JP3989849B2 - Digital recording / reproducing apparatus and digital recording / reproducing method - Google Patents

Digital recording / reproducing apparatus and digital recording / reproducing method Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルデータの記録、再生及び消去を行なうデジタル記録再生装置及びデジタル記録再生方法に関し、特に、ランダムアクセス可能なデジタル記録メディアを備えて、例えば、予約したテレビジョン放送信号をデジタルデータとして、繰り返し周期的に前記デジタル記録メディアに予約記録を行なうデジタル記録再生装置及びデジタル記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン放送等の映像信号を記録する記録再生装置としては、放送信号をデジタル信号形式のデータストリームとして扱って、ハードディスクHDD(Hard Disk Drive)やデジタル多用途ディスクDVD(Digital Versatile Disk)等のごときランダムアクセス可能なデジタル記録メディアに記録ストリーム(記録放送番組)として記録するデジタル記録再生装置が提案されている。かくのごときデジタル記録再生装置の中には、デジタル記録メディアとしてHDDを用いると共に、HDDのランダムアクセス性を利用して、例えば、毎週同じ放送時間帯に放送されている連続番組や毎日同じ放送時間帯に放送されるニュースや帯放送番組等について予約記録の登録を予め行なうことにより、かかる放送番組に関するデータストリームを前記HDD上の同一記憶領域に上書き記録ストリームとして自動的に繰返し上書き記録する上書き記録機能を有しているデジタル記録再生装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。また、保存期間を過ぎた記録ストリームあるいは視聴済みの記録ストリームを自動的に消去して、使用済み記録領域を新たなデータストリームを記録可能な空き領域として開放する機能を有しているものも提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−167491号公報(第13−第14頁、図11)
【特許文献2】
特開2002−165162号公報(第6−第7頁、図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、毎週又は毎日等の同じ放送時間帯に放送されている放送番組に関するデータストリームを、デジタル記録メディアの同一記憶領域に上書き記録ストリームとして自動的に繰返し上書き記録する場合においては、たとえ上書き記録されている上書き記録ストリーム(上書き記録放送番組)をユーザが未視聴の状態にあったとしても、上書き記録予約された放送番組の次回の放送開始時刻に到達すると、自動的に記録済みの上書き記録ストリーム上に上書き記録されてしまい、ユーザは、上書き記録された最新の上書き記録ストリーム(上書き記録放送番組)しか再生視聴することができず、例えば、放送番組の内容に連続性がある帯放送番組である場合に、途中の放送内容を見落としてしまうことが生じる。
【0005】
また、かかる問題を回避するために、毎週又は毎日、繰返される放送番組のデータストリームを上書き記録ストリームとしてデジタル記録メディアの同一領域に自動的に上書き記録することをせずに、毎回の予約記録の登録をユーザが個別に行なうことにした場合、放送番組の予約をその都度通常の記録予約として毎回設定しなければならなくなるという負担がユーザに生じてしまうのみならず、毎回の放送番組のデータストリームを通常記録ストリームとして個別に記録するために、デジタル記録メディアの記録データ量が増加して、デジタル記録メディアの記憶容量をより多く必要とすると共に、視聴済みの記録ストリーム(視聴済み記録放送番組)をデジタル記録メディアから消去するためのユーザの作業が増加してしまう恐れも発生する。
【0006】
本発明は、かかる事情を鑑みてなされたものであり、予約記録すべき放送番組の次回の放送開始時刻に到達した際に、デジタル記録メディアの同一記録領域に既に上書き記録されている上書き記録ストリーム(上書き記録放送番組)がユーザによりまだ視聴されていない状態にある場合には、かかる未視聴の上書き記録ストリーム(未視聴上書き記録放送番組)を上書きされないような状態に変更して保存し直すと共に、なおかつ、予約記録すべき次回の放送開始時刻に到達している放送番組のデータストリームを上書き可能な新規上書き記録ストリーム(新規上書き記録放送番組)として記録する動作を実行することを可能にせんとするものである。更に、デジタル記録メディアに保存されている未視聴の上書き記録ストリームがユーザにより視聴された際には、自動的に消去することを可能にせんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の技術手段は、受信した放送信号のデジタル信号形式のデータストリームを記録ストリームとしてランダムアクセス可能なデジタル記録メディアに記録及び再生する記録再生手段と、現在時刻を計時する計時手段と、特定放送番組を周期的に繰返して記録することを予め予約する繰返し記録予約手段と、該繰返し記録予約手段により繰返し記録予約がなされた前記特定放送番組の放送年月日、放送開始時刻、放送終了時刻と、前記計時手段にて計時される現在時刻とに基づいて、前記記録再生手段により前記特定放送番組に関する放送信号のデジタル信号形式のデータストリームを上書き記録ストリームとして周期的に前記デジタル記録メディアに繰返し上書きして記録する上書き記録手段とを有するデジタル記録再生装置において、前記上書き記録手段が、前記特定放送番組に関して新たに発生した新規上書き記録ストリームを前記デジタル記録メディア上の記録領域に上書き記録する際に、当該新規上書き記録ストリームを記録した前記デジタル記録メディア上の前記記録領域の格納位置情報と共に、当該新規上書き記録ストリームが上書き記録可能な状態であることを示す上書き識別子と、当該新規上書き記録ストリームが未視聴の状態にあることを示す未視聴識別子とを設定して登録する上書き記録管理手段と、上書き記録された前記上書き記録ストリームを再生した際に、前記未視聴識別子を未視聴の状態から視聴済みを示す状態に変更して登録する変更登録手段とを有し、前記特定放送番組に関して新たに発生した新規上書き記録ストリームを上書き記録する際に、既に上書き記録されている前記上書き記録ストリームの前記未視聴識別子が未視聴の状態にある場合には、前記上書き記録ストリームに前記新規上書き記録ストリームを上書きせずに、既に上書き記録されている前記上書き記録ストリームの前記上書き識別子を上書き記録しない状態に変更して登録し直すことにより、上書き記録された上書き記録ストリームから通常の記録動作により記録された通常記録ストリームに変更すると共に、前記未視聴識別子を未視聴の状態のまま、前記デジタル記録メディアに継続して保存し、更に、上書き記録すべき前記新規上書き記録ストリームを、当該新規上書き記録ストリームの前記上書き識別子を上書き記録可能な状態を示す状態に設定すると共に、当該新規上書き記録ストリームの前記未視聴識別子を未視聴の状態に設定して、新たに確保した前記デジタル記録メディアの記録領域に記録するデジタル記録再生装置とすることを特徴とするものである。
【0008】
第2の技術手段は、前記第1の技術手段に記載のデジタル記録再生装置において、前記新規上書き記録ストリームの上書き記録が実行される際に、既に上書き記録されている前記上書き記録ストリームの前記未視聴識別子が未視聴の状態にある場合に、前記上書き識別子を上書き記録しない状態に変更して登録し直す代わりに、当該上書き記録ストリームが、前記デジタル記録メディアに過去記録された際に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す上書き履歴情報として、通常の記録動作により記録された通常記録ストリームとの識別が可能な上書き保存識別子を付加した状態にして、前記未視聴識別子を未視聴の状態のまま、当該上書き記録ストリームに前記新規上書き記録ストリームを上書きせずに、前記デジタル記録メディアに継続して保存することとし、前記上書き履歴情報が付加されている当該上書き記録ストリームが再生されて、前記未視聴識別子が視聴済みの状態に変更された場合に、当該上書き記録ストリームを自動的に消去する、又は、新たな記録を行なう際に自動的に消去可能な記録ストリームであることを識別可能な情報を付加するデジタル記録再生装置とすることを特徴とするものである。
【0009】
第3の技術手段は、前記第2の技術手段に記載のデジタル記録再生装置において、前記デジタル記録メディアに過去記録された際に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報として、通常の記録動作により記録された通常記録ストリームとの識別を可能とする前記上書き保存識別子を付加する代わりに、上書き記録された当該上書き記録ストリームに該当する特定放送番組を特定することができる番組識別番号を付加するデジタル記録再生装置とすることを特徴とするものである。
【0010】
第4の技術手段は、前記第2の技術手段に記載のデジタル記録再生装置において、前記デジタル記録メディアに過去記録された際に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報として、通常の記録動作により記録された通常記録ストリームとの識別を可能とする前記上書き保存識別子を付加する代わりに、上書き記録された当該上書き記録ストリームに該当する特定放送番組を特定することができ、かつ、上書き記録された順序を識別することができる記録順序情報を付加するデジタル記録再生装置とすることを特徴とするものである。
【0011】
第5の技術手段は、前記第2乃至第4の技術手段のいずれかに記載のデジタル記録再生装置において、前記上書き履歴情報が付加されている上書き記録ストリームが再生されて、前記未視聴識別子が視聴済みの状態に変更された場合に、当該記録ストリームを自動的に消去することを可能とするか否かを、当該上書き記録ストリームに該当する前記特定放送番組毎に、ユーザが予め設定して登録しているデジタル記録再生装置とすることを特徴とするものである。
【0012】
第6の技術手段は、前記第2乃至第5の技術手段のいずれかに記載のデジタル記録再生装置において、前記デジタル記録メディアにおいて記録ストリームを記録可能な空き記録領域の容量を管理する空き容量管理手段と、新たに発生した新規記録ストリームにより使用される使用記録容量を予測する使用容量予測手段とを有し、新たに上書き記録予約が実行される際に、記録可能な前記空き記録領域の容量と新たに上書き記録すべき新規上書き記録ストリームにより使用されると予測される使用記録容量とを比較し、前記新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域が不足している場合においては、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中から、記録日時が最も古い上書き記録ストリームを自動的に消去して、前記新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域として確保し、前記新規上書き記録ストリームを記録するデジタル記録再生装置とすることを特徴とするものである。
【0013】
第7の技術手段は、前記第6の技術手段に記載のデジタル記録再生装置において、新たに上書き記録予約が実行される際に、新たに発生した新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域が不足している場合、過去に上書き記録可能な上書きストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中から、自動的に消去する記録日時が最も古い上書き記録ストリームを選択する際に、新たに発生した前記新規上書き記録ストリームに該当する特定放送番組に関する上書き記録ストリームの中から、記録日時が最も古い上書き記録ストリームを選択するデジタル記録再生装置とすることを特徴とするものである。
【0014】
第8の技術手段は、前記第6又は第7の技術手段に記載のデジタル記録再生装置において、新たに上書き記録予約が実行される際に、新たに発生した新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域が不足している場合、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中から、記録日時が古い上書き記録ストリームの順番に、各当該上書き記録ストリームが使用している使用済み記録容量を、順次累積して、前記新規上書き記録ストリームが使用すると予測される使用記録容量と比較し、前記新規上書き記録ストリームの前記使用記録容量以上の前記使用済み記録容量が累積されるまでの各前記上書き記録ストリームを自動的に消去して、前記新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域として確保し、前記新規上書き記録ストリームを記録するデジタル記録再生装置とすることを特徴とするものである。
【0015】
第9の技術手段は、前記第6乃至第8の技術手段のいずれかに記載のデジタル記録再生装置において、新たに上書き記録予約が実行される際に、新たに発生した新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域が不足している場合、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中からいずれか記録日時が最も古い上書き記録ストリーム又は古い順番に順次上書き記録ストリームを自動的に消去することを可能とするか否かを、当該上書き記録ストリームに該当する前記特定放送番組毎に、ユーザが予め設定して登録しているデジタル記録再生装置とすることを特徴とするものである。
【0016】
第10の技術手段は、受信した放送信号のデジタル信号形式のデータストリームを記録ストリームとしてランダムアクセス可能なデジタル記録メディアに記録及び再生する記録再生ステップと、現在時刻を計時する計時ステップと、特定放送番組を周期的に繰返して記録することを予め予約する繰返し記録予約ステップと、該繰返し記録予約ステップにより繰返し記録予約がなされた前記特定放送番組の放送年月日、放送開始時刻、放送終了時刻と、前記計時ステップにて計時される現在時刻とに基づいて、前記記録再生ステップにより前記特定放送番組に関する放送信号のデジタル信号形式のデータストリームを上書き記録ストリームとして周期的に前記デジタル記録メディアに繰返し上書きして記録する上書き記録ステップとを有するデジタル記録再生方法において、前記上書き記録ステップが、前記特定放送番組に関して新たに発生した新規上書き記録ストリームを前記デジタル記録メディア上の記録領域に上書き記録する際に、当該新規上書き記録ストリームを記録した前記デジタル記録メディア上の前記記録領域の格納位置情報と共に、当該新規上書き記録ストリームが上書き記録可能な状態であることを示す上書き識別子と、当該新規上書き記録ストリームが未視聴の状態にあることを示す未視聴識別子とを設定して登録する上書き記録管理ステップと、上書き記録された前記上書き記録ストリームを再生した際に、前記未視聴識別子を未視聴の状態から視聴済みを示す状態に変更して登録する変更登録ステップとを有し、前記特定放送番組に関して新たに発生した新規上書き記録ストリームを上書き記録する際に、既に上書き記録されている前記上書き記録ストリームの前記未視聴識別子が未視聴の状態にある場合には、前記上書き記録ストリームに前記新規上書き記録ストリームを上書きせずに、既に上書き記録されている前記上書き記録ストリームの前記上書き識別子を上書き記録しない状態に変更して登録し直すことにより、上書き記録された上書き記録ストリームから通常の記録動作により記録された通常記録ストリームに変更すると共に、前記未視聴識別子を未視聴の状態のまま、前記デジタル記録メディアに継続して保存し、更に、上書き記録すべき前記新規上書き記録ストリームを、当該新規上書き記録ストリームの前記上書き識別子を上書き記録可能な状態を示す状態に設定すると共に、当該新規上書き記録ストリームの前記未視聴識別子を未視聴の状態に設定して、新たに確保した前記デジタル記録メディアの記録領域に記録するデジタル記録再生方法とすることを特徴とするものである。
【0017】
第11の技術手段は、前記第10の技術手段に記載のデジタル記録再生方法において、前記新規上書き記録ストリームの上書き記録が実行される際に、既に上書き記録されている前記上書き記録ストリームの前記未視聴識別子が未視聴の状態にある場合に、前記上書き識別子を上書き記録しない状態に変更して登録し直す代わりに、当該上書き記録ストリームが、前記デジタル記録メディアに過去記録された際に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す上書き履歴情報として、通常の記録動作により記録された通常記録ストリームとの識別が可能な上書き保存識別子を付加した状態にして、前記未視聴識別子を未視聴の状態のまま、当該上書き記録ストリームに前記新規上書き記録ストリームを上書きせずに、前記デジタル記録メディアに継続して保存することとし、前記上書き履歴情報が付加されている当該上書き記録ストリームが再生されて、前記未視聴識別子が視聴済みの状態に変更された場合に、当該上書き記録ストリームを自動的に消去する、又は、新たな記録を行なう際に自動的に消去可能な記録ストリームであることを識別可能な情報を付加するデジタル記録再生方法とすることを特徴とするものである。
【0018】
第12の技術手段は、前記第11の技術手段に記載のデジタル記録再生方法において、前記上書き履歴情報が付加されている上書き記録ストリームが再生されて、前記未視聴識別子が視聴済みの状態に変更された場合に、当該記録ストリームを自動的に消去することを可能とするか否かを、当該上書き記録ストリームに該当する前記特定放送番組毎に、ユーザが予め設定して登録しているデジタル記録再生方法とすることを特徴とするものである。
【0019】
第13の技術手段は、前記第11又は第12の技術手段に記載のデジタル記録再生方法において、前記デジタル記録メディアにおいて記録ストリームを記録可能な空き記録領域の容量を管理する空き容量管理ステップと、新たに発生した新規記録ストリームにより使用される使用記録容量を予測する使用容量予測ステップとを有し、新たに上書き記録予約が実行される際に、記録可能な前記空き記録領域の容量と新たに上書き記録すべき新規上書き記録ストリームにより使用されると予測される使用記録容量とを比較し、前記新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域が不足している場合においては、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中から、記録日時が最も古い上書き記録ストリーム又は古い順番に順次上書き記録ストリームを自動的に消去して、前記新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域として確保し、前記新規上書き記録ストリームを記録するデジタル記録再生方法とすることを特徴とするものである。
【0020】
第14の技術手段は、前記第13の技術手段に記載のデジタル記録再生方法において、新たに上書き記録予約が実行される際に、新たに発生した新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域が不足している場合、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中からいずれか記録日時が最も古い上書き記録ストリーム又は古い順番に順次上書き記録ストリームを自動的に消去することを可能とするか否かを、当該上書き記録ストリームに該当する前記特定放送番組毎に、ユーザが予め設定して登録しているデジタル記録再生方法とすることを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明に係るデジタル記録再生装置及びデジタル記録再生方法に関する実施形態について、図を参照しながら、以下に説明する。
図1は、本発明に係るデジタル記録再生装置の構成の一実施例を示すブロック構成図である。
図1において、1は、BSデジタル放送を受信するBSデジタルアンテナ、2は、BSデジタルチューナを含むBS受信部、3は、NTSC方式アンテナ、4は、チューナを含むNTSC受信部、5は、受信したNTSC信号をMPEG2トランスポートストリーム(MPEG2 Transport Steram:以下、TSと略記する)データに圧縮符号化するMPEG2エンコーダである。
【0022】
また、6は、受信したBSデジタルのTSデータと、受信したNTSC信号をMPEG2エンコーダ5により変換した変換TSデータとを切り替える信号スイッチであり、7は、信号スイッチ6により切り替えられたBSデジタル放送のTSデータとNTSC方式の変換TSデータとのいずれかを通常の記録動作である通常記録ストリーム(通常記録放送番組)又は上書き可能な上書き記録ストリーム(上書き記録放送番組)として記録するデジタル記録メディア例えばハードディスクHDD(Hard Disk Drive:以下、HDDと略記する)である。8は、受信したTSデータをHDD7上に記録する記録ストリーム(通常記録ストリーム又は上書き記録ストリーム)として生成すると共に、HDD7上に記録された記録ストリームの管理を行なうストリーム管理部&HDD制御部であり、HDD7上の記録領域への記録状況を登録管理している記録管理テーブル8A(詳細は後述する)に基づいて、HDD7上への記録ストリーム(通常記録ストリーム又は上書き記録ストリーム)の記録及び再生、更に、HDD7上に記録されている記録ストリーム(通常記録ストリーム又は上書き記録ストリーム)の消去やHDD7の空き記録容量の管理を行なうものである。
【0023】
9は、現在時刻を計時し管理する計時部を備え、受信したBSデジタル放送の電子番組表EPG(Electronic Program Guide:以下、EPGと略記する)に基づくユーザからのBS放送番組の記録予約指示あるいは受信するNTSC方式の放送番組に関するユーザからの記録予約指示を処理し、予約記録すべき放送番組に関する予約種別、放送年月日、放送曜日、放送開始時刻、放送終了時刻、該放送番組の放送チャンネル等を予約管理テーブル9A(詳細は後述する)に登録記憶して、予約記録するための動作を制御すると共に、予約記録すべき放送時間帯に到達した際に、BS受信部2又はNTSC受信部4に対する選局情報や、ストリーム管理部&HDD制御部8に対するHDD7上への記録制御用の各種情報を出力することなどを含め、デジタル記録再生装置100全体の制御を行なう予約処理部&システム制御部である。
【0024】
10は、BS受信部2にて受信されたTSデータ又はNTSC受信部4にて受信されて変換されたTSデータ、あるいは、HDD7に記録ストリーム(通常記録ストリーム又は上書き記録ストリーム)として記録されているTSデータを視聴可能な放送信号に復号するためのMPEG2デコーダであり、11は、復号された放送信号をモニタ等へ出力するための処理を行なう表示部である。
【0025】
なお、図1に示すデジタル記録再生装置100に備えられているランダムアクセス可能なデジタル記録メディアとしては、HDD7以外にも、例えばデジタル多用途ディスクDVD(Digital Versatile Disk)等も考えられるが、本実施例においては、HDD7が備えられているものとする。
【0026】
また、当該デジタル記録再生装置100にて受信されるテレビジョン放送としては、デジタル衛星放送のBSデジタル放送とNTSC方式のアナログ地上波放送とを対象としている場合を示している。即ち、BSデジタルアンテナ1を介してBS受信部2によりMPEG2トランスポートストリームデータ(TSデータ)として受信されるBSデジタル放送の放送番組に関する放送信号は、そのまま、記録ストリームとされてHDD7上の記録領域に記録され、一方、NTSC方式アンテナ3を介してNTSC受信部4により受信されるアナログ信号形式の放送番組に関する放送信号は、MPEG2エンコーダ5によりMPEG2トランスポートストリームデータ(TSデータ)に圧縮符号化された後、記録ストリームとされてHDD7上の記録領域に記録される。しかしながら、本発明は、かかる場合のみに限定されるものではなく、例えば、CSデジタル放送の放送形態やCATV回線を介して受信される放送形態であっても良いし、放送形態を特定するものではなく、また、受信可能な放送形態の個数を特定するものでもない。
【0027】
また、予約処理部&システム制御部9にて制御される番組予約記録のための予約機能としては、前述のごとく、ユーザがデジタルBS放送のEPGやインターネットなどを介して受信されるEPGを利用して記録予約を行なうことも、又は、ユーザが独自に記録予約を行なうことも可能であり、デジタル記録再生装置100に備えられている計時部(即ち、時計機能)を用いて、予約記録された放送時間帯を指定して記録動作が起動されることとしている。ここに、予約処理部&システム制御部9には、特定放送番組を周期的に繰返して記録することを予め予約する繰返し記録予約部9aが用意されており、放送番組のHDD7上への記録予約登録状況は、繰返し上書き記録の場合も含め、図2に示すごとき予約管理テーブル9Aに登録記憶されて管理されている。即ち、図2は、放送番組の予約状況を登録管理する予約管理テーブル9Aの一例を示すメモリ構成図であり、予約処理部&システム制御部9により管理される。
【0028】
図2に示すように、予約管理テーブル9Aは、記録予約すべき放送番組に関する予約種別、放送年月日、放送曜日、放送開始時刻、放送終了時刻、該放送番組の放送チャンネル及びID番号(ID番号の詳細は後述する)から構成されている。ここで、予約種別は、毎日、毎週、毎月、毎年などのごとく繰返して記録する上書き記録動作を指定したり、指定した特定の年月日のみで記録動作を行なう通常記録動作を指定したりする予約記録動作を識別する情報である。
【0029】
一方、受信した放送信号のデジタル信号形式のデータストリームを記録ストリームとしてランダムアクセス可能なHDD7に記録及び再生する記録再生手段を提供しているストリーム管理部&HDD制御部8には、記録予約された放送番組に関する放送信号のデータストリームを通常記録ストリームとしてHDD7上へ記録動作を行なう通常記録部のみならず、特定放送番組に関する放送信号のデジタル信号形式のデータストリームを上書き記録ストリームとして周期的にHDD7上に繰返し上書きして記録する上書き記録部8aが用意されている。
【0030】
更に、該上書き記録部8aには、予約登録されている特定放送番組に関して新たに発生した新規上書き記録ストリームをHDD7上に上書き記録する際に、HDD7上の記録領域の格納位置情報と共に、上書き記録可能な状態であることを示す上書き識別子と、当該新規上書き記録ストリームが未視聴の状態にあることを示す未視聴識別子とを設定して記録管理テーブル8Aに登録する上書き記録管理部8a1と、上書き記録された前記上書き記録ストリームを再生した際に、記録管理テーブル8Aに登録されている未視聴識別子を前記未視聴識別子を未視聴の状態から視聴済みを示す状態に変更して記録管理テーブル8Aに登録し直す変更登録部8a2とが用意されている。
【0031】
即ち、通常記録動作のみならず繰返し上書き記録動作によるHDD7への記録ストリーム(通常記録ストリームや上書き記録ストリーム)の記録状況は、図3に示すごとき記録管理テーブル8Aに登録記憶されて管理されている。図3は、放送番組に関する記録ストリームのHDD7への記録状況を登録管理する記録管理テーブル8Aの一例を示すメモリ構成図であり、ストリーム管理部&HDD制御部8により管理される。
図3に示すように、記録管理テーブル8Aは、ID番号、記録領域格納位置情報、上書き制御情報(即ち、上書き識別子及び上書き保存識別子)、未視聴識別子及び予約番号からなる記録管理情報から構成されている。
【0032】
ここで、ID番号は、HDD7に記録される記録ストリームを識別するための識別番号であり、予約処理部&システム制御部9が管理している予約管理テーブル9Aに予約登録されている放送番組を識別することができる。また、予約番号は、予約管理テーブル9Aの登録位置を索引することができる番号であり、ストリーム管理部&HDD制御部8からも、予約管理テーブル9Aの予約種別を検索することができ、繰返し上書き記録の要求がある予約放送番組であるか否かを該予約種別に基づいて識別することが可能である。上書き制御情報(上書き記録可能な状態にあることを示す上書き識別子、及び、過去に上書き記録されたという上書き履歴情報を示す上書き保存識別子)、及び、まだ未視聴の状態にあることを示す未視聴識別子については、HDD7への上書き記録の際の動作を制御するためのものであり、詳細は後述する。
【0033】
なお、ストリーム管理部&HDD制御部8には、記録ストリームを記録するHDD7上の記録領域を管理するHDD記録領域管理部8bとして、記録ストリームを記録可能な空き記録領域の容量を管理する空き容量管理部8b1と、新たに発生した新規上書き記録ストリームにより使用される使用記録容量を予測する使用容量予測部8b2とが備えられており、記録ストリーム(通常記録ストリームや上書き記録ストリーム)を記録するHDD7の記録領域に関する空塞状況を管理し、新たな記録ストリームの記録が要求された際に、当該記録領域中の空き領域の中から必要とする記録容量の記録領域を確保して使用中の状態に遷移させる一方、ユーザが視聴済みとなった記録ストリームやユーザが記録不要とする記録ストリームが記録されている記録領域を開放して、空き領域の状態に復帰させるようなHDD記録領域管理機能も有している。
