JP3988814B2 - Bullet ball machine - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機に関し、特に中央装置の大型化を可能にする技術に特徴を有するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般に弾球遊技機においては、遊技領域の上部に弾発された遊技球が経路を多様に変化させて流下する。そして、遊技球の流下経路が多様であるほど、遊技球の挙動が単調にならず、遊技者に常に入球口への入球の期待を与えることができ、高い趣向性が得られる。遊技球の流下経路は、各種の遊技部材(障害釘、入球口（入賞口、通過ゲ一卜等を含む)、風車、アタッカーなど)の配置に影響される。したがって、限られた大きさの遊技領域内で遊技球をより有効に流下させるためには、各種の遊技部材の配置の自由度が制限されることは望ましくない。しかし、視認性に優れ多様な遊技態様を可能にする大型な中央装置の採用を考えると、遊技領域の中央装置によって占められる面積が増すため、中央装置以外の遊技部材の配置は多大な制約を受ける。例えば、中央装置の大型化により中央装置の左右の遊技領域が狭められ、この狭められた遊技領域に入球口や風車などが配置された場合、これらの遊技部材の周囲において遊技球の流下経路に多様な変化を与えることが困難になり、遊技球の挙動が単調になり易い。また、遊技領域の上部(例えば中央装置の直上)に入球口を配置した場合には、入球口へ入球する遊技球の流下経路が短くなるため、入球口が遊技領域の下方にある場合よりも流下経路の予測が容易になる。また、入球口を遊技領域の上部に配置した場合には、技量の高い遊技者による入球口への狙い打ちが可能になることが考えられる。
【０００３】
また、従来の弾球遊技機の裏面構成は、例えば特公平４−１６１９８号あるいは特公平５−１１９９９号に示す通り、遊技盤の裏面を流下する入賞球を処理するための入賞球集合カバーと、遊技盤に取り付けられた中央入賞装置を保護する保護カバーと、電子制御回路を組み込んだ基盤を破損しないように収容したボックスと、を遊技盤の裏面に設け、前述の保護カバーとボックスとを入賞球集合カバーの外側表面に設けるとともに、遊技盤の裏面側に装着される裏機構盤に設けた開口より突出させていた。これにより、遊技盤の運搬時や遊技盤の交換作業時において中央入賞装置に使用されている電気部品が外部と接触することがなく、接触による破損を防止することができる。以上が従来技術の技術水準を構成するものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上述の通り、遊技盤の中央部の貫通穴に中央装置として通常４〜６インチの可変表示装置（図示略）を設けることが一般的となったことから、これに対処するため、図２１に示す遊技盤１０２が考えられる。遊技盤１０２は裏機構盤（図示略）に固定されるものである。遊技盤１０２の裏面側には、入賞球を集合させる集合盤１１６が取付けられて、その集合盤１１６の中央部に遊技盤裏面側に突出する可変表示装置（図示略）の裏部分の邪魔にならないように中央貫設穴１０３が形成されるとともに、その周囲に貫設穴１２０、１２１が設けられ、それぞれにチャッカー１０７，１０８（入球口）が設置されている。遊技盤１０２の各チャッカー１０７，１０８に入球した遊技球Ｂは集合盤１１６を流下し、各々の樋１１７，１１８を介して裏機構盤（図示略：裏盤又は裏セット盤などともいう）の下方に形成されているセーフ球集合樋（図示略）に流下され、セーフ球排出口（図示略）から排出される。一方、アウト球はアウト穴１３０から直接アウト球排出樋（図示略）に導かれる。
【０００５】
ところが、可変表示装置やクルーン等の中央装置を大型化しようとする場合、例えば１０インチの表示体を遊技盤１０２に搭載した場合、チャッカー１０７，１０８は表示体の上部あるいは左右には配置し難い事情がある。つまり、チャッカー１０７，１０８を表示体の上部に配置した場合には、集合盤１１６の樋１１７，１１８を遊技盤１０２の端に配置しなければならない。すなわち、表示体の裏部分を避けるために樋１１７，１１８を一旦略水平に遊技盤端部に向けて延設し、遊技盤端部近辺で垂直下方に向けて形成しなければならず、遊技盤１０２を裏機構盤に取り付ける際の障害となる虞がある。また一方、チャッカー１０７，１０８を表示体の左右に配置した場合、表示体左右の遊技領域すなわち遊技球の通過スペースが狭いため、遊技球が下方に落下する確率が不当に低くなる虞もあり、遊技の趣向が損なわれることが考えられる。その上、可変表示装置の大型化に伴い集合盤１１６も大型化を余儀なくされるため、遊技盤１０２を裏機構盤に取り付ける際の障害となりかねない。
【０００６】
なお、遊技の趣向を損ねないためにチャッカー１０７，１０８を表示体の下方に集中して設けることが考えられるが、この場合、これらのチャッカー１０７，１０８に入球した遊技球を流下させるために上述の集合盤１１６と、裏機構盤のセーフ球集合樋との干渉を防止しなければならず、容易には集合盤１１６の位置を下げることができない。また、遊技盤１０２の下方にアタッカーと称される大入賞装置があれば尚更、集合盤１１６の配置が制約される。
【０００７】
そこで、本発明の課題は、趣向性を損なうことなく、中央装置の大型化を可能にすることにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の弾球遊技機は、
遊技領域が形成された遊技盤と、映像表示装置を可視可能にする開口部を有し、前記遊技領域の略中央部に配置され外形寸法がその左右側方の遊技領域である左右球通過領域への入球口の配置を制約する程度に大型に設定されたセンター役物と、前記センター役物の上側の前記遊技領域に設けられた案内部と、複数の入球口を含み前記遊技領域の上下方向の二分の一よりも下方の領域であって前記センター役物よりも下方に配置された入球口群と、を備えた弾球遊技機において、
前記センター役物は、前記左右球通過領域の幅より大きい誘導樋球受口領域の幅を形成するとともに前記センター役物の上部に配置される第１の球受口と、前記第１の球受口に連通するとともに前記センター役物の内部を前記開口部の周縁に沿って延びて遊技球を所定位置に導く誘導樋と、前記誘導樋に連通するとともに前記誘導樋の中間部の外側部分に隣接して形成された第２の球受口と、前記第１の球受口から前記誘導樋球受口領域の外側へ向かうにつれて低くなるように湾曲した球誘導面と、始動入球口の上方に位置し、前記誘導樋によって導かれた遊技球を一旦遊動させた後に流下させる球遊動部とを有し、
前記案内部は、その内部に、前記誘導樋球受口領域の上部を囲う山形に形成された流出規制部を備えるとともに、前記流出規制部において遊技球が通過可能な釘の隙間として形成される導入口を有し、
前記案内部によって、前記誘導樋球受口領域の幅内を流下する遊技球を前記導入口から前記第１の球受口に導入しつつ、前記流出規制部から前記センター役物の側方の前記左右球通過領域への遊技球の流出を規制し、前記誘導樋球受口領域の幅内の前記遊技領域に発射された遊技球を前記第１の球受口に入球し易くなるよう集め、遊技球が前記第１の球受口へ導入される確率を高める一方、
前記センター役物の球誘導面によって、前記球誘導面上を滑落する遊技球を、前記第２の球受口付近の障害釘に反射させて前記第２の球受口に入球させる確率を高めることを特徴とする。
【０００９】
このような弾球遊技機により、遊技盤の入球口へ入球する遊技球を流下させるための集合盤等を無くす、ないし削減することができるので、遊技盤中央近辺に設けた中央装置の大型化に対処することが可能となり、またコストの低減、弾球遊技機の組立作業効率の向上を図ることができるとともに、視認性に優れ多様な表現形態を可能とできる等、趣向性を損なうことなく、中央装置の大型化を可能にすることができる。
また、中央装置が遊技球を所定位置に導く誘導樋を有し、中央装置の上部、左側部、右側部のうち少なくともいずれかの部位に誘導樋に連通する球受口を開口したので、遊技球が球受口に導入され、そこから誘導樋に導入され、所定位置に導かれることとなる。したがって、中央装置に遊技球を導くことができ、中央装置にて種々の遊技球の流下態様を設定することができる。また、遊技領域には、遊技球を球受口へ向かって流下するよう案内する案内部を設けたので、中央装置の両側に遊技球が逃げることを防止し、例えば遊技球発射装置の性能のバラツキ或いは遊技者の技量に関わらずに中央装置に入る遊技球数を増加させることができ、遊技球の挙動に多様性を持たせることで、遊技球の挙動が単調になることを防止できる。
さらに入球口には入球検出手段が備えられ、その検出結果に基づいて図柄の変動停止表示制御及び／又は賞球払出しの制御が行われるものとされ、これら図柄変動及び／又は賞球払出しに関連し得る入球口を中央装置の下方に設けたため、中央装置から下方への遊技者の直接的利益に係る遊技球の流下態様に遊技者の注目が一層集まり遊技興趣が高まるものとなり得る。
【００１０】
なお、ここにいう前記所定位置は、例えば、中央装置の下部或いは底面部が例示できる。誘導樋はワープ樋が例示でき、また、球受口はワープ樋入口が例示できる。前記誘導樋は、遊技球を誘導できる筒状の構造で遊技球を上から下へ流下させるものが例示できるが、これに限定されるわけではなく、遊技球を誘導できる通路が形成されている部材という程度の意味である。また、案内部は障害釘により構成されることが好適であるが、これに限定されることはなく、障害釘に代え又は障害釘とともに、障害ブロック、風車、反射ゴム部材等、当業者が実施可能な様々な部材を、単独又は任意の組み合わせで採用することができる。
【００１１】
なお、上記左右球通過領域幅は、前記中央装置の左右に形成された遊技球が流下可能な領域とすることができる。
【００１２】
前記球遊動部は、前方に向かって傾斜する傾斜面を備えた球誘導溝を有しているものとすることができる。この場合、上記誘導樋から導かれた遊技球が、球誘導溝に進路を制約されて球遊動部を落下するが、例えば下方に配設された入球口等に入球し易くなるように球誘導溝が傾斜を備えているため、遊技者は常に球遊動部上の遊技球が上記入球口等に入球する期待感が持て、常時、スリルに富んだ遊技を楽しむことができるようになる。
【００１３】
なお、球遊動部は、長手方向に遊技球を誘導させるための遊技球通路を備えているものとすることできる。これにより、誘導樋から球遊動部に流れ落ちる遊技球が、当該中央装置に衝突して損傷させるのを防ぐことができる効果がある。また、遊技球通路により、遊技球を球遊動部に形成されている上記球誘導溝に円滑に導くことが可能となる。
【００１４】
次に、前記カバー部と前記集合部とを一体成形されたものとすることができる。これにより、部品点数を減らすことができ、当該弾球遊技機の製造工程が簡素化できる。また、前記カバー部を前記裏機構盤に着脱可能に設けることができる。この場合、遊技機裏側の内部の検査、部品交換等が容易となる。
【００１５】
前記中央装置は、少なくとも前面側が横長形状を呈するものとすることができる。横長形状であるために、例えば中央装置の左側方及び右側方の遊技領域の領域を制約することができ、遊技領域を最大限に利用した大型の中央装置を用いた弾球遊技機を実現可能となる。なお、このような中央装置を可変表示装置とした場合、視認性の向上や、図柄表示と遊技球の遊技態様との組合せによる趣向性の向上などが可能となり、本発明の中央装置を搭載した弾球遊技機における遊技の趣向を一層高めることができる。
【００１６】
可変表示装置は、映像表示部材（例えば液晶表示部）単体のもの、映像表示部材に遊技球流通部材（例えばセンター役物等）を組み合わせたもの等様々なものが挙げられる。また、映像表示装置の画面は四角形、丸形等各種のものが挙げられるし、遊技球流通部材は枠形状、非枠形状、或いは、四角形、長円形、丸形等各種のものが挙げられ、映像表示装置と遊技球流通部材は、その形態を様々に組み合わせることができる。具体的に、可変表示装置はＬＣＤ、ＬＥＤ、ＣＲＴ等の電気的可変表示装置、又は回転ドラム等の機械的可変表示装置により構成されたものであって、視認性の向上や、図柄表示と遊技球の遊技態様との組合せによる趣向性の向上などが可能となり、遊技の趣向を高めることができる。可変表示装置は、例示的には、１０インチの液晶画面を備えた液晶表示装置、８インチの液晶画面を備えた液晶表示装置にセンター役物が取付けられたもの、１０インチの液晶画面を備えた液晶表示装置にセンター役物が取付けられたものが例示される。液晶表示画面は四角形状、丸形状等が好適であるが限定されるものではなく、また、四角形状であれば、横長状態、縦長状態、傾斜状態いずれにも配置が可能である。遊技の趣向性を高めるため、液晶表示画面の周囲にはそれに適合させた形態のセンター役物を配置することが好ましい。このセンター役物は枠体が好ましいが、その周囲が連続していなくとも良いし、また、一体でなく分割されていても良い。
【００１７】
中央装置とは、上記可変表示装置以外にも、振り分け装置（クルーン）、入賞装置等の役物が例示される。またその外周形状は横長、縦長、角型、丸型、小判型、楕円型等各種の形状が含まれる。「上方、左側方、右側方の遊技領域のうち少なくともいずれかの領域」であるから、様々な組み合わせが考えられる。また、本発明にいう入球口群は、センター役物よりも下に配置された入球口を包含するものである。アタッカーも入球口に含まれることがある。また、本発明においては中央装置の左側方、右側方の遊技領域を遊技球が通過できるもの、できないもの両方の遊技盤が含まれる。
【００１８】
前記入球口群の入球口の数を少なくとも３個とすることができる。これにより、中央装置を大型化しても、遊技に必要な入球口数を確保できる。ここで、遊技球の挙動が単調にはなるが、中央装置の左右側部に入球口を設置することは不可能ではなく、総入球口数を５個以上とする旨の規則の下に、例えば左右側部に入球口が一個ずつ配置されると、入球口群の入球口の総数が最低３個となることも考えられるので、最小個数を規定したものである。
【００１９】
前記中央装置は、前記遊技領域の表面積の４分の１以上を占めるものとすることができる。これにより中央装置での多彩な遊技を確保し遊技の趣向を高めることができる。なお、中央装置の面積は、前記遊技領域の表面積の４分の１以上の様々な大きさに設定できるが、その上限は、入球口群の配置等の諸条件を勘案して設定することができる。
【００２０】
前記球受口の幅寸法は２４ｍｍ以上に設定することができる。球受口の幅寸法を特定の値以上にすることで、中央装置に導入される遊技球数が過小となることを防止でき、遊技の趣向を高めることができる。
【００２１】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の実施形態である弾球遊技機１は、フィーバー機、あるいは第一種と呼ばれる機種である。図１に示す通り、この弾球遊技機１の表面側には、遊技盤２が着脱自在に装着されている。遊技盤２には発射された打球を誘導するための誘導レール３（図２参照）がほぼ円弧状に植立され、この誘導レール３で区画された領域が遊技領域４（図４参照）を構成している。この遊技領域４は、第１レール部材３ａ、第２レール部材３ｂ、返しゴム３ｃ及び装飾部材３ｄ（図２参照）により区画されている領域である。遊技領域４の左半面に在る第１レール部材３ａと第２レール部材３ｂの間隙を通過して遊技領域４へ遊技球が誘導される。装飾部材３ｄの左側先頭部分には返しゴム３ｃ（図２参照）が装着され、遊技球が遊技領域４の中央部へ反射されるようになっている。本実施形態では、第１レール部材３ａが返しゴム３ｃに到達し、装飾部材３ｄが第２レール３ｂに組合されることにより遊技領域４を設定している。遊技領域４を設定する態様はこれ以外にも様々な構造のものが挙げられるが説明は省略する。また、第２レール３ｂの最下点にはアウト口１３が形成され、左上端部に逆流防止装置３ｅが設けられている。可変表示装置５は、図２に示す通り、遊技領域４のほぼ中央に配置され、外形寸法がその左側方及び右側方の遊技領域４の領域への入球口の配置を制約する程度に大型に設定されている。可変表示装置５の上方の遊技領域４への入球口の配置は可能であるものの、図１〜図１６（図１４を除く）の例においては、遊技球の移動の障害となるため、一般的には入球口は設けていない（図１４参照）。この可変表示装置５は、１０インチサイズの液晶表示盤５ａ（特別図柄を表示することから特別図柄表示装置と呼ばれることもある）と、この液晶表示盤５ａの周囲に配置されたセンター役物６（図６〜図８参照）、表示制御基板（図示略）等を含み構成されたものであり、横長形状となっている。センター役物６の外周形状は、横長の略小判形状ないし略楕円形状（最大高さと最大横幅の比である縦横比が、概ね１．１ないし１．７、好ましくは概ね１．３ないし１．７、特に好ましくは概ね１．３ないし１．４）に形成されている。センター役物６の外形寸法は、遊技球の流通条件によっては適宜変更される場合もあり得る。液晶表示盤５ａを大型ＣＲＴ、ＬＥＤ等の他の表示体に置換えたり、可変表示装置５をクルーン等の大型役物（図示略）に置換えたりすることが可能である。可変表示装置５下方の中央部には、開閉駆動可能な始動入球口７が設けられ、その下側にアタッカ−８が設けられている。この始動入球口７に遊技球が受け入れられると、液晶表示盤５ａに表示される図柄が変動を開始し、これが特定の表示態様、例えば７７７の３桁同一の数字で停止表示されると、特別遊技状態となりアタッカ−８が所定回数（例えば１６回）開放し、遊技球を受け入れるように構成されている。また、アタッカー８の左右に入球口９乃至入球口１２が集約的に設けられ、始動入球口７及びアタッカー８とともに入球口群Ｎを構成している。この入球口群Ｎを配置可能な領域は、センター役物６の下端より下部であり、遊技領域４の高さＬの概ね３分の１の高さである（図３では２７％である）。また、本実施形態においては、可変表示装置５にセンター役物６を含んで構成されてはいるが、必ずしもセンター役物６が含まれているとは限らない。さらに始動入球口７、入球口９乃至入球口１２、アタッカー８にはそれぞれ入球検出センサ７ａ〜１２ａ（図２参照）が設けられ、遊技球が入球するとオンするようになっている。ここで、入球口群Ｎを構成する各入球口７〜１２は、賞球払出しの契機として用いられている。また、アタッカー８は開放時のみに入球を可能にする。遊技盤２の最下方には、アウト球を受け入れるアウト口１３が設けられている。さらに、遊技盤２の前面を覆うガラス枠９５が前面枠８９に開閉自在に設けられている。遊技盤２のすぐ下側には、ヒンジ（図示略）により開閉可能な上受け皿９０と開閉不可能な下受け皿９１とが位置しており、両皿９０，９１は前面枠８９に装着されている。上受け皿９０の左下側には遊技状態に応じた効果音を発生させるスピーカ９３が設けられている。また、下受け皿９１の右側には、発射ハンドル９４が設けられ、これが上受け皿９０から供給される遊技球Ｂ（図６参照）を遊技領域４に対して弾発する遊技球発射装置（図示略）と接続されている。
【００２２】
前述した１０インチの大型の液晶画面を有する液晶表示盤５ａ及びセンター役物６を遊技盤２に搭載した場合、例えば、６インチ画面を採用した場合に比べて、可変表示装置５の周囲に残される部分の遊技領域４の領域の面積は減少することとなる。すなわち、図２に示す通り、可変表示装置５のセンター役物６左右の遊技領域４の領域の幅であるセンター役物左右球通過領域Ｊの幅はＷ1＝３３ｍｍ（以下、センター役物左右球通過領域幅Ｗ1という）程度であり、また、センター役物６上部の遊技領域４の誘導樋球受口領域高さＨ1＝７０ｍｍ程度となっている。例えば仮に入球口を可変表示装置５の左右、例えばセンター役物左右球通過領域Ｊ付近に配置するとした場合、通常、単品の入球口は球受部の幅が２０ｍｍ程度、取付ベースを含めると入球口の全幅は４０ｍｍ程度となり、入球口の設置が困難となっている。そのため、入球口を遊技盤２の裏面側から装着し、遊技盤２の前面側に入球口の球受部のみを突出させたとしても、球受部の幅は２０ｍｍ程度であるから、残りのスペースは１３ｍｍ程度となり、結局、障害釘や入球口の配置は可能ではあるものの遊技球を流下させることは難しい。また、可変表示装置５の上方の遊技領域４へは入球口の設置は可能ではあるものの、この入球口に入球した遊技球を遊技盤２の裏側で下方に導く樋（例えば図１４の誘導樋４９参照）を可変表示装置５の裏部品（液晶表示盤５ａのケースや表示制御基板など）を避けて配置しなければならず、設置は可能であるものの構造上好ましくないことがある。また、可変表示装置５は、遊技領域４の下方に入球口やアタッカー等の配置の自由度を確保するためには、できる限り遊技領域４の上方に配置するのが好ましく、可変表示装置５を更に上方に配置すれば遊技領域４の下方の有効スペースは拡大されるが、上方には入球口は配置できなくなる関係が成立している。したがって、こうした関係を考慮した設計が望ましい。
【００２３】
さらに、図２においてセンター役物６の上方には複数の障害（障害釘等）からなる案内部７５（図７及び図８参照）が配置されており、誘導樋球受口領域幅Ｗ2の横幅内に落下してきた遊技球はワープ樋入口６１ａ，６１ｂ（図６ないし図８参照）に入球し易くなるように構成されている。そしてワープ樋入口６１ａ，６１ｂに入球した遊技球は、ワープ樋６２ａ，６２ｂ（図６参照）を経てステージ６８上に流下され、始動入球口７（図１参照）の上方に集められるので、始動入球口７に入球する可能性が高くなる。ところで、従来の弾球遊技機（図示略）では、遊技球が始動入球口（図示略）に入球し易い位置に発射させるために、遊技者が発射装置（図示略）の発射力を調整して発射させているが、発射装置（図示略）の発射力が一定となるように調整（固定）させたとしても発射力のバラツキによって調整に反した発射力になる虞が有る。そのため、場合によっては遊技者の意に反して始動入球口（図示略）に入球する可能性が極めて低い位置に遊技球（図示略）が発射され、遊技者に不利益を齎す虞がある。これに対し、本実施形態の弾球遊技機１では、比較的に幅の広い誘導樋球受口領域幅Ｗ2の幅内の遊技領域４に遊技球が発射されれば、前述した通り遊技球がワープ樋入口６１ａ，６１ｂに集められるので、遊技球がワープ樋入口６１ａ，６１ｂに入球し易くなり、結果として始動入球口７に入球する可能性が高まる。したがって、発射装置（図示略）の発射力のバラツキや遊技者の技量等が、遊技球の始動入球口７への入球に影響を与える可能性は極めて低くなるという優れた効果を有する。
【００２４】
遊技盤２の寸法関係を説明する。遊技領域４の面積計測（ＣＡＤ上にて）を行うと約１２３，９８８ｍｍ2となる。遊技領域４の縦寸法（Ｌ＝３９６ｍｍ）を直径とする真円の面積が約１２３，１６３ｍｍ2であり、面積計測の結果にほぼ等しくなるため、実施形態では遊技領域の面積を直径Ｌの真円で近似して算出している。この採寸法Ｌは遊技領域４の最下点から最上点までの垂直距離とする。また、実施形態における各部材の面積は以下の通りである。
センター役物６（１０インチ用） 約５８，４６３ｍｍ2
センター役物６（８インチ用）
約３７，４１６ｍｍ2
液晶表示盤５ａの１０インチ画面 約３０，４２６ｍｍ2
なお、８インチ用のセンター役物（図示略）の面積は、単純に実施形態の図示されているセンター役物６の縮尺を０．８倍（面積比０．６４）して算出している。しかし、ワープ樋６２ａ，６２ｂの各部の概ねの寸法は遊技球の直径や樋壁の板厚に基づいて自ずと決定され、８インチの表示体を採用しても、遊技球が通過できる寸法を確保しなければならないため、センター役物の各樋の縦横寸法や樋を覆う装飾品等の外形寸法は１０インチの場合と大きくは変わらないと考えられる。したがって、実際に８インチの表示体を用いる場合のセンター役物の実際の面積は、前掲の８インチ用センター役物の算出値よりも実際には大きくなると考えられる。以上のことから、１０インチの液晶表示盤５ａとセンター役物６（１０インチ用）を採択した可変表示装置５の場合、そのときの遊技領域４に対する可変表示装置５の面積の割合は、４７％となる。また、８インチの液晶表示盤５ａとセンター役物６（８インチ用）とを用いて採択した可変表示装置５の場合、そのときの遊技領域４に対する可変表示装置５の面積の割合は、３０％となる。１０インチの液晶表示盤５ａをセンター役物６を用いず単独で採択した場合に可変表示装置５の面積は、液晶表示盤５ａの面積と等しくなり、そのときの遊技領域４に対する可変表示装置５の面積の割合は、２５％（約４：１）、かつ、可変表示装置５の面積が最小面積となる。以上の通り、可変表示装置５は、遊技領域４の表面積の概ね２５％（４分の１）以上、好ましくは概ね３０％以上、特に好ましくは概ね４７％以上を占めることを特徴とする。８インチ表示体を単体で用いる場合の面積の割合は約１６％となり、入球口設置の際の制約が緩やかになると考えられる。なお、ここでの面積は投影面積を意味する。遊技領域４の遊技領域中央横線Ｙ1は、実施形態では、液晶表示盤５ａの中央横線Ｙ2とほぼ一致している（図３参照）。入球口群Ｎは遊技領域中央横線Ｙ1よりも下方の領域に可変表示装置５を避けて集約的に配置されている。すなわち、入球口群Ｎの配置される領域の高さは、遊技領域４の最下部からセンター役物６の下端部までの高さとし、配置される領域の左右は一杯までとする。なお、センター役物６のステージ６８に入球口を別途増設することもある。
【００２５】
なお、実施形態は１０インチ画面の液晶表示盤５ａとこれに適合するセンター役物６を用いた場合であるが、１０インチ画面よりも小型の表示体を用いた場合などには、可変表示装置５が占める面積が減少し、可変表示装置５の左右、或いは上部の余地は増加する。例えば、一般に多く採用されているサイズ（４〜６インチ）よりも若干大型な８インチ程度の表示体を用い、実施形態のセンター役物６をそれに合わせて単に小型化した場合には、センター役物左右球通過領域幅Ｗ1（遊技球が流下可能な領域）の幅寸法は、図３の画面幅寸法の差に基づいて算出すると、（Ｗ15−Ｗ16）／２＝（２０７．４−１６５．９）／２＝２０．７５ｍｍと計算され、左右各々に約２０ｍｍ増加する。したがって、実施形態における１０インチ画面サイズの可変表示装置５のセンター役物左右球通過領域幅Ｗ1が約３３ｍｍであるので、画面サイズを８インチとした場合には、左右の領域のそれぞれの幅寸法は約５３ｍｍ（＝３３＋２０）となる。この領域に単品の入球口（図示略：例えば幅寸法が約２０ｍｍの小型のもの）を配置した場合には入球口（図示略）の両側に約１６．５ｍｍ（＝（５３−２０）／２）の余地を確保できるが、遊技球の直径が１１ｍｍであるため、入球口から逸れた遊技球は左右に２．７５ｍｍ（＝（１６．５−１１）／２）ずつしか経路変更できない。このため、入球口から逸れた遊技球はほぼ直下のみにしか流下できず、遊技球の挙動に十分な変化を与えて趣向性を高めることは難しい。さらに、入球口の総数は遊技規則で規定されており規定数以上の総入球□を保たなければならないため、可変表示装置５の大型化に伴って入球口の数を安易に減らすことはできない。したがって、入球口の総数を減らすことなく可変表示装置５を現状よりも大型化するためには、入球口の配置の問題を解決することが不可欠である。そのため、センター役物左右球通過領域Ｊには入球口を設置せず、入球口群Ｎを前述の通りの領域に集約して配置しているのである。また、現在の遊技規則によれば、総入球口数（総入賞口数）は、可動式役物が動作しない通常の遊技状態において５個以上となるよう規定されており、始動口の数はその三分の一（小数点以下切り捨て）以上でなければならない。本実施形態は総入球口数（総入賞口数）が５個、始動口が１個でありこの規則を満足している。総入球口数（総入賞口数）がそれより多くなると、入球口の配置の変更等の変更が適宜必要となることがある。
【００２６】
可変表示装置５と、その周辺の遊技領域４との寸法面の関係を図３を参照して説明する。可変表示装置５の頂点から遊技領域４の頂点までの垂直距離Ｈ2が６７ｍｍ、可変表示装置５の頂点から頂点中央釘までの垂直距離Ｈ3が３４ｍｍ、センター役物６の高さＨ4が２２１ｍｍに設定されている。また、誘導樋球受口領域幅Ｗ2が９０ｍｍ、センター役物６上部の上部領域における左右端部頂点釘間の水平距離Ｗ3が１５１ｍｍ、導入口７７ａ，７７ｂ（図７参照）のそれぞれの幅Ｗ5が１４ｍｍ、導入口７７ａ，７７ｂ（図７参照）上部釘の左右の水平距離Ｗ6が５９ｍｍ、センター役物６の横幅Ｗ7が３０９ｍｍ、センター役物左右球通過領域幅Ｗ1の若干上部の領域の横幅は、左側幅Ｗ8が３３ｍｍ、右側幅Ｗ9が３２ｍｍに設定されている。風車９６（図２参照）が配置された左右の領域の横幅は左側幅Ｗ10が４７ｍｍ、右側幅Ｗ11が４６ｍｍに設定されている。始動入球口７の拡大時最大横幅Ｗ12が４９ｍｍ、通常時横幅Ｗ13が１３ｍｍに設定されている。さらに、第１レール部材３ａの最下点を通過する水平線Ｓから、センター役物６の最上部、液晶表示盤５ａの中央横線、始動入球口頂点、センター役物６最下点を通過する水平線、アタッカー８の中心高さを示す水平線、入球口１２の最上点、入球口１１の最上点までの垂直距離Ｈ5，Ｈ6，Ｈ7，Ｈ8，Ｈ9，Ｈ10，Ｈ11が、それぞれ、３２９ｍｍ，２０１ｍｍ，９３ｍｍ，１０８ｍｍ，４８ｍｍ，６７ｍｍ，９１ｍｍに設定されている。遊技領域４の最大横幅Ｗ14が３９４ｍｍに設定されている。２点鎖線で示す１０インチ液晶表示盤５ａの画面は高さＨ15が１４７ｍｍ、幅Ｗ15が２０７ｍｍ、８インチ液晶表示盤５ａの画面は高さＨ16が１１７ｍｍ、Ｗ16が１６６ｍｍに設定されている。
【００２７】
図４は遊技領域４の投影面を斜線で示す。図中のＴ1は、遊技領域４の中心縦線であり、Ｔ2は役物配置の中心縦線である。両中心線は一致しておらず、Ｔ2はＴ1に対して右側に偏倚するとともに、オフセット量は４ｍｍに設定されている。
【００２８】
図５の斜線は可変表示装置５の投影面を斜線で示す。この投影面中の２つの２点鎖線枠（横長四角形）は、８インチ及び１０インチの液晶表示盤５ａの輪郭を示している。また、８インチの液晶表示盤５ａに適合するセンター役物６は２点鎖線の曲線で示している。入球口群Ｎを配置できる領域の高さＭの取り得る範囲は、図５の場合、１０インチの液晶表示盤５ａ単体の場合、遊技領域の高さＬ（図３参照）の概ね２５％ないし６０％、８インチの液晶表示盤５ａとそのセンター役物６の場合、概ね２５％ないし５５％、１０インチの液晶表示盤５ａとそのセンター役物６の場合、概ね２５％ないし３５％である。また、１０インチの液晶表示盤５ａ単体の場合、センター役物左右球通過領域幅Ｗ1の遊技領域の最大横幅Ｗ14（図３参照）に対する割合の取り得る範囲は、概ね０〜２５％であり、８インチの液晶表示盤５ａとそのセンター役物６の場合、概ね０％ないし１５％、１０インチの液晶表示盤５ａとそのセンター役物６の場合、概ね０％ないし１０％である。なお、上記において、０％というのは、液晶表示盤５ａを片側に偏倚させた場合（の狭い側）或いはセンター役物６を左右領域一杯まで拡張した場合である。
【００２９】
センター役物６を図６〜図８を参照して説明する。このセンター役物６は、図６に示す通り、液晶表示盤５ａを可視可能にする大開口部６０を有する略四角型の遊技球が入ることができる程度の幅を備えた枠形状に形成され、取付基板６０ａを備えたものである。この取付基板６０ａの裏面に液晶表示盤５ａがねじ等で着脱可能に取付けできるようにされている。また、センター役物６の最上面には誘導樋球受口領域Ｋ（図７及び図８参照）が形成され、それは誘導樋球受口領域幅Ｗ2に対応する長さの部分から構成されたものである。センター役物６の上部には、第１の球受口としての一対のワ−プ樋入口６１ａ，６１ｂが左右に間隔を置いて配置され、ワ−プ樋入口６１ａ，６１ｂと連通する一対のワ−プ樋６２ａ，６２ｂがセンター役物６の内部にＬ字形状に屈曲して水平に外側に延び、さらに逆Ｌ字形状に屈曲し垂直下方に延び、大開口部６０に面した内側壁６０ｃ（図８参照）の下部の両端部に設けた一対のワ−プ樋出口６３ａ，６３ｂに各々連通している。つまり、ワープ樋６２ａ,６２ｂは取付基板６０ａの背面側において、大開口部６０の周縁に沿って延びてワープ樋出口６３ａ,６３ｂに達している（図９（ｂ）参照）。ワ−プ樋６２ａ，６２ｂの左右の中間部の外側部分に隣接して、第２の球受口としての始動通過口６４ａ，６４ｂが形成され（図７参照）、始動通過口６４ａ，６４ｂ内には通過センサ６５ａ，６５ｂが設置されて、遊技球Ｃの通過を検知できるようにされ、その通過した遊技球Ｃは始動通過口６４ａ，６４ｂと連通する通過樋６６ａ，６６ｂから落下できるようにされている（図６参照）。センター役物６の左右前面の最下部両端部には、中央に球を誘導するためのＲ（アール）をなすカーブ面を備えた球誘導部６７ａ，６７ｂが左右対称に突設されている（図７参照）。大開口部６０の内側底面には、ワ−プ樋出口６３ａ，６３ｂから排出される遊技球Ｂを受けるための球遊動部としてのステージ６８が設けられている。本実施形態では、図９に示す通り、ステージ６８の前後方向の幅Ａは概ね２０ｍｍに設定されている。なお、ステージ６８の前後方向の幅は概ね２０ｍｍないし１００ｍｍ以上確保できる。集合盤が省略されるとともに入球口群Ｎが遊技盤２の下方に配置されており、遊技盤２の背面側における設計の制限が少ないためである。
【００３０】
また、遊技球Ｂをステージ６８の中央から遊技球を流下させる球誘導溝６９が形成されている。なお、ステージ６８の高さ、長さ、位置等も図示のものに限定されるわけではなく、様々な改変を施すことができる。遊技球Ｂは球誘導溝６９に進路を制約されて落下するが、球誘導溝６９から落下した場合には下方の始動入球口７に入球し易くなるように球誘導溝６９は段部及び傾斜を備えている。これにより、遊技者は常にステージ６８上の遊技球Ｂが始動入球口７に入球する期待感が持て、常時、スリルに富んだ遊技を楽しむことができるのである。尚、本実施形態においては、球誘導溝６９は１つであるが、数に限定はないし、また、形状も遊技球を誘導するものであれば制限はない。さらに大開口部６０の上部の中央部にはデジタル表示器７０が設置されるとともに、その下側近辺には４個の保留ランプ７１ａ〜７１ｄが設置されている。
【００３１】
ワ−プ樋入口６１ａ，６１ｂに入球した遊技球Ｂはワ−プ樋６２ａ，６２ｂを通過してワ−プ樋出口６３ａ，６３ｂから排出され、ステージ６８へ流れ出る。大部分の遊技球Ｂは、球誘導溝６９を通過してセンター役物６の外に排出され、始動入球口７、入球口９〜１２の在る領域へ落下する（図２参照）。一方、始動通過口６４ａ，６４ｂに入球した遊技球Ｃは、通過センサ６５ａ，６５ｂで検知され、通過樋６６ａ，６６ｂを通過して下方の遊技領域４に落下する（図２参照）。本実施形態においては、遊技球Ｃが通過センサ６５ａ，６５ｂに検知されるとデジタル表示器７０（普通図柄を表示することから普通図柄表示装置とも呼ばれることもある）の数字が可変表示され、停止した数字が予め定められた数字（例えば７）であると、始動入球口７の羽根部材を所定時間（例えば０．５秒）開放するように構成されている。
【００３２】
さらに、センター役物６は、図６に示す通り、左右対称の形状とし遊技盤２から前方に突出するカバー部材兼用装飾部材である一体成形された突出部７２を備えている。この突出部７２は、左突出部７２ａ、中央突出部７２ｂ、右突出部７２ｃを備えている。左突出部７２ａ及び右突出部７２ｃの表面には波形の装飾が施され、上面には、左突出部７２ａには左下がり、右突出部７２ｃには右下がりにカーブし、１個程度の遊技球が通過できる程度の狭い所定幅に形成された細長の球誘導面７３ａ、７３ｂがそれぞれ設けられている（図７参照）。左突出部７２ａ及び右突出部７２ｃの下側部の内部には、前述の始動通過口６４ａ，６４ｂ、通過センサ６５ａ，６５ｂ、通過樋６６ａ，６６ｂが設けられている（図６参照）。また、中央突出部７２ｂは、中央に上方に凸な円弧状に成形された仕切部７４を備え、その仕切部７４両側には前述の２つのワープ樋入口６１ａ，６１ｂを備え、これらが隔てられている。仕切部７４は遊技球をワープ樋入口６１ａ，６１ｂに案内するものである。ワープ樋入口６１ａ，６１ｂの外側端部には、内側へ低く傾いた、小さな傾斜面６１ｃ，６１ｄ（図７参照）が形成されて、ワープ樋６２ａ，６２ｂへの案内を円滑にしている。誘導樋球受口領域幅Ｗ2は、２つのワープ樋入口６１ａ，６１ｂの開口幅と仕切部７４の幅を足し合わせた寸法を表す。実施形態では平面から見たワープ樋入口６１ａ，６１ｂの各開口幅が２２ｍｍ、仕切部７４の幅が４６ｍｍであり、誘導樋球受口領域幅Ｗ2は９０ｍｍに設定されている。なお、本実施形態のように２つのワープ樋入口６１ａ，６１ｂを設ける場合、誘導樋球受口領域Ｗ2の最小寸法は、２４ｍｍとなると考えられる。この寸法値はワープ樋入口６１ａ，６１ｂの開口幅を各々１１ｍｍ（合計２２ｍｍ）とし、仕切部７４の幅を２ｍｍとし、これらを合計することにより得られる。一般には、遊技球が１１ｍｍの直径に正負の公差（例えば０．０５ｍｍ）をもって製造されるため、ワープ樋入口６１ａ，６１ｂの開口幅は正の公差を考慮して１１ｍｍよりも若干大きく設定される。また、上述の仕切部７４の幅の２ｍｍは、両ワープ樋入口６１ａ，６１ｂを一枚の樹脂製板により仕切る場合に、樹脂成型を良好に行うために必要とされる最小の板厚である。
【００３３】
なお、図６〜図８に示すセンター役物６は、あくまで好適な一例を示すものであって、結果として遊技球がセンター役物６に入って始動入球口７に入球する可能性が高まることができるような範囲で適宜変更が可能である。例えば、変形例として、２つのワープ樋入口６１ａ，６１ｂを１つの入口にまとめても良いし、３個以上設けても良い。また、それらの位置を左右に変移させる等、適宜変更が可能である。
【００３４】
案内部７５を図７及び図８を参照して説明する。この案内部７５は複数の障害釘から構成されたものである。案内部７５の中央部分は、山形に配置された３つの釘群からなる流出規制部７６からなり、この流出規制部７６が誘導樋球受口領域Ｋの上部を囲うように配置され三角形状のスペースを形成しており、また流出規制部７６には、誘導樋球受口領域Ｋに遊技球を導入する導入口７７ａ，７７ｂ（釘の隙間）がそれぞれ形成されている。遊技球がセンター役物左右球通過領域幅Ｗ1へ流下することを案内部７５が妨げ、ワープ樋入口６１ａ，６１ｂへ導入される確率を高めることで遊技の興趣を確保することができる。また、流出規制部７６の両側にも障害釘が左右対称に傾斜して配列されて遊技球を中央に寄せるために配置されており、球誘導面７３ａ，７３ｂへ遊技球を円滑に誘導することとする。これら球誘導面７３ａ，７３ｂの働きにより、遊技球はここを滑落して、始動通過口６４ａ，６４ｂ付近の障害釘に反射されて始動通過口６４ａ，６４ｂに入球する確率が高まることがある。
【００３５】
誘導樋球受口領域Ｋの作用を図７及び図８を参照して説明する。上述の導入口７７ａ，７７ｂを通って、一旦、誘導樋球受口領域Ｋに達した遊技球は、この領域外に流出しにくいという効果がある。ところで、従来は、遊技球発射装置（図示略）発射力のバラツキの問題に加えて、可変表示装置５の大型化に伴い、始動入球口７への入球が困難になることや、遊技が単調になることの問題が生じている。つまり、過度に多くの遊技球が可変表示装置５を避けて遊技領域４の左右両側を流下すると、遊技球が始動入球口７から遠く離れ、始動入球口７に入球し難くなる。また、遊技球が始動入球口７に集まり易くなるよう障害釘を配設することも可能であるが、遊技球を可変表示装置５の左右から始動入球ロ７へ向けて横断させることになるため、遊技球の挙動が単調で不自然になり易い。したがって、こうした不都合を解消すべく、より多くの遊技球を可変表示装置５に通して入球口群Ｎに導くことにより、可変表示装置５にて遊技球の挙動に多様性を持たせることが可能となり、遊技球の挙動が単調になることを防止できるのである。
【００３６】
図１６に示す通り、前面枠８９は機枠５９にヒンジ８３，８４で枢支され開閉自在とされ、ヒンジ８３，８４と反対側にあるロック装置８５ａ，８５ｂによりロックされるようになっている。また、図１２に示す通り、裏機構盤１５は、半透明プラスチック製の成型品からなり、上側のカバー部９９と下側のカバー部１６とがねじ９８で連結されている。また、図１２、１５に示す通り、裏機構盤１５の一側端部が前面枠８９（図１６参照）にヒンジ８６，８７で枢支されて開閉自在とされ、ヒンジ８６，８７と反対側にあるロック装置８８ａ〜８８ｃによりロックできるようになっている。また、遊技盤２は前面枠８９の背面に装着され、裏機構盤１５が前面枠８９にロックされることにより遊技盤２の背面の大部分が裏機構盤１５により覆い隠される。図１２に示す通り、遊技盤２には始動入球口７〜アウト口１３に対応して貫設穴１７〜２３がそれぞれの位置に穿孔され、カバー部１６は始動入球口７、入球口９〜入球口１２からなる入球口群Ｎと対応する位置関係にあり、貫設穴１７〜２２の背面側に対向している。また、裏機構盤１５の中央部には可変表示装置５を収容するための大型の角型の中央開口部４８が形成されている。カバー部１６は、この中央開口部４８の下側に形成されている。さらに、カバー部１６は主基板５１（図１６参照）を収納した基板ケース５１ａ（図１６参照）の保持にも利用されている。カバー部１６の下方かつセーフ球集合樋２９の右方には、傾斜した仕切板１４（図１０参照、及び図１２の実線参照）により仕切られることにより区画されたアウト球流通樋２４（図１０参照、及び図１２の点線参照）が設けられ、そこにアウト口１３からのアウト球Ｅが流下できるように構成されている。
【００３７】
ここで図１０に示すカバー部１６の一変形例である図１１に示すカバー部１６’を説明する。これは図１０のカバー部１６の背板部分を着脱部材、例えば、ねじ１５ａで裏機構盤１５のセーフ球集合樋２９に脱着可能な構造としたものである（アタッチメント式）。これは、様々な形状の背板パーツ（カバー部１６’）を用意しておくことにより、入球口の位置を変えた弾球遊技機の生産にも背板パーツを変えるのみで対応できることを目的としたものである。ここで、脱着部材としては、他に、ボルト・ナット、或いはロック（ワンタッチ式のロックであれば脱着作業が一層容易である）等、種々なる構造が採用できる。また、脱着個所は下方や左右に数箇所が好適であるが、それらは限定されるものではない。なお、図１１中の他の部材の番号は図１０に準拠している。
【００３８】
このカバー部１６は、可変表示装置５の裏側部を突出せしめるため裏機構盤１５の中央部付近に設けた中央開口部４８のすぐ下側に設けられ、前述の遊技盤２に設けた貫設穴１７〜貫設穴２２を覆うカバーとして形成され、その横断面がＵ字ないしコ字状で横断面積が比較的広く形成されている。図１３に示す通り、カバー部１６の内部は空洞になっており、その左側は垂直な仕切板２５、下側は棚状の球受部１６ａ（図１０参照）、右側は垂直な仕切板２６で仕切られることにより区画形成され、上側は開放されているものである。カバー部１６の左側には突出部１６ｂが設けられている。さらに、カバー部１６の下部にはその横断面がＵ字ないしコ字状で横断面積が比較的狭く形成されたセ−フ球集合樋２９が連通して接続されている。セ−フ球集合樋２９はカバー部１６と一体に形成されており、セ−フ球集合樋２９の底部は左下方に傾斜した仕切板１４により構成されている。貫設穴２２を通過した遊技球の多くはカバー部１６の球受部１６ａに一旦落下した後、仕切板１４を伝って流下し、セーフ球集合樋２９に落下する。その他の貫設穴１７〜２１を通過した遊技球の多くは直接、仕切板１４に沿って流れ、セーフ球集合樋２９に落下し、入賞球の検出と機外への排出を行う入賞球排出装置４６に導かれるようになっている。したがって、矢印で示す通り、セーフ球Ｄは貫設穴１７〜貫設穴２２を通過した後、カバー部１６をストレートに流下し、その後、仕切板１４に当り、そのコースを変え左斜めに変更して流下し、セ−フ球集合樋２９に集合せしめられるようになっている。セーフ球Ｄがセ−フ球集合樋２９に入ると、ストレートに流下した後、２度コースを変えて右斜めに変更した後、最後はストレートに流下するようになっている。
【００３９】
一方、図１２に示す通り、アウト球流通樋２４（点線）は裏機構盤１５と一体になっており、仕切板１４のすぐ下方に設けられ、前述の貫設穴２３を覆うカバーとして形成され、アウト球Ｅが流下できるようにされている（図１０参照）。すなわち、アウト球流通樋２４はカバー部１６やセ−フ球集合樋２９と一体に形成されたものであり、またアウト球流通樋２４の内部は空洞になっており、その上方は仕切板１４、その左側は屈曲した仕切板２７、右側は垂直な仕切板２８で仕切られることにより区画形成され、下側は開放されているものである。したがって、矢印で示す通り、アウト球Ｅは貫設穴２３を通過した後、アウト球流通樋２４を右斜めに流下した後、コースを変えてストレートに流下するようになっている。
【００４０】
ここで図１２に示す裏機構盤１５の一変形例である図１４の裏機構盤１５’を説明する。これは可変表示装置５の上方の遊技領域４に入球口４７を設けて、入球口４７に入球した遊技球をセーフ球集合樋２９に誘導する屈曲した誘導樋４９を延設したものである。この誘導樋４９はセーフ球集合樋２９と一体でも良いし、セーフ球集合樋２９とは別体として着脱自在とした構造でも良い。ここでは誘導樋４９は１本に限定されるものではなく、裏機構盤１５の機能に弊害とならない範囲で入球口４７及びそれに対して延設される樋の数は任意に採択することができる。なお、図１４中の他の部材の番号は図１２に準拠している。なお、誘導樋４９は、カバー部１６から延設することもできる。この場合、誘導樋４９とカバー部１６とが一体であっても良いし、着脱自在であっても良い。
【００４１】
図１５は裏機構盤１５の裏面を示す。ここでは、図１０に関連したもの以外の構成、主として賞球の流通に関する構成について説明する。なお、前述したアウト球流通樋２４は、図１５においては下側に隠れており見えず二層構造となっているのである。まず、裏機構盤１５の上端部には島（図示略）の上部に設置された球供給路（図示略）から供給される遊技球を貯流する賞球タンク３０が設置されている。その賞球タンク３０には中央やや左寄りに遊技球の荷重の有無によって遊技球の有無を検知するタンク球切れ検知スイッチ３１が設置されている。賞球タンク３０の下部には遊技球が流出可能な球流出口３２が設けられている。球流出口３２は遊技球を整列させながら流下させるタンクレ−ル３３を介して、屈曲樋３４に接続されている。屈曲樋３４には補給球切れ検知センサ３５が設置されている。さらに屈曲樋３４が賞球払出装置３６に接続されている。賞球払出装置３６の後段において、上受け皿９０に通じる上皿導入口３７、及び下受け皿９１に通じる下皿導入口３８が互いに隣接して開口している構造である。上受け皿９０には上皿賞球Ｇ（図１３参照）が供給され、上受け皿９０が満杯になると後続の賞球が溢流して下皿賞球Ｆとなり、下受け皿９１に振り分けられる。また裏機構盤１５の右上部には遊技機枠用接続端子３９、電源スイッチ４０、電源タ−ミナル４１、ヒュ−ズボックス４２、球抜きレバ−４３が設置されている。また裏機構盤１５の左下部には入賞球排出ソレノイド４４、前述したセ−フ球集合樋２９を流下するセーフ球を検知する入賞球検知スイッチ４５が設置されている。セーフ球集合樋２９により集められたセーフ球が入賞球排出装置４６（セーフ球排出装置）に流下するようになっている。
【００４２】
図１６は弾球遊技機１の裏面を示すものであり、遊技盤２、可変表示装置５、裏機構盤１５、カバー等が装着された状態を示している。ここでは、図２乃至図１５で説明した以外の部品について説明する。まず、弾球遊技機１の中央部には可変表示装置５等を保護するための裏蓋５０が装着されている。その下方には基板ケース５１ａが取外し可能に装着されている。その左側には、発射装置制御基板５２、タッチ感度調整つまみ５３、球飛び強弱調整つまみ５４、発射制御集合中継基板５５が設置されている。その右側には枠制御基板５７、枠状態表示器５８が装着されている。なお、その他、機枠５９、電源ケ−ブル８０、プリペイドカ−ドユニット用電源ケ−ブル８１、プリぺイドカードユニット用接続ケーブル８２が設けられている。
【００４３】
次にセンター役物６の第１の変形例であるセンター役物６’を図１７及び図１８を参照して説明する。以下の説明では、センター役物６とセンター役物６’の共通する構成は、番号にダッシュを付することとし、主として、異なる構成及び効果を説明する。
【００４４】
ステージ６８’上の最奥部の領域に一条の球誘導凸部６７ｃ’がステージ６８’の長手方向に延設されている。これにより、ワープ樋出口６３ａ’，６３ｂ’からステージ６８’に流れ落ちる遊技球Ｂ’が、大開口部６０’に設置されるべき液晶表示盤５ａ’に衝突して損傷させるのを防ぐことができる効果がある。また、遊技球Ｂ’をステージ６８’の中央に形成されている後述する３個の球誘導溝６９ａ’〜６９ｃ’に円滑に導くことができる効果がある。なお、球誘導凸部６７ｃ’は一条でも二条以上でも良いし、その高さ、長さ、位置等も図示のものに限定されるわけではなく、様々な改変を施すことができる。
【００４５】
つぎにステージ６８’には前方に向かって傾斜する傾斜面を備えた３つの球誘導溝６９ａ’〜６９ｃ’が横一列に形成され、それらの間に２つの先端に行くほど末広がりに形成された小ステージ６８ａ’，６８ｂ’が介在している。遊技球Ｂ’は３つの球誘導溝６９ａ’〜６９ｃ’に進路を制約されて落下するが、真中の球誘導溝６９ｂ’から落下した場合には下方の始動入球口７’に入球し易くなるように構成されている。これにより、遊技者は常にステージ６８’上の遊技球Ｂ’が始動入賞口７’に入球する期待感が持て、常時スリルに富んだ遊技を楽しむことができるのである。尚、本実施形態においては、球誘導溝６９ａ’〜６９ｃ’は３つであるが、数に限定はないし、また、形状も遊技球を誘導するものであれば制限はない。本変形例では、図２０（ａ）に示す通り、ステージ６８’の前後方向の幅Ａは概ね５０ｍｍ、球誘導凸部６７ｃ’の前後方向の幅Ｂは概ね５ｍｍ、同球誘導凸部６７ｃ’の高さＣは３ｍｍに設定されている。従って、本変形例では、ステージ６８’の前後方向に拡幅されているので、センター役物６’の奥行きを大とすることができる。このため、ステージ６８’上において遊技球に前後方向の挙動を許すことができ、遊技球を複雑に遊動させることができる効果がある。
【００４６】
次にセンター役物６’の第２の変形例であるセンター役物６”について図１９を参照して説明する。この変形例が前述の図１８のものとは異なっている点は、第一に、複数の傾斜面を備えた球誘導溝６９”が中央にステージ６８”の直交方向に横断的に一つ設けられていること、また、第二に、球誘導凸部６７”が一本の長尺の凸条６７ｄ”と、この凸条６７ｄ”と遊技球Ｂ”の幅程度の間隔を置いてそれと平行かつ前側に配置され、さらに球誘導溝６９”を挟んで左右に分離された二本の短尺の凸条６７ｃ”とから構成されることにより、断面凹状の遊技球通路が形成されていることである。このように構成された球誘導凸部６７”の作用効果を説明する。ワープ樋出口６３ａ”，６３ｂ”から排出されてきた遊技球Ｂ”は、球誘導凸部６７”により球誘導溝６９”に直線的に誘導される。そして、この球誘導溝６９”で前面方向に進行方向を変えられて、最終的にはセンター役物６”下方に落下される。したがって、平坦なステージからなり遊技球が滞留し易い従来のものと全く異なり、両側のワープ樋出口６３ａ”，６３ｂ”の各々から排出されてきた遊技球Ｂ”が衝突する可能性は少なくなり、ステージ６８”上の遊技球Ｂ”の流れが円滑になるという優れた効果がある。例えば、構造によっては、一方のワープ樋出口６３ａ”，６３ｂ”から排出されてきた遊技球Ｂ”が勢い余って他方のワープ樋出口側の球誘導凸部６７”内に進入し、他方のワープ樋出口６３ａ”，６３ｂ”から排出されてきた遊技球Ｂ”と衝突する虞もある。しかしながら、それでも遊技球Ｂ”は一方の球誘導凸部６７”と他方の球誘導凸部６７”との間を往復して勢いが弱まる。そして、最終的には球誘導溝６９”を経てセンター役物６”下方に落下される。したがって、遊技球Ｂ”同士の衝突により遊技球Ｂ”が球誘導溝６９”外に弾かれる可能性は少なくなるという優れた効果がある。なお、この変形例において、球誘導溝６９”を複数溝に増設し、これと球誘導凸部６７”とを様々に組み合わせれば、前述した効果を得られると共に趣向性を一層向上させることができるという効果がある。また、球誘導凸部６７”は必ずしも直線状である必要はなく、カーブさせたり、波のように高低差をつけたりして変化に富んだ興趣を提供することもできる。さらに、球誘導凸部６７”によりガイド溝を形成したが、これに代えて、ステージ６８”に凹溝を設けて遊技球を案内することも無論可能である。この場合には、ステージ６８”には突出する部分はなく外観が向上するととも、凹溝を深くすれば遊技球Ｂ”の脱線が確実に防止できる効果がある。なお、図１９において、図１７及び図１８に対応する他の構成要素はダブルダッシュを付し、その説明は適宜省略する。さらに、本変形例では、図２０（ｂ）に示す通り、ステージ６８”の前後方向の幅Ａは概ね５０ｍｍ、凸条６７ｄ”の前後方向の幅Ｂは概ね５ｍｍ、凸条６７ｄ”の高さＣは概ね３ｍｍ、凸条６７ｃ”の高さＤは概ね３ｍｍ、凸条６７ｃ”の前後方向の幅Ｅは概ね２ｍｍに設定されている。
【００４７】
以上のように構成された弾球遊技機１によれば、限られた大きさの遊技領域４内で遊技球をより有効に流下させることができ、各種の遊技部材の配置の自由度を低下させることがなく、大型な可変表示装置５の採用により、視認性の向上や、図柄表示と遊技球の遊技態様との組合せによる趣向性の向上などが可能となり、遊技の趣向を高めることができる。また、大型の中央装置により遊技球の流下経路に多様な変化を与えることができる。特に、可変表示装置５は、遊技領域４の表面積の４７％程度であるから、可変表示装置５での多彩な遊技を確保し遊技の趣向を高めることができる。入球口群Ｎの入球口の数が６個あるので、可変表示装置５を大型化しても、遊技に必要な入球口数を確保できる。誘導樋球受口領域Ｋに受け入れられた遊技球がワープ樋入口６１ａ，６１ｂに導入され、そこからワープ樋６２ａ，６２ｂに導入され、ワープ樋出口６３ａ，６３ｂからステージ６８に導かれることから、可変表示装置５にて種々の遊技球の流下態様を設定することができる。誘導樋球受口領域Ｋの幅寸法が２４ｍｍ以上に設定されているから、可変表示装置５に導入される遊技球数が過小となることを防止でき、遊技の趣向を高めることができる。また、ステージ６８での遊技の趣向を高めることができる。大型の中央装置の左右の領域に遊技球が通過でき、側面からも中央装置に入球できるので、中央装置側面領域における遊技の趣向を高めることができる。通過センサ６５ａ，６５ｂによる遊技球の検知に起因するデジタル表示器７０の普通図柄の変動停止等を行うことができ、遊技の趣向を高めることができる。案内部７５により可変表示装置５の両側に遊技球が逃げることを防止し、遊技球発射装置の性能のバラツキ或いは遊技者の技量に関わらずに可変表示装置５に入る遊技球数を増加させることができる。案内部７５は、流出規制部７６を有することにより、誘導樋球受口領域Ｋに入る遊技球数を増加させることができる。また、可変表示装置５の下方に始動入球口７、入球口９〜１２及びアタッカー８が設けられ、これらに入球した遊技球を流下させるカバー部１６と、セーフ球集合樋２９とが裏機構盤１５に取り付けられているので、支障なしに大型の可変表示装置５を搭載でき、かつ遊技の趣向を損なうこともない。さらに、従来と異なり集合盤が無いか或いは大幅に削減できるため、その製造、取付作業を無くすことにより、コスト、スペース上、大変に好都合である。カバー部１６とセーフ球集合樋２９とが一体成形されたことにより、部品点数を減らすことができ、弾球遊技機の製造工程が簡素化できる。カバー部１６が裏機構盤１５に着脱自在に設けられたことにより、内部の検査、部品交換等が容易となる。
【００４８】
以上、本実施形態を説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において本発明の構成を適宜改変できることは当然であり、このような改変も、本発明の技術的範囲に属するものである。例えば、液晶表示盤５ａの画面寸法は、８インチないし１０インチが好適ではあるが、この範囲に限らず、発明の趣旨からそれ以外の範囲も含まれる場合がある。また、中央装置は可変表示装置５に限られるのではなく、クルーン等の振り分け装置や入賞装置等の役物でも良い。可変表示装置５の形態も様々に変形できる。また、カバー部１６、セーフ球集合樋２９の形状、構造、他の部材との組み合せ等は、実施形態に限定されることはなく、当業者であれば種々なる態様が挙げられる。裏機構盤１５の形状、構造等についても同様である。さらに、センター役物６の始動通過口６４ａ，６４ｂをワープ樋６２ａ，６２ｂに連通させ、始動通過口６４ａ，６４ｂへの入球をステージに導くことも考えられる。
【００４９】
さらに、本発明は、いわゆる羽根物、権利物、一般電役等と呼ばれている機種、アレンジボール遊技機、時短機能、確率変動機能をもった機種等の種々の弾球遊技機に適用が可能である。
【００５０】
なお、前述の課題に鑑み、以下の発明もなすことができる。すなわち、中央近辺に貫設穴を有する遊技盤と、該遊技盤の前記貫設穴に配設された中央装置と、前記遊技盤正面に設けられた複数の入球口と、前記遊技盤の裏面側に装着され、前記中央装置の裏側部を突出させるための開口部と、前記入球口に入球した遊技球を流下させる樋と、該樋から流下されてきた遊技球を集合させる集合樋とを有する裏機構盤と、を設けたことを特徴とする弾球遊技機が成立する。こうした構成により、集合盤等を無くすか、大幅に削減でき、大型可変表示装置、大型役物等の搭載に際しての不都合を解消できるのである。
【００５１】
また、前記の段落番号００５０記載の発明の従属発明として、前記入球口が前記中央装置の下方に設けられたことを特徴とする弾球遊技機が成立する。これにより、遊技の趣向を損なうことがなくなる。
【００５２】
さらに、段落番号００５０記載の発明の従属発明として、中央装置が可変表示装置であること、及び該可変表示装置の少なくとも左右の遊技領域が入球口を設置するのには不適切となる程度の大きさであることを特徴とする弾球遊技機も成立する。ここでいう可変表示装置の大きさとは大きくても、遊技領域に可変表示装置を配置した状態で可変表示装置の上方及び左右に少なくとも遊技球が通過できるスペースが残る大きさであることが好ましい。「少なくとも左右の遊技領域」であるから、左右の遊技領域の他、例えば上部の遊技領域も含まれる場合がある。これにより、遊技領域を最大限に利用した大型の可変表示装置の搭載が実現できるのである。
【００５３】
さらにまた段落番号００５０記載の発明の従属発明として、前記樋と前記集合樋とが一体的に前記裏機構盤に形成されたことを特徴とする弾球遊技機も成立する。これにより部品点数を減らすことができ、弾球遊技機の製造工程が簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態の弾球遊技機の正面図。
【図２】本発明の実施形態の弾球遊技機の遊技盤の正面図。
【図３】同遊技盤の各部の寸法を示す正面図。
【図４】同遊技盤の遊技領域の投影面積を示す正面図。
【図５】同遊技盤の可変表示装置の投影面積を示す正面図。
【図６】同可変表示装置のセンター役物の正面図。
【図７】同可変表示装置のセンター役物及び案内部の斜め上方から見た斜視図。
【図８】同可変表示装置のセンター役物及び案内部の斜め右側から見た斜視図。
【図９】（ａ）は図８のＢ−Ｂ線断面の部分図、（ｂ）は図８のＢ’−Ｂ’線断面図。
【図１０】図２のＡ−Ａ線断面の部分図。
【図１１】図１０の変形例の部分図。
【図１２】遊技盤が組合わされて取り付けられた裏機構盤の裏面図。
【図１３】図１２のＣ−Ｃ線断面図。
【図１４】図１２の裏機構盤の変形例の裏面図。
【図１５】裏機構盤における賞球経路を示す説明図。
【図１６】本実施形態の弾球遊技機の裏面図。
【図１７】本実施形態の第１の変形例のセンター役物の正面図。
【図１８】同センター役物の斜視図。
【図１９】同センター役物の第２の変形例の斜視図。
【図２０】（ａ）は図１８のＤ−Ｄ線断面の部分図、（ｂ）は図１９のＥ−Ｅ線断面の部分図。
【図２１】参考技術の遊技盤の裏面の斜視図。
【符号の説明】
１ 弾球遊技機
２ 遊技盤
４ 遊技領域
５ 可変表示装置（中央装置）
６，６’，６” センター役物
７，７’ 始動入球口
８ アタッカー
１５，１５’ 裏機構盤
１６，１６’ カバー部
２４ アウト球流通樋
２９ セーフ球集合樋
Ｊ センター役物左右球通過領域
Ｋ 誘導樋球受口領域
Ｎ 入球口群
Ｈ1 誘導樋球受口領域高さ
Ｗ1 センター役物左右球通過領域幅
Ｗ2 誘導樋球受口領域幅
Ｔ1 遊技領域中心縦線
Ｔ2 役物配置中心縦線
Ｙ1 遊技領域中央横線
Ｙ2 液晶表示盤の中央横線
Ｓ 水平線[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a ball game machine, and particularly has a feature in a technique that enables an enlargement of a central device.
[0002]
[Prior art]
Generally, in a ball game machine, a game ball that is bulleted at the top of the game area flows down with various changes in the path. And, as the flow path of the game balls is diversified, the behavior of the game balls does not become monotonous, and the player can always be expected to enter the entrance, and a high preference can be obtained. The flow path of the game ball is affected by the arrangement of various game members (such as obstacle nails, ball entrances (including winning entrances, passing gates, etc.), windmills, and attackers). Therefore, it is not desirable that the degree of freedom of the arrangement of various game members is limited in order to make the game balls flow down more effectively in a limited game area. However, considering the adoption of a large central device that has excellent visibility and enables various gaming modes, the area occupied by the central device in the gaming area increases, so the placement of gaming members other than the central device is very restrictive. receive. For example, when the right and left game areas of the central apparatus are narrowed due to the enlargement of the central apparatus, and a entrance and a windmill are arranged in the narrowed game area, the flow path of the game balls around these game members It is difficult to give various changes to the game ball, and the behavior of the game ball tends to be monotonous. In addition, if the entrance is located at the top of the game area (e.g., directly above the central device), the flow path of the game ball entering the entrance is shortened, so the entrance is below the game area. The flow path is easier to predict than in some cases. In addition, when the entrance is located in the upper part of the game area, it is possible that a player with high skill can aim at the entrance.
[0003]
Further, the backside configuration of the conventional ball game machine is, for example, as shown in Japanese Patent Publication No. 4-16198 or Japanese Patent Publication No.5-11999, a winning ball collective cover for processing winning balls flowing down the back of the game board, A protective cover for protecting the central prize-winning device attached to the game board and a box that is housed so as not to damage the base incorporating the electronic control circuit are provided on the back surface of the game board. It was provided on the outer surface of the winning ball collective cover and protruded from the opening provided on the back mechanism board mounted on the back side of the game board. As a result, the electrical components used in the central prize-winning device do not come into contact with the outside during transportation of the game board or replacement work of the game board, and damage due to contact can be prevented. The above constitutes the technical level of the prior art.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, it has become common to provide a variable display device (not shown) of 4 to 6 inches as a central device in the through hole in the center of the game board. The game board 102 shown can be considered. The game board 102 is fixed to a back mechanism board (not shown). A collective board 116 for collecting winning balls is attached to the back side of the game board 102, and interferes with the back part of a variable display device (not shown) that projects to the back side of the game board at the center of the collective board 116. A central through hole 103 is formed so as not to be formed, and through holes 120 and 121 are provided around the central through hole 103, and chuckers 107 and 108 (entrance entrances) are respectively provided. The game balls B that have entered the respective chuckers 107 and 108 of the game board 102 flow down the collective board 116, and the back mechanism board (not shown: also called back board or back set board, etc.) through the respective cages 117 and 118. Is flowed down to a safe ball assembly cage (not shown) formed below the sphere and discharged from a safe ball discharge port (not shown). On the other hand, the out ball is led directly from the out hole 130 to an out ball discharge rod (not shown).
[0005]
However, when a central device such as a variable display device or a cruiser is to be increased in size, for example, when a 10-inch display body is mounted on the game board 102, the chuckers 107 and 108 are difficult to be arranged on the upper or left and right sides of the display body. There are circumstances. That is, when the chuckers 107 and 108 are arranged at the upper part of the display body, the bags 117 and 118 of the collective board 116 must be arranged at the end of the game board 102. That is, in order to avoid the back part of the display body, the hooks 117 and 118 are once extended almost horizontally toward the edge of the game board and formed vertically downward near the edge of the game board. There is a possibility that it becomes an obstacle when the board 102 is attached to the back mechanism board. On the other hand, when the chuckers 107 and 108 are arranged on the left and right sides of the display body, the game area on the left and right sides of the display body, that is, the passing space of the game ball is narrow, so there is a possibility that the probability that the game ball will fall downward is unduly low. It is conceivable that the taste of the game is impaired. In addition, as the size of the variable display device is increased, the size of the collective board 116 is also increased, which may be an obstacle when the game board 102 is attached to the back mechanism board.
[0006]
Note that it is conceivable that the chuckers 107 and 108 are concentrated below the display body so as not to impair the game preferences. In this case, in order to allow the game balls that have entered the chuckers 107 and 108 to flow down. Interference between the above-described collecting board 116 and the safe ball collecting bowl of the back mechanism board must be prevented, and the position of the collecting board 116 cannot be lowered easily. Further, if there is a big prize device called an attacker below the game board 102, the arrangement of the collective board 116 is further restricted.
[0007]
Therefore, an object of the present invention is to enable an enlargement of the central device without impairing the preference.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
  In order to solve the above problems, the ball game machine of the present invention is:
  A game board in which a game area is formed;It has an opening that makes the image display device visible,It is arranged at the approximate center of the game areaA center accessory whose outer dimensions are set large enough to restrict the placement of the entrance to the left and right ball passing area which is the game area on the left and right sides thereof, and the center accessoryA guide provided in the game area on the upper side ofMultipleAn area below the half of the gaming area in the vertical directionAnd below the center roleThe entrance gate group located inIn a ball game machine equipped with,
  SaidThe center accessory forms a width of the guide Ryukyu socket region that is larger than the width of the left and right sphere passage region, and is arranged at the top of the center accessory, and the first ball receiver Communicating with the mouth and the interior of the centerExtending along the peripheryGame ballA guide rod to guide theA second ball receiving port that communicates with the guide rod and is formed adjacent to an outer portion of the intermediate portion of the guide rod, and extends from the first ball receiving port to the outside of the guide ball receiving region. Is positioned above the starting entrance, and the sphere guiding surface curved so as to become lower,A game ball guided by the guide rod, and a ball game part that allows the game ball to flow down after being idled once,
  The guide part isIn the inside of the outflow regulating portion, an outflow regulating portion formed in a mountain shape surrounding the upper part of the guide Ryukyu receiving region is provided.Game balls can passFormed as a nail gapHas an inlet,
  The guide portion introduces a game ball flowing down within the width of the guide Ryukyu receiving area from the introduction port to the first ball receiving port, and from the outflow restricting portion,Said sideLeft and right sphere passage areaRegulating the outflow of game balls toGathering the game balls launched into the game area within the width of the guide Ryukyu reception area so as to easily enter the first ball reception area,The game ball isFirstIncrease the probability of being introduced to the ball socketon the other hand,
  The probability that the game ball sliding down on the ball guiding surface is reflected by the obstacle nail near the second ball receiving port and enters the second ball receiving port by the ball guiding surface of the center accessory. EnhanceIt is characterized by that.
[0009]
With such a ball game machine, it is possible to eliminate or reduce a collective board for flowing down game balls that enter the entrance of the game board, so the central device provided near the center of the game board can be reduced. It is possible to deal with the increase in size, and it is possible to reduce costs, improve the assembly work efficiency of the ball and ball machine, and reduce the preference, such as being capable of various forms of expression with excellent visibility. Therefore, it is possible to increase the size of the central device.
In addition, the central device has a guide rod that guides the game ball to a predetermined position, and a ball receiving hole that communicates with the guide rod is opened in at least one of the upper, left side, and right side of the central device. A sphere is introduced into the ball receiving port, from which it is introduced into the guide rod and guided to a predetermined position. Therefore, the game ball can be guided to the central device, and various ways of flowing down the game ball can be set by the central device. In addition, the game area is provided with a guide portion for guiding the game ball to flow down to the ball receiving port, so that the game ball is prevented from escaping on both sides of the central device, for example, the performance of the game ball launching device Regardless of variation or the skill of the player, the number of game balls entering the central device can be increased, and by providing diversity in the behavior of the game balls, it is possible to prevent the behavior of the game balls from becoming monotonous.
Further, the entrance is provided with entrance detection means, and based on the detection result, the symbol change stop display control and / or prize ball payout control is performed, and these symbol change and / or prize ball payout are performed. Since the entrance hole that can be related to the game is provided below the central device, the player's attention can be gathered further in the flow of the game ball related to the player's direct benefit from the central device, and the gaming interest can be enhanced. .
[0010]
In addition, the said predetermined position here can illustrate the lower part or bottom face part of a center apparatus, for example. The guide rod can be exemplified by a warp kite, and the ball receptacle can be exemplified by a warp kite entrance. The guide rod can be exemplified by a cylindrical structure that can guide the game ball and allows the game ball to flow down from the top to the bottom, but is not limited thereto, and a passage that can guide the game ball is formed. Meaning of a member. In addition, the guide unit is preferably configured by a failure nail, but is not limited thereto, and can be implemented by those skilled in the art such as a failure block, a windmill, a reflective rubber member, etc. instead of or together with the failure nail. Various possible members can be employed alone or in any combination.
[0011]
The left and right sphere passage area width may be an area where game balls formed on the left and right sides of the central device can flow down.
[0012]
The ball floating portion may have a ball guiding groove having an inclined surface inclined forward. In this case, the game ball guided from the guide rod drops the ball moving portion with the path restricted by the ball guide groove, but for example, it is easy to enter the entrance, etc. provided below. Since the ball guide groove has an inclination, the player always has a sense of expectation that the game ball on the ball playing part will enter the entrance, etc. so that he can always enjoy a thrilling game. become.
[0013]
It should be noted that the ball moving portion may include a game ball passage for guiding the game ball in the longitudinal direction. Thereby, there is an effect that it is possible to prevent the game ball flowing down from the guide rod to the ball moving portion from colliding with the central device and being damaged. Further, the game ball path can smoothly guide the game ball to the ball guide groove formed in the ball moving portion.
[0014]
Next, the cover part and the collective part may be integrally formed. Thereby, the number of parts can be reduced and the manufacturing process of the ball game machine can be simplified. Moreover, the said cover part can be provided in the said back mechanism board so that attachment or detachment is possible. In this case, inspection inside the gaming machine back side, parts replacement, etc. are facilitated.
[0015]
The central device may have a horizontally long shape at least on the front side. Due to the horizontally long shape, for example, the game area on the left side and the right side of the central device can be constrained, and a ball game machine using a large central device that makes full use of the game area can be realized. It becomes. In addition, when such a central device is a variable display device, it becomes possible to improve visibility, improve the preference by combining the symbol display and the game mode of the game ball, etc., and is equipped with the central device of the present invention. The taste of the game in the ball and ball game machine can be further enhanced.
[0016]
Examples of the variable display device include various devices such as a single video display member (for example, a liquid crystal display unit) and a combination of a video display member and a game ball distribution member (for example, a center accessory). In addition, the screen of the video display device includes various types such as a square and a round shape, and the game ball distribution member includes a frame shape, a non-frame shape, or various types such as a square shape, an oval shape, a round shape, The video display device and the game ball distribution member can be combined in various forms. Specifically, the variable display device is composed of an electrically variable display device such as an LCD, LED, or CRT, or a mechanical variable display device such as a rotating drum. It is possible to improve the preference by combining with the game mode of the ball, and to increase the preference of the game. The variable display device illustratively includes a liquid crystal display device having a 10-inch liquid crystal screen, a liquid crystal display device having an 8-inch liquid crystal screen, and a center accessory attached thereto, and a 10-inch liquid crystal screen. A liquid crystal display device having a center accessory attached thereto is exemplified. The liquid crystal display screen preferably has a quadrangular shape, a round shape, or the like, but is not limited. If the liquid crystal display screen is a quadrangular shape, the liquid crystal display screen can be arranged in any of a horizontally long state, a vertically long state, and an inclined state. In order to increase the game's preference, it is preferable to arrange a center role in a form adapted to the periphery of the liquid crystal display screen. The center accessory is preferably a frame, but the periphery thereof may not be continuous, or may be divided rather than integral.
[0017]
In addition to the variable display device, the central device is exemplified by an accessory such as a sorting device (clun) or a winning device. Further, the outer peripheral shape includes various shapes such as horizontally long, vertically long, square, round, oval, and elliptical. Since it is “at least one of the game areas on the upper side, the left side, and the right side”, various combinations are conceivable. Further, the entrance hole group referred to in the present invention includes an entrance opening disposed below the center role. An attacker may also be included in the entrance. Further, the present invention includes both game boards that can and cannot play game balls through the game area on the left and right sides of the central device.
[0018]
The number of entrances in the entrance group can be at least three. Thereby, even if a central apparatus is enlarged, the number of entrances required for a game can be ensured. Here, although the behavior of the game ball becomes monotonous, it is not impossible to install entrances on the left and right sides of the central device, and under the rule that the total number of entrances is 5 or more. For example, if one entrance is arranged on each of the left and right side parts, the total number of entrances in the entrance group may be at least 3, so the minimum number is defined.
[0019]
The central device may occupy one quarter or more of the surface area of the gaming area. As a result, it is possible to secure a variety of games in the central device and enhance the game preferences. The area of the central device can be set to various sizes that are more than a quarter of the surface area of the game area, but the upper limit should be set in consideration of various conditions such as the placement of the entrance hole group. Can do.
[0020]
The width dimension of the said ball receptacle can be set to 24 mm or more. By setting the width dimension of the ball socket to a specific value or more, it is possible to prevent the number of game balls introduced into the central device from becoming too small, and to increase the game taste.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
First, the ball game machine 1 which is an embodiment of the present invention is a Fever machine or a model called a first type. As shown in FIG. 1, a game board 2 is detachably mounted on the surface side of the ball game machine 1. On the game board 2, a guide rail 3 (see FIG. 2) for guiding the shot hit is planted in a substantially arc shape, and an area partitioned by the guide rail 3 is a game area 4 (see FIG. 4). It is composed. The game area 4 is an area partitioned by the first rail member 3a, the second rail member 3b, the return rubber 3c, and the decorative member 3d (see FIG. 2). A game ball is guided to the game area 4 through the gap between the first rail member 3 a and the second rail member 3 b on the left half surface of the game area 4. A return rubber 3c (see FIG. 2) is attached to the left top portion of the decorative member 3d so that the game ball is reflected to the center of the game area 4. In the present embodiment, the first rail member 3a reaches the return rubber 3c, and the decorative member 3d is combined with the second rail 3b to set the game area 4. The game area 4 may be set in various configurations other than this, but the description thereof is omitted. In addition, an out port 13 is formed at the lowest point of the second rail 3b, and a backflow prevention device 3e is provided at the upper left end. As shown in FIG. 2, the variable display device 5 is arranged almost in the center of the game area 4 and is large enough that the outer dimensions limit the placement of the entrance into the left and right game areas 4. Is set to Although it is possible to place the entrance into the game area 4 above the variable display device 5, in the example of FIGS. 1 to 16 (except for FIG. 14), it becomes an obstacle to the movement of the game ball. Actually, no entrance is provided (see FIG. 14). The variable display device 5 includes a 10-inch size liquid crystal display panel 5a (sometimes called a special symbol display device because it displays a special symbol), and a center accessory 6 disposed around the liquid crystal display panel 5a. (Refer to FIGS. 6 to 8), a display control board (not shown) and the like are configured, and has a horizontally long shape. The outer peripheral shape of the center accessory 6 is a horizontally long substantially oval shape or substantially oval shape (the aspect ratio which is the ratio of the maximum height to the maximum width is approximately 1.1 to 1.7, preferably approximately 1.3 to 1. 7, particularly preferably 1.3 to 1.4). The outer dimensions of the center accessory 6 may be appropriately changed depending on the distribution conditions of the game balls. The liquid crystal display panel 5a can be replaced with another display body such as a large CRT or LED, or the variable display device 5 can be replaced with a large accessory (not shown) such as a croon. A starting entrance 7 that can be opened and closed is provided at the center below the variable display device 5, and an attacker 8 is provided below the starting entrance 7. When a game ball is received at the starting entrance 7, the symbols displayed on the liquid crystal display board 5a start to fluctuate, and when this is stopped and displayed in a specific display mode, for example, the same three digits of 777, A special game state is set, and the attacker 8 is opened a predetermined number of times (for example, 16 times) to receive a game ball. In addition, the entrance 9 to entrance 12 are collectively provided on the left and right of the attacker 8, and together with the start entrance 7 and the attacker 8, the entrance N is configured. The area where the entrance gate group N can be arranged is below the lower end of the center accessory 6 and is approximately one third of the height L of the game area 4 (27% in FIG. 3). ). In the present embodiment, the variable display device 5 is configured to include the center accessory 6, but the center accessory 6 is not necessarily included. In addition, the starting entrance 7, the entrance 9 through entrance 12, and the attacker 8 are provided with entrance detection sensors 7a to 12a (see FIG. 2), respectively, which are turned on when a game ball enters. Yes. Here, each of the entrances 7 to 12 constituting the entrance gate group N is used as a trigger for paying out a prize ball. Also, the attacker 8 can enter the ball only at the time of opening. In the lowermost part of the game board 2, an out port 13 for receiving an out ball is provided. Further, a glass frame 95 covering the front surface of the game board 2 is provided on the front frame 89 so as to be freely opened and closed. Immediately below the game board 2, an upper tray 90 that can be opened and closed by a hinge (not shown) and a lower tray 91 that cannot be opened and closed are located. Both plates 90 and 91 are attached to a front frame 89. Yes. A speaker 93 is provided on the lower left side of the upper tray 90 to generate sound effects according to the gaming state. In addition, a launch handle 94 is provided on the right side of the lower tray 91, and a game ball launcher (not shown) that ejects the game ball B (see FIG. 6) supplied from the upper tray 90 to the game area 4. Connected with.
[0022]
When the above-mentioned liquid crystal display board 5a having a large 10-inch liquid crystal screen and the center accessory 6 are mounted on the game board 2, for example, compared with the case where a 6-inch screen is adopted, the remaining around the variable display device 5 is left. The area of the game area 4 in the portion to be reduced will be reduced. That is, as shown in FIG. 2, the width of the center accessory left and right ball passage area J, which is the width of the game area 4 on the left and right of the center accessory 6 of the variable display device 5, is W1 = 33 mm It is about (passage area width W1), and the guide Ryukyu receiving area height H1 of the game area 4 above the center accessory 6 is about 70 mm. For example, if the entrance is arranged on the left and right of the variable display device 5, for example, in the vicinity of the center accessory left and right sphere passing region J, the entrance of a single product usually includes a mounting base including a width of about 20 mm. The total width of the entrance is about 40 mm, making it difficult to install the entrance. Therefore, even if the entrance is attached from the back side of the game board 2 and only the base of the entrance is protruded from the front side of the game board 2, the width of the base is about 20 mm. The remaining space is about 13 mm. Eventually, although it is possible to place obstacle nails and entrances, it is difficult to let the game balls flow down. Further, although it is possible to install a entrance into the game area 4 above the variable display device 5, a cage that guides the game ball that has entered the entrance to the bottom on the back side of the game board 2 (for example, FIG. 14). The guide rod 49) must be arranged avoiding the back parts of the variable display device 5 (the case of the liquid crystal display panel 5a, the display control board, etc.), and although it can be installed, it may be unpreferable in terms of structure. . The variable display device 5 is preferably arranged above the game area 4 as much as possible in order to ensure the freedom of arrangement of the entrance and the attacker below the game area 4. Is placed further upward, the effective space below the game area 4 is expanded, but there is a relationship in which the entrance is not allowed to be placed above. Therefore, a design that takes these relationships into consideration is desirable.
[0023]
Further, in FIG. 2, a guide portion 75 (see FIGS. 7 and 8) made up of a plurality of obstacles (failure nails, etc.) is arranged above the center accessory 6 and has a lateral width of the guide Ryukyu receiving area width W2. The game balls that have fallen in are easily configured to enter the warp basket inlets 61a and 61b (see FIGS. 6 to 8). The game balls that have entered the warp cage entrances 61a and 61b flow down onto the stage 68 via the warp cages 62a and 62b (see FIG. 6), and are collected above the starting entrance 7 (see FIG. 1). The possibility of entering the starting entrance 7 is increased. By the way, in the conventional ball game machine (not shown), in order for the game ball to be launched at a position where it can easily enter the starting entrance (not shown), the player uses the firing force of the launching device (not shown). Although it is adjusted and fired, even if it is adjusted (fixed) so that the firing force of the launching device (not shown) is constant, there is a possibility that the launch force may be contrary to the adjustment due to variations in the launch force. Therefore, in some cases, a game ball (not shown) is launched at a position where the possibility of entering the starting entrance (not shown) is extremely low against the player's will, and there is a risk of causing a disadvantage to the player. is there. On the other hand, in the bullet ball game machine 1 of the present embodiment, if a game ball is launched into the game area 4 within the width of the relatively wide guided Ryukyu receiving area width W2, the game ball as described above. Are collected at the warp pad entrances 61a and 61b, so that the game balls can easily enter the warp pad entrances 61a and 61b, and as a result, the possibility of entering the start entrance slot 7 increases. Therefore, there is an excellent effect that the possibility that the variation of the firing force of the launching device (not shown), the skill of the player, etc. will affect the entry of the game ball into the start entrance 7 becomes extremely low.
[0024]
The dimensional relationship of the game board 2 will be described. When the area of the game area 4 is measured (on CAD), it is about 123,988 mm2It becomes. The area of a perfect circle whose diameter is the vertical dimension (L = 396 mm) of the game area 4 is about 123,163 mm.2In this embodiment, the area of the game area is approximated by a perfect circle with a diameter L. The measurement dimension L is a vertical distance from the lowest point to the highest point of the game area 4. Moreover, the area of each member in embodiment is as follows.
Center character 6 (for 10 inches) Approximately 58,463mm2
Center character 6 (for 8-inch)
Approximately 37,416mm2
10 inch screen of liquid crystal display panel 5a approx. 30,426mm2
The area of the center accessory for 8 inches (not shown) is simply calculated by multiplying the scale of the center accessory 6 illustrated in the embodiment by 0.8 (area ratio 0.64). . However, the approximate dimensions of each part of the warp kites 62a, 62b are determined automatically based on the diameter of the game ball and the thickness of the kite wall, and ensure that the game ball can pass even if an 8-inch display is used. Therefore, it is considered that the vertical and horizontal dimensions of each heel of the center accessory and the external dimensions of the ornaments covering the heel are not significantly different from those of 10 inches. Accordingly, it is considered that the actual area of the center accessory when an 8-inch display is actually used is actually larger than the calculated value of the center accessory for 8 inches described above. From the above, in the case of the variable display device 5 adopting the 10-inch liquid crystal display panel 5a and the center accessory 6 (for 10-inch), the ratio of the area of the variable display device 5 to the game area 4 at that time is 47. %. Further, in the case of the variable display device 5 adopted by using the 8-inch liquid crystal display panel 5a and the center accessory 6 (for 8-inch), the ratio of the area of the variable display device 5 to the game area 4 at that time is 30 %. When the 10-inch liquid crystal display panel 5a is selected alone without using the center accessory 6, the area of the variable display device 5 is equal to the area of the liquid crystal display panel 5a, and the variable display device 5 for the game area 4 at that time The area ratio is 25% (about 4: 1), and the area of the variable display device 5 is the minimum area. As described above, the variable display device 5 occupies approximately 25% (1/4) or more, preferably approximately 30% or more, particularly preferably approximately 47% or more of the surface area of the game area 4. When the 8-inch display is used alone, the ratio of the area is about 16%, and it is considered that the restrictions when installing the entrance are moderate. Here, the area means a projected area. In the embodiment, the game area central horizontal line Y1 of the game area 4 substantially coincides with the central horizontal line Y2 of the liquid crystal display board 5a (see FIG. 3). The entrance gate group N is intensively arranged in the area below the game area central horizontal line Y1 while avoiding the variable display device 5. That is, the height of the area where the entrance group N is arranged is the height from the lowermost part of the game area 4 to the lower end of the center accessory 6, and the left and right of the arranged area are full. In addition, a ball entrance may be separately added to the stage 68 of the center accessory 6.
[0025]
The embodiment is a case where a 10-inch screen liquid crystal display panel 5a and a center accessory 6 compatible therewith are used. However, when a display body smaller than the 10-inch screen is used, a variable display device is used. The area occupied by 5 decreases, and the space on the left and right or top of the variable display device 5 increases. For example, when a display body of about 8 inches that is slightly larger than a size (4 to 6 inches) generally used is used, and the center accessory 6 of the embodiment is simply reduced in size, the center role is reduced. The width dimension of the object left / right ball passage area width W1 (area where the game ball can flow down) is calculated based on the difference in screen width dimension in FIG. 3, and (W15−W16) / 2 = (207.4−165. 9) It is calculated as /2=20.75mm, and it increases by about 20mm to the left and right respectively. Accordingly, since the center accessory left and right sphere passage area width W1 of the variable display device 5 having a 10-inch screen size in the embodiment is about 33 mm, when the screen size is 8 inches, the respective width dimensions of the left and right areas. Is about 53 mm (= 33 + 20). When a single entrance (not shown: for example, a small one with a width of about 20 mm) is arranged in this area, about 16.5 mm (= (53-20) on both sides of the entrance (not shown). / 2) can be secured, but since the diameter of the game ball is 11 mm, the path of the game ball deviating from the entrance is only 2.75 mm (= (16.5-11) / 2) left and right. Can not. For this reason, the game ball deviating from the entrance can only flow down almost directly, and it is difficult to give a sufficient change to the behavior of the game ball to enhance the preference. Furthermore, since the total number of entrances is stipulated by the game rules and the total number of entrances □ must be maintained more than the specified number, the number of entrances can be easily reduced as the size of the variable display device 5 increases. It is not possible. Therefore, in order to increase the size of the variable display device 5 without reducing the total number of entrances, it is indispensable to solve the problem of the placement of entrances. For this reason, no entrance is installed in the center accessory left and right ball passage area J, and the entrance group N is concentrated and arranged in the area as described above. In addition, according to the current game rules, the total number of entries (total number of winning prizes) is specified to be 5 or more in a normal gaming state in which a movable accessory does not operate. Must be greater than one third (rounded down). In the present embodiment, the total number of entries (total number of winning prizes) is 5, and the number of starting openings is 1, which satisfies this rule. If the total number of entrances (total number of winning prizes) is larger than that, it may be necessary to change the placement of entrances as appropriate.
[0026]
The relationship between the dimensions of the variable display device 5 and the surrounding game area 4 will be described with reference to FIG. The vertical distance H2 from the top of the variable display device 5 to the top of the game area 4 is set to 67 mm, the vertical distance H3 from the top of the variable display device 5 to the top center nail is set to 34 mm, and the height H4 of the center accessory 6 is set to 221 mm. Has been. Further, the guide Ryukyu receiving area width W2 is 90 mm, the horizontal distance W3 between the left and right end apex nails in the upper area above the center accessory 6 is 151 mm, and the width W5 of each of the inlets 77a and 77b (see FIG. 7). Is 14 mm, the inlets 77a and 77b (see FIG. 7), the horizontal distance W6 of the upper nail is 59 mm, the lateral width W7 of the center accessory 6 is 309 mm, and the lateral width of the region slightly above the center accessory left and right ball passage region width W1 The left side width W8 is set to 33 mm, and the right side width W9 is set to 32 mm. The lateral width of the left and right regions where the windmill 96 (see FIG. 2) is set is set such that the left side width W10 is 47 mm and the right side width W11 is 46 mm. The maximum lateral width W12 when the starting entrance 7 is enlarged is set to 49 mm, and the normal lateral width W13 is set to 13 mm. Further, from the horizontal line S passing through the lowest point of the first rail member 3a, the uppermost part of the center accessory 6, the central horizontal line of the liquid crystal display panel 5a, the starting entrance vertex, and the lowest point of the center accessory 6 are passed. A horizontal line, a horizontal line indicating the center height of the attacker 8, the top point of the entrance 12 and the vertical distances H5, H6, H7, H8, H9, H10, H11 to the top of the entrance 11 are 329 mm, It is set to 201 mm, 93 mm, 108 mm, 48 mm, 67 mm, and 91 mm. The maximum width W14 of the game area 4 is set to 394 mm. The screen of the 10-inch liquid crystal display panel 5a indicated by a two-dot chain line has a height H15 of 147 mm and a width W15 of 207 mm, and the screen of the 8-inch liquid crystal display panel 5a has a height H16 of 117 mm and W16 of 166 mm.
[0027]
FIG. 4 shows the projection plane of the game area 4 with diagonal lines. In the figure, T1 is a central vertical line of the game area 4, and T2 is a central vertical line of the accessory arrangement. Both center lines do not coincide, T2 is deviated to the right with respect to T1, and the offset amount is set to 4 mm.
[0028]
5 indicates the projection surface of the variable display device 5 with diagonal lines. Two two-dot chain lines (horizontal rectangles) in the projection plane indicate the outlines of the 8-inch and 10-inch liquid crystal display panels 5a. A center accessory 6 suitable for an 8-inch liquid crystal display panel 5a is indicated by a two-dot chain line curve. The range in which the height M of the area where the entrance group N can be arranged is about 25% of the height L (see FIG. 3) of the game area in the case of FIG. In the case of the liquid crystal display panel 5a of 8 to 60% and its center accessory 6, approximately 25% to 55%, and in the case of the liquid crystal display panel 5a of 10 inches and the center accessory 6 to approximately 25% to 35%. is there. Further, in the case of a 10-inch liquid crystal display panel 5a alone, the possible range of the ratio of the center accessory left and right ball passage area width W1 to the maximum horizontal width W14 (see FIG. 3) of the game area is approximately 0 to 25%. In the case of the 8-inch liquid crystal display panel 5a and its center accessory 6, it is approximately 0% to 15%, and in the case of the 10-inch liquid crystal display panel 5a and its center accessory 6, it is approximately 0% to 10%. In the above description, 0% refers to the case where the liquid crystal display panel 5a is biased to one side (the narrow side) or the center accessory 6 is expanded to the full left and right area.
[0029]
The center accessory 6 will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 6, the center accessory 6 is formed in a frame shape having a width that allows a substantially square game ball having a large opening 60 that allows the liquid crystal display panel 5a to be visible. The mounting board 60a is provided. The liquid crystal display panel 5a can be detachably attached to the back surface of the mounting substrate 60a with screws or the like. Further, a guide Ryukyu receiving area K (see FIGS. 7 and 8) is formed on the uppermost surface of the center accessory 6, and it is composed of a length corresponding to the guide Ryukyu receiving area width W2. Is. A pair of warp inlets 61a and 61b serving as first ball receptacles are arranged on the upper part of the center accessory 6 with a space left and right, and communicate with the warp inlets 61a and 61b. Warp rods 62a and 62b are bent into an L shape inside the center accessory 6 and extend horizontally outward, and further bent into an inverted L shape and extend vertically downward to face the inner wall facing the large opening 60. A pair of warp outlets 63a and 63b provided at both ends of the lower portion of 60c (see FIG. 8) communicate with each other. That is, the warp rods 62a and 62b extend along the periphery of the large opening 60 on the back side of the mounting substrate 60a and reach the warp rod outlets 63a and 63b (see FIG. 9B). Adjacent to the outer portions of the left and right intermediate portions of the warps 62a, 62b, start passage openings 64a, 64b are formed as second ball receiving openings (see FIG. 7), and the start passage openings 64a, 64b Passage sensors 65a and 65b are installed so that the passage of the game ball C can be detected, and the passed game ball C can be dropped from the passage cages 66a and 66b communicating with the start passages 64a and 64b. (See FIG. 6). Ball guiding portions 67a and 67b having curved surfaces forming an R (R) for guiding the sphere at the center are provided symmetrically on the left and right lower end portions of the front and right front surfaces of the center accessory 6 ( (See FIG. 7). On the inner bottom surface of the large opening 60, there is provided a stage 68 as a ball moving part for receiving the game ball B discharged from the warp outlets 63a and 63b. In the present embodiment, as shown in FIG. 9, the width A in the front-rear direction of the stage 68 is set to approximately 20 mm. It should be noted that the width of the stage 68 in the front-rear direction can be approximately 20 mm to 100 mm or more. This is because the collective board is omitted and the entrance slot group N is arranged below the game board 2 and there are few design restrictions on the back side of the game board 2.
[0030]
In addition, a ball guiding groove 69 for allowing the game ball B to flow down from the center of the stage 68 is formed. The height, length, position, and the like of the stage 68 are not limited to those shown in the figure, and various modifications can be made. The game ball B falls while the path is restricted by the ball guide groove 69, but when it falls from the ball guide groove 69, the ball guide groove 69 has a stepped portion so that it can easily enter the starting entrance 7. And slope. As a result, the player always has a sense of expectation that the game ball B on the stage 68 will enter the starting entrance 7 and can always enjoy a thrilling game. In the present embodiment, the number of ball guiding grooves 69 is one, but the number is not limited, and the shape is not limited as long as it guides a game ball. Further, a digital display 70 is installed at the center of the upper portion of the large opening 60, and four holding lamps 71a to 71d are installed near the lower side thereof.
[0031]
The game balls B that have entered the warp inlets 61a and 61b pass through the warps 62a and 62b, are discharged from the warp outlets 63a and 63b, and flow out to the stage 68. Most of the game balls B pass through the ball guide groove 69 and are discharged out of the center accessory 6 and fall to the area where the starting entrance 7 and entrances 9 to 12 are present (see FIG. 2). . On the other hand, the game ball C that has entered the starting passages 64a and 64b is detected by the passage sensors 65a and 65b, passes through the passage cages 66a and 66b, and falls to the lower game area 4 (see FIG. 2). In the present embodiment, when the game ball C is detected by the passage sensors 65a and 65b, the number on the digital display 70 (which is also referred to as a normal symbol display device because it displays a normal symbol) is variably displayed and stopped. When the obtained number is a predetermined number (for example, 7), the blade member of the starting entrance 7 is configured to be opened for a predetermined time (for example, 0.5 seconds).
[0032]
Further, as shown in FIG. 6, the center accessory 6 includes a projecting portion 72 integrally formed as a cover member / decorative member that has a symmetrical shape and projects forward from the game board 2. The protrusion 72 includes a left protrusion 72a, a center protrusion 72b, and a right protrusion 72c. The surface of the left protrusion 72a and the right protrusion 72c is corrugated, and the upper surface of the left protrusion 72a curves downward to the left and the right protrusion 72c curves downward to the right. Elongated sphere guiding surfaces 73a and 73b formed with a narrow predetermined width that allows passage of the sphere are provided (see FIG. 7). The start passages 64a and 64b, the passage sensors 65a and 65b, and the passage rods 66a and 66b are provided inside the lower side portions of the left protrusion 72a and the right protrusion 72c (see FIG. 6). Further, the central projecting portion 72b includes a partition portion 74 formed in an arc shape protruding upward in the center, and includes the above-described two warp rod inlets 61a and 61b on both sides of the partition portion 74, which are separated from each other. ing. The partitioning part 74 guides the game ball to the warp bottle entrances 61a and 61b. Small inclined surfaces 61c and 61d (see FIG. 7), which are inclined inwardly, are formed at the outer ends of the warp rod inlets 61a and 61b, so that the guide to the warp rods 62a and 62b is smooth. The guide Ryukyu receiving area width W2 represents a dimension obtained by adding the opening width of the two warp saddle inlets 61a and 61b and the width of the partition 74. In the embodiment, each opening width of the warp bottle inlets 61a and 61b as viewed from the plane is 22 mm, the width of the partition 74 is 46 mm, and the guide Ryukyu mouthpiece area width W2 is set to 90 mm. When two warp soot entrances 61a and 61b are provided as in this embodiment, the minimum dimension of the guide Ryukyu entrance area W2 is considered to be 24 mm. This dimensional value is obtained by setting the opening width of the warp bottle inlets 61a and 61b to 11 mm (total of 22 mm) and the width of the partition portion 74 of 2 mm, and adding them up. In general, since a game ball is manufactured with a positive / negative tolerance (for example, 0.05 mm) with a diameter of 11 mm, the opening width of the warp spear inlets 61a and 61b is set slightly larger than 11 mm in consideration of the positive tolerance. . In addition, the above-described width of 2 mm of the partitioning portion 74 is the minimum thickness required for good resin molding when partitioning both the warp rod inlets 61a and 61b with a single resin plate. .
[0033]
Note that the center accessory 6 shown in FIGS. 6 to 8 is merely a suitable example, and as a result, there is a possibility that a game ball enters the center accessory 6 and enters the start entrance 7. Changes can be made as appropriate within a range that can be increased. For example, as a modified example, the two warp bottle inlets 61a and 61b may be combined into one inlet, or three or more may be provided. In addition, the position can be appropriately changed, for example, by shifting the position to the left or right.
[0034]
The guide part 75 will be described with reference to FIGS. The guide portion 75 is composed of a plurality of obstacle nails. The central portion of the guide portion 75 is composed of an outflow restricting portion 76 composed of three nail groups arranged in a mountain shape, and this outflow restricting portion 76 is disposed so as to surround the upper part of the guide Ryukyu receiving region K and has a triangular shape. A space is formed, and in the outflow restricting portion 76, introduction ports 77a and 77b (nail gaps) for introducing game balls into the guide Ryukyu receiving region K are formed. The guiding portion 75 prevents the game ball from flowing down to the center accessory right and left ball passage region width W1, and the probability of being introduced into the warp fence entrances 61a and 61b can be increased, thereby ensuring the interest of the game. In addition, obstacle nails are arranged on both sides of the outflow restricting portion 76 so as to be symmetrically inclined and arranged to bring the game ball to the center, and smoothly guide the game ball to the ball guide surfaces 73a and 73b. And Due to the action of these ball guiding surfaces 73a and 73b, there is a possibility that the game ball slides down here and is reflected by the obstacle nail near the start passage 64a and 64b and enters the start passage 64a and 64b. .
[0035]
The operation of the guide Ryukyu receiving area K will be described with reference to FIGS. The game ball that has once reached the induction Ryukyu receiving area K through the introduction ports 77a and 77b has an effect of hardly flowing out of this area. By the way, conventionally, in addition to the problem of variation in the launching force of the game ball launcher (not shown), it is difficult to enter the starting entrance 7 as the size of the variable display device 5 increases, The problem of becoming monotonous arises. That is, when an excessively large number of game balls flow down the left and right sides of the game area 4 while avoiding the variable display device 5, the game balls are far from the start entrance 7 and are difficult to enter the start entrance 7. It is also possible to dispose obstacle nails so that the game balls can easily gather at the start entrance 7, but the game balls are traversed from the left and right of the variable display device 5 toward the start entrance 7. Therefore, the behavior of the game ball tends to be monotonous and unnatural. Therefore, in order to eliminate such inconveniences, it is possible to give a variety of behavior to the game balls in the variable display device 5 by passing more game balls through the variable display device 5 to the entrance gate group N. This makes it possible to prevent the behavior of the game ball from becoming monotonous.
[0036]
As shown in FIG. 16, the front frame 89 is pivotally supported by hinges 83 and 84 on the machine frame 59 so as to be opened and closed, and is locked by locking devices 85a and 85b on the opposite side of the hinges 83 and 84. . Further, as shown in FIG. 12, the back mechanism board 15 is formed of a translucent plastic molded product, and the upper cover portion 99 and the lower cover portion 16 are connected by screws 98. Also, as shown in FIGS. 12 and 15, one end of the back mechanism panel 15 is pivotally supported by hinges 86 and 87 on the front frame 89 (see FIG. 16) and can be opened and closed, and is opposite to the hinges 86 and 87. Can be locked by the locking devices 88a to 88c. The game board 2 is mounted on the back surface of the front frame 89, and the back mechanism board 15 is locked to the front frame 89, so that most of the back surface of the game board 2 is covered by the back mechanism board 15. As shown in FIG. 12, the game board 2 is provided with through holes 17 to 23 corresponding to the start entrance 7 to the out entrance 13 at respective positions, and the cover portion 16 is provided with the start entrance 7 and the entrance. It has a positional relationship corresponding to the entrance opening group N composed of the entrance 9 to the entrance 12 and faces the back side of the through holes 17 to 22. In addition, a large square central opening 48 for accommodating the variable display device 5 is formed in the central portion of the back mechanism panel 15. The cover part 16 is formed below the central opening 48. Further, the cover portion 16 is also used to hold a substrate case 51a (see FIG. 16) that houses the main substrate 51 (see FIG. 16). An out-sphere circulation cage 24 (see FIG. 10) partitioned by being partitioned by an inclined partition plate 14 (see FIG. 10 and a solid line in FIG. 12) below the cover portion 16 and to the right of the safe bulb assembly cage 29. Reference and a dotted line in FIG. 12) are provided, and the out sphere E from the out port 13 can flow down there.
[0037]
Here, a cover portion 16 ′ shown in FIG. 11 which is a modification of the cover portion 16 shown in FIG. 10 will be described. This is a structure in which the back plate portion of the cover portion 16 in FIG. 10 can be attached to and detached from the safe ball assembly rod 29 of the back mechanism board 15 with an attaching / detaching member, for example, a screw 15a (attachment type). This means that by preparing various shapes of back plate parts (cover part 16 '), it is possible to respond to the production of ball game machines with different entrance positions by simply changing the back plate parts. It is intended. Here, as the detachable member, various structures such as bolts / nuts or locks (a detachable operation is easier with a one-touch lock) can be adopted. Moreover, although several places are suitable for a desorption place below and right and left, they are not limited. In addition, the number of the other member in FIG. 11 is based on FIG.
[0038]
This cover portion 16 is provided immediately below the central opening 48 provided in the vicinity of the central portion of the back mechanism board 15 so as to project the back side portion of the variable display device 5, and is provided through the game board 2 described above. It is formed as a cover that covers the holes 17 to 22 and has a U-shaped or U-shaped cross section and a relatively wide cross-sectional area. As shown in FIG. 13, the inside of the cover portion 16 is hollow, the vertical partition plate 25 on the left side, the shelf-shaped ball receiving portion 16 a (see FIG. 10) on the lower side, and the vertical partition plate 26 on the right side. A partition is formed by partitioning, and the upper side is open. A protrusion 16 b is provided on the left side of the cover portion 16. Further, a safety ball assembly rod 29 having a U-shaped or U-shaped cross section and a relatively small cross-sectional area is connected to the lower portion of the cover portion 16 in communication therewith. The safety ball assembly cage 29 is formed integrally with the cover portion 16, and the bottom of the safety ball assembly cage 29 is constituted by a partition plate 14 inclined to the lower left. Most of the game balls that have passed through the through hole 22 once fall on the ball receiving portion 16 a of the cover portion 16, then flow down along the partition plate 14, and fall on the safe ball assembly cage 29. Most of the game balls that have passed through the other through holes 17 to 21 flow directly along the partition plate 14 and fall into the safe ball assembly bowl 29 to detect the winning balls and discharge them outside the machine. It is guided to the device 46. Therefore, as shown by the arrows, the safe ball D passes through the through holes 17 to 22, and then flows down the cover portion 16 straight, then hits the partition plate 14, changes its course, and changes diagonally to the left. Then, it flows down and can be assembled into the safe ball assembly box 29. When the safe ball D enters the safe ball assembly cage 29, it flows down straight, then changes the course twice and changes to the right, and finally flows down straight.
[0039]
On the other hand, as shown in FIG. 12, the out-sphere circulation basket 24 (dotted line) is integrated with the back mechanism board 15 and is provided immediately below the partition plate 14 and is formed as a cover that covers the through hole 23 described above. The out ball E is allowed to flow down (see FIG. 10). In other words, the out-sphere circulation basket 24 is formed integrally with the cover portion 16 and the safe ball assembly basket 29, and the inside of the out-sphere circulation basket 24 is hollow, and the upper part thereof is the partition plate 14. The left side is partitioned by a bent partition plate 27, the right side is partitioned by a vertical partition plate 28, and the lower side is open. Therefore, as shown by the arrow, after the out ball E passes through the through hole 23, it flows down the out ball distribution basket 24 diagonally to the right, and then flows straight down by changing the course.
[0040]
Here, the back mechanism board 15 'of FIG. 14 which is a modification of the back mechanism board 15 shown in FIG. 12 will be described. This is provided with a ball entrance 47 in the game area 4 above the variable display device 5 and an extended bent guide rod 49 that guides the game ball entering the ball entrance 47 to the safe ball assembly cage 29. It is. The guide rod 49 may be integrated with the safe ball assembly rod 29, or may be a structure that is detachable as a separate body from the safe ball assembly rod 29. Here, the number of guide rods 49 is not limited to one, and the entrance 47 and the number of rods extended with respect to it can be arbitrarily selected as long as the function of the back mechanism board 15 is not adversely affected. it can. Note that the numbers of the other members in FIG. 14 conform to FIG. The guide rod 49 can also be extended from the cover portion 16. In this case, the guide rod 49 and the cover portion 16 may be integrated or detachable.
[0041]
FIG. 15 shows the back surface of the back mechanism panel 15. Here, a configuration other than that related to FIG. 10, mainly a configuration related to the distribution of prize balls will be described. Note that the above-described out-sphere circulation basket 24 is hidden underneath in FIG. First, a prize ball tank 30 for storing game balls supplied from a ball supply path (not shown) installed on an upper part of an island (not shown) is installed at the upper end of the back mechanism board 15. The prize ball tank 30 is provided with a tank ball breakage detection switch 31 that detects the presence or absence of a game ball based on the presence or absence of a load of the game ball slightly to the left of the center. A ball outlet 32 through which game balls can flow out is provided below the prize ball tank 30. The ball outlet 32 is connected to the bending rod 34 via a tank rail 33 that allows the game balls to flow down while being aligned. A supply ball breakage detection sensor 35 is installed on the bending rod 34. Further, the bending rod 34 is connected to the prize ball payout device 36. In the subsequent stage of the prize ball payout device 36, an upper plate introduction port 37 that communicates with the upper tray 90 and a lower plate introduction port 38 that communicates with the lower tray 91 are open adjacent to each other. An upper tray prize ball G (see FIG. 13) is supplied to the upper tray 90, and when the upper tray 90 becomes full, subsequent prize balls overflow and become the lower tray prize ball F, which is distributed to the lower tray 91. Further, a gaming machine frame connection terminal 39, a power switch 40, a power terminal 41, a fuse box 42, and a ball removal lever 43 are installed on the upper right portion of the back mechanism board 15. In addition, a winning ball discharge solenoid 44 and a winning ball detection switch 45 for detecting a safe ball flowing down the above-described safe ball collecting rod 29 are installed in the lower left portion of the back mechanism panel 15. The safe balls collected by the safe ball collecting bowl 29 flow down to the winning ball discharge device 46 (safe ball discharge device).
[0042]
FIG. 16 shows the back side of the ball game machine 1 and shows a state in which the game board 2, the variable display device 5, the back mechanism board 15, a cover and the like are mounted. Here, components other than those described with reference to FIGS. 2 to 15 will be described. First, a back cover 50 for protecting the variable display device 5 and the like is attached to the center of the ball game machine 1. Below that, a substrate case 51a is detachably mounted. On the left side, a launcher control board 52, a touch sensitivity adjustment knob 53, a ball jump strength adjustment knob 54, and a launch control collective relay board 55 are installed. A frame control board 57 and a frame status indicator 58 are mounted on the right side. In addition, a machine frame 59, a power cable 80, a prepaid card unit power cable 81, and a prepaid card unit connection cable 82 are provided.
[0043]
Next, a center accessory 6 ′ which is a first modification of the center accessory 6 will be described with reference to FIGS. 17 and 18. In the following description, the common features of the center accessory 6 and the center accessory 6 'will be indicated by adding a dash to the number, and different configurations and effects will be mainly described.
[0044]
A single ball guiding projection 67c 'extends in the longitudinal direction of the stage 68' in the innermost region on the stage 68 '. Thereby, it is possible to prevent the game ball B ′ flowing down from the warp spear outlets 63a ′ and 63b ′ to the stage 68 ′ from colliding with and being damaged by the liquid crystal display panel 5a ′ to be installed in the large opening 60 ′. effective. In addition, there is an effect that the game ball B ′ can be smoothly guided to three ball guide grooves 69 a ′ to 69 c ′ described later formed in the center of the stage 68 ′. The sphere guiding convex portion 67c 'may be one or two or more, and the height, length, position, etc. are not limited to those shown in the drawing, and various modifications can be made.
[0045]
Next, on the stage 68 ′, three ball guide grooves 69a ′ to 69c ′ having inclined surfaces inclined forward are formed in a horizontal row, and are formed so as to expand toward the two tips between them. Small stages 68a 'and 68b' are interposed. The game ball B ′ falls with its path restricted by the three ball guide grooves 69a ′ to 69c ′, but when it falls from the middle ball guide groove 69b ′, it enters the lower starting entrance 7 ′. It is configured to be easy. As a result, the player always has a sense of expectation that the game ball B 'on the stage 68' will enter the start winning opening 7 ', and can always enjoy a thrilling game. In the present embodiment, the number of ball guiding grooves 69a 'to 69c' is three, but the number is not limited, and the shape is not limited as long as it guides a game ball. In this modification, as shown in FIG. 20 (a), the front-rear width A of the stage 68 ′ is approximately 50 mm, the front-rear width B of the spherical guiding convex portion 67c ′ is approximately 5 mm, and the spherical guiding convex portion 67c ′. The height C is set to 3 mm. Accordingly, in the present modification, the width of the center accessory 6 ′ can be increased because the stage 68 ′ is widened in the front-rear direction. For this reason, the game ball can be allowed to move in the front-rear direction on the stage 68 ′, and the game ball can be moved in a complex manner.
[0046]
Next, a center accessory 6 ″ which is a second modification of the center accessory 6 ′ will be described with reference to FIG. 19. This modification is different from that of FIG. In addition, one spherical guide groove 69 ″ having a plurality of inclined surfaces is provided at the center in a transverse direction in the direction perpendicular to the stage 68 ″, and secondly, one spherical guide convex portion 67 ″ is provided. The long ridges 67d "and the ridges 67d" and the game ball B "are spaced parallel to each other at a distance of about the width, and further separated from each other with the ball guide groove 69" in between. That is, a game ball passage having a concave cross section is formed by being constituted by two short ridges 67c ". The operation and effect of the sphere guide protrusion 67" configured in this way will be described. . The game ball B ″ discharged from the warp paddle outlets 63a ″ and 63b ″ is linearly guided to the ball guide groove 69 ″ by the ball guide convex portion 67 ″. The direction of travel is changed, and finally it is dropped below the center accessory 6 ″. Therefore, unlike the conventional one in which the game ball is likely to stay, it is completely different from the warp spout outlet 63a ″ on both sides. , 63b ″ are less likely to collide with the game balls B ″ discharged from each of them, and the flow of the game balls B ″ on the stage 68 ″ is excellent. For example, depending on the structure, the game ball B ″ discharged from one of the warp spear outlets 63a ″ and 63b ″ may enter the ball guide convex portion 67 ″ on the other warp spear outlet side, and the other warp There is also a risk of collision with the game ball B ″ discharged from the spear outlets 63a ″ and 63b ″. However, the game ball B ″ still has a relationship between one ball guiding convex portion 67 ″ and the other ball guiding convex portion 67 ″. The momentum is weakened by going back and forth between them. And finally, it falls below the center accessory 6 '' through the ball guiding groove 69 ''. Therefore, there is an excellent effect that the possibility that the game ball B ″ is bounced out of the ball guide groove 69 ″ due to the collision between the game balls B ″ is reduced. In this modification, a plurality of ball guide grooves 69 ″ are provided. If it is added to the groove and this is combined with the spherical guiding convex portion 67 "in various ways, the above-described effects can be obtained and the taste can be further improved. Further, the spherical guiding convex portion 67" can be improved. It is not always necessary to have a straight line, and it is possible to provide a variety of interesting things by curving or making a difference like a wave. Furthermore, although the guide groove is formed by the ball guiding convex portion 67 ″, it is of course possible to provide a concave groove on the stage 68 ″ to guide the game ball instead. In this case, the stage 68 ″ has no projecting portion and the appearance is improved, and if the groove is deepened, derailment of the game ball B ″ can be reliably prevented. In FIG. 19, the other components corresponding to FIGS. 17 and 18 are given double dashes, and the description thereof will be omitted as appropriate. Furthermore, in this modification, as shown in FIG. 20B, the width A in the front-rear direction of the stage 68 ″ is approximately 50 mm, the width B in the front-rear direction of the protrusion 67d ″ is approximately 5 mm, and the height of the protrusion 67d ″. C is approximately 3 mm, the height D of the ridge 67c ″ is approximately 3 mm, and the width E in the front-rear direction of the ridge 67c ″ is approximately 2 mm.
[0047]
According to the ball ball game machine 1 configured as described above, the game ball can flow down more effectively in the game area 4 of a limited size, and the degree of freedom of arrangement of various game members is reduced. By adopting the large-sized variable display device 5, it becomes possible to improve the visibility, improve the preference by combining the symbol display and the game mode of the game ball, etc., and increase the game preference. . Moreover, various changes can be given to the flow path of the game ball by the large central device. In particular, since the variable display device 5 is about 47% of the surface area of the game area 4, it is possible to secure a variety of games in the variable display device 5 and enhance the game taste. Since there are six entrances in the entrance group N, the number of entrances necessary for the game can be secured even if the variable display device 5 is enlarged. The game balls received in the guide Ryukyu receiving area K are introduced into the warp kite inlets 61a and 61b, and then introduced into the warp kite 62a and 62b, and are guided to the stage 68 from the warp kite outlets 63a and 63b It is possible to set various flow-down modes of game balls on the variable display device 5. Since the width dimension of the guide Ryukyu receiving area K is set to 24 mm or more, it is possible to prevent the number of game balls introduced into the variable display device 5 from becoming too small, and to increase the game taste. In addition, the taste of the game on the stage 68 can be enhanced. A game ball can pass through the left and right regions of the large central device, and can enter the central device from the side surface, so that the game preference in the central device side region can be enhanced. It is possible to stop the fluctuation of the normal symbol of the digital display 70 caused by the detection of the game ball by the passage sensors 65a and 65b, and to increase the game taste. The guide unit 75 prevents the game balls from escaping to both sides of the variable display device 5, and increases the number of game balls entering the variable display device 5 regardless of variations in the performance of the game ball launching device or the skill of the player. Can do. The guide part 75 can increase the number of game balls entering the guide Ryukyu receiving area K by having the outflow restricting part 76. In addition, a starting entrance 7, entrances 9 to 12 and an attacker 8 are provided below the variable display device 5, and a cover portion 16 that allows the game balls that have entered them to flow down, and a safe ball assembly cage 29 are provided. Since it is attached to the back mechanism board 15, the large-sized variable display device 5 can be mounted without hindrance, and the game taste is not impaired. Further, unlike the conventional case, there is no collection board or it can be greatly reduced. Therefore, it is very advantageous in terms of cost and space to eliminate the manufacturing and installation work. By integrally forming the cover portion 16 and the safe ball assembly cage 29, the number of parts can be reduced, and the manufacturing process of the ball game machine can be simplified. Since the cover portion 16 is detachably provided on the back mechanism panel 15, internal inspection, parts replacement, and the like are facilitated.
[0048]
Although the present embodiment has been described above, it is obvious that the configuration of the present invention can be appropriately modified without departing from the technical idea of the present invention, and such a modification also belongs to the technical scope of the present invention. is there. For example, the screen size of the liquid crystal display panel 5a is preferably 8 inches to 10 inches, but is not limited to this range, and other ranges may be included for the purpose of the invention. Further, the central device is not limited to the variable display device 5, but may be an accessory such as a distribution device such as a croon or a winning device. The form of the variable display device 5 can be variously modified. Moreover, the shape of the cover part 16 and the safe ball | bowl gathering rod 29, a structure, the combination with another member, etc. are not limited to embodiment, If it is those skilled in the art, various aspects will be mentioned. The same applies to the shape and structure of the back mechanism panel 15. Further, it is conceivable that the start passage openings 64a and 64b of the center accessory 6 are communicated with the warp rods 62a and 62b, and the balls entering the start passage openings 64a and 64b are guided to the stage.
[0049]
Furthermore, the present invention can be applied to various ball game machines such as models called so-called wings, right goods, general electric roles, etc., arrange ball game machines, models with time reduction function, probability variation function, etc. Is possible.
[0050]
In view of the above problems, the following inventions can also be made. That is, a game board having a through hole near the center, a central device disposed in the through hole of the game board, a plurality of entrances provided in front of the game board, and the game board An assembly that is mounted on the back side and protrudes from the back side of the central device, a bowl that flows down the game ball that has entered the entrance, and a set that collects the game balls that have flowed down from the bowl A bullet ball game machine characterized in that a back mechanism board having a spear is provided. Such a configuration can eliminate or greatly reduce the collection board and the like, and can eliminate inconveniences when mounting a large variable display device, a large accessory, or the like.
[0051]
Further, as a subordinate invention of the invention described in paragraph 0050, a ball game machine characterized in that the entrance is provided below the central device is established. Thereby, the taste of the game is not impaired.
[0052]
Further, as a subordinate invention of the invention described in paragraph 0050, the central device is a variable display device, and at least the left and right game areas of the variable display device are inappropriate for installing the entrance. A ball game machine characterized by its size is also established. Although the size of the variable display device here is large, it is preferable that at least a space through which a game ball can pass is left above and to the left and right of the variable display device in a state where the variable display device is arranged in the game area. Since it is “at least the left and right game areas”, for example, the upper game area may be included in addition to the left and right game areas. As a result, it is possible to implement a large-sized variable display device that maximizes the use of the game area.
[0053]
Furthermore, as a subordinate invention of the invention described in paragraph 0050, there is also formed a ball game machine in which the basket and the collective bowl are integrally formed on the back mechanism board. Thereby, the number of parts can be reduced, and the manufacturing process of the ball game machine can be simplified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a ball game machine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of a game board of the ball game machine according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a front view showing dimensions of each part of the game board.
FIG. 4 is a front view showing a projected area of a game area of the game board.
FIG. 5 is a front view showing a projected area of the variable display device of the game board.
FIG. 6 is a front view of a center accessory of the variable display device.
FIG. 7 is a perspective view of the center display and the guide portion of the variable display device as viewed obliquely from above.
FIG. 8 is a perspective view of the center display device and the guide portion of the variable display device as viewed from an oblique right side.
9A is a partial view taken along the line BB of FIG. 8, and FIG. 9B is a cross-sectional view taken along the line B′-B ′ of FIG. 8;
10 is a partial view of a cross section taken along line AA in FIG. 2;
FIG. 11 is a partial view of a modification of FIG.
FIG. 12 is a rear view of a back mechanism board to which game boards are assembled and attached.
13 is a cross-sectional view taken along the line CC in FIG.
14 is a rear view of a modified example of the back mechanism panel of FIG. 12. FIG.
FIG. 15 is an explanatory view showing a winning ball path in the back mechanism board.
FIG. 16 is a rear view of the ball game machine of the present embodiment.
FIG. 17 is a front view of a center accessory of a first modification of the present embodiment.
FIG. 18 is a perspective view of the center accessory.
FIG. 19 is a perspective view of a second modification of the center accessory.
20A is a partial view taken along the line DD of FIG. 18, and FIG. 20B is a partial view taken along the line EE of FIG. 19;
FIG. 21 is a perspective view of the back surface of the game board of the reference technology.
[Explanation of symbols]
1 Ball game machine
2 Game board
4 game areas
5 Variable display device (central device)
6,6 ', 6 "Center character
7, 7 'starting entrance
8 Attacker
15, 15 'back mechanism board
16, 16 'cover
24 out ball circulation
29 Safe Sphere Assembly
J Center role left and right ball passage area
K guide Ryukyu receiving area
N entrance gates
H1 Ryukyu receiving area height
W1 Center character left and right ball passage area width
W2 guide Ryukyu receiving area width
T1 game area center vertical line
T2 character placement center vertical line
Y1 game area center horizontal line
Center horizontal line of Y2 LCD panel
S horizontal line

Claims (2)

遊技領域が形成された遊技盤と、映像表示装置を可視可能にする開口部を有し、前記遊技領域の略中央部に配置され外形寸法がその左右側方の遊技領域である左右球通過領域への入球口の配置を制約する程度に大型に設定されたセンター役物と、前記センター役物の上側の前記遊技領域に設けられた案内部と、複数の入球口を含み前記遊技領域の上下方向の二分の一よりも下方の領域であって前記センター役物よりも下方に配置された入球口群と、を備えた弾球遊技機において、
前記センター役物は、前記左右球通過領域の幅より大きい誘導樋球受口領域の幅を形成するとともに前記センター役物の上部に配置される第１の球受口と、前記第１の球受口に連通するとともに前記センター役物の内部を前記開口部の周縁に沿って延びて遊技球を所定位置に導く誘導樋と、前記誘導樋に連通するとともに前記誘導樋の中間部の外側部分に隣接して形成された第２の球受口と、前記第１の球受口から前記誘導樋球受口領域の外側へ向かうにつれて低くなるように湾曲した球誘導面と、始動入球口の上方に位置し、前記誘導樋によって導かれた遊技球を一旦遊動させた後に流下させる球遊動部とを有し、
前記案内部は、その内部に、前記誘導樋球受口領域の上部を囲う山形に形成された流出規制部を備えるとともに、前記流出規制部において遊技球が通過可能な釘の隙間として形成される導入口を有し、
前記案内部によって、前記誘導樋球受口領域の幅内を流下する遊技球を前記導入口から前記第１の球受口に導入しつつ、前記流出規制部から前記センター役物の側方の前記左右球通過領域への遊技球の流出を規制し、前記誘導樋球受口領域の幅内の前記遊技領域に発射された遊技球を前記第１の球受口に入球し易くなるよう集め、遊技球が前記第１の球受口へ導入される確率を高める一方、
前記センター役物の球誘導面によって、前記球誘導面上を滑落する遊技球を、前記第２の球受口付近の障害釘に反射させて前記第２の球受口に入球させる確率を高めることを特徴とする弾球遊技機。A game board in which a game area is formed and a left and right ball passing area which has an opening which allows the video display device to be visible and is arranged in a substantially central part of the game area and whose outer dimensions are the game areas on the left and right sides thereof The game area includes a center accessory set large enough to restrict the placement of the entrance to the game, a guide provided in the game area above the center bonus, and a plurality of entrances In a ball game machine provided with an entrance opening group located below a half of the vertical direction and below the center role ,
The center accessory forms a width of the guide Ryukyu socket region that is larger than a width of the left and right sphere passing region, and is arranged at the top of the center accessory, and the first sphere A guide rod that communicates with the receiving port and extends inside the center accessory along the periphery of the opening to guide the game ball to a predetermined position, and an outer portion of the middle portion of the guide rod that communicates with the guide rod A second ball receiving port formed adjacent to the first ball receiving port, a ball guiding surface curved so as to become lower from the first ball receiving port toward the outside of the guide Ryukyu receiving region, and a starting ball opening A ball moving portion that is located above the ball and that is allowed to flow after the game ball guided by the guide rod is once moved,
The guide portion includes an outflow restricting portion formed in a mountain shape surrounding an upper portion of the guide Ryukyu receiving region, and is formed as a nail gap through which the game ball can pass in the outflow restricting portion. Has an inlet,
The guide portion introduces a game ball that flows down within the width of the guide Ryukyu receiving area from the introduction opening to the first ball receiving opening, and from the outflow restricting section to the side of the center accessory . The outflow of the game ball to the left and right ball passing area is restricted so that the game ball launched into the game area within the width of the guide Ryukyu receiving area can easily enter the first ball receiving opening. Collecting and increasing the probability that a gaming ball will be introduced into the first ball socket ,
The probability that the game ball sliding down on the ball guiding surface is reflected by the obstacle nail near the second ball receiving port and enters the second ball receiving port by the ball guiding surface of the center accessory. A ball game machine characterized by increasing . 前記センター役物は、遊技球が前記第２の球受口を通過したとき普通図柄を可変表示し、予め定められた普通図柄で停止した場合に前記始動入球口の羽根部材を所定時間開放するための普通図柄表示装置を備えることを特徴とする請求項１に記載の弾球遊技機。The center accessory variably displays a normal symbol when a game ball passes through the second ball socket, and when the ball stops at a predetermined normal symbol, the wing member of the starting entrance is opened for a predetermined time. The bullet ball game machine according to claim 1, further comprising a normal symbol display device .
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