JP4002081B2 - Cable laying method in cable housing - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーブル収容体への電力ケーブルや通信ケーブル等の敷設方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄道線路や変電所構内等にケーブルを敷設するときは、コンクリート製のトラフ内にケーブルを収容する方式が広く採用されている。この方式では、まず敷設ルートにトラフを設置し、隣り合うトラフの端面同士を突き合わせた後、目地処理を行い、その後、トラフ内にケーブルを収容してから、トラフの上部開口部にコンクリート製の蓋を被せるという手順がとられる。
【0003】
図10及び図11にトラフ内にケーブルを敷設した従来の例を示す。図10はトラフ10内に電力ケーブル14を収容し、蓋12を被せた例であり、図11はトラフ10内に通信ケーブル16を収容し、蓋12を被せた例である。電力ケーブル14は通電時の発熱を考慮して、ケーブルを積み上げることはせず、トラフ10の底に並べて収容される。通信ケーブル16は発熱がないので、多数本のケーブルが一括して収容される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
トラフを敷設する場合、敷設ルートが直線状であれば、隣り合うトラフの端面同士を段違いを生じさせることなく接合することは容易である。しかし敷設ルートに、障害物の迂回あるいはトラフの分岐などのために、垂直曲がりや水平曲がりがある場合には、所定の曲率半径を確保するため、長さ50cm程の短いトラフをつないで敷設することになり、このような曲がり部ではトラフの継ぎ目に段違いを生じさせないように施工することは極めて困難である。このためトラフの曲がり部では結果的にトラフの継ぎ目に段違いが生じているのが実状である。
【0005】
トラフの継ぎ目に段違いがあると、トラフの端面縁部が角張っているため、ケーブルシースを損傷させてしまうという問題がある。例えば電力ケーブルの場合、トラフ内にケーブルを敷設した後、通電すると、温度上昇でケーブルの伸び出しが起こるが、このときトラフ継ぎ目の段違い箇所でケーブルシースが擦られて損傷するという事例が発生している。
【0006】
また通信ケーブルの場合は、電力ケーブルほどの伸び出しはないが、それでも敷設の際などにケーブルがトラフに対して長手方向に引きずられたり、外気温の変化により伸縮することがあるため、トラフ継ぎ目に段違いがあると、ケーブルシースが損傷を受けやすい。
【0007】
本発明の目的は、以上のような問題点に鑑み、トラフ継ぎ目に段違いがあってもケーブルシースが損傷を受けるおそれのない、ケーブル収容体へのケーブルの敷設方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るケーブル収容体へのケーブルの敷設方法は、所定のルートに敷設されたトラフ内の底部に、トラフ長手方向に連続する長尺な複数本の波付き半割筒状体であって隣り合う2本の波付き半割筒状体が内側の縁で互いに連結されている連結型波付き半割筒状体を含む複数本の波付き半割筒状体を、内周面側を上に向けて並行に配置し、さらにその波付き半割筒状体を上面側の波の谷部で止め具によりトラフの底部に固定してケーブル収容体を構成した後、前記波付き半割筒状体上にケーブルを敷設することを特徴とするものである。
【0009】
トラフ内に上記のような波付き半割筒状体を配置し、その上にケーブルを敷設すれば、トラフ継ぎ目に段違いがあっても、ケーブルが段違い部で擦られることがなくなり、ケーブルの損傷を防止できる。
【0010】
トラフ内に波付き半割筒状体を配置した場合、波付き半割筒状体がケーブルと共に移動してしまい、ケーブル載置部材としての機能が損なわれるおそれがあるが、これを防止するために、波付き半割筒状体を、上面側の波の谷部で止め具によりトラフの底部に固定しておく。
【0011】
このようにすれば、トラフ内での波付き半割筒状体の移動を阻止することができる。また止め具の頭部は、波付きケーブル載置部材の上面側の、波の谷部内に位置し、出っ張らないため、止め具によってケーブルが損傷するおそれをなくすことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
