JP3997187B2 - Automobile beltline structure - Google Patents
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Description
本発明は、ドア本体内にベルトラインに沿うようにベルトラインリインホースを配設してなる自動車のベルトライン部構造に関する。 The present invention relates to a belt line portion structure of an automobile in which a belt line rein hose is disposed in a door body along a belt line.
一般に、自動車においては、車両衝突時の入力をフロントピラーからフロントドア内に配設されたベルトラインリインホースに伝達し、該ベルトラインリインホースからセンタピラーを介して後方に伝達することにより車室への影響を回避する構造を採用している。 Generally, in an automobile, an input at the time of a vehicle collision is transmitted from a front pillar to a belt line rein hose disposed in a front door, and then transmitted rearward from the belt line rein hose through a center pillar. The structure that avoids the influence on
このようなベルトライン部構造として、従来、ベルトラインリインホースを縦長の閉断面を有するものとするとともに、該ベルトラインリインホースの前端部を後側部分より上下方向に拡大し、さらにベルトラインリインホースの前後方向中間部にアウタ,インナリインホース同士を当接させて直合わせ部を形成し、該直合わせ部にインナハンドル等の機能部品を配設した構造のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上記従来公報のベルトライン部構造では、ベルトラインリインホースの中間部に直合わせ部を形成した構造を採用しており、このため直合わせ部が断点となって折れ曲がるおそれがあり、衝突時の入力をセンタピラーに確実に伝達できない場合があるという懸念がある。このような直合わせ部の折れ曲がりを防止するには、パイプ部材等により補強することとなるが、このようにした場合には部品点数及び重量が増えるという問題が生じる。 By the way, in the belt line part structure of the above-mentioned conventional publication, a structure in which a direct alignment part is formed in the intermediate part of the belt line reinhose is adopted, and there is a possibility that the direct alignment part may be bent at a break point, and a collision occurs. There is a concern that the input of time may not be reliably transmitted to the center pillar. In order to prevent such bending of the direct alignment portion, reinforcement is performed by a pipe member or the like. However, in this case, there is a problem that the number of parts and weight increase.
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、部品点数及び重量を増やすことなく、ベルトラインリインホースの折れ曲がりを防止して衝突時の入力を確実にセンタピラーに伝達できる自動車のベルトライン部構造を提供することを目的としている。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above circumstances, and it is possible to prevent the belt line rein hose from bending without increasing the number of parts and weight, and to reliably transmit the input at the time of collision to the center pillar. Its purpose is to provide a structure.
本発明は、車体側部に形成されたドア開口を開閉するドア本体内にベルトラインに沿うように車両前後方向に延びるベルトラインリインホースを、該ベルトラインリインホースの前,後端面がそれぞれ上記ドア開口の前,後縁部を形成するピラー部材に対向するように配設してなる自動車のベルトライン部構造において、上記ベルトラインリインホースを、前後方向略全長に渡って閉断面を有するものとし、該ベルトラインリインホースの前,後端部の車幅方向の断面幅に対して中間部の車幅方向の断面幅が大きくなるように形成し、車両側方から見て、上記前,後端部の下辺が上記中間部の下辺より下方に位置するように、かつ該下辺が連続したなだらかな円弧状をなすように形成し、車両衝突時に上記ベルトラインリインホースが上記ピラー部材に食い込むことを特徴としている。 The present invention provides a belt line rein hose extending in the vehicle front-rear direction along the belt line in a door body that opens and closes a door opening formed on the side of the vehicle body, and the front and rear end surfaces of the belt line rein hose are respectively described above. In a belt line part structure of an automobile, which is disposed so as to face the pillar members forming the front and rear edge parts of the door opening, the belt line rein hose has a closed cross section over substantially the entire length in the front-rear direction. and then, prior to the beltline reinforcements, formed as cross-sectional width in the vehicle width direction of the intermediate portion is increased relative to the vehicle width direction of the cross-sectional width of the rear end portion, as viewed from the side of the vehicle, it said front, as lower side of the rear end portion is positioned below the lower side of the intermediate portion, and formed so as to form a gentle arc shape lower edges are continuous, the beltline reinforcements is the peak at the time of collision of the vehicle It is characterized by biting into the over member.
本発明に係るベルトライン部構造によれば、ベルトラインリインホースを前後方向略全長に渡って閉断面を有するものとし、かつ前,後端部の断面幅に対して中間部での断面幅を大きくしたので、部品点数及び重量を増やすことなく、ベルトラインリインホースの全長に渡って断点をなくすことができるとともに、上記中間部での耐力を高めることができ、車両衝突時の折れ曲がりを防止して入力を確実に車体後方に伝達することができる。 According to the belt line portion structure of the present invention, the belt line rein hose has a closed cross section over substantially the entire length in the front-rear direction, and the cross-sectional width at the intermediate portion with respect to the cross-sectional width of the front and rear end portions. Since it has been enlarged, it is possible to eliminate the break point over the entire length of the beltline reinhose without increasing the number of parts and weight, and the yield strength at the intermediate part can be increased, and bending at the time of a vehicle collision is prevented. Thus, the input can be reliably transmitted to the rear of the vehicle body.
また本発明では、ベルトラインリインホースの前,後端部の下辺を中間部の下辺より下方に位置するように形成したので、ベルトラインリインホースのピラー部材への食い込みを確実に行なうことができ、また上記中間部の下方をインナハンドルやドアレギュレータ等の配設スペースとして利用することができる。 In the present invention, since the lower side of the front and rear end portions of the beltline reinhose is formed below the lower side of the intermediate portion, the beltline reinhose can bite into the pillar member reliably. In addition, the lower portion of the intermediate portion can be used as an installation space for an inner handle, a door regulator, and the like.
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1ないし図7は、本発明の一実施形態による自動車のベルトライン部構造を説明するための図であり、図1は自動車に配設されたフロントドアのベルトライン部の側面図、図2はフロントドアに配設されたベルトラインリインホースの側面図、図3,図4,図5,図6,図7はそれぞれベルトラインリインホースの断面図(図2のIII-III 線断面図,IV-IV線断面図,V-V線断面図,VI-VI線断面図,VII-VII 線断面図) である。 1 to 7 are views for explaining a belt line portion structure of an automobile according to an embodiment of the present invention. FIG. 1 is a side view of a belt line portion of a front door disposed in the automobile. Is a side view of the beltline rein hose disposed on the front door, and FIGS. 3, 4, 5, 6, and 7 are cross-sectional views of the beltline reinhose (III-III cross-sectional view of FIG. 2, IV-IV sectional view, VV sectional view, VI-VI sectional view, and VII-VII sectional view).
図において、1は自動車の車体側部を示しており、これは左右のサイドパネル2の上端にルーフパネル3を配設するとともに、下端にフロアパネル(不図示)を配設して車室を形成し、上記左右の各サイドパネル2に車室を開閉するフロントドア4を配設した概略構造のものである。
In the figure, reference numeral 1 denotes a vehicle body side portion, which includes a
上記サイドパネル2は、車両上下方向に延びるフロントピラー5の上端及び下端にそれぞれ車両後方に延びるルーフレール6及びロッカパネル7を接続するとともに、該ルーフレール6とロッカパネル7とを車両上下方向に延びるセンタピラー8により接続し、これによりサイドパネル2にフロントドア開口2aを形成した構造となっており、該フロントドア開口2aに上記フロントドア4が配設されている。
The side panel 2 connects a
上記フロントピラー5,センタピラー8はそれぞれ概ね断面ハット状のアウタピラー5a,8aと不図示のインナピラーとを接合して角筒状の閉断面を形成した構造ものである。上記フロントピラー5には車両前後方向に延びるエプロンメンバ9の後端部が結合されている。
Each of the
上記フロントドア4は、上記フロントピラー5に上下一対のドアヒンジ14を介して開閉可能に支持されており、ドアアウタパネル10aとドアインナパネル10bとの外縁部同士を結合してなるドア本体10にウインドフレーム11を接続し、該ウインドフレーム11にウインドガラス12を昇降可能に配設した構造となっている。上記ドア本体10の前端部とウインドフレーム11の前端部とは概ね三角形状のステー部材18により結合されている。
The front door 4 is supported by the
上記ドア本体10内のドアアウタパネル10aの内側にはドアアウタリインホース13が配設されており、該ドアアウタリインホース13の上縁部はドアアウタパネル10aにヘミング加工により結合されている。
A door
上記ドア本体10内には車両前後方向に延びるベルトラインリインホース15がベルトラインLに沿って配設されており、該ベルトラインリインホース15はドアインナパネル10bに固定されている。このドアインナパネル10bのベルトラインリインホース15の下方には作業用開口10cが形成されており、該作業用開口10cはベルトラインリインホース15及びドアインナパネル10bに着脱可能にボルト締め固定されたカバー部材19により覆われている。
A belt line
上記ベルトラインリインホース15は、概ね断面ハット状のアウタリインホース16と同じく概ね断面ハット状のインナリインホース17の上フランジ部16a,17a同士及び下フランジ部16b,17b同士を溶接により接合するとともに、前フランジ部16c,17c同士及び後フランジ部16d,17d同士を互いに当接させて溶接により接合して前後方向略全長に渡って閉断面を形成した構造となっている。上記各リインホース16,17の前端部には補強板20が配設されており、下フランジ部16b,17bの間に重ね合わせて接合されている。
The belt line
このベルトラインリインホース15の前端面及び後端面にはそれぞれフロントピラー5及びセンタピラー8に近接するように突出部15a,15bが形成されている。車両前面衝突時に上記各突出部15a,15bをフロントピラー5,センタピラー8に食い込ませることにより、ドア本体10が車外側に押し出されるのを防止している。
また上記ベルトラインリインホース15の前方には上記エプロンメンバ9が略同じ高さ位置となるように、かつ前後方向に略直線をなすように連続して配置されている。これにより前面衝突時の入力はエプロンメンバ9からフロントピラー5を介してベルトラインリインホース15に伝達され、該ベルトラインリインホース15からセンタピラー8を介して車体後方に伝達される。
Further, the apron member 9 is continuously arranged in front of the
上記インナリインホース17の板厚はアウタリインホース16の板厚より大きくなっている。このようにインナリインホース17を外側に開口する断面ハット状とするとともに、アウタリインホース16より板厚を大きくしたので、ベルトラインリインホース15全体の軽量化を図りつつ、側面衝突時の口開きを抑制でき、室内側への折れ曲がりを防止できる。
The thickness of the
上記ベルトラインリインホースの前後方向中間部15cの車幅方向の断面幅w1は、前,後端部15d ,15eの車幅方向の断面幅w2,w3より大きく形成されており、該中間部15cの断面形状は略正四角形となっている。
The cross-sectional width w1 in the vehicle width direction of the belt line rein hose front-rear direction
車両側方から見て、上記ベルトラインリインホース15の閉断面内の上辺15fは略直線状に形成されており、下辺15gは前,後端部15d,15eが中間部15cより下方に位置するように、かつ連続したなだらかな円弧状をなすように形成されている。
When viewed from the side of the vehicle, the
本実施形態のベルトライン部構造によれば、ベルトラインリインホース15を、断面ハット状のアウタリインホース16とインナリインホース17とを接合して前後方向略全長に渡って閉断面を有するものとし、かつ前,後端部15d,15eの断面幅w2,w3に対して中間部15cの断面幅w1を大きくしたので、部品点数及び重量を増やすことなく、ベルトラインリインホース15の全長に渡って断点をなくすことができるとともに、上記中間部15cでの耐力を高めることができ、車両衝突時の折れ曲がりを防止して入力を確実にセンタピラー8に伝達することができる。
According to the belt line portion structure of the present embodiment, the belt
本実施形態では、上記ベルトラインリインホース15の閉断面内の下辺15gを前,後端部15d,15eが中間部15cより下方に位置するように、かつ連続したなだらかな円弧状をなすように形成したので、ベルトラインリインホース15のフロントピラー5及びセンタピラー8への食い込みを確実に行なうことができ、また上記中間部15cの下方を不図示のインナハンドルやドアレギュレータ等の配設スペースとして利用することができる。
In the present embodiment, the
なお、上記実施形態では、ベルトラインリインホース15の中間部15cでの閉断面形状を略正四角形としたが、本発明では、ベルトラインリインホース15の下辺15gを下向きに傾斜させて五角形の閉断面形状としてもよく、特に限定するものではない。
In the above embodiment, the closed cross-sectional shape of the
2a フロントドア開口
4 フロントドア
5 フロントピラー
8 センタピラー
10 ドア本体
15 ベルトラインリインホース
15c 中間部
15d 前端部
15e 後端部
15g 下辺
L ベルトライン
w1〜w3 断面幅
2a Front door opening 4
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