JP3988808B2 - Industrial textile joints - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、経糸が金属製である工業用織物の接合部に関する。
特には、経糸が複数本の金属線を組み合わせて形成した複合線である工業用織物をコンベアベルトとして使用するために無端状に接合した接合部に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、金属製の織物は優れた剛性、耐熱性等の特性を生かし、不織布の乾燥や熱処理用、建材製造用、塩ビ発泡シートの支持ベルト等の各種搬送用コンベアベルト等に広く使用されている。
織物を構成する糸としては断面円形状や四角形状の単線等の線材が使用されることが多いが、コンベア装置のロール径が小さい場合のように、ベルトが大きく屈曲させられる場合には、経糸に金属の単線を使用したベルトではすぐに屈曲疲労によって切断してしまうため、経糸に撚り線を使用して柔軟性を高め、曲率半径を大きくして耐屈曲疲労を向上させる対策がなされている。
そして、これらの織物を無端状に接合する方法としては、両端部にループを形成してこれらのループを組み合わせ、その共通孔に芯線を挿通して接合する方法が多く採用されている。
これらの方法は、接合用の芯線を抜き取ることにより自由に無端状や有端状に形成することが可能であるため、機械に取り付ける際に有端状の状態で機械のロール間に掛け渡してその場で無端状に形成することができ、機械への取り付けが非常に容易である。
例えば機械に取り付けられている古い使用済みの工業用織物を有端状にし、その一端に新しい工業用織物の一端を接合し、機械を作動させることにより工業用織物を機械のロール間を移動させて掛け渡し、1周して全体にかけわたった時点で古い工業用織物を取り外し、新しい工業用織物を無端状に形成して取り付ける。
ループを形成する方法としては、ループ形成用の糸を使用して工業用織物端部にかがり込むとともにループを形成させる、一般的にかがりレーシングと称されている方法や端部に螺旋状体を取り付ける方法が採用されている。
【0003】
プラスチック製の織物の場合は、織物本体の糸を折り返してループを形成する方法も多く採用されているが、金属製の織物の場合にはその剛性の高さによりループ形成が困難であり、またこの方法は手間がかかるということもあって採用されていない。
ところが、上記のかがりレーシングや端部に螺旋状体を取り付ける方法は、ループ形成用の糸や螺旋状体が表裏面に突出してしまうため、接合部と普通部の間に段差が発生し、接合部が局部摩耗して早期に切断するという問題があった。
また、工業用織物とは全く異なる別体の糸や螺旋状体を取り付けることになるため、接合部の構造が普通部と全く異なり、平滑性や通気性に違いが生じ、ループ形成用の糸や螺旋状体が直接搬送物に接して搬送物にマークを発生させたり、脱水用や乾燥用工業用織物の場合には脱水ムラや乾燥ムラが発生したりする問題があった。
また、別体の糸や螺旋状体を取り付けることにより接合部の柔軟性が損なわれ耐屈曲疲労性が低下する問題もあった。
本発明者は先に、整理番号PNF0011−06号の発明を出願した。この発明は工業用織物の両端部の緯糸を数本取り除いて経糸のみからなる部分を形成し、この部分の隣接する2本の経糸の先端を溶接して接合用ループを形成した発明である。通常の平織、朱子織り、などの織物はこの発明により良好な接合部を形成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
さらに研究した結果、金属線を複数本組み合わせた見掛上一本の線を形成する複合線を経糸として緯糸と織り合わせて製織した織物は経糸と緯糸の織り合わせが一本の経糸と緯糸の織り合わせでなく、数本の線が組み合さった複合線からなる経糸と緯糸の織り合わせとなっており、該複合線からなる経糸はそれ自体でループを形成させることができるので接合部の構造をより普通部と類似させ、接合部に段差が発生することなく、通気性も同等の接合部を提供することができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
「1. 複数本の金属線を組み合わせ見掛上1本の線とした複合線を経糸とし、複合線を構成する金属線の少なくとも1本を緯糸の上を通し、少なくとも1本を緯糸の下を通して緯糸と織り合わせて形成した有端状の工業用織物の両端部の複合線からなる経糸の先端の複合線を溶接し、最端部の緯糸を除去し緯糸を除いた部分に形成される孔により接合用ループを形成し、両端部の接合用ループを互いに組み合わせて形成した接合用ループの共通孔に芯線を挿通して接合した、工業用織物の接合部。
2. 見掛上1本の線とした複合線を構成する構成単位の金属線が1本の金属素線で形成された線である、1項に記載された工業用織物の接合部。
3. 見掛上1本の線とした複合線を構成する構成単位の金属線が複数本の金属素線を組み合わせた集束線で形成された線である、1項に記載された工業用織物の接合部。
4. 見掛上1本の線とした複合線を構成する構成単位の金属線が複数本の金属素線を撚り合わせた撚り線で形成された線である、1項に記載された工業用織物の接合部。
5. 経糸を形成する複合線が複数本の金属線を横方向に並べて形成した線である、1項ないし4項のいずれか1項に記載された工業用織物の接合部。
6. 両端部の複合線からなる全ての経糸の先端を溶接し、全経糸の端部に接合用ループを形成した、1項ないし5項のいずれか1項に記載された工業用織物の接合部。
7. 1項ないし5項のいずれか1項に記載された工業用織物の接合部であって、両端部の複合線からなる経糸の1本ないし数本おきの経糸の先端を溶接し、先端を溶接しない経糸は折り返して夫々の経糸や内側の緯糸に溶接した工業用織物の接合部。」
に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明で使用される織物の種類としては少なくとも経糸が金属製であればその他は特に限定されるわけではなく、経糸材質としてはステンレスやブロンズ等の各種金属材が使用でき、複合経糸を形成する構成単位の線としては単線、集束線或いは撚り線等の各種構造の線が使用できる。
緯糸は全く限定されることなく、金属線やポリエステルやポリアミドの合成樹脂製の糸であってもよい。
例えば、ステンレス製の撚り線を複合した経糸とポリエステルモノフィラメント緯糸を折り合わせた織物等の異種の材質を組み合わせた網でもよい。
また、織組織も平織、各種綾織、朱子織りの一重織や、多重織の組織も使用できて特に限定されない。
また、本発明で経糸とは溶接してループを形成する糸を意味するものであり、織機上や使用時の織物の経糸に限定するものではない。
【0007】
本発明は接合用ループを複数本の金属線を組み合わせた見掛上1本の糸とした複合線からなる経糸の先端を溶接して一体化すること、この溶接部に接近しな最端の緯糸を除去すること、により溶接した複合経糸の端部に緯糸を除去した孔を形成する。複合経糸は先端が溶接され一体化されているので、緯糸を除いた孔はそのまま維持されている。この孔を接合用ループとするのである。
また、複合線を形成する構成単位の金属線は互いに接触し合っているので、金属線の先端を容易に溶接することができる。
工業用織物の両端にこの接合用ループを形成し、両端部を組み合わせて形成されたループの共通孔に芯線を挿通して無端状に接合するのである。
【0008】
経糸が密に配置されている織物で、全経糸でループを形成する必要がない場合は、一本おきないし数本おきの経糸の先端を溶接してループを形成し、ループを形成しない経糸は取り除く最端の緯糸より内側の緯糸部分で溶接止めしたり、折り返して夫々の経糸や緯糸に溶接して溶接止めし固定することにより必要数の接合用ループを形成することができる。
このようにすると両端のループを合わせた接合部の経糸の本数を普通部と同じにすることができ、表面構造や通気性を普通部とほぼ同等とすることができる。連結用の芯線はループが緯糸を除去して形成された孔であるので緯糸と同じかあるいはそれより小さい線径の線が用いられる。材質は緯糸と同じものが普通部と近い性能となるので好ましい。
また、複合線を形成する構成単位の金属線の全ての先端を溶接してループを形成する必要はなく、一部の金属線を利用してループを形成し、その他の金属線は折り返して夫々の経糸や緯糸に溶接したりすることもできる。
【0009】
また、本発明の接合部は複合線を形成する構成単位の金属線は単線でも良いが細い線を集束した集束線や撚り線が特に好適である。
経糸が集束線や撚り線であると溶接部の溶接玉を小さくでき普通部の線径とほぼ同等とすることができるのである。以下その理由を説明する。
経糸を構成する構成単位の線を複数本の細い線径の金属線を集束した集束線としたり、撚り合わせた撚り線とすると、構成単位の線の間に微細空間が形成されているため、溶融させて一体化させると微細空間がなくなり線径が細くなって体積が減少するので、大きな溶接玉の生成を防止することができる。
また、溶接する経糸を集束線や撚り線とすると織物本体が経糸方向に柔軟となり無端状で走行させたときの耐屈曲疲労性が非常に良好となるため、本発明の接合部の優れた耐屈曲疲労性の効果を良好に発揮させることができる。
【0010】
なお、本発明では溶接方法は特に限定されることなく、公知の色々な溶接方法が採用可能であるが、ろう材等を使用せずに経糸自体を直接溶融させて溶接する方法が、溶接接合部が全て同金属となり電位差が生じることがなく、電食によって溶接部が切断することがないため好適である。
従来のかがりレーシングや端部に螺旋状体を取り付けることなく、本来存在していた織物を構成する経糸の先端部を溶接し、最端部の緯糸を除いた孔を利用してループを形成するだけなので普通部と類似構造とすることができ、ループ形成用の糸や螺旋状体が表裏面に突出することがなく、接合部と普通部の間に段差が発生せず、表面構造や通気等も普通部とほぼ同等とすることができる。
従って、接合部が局部摩耗して早期に切断する問題や、ループ形成用の糸や螺旋状体が直接搬送物に接して搬送物にマークを発生させたり、脱水用や乾燥用工業用織物の場合にも脱水ムラや乾燥ムラが発生したりする問題がない。
また、接合部の柔軟性も損なわれることがなく、耐屈曲疲労性が低下する問題もない。
【0011】
【実施例】
次に、実施例を挙げて具体的に説明する。
【0012】
図1は、本発明の接合用ループを形成する前の端部を示す平面図である。単に織物の端部をはさみ等で切断しただけの状態である。
本実施例の織物は3本の金属線を組み合わせて見掛け上1本の線とした複合線を構成している。
金属線1、2、3と金属線4、5、6と金属線7、8、9がそれぞれ複合線10、11、12を構成している。端部の緯糸13より端部側に経糸の先端部を若干残す。
複合線10を構成している金属線1、2、3のうち金属線1、3は端部の緯糸13の上側を通り、金属線2は下側を通り、複合線11を構成している金属線4、5、6のうち金属線5は端部の緯糸13の上側を通り、金属線4、6は下側を通り、複合線12を構成している金属線7、8、9のうち金属線7、9は端部の緯糸13の上側を通り、金属線8は下側を通っている。複合線を構成する金属線の少なくとも1本が緯糸の下側を通過していることがわかる。
【0013】
図2が、複合線の先端部を溶接した状態を示す平面図である。
溶接部14が、先端部が溶接され一体化した部分である。複合線を構成している個々の線は互いに密着して接触しているため先端部は容易に溶接される。このとき端部の緯糸13は一体に溶接させないことが必要である。
図3は、図2の側面図である。金属線8が端部の緯糸13の下側から上に向かい、金属線9が上側から下に向かって接触し合う部分で溶接一体化されていることがわかる。
【0014】
図4は、図3に示した端部の緯糸13を取り除いた状態を示す平面図である。緯糸13は経糸である金属線と一体化されていないため容易に取り除くことが可能である。
図5は、図4の側面図である。緯糸13を取り除いた部分に接合用ループ15が形成されていることがよく理解できる。
このように、本発明の接合用ループは、緯糸が存在する状態で金属線の先端部を溶接し、端部の緯糸を取り除くことによって形成できるため、ループ形成部の経糸の曲がり形状を全く崩すことない。したがって、接合用ループ部の構造が普通部と近似構造となり、表面構造、平滑性を普通部とほぼ同等とすることができ、接合部が普通部と比較して織物表面に突出することがない。
【0015】
図6は、本実施例の接合部を示す平面図である。
両端部に形成された接合用ループが噛み合わされて、噛み合わせれることによって形成された共通孔に芯線16が挿通されて接合部が形成されている。
図7は、図6の側面図である。両端の接合用ループが噛み合わされて形成された共通孔17に芯線16が挿通され両端が接合されていることがよく理解できる。
【0016】
図8は1本おきの複合線で接合用ループ15を形成した実施例の接合部である。
上側端部の複合線10と複合線12のそれぞれの金属線は先端が溶接されて接合用ループ15が形成され、複合線11の金属線は接合用ループ15が形成されている部分に存在し取り除かれた緯糸より1本内側の緯糸18の部分で少し折り返されて溶接止めされている。
下側端部は逆に複合線11の金属線は先端が溶接されて接合用ループが形成され、複合線10、と複合線12の金属線は折り返されて溶接止めされている。
そして互いの接合用ループを形成しない部分に反対側の接合用ループが挿入されて、その部分に接合用ループの共通孔が形成され芯線16が挿通されて接合部が形成されている。このようにすると接合部の経糸本数を普通部と同じにできる利点がある。
【0017】
図9は、3本の金属線を組み合わせて見掛け上1本の線とした複合線を構成し、3本の金属線のうちの2本の金属線でループを形成する接合用ループを示す実施例である。3本の金属線1、2、3のうちの金属線1、2の先端部が溶接されて接合用ループ15が形成され、金属線3は折り返されて溶接止めされている。
【0018】
図10は、4本の金属線を組み合わせて見掛け上1本の線とした複合線を構成する接合用ループを示す実施例である。4本の金属線1、2、3、4の先端部が溶接され接合用ループ15が形成されている。
【0019】
図11は、4本の金属線を組み合わせて見掛け上1本の線とした複合線を構成し、4本の金属線のうちの2本の金属線でループを形成する接合用ループを示す実施例である。4本の金属線1、2、3、4のうちの金属線2、3の先端が溶接されて接合用ループ15が形成され、金属線1、4は折り返されて溶接止めされている。
このように、複合線を形成する構成単位の金属線全てを利用して接合用ループを形成する必要はなく、一部の金属線で接合用ループを形成してもよい。少なくとも隣接し且つ緯糸の上下に交差する2本の金属線が存在すればループを形成することができる。
本発明では、接合用ループが本来緯糸が存在していた部分に形成されるため、両端を接合したときの端部の緯糸と芯線16のピッチが普通部の緯糸ピッチと全く同一になり、接合部の緯糸密度を普通部と同じに形成できる。
接合部の緯糸密度、経糸の曲がり形状が普通部と同じく形成できるため、芯線が普通部の緯糸と全く同じ状態で配置されている。
また、本発明では必要に応じて芯線を挿通してから接合部をコロ等でつぶしてより平滑性を向上させてもよい。
【0020】
比較試験
次に実施例1の接合部と、かがりレーシングにて接合した接合部とで、引張強度、ローラー耐折試験を実施し、接合部製造時間、接合後の状態を比較した。
使用した織物は、経糸がステンレス製の線径0.234mmの7本の素糸を撚り合わせて構成した撚り線を3本組み合わせて見掛け上1本の線とした複合線で1インチ当たり4本配置され、緯糸がステンレス製の線径1.2mmの単線で1インチ当たり10本配置されている織物である。
【0021】
引張試験
引張試験機にて破断時の強度を比較した。
引張強度試験では、実施例が21.6Kg/cmであったの対し、かがりレーシングは14.8Kg/cmであった。
実施例の強度かがりレーシングに比較して45.9%も優れている。
【0022】
ローラー耐折試験
試験条件は、ロール径φ40mm、ストローク400mm、スピード40回/分で、破断するまでの回数を比較した。
実施例1は440回、かがりレーシングは82回であった。また、普通部は531回であった。
実施例1がかがりレーシングに比較して436.6%も優れている。
また、かがりレーシングは普通部の15.4%の強度しかないのに対し、実施例の強度は普通部の82.9%もの強度を有している。
したがって、実際に使用された場合に、ほぼ普通部の織物自体の寿命に応じた使用が可能となるのである。
接合部製造時間は、実施例かがりレーシングの約1/3の時間であった。
接合後の状態も実施例1は表面性、厚さ、剛性等が普通部ほぼ同等であったのに対し、レーシングの場合はレーシング線が突出して表面性が悪く、柔軟性が損なわれた状態であった。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように自由に無端状や有端状に形成することが可能なループ形成による接合部であるにもかかわらず、短時間で容易に、接合部の構造を普通部とほぼ同等に形成した接合部を形成することができ、接合部の強度、耐屈曲性も優れており、織物全体の使用寿命を非常に長くすることができる非常に優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】織物の端部を示す平面図である。
【図2】経糸先端部を溶接したところを示す平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】端部の緯糸を抜き取った状態である接合用ループを示す平面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】接合部を示す平面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】他の実施例の接合部を示す平面図である。
【図9】他の実施例の接合用ループを示す平面図である。
【図10】他の実施例の接合用ループを示す平面図である。
【図11】他の実施例の接合用ループを示す平面図である。
【符号の説明】
1 複合線を形成する金属線
2 複合線を形成する金属線
3 複合線を形成する金属線
4 複合線を形成する金属線
5 複合線を形成する金属線
6 複合線を形成する金属線
7 複合線を形成する金属線
8 複合線を形成する金属線
9 複合線を形成する金属線
10 複合線
11 複合線
12 複合線
13 緯糸
14 溶接部
15 接合用ループ
16 芯線
17 共通孔
18 内側の緯糸
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a joint portion of an industrial fabric whose warp is made of metal.
In particular, the present invention relates to a joint portion in which an industrial fabric, which is a composite wire formed by combining a plurality of metal wires with warps, is joined endlessly to be used as a conveyor belt.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, metal fabrics have been widely used for various conveyor belts such as drying and heat treatment of nonwoven fabrics, building material manufacturing, and PVC foam sheet support belts, taking advantage of excellent rigidity and heat resistance. Yes.
As the yarn constituting the woven fabric, a wire material such as a single wire having a circular cross section or a quadrangular shape is often used. However, when the belt is bent largely, such as when the roll diameter of the conveyor device is small, the warp yarn is used. Because belts that use single metal wires immediately cut due to bending fatigue, measures are taken to improve bending fatigue resistance by increasing the radius of curvature by using a twisted wire for the warp to increase flexibility. .
As a method for joining these woven fabrics in an endless manner, many methods are employed in which loops are formed at both ends, these loops are combined, and a core wire is inserted through the common hole to join them.
These methods can be freely formed into an endless or endless shape by pulling out the core wire for joining, so when attaching to the machine, it is stretched between the rolls of the machine in the ended state. It can be formed endless on the spot and is very easy to attach to the machine.
For example, end an old used industrial fabric attached to a machine, join one end of a new industrial fabric to one end, and move the industrial fabric between the rolls of the machine by operating the machine. When the entire fabric is covered by one round, the old industrial fabric is removed, and a new industrial fabric is formed and attached in an endless manner.
As a method of forming a loop, a loop forming yarn is used to curl into the end of an industrial fabric and form a loop. The method of mounting is adopted.
[0003]
In the case of plastic fabrics, many methods are used to form loops by folding the yarn of the fabric body. However, in the case of metal fabrics, loop formation is difficult due to its high rigidity. This method is not adopted because it takes time.
However, the above-described method of attaching the spiral body to the edge lacing or the end portion causes the loop forming thread or the spiral body to protrude on the front and back surfaces, and thus a step is generated between the joint portion and the normal portion, and the joint portion is joined. There was a problem that the part was locally worn and cut early.
In addition, since a separate thread or spiral body that is completely different from the industrial fabric is attached, the structure of the joint is completely different from the normal part, resulting in differences in smoothness and air permeability, resulting in a loop forming thread. Further, there is a problem that the spiral body is in direct contact with the conveyed product to generate a mark on the conveyed product, and in the case of industrial fabric for dehydration or drying, dehydration unevenness or drying unevenness occurs.
In addition, attaching a separate thread or spiral has a problem in that the flexibility of the joint is impaired and the bending fatigue resistance is lowered.
The present inventor has previously filed an application of the serial number PNF0011-06. This invention is an invention in which several wefts at both ends of an industrial fabric are removed to form a portion consisting only of warps, and the ends of two adjacent warps are welded to form a joining loop. Ordinary plain weave, satin weave, and the like can form a good joint according to the present invention.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As a result of further research, weaving a combination of wefts and wefts with a composite wire that forms an apparent single line consisting of a plurality of metal wires, and weaving them together with a weft is a combination of a warp and a weft. Instead of weaving, it is a combination of warp and weft consisting of a composite line composed of several lines, and the warp consisting of the composite line can itself form a loop, so the structure of the joint Thus, it is possible to provide a joint portion having the same breathability without causing a step in the joint portion.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention
“1. Combine a plurality of metal wires into an apparent single wire and use it as a warp, pass at least one of the metal wires that make up the composite wire over the weft, and at least one under the weft It is formed at the portion of the end of the industrial fabric, which is formed by weaving with the weft, through the welded composite wire at the end of the warp, which is composed of the composite wire at both ends, removing the weft at the end and removing the weft. A joint part for industrial fabric, in which a joining loop is formed by a hole, and a core wire is inserted and joined to a common hole of a joining loop formed by combining joining loops at both ends.
2. The joint part of the industrial fabric described in Item 1, wherein the metal wire of the structural unit constituting the composite wire that is apparently one wire is a wire formed of one metal element wire.
3. Joining of industrial textiles as described in 1 whose metal wire of the structural unit which comprises the composite wire made into one apparent line is a line formed by the converging line which combined the several metal strand. Department.
4). The industrial fabric according to item 1, wherein the metal wire of the structural unit constituting the composite wire that is apparently one wire is a wire formed by twisting a plurality of metal strands. Junction.
5). The joint part of the industrial fabric described in any one of 1 to 4, wherein the composite wire forming the warp is a wire formed by arranging a plurality of metal wires in the horizontal direction.
6). The joint part of the industrial fabric described in any one of items 1 to 5, wherein the ends of all warps composed of composite wires at both ends are welded to form a joining loop at the ends of all warps.
7). The joint part of the industrial fabric according to any one of items 1 to 5, wherein one or several warp tips of a warp composed of a composite wire at both ends are welded, and the tips are welded. The unwelded warp is folded back and welded to each warp and the inner weft. "
About.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The type of woven fabric used in the present invention is not particularly limited as long as the warp is made of metal, and various metal materials such as stainless steel and bronze can be used as the warp material to form a composite warp. As the structural unit wire, a wire having various structures such as a single wire, a converging wire or a stranded wire can be used.
The weft is not limited at all, and may be a metal wire or a yarn made of polyester or polyamide synthetic resin.
For example, the net may be a combination of dissimilar materials such as a woven fabric in which a warp composed of stainless steel strands and a polyester monofilament weft are combined.
Also, the weaving structure is not particularly limited, and a plain weaving, various twill weaving, single weaving of satin weaving or multiple weaving can be used.
Further, in the present invention, the warp means a yarn that is welded to form a loop, and is not limited to a warp of a woven fabric on a loom or in use.
[0007]
The present invention welds and integrates the ends of warp yarns composed of a composite wire in which a joining loop is formed as an apparent single yarn combining a plurality of metal wires, and is the endmost member that is not close to this weld. By removing the weft, a hole from which the weft has been removed is formed at the end of the welded composite warp. Since the composite warp is integrated by welding at the tip, the hole excluding the weft is maintained as it is. This hole is used as a joining loop.
Moreover, since the metal wires of the structural unit forming the composite wire are in contact with each other, the tips of the metal wires can be easily welded.
This joining loop is formed at both ends of the industrial fabric, and the core wire is inserted into a common hole of the loop formed by combining both ends and joined endlessly.
[0008]
If it is not necessary to form a loop with all warps in a woven fabric in which warps are densely arranged, a loop is formed by welding the tips of every other or every few warps. It is possible to form a necessary number of joining loops by welding with the weft portion inside the outermost weft to be removed, or by folding back and welding to each warp or weft to secure and fix.
If it does in this way, the number of the warp of the junction part which combined the loop of both ends can be made the same as a normal part, and surface structure and air permeability can be made substantially equivalent to a normal part. Since the connecting core wire is a hole formed by removing the weft, a wire having the same or smaller diameter than the weft is used. The same material as the weft is preferable because the performance is close to that of the normal part.
In addition, it is not necessary to weld all the metal wire ends of the structural unit forming the composite wire to form a loop, but a loop is formed using a part of the metal wire, and the other metal wires are folded back. Or can be welded to the warp or weft.
[0009]
In the joint portion of the present invention, the metal wire of the structural unit forming the composite wire may be a single wire, but a converging wire or a twisted wire obtained by converging thin wires is particularly suitable.
If the warp is a converging wire or a stranded wire, the weld ball of the welded portion can be made small, and the wire diameter of the normal portion can be made substantially equal. The reason will be described below.
When the wire of the structural unit constituting the warp is a converging wire obtained by converging a plurality of thin metal wires, or a twisted twisted wire, a fine space is formed between the lines of the structural unit, When fused and integrated, the fine space disappears and the wire diameter becomes thin and the volume decreases, so that the formation of large weld balls can be prevented.
Also, if the warp to be welded is a converging wire or a twisted wire, the fabric body becomes flexible in the warp direction and the bending fatigue resistance when running endlessly becomes very good. The effect of bending fatigue can be satisfactorily exhibited.
[0010]
In the present invention, the welding method is not particularly limited, and various known welding methods can be adopted. However, the method of directly melting and welding the warp itself without using a brazing material is a welding joint. Since all the parts are the same metal and no potential difference occurs, and the welded part is not cut by electrolytic corrosion, it is preferable.
Without attaching a spiral body at the end of the conventional lacing or welding, the tip of the warp constituting the fabric that originally existed is welded, and a loop is formed using the hole excluding the weft at the end. Therefore, it is possible to make a structure similar to the normal part, the loop forming thread and the spiral body do not protrude from the front and back surfaces, no step is generated between the joint part and the normal part, and the surface structure and ventilation Etc. can be substantially equivalent to the normal part.
Therefore, there is a problem that joints are locally worn and cut early, loop forming yarns and spirals are in direct contact with the conveyed product, and marks are formed on the conveyed product. Even in this case, there is no problem that unevenness of dehydration or drying is generated.
Further, the flexibility of the joint is not impaired, and there is no problem that the bending fatigue resistance is lowered.
[0011]
【Example】
Next, an example is given and it demonstrates concretely.
[0012]
FIG. 1 is a plan view showing an end portion before forming a joining loop of the present invention. The end of the fabric is simply cut with scissors or the like.
The fabric of the present embodiment constitutes a composite wire that is apparently formed by combining three metal wires.
The metal wires 1, 2, 3 and the metal wires 4, 5, 6 and the metal wires 7, 8, 9 constitute the composite wires 10, 11, 12 respectively. The tip of the warp is slightly left on the end side from the weft 13 at the end.
Of the metal wires 1, 2, and 3 constituting the composite wire 10, the metal wires 1 and 3 pass through the upper side of the weft 13 at the end, and the metal wire 2 passes through the lower side to form the composite wire 11. Of the metal wires 4, 5, 6, the metal wire 5 passes above the weft 13 at the end, the metal wires 4, 6 pass below, and the metal wires 7, 8, 9 constituting the composite wire 12 Of these, the metal wires 7 and 9 pass above the weft 13 at the end, and the metal wire 8 passes below. It can be seen that at least one of the metal wires constituting the composite wire passes under the weft.
[0013]
FIG. 2 is a plan view showing a state in which the tip of the composite wire is welded.
The welded portion 14 is a portion where the tip portion is welded and integrated. Since the individual wires constituting the composite wire are in close contact with each other, the tip portion is easily welded. At this time, it is necessary not to weld the weft 13 at the end part integrally.
FIG. 3 is a side view of FIG. It can be seen that the metal wire 8 is welded and integrated at a portion where the metal wire 9 contacts from the lower side to the upper side and the metal wire 9 contacts from the upper side to the lower side.
[0014]
FIG. 4 is a plan view showing a state in which the weft 13 at the end shown in FIG. 3 is removed. Since the weft 13 is not integrated with the metal wire which is the warp, it can be easily removed.
FIG. 5 is a side view of FIG. It can be clearly understood that the joining loop 15 is formed in the portion from which the weft 13 is removed.
As described above, the joining loop of the present invention can be formed by welding the tip of the metal wire in the presence of the weft and removing the weft at the end, so that the warp shape of the warp at the loop forming portion is completely broken. There is nothing. Therefore, the structure of the loop part for joining becomes an approximate structure with the normal part, the surface structure and smoothness can be made substantially equal to the normal part, and the joined part does not protrude from the fabric surface compared with the normal part. .
[0015]
FIG. 6 is a plan view showing the joint portion of this embodiment.
The joining loops formed at both ends are engaged with each other, and the core wire 16 is inserted into the common hole formed by the engagement.
FIG. 7 is a side view of FIG. It can be clearly understood that the core wire 16 is inserted into the common hole 17 formed by engaging the joining loops at both ends, and both ends are joined.
[0016]
FIG. 8 shows a joint portion of the embodiment in which the joining loop 15 is formed by every other composite wire.
The metal wires of the composite wire 10 and the composite wire 12 at the upper end are welded at their tips to form a joining loop 15, and the metal wire of the composite wire 11 exists in the portion where the joining loop 15 is formed. A portion of the weft 18 that is one inner side than the removed weft is slightly folded back and welded.
On the contrary, the metal wire of the composite wire 11 is welded at the tip thereof to form a joining loop, and the metal wires of the composite wire 10 and the composite wire 12 are folded and welded.
Then, a joining loop on the opposite side is inserted into a portion where the joining loop is not formed, a common hole of the joining loop is formed in that portion, and the core wire 16 is inserted to form a joined portion. This has the advantage that the number of warp yarns at the joint can be made the same as the normal part.
[0017]
FIG. 9 shows an example of a joining loop in which a composite wire is formed by combining three metal wires into an apparent single wire, and a loop is formed by two of the three metal wires. It is an example. Of the three metal wires 1, 2, and 3, the tips of the metal wires 1 and 2 are welded to form a joining loop 15, and the metal wire 3 is folded back and welded.
[0018]
FIG. 10 is an example showing a joining loop that constitutes a composite wire that is formed by combining four metal wires into an apparent single wire. The tip ends of the four metal wires 1, 2, 3, 4 are welded to form a joining loop 15.
[0019]
FIG. 11 shows an implementation showing a joining loop in which a composite wire is formed by combining four metal wires into an apparent single wire, and a loop is formed by two of the four metal wires. It is an example. Of the four metal wires 1, 2, 3, 4, the tips of the metal wires 2, 3 are welded to form a joining loop 15, and the metal wires 1, 4 are folded back and welded.
As described above, it is not necessary to form the joining loop by using all the metal wires of the structural units forming the composite wire, and the joining loop may be formed by a part of the metal wires. A loop can be formed if there are at least two metal lines that are adjacent and intersect the top and bottom of the weft.
In the present invention, since the joining loop is formed at the portion where the weft yarn originally existed, the pitch between the weft yarn at the end and the core wire 16 when both ends are joined is exactly the same as the weft pitch at the ordinary portion. The weft density of the part can be formed the same as that of the normal part.
Since the weft density of the joint portion and the warp shape of the warp can be formed in the same manner as the normal portion, the core wire is arranged in exactly the same state as the normal portion of the weft.
Further, in the present invention, the smoothness may be further improved by inserting the core wire as necessary and then crushing the joint with a roller or the like.
[0020]
Comparative test Next, the tensile strength and the roller folding resistance test were carried out between the joint portion of Example 1 and the joint portion joined by the overcasting, and the joint production time and the state after joining were compared.
The woven fabric used was a composite wire consisting of 7 strands of warp made of stainless steel with a wire diameter of 0.234 mm, combined with 3 strands to make an apparent 1 wire, 4 wires per inch It is a woven fabric in which ten wefts are arranged per inch with a single wire made of stainless steel having a wire diameter of 1.2 mm.
[0021]
Tensile test The strength at break was compared with a tensile tester.
In the tensile strength test, the example was 21.6 Kg / cm, whereas the overburden lacing was 14.8 Kg / cm.
It is 45.9% better than the strength overrun racing of the example.
[0022]
The roller folding test test conditions were a roll diameter of 40 mm, a stroke of 400 mm, and a speed of 40 times / min.
Example 1 was 440 times, and overlock racing was 82 times. Moreover, the normal part was 531 times.
Example 1 is excellent by 436.6% as compared with the overlock racing.
Further, the heel racing is only 15.4% of the strength of the normal portion, whereas the strength of the embodiment is 82.9% of the strength of the normal portion.
Therefore, when it is actually used, it can be used according to the life of the fabric of the normal part.
The joint manufacturing time was about one third of the time required for the racing over the working example.
Also in the state after joining, the surface property, thickness, rigidity, etc. of Example 1 were almost the same in the normal part, whereas in the case of racing, the racing line protruded and the surface property was poor and the flexibility was impaired. Met.
[0023]
【The invention's effect】
As described above, the present invention allows the structure of the joint portion to be a normal portion easily in a short time despite the fact that it is a joint portion by loop formation that can be freely formed endless or endless. The joint part formed substantially the same can be formed, and the strength and the bending resistance of the joint part are excellent, and there is an excellent effect that the service life of the entire woven fabric can be extremely prolonged.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing an end of a fabric.
FIG. 2 is a plan view showing a position where a warp tip is welded.
FIG. 3 is a side view of FIG. 2;
FIG. 4 is a plan view showing a joining loop in a state in which the weft at the end portion is pulled out.
FIG. 5 is a side view of FIG. 4;
FIG. 6 is a plan view showing a joint portion.
7 is a side view of FIG. 6. FIG.
FIG. 8 is a plan view showing a joint portion of another embodiment.
FIG. 9 is a plan view showing a joining loop according to another embodiment.
FIG. 10 is a plan view showing a joining loop according to another embodiment.
FIG. 11 is a plan view showing a joining loop of another embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Metal line which forms composite line 2 Metal line which forms composite line 3 Metal line which forms composite line 4 Metal line which forms composite line 5 Metal line which forms composite line 6 Metal line which forms composite line 7 Composite Metal wire 8 that forms a wire 9 Metal wire that forms a composite wire 9 Metal wire 10 that forms a composite wire 10 Composite wire 11 Composite wire 12 Composite wire 13 Weft 14 Welding portion 15 Joining loop 16 Core wire 17 Common hole 18 Weft inside

Claims (7)

複数本の金属線を組み合わせ見掛上1本の線とした複合線を経糸とし、複合線を構成する金属線の少なくとも1本を緯糸の上を通し、少なくとも1本を緯糸の下を通して緯糸と織り合わせて形成した有端状の工業用織物の両端部の複合線からなる経糸の先端の複合線を溶接し、最端部の緯糸を除去し緯糸を除いた部分に形成される孔により接合用ループを形成し、両端部の接合用ループを互いに組み合わせて形成した接合用ループの共通孔に芯線を挿通して接合した、工業用織物の接合部。Combining a plurality of metal wires into an apparent single wire is used as a warp, and at least one of the metal wires constituting the composite wire is passed over the weft, and at least one is passed under the weft. Welding the composite wire at the tip of the warp consisting of the composite wire at both ends of the end-finished industrial fabric formed by weaving, removing the weft at the outermost part, and joining by the hole formed in the part excluding the weft A joint for industrial textiles, in which a loop is formed and a core wire is inserted and joined to a common hole of the joining loop formed by combining the joining loops at both ends. 見掛上1本の線とした複合線を構成する構成単位の金属線が1本の金属素線で形成された線である、請求項1に記載された工業用織物の接合部。The joint part of the industrial fabric according to claim 1, wherein the metal wire of the structural unit constituting the composite wire which is apparently one wire is a wire formed by one metal element wire. 見掛上1本の線とした複合線を構成する構成単位の金属線が複数本の金属素線を組み合わせた集束線で形成された線である、請求項1に記載された工業用織物の接合部。2. The industrial fabric according to claim 1, wherein the metal wire of the structural unit constituting the composite wire which is apparently one wire is a wire formed by a converging wire in which a plurality of metal wires are combined. Junction. 見掛上1本の線とした複合線を構成する構成単位の金属線が複数本の金属素線を撚り合わせた撚り線で形成された線である、請求項1に記載された工業用織物の接合部。The industrial fabric according to claim 1, wherein the metal wire of the structural unit constituting the composite wire which is apparently one wire is a wire formed by twisting a plurality of metal strands. Joints. 経糸を形成する複合線が複数本の金属線を横方向に並べて形成した線である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載された工業用織物の接合部。The joint part of the industrial textiles described in any one of Claims 1 thru | or 4 whose composite wire which forms a warp is the wire | line which formed and formed several metal wires side by side. 両端部の複合線からなる全ての経糸の先端を溶接し、全経糸の端部に接合用ループを形成した、請求項1ないし5のいずれか1項に記載された工業用織物の接合部。The joint part of the industrial fabric according to any one of claims 1 to 5, wherein the ends of all warps composed of the composite wires at both ends are welded to form a joining loop at the ends of all the warps. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載された工業用織物の接合部であって、両端部の複合線からなる経糸の1本ないし数本おきの経糸の先端を溶接し、先端を溶接しない経糸は折り返して夫々の経糸や内側の緯糸に溶接した工業用織物の接合部。It is a joint part of the industrial fabric described in any one of Claims 1 thru | or 5, Comprising: The front-end | tip of every one or several warps of the warp which consists of a composite wire of both ends is welded, and the front-end | tip is welded The unwelded warp is folded back and welded to each warp and the inner weft.
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