JP4000829B2 - Power supply duct system - Google Patents
Power supply duct system Download PDFInfo
- Publication number
- JP4000829B2 JP4000829B2 JP2001343257A JP2001343257A JP4000829B2 JP 4000829 B2 JP4000829 B2 JP 4000829B2 JP 2001343257 A JP2001343257 A JP 2001343257A JP 2001343257 A JP2001343257 A JP 2001343257A JP 4000829 B2 JP4000829 B2 JP 4000829B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- duct
- duct body
- conductor
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、導体を有するダクト本体と、栓刃を有するプラグとよりなる給電ダクトシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から情報ラックのような取付け部に取付けられる天面部1の両端部から側壁部2を対向延設して対向する側壁部2の先端部間に開口部3が形成されたダクト本体4の両側壁部2の内面部にダクト本体4の長手方向に沿ってそれぞれ導体5を配置し、プラグ7の挿入部の両側にそれぞれ外側に向けて栓刃6を突設し、プラグ7の挿入部をダクト本体4の開口部3内に挿入し、プラグ7を90°回転して栓刃6をダクト本体4の両側壁部2の内面部に配設した導体5に接触させてプラグ7をダクト本体4に装着するようにした給電ダクトシステムが知られている。
【0003】
ところで、上記のような給電ダクトシステムにおいては、IEC規格に適合させたい場合、図6(a)に示すように試験針30がダクト本体4の開口部3から導体5に接触しない構造にする必要がある。このため、従来にあってIEC規格に適合させるためには、導体5をダクト本体4の奥深くに配置したり、ダクト本体4の開口部3を狭くしたりする必要がある。しかしながら、導体5をダクト本体4の奥深くに配置するものにおいてはダクト本体4の深さが深くなると共にプラグ7の挿入部の差し込み方向の長さが長くなり、また、ダクト本体4の開口部3を狭くするものにおいては図6(b)、図6(c)に示すようにプラグ7がダクトから大きく突出してしまう構造となる。
【0004】
例えば、コンピュータルーム等の室内で主に壁際に設置され、情報機器等が設置される情報ラックあるいはシステムラック等と呼ばれるものがあるが、このようなラックに取付ける情報ラック用の給電ダクトシステムを考える場合、非常に使い勝手が悪いものとなってしまうという問題がある。
【0005】
また、従来にあっては、ダクト本体4は絶縁性及び強度確保のために樹脂材料に金属板を埋め込んで一体成形(いわゆるインサート成形)するものもあるが、このものにおいては、異なる材料のものを分別解体することが困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、試験針が開口部から導体に接触しないというIEC規格の適合性を満たしつつ、ダクト本体の薄型化、開口部の拡大、プラグの挿入部の突出度の低減を図ることができて使い勝手の良く、また、絶縁性、強度を確保できると共に、異なる材料のものを容易に分別解体することができる新規な給電ダクトシステムを提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る給電ダクトシステムは、情報ラックのような取付け部に取付けられる天面部1の両端部から側壁部2を対向延設して対向する側壁部2の先端部間に開口部3が形成されたダクト本体4と、ダクト本体4内に配置され所定長さを有してダクト本体4の長手方向に延設された複数で一組となった導体5と、この導体5にそれぞれ電気的に接触する複数で一組となった栓刃6を有してダクト本体4の開口部3に取着されるプラグ7とを備えた給電ダクトシステムであって、板金製のダクト本体4の天面部1の巾方向の中間部をダクト本体4内に凸曲してダクト本体1内に突出する凸部9を設け、両側の外面に導体5を保持した樹脂製の断面コ字状の導体保持部8を凸部9の略全体にわたって密接状態で被嵌することでダクト本体4の両側壁部2に対向する凸部9の両側面に導体5を位置させ、プラグ7に設けた複数の栓刃6をダクト本体4の巾方向の内側に突出すると共に複数の栓刃6のうちいずれかが他方に対して逆方向となるようにしたことを特徴とするものである。このような構成とすることで、ダクト本体4の巾方向の中間部に配置した各導体5と対向する側壁部2との間の巾がダクト本体4の巾の1/2以下となって狭くなり、この結果、ダクト本体4の奥行きを深くしたりあるいは開口部3の巾を狭くしなくても試験針が開口部3から導体に接触しない構造とでき、しかも、このように開口部3の巾を広くすることが可能なので、プラグ7を挿入して取付ける操作性が向上することになる。また、ダクト本体4の奥行きを深くしてなくてもよいので、ダクト本体4の薄型化が図れ、プラグの挿入部15の突出度も低減できることになる。また、ダクト本体4の天面部1の巾方向の中間部をダクト本体4内に凸曲してダクト本体1内に突出する凸部9を設け、両側の外面に導体5を保持した断面コ字状の導体保持部8を凸部9の略全体にわたって密接状態で被嵌することでダクト本体4の両側壁部2に対向する凸部9の両側面に導体5を位置させるので、簡単な構成で複数の導体5がそれぞれダクト本体4の巾方向の外側を向き且つ複数の導体5のうちいずれかが他方に対して逆方向となるようにダクト本体4内の巾方向の中間部に配置することができ、また、板金製のダクト本体1の天面部1の中間部を凸曲した凸部9の略全体にわたって樹脂製の導体保持部8を密接状態で被嵌するので、樹脂製の導体保持部8の板金製のダクト本体1への接触面積を大きくすることが可能となり、導体5における発熱を効率良く板金製のダクト本体1に逃がすことができて、熱が滞留することによる樹脂製の導体保持部8の変形を低減できるものである。
