JP3997823B2 - Structured document processing system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の利用分野】
この発明は構造化文書に関し、特に複数のファイルを互いに関連付けて管理し操作するための、構造化文書の処理方法とそのプログラム、及び構造化文書とそのデータ構造に関する。
【0002】
【従来技術】
JPEG(Joint Photographic Experts Group)やGIF(Graphic Interchange Format)などの規格では、画像イメージにページの概念がない。そこで複数の画像イメージを管理する場合、TIFF(Tag Image File Format)やPDF(Portable Document Format)などのページの概念のあるフォーマットに変換する必要がある。ところでTIFFやPDFにはページの概念があるが、一部のページのみを再加工しても、あるいは単に画像の順序を変えるだけでも、ファイルを上書きする必要がある。一般に画像ファイルは大きく重いファイルであるので、ファイルの変更は大変である。
【0003】
【発明の課題】
この発明の課題は、複数のファイルを物理的には別々のファイルとしたままで、あたかも1つのファイルのように扱い得るようにすることにある。
この発明の課題はまた、複数のファイルを用いたジョブを簡単に指示できるようにすると共に、ジョブの指示側と被指示側との間の、ジョブ対象のファイルの転送を不要にし、被指示側では実行時までジョブ対象のファイルを記憶する必要をなくすようにすることにある。
【0004】
【発明の構成】
この発明の構造化文書の処理システムは、クライアント端末からファクシミリ機能とプリント機能とを備えたファクシミリサーバへの指示により、複数のファイルを用いたファクシミリ送信またはプリントを、前記ファクシミリサーバに実行させるシステムにおいて、 前記クライアントに、ファクシミリ送信かプリントかのジョブの種類と、前記複数のファイルの各々へのリンク情報と、前記ジョブでの前記複数のファイル間の処理の順序と、前記ジョブでの前記複数のファイルの各々の処理するページの範囲、とを属性情報として記述したジョブ構造化文書を作成するための構造化文書作成手段と、前記ジョブ構造化文書を前記ファクシミリサーバへ転送するための転送手段とを設けると共に、
前記ファクシミリサーバに、前記リンク情報に従って前記複数のファイルの各々へアクセスするためのアクセス手段と、前記複数のファイル間での処理の順序に従って前記複数のファイルの各々の処理するページの範囲を定め、かつ前記ジョブの種類に従って、前記ファクシミリサーバによりファクシミリ送信またはプリントするための処理手段とを設けたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用と効果】
この発明では、複数のファイルを物理的には別々のファイルとしたままで、構造化文書での記述により、所定の関連性を持たせて結びつける。このため以下の作用効果が得られる。
・ジョブ構造化文書の記述のみで複数のファイルを組み合わた処理を指定でき、ファイル自体は別々の場所に散在しても良い。
・ファイルのフォーマットを統一する必要がなく、テキストファイルとイメージファイルのように種類の異なるファイルでも、組み合わせることができる。
・ジョブ構造化文書の記述を変更すれば、ファイルの指定や組み合わせを容易に変更できる。
・一部のイメージファイルのようにページの概念のないファイルフォーマットでも、構造化文書を用いてファイル間の順序を与えて、画像を所定の順序で配置することができる。
・複数のファイルを物理的な1つのファイルにまとめずに、複数のファイルにアクセスして所定の順序に並べて利用できる。
・ジョブ構造化文書でリンク情報を記述し、処理を記述することにより、物理的に1つのファイルを構成せずに、記憶場所が散在しても、ファイルのフォーマットが異なっても、これらのファイルを組み合わせて処理することができる。
・ファイルの処理はファクシミリサーバで行い、クライアントからファクシミリサーバへ転送する必要があるのはジョブ構造化文書のみで、ファイル自体をクライアントからファクシミリサーバへ転送する必要がない。
・ファクシミリサーバでは、処理を実行するまでファイル自体を記憶する必要がない。
【0006】
この発明ではさらに、ジョブ構造化文書に、ジョブの種類とジョブ内での実行の順序、各ファイルに対する処理範囲とを記述するので、ファクシミリサーバでの処理内容を指定できる。
【0007】
この発明では、ジョブはファクシミリサーバでのファクシミリ送信とプリントとし、ファクシミリ送信やプリントの実行順序と処理するページ数とをジョブ構造化文書で記述するので、クライアントからファクシミリサーバにファクシミリ送信やプリントを指示できる。
【0008】
【実施例】
図1〜図6に、実施例を示す。図1に、実施例の構造化文書2,4を示すと、これらは例えばXML(エクステンシブル・マークアップ・ランゲッジ)で記述され、構造化文書の言語の種類自体は任意であるが、例えばXML以上の拡張性(属性情報の定義の自由度)を持つものが好ましく、例えばHTMLは適用困難であるが、XHTMLであれば適用が可能である。構造化文書2は複数のファイルを管理するための管理用の構造化文書で、構造化文書4は複数のファイルに対してジョブを指定するための構造化文書である。構造化文書2で管理されるファイルは、複数のファイルで1つのブロックを成し、図1には例えば6〜8の3つのブロックを示す。そして一般に複数のブロックを1つの構造化文書2で管理するが、ブロックは少なくとも1つあればよい。また構造化文書2側から個々のファイルへのパスをツリー構造と見立てた場合に、構造化文書2と複数のブロックとの間にグループを設け、複数のブロックを1つのグループとして互いに関連付けても良い。
【0009】
各ブロック内のファイルの種類は任意であるが、例えば画像ファイルを含むものとし、これ以外にテキストファイルや音声ファイルなどを伴っていても良い。またファイルの形式は任意で、画像ファイルの場合、JPEGファイルやPDFファイルあるいはTIFFファイルなどでもよい。1つのブロックには複数のファイルがあり、これらのファイルは、ブロック内で所定の順序にある、あるいはファイルとファイルとが関係しているなどの意味において、互いに関連付けられている。そして構造化文書2では、複数のファイルが互いに関連付けられて1つのブロックを成し、このようなブロックが1つ以上存在することを記述するため、例えばブロックのIDと、ブロックを構成する各ファイルのファイル名とリンク情報(ファイルにアクセスるためのアドレス)、並びにブロック内での各ファイルの位置付け(ファイル間の関連性)を、ブロックの属性情報として構造化する。また複数のブロックを1つのグループにまとめて互いに関連付ける場合、グループのID、並びにグループを構成する各ブロックの属性情報と、グループ内でのブロック間の順序などのブロック間の関連性を示す情報を、グループの属性情報として記憶する。
【0010】
構造化文書2はこのようなデータ構造を持つので、次のような特徴がある。
・ブロック内の各ファイルは物理的には別ファイルである。このためブロックを構成する複数のフィアルをまとめて、1つの新たなファイルを作成したりする必要はない。
・ブロック内の各ファイルには関連性が指定されているので、これらは互いにバラバラなファイルではない。例えばファイル間の順序を指定し、あるいはファイルに対してページを割り当てることにより、文書ファイルや画像ファイルを用いて、大きな文書を構成できる。
・これらのファイルはブロック内でのファイル間の関連性により関連づけられているが、ブロックを構成するファイルの削除や追加などが容易にできる。
・ブロックを構成するファイルのフォーマットは任意であり、異種のフォーマットのファイルや、テキストファイルと画像ファイルの混在などを認めることができ、ファイルのフォーマットを統一する必要がない。
・ブロックの数が多い場合でも、グループを設けることにより容易にファイルの管理ができ、ブロックの関連性がグループの属性情報に記述されている。
【0011】
構造化文書4は、構造化文書2で管理しているファイルに対してジョブを指定するための構造化文書である。構造化文書4の言語は例えばXMLとし、XHTMLなどのXMLと同様の拡張性のある言語が好ましく、HTML言語は好ましくない。構造化文書4ではジョブの種類を指定すると共に、各ジョブに用いるファイルと、そのジョブでのファイルの処理範囲、並びにジョブに用いる複数のファイルに対して、ファイル間の関連性、例えばファイルの処理順序を指定する。ジョブに用いるファイルは原則として複数であるが、1ファイルのみを処理するジョブでも良い。
【0012】
図1の実線は構造化文書2と各ファイルとの関係を示し、破線は構造化文書4と各ファイルとの関係を示す。そして構造化文書4では、各ジョブに対してファイルを指定するため、そのリンク情報を指定すると共に、ジョブ内でのファイル間の関連性を記述する。また必要な場合、ジョブ終了後の処置やジョブ実行中のトラブルの発生などのイベントに対する処置を記述する。
【0013】
このように構造化文書4では、ジョブの内容と、このジョブに用いるファイル名及びリンク情報、並びにジョブ内でのファイルの関連性を属性情報として構造化する。これ以外にジョブ実行後の処理やジョブ実行中のイベント発生に対する処理などを記述する場合、実行後の処理の内容を属性情報として記述し、またイベントとそれに対する処理の内容を属性情報として記述する。なお構造化文書2,4では、ファイル名を属性情報とすることとしたが、ファイル名自体は必ずしも必要なものではない。
【0014】
構造化文書4でも、同様に複数のファイルをまとめて1つのブロックとしてジョブを指定し、複数のブロックをまとめて1つのグループとしてジョブを指定しても良い。この場合、ブロックの属性情報には、ブロックを構成する複数のファイルへのリンク情報と、ジョブでのファイル間の関連性、例えばそのジョブでファイルを処理する順序、などを記述する。またグループの属性情報には、グループ内のブロックの属性情報と、そのジョブでのブロック間の関連性、などを記述する。
【0015】
構造化文書4を用いてジョブを指定すると、次のような作用が得られる。
・構造化文書2からジョブの対象としたいファイルをピックアップするなどにより、ジョブ対象のファイルを簡単に指定できる。
・複数のファイルを処理するジョブを指定する際に、実際に複数のファイルをまとめて1つのファイルを構成する必要がない。
・ファイル内での処理範囲を指定することにより、ジョブの内容を細かく指定できる。
・ジョブの処理を実行するサーバなどに対しては、構造化文書4のみを転送すれば良く、処理対象のファイル自体を転送する必要はない。
・ジョブを実行するサーバなどの側では、構造化文書4を入力されることにより、ジョブの予約がなされ、ジョブが実行可能な段階になって初めて必要なファイルを文書管理サーバなどから取得して実行すればよい。このため実行待ちの段階で大きなファイルを記憶しておく必要がない。
・多数のファイルを用いたジョブが複数ある場合でも、関連したファイルを1つのブロックにまとめて扱うことができ、しかもブロック内でのファイルをジョブでの必要性に応じて関連付けることができる。
・複数のブロックをグループにまとめて、ブロック間の関連性を記述できるので、大規模なジョブを効率的に管理できる。
【0016】
図2に、図1の構造化文書2,4を用いるのに適したLAN10の例を示す。12は例えばメールサーバで、14はファクシミリサーバで、G3ファクシミリなどの送受信を行うほか、メールサーバ12などを介してインターネットファクシミリの送受信なども行う。ファクシミリサーバ14は、ファクシミリ以外にプリンタ機能とコピー機能、並びにイメージスキャナ機能を備えた複合機で、LAN10に対する画像の入出力のサーバとして作用する。16は文書管理サーバで、ファクシミリサーバ14で処理した画像データは、例えば文書管理サーバ16で管理される。18はクライアント端末で、パーソナルコンピュータなどを用い、図示しないユーザの入力に従って図1の構造化文書2,4などを作成し、構造化文書2は文書管理サーバ16などに記憶させ、構造化文書4は構造化文書2を参照して作成し、「ファクシミリ」、「プリント」などのジョブを指定して、ファクシミリサーバ14などに実行させる。
【0017】
この結果、図2の場合、ジョブをXML形式で記載した構造化文書は、クライアント端末18で作成され、ジョブの実行を担当するファクシミリサーバ14などに転送される。ファクシミリサーバ14は、ジョブを実行可能な状態になると、例えば該当するジョブが待ち行列での先頭などに達すると、文書管理サーバ16に対して、ジョブ管理用の構造化文書に記述されたリンク情報を送信し、該当するファイルの転送を要求する。これに対して文書管理サーブ16は該当ファイルを転送し、ファクシミリサーバ14はファクシミリやプリントなどのジョブを実行する。
【0018】
図3に、ファイル管理用の構造化文書の作成アルゴリズムを示す。先ず1ブロック分のファイルに対してリンク情報と関連性とを記述し、このためブロックに加えるべきファイルを選択して、例えばそのファイル名を入力し(ステップ1)、続いてリンク情報を記述し(ステップ2)、ブロック内でのファイルの順序などの関連性を記述する(ステップ3)。該当するブロックに収容すべき他のファイルがあれば、同様の処理を行い(ステップ4)、1ブロック分のファイルの属性情報の入力が終了すると、ファイルブロックの作成のサブルーチンを終了する。
【0019】
このようにして所要数のブロックについて、ファイル名とリンク情報並びにブロック内での関連性などの属性情報の入力を行い(ステップ5)、複数のファイルのブロックをグループ化する場合(ステップ6)、グループ化するブロックを例えばブロックIDで指定し、それらの関連性を記述する。ブロックIDの指定やそれらの関連性は、グループの属性情報となる。このようにしてグループの作成を終了すると(ステップ7,ステップ8)、図1の構造化文書2を作成できる。
【0020】
図1の構造化文書4の作成例を図4に示す。最初のジョブのブロックを作成し、ステップ11でジョブ毎にその種類を記述し、これをジョブの属性情報とする。次いでこのジョブで実行するファイルを選択し、具体的にはファイル名とリンク情報を記述し、ジョブとの関連性、例えばジョブ内での実行の順序や、そのジョブでそのファイルを処理する範囲などを記述する(ステップ12)。このようにして1つのジョブに対して、少なくとも1個以上で原則として複数のファイルにつき、ファイル名とリンク情報並びに関連性を記述する。これらのデータはジョブブロックの属性情報となる(ステップ13)。ジョブのブロックが複数ある場合同様の処置を各ジョブ毎に行う(ステップ14)。ジョブのブロックをグループ化する場合(ステップ15)、ステップ16でグループ内の各ブロックの属性情報とブロック間の関連性をグループの属性情報として記述し、グループの作成が終わるまでグループの属性情報の作成を繰り返す(ステップ17)。
【0021】
グループ化が終了すると結合子1からステップ18へ進み、ジョブ実行後の後処理などが必要な場合(ステップ18)、ジョブの種類毎に後処理などの内容を記述し、これを後処理の属性情報とする(ステップ19)。またジョブ実行中のトラブルなどのイベント発生に対して処置を記述する場合、イベントの種類とそれに対する処置を属性情報として記述する。このようにして図1の構造化文書4を作成すると、処理を実行するサーバへ構造化文書を転送する(ステップ20)。この時、処理対象のファイル自体は転送する必要がなく、また処理対象のファイル自体は物理的にはバラバラで良く、1つにまとめたファイルを作成する必要もない。さらにどのファイルをどのように処理するかは適宜に指定して容易に変更することができ、ファイル内での処理範囲も容易に指定できる。
【0022】
図1の構造化文書4の転送を受けたサーバ側では、該当するジョブへの実行の順番が来るのを待って、必要なファイルを取得し、実行する。このためサーバ側でジョブの指示を受けた後、実行までの間、大きな画像ファイルなどを保管する必要がない。
【0023】
図5に、ファイル管理用の構造化文書の例を示す。この構造化文書はXML形式で記述され、画像データを中心とする3つのブロックがあり、それらのブロックIDは001〜003である。各ブロックに対して、ブロックを構成するファイルの名称とリンク情報が記述され、ここではファイル間の関連性として各ファイルが占めるページを記述してある。例えば<FileID>001での1ページには”file01234”が割り当てられ、そのフォーマットは”jpg”で、2〜4ページには”file01235”が割り当てられ、そのフォーマットは”tif”である。このようにファイルのフォーマットは任意であり、<FileID>002(ブロック2)での”file01239”のように画像ファイル以外のファイルが混在していても良い。
【0024】
図5では、<FileID>001のブロック1と<FileID>003のブロック3とがグループ”G01”を構成し、そのグループに関する権限を有する端末のアドレスが指定され、ブロックとブロックとの関連性として、<FileID>001のブロックに続いて、<FileID>003のブロックが配置されることが指定されている。また<FileID>002のブロックは単独で1つのグループ”G02”を構成している。
【0025】
図6に、このようなファイルに対する、G3ファクシミリとインターネットファクシミリを内容とするジョブを指定した構造化文書を示す。この構造化文書もXML言語で記載され、最初のジョブとして”SendFaxJob”が指定され、これはG3ファクシミリを送信することで、ブロック”001”の”file01234”から1ページ抽出してファクシミリし、”file01235”から2〜4ページを抽出してファクシミリし、”file01236”からは5ページ目を抽出してファクシミリすることが指定されている。なお各ファイルに対してその全ページをファクシミリ範囲として指定する必要はなく、ファイルの処理範囲の単位、ここでは例えばページ単位、で指定すればよい。そしてG3ファクシミリ送信の”SendFaxJob”とのジョブ指定では、ファイル名とそれらの順序が指定されている。ここではファイルの指定の前に、ブロックを指定しているが、ブロックの指定はなくても良い。
【0026】
次のジョブはインターネットファクシミリを送信することで、ブロック”003”が指定され、”file01240”から1ページを抽出し、”file01241”から2〜10ページを抽出して送信することが指定されている。”file01240”と”file01241”とではフォーマットが異なるが、このようなことは問題とならない。
【0027】
ジョブ実行時の補助的な後処理として、トラブル発生時の対策に関するジョブが指定され、ファクシミリ送信に関しては、トラブル発生時にはレポートを指定された宛先へ送信することが指定されている。またインターネットファクシミリに対しては、リストのレポートを所定の形式で作成することが指定されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例での、構造化文書により、複数のファイルをブロック化して管理し、かつこれらのファイルに対するジョブを指定することを示す図
【図2】 実施例での構造化文書をLANでのファイル管理に用いた例を示す図
【図3】 実施例でのファイル管理用の構造化文書の作成アルゴリズムを示すフローチャート
【図4】 実施例でのジョブ管理用構造化文書の作成アルゴリズムを示すフローチャート
【図5】 実施例でのファイル管理用構造化文書の例を示す図
【図6】 実施例でのジョブ管理用構造化文書の例を示す図
【符号の説明】
2,4 構造化文書
6〜8 ファイルのブロック
10 LAN
12 メールサーバ
14 ファクシミリサーバ
16 文書管理サーバ
18 クライアント端末[0001]
[Field of the Invention]
The present invention relates to a structured document, and more particularly to a structured document processing method and program for managing and operating a plurality of files in association with each other, and a structured document and its data structure.
[0002]
[Prior art]
Standards such as JPEG (Joint Photographic Experts Group) and GIF (Graphic Interchange Format) do not have the concept of a page in an image. Therefore, when managing a plurality of image images, it is necessary to convert to a format with a page concept such as TIFF (Tag Image File Format) or PDF (Portable Document Format). By the way, TIFF and PDF have the concept of a page, but it is necessary to overwrite the file even if only a part of the page is reprocessed or the order of the images is simply changed. In general, an image file is a large and heavy file, so it is difficult to change the file.
[0003]
[Problems of the Invention]
An object of the present invention is to allow a plurality of files to be handled as if they were one file while being physically separated .
Another object of the present invention is to make it possible to easily specify a job using a plurality of files, and to eliminate the need to transfer a job target file between the job instructing side and the instructed side. The object is to eliminate the need to store the job target file until execution .
[0004]
[Structure of the invention]
The structured document processing system of the present invention is a system in which a facsimile transmission or printing using a plurality of files is executed by the facsimile server in accordance with an instruction from a client terminal to a facsimile server having a facsimile function and a printing function. The job type of facsimile transmission or print, link information to each of the plurality of files, the order of processing between the plurality of files in the job, and the plurality of jobs in the job. Structured document creating means for creating a job structured document in which the range of pages to be processed of each file is described as attribute information, and transfer means for transferring the job structured document to the facsimile server And providing
An access means for accessing each of the plurality of files according to the link information to the facsimile server, and a range of pages to be processed for each of the plurality of files according to an order of processing between the plurality of files, And a processing means for facsimile transmission or printing by the facsimile server according to the type of the job.
[0005]
[Operation and effect of the invention]
In the present invention, a plurality of files are physically separated into separate files, and are linked with a predetermined relationship by a description in a structured document. For this reason, the following effects are obtained.
A process combining a plurality of files can be specified only by describing the job structured document, and the files themselves may be scattered in different places.
-There is no need to unify the file format, and different types of files such as text files and image files can be combined.
-If the description of the job structured document is changed, the specification and combination of files can be easily changed.
-Even in a file format that does not have the concept of a page, such as some image files, the order of files can be given using a structured document, and images can be arranged in a predetermined order.
-A plurality of files can be accessed and arranged in a predetermined order without being combined into one physical file.
-By describing the link information in the job structured document and describing the processing, these files can be created even if the storage location is scattered or the file format is different without physically configuring one file. Can be processed in combination.
The file is processed by the facsimile server, and only the job structured document needs to be transferred from the client to the facsimile server, and the file itself does not need to be transferred from the client to the facsimile server.
The facsimile server does not need to store the file itself until the process is executed .
[0006]
Further, according to the present invention, the job type, the order of execution within the job, and the processing range for each file are described in the job structured document, so that the processing contents in the facsimile server can be designated.
[0007]
In this invention, the job is a facsimile transmission and printing at the facsimile server, and the execution order of the facsimile transmission and printing and the number of pages to be processed are described in the job structured document. it can.
[0008]
【Example】
1 to 6 show an embodiment. FIG. 1 shows structured
[0009]
The type of file in each block is arbitrary. For example, it may include an image file, and may include a text file, an audio file, and the like. The file format is arbitrary, and in the case of an image file, it may be a JPEG file, a PDF file, or a TIFF file. There are a plurality of files in one block, and these files are associated with each other in the sense that they are in a predetermined order within the block or the files are related to each other. In the
[0010]
Since the
• Each file in the block is physically a separate file. Therefore, it is not necessary to create a new file by combining a plurality of files constituting a block.
-Since each file in the block has an associated relationship, they are not separate files. For example, a large document can be configured using a document file or an image file by specifying the order between files or assigning pages to files.
These files are related by the relationship between the files in the block, but it is possible to easily delete or add files constituting the block.
The format of the files constituting the block is arbitrary, and it is possible to recognize files of different formats or a mixture of text files and image files, and there is no need to unify the file formats.
Even if the number of blocks is large, files can be easily managed by providing groups, and the relationship of blocks is described in the group attribute information.
[0011]
The structured document 4 is a structured document for designating a job for the file managed by the structured
[0012]
The solid line in FIG. 1 indicates the relationship between the
[0013]
As described above, in the structured document 4, the contents of the job, the file name and link information used for the job, and the relationship between the files in the job are structured as attribute information. In addition to this, when describing processing after job execution or processing for event occurrence during job execution, describe the content of the processing after execution as attribute information, and describe the event and the content of processing for it as attribute information . In the
[0014]
In the structured document 4 as well, a plurality of files may be combined to specify a job as one block, and a plurality of blocks may be combined to specify a job as one group. In this case, the attribute information of the block describes link information to a plurality of files constituting the block and the relationship between the files in the job, for example, the order of processing the files in the job. The group attribute information describes the attribute information of the blocks in the group and the relationship between the blocks in the job.
[0015]
When a job is specified using the structured document 4, the following operation is obtained.
-A file to be processed can be easily specified by picking up a file to be processed from the structured
When specifying a job for processing a plurality of files, there is no need to actually configure a single file by combining a plurality of files.
-By specifying the processing range in the file, the job contents can be specified in detail.
Only the structured document 4 needs to be transferred to a server or the like that executes job processing, and it is not necessary to transfer the processing target file itself.
・ On the side of the server that executes the job, when the structured document 4 is input, the job is reserved, and the necessary files are acquired from the document management server only when the job can be executed. Just do it. For this reason, it is not necessary to store a large file at the stage of waiting for execution.
Even when there are a plurality of jobs using a large number of files, the related files can be handled together in one block, and the files in the block can be associated according to the necessity of the job.
-Since a plurality of blocks can be grouped together to describe the relationship between the blocks, large-scale jobs can be managed efficiently.
[0016]
FIG. 2 shows an example of a
[0017]
As a result, in the case of FIG. 2, the structured document describing the job in the XML format is created by the
[0018]
FIG. 3 shows an algorithm for creating a structured document for file management. First, link information and relevance are described for a file of one block. Therefore, a file to be added to the block is selected, for example, the file name is input (step 1), and then the link information is described. (Step 2) Describe the relevance such as the order of files in the block (Step 3). If there is another file to be accommodated in the corresponding block, the same processing is performed (step 4). When the input of the attribute information of the file for one block is finished, the subroutine for creating the file block is finished.
[0019]
In this way, for the required number of blocks, file name, link information, and attribute information such as relevance within the block are input (step 5), and blocks of a plurality of files are grouped (step 6). Blocks to be grouped are designated by, for example, block IDs, and their relationships are described. The designation of block IDs and their relevance become group attribute information. When the creation of the group is completed in this way (steps 7 and 8), the structured
[0020]
An example of creating the structured document 4 of FIG. 1 is shown in FIG. A block of the first job is created, and the type is described for each job in
[0021]
When the grouping is completed, the process proceeds from
[0022]
Upon receiving the transfer of the structured document 4 in FIG. 1, the server side obtains and executes a necessary file after waiting for the execution order of the corresponding job. For this reason, it is not necessary to store a large image file or the like until a job is executed after receiving a job instruction on the server side.
[0023]
FIG. 5 shows an example of a structured document for file management. This structured document is described in XML format, and has three blocks centered on image data, and their block IDs are 001 to 003. For each block, the name of the file constituting the block and link information are described. Here, the page occupied by each file is described as the relationship between the files. For example, “file01234” is assigned to one page of <FileID> 001, the format is “jpg”, “file01235” is assigned to the second to fourth pages, and the format is “tif”. Thus, the file format is arbitrary, and files other than image files may be mixed, such as “file01239” in <FileID> 002 (block 2).
[0024]
In FIG. 5, block 1 of <FileID> 001 and block 3 of <FileID> 003 constitute a group “G01”, and the address of the terminal having authority regarding the group is designated. , <FileID> 001 block is designated to be placed after <FileID> 001 block. The block of <FileID> 002 constitutes one group “G02” by itself.
[0025]
FIG. 6 shows a structured document in which a job including G3 facsimile and Internet facsimile is specified for such a file. This structured document is also written in the XML language, and “SendFaxJob” is specified as the first job. By sending a G3 facsimile, one page is extracted from “file01234” of block “001”, and the facsimile is “ It is specified that 2 to 4 pages are extracted from “file01235” to perform facsimile, and the fifth page is extracted from “file01236” to perform facsimile. Note that it is not necessary to specify all the pages as the facsimile range for each file, and it is sufficient to specify the unit in the file processing range, for example, in units of pages. In the job designation of “SendFaxJob” for G3 facsimile transmission, file names and their order are designated. Here, the block is specified before the file is specified, but the block need not be specified.
[0026]
The next job is specified by sending an Internet facsimile, so that the block “003” is specified, one page is extracted from “file01240”, and 2-10 pages are extracted from “file01241” and transmitted. . “File01240” and “file01241” have different formats, but this is not a problem.
[0027]
As auxiliary post-processing at the time of job execution, a job related to countermeasures in the event of a trouble is specified, and regarding facsimile transmission, it is specified that a report is transmitted to a specified destination when a trouble occurs. For Internet facsimiles, it is specified to create a list report in a predetermined format.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing that a plurality of files are managed by blocking a structured document according to the embodiment, and jobs for these files are designated. FIG. 2 is a diagram illustrating how a structured document according to the embodiment is a LAN. FIG. 3 is a flowchart showing an example of a structured document creation algorithm for file management in the embodiment. FIG. 4 is a diagram showing an algorithm for creating a structured document for job management in the embodiment. FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a structured document for file management in the embodiment. FIG. 6 is a diagram illustrating an example of a structured document for job management in the embodiment.
2,4 Structured document 6-8
12
Claims (1)
前記クライアントに、ファクシミリ送信かプリントかのジョブの種類と、前記複数のファイルの各々へのリンク情報と、前記ジョブでの前記複数のファイル間の処理の順序と、前記ジョブでの前記複数のファイルの各々の処理するページの範囲、とを属性情報として記述したジョブ構造化文書を作成するための構造化文書作成手段と、前記ジョブ構造化文書を前記ファクシミリサーバへ転送するための転送手段とを設けると共に、
前記ファクシミリサーバに、前記リンク情報に従って前記複数のファイルの各々へアクセスするためのアクセス手段と、前記複数のファイル間での処理の順序に従って前記複数のファイルの各々の処理するページの範囲を定め、かつ前記ジョブの種類に従って、前記ファクシミリサーバによりファクシミリ送信またはプリントするための処理手段とを設けたことを特徴とする、構造化文書の処理システム。In the system for causing the facsimile server to execute facsimile transmission or printing using a plurality of files in response to an instruction from a client terminal to a facsimile server having a facsimile function and a print function.
To the client, the type of job for facsimile transmission or print, link information to each of the plurality of files, the order of processing among the plurality of files in the job, and the plurality of files in the job A structured document creating means for creating a job structured document describing the range of pages to be processed as attribute information, and a transferring means for transferring the job structured document to the facsimile server. While providing
An access means for accessing each of the plurality of files according to the link information to the facsimile server, and a range of pages to be processed for each of the plurality of files according to an order of processing between the plurality of files, A structured document processing system, comprising: processing means for performing facsimile transmission or printing by the facsimile server according to the type of job.
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