JP4004985B2

JP4004985B2 - Sole structure for golf shoes

Info

Publication number: JP4004985B2
Application number: JP2003098857A
Authority: JP
Inventors: 隆也木村
Original assignee: Mizuno Corp
Current assignee: Mizuno Corp
Priority date: 2003-04-02
Filing date: 2003-04-02
Publication date: 2007-11-07
Anticipated expiration: 2023-04-02
Also published as: JP2004305247A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフシューズ用ソール構造体に関し、詳細には、着脱式の樹脂製スパイクを有するゴルフシューズのためのソール構造体に関する。
【０００２】
【従来の技術およびその課題】
近年、金属製スパイクに代わって、着脱式の樹脂製スパイクを備えたゴルフシューズが一般に使用されるようになっているが、金属スパイクを単に樹脂スパイクに変えただけでは、樹脂スパイク部分に荷重が集中する結果、金属スパイクよりも大径の樹脂スパイクによって、却って芝生面に大きなスパイクマーク（凹み跡）が発生するという問題があった。
【０００３】
そこで、特開２０００−２４５５０５号公報に示すように、樹脂スパイクに加えて多数の補助突起を有するソール構造が提案されている。このソール構造では、多数の補助突起を有するプレートがソール接地面に装着されており、該プレートには、ソール接地面に形成されたねじ穴に螺合する樹脂スパイクのねじ部が挿通される複数の貫通孔が形成されている。
【０００４】
上記公報記載のものでは、樹脂スパイクよりも高さの低い多数の補助突起がプレートの貫通孔の周囲を除く領域のほぼ全面に設置されていることにより、シューズから芝生に作用する荷重が樹脂スパイク部分のみに集中することなく、荷重がプレート全面に分散されるようになっている。
【０００５】
【特許文献１】
特開２０００−２４５５０５号公報（段落番号［０００９］および図２参照）
【０００６】
しかしながら、この場合には、補助突起をプレートのほぼ全面に設置することによって、プレート全体の重量が重くなり、プレートの屈曲性も低下するという欠点がある。
【０００７】
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、着脱式の樹脂スパイクを有するゴルフシューズにおいて、樹脂スパイクにかかる荷重を分散でき、樹脂スパイクのスパイクマークの発生を抑制できるとともに、軽量で屈曲性に優れたソール構造体を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、着脱式の樹脂スパイクを有するゴルフシューズのためのソール構造体であって、樹脂スパイクが取り付けられる複数個の台座部を有するとともに、各台座部を前後方向に連結しつつ前後方向に帯状に延びる帯状部分を有する硬質樹脂製または硬質ラバー製の補強プレートと、補強プレートが収容される凹部を接地面の一部に有する軟質発泡樹脂製または軟質発泡ラバー製のソール本体とを備えている。そして、ソール本体の凹部に補強プレートを収容して補強プレートの台座部に樹脂スパイクを取り付けた状態で、樹脂スパイクの先端面の外周縁部の直近にソール本体の接地面が配置されるとともに、ソール本体の接地面が、補強プレートの下面よりも下方に突出しかつ樹脂スパイクの先端面よりも上方に沈む位置に配置されている。
【０００９】
請求項１の発明によれば、ソール本体の接地面、樹脂スパイク周囲の補強プレートの下面および樹脂スパイクの先端面の間の上下方向の位置関係が、芝生面に近い方から、つまり下方への突出量が大きい方から『樹脂スパイクの先端面←ソール本体の接地面←樹脂スパイク周囲の補強プレートの下面』の順に配置されている。
【００１０】
すなわち、この場合には、ソール本体の接地面が下方に突出していることによって、ソール本体の接地面に対する樹脂スパイクの突出量が抑制されている。このため、パッティング時などのように、ソールに局所的に大きな荷重が作用せずソール全体で荷重を受ける場合には、樹脂スパイクに荷重が集中することなく、樹脂スパイクおよびソール本体接地面で荷重を分担して受けることになるので、荷重を分散させることができる。その結果、樹脂スパイクに荷重が集中して芝生面にスパイクマークが発生するのを防止できる。
【００１１】
その一方、ティーショット時や斜面歩行時などのように、ソールに局所的に大きな荷重が作用する場合には、ソール本体が軟質弾性部材製であるため、荷重を受けた樹脂スパイクの回りのソール本体が圧縮変形して、その接地面が上方に沈み込むことになり、その結果、当該樹脂スパイクの突出量が増えて、樹脂スパイクによるグリップ性が向上する。
【００１２】
なお、軟質発泡樹脂製または軟質発泡ラバー製のソール本体よりも硬質樹脂製または硬質ラバー製の補強プレートの方が比重が大きくなっているが、請求項１の発明では、補強プレートが、ソール本体の接地面の一部に形成された凹部内に設けられており、特開２０００−２４５５０５号記載のソールのようにソール本体の全面には配設されていないので、ソール構造全体を軽量化でき、屈曲性を向上できる。
【００１３】
また、ソール本体の接地面に形成した凹部内に補強プレートを嵌め込むとともに、補強プレートの下面をソール本体の接地面よりも上方に沈み込ませるようにしたことにより、補強プレートの剥離を防止できるとともに、接着剤のはみ出しを抑制できることによって、美観を向上できる。
【００１４】
さらに、この場合、補強プレートは、スパイクが取り付けられる複数の台座部と、各台座部を前後方向に連結しつつ前後方向に帯状に延びる帯状部分とを有しているので、台座部および帯状部分によって、スパイクからの突き上げ力を緩和できる。
【００１５】
請求項２の発明では、補強プレートが、円形状の台座部と、台座部の周囲に張り出しかつ台座部の外周形状に沿う円周形状部分を有するフランジ部とを有しており、台座部に樹脂スパイクを取り付けた状態で、フランジ部の円周形状部分が、樹脂スパイクの先端面の外周縁部の直近に配置されている。
【００１６】
請求項３の発明では、帯状部分の一部が、前後方向に進む波形状を有している。この場合には、波形状の山または谷の部分で補強プレートが前後に屈曲しやすくなっているので、ソール構造全体の屈曲性を向上できる。
【００１７】
請求項４の発明では、帯状部分の一部に屈曲溝が形成されている。この場合には、屈曲溝の部分で補強プレートが前後に屈曲しやすくなっているので、ソール構造全体の屈曲性を向上できる。
【００１８】
請求項５の発明では、帯状部分の幅が５ｍｍ以上３２ｍｍ以下になっている。これは、幅が５ｍｍよりも小さいと、ソール本体との間で十分な接着しろが確保できず、また連結部自体が捩じれやすくなるためであり、その一方、幅が３２ｍｍよりも大きいと、連結部の外側にソール本体の接地面が確保できなくなる恐れがあるためである。
【００１９】
請求項６の発明においては、台座部が、ソール本体の内甲側および外甲側にそれぞれ配置された内甲側台座部および外甲側台座部を有しており、これらの台座部間には、実質的に幅方向に帯状に延びつつこれらの台座部を連結する連結部が配設されている。
【００２０】
この場合には、連結部により、各台座部にスパイクを取り付けたときに、内甲側および外甲側の各スパイク間において幅方向の剛性を向上でき、これにより、ソール構造全体が下方に凸状に撓むのを抑制できる。
【００２１】
請求項７の発明では、連結部が上方に凸状に湾曲している。この場合には、ソール構造全体が下方に凸状に撓むのをより効果的に抑制できる。
【００２２】
請求項８の発明では、連結部の幅が５ｍｍ以上２０ｍｍ以下になっている。これは、幅が５ｍｍよりも小さいと、ソール本体との間で十分な接着しろが確保できず、また連結部自体が捩じれやすくなるためであり、その一方、幅が２０ｍｍよりも大きいと、連結部の回りにおいてソール本体の接地面の面積が十分に確保されなくなる恐れがあり、また連結部の重量が増えることになるためである。
【００２３】
請求項９の発明では、補強プレートが、台座部の周囲に張り出すフランジ部を有しており、フランジ部の円周形状部分の直径が３２ｍｍ以下になっている。この場合には、フランジ部を設けることでスパイクからの突き上げ力を緩和できる。また、フランジ部の直径を３２ｍｍ以下にしたのは、直径が３２ｍｍよりも大きいと、フランジ部の外側にソール本体の接地面が確保できなくなる恐れがあるためである。
【００２４】
請求項１０の発明では、複数の補助突起が補強プレートの下面に一体成形されている。この場合には、シューズから芝生に作用する荷重が、樹脂スパイク部分のみに集中することなく、樹脂スパイクおよび補助突起によって効果的に分散できる。
【００２５】
ソール本体の接地面には、請求項１１の発明のように、前後方向中心線に対して９０±２５°傾斜した溝または突起が形成されているのが好ましい。これにより、ソール本体の接地面の防滑性を向上できるとともに、溝または突起に沿って屈曲しやすくなることにより、ソール構造全体の屈曲性を向上できる。
【００２６】
ソール本体は、請求項１２の発明のように、アスカーのＣスケールで５０〜９０度の硬度を有し、０．１〜０．９の比重を有しているのが好ましい。この場合には、ソールに局所的に大きな荷重が作用したときにソール本体が容易に圧縮変形できるとともに、ソール本体を軽量化できる。
【００２７】
ソール本体の接地面には、請求項１３の発明のように、ソール本体の上面よりも耐摩耗性の高い耐摩耗性材料が一体成形されているのが好ましい。
【００２８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施態様を添付図面に基づいて説明する。
図１は本発明の一実施態様によるゴルフシューズ用ソール構造体の底面図、図２はスパイクが取り外された状態のソール構造体の底面図、図３はソール構造体（図２）の外甲側側面図、図４は補強プレートを取り付ける前のソール構造体の底面図、図５は補強プレート（図２）の底面図、図６は図１のVI-VI 線断面図、図７は図２のVII-VII 線断面図である。
【００２９】
図１ないし図５に示すように、このソール構造体１は、シューズの踵部から中足部をへて前足部まで延設されたソール本体２と、ソール本体２の接地面２０の一部に形成された凹部２０ａ内に配置された補強プレート３とを備えている。
【００３０】
ソール本体２は、発泡ＥＶＡ（エチレン−酢酸ビニル共重合体）、発泡ＲＢ（1.2 ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー）、または発泡ＰＵ（ポリウレタン）などの軟質発泡樹脂、あるいは軟質発泡ラバーから構成されている。一方、補強プレート３は、ポリウレタンまたはナイロンなどの硬質樹脂、あるいは硬質ラバーから構成されているが、ガラス繊維やカーボン繊維などを用いて強化された樹脂であるＦＲＰを採用するようにしてもよい。補強プレート３は、ソール本体２の凹部２０ａ内に接着剤で固着されている。
【００３１】
補強プレート３は、樹脂スパイク１０をねじ止めするためのねじ穴３０ａが形成された複数の取付部材３０を有している（図６および図７参照）。各取付部材３０は、補強プレート３に形成された台座部３１に保持されている。
【００３２】
図６に示すように、樹脂スパイク１０のねじ部１０ａを補強プレート３の取付部材３０のねじ穴３０ａに螺着した状態において、ソール本体２の接地面２０は、樹脂スパイク１０の周囲における補強プレート３の下面３ａよりも下方に突出するとともに、樹脂スパイク１０の先端面１０ｂよりも上方に沈んでいる。より詳細に説明すると、補強プレート３の下面３ａからソール本体２の接地面２０までの高さをｄとし、補強プレート３の下面３ａから樹脂スパイク１０の先端面１０ｂまでの高さをｈとするとき、ｄ＝２〜６ｍｍであり、ｈ＝５〜７ｍｍであって、ｄ＜ｈの関係を有している。なお、ｈとｄの寸法差は１ｍｍ以上あるのが好ましい。
【００３３】
このように、ソール本体２の接地面２０が補強プレート３の下面３ａよりも下方に突出していることによって、ソール本体２の接地面２０に対する樹脂スパイク１０の突出量が抑制されている。このため、パッティング時などのように、ソールに局所的に大きな荷重が作用せずソール全体で荷重を受ける場合には、樹脂スパイク１０に荷重が集中することなく、樹脂スパイク１０およびソール本体接地面２０で荷重を分担して受けることになるので、荷重を分散させることができる。その結果、樹脂スパイク１０に荷重が集中して芝生面にスパイクマークが発生するのを防止できる。
【００３４】
その一方、ティーショット時や斜面歩行時などのように、ソールに局所的に大きな荷重が作用する場合には、ソール本体２が軟質弾性部材製であるため、荷重を受けた樹脂スパイク１０の回りのソール本体２が圧縮変形して、その接地面２０が上方に沈み込むことになり、その結果、当該樹脂スパイク１０の相対的な突出量が増えて、樹脂スパイク１０によるグリップ性が向上する。
【００３５】
なお、硬質樹脂製または硬質ラバー製の補強プレート３の比重は１以上であり、軟質発泡樹脂製または軟質発泡ラバー製のソール本体２の比重は０．１〜０．９であるため、補強プレート３の方がソール本体２よりも比重が大きくなっている。本実施態様では、補強プレート３が、ソール本体２の接地面２０の一部に形成された凹部２０ａ内に設けられており、ソール本体２の全面には配設されていないので、ソール構造全体を軽量化でき、屈曲性を向上できる。
【００３６】
また、ソール本体２の接地面２０に形成した凹部２０ａ内に補強プレート３を嵌め込むとともに、補強プレート３の下面３ａをソール本体２の接地面２０よりも上方に沈み込ませるようにしたことにより、補強プレート３の剥離を防止できるとともに、接着剤のはみ出しを抑制でき、美観を向上できる。
【００３７】
補強プレート３は、図２および図５に示すように、各台座部３１を連結しつつソール本体２の外周に沿って実質的に前後方向に帯状に延びる第１の連結部３Ａ，３Ｂを有している。第１の連結部３Ａはソール本体２の外甲側に沿って配設されており、第１の連結部３Ｂはソール本体２の内甲側に沿って配設されている。この場合には、台座部３１および第１の連結部３Ａ，３Ｂによって、スパイク１０からの突き上げ力を緩和できる。
【００３８】
第１の連結部３Ａ，３Ｂの幅は、５ｍｍ以上３２ｍｍ以下に設定されている。これは、幅が５ｍｍよりも小さいと、ソール本体２の凹部２０ａとの間で十分な接着しろが確保できず、また連結部自体が捩じれやすくなるためであり、その一方、幅が３２ｍｍよりも大きいと、各連結部３Ａ，３Ｂの外側にソール本体２の接地面２０が確保できなくなる恐れがあるためである。
【００３９】
第１の連結部３Ａ，３Ｂには、前後方向に進む波形状部（図示せず）がその一部に形成されていてもよい。この場合には、波形状の山または谷の部分で補強プレート３が前後に屈曲しやすくなっているので、ソール構造全体の屈曲性を向上できる。または、第１の連結部３Ａ，３Ｂの一部に断面略Ｖ（またはＵ）字状の屈曲溝（図示せず）が形成されていてもよい。この場合においても、屈曲溝の部分で補強プレート３が前後に屈曲しやすくなっているので、ソール構造全体の屈曲性を向上できる。
【００４０】
第１の連結部３Ａ，３Ｂ間において、内甲側および外甲側の各台座部３１，３１間には、実質的に幅方向に帯状に延びつつこれらの台座部を連結する第２の連結部３Ｃ，３Ｄ，３Ｅが配設されている。
【００４１】
この場合には、これら第２の連結部３Ｃ，３Ｄ，３Ｅにより、各台座部３１にスパイク１０を取り付けたときに、内甲側および外甲側の各スパイク１０，１０間において幅方向の剛性を向上でき、これにより、ソール構造全体が下方に凸状に撓むのを抑制できる。
【００４２】
第２の連結部３Ｃ，３Ｄ，３Ｅの幅は、５ｍｍ以上２０ｍｍ以下に設定されている。これは、幅が５ｍｍよりも小さいと、ソール本体２の凹部２０ａとの間で十分な接着しろが確保できず、また連結部自体が捩じれやすくなるためであり、その一方、幅が２０ｍｍよりも大きいと、連結部の回りにおいてソール本体２の接地面２０の面積が十分に確保されなくなる恐れがあり、また連結部の重量が増えることになるためである。
【００４３】
第２の連結部３Ｃ，３Ｄ，３Ｅは、上方に凸状に湾曲していてもよい。この例では、図７に示すように、第２の連結部３Ｃが上方に凸状に湾曲している。この場合には、ソール構造全体が下方に凸状に撓むのをより効果的に抑制できるようになる。
【００４４】
なお、第１および第２の連結部３Ａ〜３Ｅの板厚は、０．８ｍｍ以上３ｍｍ以下に設定されている。これは、板厚が０．８ｍｍよりも小さいと成形が困難になるためであり、また３ｍｍよりも大きいと、屈曲性が低下するとともに、補強プレート全体の重量が増加することになるためである。
【００４５】
補強プレート３を前後方向および幅方向にそれぞれ延びる第１および第２の連結部３Ａ〜３Ｅから構成したことにより、補強プレート３の踏付部分には、図５に示すように、二つの開口部３４が形成されている。これらの開口部３４によって、補強プレート３の踏付部分の屈曲性を向上できる。
【００４６】
補強プレート３は、台座部３１の周囲に張り出すフランジ部３５を有しており、フランジ部３５の円周形状部分の直径は３２ｍｍ以下に設定されている。このようなフランジ部３５を設けることでスパイク１０からの突き上げ力を緩和できる。また、フランジ部３５の直径を３２ｍｍ以下にしたのは、直径が３２ｍｍよりも大きいと、フランジ部３５の外側にソール本体２の接地面２０が確保できなくなる恐れがあるためである。
【００４７】
言い換えれば、図２に示すように、フランジ部３５の外周縁部とソール本体２の接地面２０の外周縁部との間の距離、すなわちソール本体２の接地面２０の最小幅ｗ₁ は、３ｍｍ以上１５ｍｍ以下に設定されている。これは、最小幅ｗ₁ が３ｍｍより小さいと、ソール本体２の接地面２０がこの最小幅部分で引きちぎれてしまう恐れがあるためであり、また最小幅ｗ₁ が１５ｍｍよりも大きいと、台座部３１の中心位置つまりスパイク取付位置が内側に寄りすぎて、スイング時の横方向の安定性を低下させてしまうことになるためである。
【００４８】
補強プレート３の下面３ａには、複数の補助突起３６が一体成形されている。この場合には、シューズから芝生に作用する荷重が、樹脂スパイク１０の部分のみに集中することなく、樹脂スパイク１０および補助突起３６によって効果的に分散できるようになる。
【００４９】
また、補強プレート３のつま先側にはつま先補強片３７が、踵後端側には踵補強片３８がそれぞれ取り付けられている。これらの補強片３７，３８は、ソール本体２の接地面２０の摩耗や損傷を防止するための部材であって、硬質樹脂または硬質ラバーから構成されている。なお、つま先補強片３７は、足の第５趾外側部分まで延設されていてもよい。また、ソール本体２の接地面２０において摩耗や損傷を防止したい他の領域、たとえば第１趾および第５趾中足骨骨頭付近に同様の補強片を設けるようにしてもよい。
【００５０】
ソール本体２の接地面２０には、図４に示すように、前後方向中心線Ｌに対して９０±２５°の方向に傾斜する溝２２または突起が形成されているのが好ましい。これにより、ソール本体２の接地面２０の防滑性を向上できるとともに、ソール本体２が溝２２または突起に沿って屈曲しやすくなることにより、ソール構造全体の屈曲性を向上できる。
【００５１】
ソール本体２は、アスカーのＣスケールで５０〜９０度の硬度を有し、０．１〜０．９の比重を有しているのが好ましい。この場合には、ソールに局所的に大きな荷重が作用したときにソール本体２が容易に圧縮変形できるようになるとともに、ソール本体２を軽量化できる。
【００５２】
なお、ソール本体２の接地面２０には、ソール本体２の上面よりも耐摩耗性の高い発泡素材を設けるようにしてもよい。
【００５３】
また、前記実施態様では、凹部２０ａをソール本体２の接地面２０の踵後端部からつま先部にかけて全長にわたって形成した例を示したが、本発明の適用はこれには限定されない。凹部２０ａは、ソール本体２の接地面２０の前足部にのみ形成するようにしてもよく、または後足部にのみ形成するようにしてもよい。たとえば、凹部２０ａをソール本体２の接地面２０の前足部にのみ形成した場合には、補強プレート３の後足部側の延長部分により、ソール本体２の接地面２０の踵部分の全面を覆うようにしてもよい。
【００５４】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、着脱式の樹脂スパイクを有するゴルフシューズにおいて、樹脂スパイクを補強プレートの取付部材に取り付けた状態で、ソール本体の接地面を樹脂スパイク周囲の補強プレート下面よりも下方に突出させるとともに樹脂スパイクの先端面よりも上方に沈ませるようにしたので、樹脂スパイクにかかる荷重を分散でき、樹脂スパイクのスパイクマークの発生を抑制できるとともに、軽量で屈曲性に優れたソール構造体を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施態様によるゴルフシューズ用ソール構造体の底面図である。
【図２】スパイクが取り外されたソール構造体（図１）の底面図である。
【図３】ソール構造体（図２）の外甲側側面図である。
【図４】補強プレートを取り付ける前のソール構造体（図２）の底面図である。
【図５】ソール構造体（図２）の補強プレートの底面図である。
【図６】図１のVI-VI 線断面図である。
【図７】図２のVII-VII 線断面図である。
【符号の説明】
１：ソール構造体
２：ソール本体
２０：接地面
２０ａ：凹部
３：補強プレート
３ａ：下面
３Ａ：第１の連結部
３Ｂ：第１の連結部
３Ｃ：第２の連結部
３Ｄ：第２の連結部
３Ｅ：第２の連結部
３０：取付部材
３０ａ：ねじ穴
３１：台座部
３５：フランジ部
１０：樹脂スパイク
１０ｂ：先端面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sole structure for a golf shoe, and more particularly to a sole structure for a golf shoe having a detachable resin spike.
[0002]
[Prior art and problems]
In recent years, instead of metal spikes, golf shoes equipped with removable resin spikes are generally used. However, if the metal spike is simply changed to a resin spike, the load on the resin spike portion is increased. As a result of the concentration, there is a problem that a large spike mark (dent mark) is generated on the lawn surface due to the resin spike having a diameter larger than that of the metal spike.
[0003]
Therefore, as shown in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-245505, a sole structure having a large number of auxiliary protrusions in addition to a resin spike has been proposed. In this sole structure, a plate having a large number of auxiliary projections is mounted on the sole grounding surface, and a plurality of screw portions of resin spikes that are screwed into screw holes formed on the sole grounding surface are inserted into the plate. Through-holes are formed.
[0004]
In the above-mentioned publication, a large number of auxiliary projections having a height lower than that of the resin spike are provided on almost the entire surface excluding the periphery of the through hole of the plate, so that the load acting on the lawn from the shoe can be reduced. The load is distributed over the entire plate without concentrating only on the portion.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2000-245505 A (see paragraph number [0009] and FIG. 2)
[0006]
However, in this case, there is a drawback that the weight of the whole plate is increased and the flexibility of the plate is lowered by installing the auxiliary projections on almost the entire surface of the plate.
[0007]
The present invention has been made in view of such a conventional situation, and an object of the present invention is to disperse a load applied to a resin spike in a golf shoe having a detachable resin spike, and to generate a spike mark of the resin spike. It is to provide a sole structure that is light and excellent in flexibility.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention of claim 1 is a sole structure for a golf shoe having a detachable resin spike, having a plurality of pedestal portions to which the resin spikes are attached, and connecting the pedestal portions in the front-rear direction. A hard resin or hard rubber reinforcing plate having a belt-like portion extending in the front-rear direction, and a sole body made of a soft foam resin or soft foam rubber having a recess in which a reinforcing plate is accommodated in a part of the ground surface; It has. And in the state where the reinforcing plate is accommodated in the recess of the sole body and the resin spike is attached to the pedestal portion of the reinforcing plate, the grounding surface of the sole body is arranged in the immediate vicinity of the outer peripheral edge portion of the tip surface of the resin spike, The grounding surface of the sole body is disposed at a position protruding below the lower surface of the reinforcing plate and sinking above the tip surface of the resin spike .
[0009]
According to the first aspect of the present invention, the vertical positional relationship among the grounding surface of the sole body, the lower surface of the reinforcing plate around the resin spike, and the tip surface of the resin spike is from the side closer to the lawn surface, that is, downward. From the side with the larger protrusion amount, they are arranged in the order of “the front end surface of the resin spike ← the ground surface of the sole body ← the lower surface of the reinforcing plate around the resin spike”.
[0010]
That is, in this case, since the ground contact surface of the sole body protrudes downward, the protruding amount of the resin spike with respect to the ground contact surface of the sole body is suppressed. For this reason, when a large load is not applied locally to the sole, such as during putting, and the load is received by the entire sole, the load does not concentrate on the resin spike, and the load is applied to the resin spike and the sole body grounding surface. Since the load is shared, the load can be dispersed. As a result, it is possible to prevent the spike mark from being generated on the grass surface due to the load being concentrated on the resin spike.
[0011]
On the other hand, when a large load is applied locally to the sole, such as during a tee shot or walking on a slope, the sole body is made of a soft elastic member. The main body is compressed and deformed, and the ground contact surface sinks upward. As a result, the protrusion amount of the resin spike is increased, and the grip performance by the resin spike is improved.
[0012]
The specific gravity of the reinforcing plate made of hard resin or hard rubber is larger than that of the sole body made of soft foamed resin or soft foamed rubber. In the invention of claim 1, the reinforcing plate is made of the sole body. It is provided in a recess formed in a part of the ground contact surface, and is not disposed on the entire surface of the sole body like the sole described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-245505, so that the entire sole structure can be reduced in weight. , The flexibility can be improved.
[0013]
In addition, the reinforcing plate is fitted into the recess formed in the grounding surface of the sole body, and the lower surface of the reinforcing plate is submerged above the grounding surface of the sole body, thereby preventing the reinforcing plate from peeling off. At the same time, the appearance of the adhesive can be suppressed, thereby improving the beauty.
[0014]
Furthermore, in this case, since the reinforcing plate has a plurality of pedestal portions to which spikes are attached and a strip-shaped portion extending in a strip shape in the front-rear direction while connecting each pedestal portion in the front-rear direction, the pedestal portion and the strip-shaped portion Can alleviate the thrust from the spike.
[0015]
In the invention of claim 2, the reinforcing plate has a circular pedestal portion, and a flange portion having a circumferential portion extending around the pedestal portion and along the outer peripheral shape of the pedestal portion. With the resin spike attached, the circumferential portion of the flange portion is disposed in the immediate vicinity of the outer peripheral edge portion of the tip surface of the resin spike.
[0016]
In the invention of claim 3, a part of the belt-like portion has a wave shape that advances in the front-rear direction. In this case, since the reinforcing plate is easily bent back and forth at the wave-like peaks or valleys, the flexibility of the entire sole structure can be improved.
[0017]
In the invention of claim 4, a bent groove is formed in a part of the belt-like portion . In this case, since the reinforcing plate is easily bent back and forth at the bent groove portion, the flexibility of the entire sole structure can be improved.
[0018]
In the invention of claim 5, the width of the belt-like portion is 5 mm or more and 32 mm or less. This is because if the width is smaller than 5 mm, a sufficient adhesion margin cannot be secured with the sole body, and the connecting portion itself is easily twisted. On the other hand, if the width is larger than 32 mm, the connecting portion This is because the ground contact surface of the sole body may not be secured outside the portion.
[0019]
In the invention of claim 6, the pedestal portion has an inner pedestal portion and an outer pedestal portion that are respectively disposed on the inner shell side and the outer shell side of the sole body, and between these pedestal portions, is consolidated unit is disposed you connecting these base portion while extending in a band shape in a substantially transverse direction.
[0020]
In this case, the consolidation unit, when fitted with spikes on each pedestal, can improve the rigidity in the width direction between the spikes of the medial side and the outer lateral side, by which the entire sole structure downward It can suppress bending to convex shape.
[0021]
In the invention of claim 7, consolidated portion is curved convexly upwardly. In this case, it can suppress more effectively that the whole sole structure bends below convexly.
[0022]
In the invention of claim 8, the width of the consolidated portion is in 5mm or 20mm or less. This is because if the width is smaller than 5 mm, a sufficient adhesion margin cannot be secured between the sole body and the connecting portion itself is easily twisted. On the other hand, if the width is larger than 20 mm, the connecting portion This is because the area of the ground contact surface of the sole body may not be sufficiently secured around the portion, and the weight of the connecting portion increases.
[0023]
In the invention of claim 9, the reinforcing plate has a flange portion projecting around the pedestal portion, and the diameter of the circumferential portion of the flange portion is 32 mm or less. In this case, the thrust force from the spike can be reduced by providing the flange portion. Also, the reason why the diameter of the flange portion is set to 32 mm or less is that if the diameter is larger than 32 mm, the ground contact surface of the sole body may not be secured outside the flange portion.
[0024]
In the invention of claim 10, the plurality of auxiliary projections are integrally formed on the lower surface of the reinforcing plate. In this case, the load acting on the lawn from the shoes can be effectively dispersed by the resin spike and the auxiliary protrusion without being concentrated only on the resin spike portion.
[0025]