【0008】
また、導体5が樹脂製の導体保持部8に保持され、導体保持部8を板金製のダクト本体4に着脱可能に設けることが好ましい。このような構成とすることで、分別回収する際に、板金製のダクト本体4を合成樹脂製の導体保持部8から分別して回収ができるものである。
【0009】
また、導体5が導体保持部8に着脱可能に保持してあることが好ましい。このような構成とすることで、分別回収する際に導体5を合成樹脂製の導体保持部8から脱離することで容易に導体5と合成樹脂製の導体保持部8とを分別回収できるものである。
【0011】
また、ダクト本体4の開口部3の縁部に側壁部2の先端部を内方に折曲して折曲部10を形成し、プラグ7に、ダクト本体4の開口部3に挿入されるとともに挿入状態でプラグ7を回転することでダクト本体4の折曲部10に内側から係止する係止部11を側方に突出し、前記プラグ7に設けた2個で一組となった栓刃6が、2個で一組となった導体5に接触した状態でダクト本体4の長手方向において位置がずれるように設けてあることが好ましい。このような構成とすることで、プラグ7の2個で一組となった栓刃6及び係止部11をダクト本体4の開口部3内に挿入した状態でプラグ7を回転することで2個で一組となった栓刃6を対をなす導体5に接触させるとともに係止部11を折曲部10に内側から係止して装着できるものであり、また、2個で一組となった導体5に接触した状態でダクト本体4の長手方向において位置がずれるように設けてあるので、ダクト本体4への挿入回転による装着時の回転角度を小さくすることができるものである。
【0012】
また、一方の係止部11が2個で一組となった栓刃6のうち一方の栓刃6に隣り合うと共に他方の栓刃6に対向し、他の係止部11が他方の栓刃6に隣りあうと共に一方の栓刃6に対向する位置に設けてあることが好ましい。このような構成とすることで、プラグ7をダクト本体4の開口部3に挿入回転して装着した状態で、プラグ7のダクト本体4への装着が安定するものである。
【0013】
また、プラグ7にダクト本体4の開口部3への挿入回転装着時にダクト本体4に対するプラグ7の回転を防止するためのロック部12を設けることが好ましい。このような構成とすることで、プラグ7をダクト本体4の開口部3に挿入回転して装着した状態でロック部12により回転が防止されるので、装着状態で不用意にプラグ7が回転して栓刃6と導体5との接触が離れたりあるいはプラグ7がダクト本体4から外れたりしないものである。
【0014】
また、プラグ7に設けたロック部12をプラグ7の挿入部15をダクト本体4の開口部3内に挿入する挿入方向と同方向に移動自在とし、該ロック部12が、プラグ7の挿入部15をダクト本体4の開口部3内に挿入して回転している状態で折曲部10の外面に弾接し且つプラグ7の挿入部15をダクト本体4に挿入して回転して栓刃6が導体5に接触した状態で開口部3内に弾性的に入り込むように弾性付勢してあることが好ましい。このような構成とすることで、プラグ7をダクト本体4の開口部3内に挿入回転して装着するだけでロック部12が開口部3内に弾性的に入り込んでプラグ7の回転を防止する構成とすることができるものである。
【0015】
また、開口部3に挿入したロック部12を開口部3から引き抜くためにロック部12の弾性付勢方向に抗してロック部12を移動するための操作部13をプラグ7に設けることが好ましい。このような構成とすることで、操作部13を操作することで簡単にロック部12によるロックを解除することができるものである。
【0016】
また、プラグ7の外殻形状を、ダクト本体4へのプラグ7挿入時、回転取付け時のいずれの状態においてもダクト本体4の巾内に略収まるように形成することが好ましい。このような構成とすることで、プラグ7の操作スペース、配設スペース等のスペース効率が向上するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0018】
ダクト本体4は図3、図4に示すように情報ラックのような取付け部に取付けられる天面部1の両端部から側壁部2を対向延設して対向する側壁部2の先端部間に開口部3を形成した断面略コ字状をしている。ここで側壁部2の先端部は内方に折曲して折曲部10を形成してあり、この折曲部10の先端縁が開口部3の両端縁を構成している。両折曲部10は同一形状ではなくダクト本体4の厚み(折曲部10の突出方向と直交する方向である奥行き方向の寸法)あるいは突出長さ等が異なっており、添付図面に示す実施形態においては一方の折曲部10aは折り返し部を有していて、他方の折り返し部を有さない折曲部10bにくらべて厚みが厚くなっている。
【0019】
上記のように両折曲部10を異なる形状としたのは、プラグ7の誤装着を防止するため(図1の紙面において左右逆にプラグ7が取付けられるのを防止するため)であり、両折曲部10に対応するプラグ7の部分も後述のように左右非対称に形成してあり、このようにプラグ7の取付け方向を規定するのは導体5とプラグ7の極性を合わせるためである。
【0020】
また、ダクト本体4天面部1の幅方向の中間部分をダクト本体4内に凸曲してダクト本体4内に突出する凸部9を設けてある。上記の構成のダクト本体4は板金製の一体物である。また、ダクト本体4の天面部1の凸部9以外の部分には情報ラックのような取付け部に取付ける際にねじ具のような固着具を挿入するための固着用の孔14が設けてある。
【0021】
本発明においては、ダクト本体4内の幅方向の中間部分には複数で一組となった長尺の導体5(以下の添付図面に示す実施形態では導体5は2個で一組となっている。つまり導体5が対になっている例で説明する。)がダクト本体4の長手方向にわたって配置されるが、この複数で一組となった導体5がそれぞれダクト本体4の巾方向の外側を向き且つ複数の導体5のうちいずれかが他方に対して逆方向となるようにダクト本体4内の巾方向の中間部に配置される。
【0022】
すなわち、添付図面に示す実施形態においては、断面コ字状をした合成樹脂製の長尺の導体保持部8の両側片8aの各外面にそれぞれ導体保持溝8bを長手方向にわたって形成し、断面コ字状をした合成樹脂製の導体保持部8の中央片8cの外面に接地用導体保持溝8dを設けてある。そして、両側片8aの各外面に形成した導体保持溝8bに長尺の導体5を着脱自在に挿入して保持し、更に中央片8cの外面に形成した接地用導体保持溝8dに長尺の接地用導体5’を着脱自在に挿入して保持している。上記のように2個で一組となった対をなす導体5、接地用導体5’を着脱自在に保持した合成樹脂製の断面コ字状の導体保持部8をダクト本体4の天面部1の中央の凸部9に密接状態で被嵌して着脱自在に取付けてある。このようにダクト本体4の凸部9に断面コ字状の導体保持部8を密接させることで接触面積を大きくすることができて、導体5による発熱を効率よくダクト本体4に逃がすことができて、熱が滞留することによる導体保持部8の変形を防ぐことができる。また、複数で組となった導体5を保持した断面コ字状の導体保持部8をダクト本体4の天面部1の中央の凸部9に密接状態で着脱自在に被嵌することで、複数で組となった導体5を同時にダクト本体4に同時に取付けることができて取付けが簡略化されるものである。ここで、導体保持部8をダクト本体4に着脱自在とするに当たっては、例えば、断面コ字状をした導体保持部8を弾性を有する合成樹脂により形成して、断面コ字状の導体保持部8を凸部9に弾性的に被嵌することで着脱自在に取付けたり、あるいは、係合手段により着脱自在に取付けたり、あるいはかしめにより着脱自在に取付けたり、あるいは他の任意の着脱取付け手段により取付けたりするものである。
【0023】
上記のように導体保持部8を凸部9に取付けることで、ダクト本体4の側壁部2に対向する凸部9側面に導体5が位置することになり、この結果、対をなす導体5がそれぞれダクト本体4の巾方向の外側を向き且つ対をなす導体5の向きが互いに逆方向となるように対をなす導体5がダクト本体4内の巾方向の中間部に配置されることになる。そして、導体保持部8の中央片8cの外面に着脱自在に保持した長尺の接地用導体5’は開口部3側を向いている。
【0024】
本発明に使用するプラグ7は図5に示すようなもので、プラグ本体16の片面から挿入部15を突出して構成してあり、挿入部15の突出面部には複数で一組となった栓刃6がダクト本体4に後述のようにしてプラグ7を取付け状態でダクト本体4の巾方向の内側方向に向けて突出するように設けてあり、複数の栓刃6のうちいずれかが他方に対して逆方向となっている。添付図面に示す実施形態では栓刃6は2個で一組となっており、以下は栓刃6が対になっている例で説明する。挿入部15の突出面部には対をなす栓刃6の外側において栓刃6をカバーするように栓刃カバー片17が突設してある。つまり、栓刃6は栓刃カバー片17の内面側に位置している。プラグ7に設けた栓刃6及び栓刃カバー片17は後述のようにプラグ7をダクト本体4に装着して対をなす栓刃6が対をなす導体5に接触した状態でダクト本体4の長手方向において位置がずれるように設けてある。図5(f)において一点鎖線で示す線イがプラグ7をダクト本体4への装着時におけるダクト本体4の長手方向であり、この線イに対して対をなす栓刃6の位置がずれている(なお、図5(f)において線ロはプラグ7をダクト本体4の開口部3に挿入する時のダクト本体4の長手方向を示している)。また、挿入部15の突出面部の中央には接地用ピン18が設けてあって、プラグ7をダクト本体4に装着した際に接地用ピン18が接地用導体5’に接触するようになっている。
【0025】
プラグ7の片面から突出した挿入部15の突出基部の外側面には一対の係止部11が外側方に向けて突出している。この一対の係止部11は挿入部15をダクト本体4の開口部3に挿入する際に挿入部15と共に開口部3内に挿入でき且つ挿入状態でプラグ7を回転することでダクト本体4の折曲部10に内側から係止するようになっている。ここで、対となる係止部11が外側方に向けて突出している。係止部11は一対設けてあり、一方の係止部11aは一方の折曲部10aに係止し、他方の係止部11bは他方の折曲部10bに係止するもので、一方の係止部11aが対をなす栓刃6のうち一方の栓刃6に隣り合うと共に他方の栓刃6に対向し、他の係止部11bが他方の栓刃6に隣りあうと共に一方の栓刃6に対向する位置に設けてある。
【0026】
