号公報)に開示されるPC製筒状部材の遠心成型用型枠を開発した。この型枠を用いて作られたPC製筒状部材は、コンクリートを遠心力により型枠内周部に密着させつつ内部中空の断面矩形状に成型でき、表面に遠心成形による緻密な層を形成できることから、これの応用製品として柱の表面材を構成する半PC柱の製造に適用でき、この半PC柱を永久型枠としてこれの内部に鉄筋を建て込み、現場打コンクリートを充填することで、その後の型枠撤去作業を不要にして柱を構築できる。
【0003】
そして、従来では図9に示すように、この半PC柱56の全高寸法Hは、床スラブ50から天井スラブ52までの階高寸法より、当該階高から梁54の下端までの寸法hと据付け調整寸法dとを差引いた長さで製造されていた。
【0004】
そして、半PC柱56の上端部と梁54の端部とを接合する仕口部は、図10に示すように半PC柱56より幅の小さい梁54の端部を柱56上にセットし、この梁54の端部両側にあいてしまう柱頭部の空間の角部に、これを覆ってコンクリート止めとなる型枠58を柱面に沿わせて設置し、この内部にコンクリートを打設することで柱・梁仕口部を一体に施工するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記型枠58の設置作業は面倒であるとともに、高所作業となるため安全性が低く、その上施工完了後は型枠58の撤去作業を行わなければならないため、作業性が低下し、半PC柱56を用いることによる施工上の利点を減ずる欠点があった。
【0006】
この発明は、以上の問題を解決するものであり、その目的は、コンクリート止めとなる型枠施工や、上部位置での作業を省略し、更に省力化をはかれるようにした半PC柱及びその製造方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明では、横断面矩形の内部空間を有して軸芯部を中心に回転駆動される筒体状の外型枠を備えた半PC柱の遠心成形型枠において、前記遠心成形型枠で製造する半PC柱の柱頭部に接合する梁の端部を係合載置するための切欠き部を予め成形するために、該外型枠の柱頭側端部の内面に配置された、該梁の断面形状に一致する絶縁部材と、前記外型枠の隅角部にそれぞれ臨んで、該外型枠と所定の間隔を隔てて、該外型枠の前記軸芯部に沿って配置された内型枠と、を備え、前記絶縁部材は、相隣る前記内型枠間にそれらに接触されて配置されていることを特徴とする。
【0008】
従って、この発明の半PC柱の遠心成形型枠によれば、遠心成形により製造される横断面が矩形で筒状の半PC柱には、該半PC柱の梁との取合い部分となる仕口位置に、前記梁断面に一致する切欠きを予め開口形成しておくことができる。よって切欠き部に梁の端部を嵌合設置するだけで、別途型枠を設けることなく半PC柱と梁との内部にコンクリートを打設して柱・梁接合部を構築することができ、建設作業の可及的な省力化が図れる。また、上記切欠きの形成は、遠心成形用型枠の柱頭部側における外型枠の端部内面に、梁断面に一致する切欠形成用の絶縁部材を配置するだけの極めて簡易な作業でとり行えるから、既存の遠心成形装置にも容易に適用することができる。また、絶縁部材が、相隣る内型枠間にそれらに接触されて配置されているために、絶縁部材と内型枠との間からコンクリートがはみ出してしまうことを防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1は本発明に係る遠心成形型枠の要部を示す横断面図(図2中のI−I線部に相当)であり、図2は図1中に示すII−II線部の矢視方向からの断面図、図3は同じく図1中のIII −III 線部の矢視方向からの断面図、図4はその外観を示す斜視図である。
【0011】
図1〜図4に示すように、遠心成形型枠2は矩形筒体状の外型枠4と、この外型枠4の外周側を囲繞する円筒体6とを有していて、それらは軸芯が一致されて同軸上に設けられている。
【0012】
外型枠4は、合同な2枚の鉄板8,8が相互に突き合わされて、横断面矩形の内部空間を有する筒体状に形成されている。上記鉄板8,8にはその両側端部に接合用フランジ8a,8aが対角線方向に沿って外方に延長形成されていて、当該接合フランジ8a,8aが重ね合わされて2枚の鉄板8,8がボルト10で分割可能に締結結合されるようになっている。
【0013】
また、円筒体6も半円状に湾曲形成された2枚の鉄板12,12が相互に突き合わされて形成されるようになっている。この円筒体用の半円状の鉄板12の両側端部にも接合用フランジ12a,12aが径方向外方に延長形成されており、この接合用フランジ12a,12aは上記外型枠用の鉄板8,8の接合用フランジ8a,8aに溶接接合されていて、円筒体用の各半円状の鉄板12,12は外型枠用の各鉄板8,8に一体的に接合されている。
【0014】
そして、外型枠4と円筒体6との間に画成される空間、つまり相互に一体的に溶接接合された外型枠用の鉄板8と円筒体用の半円状の鉄板12との間には、軽量コンクリートまたはモルタル等の補強材14が充填されている。なお、この図示例においては、軽量化のために、上記補強材14の充填層には空洞部15が形成されている。
【0015】
また、外型枠4およびこれを囲繞する円筒体6の軸方向両端部にはそれぞれ円盤16がその中心を外型枠4の軸芯に一致されて一体的に取り付けられている。図示例にあっては、円筒体6の軸方向両端部には円盤16が嵌合のうえボルト18を介して一体的に締結固定されている。なお、この円盤16は外型枠4の軸方向両端部の端板を兼ねており、その中心部には生コンクリートの投入口20が矩形状に開口形成されていて、この投入口20によって製品端面の内周側断面寸法がほぼ決定されるようになっている。
【0016】
また、外型枠4内にはその4つの隅角部に臨んで当該外型枠4と所定の間隔を隔てて、それぞれ三角柱状の内型枠22が当該外型枠4の軸方向に沿って挿通配置されており、この内型枠22はそれぞれ両端が円盤16に開口された投入口20の各角部に係合されてブラケット21を介して着脱可能にボルトで締結固定されている。
【0017】
ところで、この遠心成形型枠2では、これにて製造する柱の頭部に、後述する梁を係合させるための切欠きをその遠心成形時に予め形成しておくための絶縁部材24が設けられている。この絶縁部材24は、例えば発砲スチロール等からなり、外型枠4の柱頭部側端部の内面に貼り付けられる等して設けられ、その大きさは梁断面に等しく、かつ遠心成形される筒状の柱の肉厚以上の厚みを有して、相隣る内型枠22,22間にそれらに接触されて配設されている。つまり、この図示例では相隣る内型枠22,22の離間寸法は梁の幅寸法に一致されている。
【0018】
このように構成される遠心成形型枠2は、その遠心成型時には図5に示すように、各円盤16が回転駆動装置28の駆動側ドラム30上と従動側ドラム32上とに跨って載置されて、その軸芯を中心にして回転駆動される。このとき、外型枠4の内部空間内には投入口20を通じて図外のコンクリートポンプ等から所定量の生コンクリートが投入供給される。なお、回転駆動装置28の駆動側ドラム30はベルト34を介してモータ36で回転駆動されるようになっている。
【0019】
そして、外型枠4内に投入された生コンクリートは遠心力によって内型枠22と外型枠4との間に画成される環状の遠心成形空間S内に入り込むとともに、各絶縁部材24両側部の角部の成形空間S内にも回り込んで充填されてゆき、外型枠4の内周壁面に押圧されつつ内部に含有される余分な水分が内部空間に排出されて次第に締め固められ、遠心成形の長所であるコンクリート材の圧密性によって高強度に品質良く筒体状に固化される。なお、このとき外型枠4には上記遠心力がかなりの大きさで作用するが、外型枠4はこれの外周側を囲繞する円筒体6、並びにこの円筒体6と当該外型枠4との間に充填された補強材14とによってその強度及び剛性が高められているので、遠心力によって外型枠4が径方向外方に膨らんでしまうことはない。
【0020】
そして、コンクリートの硬化後に、遠心成形型枠2を解体して脱型することで半PC柱が得られる。図6(a),(b)は、上記遠心成形によって製造された半PC柱40とこの半PC柱40の頭部に接合するPC梁42との接合構造を示している。同図(a)に示すように、半PC柱40は所定肉厚の内部中空の角形筒状をなし、その柱頭部には半PC梁42が係合されて載置される矩形状の切欠き44が形成されて、その全高Hは図7に示すように床50と天井スラブ52間の階高から据付け寸法dを差引いた寸法に形成されている。
【0021】
ここで、半PC柱40には4本のU溝形状半PC梁42が十字型に交差し、これに相応して半PC柱40には半PC梁12による梁断面に相当する四つの切欠き44が半PC柱40の各面に開口形成されていて、図6(b)に示すように、各PC梁42はその端部が各切欠き44に嵌合されることで支持される。
【0022】
従って、この状態で半PC柱40の内部に図示しない多数の梁主筋を鉛直に建て込み、また半PC梁42の内部に図示しない梁主筋を配筋した後、柱40の内部及び各梁42の内部にコンクリートを打設するだけで、柱−梁の仕口部分を一体に成形できることになり、この後の型枠脱型作業は全く不要となる。