It is preferable that a groove or a protrusion inclined by 90 ± 25 ° with respect to the center line in the front-rear direction is formed on the ground contact surface of the sole body. Thereby, while being able to improve the slip prevention property of the grounding surface of a sole main body, it becomes easy to bend along a groove | channel or a processus | protrusion, and the flexibility of the whole sole structure can be improved.
[0026]
As in the invention of claim 12, the sole body preferably has a hardness of 50 to 90 degrees on the C scale of Asker and a specific gravity of 0.1 to 0.9. In this case, the sole body can be easily compressed and deformed when a large load is applied locally to the sole, and the sole body can be reduced in weight.
[0027]
It is preferable that a wear-resistant material having higher wear resistance than that of the upper surface of the sole main body is integrally formed on the ground contact surface of the sole main body.
[0028]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
1 is a bottom view of a sole structure for a golf shoe according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a bottom view of the sole structure with a spike removed, and FIG. 3 is an outer shell of the sole structure (FIG. 2). 4 is a bottom view of the sole structure before attaching the reinforcing plate, FIG. 5 is a bottom view of the reinforcing plate (FIG. 2), FIG. 6 is a sectional view taken along the line VI-VI in FIG. 1, and FIG. 2 is a sectional view taken along line VII-VII in FIG.
[0029]
As shown in FIGS. 1 to 5, the sole structure 1 includes a sole body 2 that extends from a heel part of a shoe to a front foot part through a middle foot part, and a part of a ground contact surface 20 of the sole body 2. And the reinforcing plate 3 disposed in the recess 20a formed in the above.
[0030]
The sole body 2 is made of a soft foamed resin such as foamed EVA (ethylene-vinyl acetate copolymer), foamed RB (1.2 polybutadiene-based thermoplastic elastomer), or foamed PU (polyurethane), or a soft foamed rubber. On the other hand, the reinforcing plate 3 is made of hard resin such as polyurethane or nylon, or hard rubber, but FRP which is resin reinforced using glass fiber or carbon fiber may be adopted. The reinforcing plate 3 is fixed to the recess 20a of the sole body 2 with an adhesive.
[0031]
The reinforcing plate 3 has a plurality of mounting members 30 formed with screw holes 30a for screwing the resin spikes 10 (see FIGS. 6 and 7). Each attachment member 30 is held by a pedestal portion 31 formed on the reinforcing plate 3.
[0032]
As shown in FIG. 6, in a state where the screw portion 10 a of the resin spike 10 is screwed into the screw hole 30 a of the mounting member 30 of the reinforcing plate 3, the grounding surface 20 of the sole body 2 is the reinforcing plate around the resin spike 10. 3 protrudes downward from the lower surface 3a of the resin 3 and sinks upward from the tip surface 10b of the resin spike 10. More specifically, the height from the lower surface 3a of the reinforcing plate 3 to the ground contact surface 20 of the sole body 2 is d, and the height from the lower surface 3a of the reinforcing plate 3 to the tip surface 10b of the resin spike 10 is h. In this case, d = 2 to 6 mm, h = 5 to 7 mm, and d <h. The dimensional difference between h and d is preferably 1 mm or more.
[0033]
As described above, the ground contact surface 20 of the sole body 2 protrudes downward from the lower surface 3 a of the reinforcing plate 3, so that the protruding amount of the resin spike 10 with respect to the ground contact surface 20 of the sole body 2 is suppressed. For this reason, when a large load does not act locally on the sole, such as during putting, and the load is received by the entire sole, the load does not concentrate on the resin spike 10 and the resin spike 10 and the sole body grounding surface. Since the load is shared and received at 20, the load can be dispersed. As a result, it is possible to prevent the load from concentrating on the resin spike 10 and generating a spike mark on the grass surface.
[0034]
On the other hand, when a large load is applied locally to the sole, such as during a tee shot or when walking on a slope, the sole body 2 is made of a soft elastic member, so The sole body 2 is compressed and deformed, and the ground contact surface 20 sinks upward. As a result, the relative protrusion amount of the resin spike 10 is increased, and the grip performance by the resin spike 10 is improved.
[0035]
The specific gravity of the reinforcing plate 3 made of hard resin or hard rubber is 1 or more, and the specific gravity of the sole body 2 made of soft foamed resin or soft foam rubber is 0.1 to 0.9. 3 has a greater specific gravity than the sole body 2. In the present embodiment, the reinforcing plate 3 is provided in a recess 20a formed in a part of the ground contact surface 20 of the sole body 2, and is not disposed on the entire surface of the sole body 2. The weight can be reduced and the flexibility can be improved.
[0036]
In addition, the reinforcing plate 3 is fitted into the recess 20a formed in the grounding surface 20 of the sole body 2, and the lower surface 3a of the reinforcing plate 3 is depressed above the grounding surface 20 of the sole body 2. In addition to preventing the reinforcing plate 3 from peeling off, it is possible to prevent the adhesive from protruding and improve the aesthetic appearance.
[0037]
As shown in FIGS. 2 and 5, the reinforcing plate 3 has first connecting portions 3 A and 3 B extending substantially in the front-rear direction along the outer periphery of the sole body 2 while connecting the pedestals 31. is doing. The first connecting portion 3 A is disposed along the outer side of the sole body 2, and the first connecting portion 3 B is disposed along the inner side of the sole body 2. In this case, the push-up force from the spike 10 can be alleviated by the pedestal portion 31 and the first connecting portions 3A and 3B.
[0038]
The widths of the first connecting portions 3A and 3B are set to 5 mm or more and 32 mm or less. This is because if the width is smaller than 5 mm, a sufficient bonding margin cannot be ensured between the sole body 2 and the recess 20a, and the connecting portion itself is easily twisted. On the other hand, the width is smaller than 32 mm. This is because if it is large, the ground contact surface 20 of the sole body 2 may not be secured outside the connecting portions 3A and 3B.
[0039]
The first connecting portions 3 A and 3 B may be formed with a wave shape portion (not shown) that advances in the front-rear direction. In this case, since the reinforcing plate 3 is easily bent back and forth at the wave-shaped peaks or valleys, the flexibility of the entire sole structure can be improved. Alternatively, a bent groove (not shown) having a substantially V (or U) cross section may be formed in a part of the first connecting portions 3A and 3B. Even in this case, since the reinforcing plate 3 is easily bent back and forth at the bent groove portion, the flexibility of the entire sole structure can be improved.
[0040]
Between the 1st connection parts 3A and 3B, between each base part 31 and 31 of an inner shell side and the outer shell side, the 2nd connection which connects these base parts, extending in strip shape in the width direction substantially. Portions 3C, 3D, and 3E are provided.
[0041]
In this case, when the spikes 10 are attached to the pedestal portions 31 by the second connecting portions 3C, 3D, and 3E, the rigidity in the width direction between the spikes 10 and 10 on the inner shell side and the outer shell side is determined. Thus, it is possible to suppress the entire sole structure from being bent downward in a convex shape.
[0042]
The widths of the second connecting portions 3C, 3D, 3E are set to 5 mm or more and 20 mm or less. This is because if the width is smaller than 5 mm, a sufficient adhesion margin cannot be secured between the sole body 2 and the recess 20a, and the connecting portion itself is easily twisted. On the other hand, the width is smaller than 20 mm. If it is large, the area of the ground contact surface 20 of the sole body 2 may not be sufficiently secured around the connecting portion, and the weight of the connecting portion increases.
[0043]
The second connecting portions 3C, 3D, 3E may be curved upward in a convex shape. In this example, as shown in FIG. 7, the second connecting portion 3C is curved in a convex shape upward. In this case, it becomes possible to more effectively suppress the entire sole structure from bending downward.
[0044]
In addition, the plate | board thickness of 1st and 2nd connection part 3A-3E is set to 0.8 mm or more and 3 mm or less. This is because if the plate thickness is smaller than 0.8 mm, molding becomes difficult, and if it is larger than 3 mm, the flexibility decreases and the weight of the entire reinforcing plate increases. .
[0045]
Since the reinforcing plate 3 is composed of the first and second connecting portions 3A to 3E extending in the front-rear direction and the width direction, respectively, the stepped portion of the reinforcing plate 3 has two openings as shown in FIG. 34 is formed. These openings 34 can improve the flexibility of the stepped portion of the reinforcing plate 3.
[0046]
The reinforcing plate 3 has a flange portion 35 projecting around the pedestal portion 31, and the diameter of the circumferential portion of the flange portion 35 is set to 32 mm or less. By providing such a flange portion 35, the pushing force from the spike 10 can be reduced. The reason why the diameter of the flange portion 35 is set to 32 mm or less is that if the diameter is larger than 32 mm, the ground contact surface 20 of the sole body 2 may not be secured outside the flange portion 35.
[0047]
In other words, as shown in FIG. 2, the distance between the outer peripheral edge of the flange portion 35 and the outer peripheral edge of the ground contact surface 20 of the sole body 2, that is, the minimum width w ₁ of the ground contact surface 20 of the sole body 2 is It is set to 3 mm or more and 15 mm or less. This is because if the minimum width w ₁ is smaller than 3 mm, the ground contact surface 20 of the sole body 2 may be torn off at the minimum width portion, and if the minimum width w ₁ is larger than 15 mm, the pedestal portion This is because the center position of 31, that is, the spike mounting position is too close to the inside, and the lateral stability at the time of swing is lowered.
[0048]
A plurality of auxiliary protrusions 36 are integrally formed on the lower surface 3 a of the reinforcing plate 3. In this case, the load acting on the lawn from the shoes can be effectively dispersed by the resin spike 10 and the auxiliary protrusion 36 without being concentrated only on the resin spike 10 portion.
[0049]
Further, a toe reinforcement piece 37 is attached to the toe side of the reinforcement plate 3, and a heel reinforcement piece 38 is attached to the heel rear end side. These reinforcing pieces 37 and 38 are members for preventing the ground contact surface 20 of the sole body 2 from being worn or damaged, and are made of hard resin or hard rubber. In addition, the toe reinforcement piece 37 may be extended to the 5th heel outer side part of a leg | foot. Moreover, you may make it provide the same reinforcement piece in the other area | region which wants to prevent wear and damage in the ground-contact surface 20 of the sole main body 2, for example, the 1st heel and the 5th heel metatarsal head vicinity.
[0050]
As shown in FIG. 4, a groove 22 or a projection that is inclined in a direction of 90 ± 25 ° with respect to the front-rear direction center line L is preferably formed on the ground contact surface 20 of the sole body 2. Thus, the slip resistance of the ground contact surface 20 of the sole body 2 can be improved, and the sole body 2 can be easily bent along the grooves 22 or the protrusions, whereby the flexibility of the entire sole structure can be improved.
[0051]
The sole body 2 preferably has a hardness of 50 to 90 degrees on the Asker C scale and a specific gravity of 0.1 to 0.9. In this case, the sole body 2 can be easily compressed and deformed when a large load is applied locally to the sole, and the sole body 2 can be reduced in weight.
[0052]
Note that a foam material having higher wear resistance than the upper surface of the sole body 2 may be provided on the ground contact surface 20 of the sole body 2.
[0053]
Moreover, in the said embodiment, although the recessed part 20a was formed over the full length from the heel rear end part of the grounding surface 20 of the sole main body 2 to the toe part, the application of this invention is not limited to this. The concave portion 20a may be formed only on the front foot portion of the ground contact surface 20 of the sole body 2, or may be formed only on the rear foot portion. For example, when the recess 20 a is formed only on the front foot portion of the ground contact surface 20 of the sole body 2, the entire surface of the heel portion of the ground contact surface 20 of the sole body 2 is covered by the extended portion on the rear foot portion side of the reinforcing plate 3. You may do it.
[0054]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the golf shoe having the detachable resin spike, the grounding surface of the sole body is more than the lower surface of the reinforcement plate around the resin spike in a state where the resin spike is attached to the attachment member of the reinforcement plate. Since it protrudes downward and sinks above the tip of the resin spike, it can disperse the load applied to the resin spike, suppress the occurrence of spike marks on the resin spike, and is lightweight and highly flexible. There is an effect that a structure can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a bottom view of a sole structure for a golf shoe according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a bottom view of the sole structure (FIG. 1) with the spikes removed.
FIG. 3 is a side view of the outer side of the sole structure (FIG. 2).
FIG. 4 is a bottom view of the sole structure (FIG. 2) before attaching a reinforcing plate.
FIG. 5 is a bottom view of the reinforcing plate of the sole structure (FIG. 2).
6 is a cross-sectional view taken along line VI-VI in FIG.
7 is a cross-sectional view taken along line VII-VII in FIG.
[Explanation of symbols]
1: Sole structure 2: Sole body 20: Ground surface 20a: Recess 3: Reinforcing plate 3a: Lower surface 3A: First connecting portion 3B: First connecting portion 3C: Second connecting portion 3D: Second connecting Part 3E: Second connecting part 30: Mounting member 30a: Screw hole 31: Base part 35: Flange part 10: Resin spike 10b: Tip surface

Claims

A sole structure (1) for a golf shoe having a detachable resin spike (10) comprising:
Made of hard resin or hard rubber having a plurality of pedestal portions (31) to which resin spikes (10) are attached and having strip-like portions extending in the front-rear direction while connecting the pedestal portions (31) in the front-rear direction. The reinforcing plate (3) of
A sole body (2) made of a soft foamed resin or a soft foamed rubber having a recess (20a) in which the reinforcing plate (3) is accommodated in a part of the ground plane (20),
The reinforcing plate (3) is accommodated in the recess (20a) of the sole body (2), and the resin spike (10) is attached to the pedestal (31) of the reinforcing plate (3). A grounding surface (20) of the sole body (2) is disposed in the immediate vicinity of the outer peripheral edge of the distal end surface (10b), and
The grounding surface (20) of the sole body (2) is disposed at a position protruding below the lower surface (3a) of the reinforcing plate (3) and sinking above the tip surface (10b) of the resin spike (10). Yes,
A sole structure for a golf shoe characterized by the above.

In claim 1,
The reinforcing plate (3) includes a circular pedestal portion (31), and a flange portion (35) having a circumferential portion extending around the pedestal portion (31) and along the outer peripheral shape of the pedestal portion (31). Have
With the resin spike (10) attached to the pedestal portion (31), the circumferential portion of the flange portion (35) is disposed in the immediate vicinity of the outer peripheral edge portion of the tip surface (10b) of the resin spike (10). Yes,
A sole structure for a golf shoe characterized by the above.

In claim 1 ,
A part of the belt-like portion has a wave shape that advances in the front-rear direction.
A sole structure for a golf shoe characterized by the above.

In claim 1 ,
A bent groove is formed in a part of the band-shaped portion ,
A sole structure for a golf shoe characterized by the above.

In claim 1 ,
The width of the band-shaped portion is 5 mm or more and 32 mm or less,
A sole structure for a golf shoe characterized by the above.

In claim 1 ,
Pedestal (31), comprises a back side base portion in which is disposed on the medial side of the sole body (2) and an outer lateral side pedestal disposed outside the back side of the sole body (2) And between the inner shell side pedestal portion and the outer shell side pedestal portion, a connecting portion (3C, 3D, 3E) are arranged,
A sole structure for a golf shoe characterized by the above.

In claim 6,
The connecting portion (3C, 3D, 3E) is curved upward and convex,
A sole structure for a golf shoe characterized by the above.

In claim 6,
The width of the connecting portion (3C, 3D, 3E) is 5 mm or more and 20 mm or less,
A sole structure for a golf shoe characterized by the above.

In claim 2,
The diameter of the circumferential portion of the flange portion (35) is 32 mm or less.
A sole structure for a golf shoe characterized by the above.

In claim 1 ,
Under surface of the reinforcing plate (3), a plurality of auxiliary protrusions are integrally molded with the reinforcing plate (3),
A sole structure for a golf shoe characterized by the above.

In claim 1,
On the ground contact surface (20) of the sole body (2), grooves or protrusions inclined by 90 ± 25 ° with respect to the front-rear direction center line are formed.
A sole structure for a golf shoe characterized by the above.

In claim 1,
The sole body (2) has a hardness of 50 to 90 degrees on the Asker C scale and a specific gravity of 0.1 to 0.9.
A sole structure for a golf shoe characterized by the above.

In claim 1,
The ground contact surface (20) of the sole body (2) is integrally formed with a wear-resistant material having higher wear resistance than the upper surface of the sole body (2) .
A sole structure for a golf shoe characterized by the above.