JP3995659B2 - 光ディスク再生方法および光ディスク再生装置 - Google Patents
光ディスク再生方法および光ディスク再生装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3995659B2 JP3995659B2 JP2004035969A JP2004035969A JP3995659B2 JP 3995659 B2 JP3995659 B2 JP 3995659B2 JP 2004035969 A JP2004035969 A JP 2004035969A JP 2004035969 A JP2004035969 A JP 2004035969A JP 3995659 B2 JP3995659 B2 JP 3995659B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- sector
- layer
- recording layer
- circumferential side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Description
A2、A3、A4の一端にそれぞれ設けられている。これにより、適切な磁気ヘッドを選択するだけで、読取兼書込用記録面の切り替えを行うことができる。各記録面上には、多数の同心円状トラックが形成され、さらに各トラックは多数のセクタに分割されている。これらの各セクタは、一般に、512バイト〜2048バイトの容量を持ち、情報の記録単位として使用される。また、セクタの先頭には、トラック番号とセクタ番号とからなる番地が書き込まれている。磁気ディスクドライブ装置は、この番地情報を頼りにヘッドの位置決めを行う。トラック番号は、外周から内周へ向けて昇順に割り付けられる。
に準拠する90mm光磁気ディスク等)のトラック番号やセクタ番号は、トラック形状が螺旋状であることを除いて、磁気ディスクと同様に割り付けられている。
また、最初は音声記録用として開発され、後に情報処理用に転用された光ディスク媒体、即ちCD−ROMにおける各セクタの番地は、分・秒・フレームを用いて表される。
図11に、セクタの内部構造を示す。各セクタは、セクタを一意に識別するための番地が付いたヘッダ部と、ユーザデータが記録されるデータ部と、再生時の誤りを訂正するために使用されるコードが記録されるECC(誤り訂正コード)ブロックとを含む。
DVDは、1枚に約135分の高画質動画を記憶することができる。しかしながら、すべての映像ソースが約135分とは限らない。そこで、一枚の光ディスクに2層の記録層を形成することにより、容量を約2倍にすることも提案されている。図12に、2層の記録層を持つ光ディスクからデータを再生する場合の原理を示し、以下に説明する。
記録層を2つ以上持つ情報記憶媒体の場合、セクタの番地付けの際に考慮しなければならない事柄が2つある。第1に、どの番地も情報記憶媒体中でただ1つあることが望ましい。もし同じ番地が1層目の記録層と2層目の記録層の両方に存在すれば、番地だけでは1層目の記録層と2層目の記録層のどちらに所望の情報が記録されているか分からないという不都合が生じる。第2に、それぞれの層に割り振られた番地を1層目の番地に容易に変換できることが望ましい。その理由は、番地は位置情報であって、目的のセクタに移動する場合、番地に基づいて移動距離を計算しなくてはならないからである。特にCLV方式の情報記憶媒体においては、ディスク一周当たりのセクタ数は、そのセクタが位置する半径に比例し、ディスク中心から数えたセクタ数は、そのセクタが位置する半径までの面積に比例する。言い換えれば、各セクタのディスク中心から数えた溝本数と番地は、平方根の関係にある。
の両面を利用する。その一例は、日本国特開平2−103732号公報に開示されている。当該引用文献は、第1の側の螺旋状トラックと第2の側の螺旋状トラックを、第1の側から第2の側になめらかに連続再生できるように、逆方向にすることを開示している。
また、従来の二重記録層タイプの光ディスクにおいて、2個の個別ヘッドが必要だったので、第1の側と第2の側で同じ番地を使用することが可能であった。
前述したように、従来の情報記憶媒体の問題点は、複数の記録層に渡って連続的に再生することを考慮せずに溝形成および番地付けがなされていることである。その結果、そのような情報記憶媒体を再生する装置の性能低下とコスト増加を招いていた。
さらに、複数の記録層を持つ情報記憶媒体上の螺旋状記録パターンの再生方向を認識できる光ディスク再生方法および光ディスク再生装置も提供できる。情報記憶媒体の記録層毎に螺旋状記録パターンの再生方向が異なる場合、該光ディスク再生方法および光ディスク再生装置は、複数の記録層に渡って連続的な論理空間を生成することもできる。