また、プラグ7にはダクト本体4の開口部3への挿入回転装着時にダクト本体4に対するプラグ7の回転を防止するためのロック部12を設けてある。すなわち、プラグ本体16の側面部には挿入部15の突出方向と平行な方向に移動自在に移動体19が設けてあり、この移動体19の挿入部15の突出方向と同方向にロック部12が突出してあり、移動体19の外面部が操作部13となっている。移動自在な移動体19はばね(図示せず)により挿入部15の突出方向に向けてばね力を付勢してあり、移動体19をばね力に抗して移動しようとする外力が加わらない状態では図5に示すようにプラグ本体16から挿入部15の突出方向と同方向に向けてロック部12が突出しており、操作部13を操作してばね力に抗して移動体19を挿入部15の突出方向と反対方向に移動することでロック部12を挿入部15の突出方向と反対方向に向けて移動することができるようになっている。
【0027】
また、プラグ本体16の外殻形状は後述のようにしてダクト本体4にプラグ7を挿入して回転取付ける際、挿入時、回転時のいずれの状態においてもダクト本体4の巾内に略収まるように形成してある。図5に示す実施形態ではプラグ本体16は正面視略円形状をしており、その直径はダクト本体4の巾と略等しいか又はダクト本体4の巾よりも小さいものである。ここで、プラグ本体16は正面視略円形状をしているが、操作部13の外面の外部への露出部分は正面視直線上となっている。つまり、プラグ本体16は正面視において円の一部が操作部13部分において直線となっている。
【0028】
しかして、本発明において、ダクト本体4にプラグ7を取付けるには以下のようにして行うものである。
【0029】
すなわち、プラグ7の挿入部15をダクト本体4の開口部3内に挿入する。この場合、挿入部15に設けた対となる栓刃6及び対となる係止部11が開口部3内に挿入する。ここで、図2の破線に示すように操作部13がダクト本体4の一方の折曲部10の折曲基部にほぼ沿わせるように位置合わせすることで、挿入部15に設けた対となる栓刃6及び対となる係止部11が開口部3内に入れることができるように設定してある。また、操作部13をダクト本体4の一方の折曲部10の折曲基部にほぼ沿わせるように位置合わせするとロック部12が一方の折曲部10の外面に当接するので、この状態でプラグ7をロック部12の弾性付勢力に抗して押し込むことで、ロック部12が折曲部10の外面に弾性的に押し当てられてプラグ本体16側に移動する。この状態で図2(a)の矢印方向にプラグ7を回動することで、図1のように対をなす栓刃6が対をなす導体5に接触し、また、対をなす係止部11が対をなす折曲部10にそれぞれ内側から係止することでダクト本体4にプラグ7が取付けられる。この時、図2(a)の矢印のようにプラグ7を回転することで、ロック部12が折曲部10の外面に弾性的に押し当てられながら摺動し、上記のように栓刃6が導体5に接触し且つ係止部11が折曲部10に係止した状態まで回動するとロック部12が折曲部10の先端を越え、ばね付勢力により図1のように開口部3内に弾入して折曲部10の先端に係止してプラグ7の回り止めのためのロックを行うことになる。また、このプラグ7のダクト本体4への取付け状態で図1に示すように接地用ピン18が接地用導体5’に接触する。
【0030】
上記のようにプラグ7の挿入部15をダクト本体4の開口部3内に挿入回転して栓刃6を導体5に接触するに当たり、対をなす導体5に接触した状態でダクト本体4の長手方向において位置がずれるように設けてあるので、ダクト本体4への挿入回転による装着時の回転角度を小さくして使い勝手を良くすることができるものである。
【0031】
ここで、図2に示すようにダクト本体4の開口部3へのプラグ7の挿入、回転、装着という各段階でプラグ7がダクト本体4の巾方向にはみ出さないようになっており、これによりプラグ7の操作スペース、配設スペース等のスペース効率が向上し、スペース効率が重要な情報ラック用ダクトシステムとして特に効果的である。
【0032】
プラグ7の取り外しに当たっては、操作部13をばねに抗して操作することでロック部12をプラグ本体16側に引き込ませてロックを解除し、この状態で上記と逆にプラグ7を回転することで、栓刃6の導体5への接触を解除し且つ係止部11の折曲部10への係止を解除して図2の破線の状態とし、この状態でプラグ7を引き抜くことで取り外すことができるものである。
【0033】
ところで、本発明においては、上記のように、ダクト本体4の巾方向の中間部に対をなす導体5をそれぞれダクト本体4の巾方向の外側を向き且つ対をなす導体5の向きが互いに逆方向となるように配置してあり、プラグ7に設けた対をなす栓刃6をダクト本体4の巾方向の内側に突出すると共に対をなす栓刃6の突出方向が互いに逆方向となるようにして、上記のようにプラグ7をダクト本体4に挿入して回転することで取付けるので、ダクト本体4の巾方向の中間部に配置した対をなす各導体5と対向する側壁部2との間の巾がダクト本体4の巾の1/2以下となって狭くなるものである。したがって、IEC規格に適合させるために試験針がダクト本体4の開口部3から導体5に接触しない構造にするに当たって、従来のようにダクト本体4の奥行きを深くしたりあるいは開口部3の巾を狭くしなくても試験針が開口部3から導体に接触しない構造にできるものである。したがって、開口部3の巾を広くすることが可能となり、プラグ7を挿入して取付ける操作性が向上させることができるものである。また、従来のようにダクト本体4の奥行きを深くしてなくてもよいので、ダクト本体4の薄型化が図れ、プラグ7の挿入部15の突出度も低減できることになる。
【0034】
本発明の給電ダクトシステムの使用が終わって廃棄する際に分別回収するに当たっては、合成樹脂製の導体保持部8が板金製のダクト本体4に着脱可能となっているので、板金製のダクト本体4を合成樹脂製の導体保持部8から分離して分別回収ができるものであり、また、導体5が導体保持部8に着脱可能に保持してあるので、導体5と合成樹脂製の導体保持部8とを容易に分離して分別回収できるものである。これにより資源の再利用が容易にできるものである。
【0035】
なお、添付図面においてはダクト本体4の巾方向の中間部分に複数で一組となった導体5として、2個で一組となった導体5を一組設けた例で説明したが、3個以上の導体5で一組としてもよいものである。また、栓刃6も3個以上で一組としてもよいものである。
【0036】
また、添付図面に示す実施形態においては、ダクト本体4の巾方向の中間部分に複数で一組となった導体5として一組のみ設けた例で説明したが、ダクト本体4の巾方向の中間部分に複数で一組となった導体5として二組以上(つまり複数組)設けてもよいものである。
【0037】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、板金製のダクト本体の天面部の巾方向の中間部をダクト本体内に凸曲してダクト本体内に突出する凸部を設け、両側の外面に導体を保持した樹脂製の断面コ字状の導体保持部を凸部の略全体にわたって密接状態で被嵌することでダクト本体の両側壁部に対向する凸部の両側面に導体を位置させ、プラグに設けた複数の栓刃をダクト本体の巾方向の内側に突出すると共に複数の栓刃のうちいずれかが他方に対して逆方向となるようにしたので、試験針が開口部から導体に接触しないというIEC規格の適合性を満たしつつ、ダクト本体の薄型化、開口部の拡大、プラグの挿入部の突出度の低減を図ることができるものであり、また、開口部を広くすることが可能となって使い勝手も良くなるものであり、また、ダクト本体の天面部の巾方向の中間部をダクト本体内に凸曲してダクト本体内に突出する凸部を設け、両側の外面に導体を保持した断面コ字状の導体保持部を凸部の略全体にわたって密接状態で被嵌することでダクト本体の両側壁部に対向する凸部の両側面に導体を位置させるので、簡単な構成で複数の導体がそれぞれダクト本体の巾方向の外側を向き且つ複数の導体のうちいずれかが他方に対して逆方向となるようにダクト本体内の巾方向の中間部に配置することができ、また、板金製のダクト本体の天面部の中間部を凸曲した凸部の略全体にわたって樹脂製の導体保持部を密接状態で被嵌するので、樹脂製の導体保持部の板金製のダクト本体への接触面積を大きくすることが可能となり、導体における発熱を効率良く板金製のダクト本体に逃がすことができて、熱が滞留することによる樹脂製の導体保持部の変形を低減できるものである。
【0038】
また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、導体が樹脂製の導体保持部に保持され、導体保持部を板金製のダクト本体に着脱可能に設けてあるので、絶縁性及び強度を確保でき、また、分別回収する際に、板金製のダクト本体を合成樹脂製の導体保持部から容易に分別して回収できるものである。
【0039】
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項2記載の発明の効果に加えて、導体が導体保持部に着脱可能に保持してあるので、分別回収する際に導体を合成樹脂製の導体保持部から容易に分離して容易に導体と合成樹脂製の導体保持部とを分別回収できるものである。
【0041】
また、請求項4記載の発明にあっては、上記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、ダクト本体の開口部の縁部に側壁部の先端部を内方に折曲して折曲部を形成し、プラグに、ダクト本体の開口部に挿入されるとともに挿入状態でプラグを回転することでダクト本体の折曲部に内側から係止する係止部を側方に突出し、前記プラグに設けた2個で一組となる栓刃が、2個で一組となる導体に接触した状態でダクト本体の長手方向において位置がずれるように設けてあるので、プラグの対をなす栓刃及び係止部をダクト本体の開口部内に挿入した状態でプラグを回転することで対をなす栓刃を対をなす導体に接触させるとともに係止部を折曲部に内側から係止して装着できるものであり、また、対をなす導体に接触した状態でダクト本体の長手方向において位置がずれるように設けてあるので、ダクト本体への挿入回転による装着時の回転角度を小さくすることができるものである。
【0042】
また、請求項5記載の発明にあっては、上記請求項4記載の発明の効果に加えて、一方の係止部が2個で一組となる栓刃のうち一方の栓刃に隣り合うと共に他方の栓刃に対向し、他の係止部が他方の栓刃に隣りあうと共に一方の栓刃に対向する位置に設けてあるので、プラグをダクト本体の開口部に挿入回転して装着した状態で、プラグのダクト本体への装着が安定するものである。
【0043】
また、請求項6記載の発明にあっては、上記請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、プラグにダクト本体の開口部への挿入回転装着時にダクト本体に対するプラグの回転を防止するためのロック部を設けてあるので、プラグをダクト本体の開口部に挿入回転して装着した状態でロック部により回転が防止でき、これにより装着状態で不用意にプラグが回転して栓刃と導体との接触が離れたりあるいはプラグがダクト本体から外れたりせず、プラグの取付けが確実に保持できるものである。
【0044】
また、請求項7記載の発明にあっては、上記請求項6記載の発明の効果に加えて、プラグに設けたロック部をプラグの挿入部をダクト本体の開口部内に挿入する挿入方向と同方向に移動自在とし、該ロック部が、プラグの挿入部をダクト本体の開口部内に挿入して回転している状態で折曲部の外面に弾接し且つプラグの挿入部をダクト本体に挿入して回転して栓刃が導体に接触した状態で開口部内に弾性的に入り込むように弾性付勢してあるので、プラグをダクト本体の開口部内に挿入回転して装着するだけでロック部が開口部内に弾性的に入り込んでプラグの回転を防止する構成とすることができ、プラグの挿入、回転装着操作のみで同時にロックができて操作性が良くなるものである。
【0045】
また、請求項8記載の発明にあっては、上記請求項7記載の発明の効果に加えて、開口部に挿入したロック部を開口部から引き抜くためにロック部の弾性付勢方向に抗してロック部を移動するための操作部をプラグに設けてあるので、操作部を操作することで簡単にロック部によるロックを解除することができて、操作性が良くなるものである。
【0046】
また、請求項9記載の発明にあっては、上記請求項1乃至請求項8記載の発明の効果に加えて、プラグの外殻形状を、ダクト本体へのプラグ挿入時、回転取付け時のいずれの状態においてもダクト本体の巾内に略収まるように形成してあるので、プラグの操作スペース、配設スペース等のスペース効率が向上し、特にスペース効率が重要な情報ラック用ダクトシステムにおいて効果が大となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダクト本体へのプラグの取付け状態を示す断面図である。
【図2】(a)は同上の正面図であり、(b)は同上の側面図である。
【図3】同上に用いるダクト本体斜視図である。
【図4】(a)は同上に用いるダクト本体の側面図であり、(b)は正面図であり、(c)は平面図であり、(d)は背面図である。
【図5】(a)は同上に用いるプラグの正面図であり、(b)は下面図であり、(c)は平面図であり、(d)は左側面図であり、(e)は右側面図であり、(f)は背面図である。
【図6】従来例を示し、(a)はダクト本体の断面図であり、(b)はプラグ取付け状態の断面図であり、(c)はプラグ取付け状態の正面図である。
【符号の説明】
1 天面部
2 側壁部
3 開口部
4 ダクト本体
5 導体
6 栓刃
7 プラグ
8 導体保持部
9 凸部
10 折曲部
11 係止部
12 ロック部
13 操作部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a power supply duct system including a duct body having a conductor and a plug having a plug blade.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, both sides of the
[0003]
By the way, in the above power supply duct system, when it is desired to conform to the IEC standard, it is necessary to have a structure in which the
[0004]
For example, there is an information rack or a system rack that is mainly installed near a wall in a computer room or the like and on which information equipment is installed. Consider a power supply duct system for an information rack that is attached to such a rack. In this case, there is a problem that it becomes very inconvenient.
[0005]
In addition, in the past, the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above points, and while satisfying the conformity of the IEC standard that the test needle does not contact the conductor from the opening, the duct body is thinned, the opening is enlarged, the plug insertion part It is an object to provide a new power supply duct system that can reduce the protrusion degree of the material, is easy to use, can secure insulation and strength, and can easily separate and disassemble different materials. It is what.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, a power supply duct system according to the present invention includes a distal end portion of a
[0008]
Moreover, it is preferable that the
[0009]
Moreover, it is preferable that the
[0011]
Further, the front end of the
[0012]
