JP3990630B2 - ビデオ処理 - Google Patents

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Description

【0001】
背景
本発明はビデオ処理に関する。
【0002】
アナログビデオは、帯域幅が限定されているディジタルチャネルで交信する場合、ビットストリームにエンコードされ、次にそのビットストリームが圧縮されることが多い。復元とアナログへ戻す変換は、受信者側で行われる。
【0003】
品質の損失をある程度補償する圧縮技法は、ビデオデータを、伝送する前に、2ボディのデータすなわちデータの「ベース」ボディとデータの「エンハンスメント」ボディに分離する。そのベースデータは、ビデオシーケンスの低品質バージョンを含んでいるが、比較的狭い帯域幅を利用して伝送されることが多い。
【0004】
上記エンハンスメントデータは、ベースデータの補正を行う。エンハンスメントデータには、画像の領域のカラーをエンハンスし、かつ画像の領域の細部をエンハンスする情報を含ませることができる。受信側で、上記ベースデータをデコーティンングプロセス中、上記エンハンスメントデータと再結合することができる。上記ベースデータとすべてのエンハンスメントデータが再結合すると、出力ビデオの品質が元のビデオに非常に近くなる。しかし、通信チャネルの帯域幅が限定されているため、エンハンスメントデータの完全ボディは伝送できないことが多い。その結果、エンハンスメントデータはより小さいサブセットに分割され、その小さいサブセットは各々狭い帯域幅を要求するので、エンハンスメントデータの1又は2以上のサブセットは、ベースデータと同時に伝送することができる。より多くのエンハンスメントデータを伝送すると、より優れた出力ビデオが生成するが、より大きい帯域幅が必要になる。
【0005】
詳細な説明
一般に、以下に述べる技法は、異なる通信経路が帯域幅が異なることを特徴としているネットワークワークのビデオデータの配布を改良する。
【0006】
図1aはネットワークによって配布されるビデオデータがとる経路を示すブロック図である。入力ビデオ信号10はエンコーダ12に送られ、そのエンコーダ12は、入力ビデオ信号10を、機械で読み取り可能なビットのシリーズつまりビットストリームの形態のビデオデータに変換する。次に、そのビデオデータは、ビデオデータが要求されるまでサーバ14に記憶される。サーバ14は、ビデオデータに対する要求を受信するとそのデータを送信機16に送り、その送信機16はデータ18を、ネットワークの通信チャネルを通じて伝送する。受信機20は、データ18を受信し次いで、そのデータをビットストリームとしてデコーダ22に送る。デコーダ22は、受信したビットストリームを出力ビデオ信号24に変換し、その結果その信号は目視可能になる。
【0007】
図1bはビデオデータを配布するシステムを示す。ビデオソース11は入力ビデオ信号10を生成しその信号は第一コンピュータ13に入力される。第一コンピュータ13はエンコーダ12を備えており、そのエンコーダ12は、上記ビデオデータを、ビットストリーム18中にエンコードして、ネットワーク19に連結された通信チャネル17を通じて伝送する。また第一コンピュータ13は、上記ビデオデータを記憶するメモリ15も備えていてサーバ14として機能できる。第二コンピュータ23はデコーダ22を備えているが、そのデコーダ22はビットストリーム18をチャネル17を通じて受信する。デコーダ22は、その受信したビットストリーム18を出力ビデオ信号24に変換し、その信号24は表示器25に表示することができる。
【0008】
エンコーダ12で行われるエンコーディングは、MPEG−2又はMPEG−4のバージョン1又はバージョン2などの不可逆的圧縮法を実行できる(MPEGはMotion Picture Experts Groupの略語であり、MPEG−2とMPEG−4は、そのグループが開発したディジタルビデオ圧縮標準とファイルフォーマットを表す)。これらの方法によれば、ベースビデオデータのボディがつくられ、すなわち、ソースビデオシーケンスが示す品質より劣る品質の表示可能なビデオシーケンスを生成させるのに充分なデータのボディがつくられる。そのベースビデオデータがデコードされて表示されたならば、生成したビデオは、最初のビデオの劣ったバージョンとして感知されるであろう。
【0009】
MPEGで利用される一つの不可逆的圧縮法は、ビデオシーケンス中の画像の大部分を、画像データ自体としてではなくて、一つの画像から次の画像への変化(動きベクトルとともに)としてエンコードする方法である。この方法では、帯域幅が著しく節約される。
【0010】
エンハンスメントデータ(enhancement data)と称されるデータのもう一つのボディは、量子化されたベースビデオ画像と最初の未量子化入力ビデオ画像の差を取り込む。そのエンハンスメントデータは、ベースデータと結合されると、表示可能なビデオシーケンスの品質を改善し、ビデオ出力が改善される。
【0011】
エンハンスメントデータのサブセットは、画像の修正又は一つの画像から次の画像への変化の修正を含むことができる。一般に、エンハンスメントデータはベースデータに対応している。すなわち、ベースデータが一つの画像から次の画像への変化をエンコードする場合、そのベースデータに対応するデータは、一画像から次の画像への変化の修正を含んでいる。またエンハンスメントデータは、エンコーディング12中エンコードされたベースビデオデータから除かれた画像を復元するために、デコーディング22中に使用することもできる。
【0012】
多くの場合、通信チャネル16は帯域幅が限定されているので、エンハンスメントデータのいくらかを収容できるが全部を収容できるわけではない。受信機20とデコーダ22が受信するエンハンスメントデータの量が全量より少ない場合、出力ビデオ24は完全には修正されない。下記の方法は、帯域幅を有効に利用して、以下に述べるしきい値ベースのプロセスでエンハンスメントデータのサブセット又は「層」をつくることによって、与えられた帯域幅に対してより大きいエンハンスメントを配信する。
【0013】
図2は画像を形成するいくつかのユニットを示す。画像は一般に画像画素すなわち画素で構成されている。8×8の画素からなる正方形ブロック30を形成しそして2×2のブロックからなる正方形のマクロブロック32を形成する。横並びに配置されたマクロブロックが画像データのスライス34を形成することができる。スライスは、画像の水平のストリップ又はラスタスキャニングの順で隣接するいくつものストリップである。スライスのシーケンスが画像36を組み立てることができる。例示を目的として、エンコーディングのプロセスは、8×8ブロックのビデオデータ30を調べることによって説明する。実際の処理は、8×8ブロック以外のデータのユニット、例えばマクロブロック32を使用して行うことができる。
【0014】
エンコーディングプロセス中、画像データは、データ圧縮の一部として変換プロセスを受け取ることができる。広く使用されている変換は離散的コサイン変換(DCT)である。このDCTは、変換されるデータが、周波数で順序付けられかつ係数で重みがつけられている点で離散的フーリエ変換と類似の線形変換である。DCTを受ける8×8ブロックの画素は8×8マトリックスの係数を生成する。DCTは、他の大きさの画素、例えば16×16ブロックの画素のグループにも作用できるが、8×8ブロックの変換はDCTの代表的なアプリケーションである。一般に、DCTは8×8ブロックの画素各々を離散信号として処理する。DCTは、画素の水平周波数と垂直周波数を表す8×8マトリックスの係数をつくる。
【0015】
図3aは、DCTが前記係数を、8×8マトリックス40にどのように配列しているかを示している。その水平係数は、左側ほどより低周波数の項で順序付けられ、そして右側ほどより高周波数の項で順序付けされている。垂直係数は頂部側ほどより低周波数の項で順序付けられそして底部側ほどより高周波数の項で順序付けられている。最上部で最も左の端のセル42に記憶される係数は、水平周波数がゼロでかつ垂直周波数がゼロである8×8ブロックの画素の部分すなわちブロック全体にわたって一定の部分を示す。この係数は、「DC係数」と呼ばれることが多いが、画素のブロック全体の平均のカラーと明るさを示す。最下部で最も右の端のセル44に記憶される係数は、ブロック内で水平と垂直の変化の最大量を示す。
【0016】
マトリックス40内の係数は、アービトラリー範囲(arbitrary range)の整数である。これらの係数は、一組のビットからなる値(magnitude)及び単一ビットからなる符号(正又は負の符号)として記憶されることが多い。
【0017】
図3bに示すように、マトリックス40は、2進係数の3次元アレイとして目視可能にすることができ、そのアレイの各セルは「1」ビット又は「0」ビットによって占有される。ビットの最上部のプレンすなわち「ビットプレン」46は最上位プレンを示す。その次に最も高いプレン48は次に最上位のビットを示すなど順に続く。最下部のプレン50は、最下位のビットを示す。図3bに示すアレイは8×8マトリックスの係数を示し、各係数は8ビットからなる。したがって、各係数は0〜255(2−1)の整数を示すことができる。8個程度のビットを使用してこれら係数を示すことができる。
【0018】
エンコーディングプロセスはエンハンスメントデータの係数のマトリックスを生成するが、そのマトリックスは、伝送するためさらに複数のビットプレンに分割することができる。以下に考察するように、エンハンスメントデータをビットプレンに分割することは非効率的でかつインフレキシブルである。以下に紹介するしきい値ベースの階層化プロセスは、エンハンスメントデータのよりフレキシブルで効率的な分割法を提供する。
【0019】
図4は代表的なエンコーダ12のブロック図を示す。エンコーダ12はソフトウェアとして使用することができ、そのソフトウェアは、磁気ディスク又はオプティカルドライブなどの機械読み取り可能媒体の機械又はコンピュータのシステムに記憶できるか又は読み取り専用メモリ(ROM)のような不揮発性メモリ内に記憶することができる。図4は、一連の入力画像60がエンコードされかつ圧縮されて、ビデオデータのベースデータビットストリーム62+エンハンスメントデータのビットストリーム64になることを示している。ベースデータビットストリーム62とエンハンスメントデータビットストリーム64は、サーバに記憶させる前か又は通信チャネルによって伝送する前に、マルチプレクサ(図示せず)によって結合させて単一の出力ビットストリーム(図示せず)にすることができる。
【0020】
上記ベースデータは、標準のビデオのエンコーディングと圧縮66によってつくることができる。図4に示すエンコーディングと圧縮の要素66は例示であるが、エンコーディングと圧縮を達成する唯一の方法ではない。エンコーディングと圧縮は、DCT68、量子化70、スキャニング72及び可変長コーディング74を含んでいてもよい。ベースデータ62をつくるプロセスは損失の多いプロセスであり、その損失の大部分は量子化70を行っている間に起こる。また図4は、個々の画像の間の変化をエンコードする要素を含み、その要素には、逆量子化76、逆離散的コサイン変換(IDCT)78、動き補償80、フレーム記憶82、動き推定84、及び入力画像ストリーム60から早期画像88を差し引いて(86)、一つの画像から次の画像への変化を分離することが含まれている。
【0021】
図4は、エンハンスメントデータをつくることになる差し引き90を示す。エンハンスメントデータは、ベースデータとは別の処理98を受ける。そのエンハンスメントデータは、未量子化ベースビデオデータと未量子化入力ビデオの差で構成されている。図4では、各画像に対応するエンハンスメントデータが、個々の画像自体に対するエンハンスメントのみならず個々の画像間の変化に対するエンハンスメントを示す。
【0022】
そのエンハンスメントデータは任意の前処理92を受けてもよい。前処理は、例えばエンハンスメントデータの視覚的に重要な要素を強調すること及び視覚的に重要でない要素を強調しないことを含んでいる。一般に、ビデオを見ている人は総じて、画像の細部ではなくて画像の全体外観に集中しがちである。全体外観に関連する情報は、視覚的に重要であるが、図3に示すより低周波数のDCTの項に集中しがちである。画像の細部に関する情報は、視覚的に重要度は低いが、より高周波数のDCTの項に集中しがちである。前処理を利用して、視覚的に重要なデータを強調し、そのデータにより高い伝送優先度を与えることができる。
【0023】
エンハンスメントデータは、以下に詳細に述べるしきい値ベース階層化プロセス94を受ける。しきい値ベースの階層化プロセス94の繰り返しのアプリケーション100によって、エンハンスメントデータの複数の層ができる。これらの層は、走査され(95)、可変長コーダ96によってコードされて、エンハンスメントデータビットストリーム64が得られる。
【0024】
ベースデータビットストリーム62とエンハンスメントデータビットストリーム64は、サーバに記憶させて、クライアントが、ネットワークに対するビデオのシーケンス及びブロードキャストを要求するのを待つことができる。ビデオデータが通信チャネル17を通じて伝送されると、ベースデータ62が、一般にエンハンスメントデータの層と共に伝送される。
【0025】
図5は代表的なデコーダ22のブロック図を示す。デコーダ22は、エンコーダ12と同様に、ソフトウェアとして使用できる。図5は、サーバ14が通信チャネル17を通じて伝送しクライアントが受け取った(20)ビデオデータをデコードして回復させる方法を示す。図5に示すデコーダ22は、ビデオデータをデコードする一方法を例示するが、データをデコードする唯一の方法ではない。図5に示すいくつかのオペレーションは線形なので、異なる順序に見える。例えば図5は、IDCTオペレーション114、132の後、ベースデータと再結合されるようなエンハンスメントデータを示す。この技術によって、ベースデータ値が画素などの画像ユニットに対応し、エンハンスメントデータが画像ユニットに対する修正を示す。しかし、離散的コサイン変換は線形であるから、エンハンスメントデータは、IDCTオペレーション114、132の前にベースデータと再結合することができる。後者の場合、ベースデータ値はDCT係数を表し、そしてエンハンスメントデータはこれら係数の修正値を示す。さらに、デコーディングは、図5にはない追加の作動を含めることができる。
【0026】
デコーダ22に対する入力はビデオデータのビットストリーム(図示せず)を含み、このビットストリームは、ベースデータのビットストリーム62とエンハンスメントデータのビットストリーム102に分離することができる。デマルチプレクサ(図示せず)を使用してこれらビットストリームを分離することができる。図5に示すベースデータビットストリーム62は図4に示すビットストリーム62と同じビットストリームである。しかし、図5に示すエンハンスメントビットストリーム102は、図4に示すエンハンスメントデータビットストリーム64と必ずしも同じではない。チャネルの帯域幅が限定されているので、そのチャネルでは、エンハンスメントデータの全量より少ない量しか伝送できない。
【0027】
上記ベースデータとエンハンスメントデータは、異なるデコーディングプロセスすなわち「パイプライン」104、106にかけられる。ベースデータとエンハンスメントデータのエンコーディングが同一のステップで構成されていなかったことがあるように、デコーディングプロセスにもいくつかの差がありうる。
【0028】
ベースデータのデコーディングパイプライン104では、ベースデータは可変長デコーディング108、インバーススキャン110、インバース量子化112及びIDCT114を受ける。可変長デコーディング108、インバーススキャン110、インバース量子化112及びIDCT114のオペレーションは、図4に示すエンコーディング中に行われる可変長コーディング74、スキャニング72、量子化70及びDCT68の諸オペレーションを事実上取り消す。デコードされたベースデータを次に動き補償器116で処理することができ、そしてその補償器は、一つの画像から次の画像へ変えることによって個々の画像を復元することができる。前の画像すなわち「基準」画像118からのデータは、「フレームバッファ」120と呼称される一次記憶ユニットに記憶することができ、基準として使用できる。IDCT114からのデコードされたデータは、動き補償器116が利用して、シーケンス内の次の画像が前の画像からどのように変化するかを確認する。IDCT114は範囲外の数字のような無効のビデオデータをつくることがある。「クリップ」機能115は、そのデータを最も近い範囲内数字に設定することによって有効化する。ベースデータパイプライン104の出力はデコードされたベースビデオデータ122である。図5に示すベースデータのデコーディング法は一例であり、デコーディングを達成する唯一の方法ではない。
【0029】
エンハンスメントデータのデコーディングパイプライン106はベースデータのデコーディングパイプライン104とは異なっている。エンハンスメントデータは可変長デコーディングプロセス124とインバーススキャンプロセス126を受けるが、これらのプロセスはエンコーダ12が実行する可変長コーディング96とスキャニング95を取り消す。そのデータは次に収集128と後処理130を受ける。収集128は、以下により詳細に説明するが、しきい値ベースの階層化プロセス94によってつくられるエンハンスメントデータの層を結合する。後処理130はエンコーダ12が実行する前処理92を取り消す。IDCT132からの出力は、修正を表し、ベースデータと合計され(134)、クリップされて(135)、エンハンスト可視ビデオデータ(enhanced viewable video data)136になる。
【0030】
上記のように、帯域幅が限定されていることによって、エンハンスメントデータの全ボディの伝送が阻害されることが多い。帯域幅が限定されている場合は、出力ビデオの最良品質をもたらすエンハンスメントデータのサブセットを伝送することが望ましい。エンハンスメントデータのサブセットを選択する一方法は、ビットプレン単位でエンハンスメントデータを伝送する方法である。サーバ14は、第一に最上位ビットプレン46を伝送し、続いて、次に最上位のビット48を含むビットプレンを伝送する。サーバ14は、帯域幅が収容できる限り多数のビットプレンを伝送し続ける。最上位ビットプレン46は最高の伝送優先権を受け取り、次に最上位のビットを有するビットプレン48が次に最高の伝送優先権を受け取るなど順に続く。帯域幅が限定されているので、下位のビットを含むビットプレンは全く伝送されないことがある。
【0031】
エンハンスメントデータをビットプレン単位で伝送することはいくつもの理由のため非能率的である。第一に、ベースデータに対するほとんどの修正が比較的小さい修正になりがちである。その結果、エンハンスメントデータのブロック40内の数字の大部分は小さい数字になりがちなので、最上位ビットプレン46は通常、高い比率の「0」ビットを含んでいる。同様に、次に最上位のビットプレン48は高い比率の「0」ビットで構成されがちであるが、その比率は一般に、最上位ビットプレン46ほどに高くはない。したがって、大部分のエンハンスメントビットが「0」ビットであるから、エンハンスメントデータの2ビットプレンだけを伝送すると、一般に、ベースデータに対する修正が不充分になる。その結果、エンハンスメントデータを、ビットプレン単位で伝送すると、画像の品質が帯域幅に比例して改善されない。例えば、利用可能な帯域幅の1/2を削減すると、通常、画像品質の修正が1/2以上削減される。
【0032】
第二に可変長コーディング96を受けている各ビットプレンは、同じでない大きさの帯域幅を消費する。一般に、最上位ビットプレン46は最も小さい帯域幅を必要とし、そして最下位ビットプレン50は最大の帯域幅を必要とする。概して述べると、各ビットプレンは、その上のビットプレンより大きい帯域幅を消費する。エンハンスメントデータがビットプレン単位で伝送されると、伝送される各ビットプレンは、前に伝送されたビットプレンより大きさが大きい帯域幅を消費する。帯域幅が新しいビットプレン全体を収容できない場合には、ビットプレンの一部しか伝送できない。その結果、画像36の一部しか、ビットプレンのエンハンスメントを受け取らず、画像の残りの部分はビットプレンのエンハンスメントを受け取らない。全画像36は等しくエンハンスされない。
【0033】
第三に、ビットプレン単位の伝送はインフレキシブルであるので、エンハンスメントデータの品質による調節を行うことができない。
【0034】
ここで説明する方法は、しきい値ベース階層化プロセス94を利用することによって、利用可能な帯域幅を有効に利用する。しきい値ベース階層化法94は、エンハンスメントデータを、ビットプレンに不動に分割するのではなくて、層にフレキシブルに分割することによって、画像を全体として改善するためのものである。エンハンスメントデータをビットプレンに分割する方法は、エンハンスメントデータの特性を考慮していない。対照的に、エンハンスメントデータを層に分割する方法は、エンハンスメントデータを、そのデータの特性に応じて分割することができる。したがって、しきい値ベースの階層化プロセス94は、エンコーダ12に、エンコーディングプロセスをエンハンスメントデータに適応させる。しきい値ベース階層化の利点は、通常、ほぼ等しい大きさの帯域幅を消費する複数の層をつくって、受信した画像の品質を利用可能な帯域幅により密接に関連づけることができることである。
【0035】
エンハンスメント層をつくるプロセスを図6に示す。そのプロセスは、エンハンスメントデータのボディがしきい値ベース階層化プロセスに入ること(140)から始まる。エンハンスメントデータの層をつくる必要があるかどうかを確認し(142)、その必要がなければ、しきい値ベースの階層化プロセス94は終了する(144)。前記階層化プロセスを終了できる多くの条件がある。例えば、エンハンスメントデータが全部「0」ビットで構成されている場合、処理すべきデータはもはやないので階層化プロセス94は終了する。他の終了条件は、プロセス94が予め定められた数の層をつくったかどうか又は利用可能な帯域幅がすべて消費されたかどうかという条件である。またエンコーダ12は、つくるべき層の数を決定することもできる。
【0036】
以下により詳細に説明するように、エンハンスメントデータの層をつくることにはしきい値の値を選択すること(146)が含まれている。このしきい値の値に基づいて、「1」ビットと「0」ビットからなるエンハンスメントデータの層が生成する(148)。エンハンスメントデータの層は、前記しきい値の値以上の大きいすべての値を示す「1」ビットを含み、そして前記しきい値の値未満のすべての値を示す「0」ビットを含んでいる。しきい値の値を選択することによって、層は、ビットプレンに含まれているより多いか、少ないか又は等しい数の「1」ビットを含むことができる。しきい値を選択して、層の中の「1」ビットの数を調整し、又は「1」ビットの層内分布を調整し、又は一つの層もしくは層の組み合わせが消費する帯域幅を制御することができる。そのしきい値の値は、エンハンスメントデータの値から差し引かれるが(150)、負の値が生じないように、しきい値に等しいかもしくはしきい値を超える値からのみ差し引かれる。
【0037】
一旦、層ができると、その層はエンハンスメントデータのビットストリーム64に入れることができる(152)。その層は通常、選ばれたしきい値の値を記憶するヘッダを含んでいる。上記ヘッダ中のしきい値の値は、デコーダ22がエンハンスメントデータをデコードするのに使用できる。データのしきい値の値及び層に加えて、正負符号の値を送ることができる。正負符号値のデータを伝送する方式は多数あるが、一般的に述べると、エンハンスメントデータのビットストリームに実際に含まれている係数の符号値のみを伝送し、しかも係数の符号値を1回だけ伝送することが一層有効である。次に、階層化法を繰り返して(154)、異なるしきい値の値を有する追加の層をつくることができる。同じしきい値の値を繰り返し使用して層をつくることができ、また、後のしきい値の値を前のしきい値の値より大きくすることも可能である。
【0038】
エンハンスメントデータの特性に基づいてしきい値のレベルを選ぶ方法が多数ある。しきい値のレベルを設定する方法のうちの一つを図7に示す。エンハンスメントデータ(160)は、係数の値の周波数をカウントすること(162)によって評価される。統計分析、例えばヒストグラムの作成(164)を利用して、係数の分布が評価される。統計分析(164)によって分かった分布に基づいて、しきい値を選択してエンハンスメントデータを層に分割する(166)。エンハンスメントデータを分割する方法には、エンハンスメント層に対する「1」ビットの目標数を選択すること、望ましい帯域幅内に入る層をつくること、望ましいエンハンスメントの品質を生成する層をつくること、エンハンスメントデータの他の特性に応じて層をつくること、又はそれらの組み合わせが含まれている。以下に示す方法には、各層がほぼ目標の数の「1」ビットを含んでいる複数の層をつくるしきい値の値を選ぶことが含まれている。
【0039】
図8Aと8Bは、エンハンスメントデータの5層(200、202、204、206、208)の世代を、3ビットプレン(192、194、196)の世代と比較する小画像に対する係数の値(190)の代表的ブロックを使用している。また図8Aと8Bはしきい値の値を選ぶ多くの方法のうちの一つを示す。係数の値の代表的ブロック(190)から始まり、ブロック中の最大値が120であるか(120はこの例ではDC係数の値である)又は7ビットの2進数「1111000」であることを確認できる。ブロック(190)中の最大値は7ビットで表すことができるから、そのブロック全体は7ビットプレンで表すことができる。最上位ビットプレン(192)は14個の「1」ビットを含んでいる。2番目に最上位のビットプレン(194)は21個の「1」ビットを含んでいる。3番目に最上位のビットプレン(196)は26個の「1」ビットを含んでおり、これは最上位ビットプレン(192)のほとんど2倍の数である。相次いで連続する各ビットプレンの「1」ビットの数は増大するので、各ビットプレンは、その前のビットプレンより大きい帯域幅を消費する。
【0040】
図8Aに示す3ビットプレン(192、194、196)とは対照的に、図8Bはエンハンスメントデータの五つの層(200、202、204、206、208)を示し、各層は約10個の「1」ビットを含むことを目標としている。第一エンハンスメント層(200)は、71という第一しきい値の値を選択することによってつくった。得られたエンハンスメントデータの第一層(200)は、第一しきい値の値71以上の大きいすべての係数値に対する「1」ビット、及び上記しきい値の値より小さいすべての係数値に対する「0」ビットを含んでいる。第一しきい値の値71を選択することによって、10個の「1」ビットを含む第一層(200)が得られる。
【0041】
第一しきい値の値71が次に、そのしきい値の値以上の大きいすべての係数値から差し引かれて(150)、第二層(202)がつくられる。第二の選択されたしきい値の値は49であり、この値によってエンハンスメントデータの第二層(202)が得られる。第二層は、第一層と同様に10個の「1」ビットを含んでいる。
【0042】
次にこのプロセスが繰り返されて第三層(204)が生成し、その第三層は第三のしきい値の値33を使用している。もう一度、第三層(204)は10個の「1」ビットを含んでいる。第四しきい値25でつくられた第四層(206)は同様に10個の「1」ビットを含み、第五しきい値19でつくられた第五層(208)も同様である。
【0043】
こうして、しきい値の値を選択することによって、エンハンスメントデータの五つの層(200、202、204、206、208)をつくることができ、各層は10個の「1」ビットを有しかつほぼ同じ帯域幅を消費する。実際には、すべての層が目標数の「1」ビットを正確にもつようになるわけではなく、データの分布に基づいてしきい値の値を選ぶことによって、1層当りの「1」ビットの数が互いに近いいくつもの層をつくることができる場合が多い。さらに、エンハンスメントデータを等しい帯域幅の層に分割することが望ましいであろうが、これらの層は帯域幅が等しくなくてもよい。
【0044】
またその利用可能な帯域幅は、前記しきい値の値を決定する役割をはたすこともできる。例えば、利用可能な全帯域幅が、単位時間当り約50個の「1」ビットを収容できるならば、しきい値を使用してエンハンスメントデータを層に分割する方法には、エンハンスメントデータをビットプレンに分割する方法を超える利点がある。上記しきい値ベースの階層化プロセスは、エンハンスメントデータの五つの完全な層(200、202、204、206、208)を生成するフレキシビリティを有し、各層は画像全体を改善し、そして各層は利用可能な帯域幅の中に保持することができる。とはいえ、同じ帯域幅は、利用可能な帯域幅が収容できる数より多い単位時間当りの「1」ビットを含む最初の3ビットプレン(192、194、196)を収容できない。利用可能な全帯域幅が異なる数の「1」ビットを収容できれば、しきい値を選んで、その帯域幅内に保持できる層をつくることができる。
【0045】
また、しきい値の選択は、エンハンスメントデータを、帯域幅の異なる二つのチャネルで伝送すべきかどうかを考慮することができる。例えば、第一チャネルが単位時間当り約50個の「1」ビットを収容することができかつ第二チャネルが単位時間当り約30個の「1」ビットを収容できれば、五つの完全な層(200、202、204、206、208)を第一チャネルによって伝送しかつ三つの完全な層(200、202、204)を第二チャネルによって伝送することができる。
【0046】
またしきい値の選択は、帯域幅以外の他の因子又は帯域幅に付け加えた他の因子、例えば、一層当りの望ましい大きさの改善にも基づいて行うこともできる。
【0047】
これらの層及びこれら層の対応するしきい値の値をデコーダ22が受信した後、デコーダ22は、これら層を収集する(128)ことによって階層化プロセスを取り消す。収集するプロセスを図9に示す。収集プロセスの開始時に、ビデオデータの特定ユニット例えばブロック30のエンハンスメントデータが受信される(210)。そのエンハンスメントデータは、典型的には複数の層で構成されている。エンハンスメントデータのこれらの層は収集されて、バッファに入れることができ、そのバッファは補正係数の値を保持する。上記バッファの補正係数は典型的にゼロに初期設定される(212)。エンハンスメントデータの層が存在しているならば(214)、その層を生成するのに使用されるしきい値の値が回復され、例えばそのしきい値は層のヘッダから回収される(216)。そのしきい値の値は、次に、層中の各「1」ビットに対するバッファの各補正係数に加えられる(218)。各「0」ビットについては、バッファ内の対応する補正係数に何も付け加えない。このプロセスは、追加の層がある限り繰り返される(220)。各追加層によって、バッファ内のデータは、エンコーダ12内でしきい値プロセス94を受けたデータの値に近づく。すべての層が収集されると、バッファ内のデータは、デコーダ22が受信した収集エンハンスメントデータ102を表し、そのデータは通常、エンハンスメントデータの完全ボディの近似物にすぎない。そのデータは適切な符号値に割り当てられる(222、224)。
【0048】
またそのデータは任意の打切り調整も受けることができる。打切りの不正確さが、最低のしきい値の値より低くかつ小さすぎて伝送できない非ゼロ値に起こる。これらの値はバッファ内にゼロとして表される。打切り調整によって、少量の「ノイズ」が加えられてゼロ値が置換される。そのノイズは、一定の値、例えば最低のしきい値の値の約1/4の数字を、バッファ内のゼロ値に加えることで構成されているだけである。もう一つの選択肢は、これらゼロ値を、前記最低のしきい値の値より小さいランダム整数値で置換する方法である。打切り調整(226)に続いて、収集プロセスが終了し(228)、次にエンハンスメントデータは、図5に示すようにさらに処理してベースデータと結合させることができる。
【0049】
本発明の各種実施態様を述べてきた。これらの及びその他の実施態様は本願の特許請求の範囲の範囲内に入っている。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 ビデオ信号の経路を示す機能ブロック図である。
【図1B】 ビデオ信号の経路を示す線図である。
【図2】 典型的な画像を形成するユニットの階層表現図である。
【図3A】 DCT係数の組織を示す線図である。
【図3B】 DCT係数の組織を示す線図である。
【図4】 ビデオのエンコーディングと圧縮を示すブロック図である。
【図5】 ビデオのデコーディングを示すブロック図である。
【図6】 しきい値ベースの階層化プロセスを示すフローチャートである。
【図7】 しきい値の選択を示すフローチャートである。
【図8A】 ビットプレンのサブセット及び層に分割されたエンハンスメントデータの係数の値のボディの一例を示す。
【図8B】 ビットプレンのサブセット及び層に分割されたエンハンスメントデータの係数の値のボディの一例を示す。
【図9】 エンハンスメントデータの層のデコーダによる収集を示すフローチャートである。

Claims (9)

  1. ディジタルビデオベースデータと前記ディジタルビデオベースデータの補正を行うディジタルビデオエンハンスメントデータとから構成されるディジタルビデオデータに関する、複数のデータ係数からなる前記ディジタルビデオエンハンスメントデータを各層が「1」ビットと「0」ビットからなる複数の層に階層化する方法であって、
    利用可能な帯域幅の大きさを決定し、
    前記決定された利用可能な帯域幅の大きさに基づいて前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの複数の層の各々が含む「1」ビットの個数についての単一の目標値を特定し、
    前記特定された「1」ビットの個数の目標値に基づいて前記複数の層の各々に対してしきい値をそれぞれ選択し、
    前記複数の層のうちの第1の層が、前記複数のデータ係数のうちで前記第1の層に対するしきい値以上の全ての係数にそれぞれ対応する「1」ビットと前記複数のデータ係数のうちで前記第1の層に対するしきい値未満の全ての係数にそれぞれ対応する「0」ビットとからなるように、前記複数の層のうちの第2の層以降の各層が、前記複数のデータ係数の各々から対応する層の 1 つ前の層に対するしきい値を減じて新たに得られる複数のデータ係数のうちで前記対応する層に対するしきい値以上の全ての係数にそれぞれ対応する「1」ビットと前記新たに得られた複数のデータ係数のうちで前記対応する層に対するしきい値未満の全ての係数にそれぞれ対応する「0」ビットとからなるように、且つ、前記複数の層の各々が前記特定された「1」ビットの個数の目標値とほぼ同数の「1」ビットを含むように、前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの複数の層をそれぞれ形成する、
    ことを含んでなる方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの層を、ディジタル通信チャネルによって伝送し、
    前記しきい値を前記ディジタル通信チャネルによって伝送する、
    ことをさらに含んでいる方法。
  3. ディジタルビデオベースデータと前記ディジタルビデオベースデータの補正を行うディジタルビデオエンハンスメントデータとから構成されるディジタルビデオデータに関する、複数のデータ係数からなる前記ディジタルビデオエンハンスメントデータを各層が「1」ビットと「0」ビットからなる複数の層に階層化するためのビデオデータ処理、に対するコンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ読み取り可能媒体であって、その命令が、機械に、
    利用可能な帯域幅の大きさを決定させ、
    前記決定された利用可能な帯域幅の大きさに基づいて前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの複数の層の各々が含む「1」ビットの個数についての単一の目標値を特定させ、
    前記特定された「1」ビットの個数の目標値に基づいて前記複数の層の各々に対してしきい値をそれぞれ選択させ、
    前記複数の層のうちの第1の層が、前記複数のデータ係数のうちで前記第1の層に対するしきい値以上の全ての係数にそれぞれ対応する「1」ビットと前記複数のデータ係数のうちで前記第1の層に対するしきい値未満の全ての係数にそれぞれ対応する「0」ビットとからなるように、前記複数の層のうちの第2の層以降の各層が、前記複数のデータ係数の各々から対応する層の 1 つ前の層に対するしきい値を減じて新たに得られる複数のデータ係数のうちで前記対応する層に対するしきい値以上の全ての係数にそれぞれ対応する「1」ビットと前記新たに得られた複数のデータ係数のうちで前記対応する層に対するしき い値未満の全ての係数にそれぞれ対応する「0」ビットとからなるように、且つ、前記複数の層の各々が前記特定された「1」ビットの個数の目標値とほぼ同数の「1」ビットを含むように、前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの複数の層をそれぞれ形成させる、コンピュータ読み取り可能媒体。
  4. 請求項に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、
    前記命令が、前記機械に、更に、
    前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの層を、ディジタル通信チャネルによって伝送させ、
    前記しきい値を前記ディジタル通信チャネルによって伝送させるコンピュータ読み取り可能媒体。
  5. ディジタルビデオベースデータと前記ディジタルビデオベースデータの補正を行うディジタルビデオエンハンスメントデータとから構成されるディジタルビデオデータに関する、複数のデータ係数からなる前記ディジタルビデオエンハンスメントデータを各層が「1」ビットと「0」ビットからなる複数の層に階層化する装置であって、
    利用可能な帯域幅の大きさを決定する手段と、
    前記決定された利用可能な帯域幅の大きさに基づいて前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの複数の層の各々が含む「1」ビットの個数についての単一の目標値を特定する手段と、
    前記特定された「1」ビットの個数の目標値に基づいて前記複数の層の各々に対してしきい値をそれぞれ選択する手段と、
    前記複数の層のうちの第1の層が、前記複数のデータ係数のうちで前記第1の層に対するしきい値以上の全ての係数にそれぞれ対応する「1」ビットと前記複数のデータ係数のうちで前記第1の層に対するしきい値未満の全ての係数にそれぞれ対応する「0」ビットとからなるように、前記複数の層のうちの第2の層以降の各層が、前記複数のデータ係数の各々から対応する層の 1 つ前の層に対するしきい値を減じて新たに得られる複数のデータ係数のうちで前記対応する層に対するしきい値以上の全ての係数にそれぞれ対応する「1」ビットと前記新たに得られた複数のデータ係数のうちで前記対応する層に対するしきい値未満の全ての係数にそれぞれ対応する「0」ビットとからなるように、且つ、前記複数の層の各々が前記特定された「1」ビットの個数の目標値とほぼ同数の「1」ビットを含むように、前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの複数の層をそれぞれ形成する手段と、
    を備えた装置。
  6. 請求項に記載の装置であって、
    前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの層を、ディジタル通信チャネルによって伝送する手段と、
    前記しきい値を前記ディジタル通信チャネルによって伝送する手段と、
    を更に含む装置。
  7. ディジタルビデオベースデータと前記ディジタルビデオベースデータの補正を行うディジタルビデオエンハンスメントデータとから構成されるディジタルビデオデータに関する、複数のデータ係数からなる前記ディジタルビデオエンハンスメントデータを各層が「1」ビットと「0」ビットからなる複数の層に階層化する方法であって、
    前記ディジタルビデオデータから前記ディジタルビデオベースデータを生成し、
    前記ディジタルビデオデータから前記ディジタルビデオエンハンスメントデータを生成し、
    利用可能な帯域幅の大きさに基づいて前記複数の層の各々が含む「1」ビットの個数についての単一の目標値を特定し、
    前記特定された「1」ビットの個数の目標値に基づいて前記複数の層の各々に対してしきい値をそれぞれ選択し、
    前記複数の層のうちの第1の層が、前記複数のデータ係数のうちで前記第1の層に対するしきい値以上の全ての係数にそれぞれ対応する「1」ビットと前記複数のデータ係数のうちで前記第1の層に対するしきい値未満の全ての係数にそれぞれ対応する「0」ビットとからなるように、前記複数の層のうちの第2の層以降の各層が、前記複数のデータ係数の各々から対応する層の 1 つ前の層に対するしきい値を減じて新たに得られる複数のデータ係数のうちで前記対応する層に対するしきい値以上の全ての係数にそれぞれ対応する「1」ビットと前記新たに得られた複数のデータ係数のうちで前記対応する層に対するしきい値未満の全ての係数にそれぞれ対応する「0」ビットとからなるように、且つ、前記複数の層の各々が前記特定された「1」ビットの個数の目標値とほぼ同数の「1」ビットを含むように、前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの複数の層をそれぞれ形成する、
    ことにより、前記ディジタルビデオエンハンスメントデータから前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの複数の層を生成する、
    ことを含む方法。
  8. ディジタルビデオベースデータと前記ディジタルビデオベースデータの補正を行うディジタルビデオエンハンスメントデータとから構成されるディジタルビデオデータに関する、複数のデータ係数からなる前記ディジタルビデオエンハンスメントデータを各層が「1」ビットと「0」ビットからなる複数の層に階層化するためのビデオデータ処理、に対するコンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ読み取り可能媒体であって、その命令が、機械に、
    前記ディジタルビデオデータから前記ディジタルビデオベースデータを生成させ、
    前記ディジタルビデオデータから前記ディジタルビデオエンハンスメントデータを生成させ、
    利用可能な帯域幅の大きさに基づいて前記複数の層の各々が含む「1」ビットの個数についての単一の目標値を特定し、
    前記特定された「1」ビットの個数の目標値に基づいて前記複数の層の各々に対してしきい値をそれぞれ選択し、
    前記複数の層のうちの第1の層が、前記複数のデータ係数のうちで前記第1の層に対するしきい値以上の全ての係数にそれぞれ対応する「1」ビットと前記複数のデータ係数のうちで前記第1の層に対するしきい値未満の全ての係数にそれぞれ対応する「0」ビットとからなるように、前記複数の層のうちの第2の層以降の各層が、前記複数のデータ係数の各々から対応する層の 1 つ前の層に対するしきい値を減じて新たに得られる複数のデータ係数のうちで前記対応する層に対するしきい値以上の全ての係数にそれぞれ対応する「1」ビットと前記新たに得られた複数のデータ係数のうちで前記対応する層に対するしきい値未満の全ての係数にそれぞれ対応する「0」ビットとからなるように、且つ、前記複数の層の各々が前記特定された「1」ビットの個数の目標値とほぼ同数の「1」ビットを含むように、前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの複数の層をそれぞれ形成する、
    ことにより、前記ディジタルビデオエンハンスメントデータから前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの複数の層を生成させるコンピュータ読み取り可能媒体。
  9. ディジタルビデオベースデータと前記ディジタルビデオベースデータの補正を行うディジタルビデオエンハンスメントデータとから構成されるディジタルビデオデータに関する、複数のデータ係数からなる前記ディジタルビデオエンハンスメントデータを各層が「1」ビットと「0」ビットからなる複数の層に階層化する装置であって、
    前記ディジタルビデオデータから前記ディジタルビデオベースデータを生成する手段と、
    前記ディジタルビデオデータから前記ディジタルビデオエンハンスメントデータを生成する手段と、
    利用可能な帯域幅の大きさに基づいて前記複数の層の各々が含む「1」ビットの個数についての単一の目標値を特定する手段と、
    前記特定された「1」ビットの個数の目標値に基づいて前記複数の層の各々に対してしきい値をそれぞれ選択する手段と、
    前記複数の層のうちの第1の層が、前記複数のデータ係数のうちで前記第1の層に対するしきい値以上の全ての係数にそれぞれ対応する「1」ビットと前記複数のデータ係数のうちで前記第1の層に対するしきい値未満の全ての係数にそれぞれ対応する「0」ビットとからなるように、前記複数の層のうちの第2の層以降の各層が、前記複数のデータ係数の各々から対応する層の 1 つ前の層に対するしきい値を減じて新たに得られる複数のデータ係数のうちで前記対応する層に対するしきい値以上の全ての係数にそれぞれ対応する「1」ビットと前記新たに得られた複数のデータ係数のうちで前記対応する層に対するしきい値未満の全ての係数にそれぞれ対応する「0」ビットとからなるように、且つ、前記複数の層の各々が前記特定された「1」ビットの個数の目標値とほぼ同数の「1」ビットを含むように、前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの複数の層をそれぞれ形成する手段と、を備え、前記ディジタルビデオエンハンスメントデータから前記ディジタルビデオエンハンスメントデータの複数の層を生成する手段と、
    を備えた装置。
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