【0023】
また、各半PC梁42の両端は半PC柱40の切欠き44内に支持されるため、その後のPC梁42の中間部を支持するための支保工の設置時の位置決め作業も簡単なものとなる。
【0024】
図8(a)〜(c)は図6における接続形状変更例を示し、(a)では前記切欠き44がそれぞれ半PC柱40の柱頭部にT字型をなして3つ開口形成された場合、(b)では180°対向して二つ形成された場合、(c)では90°の直交角度で二つ形成された場合をそれぞれ示し、いずれの接合形態にも適合できることはもちろんである。
【0025】
以上の図6,8における切欠き44は、上述のように遠心成形型枠2内に、その仕口位置に相当する部分に当該切欠き44と同一形状の絶縁部材24を外型枠4の内側に貼り付ける等して設置しておくだけで、この部分を除いた状態でコンクリートが遠心成形空間S内部に充填されるから、各図に示す形状の切欠き44を有する半PC柱40を容易に形成し得、柱に接続される梁の断面が既知であって、一定の断面である場合に好適である。また、この方法では既存の遠心成型用型枠4に絶縁部材24を付加するだけでよいため、簡単に実施できる。
【0026】
なお、半PC柱40の肉厚が非常に薄く、コンクリートカッターなどによって容易に切断可能である場合には、成型時においては、まず半PC柱40を階高から据付け寸法dを差引いた角形筒状に形成しておき、次いでこれに接合される梁42の断面形状に応じて切欠44を矩形状に切除することで、前記と同様な接合形態で柱−梁の接続が可能となる。
【0027】
【発明の効果】
以上の説明により明らかなように、この発明の半PC柱の遠心成形型枠によれば、遠心成形により製造される横断面が矩形で筒状の半PC柱には、該半PC柱の梁との取合い部分となる仕口位置に、前記梁断面に一致する切欠きを予め開口形成しておくことができる。よって切欠き部に梁の端部を嵌合設置するだけで、別途型枠を設けることなく半PC柱と梁との内部にコンクリートを打設して柱・梁接合部を構築することができ、施工が簡単になって建設作業の可及的な省力化が図れる。
【0028】
また梁の両端は半PC柱の切欠に位置決め支持されるため、梁の配置用支保工の配置、位置決めが簡単となる利点がある。
【0029】
さらに、上記切欠きの形成は、遠心成形用型枠の柱頭部側における外型枠の端部内面に、梁断面に一致する切欠形成用の絶縁部材を配置するだけの極めて簡易な作業でとり行えるから、既存の遠心成形型枠にも容易に適用することができる。また、絶縁部材が、相隣る内型枠間にそれらに接触されて配置されているために、絶縁部材と内型枠との間からコンクリートがはみ出してしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠心成形型枠の要部断面を示すもので、図2中のI−I線部の矢視方向からの横断面図である。
【図2】図1中に示すII−II線部の矢視方向からの断面図である。
【図3】同じく図1中のIII −III 線部の矢視方向からの断面図である。
【図4】図1の遠心成形型枠の外観を概略的に示す示す斜視図である。
【図5】遠心成形型枠を回転駆動装置上に載置した状態を説明する図である。
【図6】(a),(b)は上記遠心成形型枠で製造された半PC柱とこれに接合される梁との仕口構造を示す姿図である。
【図7】同半PC柱の建付け寸法を示す側面図である。
【図8】(a)〜(c)は図6の接続形状変更例を示す姿図である。
【図9】従来の半PC柱の建付け寸法を示す側面図である。
【図10】従来の半PC柱と梁との仕口部における接合構造を示す姿図である。
【符号の説明】
2 遠心成形型枠
4 外型枠
16 円盤
20 投入口
22 内型枠
24 絶縁部材
40 半PC柱
42 PC梁
44 切欠き
S 遠心成形空間[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a centrifugal molding form of a half-PC (precast concrete) column, and more particularly to a centrifugal molding form of a half-PC column capable of producing a half-PC column that does not require the use of a form frame for joining with a beam.
[0002]
[Prior art]
The present applicant has previously developed a mold for centrifugal molding of a tubular member made of PC disclosed in Japanese Patent No. 2609347 (Japanese Patent Laid-Open No. 4-83604). The PC cylindrical member made using this mold can be molded into a hollow rectangular cross-section while bringing concrete into close contact with the inner periphery of the mold by centrifugal force, forming a dense layer on the surface by centrifugal molding Because it can be applied to this, it can be applied to the manufacture of semi-PC pillars that make up the surface material of pillars. By using the half-PC pillars as permanent molds, reinforcing bars are built inside and filled with cast-in-place concrete. Therefore, the pillar can be constructed without the need for the subsequent form removal work.
[0003]
Conventionally, as shown in FIG. 9, the overall height H of the
[0004]
Then, as shown in FIG. 10, the joint portion that joins the upper end portion of the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the installation work of the above-mentioned
[0006]
The present invention solves the above-mentioned problems, and its purpose is to eliminate the formwork to be concrete-clamped and the work at the upper position, and to further reduce labor, and to manufacture the half-PC pillar A method is provided.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the present invention, a centrifugal molding form of a half-PC column having a cylindrical outer mold form having an internal space with a rectangular cross section and being driven to rotate around an axis portion. In order to pre-form a notch portion for engaging and mounting the end portion of the beam to be joined to the column head portion of the half-PC column manufactured by the centrifugal mold, the end portion on the column head side of the outer mold frame An insulating member that is arranged on the inner surface of the outer surface of the outer mold and faces the corners of the outer mold, and is spaced from the outer mold by a predetermined distance. An inner mold frame arranged along the shaft core portion, wherein the insulating member is disposed between the adjacent inner mold frames so as to be in contact therewith.
[0008]
Therefore, according to the centrifugal molding form of the half-PC column of the present invention, the cylindrical half-PC column manufactured by centrifugal molding has a rectangular shape and becomes a part to be engaged with the beam of the half-PC column. A notch corresponding to the beam cross section can be formed in advance at the mouth position. Therefore, by simply fitting and installing the end of the beam in the notch, it is possible to construct a column / beam joint by placing concrete inside the half PC column and beam without providing a separate formwork. As a result, it is possible to save as much labor as possible in construction work. In addition, the above-mentioned notch is formed by an extremely simple operation in which an insulating member for forming a notch that matches the beam cross section is arranged on the inner surface of the end of the outer mold on the column head side of the centrifugal mold. Since it can be performed, it can be easily applied to an existing centrifugal molding apparatus. In addition, since the insulating members are arranged in contact with each other between the adjacent inner molds, it is possible to prevent the concrete from protruding between the insulating members and the inner molds.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0010]
1 is a cross-sectional view (corresponding to the II line portion in FIG. 2) showing the main part of the centrifugal mold according to the present invention, and FIG. 2 is an arrow of the II-II line portion shown in FIG. FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line III-III in FIG. 1 and FIG. 4 is a perspective view showing the external appearance.
[0011]
As shown in FIGS. 1 to 4, the
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
A space defined between the
[0015]
Further,
[0016]
Further, in the
[0017]
By the way, this
[0018]
As shown in FIG. 5, the
[0019]
The ready-mixed concrete put into the
[0020]
Then, after the concrete is hardened, the
[0021]
Here, four U-shaped half PC beams 42 intersect the cross shape of the
[0022]
Accordingly, in this state, a number of beam main bars (not shown) are vertically built inside the
[0023]
In addition, since both ends of each
[0024]
FIGS. 8A to 8C show an example of changing the connection shape in FIG. 6. In FIG. 8A, three
[0025]
The
[0026]
When the
[0027]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, according to the centrifugal molding form of the half PC column of the present invention, the cylindrical half PC column having a rectangular cross section manufactured by centrifugal molding has a beam of the half PC column. A notch that coincides with the cross section of the beam can be formed in advance at a joint position that becomes a joint portion. Therefore, by simply fitting and installing the end of the beam in the notch, it is possible to construct a column / beam joint by placing concrete inside the half PC column and beam without providing a separate formwork. As a result, construction is simplified and labor saving of construction work is possible.
[0028]
In addition, since both ends of the beam are positioned and supported by the cutouts of the half PC pillar, there is an advantage that the arrangement and positioning of the beam support are simplified.
[0029]
Further, the notch is formed by an extremely simple operation by simply placing an insulating member for forming a notch that matches the beam cross section on the inner surface of the end of the outer mold on the column head side of the centrifugal mold. Since it can be performed, it can be easily applied to existing centrifugal molds. In addition, since the insulating members are arranged in contact with each other between the adjacent inner molds, it is possible to prevent the concrete from protruding between the insulating members and the inner molds.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a cross section of a main part of a centrifugal mold according to the present invention, as seen from the direction of an arrow II in FIG.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIG.
3 is a cross-sectional view taken along the line III-III in FIG.
4 is a perspective view schematically showing an external appearance of the centrifugal mold in FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a diagram illustrating a state in which a centrifugal mold is placed on a rotation drive device.
FIGS. 6A and 6B are views showing a joint structure of a half PC column manufactured by the centrifugal mold and a beam joined to the half PC column.
FIG. 7 is a side view showing the installation dimensions of the half PC column.
8A to 8C are views showing a connection shape change example of FIG.
FIG. 9 is a side view showing the installation dimensions of a conventional half-PC column.
FIG. 10 is a view showing a joint structure at a joint portion between a conventional half-PC column and a beam.
[Explanation of symbols]
2 Centrifugal Forming 4
Claims (1)
前記遠心成形型枠で製造する半PC柱の柱頭部に接合する梁の端部を係合載置するための切欠き部を予め成形するために、該外型枠の柱頭側端部の内面に配置された、該梁の断面形状に一致する絶縁部材と、
前記外型枠の隅角部にそれぞれ臨んで、該外型枠と所定の間隔を隔てて、該外型枠の前記軸芯部に沿って配置された内型枠と、
を備え、
前記絶縁部材は、相隣る前記内型枠間にそれらに接触されて配置されていることを特徴とする半PC柱の遠心成形型枠。In a centrifugal molding form of a half PC column having a cylindrical outer mold form that has a rectangular internal space and is driven to rotate about an axial core part,
In order to pre-form a notch for engaging and mounting the end of the beam to be joined to the column head of the half-PC column manufactured by the centrifugal mold, the inner surface of the column head side end of the outer mold An insulating member arranged in the same shape as the cross-sectional shape of the beam;
Each facing the corner portion of the outer mold frame, an inner mold frame disposed along the axial core portion of the outer mold frame at a predetermined interval from the outer mold frame,
With
The half-PC column centrifugal mold form , wherein the insulating member is disposed between the adjacent inner mold forms in contact with each other .
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