〔関連技術1〕 図1は本発明の関連技術を示す。このケーブル収容体18は、所定のルートに敷設されたコンクリート製トラフ10内の底部に、ケーブル載置部材として合成樹脂製の波板20を配置したものである。波板20はトラフ長手方向に波をうち、トラフ長手方向に連続する(端面を突き合わせて接合された多数のトラフに跨る)長尺のものである。また隣接する波板20同士の端部は重ね合わされている。波板20の幅はトラフ10の底面の幅と同じかそれより若干狭くしてある。波板20は、その上にケーブルが載ったり、その上でケーブルが引きずられたりしても、波形が変形しないような強度が必要であり、その材料には硬質ポリエチレン、硬質ポリ塩化ビニル又はポリプロピレン等の硬質プラスチックが用いられる。また波板20は、トラフ10内で移動しないように、上面側の波の谷部でコンクリート釘22(止め具)によりトラフ10の底部に固定されている。
【0014】
このケーブル収容体18には、ケーブルを引き込むか、落とし込むことにより、ケーブルが収容される。つまりケーブルはトラフ10内で波板20の上に載置される。したがってトラフ10の継ぎ目に段違いがあっても、ケーブルは段違い部に直接接触することがなく、段違い部によって損傷を受けるおそれがなくなる。また波板20は可とう性があるため、トラフ10に曲がり部があっても、トラフ内に配置することは容易である。特に垂直曲がりには容易に対応できる。また波板20は長手方向に適当な間隔をおいてコンクリート釘22によりトラフ10に固定されているため、ケーブルが移動してもそれに引きずられて移動することがなく、ケーブル載置部材としての機能が損なわれることがない。さらにコンクリート釘22は波板20の上面側の谷部に打ち込まれているため、その頭部がケーブル載置面に出っ張ることがなく、コンクリート釘22によってケーブルが損傷を受けるおそれもない。
【0015】
〔関連技術2〕 図2は本発明の他の関連技術を示す。このケーブル収容体18は、関連技術1と同様なトラフ10内の底部に、ケーブル載置部材として合成樹脂製の半割筒状体24を配置したものである。半割筒状体24はらせん波付き管を二つ割りにしたもので、したがってトラフ長手方向に波をうつ形となっている。半割筒状体24はトラフ長手方向に連続する長尺なものである。材質は関連技術1と同じである。半割筒状体24は凹面(内周面)側を上に向けてトラフ10内に配置されている。半割筒状体24は凹面側(上面側)の波の谷部でコンクリート釘22によりトラフ10の底部に固定されている。ケーブルは半割筒状体24の凹部内に収容される。この実施形態では半割筒状体24を2本使用しているが、半割筒状体24の本数は任意である。
【0016】
ケーブル載置部材として半割筒状体24を使用すると、関連技術1と同様な効果が得られるほか、次のような効果がある。半割筒状体24はケーブルのガイドになるためケーブルをトラフに接触させることなく引き込み敷設することができる。波付けされた半割筒状体24は可とう性がよいため、トラフの垂直曲がり、水平曲がりに容易に対応でき、施工性がよい。電力ケーブルを敷設する場合、1本の半割筒状体24に1本の電力ケーブルを収容することにより、電力ケーブルの間隔がほぼ一定に保たれ、放熱性などの点で有利である。
【0017】
この実施形態では、らせん波付き管を二つ割りにした形の半割筒状体を使用したが、環状波付き管を二つ割りにした形の半割筒状体を使用することもできる。環状波付き管二つ割り型の半割筒状体の場合は、半割筒状体の両端部を凹面側の波の谷部で切断すれば、ケーブルが半割筒状体の切断端面の角部と接触することがなく、当該角部で傷つくことがなくなるので好ましい。
【0018】
また、何らかの原因で半割筒状体内に浸入した水が半割筒状体内に溜まるのを防止するため、半割筒状体24の凹面側の波の谷部に排水用の小孔を形成しておくとよい。
【0019】
〔実施形態1〕 図3は本発明の一実施形態を示す。この実施形態もケーブル載置部材として2本の波付き半割筒状体24を使用するものであるが、この実施形態が関連技術2と異なる点は、2本の波付き半割筒状体24が内側の縁で互いに連結されていることである。26が連結部である。このような連結型の波付き半割筒状体24は、波付き管を二つ割りに切断するときに、片側の管壁は完全に切り離し、反対側の管壁は外周面側の波の山部だけを残して切断し、残した山部をヒンジのようにして二つの半割筒状体24を切断面がほぼ平らになるように展開することにより得ることができる。
【0020】
このような連結型の半割筒状体24は、展開する前の状態の割り入り波付き管を工事現場に搬入し、そのままトラフ内に敷設した後、二つの半割筒状体24に展開すればよいので、分離された2本の半割筒状体を敷設する場合より、工事の際のハンドリング性が極めてよくなる。
上記以外の構成及び効果は関連技術2と同じであるので、図3において図2と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0021】
〔関連技術3〕 図4は本発明のさらに他の関連技術を示す。このケーブル収容体18は、半割筒状体24として、外周面側の波の山部(内周面側の波の谷部)28が断面四角形で、外周面側の波の谷部(内周面側の波の山部)30が断面円形の波付き管を、相対する外周面側の波の山部28をそれぞれ2等分する面で、二つ割りにしたものを用いたものである。このような半割筒状体24を用いると、半割筒状体24をトラフ10の底部に配置したときの安定性がよくなる。
上記以外の構成及び効果は関連技術2と同じであるので、図4において図2と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0022】
〔実施形態2〕 図5は本発明の他の実施形態を示す。このケーブル収容体18は、関連技術3と同様な半割筒状体24を用いたものであるが、関連技術3と異なる点は、並行する2本の波付き半割筒状体24が内側の縁で連結部26により互いに連結されていることである。それ以外の構成は関連技術3と同じであるので、図5において図4と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。この実施形態によれば関連技術3と実施形態1を合わせた効果が得られる。
【0023】
〔実施形態3〕 図6は本発明のさらに他の実施形態を示す。この実施形態はケーブルの追加敷設がある場合、あるいはケーブルの本数が多い場合などに好適である。この実施形態では、まずトラフ10の底部に3本(本数は任意)の波付き半割筒状体24を敷設し、コンクリート釘(図示せず)で固定する。3本の半割筒状体24のうち2本は図3に示すような連結型である。次いで各半割筒状体24上にケーブル14を敷設し、蓋12を被せて、使用に供する。その後、ケーブルの追加敷設の必要が生じたときは、蓋12を取り外し、トラフ10内に中間仕切板32を設置し、その上に3本の半割筒状体24を敷設し、固定する。なお中間仕切板32を載せる支持部34はトラフ10の内壁面に予め設けておく。次いで各半割筒状体24上にケーブル14を敷設し、蓋12を被せる。このようにすれば既設のケーブルに影響を与えることなくケーブルを追加敷設することができる。
【0024】
〔関連技術4〕 図7は本発明のさらに他の関連技術を示す。波付きの半割筒状体24はトラフ10の1区間全長にわたって一連続であることが好ましいが、半割筒状体24は有限長であるから、トラフ10内で半割筒状体24を長手方向につなぐ必要が生じる場合がある。その場合には図7(A)に示すような半割筒状体を用いるとよい。この半割筒状体24は、一方の端部だけに縮径部36を設けたものである。縮径部36は他の部分より外周面側の山部及び谷部の外径を肉厚分だけ小さくすると共に、山部の幅を狭くしたものである。このようにすると、図7(B)に示すように、トラフ10内に先に敷設した半割筒状体24Aの縮径部のない方の端部に、後から敷設した半割筒状体24Bの縮径部36を嵌め込むことにより、半割筒状体24A、24Bを簡単に長手方向につなぐことができる。なお嵌め込みにより半割筒状体24A、24Bの端部が重ね合わされている部分はコンクリート釘22でトラフ10に固定しておくことが好ましい。
【0025】
【実施例】
〔関連実施例1〕 まず図8を参照して本発明の関連実施例を説明する。半割筒状体24は、曲げ弾性率が1100N/mm2のポリエチレンで、外径130mm、内径100mm、波ピッチ32mm、波高さ13mm、肉厚2mmのらせん波付き硬質ポリエチレン管を製造し、これを二つ割りにして、長さ50mの把巻き品としたものを使用した。
トラフ10は、JIS A 5321「鉄筋コンクリートケーブルトラフ」の呼び名300(内幅300mm、深さ170mm、長さ500mmを使用した。
【0026】
敷設試験、ケーブル通線試験を行うため、図8(A)、(B)に示すような敷設ルート(直線部+垂直曲がり部+Y分岐部)に50mの長さにわたり図示のようにトラフ10を敷設し、トラフ10内に半割筒状体24を2本並べて敷設した。半割筒状体24は長さ10mmのコンクリート釘を使用して、2.5m間隔でトラフ10に固定した。コンクリート釘は半割筒状体24の内周面側の波の谷部に打ち込んだので、コンクリート釘の頭部が半割筒状体24のケーブル載置面に出っ張ることはなかった。半割筒状体24の敷設試験では、半割筒状体24が波付きで可とう性を有していることから、トラフ10の曲がり部においても極めて作業しやすいことが確認できた。
【0027】
ケーブル通線試験では、トラフ10に蓋をした状態で、600VのCVケーブル3×250mm2(外径59mm、重量8.65kg/m)をa端からb端に向けて引き込んだ。b端側での引き取り張力は2117Nであった。ケーブル通線終了後、ケーブルを引き抜いたが、引き抜き作業も容易に行うことができ、ケーブルシースに損傷はなかった。
【0028】
その後、トラフ10の蓋をあけ、半割筒状体24の状況を確認した結果、半割筒状体の変形、コンクリート釘の抜け出し(コンクリート釘1本あたり101Nの荷重がかかる)等の異常はなかった。
【0029】
〔実施例1〕 次に図9を参照して本発明の一実施例を説明する。この実施例は、半割筒状体24を図3に示したような2本連結型にしたこと以外は関連実施例1と同様である。ただし敷設ルートのY分岐部から先は、半割筒状体24の連結部26をナイフで切断することにより、2本の半割筒状体24に分離して敷設した。このような連結型の半割筒状体を使用しても実施例1と同様の効果を得ることができた。特にa端からY分岐部までは、2本の半割筒状体を一括して敷設できるため、作業効率が非常によいことが分かった。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、トラフ内に波付き半割筒状体を配置し、その上にケーブルを敷設するようにしたので、トラフの継ぎ目に段違いがあっても、それによってケーブルが損傷することがなくなる。
また、連結型の半割筒状体は、展開する前の状態の割り入り波付き管を工事現場に搬入し、そのままトラフ内に敷設した後、二つの半割筒状体に展開すればよいので、分離された2本の半割筒状体を敷設する場合より、工事の際のハンドリング性が極めてよくなる。
また波付き半割筒状体は、上面側の波の谷部で止め具により簡単にトラフに固定することができ、かつ止め具が出っ張らないため止め具によってケーブルが損傷するおそれをなくすことができる。
また、波付き半割筒状体はケーブルのガイドになるためケーブルをトラフに接触させることなく敷設することができる。さらに波付き半割筒状体は可とう性がよいため、トラフの垂直曲がり、水平曲がりに容易に対応でき、施工性がよい。電力ケーブルを敷設する場合、1本の半割筒状体に1本の電力ケーブルを収容することにより、電力ケーブルの間隔がほぼ一定に保たれ、放熱性などの点で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の関連技術を示す、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線断面図。
【図2】 本発明の他の関連技術を示す、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線断面図。
【図3】 本発明の一実施形態を示す、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線断面図。
【図4】 (A)は本発明の関連技術に使用する半割筒状体の一例を示す平面図、(B)は(A)の半割筒状体を使用した本発明のさらに他の関連技術を示す断面図。
【図5】 (A)は本発明に使用する半割筒状体の一例を示す平面図、(B)は(A)の半割筒状体を使用した本発明の他の実施形態を示す断面図。
【図6】 本発明のさらに他の実施形態を示す断面図。
【図7】 (A)は本発明の関連技術に使用する半割筒状体のさらに他の例を示す平面図、(B)は(A)の半割筒状体を使用した本発明のさらに他の関連技術を示す断面図。
【図8】 本発明の関連実施例で使用したケーブル収容体を示す、(A)は平面図、(B)は側面図。
【図9】 本発明の一実施例で使用したケーブル収容体を示す平面図。
【図10】 従来のトラフに電力ケーブルを収容した状態を示す断面図。
【図11】 従来のトラフに通信ケーブルを収容した状態を示す断面図。
【符号の説明】
10:トラフ
12:蓋
14:電力ケーブル
16:通信ケーブル
18:ケーブル収容体
20:波板(ケーブル載置部材)
22:コンクリート釘(止め具)
24:半割筒状体(ケーブル載置部材)
26:連結部
28:外周面側の波の山部
30:外周面側の波の谷部
32:中間仕切板
34:支持部
36:縮径部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for laying a power cable, a communication cable, and the like on a cable housing.
[0002]
[Prior art]
When laying cables in railway tracks, substations, etc., a method of accommodating cables in concrete troughs is widely adopted. In this method, a trough is first installed on the laying route, the end faces of adjacent troughs are brought into contact with each other, joint processing is performed, and then the cable is accommodated in the trough, and then the upper opening of the trough is made of concrete. The procedure is to cover the lid.
[0003]
10 and 11 show a conventional example in which a cable is laid in the trough. FIG. 10 shows an example in which the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
When laying troughs, if the laying route is straight, it is easy to join the end faces of adjacent troughs without causing a difference in level. However, if there is a vertical or horizontal bend in the laying route due to obstacle detours or branching of troughs, etc., a short trough of about 50 cm in length is laid to secure the specified radius of curvature. Therefore, it is extremely difficult to construct such a bent portion so as not to cause a difference in the seam of the trough. For this reason, the actual condition is that the trough seam is uneven at the bent portion of the trough.
[0005]
If the trough seams are uneven, there is a problem that the edge of the trough has an angular edge that damages the cable sheath. For example, in the case of a power cable, when the cable is laid in the trough and energized, the cable will extend due to temperature rise. At this time, the cable sheath may be rubbed and damaged at the difference in the trough seam. ing.
[0006]
In the case of communication cables, the cable does not extend as much as the power cable, but when the cable is laid, the cable may be dragged in the longitudinal direction with respect to the trough or may expand and contract due to changes in the outside air temperature. If there is a difference, the cable sheath is easily damaged.
[0007]
In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a method for laying a cable on a cable housing so that the cable sheath is not damaged even if there is a difference in the trough seam.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Laying the cables into the cable receiving body according to the present invention, the bottom of the trough laid in a predetermined route, a corrugated half cylinder with a long plurality of continuous trough longitudinally A plurality of corrugated halved tubular bodies including two connected corrugated halved tubular bodies in which two adjacent corrugated halved tubular bodies are connected to each other at the inner edge. Further, the corrugated halved cylindrical body is fixed to the bottom of the trough with a stopper at the trough of the wave on the upper surface side, and the cable housing is configured. A cable is laid on the cylindrical body.
[0009]
If the corrugated halved tubular body is placed in the trough and the cable is laid on it, the cable will not be rubbed at the uneven portion even if there is a difference in the trough seam. Can be prevented.
[0010]
In order to prevent this, the corrugated half tubular body moves with the cable when the corrugated half tubular body is disposed in the trough, and the function as the cable mounting member may be impaired. The corrugated halved cylindrical body is fixed to the bottom of the trough with a stopper at the wave trough on the upper surface side.
[0011]
If it does in this way, the movement of the half cylinder with a wave in a trough can be blocked. Further, since the head of the stopper is located in the wave trough on the upper surface side of the corrugated cable placing member and does not protrude, the possibility of damaging the cable by the stopper can be eliminated.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0013]
[Related Art 1] FIG. 1 shows a related art of the present invention. The
[0014]
The
[0015]
[ Related Art 2 ] FIG. 2 shows another related art of the present invention. This
[0016]
When the half
[0017]
In this embodiment, the half tubular body in which the pipe with spiral wave is divided into two is used, but a half tubular body in which the pipe with annular wave is divided into two can also be used. In the case of a half-tubular tubular body with an annular corrugated tube, if both ends of the half-tubular body are cut at the wave troughs on the concave side, the cable is a corner of the cut end surface of the half-tubular body This is preferable because it does not come into contact with the substrate and is not damaged at the corner.
[0018]
In addition, a small hole for drainage is formed in the valley of the wave on the concave side of the halved
[0019]
Embodiment 1 FIG. 3 shows an embodiment of the present invention. This embodiment also uses two waved halved
[0020]
Such a connection-type half
Since the configurations and effects other than those described above are the same as those of the related technique 2 , the same parts as those in FIG.
[0021]
[ Related Art 3 ] FIG. 4 shows still another related technique of the present invention. This
Since the configuration and effects other than those described above are the same as those of the related technique 2 , the same parts as those in FIG.
[0022]
Embodiment 2 FIG. 5 shows another embodiment of the present invention. The
[0023]
Embodiment 3 FIG. 6 shows still another embodiment of the present invention. This embodiment is suitable when there is an additional cable laying or when the number of cables is large. In this embodiment, first, three (any number) corrugated halved
[0024]
[ Related Art 4 ] FIG. 7 shows still another related technique of the present invention. It is preferable that the waved half
[0025]
【Example】
[ Related Example 1] First, a related example of the present invention will be described with reference to FIG. The halved
[0026]
In order to conduct the laying test and the cable wiring test, the
[0027]
In the cable connection test, with the
[0028]
After that, the
[0029]
Embodiment 1 Next , an embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. This embodiment is the same as the related embodiment 1 except that the halved
[0030]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the corrugated halved tubular body is arranged in the trough and the cable is laid on the trough, so that even if there is a difference in the seam of the trough, Will not be damaged.
In addition, the connection type half tubular body may be deployed in two half tubular bodies after carrying the split wave tube in the state before unfolding to the construction site and laying it in the trough as it is. Therefore, the handling property at the time of construction is extremely improved as compared with the case where two separated halved cylindrical bodies are laid.
In addition, the corrugated halved cylindrical body can be easily fixed to the trough with the stopper at the wave trough on the upper surface side, and the stopper does not protrude, so that the cable may not be damaged by the stopper. it can.
Further, since the corrugated half tubular body serves as a cable guide, the cable can be laid without contacting the trough. Furthermore, since the corrugated halved cylindrical body has good flexibility, it can easily cope with trough vertical bending and horizontal bending, and has good workability. When laying a power cable, accommodating one power cable in one halved cylindrical body is advantageous in terms of heat dissipation and the like because the distance between the power cables is kept substantially constant.
[Brief description of the drawings]
1A is a plan view and FIG. 1B is a cross-sectional view taken along line BB of FIG.
FIG. 2A is a plan view showing another related technique of the present invention, and FIG. 2B is a sectional view taken along line BB of FIG.
FIGS. 3A and 3B show an embodiment of the present invention, in which FIG. 3A is a plan view, and FIG. 3B is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
4A is a plan view showing an example of a half cylinder used in the related art of the present invention , and FIG. 4B is still another example of the present invention using the half cylinder of FIG. Sectional drawing which shows related technology .
[5] (A) is a plan view showing an example of a half cylindrical body used in the present invention, another embodiment of the present invention using the half cylindrical body (B) is (A) FIG.
FIG. 6 is a sectional view showing still another embodiment of the present invention.
FIG. 7A is a plan view showing still another example of a half tubular body used in the related art of the present invention , and FIG. 7B is a plan view of the present invention using the half tubular body of FIG. Sectional drawing which shows another related technique .
FIGS. 8A and 8B are plan views and FIG. 8B are side views showing a cable housing used in a related embodiment of the present invention. FIGS.
FIG. 9 is a plan view showing a cable housing body used in one embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a state where a power cable is housed in a conventional trough.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a state where a communication cable is housed in a conventional trough.
[Explanation of symbols]
10: Trough
12: Lid
14: Power cable
16: Communication cable
18: Cable housing
20: Corrugated sheet (cable mounting member)
22: Concrete nails (stoppers)
24: Half cylinder (cable mounting member)
26: Connecting part
28: Wave peak on the outer peripheral surface
30: Wave valley on the outer peripheral surface side
32: Intermediate divider
34: Support section
36: Reduced diameter part
Claims (6)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001251119A JP4002081B2 (en) | 2001-08-22 | 2001-08-22 | Cable laying method in cable housing |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2001251119A JP4002081B2 (en) | 2001-08-22 | 2001-08-22 | Cable laying method in cable housing |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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