【0034】
また、該HDD記録領域管理機能の一つとして、ユーザにより予め設定されている動作モードに応じて、新たな記録ストリームを記録させるために必要とする空き領域が確保不可能な状態にある場合には、その旨、ユーザに表示したり、あるいは、記録日時が最も古い上書き記録ストリーム又は古い順番に順次上書き記録ストリームを消去して、当該記録ストリームが記録されていた記録領域を強制的に一旦開放した後、新たな記録ストリームの記録用に割り当てるようにすることも可能である。
【0035】
即ち、空き容量管理部8b1において把握されているHDD7上の空き記録領域の記録容量と新たに上書き記録すべき新規上書き記録ストリームにより使用されると予測される使用記録容量(使用容量予測部8b2により予測された使用記録容量)とを比較し、前記新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域が不足している場合においては、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す上書き履歴情報(例えば、図3に示す上書き保存識別子)が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中から、記録日時が最も古い上書き記録ストリームを自動的に消去して、前記新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域として確保し、前記新規上書き記録ストリームを記録させることを可能としたり、あるいは、自動的に消去する記録日時が最も古い上書き記録ストリームを選択する際に、新たに発生した前記新規上書き記録ストリームに該当する特定放送番組に関する上書き記録ストリームの中から、記録日時が最も古い上書き記録ストリームを選択して自動的に消去して、前記新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域として確保し、前記新規上書き記録ストリームを記録させることを可能としたりすることができる。
【0036】
更には、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中から、記録日時が古い上書き記録ストリームの順番に、各当該上書き記録ストリームが使用している使用記録容量を、順次累積して、前記新規上書き記録ストリームの使用済み記録容量とを比較し、前記新規上書き記録ストリームの使用記録容量以上の前記使用済み記録容量が累積されるまでの各前記上書き記録ストリームを自動的に消去して、前記新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域として確保し、前記新規上書き記録ストリームを記録させることも可能である。
【0037】
なお、前述のごとく、新たに上書き記録予約が実行される際に、新たに発生した新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域が不足している場合、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中からいずれか記録日時が最も古い上書き記録ストリーム又は古い順番に順次上書き記録ストリームを自動的に消去することを可能とするか否かを、当該上書き記録ストリームに該当する前記特定番組毎に、ユーザが予め設定して登録することにより、ユーザが自動的に消去可能な旨を登録している特定放送番組に関する上書き記録ストリームのみを対象として自動的に消去を行なうことも可能としている。
【0038】
次に、上書き記録を予約した放送番組を上書き記録ストリームとしてHDD7上に繰返し上書き記録する動作の一例について説明する。
図4は、MPEG2のTSデータを記録ストリームとしてHDD7の記録領域へ記録する際の各記録ストリームの記録領域を模式的に図示した模式図である。HDD7上に記録される記録ストリームは、前述したように、ストリーム管理部&HDD制御部8のHDD記録領域管理部8bにより割り当てられたHDD7上の空き領域に記録されるが、各記録ストリームには、記録ストリームに該当する放送番組を識別可能とするためのストリーム識別番号(Stream Identifier:以下、ID番号と略記する)が付されている。即ち、ストリーム管理部&HDD制御部8は、ID番号の使用/未使用状態を管理し、新たな新規記録ストリームの記録要求が発生した際に、未使用状態にあるID番号を該新規記録ストリームに割り当てる機能を有している。
【0039】
MPEG2 TSデータを記録ストリームとしてHDD7上に記録する要求が発生した際に、ストリーム管理部&HDD制御部8において、HDD7上の空き領域を確保して、該空き領域に記録ストリームを記録すると共に、図3の記録管理テーブル8Aに示すように、該記録ストリームが記録されたHDD7上の記録領域の位置を示す格納位置情報(記録領域格納位置情報)が、該記録ストリームを識別可能とするために付与されたID番号と共に、登録記憶されて管理されることとしている。なお、ストリーム管理部&HDD制御部8により付与されたID番号は、予約処理部&システム制御部9が管理している予約管理テーブル9A(図2参照)にも、該記録ストリームに該当する当該放送番組に対応付けて登録記憶される。また、予約管理テーブル9Aを索引するための予約番号についても、記録管理テーブル8A(図3参照)に登録記憶される。而して、予約管理テーブル9Aと記録管理テーブル8Aとの双方向索引を可能としている。
【0040】
HDD7はランダムアクセスが可能であるので、図4に示すように、ID番号がID−0及びID−1の記録ストリームのように、HDD7上の離れた位置であっても空き領域が確保されれば、HDD7上のそれぞれの位置にある記録領域a及びbに記録される。また、ID番号がID−2の記録ストリームのように、同一の放送番組のTSデータであったとしても、HDD7上に点在して存在している空き領域が確保された場合には、記録領域c1及びc2に分割して記録させることも可能である。
【0041】
ここで、例えば、ID番号がID−0の記録ストリームが、繰返し上書き記録されるように予約されている予約放送番組に関する上書き記録ストリームであると仮定する。一般的には、繰返し上書きされる上書き記録ストリームとしては、毎日、毎週又は毎月などの同じ放送時間帯(放送開始時刻と放送終了時刻とが同一の時刻)に放送されている放送番組である場合が殆どであり、上書き記録ストリームとして毎回生成される予約放送番組に関するMPEG2のTSデータのそれぞれのデータ量は略同じになると考えても良く、図4に示すID番号がID−0の上書き記録ストリームとして前回記録された記録領域aと全く同一の位置にある記録領域aに、次に記録すべきID−0の上書き記録ストリームも逐次上書き記録されていく。つまり、ID番号がID−0の上書き記録すべき予約放送番組に関する次の記録要求が発生した際に、ID番号がID−0の記録ストリームが今まで記録されていたHDD7上の記録領域aを一旦空き領域に開放して、直ちに同じ記録領域aに新たに発生したID−0の新規上書き記録ストリームが記録されるものとしている。
【0042】
但し、デジタル記録再生装置100の利用形態によっては、図5に示すID番号がID−0の上書き記録ストリームのように、繰返し上書き記録される予約放送番組であっても、例えば、該予約放送番組の放送時間毎の放送内容によって記録すべき記録容量が異なるような場合をも考慮して、前回ID番号がID−0の上書き記録ストリームとして上書き記録されていた記録領域aとは別の空き領域を新規に確保して、確保された記録領域a′にID番号がID−0の今回の新規上書き記録ストリームを記録して、前回の記録領域aを空き領域として開放するという方法も可能である。ここに、図5は、予約放送番組としてHDD7へ上書き記録される上書き記録ストリームの記録領域の確保形態に関する異なる一例を模式的に図示した模式図である。かくのごとく、本発明においては、「繰返し上書き記録する」との表現を用いているとしても、HDD7上の異なる領域に記録する場合も可能としており、繰返し上書き記録すべき予約放送番組に関するHDD7上への上書き記録ストリームの上書き記録形態そのものについては、特に特定するものではない。
【0043】
なお、ストリーム管理部&HDD制御部8においては、上書き記録されるID番号がID−0の上書き記録ストリームがHDD7上に記録される際に、当該上書き記録ストリームがHDD7上に記録されると同時に、ID−0の当該上書き記録ストリームが上書き記録されることが可能であることを示す識別子(以下、上書き識別子と記載する)が、前述したように、HDD7上の格納位置情報(記録領域格納位置情報)と共に、図3に示す記録管理テーブル8Aに登録記憶されて管理される。即ち、最初に記録される新規上書き記録ストリームの場合、上書き識別子をON状態に設定して、上書き可能な状態として設定登録される。
更に、ストリーム管理部&HDD制御部8においては、ID番号がID−0の当該上書き記録ストリームのHDD7上への記録と同時に、ユーザにより、記録された上書き記録ストリームが再生されて視聴されたか、まだ視聴されていないかを示す識別子(以下、未視聴識別子と記載する)も、前記上書き識別子と同様に、図3に示す記録管理テーブル8Aに記録されて管理される。即ち、最初に記録される新規上書き記録ストリームの場合、未視聴識別子をON状態に設定して、ユーザによりまだ視聴されていない状態として設定登録される。
【0044】
従って、上書き記録の予約をしている予約放送番組のMPEG2 TSデータに関して、始めて、新規上書き記録ストリームとして上書き記録が実行された場合には、ストリーム管理部&HDD制御部8において、当該新規上書き記録ストリームを識別するために割り当てられたID番号に対応する記録管理テーブル8Aの位置に、記録領域の格納位置情報と共に、前述したように、上書き記録可能であることを示す上書き識別子とユーザが未視聴状態にあることを示す未視聴識別子とを共にON状態として、登録されて管理される状態になる。
2回目以降の繰返し上書き記録が実行された場合には、ストリーム管理部&HDD制御部8において、記録管理テーブル8Aに登録されているID番号、上書き識別子、未視聴識別子の状態がまず確認されることになる。
【0045】
かかる繰返し上書き記録を行なう際の動作手順について、図6及び図7のフローチャートを用いて説明する。
ここに、図6は、HDD7の記録領域に上書き記録する際の動作手順の一例を説明するためのフローチャートであり、記録予約された放送番組に関して始めて記録動作が実行される場合の動作手順を示すものである。また、図7は、HDD7の記録領域に上書き記録する際の図6に引き続く残りの部分の動作手順の一例を説明するためのフローチャートであり、2回目以降の繰返し記録動作が実行される場合の動作手順を示すものである。
【0046】
図6に示すフローチャートが開始されるに先立って、まず、予約管理テーブル9Aに基づいて、予約処理部&システム制御部9に備えられている計時部が示す現在時刻が、記録予約が登録されている放送番組の放送開始時刻を達していることを予約処理部&システム制御部9が検出すると、図1に示すBS受信部2又はNTSC受信部4の選局動作を行なうと共に、信号スイッチ6を切り替えて、BS受信部2又はMPEG2エンコーダ5からのTSデータをストリーム管理部&HDD制御部8に引き込む。
更に、予約処理部&システム制御部9は、予約管理テーブル9Aの予約種別に基づいて、毎日又は毎週又は毎月などにおいて例えば同じ放送時間帯で繰返し記録を要求している繰返し予約であるか確認した後、ストリーム管理部&HDD制御部8に対して、BS受信部2又はMPEG2エンコーダ5からのTSデータの予約記録動作の開始を指示する。
【0047】
また、予約処理部&システム制御部9がストリーム管理部&HDD制御部8に予約記録動作の開始を指示する際に、前述の繰返し記録要求に関する情報と共に、予約管理テーブル9Aに既にID番号が割り当てられて設定されているか否かを確認し、割り当て済みの場合であれば、割り当て済みのID番号を通知してくる。
ストリーム管理部&HDD制御部8においては、まず、予約処理部&システム制御部9から割り当て済みのID番号が通知されてきたか否かを判定する(ステップS1)。ID番号が、ストリーム管理部&HDD制御部8により既に割り当てられて(取得されて)予約管理テーブル9Aに設定されていた場合(ステップS1のYES)、当該放送番組に関する2回目以降の繰り返し記録動作に該当しているものと判定して、図7のフローチャートのステップS11に移行する。逆に、ID番号が設定されていない場合は(ステップS1のNO)、当該放送番組に関する最初の記録動作であると判定して、ステップS2に移行する。
【0048】
最初の記録動作である場合、ステップS2において、まず、当該放送番組に関するTSデータを記録ストリームとして記録するための記録領域をHDD7上に確保した後(ステップS2)、確保されたHDD7上の記録領域に、BS受信部2又はMPEG2エンコーダ5からのTSデータを、記録ストリーム(通常記録ストリーム又は上書き記録ストリーム)として逐次記録していく(ステップS3)。更に、ストリーム管理部&HDD制御部8は、当該放送番組に関する記録ストリームを識別するためのID番号を新たに取得して(ステップS4)、予約処理部&システム制御部9が管理している予約管理テーブル9Aに設定登録させた後(ステップS5)、当該放送番組が、繰返し記録を実行すべき上書き記録の要求がなされているか否かを、予約処理部&システム制御部9からの情報に基づいて判定する(ステップS6)。
【0049】
当該放送番組が、繰返し記録を実行すべき上書き記録の要求がなされていた場合には(ステップS6のYES)、上書き記録を実行するための識別子(即ち、上書き記録可能な状態にあることを示す識別子)である上書き識別子をONに設定し(ステップS7)、一方、繰返し記録を実行すべき上書き記録の要求はなされていなく、1回だけの通常の記録動作を要求されている場合には(ステップS6のYES)、上書き識別子をOFFに設定する(ステップS8)。
【0050】
更に、ユーザがHDD7上に記録された当該放送番組に関する記録ストリームをまだ視聴していないか否かを示す未視聴識別子を、まだ視聴していない状態にあることを示すONの状態に設定する(ステップS9)。しかる後に、ストリーム管理部&HDD制御部8は、取得したID番号が示す記録管理テーブル8Aの位置に、当該放送番組の記録ストリームを記録したHDD7上の記録領域の格納位置情報と、ステップS7又はS8で設定した上書き識別子と、ステップS9で設定した未視聴識別子と、予約管理テーブル9Aを索引するための予約番号とを登録記憶する(ステップS10)。
しかる後において、ユーザが、HDD7上に記録されている放送番組に関する記録ストリーム(通常記録ストリーム又は上書き記録ストリーム)を視聴した場合には、当該放送番組に関する記録ストリームのID番号が示す記録管理テーブル8Aの未視聴識別子が自動的にONからOFFの状態に設定される。
【0051】
ここで、未視聴識別子は、ユーザにより視聴された場合には、記録ストリームが記録されているHDD7上の記録領域を自動的に開放して、視聴済みの記録ストリームを消去する動作を行なうために用いられる識別子であり、HDD7上に上書き記録されている上書き記録ストリームの場合においては、図7において後述するように、次に上書き記録すべき新規上書き記録ストリームが生成された際に、前回の上書き記録ストリームがまだ視聴されていない状態(即ち、未視聴識別子がON状態)にある場合、前記新規上書き記録ストリームを前回の上書き記録ストリームに対して上書き記録する動作を行なうこととせず、新たに確保された記録領域に記録させることとし、前回の上書き記録ストリームが未視聴であるにも関わらず消去されてしまうことを防止するために用いられる。
【0052】
なお、記録されている記録ストリーム(通常記録ストリーム又は上書記録ストリーム)が再生されて視聴されることにより、未視聴識別子がOFFの状態に切り替わった場合、当該記録ストリーム(通常記録ストリーム又は上書記録ストリーム)が記録されていたHDD7上の記録領域を空きの状態に自動的に開放して当該記録ストリームを消去し、他の記録ストリームのために使用することを可能とすることも、あるいは、繰返し上書き記録用の記録ストリームであった場合には、上書き可能な状態に自動的に遷移させることも、あるいは、当該記録ストリームを自動消去可能な記録ストリームと識別することができる情報を付加して当該記録ストリーム容量分を新規記録可能容量に追加し、新たに記録を行なう際にHDD7の記録領域の容量が不足している場合には消去可能とすることも可能である。しかし、かかる自動的な記録領域の開放動作については、予めユーザにより設定登録されている動作モードに応じて実行の可否を制御させるようにしても良い。
【0053】
次に、ステップS1において、予約されている放送番組の記録ストリームが生成された際に、既にID番号が割り当てられていて(取得されていて)、当該放送番組に関する2回目以降の繰り返し記録動作に該当しているものと判定された場合の記録動作について、図7に示すフローチャートに従って説明する。
なお、かかる場合においては、ストリーム管理部&HDD制御部8が管理している記録管理テーブル8Aの当該ID番号が示す位置には、既に当該放送番組に関する記録ストリームの記録管理情報(即ち、記録領域格納位置情報、上書き制御情報の上書き識別子、未視聴識別子及び予約番号)が設定されている状態にある。
従って、予約処理部&システム制御部9から引き継がれたID番号が示す放送番組に関する上書き識別子を、記録管理テーブル8Aから読み出し(ステップS11)、読み出した上書き識別子がONの状態にあるか否かを確認する(ステップS12)。
【0054】
上書き識別子がOFFの状態に設定されている場合(ステップS12のNO)、繰返し上書き記録を要求する放送番組ではない1回限りの通常記録の放送番組であるにも関わらず、2回目以降の繰返し記録動作を要求するようなエラー状態が発生しているものとみなして、HDD7上への記録動作を行なわずに、直ちにエラー終了する。この場合、エラーの発生の旨をユーザに通知することとしても良い。
一方、上書き識別子がONの状態に設定されている場合(ステップS12のYES)、繰返し上書き記録を要求する放送番組であるので、前回HDD7上の記録領域に記録されていた当該放送番組に関する上書き記録ストリームがユーザによって視聴済みの状態にあるか否かを調べるために、ID番号が示す上書き記録ストリームに関する未視聴識別子を、記録管理テーブル8Aから読み出す(ステップS13)。
【0055】
ここで、ユーザによって既に視聴済みの状態にあって、未視聴識別子がOFFであれば(ステップS14のNO)、ステップS21以降の上書き記録動作に移行して、視聴済みの前回の上書き記録ストリームが記録されている記録領域を開放して今回の新規上書き記録ストリームの上書き記録動作を実行するが、未視聴識別子がONのままの状態にある場合(ステップS14のYES)、前回の上書き記録ストリームをそのまま保存する状態に移行させるために、ステップS15以降の動作に移行する。
【0056】
まず、ステップS15において、前回の上書き記録ストリームを上書き記録されることなく保存可能とするために、通常の記録動作による通常記録ストリームと同じ状態に変更すべく、新たなID番号を取得する(ステップS15)。しかる後に、まず、前回の上書き記録ストリームに関する記録管理情報(即ち、前回記録されて、未視聴の状態にある上書き記録ストリームに関する記録領域格納位置情報、上書き制御情報の上書き識別子、未視聴識別子及び予約番号)を記録管理テーブル8Aから読み出し、新たに取得されたID番号が示す記録管理テーブル8Aの位置にコピーして移し替える(ステップS16)。更に、上書き記録ストリームから通常記録ストリームに変更するために、コピーされた記録管理情報の中の上書き識別子をOFFに変更する(ステップS17)。而して、新たに取得されたID番号が付与された前回記録済みの未視聴記録ストリームは上書き記録ストリームから通常記録動作による記録結果と変わらない通常記録ストリームに変更されたこととなり、ユーザにより視聴されない限り、あるいは、ユーザが不要の旨を指示しない限り、消去されることがない状態に設定される。
【0057】
次に、今回新たに上書き記録すべき新規上書き記録ストリームを記録するための記録領域をHDD7上に確保した後(ステップS18)、確保されたHDD7上の記録領域に今回新たに上書き記録すべき新規上書き記録ストリームを逐次記録していく(ステップS19)。しかる後に、ストリーム管理部&HDD制御部8は、前回まで上書き記録用のID番号として使用されていたID番号が示す記録管理テーブル8Aの位置に登録されていた記録領域の格納位置情報を、今回の新規上書き記録ストリームを記録した記録領域の格納位置情報に書き換える(ステップS20)。
【0058】
なお、ステップS20の動作を実行した後においては、前回まで上書き記録用のID番号が示す記録管理テーブル8Aのかかる格納位置情報以外の記録管理情報は、前回までと同じ状態に設定されており、上書き識別子がON状態、未視聴識別子がONの状態に設定され、予約番号は、当該放送番組の予約番号を示している状態のままとされている。而して、今回新たに記録された新規上書き記録ストリームは、当該放送番組に関する上書き記録ストリーム用として今まで使用されていたID番号をそのまま用いて、上書きが可能で、かつ、ユーザが未視聴の状態に設定されている。
【0059】
以上の動作を換言すれば、ステップS14において、前回記録された上書き記録ストリームがユーザによって未視聴の状態にあって、未視聴識別子がONの状態にある場合(ステップS14のYES)、即ち、上書き記録すべく予約されている特定放送番組に関して新たに発生した新規上書き記録ストリームを上書き記録する際に、既に上書き記録されている前回の上書き記録ストリームの未視聴識別子が未視聴の状態にある場合には、前記上書き記録ストリームに前記新規上書き記録ストリームを上書きせずに、既に上書き記録されている前記上書き記録ストリームの前記上書き識別子を上書き記録しない状態に変更して登録し直すことにより、上書き記録された上書き記録ストリームから通常の記録動作により記録された通常記録ストリームに変更すると共に、前記未視聴識別子を未視聴の状態のまま、HDD7上に継続して保存し、更に、新たに上書き記録すべき前記新規上書き記録ストリームを、当該新規上書き記録ストリームの前記上書き識別子を上書き記録可能な状態を示す状態に設定すると共に、当該新規上書き記録ストリームの前記未視聴識別子を未視聴の状態に設定して、新たに確保したHDD7上の記録領域に記録するように動作させるものである。
【0060】
なお、以上の説明においては、既に上書き記録されている前回の上書き記録ストリームのHDD7上の記録領域をそのままとし、新たに上書き記録すべき新規上書き記録ストリームを記録するHDD7上の記録領域を新たに確保した記録領域に記録させることとしているが、本発明は、かかる場合のみに限るものではなく、上書き記録ストリームのデータ量如何によっては、逆に、前回の上書き記録ストリームを新たに確保した記録領域に移し、新規上書き記録ストリームを前回の上書き記録ストリームが記録されていた記録領域に記録することとしても構わない。
【0061】
一方、ステップS14において、前回記録された上書き記録ストリームがユーザによって既に視聴済みの状態にあって、未視聴識別子がOFFの状態に変更設定されていた場合(ステップS14のNO)、前回の上書き記録ストリームを記録していたHDD7上の記録領域を一旦開放して、今回新たに生成された新規上書き記録ストリームを同一の記録領域に上書き記録させる動作を実行する(ステップS21)。しかる後に、ストリーム管理部&HDD制御部8は、前回の上書き記録用のID番号として使用されていたID番号が示す記録管理テーブル8Aの未視聴識別子を再度ONの状態(即ち、未視聴の状態)に変更して設定する(ステップS22)。
【0062】
ステップS22の動作を実行した後においては、前回までの上書き記録用のID番号が示す記録管理テーブル8Aの位置における未視聴識別子以外の記録管理情報は、前回までと同じ状態に設定されている。即ち、上書き識別子がON状態に設定されたまま、更に、上書き記録される記録領域の格納位置情報も、前回までと同一の格納位置情報のままであり、予約番号も、当該放送番組の予約番号を示している状態のままとされている。而して、HDD7上の同じ記録領域に繰返し上書き記録されていくことが可能となる。
【0063】
なお、図7に示すステップS21及びS22においては、上書き記録動作として、HDD7上の同じ記録領域に繰返し上書き記録する動作について示しているが、かかる「繰返し上書き記録動作」としては、前述したように、必ずしも、同じ記録領域に記録する動作のみに限るものではない。即ち、前回の上書き記録ストリームが記録されている記録領域を開放して、今回の新規上書き記録ストリームを、新たに確保された異なる記録領域に記録させるように動作させることとしても勿論構わない。
【0064】
次に、図6及び図7のフローチャートにおいて説明した上書き記録動作について、更に異なる視点から、前述した図2の予約管理テーブル9A及び図3の記録管理テーブル8Aに登録記憶されている各記録管理情報の例に基づいて作成された図8に示す模式図を用いて説明する。ここに、図8は、HDD7上の記録領域に上書き記録される上書き記録ストリームの遷移状態の一例を示す模式図であり、上書き記録を予約されている放送番組(図8においては、図2に示す予約管理テーブル9Aの予約番号「0」として予約されている放送番組)について、図3に示すストリーム管理部&HDD制御部8が管理している記録管理テーブル8Aの各記録管理情報の生成状態を示している。
【0065】
なお、図2に示す予約管理テーブル9Aにおいては、予約番号「0」及び「1」の2つの放送番組について、繰返し記録すべき旨が予約登録され、また、予約番号「2」の放送番組について、通常記録すべき旨が登録されており、更に、それぞれの予約放送番組について記録動作が既に実行されており、ID番号としてそれぞれID−0,ID−1,ID−2が割り当てられている状態にあることを示している。即ち、ID−0及びID−1は、記録周期は異なるものの、繰返し記録の実行が要求されているID番号であることを示している。
【0066】
また、図3に示す記録管理テーブル8Aにおいては、ID番号がID−1及びID−2(即ち、予約番号「1」及び「2」)の放送番組に関しては、既に1回ずつ記録ストリーム(それぞれ上書き記録ストリームと通常記録ストリームとを示す)としてHDD7上の記録領域m及びnに記録されている状態にあり、かつ、毎週上書き記録されるID−1の上書き記録ストリームは既にユーザにより視聴されて未視聴識別子がOFFの状態(即ち、次回の上書き記録ストリームが記録領域mに上書き記録可能な状態)にあるが、上書きされて消去されることがない通常記録動作のID−2の通常記録ストリームに関しては、まだ未視聴の状態にあることを示している。
【0067】
一方、毎日上書き記録するように予約登録されているID番号がID−0(即ち、予約番号「0」)の放送番組は、既に、5回に亘って上書き記録ストリームが記録されている状態(即ち、上書き記録ストリームA乃至EがそれぞれHDD7上の記録領域A乃至Eに記録されている状態)にあり、そのうち、HDD7上の記録領域Dに記録された上書き記録ストリームDのみがユーザにより視聴されて未視聴識別子が一旦OFFの状態に移行したが、後続する次回の上書き記録ストリームE(即ち、最新の上書き記録ストリーム)がHDD7上の記録領域Eに上書き記録されることにより、前回の上書き記録ストリームDの記録領域Dが開放されると共に、ID−0の未視聴識別子が再度ON状態に設定されている状態にあることを示している。
【0068】
ここで、繰返し上書き記録用に割り当てられたID−0は、最新の上書き記録ストリームに対して割り当てられ、古い上書き記録ストリームは順次新たに取得されたID番号に付け替えられて(即ち、古い順に、新たに取得されたID−3,ID−4,ID−5が付与されて)登録し直されている。
また、上書き記録ストリームを記録する記録領域としては、説明を判り易くするために、図7のステップS21及びS22に示した場合とは異なり、上書き記録の要求が発生する都度、新たな記録領域を確保すると共に、前回の上書き記録ストリームが記録されていた記録領域を開放する場合を例にとって説明している。
【0069】
以下に、図2及び図3に示す繰返し記録が要求されているID番号がID−0の放送番組に関する上書き記録ストリームをHDD7上に繰返し記録していく動作状況について、図8に示す繰返し上書き用の上書き記録ストリームA乃至Eの遷移状態を用いて説明する。
図8において、符号20乃至24は、ID番号がID−0の上書き記録ストリームの遷移過程を時系列的に表示する遷移状態番号を示している。まず、遷移状態番号20は、既に、HDD7上の記録領域Aに、最初の上書き記録ストリームAが、上書き識別子がON、未視聴識別子がONの状態で、取得されたID番号がID−0として記録されている状態を示し、かかる状態において、次回のID−0の上書き記録ストリームBの上書き記録要求が発生している状態を示している。
【0070】
遷移状態番号20の段階においては、記録領域Aに記録されている上書き記録ストリームAはユーザによってまだ視聴されていない状態にあるため、たとえ、上書き記録ストリームAが上書き記録用として記録領域Aに記録されていたとしても、上書き動作を実行せずに、上書き記録ストリームAのID番号を新たに取得されたID番号であるID−3に書き換える(即ち、記録管理テーブル8AのID−3対応の位置に上書き記録ストリームAに関する記録管理情報を移動させる)と共に、上書き識別子をOFFに書き換えて、ユーザが視聴するまで、又は、不要として廃棄を指示するまで消去されることがない通常記録用の通常記録ストリームとして保存し直す遷移状態番号21の状態に遷移する。なお、次回のID−0の上書き記録ストリームBは新たに確保されたHDD7上の記録領域Bに、上書き識別子がON、未視聴識別子がONの状態で、ID番号がID−0として記録される。
【0071】
遷移状態番号21において、更に次回のID−0の上書き記録ストリームCの上書き記録要求が発生すると、遷移状態番号20における場合と全く同様に、記録領域Bに記録されている上書き記録ストリームBもユーザによってまだ視聴されていない状態にあるため、たとえ、上書き記録ストリームBが上書き記録用として記録領域Bに記録されていたとしても、上書き動作を実行せずに、上書き記録ストリームBのID番号を新たに取得されたID番号であるID−4に書き換える(即ち、記録管理テーブル8AのID−4対応の位置に上書き記録ストリームBに関する記録管理情報を移動させる)と共に、上書き識別子をOFFに書き換えて、通常記録用の通常記録ストリームとして保存し直す遷移状態番号22の状態に遷移する。なお、次回のID−0の上書き記録ストリームCは新たに確保されたHDD7上の記録領域Cに、上書き識別子がON、未視聴識別子がONの状態で、ID番号がID−0として記録される。
【0072】
遷移状態番号22において、更に次回のID−0の上書き記録ストリームDの上書き記録要求が発生すると、遷移状態番号21における場合と全く同様に、記録領域Cに記録されている記録ストリームCもユーザによってまだ視聴されていない状態にあるため、たとえ、記録ストリームCが上書き記録用として記録領域Cに記録されていたとしても、上書き動作を実行せずに、上書き記録ストリームCのID番号を新たに取得されたID番号であるID−5に書き換える(即ち、記録管理テーブル8AのID−5対応の位置に上書き記録ストリームCに関する記録管理情報を移動させる)と共に、上書き識別子をOFFに書き換えて、通常記録用の通常記録ストリームとして保存し直す遷移状態番号23の状態に遷移する。なお、次回のID−0の上書き記録ストリームDは新たに確保されたHDD7上の記録領域Dに、上書き識別子がON、未視聴識別子がONの状態で、ID番号がID−0として記録される。
【0073】
遷移状態番号23においては、次回のID−0の上書き記録ストリームEの上書き記録要求が発生するまでの間に、ユーザにより、記録領域Dに記録されているID−0の上書き記録用の記録ストリームDが視聴されて、未視聴識別子がONからOFFの状態に設定された新たな状態に遷移する。かかる新たな状態に遷移した後において、更なる次回のID−0の上書き記録ストリームEの上書き記録要求が発生した場合には、視聴済みの記録ストリームDの記録領域Dを一旦開放して上書き記録ストリームDを消去可能とすると共に、次回のID−0の上書き記録ストリームEを新たに確保された記録領域Eに、上書き識別子がON、未視聴識別子がONの状態で、ID番号がID−0として上書き記録させる遷移状態番号24の状態に遷移する。なお、上書き記録が実行される遷移状態番号24への遷移の際には、記録ストリームEの記録用に新たな記録領域Eを確保するのではなく、前述の図7に示すフローチャートのごとく、視聴済みの記録ストリームDが記録されていた記録領域Dの上に、記録ストリームEを上書き記録することとしても良い。
【0074】
遷移状態番号24の状態においては、上書き記録用の予約番号「0」の放送番組のID番号が、未視聴の上書き記録ストリームである限り、旧ID−0から、古い順に順次新たに取得されたID−3,ID−4,ID−5に書き換えられると共に、上書き識別子がOFF状態に書き換えられて、上書き記録用ではなく通常記録用を示す通常記録ストリームとされて、HDD7上に継続して保存されている状態となる。
かくのごとく、繰返し上書き記録用の上書き記録ストリームが視聴済みの状態にあれば、上書き記録動作を実行するが、一方、繰返し上書き記録用として記録された上書き記録ストリームであっても、ユーザが未視聴の状態にある限り、次回以降の上書き記録を回避して、当該上書き記録ストリームを通常記録ストリームとしてHDD7上に継続して保存することを可能としている。
【0075】
次に、本発明に係るデジタル記録再生装置100の異なる実施形態について説明する。前述の図8においては、上書き記録済みの上書き記録ストリームが未視聴の状態にあるにも関わらず、次回の新規上書きストリームによる上書き記録要求が発生した場合には、未視聴の状態にある上書き記録済みの当該上書き記録ストリームのID番号を別のID番号に書き換えると共に、上書き識別子をOFFに設定して、上書き記録用ではなく通常記録用の通常記録ストリームに変更させるものであった。しかし、本実施形態においては、図3の記録管理テーブル8Aの上書き制御情報に示すように、上書き識別子の他に、過去において上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す上書き履歴情報として、上書き記録上書き保存識別子を備えているものである。
【0076】
而して、上書き記録済みの記録ストリームが未視聴の状態にあるにも関わらず、次回の上書き記録要求が発生した場合には、上書き識別子をOFF状態に書き換える代わりに、上書き識別子をON状態のままとしても上書き記録動作を許可することがないように、上書き保存識別子をON状態に設定することにより、上書き記録要求が発生しても、未視聴状態の上書き記録ストリームに上書きされることを回避させると共に、通常の記録ストリームではなく、元々上書き記録用として記録されていた上書き記録ストリームであったことも識別可能としている。
【0077】
図9は、HDD7上の記録領域に上書き記録される上書き記録ストリームの遷移状態の異なる一例を示す模式図であり、上書き制御情報として、通常の記録動作により記録された通常記録ストリームとの識別を可能とする上書き保存識別子を付加した状態として記録する場合を示している。なお、図9において、符号25及び26は、ID番号がID−0の上書き記録ストリームの遷移過程を時系列的に表示する遷移状態番号を示している。図9の遷移状態番号25は、図8に示した遷移状態番号24と同様の状態にある場合を示しているが、図9は、前述のごとく、図8とは異なり、上書き制御情報の上書き履歴情報(即ち、HDD7に過去記録された際に上書き可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す識別子)として上書き保存識別子が更に付加されている。
【0078】
遷移状態番号25及び26において、上書き制御情報の各識別子の設定状態は次の通りである。ID−3,ID−4,ID−5の各上書き記録ストリームA,B,Cについては、上書き保存識別子がONの状態に設定されて、上書きが禁止されている上書き回避状態にあると共に、通常記録用の通常記録ストリームと識別可能な状態に設定されているが、ID−0の最新の上書き記録ストリームEについては、上書き保存識別子はOFFの状態のままとされて、上書き可能な状態にある。一方、上書き識別子は、ID−0の最新の上書き記録ストリームEのみならず、ID−3,ID−4,ID−5の各上書き記録ストリームA,B,Cについても、ONの状態に設定されていて、通常記録動作ではなく、上書き記録された記録ストリームであることを示している。なお、ID−3,ID−4,ID−5の各上書き記録ストリームにおいては、上書き保存識別子がONの状態に設定されていて、通常記録ストリームとは異なる上書き記録ストリームとして継続して保存するように設定されているので、ID−3,ID−4,ID−5の各上書き記録ストリームにおける上書き記録子の設定状態については、必ずしも、ON状態に設定する必要はない。
【0079】
次に、図9の遷移状態番号25において、ユーザにより、最も古く繰返し上書き記録されたID−3の上書き記録ストリームAが視聴された場合、ID−3の未視聴識別子がONからOFFの状態に書き換えられる。従って、ID−3の記録ストリームAは上書き保存識別子がON状態とされて上書き記録を回避して継続して保存可能な状態に設定されていたが、視聴済みの状態に遷移したので、ストリーム管理部&HDD制御部8は、通常の通常記録ストリームの場合と同様に、ID−3の上書き記録ストリームAが記録されていたHDD7上の記録領域Aを空き領域に自動的に開放すると共に、ID−3のID番号も開放して、上書き記録ストリームAを消去した遷移状態番号26に自動的に遷移する。
【0080】
而して、ID番号のみならず、HDD7上の記録領域を無駄に占有している状態を回避して、ID番号及び記録領域の有効活用を可能としている。なお、かくのごとく、視聴済みの状態に遷移した際に自動的に視聴済み記録ストリーム(即ち、視聴済み上書き記録ストリームや視聴済み通常記録ストリーム)を消去するか否かは、ユーザによって選択可能である。つまり、予約記録した放送番組に応じて、ユーザが、視聴済み記録ストリーム(視聴済み上書き記録ストリームや視聴済み通常記録ストリーム)の自動的消去の実行を予め登録している記録ストリームについてのみ、視聴後に自動的に消去し、一方、ユーザが自動的消去の実行を予め設定していない場合には、未視聴識別子がOFF状態に遷移したとしても、自動的消去を実行せずに、記録領域に記録されたままの状態を維持する。
【0081】
更に、視聴済み記録ストリーム(視聴済み上書き記録ストリームや視聴済み通常記録ストリーム)の自動的消去を実行する場合としては、当該デジタル記録再生装置100の起動時の場合であったり、あるいは、ユーザから一括消去を指示された場合であったり、あるいは、上書き記録が実行された場合であったり、更には、たとえ、未視聴の記録ストリームであったとしても、ユーザからの指示により、あるいは、HDD7上の記録領域の記録状態に応じて実行される場合であったり、あるいは、当該デジタル記録再生装置100のリカバリ動作時の場合であったり、当該デジタル記録再生装置100の適用形態によって異なる任意の設定を行なうことも可能である。
また、図9に示す例においては、記録ストリームが1個のみ視聴済みとされた場合を示しているが、複数個の上書き記録ストリームが視聴済みの状態に遷移した場合であっても、かかる複数個の視聴済み上書き記録ストリームを自動的に消去するように動作させることが可能である。
【0082】
以上の図9に示す動作について換言すれば、新たに新規上書き記録ストリームの上書き記録が実行される際に、既に上書き記録されている上書き記録ストリームの未視聴識別子が未視聴の状態にある場合には、前述した上書き識別子を、上書き記録しないことを示すOFF状態に変更して通常記録ストリームとして登録し直す代わりに、当該上書き記録ストリームが、HDD7上に過去記録された際に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す上書き履歴情報として、通常の記録動作により記録された通常記録ストリームとの識別が可能な上書き保存識別子を付加した状態にして、前記未視聴識別子を未視聴の状態のまま、当該上書き記録ストリームに前記新規上書き記録ストリームを上書きせずに、HDD7上に継続して保存することとし、前記上書き履歴情報が付加されている当該上書き記録ストリームが再生されて、前記未視聴識別子が視聴済みの状態に変更された場合に、当該上書き記録ストリームを自動的に消去することを可能としている。
【0083】
なお、前述の図3及び図8に示す実施例においては、記録管理テーブル8A内に設けられている上書き制御情報として、上書き記録の有無を示す上書き識別子(ONが上書き記録された上書き記録ストリームであり、OFFが上書き記録対象外に変更された又は通常記録された通常記録ストリームであることを示す識別子)のみならず、上書き記録された上書き記録ストリームではあるが、未視聴状態にあるため上書き処理を回避させて保存し続けている状態にあることを示す上書き履歴情報として上書き保存識別子をも備えた上書き制御情報である場合を示しているが、本発明は、かかる場合のみに限るものではない。
【0084】
即ち、例えば、過去HDD7上に記録された際に上書き可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す上書き制御情報の上書き履歴情報として、図10の記録管理テーブル8A′に示すように、通常の記録動作により記録された通常記録ストリームとの識別を可能とする図3に示す上書き保存識別子の代わりに、次回の上書き記録の要求が発生したために新たに取得したID番号に書き換える前に割り当てられていた旧ID番号(書き換え前のID番号)を記憶することとしても良い。即ち、旧ID番号は、上書き可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す上書き履歴情報として、前記上書き保存識別子の代わりに、上書き記録された当該上書き記録ストリームに該当する特定放送番組を特定することができる番組識別番号を示している。
【0085】
かかる旧ID番号を上書き履歴情報として付加することにより、通常の記録動作による通常記録ストリームとは異なる上書き記録ストリームであったことを識別可能とすると共に、当該上書き記録ストリームに該当する前記特定放送番組を特定することを可能としている。
ここに、図10は、放送番組に関する記録ストリームのHDD7上への記録状況を登録管理する記録管理テーブルの異なる一例を示すメモリ構成図であり、上書き制御情報の上書き履歴情報として前述したような旧ID番号を有している。なお、図10の記録管理テーブル8A′においては、該旧ID番号の一例としては、前述した図8に示す上書き記録動作を実行した場合を例にとって記憶内容を示している。
【0086】
図10に示す記録管理テーブル8A′のごとく、上書き制御情報における上書き履歴情報として、上書き保存識別子の代わりに、旧ID番号を記憶することにより、複数個の特定放送番組について同時に繰返し上書き記録の予約が登録されていたような場合であっても、上書き記録を回避して保存されている上書き記録ストリームが、どの特定放送番組の上書き記録に対応している上書き記録ストリームであるかを容易に識別することが可能となる。
【0087】
更には、過去HDD7上に記録された際に上書き可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す上書き制御情報の上書き履歴情報として、例えば、図11の記録管理テーブル8A″に示すように、通常の記録動作により記録された通常記録ストリームとの識別を可能とする図3に示す上書き保存識別子の代わりに、一つ前の上書き記録ストリームのID番号(書き換えられたID番号)をリンク情報(記録順序情報)として順次記憶させることにより、最新の上書き記録ストリームから始めて、当該上書き記録ストリームに関する特定放送番組の一つ前の記録ストリームを順次遡って識別していくことを可能としても良い。即ち、リンク情報は、上書き記録された当該上書き記録ストリームに該当する特定放送番組を特定することができ、かつ、上書き記録された順序を識別することができる記録順序情報を示している。
【0088】
かかるリンク情報(記録順序情報)を上書き履歴情報として付加することにより、通常の記録動作による通常記録ストリームと異なる上書き記録ストリームであったことを識別可能とすると共に、当該上書き記録ストリームに該当する前記特定放送番組の上書き記録順序を識別することを可能としている。
ここに、図11は、放送番組に関する記録ストリームのHDD7上への記録状況を登録管理する記録管理テーブルの更に異なる一例を示すメモリ構成図であり、上書き制御情報の上書き履歴情報として前記リンク情報を有している。即ち、前記リンク情報は、上書き可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す上書き履歴情報として、前記上書き保存識別子の代わりに、前述のごとく、上書き記録された記録順序を時系列的に識別することができる記録順序情報を示している。なお、図11の記録管理テーブル8A″においては、該リンク情報の一例としては、前述した図8に示す上書き記録動作を実行した場合を例にとって記憶内容を示している。
【0089】
図11に示す記録管理テーブル8A″のごとく、上書き制御情報における上書き履歴情報として、上書き保存識別子の代わりに、リンク情報(即ち、記録順序情報)を記憶することにより、複数個の放送番組について同時に繰返し上書き記録の予約が登録されていたような場合であっても、上書き記録を回避して保存されている上書き記録ストリームが、どの放送番組の上書き記録に対応している上書き記録ストリームであるかを容易に識別することが可能となるのみならず、上書き記録を回避させた状態で保存されている上書き記録ストリームを時系列的に容易に把握することも可能である。
【0090】
あるいは、例えば、当該デジタル記録再生装置100の処理性能が高い場合であれば、図3に示す記録管理テーブル8A内には、上書き制御情報の上書き履歴情報のみならず上書き識別子をも含めて一切有することなく、記録領域の格納位置情報と未視聴識別子と予約管理テーブル9Aを索引可能な予約番号との3つの記録管理情報のみを有することとし、繰返し上書き記録を行なう特定放送番組に関する上書き記録ストリームと通常の記録を行なう放送番組に関する通常記録ストリームとのいずれの記録ストリームであるかの識別は、予約管理テーブル9Aの予約種別を参照することにより行なうこととして、記録管理テーブルの構成を簡素化することとしても良い。
【0091】
なお、前述した図3、図10及び図11のいずれの場合であっても、前記上書き履歴情報が付加されて上書きが回避された状態で保存されている上書き記録ストリームが再生されて、未視聴識別子が視聴済みの状態に変更された場合に、当該記録ストリームを自動的に消去することを可能とするか否かは、当該上書き記録ストリームに該当する特定放送番組毎に、ユーザが予め設定して登録しておき、視聴済みであれば自動的に消去しても良いとの登録を予め設定されている特定放送番組の上書き記録ストリームのみを消去させるように動作させることとしても良い。
【0092】
次に、本発明に係るデジタル記録再生装置100の更に異なる実施形態について、図12を用いて説明する。ここに、図12は、HDD7上の記録領域に上書き記録される上書き記録ストリームの遷移状態の更に異なる一例を示す模式図であり、ストリーム管理部&HDD制御部8において、HDD7上の記録領域が記録ストリームにより満杯になり、空き領域がなくなった場合における繰返し上書き記録動作の実施例を示している。なお、図12において、符号27及び28は、ID番号がID−0の記録ストリームの遷移過程を時系列的に表示する遷移状態番号を示している。
【0093】
遷移状態番号27は、図8に示した遷移状態番号23と同様の状態にある場合を示しているが、図12の遷移状態番号27においては、図8の遷移状態番号23とは異なり、記録領域Dに記録されているID−0の上書き記録ストリームDがまだ視聴されない未視聴状態にある間に、更に次回のID−0の上書き記録ストリームEの上書き記録要求が発生している場合を示している。なお、図12においても、図9に示すように、ID番号を書き換えることにより上書き記録を回避する際に、通常記録用の通常記録ストリームと識別可能とすべく、上書き制御情報の上書き履歴情報として、上書き保存識別子を備えている場合を例に取って説明している。
【0094】
図12の遷移状態番号27にある場合においては、次回のID−0の上書き記録ストリームEの上書き記録要求が発生した際に、前述した図8の遷移状態番号20乃至22に示した上書き記録動作のように、記録領域Dに記録されている記録ストリームDがユーザによってまだ視聴されていない状態にあるため、たとえ、記録ストリームDが上書き記録用として記録領域Dに記録されていたとしても、上書き動作を実行せずに、上書き記録ストリームDのID番号を新たに取得されたID番号であるID−6に書き換える(即ち、記録管理テーブルのID−6対応の位置に上書き記録ストリームDに関する記録管理情報を移動させる)と共に、図9に示したように、上書き保存識別子をONに書き換えて、上書き記録を回避する上書き記録ストリームとして保存する状態に遷移させ、かつ、次回のID−0の上書き記録ストリームEは、新たに確保されたHDD7上の記録領域Eに、上書き識別子がON、上書き保存識別子がOFF、未視聴識別子がONの状態で、ID番号がID−0として記録させるべきである。
【0095】
しかしながら、新たな記録領域Eを確保せんとした際に、ストリーム管理部&HDD制御部8において、HDD7上の記録領域には空きの領域が存在していなく、満杯状態に陥っていることが検出された場合においては、新たに上書き記録せんとしている新規上書き記録ストリームEを記録可能とするために、次のような記録動作を行なう。
【0096】
即ち、上書き記録用の上書き記録ストリームとして記録されながら、未視聴のため、ID番号の書き換えがなされて保存されているID−3,ID−4,ID−5の上書き記録ストリームA,B,Cについて、ON状態に設定されている上書き保存識別子に基づいて検索して抽出し、最も古い上書き記録日時のID−3の上書き記録ストリームAを記録している記録領域Aを強制的に開放すると共に、ID−3のID番号も開放して、ID−3の上書き記録ストリームAを強制的に消去する。而して、強制的に開放された記録領域Aを、新たに上書き記録する新規上書き記録ストリームEの記録領域として割り当てて、該記録領域Aに最新の新規上書き記録ストリームEを、上書き識別子がON、上書き保存識別子がOFF、未視聴識別子がONの状態で、ID番号がID−0として記録する遷移状態番号28の状態に遷移する。
【0097】
換言すれば、新たに上書き記録予約が実行される際に、HDD7上の記録可能な空き記録領域の容量と新たに上書き記録すべき新規上書き記録ストリームEにより使用されると予想される使用記録容量とを比較し、新規上書き記録ストリームEを記録可能な空き記録領域が不足している場合においては、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリームA,B,C群の中から、記録日時が最も古い上書き記録ストリームAを自動的にかつ強制的に消去して、新規上書き記録ストリームEを記録可能な空き記録領域Aとして確保し、新たに発生した前記新規上書き記録ストリームEを記録する動作が行なわれる。
【0098】
また、新たに上書き記録予約が実行される際に、HDD7上の記録可能な空き記録領域の容量と新たに上書き記録すべき新規上書き記録ストリームEにより使用されると予想される使用記録容量とを比較し、記録可能な空き記録領域が不足している場合、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリームA,B,C群の中から、自動的に消去する記録日時が最も古い上書き記録ストリームを選択する際に、新たに発生した新規上書き記録ストリームEに該当する特定放送番組に関する上書き記録ストリームの中から、記録日時が最も古い上書き記録ストリームを選択して、該上書き記録ストリームを自動的にかつ強制的に消去して、記録可能な空き記録領域を確保し、新たに発生した新規上書き記録ストリームEを確保された該空き記録領域に記録するように動作させても良い。
【0099】
かかる場合にあっては、今回新たに発生した新規上書き記録ストリームEと同一の特定放送番組に関する上書き記録ストリームが記録されていた記録領域が自動的にかつ強制的に開放されて、新規上書き記録ストリームEを記録させる記録領域とされるので、新規上書き記録ストリームEに関する特定放送番組の視聴価値が少なく最も古い上書き記録ストリームのみを消去することを可能としているのみならず、新規上書き記録ストリームEが使用すると予測される使用記録容量以上の記録容量を有する記録領域として確実に確保することができる。
【0100】
しかしながら、新規上書き記録ストリームEと同一の特定放送番組にかかる上書き記録ストリームを狙って開放する場合に限らず、記録日時が最も古い上書き記録ストリームの記録領域を自動的にかつ強制的に開放せんとする場合であっても、自動的にかつ強制的に開放させた記録領域は、新たに上書き記録するID−0の新規上書き記録ストリームEの記録領域として十分な記録容量を有していることが必要であり、新たに上書き記録するID−0の新規上書き記録ストリームEの放送時間及びビットレートを、上書き記録されて既に上書き記録を回避させる状態に移行しているID−3,ID−4,ID−5の上書き記録ストリームA,B,Cそれぞれの放送時間及びビットレートと比較照合することにより、今回のID−0の新規上書き記録ストリームEを記録可能とする記録容量以上の記録容量を使用している上書き記録ストリームをID−3,ID−4,ID−5の上書き記録ストリームA,B,Cの中から選択し、更に、かかる上書き記録ストリームの中から最も古い記録日時を示す上書き記録ストリームの記録領域を開放することとしても良い。
【0101】
更には、新たに上書き記録予約が実行される際に、HDD7上の記録可能な空き記録領域が不足している場合において、かくのごとく記録容量を比較照合する動作を行なうこととする場合、過去に上書き記録可能として記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリームA,B,C群の中から、記録日時が古い上書き記録ストリームの順番に、各当該上書き記録ストリームが使用している使用済み記録容量を、順次累積して、新規上書き記録ストリームEが使用すると予測される使用記録容量と比較し、新規上書き記録ストリームEの該使用記録容量以上の前記使用済み記録容量が累積されるまでの各前記上書き記録ストリームを自動的に消去して、新規上書き記録ストリームEを記録可能な空き記録領域として確保し、新規上書き記録ストリームEを記録させるようにしても良い。
【0102】
ここで、上書き履歴情報として上書き保存識別子の代わりに、前述の図10に示したように、旧ID番号を登録するようにすれば、今回上書き記録せんとしている新規上書き記録ストリームEと同一のID番号を有していた同じ特定放送番組の上書き記録ストリームを直ちに識別可能であり、新規上書き記録ストリームEを記録することが可能な記録容量を有する記録領域を直ちに開放させることが可能であり、前述のごとく、同一の特定放送番組を識別するための処理や記録容量の確認を行なうような煩雑さから開放させ、更に迅速な上書き記録動作を行なうことが可能となる。更には、前述の図11に示したように、上書き履歴情報としてID番号のリンク情報(記録順序情報)を登録することとすれば、該リンク情報をたどることにより、記録日時が最も古い上書き記録ストリームを直ちに抽出することが可能となり、更に迅速な上書き記録動作を行なうことが可能となる。
【0103】
なお、新たに上書き記録予約が実行される際に、HDD7上の記録可能な空き記録領域が不足している場合に、過去に上書き記録可能として記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリームA,B,C群の中からいずれか記録日時が最も古い上書き記録ストリーム又は古い順番に順次上書き記録ストリームを自動的にかつ強制的に消去することを可能とするか否かを、当該上書き記録ストリームに該当する特定放送番組毎に、ユーザが予め設定して登録することにより、ユーザが自動的に消去可能と予め指定している特定放送番組についてのみ消去動作を行なわせることとしても良い。
【0104】
【発明の効果】
本発明に係るデータ記録再生装置及びデジタル記録再生方法によれば、繰返し上書き記録される上書き記録ストリーム(上書き記録放送番組)をユーザがまだ視聴していない状態にある場合には、上書き記録されて消去されないように、上書き記録用とは全く別の通常記録用の通常記録ストリームとして、あるいは、上書きを回避する状態にして、保存し続けることを可能としており、一旦上書き記録された上書き記録ストリームをユーザが視聴せずに見落としてしまうような不具合の発生を回避することを可能にしている。
【0105】
また、上書き記録された上書き記録ストリーム(上書き記録放送番組)であって、未視聴状態にある限り、上書き記録されて消去されないように、上書き記録用とは全く別の通常記録用の通常記録ストリームとして、あるいは、上書きを回避する状態にして、保存し続けている場合であっても、当該記録ストリームがユーザにより視聴された場合や、あるいは、不要とされた場合には、ユーザの設定に応じて自動的に消去することにより、記録ストリームを記録するデジタル記録メディアの無駄な記録領域の占有を低減し、記録領域の有効活用を図ることを可能としている。
【0106】
更に、記録ストリームを記録するデジタル記録メディアの記録容量が不足し、新たに発生した新規上書き記録ストリームを記録できない状態が発生した場合であっても、当該新規上書き記録ストリームを上書き記録により上書き記録ストリームとして記録させたい場合には、未視聴状態にあって、上書き記録されて消去されないように、上書き記録用とは全く別の通常記録用の通常記録ストリームとして、あるいは、上書きを回避する状態にして、保存し続けている記録ストリームの中から、記録日時の最も古いものから順次自動消去することにより、視聴価値が減少している古い記録ストリームの代わりに、最新の上書き記録ストリーム(上書き記録放送番組)を記録することを可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル記録再生装置の構成の一実施例を示すブロック構成図である。
【図2】放送番組の予約状況を登録管理する予約管理テーブルの一例を示すメモリ構成図である。
【図3】放送番組に関する記録ストリームのHDDへの記録状況を登録管理する記録管理テーブルの一例を示すメモリ構成図である。
【図4】MPEG2のTSデータを記録ストリームとしてHDD7の記録領域へ記録する際の各記録ストリームの記録領域を模式的に図示した模式図である。
【図5】予約放送番組としてHDDへ上書き記録される上書き記録ストリームの記録領域の確保形態に関する異なる一例を模式的に図示した模式図である。
【図6】HDDの記録領域に上書き記録する際の動作手順の一例を説明するためのフローチャートである。
【図7】HDDの記録領域に上書き記録する際の図6に引き続く残りの部分の動作手順の一例を説明するためのフローチャートである。
【図8】HDD上の記録領域に上書き記録される上書き記録ストリームの遷移状態の一例を示す模式図である。
【図9】HDD上の記録領域に上書き記録される上書き記録ストリームの遷移状態の異なる一例を示す模式図である。
【図10】放送番組に関する記録ストリームのHDD上への記録状況を登録管理する記録管理テーブルの異なる一例を示すメモリ構成図である。
【図11】放送番組に関する記録ストリームのHDD上への記録状況を登録管理する記録管理テーブルの更に異なる一例を示すメモリ構成図である。
【図12】HDD上の記録領域に上書き記録される上書き記録ストリームの遷移状態の更に異なる一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1…BSデジタルアンテナ、2…BS受信部、3…NTSC方式アンテナ、4…NTSC受信部、5…MPEG2エンコーダ、6…信号スイッチ、7…HDD、8…ストリーム管理部&HDD制御部、8A,8A′,8A″…記録管理テーブル、8a…上書き記録部、8a1…上書き記録管理部、8a2…変更登録部、8b…HDD記録領域管理部、8b1…空き容量管理部、8b2…使用容量予測部、9…予約処理部&システム制御部、9A…予約管理テーブル、9a…繰返し記録予約部、10…MPEG2デコーダ、11…表示部、20〜28…遷移状態番号、100…デジタル記録再生装置、a,a′,b,c1,c2…記録領域。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a digital recording / reproducing apparatus and a digital recording / reproducing method for recording, reproducing and erasing digital data, and more particularly, to a digital recording medium which can be randomly accessed, for example, a reserved television broadcast signal as digital data. The present invention relates to a digital recording / reproducing apparatus and a digital recording / reproducing method for performing reservation recording on the digital recording medium repeatedly and periodically.
[0002]
[Prior art]
As a recording / reproducing apparatus for recording a video signal such as a television broadcast, the broadcast signal is handled as a digital signal format data stream, such as a hard disk HDD (Hard Disk Drive) or a digital versatile disc DVD (Digital Versatile Disk). There has been proposed a digital recording / reproducing apparatus for recording as a recording stream (recorded broadcast program) on a randomly accessible digital recording medium. Some digital recording / playback devices use an HDD as a digital recording medium and utilize the HDD's random accessibility, for example, continuous programs broadcast every week at the same broadcast time, and the same broadcast time every day. Overwrite recording for automatically and repeatedly overwriting a data stream related to a broadcast program as an overwriting recording stream in the same storage area on the HDD by previously registering a reservation recording for news broadcasted on the band, a band broadcasting program, etc. A digital recording / reproducing apparatus having a function is known (for example, see Patent Document 1). Also proposed is a function that automatically deletes the recording stream that has passed the storage period or the recording stream that has been viewed and releases the used recording area as a free area where a new data stream can be recorded. (For example, see Patent Document 2).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laying-Open No. 2001-167491 (pages 13 to 14 and FIG. 11)
[Patent Document 2]
JP 2002-165162 A (Page 6-7, FIG. 4)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, when a data stream related to a broadcast program broadcasted in the same broadcast time period such as weekly or daily is automatically overwritten and recorded as an overwrite recording stream in the same storage area of the digital recording medium, it is overwritten and recorded. Even if the user has not watched the overwritten recording stream (overwritten recording broadcast program), the overwritten recording stream is automatically recorded when the next broadcast start time of the broadcast program reserved for overwriting recording is reached. The user can only reproduce and watch the latest overwrite recording stream (overwrite recording broadcast program) that has been overwritten. For example, in the case of a band broadcast program in which the content of the broadcast program is continuous, In some cases, the broadcast content on the way may be overlooked.
[0005]
In addition, in order to avoid such a problem, the data stream of the broadcast program that is repeated weekly or daily is automatically overwritten as the overwrite recording stream in the same area of the digital recording medium, and the reserved recording is performed every time. When the user decides to register individually, not only does the burden of the user have to set the broadcast program reservation as a normal recording reservation each time, but the data stream of the broadcast program every time Is recorded as a normal recording stream individually, the amount of recording data on the digital recording medium is increased, and more storage capacity of the digital recording medium is required, and a recorded stream that has been viewed (viewed recorded broadcast program) May increase the user's work to erase files from digital recording media That.
[0006]
The present invention has been made in view of such circumstances, and an overwrite recording stream that has already been overwritten in the same recording area of a digital recording medium when the next broadcast start time of a broadcast program to be reserved is reached. When the (overwrite-recorded broadcast program) is not yet viewed by the user, the unviewed overwrite-recorded stream (unviewed overwrite-recorded broadcast program) is changed to a state where it is not overwritten and saved again. In addition, it is possible to execute an operation to record a data stream of a broadcast program that has reached the next broadcast start time to be reserved as a new overwrite recording stream (new overwrite recording broadcast program) that can be overwritten. To do. Furthermore, when an unviewed overwrite recording stream stored in a digital recording medium is viewed by a user, it cannot be automatically deleted.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The first technical means includes a recording / reproducing means for recording and reproducing a digital stream format data stream of a received broadcast signal on a digital recording medium that can be randomly accessed as a recording stream, a time measuring means for measuring the current time, a specific broadcast Repetitive recording reservation means for reserving in advance to record a program periodically and repeatedly, broadcast date, broadcast start time, broadcast end time of the specific broadcast program for which repetitive recording reservation has been made by the repetitive recording reservation means, Based on the current time measured by the time measuring means, the recording / reproducing means repeatedly overwrites the digital recording medium with a data stream in the digital signal format of the broadcast signal related to the specific broadcast program as an overwrite recording stream periodically. In a digital recording / reproducing apparatus having overwriting recording means for recording When the overwrite recording means overwrites and records a new overwrite recording stream newly generated for the specific broadcast program in a recording area on the digital recording medium, the recording on the digital recording medium on which the new overwrite recording stream is recorded Along with the storage position information of the area, an overwrite identifier indicating that the new overwrite recording stream is in an overwrite recordable state and an unviewing identifier indicating that the new overwrite recording stream is in an unviewed state are set. Overwrite recording management means for registration, and change registration means for changing and registering the unviewed identifier from an unviewed state to a viewed state when reproducing the overwritten recording stream. , When overwriting a new overwrite recording stream newly generated for the specific broadcast program If the unviewed identifier of the overwrite recording stream that has already been overwritten is in an unviewed state, the overwrite that has already been overwritten without overwriting the new overwrite recording stream in the overwrite recording stream By changing the overwrite identifier of the recording stream to a state where it is not overwritten and re-registering, the overwritten recording stream is changed from the overwritten recording stream to a normal recording stream recorded by a normal recording operation, and the unviewed identifier is changed. Continue to store in the digital recording medium in an unviewed state, and further, the new overwrite recording stream to be overwritten to a state indicating a state where the overwrite identifier of the new overwrite recording stream can be overwritten and recorded And setting the unviewed identification of the new overwrite recording stream The digital recording / reproducing apparatus is characterized in that the child is set in an unviewed state and recorded in the newly reserved recording area of the digital recording medium.
[0008]
According to a second technical means, in the digital recording / reproducing apparatus according to the first technical means, when the overwrite recording of the new overwrite recording stream is executed, the unrecorded of the overwrite recording stream that has already been overwritten. When the viewing identifier is in an unviewed state, the overwrite recording stream can be overwritten when the overwrite recording stream is recorded in the past on the digital recording medium, instead of re-registering the overwrite identifier so that it is not overwritten. As the overwriting history information indicating that the data has been recorded as an overwritten recording stream, an overwriting storage identifier that can be distinguished from the normal recording stream recorded by the normal recording operation is added, and the unviewed identifier is set as an unrecorded identifier. In the viewing state, the new overwrite recording stream is not overwritten on the overwrite recording stream, and the previous recording stream is overwritten. When the overwrite recording stream to which the overwrite history information is added is reproduced and the unviewed identifier is changed to a viewed state, the overwrite recording stream is to be continuously stored in the digital recording medium. The digital recording / reproducing apparatus adds information capable of identifying that the recording stream is automatically erasable when a new recording is performed.
[0009]
The third technical means is the digital recording / reproducing apparatus according to the second technical means, wherein the overwriting indicating that the digital recording medium has been recorded as an overwrite recording stream that can be overwritten when recorded on the digital recording medium in the past. As a history information, instead of adding the overwrite storage identifier enabling identification with a normal recording stream recorded by a normal recording operation, a specific broadcast program corresponding to the overwritten recording stream is specified. The present invention is characterized in that a digital recording / reproducing apparatus to which a program identification number that can be recorded is added.
[0010]
The fourth technical means is the digital recording / reproducing apparatus according to the second technical means, wherein the overwriting indicating that the digital recording medium has been recorded as an overwrite recording stream that can be overwritten when recorded in the past. As a history information, instead of adding the overwrite storage identifier enabling identification with a normal recording stream recorded by a normal recording operation, a specific broadcast program corresponding to the overwritten recording stream is specified. And a digital recording / reproducing apparatus to which recording order information for identifying the overwritten recording order is added.
[0011]
According to a fifth technical means, in the digital recording / reproducing apparatus according to any one of the second to fourth technical means, the overwrite recording stream to which the overwrite history information is added is reproduced, and the unviewed identifier is For each specific broadcast program corresponding to the overwrite recording stream, the user sets in advance whether or not the recording stream can be automatically deleted when the state is changed to the viewed state. The digital recording / reproducing apparatus is a registered digital recording / reproducing apparatus.
[0012]
Sixth technical means is the digital recording / reproducing apparatus according to any one of the second to fifth technical means, wherein the capacity of a free recording area capable of recording a recording stream on the digital recording medium is managed. Means and a used capacity predicting means for predicting a used recording capacity used by a newly generated new recording stream, and a capacity of the free recording area which can be recorded when a new overwrite recording reservation is executed. And the used recording capacity that is predicted to be used by a new overwrite recording stream to be newly overwritten, and if there is a short recording area that can record the new overwrite recording stream, One or a plurality of overwriting history information indicating that the recording has been performed as an overwriting recording stream that can be overwritten. Digital recording that automatically erases the overwrite recording stream with the oldest recording date and time from the group of overwrite recording streams, secures the new overwrite recording stream as a recordable free recording area, and records the new overwrite recording stream This is a playback device.
[0013]
According to a seventh technical means, in the digital recording / reproducing apparatus described in the sixth technical means, when a new overwrite recording reservation is newly executed, an empty recording area capable of recording a newly generated new overwrite recording stream is provided. If it is insufficient, it is automatically erased from one or a plurality of overwrite recording stream groups to which the overwrite history information indicating that it has been recorded as an overwrite stream that can be overwritten in the past is added. Digital recording that selects an overwrite recording stream with the oldest recording date from among the overwrite recording streams related to the specific broadcast program corresponding to the newly generated new overwrite recording stream when selecting the overwrite recording stream with the oldest recording date and time This is a playback device.
[0014]
The eighth technical means is the digital recording / reproducing apparatus according to the sixth or seventh technical means, wherein when a new overwrite recording reservation is executed, a new overwrite recording stream newly generated can be recorded. When the recording area is insufficient, recording is performed from one or a plurality of overwriting recording stream groups to which the overwriting history information indicating that the overwriting recording stream has been recorded in the past is added. In order of the overwrite recording stream with the oldest date and time, the used recording capacity used by each overwrite recording stream is sequentially accumulated and compared with the used recording capacity predicted to be used by the new overwrite recording stream, Each overwrite recording stream until the used recording capacity equal to or more than the used recording capacity of the new overwrite recording stream is accumulated. Erased manner, the new overwrite recording stream secured as a free recording area capable of recording, is characterized in that the digital recording and reproducing apparatus for recording the new overwrite recording stream.
[0015]
According to a ninth technical means, in the digital recording / reproducing apparatus according to any one of the sixth to eighth technical means, a new overwrite recording stream newly generated is recorded when a new overwrite recording reservation is executed. When there is a shortage of available free recording area, one or more overwrite recording stream groups to which the overwrite history information indicating that the recording has been performed as an overwrite recording stream that can be overwritten in the past are added For each of the specific broadcast programs corresponding to the overwrite recording stream, whether or not it is possible to automatically delete the overwrite recording stream having the oldest recording date and time or the sequential overwrite recording stream in the oldest order. Is a digital recording / reproducing apparatus preset and registered.
[0016]
The tenth technical means includes a recording / reproducing step of recording and reproducing a digital stream data stream of a received broadcast signal on a digital recording medium that can be randomly accessed as a recording stream, a time measuring step of measuring a current time, a specific broadcast A repetitive recording reservation step for reserving in advance to record the program periodically and repeatedly; a broadcast date, a broadcast start time, and a broadcast end time of the specific broadcast program for which repetitive recording reservation has been made by the repetitive recording reservation step; Based on the current time measured in the timing step, the recording / playback step periodically overwrites the digital recording medium with a digital signal format data stream of the broadcast signal related to the specific broadcast program as an overwrite recording stream. And an overwrite recording step for recording In the recording and reproducing method, the overwrite recording step records the new overwrite recording stream when the new overwrite recording stream newly generated with respect to the specific broadcast program is overwritten and recorded in the recording area on the digital recording medium. Along with the storage position information of the recording area on the digital recording medium, an overwrite identifier indicating that the new overwrite recording stream is in an overwrite recordable state, and an undisplayed state indicating that the new overwrite recording stream is in an unviewed state Overwrite recording management step for setting and registering a viewing identifier, and when the overwrite recording stream that has been overwritten is reproduced, the unviewed identifier is changed from an unviewed state to a state indicating viewing and registered A change registration step, and a newly generated new broadcast program When the overwrite recording stream is overwritten, and the unviewed identifier of the overwrite recording stream that has already been overwritten is in an unviewed state, the overwrite recording stream is not overwritten with the new overwrite recording stream. In addition, the normal recording stream recorded by the normal recording operation from the overwritten recording stream is changed by re-registering the overwrite identifier of the overwritten recording stream that has already been overwritten so as not to be overwritten. And the unrecorded identifier is continuously stored in the digital recording medium in an unviewed state, and the new overwrite recording stream to be overwritten is recorded as the overwrite identifier of the new overwrite recorded stream. Is set to a state that indicates that overwriting is possible, and The digital recording / reproducing method is characterized in that the unviewed identifier of the new overwrite recording stream is set to an unviewed state and recorded in a newly reserved recording area of the digital recording medium.
[0017]
According to an eleventh technical means, in the digital recording / reproducing method according to the tenth technical means, when the overwrite recording of the new overwrite recording stream is executed, the unrecorded of the overwrite recording stream that has already been overwritten. When the viewing identifier is in an unviewed state, the overwrite recording stream can be overwritten when the overwrite recording stream is recorded in the past on the digital recording medium, instead of re-registering the overwrite identifier so that it is not overwritten. As the overwriting history information indicating that the data has been recorded as an overwritten recording stream, an overwriting storage identifier that can be distinguished from the normal recording stream recorded by the normal recording operation is added, and the unviewed identifier is set as an unrecorded identifier. Without overwriting the new overwrite recording stream in the overwrite recording stream in the viewing state When the overwrite recording stream to which the overwrite history information is added is played back and the unviewed identifier is changed to a viewed state, the overwrite recording is performed. A digital recording / reproducing method for automatically erasing a stream or adding information that can be identified as a recording stream that can be automatically erased when a new recording is performed. .
[0018]
According to a twelfth technical means, in the digital recording / reproducing method according to the eleventh technical means, the overwriting recording stream to which the overwriting history information is added is reproduced, and the unviewed identifier is changed to a viewed state. Digital recording recorded and registered in advance by the user for each of the specific broadcast programs corresponding to the overwrite recording stream, whether or not the recording stream can be automatically deleted. It is characterized by being a reproduction method.
[0019]
A thirteenth technical means, in the digital recording / reproducing method according to the eleventh or twelfth technical means, a free capacity management step for managing a capacity of a free recording area in which a recording stream can be recorded on the digital recording medium; A used capacity predicting step for predicting a used recording capacity used by a newly generated new recording stream, and when the overwrite recording reservation is newly executed, the capacity of the recordable free recording area is newly set. Compare with the used recording capacity expected to be used by the new overwrite recording stream to be overwritten, and if there is not enough free recording area to record the new overwrite recording stream, overwrite recording is possible in the past One or more of the overwriting history information indicating that the overwriting recording stream has been recorded is added. From among the overwrite recording stream group, the overwrite recording stream with the oldest recording date or time is automatically deleted sequentially in the oldest order, and the new overwrite recording stream is secured as a recordable recording area, A digital recording / reproducing method for recording the new overwrite recording stream is provided.
[0020]
According to a fourteenth technical means, in the digital recording / reproducing method described in the thirteenth technical means, when a new overwrite recording reservation is newly executed, there is a free recording area in which a newly generated new overwrite recording stream can be recorded. If there is a shortage, the recording date / time is selected from one or a plurality of overwrite recording stream groups to which the overwrite history information indicating that the recording has been performed as an overwrite recording stream that can be overwritten in the past is added. Whether the oldest overwrite recording stream or the sequential overwrite recording stream can be automatically deleted in the oldest order is registered by the user in advance for each specific broadcast program corresponding to the overwrite recording stream. The digital recording / reproducing method is used.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments relating to a digital recording / reproducing apparatus and a digital recording / reproducing method according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing an embodiment of the configuration of a digital recording / reproducing apparatus according to the present invention.
In FIG. 1, 1 is a BS digital antenna that receives BS digital broadcasting, 2 is a BS receiving unit including a BS digital tuner, 3 is an NTSC antenna, 4 is an NTSC receiving unit including a tuner, and 5 is a receiving unit. The MPEG2 encoder compresses and encodes the NTSC signal into MPEG2 transport stream (MPEG2 Transport Star: hereinafter abbreviated as TS) data.
[0022]
Reference numeral 6 denotes a signal switch for switching between received BS digital TS data and converted TS data obtained by converting the received NTSC signal by the MPEG2 encoder 5, and 7 is a BS digital broadcast switched by the signal switch 6. Digital recording medium that records either TS data or NTSC converted TS data as a normal recording stream (normal recording broadcast program) or an overwritable overwrite recording stream (overwrite recording broadcast program) that is a normal recording operation, such as a hard disk HDD (Hard Disk Drive: hereinafter abbreviated as HDD). A stream management unit & HDD control unit 8 generates the received TS data as a recording stream (normal recording stream or overwrite recording stream) to be recorded on the HDD 7 and manages the recording stream recorded on the HDD 7. Recording and playback of a recording stream (normal recording stream or overwrite recording stream) on the HDD 7 based on a recording management table 8A (details will be described later) for registering and managing the recording status in the recording area on the HDD 7, and further The recording stream (normal recording stream or overwrite recording stream) recorded on the HDD 7 is deleted and the free recording capacity of the HDD 7 is managed.
[0023]
9 includes a timekeeping unit that measures and manages the current time, and receives a BS broadcast program recording reservation instruction from a user based on the received electronic program guide EPG (Electronic Program Guide: hereinafter referred to as EPG) of BS digital broadcasting. Processes a recording reservation instruction from the user regarding the received NTSC broadcast program, reservation type, broadcast date, broadcast day, broadcast start time, broadcast end time, broadcast channel of the broadcast program to be reserved and recorded Etc. are registered and stored in the reservation management table 9A (details will be described later), and the operation for recording the reservation is controlled, and when the broadcast time zone to be reserved is reached, the BS receiver 2 or the NTSC receiver 4 for channel selection and various information for recording control on the HDD 7 for the stream management unit & HDD control unit 8 Including such as by outputting a reservation processing unit and a system control unit for performing digital recording and reproducing apparatus 100 overall control.
[0024]
10 is recorded as TS data received by the BS receiving unit 2 or TS data received and converted by the NTSC receiving unit 4 or a recording stream (normal recording stream or overwrite recording stream) in the HDD 7. An MPEG2 decoder for decoding TS data into a viewable broadcast signal, and 11 is a display unit that performs processing for outputting the decoded broadcast signal to a monitor or the like.
[0025]
In addition to the HDD 7, the digital versatile disc DVD (Digital Versatile Disk), for example, can be considered as a randomly accessible digital recording medium provided in the digital recording / reproducing apparatus 100 shown in FIG. In the example, it is assumed that the HDD 7 is provided.
[0026]
In addition, the television broadcast received by the digital recording / reproducing apparatus 100 shows a case where the digital satellite broadcast BS digital broadcast and the NTSC analog terrestrial broadcast are targeted. That is, a broadcast signal related to a BS digital broadcast broadcast program received as MPEG2 transport stream data (TS data) by the BS receiver 2 via the BS digital antenna 1 is directly used as a recording stream and is recorded in the recording area on the HDD 7. On the other hand, a broadcast signal related to a broadcast program in an analog signal format received by the NTSC receiver 4 via the NTSC antenna 3 is compressed and encoded into MPEG2 transport stream data (TS data) by the MPEG2 encoder 5. After that, a recording stream is recorded in a recording area on the HDD 7. However, the present invention is not limited to such a case. For example, the present invention may be a CS digital broadcast broadcast form or a broadcast form received via a CATV line, and does not specify a broadcast form. In addition, it does not specify the number of receivable broadcast forms.
[0027]
Further, as described above, the reservation function for program reservation recording controlled by the reservation processing unit & system control unit 9 uses the EPG received by the user via the digital BS broadcast EPG, the Internet, or the like. The recording reservation can be made by the user, or the user can make the recording reservation by himself / herself, and the reservation recording is performed by using the time measuring unit (that is, the clock function) provided in the digital recording / reproducing apparatus 100. The recording operation is started by designating the broadcast time zone. Here, the reservation processing unit & system control unit 9 is provided with a repetitive recording reservation unit 9a for reserving in advance to record a specific broadcast program periodically and repeatedly. The registration status is registered and stored in the reservation management table 9A as shown in FIG. 2, including the case of repeated overwrite recording. 2 is a memory configuration diagram showing an example of a reservation management table 9A for registering and managing the reservation status of broadcast programs, and is managed by the reservation processing unit & system control unit 9.
[0028]
As shown in FIG. 2, the reservation management table 9A includes a reservation type relating to a broadcast program to be recorded, a broadcast date, a broadcast day, a broadcast start time, a broadcast end time, a broadcast channel of the broadcast program, and an ID number (ID The details of the number will be described later). Here, the reservation type designates an overwrite recording operation that repeatedly records every day, every week, every month, every year, etc., or designates a normal recording operation that performs a recording operation only at a specified date. This information identifies the reservation recording operation.
[0029]
On the other hand, the stream management unit & HDD control unit 8 that provides recording / reproducing means for recording and reproducing the data stream of the digital signal format of the received broadcast signal as a recording stream on the HDD 7 that can be randomly accessed, The data stream of the broadcast signal related to the program is recorded as a normal recording stream on the HDD 7 as well as the data stream of the digital signal format of the broadcast signal related to the specific broadcast program is periodically recorded on the HDD 7 as the overwriting recording stream. An overwrite recording unit 8a for overwriting and recording repeatedly is prepared.
[0030]
Furthermore, when the new overwrite recording stream newly generated with respect to the reserved broadcast specific broadcast program is overwritten and recorded on the HDD 7, the overwrite recording unit 8 a together with the storage location information of the recording area on the HDD 7 is recorded. An overwrite recording management unit 8a that sets an overwrite identifier indicating that it is possible and an unviewed identifier indicating that the new overwrite recording stream is in an unviewed state and registers the set in the recording management table 8A. 1 When the overwritten recording stream that has been overwritten is reproduced, the unviewed identifier registered in the record management table 8A is changed from the unviewed identifier to the state of viewing and recorded management. Change registration part 8a re-registered in table 8A 2 And are prepared.
[0031]
That is, the recording status of the recording stream (normal recording stream and overwriting recording stream) to the HDD 7 not only by the normal recording operation but also by the repeated overwrite recording operation is registered and stored in the recording management table 8A as shown in FIG. . FIG. 3 is a memory configuration diagram showing an example of the recording management table 8A for registering and managing the recording status of the recording stream related to the broadcast program in the HDD 7, and is managed by the stream management unit & HDD control unit 8.
As shown in FIG. 3, the recording management table 8A includes recording management information including an ID number, recording area storage location information, overwrite control information (that is, an overwrite identifier and an overwrite storage identifier), an unviewed identifier, and a reservation number. ing.
[0032]
Here, the ID number is an identification number for identifying a recording stream recorded in the HDD 7, and a broadcast program reserved and registered in the reservation management table 9 A managed by the reservation processing unit & system control unit 9. Can be identified. The reservation number is a number that can be used to index the registration position of the reservation management table 9A. The reservation type in the reservation management table 9A can also be searched from the stream management unit & HDD control unit 8, and repeated overwrite recording is performed. It is possible to identify whether or not the request is a reserved broadcast program based on the reservation type. Overwrite control information (overwrite identifier indicating that overwrite recording is possible and overwrite storage identifier indicating overwrite history information that has been overwritten in the past), and unviewed indicating that it is still unviewed The identifier is for controlling the operation at the time of overwrite recording on the HDD 7, and details will be described later.
[0033]
The stream management unit & HDD control unit 8 includes a free space management that manages the capacity of a free recording area in which a recording stream can be recorded, as an HDD recording area management unit 8b that manages a recording area on the HDD 7 that records the recording stream. Part 8b 1 And a used capacity predicting unit 8b for predicting the used recording capacity used by the newly generated new overwrite recording stream. 2 Is managed, and an empty / busy state relating to a recording area of the HDD 7 that records a recording stream (a normal recording stream or an overwriting recording stream) is managed, and when recording of a new recording stream is requested, A recording area of the required recording capacity is secured from the free area of the recording medium and the state is changed to the in-use state, while a recording stream that has been viewed by the user and a recording stream that the user does not need to record are recorded. It also has an HDD recording area management function that releases the recording area and restores it to an empty area.
[0034]
Further, as one of the HDD recording area management functions, when a free area necessary for recording a new recording stream cannot be secured according to an operation mode preset by the user. This is displayed to the user, or the overwrite recording stream with the oldest recording date or time is deleted in order, and the recording area where the recording stream was recorded is temporarily released once. After that, it is possible to allocate a new recording stream for recording.
[0035]
That is, the free space management unit 8b 1 The recording capacity of the free recording area on the HDD 7 and the used recording capacity predicted to be used by the new overwrite recording stream to be overwritten newly (used capacity prediction unit 8b) 2 In the case where there is not enough free recording area in which the new overwrite recording stream can be recorded, it was recorded as an overwrite recording stream that can be overwritten in the past. The overwriting recording stream with the oldest recording date is automatically deleted from one or a plurality of overwriting recording stream groups to which the overwriting history information (for example, the overwriting storage identifier shown in FIG. 3) is added, When the new overwrite recording stream is secured as a recordable free recording area and the new overwrite recording stream can be recorded, or when the overwrite recording stream having the oldest recording date and time to be automatically deleted is selected , An overwrite recording stream relating to a specific broadcast program corresponding to the newly generated new overwrite recording stream The overwrite recording stream with the oldest recording date and time can be selected and automatically deleted, and the new overwrite recording stream can be secured as a recordable recording area, and the new overwrite recording stream can be recorded. It can be done.
[0036]
Furthermore, an overwrite recording stream with an old recording date and time is selected from one or a plurality of overwrite recording stream groups to which overwrite history information indicating that it has been recorded as an overwrite recording stream that can be overwritten in the past is added. In order, the used recording capacity used by each overwrite recording stream is sequentially accumulated and compared with the used recording capacity of the new overwrite recording stream. It is also possible to automatically erase each overwrite recording stream until the used recording capacity is accumulated, to secure the new overwrite recording stream as a recordable recording area, and to record the new overwrite recording stream. It is.
[0037]
As described above, when a new overwrite recording reservation is executed, if there is not enough free recording area to record a newly generated new overwrite recording stream, an overwrite recording stream that can be overwritten in the past is recorded. The overwrite recording stream with the oldest recording date / time or the sequential overwrite recording stream in the oldest order is automatically selected from one or a plurality of overwrite recording stream groups to which the overwrite history information indicating that recording has been added. Whether or not erasure is possible is registered so that the user can automatically erase by setting and registering in advance for each of the specific programs corresponding to the overwrite recording stream. It is also possible to automatically delete only the overwrite recording stream related to a specific broadcast program.
[0038]
Next, an example of an operation of repeatedly overwriting and recording a broadcast program reserved for overwrite recording on the HDD 7 as an overwrite recording stream will be described.
FIG. 4 is a schematic diagram schematically showing the recording area of each recording stream when MPEG2 TS data is recorded in the recording area of the HDD 7 as a recording stream. As described above, the recording stream recorded on the HDD 7 is recorded in the free space on the HDD 7 allocated by the HDD recording area management unit 8b of the stream management unit & HDD control unit 8, and each recording stream includes A stream identification number (Stream Identifier: hereinafter abbreviated as ID number) is assigned to enable identification of a broadcast program corresponding to the recording stream. That is, the stream management unit & HDD control unit 8 manages the used / unused state of the ID number, and when a recording request for a new new recording stream is generated, the ID number in the unused state is assigned to the new recording stream. It has a function to assign.
[0039]
When a request to record MPEG2 TS data as a recording stream on the HDD 7 is generated, the stream management unit & HDD control unit 8 secures an empty area on the HDD 7 and records the recording stream in the empty area. As shown in the record management table 8A in FIG. 3, storage position information (recording area storage position information) indicating the position of the recording area on the HDD 7 on which the recording stream is recorded is provided so that the recording stream can be identified. Along with the ID number thus registered, it is supposed to be registered and managed. The ID number assigned by the stream management unit & HDD control unit 8 is also recorded in the reservation management table 9A (see FIG. 2) managed by the reservation processing unit & system control unit 9 in the broadcast corresponding to the recording stream. It is registered and stored in association with the program. The reservation number for indexing the reservation management table 9A is also registered and stored in the record management table 8A (see FIG. 3). Thus, bi-directional indexing of the reservation management table 9A and the record management table 8A is possible.
[0040]
Since the HDD 7 can be accessed at random, as shown in FIG. 4, a free area is secured even at a distant position on the HDD 7 as in the recording streams with ID numbers ID-0 and ID-1. For example, it is recorded in the recording areas a and b at the respective positions on the HDD 7. Further, even if the TS data of the same broadcast program is recorded as in the recording stream with the ID number ID-2, the recording is performed when the empty areas scattered on the HDD 7 are secured. Region c 1 And c 2 It is also possible to divide and record them.
[0041]
Here, for example, it is assumed that the recording stream having the ID number ID-0 is an overwriting recording stream related to a reserved broadcast program reserved for repeated overwriting. In general, the overwritten recording stream that is repeatedly overwritten is a broadcast program that is broadcast in the same broadcast time zone (broadcast start time and broadcast end time are the same time) such as daily, weekly, or monthly. 4 may be considered to be substantially the same in the amount of each of the MPEG2 TS data related to the reserved broadcast program generated each time as an overwrite recording stream, and the overwrite recording stream having the ID number ID-0 shown in FIG. As described above, the overwrite recording stream of ID-0 to be recorded next is sequentially overwritten and recorded in the recording area a located at the same position as the previously recorded recording area a. That is, when the next recording request regarding the reserved broadcast program to be overwritten and recorded with the ID number ID-0 occurs, the recording area a on the HDD 7 where the recording stream with the ID number ID-0 has been recorded is recorded. It is assumed that a new overwrite recording stream of ID-0 newly generated is recorded in the same recording area a immediately after being released to a free area.
[0042]
However, depending on the usage form of the digital recording / reproducing apparatus 100, even if the reserved broadcast program is repeatedly overwritten and recorded, such as the overwrite recording stream whose ID number is ID-0 shown in FIG. In consideration of the case where the recording capacity to be recorded differs depending on the broadcast content for each broadcast time, an empty area different from the recording area a that has been overwritten as an overwrite recording stream with the ID number of ID-0 last time Is newly secured, the current new overwrite recording stream having the ID number ID-0 is recorded in the secured recording area a ′, and the previous recording area a is released as an empty area. . FIG. 5 is a schematic diagram schematically showing a different example regarding the recording area securing mode of the overwrite recording stream that is overwritten and recorded on the HDD 7 as a reserved broadcast program. As described above, in the present invention, even when the expression “repeated overwrite recording” is used, it is possible to record in different areas on the HDD 7. The overwrite recording form itself of the overwrite recording stream is not particularly specified.
[0043]
In the stream management unit & HDD control unit 8, when the overwrite recording stream having the ID number ID-0 to be overwritten is recorded on the HDD 7, the overwrite recording stream is recorded on the HDD 7 at the same time. As described above, the identifier indicating that the overwrite recording stream of ID-0 can be overwritten (hereinafter referred to as an overwrite identifier) is storage location information (recording region storage location information) on the HDD 7. ) And registered and stored in the record management table 8A shown in FIG. That is, in the case of a new overwrite recording stream that is recorded first, the overwrite identifier is set to the ON state, and is set and registered as an overwritable state.
Further, in the stream management unit & HDD control unit 8, at the same time when the overwrite recording stream having the ID number ID-0 is recorded on the HDD 7, the recorded overwrite recording stream is reproduced and viewed by the user, Similarly to the overwrite identifier, an identifier indicating whether or not it is viewed (hereinafter referred to as an unviewed identifier) is recorded and managed in the record management table 8A shown in FIG. That is, in the case of a new overwrite recording stream that is recorded first, the unviewed identifier is set to the ON state, and is set and registered as a state that has not yet been viewed by the user.
[0044]
Accordingly, when the overwrite recording is first executed as the new overwrite recording stream for the MPEG2 TS data of the reserved broadcast program reserved for the overwrite recording, the stream management unit & HDD control unit 8 performs the new overwrite recording stream. In the recording management table 8A corresponding to the ID number assigned to identify the recording area, the storage area storage position information and the overwriting identifier indicating that overwriting is possible and the user is in an unviewed state as described above. Both of the unviewed identifiers indicating that they are in an ON state are registered and managed.
When the second and subsequent repetitive overwrite recordings are executed, the stream management unit & HDD control unit 8 first confirms the status of the ID number, overwrite identifier, and unviewed identifier registered in the recording management table 8A. become.
[0045]
The operation procedure when performing such repeated overwrite recording will be described with reference to the flowcharts of FIGS.
FIG. 6 is a flowchart for explaining an example of an operation procedure when overwriting is performed in the recording area of the HDD 7, and shows an operation procedure when the recording operation is executed for the broadcast program reserved for recording for the first time. Is. FIG. 7 is a flowchart for explaining an example of the operation procedure of the remaining portion subsequent to FIG. 6 when overwriting is performed in the recording area of the HDD 7, and in the case where the second and subsequent repetitive recording operations are executed. An operation procedure is shown.
[0046]
Prior to the start of the flowchart shown in FIG. 6, first, based on the reservation management table 9A, the current time indicated by the timekeeping unit provided in the reservation processing unit & system control unit 9 is registered as a recording reservation. When the reservation processing unit & system control unit 9 detects that the broadcast start time of a broadcast program is reached, the channel selection operation of the BS reception unit 2 or the NTSC reception unit 4 shown in FIG. By switching, TS data from the BS receiving unit 2 or the MPEG2 encoder 5 is drawn into the stream management unit & HDD control unit 8.
Furthermore, the reservation processing unit & system control unit 9 confirms whether the reservation is a repetitive reservation requesting repetitive recording, for example, in the same broadcast time period every day, every week, or every month, based on the reservation type in the reservation management table 9A. Thereafter, the stream management unit & HDD control unit 8 is instructed to start the TS data reservation recording operation from the BS receiving unit 2 or the MPEG2 encoder 5.
[0047]
In addition, when the reservation processing unit & system control unit 9 instructs the stream management unit & HDD control unit 8 to start the reservation recording operation, an ID number has already been assigned to the reservation management table 9A together with the information related to the repeated recording request. If it is already assigned, the assigned ID number is notified.
The stream management unit & HDD control unit 8 first determines whether or not an assigned ID number has been notified from the reservation processing unit & system control unit 9 (step S1). If the ID number has already been assigned (obtained) by the stream management unit & HDD control unit 8 and set in the reservation management table 9A (YES in step S1), the second and subsequent repeated recording operations relating to the broadcast program are performed. It is determined that this is the case, and the process proceeds to step S11 in the flowchart of FIG. On the other hand, when the ID number is not set (NO in step S1), it is determined that the recording operation is the first recording operation related to the broadcast program, and the process proceeds to step S2.
[0048]
In the case of the first recording operation, in step S2, first, a recording area for recording TS data related to the broadcast program as a recording stream is secured on the HDD 7 (step S2), and then the secured recording area on the HDD 7 is recorded. Then, TS data from the BS receiving unit 2 or the MPEG2 encoder 5 is sequentially recorded as a recording stream (normal recording stream or overwrite recording stream) (step S3). Further, the stream management unit & HDD control unit 8 newly acquires an ID number for identifying a recording stream related to the broadcast program (step S4), and reservation management managed by the reservation processing unit & system control unit 9 After setting and registering in the table 9A (step S5), whether or not the broadcast program is requested to be overwritten for repeated recording is determined based on information from the reservation processing unit & system control unit 9. Determination is made (step S6).
[0049]
If the broadcast program has been requested to be overwritten for repeated recording (YES in step S6), it indicates an identifier for executing overwriting (that is, overwriting is possible). (Overwrite identifier) is set to ON (step S7). On the other hand, when the overwrite recording request for repeated recording is not made and only one normal recording operation is requested ( YES in step S6), the overwrite identifier is set to OFF (step S8).
[0050]
Furthermore, an unviewed identifier indicating whether or not the user has not yet viewed the recording stream related to the broadcast program recorded on the HDD 7 is set to an ON state indicating that the user has not yet viewed (see FIG. Step S9). Thereafter, the stream management unit & HDD control unit 8 stores the storage location information of the recording area on the HDD 7 in which the recording stream of the broadcast program is recorded at the position of the recording management table 8A indicated by the acquired ID number, and steps S7 or S8. The overwriting identifier set in step 1, the unviewed identifier set in step S9, and the reservation number for indexing the reservation management table 9A are registered and stored (step S10).
Thereafter, when the user views a recording stream (normal recording stream or overwrite recording stream) related to the broadcast program recorded on the HDD 7, the recording management table 8A indicated by the ID number of the recording stream related to the broadcast program is displayed. The unviewed identifier is automatically set from ON to OFF.
[0051]
Here, the unviewed identifier is used for automatically releasing the recording area on the HDD 7 where the recording stream is recorded and erasing the recorded recording stream when the user views the unviewed identifier. In the case of an overwrite recording stream that is an identifier used and is overwritten on the HDD 7, as described later in FIG. 7, when a new overwrite recording stream to be overwritten next is generated, the previous overwrite recording stream is generated. When the recording stream is not yet viewed (that is, the unviewed identifier is in the ON state), the new overwrite recording stream is not overwritten with the previous overwrite recording stream, and is newly reserved. Recorded in the specified recording area, and the previous overwrite recording stream is deleted even though it has not been viewed. Used to prevent put away.
[0052]
When the recorded stream (normal recording stream or overwrite recording stream) is reproduced and viewed, and the unviewed identifier is switched to the OFF state, the recording stream (normal recording stream or overwrite recording stream) is changed. The recording area on the HDD 7 where the recording stream) was recorded can be automatically released to an empty state and the recording stream can be erased and used for another recording stream, or If it is a recording stream for repeated overwrite recording, it is possible to automatically transition to an overwritable state or add information that can identify the recording stream as an automatically erasable recording stream. When the recording stream capacity is added to the new recordable capacity and recording is newly performed, If the amount is insufficient it is also possible to erasable. However, the automatic recording area releasing operation may be controlled according to the operation mode set and registered in advance by the user.
[0053]
Next, in step S1, when a recording stream of a reserved broadcast program is generated, an ID number is already assigned (obtained), and the second and subsequent repeated recording operations related to the broadcast program are performed. A recording operation when it is determined to be applicable will be described with reference to a flowchart shown in FIG.
In such a case, the recording management information of the recording stream related to the broadcast program (that is, recording area storage) is already present at the position indicated by the ID number in the recording management table 8A managed by the stream management unit & HDD control unit 8. Position information, overwrite identifier of overwrite control information, unviewed identifier and reservation number) are set.
Therefore, the overwriting identifier relating to the broadcast program indicated by the ID number taken over from the reservation processing unit & system control unit 9 is read from the recording management table 8A (step S11), and whether or not the read overwriting identifier is in an ON state. Confirm (step S12).
[0054]
If the overwrite identifier is set to OFF (NO in step S12), the second and subsequent repetitions are performed even though the broadcast program is a one-time normal recording broadcast program that is not a broadcast program that requires repeated overwrite recording. Assuming that an error state requiring a recording operation has occurred, the recording operation on the HDD 7 is not performed, and the error ends immediately. In this case, the user may be notified that an error has occurred.
On the other hand, when the overwrite identifier is set to ON (YES in step S12), since it is a broadcast program for which repeated overwrite recording is requested, overwrite recording related to the broadcast program previously recorded in the recording area on the HDD 7 is performed. In order to check whether or not the stream has been viewed by the user, an unviewed identifier related to the overwrite recording stream indicated by the ID number is read from the recording management table 8A (step S13).
[0055]
Here, if the user has already viewed and the unviewed identifier is OFF (NO in step S14), the process proceeds to the overwrite recording operation in step S21 and the subsequent overwrite recording stream that has been viewed. When the recorded area is released and the overwrite recording operation of the current new overwrite recording stream is executed, but the unviewed identifier remains ON (YES in step S14), the previous overwrite recording stream is In order to shift to the state of saving as it is, the operation shifts to the operation after step S15.
[0056]
First, in step S15, a new ID number is acquired in order to change the previous overwrite recording stream to the same state as the normal recording stream by the normal recording operation so that the previous overwrite recording stream can be stored without being overwritten (step S15). S15). Thereafter, first, the recording management information relating to the previous overwrite recording stream (that is, the recording area storage position information relating to the overwrite recording stream that has been previously recorded and has not been viewed, the overwrite identifier of the overwrite control information, the unviewed identifier, and the reservation) Number) is read from the record management table 8A, copied to the position of the record management table 8A indicated by the newly acquired ID number, and transferred (step S16). Further, in order to change from the overwrite recording stream to the normal recording stream, the overwrite identifier in the copied recording management information is changed to OFF (step S17). Thus, the previously recorded unviewed recording stream to which the newly acquired ID number is assigned has been changed from the overwrite recording stream to a normal recording stream that does not differ from the recording result of the normal recording operation, and is viewed by the user. Unless it is done, or unless the user instructs that it is not necessary, it is set in a state where it will not be erased.
[0057]
Next, after a recording area for recording a new overwrite recording stream to be newly overwritten this time is secured on the HDD 7 (step S18), a new area to be newly overwritten this time in the secured recording area on the HDD 7 is recorded. Overwrite recording streams are sequentially recorded (step S19). After that, the stream management unit & HDD control unit 8 stores the storage location information of the recording area registered at the location of the recording management table 8A indicated by the ID number used as the ID number for overwriting recording until the previous time. The new overwrite recording stream is rewritten with the storage position information of the recording area in which it is recorded (step S20).
[0058]
After the operation of step S20 is executed, the record management information other than the storage position information in the record management table 8A indicated by the ID number for overwrite recording until the previous time is set to the same state as before, The overwrite identifier is set to the ON state and the unviewed identifier is set to the ON state, and the reservation number remains in the state indicating the reservation number of the broadcast program. Thus, the newly overwritten recording stream newly recorded this time can be overwritten using the ID number that has been used so far for the overwritten recording stream related to the broadcast program, and the user has not viewed it. Set to state.
[0059]
In other words, in step S14, when the previously recorded overwrite recording stream has not been viewed by the user and the unviewed identifier is ON (YES in step S14), that is, overwriting. When a new overwrite recording stream newly generated for a specific broadcast program reserved for recording is overwritten and the unviewed identifier of the previous overwrite recording stream already overwritten is in an unviewed state Is not overwritten by overwriting the new overwrite recording stream to the overwrite recording stream, and the overwrite identifier of the overwrite recording stream that has already been overwritten is changed to a state that does not overwrite recording and is re-registered. Normal recording stream recorded by normal recording operation from the overwritten recording stream In addition, the unviewed identifier is continuously stored on the HDD 7 in an unviewed state, and the new overwrite recording stream to be overwritten newly is changed to the overwrite of the new overwrite recording stream. The identifier is set to a state indicating an overwritable recording state, and the unviewed identifier of the new overwrite recording stream is set to an unviewed state, and the operation is performed to record in the newly reserved recording area on the HDD 7 It is something to be made.
[0060]
In the above description, the recording area on the HDD 7 of the previous overwrite recording stream that has already been overwritten is left as it is, and a recording area on the HDD 7 that records a new overwrite recording stream to be newly overwritten is newly set. However, the present invention is not limited to such a case. Depending on the amount of data in the overwrite recording stream, the recording area in which the previous overwrite recording stream is newly secured is reversed. Then, the new overwrite recording stream may be recorded in the recording area where the previous overwrite recording stream was recorded.
[0061]
On the other hand, in step S14, when the overwrite recording stream recorded last time has already been viewed by the user and the unviewed identifier is changed to OFF (NO in step S14), the previous overwrite recording stream is set. The recording area on the HDD 7 where the stream was recorded is once released, and the new overwrite recording stream newly generated this time is overwritten and recorded in the same recording area (step S21). After that, the stream management unit & HDD control unit 8 turns on again the unviewed identifier in the record management table 8A indicated by the ID number used as the ID number for the previous overwrite recording (ie, unviewed state). And set to (step S22).
[0062]
After the operation of step S22 is executed, the record management information other than the unviewed identifier at the position of the record management table 8A indicated by the ID number for overwriting recording up to the previous time is set to the same state as before. That is, while the overwrite identifier is set to the ON state, the storage location information of the recording area to be overwritten is also the same storage location information as before, and the reservation number is also the reservation number of the broadcast program. It is left in the state which shows. Thus, it is possible to repeatedly overwrite and record in the same recording area on the HDD 7.
[0063]
Note that, in steps S21 and S22 shown in FIG. 7, as the overwriting operation, the operation of repeatedly overwriting in the same recording area on the HDD 7 is shown, but as this “repetitive overwriting operation”, as described above, However, it is not necessarily limited to the operation of recording in the same recording area. In other words, the recording area where the previous overwrite recording stream is recorded may be released and the current new overwrite recording stream may be operated to be recorded in a newly reserved different recording area.
[0064]
Next, the recording management information registered and stored in the above-described reservation management table 9A in FIG. 2 and the recording management table 8A in FIG. This will be described with reference to the schematic diagram shown in FIG. 8 created based on the above example. FIG. 8 is a schematic diagram showing an example of the transition state of the overwrite recording stream that is overwritten and recorded in the recording area on the HDD 7. A broadcast program reserved for overwrite recording (in FIG. (Broadcast program reserved as reservation number “0” in the reservation management table 9A) shown in FIG. 3 shows the generation status of each recording management information in the recording management table 8A managed by the stream management unit & HDD control unit 8 shown in FIG. Show.
[0065]
In the reservation management table 9A shown in FIG. 2, the fact that the two broadcast programs with reservation numbers “0” and “1” should be recorded repeatedly is reserved and registered, and the broadcast program with reservation number “2” is registered. In addition, the fact that it should be recorded normally is registered, and further, the recording operation has already been executed for each reserved broadcast program, and ID-0, ID-1, and ID-2 are assigned as ID numbers, respectively. It shows that there is. That is, ID-0 and ID-1 indicate ID numbers for which repeated recording is requested, although the recording cycles are different.
[0066]
Further, in the recording management table 8A shown in FIG. 3, regarding the broadcast programs whose ID numbers are ID-1 and ID-2 (that is, reservation numbers “1” and “2”), the recording stream (one each) has already been performed. The ID-1 overwrite recording stream that has been recorded in the recording areas m and n on the HDD 7 as an overwrite recording stream and a normal recording stream has been already viewed by the user. The ID-2 normal recording stream of the normal recording operation in which the unviewed identifier is in an OFF state (that is, the next overwrite recording stream can be overwritten in the recording area m) but is not overwritten and deleted. Indicates that it is still unviewed.
[0067]
On the other hand, a broadcast program whose ID number is ID-0 (that is, reservation number “0”) that is reserved and registered so as to be overwritten every day has already been overwritten five times. That is, the overwrite recording streams A to E are recorded in the recording areas A to E on the HDD 7, respectively, and only the overwrite recording stream D recorded in the recording area D on the HDD 7 is viewed by the user. In this case, the unviewed identifier has once shifted to the OFF state. However, the next overwrite recording stream E (that is, the latest overwrite recording stream) is recorded in the recording area E on the HDD 7 by overwriting. It shows that the recording area D of the stream D is released and the unviewed identifier of ID-0 is set to ON again. .
[0068]
Here, ID-0 assigned for repetitive overwrite recording is assigned to the latest overwrite recording stream, and old overwrite recording streams are sequentially replaced with newly acquired ID numbers (that is, in the oldest order, Newly acquired ID-3, ID-4, and ID-5 have been assigned) and have been re-registered.
Also, as a recording area for recording an overwrite recording stream, a new recording area is created each time an overwrite recording request is generated, unlike the case shown in steps S21 and S22 of FIG. A case where the recording area in which the previous overwrite recording stream was recorded is released while being secured is described as an example.
[0069]
2 and FIG. 3 for the repeated overwriting shown in FIG. 8 for the operation situation of repeatedly recording on the HDD 7 the overwrite recording stream related to the broadcast program whose ID number is ID-0 shown in FIG. The overwriting recording streams A to E will be described using transition states.
In FIG. 8, reference numerals 20 to 24 indicate transition state numbers for displaying the transition process of the overwrite recording stream having the ID number ID-0 in time series. First, the transition state number 20 is already recorded in the recording area A on the HDD 7, the first overwrite recording stream A is in the state where the overwrite identifier is ON and the unviewed identifier is ON, and the acquired ID number is ID-0. In this state, an overwrite recording request for the next ID-0 overwrite recording stream B is generated.
[0070]
At the stage of transition state number 20, since the overwrite recording stream A recorded in the recording area A is not yet viewed by the user, the overwrite recording stream A is recorded in the recording area A for overwriting recording. Even if it has been overwritten, the ID number of the overwrite recording stream A is rewritten to ID-3 which is the newly acquired ID number without performing the overwriting operation (that is, the position corresponding to ID-3 in the recording management table 8A). The recording management information relating to the overwrite recording stream A is moved to the normal recording for normal recording that is not erased until the user overwrites the overwrite identifier and the user views it or instructs to discard it. Transition is made to the state of transition state number 21 which is stored again as a stream. Note that the next ID-0 overwrite recording stream B is recorded in the newly reserved recording area B on the HDD 7 with the ID number being ID-0 with the overwrite identifier ON and the unviewed identifier ON. .
[0071]
In the transition state number 21, when an overwrite recording request for the next overwrite recording stream C of ID-0 occurs, the overwrite recording stream B recorded in the recording area B is also the user just as in the transition state number 20. Therefore, even if the overwrite recording stream B is recorded in the recording area B for overwriting recording, the ID number of the overwriting recording stream B is newly set without executing the overwriting operation. Is rewritten to ID-4 which is the acquired ID number (that is, the recording management information relating to the overwrite recording stream B is moved to a position corresponding to ID-4 in the recording management table 8A), and the overwrite identifier is rewritten to OFF, Transition is made to the state of transition state number 22 which is re-saved as a normal recording stream for normal recording. The next ID-0 overwrite recording stream C is recorded in the newly reserved recording area C on the HDD 7 with the ID number being ID-0 with the overwrite identifier ON and the unviewed identifier ON. .
[0072]
In the transition state number 22, when an overwrite recording request for the next ID-0 overwrite recording stream D is further generated, the recording stream C recorded in the recording area C is also recorded by the user in the same manner as in the transition state number 21. Since the recording stream C is not yet viewed, even if the recording stream C is recorded in the recording area C for overwriting recording, the ID number of the overwriting recording stream C is newly acquired without executing the overwriting operation. Is rewritten to ID-5 that is the ID number that has been recorded (that is, the recording management information relating to the overwrite recording stream C is moved to the position corresponding to ID-5 in the recording management table 8A), and the overwrite identifier is rewritten to OFF to perform normal recording Transition to the state of transition state number 23 which is stored again as a normal recording stream. Note that the next ID-0 overwrite recording stream D is recorded in the newly reserved recording area D on the HDD 7 with the ID number being ID-0 with the overwrite identifier ON and the unviewed identifier ON. .
[0073]
In the transition state number 23, the recording stream for overwrite recording of ID-0 recorded in the recording area D by the user until the next overwrite recording request for the overwrite recording stream E of ID-0 is generated. D is viewed, and a transition is made to a new state in which the unviewed identifier is set from ON to OFF. After the transition to such a new state, if a further overwrite recording request for the overwrite recording stream E of ID-0 is generated next time, the recording area D of the viewed recording stream D is once released and overwritten recording is performed. The stream D can be erased, and the next overwrite recording stream E of ID-0 is newly reserved in the recording area E, the overwrite identifier is ON, the unviewed identifier is ON, and the ID number is ID-0. As a transition state number 24 to be overwritten. In the transition to the transition state number 24 in which overwriting is performed, a new recording area E is not reserved for recording the recording stream E, but as shown in the flowchart shown in FIG. The recording stream E may be overwritten on the recording area D where the recorded recording stream D has been recorded.
[0074]
In the state of the transition state number 24, the ID number of the broadcast program with the reservation number “0” for overwrite recording is newly acquired sequentially from the old ID-0 in ascending order as long as it is an unviewed overwrite recording stream. In addition to being rewritten to ID-3, ID-4, and ID-5, the overwrite identifier is rewritten to the OFF state, so that it is a normal recording stream indicating normal recording instead of overwriting, and is continuously stored on the HDD 7 It will be in the state.
As described above, if the overwrite recording stream for repeated overwrite recording is already viewed, the overwrite recording operation is executed. On the other hand, even if the overwrite recording stream is recorded for repeated overwrite recording, the user has not yet performed the overwrite recording stream. As long as it is in the viewing state, it is possible to avoid overwriting from the next time onward and to continuously store the overwritten recording stream on the HDD 7 as a normal recording stream.
[0075]
Next, different embodiments of the digital recording / reproducing apparatus 100 according to the present invention will be described. In FIG. 8 described above, when an overwrite recording request for the next new overwrite stream is generated even though the overwrite recording stream that has been overwritten is in an unviewed state, the overwrite recording in the unviewed state is performed. In addition to rewriting the ID number of the already overwritten recording stream to another ID number, the overwrite identifier is set to OFF so that the recording stream is changed to a normal recording stream for normal recording instead of overwriting recording. However, in the present embodiment, as shown in the overwrite control information of the recording management table 8A in FIG. 3, in addition to the overwrite identifier, overwrite history information indicating that it has been recorded as an overwrite recordable stream in the past. As shown in FIG.
[0076]
Thus, when the next overwrite recording request occurs even though the overwritten recording stream is in an unviewed state, the overwrite identifier is set to the ON state instead of rewriting the overwrite identifier to the OFF state. By setting the overwrite save identifier to the ON state so that the overwrite recording operation is not permitted even if it remains, even if an overwrite recording request occurs, it is avoided that the overwrite recording stream in the unviewed state is overwritten In addition, it is possible to identify that the recording stream is not an ordinary recording stream but an overwriting recording stream originally recorded for overwriting.
[0077]
FIG. 9 is a schematic diagram showing an example of a different transition state of an overwrite recording stream that is overwritten and recorded in the recording area on the HDD 7. The overwrite control information is used to identify the normal recording stream recorded by a normal recording operation. It shows a case where recording is performed as a state where a possible overwrite storage identifier is added. In FIG. 9, reference numerals 25 and 26 indicate transition state numbers for displaying the transition process of the overwrite recording stream having the ID number ID-0 in time series. The transition state number 25 in FIG. 9 shows the case where the state is the same as the transition state number 24 shown in FIG. 8, but FIG. 9 is different from FIG. An overwrite storage identifier is further added as history information (that is, an identifier indicating that it has been recorded as an overwrite recording stream that can be overwritten when it has been recorded in the HDD 7 in the past).
[0078]
In the transition state numbers 25 and 26, the setting state of each identifier of the overwrite control information is as follows. For each of the overwrite recording streams A, B, and C of ID-3, ID-4, and ID-5, the overwrite storage identifier is set to the ON state, and the overwrite avoidance state in which the overwrite is prohibited is set. Although it is set in a state that can be distinguished from the normal recording stream for recording, the latest overwrite recording stream E with ID-0 is in an overwritable state, with the overwrite storage identifier remaining in the OFF state. . On the other hand, not only the latest overwrite recording stream E of ID-0 but also the overwrite recording streams A, B, and C of ID-3, ID-4, and ID-5 are set to the ON state. In other words, the recording stream is not a normal recording operation but a recording stream that has been overwritten. In each of the overwrite recording streams of ID-3, ID-4, and ID-5, the overwrite storage identifier is set to ON, and it is continuously stored as an overwrite recording stream different from the normal recording stream. Therefore, it is not always necessary to set the overwrite recorder setting state in each overwrite recording stream of ID-3, ID-4, and ID-5 to the ON state.
[0079]
Next, in the transition state number 25 in FIG. 9, when the user has viewed the overwrite recording stream A of ID-3 that has been repeatedly overwritten and recorded the oldest, the unviewed identifier of ID-3 is changed from ON to OFF. Rewritten. Accordingly, the recording stream A of ID-3 has been set to a state in which the overwrite storage identifier is set to the ON state and can be continuously stored while avoiding the overwrite recording. The unit & HDD control unit 8 automatically releases the recording area A on the HDD 7 in which the overwrite recording stream A of ID-3 was recorded to a free area, as in the case of a normal normal recording stream, and ID- The ID number 3 is also released, and the state automatically shifts to the transition state number 26 in which the overwrite recording stream A is deleted.
[0080]
Thus, not only the ID number but also the state in which the recording area on the HDD 7 is unnecessarily occupied is avoided, and the ID number and the recording area can be effectively used. As described above, the user can select whether or not to erase the recorded recording stream (that is, the viewed overwritten recording stream or the viewed normal recording stream) automatically when the state is changed to the viewed state. is there. In other words, according to the broadcast program that has been reserved and recorded, the user can only view a recorded stream that has been registered in advance for automatic deletion of a viewed recording stream (viewed overwritten recording stream or viewed normal recording stream) after viewing. On the other hand, if the user has not set execution of automatic deletion in advance, even if the unviewed identifier transitions to the OFF state, the automatic deletion is not executed and the recording is performed in the recording area. Keep it as it is.
[0081]
Furthermore, the automatic erasure of the viewed recording stream (viewed overwritten recording stream or viewed normal recording stream) is performed when the digital recording / reproducing apparatus 100 is activated, or at the same time from the user. It is a case where erasure is instructed, an overwriting recording is executed, or even if it is an unviewed recording stream, it is in accordance with an instruction from the user or on the HDD 7 Arbitrary settings that differ depending on the application form of the digital recording / reproducing apparatus 100 are performed, depending on the recording state of the recording area, the recovery operation of the digital recording / reproducing apparatus 100, or the like. It is also possible.
Further, the example shown in FIG. 9 shows a case where only one recording stream has been viewed. However, even when a plurality of overwrite recording streams have transitioned to a viewed state, such a plurality of recording streams have been viewed. It is possible to operate to automatically delete the viewed overwrite recording stream.
[0082]
In other words, when the new overwrite recording stream is overwritten, the unviewed identifier of the already overwritten recording stream is in an unviewed state when the new overwrite recording stream is overwritten. Is an overwrite that can be overwritten when the overwrite recording stream has been recorded on the HDD 7 in the past, instead of changing the above-described overwrite identifier to an OFF state indicating no overwriting and re-registering it as a normal recording stream. As the overwriting history information indicating that it was recorded as a recording stream, an overwriting storage identifier that can be distinguished from a normal recording stream recorded by a normal recording operation is added, and the unviewed identifier is set to an unviewed identifier. The HDD 7 is not overwritten with the new overwrite recording stream in the overwrite recording stream. When the overwrite recording stream to which the overwrite history information is added is reproduced and the unviewed identifier is changed to a viewed state, the overwrite recording stream is automatically saved. It is possible to erase.
[0083]
In the embodiment shown in FIGS. 3 and 8, the overwriting control information provided in the recording management table 8A is used as an overwriting identifier indicating the presence / absence of overwriting recording (in the overwriting recording stream in which ON is overwritten and recorded). Yes, an identifier indicating that it is a normal recording stream that has been changed to a non-overwrite recording target or that has been normally recorded), but is an overwritten recording stream that has been overwritten but is in an unviewed state, and therefore is overwritten. In this case, the overwriting control information including the overwriting storage identifier is shown as overwriting history information indicating that the image is in a state where the image is continuously saved. However, the present invention is not limited to this case. .
[0084]
That is, for example, as shown in the record management table 8A ′ of FIG. 10, as the overwriting history information of the overwriting control information indicating that it has been recorded as an overwritable overwriting stream that has been recorded on the past HDD 7, 3 instead of the overwrite storage identifier shown in FIG. 3 that enables identification with the normal recording stream recorded by the recording operation, and is assigned before rewriting to the newly acquired ID number because of the next overwrite recording request. The old ID number (ID number before rewriting) may be stored. That is, the old ID number is used as overwriting history information indicating that the old ID number has been recorded as an overwritable overwrite recording stream, and identifies a specific broadcast program corresponding to the overwritten recording stream instead of the overwrite storage identifier. The program identification number that can be displayed is shown.
[0085]
By adding such an old ID number as overwrite history information, it is possible to identify that it was an overwrite recording stream different from a normal recording stream by a normal recording operation, and the specific broadcast program corresponding to the overwrite recording stream It is possible to specify.
FIG. 10 is a memory configuration diagram showing a different example of the recording management table for registering and managing the recording status of the recording stream related to the broadcast program on the HDD 7, and the old history as described above as the overwrite history information of the overwrite control information. Has an ID number. In the record management table 8A ′ in FIG. 10, as an example of the old ID number, the stored contents are shown taking the case of performing the overwrite recording operation shown in FIG. 8 as an example.
[0086]
As shown in the record management table 8A 'shown in FIG. 10, by reserving the old ID number instead of the overwrite storage identifier as the overwrite history information in the overwrite control information, it is possible to reserve repeated overwrite recording simultaneously for a plurality of specific broadcast programs. Easily identify the overwrite recording stream that corresponds to the overwrite recording stream of the specific broadcast program that is saved by avoiding the overwrite recording even if the It becomes possible to do.
[0087]
Furthermore, as the overwriting history information of the overwriting control information indicating that it has been recorded as an overwritable overwriting stream when recorded in the past HDD 7, for example, as shown in the recording management table 8A ″ of FIG. Instead of the overwrite storage identifier shown in FIG. 3 that enables identification with the normal recording stream recorded by the normal recording operation, the ID number (rewritten ID number) of the previous overwrite recording stream is linked information ( (Recording order information) may be sequentially stored so that the recording stream immediately before the specific broadcast program related to the overwrite recording stream can be identified sequentially starting from the latest overwrite recording stream. The link information specifies a specific broadcast program corresponding to the overwrite recording stream that has been overwritten. Bets can be, and indicates the recording order information that can identify the overwrite recording order.
[0088]
By adding such link information (recording order information) as overwriting history information, it is possible to identify that the overwriting stream is different from the normal recording stream by the normal recording operation, and the above-mentioned corresponding overwriting recording stream. It is possible to identify the overwrite recording order of a specific broadcast program.
FIG. 11 is a memory configuration diagram showing another example of a recording management table for registering and managing the recording status of the recording stream related to the broadcast program on the HDD 7. The link information is used as overwriting history information of the overwriting control information. Have. That is, the link information is used as overwriting history information indicating that it has been recorded as an overwritable overwriting recording stream. Instead of the overwriting storage identifier, the overwriting recording order is identified in time series as described above. The recording order information that can be performed is shown. In the record management table 8A ″ of FIG. 11, as an example of the link information, the stored contents are shown taking the case where the overwriting operation shown in FIG. 8 is executed as an example.
[0089]
As in the record management table 8A ″ shown in FIG. 11, by storing link information (that is, recording order information) instead of the overwrite storage identifier as overwrite history information in the overwrite control information, a plurality of broadcast programs can be simultaneously recorded. Even if a repetitive overwriting recording reservation is registered, the overwriting recording stream stored by avoiding overwriting recording is the overwriting recording stream corresponding to the overwriting recording of which broadcast program. Can be easily identified, and it is also possible to easily grasp the overwrite recording stream stored in a state in which the overwrite recording is avoided in time series.
[0090]
Alternatively, for example, if the processing performance of the digital recording / reproducing apparatus 100 is high, the recording management table 8A shown in FIG. 3 includes not only the overwrite history information of the overwrite control information but also the overwrite identifier. Without having to record the storage location information of the recording area, the unviewed identifier, and the reservation management table 9A, and the reservation management table 9A. Identification of which recording stream is a normal recording stream related to a broadcast program for performing normal recording is performed by referring to the reservation type of the reservation management table 9A, thereby simplifying the configuration of the recording management table. It is also good.
[0091]
In any of the cases of FIGS. 3, 10, and 11 described above, the overwrite recording stream stored in a state where the overwrite history information is added and the overwrite is avoided is reproduced and not viewed. Whether or not the recording stream can be automatically deleted when the identifier is changed to the already viewed state is preset by the user for each specific broadcast program corresponding to the overwriting recording stream. It is also possible to operate so as to delete only the overwrite recording stream of a specific broadcast program set in advance that registration may be automatically deleted if viewed.
[0092]
Next, still another embodiment of the digital recording / reproducing apparatus 100 according to the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 12 is a schematic diagram showing still another example of the transition state of the overwrite recording stream that is overwritten and recorded in the recording area on the HDD 7. In the stream management unit & HDD control unit 8, the recording area on the HDD 7 is recorded. An example of repeated overwrite recording operation when the stream is full and there is no more free space is shown. In FIG. 12, reference numerals 27 and 28 denote transition state numbers for displaying the transition process of the recording stream having the ID number ID-0 in time series.
[0093]
The transition state number 27 shows a case where the state is the same as the transition state number 23 shown in FIG. 8, but the transition state number 27 in FIG. 12 is different from the transition state number 23 in FIG. It shows a case where an overwrite recording request for the next ID-0 overwrite recording stream E is further generated while the ID-0 overwrite recording stream D recorded in the area D is not yet viewed. ing. In FIG. 12 as well, as shown in FIG. 9, when overwriting is avoided by rewriting the ID number, the overwriting history information of the overwriting control information is used so that it can be distinguished from the normal recording stream for normal recording. The case where an overwrite storage identifier is provided is described as an example.
[0094]
In the case of the transition state number 27 in FIG. 12, when the next overwrite recording request for the overwrite recording stream E with ID-0 occurs, the overwrite recording operation shown in the transition state numbers 20 to 22 in FIG. As described above, since the recording stream D recorded in the recording area D is not yet viewed by the user, even if the recording stream D is recorded in the recording area D for overwriting recording, Without executing the operation, the ID number of the overwrite recording stream D is rewritten to the newly acquired ID number ID-6 (that is, the recording management related to the overwrite recording stream D at the position corresponding to ID-6 in the recording management table). As shown in FIG. 9, the overwrite storage identifier is rewritten to ON to avoid overwriting as shown in FIG. In the overwrite recording stream E of the next ID-0, the overwrite identifier is ON, the overwrite storage identifier is OFF, and the unviewed identifier is newly recorded in the recording area E on the HDD 7. Should be recorded as ID-0 with ID ON.
[0095]
However, when the new recording area E is not secured, the stream management unit & HDD control unit 8 detects that the recording area on the HDD 7 does not have an empty area and is full. In such a case, the following recording operation is performed in order to record the new overwrite recording stream E which is newly overwritten.
[0096]
That is, the ID-3, ID-4, and ID-5 overwrite recording streams A, B, and C are stored after being re-recorded because they are not viewed while being recorded as an overwrite recording stream for overwrite recording. And forcibly releasing the recording area A in which the overwrite recording stream A of ID-3 of the oldest overwrite recording date and time is recorded, based on the overwrite storage identifier set in the ON state. The ID number of ID-3 is also released, and the overwrite recording stream A of ID-3 is forcibly deleted. Thus, the recording area A that has been forcibly released is allocated as the recording area of the new overwrite recording stream E to be newly overwritten, the latest new overwrite recording stream E is assigned to the recording area A, and the overwrite identifier is ON. When the overwrite storage identifier is OFF and the unviewed identifier is ON, the state transitions to the state of transition state number 28 recorded as ID-0.
[0097]
In other words, when a new overwrite recording reservation is executed, the capacity of the recordable free recording area on the HDD 7 and the used recording capacity expected to be used by the new overwrite recording stream E to be newly overwritten. And the overwrite history information indicating that it has been recorded as an overwrite recording stream that can be overwritten in the past is added in the case where a free recording area that can record the new overwrite recording stream E is insufficient. A new overwrite recording stream E can be recorded by automatically and forcibly erasing the oldest overwrite recording stream A from one or a plurality of overwrite recording streams A, B, and C. A new empty recording area A is secured and the newly generated new overwrite recording stream E is recorded.
[0098]
Also, when a new overwrite recording reservation is executed, the capacity of the recordable free recording area on the HDD 7 and the used recording capacity that is expected to be used by the new overwrite recording stream E to be newly overwritten are recorded. In comparison, when the recordable free recording area is insufficient, one or a plurality of overwriting records to which the overwriting history information indicating that the recording has been performed as an overwriting recording stream that can be overwritten in the past is added. When an overwrite recording stream having the oldest recording date and time to be automatically deleted is selected from the streams A, B, and C, an overwrite recording stream related to a specific broadcast program corresponding to a newly generated new overwrite recording stream E is selected. Select the overwrite recording stream with the oldest recording date and time, automatically and forcibly erase the overwrite recording stream, To ensure recording can free recording area, it may be operated to be newly recorded in the air-out recording area ensured new overwrite recording stream E generated.
[0099]
In such a case, the recording area where the overwrite recording stream related to the same specific broadcast program as the newly generated new overwrite recording stream E is recorded is automatically and forcibly released, so that the new overwrite recording stream is recorded. Since E is a recording area for recording, not only is it possible to delete only the oldest overwrite recording stream with a small viewing value of a specific broadcast program related to the new overwrite recording stream E, but also the new overwrite recording stream E is used. As a result, it is possible to ensure the recording area having a recording capacity equal to or greater than the expected recording capacity.
[0100]
However, the recording area of the overwrite recording stream with the oldest recording date and time is not limited to the case of releasing the overwrite recording stream for the same specific broadcast program as the new overwrite recording stream E, and the recording area of the overwrite recording stream with the oldest recording date and time must be automatically and forcibly released. Even in this case, the recording area automatically and forcibly released must have a sufficient recording capacity as a recording area for the new overwrite recording stream E of ID-0 to be newly overwritten. The ID-3, ID-4, and ID-3, ID-4, which are necessary and have been transferred to a state in which the broadcast time and bit rate of the new overwrite recording stream E of ID-0 to be newly overwritten are overwritten and already overwritten. By comparing and comparing the broadcast time and bit rate of each ID-5 overwrite recording stream A, B, C, the new overwrite of ID-0 this time An overwrite recording stream that uses a recording capacity equal to or greater than the recording capacity capable of recording the recording stream E is selected from the overwrite recording streams A, B, and C of ID-3, ID-4, and ID-5, and further The recording area of the overwrite recording stream indicating the oldest recording date / time among the overwrite recording streams may be released.
[0101]
Furthermore, when a new overwrite recording reservation is executed, if the recordable free recording area on the HDD 7 is insufficient, an operation for comparing and comparing recording capacities as described above is performed. Are recorded in the order of the oldest overwrite recording streams from the one or more overwrite recording streams A, B, and C to which the overwrite history information indicating that they have been recorded as being overwritable is added. The used recording capacity used by each overwrite recording stream is sequentially accumulated and compared with the used recording capacity predicted to be used by the new overwrite recording stream E. Each overwrite recording stream until the above used recording capacity is accumulated is automatically deleted, and a new overwrite recording stream E can be recorded. Secured as a free recording area, it may be made to record the new overwrite recording stream E.
[0102]
Here, if the old ID number is registered as the overwriting history information instead of the overwriting storage identifier as shown in FIG. 10, the same ID as the new overwriting recording stream E which is overwritten this time is registered. The overwrite recording stream of the same specific broadcast program having the number can be immediately identified, and the recording area having a recording capacity capable of recording the new overwrite recording stream E can be immediately released. As described above, it is possible to release a complicated process of identifying the same specific broadcast program and confirming the recording capacity, and to perform a quicker overwrite recording operation. Furthermore, as shown in FIG. 11 described above, if the ID number link information (recording order information) is registered as the overwriting history information, the overwriting recording with the oldest recording date / time is performed by following the link information. The stream can be extracted immediately, and a quicker overwrite recording operation can be performed.
[0103]
Note that, when a new overwrite recording reservation is executed, if the recordable free recording area on the HDD 7 is insufficient, the overwrite history information indicating that recording was possible in the past is added. Automatically or forcibly erases one or a plurality of overwritten recording streams A, B, and C that are recorded in the oldest overwritten recording stream or the sequential overwritten recording stream in the oldest order. For each specific broadcast program corresponding to the overwrite recording stream, the user sets and registers in advance to register the specific broadcast program that the user has specified in advance as being automatically erasable. Only the erasing operation may be performed.
[0104]
【The invention's effect】
According to the data recording / reproducing apparatus and the digital recording / reproducing method of the present invention, when the user has not yet viewed the overwrite recording stream (overwrite recording broadcast program) to be repeatedly overwritten, it is overwritten and recorded. In order not to be erased, it is possible to continue to save as a normal recording stream for normal recording that is completely different from that for overwriting recording or in a state that avoids overwriting. It is possible to avoid the occurrence of problems that the user overlooks without viewing.
[0105]
Also, an overwriting recording stream (overwriting recording broadcast program) that has been overwritten and recorded as a normal recording stream that is completely different from the overwriting recording so as not to be erased and overwritten as long as it is in an unviewed state. Or, even if the recording stream is kept saved in a state that avoids overwriting, if the recording stream is viewed by the user, or is deemed unnecessary, it depends on the setting of the user. By erasing automatically, it is possible to reduce occupation of a useless recording area of a digital recording medium for recording a recording stream, and to effectively use the recording area.
[0106]
Further, even when the recording capacity of the digital recording medium for recording the recording stream is insufficient and the newly generated new overwrite recording stream cannot be recorded, the new overwrite recording stream is overwritten by overwriting. As a normal recording stream for normal recording that is completely different from that for overwriting recording, or in a state that avoids overwriting so that it is in an unviewed state and is not overwritten and erased. The latest overwrite recording stream (overwrite recording broadcast program is used instead of the old recording stream whose viewing value is reduced by automatically erasing the recording stream from the oldest recording date in order. ) Can be recorded.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block configuration diagram showing an embodiment of a configuration of a digital recording / reproducing apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a memory configuration diagram showing an example of a reservation management table for registering and managing the reservation status of broadcast programs.
FIG. 3 is a memory configuration diagram showing an example of a recording management table for registering and managing the recording status of a recording stream related to a broadcast program in an HDD.
FIG. 4 is a schematic diagram schematically showing recording areas of recording streams when MPEG2 TS data is recorded as recording streams in a recording area of the HDD 7;
FIGS. 5A and 5B are schematic diagrams schematically showing different examples relating to a recording area securing mode of an overwrite recording stream that is overwritten and recorded on an HDD as a reserved broadcast program. FIGS.
FIG. 6 is a flowchart for explaining an example of an operation procedure when overwriting is performed in a recording area of an HDD.
FIG. 7 is a flowchart for explaining an example of the operation procedure of the remaining part subsequent to FIG. 6 when overwriting is performed in the recording area of the HDD.
FIG. 8 is a schematic diagram showing an example of a transition state of an overwrite recording stream that is overwritten and recorded in a recording area on the HDD.
FIG. 9 is a schematic diagram showing an example of different transition states of an overwrite recording stream that is overwritten and recorded in a recording area on the HDD.
FIG. 10 is a memory configuration diagram showing a different example of a recording management table for registering and managing the recording status of recording streams related to broadcast programs on the HDD.
FIG. 11 is a memory configuration diagram showing still another example of a recording management table for registering and managing the recording status of recording streams related to broadcast programs on the HDD.
FIG. 12 is a schematic diagram showing still another example of the transition state of the overwrite recording stream that is overwritten and recorded in the recording area on the HDD.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... BS digital antenna, 2 ... BS receiving part, 3 ... NTSC system antenna, 4 ... NTSC receiving part, 5 ... MPEG2 encoder, 6 ... signal switch, 7 ... HDD, 8 ... stream management part & HDD control part, 8A, 8A ', 8A "... record management table, 8a ... overwrite recording section, 8a 1 ... Overwrite record management unit, 8a 2 ... change registration part, 8b ... HDD recording area management part, 8b 1 ... Free space management section, 8b 2 ... Use capacity prediction unit, 9 ... Reservation processing unit & system control unit, 9A ... Reservation management table, 9a ... Repeated recording reservation unit, 10 ... MPEG2 decoder, 11 ... Display unit, 20-28 ... Transition state number, 100 ... Digital Recording / reproducing apparatus, a, a ′, b, c 1 , C 2 ... recording area.

Claims (14)

受信した放送信号のデジタル信号形式のデータストリームを記録ストリームとしてランダムアクセス可能なデジタル記録メディアに記録及び再生する記録再生手段と、現在時刻を計時する計時手段と、特定放送番組を周期的に繰返して記録することを予め予約する繰返し記録予約手段と、該繰返し記録予約手段により繰返し記録予約がなされた前記特定放送番組の放送年月日、放送開始時刻、放送終了時刻と、前記計時手段にて計時される現在時刻とに基づいて、前記記録再生手段により前記特定放送番組に関する放送信号のデジタル信号形式のデータストリームを上書き記録ストリームとして周期的に前記デジタル記録メディアに繰返し上書きして記録する上書き記録手段とを有するデジタル記録再生装置において、前記上書き記録手段が、前記特定放送番組に関して新たに発生した新規上書き記録ストリームを前記デジタル記録メディア上の記録領域に上書き記録する際に、当該新規上書き記録ストリームを記録した前記デジタル記録メディア上の前記記録領域の格納位置情報と共に、当該新規上書き記録ストリームが上書き記録可能な状態であることを示す上書き識別子と、当該新規上書き記録ストリームが未視聴の状態にあることを示す未視聴識別子とを設定して登録する上書き記録管理手段と、上書き記録された前記上書き記録ストリームを再生した際に、前記未視聴識別子を未視聴の状態から視聴済みを示す状態に変更して登録する変更登録手段とを有し、前記特定放送番組に関して新たに発生した新規上書き記録ストリームを上書き記録する際に、既に上書き記録されている前記上書き記録ストリームの前記未視聴識別子が未視聴の状態にある場合には、前記上書き記録ストリームに前記新規上書き記録ストリームを上書きせずに、既に上書き記録されている前記上書き記録ストリームの前記上書き識別子を上書き記録しない状態に変更して登録し直すことにより、上書き記録された上書き記録ストリームから通常の記録動作により記録された通常記録ストリームに変更すると共に、前記未視聴識別子を未視聴の状態のまま、前記デジタル記録メディアに継続して保存し、更に、上書き記録すべき前記新規上書き記録ストリームを、当該新規上書き記録ストリームの前記上書き識別子を上書き記録可能な状態を示す状態に設定すると共に、当該新規上書き記録ストリームの前記未視聴識別子を未視聴の状態に設定して、新たに確保した前記デジタル記録メディアの記録領域に記録することを特徴とするデジタル記録再生装置。Recording / playback means for recording and playing back a digital signal format data stream of a received broadcast signal on a digitally accessible digital recording medium as a recording stream, timekeeping means for timing the current time, and periodically repeating a specific broadcast program Repetitive recording reservation means for reserving recording in advance, broadcast date, broadcast start time, broadcast end time of the specific broadcast program for which repetitive recording reservation has been made by the repetitive recording reservation means, and time counting by the time measuring means Overwrite recording means for periodically and repeatedly overwriting the digital recording medium with a digital signal format data stream of the broadcast signal related to the specific broadcast program as an overwrite recording stream based on the current time being recorded In the digital recording / reproducing apparatus comprising: Storage position information of the recording area on the digital recording medium on which the new overwrite recording stream is recorded when the new overwrite recording stream newly generated with respect to the specific broadcast program is overwritten and recorded on the recording area on the digital recording medium In addition, overwrite recording management is performed by setting and registering an overwrite identifier indicating that the new overwrite recording stream is in an overwrite recordable state and an unviewed identifier indicating that the new overwrite recording stream is in an unviewed state. And a change registration means for changing the unviewed identifier from an unviewed state to a state indicating viewing when the overwrite-recorded stream that has been overwritten is reproduced, and the specific broadcast program When overwriting a new overwrite recording stream that has newly occurred, When the unviewed identifier of the overwrite recording stream is in an unviewed state, the overwrite recording stream is not overwritten with the new overwrite recording stream, and the overwrite recording stream of the overwrite recording stream that has already been overwritten is recorded. By changing the overwrite identifier to a state in which it is not overwritten and re-registering it, the overwritten recording stream is changed to a normal recording stream recorded by a normal recording operation, and the unviewed identifier is in an unviewed state. The new overwrite recording stream to be overwritten and recorded continuously in the digital recording medium, and setting the overwrite identifier of the new overwrite recording stream to a state indicating an overwritable recording state, The unviewed identifier of the new overwrite recording stream is set to an unviewed state A digital recording / reproducing apparatus configured to record in a newly reserved recording area of the digital recording medium. 請求項1に記載のデジタル記録再生装置において、前記新規上書き記録ストリームの上書き記録が実行される際に、既に上書き記録されている前記上書き記録ストリームの前記未視聴識別子が未視聴の状態にある場合に、前記上書き識別子を上書き記録しない状態に変更して登録し直す代わりに、当該上書き記録ストリームが、前記デジタル記録メディアに過去記録された際に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す上書き履歴情報として、通常の記録動作により記録された通常記録ストリームとの識別が可能な上書き保存識別子を付加した状態にして、前記未視聴識別子を未視聴の状態のまま、当該上書き記録ストリームに前記新規上書き記録ストリームを上書きせずに、前記デジタル記録メディアに継続して保存することとし、前記上書き履歴情報が付加されている当該上書き記録ストリームが再生されて、前記未視聴識別子が視聴済みの状態に変更された場合に、当該上書き記録ストリームを自動的に消去する、又は、新たな記録を行なう際に自動的に消去可能な記録ストリームであることを識別可能な情報を付加することを特徴とするデジタル記録再生装置。2. The digital recording / reproducing apparatus according to claim 1, wherein when the overwrite recording of the new overwrite recording stream is executed, the unviewed identifier of the overwrite recording stream already overwritten is in an unviewed state. In addition, instead of re-registering the overwrite identifier so that it is not overwritten, the overwrite recording stream was recorded as an overwrite recording stream that can be overwritten when recorded in the past on the digital recording medium. As an overwriting history information indicating the overwriting recording stream, an overwriting storage identifier that can be distinguished from a normal recording stream recorded by a normal recording operation is added, and the overwriting recording stream remains unviewed Continue to the digital recording media without overwriting the new overwrite recording stream. When the overwrite recording stream to which the overwrite history information is added is reproduced and the unviewed identifier is changed to a viewed state, the overwrite recording stream is automatically deleted. Or a digital recording / reproducing apparatus to which information capable of identifying that the recording stream is automatically erasable when performing new recording is added. 請求項2に記載のデジタル記録再生装置において、前記デジタル記録メディアに過去記録された際に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報として、通常の記録動作により記録された通常記録ストリームとの識別を可能とする前記上書き保存識別子を付加する代わりに、上書き記録された当該上書き記録ストリームに該当する特定放送番組を特定することができる番組識別番号を付加することを特徴とするデジタル記録再生装置。3. The digital recording / reproducing apparatus according to claim 2, wherein the overwriting history information indicating that the overwriting record stream has been recorded as an overwritable recording stream when recorded in the past on the digital recording medium is recorded by a normal recording operation. Instead of adding the overwrite storage identifier that enables identification with the recorded normal recording stream, a program identification number that can identify a specific broadcast program corresponding to the overwritten recording stream is added. A digital recording / reproducing apparatus. 請求項2に記載のデジタル記録再生装置において、前記デジタル記録メディアに過去記録された際に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報として、通常の記録動作により記録された通常記録ストリームとの識別を可能とする前記上書き保存識別子を付加する代わりに、上書き記録された当該上書き記録ストリームに該当する特定放送番組を特定することができ、かつ、上書き記録された順序を識別することができる記録順序情報を付加することを特徴とするデジタル記録再生装置。3. The digital recording / reproducing apparatus according to claim 2, wherein the overwriting history information indicating that the overwriting record stream has been recorded as an overwritable recording stream when recorded in the past on the digital recording medium is recorded by a normal recording operation. Instead of adding the overwrite storage identifier that enables identification with the normal recording stream, the specific broadcast program corresponding to the overwritten recording stream can be specified, and the overwritten recording order can be specified. A recording / reproducing apparatus characterized by adding recording order information capable of identifying the recording medium. 請求項2乃至4のいずれかに記載のデジタル記録再生装置において、前記上書き履歴情報が付加されている上書き記録ストリームが再生されて、前記未視聴識別子が視聴済みの状態に変更された場合に、当該記録ストリームを自動的に消去することを可能とするか否かを、当該上書き記録ストリームに該当する前記特定放送番組毎に、ユーザが予め設定して登録していることを特徴とするデジタル記録再生装置。The digital recording / reproducing apparatus according to any one of claims 2 to 4, wherein the overwriting recording stream to which the overwriting history information is added is reproduced, and the unviewed identifier is changed to a viewed state. A digital recording characterized in that, for each of the specific broadcast programs corresponding to the overwriting recording stream, a user presets and registers whether or not the recording stream can be automatically deleted. Playback device. 請求項2乃至5のいずれかに記載のデジタル記録再生装置において、前記デジタル記録メディアにおいて記録ストリームを記録可能な空き記録領域の容量を管理する空き容量管理手段と、新たに発生した新規記録ストリームにより使用される使用記録容量を予測する使用容量予測手段とを有し、新たに上書き記録予約が実行される際に、記録可能な前記空き記録領域の容量と新たに上書き記録すべき新規上書き記録ストリームにより使用されると予測される使用記録容量とを比較し、前記新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域が不足している場合においては、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中から、記録日時が最も古い上書き記録ストリームを自動的に消去して、前記新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域として確保し、前記新規上書き記録ストリームを記録することを特徴とするデジタル記録再生装置。6. The digital recording / reproducing apparatus according to claim 2, comprising: free capacity management means for managing a capacity of a free recording area in which a recording stream can be recorded in the digital recording medium; and a newly generated new recording stream. Use capacity prediction means for predicting the used recording capacity to be used, and when a new overwrite recording reservation is newly executed, the capacity of the recordable free recording area and a new overwrite recording stream to be newly overwritten When the available recording capacity that is predicted to be used by the recording medium is compared, and the empty recording area that can record the new overwrite recording stream is insufficient, it is recorded as an overwrite recording stream that can be overwritten in the past. Whether or not one or a plurality of overwrite recording stream groups to which the overwrite history information indicating the above is added A digital recording / reproducing apparatus for automatically erasing an overwrite recording stream with the oldest recording date and time, securing the new overwrite recording stream as a recordable free recording area, and recording the new overwrite recording stream . 請求項6に記載のデジタル記録再生装置において、新たに上書き記録予約が実行される際に、新たに発生した新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域が不足している場合、過去に上書き記録可能な上書きストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中から、自動的に消去する記録日時が最も古い上書き記録ストリームを選択する際に、新たに発生した前記新規上書き記録ストリームに該当する特定放送番組に関する上書き記録ストリームの中から、記録日時が最も古い上書き記録ストリームを選択することを特徴とするデジタル記録再生装置。7. The digital recording / reproducing apparatus according to claim 6, wherein when a new overwrite recording reservation is executed, if a free recording area capable of recording a newly generated new overwrite recording stream is insufficient, overwrite recording is performed in the past. The overwrite recording stream with the oldest recording date and time to be automatically deleted is selected from one or a plurality of overwrite recording stream groups to which the overwrite history information indicating that the recording has been recorded as a possible overwrite stream is added In this case, the digital recording / reproducing apparatus is characterized in that the overwrite recording stream with the oldest recording date is selected from the overwrite recording streams related to the specific broadcast program corresponding to the newly generated new overwrite recording stream. 請求項6又は7に記載のデジタル記録再生装置において、新たに上書き記録予約が実行される際に、新たに発生した新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域が不足している場合、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中から、記録日時が古い上書き記録ストリームの順番に、各当該上書き記録ストリームが使用している使用済み記録容量を、順次累積して、前記新規上書き記録ストリームが使用すると予測される使用記録容量と比較し、前記新規上書き記録ストリームの前記使用記録容量以上の前記使用済み記録容量が累積されるまでの各前記上書き記録ストリームを自動的に消去して、前記新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域として確保し、前記新規上書き記録ストリームを記録することを特徴とするデジタル記録再生装置。The digital recording / reproducing apparatus according to claim 6 or 7, wherein when a new overwrite recording reservation is newly executed, if there is not enough free recording area to record a newly generated new overwrite recording stream, Each of the overwrite recording streams in the order of the oldest recording date and time is selected from the one or a plurality of overwrite recording stream groups to which the overwrite history information indicating that the recording has been performed as an overwrite recording stream that can be overwritten. The used recording capacity used by the overwrite recording stream is sequentially accumulated and compared with the used recording capacity predicted to be used by the new overwrite recording stream. Each new overwrite recording stream is automatically deleted until the used recording capacity is accumulated, and the new overwrite The recording stream secured as a free recording area capable of recording, a digital recording and reproducing apparatus characterized by recording the new overwrite recording stream. 請求項6乃至8のいずれかに記載のデジタル記録再生装置において、新たに上書き記録予約が実行される際に、新たに発生した新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域が不足している場合、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中からいずれか記録日時が最も古い上書き記録ストリーム又は古い順番に順次上書き記録ストリームを自動的に消去することを可能とするか否かを、当該上書き記録ストリームに該当する前記特定放送番組毎に、ユーザが予め設定して登録していることを特徴とするデジタル記録再生装置。9. The digital recording / reproducing apparatus according to claim 6, wherein when a new overwrite recording reservation is executed, a free recording area capable of recording a newly generated new overwrite recording stream is insufficient. An overwrite recording stream having the oldest recording date and time among one or a plurality of overwrite recording stream groups to which the overwrite history information indicating that the recording has been performed as an overwrite recording stream that can be overwritten in the past is added Or, whether or not it is possible to automatically delete the overwrite recording stream sequentially in the oldest order, the user has set and registered in advance for each specific broadcast program corresponding to the overwrite recording stream. A digital recording / reproducing apparatus. 受信した放送信号のデジタル信号形式のデータストリームを記録ストリームとしてランダムアクセス可能なデジタル記録メディアに記録及び再生する記録再生ステップと、現在時刻を計時する計時ステップと、特定放送番組を周期的に繰返して記録することを予め予約する繰返し記録予約ステップと、該繰返し記録予約ステップにより繰返し記録予約がなされた前記特定放送番組の放送年月日、放送開始時刻、放送終了時刻と、前記計時ステップにて計時される現在時刻とに基づいて、前記記録再生ステップにより前記特定放送番組に関する放送信号のデジタル信号形式のデータストリームを上書き記録ストリームとして周期的に前記デジタル記録メディアに繰返し上書きして記録する上書き記録ステップとを有するデジタル記録再生方法において、前記上書き記録ステップが、前記特定放送番組に関して新たに発生した新規上書き記録ストリームを前記デジタル記録メディア上の記録領域に上書き記録する際に、当該新規上書き記録ストリームを記録した前記デジタル記録メディア上の前記記録領域の格納位置情報と共に、当該新規上書き記録ストリームが上書き記録可能な状態であることを示す上書き識別子と、当該新規上書き記録ストリームが未視聴の状態にあることを示す未視聴識別子とを設定して登録する上書き記録管理ステップと、上書き記録された前記上書き記録ストリームを再生した際に、前記未視聴識別子を未視聴の状態から視聴済みを示す状態に変更して登録する変更登録ステップとを有し、前記特定放送番組に関して新たに発生した新規上書き記録ストリームを上書き記録する際に、既に上書き記録されている前記上書き記録ストリームの前記未視聴識別子が未視聴の状態にある場合には、前記上書き記録ストリームに前記新規上書き記録ストリームを上書きせずに、既に上書き記録されている前記上書き記録ストリームの前記上書き識別子を上書き記録しない状態に変更して登録し直すことにより、上書き記録された上書き記録ストリームから通常の記録動作により記録された通常記録ストリームに変更すると共に、前記未視聴識別子を未視聴の状態のまま、前記デジタル記録メディアに継続して保存し、更に、上書き記録すべき前記新規上書き記録ストリームを、当該新規上書き記録ストリームの前記上書き識別子を上書き記録可能な状態を示す状態に設定すると共に、当該新規上書き記録ストリームの前記未視聴識別子を未視聴の状態に設定して、新たに確保した前記デジタル記録メディアの記録領域に記録することを特徴とするデジタル記録再生方法。A recording / playback step for recording and playing back a digital stream data stream of a received broadcast signal as a recording stream on a randomly accessible digital recording medium, a timekeeping step for timing the current time, and a specific broadcast program being repeated periodically. A repetitive recording reservation step for reserving recording in advance, a broadcast date, a broadcast start time, a broadcast end time of the specific broadcast program for which repetitive recording reservation has been made by the repetitive recording reservation step, Overwrite recording step of periodically overwriting and recording on the digital recording medium a data stream of a digital signal format of a broadcast signal related to the specific broadcast program as an overwriting recording stream based on the current time to be recorded In a digital recording / reproducing method having When the overwrite recording step overwrites and records the new overwrite recording stream newly generated with respect to the specific broadcast program in the recording area on the digital recording medium, the overwriting recording stream is recorded on the digital recording medium on which the new overwrite recording stream is recorded. Together with the storage location information of the recording area, an overwrite identifier indicating that the new overwrite recording stream is in an overwrite recordable state, and an unviewing identifier indicating that the new overwrite recording stream is in an unviewed state. An overwrite recording management step for setting and registering, and a change registration step for registering by changing the unviewed identifier from an unviewed state to a state indicating viewed when the overwrite recorded stream is overwritten. And a new overwrite recording stream newly generated for the specific broadcast program. When the unviewed identifier of the overwrite recording stream that has already been overwritten is in an unviewed state, the new overwrite recording stream is not overwritten on the overwrite recording stream. By changing the overwrite identifier of the overwrite recording stream that has been overwritten to a state where it is not overwritten and re-registering it, the overwritten recording stream is changed to a normal recording stream recorded by a normal recording operation. At the same time, the unviewed identifier is continuously stored in the digital recording medium in an unviewed state, and the new overwrite record stream to be overwritten is overwritten with the overwrite identifier of the new overwrite record stream. In addition to setting the status to indicate a possible status, the new overwrite recording A digital recording / reproducing method characterized in that the unviewed identifier of a ream is set to an unviewed state and recorded in a newly reserved recording area of the digital recording medium. 請求項10に記載のデジタル記録再生方法において、前記新規上書き記録ストリームの上書き記録が実行される際に、既に上書き記録されている前記上書き記録ストリームの前記未視聴識別子が未視聴の状態にある場合に、前記上書き識別子を上書き記録しない状態に変更して登録し直す代わりに、当該上書き記録ストリームが、前記デジタル記録メディアに過去記録された際に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す上書き履歴情報として、通常の記録動作により記録された通常記録ストリームとの識別が可能な上書き保存識別子を付加した状態にして、前記未視聴識別子を未視聴の状態のまま、当該上書き記録ストリームに前記新規上書き記録ストリームを上書きせずに、前記デジタル記録メディアに継続して保存することとし、前記上書き履歴情報が付加されている当該上書き記録ストリームが再生されて、前記未視聴識別子が視聴済みの状態に変更された場合に、当該上書き記録ストリームを自動的に消去する、又は、新たな記録を行なう際に自動的に消去可能な記録ストリームであることを識別可能な情報を付加することを特徴とするデジタル記録再生方法。11. The digital recording / reproducing method according to claim 10, wherein when the new overwrite recording stream is overwritten, the unviewed identifier of the overwrite recording stream already overwritten is in an unviewed state. In addition, instead of re-registering the overwrite identifier so that it is not overwritten, the overwrite recording stream was recorded as an overwrite recording stream that can be overwritten when recorded in the past on the digital recording medium. As an overwriting history information indicating the overwriting recording stream, an overwriting storage identifier that can be distinguished from a normal recording stream recorded by a normal recording operation is added, and the overwriting recording stream remains unviewed Without overwriting the new overwrite recording stream to the digital recording medium. When the overwrite recording stream to which the overwrite history information is added is played back and the unviewed identifier is changed to a viewed state, the overwrite recording stream is automatically deleted. Or a digital recording / reproducing method characterized by adding information capable of identifying that the recording stream is automatically erasable when performing new recording. 請求項11に記載のデジタル記録再生方法において、前記上書き履歴情報が付加されている上書き記録ストリームが再生されて、前記未視聴識別子が視聴済みの状態に変更された場合に、当該記録ストリームを自動的に消去することを可能とするか否かを、当該上書き記録ストリームに該当する前記特定放送番組毎に、ユーザが予め設定して登録していることを特徴とするデジタル記録再生方法。12. The digital recording / reproducing method according to claim 11, wherein when the overwriting recording stream to which the overwriting history information is added is reproduced and the unviewed identifier is changed to a viewed state, the recording stream is automatically selected. A digital recording / reproducing method characterized in that, for each specific broadcast program corresponding to the overwritten recording stream, a user presets and registers whether or not it is possible to erase the recorded data. 請求項11又は12に記載のデジタル記録再生方法において、前記デジタル記録メディアにおいて記録ストリームを記録可能な空き記録領域の容量を管理する空き容量管理ステップと、新たに発生した新規記録ストリームにより使用される使用記録容量を予測する使用容量予測ステップとを有し、新たに上書き記録予約が実行される際に、記録可能な前記空き記録領域の容量と新たに上書き記録すべき新規上書き記録ストリームにより使用されると予測される使用記録容量とを比較し、前記新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域が不足している場合においては、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中から、記録日時が最も古い上書き記録ストリーム又は古い順番に順次上書き記録ストリームを自動的に消去して、前記新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域として確保し、前記新規上書き記録ストリームを記録することを特徴とするデジタル記録再生方法。13. The digital recording / reproducing method according to claim 11 or 12, which is used by a free capacity management step for managing a capacity of a free recording area in which a recording stream can be recorded on the digital recording medium, and a newly generated new recording stream. A used capacity predicting step for predicting the used recording capacity, and when a new overwrite recording reservation is executed, it is used by the capacity of the recordable free recording area and the new overwrite recording stream to be newly overwritten. If the available recording capacity for the new overwrite recording stream is insufficient, it is recorded as an overwrite recording stream that can be overwritten in the past. Among one or more overwrite recording stream groups to which the overwrite history information shown is added Then, the overwrite recording stream with the oldest recording date or the sequential overwrite recording stream is automatically deleted in the oldest order, the new overwrite recording stream is secured as a recordable free recording area, and the new overwrite recording stream is recorded. A digital recording / reproducing method characterized by the above. 請求項13に記載のデジタル記録再生方法において、新たに上書き記録予約が実行される際に、新たに発生した新規上書き記録ストリームを記録可能な空き記録領域が不足している場合、過去に上書き記録可能な上書き記録ストリームとして記録されていたことを示す前記上書き履歴情報が付加されている1個又は複数個の上書き記録ストリーム群の中からいずれか記録日時が最も古い上書き記録ストリーム又は古い順番に順次上書き記録ストリームを自動的に消去することを可能とするか否かを、当該上書き記録ストリームに該当する前記特定放送番組毎に、ユーザが予め設定して登録していることを特徴とするデジタル記録再生方法。14. The digital recording / reproducing method according to claim 13, wherein when a new overwrite recording reservation is executed, if there is not enough free recording area to record a newly generated new overwrite recording stream, overwrite recording is performed in the past. The one or the plurality of overwrite recording stream groups to which the overwrite history information indicating that the recording has been recorded as a possible overwrite recording stream is one of the overwrite recording streams having the oldest recording date and time in order from the oldest. A digital recording characterized in that a user presets and registers whether or not it is possible to automatically erase an overwrite recording stream for each of the specific broadcast programs corresponding to the overwrite recording stream Playback method.
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