本発明の実施例について、図面を参照しながら以下に説明する。
図1A,1B,1C,1Dは、それぞれ、情報記憶媒体すなわち光ディスクの、1層目L1と2層目L2の螺旋状の溝、回転速度、再生方向を示したものである。本発明の第1の実施例による光ディスクは、1層目および2層目の記録層L1とL2を備える。図1Aに1層目L1の螺旋状溝形状を示し、図1Bに2層目L2の螺旋状溝形状を示し、図1Cに媒体の回転速度を示し、図1Dに再生方向を示す。図1Dに示されているように、1層目L1および2層目L2のデータブロックにはユーザデータが記録されている。一方、図13Dに図示されているように、導入領域1aと導出領域1bにも、ヘッドがデータ領域からオーバーランした時にも現在位置が確認できるように、セクタ番地が記録されている。
光ディスクを時計回りに回転させると、1層目の記録層L1は内周から外周へ再生される。線速度一定(CLV)の駆動制御を利用することにより、光ディスクの回転速度は、図1Cに記載のように、半径に反比例する。従って、ディスク上の与えられた半径位置にヘッドを位置決めした場合、1層目L1でも2層目L2でも同じ回転速度である。
図2は、4つの記録層L1、L2、L3、L4を持つ光ディスクの再生方向を示したものである。当該実施例において、1層目L1および3層目L3は内周から外周へ再生され、2層目L2および4層目L4は外周から内周へ再生される。1層目と2層目への記録層の切り替え同様に、記録層の2層目と3層目の切り替えまたは記録層の3層目と4層目の切り替えの際に、ディスクの回転方向を変える必要もないし、ヘッドの移動も必要ない。
以上説明したように、前述の本発明の第1の実施例において、複数の記録層にまたがって連続的に情報を再生できる情報記憶媒体を提供することができる。
しかしながら、前述した1層目から2層目に渡って連続的に再生できるように記録溝を形成した情報記録媒体に対して、従来の情報記録媒体の番地付けを行うと、1層目は番地の昇順に再生され、2層目は番地の降順に再生されることになる。オーディオCDの番地付けである分・秒・フレームを例に挙げれば、2層目の記録層では曲の演奏が進むにつれて分・秒・フレームが減少することになる。
もう1つの長所は、層を成形するための型を切削する切削装置は、1つの螺旋巻方向の型だけ切削すればよい点である。前述から明らかなように、溝付き面から見たとき、1層目と2層目の螺旋巻方向は同じである。従って、層を成形するための型を切削する切削装置は、1つの螺旋巻方向の型だけを切削すればよい。
(1) 0 3 0 0 0 0 16進
(2) 0000 0011 0000 0000 0000 0000 2進
(3) 1111 1100 1111 1111 1111 1111 ビット反転
(4) F C F F F F 16進
但し、図3の斜線部分の機能は、導入部1aと導出部1bである。
図4は、本発明の第2の実施例における4つの層L1、L2、L3、L4を備えた光ディスクの番地付け方法を示したものである。この方法によれば、例えば、1層目の番地が0030000hを有するセクタと同一の半径を有する2層目、3層目および4層目のセクタの番地は、それぞれ0FCFFFFh、1030000h、1FCFFFFhの番地が付与される。
従って、図2に示すような再生方向で書くセクタのデータが再生されると、1層目から4層目に渡って、昇順にセクタ番地が付けられる。その結果、再生方向の1往復目と2往復目を示すビットと、それ以外の番地の最上位ビット(MSB)は、1層目で00b、2層目で01b、3層目で10b、4層目で11b(ここで、bは2進数を示す)となる。従って、上述した2ビットを読むことによって、セクタがどの記録層にあるか識別できる。
(1)各層の螺旋記録パターンの再生方向を認識する。
(2)セクタ番地を、複数層に渡って連続的な論理空間に変換する。
(3)各層の所望の番地への移動距離を求める。
図6Aは、本発明の第3の実施例における各層の螺旋状記録パターンの再生方向を認識する螺旋方向認識手段を説明するために使用されるフローチャートである。当該実施例において、セクタ番地は再生する順番に番号を付され、光ヘッドは現時点では1層目に焦点が合っているものとする。
ステップ602で、光ヘッドを所定量だけ外周に移動する。
ステップ603で、現在位置のセクタ番地Yを記憶する。
ステップ604で、XとYを比較し、X<Yならばステップ605へ進み、そうでなければステップ606へ進む。
ステップ605で、1層目の再生方向は内周から外周と決定する。
ステップ606で、1層目の再生方向は外周から内周と決定する。
ステップ607で、サーボ回路9に対し、焦点位置を2層目に変更するように命じる。
ステップ608で、現在位置のセクタ番地Xを記憶する。
ステップ609で、光ヘッドを所定量だけ外周側に移動する。
ステップ610で、現在位置のセクタ番地Yを記憶する。
ステップ611で、番地Xと番地Yを比較して、X<Yならばステップ612に進み、X<Yでなければステップ613へ進む。
ステップ612で、1層目の再生方向は内周から外周と決定する。
ステップ613で、1層目の再生方向は外周から内周と同様に決定する。
ステップ622で、1層目の再生方向は内周から外周と決定する。
ステップ623で、同様に、1層目の再生方向は外周から内周と決定する。
ステップ624で、サーボ回路9に対し、フォーカス位置を2層目に変更するように命令する。
ステップ625で、2層目の現在のセクタの番地のMSBを評価し、MSBが0であればステップ626へ、MSBが1であればステップ627へ進む。
従って、ステップ626で、2層目の再生方向は内周から外周と決定する。
同様に、ステップ627で、2層目の再生方向は外周から内周と認識する。
以上説明したように、本発明の第3の実施例によれば、複数の記録層を持つ光ディスクの螺旋状記録路の再生方向を認識できる光ディスク再生装置を提供できる。
図7Aと図7Bは、本発明の第3の実施例における複数層に渡って連続的な論理空間を与えるアドレス変換手段を説明するために使用されるフローチャートである。この例では、前述した通り、層における螺旋状移動方向が内周から外周の場合、層上の番地間の補数関係により、その層上の番地のMSBは0であり、逆に、螺旋状移動方向が外周から内周の場合、その層上の番地のMSBは1である。
った所定の数字に設定される。定数XoutとXinは、光ディスクの導入部に前もって記憶
されており、ディスク挿入時に装置が削除できる。
次のステップ702で、変数XのMSBを評価し、MSBが0であればステップ704へ、MSBが1であればステップ703へ進む。
ステップ703で、変数Xに、(2×Xout+2)を加える。(−Xout’= Xout +
1であるので、X×X− Xout’+ Xout+1は、X×X+Xout+1+ Xout+1と同
じなので、計算が簡略化できる。)
ステップ704で、変数Nに、差値(変数X−Xin)を代入する。
す。まず、
Xin = 030000h
および
Xout = 060000h
とする。
Xout'はXoutの補数であるので、Xout'は次式(1)により算出できる。
Xout' = 1000000h-1-060000h = F9FFFFh (1)
第1の側の番地データを処理するために、ステップ701、702、および704で演算を実施する場合、ステップ704で次の計算(2)を行う。但し、現在のヘッド位置はXoutにあるものとする。
N = Xout'-Xin-060000h-030000h = 030000h (2)
これは、ホストコンピュータでは、ディスクの第1の側の最外周のセクタの番地は030000hであると認識されることを示すものである。
N = Xout'+(2×Xout+2)-Xin
= F9FFFFh+060000h+060000h+2-030000h
= FFFFFFh+060000h+2-030000h
= 105FFFFh+2-030000h
(第1項のMSBはオーバーフローする。)
= 060001h-030000h = 030001h (3)
これは、ホストコンピュータでは、ディスクの第2の側の最外周のセクタの番地は030001hであると認識されることを示すものである。このように、式(2)と式(3)から、コンピュータでは、すなわち連続する論理空間においては、第1の側と第2の側の最外周のセクタの番地は、連続する数字として認識されることが分かる。
ステップ711で、変数Xに、(N+Xin)の値を代入する。
ステップ712で、変数Xを評価し、Xoutよりも大きければステップ712へ進み、
そうでなければ処理を終了する。
ステップ713で、変数Xを差値(X−(2×Xout+2))に代入する。
図7Bのフローチャートに従って求められた変数Xは、図3記載の光ディスクのセクタ番地になる。
以上説明したように、本発明の第3の実施例によれば、一層おきに螺旋状の再生方向が異なる光ディスク上に、複数の記録層に渡って連続的な論理空間を生成できる光ディスク再生装置を提供できる。
CLV方式における番地と溝位置の関係について述べる。
光ディスクの全面に渡って溝幅dが一定であるから、最内周から数えた溝本数Tと半径rとは、1層目において下記の(式1)の関係が成り立つ。
T=(r-Rin)/d (1)
次に、 rを半径、(X−Xin)を内周にある番地Xinと現在の番地Xとの番地差
値とすると、光ディスクの全面に渡って記録密度一定であるから、 1層目において式
(5)の右辺から求められる面積と左辺から求められる面積は等しい。
(X-Xin)×s×d=π×(r×r-Rin×Rin) (5)
ここで、sはセクタ長、dは溝幅、πは円周率である。式(4)と式(5)から半径rを消去すると、最内周から数えた溝本数Tと番地Xとは、1層目において下記の(式3)の関係が成り立つ。
T=[{(y-Xin)×s×d÷π)+Rin×Rin}1/2-Rin]÷d (6)
ステップ802で、変数Xに、変数Zを代入する。
ステップ803で、変数Xに、変数Zの補数を代入する。
ステップ804で、式(6)に基づいて求めた値Tを、目的の溝番号W(最内周から数えた溝の本数)とする。
ステップ805で、現セクタの番地を読み出し、変数Xに設定する。
ステップ806で、変数Xと変数WのMSB値を比較し、XとZが等しければステップ811へ、そうでなければステップ807へ進む。
ステップ807で、変数XのMSBが0ならばステップ808へ、MSBが1ならばステップ809へ進む。
ステップ808では、サーボ回路9に対して、2層目にフォーカス位置を移動するように命令する。
ステップ809では、サーボ回路9に対して、1層目にフォーカス位置を移動するように命令する。
ステップ810で、現セクタの番地を読み出し、変数Xに設定する。
ステップ811で、変数XのMSBが0ならばステップ813へ、MSBが1ならばステップ(812)へ進む。
ステップ812で、変数Xに、Xの補数を代入する。
ステップ813で、式(6)に基づいて求めた値Tを、現在の溝番号Vとする。
ステップ814で、移動溝本数U(磁気ヘッドが移動しなければならない溝の本数)に、次の差値
(目的溝番号W)−(現在溝番号V)
を代入する。
本発明は、前述した各セクタの番地のMSB値と各層における螺旋状移動方向の関係に限定されるものではなく、螺旋状移動方向が内周から外周の場合にMSBが1で、螺旋状移動方向が外周から内周の場合にMSBが0であっても、同じ効果を実現できることは明白である。
以上説明したように、複数の記録層にまたがって連続に再生できる光ディスク再生装置を提供することができる。
さらに、複数の記録層を持つ光ディスク上の螺旋状の再生方向を認識できる光ディスク再生装置も提供できる。光ディスクの記録層毎に螺旋状の再生方向が異なる場合、前述の光ディスク再生装置は、複数の記録層に渡って連続的な論理空間を生成し、光ディスク上の所望番地へ移動することも可能である。
以上、本発明の実施例について説明したが、同実施例は種々の方法で変更可能である。そのような変更態様は、本発明の精神ならびに適用範囲から逸脱するものではなく、当業者にとって自明な、そのような変更態様はいずれも特許請求の範囲に含まれるものとする
2:ディスクモーター
5:レーザ駆動回路
6:光検出器
7:移送台
8:プリアンプ
9:サーボ回路
10:二値化回路
11:復調回路
12:エラー訂正回路
Claims (8)
- 光ディスクを再生するための光ディスク再生方法であって、
前記光ディスクは、
それぞれの層に記録された情報をディスク片側から光学的に読み出せるように、一方が他方の上方に配置された少なくとも1層目と2層目の記録層とを備え、
前記1層目と2層目の記録層にそれぞれ導入領域とデータ領域を備え、
前記1層目と2層目の記録層に複数のセクタが付設されたトラックをそれぞれ備え、
前記セクタにそれぞれ与えられるセクタの番地であって、前記1層目の記録層上の前記セクタの番地は前記導入領域かデータ領域かに拘わらず一方の周側から他方の周側に向かって増加し、前記一方の周側は最内周または最外周の一方の周側であり、前記他方の周側は最内周または最外周の他方の周側であり、前記2層目の記録層上の前記セクタの番地は前記導入領域かデータ領域かに拘わらず前記他方の周側から前記一方の周側に向かって増加するセクタの番地を備えるとともに、
ほぼ相互対応するトラックのセクタに割り付けられる、前記一方の層上のセクタの番地と他方の層上の前記セクタの番地とは記録層に係るビット以外の値が補数関係にあり、
前記方法は、
光ヘッド装置が焦点を合わせている現在のセクタの番地を検出する第1のステップと、
前記セクタの番地を論理空間に変換する第2のステップと、を含み、
前記第2のステップは2層目の記録層の番地にオフセットを加えて、1層目の記録層の番地と共有の連続的な論理空間に変換するステップを含む、方法。 - 光ディスクを再生するための光ディスク再生方法であって、
前記光ディスクは、
それぞれの層に記録された情報をディスク片側から光学的に読み出せるように、一方が他方の上方に配置された少なくとも1層目と2層目の記録層とを備え、
前記1層目と2層目の記録層にそれぞれ導入領域とデータ領域を備え、
前記1層目と2層目の記録層に複数のセクタが付設されたトラックをそれぞれ備え、
前記セクタにそれぞれ与えられるセクタの番地であって、前記1層目の記録層上の前記セクタの番地は前記導入領域かデータ領域かに拘わらず一方の周側から他方の周側に向かって増加し、前記一方の周側は最内周または最外周の一方の周側であり、前記他方の周側は最内周または最外周の他方の周側であり、前記2層目の記録層上の前記セクタの番地は前記導入領域かデータ領域かに拘わらず前記他方の周側から前記一方の周側に向かって増加するセクタの番地を備えるとともに、
ほぼ相互対応するトラックのセクタに割り付けられる、前記一方の層上のセクタの番地と他方の層上の前記セクタの番地とは上位特定ビット以外の値が補数関係にあり、
前記方法は、
光ヘッド装置が焦点を合わせている現在のセクタの番地を検出する第1のステップと、
前記セクタの番地を論理空間に変換する第2のステップと、を含み、
前記第2のステップは上記特定ビットにより記録層を判別し、2層目の記録層の番地にオフセットを加えて、1層目の記録層の番地と共有の連続的な論理空間に変換するステップを含む、方法。 - 光ディスクを再生するための光ディスク再生方法であって、
前記光ディスクは、
それぞれの層に記録された情報をディスク片側から光学的に読み出せるように、一方が他方の上方に配置された少なくとも1層目と2層目の記録層とを備え、
前記1層目と2層目の記録層にそれぞれ導入領域とデータ領域を備え、
前記1層目と2層目の記録層に複数のセクタが付設されたトラックをそれぞれ備え、
前記セクタにそれぞれ与えられるセクタの番地であって、前記1層目の記録層上の前記セクタの番地Xは前記導入領域かデータ領域かに拘わらず一方の周側から他方の周側に向かって増加し、前記一方の周側は最内周または最外周の一方の周側であり、前記他方の周側は最内周または最外周の他方の周側であり、前記2層目の記録層上の前記セクタの番地X'は前記導入領域かデータ領域かに拘わらず前記他方の周側から前記一方の周側に向かって増加するセクタの番地を備えるとともに、
ほぼ相互対応するトラックのセクタに割り付けられる、前記一方の層上のセクタの番地Xと他方の層上の前記セクタの番地X'とは補数関係にあり、
前記方法は、
光ヘッド装置が焦点を合わせている現在のセクタの番地Xを検出する第1のステップと、
前記セクタの番地X、X'を論理空間Nに変換する第2のステップと、を含み、
前記第2のステップは最上位ビットにより記録層を判別し、2層目の記録層の番地X'にオフセットを加えて、1層目の記録層の番地Xと共有の連続的な論理空間Nに変換するステップを含む、方法。 - 光ヘッドの移動先の目標セクタの番地を算出するステップと、
現在のセクタの番地から目標セクタの番地に光ヘッドを移動する距離を算出するステップと、
算出した距離に基づいて光ヘッドを移動するステップとを更に含む、請求項1〜3のいずれかに記載の光ディスク再生方法。 - 光ディスクを再生するための光ディスク再生装置であって、
前記光ディスクは、
それぞれの層に記録された情報をディスク片側から光学的に読み出せるように、一方が他方の上方に配置された少なくとも1層目と2層目の記録層とを備え、
前記1層目と2層目の記録層にそれぞれ導入領域とデータ領域を備え、
前記1層目と2層目の記録層に複数のセクタが付設されたトラックをそれぞれ備え、
前記セクタにそれぞれ与えられるセクタの番地であって、前記1層目の記録層上の前記セクタの番地は前記導入領域かデータ領域かに拘わらず一方の周側から他方の周側に向かって増加し、前記一方の周側は最内周または最外周の一方の周側であり、前記他方の周側は最内周または最外周の他方の周側であり、前記2層目の記録層上の前記セクタの番地は前記導入領域かデータ領域かに拘わらず前記他方の周側から前記一方の周側に向かって増加するセクタの番地を備えるとともに、
ほぼ相互対応するトラックのセクタに割り付けられる、前記一方の層上のセクタの番地と他方の層上の前記セクタの番地とは記録層に係るビット以外の値が補数関係にあり、
前記装置は、
光ヘッド装置が焦点を合わせている現在のセクタの番地を検出する第1の手段と、
前記セクタの番地を論理空間に変換する第2の手段と、を含み、
前記第2の手段は2層目の記録層の番地にオフセットを加えて、1層目の記録層の番地と共有の連続的な論理空間に変換する手段を含む、装置。 - 光ディスクを再生するための光ディスク再生装置であって、
前記光ディスクは、
それぞれの層に記録された情報をディスク片側から光学的に読み出せるように、一方が他方の上方に配置された少なくとも1層目と2層目の記録層とを備え、
前記1層目と2層目の記録層にそれぞれ導入領域とデータ領域を備え、
前記1層目と2層目の記録層に複数のセクタが付設されたトラックをそれぞれ備え、
前記セクタにそれぞれ与えられるセクタの番地であって、前記1層目の記録層上の前記セクタの番地は前記導入領域かデータ領域かに拘わらず一方の周側から他方の周側に向かって増加し、前記一方の周側は最内周または最外周の一方の周側であり、前記他方の周側は最内周または最外周の他方の周側であり、前記2層目の記録層上の前記セクタの番地は前記導入領域かデータ領域かに拘わらず前記他方の周側から前記一方の周側に向かって増加するセクタの番地を備えるとともに、
ほぼ相互対応するトラックのセクタに割り付けられる、前記一方の層上のセクタの番地と他方の層上の前記セクタの番地とは上位特定ビット以外の値が補数関係にあり、
前記装置は、
光ヘッド装置が焦点を合わせている現在のセクタの番地を検出する第1の手段と、
前記セクタの番地を論理空間に変換する第2の手段と、を含み、
前記第2の手段は上記特定ビットにより記録層を判別し、2層目の記録層の番地にオフセットを加えて、1層目の記録層の番地と共有の連続的な論理空間に変換する手段を含む、装置。 - 光ディスクを再生するための光ディスク再生装置であって、
前記光ディスクは、
それぞれの層に記録された情報をディスク片側から光学的に読み出せるように、一方が他方の上方に配置された少なくとも1層目と2層目の記録層とを備え、
前記1層目と2層目の記録層にそれぞれ導入領域とデータ領域を備え、
前記1層目と2層目の記録層に複数のセクタが付設されたトラックをそれぞれ備え、
前記セクタにそれぞれ与えられるセクタの番地であって、前記1層目の記録層上の前記セクタの番地Xは前記導入領域かデータ領域かに拘わらず一方の周側から他方の周側に向かって増加し、前記一方の周側は最内周または最外周の一方の周側であり、前記他方の周側は最内周または最外周の他方の周側であり、前記2層目の記録層上の前記セクタの番地X'は前記導入領域かデータ領域かに拘わらず前記他方の周側から前記一方の周側に向かって増加するセクタの番地を備えるとともに、
ほぼ相互対応するトラックのセクタに割り付けられる、前記一方の層上のセクタの番地Xと他方の層上の前記セクタの番地X'とは補数関係にあり、
前記装置は、
光ヘッド装置が焦点を合わせている現在のセクタの番地Xを検出する第1の手段と、
前記セクタの番地X、X'を論理空間Nに変換する第2の手段と、を含み、
前記第2の手段は最上位ビットにより記録層を判別し、2層目の記録層の番地X'にオフセットを加えて、1層目の記録層の番地Xと共有の連続的な論理空間Nに変換するステップを含む、装置。 - 光ヘッドの移動先の目標セクタの番地を算出する手段と、
現在のセクタの番地から目標セクタの番地に光ヘッドを移動する距離を算出する手段と、
算出した距離に基づいて光ヘッドを移動する手段とを更に含む、請求項5〜7のいずれかに記載の光ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004035969A JP3995659B2 (ja) | 1995-10-19 | 2004-02-13 | 光ディスク再生方法および光ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27083395 | 1995-10-19 | ||
JP2004035969A JP3995659B2 (ja) | 1995-10-19 | 2004-02-13 | 光ディスク再生方法および光ディスク再生装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9515679A Division JP2000503446A (ja) | 1995-10-19 | 1996-10-15 | 情報記憶媒体および情報再生方法および情報再生装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007151535A Division JP2007265611A (ja) | 1995-10-19 | 2007-06-07 | 光ディスクおよび光ディスク製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004171773A JP2004171773A (ja) | 2004-06-17 |
JP3995659B2 true JP3995659B2 (ja) | 2007-10-24 |
Family
ID=32715336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004035969A Expired - Lifetime JP3995659B2 (ja) | 1995-10-19 | 2004-02-13 | 光ディスク再生方法および光ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3995659B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102349104B (zh) * | 2009-03-10 | 2015-03-11 | 三星电子株式会社 | 信息存储介质、用于再现记录的设备和用于再现记录的方法 |
-
2004
- 2004-02-13 JP JP2004035969A patent/JP3995659B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004171773A (ja) | 2004-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4629798B2 (ja) | 光ディスクおよび光ディスク製造方法 | |
US6373816B1 (en) | Optical disk fabricating method, optical disk, and optical disk apparatus | |
CN1319050C (zh) | 信息再现方法 | |
US20040156294A1 (en) | Optical disc, information recording/reproducing method and information recording/reproducin apparatus using the same | |
JP4209953B2 (ja) | データ記録/再生装置および方法、並びにディスク状記録媒体 | |
JPH07334867A (ja) | 高密度光ディスクおよびその再生装置 | |
US7864636B2 (en) | Multi-layered optical recording medium, address assignment method for multi-layered optical recording medium, apparatus and method of reproducing and method of recording | |
JPH08297839A (ja) | 情報記録媒体 | |
JP2007265611A (ja) | 光ディスクおよび光ディスク製造方法 | |
JP3995659B2 (ja) | 光ディスク再生方法および光ディスク再生装置 | |
JPH1079126A (ja) | 光ディスク装置のアクセス方法 | |
JP4268132B2 (ja) | 情報を記録するための回転スピード制御 | |
CA2519915C (en) | Multilayer optical disc having disc information | |
RU2363058C2 (ru) | Многослойный оптический диск, имеющий указание слоя | |
US7586814B2 (en) | Recording media data structure and method of reading data recorded in recording media | |
CN100594548C (zh) | 初始化光盘的方法 | |
JP3294782B2 (ja) | 光ディスクのアクセス方法 | |
KR100944105B1 (ko) | 다층 정보 기록 매체, 기록 장치, 및 기록 방법 | |
JP2001143304A (ja) | 光ディスク装置 | |
JPH10312543A (ja) | 関連情報記録方法および光ディスク | |
JP2002183976A (ja) | 光ディスク及び光ディスク記録再生方法並びに光ディスク記録再生装置 | |
JP2003196852A (ja) | 光ディスク装置 | |
JPH11120709A (ja) | 光ディスクの記録/再生方法、光ディスク及び光ディスク装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070410 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070607 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070703 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070731 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |