JP3997881B2 - Heating system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗面所・脱衣所や浴室を予め暖めておく予備暖房機能を有する暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、洗面所・脱衣所や浴室に暖房装置を設置する人が増えている。このような暖房装置は、洗面所・脱衣所や浴室の天井または側壁に設置され、洗面所・脱衣所の内部や浴室の内部を強制的に暖めることができる。
【0003】
ここで、「洗面所・脱衣所」とは、「洗面所または脱衣所」という意味と、「洗面所および脱衣所」という意味と、「洗面所と脱衣所」が1つの室として利用しているすべての場合を意味する。また、洗面所とは脱衣所でもよく、両方で1つの室のものも含まれる。以下の説明でも同様である。
【0004】
そして、洗面所・脱衣所に設置される暖房装置は、暖房、換気および涼風の機能を有し、また浴室に設置される暖房装置は、暖房、換気、涼風および乾燥の機能を有している。
【0005】
また、上記のような暖房装置に時刻管理可能なタイマーを備え、このタイマーに運転開始時刻を設定しておくと、その設定時刻になったときに暖房を開始して、洗面所・脱衣所の内部や浴室の内部を予め暖めておく、いわゆる予備暖房機能を有するものが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0006】
冬場などは洗面所・脱衣所や浴室は屋内とはいえ気温が低く、体力の弱い老人や高血圧の人がいきなり入るのはできるだけ避けた方がよいから、予備暖房機能を用いて洗面所・脱衣所の内部や浴室の内部を予め暖めておくことは、健康管理の面からも好ましいことである。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−159816号公報
【特許文献2】
特開2002−39586号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、予備暖房が一度実行されると、予備暖房開始時刻の設定が自動的に解除されてしまい、再度、予備暖房を実行させたいときは、再び予備暖房開始の操作をしなければならず、非常に煩わしい。通常、洗面所・脱衣所や浴室を利用するのは、毎日ほぼ決まった時刻である場合が多く、毎日ほぼ決まった時刻に予備暖房を開始させる操作は無駄なことである。
【0009】
本発明の課題は、上記問題点に鑑み、操作性を向上させることができる暖房装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、洗面所・脱衣所の天井もしくは側壁に設置され、洗面所・脱衣所を暖房する暖房装置であって、前記暖房装置は操作部を備えるとともに、温風を吹き出し暖房運転を行う暖房モードを含め複数の空調モードを有し、前記操作部により、運転開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、前記暖房運転を開始する制御手段を備え、この制御手段は、記憶部を有し、前記記憶部には、前記空調モード毎に運転時間の標準時間が設定され、且つ前記操作部の設定ボタンにより、前記設定時間及び前記設定時刻を設定可能とし、前記操作部には、前記空調モードの運転を開始する複数の操作ボタンを有するとともに、前記複数の空調モードのうち前記暖房モードのみ前記操作ボタン及び前記設定ボタンとは別に、設定時刻を設定しておくことにより毎日設定時刻に暖房を開始する毎日暖房モードを設定する毎日暖房ボタンを備え、前記毎日暖房ボタンが押され、暖房モードが設定されている時のみ、毎日、前記開始時刻になると暖房運転が開始されるとともに、前記設定時間が経過すると暖房運転を停止するようにし、前記毎日暖房ボタンが押されず暖房モードが設定されていない時には、前記操作ボタンのうちの暖房ボタンが押された時だけ、前記設定時間暖房運転を行うようにしたことを特徴としている。
【0011】
上記構成によれば、暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、暖房運転が開始され、洗面所・脱衣所や浴室を予め暖めておくことができる。具体的には、毎日暖房ボタンが押され、暖房モードが設定されている時のみ、毎日、開始時刻になると暖房運転が開始されるとともに、設定時間が経過すると暖房運転を停止し、毎日暖房ボタンが押されず暖房モードが設定されていない時には、操作ボタンのうちの暖房ボタンが押された時だけ、暖房運転を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1による暖房装置の全体構成図である。この暖房装置は、洗面所の天井または側壁に設置される洗面所暖房機1と、洗面所暖房機1を操作するためのリモコン2とを備えている。洗面所暖房機1には、図示してないが、ヒータと、このヒータで暖められた空気を洗面所内に送風するファンと、送風方向を変化させるダンパと、ファンを回転駆動するモータ等が設けられている。
【0021】
リモコン2には、制御回路3および記憶部4を備えたマイコン5と、表示部6と、操作部7とが設けられている。制御回路3は記憶部4に電気的に接続され、さらに制御回路3は表示部6および操作部7にも電気的に接続されている。また、制御回路3はリモコンコード8を介して洗面所暖房機1に電気的に接続されている。本実施の形態ではマイコン5は制御手段を構成している。
【0022】
リモコン2のケース表面には、図2に示すように、7セグメントLEDまたはLCDで構成した表示部6と、操作部7の各操作ボタンが設けられている。操作部7の操作ボタンとして、暖房ボタン11、換気ボタン12、涼風ボタン13、毎日暖房ボタン14、入タイマーボタン15、切タイマーボタン16、入りタイマー状態を示す入タイマーランプ15L、切りタイマー状態を示す切タイマーランプ16L、およびタイマー設定ボタン17,18が取り付けられている。タイマー設定ボタン17は上向きの矢印形に、またタイマー設定ボタン18は下向きの矢印形にそれぞれ形成され、タイマー設定ボタン17を押すと表示部6上の時間は増加し、タイマー設定ボタン18を押すと表示部6上の時間は逆戻りする。このタイマー設定ボタン17,18は、入タイマーボタン15が押された際は、動作開始する時刻を設定する操作にも使用される。すなわち、タイマー設定ボタン17を押すと表示部6には動作開始する時刻が表示されると共に進み、タイマー設定ボタン18を押すと表示部6の時刻は逆戻りする。午前はAM、午後はPMの文字が表示部6の一部分に表示されようになっている。
【0023】
また、リモコン2には、暖房ボタン11、換気ボタン12、涼風ボタン13、および毎日暖房ボタン14の上方に、インジケータランプ19〜22が取り付けられている。暖房ボタン11を押すと、洗面所暖房機1のヒータで暖められた空気が送風されて洗面所の暖房が行われるととともに、インジケータランプ19が点灯する。暖房を止めるには暖房ボタン11を再度押す。このときインジケータランプ19は消灯する。換気ボタン12を押すと、洗面所暖房機1は外気を取り入れて洗面所内を換気するとともに、インジケータランプ20が点灯する。換気を止めるには換気ボタン12を再度押す。このときインジケータランプ20は消灯する。涼風ボタン13を押すと、洗面所暖房機1はヒータによる暖房はせずに送風だけして涼風を実行するとともに、インジケータランプ21が点灯する。涼風を止めるには涼風ボタン13を再度押す。このときインジケータランプ21は消灯する。なお、毎日暖房ボタン14とインジケータランプ22については後述する。
【0024】
上記構成において、通常運転する場合は、暖房、換気、および涼風モードのうちから、行いたい空調モードを選択し、さらにその空調モードの運転時間を選択する。運転時間は暖房、換気、または涼風の各モード毎に予めタイマーの標準時間が設定されている。そして、切タイマーボタン16を押して切りタイマーモードを選択する。このとき、切タイマーランプ16Lが点灯する。このように、本実施の形態の暖房装置では、図示していない24時間換気モードを除いて、通常運転はすべて切りタイマモードで行うようになっている。
【0025】
また、予め開始時刻を設定しておき、その時刻になったときに、予備暖房、換気、または涼風を実行させたい場合は、入タイマボタン15を押して入りタイマーモードにする。そして、予備暖房、換気、および涼風モードのうちから、行いたい空調モードを選択し、さらに運転開始時刻およびその運転時間を設定する。運転開始時刻と運転時間の設定は、タイマー設定ボタン17,18を操作しながら行う。それらの設定データは記憶部4に記憶される。この入りタイマーモードでは、一度運転が実行されると、記憶部4内の設定データは設定された値に更新される。
【0026】
本実施の形態では、上記入りタイマーモードとは別に、設定した時刻になると毎日暖房を行う毎日暖房モードが設けられている。この毎日暖房モードを行うには、毎日暖房ボタン14を押し、さらにタイマー設定ボタン17,18を操作して、毎日暖房の開始時刻を設定しておく。この設定データは記憶部4に記憶され、再度設定するまで、記憶部4に保持される。なお、毎日暖房の開始時刻については、1日について複数回設定できる。例えば、1日のうち、朝方と夕方に設定しておけば、朝夕の2回毎日暖房を実行することができる。
【0027】
次に、上記構成の暖房装置が毎日暖房を実行する際の動作について、図3を用いて説明する。
【0028】
先ず、制御回路3は毎日暖房ボタン14が押されているか否かを判断する(ステップS1)。毎日決まった時間に洗面所を予備暖房しておきたいとき、利用者は毎日暖房ボタン14を押しておく。毎日暖房ボタン14が押されていると、制御回路3に割り込み信号が入力されるので、制御回路3は、この割り込み信号入力を検知することにより、毎日暖房ボタン14が押されている(ONである)と判断することができる。なお、毎日暖房ボタン14が押されていると、インジケータランプ22が点灯し、現在、暖房装置が毎日暖房モードに設定されていることを示す。
【0029】
制御回路3にはタイマーが設けられ、現在の時刻が、記憶部4に記憶された毎日暖房の設定時刻になったか否か判断する(ステップS2)。毎日暖房の設定時刻になったときは、洗面所暖房機1のヒータに通電を行い、洗面所の予備暖房運転を開始する(ステップS3)。これにより、洗面所を予め暖めておくことができ、寒い日でも利用者は快適に洗面所を利用できる。また、予備暖房運転の開始と同時にインジケータランプ19が点灯し、暖房中であることが表示される。
【0030】
洗面所の使用が終了したら、利用者が毎日暖房ボタン14を押すと予備暖房運転は終了するが、本実施の形態では、毎日暖房ボタン14を押さなくても、自動的に暖房運転が終了するようになっている。すなわち、洗面所の使用終了が、制御回路3は、現在の時刻が、記憶部4に記憶された設定時間経過したか否か判断する(ステップS4)。設定時間経過したときは、暖房運転を停止する(ステップS5)。暖房運転が停止すると、インジケータランプ19は消灯する。
【0031】
暖房運転が終了したら、制御回路3は、予備暖房について設定データ(毎日暖房の設定時刻と設定時間のデータ)が更に記憶部4内にあるか否かを判断し(ステップS6)、データがあればステップS2に戻り、その設定時刻になったとき、上記と同様に予備暖房運転を行う。朝夕の毎日決まった時刻に洗面所を利用するときは、朝夕の2回予備暖房するようにすれば、利用者は洗面所を快適に利用できる。
【0032】
更なる毎日暖房の設定がなければ、24時間経過した否か、つまり1日が終了したか否かを判断し(ステップS7)、終了していればステップS1に戻り、翌日に備える。
【0033】
毎日暖房ボタン14が押されていないときは、制御回路3に割り込み信号が入力されず、ステップS1からステップS8に進み、暖房ボタン11が押されたときだけ暖房運転を行う通常運転が実行される。
【0034】
本実施の形態によれば、毎日暖房の開始時刻を一度設定しておけば、ステップS1〜S7の処理が繰り返されるので、毎日設定し直す手間が省け、非常に便利である。
【0035】
なお、本実施の形態では洗面所に設置される暖房装置について説明してきたが、本実施の形態の暖房装置は脱衣所に設置することも可能である。
【0036】
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。厳冬期においては、暖かくなるまでに時間が掛かるため、通常の設定時刻では洗面所が十分に暖かくなっていないことが予想される。そこで、本実施の形態では、洗面所が暖かくなるまでの所要時間を見越して、設定時刻よりも所定時間(例えば10分)前から暖房運転を開始する早期モードを備えている。
【0037】
本実施の形態においては、図4に示すように、リモコン2に早期モードボタン23とインジケータランプ24が設けられている。そして、毎日暖房ボタン14を押した状態で早期モードボタン23を押すと、早期モードが設定される。このとき、インジケータランプ22と共にインジケータランプ24が点灯する。早期モードを解除するには、再度、早期モードボタン23を押す。早期モードが解除されると、インジケータランプ24は消灯する。
【0038】
本実施の形態によれば、設定した時刻よりも所定時間前から暖房運転が開始されるため、厳冬期においても洗面所を十分に予備暖房することができ、利用者は洗面所を快適に利用できる。
【0039】
なお、本実施の形態の暖房装置も脱衣所に設置することができる。この場合、脱衣所では利用者は裸体の状態となるので、体力の弱い老人や高血圧の人にとっては、脱衣所を十分に予備暖房しておくことは健康管理の面からも非常に好ましいことである。
【0040】
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について説明する。毎日暖房ボタン14を押すと、毎日決まった時間の予備暖房が実行され便利ではあるが、毎日暖房の解除を忘れて出張や旅行に出かけてた場合、設定時刻になると、予備暖房が毎日実行されてしまい、電気が無駄に消費される。
【0041】
そこで、本実施の形態では、図5に示すように、洗面所が設けられた戸別の建物内に人が居るか否かを検知する人感センサ25が設けられ、人感センサ25での検知信号が制御回路3に入力されるようになっている。そして制御回路3は、図6に示すように、人感センサ25からの検知信号に基づいて建物内に人が居るか否か判断し(ステップS21)、人が居ないと判断したときは、設定時刻になっても暖房運転を開始しないようにする。なお、図6において、ステップS1〜S2およびステップS3〜S8の処理は図3と同じであるから、ここでは詳細な説明は省略する。
【0042】
また、人感センサ25は、人の体温を検知する赤外線感知センサ、人の音声を検知する音センサ、または人が動いたときの振動を検知する振動センサ等からなり、検出精度を向上させるため、人が存在する時間が多い居室、寝室、廊下、またはトイレ等に1ヶ所以上設けるのが良い。
【0043】
なお、人感センサ25は、居室、寝室、廊下等の複数室に設けておき、前記複数の人感センサ25より、建物内に人がいるか否かを判断することが好ましい。
【0044】
本実施の形態によれば、人が居ない留守の場合は、予備暖房運転が実行されないので、電気が無駄に消費されるのを回避できる。
【0045】
(実施の形態4)
次に、実施の形態4について説明する。図7は、脱衣所30と浴室31の概略図である。脱衣所30の天井30Aには脱衣所暖房ユニット32が、浴室31の天井31Aには浴室暖房ユニット33がそれぞれ設置されている。なお、脱衣所暖房ユニット32を脱衣所30の側壁に設置してもよいし、また浴室暖房ユニット33を浴室31の側壁に設置してもよい。
【0046】
脱衣所30の側壁にはリモコン2とリモコン34が取り付けられている。リモコン2は図2に示したものと同じもので、脱衣所暖房ユニット32の運転をコントロールする。
【0047】
リモコン34は浴室暖房ユニット33の運転をコントロールし、図8に示すように、表示部35、暖房ボタン36、換気ボタン37、涼風ボタン38および乾燥ボタン39が設けられている。そして、各ボタンに対応してインジケータランプ40〜42が取り付けられている。表示部35、暖房ボタン36、換気ボタン37、涼風ボタン38およびインジケータランプ40〜42は、リモコン2の表示部2、暖房ボタン11、換気ボタン12、涼風ボタン13およびインジケータランプ19〜21とそれぞれ同じ機能を有している。また、表示部35の横方にはタイマー設定ボタン43,44が設けられている。これらタイマー設定ボタン43,44はリモコン2のタイマー設定ボタン17,18と同じ機能を有している。さらに、乾燥ボタン39に対応してインジケータランプ45が取り付けられている。なお、図7において46は浴槽である。47は、脱衣所暖房ユニット32が暖房動作開始したら、それに連動して浴室暖房ユニット33も暖房動作開始させるための連動制御信号線である。
【0048】
乾燥ボタン39を押すと、浴室暖房ユニット33のヒータで暖められた空気が浴室31内に送風され、浴室31内に干した洗濯物等を乾燥させることができる。乾燥ボタン39を押すと、インジケータランプ45が点灯する。また、乾燥ボタン39を再度押すと、暖められた空気の送風が止まり、同時にインジケータランプ45が消灯する。
【0049】
本実施の形態では、リモコン2に暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、脱衣所暖房ユニット32が予備暖房運転を開始するとともに、その暖房運転の開始に連動して、浴室暖房ユニット33が予備暖房運転を開始する。
【0050】
また、本実施の形態では、脱衣所暖房ユニット32が暖房運転を開始してから所定時間経過したら、脱衣所暖房ユニット32は暖房運転を停止するが、浴室暖房ユニット33は利用者が浴室31内に居るときは暖房運転を継続する。そして、利用者が浴室31から出たことをセンサ等で検知して、その検知情報に基づいて脱衣所暖房ユニット32が暖房運転を開始するよう構成されている。
【0051】
本実施の形態によれば、脱衣所30と浴室31との温度差を小さくすることができ、入浴が快適なものとなる。
【0052】
なお、上記構成の暖房装置において、リモコン2に対して暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、脱衣所暖房ユニット30だけが暖房運転を開始するように構成することもできる。
【0053】
(実施の形態5)
次に、実施の形態5について説明する。本実施の形態では、毎日暖房運転モードが洗面所・脱衣所ユニットに設けられ、浴室暖房と関係なく、これらの室内で、暖房運転が開始されるようになっている。これにより、冬場の朝等で入浴せず、浴室暖房が必要ない場合であっても、脱衣所のみを暖かくできる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、暖房開始の時刻を一旦設定しておくだけで、毎日、予備暖房運転が実行されるので、暖房開始の時刻の設定し直しの手間が省け、操作性の良い暖房装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1による暖房装置の全体構成図である。
【図2】図1の暖房装置におけるリモコンの正面図である。
【図3】図1の暖房装置で予備暖房を行う際のフローチャートである。
【図4】実施の形態2による暖房装置におけるリモコンの正面図である。
【図5】実施の形態3による暖房装置の全体構成図である。
【図6】図5の暖房装置で予備暖房を行う際のフローチャートである。
【図7】実施の形態4による暖房装置の全体構成図である。
【図8】図7の暖房装置におけるリモコンの正面図である。
【符号の説明】
1 洗面所暖房機
2 リモコン
3 制御回路
4 記憶部
5 マイコン
6 表示部
7 操作部
14 毎日暖房ボタン
15 入タイマーボタン
16 切タイマーボタン
23 早期モードボタン
25 人感センサ
30 脱衣所
31 浴室
32 脱衣所暖房ユニット
33 浴室暖房ユニット
34 リモコン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a heating device having a preheating function for preheating a washroom, a dressing room and a bathroom.
[0002]
[Prior art]
Recently, an increasing number of people install heating systems in washrooms, dressing rooms and bathrooms. Such a heating device is installed on the ceiling or side wall of a washroom / dressing room or bathroom, and can forcibly warm the inside of the washroom / dressing room or the bathroom.
[0003]
Here, "toilet / dressing room" means "toilet or dressing room", "toilet and dressing room", and "toilet and dressing room" are used as one room. Means in all cases. The washroom may be a dressing room, and both include one room. The same applies to the following description.
[0004]
The heating device installed in the washroom / dressing room has functions of heating, ventilation, and cool air, and the heating device installed in the bathroom has functions of heating, ventilation, cool air, and drying. .
[0005]
In addition, a timer capable of time management is provided in the heating device as described above, and when the operation start time is set in this timer, heating is started when the set time is reached, and the toilet / dressing room is The thing which has what is called a preheating function which warms the inside and the inside of a bathroom beforehand is proposed (for example, refer patent document 1 and patent document 2).
[0006]
In winter, the washroom and dressing room and the bathroom are indoors, but the temperature is low, and it is better to avoid sudden entry of weak and elderly people with high physical strength. It is preferable from the viewpoint of health care to preheat the interior of the room or the interior of the bathroom in advance.
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-159816 [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-39586
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above conventional technique, once the preheating is executed, the setting of the preheating start time is automatically canceled, and when the preheating is executed again, the operation for starting the preheating is performed again. It must be done and is very annoying. Usually, it is often the case that the bathroom, the dressing room, and the bathroom are used almost at a fixed time every day, and the operation for starting the preheating at the almost fixed time every day is useless.
[0009]
The subject of this invention is providing the heating apparatus which can improve operativity in view of the said problem.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention described in claim 1 is a heating device that is installed on a ceiling or a side wall of a washroom / dressing room and heats the washroom / dressing room, and the heating device includes an operation unit. And having a plurality of air conditioning modes including a heating mode in which hot air is blown out and heating operation is performed, and once the operation start time is set by the operation unit, when the set time is reached, Control means for starting the heating operation every day, the control means has a storage unit, the standard time of the operation time is set for the air conditioning mode in the storage unit, and the setting of the operation unit the button, can be set to the set time and the set time, the operation portion has a plurality of operation buttons for starting the operation of the air conditioning mode, the heating mode only before said plurality of air conditioning mode Apart from the operation button and the setting button, provided with a daily heating button for setting the daily heating mode to start heating the set time every day by setting the set time, the daily heating button is pressed, warm tufts mode only when There has been set, daily, with the heating operation to become the starting time is started, the set time so as to to stop the heating operation elapsed, the the warm tufts mode without daily heating button is pressed set When not performed, the heating operation is performed for the set time only when the heating button of the operation buttons is pressed.
[0011]
According to the above configuration, once the heating start time is set, the heating operation is started every day when the set time is reached, and the washroom / dressing room and bathroom can be warmed in advance. . Specifically, the heating button daily is pressed, only when warm tufts mode is set, every day, with the heating operation is started when the start time, stop the heating operation and the lapse of the set time, the heating day when the button is warm bunches mode not pressed is not set, only when the heating button of the manipulation button is pressed, it is possible to perform the heating operation.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(Embodiment 1)
1 is an overall configuration diagram of a heating device according to Embodiment 1. FIG. The heating device includes a washroom heater 1 installed on the ceiling or side wall of the washroom, and a
[0021]
The
[0022]
On the case surface of the
[0023]
In addition,
[0024]
In the above configuration, when performing normal operation, an air conditioning mode to be performed is selected from heating, ventilation, and cool air modes, and an operation time of the air conditioning mode is further selected. The standard time of the timer is set in advance for each operation mode of heating, ventilation, or cool breeze. Then, the
[0025]
In addition, when a start time is set in advance and preheating, ventilation, or cool air is to be executed at that time, the on
[0026]
In the present embodiment, apart from the on-timer mode, a daily heating mode is provided in which heating is performed every day at a set time. In order to perform this daily heating mode, the
[0027]
Next, an operation when the heating apparatus having the above configuration performs heating every day will be described with reference to FIG.
[0028]
First, the
[0029]
The
[0030]
When the use of the toilet is completed, the preliminary heating operation ends when the user presses the
[0031]
When the heating operation is completed, the
[0032]
If there is no further daily heating setting, it is determined whether or not 24 hours have elapsed, that is, whether or not one day has ended (step S7), and if completed, the process returns to step S1 to prepare for the next day.
[0033]
When the
[0034]
According to the present embodiment, once the heating start time is set once every day, the processing of steps S1 to S7 is repeated, which saves the trouble of resetting every day and is very convenient.
[0035]
In addition, although this Embodiment demonstrated the heating apparatus installed in a washroom, the heating apparatus of this Embodiment can also be installed in a dressing room.
[0036]
(Embodiment 2)
Next, a second embodiment will be described. In the severe winter season, since it takes time to become warm, it is expected that the bathroom is not sufficiently warm at the normal set time. Therefore, in the present embodiment, an early mode for starting the heating operation from a predetermined time (for example, 10 minutes) before the set time is provided in anticipation of the time required until the toilet becomes warm.
[0037]
In the present embodiment, as shown in FIG. 4, the
[0038]
According to the present embodiment, since the heating operation is started from a predetermined time before the set time, the washroom can be sufficiently preheated even in the severe winter season, and the user can comfortably use the washroom. it can.
[0039]
In addition, the heating apparatus of this Embodiment can also be installed in a dressing room. In this case, since the users are naked in the dressing room, it is very preferable from the aspect of health care to keep the dressing room sufficiently heated for elderly people with weak physical strength and those with high blood pressure. is there.
[0040]
(Embodiment 3)
Next,
[0041]
Therefore, in the present embodiment, as shown in FIG. 5, a
[0042]
The
[0043]
The
[0044]
According to the present embodiment, in the absence of a person, since the preheating operation is not executed, it is possible to avoid wasteful consumption of electricity.
[0045]
(Embodiment 4)
Next, a fourth embodiment will be described. FIG. 7 is a schematic view of the
[0046]
A
[0047]
The
[0048]
When the drying button 39 is pressed, the air heated by the heater of the
[0049]
In the present embodiment, once the heating start time is set in the
[0050]
In the present embodiment, when a predetermined time has elapsed since the dressing
[0051]
According to this embodiment, the temperature difference between the
[0052]
In the heating apparatus having the above configuration, once the heating start time is set for the
[0053]
(Embodiment 5)
Next, a fifth embodiment will be described. In the present embodiment, a daily heating operation mode is provided in the washroom / dressing room unit, and heating operation is started in these rooms regardless of bathroom heating. Thereby, even if it is a case where it does not take a bath in winter morning etc. and bathroom heating is unnecessary, only a dressing room can be warmed.
[0054]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the preliminary heating operation is performed every day only by once setting the heating start time, the operation of resetting the heating start time can be saved and the operation can be performed. A good heating device can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a heating device according to a first embodiment.
FIG. 2 is a front view of a remote controller in the heating apparatus of FIG.
FIG. 3 is a flowchart when preheating is performed with the heating device of FIG. 1;
FIG. 4 is a front view of a remote controller in the heating device according to the second embodiment.
FIG. 5 is an overall configuration diagram of a heating device according to a third embodiment.
6 is a flowchart when preheating is performed with the heating device of FIG. 5;
FIG. 7 is an overall configuration diagram of a heating device according to a fourth embodiment.
FIG. 8 is a front view of a remote controller in the heating device of FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (1)
前記暖房装置は操作部を備えるとともに、
温風を吹き出し暖房運転を行う暖房モードを含め複数の空調モードを有し、
前記操作部により、運転開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、前記暖房運転を開始する制御手段を備え、
この制御手段は、記憶部を有し、前記記憶部には、前記空調モード毎に運転時間の標準時間が設定され、且つ前記操作部の設定ボタンにより、前記設定時間及び前記設定時刻を設定可能とし、
前記操作部には、前記空調モードの運転を開始する複数の操作ボタンを有するとともに、前記複数の空調モードのうち前記暖房モードのみ前記操作ボタン及び前記設定ボタンとは別に、設定時刻を設定しておくことにより毎日設定時刻に暖房を開始する毎日暖房モードを設定する毎日暖房ボタンを備え、
前記毎日暖房ボタンが押され、暖房モードが設定されている時のみ、毎日、前記開始時刻になると暖房運転が開始されるとともに、前記設定時間が経過すると暖房運転を停止するようにし、前記毎日暖房ボタンが押されず暖房モードが設定されていない時には、前記操作ボタンのうちの暖房ボタンが押された時だけ、暖房運転を行うようにしたことを特徴とする暖房装置。A heating device installed on the ceiling or side wall of a washroom / dressing room to heat the washroom / dressing room,
The heating device includes an operation unit,
It has a plurality of air conditioning modes including a heating mode that blows out hot air and performs heating operation,
Once the operation start time is set by the operation unit, the controller includes a control means for starting the heating operation every day when the set time is reached,
This control means has a storage unit, and in the storage unit, a standard time of operation time is set for each air conditioning mode, and the set time and the set time can be set by a setting button of the operation unit age,
The operation unit has a plurality of operation buttons for starting the operation in the air conditioning mode, and sets a set time separately from the operation button and the setting button only in the heating mode among the plurality of air conditioning modes. It has a daily heating button to set the daily heating mode to start heating at the set time every day,
The daily heating button is pressed, only when warm tufts mode is set, every day, with the heating operation to become the starting time is started, so as to stop the heating operation and the set time has elapsed, the daily when warm tufts mode not pressed heating button is not set, only when the heating button of the operation button is pressed, the heating device being characterized in that to perform the heating operation.
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