Further, of the
[0013]
Moreover, it is preferable to provide the
[0014]
Further, the
[0015]
Further, it is preferable to provide the
[0016]
Further, it is preferable that the outer shell shape of the
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
[0018]
As shown in FIGS. 3 and 4, the duct
[0019]
The reason why the
[0020]
Further, a
[0021]
In the present invention, a plurality of pairs of long conductors 5 (in the embodiment shown in the following attached drawings, two
[0022]
That is, in the embodiment shown in the accompanying drawings,
[0023]
By attaching the
[0024]
The
[0025]
A pair of locking portions 11 protrude outward from the outer surface of the protruding base portion of the
[0026]
In addition, the
[0027]
Further, the outer shell shape of the plug
[0028]
In the present invention, the
[0029]
That is, the
[0030]
As described above, the
[0031]
Here, as shown in FIG. 2, the
[0032]
When removing the
[0033]
By the way, in the present invention, as described above, the
[0034]
When separating and recovering when the power supply duct system of the present invention is used and discarded, the synthetic resin
[0035]
In the attached drawings, a description has been given of an example in which two sets of
[0036]
Moreover, in embodiment shown in an accompanying drawing, although demonstrated in the example which provided only one set as the
[0037]
【The invention's effect】
As described above, in the invention according to
[0038]
In addition to the effect of the first aspect of the invention, the conductor is held by the resin conductor holding portion, and the conductor holding portion can be attached to and detached from the duct body made of sheet metal. Therefore, insulation and strength can be ensured, and the sheet metal duct main body can be easily separated and collected from the synthetic resin conductor holding portion when separated and collected.
[0039]
Further, in the invention according to
[0041]
Also,Claim 4In the described invention, the
[0042]
Also,Claim 5In the described invention, the aboveClaim 4In addition to the effects of the described invention, one of the two locking portions is adjacent to one of the plug blades and is opposed to the other blade, and the other locking portion is the other. Since it is provided at a position adjacent to the plug blade and facing one of the plug blades, the plug can be stably mounted on the duct body while the plug is inserted and rotated in the opening of the duct body. .
[0043]
Also,Claim 6In the described invention, the above-mentioned
[0044]
Also,Claim 7In the described invention, the aboveClaim 6In addition to the effect of the invention described above, the lock portion provided on the plug can be moved in the same direction as the insertion direction in which the insertion portion of the plug is inserted into the opening of the duct body, and the lock portion serves as the duct insertion portion. In the state where it is inserted into the opening of the main body and rotating, it elastically contacts the outer surface of the bent portion, and the plug insertion portion is inserted into the duct main body and rotated so that the plug blade contacts the conductor and is elastic in the opening. The plug is inserted and rotated into the opening of the duct body so that the lock can be elastically inserted into the opening to prevent the plug from rotating. It can be locked at the same time only by plug insertion and rotation mounting operation, improving operability.
[0045]
Also,Claim 8In the described invention, the aboveClaim 7In addition to the effects of the described invention, the plug is provided with an operation portion for moving the lock portion against the elastic biasing direction of the lock portion in order to pull out the lock portion inserted into the opening portion from the opening portion. By operating the operation unit, the lock by the lock unit can be easily released, and the operability is improved.
[0046]
Also,Claim 9In the described invention, the above-mentioned
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a state where a plug is attached to a duct body of the present invention.
FIG. 2A is a front view of the above, and FIG. 2B is a side view of the same.
FIG. 3 is a perspective view of a duct body used for the above.
4A is a side view of a duct main body used in the above, FIG. 4B is a front view, FIG. 4C is a plan view, and FIG. 4D is a rear view.
5A is a front view of the plug used in the above, FIG. 5B is a bottom view, FIG. 5C is a plan view, FIG. 5D is a left side view, and FIG. It is a right view, (f) is a rear view.
6A is a cross-sectional view of a duct body, FIG. 6B is a cross-sectional view of a plug attached state, and FIG. 6C is a front view of the plug attached state.
[Explanation of symbols]
1 Top part
2 Side wall
3 openings
4 Duct body
5 Conductor
6 Stopper blade
7 plug
8 Conductor holding part
9 Convex
10 Folding part
11 Locking part
12 Lock part
13 Operation unit
Claims (9)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001343257A JP4000829B2 (en) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | Power supply duct system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001343257A JP4000829B2 (en) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | Power supply duct system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003151703A JP2003151703A (en) | 2003-05-23 |
JP4000829B2 true JP4000829B2 (en) | 2007-10-31 |
Family
ID=19156979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001343257A Expired - Fee Related JP4000829B2 (en) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | Power supply duct system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4000829B2 (en) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008171651A (en) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Daiwa Denki Kk | Outlet bar |
JP5120780B2 (en) * | 2008-07-22 | 2013-01-16 | 東芝ライテック株式会社 | Wiring device and wiring duct system |
JP6008074B2 (en) * | 2011-08-10 | 2016-10-19 | 三菱電機株式会社 | lighting equipment |
US9857855B2 (en) * | 2014-06-25 | 2018-01-02 | Amazon Technologies, Inc. | Redundant secondary power support system |
-
2001
- 2001-11-08 JP JP2001343257A patent/JP4000829B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003151703A (en) | 2003-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3687874B2 (en) | Lever type connector | |
JP3040622U (en) | Converter device that can replace plug pin panel | |
US20040192100A1 (en) | Electrical connector | |
US8992240B2 (en) | Connector | |
TWI451646B (en) | Rapid connection terminal device | |
KR100327895B1 (en) | Harness connector | |
JP4247920B2 (en) | Lever connector | |
US10886640B2 (en) | Conductive terminal and electrical connector | |
JPH11273787A (en) | Connector | |
JP4000829B2 (en) | Power supply duct system | |
JP5303348B2 (en) | Lock structure and electrical connector using the lock structure | |
JP3885190B2 (en) | Female terminal | |
JP2006032285A (en) | Socket | |
JP4036032B2 (en) | Plug for wiring duct system | |
JP4178750B2 (en) | Electrical connector for wiring duct | |
US10367301B2 (en) | Lever-type connector | |
JP2002345130A (en) | Power-feeding duct system | |
JP2008262718A (en) | Connector | |
JP2000067970A (en) | Flat cable connector having small insertion force | |
JP4228538B2 (en) | Electrical connector for wiring duct | |
JP2006228448A (en) | Connector | |
JP3975827B2 (en) | Wiring duct | |
JP4123821B2 (en) | Wiring duct system | |
JP5056484B2 (en) | Valve socket mounting structure | |
JP2018206646A (en) | Lever type connector |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041101 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070220 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070416 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070724 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070806 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120824 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130824 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |