JP3989633B2 - Riverbed probe - Google Patents

Riverbed probe Download PDF

Info

Publication number
JP3989633B2
JP3989633B2 JP27023298A JP27023298A JP3989633B2 JP 3989633 B2 JP3989633 B2 JP 3989633B2 JP 27023298 A JP27023298 A JP 27023298A JP 27023298 A JP27023298 A JP 27023298A JP 3989633 B2 JP3989633 B2 JP 3989633B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
riverbed
river
exploration tool
permanent magnet
exploration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27023298A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2000098046A (en
Inventor
範之 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asia Air Survey Co Ltd
Original Assignee
Asia Air Survey Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asia Air Survey Co Ltd filed Critical Asia Air Survey Co Ltd
Priority to JP27023298A priority Critical patent/JP3989633B2/en
Publication of JP2000098046A publication Critical patent/JP2000098046A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3989633B2 publication Critical patent/JP3989633B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、河床変動を調査するための河床探査具に関する。
【0002】
【従来の技術】
河床材料、即ち、川底の石や礫の経時的な位置変動(以下、「河床変動」と記す)を知ることは、河道の水理的特性を知る上で重要である。
【0003】
例えば、河川の堤防の高さや強度をどの程度にしたら良いか、あるいは、橋脚の太さや強度をどの程度にするかなどは、河床変動に基づいて判断される。
【0004】
従来ではこの河床変動は、模型実験あるいは、洪水前後の河床形状の変化の調査結果に基づいて求めらた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来では、このように模型実験や河床形状の変化の調査結果に基づいて河床変動が求められた。
【0006】
しかし、間接的な手法による従来の河床変動の調査では、必ずしも実際の河床変動を正確に知ることはできず、改善が求められていた。
【0007】
そこで、この発明は上記従来の課題を解決すべくなされたもので、より現実に近い河床変動を知り得る河床探査具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の従来課題を解決するために、この発明による河床探査具は、磁気探知手法を利用して河川の河床変動を調査するための河床探査具であって、調査対象河川の河床材料に大きさおよび形状を模した固形の本体と、この本体に埋め込まれた永久磁石とを備え、前記固形の本体は、その重量に前記永久磁石の重量を加えた総重量が前記河床材料の重量とほぼ等しくなるような比重を有する材料で作られたことを特徴とする。
【0009】
すなわち、この発明による河床探査具は、本体に永久磁石を埋め込んだことにより、磁気探査手法を利用して位置が特定でき、また、固形の本体は、その重量に永久磁石の重量を加えた総重量が河床材料の重量とほぼ等しくなるような比重を有する材料で作られているので、河床探査具に河床材料と同様の流水抵抗をもたせることができる。
【0010】
前記永久磁石は、棒形状を有することが好ましい。永久磁石を棒形状とすることで、磁気センサで河床を走査するときに検知される磁界強度の波形から、河床探査具がどの方向に向いて位置しているかが判定できる。
【0011】
また、前記棒形状を有する永久磁石は、その長軸方向を前記固形の本体の長尺方向に対して略平行に配置されることが好ましい。棒形状の永久磁石をその軸方向が本体の長尺方向に対して略平行になるように配置したことで、重量配分の偏りがなくなり、より実際の河床材料に近い動きをさせることができる。
【0012】
前記固形の本体は、調査対象河川の河床材料を型取りして得た型から形成されたコンクリートであることが好ましい。このような型から本体を形成することで、河床探査具の形状および大きさが調査対象河川の河床材料のものとほぼ同一となり、さらに表面の摩擦係数も実際の河床材料のものに近くなるので、流水抵抗を調査対象河川の河床材料のものとほぼ同じくできる。
【0013】
前記コンクリートは、視認性の点から着色剤が混ぜられていることが好ましく、こうすることで洪水後の濁った川においても、河床探査具を肉眼で発見しやすくなる。
【0014】
前記固形の本体の長尺は、50mmから100mmの範囲にあれば、河床材料の一般的サイズに一致しており好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明による河床探査具の実施の形態を図1ないし図6を参照して詳述する。
【0016】
図1は、この発明の河床探査具の第1の実施の形態の構造を示す斜視図である。河床探査具1は、コンクリートで形成された本体1aと、その本体1aの中に埋め込まれた金属製の棒形状の永久磁石1bとからなる。
【0017】
図2は、この河床探査具1を利用した河床探査の概念図である。
【0018】
河床探査具1は、探査対象河川の両岸を直線で結ぶように、川底に多数沈めて配置される。河床探査具1は、時間経過とともに、上流からの水流により矢印で示すように下流に流される。そして、適宜磁気センサで川を横断するように探査すれば、磁気センサは河床探査具1から発せられる磁気の磁界強度を検出するので、河床探査具1の位置を検知できる。従って、検知された河床探査具1の位置から、河床変動、即ち河床材料の移動の傾向を知ることができる。さらに、この河床探査具1は、磁気によって位置が検知されるので、河床の土砂に隠れていてもその位置を検出することができ、探査は容易である。
【0019】
次にこの実施の形態の河床探査具1の特徴を説明する。
【0020】
河床探査具1は、棒状の永久磁石が埋め込まれており、磁気センサで河床を直線的に走査することで、河床探査具1の向きを検知できる。
【0021】
即ち、図3は河床探査具1の向きの判定方法を説明するための、磁気センサと永久磁石1bとの位置関係図であり、図4は、永久磁石1bの向きの違いにより異なる検出磁界強度の波形図である。
【0022】
図3に示すように、河床での河床探査具1の向きは、磁気センサでの走査方向に対し、その永久磁石1bが垂直に位置する(垂直位置)か、あるいは平行に位置する(平行位置)かに2分される。垂直位置のときは、検出磁界強度波形は、図4(a)のように、磁気センサの中心線が永久磁石1aの真横を通過するときに検出される1箇所のピークと、その前後で検出される前記ピークと逆極性の小さい2箇所のピークを有する。一方、平行位置のときは、その検出磁界強度波形は、図4(b)に示すように、中心線が永久磁石1aの真横を通過する前後で検出される互いに極性が逆の2つのピークを有する。
【0023】
従って、磁気センサでの直線的走査の際の検出された磁界強度の波形から、磁気センサの走査方向に対する河床探査具1の向きを判別できる。
【0024】
また、棒形状を有する永久磁石1bは、その軸方向を本体1bの長尺方向に対して略平行に配置されることが好ましい。このような配置にすることで、重量の偏りがなくなり、実際の河床材料により近い動きを河床探査具にさせることができる。
【0025】
次にこの実施の形態の河床探査具の製作方法を説明する。
【0026】
製作工程は、図5に示すように、河床材料の採取、型の製作、およびコンクリートの流し込みに大別される。
【0027】
先ず調査対象の河川に赴いて実際に河床材料を採取し、その河床材料から本体を形成するための型を製作する。このような型から河床探査具の本体を形成することで、その形状および大きさを調査対象河川の河床材料のものとほぼ同一となる。
【0028】
この実施の形態では、基本的には、採取された河床材料の型を製作して、河床探査具を製作するが、従来の研究や経験則から、後述するように河床材料の一般的な形状係数が得られているので、実際にはこの形状係数に近い河床材料を選択採取して、その型取りをすることが好ましい。
【0029】
河床材料の形状は、偏平な物から球形に近いものまで様々である。河床材料の形状を表現するには、一般的には、以下の形状係数(Shape factor,以下SFと記す) が使用される。即ち、図6に示すように、河床材料の長尺をa、中尺をb、短尺をcとしたとき形状係数SFは、SF=c/√(ab)となる。自然摩擦を受けた河床材料の形状係数SFは、0.3〜1.0の範囲にあり、実際の河川では、形状係数が0.7程度の材料が支配的である。形状係数が小さすぎると、他の河床材料とのかみ合わせや水流方向のなどの不確定な要素の影響を受けやすくなる。従って、形状係数SFが、0.5〜1.0の範囲のなかに入るような河床材料を選択して採取するのが好ましい。
【0030】
河床材料のサイズも、調査対象河川が上流か下流か、あるいは河川の水量により様々であるが、調査対象河川から代表的な河床材料を選択する。一般的な河床材料のサイズに鑑み、長尺が50mmから100mmの範囲で選択設定するが、急流河川では300mm以上とする場合もある。
【0031】
本体に埋め込む永久磁石は、直径10mm程度の金属製の棒磁石で、かつ表面に凹凸形状を有する。この凹凸部分が後述するコンクリートと磁石との結合を頑強なものにすることができる。
【0032】
永久磁石の長さは河床探査具の長尺に応じて決定するが、磁界の強さが磁石の長さに比例するため、最低でも30mm程度の長さとすることで、磁気探査が効率良くできる。
【0033】
河床探査具の本体はコンクリートを材料として製作する。コンクリートに使用するセメントは、一般的なポルトランドセメントである。コンクリートから製作された本体表面の摩擦係数は、現実の河床材料のものに近くなるので、河床探査具の流水抵抗を現実に則したものにできる。
【0034】
本体の強度を向上させるために、セメントには骨材、即ち、礫を混ぜる。河床探査具本体の長尺、中尺および短尺の平均が、50mm程度までは、2mm〜8mmの細礫を使用し、それ以上の大きさの河床探査具には、前記平均の1/10以下のものを標準的に使用する。
【0035】
また、河床探査具の視認性を向上させるため、セメントには必要に応じて着色剤を混ぜることが好ましい。こうすることで洪水後の濁った川においても、河床探査具を肉眼で発見しやすくなる。この着色剤は、耐アルカリ性顔料系の材料で作られたものを使用する。このように耐アルカリ性顔料系の材料を使用することで、河床探査具は、長期間河川に置かれても色あせが少なくなる。
【0036】
これらセメント、骨材および着色剤の材料を選択する場合は、河床探査具の重量が採取型取りされた河床材料のものとほぼ等しくなるように、適当な比重を有するものを選択する。ただし、従来から河床材料の一般的な比重は、2.65の近傍にあることがわかっているので、河床探査具の比重もこの値と大きく乖離しないほうが望ましい。
【0037】
こうして用意された、セメント、骨材および着色剤を混ぜ合わせ、これに水を加え、適当な粘度に練り上げて型に流し込み、永久磁石を型の長尺方向と平行に配置して埋め込む。コンクリートが固まるまで放置した後、型を外せば河床探査具が完成する。
【0038】
このように実際の河川で採取された河床材料を模して製作された河床探査具は、実際の河床変動の調査に適しているが、標準的な型を作っておき、形状、サイズおよび重量の等しい河床探査具を多数製作して複数の対象河川の調査に用いることで、各河川の水理特性の対比が可能となる。
【0039】
以上説明したように、この発明による河床探査具は、本体に永久磁石を埋め込んだことにより、磁気探査手法を利用して位置が特定でき、また、固形の本体は、その重量に永久磁石の重量を加えた総重量が河床材料の重量とほぼ等しくなるような比重を有する材料で作られたことにより、河床探査具に河床材料と同様の流水抵抗をもたせることができ、この発明の河床探査具を実際の調査対象河川の河床に適宜配置して、磁気探査手法を利用して流された河床探査具の位置を求めることにより、より現実に近い河床変動を得られるという優れた効果がある。
【0040】
【発明の効果】
この発明の河床探査具によれば、本体に永久磁石を埋め込んだことにより、磁気探査手法を利用して位置が特定でき、また、固形の本体が、その重量に永久磁石の重量を加えた総重量が河床材料の重量とほぼ等しくなるような比重を有する材料で作られたことにより、河床探査具に河床材料と同様の流水抵抗をもたせることができるので、磁気探査手法を用いてより現実に近い河床変動を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による河床探査具の第1の実施の形態の構造を示す斜視図である。
【図2】図1に示す河床探査具の利用形態を示す模式図である。
【図3】図1に示す河床探査具の方向の検知方法を示す模式図である。
【図4】図3に示す検知方法における磁界強度の検出波形図であり、(a)は、永久磁石が垂直配置された場合、(b)は水平配置された場合の波形図である。
【図5】図1に示す河床探査具の製作工程を示すフローチャートである。
【図6】図1に示す河床探査具の製作の目安となる形状係数を説明するための正面図および上面図である。
【符号の説明】
1 河床探査具
1a 本体
1b 永久磁石
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a riverbed probe for investigating riverbed fluctuations.
[0002]
[Prior art]
It is important for knowing the hydraulic characteristics of the river channel to know the time-dependent positional changes of riverbed materials, that is, stones and gravel on the riverbed (hereinafter referred to as “river bed changes”).
[0003]
For example, the height and strength of a river dike or the thickness and strength of a bridge pier are determined based on riverbed fluctuations.
[0004]
Conventionally, this riverbed variation was obtained based on model tests or survey results of changes in riverbed shape before and after flooding.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Conventionally, river bed changes have been obtained based on the results of model experiments and riverbed shape changes.
[0006]
However, in the conventional investigation of river bed fluctuations using an indirect method, the actual river bed fluctuations were not necessarily known accurately, and improvements were required.
[0007]
Accordingly, the present invention has been made to solve the above-described conventional problems, and an object thereof is to provide a river bed exploration tool that can know river bed changes closer to reality.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described conventional problems, a riverbed exploration tool according to the present invention is a riverbed exploration tool for investigating riverbed fluctuations in a river using a magnetic detection method, and is sized for the riverbed material of the river to be investigated. And a solid body imitating a shape and a permanent magnet embedded in the body, and the total weight of the solid body plus the weight of the permanent magnet is approximately equal to the weight of the riverbed material. It is made of a material having such a specific gravity.
[0009]
That is, the riverbed exploration tool according to the present invention has a permanent magnet embedded in the main body, so that the position can be specified using a magnetic exploration technique, and the solid main body has a total of the weight of the permanent magnet added to the weight. Since it is made of a material having a specific gravity such that the weight is substantially equal to the weight of the riverbed material, the riverbed exploration tool can have a flow resistance similar to that of the riverbed material.
[0010]
The permanent magnet preferably has a rod shape. By making the permanent magnet into a bar shape, it is possible to determine in which direction the riverbed exploration tool is located from the waveform of the magnetic field strength detected when the riverbed is scanned by the magnetic sensor.
[0011]
Moreover, it is preferable that the permanent magnet which has the said rod shape is arrange | positioned so that the major axis direction may be substantially parallel with respect to the elongate direction of the said solid main body. By arranging the rod-shaped permanent magnets so that the axial direction thereof is substantially parallel to the longitudinal direction of the main body, there is no bias in weight distribution, and the movement can be made closer to the actual riverbed material.
[0012]
The solid body is preferably concrete formed from a mold obtained by casting a riverbed material of a river to be investigated. By forming the main body from such a mold, the shape and size of the riverbed exploration tool is almost the same as that of the riverbed material of the surveyed river, and the surface friction coefficient is close to that of the actual riverbed material. The flow resistance can be almost the same as that of the riverbed material of the surveyed river.
[0013]
The concrete is preferably mixed with a colorant from the viewpoint of visibility. This makes it easy to find the riverbed exploration tool with the naked eye even in a cloudy river after flooding.
[0014]
If the length of the solid main body is in the range of 50 mm to 100 mm, it is preferable because it matches the general size of the riverbed material.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a riverbed search tool according to the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
[0016]
FIG. 1 is a perspective view showing the structure of the first embodiment of the riverbed exploration tool of the present invention. The riverbed exploration tool 1 includes a main body 1a made of concrete and a metal bar-shaped permanent magnet 1b embedded in the main body 1a.
[0017]
FIG. 2 is a conceptual diagram of river bed exploration using this river bed exploration tool 1.
[0018]
A large number of riverbed exploration tools 1 are placed at the bottom of the river so that both banks of the river to be explored are connected by a straight line. The riverbed exploration tool 1 is caused to flow downstream as indicated by an arrow with the flow of water from the upstream as time elapses. Then, if the magnetic sensor is used so as to traverse the river, the magnetic sensor detects the magnetic field intensity of the magnetism emitted from the riverbed exploration tool 1, so that the position of the riverbed exploration tool 1 can be detected. Therefore, from the detected position of the riverbed exploration tool 1, the riverbed fluctuation, that is, the tendency of movement of the riverbed material can be known. Furthermore, since the position of the riverbed exploration tool 1 is detected by magnetism, the position can be detected even if it is hidden in the sediment of the riverbed, and the exploration is easy.
[0019]
Next, the features of the riverbed probe 1 of this embodiment will be described.
[0020]
The riverbed exploration tool 1 is embedded with a rod-shaped permanent magnet, and the direction of the riverbed exploration tool 1 can be detected by linearly scanning the riverbed with a magnetic sensor.
[0021]
That is, FIG. 3 is a positional relationship diagram between the magnetic sensor and the permanent magnet 1b for explaining the method of determining the orientation of the riverbed exploration tool 1, and FIG. 4 shows the detected magnetic field strength that varies depending on the orientation of the permanent magnet 1b. FIG.
[0022]
As shown in FIG. 3, the direction of the riverbed exploration tool 1 on the riverbed is such that the permanent magnet 1b is positioned vertically (vertical position) or parallel to the scanning direction of the magnetic sensor (parallel position). ) 2 minutes. In the vertical position, the detected magnetic field strength waveform is detected at one peak detected when the center line of the magnetic sensor passes just beside the permanent magnet 1a, as shown in FIG. It has two peaks with small polarity opposite to the above-mentioned peak. On the other hand, at the parallel position, as shown in FIG. 4B, the detected magnetic field strength waveform has two peaks with opposite polarities detected before and after the center line passes right next to the permanent magnet 1a. Have.
[0023]
Therefore, the direction of the riverbed exploration tool 1 with respect to the scanning direction of the magnetic sensor can be determined from the waveform of the magnetic field intensity detected during the linear scanning with the magnetic sensor.
[0024]
Moreover, it is preferable that the permanent magnet 1b which has a rod shape is arrange | positioned so that the axial direction may be substantially parallel with respect to the elongate direction of the main body 1b. With such an arrangement, there is no weight bias, and the riverbed exploration tool can be moved closer to the actual riverbed material.
[0025]
Next, a method for manufacturing the riverbed probe according to this embodiment will be described.
[0026]
As shown in FIG. 5, the production process is roughly divided into riverbed material collection, mold production, and concrete pouring.
[0027]
First, go to the river to be surveyed, actually collect the riverbed material, and make a mold to form the main body from the riverbed material. By forming the main body of the riverbed exploration tool from such a mold, the shape and size thereof are almost the same as those of the riverbed material of the river to be investigated.
[0028]
In this embodiment, basically, a riverbed exploration tool is manufactured by producing a collected riverbed material mold, but from the conventional research and empirical rules, the general shape of the riverbed material is described later. Since the coefficient is obtained, it is actually preferable to select and sample a riverbed material close to this shape factor and mold it.
[0029]
Riverbed materials vary in shape from flat to nearly spherical. In general, the following shape factor (hereinafter referred to as SF) is used to express the shape of the riverbed material. That is, as shown in FIG. 6, the shape factor SF is SF = c / √ (ab) when the length of the riverbed material is a, the medium length is b, and the short length is c. The shape factor SF of the riverbed material subjected to natural friction is in the range of 0.3 to 1.0. In an actual river, a material having a shape factor of about 0.7 is dominant. If the shape factor is too small, it is easily affected by uncertain factors such as meshing with other riverbed materials and water flow direction. Therefore, it is preferable to select and collect a riverbed material whose shape factor SF falls within the range of 0.5 to 1.0.
[0030]
The riverbed material size also varies depending on whether the river to be surveyed is upstream or downstream, or the amount of water in the river, but a representative riverbed material is selected from the river to be surveyed. In view of the size of a general riverbed material, the length is selected and set in the range of 50 mm to 100 mm, but in a rapid river, it may be set to 300 mm or more.
[0031]
The permanent magnet embedded in the main body is a metal bar magnet having a diameter of about 10 mm and has an uneven shape on the surface. This uneven | corrugated | grooved part can make the coupling | bonding of the concrete and magnet mentioned later robust.
[0032]
The length of the permanent magnet is determined according to the length of the riverbed exploration tool, but since the strength of the magnetic field is proportional to the length of the magnet, the magnetic exploration can be efficiently performed by setting the length to at least about 30 mm. .
[0033]
The main body of the riverbed probe is made of concrete. Cement used for concrete is general Portland cement. Since the friction coefficient of the surface of the main body made from concrete is close to that of the actual riverbed material, the flow resistance of the riverbed exploration tool can be made realistic.
[0034]
In order to improve the strength of the main body, the cement is mixed with aggregate, that is, gravel. The average of the long, medium and short lengths of the riverbed probe is about 2mm to 8mm, and the riverbed probe with larger size is less than 1/10 of the average. Standard ones are used.
[0035]
Moreover, in order to improve the visibility of the riverbed exploration tool, it is preferable to add a colorant to the cement as necessary. This makes it easier to find the riverbed exploration tool with the naked eye even in a cloudy river after a flood. As this colorant, one made of an alkali-resistant pigment-based material is used. By using such an alkali-resistant pigment-based material, the riverbed exploration tool is less likely to fade even when placed in a river for a long time.
[0036]
When selecting these cement, aggregate, and colorant materials, those having an appropriate specific gravity are selected so that the weight of the riverbed exploration tool is approximately equal to that of the riverbed material obtained by sampling. However, since it has been known that the general gravity of the riverbed material is in the vicinity of 2.65, it is desirable that the specific gravity of the riverbed exploration tool does not greatly deviate from this value.
[0037]
Cement, aggregate and colorant prepared in this way are mixed, water is added to this, kneaded to an appropriate viscosity, poured into a mold, and a permanent magnet is placed parallel to the longitudinal direction of the mold. After leaving the concrete to harden, remove the mold to complete the riverbed probe.
[0038]
A riverbed exploration tool that is made by imitating riverbed material collected in an actual river is suitable for investigating actual riverbed fluctuations. By making a number of riverbed exploration tools with the same quality and using them for surveying multiple target rivers, the hydraulic characteristics of each river can be compared.
[0039]
As described above, the riverbed exploration device according to the present invention can identify the position by using a magnetic exploration technique by embedding a permanent magnet in the main body, and the solid main body has a weight of the permanent magnet in addition to its weight. Is made of a material having a specific gravity such that the total weight of the riverbed material is approximately equal to the weight of the riverbed material, so that the riverbed exploration tool can have a flow resistance similar to that of the riverbed material. Is appropriately arranged on the riverbed of the actual river to be surveyed, and the position of the riverbed exploration tool flowed using the magnetic exploration technique is obtained, so that it is possible to obtain a more realistic riverbed fluctuation.
[0040]
【The invention's effect】
According to the riverbed exploration tool of the present invention, since the permanent magnet is embedded in the main body, the position can be specified by using a magnetic exploration technique, and the solid main body adds the weight of the permanent magnet to the total weight. Because it is made of a material that has a specific gravity that is almost equal to the weight of the riverbed material, the riverbed exploration tool can have a flow resistance similar to that of the riverbed material. It is possible to know the near river bed change.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing the structure of a first embodiment of a riverbed exploration tool according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic diagram showing a usage pattern of the riverbed probe shown in FIG.
3 is a schematic diagram showing a method for detecting the direction of the riverbed probe shown in FIG. 1. FIG.
4A and 4B are waveform diagrams of detection of the magnetic field strength in the detection method shown in FIG. 3, where FIG. 4A is a waveform diagram when the permanent magnets are arranged vertically and FIG. 4B is a waveform diagram when the permanent magnets are arranged horizontally.
FIG. 5 is a flowchart showing a manufacturing process of the riverbed exploration tool shown in FIG. 1;
FIGS. 6A and 6B are a front view and a top view for explaining a shape factor that is a guide for producing the riverbed exploration tool shown in FIG. 1;
[Explanation of symbols]
1 Riverbed Exploration Tool 1a Body 1b Permanent Magnet

Claims (6)

磁気探知手法を利用して河川の河床変動を調査するための河床探査具であって、
調査対象河川の河床材料に大きさおよび形状を模した固形の本体と、
この本体に埋め込まれた永久磁石とを備え、
前記固形の本体は、その重量に前記永久磁石の重量を加えた総重量が前記河床材料の重量とほぼ等しくなるような比重を有する材料で作られたことを特徴とする河床探査具。
A riverbed exploration tool for investigating riverbed changes in rivers using a magnetic detection method,
A solid body imitating the size and shape of the riverbed material of the river under investigation;
With a permanent magnet embedded in this body,
The riverbed probe according to claim 1, wherein the solid body is made of a material having a specific gravity such that a total weight obtained by adding a weight of the permanent magnet to a weight of the solid body is substantially equal to a weight of the riverbed material.
前記永久磁石は棒形状を有することを特徴とする請求項1に記載の河床探査具。The river bed exploration tool according to claim 1, wherein the permanent magnet has a bar shape. 前記棒形状を有する永久磁石は、その軸方向が前記固形の本体の長尺方向に対して略平行になるように配置されたことを特徴とする請求項2に記載の河床探査具。The river bed exploration tool according to claim 2, wherein the permanent magnet having the rod shape is arranged so that an axial direction thereof is substantially parallel to a longitudinal direction of the solid main body. 前記固形の本体は、調査対象河川の河床材料を型取りして得た型から形成されたコンクリートであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1項に記載の河床探査具。The river bed according to any one of claims 1 to 3, wherein the solid main body is concrete formed from a mold obtained by casting a riverbed material of a river to be surveyed. Probe. 前記コンクリートには、着色剤が混ぜられていることを特徴とする請求項4に記載の河床探査具。The river bed exploration tool according to claim 4, wherein a colorant is mixed in the concrete. 前記固形の本体の長尺は、50mmから100mmの範囲にあることを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1項に記載の河床探査具。The riverbed exploration tool according to any one of claims 1 to 5, wherein the length of the solid main body is in a range of 50 mm to 100 mm.
JP27023298A 1998-09-24 1998-09-24 Riverbed probe Expired - Fee Related JP3989633B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27023298A JP3989633B2 (en) 1998-09-24 1998-09-24 Riverbed probe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27023298A JP3989633B2 (en) 1998-09-24 1998-09-24 Riverbed probe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000098046A JP2000098046A (en) 2000-04-07
JP3989633B2 true JP3989633B2 (en) 2007-10-10

Family

ID=17483402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27023298A Expired - Fee Related JP3989633B2 (en) 1998-09-24 1998-09-24 Riverbed probe

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3989633B2 (en)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4859454B2 (en) * 2005-06-16 2012-01-25 パシフィックコンサルタンツ株式会社 Erosion measuring device, its construction method and real-time monitoring system
US8991260B2 (en) 2010-08-05 2015-03-31 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Pseudo rock and analysis system using the same
CN114280095B (en) * 2021-12-29 2022-07-01 中国水利水电科学研究院 Method for quantitatively detecting influence of freeze-thaw cycle on bed surface silt exposure

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000098046A (en) 2000-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109763476B (en) Device and method for rapidly detecting compactness of filled roadbed
Mandache et al. A model for magnetic flux leakage signal predictions
Iskander et al. Spatial deformation measurement using transparent soil
Atique et al. Analysis of cracking behavior of drying soil
CN105004508A (en) Mud-rock flow along-the-way evolution test measurement system and parameter measuring method thereof
CN110207915B (en) Dynamic response model and test method for ballast body and foundation bed
CN206906113U (en) A kind of compacted soil samples experimental rig
Ranieri et al. Measurement of hydraulic conductivity in porous mixes
CN112014475A (en) Method for detecting compaction quality of coarse-particle soil roadbed filler based on shear wave velocity
CN103439237A (en) Blocking test device and method for water-permeable concrete pile in piping soil foundation
Lachowicz et al. 3-D finite-difference time-domain modelling of ground penetrating radar for identification of rebars in complex reinforced concrete structures
JP3989633B2 (en) Riverbed probe
CN104535021A (en) Method for detecting thickness of concrete reinforcement protection layer
Su et al. An evaluation of fouled ballast in a laboratory model track using ground penetrating radar
CN106707364B (en) A kind of construction method of radar logging standard well
CN107711607A (en) A kind of detection means and detection method of travelling class aquatic livestock vital sign parameter
CN104048899B (en) Device and method for measuring compactness of rock-fill concrete
CN108956951B (en) Test device and test method for measuring rockfall recovery coefficient by considering contact relation
CN109826175A (en) A kind of detection method of reinforced soil with geosynthetics filled soils
CN203414389U (en) Test device for permeable coagulation pile plugging in piping soil foundation
CN103276713B (en) Environmental piezocone penetration test (CPTU) probe capable of evaluating permeability characteristic of saturated soil in site
CN104458494A (en) Method and device for measuring compactness of rock-fill concrete
Gaillard et al. The use of burrows to detect compaction and sliding in fine‐grained sediments: An example from the Cretaceous of SE France
RU2165495C1 (en) Method for checking characteristics of liquid column in the course of its production
CN107270844A (en) A kind of method of high performance concrete thermal strain under test high temperature

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070718

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees