JP3990297B2

JP3990297B2 - Response processing control method

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Publication number: JP3990297B2
Application number: JP2003019637A
Authority: JP
Inventors: 淳之介若井; 和義星野
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 2003-01-29
Filing date: 2003-01-29
Publication date: 2007-10-10
Anticipated expiration: 2023-01-29
Also published as: JP2004235778A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、応答処理制御方法に係り、特にアプリケーション種別、ユーザの状態を反映した応答処理制御を可能とする応答処理制御方法に関わる。
【０００２】
【従来の技術】
近年、インターネット上を流れるデータトラヒックは、急激に増加しており、２００１年にはデータトラヒック量が電話トラヒック量を超え、また、２００５年にはデータトラヒック量がトラヒック全体の９４％を占めると予想されている。これに伴い、ＩＰによって電話網をデータ網に統合し、コスト削減、サービスの充実を図る動きが活発化しており、ＩＰネットワーク上で電話サービスを提供する“ＩＰ電話”、それを実現する為の基盤技術であるＶｏＩＰ（ＶｏｉｃｅｏｖｅｒＩＰ）が注目されている。
【０００３】
ＩＰ電話は、これまで音声、データ統合による通信コストの低減の為に、主に企業内ネットワークを中心に適用されてきた。しかし、ｘＤＳＬ（ＤｉｇｉｔａｌＳｕｂｓｃｒｉｂｅｒＬｉｎｅ）、ＦＴＴＨ（ＦｉｂｅｒｔｏｔｈｅＨｏｍｅ）、ＣＡＴＶ（ＣａｂｌｅＴｅｌｅｖｉｓｉｏｎ）等によるネットワークのブロードバンド化により使用可能な帯域が拡大し、ＶｏＩＰの音声品質向上と相まって、キャリア及びＩＳＰ等の各通信事業者も商用ＩＰ電話サービスを開始している。総務省は、これに対応して、ＩＰ電話の番号体系の整備や、音声・伝送・接続品質に対応する指針を明確化する等、ＩＰ電話普及に適した環境を整えつつある。
これらＩＰ電話の環境に必要なＶｏＩＰ技術には、音声をＩＰパケット化する技術、ゆらぎを制御する技術等さまざまな技術があるが、その中でも電話の発着信を制御する技術は必要不可欠である。これは、呼制御プロトコルで実現され、代表的なものにＨ．３２３やＳＩＰ（ＳｅｓｓｉｏｎＩｎｉｔｉａｔｉｏｎＰｒｏｔｏｃｏｌ）等がある。
【０００４】
Ｈ．３２３は、ＩＴＵ−Ｔが１９９６年標準化したプロトコルであり、ＩＰ電話の世界で最も古くから使用されている。現在、国内でＩＰ電話サービスを展開する通信事業者の多くがＨ．３２３を採用しており、ユーザ企業がＶｏＩＰで内線電話網を構築する場合も、Ｈ．３２３対応機器を使う。しかし、Ｈ．３２３の呼制御は、Ｈ．３２３対応機器間で呼を確立するまでの手順が複雑であり、その上ＩＰの上位プロトコルにＴＣＰを採用している為、処理が重く、通話可能となるまで数秒かかる。また、一般に、異なるベンダの機器同士の相互接続性が十分でなく、ＩＰ電話網の広域化は困難である。
【０００５】
こうしたＨ．３２３の課題を克服した呼制御プロトコルがＳＩＰである。ＳＩＰは、ＩＥＴＦがＲＦＣ２５４３として１９９９年に標準化したプロトコルであり、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ社のＷｉｎｄｏｗｓ（登録商標）ＸＰに標準搭載されたＩＰビデオ電話ソフト「Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標）Ｍｅｓｓｅｎｇｅｒ」で採用されたのをはじめ、現在キャリア、ベンダ間で高い関心を集めている。ＳＩＰは、ＨＴＴＰ（ＨｙｐｅｒＴｅｘｔＴｒａｎｓｆｅｒＰｒｏｔｏｃｏｌ）やＳＭＴＰ（ＳｉｍｐｌｅＭａｉｌＴｒａｎｓｆｅｒＰｒｏｔｏｃｏｌ）等のインターネット標準プロトコルの発想を取り入れて開発された為、既存のインターネット技術との親和性が高く、手順も簡略化されている。また、ＩＰの上位プロトコルにＵＤＰを採用している為、処理が軽く、接続時間が短くて済む。一方で、課金情報の管理等であいまいな点があり、通信事業者が本格的なサービスを展開するには不十分な仕様であったが、２００２年の３月にＩＥＴＦが細部の定義を纏めなおした“新生ＳＩＰ”をＲＦＣ３２６１として発行した（必要であれば、ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｉｅｔｆ．ｏｒｇ／ｒｆｃ／ｒｆｃ３２６１．ｔｘｔ？ｎｕｍｂｅｒ＝３２６１参照）。更に、Ｗ−ＣＤＭＡ方式の第３世代携帯電話システムの仕様を定めた３ＧＰＰ（３ｒｄＧｅｎｅｒａｔｉｏｎＰａｒｔｎｅｒｓｈｉｐＰｒｏｊｅｃｔ）でも、３Ｇ携帯電話網をＩＰ化する場合の呼制御プロトコルとしてＳＩＰを採用することを決定し、ＳＩＰを応用した移動通信システムも考案されている（特許文献１、参照）。
【０００６】
ＳＩＰによる呼制御では、接続を要求するクライアント端末と、要求に応じて接続する役割を担うサーバとの間で呼情報をやり取りすることにより呼を確立する。呼情報の記述には、テキスト形式のセッション記述用言語・プロトコルであるＳＤＰ（ＳｅｓｓｉｏｎＤｅｓｃｒｉｐｔｉｏｎＰｒｏｔｏｃｏｌ）を用いており、セッション名やセッション有効時間、メディアタイプ（音声、画像）等の情報が記載されている。ＳＩＰ端末は、クライアント及びサーバの両方の機能を備えるので、１対１の接続では一方がサーバ、もう一方がクライアントとなるが、多数のＳＩＰ端末がつながるＳＩＰ電話網では、様々なサービスを提供する“ＳＩＰサーバ”をクライアントとは別に用意する。ＳＩＰサーバは、クライアントがアドレスを登録するレジスタ・サーバ、クライアントに代わってアドレスを検索するプロキシ・サーバ、クライアントから受け取った接続要求メッセージを別のアドレスに転送する必要が生じた際に、転送先のアドレスを書き換えて送信するリダイレクト・サーバの３つの機能を持つ。これら３つの機能を応用することにより、自動転送機能や、代理応答機能、ＲＦＣで“Ｆｏｒｋｉｎｇ”と記述されている一斉呼び出し機能等を実現することが出来、従来の公衆電話と同等あるいはそれ以上の応答処理を提供することが可能となる。
【０００７】
ＳＩＰを用いたアプリケーションには、電話サービスの他にも、インスタントメッセージ（ＩＭ）やビデオ会議等が挙げられるが、これらのアプリケーションにおける応答処理の提供を考慮した場合、アプリケーションによって必要な応答処理が異なることがある。例えば、インスタントメッセージの場合、ｐｅｅｒｔｏｐｅｅｒ（ピアツーピア）のやり取りが主な目的の為、電話サービスのように自動転送機能から代理応答機能まで全ての応答処理が必要なわけではなく、自動転送機能は必要だが一斉呼び出し機能や代理応答機能は不必要、といったケースが多い。また、ビデオ会議の場合、受信側クライアントの状態（場所、通信条件等）によっては、一斉呼び出し機能や代理応答機能だけでなく、着信転送機能さえも不必要な場合がある。
【０００８】
【特許文献１】
特開２００２−１８６０１１
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
このように、ＳＩＰサーバのような呼制御サーバを用いた様々なアプリケーションを想定した場合、現在のシステムでは、アプリケーション種別やクライアントの状態を反映した応答処理の制御を行うことは困難である。
本発明は、以上の点に鑑み、アプリケーション種別と受信側クライアント（着信側ユーザ）の状態によって、一斉呼び出し機能、自動転送機能、代理応答機能等の応答処理を制御及び管理可能とする応答処理制御方法を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決する為、本発明による応答処理制御方法は、電話、インスタントメッセージ、ビデオ会議等の、アプリケーションを判別する機能、判別したアプリケーションに対応した応答処理を決定する機能、決定した応答処理を呼制御サーバに実行させる機能、着信側ユーザのロケーションを管理する機能を持ち、これらの機能により応答処理を制御する事ができる。具体的には、応答処理を決定する機能としてアプリケーション種別と応答処理との対応手段を持ち、着信側ユーザのＵＲＩ情報とアプリケーションの判別結果から、応答処理を決定する。この時、自動転送処理、代理応答処理、一斉呼出処理等のそれぞれの応答処理には、実行可否情報と優先順位が付与されており、この条件を参照することにより応答処理が導かれる。また、決定した応答処理を呼制御サーバに実行させる為のロケーション情報を管理する機能として、ロケーション管理手段を持ち、着信側ユーザのＵＲＩ情報と応答処理の種類から、対応する呼制御先を導き出し、応答処理の実行に反映することができる。
【００１１】
本発明の解決手段によると、
音声又は音声と映像に関する複数のアプリケーションの通信が可能な端末と、前記端末間の呼を制御する呼制御部と、前記呼制御部に発信側端末と着信側端末との間で所望のアプリケーションに従い応答処理を制御するための応答処理制御部とを備えた通信システムにおける応答処理制御方法であって、
前記呼制御部は、発信側端末から受信した着信側端末識別情報及びアプリケーション情報を前記応答処理制御部に与え、
前記応答処理制御部は、取得した着信側端末識別情報及びアプリケーション種別に基づき、着信側により予め定められた優先順位又は処理の可否情報に従う応答処理及び接続先端末識別情報を得て、前記呼制御部に接続先端末識別情報及び応答処理についての呼制御指示を与え、
前記呼制御部は、前記応答処理制御部からの呼制御指示に従い、応答処理を実行する
ようにした応答処理制御方法
が提供される。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図１に、応答処理制御サーバ２２を適用したネットワークの構成図を示す。
このネットワークは、発信者オフィス１、着信者オフィス２、着信者出張先３、ＩＰ網４を備える。発信者オフィス１は、発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２を、着信者オフィス２は、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１、ＳＩＰサーバ２０を、出張先３は、着信者用出張先ＳＩＰ端末Ａ１３、ＳＩＰサーバ２１を、網４は、ルータ５、ルータ６、ルータ７をそれぞれ有する。
【００１３】
発信者オフィス１、着信者オフィス２、着信者出張先３は、それぞれＩＰ網４を経由して互いに、接続されており、それぞれのオフィス、出張先では、例えば、Ｅｔｈｅｒｎｅｔ（登録商標）のような媒体を用いてＬＡＮネットワークが構成されている。また、ＩＰ網４は、ルータ５、ルータ６、ルータ７によりＩＰネットワークが構成されている。発信者オフィス１、着信者オフィス２、着信者出張先３のＬＡＮ上には、呼制御プロトコルとして、例えば、ＳＩＰに対応した端末（ＳＩＰ端末）が接続されており、発信者及び着信者は、これらのＳＩＰ端末を用いて、拠点間を結ぶＩＰ網４を経由して、ＩＰ電話、インスタントメッセージ、ビデオ会議等のリアルタイムアプリケーションを使用することができる。なお、本実施の形態ではリアルタイムアプリケーションについて説明するが、本発明はこれに限らず非リアルタイムのアプリケーション、リアルタイムと非リアルタイムの混在するアプリケーションについても適用することができる。
【００１４】
着信者オフィス２内のＬＡＮには、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０の他に、着信者と同じグループ（例えば、部あるいは課等）に属するユーザのオフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１が接続されている。オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１は、例えば、発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２からの着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０に対する接続要求の呼に対して、代理応答や一斉呼出応答することが可能である。着信者オフィス２に接続されているＳＩＰサーバ２０は、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０と、着信者と同じグループに属するユーザのオフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１に対する呼制御を実行する。また、着信者出張先３内のＬＡＮに接続されているＳＩＰサーバ２１は、着信者用出張先ＳＩＰ端末Ａ１３に対する呼制御を実行する。一方、着信者オフィス２内のＬＡＮに接続されている応答処理制御サーバ２２は、着信者に対する呼のアプリケーション判別、アプリケーション種別に対応した応答処理の決定等を行う。ＳＩＰサーバ２０は、応答処理制御サーバ２２と連携して呼制御を実行する。
【００１５】
図２に、応答処理制御サーバ２２の構成図を示す。
応答処理制御サーバ２２は、入出力ポート２４、通信制御部２５、応答処理制御管理部２６を備える。応答処理制御管理部２６は、アプリケーション判別部２７、アプリケーション対応応答処理管理部２８、自動転送処理部２９、代理応答処理部３０、一斉呼出処理部３１、ロケーション管理部３２を備える。さらに、アプリケーション対応応答処理管理部２８は、アプリケーション／応答処理対応テーブル３３を、ロケーション管理部３２は、ロケーション管理テーブル３４をそれぞれ有する。
入出力ポート２４は、応答処理制御サーバ２２の内部と外部の間でデータの送受信を行うためのポートである。通信制御部２５は、入出力ポート２４に接続されており、Ｅｔｈｅｒｎｅｔ（登録商標）フレーム終端、生成等のデータリンクレイヤ処理、ＩＰパケットの終端、生成等のネットワークレイヤ処理、ＴＣＰ及びＵＤＰセッションの終端、生成等のトランスポートレイヤ処理等のプロトコル処理を階層的に行う。応答処理制御管理部２６は、通信制御部２５の上位処理部位であり、アプリケーション種別の判別と、それに対応した応答処理の決定、更に応答処理の切り替えを行う。
【００１６】
応答処理制御管理部２６は、入出力ポート２４、通信制御部２５を経てＳＩＰサーバ２０からの応答処理制御問い合わせを受信した後、アプリケーション判別部２７が受信したデータに含まれているメディアタイプ情報から、電話、インスタントメッセージ、ビデオ会議等のアプリケーションを判別する。そして、アプリケーション対応応答処理管理部２８は、アプリケーション判別部２７が判別したアプリケーションの判別結果に基づいて、アプリケーション／応答処理対応テーブル３３を参照し、応答処理を決定する。ここで、アプリケーション／応答処理対応テーブル３３は、アプリケーション種別と応答処理の対応、優先順位を記述したものであり、詳細は後述する。また、アプリケーション対応応答処理管理部２８は、自動転送処理部２９、代理応答処理部３０、一斉呼出処理部３１と接続しており、それぞれの応答処理の管理、応答処理間の調整を行う。自動転送処理部２９、代理応答処理部３０、一斉呼出処理部３１は、ロケーション管理部３２へ着信者のロケーション問い合せを行い、ロケーション管理部３２は、ロケーション管理テーブル３４を参照して呼制御先を導き出す。ここで、ロケーション管理テーブル３４は、それぞれの応答処理におけるユーザのロケーションを記述したものであり、詳細は後述する。そして、自動転送処理部２９、代理応答処理部３０、一斉呼出処理部３１は、ロケーション管理部３２により導かれた呼制御先に対して呼制御を実行するよう通信制御部２５、入出力ポート２４を介してＳＩＰサーバ２０へ返答する。
【００１７】
代理応答処理部３０は、例えば、ロケーション管理部３２へのロケーション問い合せ結果が着信者を含む着信者と同じグループに属する複数のユーザだった場合、まず着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０へ呼出を行うように通信制御部２５、入出力ポート２４を介しＳＩＰサーバ２０へ返答を行う。ＳＩＰサーバ２０は、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０へ呼出を行う。そして、例えば、その呼出に気づいたユーザのうちの１人が、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０とは別のオフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１で応答した時、代理応答処理部３０は、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１が応答したことをＳＩＰサーバ２０から受信し、その応答が着信者と同じグループに属するＳＩＰ端末からのものであるかをロケーション管理部３２のロケーション管理テーブル３４の問い合わせ結果から判断する。もしも、着信者と同じグループに属するＳＩＰ端末からのものである場合には、代理応答処理部３０は、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１による代理応答を許可し、呼制御を実行するように通信制御部２５、入出力ポート２４を介してＳＩＰサーバ２０へ返答する。
【００１８】
また、一斉呼出処理部３１は、例えば、ロケーション管理部３２へのロケーション問い合せ結果が着信者を含む着信者と同じグループに属する複数のユーザだった場合、着信者を含むグループに属するユーザ全員のＳＩＰ端末に対して呼出を行うように通信制御部２５、入出力ポート２４を介してＳＩＰサーバ２０へ返答を行う。そして、例えば、その呼出に気づいた着信者と同じグループに属するユーザのうちの１人が、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０とは別のオフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１で応答した時、一斉呼出処理部３１は、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１が応答したことを通信制御部２５、入出力ポート２４を介してＳＩＰサーバ２０から受信し、その応答が着信者と同じグループに属するＳＩＰ端末での応答であるかをロケーション管理部３２のロケーション管理テーブル３４の問い合わせ結果から判断する。もしも、着信者と同じグループに属するＳＩＰ端末での応答である場合には、一斉呼出処理部３１は、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１による応答を許可し、呼制御を実行するよう通信制御部２５、入出力ポート２４を介してＳＩＰサーバ２０へ返答する。ここで、ロケーション管理部３２は、自動転送処理、代理応答処理、一斉呼出処理のうち、どの応答処理のロケーション問い合せかを判別し、ロケーション管理テ−ブル３４を参照して着信者に対する呼制御先を導き出して返答する。
【００１９】
図３に、アプリケーション／応答処理対応テーブル３３の説明図を示す。
アプリケーション／応答処理対応テーブル３３は、ＳＩＰＵＲＩ３３−１、アプリケーション種別３３−２、自動転送３３−３、代理応答３３−４、一斉呼出３３−５、優先順位３３−６の項目を有する。
ＳＩＰＵＲＩ３３−１は、着信者と一意に対応したＳＩＰＵＲＩ（例、Ａ＠△△△．ｊｐ等）を表す。アプリケーション種別３３−２は、通信に用いられているアプリケーションの種類（例、電話、ＩＭ、ビデオ会議等）を表す。自動転送３３−３、代理応答３３−４、一斉呼出３３−５は、実行の可否情報（例、○、×等）がそれぞれに対して記載されている。優先順位３３−６は、自動転送、代理応答、一斉呼出の優先順位が記載されている。
【００２０】
応答処理を決定する時、アプリケーション対応応答管理部２８は、まずＳＩＰＵＲＩ３３−１の項目から着信者に該当するＳＩＰＵＲＩを検索し、その後アプリケーション判別部２７で判別したアプリケーションをアプリケーション種別３３−２の項目から選択する。選択した結果、それぞれの応答処理３３−３、代理応答３３−４、一斉呼出３３−５の項目を参照すると、それぞれの応答処理３３−３、代理応答３３−４、一斉呼出３３−５の実行可否情報が記載されている。実行可否情報は、例えば、図のように、○と×で表されており、○は実行可能を、×は実行不可を表す。この実行可否情報は、着信者、すなわち受信側クライアントの状態によって設定可能であり、例えば、着信者が出張に出掛ける場合に、自動転送処理は実行可能だが、その他の応答処理は実行不可に設定することもできる。本実施の形態の場合、ＳＩＰＵＲＩがＡ＠△△△．ｊｐの着信者については、電話サービスは自動転送３３−３、代理応答３３−４、一斉呼出３３−５の全ての項目が実行可能に設定されており、インスタントメッセージ（ＩＭ）は自動転送３３−３の項目のみ実行可能に設定されており、ビデオ会議はすべて実行不可能に設定されている。アプリケーション対応応答処理管理部２８は、実行可能な応答処理が１つの場合には、その応答処理を実行するが、実行可能な応答処理が複数ある場合、更に優先順位３３−６の項目を参照し、応答処理を決定する。本実施の形態の場合、電話サービスにおいて自動転送処理が最も優先度が高く、アプリケーション対応応答管理部２８は、まず自動転送処理を選択する。自動転送した結果、転送先が通話中だった場合、または、例えば、着信者が応答しない状態で自動転送処理部２９に予め定めておいたタイムアウト時間が経過した場合には、アプリケーション対応応答処理管理部２８は、応答処理の切り替えを行い、次に優先順位の高い応答処理部、本実施の形態の場合、代理応答処理部３０へ処理を受け渡す。
【００２１】
図４に、ロケーション管理テーブル３４の説明図を示す。
ロケーション管理テーブル３４は、ＳＩＰＵＲＩ＿１３４−１、ＳＩＰＵＲＩ＿２３４−２の項目を有する。
ＳＩＰＵＲＩ＿１３４−１は、着信者と一意に対応したＳＩＰＵＲＩを、ＳＩＰＵＲＩ＿２３４−２は、応答処理ごとに呼制御先ＳＩＰＵＲＩをそれぞれ表す。
呼制御先を決定する時、まずロケーション管理部３２は、ＳＩＰＵＲＩ３４−１の項目から着信者に該当するＳＩＰＵＲＩを検索する。そして、ロケーション管理部３２は、どの応答処理のロケーション問い合せかを判別し、その結果により、該当する応答処理のＳＩＰＵＲＩ＿２３４−２の項目を参照する。導き出した呼制御先は、１つの場合でも複数の場合でも、各応答処理に対してまとめて返答してもよい。本実施の形態の場合、ＳＩＰＵＲＩがＡ＠△△△．ｊｐの着信者における自動転送処理の呼制御先はＡ＠ｘｘｘ．ｃｏｍであり、これを自動転送処理に対して返答する。また、代理応答処理の呼制御先は、Ａ＠１９５．３７．７８．１７とＢ＠１９５．３７．７８．１８の２つの呼制御先であり、代理応答処理に対してはこれをまとめて返答してもよい。代理応答処理部３０は、まずＡ＠１９５．３７．７８．１７へ呼出を実行するようにＳＩＰサーバ２０へ返答するが、その呼出に気づいたＢ＠１９５．３７．７８．１８が代理応答することも可能とする。一斉呼出処理の呼制御先は、Ａ＠１９５．３７．７８．１７とＢ＠１９５．３７．７８．１８の２つの呼制御先であり、一斉呼出処理に対してはこれをまとめて返答する。一斉呼出処理部３１は、Ａ＠１９５．３７．７８．１７、Ｂ＠１９５．３７．７８．１８へまとめて呼出を実行するようＳＩＰサーバ２０へ返答する。
【００２２】
図５に、電話サービスにおける自動転送処理から代理応答処理への応答処理制御シーケンス図を示す。
発信者は、発信者オフィス１から発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２を用いて着信者オフィス２の着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０へ電話をかける。着信者オフィス２のドメインは＠△△△．ｊｐ、着信者のＳＩＰＵＲＩはＡ＠△△△．ｊｐである。また、着信者出張先３のドメインは＠ｘｘｘ．ｃｏｍである。まず、発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２は、着信者オフィス２内のＳＩＰサーバ２０へ、着信者のＳＩＰＵＲＩ及びアプリケーション種別情報を含むＩＮＶＩＴＥ信号１００を送信する。ＳＩＰサーバ２０は、応答処理制御サーバ２２へ応答処理の問い合わせ信号１０１を送信する。応答処理制御サーバ２２は、アプリケーションが電話サービスであり、ＳＩＰＵＲＩがＡ＠△△△．ｊｐであることから、アプリケーション／応答処理対応テーブル３３を参照し、最も優先順位の高い自動転送処理を行うことを決定する。なお、応答処理制御サーバ２２は、自動転送を行う前に、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０へ呼制御するようにＳＩＰサーバ２０へ送信し、着信者が不在等で着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０での応答が無いとき、予め定められたタイムアウト時間が経過した後に自動転送するようにしてもよい。この時、応答処理制御サーバ２２のロケーション管理部３２は、Ａ＠ｘｘｘ．ｃｏｍを自動転送処理の呼制御先として導き出す。そして、応答処理制御サーバ２２は、着信者出張先３内のＳＩＰサーバ２１へ呼制御を実行するようにＳＩＰサーバ２０へ返答信号１０２を送信する。ＳＩＰサーバ２０は、着信者出張先３内ＳＩＰサーバ２１へＩＮＶＩＴＥ信号１０３を送信すると、ＳＩＰサーバ２１は、ＳＩＰＵＲＩＡ＠ｘｘｘ．ｃｏｍの情報をもとに着信者用出張先ＳＩＰ端末Ａ１３へＩＮＶＩＴＥ信号１０４を送信する。しかし、この時着信者用出張先ＳＩＰ端末Ａ１３は、通話中であった為、ＢｕｓｙＨｅｒｅ４８６信号１０５をＳＩＰサーバ２１へ送信する。ＳＩＰサーバ２１は、着信者オフィス内のＳＩＰサーバ２０へＢｕｓｙＨｅｒｅ４８６信号１０６を中継する。この信号１０６を受けたＳＩＰサーバ２０は、再び応答処理の問い合わせ信号１０７を応答処理制御サーバ２２へ送信する。
【００２３】
応答処理制御サーバ２２は、自動転送処理を終了することを決定し、再びアプリケーション／応答処理対応テーブル３３を参照し、その結果に従い、次に優先順位の高い代理応答処理を行うことを決定する。この時、ロケーション管理部３２は、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０と、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１を代理応答処理の呼制御先として導き出す。その結果、応答処理制御サーバ２２は、まず着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０へ呼制御を実行するようＳＩＰサーバ２０へ返答信号１０８を送信する。ＳＩＰサーバ２０が着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０へＩＮＶＩＴＥ信号１０９を送信すると、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０は、ＳＩＰサーバ２０へ呼出中を示すＲｉｎｇｉｎｇ１８０信号１１０を送信し、ＳＩＰサーバ２０は、発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２へＲｉｎｇｉｎｇ１８０信号１１１を送信する。
【００２４】
着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０の呼出の結果、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１において受話器を取り、代理応答用に予め決められた手順、例えば“１”を連続して３回押すと、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１は、ＯＫ２００信号１１２をＳＩＰサーバ２０へ送信する。ＳＩＰサーバ２０は、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１からのＯＫ２００信号１１２を受信すると、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１の識別情報を含む問い合わせ信号１１３を応答処理制御サーバ２２へ送信する。応答処理制御サーバ２２は、問い合わせ信号１１３を参照し、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０の代理応答が可能なＳＩＰ端末からの応答かどうかを判定する。この実施の形態の場合、着信者と同じグループに属するオフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１からの応答である為、応答処理制御サーバ２２は、代理応答を許可し、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０へＣＡＮＳＥＬ信号を送信することと、ＯＫ２００信号を発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２へ送信することをＳＩＰサーバ２０へ返答信号１１４として送信する。その結果、ＳＩＰサーバ２０は、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末１０へＣＡＮＳＥＬ信号１１５を送信した後、ＯＫ２００信号１１６を発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２へ送信する。また、ＳＩＰサーバ２０は、ＯＫ２００信号１１６を発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２へ送信した後、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末１０へＣＡＮＳＥＬ信号１１５を送信するとしてもよい。ここで、ＣＡＮＳＥＬ信号１１５は、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０への呼出動作が無効になったことを知らせるための信号である。
【００２５】
発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２は、ＯＫ２００信号１１６を受けてＡＣＫ信号１１７を着信者オフィス２内ＳＩＰサーバ２１へ送信し、ＳＩＰサーバ２１はオフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１へＡＣＫ信号１１８を中継する。ここで、発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２と着信者オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１間でメディアセッション（ＭｅｄｉａＳｅｓｓｉｏｎ）１１９が確立され、通話が開始される。
【００２６】
図６に、電話サービスにおける自動転送処理から一斉呼出処理への応答処理制御シーケンス図を示す。
発信者は、発信者オフィス１から発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２を用いて着信者オフィス２の着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０へ電話をかける。着信者オフィス２のドメインは＠△△△．ｊｐ、着信者のＳＩＰＵＲＩはＡ＠△△△．ｊｐである。また、着信者出張先３のドメインは＠ｘｘｘ．ｃｏｍである。更に、この例では、アプリケーション／応答処理対応テーブル３３の電話サービスにおける優先順位は、自動転送が１、一斉呼出が２、代理応答が３とする。
まず、発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２は、着信者オフィス２内ＳＩＰサーバ２０へ、着信者のＳＩＰＵＲＩ情報及びアプリケーション種別情報を含むＩＮＶＩＴＥ信号１２０を送信する。ＳＩＰサーバ２０は、応答処理制御サーバ２２へ応答処理の問い合わせ信号１２１を送信する。応答処理制御サーバ２２は、アプリケーションが電話サービスであり、ＳＩＰＵＲＩがＡ＠△△△．ｊｐであることから、アプリケーション／応答処理対応テーブル３３を参照し、最も優先順位の高い自動転送処理を行うことを決定する。なお、応答処理制御サーバ２２は、自動転送を行う前に、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０へ呼制御するようにＳＩＰサーバ２０へ送信し、着信者が不在等で着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０での応答が無いとき、予め定められたタイムアウト時間が経過した後に自動転送するようにしてもよい。この時、ロケーション管理部３２は、Ａ＠ｘｘｘ．ｃｏｍを自動転送処理の呼制御先として導き出す。そして、応答処理制御サーバ２２は、着信者出張先３内のＳＩＰサーバ２１へ呼制御を実行するようにＳＩＰサーバ２０へ返答信号１２２を送信する。
【００２７】
ＳＩＰサーバ２０が着信者出張先３内ＳＩＰサーバ２１へＩＮＶＩＴＥ信号１２３を送信すると、ＳＩＰサーバ２１は、ＳＩＰＵＲＩＡ＠ｘｘｘ．ｃｏｍの情報をもとに着信者用出張先ＳＩＰ端末Ａ１３へＩＮＶＩＴＥ信号１２４を送信する。しかし、この時着信者用出張先ＳＩＰ端末Ａ１３は通話中であった為、ＢｕｓｙＨｅｒｅ４８６信号１２５をＳＩＰサーバ２１へ送信する。ＳＩＰサーバ２１は、着信者オフィス内ＳＩＰサーバ２０へＢｕｓｙＨｅｒｅ４８６信号１２６を中継する。
【００２８】
この信号１２６を受けたＳＩＰサーバ２０は、再び応答処理の問い合わせ信号１２７を応答処理制御サーバ２２へ送信する。応答処理制御サーバ２２は、自動転送処理を終了することを決定し、再びアプリケーション／応答処理対応テーブル３３を参照し、その結果に従い、次に優先順位の高い一斉呼出処理を行うことを決定する。この時、ロケーション管理部３２は、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０と、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１を一斉呼出処理の呼制御先として導き出す。その結果、応答処理制御サーバ２２は、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０と、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１へ呼制御を実行するようにＳＩＰサーバ２０へ返答信号１２８を送信する。ＳＩＰサーバ２０が着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１へそれぞれＩＮＶＩＴＥ信号１２９、１３０を送信すると、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１は、ＳＩＰサーバ２０へ呼出中を示すＲｉｎｇｉｎｇ１８０信号１３１、１３２をそれぞれ送信する。ＳＩＰサーバ２０は、再び問い合わせ信号１３３を応答処理制御サーバ２２へ送信する。応答処理制御サーバ２２は、Ｒｉｎｇｉｎｇ１８０信号を纏めて発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２へ送信するようＳＩＰサーバ２０へ返答信号１３４を送信し、ＳＩＰサーバ２０は、発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２へＲｉｎｇｉｎｇ１８０信号１３５を送信する。
【００２９】
一斉呼出の結果、例えば、オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１は、受話器を取り、予め定められた操作を行うと、ＯＫ２００信号１３６をＳＩＰサーバ２０へ送信する。ＳＩＰサーバ２０は、このＯＫ２００信号１３６を受信すると、再びオフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１の識別情報を含む問い合わせ信号１３７を応答処理制御サーバ２２へ送信する。応答処理制御サーバ２２は、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０へＣＡＮＳＥＬ信号を送信し、ＯＫ２００信号を発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２へ送信するようにＳＩＰサーバ２０へ返答信号１３８として送信する。その結果、ＳＩＰサーバ２０は、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末１０へＣＡＮＳＥＬ信号１３９を、ＯＫ２００信号１４０を発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２へ送信する。ＳＩＰサーバ２０は、ＣＡＮＳＥＬ信号１３９を送信した後、ＯＫ２００信号１４０を送信してもよいし、ＯＫ２００信号１４０を送信した後、ＣＡＮＳＥＬ信号１３９を送信することとしてもよい。ここで、ＣＡＮＳＥＬ信号１３９は、着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ１０へ呼出動作が無効になったことを知らせる為の信号である。発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２は、ＯＫ２００信号１４０を受けてＡＣＫ信号１４１を着信者オフィス２内ＳＩＰサーバ２１へ送信し、ＳＩＰサーバ２１はオフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１へＡＣＫ信号１４２を中継する。ここで、発信者用オフィス内ＳＩＰ端末１２と着信者オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ１１間でメディアセッション（ＭｅｄｉａＳｅｓｓｉｏｎ）１４３が確立され、通話が開始される。
【００３０】
【発明の効果】
本発明によると、以上のように、アプリケーション種別と受信側クライアント（着信側ユーザ）の状態によって、一斉呼び出し機能、自動転送機能、代理応答機能等の応答処理を制御し及び管理可能とする応答処理制御方法を実現することが可能となり、より便利にリアルタイムアプリケーションを利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】応答処理制御サーバ２２を適用したネットワークの構成図。
【図２】応答処理制御サーバ２２の構成図。
【図３】アプリケーション／応答処理対応テーブル３３の説明図。
【図４】ロケーション管理テーブル３４の説明図。
【図５】電話サービスにおける自動転送処理から代理応答処理への応答処理制御シーケンス図。
【図６】電話サービスにおける自動転送処理から一斉呼出処理への応答処理制御シーケンス図。
【符号の説明】
１発信者オフィス
２着信者オフィス
３着信者出張先
４ＩＰ網
５ルータ
６ルータ
７ルータ
１０着信者用オフィス内ＳＩＰ端末Ａ
１１オフィス内ＳＩＰ端末Ｂ
１２発信者用オフィス内ＳＩＰ端末
１３着信者用出張先ＳＩＰ端末Ａ
２０ＳＩＰサーバ
２１ＳＩＰサーバ
２２応答処理制御サーバ
２４入出力ポート
２５通信制御部
２６応答処理制御管理部
２７アプリケーション判別部
２８アプリケーション対応応答処理管理部
２９自動転送処理部
３０代理応答処理部
３１一斉呼出処理部
３２ロケーション管理部
３３アプリケーション／応答処理対応テーブル
３４ロケーション管理テーブル
１００〜１４３信号[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a response processing control method, and more particularly, to a response processing control method that enables response processing control reflecting application types and user states.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the data traffic flowing on the Internet has increased rapidly. In 2001, the data traffic volume will exceed the telephone traffic volume, and in 2005, the data traffic volume will account for 94% of the total traffic volume. Has been. Along with this, there is an active movement to integrate the telephone network into the data network by IP to reduce costs and enhance services. “IP telephone” that provides telephone services on the IP network, and to realize it VoIP (Voice over IP), which is a basic technology, has attracted attention.
[0003]
Until now, IP telephones have been mainly applied to corporate networks in order to reduce communication costs by integrating voice and data. However, the usable bandwidth has been expanded by the broadband network of xDSL (Digital Subscriber Line), FTTH (Fiber to the Home), CATV (Cable Television), etc., coupled with the improvement of the voice quality of VoIP, each carrier and ISP, etc. Telecommunications carriers have also started commercial IP phone services. In response to this, the Ministry of Internal Affairs and Communications is preparing an environment suitable for the spread of IP telephones, such as the establishment of the IP telephone numbering system and the clarification of guidelines for voice, transmission, and connection quality.
There are various technologies such as a technology for converting voice into IP packets and a technology for controlling fluctuations in the VoIP technology necessary for the environment of these IP phones. Among them, a technology for controlling incoming and outgoing calls is indispensable. This is realized by a call control protocol, and a typical one is H.264. H.323 and SIP (Session Initiation Protocol).
[0004]
H. H.323 is a protocol standardized by ITU-T in 1996 and has been used since the oldest in the world of IP telephones. Currently, many telecommunications carriers that develop IP telephone services in Japan are H.264. H.323 is adopted, and the user company constructs an extension telephone network with VoIP. Use a H.323 compatible device. However, H. The call control of H.323 is H.323. The procedure until a call is established between H.323 compatible devices is complicated, and furthermore, since TCP is adopted as the upper protocol of IP, the processing is heavy and it takes several seconds until a call can be made. In general, devices of different vendors are not sufficiently interconnected, and it is difficult to widen the IP telephone network.
[0005]
Such H. A call control protocol that overcomes the problem of H.323 is SIP. SIP is a protocol standardized by IETF as RFC2543 in 1999, and has been adopted in the IP videophone software “Windows (registered trademark) Messenger” installed in Microsoft Windows (registered trademark) XP as standard. Currently, there is a lot of interest among carriers and vendors. SIP was developed by incorporating the concept of Internet standard protocols such as HTTP (Hyper Text Transfer Protocol) and SMTP (Simple Mail Transfer Protocol), so it has high compatibility with existing Internet technologies and simplified procedures. . In addition, since UDP is adopted as the IP upper protocol, the processing is light and the connection time is short. On the other hand, there was an ambiguous point in the management of billing information, etc., and the specifications were insufficient for a telecommunications carrier to develop a full-fledged service. In March 2002, IETF summarized the details of the details. The “new SIP” was issued as RFC 3261 (see http://www.ietf.org/rfc/rfc3261.txt?number=3261 if necessary). Furthermore, 3GPP (3rd Generation Partnership Project), which defines the specifications of the 3rd generation mobile phone system of the W-CDMA system, decides to adopt SIP as a call control protocol when converting the 3G mobile phone network to IP, A mobile communication system using SIP has also been devised (see Patent Document 1).
[0006]
In call control based on SIP, a call is established by exchanging call information between a client terminal requesting connection and a server responsible for connection in response to the request. The call information description uses SDP (Session Description Protocol), which is a text description language / protocol for session description, and includes information such as the session name, session valid time, and media type (voice, image). Yes. Since a SIP terminal has functions of both a client and a server, in a one-to-one connection, one is a server and the other is a client, but a SIP telephone network to which many SIP terminals are connected provides various services. A “SIP server” is prepared separately from the client. The SIP server is a register server in which the client registers an address, a proxy server that searches for an address on behalf of the client, and when a connection request message received from the client needs to be transferred to another address, It has three functions: a redirect server that rewrites and sends addresses. By applying these three functions, it is possible to realize an automatic forwarding function, a proxy response function, a general call function described as “Forking” in RFC, and the like or more than that of a conventional public telephone. Response processing can be provided.
[0007]
Applications using SIP include instant messaging (IM) and video conferencing in addition to telephone services. However, when providing response processing in these applications is considered, the required response processing differs depending on the application. Sometimes. For example, in the case of instant messages, since peer-to-peer exchange is the main purpose, not all response processing from the automatic transfer function to the proxy response function is required as in the case of telephone service. There are many cases where a function is required but a general call function and a proxy response function are unnecessary. In the case of a video conference, depending on the state (location, communication conditions, etc.) of the receiving client, not only the simultaneous call function and proxy response function but also the call transfer function may be unnecessary.
[0008]
[Patent Document 1]
JP 2002-186011 A
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, when various applications using a call control server such as a SIP server are assumed, it is difficult to control response processing reflecting the application type and the client state in the current system.
In view of the above, the present invention provides response processing control that enables control and management of response processing such as a general call function, an automatic transfer function, and a proxy response function depending on the application type and the state of the receiving client (receiving user). It aims to provide a method.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the response processing control method according to the present invention includes a function for determining an application such as a telephone, an instant message, and a video conference, a function for determining a response process corresponding to the determined application, and a determined response process. Has a function of causing the call control server to execute and a function of managing the location of the called user, and the response process can be controlled by these functions. Specifically, the function for determining the response process includes a means for responding to the application type and the response process, and the response process is determined from the URI information of the called user and the application determination result. At this time, each response process, such as an automatic transfer process, a proxy response process, and a general call process, is given execution permission information and priority, and the response process is guided by referring to this condition. In addition, as a function for managing location information for causing the call control server to execute the determined response process, it has a location management means, and derives the corresponding call control destination from the URI information of the called user and the type of the response process, This can be reflected in the execution of response processing.
[0011]
According to the solution of the present invention,
A terminal capable of communication of a plurality of applications related to voice or voice and video, a call control unit for controlling a call between the terminals, and the call control unit according to a desired application between a calling terminal and a receiving terminal A response processing control method in a communication system including a response processing control unit for controlling response processing,
The call control unit gives the receiving terminal identification information and application information received from the calling terminal to the response processing control unit,
The response processing control unit obtains response processing and connection destination terminal identification information according to priority or processing availability information predetermined by the receiving side based on the acquired receiving side terminal identification information and application type, and the call control A call control instruction for connection destination terminal identification information and response processing,
The call control unit executes response processing according to a call control instruction from the response processing control unit
Response processing control method
Is provided.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a configuration diagram of a network to which the response processing control server 22 is applied.
This network includes a caller office 1, a callee office 2, a callee business trip destination 3, and an IP network 4. The caller office 1 is the caller's office SIP terminal 12, the callee's office 2 is the callee's office SIP terminal A10, the office SIP terminal B11, the SIP server 20, and the business trip 3 is the callee. The business trip destination SIP terminal A 13 and the SIP server 21, and the network 4 includes a router 5, a router 6, and a router 7, respectively.
[0013]
The caller office 1, the callee office 2, and the callee business trip destination 3 are connected to each other via the IP network 4, and each office and business trip destination is, for example, Ethernet (registered trademark). A LAN network is configured using the medium. In the IP network 4, the router 5, the router 6, and the router 7 constitute an IP network. For example, a terminal (SIP terminal) compatible with SIP is connected as a call control protocol on the LAN of the caller office 1, the callee office 2, and the callee business trip destination 3. Using these SIP terminals, a real-time application such as an IP phone, an instant message, and a video conference can be used via the IP network 4 connecting the bases. Although a real-time application will be described in the present embodiment, the present invention is not limited to this, and can also be applied to a non-real-time application and an application in which real-time and non-real-time are mixed.
[0014]
In addition to the in-office SIP terminal A10 for the callee, the LAN in the callee office 2 is connected to an in-office SIP terminal B11 of a user belonging to the same group (for example, department or section) as the callee. The intra-office SIP terminal B11 can, for example, make a proxy response or a general paging response to a connection request call from the caller's office SIP terminal 12 to the callee's office SIP terminal A10. The SIP server 20 connected to the callee office 2 executes call control for the callee's in-office SIP terminal A10 and the user's in-office SIP terminal B11 belonging to the same group as the callee. The SIP server 21 connected to the LAN in the called party business trip destination 3 executes call control for the called party business trip destination SIP terminal A13. On the other hand, the response processing control server 22 connected to the LAN in the called party office 2 performs call application determination for the called party, determination of response processing corresponding to the application type, and the like. The SIP server 20 executes call control in cooperation with the response processing control server 22.
[0015]
FIG. 2 shows a configuration diagram of the response processing control server 22.
The response processing control server 22 includes an input / output port 24, a communication control unit 25, and a response processing control management unit 26. The response processing control management unit 26 includes an application determination unit 27, an application response processing unit 28, an automatic transfer processing unit 29, a proxy response processing unit 30, a general call processing unit 31, and a location management unit 32. Further, the application response processing manager 28 has an application / response processing correspondence table 33, and the location management unit 32 has a location management table 34.
The input / output port 24 is a port for transmitting and receiving data between the inside and the outside of the response processing control server 22. The communication control unit 25 is connected to the input / output port 24 and terminates the Ethernet (registered trademark) frame, data link layer processing such as generation, IP packet termination, network layer processing such as generation, TCP and UDP session termination. Protocol processing such as transport layer processing such as generation is performed hierarchically. The response processing control management unit 26 is a higher-level processing part of the communication control unit 25, and performs determination of application type, determination of response processing corresponding thereto, and switching of response processing.
[0016]
The response processing control management unit 26 receives the response processing control inquiry from the SIP server 20 via the input / output port 24 and the communication control unit 25, and then uses the media type information included in the data received by the application determination unit 27. Identify applications such as phone calls, instant messaging, and video conferencing. Then, the application corresponding response processing management unit 28 refers to the application / response processing correspondence table 33 based on the application determination result determined by the application determining unit 27 and determines the response processing. Here, the application / response processing correspondence table 33 describes the correspondence between the application type and response processing, and the priority order, and details will be described later. In addition, the application corresponding response processing management unit 28 is connected to the automatic transfer processing unit 29, the proxy response processing unit 30, and the simultaneous call processing unit 31, and manages each response process and adjusts the response process. The automatic transfer processing unit 29, the proxy response processing unit 30, and the general call processing unit 31 inquire the location management unit 32 about the location of the called party, and the location management unit 32 refers to the location management table 34 to specify the call control destination. derive. Here, the location management table 34 describes the location of the user in each response process, and details will be described later. Then, the automatic transfer processing unit 29, the proxy response processing unit 30, and the general call processing unit 31 execute the call control on the call control destination guided by the location management unit 32, the communication control unit 25, the input / output port 24. To the SIP server 20 via
[0017]
For example, when the result of the location inquiry to the location management unit 32 is a plurality of users belonging to the same group as the callee including the callee, the proxy response processing unit 30 first calls the SIP terminal A10 in the callee's office. As described above, a response is made to the SIP server 20 via the communication control unit 25 and the input / output port 24. The SIP server 20 calls the in-office SIP terminal A10 for the callee. Then, for example, when one of the users who notices the call responds at the in-office SIP terminal B11 different from the in-office SIP terminal A10, the proxy response processing unit 30 selects the in-office SIP terminal. The fact that B11 has responded is received from the SIP server 20, and it is determined from the inquiry result of the location management table 34 of the location manager 32 whether the response is from a SIP terminal belonging to the same group as the called party. If it is from a SIP terminal belonging to the same group as the called party, the proxy response processing unit 30 permits the proxy response by the in-office SIP terminal B11 and executes the call control. Then, the response is made to the SIP server 20 via the input / output port 24.
[0018]
For example, when the result of the location inquiry to the location management unit 32 is a plurality of users belonging to the same group as the recipient including the called party, the general call processing unit 31 performs SIP of all the users belonging to the group including the called party. A reply is made to the SIP server 20 via the communication control unit 25 and the input / output port 24 so as to call the terminal. For example, when one of the users belonging to the same group as the called party who notices the call responds at the SIP terminal B11 in the office different from the SIP terminal A10 for the called party, the general call processing unit 31 receives from the SIP server 20 that the SIP terminal B11 in the office has responded via the communication control unit 25 and the input / output port 24, and whether the response is a response at a SIP terminal belonging to the same group as the called party Is determined from the inquiry result of the location management table 34 of the location management unit 32. If the response is from a SIP terminal belonging to the same group as the called party, the general call processing unit 31 permits the response by the in-office SIP terminal B11 and executes the call control. A reply is made to the SIP server 20 via the output port 24. Here, the location management unit 32 determines which of the automatic transfer process, the proxy response process, and the general call process is the response process, and refers to the location management table 34 to call control destination for the called party. Derived and responded.
[0019]
FIG. 3 is an explanatory diagram of the application / response processing correspondence table 33.
The application / response processing correspondence table 33 includes items of SIP URI 33-1, application type 33-2, automatic transfer 33-3, proxy response 33-4, simultaneous call 33-5, and priority 33-6.
The SIP URI 33-1 represents a SIP URI (eg, A@ΔΔΔ.jp, etc.) uniquely corresponding to the called party. The application type 33-2 represents the type of application (eg, telephone, IM, video conference, etc.) used for communication. The automatic transfer 33-3, the proxy response 33-4, and the general call 33-5 are described with respect to whether or not they can be executed (eg, ◯, x, etc.). The priority 33-6 describes the priority of automatic transfer, proxy response, and general call.
[0020]
When the response processing is determined, the application response management unit 28 first searches the SIP URI corresponding to the called party from the items of the SIP URI 33-1 and then selects the application determined by the application determination unit 27 as the item of the application type 33-2. Select from. As a result of the selection, referring to the items of the respective response processing 33-3, proxy response 33-4, and general call 33-5, execution of the respective response processing 33-3, proxy response 33-4, and general call 33-5 The availability information is described. Executability information is represented by, for example, ◯ and × as shown in the figure, where ◯ indicates that execution is possible and × indicates that execution is not possible. This executability information can be set according to the state of the called party, that is, the receiving client. For example, when the called party goes on a business trip, the automatic transfer process can be executed but the other response processes are set not to be executed. You can also. In the present embodiment, the SIP URI is A @ ΔΔΔ. For the callee of jp, the telephone service is set so that all items of automatic transfer 33-3, proxy response 33-4, and general call 33-5 can be executed, and instant message (IM) is set to automatic transfer 33- Only the item 3 is set to be executable, and all video conferences are set to be unexecutable. When there is one executable response process, the application-compatible response process management unit 28 executes the response process. If there are a plurality of executable response processes, the application-corresponding response process management unit 28 further refers to the item of priority 33-6. Determine the response process. In the present embodiment, the automatic transfer process has the highest priority in the telephone service, and the application response management unit 28 first selects the automatic transfer process. As a result of the automatic transfer, when the transfer destination is busy, or when, for example, a time-out period set in advance in the automatic transfer processing unit 29 has passed without the callee answering, the application corresponding response processing management The unit 28 switches response processing, and passes the processing to the response processing unit with the next highest priority, in the case of this embodiment, the proxy response processing unit 30.
[0021]
FIG. 4 is an explanatory diagram of the location management table 34.
The location management table 34 has items of SIP URI_1 34-1 and SIP URI_2 34-2.
SIP URI_1 34-1 represents a SIP URI uniquely corresponding to the called party, and SIP URI_2 34-2 represents a call control destination SIP URI for each response process.
When determining the call control destination, first, the location management unit 32 searches the SIP URI corresponding to the called party from the items of the SIP URI 34-1. Then, the location management unit 32 determines which response processing location inquiry is made, and refers to the item of the SIP URI_2 34-2 of the corresponding response processing based on the result. Regardless of the number of the call control destinations derived or a plurality of call control destinations, the response processing may be collectively answered. In the present embodiment, the SIP URI is A @ ΔΔΔ. The call control destination of the automatic transfer process for the callee of jp is A @ xxx. com, which is returned to the automatic transfer process. The call control destinations for proxy response processing are two call control destinations, A@195.37.78.17 and B@195.37.78.18. You may reply. The proxy response processing unit 30 first replies to the SIP server 20 to execute a call to A@195.37.78.17, but B@195.37.78.18 who notices the call responds as a proxy. It is also possible. The call control destinations of the general call processing are two call control destinations of A@195.37.78.17 and B@195.37.78.18, which are collectively returned to the general call processing. . The general call processing unit 31 replies to the SIP server 20 to execute a call collectively to A@195.37.78.17 and B@195.37.78.18.
[0022]
FIG. 5 shows a response process control sequence diagram from the automatic transfer process to the proxy response process in the telephone service.
The caller makes a call from the caller office 1 to the caller office SIP terminal A10 of the callee office 2 using the caller office SIP terminal 12. The domain of the recipient office 2 is @ △△△. jp, the SIP URI of the called party is A @ △△△. jp. In addition, the domain of the business trip destination 3 is @xxx. com. First, the in-caller office SIP terminal 12 transmits an INVITE signal 100 including the SIP URI of the callee and application type information to the SIP server 20 in the callee office 2. The SIP server 20 transmits a response processing inquiry signal 101 to the response processing control server 22. In the response processing control server 22, the application is a telephone service, and the SIP URI is A @ ΔΔΔ. Therefore, it is determined that the automatic transfer process with the highest priority is to be performed with reference to the application / response process correspondence table 33. The response processing control server 22 transmits to the SIP server 20 so as to control the call to the SIP terminal A10 for the receiver before automatic transfer, and the SIP terminal for the receiver of the receiver when the receiver is absent. When there is no response in A10, automatic transfer may be performed after a predetermined time-out period has elapsed. At this time, the location management unit 32 of the response processing control server 22 uses A @ xxx. com as a call control destination for automatic transfer processing. Then, the response processing control server 22 transmits a response signal 102 to the SIP server 20 so as to execute call control to the SIP server 21 in the called party business trip destination 3. When the SIP server 20 transmits the INVITE signal 103 to the SIP server 21 in the called party business trip destination 3, the SIP server 21 reads the SIP URI A @ xxx. The INVITE signal 104 is transmitted to the destination business trip SIP terminal A13 based on the information of the com. However, at this time, the business trip destination SIP terminal A13 for the callee transmits a Busy Here 486 signal 105 to the SIP server 21 because the call is in progress. The SIP server 21 relays the Busy Here 486 signal 106 to the SIP server 20 in the callee office. Upon receiving this signal 106, the SIP server 20 transmits the response processing inquiry signal 107 to the response processing control server 22 again.
[0023]
The response process control server 22 determines to end the automatic transfer process, refers to the application / response process correspondence table 33 again, and determines to perform the proxy response process with the next highest priority according to the result. At this time, the location management unit 32 derives the in-office SIP terminal A10 and the in-office SIP terminal B11 as call control destinations for proxy response processing. As a result, the response processing control server 22 first transmits a response signal 108 to the SIP server 20 so as to execute the call control to the SIP terminal A10 in the receiver's office. When the SIP server 20 transmits the INVITE signal 109 to the SIP terminal A10 within the receiver's office, the SIP terminal A10 within the receiver's office transmits a Ringing 180 signal 110 indicating that the call is being made to the SIP server 20, and the SIP server 20 A Ringing 180 signal 111 is transmitted to the SIP terminal 12 in the caller office.
[0024]
As a result of calling the in-office SIP terminal A10, the receiver is picked up in the in-office SIP terminal B11, and when a predetermined procedure for proxy response, for example, “1” is pressed three times in succession, the in-office SIP terminal B11 transmits an OK200 signal 112 to the SIP server 20. When the SIP server 20 receives the OK 200 signal 112 from the in-office SIP terminal B11, the SIP server 20 transmits an inquiry signal 113 including identification information of the in-office SIP terminal B11 to the response processing control server 22. The response processing control server 22 refers to the inquiry signal 113 and determines whether or not the response is from a SIP terminal capable of proxy response of the in-office SIP terminal A10 for the callee. In this embodiment, since the response is from the intra-office SIP terminal B11 belonging to the same group as the called party, the response processing control server 22 permits the proxy response and sends the CANSEL signal to the intra-office SIP terminal A10 for the called party. And transmitting the OK 200 signal to the SIP terminal 12 in the caller office as a response signal 114 to the SIP server 20. As a result, the SIP server 20 transmits the CANSEL signal 115 to the SIP terminal 10 in the receiver's office, and then transmits the OK200 signal 116 to the SIP terminal 12 in the sender's office. Further, the SIP server 20 may transmit the CANSEL signal 115 to the SIP terminal 10 in the caller office after transmitting the OK 200 signal 116 to the SIP terminal 12 in the caller office. Here, the CANSEL signal 115 is a signal for informing that the calling operation to the SIP terminal A10 in the receiver's office has become invalid.
[0025]
The caller's office SIP terminal 12 receives the OK200 signal 116 and transmits an ACK signal 117 to the callee office 2 SIP server 21. The SIP server 21 relays the ACK signal 118 to the office SIP terminal B11. Here, a media session (Media Session) 119 is established between the caller's in-office SIP terminal 12 and the callee's office SIP terminal B11, and a call is started.
[0026]
FIG. 6 shows a response process control sequence diagram from the automatic transfer process to the simultaneous call process in the telephone service.
The caller makes a call from the caller office 1 to the caller office SIP terminal A10 of the callee office 2 using the caller office SIP terminal 12. The domain of the recipient office 2 is @ △△△. jp, the SIP URI of the called party is A @ △△△. jp. In addition, the domain of the business trip destination 3 is @xxx. com. Further, in this example, the priority in the telephone service of the application / response processing correspondence table 33 is 1 for automatic transfer, 2 for general call, and 3 for proxy response.
First, the caller's office SIP terminal 12 transmits an INVITE signal 120 including the callee's SIP URI information and application type information to the callee office 2 SIP server 20. The SIP server 20 transmits a response processing inquiry signal 121 to the response processing control server 22. In the response processing control server 22, the application is a telephone service, and the SIP URI is A @ ΔΔΔ. Therefore, it is determined that the automatic transfer process with the highest priority is to be performed with reference to the application / response process correspondence table 33. The response processing control server 22 transmits to the SIP server 20 so as to control the call to the SIP terminal A10 for the receiver before automatic transfer, and the SIP terminal for the receiver of the receiver when the receiver is absent. When there is no response in A10, automatic transfer may be performed after a predetermined time-out period has elapsed. At this time, the location management unit 32 uses A @ xxx. com as a call control destination for automatic transfer processing. Then, the response processing control server 22 transmits a response signal 122 to the SIP server 20 so as to execute call control to the SIP server 21 in the called party business trip destination 3.
[0027]
When the SIP server 20 transmits the INVITE signal 123 to the SIP server 21 in the destination business trip destination 3, the SIP server 21 transmits the SIP URI A @ xxx. The INVITE signal 124 is transmitted to the destination business trip SIP terminal A13 based on the information of the com. However, at this time, the business trip destination SIP terminal A13 for the called party is busy, so the Busy Here 486 signal 125 is transmitted to the SIP server 21. The SIP server 21 relays the Busy Here 486 signal 126 to the SIP server 20 in the callee office.
[0028]
The SIP server 20 that has received this signal 126 transmits an inquiry signal 127 for response processing to the response processing control server 22 again. The response process control server 22 decides to end the automatic transfer process, refers to the application / response process correspondence table 33 again, and decides to perform the next higher priority call process according to the result. At this time, the location management unit 32 derives the in-office SIP terminal A10 and the in-office SIP terminal B11 as call control destinations for the general call processing. As a result, the response processing control server 22 transmits a response signal 128 to the SIP server 20 so as to execute the call control to the in-office SIP terminal A10 and the in-office SIP terminal B11. When the SIP server 20 sends the INVITE signals 129 and 130 to the SIP terminal A10 for the called party and the SIP terminal B11 for the called party, respectively, the SIP terminal A10 for the called party and the SIP terminal B11 for the called party call the SIP server 20 Ringing 180 signals 131 and 132 indicating the inside are transmitted. The SIP server 20 transmits the inquiry signal 133 to the response processing control server 22 again. The response processing control server 22 transmits a response signal 134 to the SIP server 20 so as to collectively transmit the Ringing 180 signal to the SIP terminal 12 for the caller office, and the SIP server 20 sends the Ringing 180 to the SIP terminal 12 for the caller office. Signal 135 is transmitted.
[0029]
As a result of the simultaneous call, for example, the in-office SIP terminal B11 picks up the handset and performs a predetermined operation, and transmits an OK200 signal 136 to the SIP server 20. When the SIP server 20 receives the OK 200 signal 136, it again transmits an inquiry signal 137 including identification information of the in-office SIP terminal B 11 to the response processing control server 22. The response processing control server 22 transmits a CANSEL signal to the SIP terminal A10 for the recipient's office and transmits an OK200 signal as a response signal 138 to the SIP server 20 so as to transmit it to the SIP terminal 12 for the sender's office. As a result, the SIP server 20 transmits a CANSEL signal 139 to the SIP terminal 10 in the receiver's office and an OK200 signal 140 to the SIP terminal 12 in the sender's office. The SIP server 20 may transmit the OK200 signal 140 after transmitting the CANSEL signal 139, or may transmit the CANSEL signal 139 after transmitting the OK200 signal 140. Here, the CANSEL signal 139 is a signal for informing the caller's in-office SIP terminal A10 that the calling operation has become invalid. The caller's office SIP terminal 12 receives the OK200 signal 140 and transmits an ACK signal 141 to the callee office 2 SIP server 21. The SIP server 21 relays the ACK signal 142 to the office SIP terminal B11. Here, a media session (Media Session) 143 is established between the caller's office SIP terminal 12 and the callee's office SIP terminal B11, and a call is started.
[0030]
【The invention's effect】
According to the present invention, as described above, the response processing that can control and manage the response processing such as the simultaneous call function, the automatic transfer function, and the proxy response function according to the application type and the state of the receiving client (receiving user). A control method can be realized, and a real-time application can be used more conveniently.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a network to which a response processing control server 22 is applied.
FIG. 2 is a configuration diagram of a response processing control server 22;
FIG. 3 is an explanatory diagram of an application / response processing correspondence table 33;
4 is an explanatory diagram of a location management table 34. FIG.
FIG. 5 is a response processing control sequence diagram from automatic transfer processing to proxy response processing in a telephone service.
FIG. 6 is a response processing control sequence diagram from automatic transfer processing to simultaneous call processing in a telephone service.
[Explanation of symbols]
1 Caller office
2 Recipient office
3 Business trip destination
4 IP network
5 routers
6 routers
7 routers
10 SIP terminal A in the office for callees
11 In-office SIP terminal B
12 SIP terminal in the office for callers
13 SIP terminal A for business trip for callee
20 SIP server
21 SIP server
22 Response processing control server
24 I / O ports
25 Communication control unit
26 Response processing control management unit
27 Application Discriminator
28 Response processing manager for application
29 Automatic transfer processor
30 Proxy response processing part
31 General call processing section
32 Location Management Department
33 Application / response processing correspondence table
34 Location management table
100-143 signal

Claims

A terminal capable of communication of a plurality of applications related to voice or voice and video, a call control unit for controlling a call between the terminals, and the call control unit according to a desired application between a calling terminal and a receiving terminal A response processing control method in a communication system including a response processing control unit for controlling response processing,
The call control unit gives the receiving terminal identification information and application information received from the calling terminal to the response processing control unit,
The response processing control unit obtains response processing and connection destination terminal identification information according to priority or processing availability information predetermined by the receiving side based on the acquired receiving side terminal identification information and application type, and the call control A call control instruction for connection destination terminal identification information and response processing,
A response processing control method, wherein the call control unit executes response processing in accordance with a call control instruction from the response processing control unit.

The response process control unit stores a response process, its priority, and / or process availability information corresponding to the receiving terminal identification information and the application type based on the information acquired from the call control unit. The response processing control method according to claim 1, wherein the response processing is selected according to the priority order or the processing availability information.

The response processing control unit refers to the second table that stores the connection destination terminal identification information corresponding to the reception side terminal identification information and the response processing based on the selected response processing and the reception side terminal information. 3. The response processing control method according to claim 1, wherein the terminal identification information is obtained.

4. The priority level and / or processing availability information or connection destination terminal identification information in the first or second table can be changed from the terminal. 5. The response processing control method described.

The response processing control unit refers to the first and second tables again when a predetermined time has elapsed after receiving the selected response processing or when a response impossible signal is received, and the next priority order and 5. The response process control method according to claim 1, wherein a call control instruction for executing a next response process is given to the call control unit according to the process availability information.

6. The response processing control method according to claim 1, wherein the application type includes one or a plurality of real-time applications of a telephone service, an instant message, and a video conference.

The response processing control method according to claim 1, wherein the response processing includes one or more of automatic transfer processing, proxy response processing, and simultaneous call processing.