JP3994701B2 - Detection method of immersion lance blowing abnormality - Google Patents
Detection method of immersion lance blowing abnormality Download PDFInfo
- Publication number
- JP3994701B2 JP3994701B2 JP2001246737A JP2001246737A JP3994701B2 JP 3994701 B2 JP3994701 B2 JP 3994701B2 JP 2001246737 A JP2001246737 A JP 2001246737A JP 2001246737 A JP2001246737 A JP 2001246737A JP 3994701 B2 JP3994701 B2 JP 3994701B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- immersion lance
- blowing
- powder
- lance
- immersion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも1つの圧力容器から搬送ガスを介して気送された粉体を浸漬ランスの先端からトーピード内の溶融金属中に吹込んでいる際に、該吹込みのが正常に行われているか否かを検出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、複数又は1つの圧力容器に収納した粉体(精錬剤)を各圧力容器に接続される1本の吹込みラインに切り出して、搬送ガスで気送し、浸漬ランスを介してトーピード内の溶融金属中に吹き込んで該溶融金属中の不純物を除去する操業においては、溶融金属中に浸漬する浸漬ランスは消耗品であり、何チャージも使用することがコスト面で有利である。そのため、粉体吹込み処理中に浸漬ランス先端からの粉体吹込みが途絶えるまで、言い換えると浸漬ランスの途中、特にスラグ面付近が溶損、折損して使えなくなるまで使用するようにしているが、浸漬ランスが溶損、或いは折損したかどうかは、常時オペレータが吹込み状況を監視しておく必要が有る。
【0003】
また、経験の浅いオペレータは吹込み状況を監視していても浸漬ランスの溶損、折損に気付かないこともある。異常に気付かないまま操業を行うと、目標とする成分値まで溶融金属中の不純物成分が下がらなかったり、処理時間の延長、現工程及び次工程での原単価の増加、更には環境の悪化や集塵機能力の低下等を招くこともある。
【0004】
そこで、1 回の操業が終わる毎に待機位置に戻る浸漬ランスの状況を確認して、経験的に事前に交換したり、浸漬ランス自体の寿命アップを図る改善がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、事前に浸漬ランスを交換しても交換後の粉体吹込み処理中に浸漬ランスの異常が発生することはよく有り、そのためオペレータは常時、付きっ切りで吹込み状況を監視し、浸漬ランスの異常はオペレータ個人の経験則に基づく判断に委ねられて操業しているのが実情である。
【0006】
本発明は上記事情に着目してなされたものであって、粉体吹込み中に常時付きっきりでの監視を必要とせず、また作業熟練度にもよらず、しかも浸漬ランスの溶損、折損等による浸漬ランスの吹込み異常を正確に検出することができ、これにより浸漬ランスの使用率向上と操業コストの低減を図ることができる浸漬ランスの吹込み異常検出方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、少なくとも1つの圧力容器から搬送ガスを介して気送された粉体を浸漬ランスの先端からトーピード内の溶融金属中に吹き込んでいる際に、該吹込みが正常に行われている否かを検出する方法において、
前記粉体が前記浸漬ランスの先端から前記溶融金属中に吹き込まれたことによって前記溶融金属と反応する際の振動を検出し、該検出振動値が予め求めておいた粉体吹込み速度に応じた前記浸漬ランスの吹込み異常時の振動値の閾値を下回ったときに、該浸漬ランスの吹込み異常を検出し、
前記検出振動値を前記トーピードに設置した加速度計からの信号に基づいて算出することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の一例である浸漬ランスの吹込み異常検出方法を適用する粉体吹込み装置の概略図、図2は浸漬ランスの吹込み異常時の閾値と粉体トータル吹込み速度との関係を示すグラフ図、図3は操業中における浸漬ランスの吹込み異常検出を説明するためのフローチャート図、浸漬ランス位置、搬送ガス流量、粉体吹込み速度及び振動値のタイムチャート図である。
【0010】
この粉体吹込み装置は、図1に示すように、それぞれの粉体1A〜1D(1A:酸化鉄、1B:石灰、1C:予備、1D:ソーダ灰)を収容して所定圧力に加圧するディスペンサ(圧力容器)2A〜2Dを備えている。ディスペンサ2A〜2D内の粉体1A〜1Dは搬送ガス31と共に粉体搬送ライン40を介して消耗式の浸漬ランス43に気送され、該浸漬ランス43の先端からトーピード50内の溶銑51(溶融金属)中に吹き込まれるようになっている。
【0011】
なお、図1において、符号3はディスペンサ圧力を計測するディスペンサ圧力計、4はディスペンサを所定圧力、所定差圧又は大気圧に制御するディスペンサ圧調弁、5は予加圧ライン、6は予加圧弁、7は加圧ガス、8は加圧制御ライン、9は加圧弁、10は排気制御ライン、11は個別の搬送ライン、12は急排気弁、13は中間排気弁、14はディスペンサ内の粉体重量を計測するロードセル、16はディスペンサから切り出す粉体をエアレーションガス15を介して流動化するエアレーションライン、17はエアレーション弁、18はディスペンサから粉体を切り出す出口弁、19はディスペンサから切り出す粉体量を制御する可変弁であり、ディスペンサ2B〜2Dでは符号3〜17の図示は省略してある。
【0012】
また、符号32はキャリアガス流量計、33はキャリアガス弁、34はキャリアガス流量調整弁、35はキャリアガスライン、36は吹込みライン圧力計、37はブローガス流量計、38はブローガス弁、39はブローガスライン、41はランス背圧計、42は浸漬ランス43を接続するインジェクションランスホルダー、44は浸漬ランス43を昇降させるモータ、45は浸漬ランス43を走行、傾動、そして予備ランスに切り替えできるランスカー、52はスラグ、60は浸漬ランス43の先端からの粉体吹込みを制御する制御装置、61は操作ディスクである。
【0013】
ここで、この実施の形態では、トーピード50に加速度計70を簡易的に設置して、該加速度計70の信号を信号変換器71によってフィルタリングして振動値に変換した後にこれを検出振動値として制御装置60に出力し、制御装置60がこの検出振動値と予め設定された閾値と比較して浸漬ランス43の先端からトーピード50内の溶銑51中への粉体の吹込みが正常に行われているか否かを検出するようになっている。
【0014】
加速度計70は、トーピード50が溶銑予備処理工場に配車されたときにトーピードカー50a上に設置される。
そして、粉体吹込み処理が開始され、浸漬ランス43が下降して該浸漬ランス43の先端から溶銑51中に粉体が吹き込まれ始まると、加速度計70は、粉体と溶銑51との浴中反応や攪拌によってトーピード50に発生した振動を検出する。−方、浸漬ランス43の途中が溶損或いは折損して溶銑51中に粉体が吹き込まれなくなった場合は粉体と溶銑51との浴中反応や攪拌がなくなり、トーピード50の振動を検出しない。従って、トーピード50が発生する振動値にある基準を設けておいて、検出振動値がこの基準値を下回ったとき浸漬ランス43の吹込み異常を検出することができる。
【0015】
この場合、浸漬ランス43の浸漬度合いはチャージ毎に異なるために浸漬ランス43のどの部分が溶損或いは折損するかは分からない。また、吹き込む粉体の銘柄、及び粉体吹込み速度は、溶銑51中の不純物の量や温度、フォーミング発生の有無によって大きく変わる。したがって、発生する振動値もそれらによって変わってくる。
【0016】
そこで、ある基準となる振動値の閾値は、粉体毎に且つ粉体吹込み速度の度合いに起因すると考え、下記1式および図2から粉体のトータル吹込み速度と浸漬ランスの溶損あるいは折損による吹込み異常との関係として求めることとし、これらは操業を通じて、正常な浸漬ランスにおいて経験的に求めればよい。
WtPV=WaPV×Ka+WbPV×Kb+WcPV×Kc+WdPV×Kd …(1)
WtPV:トータル吹込み速度(kg/min)
WaPV:粉体1Aの吹込み速度(kg/min) Ka:粉体1A係数
WbPV:粉体1Bの吹込み速度(kg/min) Kb:粉体1B係数
WcPV:粉体1Cの吹込み速度(kg/min) Kc:粉体1C係数
WdPV:粉体1Dの吹込み速度(kg/min) Kd:粉体1D係数
そして、加速度計70による検出信号を信号変換器71によってフィルタリングして振動値に変換した後にこれを検出振動値として制御装置60に出力すると、制御装置60は、検出振動値と閾値と比較して検出振動値が閾値を下回ったときに浸漬ランス43の先端からトーピード50内の溶銑51中への粉体の吹込みが異常であると判断し、警報等を出力するようになっている。
【0017】
図3に粉体吹込み中における制御装置60の作動も含めた浸漬ランスの吹込み異常検出のフローチャートを示す。
まず、ステップS1で操作デスク61で吹込み開始PBをonすると、浸漬ランス43がブロー位置へ下降し(ステップS2)、ステップS3で浸漬ランス43がブロー位置に到達したことが検知されるとステップS4に移行してブローが開始される。
【0018】
次いで、ステップS5でブローがタイムアップするとステップS6に移行して浸漬ランス43が吹込み位置に下降し、ステップS7で浸漬ランス43が吹込み位置に到達したことが検知されるとステップS8に移行して浸漬ランス43の先端から溶銑51中に粉体の吹込みが開始されると共にブローが停止され、ステップS9に移行する。
【0019】
ステップS9では、出口弁18が開になってから所定時間タイムアップすると、ステップS10に移行し、ステップS10では図2及び上記(1)式を用いて粉体のトータル吹込み速度に応じた浸漬ランス43の吹込み異常時の振動値の閾値を算出する。
次いで、ステップS11に移行して、加速度計70による検出信号を信号変換器71で変換して得られた検出振動値と前記閾値とを比較して、検出振動値が閾値を下回った場合はステップS12に移行して浸漬ランス43の吹込み異常警報を出力し、下回らない場合はステップS14に移行する。
【0020】
ステップS12で警報が出力されると、操作デスク61で吹込み停止PBをonし(ステップS13)、ステップS17に移行する。
ステップS17では浸漬ランス43からの粉体の吹込みが停止されるとともにブローが開始され、ステップS18で終了タイマーがタイムアップするとステップS19に移行して浸漬ランス43がブロー位置に上昇する。
【0021】
次いで、ステップS20で浸漬ランス43がブロー位置に到達したことが検知され、かつ、ステップS21でブローのタイマーがタイムアップすると、ステップS22に移行して浸漬ランス43が上限位置に上昇し、ステップS23で浸漬ランス43が上限位置に到達したことが検知されると終了する。
一方、ステップS11で検出振動値が閾値を下回らない場合はステップS14に移行し、ステップS14で粉体の吹込み量が予定量に達するか、又はステップS15で吹込み終了と判断されてステップS16で吹込み停止PBをonすることでステップS17に移行し、上記ステップS17〜ステップS23の処理がなされる。
【0022】
このようにこの実施の形態では、粉体吹込み中に常時付きっきりでの監視を必要とせず、また作業熟練度も必要することなく浸漬ランス43の溶損、折損等による浸漬ランス43の吹込み異常を正確に検出することができるので、浸漬ランス43の使用率向上と操業コストの低減を図ることができる。
なお、上記実施の形態では、加速度計70をトーピードカー50aに設置した場合を例に採ったが、これに限定されず、例えば加速度計70をインジェクションランスホルダー42や浸漬ランス43の上端位置に設置して吹込み異常時の振動値を検出するようにしてもよく、また、加速度計70についても接触式及び非接触式のいずれの形式のものを用いてもよい。
【0024】
【実施例】
上記構成の吹込み装置において、本発明法により浸漬ランス吹込み異常を検出した際の浸漬ランス位置、搬送ガス流量、粉体吹込み速度及び振動値のタイムチャート図を図4に示す。
脱燐処理を行うべく、粉体1Aと1Bで浸漬ランス43からの吹込みを開始した直後(図中のT1)における粉体1Aの吹込み速度116kg/min、粉体1Bの吹込み速度は149kg/min、これらよりトータル吹込み速度は205kg/min、浸漬ランス43の吹込み異常時の閾値は8.7%であった。これに対して、加速度計70による検出振動値は18%であり、浸漬ランス43の吹込み異常ではない。吹込み時間が所定時間経過したとき(図中のT2)、加速度計70による検出振動値が下がって来た。この前後におけるデータを表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】
表1から判るように、吹込み開始250秒後に遂に検出振動値が浸漬ランス吹込み異常時の閾値を下回り、浸漬ランス吹込み異常警報が出た。このとき、粉体1Aの吹込み速度は257kg/min、粉体1Bの吹込み速度は91kg/min、トータル吹込み速度は311kg/min、浸漬ランス吹込み異常時の閾値は12.1%であった。その後、吹込み停止を掛けて浸漬ランスを上昇させて確認したところ、浸漬ランスが途中から折れ曲がっており、浸漬ランスの異常が確認できた。
【0027】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように、本発明によれば、浸漬ランスを介して溶融金属中に粉体吹込みを行っている際に、常時付きっきりで監視することなく、また、作業熟練度も必要とすることなく、折損等による浸漬ランスの吹込み異常を正確に検出することができるので、浸漬ランスの使用率向上と操業コストの低減を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である浸漬ランスの吹込み異常検出方法を適用する粉体吹込み装置の概略図である。
【図2】浸漬ランスの吹込み異常時の閾値と粉体トータル吹込み速度との関係を示すグラフ図である。
【図3】操業中における浸漬ランスの吹込み異常検出を説明するためのフローチャート図である。
【図4】浸漬ランス位置、搬送ガス流量、粉体吹込み速度及び振動値のタイムチャート図である。
【符号の説明】
1A〜1D…粉体
2A〜2D…ディスペンサ(圧力容器)
43…浸漬ランス
50…トーピード
51…溶銑(溶融金属)
60…制御装置
70…加速度計
71…信号変換器[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In the present invention, when the powder fed from at least one pressure vessel via the carrier gas is blown into the molten metal in the torpedo from the tip of the immersion lance, the blowing is normally performed. The present invention relates to a method of detecting whether or not.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, powders (refining agents) stored in a plurality of pressure vessels or one pressure vessel are cut out into one blowing line connected to each pressure vessel, aired with carrier gas, and torpedo via an immersion lance In the operation of blowing in the molten metal to remove impurities in the molten metal, the immersion lance immersed in the molten metal is a consumable item, and it is advantageous in terms of cost to use many charges. Therefore, it is used until the powder blowing from the tip of the immersion lance is stopped during the powder blowing process, in other words, in the middle of the immersion lance, especially the vicinity of the slag surface is melted or broken. Whether the immersion lance is melted or broken must always be monitored by the operator.
[0003]
Inexperienced operators may not be aware of the melting or breakage of the immersion lance even when monitoring the blowing conditions. If the operation is carried out without being noticed abnormally, the impurity components in the molten metal will not decrease to the target component value, the processing time will be extended, the raw unit price in the current process and the next process will be increased, and the environment will deteriorate. It may cause a decrease in dust collection function.
[0004]
Therefore, improvements have been made to confirm the status of the immersion lance that returns to the standby position after each operation and replace it empirically in advance or to extend the life of the immersion lance itself.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, even if the immersion lance is replaced in advance, it is often the case that an abnormality of the immersion lance occurs during the powder blowing process after the replacement. The actual situation is that the lance abnormalities are entrusted to the judgment based on the empirical rules of individual operators.
[0006]
The present invention has been made paying attention to the above circumstances, does not require constant monitoring during powder blowing, and does not depend on the skill level of the work, and the immersion lance is melted, broken, etc. An object of the present invention is to provide an immersion lance blowing abnormality detection method capable of accurately detecting an immersion lance blowing abnormality caused by the above, and thereby improving the usage rate of the immersion lance and reducing the operation cost. .
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, the powder blown from the at least one pressure vessel through the carrier gas is blown into the molten metal in the torpedo from the tip of the immersion lance. In the method for detecting whether or not the blowing is normally performed,
When the powder is blown into the molten metal from the tip of the immersion lance, vibration when reacting with the molten metal is detected, and the detected vibration value corresponds to the powder blowing speed determined in advance. When the vibration value of the immersion lance is abnormally lower than the vibration threshold, the abnormality of the immersion lance is detected .
The detected vibration value is calculated based on a signal from an accelerometer installed in the torpedo .
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an example of an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic view of a powder blowing apparatus to which an immersion lance blowing abnormality detection method according to an embodiment of the present invention is applied. FIG. FIG. 3 is a graph showing the relationship with the injection speed, FIG. 3 is a flow chart for explaining the detection of the immersion lance in operation, the time chart of the immersion lance position, the carrier gas flow rate, the powder injection speed, and the vibration value FIG.
[0010]
As shown in FIG. 1, this powder blowing apparatus accommodates each
[0011]
In FIG. 1,
[0012]
Reference numeral 32 denotes a carrier gas flow meter, 33 denotes a carrier gas valve, 34 denotes a carrier gas flow rate adjustment valve, 35 denotes a carrier gas line, 36 denotes a blowing line pressure gauge, 37 denotes a blow gas flow meter, 38 denotes a blow gas valve, 39 Is a blow gas line, 41 is a lance back pressure gauge, 42 is an injection lance holder for connecting the
[0013]
Here, in this embodiment, the
[0014]
The
When the powder blowing process is started and the dipping
[0015]
In this case, since the immersion degree of the
[0016]
Therefore, it is considered that the threshold value of the vibration value serving as a reference is caused by the degree of the powder blowing speed for each powder and from the following
WtPV = WaPV × Ka + WbPV × Kb + WcPV × Kc + WdPV × Kd (1)
WtPV: Total blowing speed (kg / min)
WaPV:
[0017]
FIG. 3 shows a flowchart for detecting abnormalities in blowing the immersion lance, including the operation of the
First, when the blowing start PB is turned on at the
[0018]
Next, when the blow time is up in step S5, the process proceeds to step S6 and the
[0019]
In step S9, when the predetermined time has elapsed after the
Next, the process proceeds to step S11, where the detected vibration value obtained by converting the detection signal from the
[0020]
When an alarm is output in step S12, the blow stop PB is turned on at the operation desk 61 (step S13), and the process proceeds to step S17.
In step S17, the blowing of powder from the
[0021]
Next, when it is detected in step S20 that the
On the other hand, if the detected vibration value does not fall below the threshold value in step S11, the process proceeds to step S14. In step S14, it is determined that the blowing amount of the powder reaches a predetermined amount, or the blowing end is determined in step S15. When the blow stop PB is turned on, the process proceeds to step S17, and the processes of steps S17 to S23 are performed.
[0022]
As described above, in this embodiment, it is not necessary to constantly monitor the powder during blowing, and the blowing of the
In the above embodiment, the case where the
[0024]
【Example】
FIG. 4 shows a time chart of the immersion lance position, the carrier gas flow rate, the powder blowing speed, and the vibration value when an abnormality in the immersion lance is detected by the method of the present invention in the blowing apparatus having the above configuration.
Immediately after the start of blowing from the
[0025]
[Table 1]
[0026]
As can be seen from Table 1, the detected vibration value finally fell below the threshold value when the immersion lance was blown abnormally 250 seconds after the start of blowing, and an immersion lance blow abnormality alarm was issued. At this time, the blowing speed of the
[0027]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, when powder is blown into the molten metal through the immersion lance, it is not necessary to monitor constantly and work skill is also required. Therefore, it is possible to accurately detect the abnormality in blowing the immersion lance due to breakage or the like, so that it is possible to improve the usage rate of the immersion lance and reduce the operation cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of a powder blowing apparatus to which an immersion lance blowing abnormality detection method according to an embodiment of the present invention is applied.
FIG. 2 is a graph showing a relationship between a threshold value when an immersion lance is blown abnormally and a total powder blowing speed.
FIG. 3 is a flowchart for explaining detection of an abnormality in the immersion lance in operation.
FIG. 4 is a time chart of immersion lance position, carrier gas flow rate, powder blowing speed, and vibration value.
[Explanation of symbols]
1A-1D ...
43 ...
60 ...
Claims (1)
前記粉体が前記浸漬ランスの先端から前記溶融金属中に吹き込まれたことによって前記溶融金属と反応する際の振動を検出し、該検出振動値が予め求めておいた粉体吹込み速度に応じた前記浸漬ランスの吹込み異常時の振動値の閾値を下回ったときに、該浸漬ランスの吹込み異常を検出し、
前記検出振動値を前記トーピードに設置した加速度計からの信号に基づいて算出することを特徴とする浸漬ランスの吹込み異常検出方法。Detects whether or not blowing is normally performed when blowing powder fed from at least one pressure vessel via carrier gas into the molten metal in the torpedo from the tip of the immersion lance In the way to
When the powder is blown into the molten metal from the tip of the immersion lance, vibration when reacting with the molten metal is detected, and the detected vibration value corresponds to the powder blowing speed determined in advance. When the vibration value of the immersion lance is abnormally lower than the vibration threshold, the abnormality of the immersion lance is detected .
An immersion lance blowing abnormality detection method, wherein the detected vibration value is calculated based on a signal from an accelerometer installed in the torpedo .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001246737A JP3994701B2 (en) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | Detection method of immersion lance blowing abnormality |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001246737A JP3994701B2 (en) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | Detection method of immersion lance blowing abnormality |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003055710A JP2003055710A (en) | 2003-02-26 |
JP3994701B2 true JP3994701B2 (en) | 2007-10-24 |
Family
ID=19076218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001246737A Expired - Fee Related JP3994701B2 (en) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | Detection method of immersion lance blowing abnormality |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3994701B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6462666B2 (en) * | 2013-05-06 | 2019-01-30 | タタ スチール リミテッド | Solid injection lance |
EA032999B1 (en) * | 2014-12-24 | 2019-08-30 | Оутотек (Финлэнд) Ой | Top-submerged lancing injector reactor system and method for determining an operating condition in a molten bath of such system |
CN116222870B (en) * | 2023-05-09 | 2023-07-11 | 山东杨嘉汽车制造有限公司 | Dry powder tank car tank body and monitoring system thereof |
-
2001
- 2001-08-15 JP JP2001246737A patent/JP3994701B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003055710A (en) | 2003-02-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0371482B1 (en) | Continuous casting method and apparatus for implementing same method | |
JP3994701B2 (en) | Detection method of immersion lance blowing abnormality | |
US4979983A (en) | Process for vacuum degassing and decarbonization with temperature drop compensating feature | |
US5539768A (en) | Electric arc furnace electrode consumption analyzer | |
US5360051A (en) | Continuous casting method and apparatus for implementing same method | |
KR20130006498A (en) | Impeller rotation speed control method | |
JP3615466B2 (en) | Sponge titanium manufacturing method and manufacturing apparatus | |
JP2641635B2 (en) | Nozzle cleaning method in continuous casting equipment | |
KR100895574B1 (en) | Bubbling, al-wire feeding, powder injection automatic apparatus | |
CN108103252A (en) | A kind of reclaiming system of desulfurization slag iron | |
JP4190786B2 (en) | Molten metal supply system, molten metal supply device and vehicle | |
JP4230479B2 (en) | Stop positioning method and apparatus for ladle transport cart | |
JP2005133116A (en) | Apparatus for judging injecting state of immersion lance | |
EP2899284B1 (en) | Metal recovery method | |
KR20010055098A (en) | Apparatus for controlling convertor auto emergency return | |
JPH09318269A (en) | Adjuster of length of electrode in arc type melting furnace or refining furnace | |
KR20040087752A (en) | An apparatus for removing the top scum of ladle | |
CN214443025U (en) | Pre-alarm device for detecting excessive slag adhering of molten iron tank | |
KR101181829B1 (en) | Apparatus and method for controlling injection of alloy iron | |
JP5604769B2 (en) | Vacuum melting device | |
JP3480557B2 (en) | How to transfer molten metal | |
CN115404308A (en) | Automatic argon control method, system and equipment for secondary refining | |
CN116004937A (en) | Full-automatic desulfurization method for molten iron pretreatment | |
JP6642020B2 (en) | Method and apparatus for controlling casting speed of continuous casting equipment | |
CN117047095A (en) | Ladle slag discharging detection method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070410 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070607 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070710 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070723 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |