JP3992262B2 - Gas burner and oven - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はオーブン等に用いられるガスバーナー、及びガスバーナーを使用したオーブンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガスコンロ等に使用されている棒バーナーは、パイプ等の中空の棒に適切な炎孔を設けて構成されている。炎孔の形状は円形のものが多いが、必ずしも円形に限られない。図4にこのようなガスバーナーと付属機器の構成の概要を示す。(a)において、空気がミキサー21で燃料ガスと混合され、予混合ガスとしてガスバーナー22に供給される。(b)はガスバーナー22の横断面図、(c)はガスバーナー22の縦断面図である。
【0003】
両端が閉塞されたパイプ23には、その円周の一列に複数の炎孔24が形成され、パイプ23の内部には予混合ガス管25から予混合ガスが供給される。そして炎孔24から吹き出す予混合ガスが燃焼して炎となる。このような棒バーナーは棒に孔を形成するだけで構成できる簡単な構造を持つため、安価で汎用性が高く、多くのガス機器で使用されている。
【0004】
しかしながら、棒バーナーは、その簡単な構造の故に保炎能力が高くなく、通常は空気比(完全燃焼を行うために必要な空気量を1とし、それに対して実際に供給される空気量の比)が0.6程度で使用され、1.0程度となるとリフト(炎の吹き切れ現象)が発生して失火するという問題点がある。従って、不足する燃焼空気を2次空気で補ってやる必要がある。よって、その適用範囲は、2次空気が自然に供給される構造のガス器具に限られるのが普通である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、業務用に使用される大型オーブン等においては、2次空気を自然に供給することが困難なものがある。特に、ベーカリーオーブンにおいては、複数のベーカリーオーブンが縦に重ね合わさって何段にもなった構成となることが多いため、その高さが制限される。よって、下から空気を取り入れ上側から排気を行うという自然燃焼に適する燃焼方法がとれないため、後ろ側から排気を行うような構成となっている。
【0006】
このように、2次空気が供給されにくい場所で棒バーナーを使用する場合には、ミキサーに供給される空気をブロワーによる強制通風とし、空気比を1.0以上として棒バーナーに送り込むと共に、図4に示すように、炎孔の近くに特別な保炎構造体26を設け、かつ、炎孔の大きさや配列を工夫することにより火移りやリフトの発生を防止している。しかし、このようにしても、空気比が1.0を下回ると不完全燃焼を起こし、また、空気比が高くなるとリフトを起こして失火しやすくなるので、安定した燃焼が可能な空気比の範囲が極めて狭いという問題がある。
【0007】
実際の例においては、安定して燃焼が行える空気比の範囲は1.02〜1.18程度である。一方、設計上認められているガス消費量の変動範囲は、表示値に対して±10%程度であるので、許容限度のガス消費量変動が発生すると、一次空気比が変動して、完全な燃焼を行なうことが困難になる恐れが生ずる。また、特にベーカリーオーブンのように設置スペースが制限されているようなものでは、特別な保炎構造を無くすることが望ましい。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、広範囲の空気比で安定した燃焼が可能なガスバーナー及びオーブンを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する第1の手段は、予混合ガスが供給される予混合ガス管を、2次空気が供給される筐体で囲み、予混合ガス管の炎孔から噴出する炎が、2次空気で包み込まれるように、前記筐体に2次空気の噴出し孔を設けたガスバーナーであって、炎孔が形成され予混合ガスが通る予混合ガス管と、当該予混合ガス管と平行して、予混合ガス管の炎孔と反対側に設置され、燃焼に必要な2次空気を供給する孔が設けられた2次空気管とを、炎が噴出する部分を除いて外箱で覆い、炎孔から噴出す炎が、2次空気管から噴出する2次空気で包み込まれるようにされると共に、前記予混合ガス管と2次空気管にそれぞれ連通して2つの部屋状空間が設けられ、当該部屋状空間の一方の側面には、開口面積がそれぞれ変更可能なスリットを介して送風機が取り付けられ、前記予混合ガス管に連通する部屋状空間の予混合ガス管と反対側からは、予混合ガス管側に向けてガス供給ノズルが差し込まれており、かつ、前記予混合ガス管に連通する部屋状空間は、予混合ガス管に連通する部分と前記送風機が取り付けられる部分を除いた部分で大気に開放することができるようにされていることを特徴とするガスバーナー(請求項1)である。
【0010】
本手段においては、予混合ガス管の炎孔から噴出する炎が2次空気で包み込まれるようにして燃焼が行われる。よって、予混合ガスの空気比を従来のリフトが発生しない空気比(0.6程度)に保って燃焼させ、その炎を筐体の2次空気噴出し孔から吹き出される2次空気で包むようにしておけば、炎を包み込んだ2次空気より完全燃焼が安定して行われるようになる。従って、広い空気比の範囲に亘ってリフトも不完全燃焼も発生せず、狭い空間においても安定した燃焼を行うことができる。
【0012】
本手段においては、2次空気管から噴出す2次空気により、外箱内部に均一に空気が供給される。この空気は、予混合ガス管の周囲を予混合ガス管に沿って流れ、予混合ガス管の炎孔から吹き出す炎を包み込むようにして外箱の切り欠き部より吹き出す。この際、予混合ガス管に供給される予混合ガスの空気比を、従来の予混合ガス管に供給される予混合ガスの空気比と同程度にしておけば、リフトが発生しにくくなる。その際不足する空気は、炎が空気で包まれる際に供給され、完全燃焼が行われる。従って、リフトも不完全燃焼も発生せず、狭い空間においても安定した燃焼を行うことができる。
【0013】
本手段においては、予混合ガス管と平行に設けられた2次空気管から2次空気を噴出させているので、前記第1の手段に比して、管の長さ方向の2次空気流量分布が均一化され、長さ方向における燃焼むらが無くなる。
【0015】
本手段においては、予混合ガス配管に連通する第1の部屋状空間(周りを壁で囲まれた空間)と、2次空気配管に連通する第2の部屋状空間の一方の側面に設けられた1つの送風機より、各々のスリットを介してそれぞれ空気を供給することができる。また、各スリットの開口面積を変化させることにより、各部屋状空間に供給される空気量を調整することができる。よって、予混合ガスの空気比、2次空気量を別々に調整することができる。なお、本手段において、「スリットを介して送風機が取り付けられ」とはスリットに接触するように送風機が取り付けられている場合のほか、スリットと空間や配管を隔てて送風機が取り付けられている場合をも含むものである。
【0017】
本手段においては、スリットを全閉状態とすれば、当該部屋状空間に空気を送らないようにすることもできる。また、予混合ガス管に連通する部屋状空間は、大気開放することができるようになっているので、この部屋状空間を大気開放にして、スリットを全閉にすれば、ガス供給ノズルによって空気が吸い込まれ、ガスと混合されて予混合ガス管に入るので、予混合ガス管から噴出される炎はブンゼン燃焼炎となる。そして、このブンゼン燃焼炎にさらに2次空気が供給されて安定した燃焼が行われる。このように、本手段においては、バーナーをブラスト(強制給気)ガスバーナーとしても、ブンゼンバーナーとしても使用することができる。
【0020】
前記課題を解決するための第2の手段は、前記第1の手段のガスバーナーを用いることを特徴とするオーブン(請求項2)である。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の例、及び参考例を図を用いて説明する。図1は、参考例の第1の例を示す図であり、(a)はガスバーナーと周辺機器の概要図。(b)は本発明の実施の形態の1例であるガスバーナーの横断面図、(c)は同じガスバーナーの水平断面図である。図1において、1は送風機、2はミキサー、3はガスバーナー、4は外箱、5は2次空気配管、6は予混合ガス管、7は炎孔、8は予混合ガス配管、白抜きの矢印は2次空気の流れ、網掛けの矢印は炎を示す。
【0025】
外箱4の中には横に長い構造をした予混合ガス管6が設けられ、これには小さな炎孔7が一列に多数設けられている。予めミキサーにより0.6程度の空気比に調整された予混合ガスは、予混合配管8より予混合ガス管6内に導入され、着火シーケンスにより着火が行われた後は、炎が炎孔7より噴出する。空気比が0.6程度になっているので、この炎にはリフトは発生する危険性は無いが、このままでは不完全燃焼状態となる。
【0026】
そこでこの実施の形態においては、2次空気配管5より2次空気を外箱4内に導入し、予混合ガス配管6の周囲を迂回した2次空気が、図に示すように、炎孔7より噴出した炎を包み込むようにしている。よって、不完全燃焼状態にあった炎中の未燃分は、この2次空気により完全燃焼状態となる。よって、リフトの発生の防止と完全燃焼の両方を、広い空気比(予混合空気と2次空気の総和についての空気比)の範囲に亘って達成することができる。また、保炎構造を特に必要としない。
【0027】
図2は、参考例の第2の例を示す図である。図2において図1に示された構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。図2において、9は2次空気室、10は2次空気吹き出し孔である。このバーナーへの接続配管は図1の(a)に示されたものと同じである。(a)は縦断面図、(b)はA−A断面図である。
【0028】
外箱4の中には、横に長い予混合ガス管6と、2次空気管9が平行して設けられている。予混合ガス管6の炎孔7が設けられている側を前方とすると、2次空気管9は予混合ガス管6の後方に設けられ、予混合ガス管6の後方から2次空気を噴出すようになっている。
【0029】
吹き出された2次空気は、予混合ガス管6の周囲に沿ってその外側を流れ、予混合ガス管6の炎孔7から噴出す炎を両側から包み込むようにして流れる。予混合ガス管6内に供給される予混合ガスの空気比を従来使用されている0.6程度にしておけば、炎孔7でリフトが発生しにくいようにすることができる。このままでは不完全燃焼が起こるが、炎孔7を出た炎はすぐに2次空気で包まれるので、十分な空気が供給され完全燃焼が行われる。
【0030】
よって、このバーナーにおいても、図1に示したバーナーと同様の効果を奏することができるが、2次空気管9が設けられているので、図1に示したものに比して、横方向の2次空気の流量分布が均一になる。よって、バーナーの横方向部分の全体に亘って、安定した燃焼を行わせることができる。
【0031】
図3は、本発明の実施の形態の例を示す図であり、ミキサーがバーナーと一体構造体とされ、それに直接ブロワーが取り付けられるような構造をもったバーナーを示すものである。図3において、11は空気室、12はバーナー部、13は予混合ガス管、13aは炎孔、14は2次空気管、14aは2次空気吹き出し孔、15はミキサー室、16はガスノズル、17はスリット、18、19は仕切り板、20は2次空気導入室、21、22は側壁、23は下側壁、24は空気導入口である。また、(a)は(b)のB−B断面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)における空気室11のカバーを外した平面図である。また、以下の説明で上下左右等というのは、全て図3における上下左右等であり、必ずしも実際の取り付けにおける上下左右を意味するものではない。
【0032】
空気室11には空気導入口24より、送風機からの空気が導入される。また、後に説明するように、空気室11のカバーを取り外し、スリット17の上に直接送風機の吹き出し口を接触させる形で送風機を直結させることができる。空気室11の下側にはスリット17が設けられ、空気室11はスリット17と仕切り板18との間の隙間を通して、それぞれミキサー室15、空気導入室20と連通している。スリット17と仕切り板18の隙間の大きさを変えることにより、予混合ガス中の空気比と2次空気の量を別々に変えることができる。
【0033】
ミキサー室15には、その側方からガスノズル16が差し込まれている。ガスノズル16から噴出したガスは、空気室11からミキサー室15に導入された空気と混合され、連通した予混合ガス管13に入る。バーナー部12の構造は図2に示したものと同様の構造をしており、その中には予混合ガス管13と2次空気管14が設けられ、予混合ガス管13の炎孔13aから噴出した炎が、2次空気管14の2次空気吹き出し孔14aから吹き出された2次空気に包まれて燃焼し、バーナー部12に設けられた切り欠き部(図示されていないが、炎孔13aの前方、すなわち(c)の下側の外壁に設けられている)から吹き出される。
【0034】
空気室11から2次空気導入室20に導入された空気は、連通する2次空気管14内に導入される。ミキサー室15と空気導入室20は仕切り板19によって仕切られている。
【0035】
空気室11のカバーを取り外して、その代わりに送風機の吹き出し口をスリット17の上に直結させることもできる。すなわち、(c)において、ミキサー室15と空気導入室20に対応する部分を、紙面に対して垂直上方から送風機の吹き出し口をかぶせて固定する。このようにして、バーナー、ミキサー、送風機を一体構造とすることができる。
【0036】
また、ミキサー室15の仕切り板19の反対側の側壁21若しくはバーナー側側壁22、又は下側壁23を取り外し可能としておき、これを取り外すことにより、ミキサー室15を大気開放とし、その代わりにスリット17と仕切り板18の隙間を無くして送風機からの空気がミキサー室15に入らないようにしてもよい。このようにすれば、バーナーをブンゼンバーナーとして使用することができる。
【0037】
このようにして、図3に示した実施の形態においては、予混合ガスの空気比と2次空気量をスリットにより可変することができると共に、場合によってはバーナーをブンゼンバーナーとして使用することができる。
【0038】
以上説明した3種類のバーナーは、特別の保炎構造を必要とせずに、広い空燃比で安定した燃焼を行うことができるので、大型のオーブン、特に取り付けスペースの制約が厳しいベーカリーオーブンに使用するのに適している。
【0039】
【実施例】
図3に示したようなバーナーを試作し、安定した燃焼が可能な空気比の範囲を調査した。その結果、予混合ガスの空気比を0.6程度とした場合、全空気比が1.39〜3.25までの広い範囲(1.86)に亘って安定した燃焼が可能なことが確認された。従来の棒バーナーの場合、前述のように全空気比が1.02を下回ると不完全燃焼を起こし、1.18を上回るとリフトによる不着火が発生することがある。すなわち、安定な空気比の範囲は0.16である。よって、本発明においては、従来の10倍以上空気比範囲において安定した燃焼を行うことができることが明らかになった。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1に係る発明においては、広い空気比の範囲に亘ってリフトも不完全燃焼も発生せず、狭い空間においても安定した燃焼を行うことができる。
【0041】
又、広い空気比の範囲に亘ってリフトも不完全燃焼も発生せず、狭い空間においても安定した燃焼を行うことができると共に、管の長さ方向の2次空気流量分布が均一化され、長さ方向における燃焼むらが無くなる。
【0042】
又、予混合ガスの空気比、2次空気量を別々に調整することができる。さらに、バーナーをブラストガスバーナーとしてもブンゼンバーナーとしても用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例の第1の例を示す図である。
【図2】 参考例の実施の形態の第2の例を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態の例を示す図である。
【図4】 ガスバーナーと付属機器の構成の概要を示す図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gas burner used in an oven or the like, and an oven using a gas burner.
[0002]
[Prior art]
A rod burner used for a gas stove or the like is configured by providing an appropriate flame hole in a hollow rod such as a pipe. The shape of the flame hole is often circular, but is not necessarily circular. FIG. 4 shows an outline of the configuration of such a gas burner and attached equipment. In (a), air is mixed with fuel gas by the
[0003]
The
[0004]
However, because of its simple structure, the bar burner does not have a high flame holding capacity, and usually has an air ratio (the amount of air required for complete combustion is 1 and the ratio of the actual amount of air supplied to it). ) Is used at about 0.6, and when it is about 1.0, there is a problem that a lift (blown out flame) occurs and misfires occur. Therefore, it is necessary to supplement the insufficient combustion air with the secondary air. Therefore, the application range is usually limited to a gas appliance having a structure in which secondary air is naturally supplied.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, some large ovens and the like used for business use have difficulty in naturally supplying secondary air. In particular, in a bakery oven, the height is limited because a plurality of bakery ovens are often stacked vertically to form a multi-layer structure. Therefore, since a combustion method suitable for natural combustion in which air is introduced from the bottom and exhausted from the upper side cannot be taken, the exhaust is performed from the rear side.
[0006]
As described above, when the bar burner is used in a place where the secondary air is difficult to be supplied, the air supplied to the mixer is forced through the blower, and the air ratio is set to 1.0 or more and sent to the bar burner. As shown, a special
[0007]
In an actual example, the range of the air ratio at which stable combustion is possible is about 1.02 to 1.18. On the other hand, the variation range of gas consumption allowed by design is about ± 10% of the displayed value, so when the allowable limit of gas consumption fluctuation occurs, the primary air ratio fluctuates and the There is a risk that it may be difficult to perform combustion. Moreover, it is desirable to eliminate a special flame holding structure especially in the case where the installation space is limited like a bakery oven.
[0008]
The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a gas burner and an oven capable of stable combustion over a wide range of air ratios.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
A first means for solving the above problem is that a premixed gas pipe to which a premixed gas is supplied is surrounded by a casing to which secondary air is supplied, and a flame ejected from a flame hole of the premixed gas pipe has 2 A gas burner provided with a secondary air ejection hole in the housing so as to be enveloped by secondary air, a premixed gas pipe through which a premixed gas is formed, and a premixed gas pipe; Parallel to the secondary air pipe provided on the opposite side of the premixed gas pipe from the flame hole and provided with a hole for supplying secondary air necessary for combustion, except for the part where the flame is ejected, the outer box And the flame ejected from the flame hole is enveloped by the secondary air ejected from the secondary air pipe, and communicated with the premixed gas pipe and the secondary air pipe, respectively, to form two chamber-like spaces. Is provided on one side of the room-like space via a slit whose opening area can be changed. A gas supply nozzle is inserted from the opposite side of the premixed gas pipe in the room-like space connected to the premixed gas pipe to the premixed gas pipe side, and the premixed gas is installed. The chamber-like space communicating with the pipe is configured to be open to the atmosphere at a portion excluding a portion communicating with the premixed gas pipe and a portion where the blower is attached. Item 1).
[0010]
In this means, the combustion is performed such that the flame ejected from the flame hole of the premixed gas pipe is wrapped in the secondary air. Therefore, keep the air ratio of the premixed gas at an air ratio (about 0.6) that does not generate a conventional lift, and burn it so that the flame is wrapped with the secondary air blown out from the secondary air ejection holes of the housing. In this case, complete combustion is stably performed from the secondary air enclosing the flame. Therefore, neither lift nor incomplete combustion occurs over a wide air ratio range, and stable combustion can be performed even in a narrow space.
[0012]
In this means, the air is uniformly supplied into the outer box by the secondary air ejected from the secondary air pipe. The air flows around the premixed gas pipe along the premixed gas pipe, and blows out from the cutout portion of the outer box so as to wrap the flame blown out from the flame hole of the premixed gas pipe. At this time, if the air ratio of the premixed gas supplied to the premixed gas pipe is set to be approximately the same as the air ratio of the premixed gas supplied to the conventional premixed gas pipe, lift is unlikely to occur. The deficient air is then supplied when the flame is wrapped with air and complete combustion takes place. Therefore, neither lift nor incomplete combustion occurs, and stable combustion can be performed even in a narrow space.
[0013]
In this means, since the secondary air is ejected from the secondary air pipe provided in parallel with the premixed gas pipe, the secondary air flow rate in the length direction of the pipe as compared with the first means. The distribution is made uniform and uneven combustion in the length direction is eliminated.
[0015]
In this means, it is provided on one side surface of the first room-like space (space surrounded by a wall) communicating with the premixed gas pipe and the second room-like space communicating with the secondary air pipe. From one blower, air can be supplied through each slit. Further, the amount of air supplied to each room-like space can be adjusted by changing the opening area of each slit. Therefore, the air ratio of the premixed gas and the secondary air amount can be adjusted separately. In addition, in this means, “the fan is attached through the slit” means that the fan is attached so as to be in contact with the slit, and that the fan is attached across the space and piping from the slit. Is also included.
[0017]
In this means, if the slit is fully closed, air can be prevented from being sent to the room-like space. In addition, since the room-like space communicating with the premixed gas pipe can be opened to the atmosphere, if this room-like space is opened to the atmosphere and the slit is fully closed, the gas supply nozzle can provide air. Is sucked in and mixed with the gas and enters the premixed gas pipe, so that the flame ejected from the premixed gas pipe becomes a Bunsen combustion flame. And secondary air is further supplied to this Bunsen combustion flame, and the stable combustion is performed. Thus, in this means, the burner can be used as a blast (forced air supply) gas burner or a Bunsen burner.
[0020]
The second means for solving the problem is an oven ( Claim 2 ) using the gas burner of the first means .
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, examples of embodiments of the present invention and reference examples will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram illustrating a first example of a reference example , and (a) is a schematic diagram of a gas burner and peripheral devices. (b) is a cross-sectional view of a gas burner which is an example of an embodiment of the present invention, and (c) is a horizontal cross-sectional view of the same gas burner. In FIG. 1, 1 is a blower, 2 is a mixer, 3 is a gas burner, 4 is an outer box, 5 is a secondary air pipe, 6 is a premixed gas pipe, 7 is a flame hole, 8 is a premixed gas pipe, white The arrows indicate secondary air flow, and the shaded arrows indicate flame.
[0025]
A premixed
[0026]
Therefore, in this embodiment, the secondary air introduced into the outer casing 4 from the
[0027]
FIG. 2 is a diagram illustrating a second example of the reference example . 2, the same components as those shown in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted. In FIG. 2, 9 is a secondary air chamber and 10 is a secondary air blowing hole. The connecting pipe to the burner is the same as that shown in FIG. (a) is a longitudinal cross-sectional view, (b) is an AA cross-sectional view.
[0028]
In the outer box 4, a horizontally long premixed
[0029]
The blown-out secondary air flows along the periphery of the premixed
[0030]
Therefore, this burner can achieve the same effect as the burner shown in FIG. 1, but since the
[0031]
FIG. 3 is a diagram showing an example of an embodiment of the present invention, and shows a burner having a structure in which a mixer is integrated with a burner and a blower is directly attached thereto. In FIG. 3, 11 is an air chamber, 12 is a burner section, 13 is a premixed gas pipe, 13a is a flame hole, 14 is a secondary air pipe, 14a is a secondary air blowing hole, 15 is a mixer chamber, 16 is a gas nozzle,
[0032]
Air from the blower is introduced into the
[0033]
A
[0034]
The air introduced from the
[0035]
It is also possible to remove the cover of the
[0036]
Further, the
[0037]
In this manner, in the embodiment shown in FIG. 3, the air ratio of the premixed gas and the secondary air amount can be varied by the slit, and in some cases, the burner can be used as a Bunsen burner. .
[0038]
The three types of burners described above do not require a special flame holding structure and can perform stable combustion at a wide air-fuel ratio, so they are used in large-sized ovens, particularly bakery ovens where installation space is strict. Suitable for
[0039]
【Example】
A burner as shown in FIG. 3 was made as a prototype, and the range of the air ratio at which stable combustion was possible was investigated. As a result, when the air ratio of the premixed gas was about 0.6, it was confirmed that stable combustion was possible over a wide range (1.86) where the total air ratio was 1.39 to 3.25. In the case of a conventional bar burner, as described above, incomplete combustion may occur when the total air ratio is less than 1.02, and non-ignition due to lift may occur when the total air ratio exceeds 1.18. That is, the range of stable air ratio is 0.16. Therefore, in the present invention, it became clear that stable combustion can be performed in the air ratio range of 10 times or more than the conventional one.
[0040]
【The invention's effect】
As described above, in the invention according to claim 1 of the present invention, neither lift nor incomplete combustion occurs over a wide air ratio range, and stable combustion can be performed even in a narrow space.
[0041]
In addition , neither lift nor incomplete combustion occurs over a wide air ratio range, stable combustion can be performed even in a narrow space, and the secondary air flow rate distribution in the length direction of the tube is made uniform, Non-uniform combustion in the length direction is eliminated.
[0042]
Further , the air ratio of the premixed gas and the secondary air amount can be adjusted separately. Furthermore, the burner can be used as a blast gas burner or as a bunsen burner.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a first example of a reference example .
FIG. 2 is a diagram illustrating a second example of the embodiment of the reference example .
FIG. 3 is a diagram showing an example of an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing an outline of the configuration of a gas burner and attached equipment.
Claims (2)
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